◆−語られざる思い出 プロローグ−スティック (2003/12/15 21:22:58) No.28648
 ┣初めまして☆−十六夜 (2003/12/16 12:40:07) No.28650
 ┃┗Re:はじめまして−スティック (2003/12/18 12:20:49) No.28676
 ┃ ┗Re:↑気にしないで下さい☆−十六夜 (2003/12/18 13:23:48) No.28679
 ┣Re:新連載ですか☆−すぅ (2003/12/16 19:29:30) No.28657
 ┃┗Re:まんまです−スティック (2003/12/18 12:22:19) No.28677
 ┣Re:どうもです!!−桜月梓 (2003/12/17 16:09:20) No.28669
 ┃┗Re:こんにちわ−スティック (2003/12/18 12:25:07) No.28678
 ┣Re:ちょっと遅れました−神高 紅 (2003/12/18 13:33:41) No.28680
 ┃┗Re:さようなら・・?−スティック (2003/12/18 15:13:13) No.28683
 ┗語られざる思い出 第1話「神と巫女」−スティック (2003/12/18 15:10:01) No.28682
  ┗Re:語られざる思い出 第1話「神と巫女」−すぅ (2003/12/18 21:31:26) No.28689
   ┗Re:スティックさんへ−すぅ (2003/12/19 14:56:35) No.28694
    ┗Re:スティックさんへ−スティック (2003/12/19 22:16:01) No.28704
     ┗Re:了解しました!(`・ω・')ゞ−すぅ (2003/12/20 09:39:52) No.28708
      ┗Re:了解しました!(`・ω・')ゞ−スティック (2003/12/20 11:45:29) No.28710


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28648語られざる思い出 プロローグスティック 2003/12/15 21:22:58



 前書き

 L様に過去なんてあるかぁ!・・なんて突っ込まないで下さい。
 只今、L様が全ての創造主ですが、L様がそうなる前のお話というやたらめったらなせっていです
 おもいっきりオリジナルです。

 



     プロローグ「過ぎ去りシ過去」



 あたしが過去のことを思い出すなんてことは無い
 でも、『彼女達』を見ていると、思い出してしまうこともある
 あたしが「金色の魔王」と呼ばれる前・・・今から想像も出来ないほど昔の話
 まだ・・・あたしが、「金色の魔王」として全てを想像する前・・・
 
 果てしなく無限の宇宙、そして混沌・・・その中のただ一つの星「ライツシャイン」
 
 その名のとおり、『光』暗い深淵の闇の中の光

 ただ一つの星
 
 そして・・・その星や宇宙など全てを統べる存在【クィーン・オブ・カオス(混沌の女王)】

 彼女が、当時の創造主・・・全ての存在の母

そして、その星には『八大王国』という八つの王国がある

 ヴォルフィード王国、スィーフィード王国、ルリフィード王国、サンフィード王国
 
 ダークスター王国、ルビーアイ王国、カオティック王国、デスフォッグ王国

・・・・・・・・・・。見てのとおり、あたしの部下達の名前や呼ばれ名だ

さらに、これらの八つの王国は線で結ぶと八角形になる

この八角形の中心(世界の中心)に、あたしが住んでいた場所がある

 聖地「ライトネス」

 全てはここから始まった。








 今まで部下達にも語ったことの無いあたしだけの思い出

 語れざる思い出

 シークレットメモリー・・・・・。ただ言ってみただけだ・・・(汗

 そして、何故リナ=インバースがあたしの術を使えるか

 あたしがリナという人間ごときに興味を持つか

 



 全ては真実・・・そして現実・・・そして運命・・・・





 
 なお、これはギャグ満載でシリアス風味・・・

***********************************:

 後書き

 ニセでござる

 これの後書きは拙者が、前書きはオリジナルがやるでござる

 ・・・・・・・・意味不明なプロローグ・・・・・・・・・




 ・・・・・・・と、いうわけで・・・死んでおわびをおぉぉぉ!!(小刀取る&白装束)

オリジナル:あぁ!まてまてまて!!時代劇の見過ぎだって!!

 なにをいうかぁ!おぬしはあぁ!!!

オリジナル:本当にやらなくていいの!あれは劇、芝居なんだからぁ!!

 
 ゴス!!

オリジナル&ニセ:ぐふぅ!!


漆黒の髪の女性:後書きが台無しですね、さて次回から始まります
        『あの子』の昔話・・・興味のある方はどうぞ
         
        え・・?私ですか・・・?ふふ・・・そのうち分かります。



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28650初めまして☆十六夜 2003/12/16 12:40:07
記事番号28648へのコメント


 初めましてぇ〜。スティックさん♪
 十六夜と申します。
 NEXTすとーりぃから読み逃げさせて頂いてましたぁ〜。すみません(平伏。あぅぅぅぅ〜・・・・・・泣)。

 ところで、新しいの始まるんですか?♪


> そして・・・その星や宇宙など全てを統べる存在【クィーン・オブ・カオス(混沌の女王)】

>漆黒の髪の女性:後書きが台無しですね、さて次回から始まります
>        『あの子』の昔話・・・興味のある方はどうぞ
>         
>        え・・?私ですか・・・?ふふ・・・そのうち分かります。

 ↑えっと、間違ってたらすみませんが、漆黒の髪の女性って【クィーン・オブ・カオス(混沌の女王)】さん・・・・・・・・・・・・・・・・・【金色の王(ロード・オブ・ナイトメア)】のお母様ですか?


> そして、何故リナ=インバースがあたしの術を使えるか
>
> あたしがリナという人間ごときに興味を持つか

 ↑・・・・・・・・・(汗)。も、もしかして、もしかして・・・・・・・・・?
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きを楽しみに待ってます♪♪♪

 追記:わたしはゼロリナが好きですけど、カップリングよりはストーリーが楽しければどんなものでも読みます。
 でもやっぱりゼロリナ好きですぅ〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・・・(泣)


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28676Re:はじめましてスティック 2003/12/18 12:20:49
記事番号28650へのコメント

初めまして、はい、漆黒の髪の女性は十六夜さんのいったとおりです。
まぁ、あれだけいえば気づく方もいますね普通・・・。

カップリング・・・ごめんなさい・・・私そういうのはちょっと・・・
苦手なんで出来ないです・・・(汗)

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28679Re:↑気にしないで下さい☆十六夜 2003/12/18 13:23:48
記事番号28676へのコメント


 こん○○はです。スティックさん♪


>カップリング・・・ごめんなさい・・・私そういうのはちょっと・・・
>苦手なんで出来ないです・・・(汗)

 ↑気にしないで下さい☆
 わたしはゼロリナが好きだというだけで強制とかしているつもりはありませんし。
 わたしがやるとどうもシリアスチックになってしまうんですよねぇ〜・・・(えへ♪)

 でわ。続きを楽しみにしておりますぅ〜♪♪♪
 あ。わたしラギアソーンの住居探しが面白くて好きですぅ〜♪
 できたらまたラギアソーンとジョン(魔王竜、デイモス・ドラゴン)くんの出て来るお話書いて欲しいです(はあと♪)
 わたし今の所ギャグ書けないので・・・・・・・・・・・・
 それでわありがとうございました! 失礼します! (逃走。脱兎の如く逃げていく)


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28657Re:新連載ですか☆すぅ E-mail URL2003/12/16 19:29:30
記事番号28648へのコメント

こんばんわ
新連載ですか!
楽しみですー
> ヴォルフィード王国、スィーフィード王国、ルリフィード王国、サンフィード王国
> 
> ダークスター王国、ルビーアイ王国、カオティック王国、デスフォッグ王国
うおっ!全部そのままっ・・・
とりあえず、がんばってください!
であ、すぅでした。

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28677Re:まんまですスティック 2003/12/18 12:22:19
記事番号28657へのコメント

いや・・かんがえるのがめんどうだったのでそのまんま・・・
急な思いつきですし・・・

毎度毎度ありがとうございます。

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28669Re:どうもです!!桜月梓 2003/12/17 16:09:20
記事番号28648へのコメント


梓:・・・・読ませていただきました・・・・。
K:顔がにやけているぞ?
梓:煤H!っとと、すみません。改めましてこんにちは。桜月梓です。
  このたび、L様小説(題名書け)読ませていただきましたっ!
  L様の過去・・・い、一体どんなことがあるのやら・・・?!


> あたしが過去のことを思い出すなんてことは無い

梓:確かに。

> でも、『彼女達』を見ていると、思い出してしまうこともある
> あたしが「金色の魔王」と呼ばれる前・・・今から想像も出来ないほど昔の話
> まだ・・・あたしが、「金色の魔王」として全てを想像する前・・・

梓:ほほう・・・!!これはまたオリジナリティーが炸裂。
  特にL様ですから、謎が謎を呼ぶというミステリー。
K:意味不明だな。

> そして・・・その星や宇宙など全てを統べる存在【クィーン・オブ・カオス(混沌の女王)】
>
> 彼女が、当時の創造主・・・全ての存在の母

梓:先代がいたというわけですか。名前がちゃんと合ってて素晴らしいですねぇ。
K:お前が考えたりすると、下手したら私みたくなってしまうぞ。
梓:・・・。(心:言い返せない・・・)

>・・・・・・・・・・。見てのとおり、あたしの部下達の名前や呼ばれ名だ

梓:そうですね。でもそれだから何か秘密があるとか・・・?

> 今まで部下達にも語ったことの無いあたしだけの思い出
>
> 語れざる思い出
>
> シークレットメモリー・・・・・。ただ言ってみただけだ・・・(汗
>
> そして、何故リナ=インバースがあたしの術を使えるか
>
> あたしがリナという人間ごときに興味を持つか
>
> 全ては真実・・・そして現実・・・そして運命・・・・
>

梓:ということは、リナちゃんは、リナちゃんを気に掛ける事も何かしら理由が?
  うわぁああ、すっごく続きが気になりますっ!!!L様大好きー!!!(絶叫)
K:Lが嫌がる事間違いなしだな(きっぱり。)
梓:酷っ!・・・えっと、かなりエキサイトしてしまいました、すみません。
  続き、楽しみにして待っております。これからも頑張って下さいねっ^^
  それでは。


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28678Re:こんにちわスティック 2003/12/18 12:25:07
記事番号28669へのコメント

コメントありがとうございます。

はい、もうオリジナル一直線です。
はっきりいって文がかみあったりしなかったり、違う容姿や名前になってしまったりするトラブルもある可能性が・・・
L様主人公のものはこうでもしないかぎり難しいんですよね・・・私にとっては・・・。
では♪

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28680Re:ちょっと遅れました神高 紅 2003/12/18 13:33:41
記事番号28648へのコメント

どうもこんにちは現在うちのパソがこのサイトにつながらないので学校から
お邪魔します。紅です。
コ(コウだ。にしてもいい加減何とかならねえのか)
なんともなりません。書きたいこともあるのに。
コ(まあそんなことはどうでもいいが)
よくないやい。はーじゃあレス行きますか。
> そして・・・その星や宇宙など全てを統べる存在【クィーン・オブ・カオス(混沌の女王)】
>
> 彼女が、当時の創造主・・・全ての存在の母
おお何やら気になる方が出てますね。
コ(混沌の女王か・・・)
> 後書き
>
> ニセでござる
>
> これの後書きは拙者が、前書きはオリジナルがやるでござる
>
> ・・・・・・・・意味不明なプロローグ・・・・・・・・・
>
>
>
>
> ・・・・・・・と、いうわけで・・・死んでおわびをおぉぉぉ!!(小刀取る&白装束)
>
>オリジナル:あぁ!まてまてまて!!時代劇の見過ぎだって!!
>
> なにをいうかぁ!おぬしはあぁ!!!
>
>オリジナル:本当にやらなくていいの!あれは劇、芝居なんだからぁ!!
影響されやすい方ですね。
こ(そうで・・ござる・・)
コ(お前もかよ!まあそれにしてもお前もやってみる?)
笑顔で言うなー誰がやるかー!
こ(でもここ・・しばらく・・何も・・してない・・ですし・・)
でもそれは僕の所為じゃないですし・・・って何用意までしてんだ。
コ(介錯してやるよ)
ちょっと待・・・
ざしゅううう
コ(ふうでは阿呆が黙ったところでじゃあなスティックさん)
こ(さよなら・・スティックさん・・ニセさん・・)

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28683Re:さようなら・・?スティック 2003/12/18 15:13:13
記事番号28680へのコメント

時代劇の見すぎには注意しましょう♪

なるほど、サイトにつながらないんですか・・・
わざわざ学校からありがとうございます。はやくなんとかなるといいですね

それはそうと・・・コウ君とこうちゃん・・・の漫才っぷりも磨きがかかってきましたね
その調子で頑張ってください♪(おいおい
では♪

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28682語られざる思い出 第1話「神と巫女」スティック 2003/12/18 15:10:01
記事番号28648へのコメント



 前書き

 かなりオリジナルです。
 そのまんまの名前もありますが、それもちゃんと意味がありますので「手抜き!!」
 なんて言ってタライ落とさないで下さい。・・・(確かに手抜きもあるけど・・・)
 後、こんなのL様じゃない!!・・・と文句を言われても困りますのでそのへんは見逃してください。
 
ニセ:・・・・注意事項か注文か・・・どっちかわからないですよ・・・

 両方です!!

ニセ:なるほど・・・

 ・・・・(サムライ偽魂は抜けたのか)では始めます。

*************************************:

  

       第1話「神と巫女」






 全ての存在を収め、神といわれた『私』
 
 その力を持った『巫女』が生まれると『私』の役目も終りに近づく

 『巫女』となるに相応しいかどうか、理想の後継ぎとなる者はそうそう生まれてはこない

 力を持った者が出てきても、それ相応に相応しくないと後継ぎにはなれない

 ・・・・何千年、何万年・・・それ以上の果てしなく永遠に近い時を待ちつづけた

 別に、代替わりをする必要なんて無い

 誰が決めたわけでもない

 強いて言うなら、この無限の空間に誕生した『私』が決めた

 何故そういうことをするのか?

 それは、たんなる『私』のわがまま

 今、「ライツシャイン」というただ一つの星がある

 この無限の空間に創ったのはその星だけ、そして、その星に新に『私の力』を持った特別な存在が誕生した

 今までの者達よりも、能力や潜在的な力が桁違い

 『私』はその者が巫女となるに十分な力と知識を手に入れたとき役目を終えよう

 


 聖地「ライトネス」に誕生したルシフェル=YV=ナイトメア



 彼女の力は私が思っていた以上に強かった






「ルシフェル!ルシフェル〜?どこにいるの!?でてらっしゃい」

 神殿に女性の声が響く
 人を呼んでいるようだ

「あぁ!もう・・・勉強の時間なのにあの子ったら・・・混沌の女王様に申し訳ないわ」

 彼女は、中庭に出て見事というほかない彫刻された噴水とその中心の女性の像を眺めながらイスに腰掛けた
 大理石と言う名の石で彫られた女性の像は、長い髪を揺らせながら長い裾のドレスを着ているどこか神々しい姿だった
 その手には、その像と同じくらいの先端が月の形をした杖を持っている細かい所までしっかりと丁寧に彫られていた
 
 そのイスに腰掛けた女性がため息をついている頃、神殿の中心部にある巨大な礼拝堂【祈りの間】では・・・

「よし、中庭に行ったみたいね・・・じゃ、出かけるか」

 白い法衣服に身を包んだ13歳くらいのブロンドガールの少女は長い金髪の髪をなびかせながら
 近くにあった【抜け道】を通って神殿の外・・・聖地「ライトネス」の敷地から出た
 緑の草原に風が吹き、伸びをしてリラックスしている時

「ルシフェル様ぁー!」

 少女・ルシフェルの右手側からオレンジのクセッ毛のショートヘアーの少女が走ってきた
 必死に手を振りながら、ルシフェルのところまで来ると、大きく息を吸い
 深呼吸してから

「どうやら成功したみたいですね」

 とその赤い瞳をキラキラ輝かせていった・・・その顔は、まさに悪がきのごとく
 
「んっふっふ〜♪楽しょうよ、ら・く・し・ょ・う・・v」

 ルシフェルは指を振りながら得意げに言い放った
 ニッコリとオレンジ髪の少女は

「では、行きましょうか皆待ってますよ♪」

「そう?それじゃぁちゃっちゃと行きましょv」

 同じくニッコリと可愛らしい笑顔を見せてルシフェルは、手を掲げた
 首から下げた、宇宙石・・ともいわれている「ラピスラズリ」が輝き・・・

「え!?いきなりぃー!!??」

 オレンジ髪の少女が叫び声を上げるが・・・・
 その声も空しく光に消えるだけだった






 ポン♪

 ドテン!

 なんともコミカルな音をたてて、その直後派手な何かが落ちた音がした
 
「いってぇ〜・・・」

 オレンジ髪の少女は、その容姿に似合わずさっきとは違った口調で顔をしかめている
 ・・・実際は、こっちが本当の口調なのだが、ルシフェルは特別な巫女なのでその辺の礼儀はある
 故に、ルシフェルに対してはオレンジ髪の少女だけでなく皆が敬語を使い礼儀正しくしているのだ
 無理矢理やっているというわけではなく、自然とそうなってしまうらしい

「あはは、リリックったらまだ移動に慣れてないの?」

 着いた所は、小川が流れる木々の間、そこからルシフェルとは別の少女の声がした
 オレンジ髪の少女、リリックはぷぅと頬を膨らませ

「いちいち笑うなよ・・・クレア」

「ふ、そもそも一国の王女がそんな言葉使いでいいのか?」

 今度は、青年の声・・・木々の間にある空けた場所に、男女含めて八人の少年少女達がいた
 青年の言葉にリリックは

「うるさいな!ベルム兄ちゃんも・・・兄ちゃんだって、王子様じゃん」

「俺は男だからいいんだよ」

「はいはい、リリックもベルムもその辺にしとく」

 その一声で二人は黙った
 ルシフェルだ・・・ルシフェルは、ニッコリと笑顔を絶やさずに

「今日は全員来てるんだね」

 と言い、緑の髪の少女と淡桃色の髪の少女の間に座った
 向かい側に座っていた薄紫のショートに碧眼の少年が苦笑いしながら

「とーさんとかーさんと執事をまくのに大変だったよ・・・いつも目を光らせてるからな」

「そうそう、他の国に行くのなら護衛をつけて光の道を通ればいいんだけどね・・・
 こういう時みたいに外に行くなら話は別・・ってね」

 ルシフェルの隣にいた緑髪の少女が困ったように・・・しかし顔は笑いながら答え
 さらに・・・

「そうそう、少しは自由に遊ばせろ!・・ってね♪コドモ達だけでこういうのもいいんだよね
 ・・・・・・バレたら大変だけど・・・特にルシフェル様が・・ね」

 と淡桃色の髪の少し年上の少女
 その言葉に隣に座っていたルシフェルは

「んふふ・・・見つかるわけないでしょ?あたしにかぎって」

「「そーでしたね」」

 得意げに笑うルシフェルにあきれたように言ってから笑い出す
 ・・・・特別視されているルシフェルにはこの八人が話し相手だった
 八人ともそれぞれの八王国の王女と王子だ

 オレンジ髪のクセッ毛の赤い瞳の少女は、ルビーアイ王国の王女、リリック=ルビーアイ
 茶金の方くらいで揃えた髪で黄土色の瞳の少女は、ルリフィード王国の王女、クレア=ルリフィード
 瑠璃色のロングに鋭い青い瞳の青年はカオティック王国の王子、ベルム=カオティック
 薄紫のショートに碧眼の少年はサンフィード王国の王子、ネアル=サンフィード
 緑の髪の少女は、ヴォルフィード王国の王女、キャナル=ヴォルフィード
 淡桃色の三つあみで紅瞳の少女は、スィフィード王国の王女、フレア=スィーフィード

(↑会話に出た順番で表示してます)(↓会話にはまだ出てない人たちです)

 黒髪に濃灰色の瞳の青年、ダークスター王国の王子、ナイト=ダークスター
 青銀の長めのショートに蒼の瞳の少年はデスフォッグ王国の王子、キエン=デスフォッグ


 ルシフェルが10歳になった誕生日(式典)にはじめて出席した各国の王妃の娘息子
 年がルシフェルと近いということだけあり、その日からちょくちょくルシフェルが空間移動でばれないように遊びにいく
 そんな日常が始まり、一番年上のベルムが「バレたら大変だから、場所を決めてそこに集まろう」
 と、そういった時からこの森林の空いた場所(近くに小川も流れてる)が遊び場となっていった
 
「でも、ルシフェル様この時間って勉強の・・・」

 思い出したようにキエンが言うが

「いいの、どーせ知ってることだし・・・神殿内にある書物なんて物心ついた時から読み漁ってるから
 ・・・・・・・・・・たぶん全部呼んだし頭に入ってるし」

 あっさりとなんでもないよーに言っている
 皆は胸の内で(さすが巫女様)と呟いた

「・・・・・・巫女巫女いうけどねぇ〜・・・自覚ないのよね」

 腕と上に伸ばしながらそう呟き、ビク!と全員が反応する

「さて、それよりも今日はどうしようか?」

 ルシフェルが話をきりかえる

「そういえば、この辺の地形ってまだ詳しく知らなかったな・・・」

 ナイトがポソリと呟き、キャナルが手をビッ!とあげて

「あ!それいいね!探検にしようよ、以前もしたことあるけど今度は範囲を広げて・・・」

 続いてクレアが

「もしかしたら、ここよりもいい場所みつかるかもしれないね」

 そう言った。
 
「ふむふむ・・・じゃぁ探検・・ってことで〜♪?」

「「おーけぇー!」」

 



 

 ・・・・やっぱり、特別みたいね・・・あの子は・・・

 今まで生まれてきた巫女と呼ばれた子達は、人々から特別視されて仰々しいのが嫌だとか

 勉強や祈り能力が上手く使えない、出来ないとかあったんだけど・・・

 あの子は全てが完璧・・か

 私の後継ぎとなる日はそう遠くないかもしれないわね

 




 

 全ては私が決めている

 この先の運命も転生も・・・・全て任意に出来る

 ・・・でも私でも予想の着かないことが起きる・・・それが私の力を受け継ついだ者達

『星を創る過程でどこか間違えたのかしら』

 

 首をかしげ、星を見下ろす神と呼ばれている存在クィーン・オブ・カオス
 『混沌の女王』・・・これは人々が勝手につけた名だが・・・・
 漆黒のユルイウエーブがかったロングヘアーにいまいち色がわからない瞳
 星屑がまとったように漆黒の布地にキラキラと薄っすら輝くロングドレス
 
 彼女が今現在の全ての存在の母

 そして、彼女は星を・・正確にはルシフェルを見ながら紅茶をすする



「あれ?こんな所に洞窟があったんだ・・・」

 二人一組の四グループに別れあちこち探検していた(ルシフェルはこの辺は知っているので適当にぶらついている)
 そのうちの一つ、ナイト、クレア組・・・クレアが洞窟を発見してナイトを呼ぼうとする
 が、その洞窟からなにかの気配がした・・・クレアは、嫌な予感がし、ゆっくりとその洞窟から離れる
 そこへ

「クレア?何してるんだ?」

「ナイト兄ちゃん!あのね、この洞窟の中に・・・・」

 洞窟をゆびさしながら説明しようとするクレア・・・それに足を引っ掛けナイトは自身もしゃがみこむ

 びゅん!

 ちょうどその直後、真上に火の玉が飛んでった

「ひゃぁー!びっくりしたぁ・・・ありがとうナイト兄ちゃん」

「礼はいいから離れるぞ!」

 ナイトはクレアの腕をつかみ走り出す
 暗い洞窟の中で鋭い二つの目が光った

「ん?ナイトにクレアか?」

 木の上から辺りを見渡していたベルムは下に居たキエンに合図する
 キエンは、示された方向を見

「・・・・!?なんだあぁぁぁ!!!!????」

 走ってきたクレアとナイトと一緒に走り出す
 その後ろでは、黒い巨大な物体が金の鈍く輝く目の生物が追いかけていた
 木の上にいたベルムにはきづかず走り去って行く

「・・・・・・大変だ・・・」

 落ち着いてそういい、木から下りて、後を追う


 ズダダダダ!!!


「ん?クレアにナイトにキエン?」

「フレア、その後ろになんか・・いるよ・・・?」

 キャナルがそういい、フレアとキャナルは顔を見合わせ

「「んきゃあぁぁぁぁ!!!!!!」」

 走り去る・・・黒い物体のさらに後ろではベルムが

「・・・さすが驚くわな・・・」

 と呟いていた

「リリック!なんかくるよぉ!!」

「いやあぁ!!なにあれぇ!きもちわるいぃぃ!!」

 続いて、リリックとネアルも合流
 森林中逃げ回る、クレア、ナイト、キエン、フレア、キャナル、リリック、ネアル
 そしてそれを追い掛け回す謎の黒い物体
 さらにそれを追いかけているベルム

「・・・・・・」

 ブチ!

「「はい?」」

 フレアの頭でなにかが切れた

「さっきからウザイのよ!!」

 ドコシュッ!!黒い物体に向き直り、カウンターの蹴りを入れる
 さらに・・・

 バコ!!

「ようやく止まったか・・・」

 黒い物体の背中に向ってとび蹴りを入れるベルム
 
 ぎおおぉぉぉ!!!

「やかましぃ!!」

 ザシュッ!!

 この中で一番年下のリリックがどっからともなくだした短剣を物体の目に投げる
 
「お前、そんなもの・・・・」

 キエンが問う

「護身用!自分の身は自分で守らなきゃね」

 リリックはそういって無邪気に笑う・・・成り行きで驚いて逃げたが、その気になればそれなりに武術なんかも使える子供たち
 ・・・親も身の回りの人たちもそんんあことは知らない・・・
 ルシフェルの相手になっていたら自然と身に付いたものだった

「あれ?皆何やってんの?」

 そこに現われたルシフェル
 
「見てのとおりですよ・・・クレアとナイトによると洞窟の中にいたらしいです」

 ベルムが目に刺さったままの物体の攻撃を交わしながら説明する
 ルシフェルはポンッと手を叩き

「あ、それ・・・あたしがとある実験やってて失敗した物だわ」

「「・・・・・・はぃぃぃ!???」」

 ルシフェルのいきなりの告白に驚く皆
 
「うーん、動物つくろうとしたらちょっとした手違いで失敗して、滅ぼすのもあれだから
 いつかなんかのためにたつと思って向こうの洞窟に・・・v」

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(沈黙

 
 黒い物体も動きを止める
 ルシフェルはニッコリとした笑顔で

「とにかく、皆に手出したんなら話は別v結局何かに使えそうにも無いしね」

 そう言いつつ、虚空からトゲつきハンマァを取り出す
 いつのまにかすみに移動している少年少女
 
「てい!」

 びゅるんびゅるん・・・メキョ!

 トゲつきハンマァを物体に投げつけるルシフェルさらに

「と、いうわけでおとなしく成仏してね」

 ばしゅ!!

 と、魔力弾をうって物体を消滅させる

「さすがルシフェル様・・・この前がピコピコハンマァでしたよね?」

 ネアルの質問にルシフェルはあっさりと

「そーよ♪」

 と答える・・・





 外に出ていけない理由はさっきみたいなルシフェルの失敗作やそれが増殖した怪物、モンスターとよばれている存在がいるからである
 もちろん自然に誕生したものもある・・が、全て元は『混沌の女王』が気まぐれで創った者達だった
 
『・・・・この子供たちの成長も楽しみね』

 笑いながらチーズケーキを食べる混沌の女王(クィーン・オブ・カオス)
 彼女の性格は誰にも分からない



************************************:


 後書き



カオス:と、いうわけで前回の後書きで出てきた漆黒の長い髪の女性とは私でした
    この頃からあーゆー性格なルシフェル・・・私と代替わりしても性格はそのまんまみたいですね
    作者から聞くと・・・。

スティ:L様はやっぱあーゆう性格じゃないとなんかやりにくくて・・・(苦笑

カオス:さて、それはそうと・・・次回はどうするんですか?

スティ:・・・・まだ決まってません♪

カオス:・・・・・・・・・・ニッコリ

スティ:・・・・・!?

  バコ!!

カオス:今度はいつになるか・・・気長に待ってくださいね



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28689Re:語られざる思い出 第1話「神と巫女」すぅ E-mail URL2003/12/18 21:31:26
記事番号28682へのコメント

こんばんわ
語られざる思い出 第1話「神と巫女」読ませていただきましたー
ルシフェル・・・
本来の名前ってそうだったんですね・・・
性格はあまりかわっていないようですね。
次も読ませていただきます。
すぅでした。

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28694Re:スティックさんへすぅ E-mail URL2003/12/19 14:56:35
記事番号28689へのコメント

こんにちわー
スティックさんへ、なのですが・・・
いつも読ませていただいておりますので、スティックさんへリクエストをとりたいと思います。
私がかけるのって言うと、
☆ゼロリナ
☆4人+1
☆4人
☆詩
☆ガウリナ(多分かける)
☆ゼルリナ(多分かける)
☆ゼルガディス
☆リナ
☆アメリア
☆ガウリイ
☆ゼロス
☆そのほか
多分こんなとこでしょう。
☆シリアス
☆ほのぼの
こんなのもかけるかなぁーと
とりあえず言ってみて下さい。
挑戦します!
でわ。すぅでした。

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28704Re:スティックさんへスティック 2003/12/19 22:16:01
記事番号28694へのコメント

カップリングさえはいってなかったら何でも・・・と、いいたいですが
ここは最近出番を減らしてるゼロス・・もとい生ゴミ魔族のほのぼの系がいいです。
頑張ってください。

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28708Re:了解しました!(`・ω・')ゞすぅ E-mail 2003/12/20 09:39:52
記事番号28704へのコメント

こんにちわー
分かりました!スティックさん!
がんばって書きます。

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28710Re:了解しました!(`・ω・')ゞスティック 2003/12/20 11:45:29
記事番号28708へのコメント

ありがとう、宜しくお願いします。