-『ゼロスの災難』【その壱】-里月(5/30-02:17)No.2861
 ┣Re:『ゼロスの災難』【その壱】-ふぉお(5/30-07:11)No.2862
 ┃┗ふぉおさんへ♪-里月(5/30-23:49)No.2869
 ┣『ゼロスの災難』【その弐】-里月(5/30-23:53)No.2870
 ┃┣Re:『ゼロスの災難』【その弐】-熊野さくら(5/31-01:39)No.2871
 ┃┃┗ををっ、さくらさん☆いらっしゃいまし〜(^^)-里月(6/1-00:24)No.2886
 ┃┣『ゼラスも災難ですね』(笑)-嵐 瞳々(5/31-02:56)No.2872
 ┃┃┗Re:『ゼラスも災難ですね』(笑)-里月(6/1-02:13)No.2888
 ┃┣Re:『ゼロスの災難』【その弐】-ふぉお(5/31-11:23)No.2875
 ┃┃┗いつもありがとうございます〜-里月(6/1-02:11)No.2887
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 ┃┗Re:『ゼロスの災難』【その弐】-さぼてん(6/1-19:39)No.2902
 ┃ ┗さ〜ぼちゃんへ♪-里月(6/2-19:39)No.2915
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   ┗ふぉおさんへ♪-里月(6/4-15:07)No.2947


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2861『ゼロスの災難』【その壱】里月 E-mail 5/30-02:17

こんにちは〜。
とある事情がありまして『ひまつぶし』の続きを、なかなか書く気になれないので、
突発思い付き話、載せちゃいます。
魔族が好きな方(特に海王様がお好きな方)は、読まないコトをおススメ致します(^^;;)
私が壊しちゃいましたから。
まずは1回目、どーぞ〜。短いですが。

『ゼロスの災難』【その壱】里月

 いつもと変わらぬ空。
 いつもと変わらぬ湿った空気。
 薄黒いブキミな色の雲がたちこめているここ、群狼の島。
たった一つ、いつもと違うことがあった。足りないもの、普段なら必ずあるはずのそれ、
静寂――――

ちゅご〜んっ!!
その日、彼女は荒れていた。城を壊すのはいつものコトだが、それでも加減と
ゆうものがある。今日のは、いつものような『遊び』の暴れかたではない。
 本気の怒りが感じられる。
「ゼロス!」
ぶばこ〜んっ!
「ゼロス出てきなさい!!」
どごばばぁぁぁんっっ!!
そこらじゅう、見境無しに魔力弾を撃ちまくりながら、その女性は一人の名を呼ん
でいた。
「いるのはわかってるのよっ! 怒らないから、さっさと出てくる!!」
ちゅどどどばこぉ〜んっ!!
彼女が呼んでいるのは自分の部下である。これまたいつもなら、たとえ小声で囁く
ように名をつぶやいたとしても、数瞬の後には姿を見せるはずの可愛い部下の名。
しかし、今日に限っては、いくら呼ぼうとも返事が無い。
「……いいかげんに出てこないと、城ごとふっとばす……」
彼女の言葉に『本気』を見てとったか、柱の影から、一人の青年が顔を出す。
闇色の神官衣、紅い宝玉の埋め込まれた樫のような物で出来たしゃく杖を手に、
少し脅えた表情で、上司であるその女性を見つめている彼は、消え入りそうな声
で返事をした。
「私が何をいいたいのかわかってるわね?」
やっと呼び出しに応じた部下に対して、ゼラスはかなり引きつってはいたが、一応の
笑顔をむけた。
「それは……」
ゼロスの得意技。ニコ目になってその場をごまかす……ことが出来るわけ無い。
彼女こそ、このゼロスを創った、言わば親とも言える存在なのである。
「わかってるわね!?」
ゼロスは申しわけなさそうにうつむいて、小声で、
「………のことですよね……」
言葉の最初が聞き取れないほどの声で言う。
「なぁに? 聞こえないわ……」
相変わらずのひきつり笑い。さらに、こめかみのあたりが痙攣していたりする。
「ゼラス様ぁ〜〜、やっぱり怒ってらっしゃるじゃありませんか……」
「……ほほう。あんなことされて、おこらないヤツがいるとでも……?
 いくら温和な私でも、今度とゆう今度はゆるせないわ」
「しょうがなかったんですよぉ〜……海王様に脅されて……」
半泣き状態のゼロス。
こんな彼はめったに見られるものではない。
「――――――やっぱり。
 やぁぁぁっぱり、アイツの仕業だったのね……」
海王の名がでた瞬間のゼラスの纏う気は、描写することを避けたいくらいに恐ろしい
ものに変化した。
先ほどまでの怒りをむき出しにしたものではない。むしろ、穏やかといっていいくらいに無邪気な微笑みを浮かべ、怒りを内に封じ込めているゼラス。
しかしその怒りは、それこそ音をたてて沸き立っていた。
「あの、でも僕が言ったとゆうことはどうか……」
「大丈夫よ。そんな心配はいいから、アイツの居所を教えなさい」
コワひ…ひたすらコワひ………いつも一緒にいるゼロスすら、こんな恐怖を感じた
ことはなかった。
                          つづく

さてさて、いきなり始まったこのお話。なんのことかとお思いでしょう。
謎を解きたい方は次回をご覧あれ。……いつになるかわかんないけど……(爆)

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2862Re:『ゼロスの災難』【その壱】ふぉお E-mail 5/30-07:11
記事番号2861へのコメント
お世話様です。ふぉおです。読みにきましたー。

>そこらじゅう、見境無しに魔力弾を撃ちまくりながら、その女性は一人の名を呼ん
>でいた。
>「いるのはわかってるのよっ! 怒らないから、さっさと出てくる!!」
 あの、でも、すでにめちゃめちゃ怒ってません?

>彼女が呼んでいるのは自分の部下である。これまたいつもなら、たとえ小声で囁く
>ように名をつぶやいたとしても、数瞬の後には姿を見せるはずの可愛い部下の名。
>しかし、今日に限っては、いくら呼ぼうとも返事が無い。
 ・・・・・恐いですもの。ゼラス様。

>闇色の神官衣、紅い宝玉の埋め込まれた樫のような物で出来たしゃく杖を手に、
>少し脅えた表情で、上司であるその女性を見つめている彼は、消え入りそうな声
>で返事をした。
 それでも、少ししかおびえてないんですか・・・・。さすがというかなんというか・・・・。

>「私が何をいいたいのかわかってるわね?」
>やっと呼び出しに応じた部下に対して、ゼラスはかなり引きつってはいたが、一応の
>笑顔をむけた。
 ますます恐いです。ゼラス様。

>「……ほほう。あんなことされて、おこらないヤツがいるとでも……?
> いくら温和な私でも、今度とゆう今度はゆるせないわ」
 ・・・・・・温和?でしたっけ?

>「しょうがなかったんですよぉ〜……海王様に脅されて……」
>半泣き状態のゼロス。
>こんな彼はめったに見られるものではない。
 いやぁん、かわいい(はあと)

>さてさて、いきなり始まったこのお話。なんのことかとお思いでしょう。
>謎を解きたい方は次回をご覧あれ。……いつになるかわかんないけど……(爆)
 いつになるかって・・・・・。(笑)
 ゼラス様、ものすごく怒ってらっしゃいますね。一体、何されたんですかねぇ。
 ゼロスもなにやら絡んでるみたいですし。

 次回楽しみにしてます。では。

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2869ふぉおさんへ♪里月 E-mail 5/30-23:49
記事番号2862へのコメント
>お世話様です。ふぉおです。読みにきましたー。
毎度お世話になってます。いらっしゃ〜い☆

>>しかし、今日に限っては、いくら呼ぼうとも返事が無い。
> ・・・・・恐いですもの。ゼラス様。
まぁ……それもある意味、いつものコトなんですけど……(笑)

>それでも、少ししかおびえてないんですか・・・・。さすがというかなんというか・・・・。
慣れがあるから……。

>>やっと呼び出しに応じた部下に対して、ゼラスはかなり引きつってはいたが、一応の
>>笑顔をむけた。
>ますます恐いです。ゼラス様。
あ、やっぱし(笑)

>・・・・・・温和?でしたっけ?
スレ世界では理不尽なことが横行する……。
平和主義者しかり、正義の戦士もしかり……

>次回楽しみにしてます。では。
ありがとうございます(^^)
とりあえずあの続きは投稿しときました。暇な時にでも読んでいただければ幸いです。
でわ〜。

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2870『ゼロスの災難』【その弐】里月 E-mail 5/30-23:53
記事番号2861へのコメント
思ったより早く次が書きあがりました(^^)
もっとも、台詞だけは昨日のうちに出来てましたから……。ほんとうにいつになるか
わからないのは、次回の投稿です。まだ、な〜んにも出来てないので(爆)

これ書いてて思ったんだけど、私ってゼロスFanのはずなのに、ゼロスよりゼラス
書いてるときのほーが楽しくなってきてる気が……。
ゼラス様……おそるべし……。


『ゼロスの災難』【その弐】

「あ〜ら、わたくしに何かご用? 万年閑人のゼラス」
ゼラスの怒りですっかり気温の上がっていた室内に、扇子なんぞで風を送りながら、
妙にさわやかに現れた、一人の女性。
「でたわね……いつもいつも男捕まえては性格が原因でフられてばかりいる性悪魔族の
ダルフィンっ!」
一つ言われれば倍にして返す。これがゼラスのモットーである。
「性悪……おーっほっほっほっ。……あなたにだけは言われたくなくってよ」
軽く一笑して言い返すこのヒトもただ者ではない。
多少こめかみがピクピクしていたりするが―――――。
「やかましぃっ、それよりあんた! 私になんのウラミがあってあんなことを!?」
ビシィッ と、指差し抗議する。
「ウラミ? 笑わせてくれますわね。そんなモノ、星の数ほどあるってことをお忘れ?
125年前! わたくしがせっかく買ってきたショートケーキの、最後まで楽しみに
とっておいた大切な苺を!! こともあろうに、あなた横からひょいっと横取りした
んですのよ?」
…………いきなり言われたのがこの台詞である。ゼラスの怒りは半分何処かへ飛んで
しまった。――――半分でも、かなりのものではあるが。
「……いや、ンなおーげさな……」
ぱたぱたと手を振りながら言ったゼラスに向かって、海王は眉をつり上げ、キッっと
にらんだ。
「それだけじゃありませんわ。231年前! 体調崩して寝込んでいたわたくしに、
せっかくS様がお見舞いにいらして下さったとゆうのに『殺しても死なない奴だから
大丈夫』と、ドアの外で追い返しましたわね!?
その上! お見舞いに、と持ってきて下さった果物まで、あなたがネコババして持ち
帰ったコトを、わたくしが知らなかったとでも思っていますの?」
「うっ!?」
「そして、314年前! 忘れもしない8月12日! わたくしのアイスクリームを、
しかも、わたくしがどうしても食べたくて、並んでまで買ったマロングラッセの
アイスクリームを、突然現れたあなたが『毒味』と称して一口で半分以上食べたこと!
忘れたとは言わせなくてよ……」
「いや、まあ……」
「まだまだありますわ。523年前!わたくしの……」
次々とさかのぼり『過去のウラミ』とやらをならべたてる海王、ダルフィン。なかなかにしつこいヤツである。
しかも、そのほとんどが食べ物の話だったりする。……やはり、食い物のウラミは恐ろしい……。
「わーかったわよっ。だけど、それとこれとは話が別よっ あんたが、やったことは
プライバシーの侵害なの。しかも、ウチのゼロスまで使って……」
「あら、もうあなたの耳に入っていましたのね。なかなか面白い趣向でしょう?
おかげで儲けさせていただきましたわ。
あなたのその破廉恥な衣装も、たまには役に立つとゆうもの」
「なあぁぁんですってぇぇ?
あんた、人の城までケンカ売りに来たの!?」
「あら、いけない。この城の暇な主と違って、わたくしは忙しいのです。
帰らなくては……」
「まちなさいっ! こっちの話はまだ……って、もういない……
何しに来たのよ……あいつは……
ゼロス! 塩まいておきなさい!!」
                     つづく


なんなんだあぁぁっ、海王様のこの性格はっ!?
おっとりとした海王様が好きな方、威厳のあるかっこいい海王様が好きな方、
ごめんなさい。苦情、うけつけます(^^;)
でわでわ〜

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2871Re:『ゼロスの災難』【その弐】熊野さくら 5/31-01:39
記事番号2870へのコメント
どーも、熊野です。ここでははじめまして。ですよね。
壊れたゼラス様の好きな私としては、おもわず書いてしまいました・・・(^^)

>これ書いてて思ったんだけど、私ってゼロスFanのはずなのに、ゼロスよりゼラス
>書いてるときのほーが楽しくなってきてる気が……。
>ゼラス様……おそるべし……。
ゼラス様・・・ふふふふふ・・・・そうですか・・・いつのまにかゼラス様の
虜になってしまったんですね・・・

>一つ言われれば倍にして返す。これがゼラスのモットーである。
素敵・・・(はあと)

>「性悪……おーっほっほっほっ。……あなたにだけは言われたくなくってよ」
>軽く一笑して言い返すこのヒトもただ者ではない。
ヒト・・・??

>しかも、そのほとんどが食べ物の話だったりする。……やはり、食い物のウラミは恐ろしい……。
・・・リナとどっちが恐ろしいだろう・・・

>あなたのその破廉恥な衣装も、たまには役に立つとゆうもの」
破廉恥・・・・うふふふふ・・・素敵だわ・・・・


・・・すいません・・・壊れてますね・・・私・・・・
壊れてるダルフィン様もいいですね・・・惚れてしまいそう・・・
それでわ。つづき楽しみにしてますぅ・・・(^^)

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2886ををっ、さくらさん☆いらっしゃいまし〜(^^)里月 E-mail 6/1-00:24
記事番号2871へのコメント
こんにちわ。感想ありがとです〜。

>壊れたゼラス様の好きな私としては、おもわず書いてしまいました・・・(^^)
壊れたゼラス様が好き……こんなトコでも趣味が合いましたね〜(笑)

>>「性悪……おーっほっほっほっ。……あなたにだけは言われたくなくってよ」
>>軽く一笑して言い返すこのヒトもただ者ではない。
>ヒト・・・??
いや、まぁ……私の場合、ヒト=人間とは限らない、と……(爆)
特に、意識してカタカナで書く場合は……(意味不明だな…これじゃぁ)

>>……やはり、食い物のウラミは恐ろしい……。
>・・・リナとどっちが恐ろしいだろう・・・
うっ……きゅうきょくのせんたくだわ……

>破廉恥・・・・うふふふふ・・・素敵だわ・・・・
素敵素敵〜んふふふ……。
だいじょぉぶ。私のほーが壊れてるもの(笑)

でわでわ、読んでいただきありがとうございました(^^)




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2872『ゼラスも災難ですね』(笑)嵐 瞳々 5/31-02:56
記事番号2870へのコメント
面白かったですぅ★

>しかも、そのほとんどが食べ物の話だったりする。……やはり、食い物のウラミは恐ろしい……。

はっはっは。腹心も例外ではないのですね。
ところでケーキなんて何処で買ったのでしょ。

>あなたのその破廉恥な衣装も、たまには役に立つとゆうもの」

やっぱりあの衣装着てるんですね、獣さながらの・・・。
ってことは海王様、写真でも売ったのかしら・・・・。
それともビデオでもとったのかしら・・・・・・・・。

続き気になりますっ★
楽しみにしております★ 瞳々


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2888Re:『ゼラスも災難ですね』(笑)里月 E-mail 6/1-02:13
記事番号2872へのコメント
嵐 瞳々サマ、はじめまして〜。
ををを、「はじめまして」の方からレスいただくと、むちゃくちゃうれしー
モンがあります。どーもありがとうございますうぅぅぅぅ(はぁと)

>面白かったですぅ★
ありがとうございますっ☆
私はまだ、順番に読んでる過去記事から抜け出せて無いのですが、後程優先して
瞳々さんの小説、読みにいかせていただきます〜。

>はっはっは。腹心も例外ではないのですね。
まぁ……でも特殊なケースなのでは……(あせっ)

>ところでケーキなんて何処で買ったのでしょ。
ゼラス様もダルフィン様も、人界でのショッピングが趣味だったりします(爆)
やっぱり女性(?)だから……。

>やっぱりあの衣装着てるんですね、獣さながらの・・・。
獣さながらのあの衣装……???

>ってことは海王様、写真でも売ったのかしら・・・・。
>それともビデオでもとったのかしら・・・・・・・・。
ぎぎぎぎくぅっ……スルドイ……。
見破られたからには生かしておけない。あなたにはここで……(核爆)

まぁ、近い……とだけ言っておきましょう。
でわでわ、里月でした。

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2875Re:『ゼロスの災難』【その弐】ふぉお E-mail 5/31-11:23
記事番号2870へのコメント
こんにちは。読みにきましたー。

>これ書いてて思ったんだけど、私ってゼロスFanのはずなのに、ゼロスよりゼラス
>書いてるときのほーが楽しくなってきてる気が……。
>ゼラス様……おそるべし……。
 だって、ゼラス様ですから(笑)

>「でたわね……いつもいつも男捕まえては性格が原因でフられてばかりいる性悪魔族の
>ダルフィンっ!」
 性悪魔族って・・・性悪じゃない魔族って?

>一つ言われれば倍にして返す。これがゼラスのモットーである。
>「性悪……おーっほっほっほっ。……あなたにだけは言われたくなくってよ」
>軽く一笑して言い返すこのヒトもただ者ではない。
 なんか、恐いです。この二人・・・・・・・。
 部屋の温度が下がってきてませんか?

>「ウラミ? 笑わせてくれますわね。そんなモノ、星の数ほどあるってことをお忘れ?
>125年前! わたくしがせっかく買ってきたショートケーキの、最後まで楽しみに
>とっておいた大切な苺を!! こともあろうに、あなた横からひょいっと横取りした
>んですのよ?」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・をい。

>「それだけじゃありませんわ。231年前! 体調崩して寝込んでいたわたくしに、
>せっかくS様がお見舞いにいらして下さったとゆうのに『殺しても死なない奴だから
>大丈夫』と、ドアの外で追い返しましたわね!?
>その上! お見舞いに、と持ってきて下さった果物まで、あなたがネコババして持ち
>帰ったコトを、わたくしが知らなかったとでも思っていますの?」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・あの。

>「そして、314年前! 忘れもしない8月12日! わたくしのアイスクリームを、
>しかも、わたくしがどうしても食べたくて、並んでまで買ったマロングラッセの
>アイスクリームを、突然現れたあなたが『毒味』と称して一口で半分以上食べたこと!
>忘れたとは言わせなくてよ……」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)

>「まだまだありますわ。523年前!わたくしの……」
>次々とさかのぼり『過去のウラミ』とやらをならべたてる海王、ダルフィン。なかなかにしつこいヤツである。
>しかも、そのほとんどが食べ物の話だったりする。……やはり、食い物のウラミは恐ろしい……。
 ある意味で恐ろしい存在です。ダルフィン様。

>「わーかったわよっ。だけど、それとこれとは話が別よっ あんたが、やったことは
>プライバシーの侵害なの。しかも、ウチのゼロスまで使って……」
>「あら、もうあなたの耳に入っていましたのね。なかなか面白い趣向でしょう?
>おかげで儲けさせていただきましたわ。
 何したんですか。ゼロスまで使って・・・・。
 
>あなたのその破廉恥な衣装も、たまには役に立つとゆうもの」
 ゼラス様の衣装とゼロスで儲け話・・・・?
 うーみゅ・・・。

>「まちなさいっ! こっちの話はまだ……って、もういない……
>何しに来たのよ……あいつは……
>ゼロス! 塩まいておきなさい!!」
 あ、ゼロス君いたんですね。
 ・・・・・・・・・・・・・・胃薬差し上げましょうか?

里月さんちのダルフィン様は女性型なんですねー。なんだか素晴らしい性格のようですね。(笑)
次回楽しみにしてます。

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2887いつもありがとうございます〜里月 E-mail 6/1-02:11
記事番号2875へのコメント
>こんにちは。読みにきましたー。
こんにちは。お待ちしてましたー。

> なんか、恐いです。この二人・・・・・・・。
犬猿の仲……とゆうやつでしょうか……(汗)

> ある意味で恐ろしい存在です。ダルフィン様。
書いてて面白かったです。このお方。
くだらない……あまりにもくだらない……。ンなことがウラミ……(爆)

> あ、ゼロス君いたんですね。
> ・・・・・・・・・・・・・・胃薬差し上げましょうか?
ゼロス「ぜ……ぜひ……いや、それよりまたふぉおさんの夢にでも出て、
    負の感情を……」

>里月さんちのダルフィン様は女性型なんですねー。なんだか素晴らしい性格のようですね。(笑)
ついでに言うと、覇王は男です。まぁ……いろいろと裏設定もあるのですが、
現段階では、ココで明かせないので私書箱ででも……。

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2880Re:『ゼロスの災難』【その壱】【その弐】松原ぼたん E-mail 5/31-13:51
記事番号2870へのコメント
 面白かったです。

> 本気の怒りが感じられる。
 何かあったの?
>「ゼラス様ぁ〜〜、やっぱり怒ってらっしゃるじゃありませんか……」
 みりゃ分かるじゃないですか(笑)。
>コワひ…ひたすらコワひ………いつも一緒にいるゼロスすら、こんな恐怖を感じた
>ことはなかった。
 えーん、怖いよぉぉ。
>ゼラス様……おそるべし……。
 そういうもんです(きっぱり)。
>「あ〜ら、わたくしに何かご用? 万年閑人のゼラス」
 こ、こわひ・・・・。
>「でたわね……いつもいつも男捕まえては性格が原因でフられてばかりいる性悪魔族の
>ダルフィンっ!」
 ・・・・とんでもない会話・・・・(^^;)。
>一つ言われれば倍にして返す。これがゼラスのモットーである。
 それは正しい(笑)。
>125年前! わたくしがせっかく買ってきたショートケーキの、最後まで楽しみに
>とっておいた大切な苺を!! こともあろうに、あなた横からひょいっと横取りした
>んですのよ?」
 くだらないけど・・・・ちょっと気持ち分かるかも・・・・(爆)。
>あなたのその破廉恥な衣装も、たまには役に立つとゆうもの」
 ・・・・をひをひ。
>ゼロス! 塩まいておきなさい!!」
 海王に塩? 効くの?

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2889ぼたんサマ、今回もありがとうございます〜☆里月 E-mail 6/1-02:16
記事番号2880へのコメント
こんにちは〜♪
今回も読んでいただけたよーで、ありがとうございます〜〜(はぁと)

>>ゼラス様……おそるべし……。
> そういうもんです(きっぱり)。
そういうもんなんですか(あっさり)。
まぁ……ゼラス様の魅力は計り知れないですからねぇ……。

>>「あ〜ら、わたくしに何かご用? 万年閑人のゼラス」
> こ、こわひ・・・・。
>>「でたわね……いつもいつも男捕まえては性格が原因でフられてばかりいる性悪魔族の
>>ダルフィンっ!」
> ・・・・とんでもない会話・・・・(^^;)。
自分でもそう思う……。ああぁ……海王様が壊れてゆく……

> くだらないけど・・・・ちょっと気持ち分かるかも・・・・(爆)。
やや、奇遇ですなぁ……(爆)

>>ゼロス! 塩まいておきなさい!!」
> 海王に塩? 効くの?
はっ!? そーいえばっっ!!?
ペンライトのことといい、あんまし考えないで書いてるから……。
――――っと、でも別に直接かけるワケじゃないんですよね……。お清めみたいな
もんでしょう、おそらく。……なんで塩をまくのか、意味は知らないけど……。

でわでは、ご縁があることを祈りつつ……里月でした。


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2902Re:『ゼロスの災難』【その弐】さぼてん 6/1-19:39
記事番号2870へのコメント
「『ゼロスの災難』【その弐】」感想

>思ったより早く次が書きあがりました(^^)
続きが気になってたんで、よかったですぅっ

>もっとも、台詞だけは昨日のうちに出来てましたから……。ほんとうにいつになるか
>わからないのは、次回の投稿です。まだ、な〜んにも出来てないので(爆)
それは困りましたねぇ・・・でもでもまってますっ

>これ書いてて思ったんだけど、私ってゼロスFanのはずなのに、ゼロスよりゼラス
>書いてるときのほーが楽しくなってきてる気が……。
>ゼラス様……おそるべし……。
ゼラスさまもゼロス様も捨てがたいですねぇ・・・
って何言ってる自分。

>「あ〜ら、わたくしに何かご用? 万年閑人のゼラス」
>ゼラスの怒りですっかり気温の上がっていた室内に、扇子なんぞで風を送りながら、
>妙にさわやかに現れた、一人の女性。
>「でたわね……いつもいつも男捕まえては性格が原因でフられてばかりいる性悪魔族の
>ダルフィンっ!」
>一つ言われれば倍にして返す。これがゼラスのモットーである。


>125年前!231年前! 314年前! 忘れもしない8月12日! 523年前!
やけに詳しいですね。特に最後ら二番目・・・

>しかも、そのほとんどが食べ物の話だったりする。……やはり、食い物のウラミは恐ろしい……。
ほんとだ・・・

>「わーかったわよっ。だけど、それとこれとは話が別よっ あんたが、やったことは
>プライバシーの侵害なの。しかも、ウチのゼロスまで使って……」
何をしたんだ海王っ

>あなたのその破廉恥な衣装も、たまには役に立つとゆうもの」
>「なあぁぁんですってぇぇ?
いや、だから何したんだ海王っ

>「まちなさいっ! こっちの話はまだ……って、もういない……
>何しに来たのよ……あいつは……
>ゼロス! 塩まいておきなさい!!」
塩をまくゼロス様の姿が目に浮かぶ・・・

>なんなんだあぁぁっ、海王様のこの性格はっ!?
>おっとりとした海王様が好きな方、威厳のあるかっこいい海王様が好きな方、
>ごめんなさい。苦情、うけつけます(^^;)
いやぁーしかし、海王様性格マジでわるひ・・・
まぁ魔族の性格よく手も考えもんだけど・・・
海王様と獣王様とのやりとりが面白かったのでよしっ。
次回作も頑張って下さいねっ。
それでは



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2915さ〜ぼちゃんへ♪里月 E-mail 6/2-19:39
記事番号2902へのコメント
>長いことレスが来さぼってましたが、今日から再開することが
>・・でき・・・るカナ?と言った心境ですぅ。
おひさしぶりです(^^)
少しは時間ができたんですね〜。予告時期通りの復活、よかったよかった。
お帰りなさ〜い♪♪

>私ゼロスの災難のゼロスとゆう字にひかれましたぁっ
…………(^^;)
そぉゆうタイトルの割には、ゼロス、最初と最後くらいにしか出てこなかったりす
るんですが……(汗)

>読んでみると。とっても面白いではないかとゆうことで、
>レスのっけたしだいで御座います。
ありがとうございますうぅぅぅぅっ!!
レスついてると嬉しいんですよね〜♪次を書く活力になっていきます(はぁと)

>>その日、彼女は荒れていた。城を壊すのはいつものコトだが、それでも加減と
>>ゆうものがある。今日のは、いつものような『遊び』の暴れかたではない。
>> 本気の怒りが感じられる。
>リナみたいじゃん・・・
いや、リナのほーがまだ可愛いかと……。
ゼラスの場合、壊した城を直すのもゼロスの仕事ですからねぇ……。

>>「いるのはわかってるのよっ! 怒らないから、さっさと出てくる!!」
>>ちゅどどどばこぉ〜んっ!!
>いやこの状況で怒らないからって言っても、説得力ないとおもふ。
>はっっ背後から殺気がっ
ゼラス「背後?失礼ねっ、後ろから襲うような卑怯じゃないわよ。
    私はこ・こ(はぁと)」
すぱぁぁぁんっ!!
頭上からいきなし降ってきたゼラスの必殺ハリセン攻撃(爆)

>>「……いいかげんに出てこないと、城ごとふっとばす……」
>えと・・・・獣王様壊れてますね。
みゅ。切れてます。

>>「しょうがなかったんですよぉ〜……海王様に脅されて……」
>>半泣き状態のゼロス。
>中間管理職はつらいっ!
…………ふっ(笑)
良いですねぇ……中間管理職とゆう響き……( ̄ー ̄)

>この話、程良くギャグ入ってて誠によろしいっ(私の趣味です)
ど〜もですぅ。ギャグ話しか書けないもんで……(笑)

>感想書きやすいしどんどん書けるっっ
>こんな話をまってたのって感じですっ。
ひゃあぁぁぁ、ありがとうございます〜(*^o^*)
むちゃくちゃ嬉しいですね〜〜。照れるけど……。

>>ゼラス様……おそるべし……。
>ゼラスさまもゼロス様も捨てがたいですねぇ・・・
>って何言ってる自分。
はっはっはっ。あの親子は、ほんっと魅力的。
でも、ゼラス様なんて、ほんのちょこっと姿をみただけなのに、なんでこんなヤツに
なっちゃったんでしょうねぇ……。

>>「わーかったわよっ。だけど、それとこれとは話が別よっ あんたが、やったことは
>>プライバシーの侵害なの。しかも、ウチのゼロスまで使って……」
>何をしたんだ海王っ
>>あなたのその破廉恥な衣装も、たまには役に立つとゆうもの」
>いや、だから何したんだ海王っ
いや……まぁ……引っ張ってるワケじゃないんですけど、どーやって書くか、が問題
なんですよねぇ……。
ひょっとすると、このまま何をしたのか明かさないで終わらせる可能性も……。

>いやぁーしかし、海王様性格マジでわるひ・・・
やっぱし……?

>まぁ魔族の性格よく手も考えもんだけど・・・
まぁ……そうですけど……ウチの魔族はこんなんばっかし……。
でわでは、続き書き始めます(^^)
さぼちゃんのレスで活力沸いてきましたから(はぁと)


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2901Re:『ゼロスの災難』【その壱】さぼてん 6/1-19:37
記事番号2861へのコメント
「『ゼロスの災難』【その壱】」感想

>こんにちは〜。
こんにちは&お久しぶりですさぼてんです。
長いことレスが来さぼってましたが、今日から再開することが
・・でき・・・るカナ?と言った心境ですぅ。

>とある事情がありまして『ひまつぶし』の続きを、なかなか書く気になれないので、
>突発思い付き話、載せちゃいます。
オッケーです。分かりました。
私ゼロスの災難のゼロスとゆう字にひかれましたぁっ
読んでみると。とっても面白いではないかとゆうことで、
レスのっけたしだいで御座います。

>魔族が好きな方(特に海王様がお好きな方)は、読まないコトをおススメ致します(^^;;)
>私が壊しちゃいましたから。
>まずは1回目、どーぞ〜。短いですが。
何々どーゆーことですかぁっ
そう言われると読みたくなるのが人間ってもんでしょうっっ

>ちゅご〜んっ!!
>その日、彼女は荒れていた。城を壊すのはいつものコトだが、それでも加減と
>ゆうものがある。今日のは、いつものような『遊び』の暴れかたではない。
> 本気の怒りが感じられる。
リナみたいじゃん・・・

>「ゼロス!」
>ぶばこ〜んっ!
>「ゼロス出てきなさい!!」
>どごばばぁぁぁんっっ!!
>そこらじゅう、見境無しに魔力弾を撃ちまくりながら、その女性は一人の名を呼ん
>でいた。
>「いるのはわかってるのよっ! 怒らないから、さっさと出てくる!!」
>ちゅどどどばこぉ〜んっ!!
いやこの状況で怒らないからって言っても、説得力ないとおもふ。
はっっ背後から殺気がっ

>彼女が呼んでいるのは自分の部下である。これまたいつもなら、たとえ小声で囁く
>ように名をつぶやいたとしても、数瞬の後には姿を見せるはずの可愛い部下の名。
>しかし、今日に限っては、いくら呼ぼうとも返事が無い。
どうゆことでしょうかねぇ・・・?

>「……いいかげんに出てこないと、城ごとふっとばす……」
えと・・・・獣王様壊れてますね。

>「なぁに? 聞こえないわ……」
>相変わらずのひきつり笑い。さらに、こめかみのあたりが痙攣していたりする。
こ・・こわひ・・・こわいよぉっ

>「ゼラス様ぁ〜〜、やっぱり怒ってらっしゃるじゃありませんか……」
>「……ほほう。あんなことされて、おこらないヤツがいるとでも……?
> いくら温和な私でも、今度とゆう今度はゆるせないわ」
おこんないってさっき言ったじゃん・・・

>「しょうがなかったんですよぉ〜……海王様に脅されて……」
>半泣き状態のゼロス。
中間管理職はつらいっ!

>さてさて、いきなり始まったこのお話。なんのことかとお思いでしょう。
>謎を解きたい方は次回をご覧あれ。……いつになるかわかんないけど……(爆)
みますみますぅっ
この話、程良くギャグ入ってて誠によろしいっ(私の趣味です)
感想書きやすいしどんどん書けるっっ
こんな話をまってたのって感じですっ。
ですから、連載頑張って下さいね。
ではでは


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2930ひまつぶし【最終話】里月 E-mail 6/3-15:47
記事番号2861へのコメント
こんにちは〜。
やっとこさ『ひまつぶし』書きおわりました。ちょっとしたハプニングで、一時は
どーなるかと思いましたけど……(^^;)
最初に書いていたエンディングとは、まったく違うストーリーになっちゃいましたね。
性格的に、思い出しながら同じ話を書く、とゆーのは出来なかったもので、それなら
いっそ……っと、まったく違うものを。これはこれでいいんじゃないかな、などと
思っていますが。でわでわ、ひまつぶしの最終話、お送りいたします〜。


『ひまつぶし第5部』最終話

…………………………………………
ソコには、重苦しい雰囲気がただよっていた。
群狼の島の、建築中の城。その出来上がった部分の一室にて、2人の魔族が話をして
いる。
「いつまで怒ってんのよぉ……」
いたずらをみつかった子供のような表情で、傍らに立つ一人の神官をみつめるのは、
だれあろう、獣王ゼラス=メタリオムその人であった。
「………………」
無言の応えを返すは、その部下ゼロス。
「ね、ね、ゼロスちゃん。今度ケーキおごったげるからさぁ♪」
「………………」
「じゃあじゃあ、アイスクリームもつけちゃう(はぁと)ををっ、太っ腹♪♪」
「………………」
「……んじゃ、これでどーだ、ジュースまでおごっちゃうっ。もってけドロボー!
 くくぅ〜、幸せ者だねぇ旦那っ♪♪♪」
「…………」
「……暗いわよ、ゼロス。おかーさんは、あなたをそんな子に育てた覚えはあり
 ませんっ!」
「………………」
「ゼロス〜〜、私が悪かったわよ。機嫌なおして?あんたがそんなじゃ、つまん
 ないじゃない」
なんだかんだ言っても、やはり可愛いたった一人の部下。
なだめてみたり、怒ってみたり。自ら創り出した者のご機嫌取りに必死になる自分に、
どこか疑問を感じながらも、ゼラスは一生懸命機嫌を取り続ける。
普段とは逆の立場の2人。
大切なただ一つ、唯一の存在に、気分良くいて欲しい。少しでもいい、楽しくすごし
てもらいたい。

―――――ゼロスはいつもこんな想いをしてるのだろうか……?
ゼラスの頭に、フとそんな考えがよぎる。

「反省…………してます?」
ゼロスが言ったその一言に、ゼラスの表情がパァッっと輝く。
「……してるしてる♪」
反省のカケラも無いような顔で、説得力に欠ける返事をするゼラス。
「ふぅ……わかりました」
ため息一つ。
ゼロスは、毎度のコトながら、このヒトの言葉にNOを言えない自分を呪っていた。

――――――ゼラス様…………ふざけるにもほどがあります!
本当はぶつけたかったセリフ。一生かかってもおそらく言うことのできないその一言。
言いたい状況におかれることが予想される日々。
「でもまぁ……いいか……。それでこの方に楽しんでいただけるのなら……」
「ん?何か言った?」
「いいえ……」
ふうわりと、優しく微笑むゼロス。他の誰にも見せることのない真実の笑み。
そんな部下の姿に、また幸せを感じるゼラスであった。

――――――翌日。
「ゼ〜ラ〜ス〜さまぁぁっ」
その日、ゼロスは朝から絶叫していた。
「ゼラス様っっっ なんのおつもりですか!? これは!!」
「ぷぷぷ……ふ……あははははっ ゼ…ゼロス……かわいぃ〜〜」
怒鳴る彼の姿は、可愛くて笑えてしまう。どんなに泣こうが怒ろうが、何をしよーと
シリアスになれない今のゼロスの姿。
「『かわいい』じゃ、ありませんっっ!!
これわ…………これわブタの鼻っ……… よりにもよってブタ……この僕がっ!」
「似合ってるわよ(はぁと)」
「…………僕はゼラス様のおもちゃじゃありません」
「あら〜、そうだったの? 知らなかったわぁ〜〜」
わなわなとうちふるえるゼロス。
怒りが頂点に達したとき、ゼロスはふと、思った。……思ってしまった。
――――――僕の存在っていったい……?
魔族にとってソレは、自らの生の否定……。
ゼロスの体から、ゆらり……と、黒い何かが抜け出て行く。

「あああっゼロス!滅びちゃいやあぁぁ」
【完】

――あとがき――
いや……まぁ……あのまま、ほのぼのとした親子の会話で終わらせるコトも出来た
んですが……。やっぱし私の話はギャグでしかないよーで……(笑)
いかがでしたでしょーか。ココにきて2作目の終了です。
……って、ゆーか、これでしばらく休もう、とか考えてたのに、無責任にも
もひとつ話書き始めちゃったので、休むことができなくなった……自業自得だけど……
んで、おそらくまたそれが書きおわる前に、別の話書き始めちゃったりして……
…………終わんないじゃん……それじゃぁ……
でわでは、里月でした☆


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2937Re:ひまつぶし【最終話】松原ぼたん E-mail 6/3-19:08
記事番号2930へのコメント
 おもしろかったです。完結おめでとう御座います。

>「いつまで怒ってんのよぉ……」
 そりゃ怒るって。
>これわ…………これわブタの鼻っ……… よりにもよってブタ……この僕がっ!」
 可愛い(はぁと)。
>「あああっゼロス!滅びちゃいやあぁぁ」
 にゃぁぁ、気持ちは分かるけど滅ばないでぇぇー。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2939ぼたん様へ☆里月 E-mail 6/4-00:42
記事番号2937へのコメント
> おもしろかったです。完結おめでとう御座います。
ありがとうございますーーっ!
なんか無茶苦茶な終わらせかたでしたけど……。
怒られなくてよかった……ホ。

>>「いつまで怒ってんのよぉ……」
> そりゃ怒るって。
翼がついてた時には、あんまし怒ってるよーには見えなかったんですけど……。

>>これわ…………これわブタの鼻っ……… よりにもよってブタ……この僕がっ!」
> 可愛い(はぁと)。
可愛い…………かな……。でもゼロス様がぁぁぁぁ(泣)

>>「あああっゼロス!滅びちゃいやあぁぁ」
> にゃぁぁ、気持ちは分かるけど滅ばないでぇぇー。
これくらいで滅びてたらゼラスの部下はつとまりませんって(笑)

> ではまた、ご縁がありましたなら。
ありがとうございました。……次のご縁は……いつになるでしょうねぇ。
でわでわ♪

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2943一言レスー☆嵐 瞳々 E-mail 6/4-06:58
記事番号2930へのコメント
こんにちはーっ☆
「ひまつぶし」面白かったですぅっ
レス、簡単でごめんなさい(^^;

獣王様が可愛くって好きです・・あういう獣王様が書きたかったのに、わたしのったら、超かわいくない・・・。

ではっ

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2948Re:一言レスー☆里月 E-mail 6/4-15:10
記事番号2943へのコメント
こんにちわ〜♪
>レス、簡単でごめんなさい(^^;
いえいえ。いただけるだけで嬉しいですぅ(^▽^)
朝早くからありがとうございます♪

>獣王様が可愛くって好きです・・あういう獣王様が書きたかったのに、わたしのったら、超かわいくない・・・。

いや……どーも(^^;)
ちょっと複雑ですが、とりあえず嬉しいです。

でわでわ〜☆

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2946Re:ひまつぶし【最終話】ふぉお E-mail 6/4-11:15
記事番号2930へのコメント
どーもー・・・・。おまちしておりましたー。ふぉおですー。
諸事情により、ちょっとへろへろです。(だからなんだ)

>「いつまで怒ってんのよぉ……」
>いたずらをみつかった子供のような表情で、傍らに立つ一人の神官をみつめるのは、
>だれあろう、獣王ゼラス=メタリオムその人であった。
>「………………」
>無言の応えを返すは、その部下ゼロス。 
 あ、もとにもどっちゃったんですか?
 なんだかふてくされてるようなゼロスがかわいい(はあと)

>「ゼロス〜〜、私が悪かったわよ。機嫌なおして?あんたがそんなじゃ、つまん
> ないじゃない」
 もしかして、元に戻った事に対して怒ってたり?(笑)

>なんだかんだ言っても、やはり可愛いたった一人の部下。
>なだめてみたり、怒ってみたり。自ら創り出した者のご機嫌取りに必死になる自分に、
>どこか疑問を感じながらも、ゼラスは一生懸命機嫌を取り続ける。
 それがゼラス様のいいところです。

>「反省…………してます?」
>ゼロスが言ったその一言に、ゼラスの表情がパァッっと輝く。
>「……してるしてる♪」
>反省のカケラも無いような顔で、説得力に欠ける返事をするゼラス。
 ・・・・・・・ほんとーに、反省してるんですか?

>――――――ゼラス様…………ふざけるにもほどがあります!
>本当はぶつけたかったセリフ。一生かかってもおそらく言うことのできないその一言。
>言いたい状況におかれることが予想される日々。
 あの・・・胃薬と、私の負の感情、ここ置いときます。

>「でもまぁ……いいか……。それでこの方に楽しんでいただけるのなら……」
 ゼロス、マゾ?(笑)

>「ん?何か言った?」
>「いいえ……」
>ふうわりと、優しく微笑むゼロス。他の誰にも見せることのない真実の笑み。
>そんな部下の姿に、また幸せを感じるゼラスであった。
 あああああああ、ゼラス様になりたい。(爆)

>これわ…………これわブタの鼻っ……… よりにもよってブタ……この僕がっ!」
>「似合ってるわよ(はぁと)」
 (大笑)なんてもの想像させるんですかっ!!!!!
 かわいいじゃないですか。

>「…………僕はゼラス様のおもちゃじゃありません」
>「あら〜、そうだったの? 知らなかったわぁ〜〜」
 やっぱし、反省してないですね。

>んで、おそらくまたそれが書きおわる前に、別の話書き始めちゃったりして……
>…………終わんないじゃん……それじゃぁ……
 おわらせなくてもいいと思いますけど(笑)

 いやー・・・いろいろとゼロスが滅びる話を読みましたけど、こんなに笑った話は初めてですよ。
 
 次回楽しみにしてます。ではー。 

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2947ふぉおさんへ♪里月 E-mail 6/4-15:07
記事番号2946へのコメント
>どーもー・・・・。おまちしておりましたー。ふぉおですー。
どーもー……こちらも読んで下さるのをお待ちしておりました〜(爆)

>諸事情により、ちょっとへろへろです。(だからなんだ)
…………(^^;;)
だいじょぉぶなんでしょーか……。んなトコでレスなんて書いてないで……
――――って、この話は受け付けないんでしたね(^^;)

> あ、もとにもどっちゃったんですか?
とりあえずは、そうです。でもそのうち翼つきゼロスの話書くかも……。
ゼロス本人が、あの翼気に入ってたよーですし(笑)(じゃあ、何故怒る)

> なんだかふてくされてるようなゼロスがかわいい(はあと)
しゃべらなくても可愛いと言われるゼロスって……人徳(?)ね。

>>「ゼロス〜〜、私が悪かったわよ。機嫌なおして?あんたがそんなじゃ、つまん
>> ないじゃない」
> もしかして、元に戻った事に対して怒ってたり?(笑)
ありうるっ、(ー。ー))うんうん

>>「反省…………してます?」
>>ゼロスが言ったその一言に、ゼラスの表情がパァッっと輝く。
>>「……してるしてる♪」
>>反省のカケラも無いような顔で、説得力に欠ける返事をするゼラス。
> ・・・・・・・ほんとーに、反省してるんですか?
まったくしてません。
こりずにブタにするし(笑)

>>言いたい状況におかれることが予想される日々。
> あの・・・胃薬と、私の負の感情、ここ置いときます。
ゼロス「ありがとうございます……ありがたく頂いて帰ります……
    はぁ〜〜〜〜………………」
ながいため息はやめよーね、ゼロス君。
うっ……そぉいえば、最近ゼロス君疲れてるなぁ……
楽しそうにゼラスに従うゼロスが理想なんだけど…………。

>>「でもまぁ……いいか……。それでこの方に楽しんでいただけるのなら……」
> ゼロス、マゾ?(笑)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ(>。<)
はぁ、はぁ、……息が出来ないほど笑ってしまった……マゾ……くっくっくっ(笑)
ん〜……でも、からかわれるコトに喜びを感じてるわけじゃぁないハズ……
……でも案外クセになってたりして……?(爆)

>>「ん?何か言った?」
>>「いいえ……」
>>ふうわりと、優しく微笑むゼロス。他の誰にも見せることのない真実の笑み。
>>そんな部下の姿に、また幸せを感じるゼラスであった。
> あああああああ、ゼラス様になりたい。(爆)
いいわよねぇ……ゼロスがオモチャに出来て。―――って、違うか(笑)
ゼロスの心からの優しい笑顔……見れたら死んでもいいっ(*^^*)

……しかし……これをエンディングにしたら、ほんわかと良い雰囲気で終われたか
もしんないのに……やはり私にはお笑い芸人の血が……(爆)

>>これわ…………これわブタの鼻っ……… よりにもよってブタ……この僕がっ!」
>>「似合ってるわよ(はぁと)」
> (大笑)なんてもの想像させるんですかっ!!!!!
> かわいいじゃないですか。
ゼロス、翼は気に入っても、ブタの鼻は嫌らしい。……あたりまえか。(笑)
サン〇オの、『座敷ブタ』あたりの鼻をそーぞーしていただければ良いと(爆)

>>「…………僕はゼラス様のおもちゃじゃありません」
>>「あら〜、そうだったの? 知らなかったわぁ〜〜」
> やっぱし、反省してないですね。
完璧オモチャ。それ以外の何者でもない。
ゼロス……それでもゼラス様が好きなのね。ふびんな子……(笑)

>>んで、おそらくまたそれが書きおわる前に、別の話書き始めちゃったりして……
>>…………終わんないじゃん……それじゃぁ……
どーやら私は、じっくり腰を落ち着けて一つの話を書けない性格みたいです。
一つの話に詰まると、とーとつに別の話を書きたくなる(^^;)

> おわらせなくてもいいと思いますけど(笑)
まぁ……好きで、勝手に乱入してココで書きはじめておいて こんなこと言うのも
なんだけど、結構苦痛なんですよねー……。
んじゃあ、何故書く……自分……。
結果的には楽しいんですけどね。書いてる間はツライ……こんなギャグ話でも。

> いやー・・・いろいろとゼロスが滅びる話を読みましたけど、こんなに笑った話は初めてですよ。
…………笑ってしまう滅び話……(^^;)
まぁ、でもホントに滅びたワケじゃぁ、ありませんしね。
アレで滅びたら、ゼロス可哀相すぎ……。

> 次回楽しみにしてます。ではー。 
ありがとうございま〜す。
なんかグチ書いちゃってすみませんでした。 m(_ _)m