◆−ACT・3−48 だまされた!??−煌天由亜 (2003/12/9 22:02:17) No.28570
28570 | ACT・3−48 だまされた!?? | 煌天由亜 | 2003/12/9 22:02:17 |
ディスティア達が行った後、華月は本棚を入り口とされる隠し部屋に通された。 そこには、地図などが所狭しと並べられていた。 「 !! 」 「すげぇ、空白地帯の地図で、こんなに詳しいの初めてだぜ。」 「これは・・・・・・・。」 華月、白夜,雅浩がそれぞれ驚きの声を上げた。 「これは,わしとラスが集めた物じゃよ。 まだ,完成はしとらんが,サウスブロックは完璧だ。」 「・・・・・・・。」 「すご−い。すご−い。」 「へへっ、だろv」 驚いているのを見て、ラクスは得意げにそう言った。 「ああ・・・始めて見たよ。」 「さすがは・・・・といったところだな。」 冗談めかして,ゲンにそう言った白夜。 それに対して,無視を決め込んで,地図を広げる 「ここがわしの家になる。」 「ディス様達が・・・華月達が入ったのはここだよね。」 白夜はすぐに一点を指してこう言った。 「そして,毒煙使いに襲われてメンバ−はバラバラになった。 私に化けた敵がマヤさんに近付いて・・・・。 それも僕が不覚をとってしまって・・・・・。」 「・・それは。。不思議で妙な話だねぇい,華月?」 「楽羅さん,無事だったんですか?」 「んな?楽羅はん女やったん?」 緋雷,声を掛ける点がずれているぞ(呆) ちなみに,楽羅が取っているのは女の姿。 下はズボンで問題はないが、胸の部分は包帯のみで上着を羽織ってはいるが、意味はナッシングな上に,エロティックなのだった。 「楽羅,一応女性形を取っているなら服を着て置け。」 白夜は,呆れた様子で自分の飾り布を服に変じさせ,渡す。 「それで、何が妙なのだ?」 雅浩は少々動揺しながら,そう聞いた。 ク−ル&冷静でも雅浩は男だった 「おいら達が,はいってきてすぐに来たってことはさ, アジトは下のほう・・・・7階以下にある筈だろう? ...。それ以上上だと対応できないだろうし?」 「やはり、死んでも小浦楽音じゃな。」 「あ〜、薬師の頑固爺!!」 ゲンと目を合わせるなり,楽羅は華月の後ろに隠れた。 「久しぶりじゃな。」 「お前、ジイちゃんの知り合いか?」 「おいらは,ここに来るたびに説教されていた元・患者。 お前に,土産をやった記憶あるぜ?」 ゲンと生前の楽羅は,知り合いということらしい。 「あの〜,それでどうなんです?」 ゲンは,一枚の大きな地図を出す。 「この地図だと,15階まではないみたいだねぇい。 ・・・最新版らしいけど。」 ラクスがその言葉を聞き,冗談めかしてこう言った。 「なぁ,もっと下じゃねえのか?」 壁に掛けられていた同様の地図を指しながら。 「そうだよ〜。 エレナね,地下にいたの。」 「ほんまか,嬢ちゃん? ・・どうなんや、ジイサン?」 「廃墟なはずですよ。」 エレナの言葉に面々は騒ぎ出す。 ちなみに,エレナは,緋雷の膝の上にいるが親子に見えなくもないところが笑いを誘う。 「いや,この無限城の中心は,元々インテリジェスビルになるはずじゃった」 「とすると我々は―――いや私はとんだ勘違いを。」 華月は,悔しげにうなった +――+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+ ユア:眠いので、これで失礼します |