◆−息抜きにまた思いついた話を−棒太郎 (2003/12/19 11:22:17) No.28692 ┣♪あ〜いが〜苦しみ〜なら〜(笑)♪−エモーション (2003/12/19 22:22:31) No.28705 ┃┗周りを台風に巻き込んでおります−棒太郎 (2003/12/21 22:44:11) No.28728 ┗残りのゲストを・・・・・−棒太郎 (2003/12/24 00:55:48) No.28764 ┗♪俺との愛を守るため〜(汗)♪−エモーション (2003/12/24 23:11:50) No.28782 ┗♪YOUはSHOCK!!−棒太郎 (2003/12/26 09:55:24) No.28806
28692 | 息抜きにまた思いついた話を | 棒太郎 | 2003/12/19 11:22:17 |
こんにちは、棒太郎です。 長編がようやく終わった反動で、またお馬鹿な話を書きたくなったので書かせて頂きます。 問題作『ある愛の光景』の一篇です。 それではどうぞ。 ************************************* 『ある愛の光景における哀れな犠牲』 「はぁ・・・・・・・・」 静寂に包まれた部屋の中を、憂鬱な溜息が零れる。 その物憂げな視線を虚空に彷徨わせ、遠くを見つめる姿は、メランコリーな絵画を思わせた。 山というか、山脈と言っていいほどの書類の山に埋もれながら、獣王ゼラス=メタリオムはまたひとつ溜息をついた。 「ヴェルミス・・・・・・・」 ポツリと愛する者の名を呟く。 彼女はここしばらく彼と会っていなかった。いや、会えなかった。 その原因は、まあ自業自得といえようが。 ゼラスが、恋人のヨハン=ヴェルミス=インバースと逢引をするたびに、ゼラスはしばらくの間アッチの世界へ旅立ってしまうので、仕事になりはしなかった。 なんとか、ゼロスが必死になってそれを補っていたが、重要な決済などはゼラスが行わなければならないのだが、アッチの世界から復活したかと思うと、またすぐにヴェルミスに逢いにいくので、堂々巡りとなっているのだった。 処理しなければならない書類等がどんどん溜まっていき、流石のゼロスも人間で言えば、過労死一歩手前みたいな感じになっていた。 ゼロスはもはやどうにもならないとして、訴えに出たのだった。 上司ではなく、その上司の恋人に。 ぐったりとした様子で、とあるセントバーナード犬の背に背負われてやって来たゼロスの陳情書をめにしたヴェルミスは、ゼロスに休暇を与えることと、きちんと仕事を済ませるようにゼラスに言ったのだった。 そして仕事に集中できるよう、仕事が終わるまでは逢うのはやめると言ったのだから、ゼラスは顔を蒼くして仕事に取り掛かったのだった。 しかし、ヴェルミスと逢えない日々が続くのは、とても憂鬱だった。 手を止めては、目の前に浮かぶのは彼の顔ばかりだった。 (はぁ・・・・・・辛いわ・・・・・・・こんなに辛い日々が続くなんて・・・) また重い溜息をつく。 (でも・・・・・・) 『見て!ヴェルミス!きちんと終わらせたわっ!』 『うん、流石はゼラスだ。よくやったね。』 『ねえ・・・・・ヴェルミスゥ・・・・私、頑張ったの。だから・・・・・』 『わかってるよ。いっぱいご褒美をあげるからね。』 「えへ・・・えへ・・・・えへへ・・・・・・・」 この仕事が終われば訪れるであろう幸せな未来を空想(妄想?)して、クスリでイッチャッタと思われても仕方がない笑い声をあげる。 こんなことがすで数百回も繰り返されていた。 当然、その度に手は止まっているのであんまり進んでいない。 そしてゼラスのそんな様子についに火山が噴火した。 「いい加減にしてよ、ゼラスッ!!なんで僕がこんなことしなきゃならないのさ!!しかも君はほとんど進んでないじゃないか!!」 ムキーッと怒りの声をあげたのは、ゼラスの同僚、冥王フィブリゾだった。 彼は運悪くゼラスにとっ捕まり、無理矢理手伝わされていたのだった。 ちなみに他の者はと言うと、ダルフィンは仕事を部下に押し付けてさっさとデートに出かけ、グラウシェラーは本当に運良く外出していたので難を逃れた。 ガーヴについては、こういう仕事にはあてにしていないので、最初から除外されていた。 「うるさいぞ、フィブリゾ。私の幸せタイムの邪魔をするな。」 「いいから、さっさと終わらせろっ!!」 顔を真っ赤にして憤慨するフィブリゾ。 「キーキー、サルみたいに怒るな。だからお前はお子ちゃまなんだ。」 「人に無理矢理手伝わせといてその言い草は何だーーーーーっ!!!!!!」 ウッキーッと怒りに我を忘れんばかりにゼラスに向かっていった。 そのとき――― 「わっ!?」 「え!?」 床に散らばった書類に足を取られ、フィブリゾが前へこけた。 ビリッ そして咄嗟にこけまいと、何かを掴もうとして前に出た手が、ゼラスの服の襟元を掴んだ。 しかし、体が倒れるのを止めることはできず、そのままフィブリゾはこけた。 そしてゼラスの襟元をビリッと破いてしまった。 「っ!?きゃああぁぁぁぁっ!!」 絹を切り裂くような叫び声を上げて、ゼラスは胸元を抱くように両腕で覆った。 「いやぁーーーーーっ!!この変態!強○魔!」 「え?いや、ちょっ――――」 ゼラスの思いもよらぬ乙女チックな反応に、フィブリゾは目を丸くした。 (キャラが違うだろ―――) そう思ったとき――― 「オラァッ!!」 ドゴゥッ 「ぐえっ!!」 気合の入ったヤクザキックが、フィブリゾの背中を襲った。 「このガキが。人の恋人に何してるんだ。」 地の底から響いてくるような低いドスの効いた声だった。 見るとそこに、黒のシルクハットに黒の外套を身に纏った男――ヨハン=ヴェルミス=インバースが立っていた。 「ヴェルミスッ!!」 ゼラスが涙目で、ヴェルミスの胸へ飛び込んだ。 「大丈夫かい?ゼラス。」 「うう・・・・・ヴェルミス・・・・・私、怖かったわ・・・・・・・フィブリゾが(ピー(放送禁止))して(ピー)で(ピー)(ピー)な(ピーーーーーーーーー)(以下、検閲削除)」 「ちょ、ちょっと!そんなことしてな―――」 「ほう・・・・・・」 フィブリゾが抗議の声を上げかけたが、ゼラスをあやしていたヴェルミスがギヌリ、と鋭い目を向けた。 「許さん。その罪、死を持って償え。」 「人間風情がやる気かい?」 フィブリゾが嘲笑を浮かべる。 命を刈り取ろうと、その指先から力が放たれる。しかし―― 「喝!!」 それはヴェルミスの発した気合に吹き飛ばされた。 「なっ!?」 「我が魔術の恐ろしさ、とくと味わうがいい!」 ヴェルミスが恐ろしい勢いで、何十もの印を結ぶ。 「―――我が呼び声に応えよ!カァァムヒアァァァァッ!!」 ドーンと空間が張り裂けそうな衝撃が起こった。 『ヌオゥリャァァァァツ!!』 『フヌォォォォォォォッ!!』 暑苦しい叫びとともに、何かが現れた。 「「お呼びですかい!!アニキィィィィッ!!」」 そこにはビシッとマッスルポージングを決める二人のナイスマッチョメンがいた。 肌は小麦色に焼け、それと対照的に白い歯がキラリと光る。 毛の一本もないその体は、てかてかと輝きを放っている。 「――――――」 あまりの光景に、フィブリゾは金魚のように口をパクパクさせていた。 「お前達、そこの者に熱い”漢”の魂を伝えてるのだ。」 「おおぅっ!!」 「おまかせください、アニキィィッ!!」 そうしてマッチョメンズはフィブリゾを挟み込むように前と後ろに立った。 「マッスルパワー、プラス!!」 ビシッと大胸筋を誇示するように、ポージングをとる。 「マッスルパワー、マイナス!!」 ビシッと背筋を誇示するように、ポージングをとる。 「「マッスルボンバァァァァッ!!!!」」 両手を高々と頭の後ろへ組み、そのままの姿勢で突っ込んできた。 「えっ?ウワァァァァァァァッ!!!!???」 ビタコーーーーーン 見事にフィブリゾは二つのマッスルボディにサンドイッチされた。 サラサラサラサラサラ 5秒と立たずにフィブリゾの体は真っ白に燃え尽きながら、塵となっていった。 「「成敗っ!!!!」」 マッチョメンズの声が響く。 「うっ、うっ、ヴェルミスゥ・・・・私、汚されちゃった・・・・・・」 「そんなことはないさ。そうだとしても、僕の君への愛は変わらないよ。」 「ヴェルミスゥ!」 二人は見つめ合い、強く強く抱きしめ合った。 周りに薔薇の花が舞っているような映像が見えたような気がした。 「それじゃ、早速綺麗にしにいこうか?」 「え?」 ニヤリとクセモノな笑みを浮かべると、ヴェルミスとゼラスの姿はフッと消えた。 後にはその光景を暖かく、マッスルポージングをとりながらマッチョメンズが見守っていた。 ちなみにゼロスが休暇から戻ってきたとき、書類の山の量はほとんど変わっていなかった。 「いやぁ〜〜〜〜〜〜〜っ(泣)」 ************************************* 今回はゼラス中心でした。 フィブリゾファンの方、申し訳ありません。 『ある愛の光景〜北の国から〜編』を書いた後に、次のゲスト(犠牲者)はフィブリゾにしようかな〜、と思って考えてた話でした。 日の目を見れてよかった。 それでは。 |
28705 | ♪あ〜いが〜苦しみ〜なら〜(笑)♪ | エモーション E-mail | 2003/12/19 22:22:31 |
記事番号28692へのコメント 棒太郎様、こんばんは。 笑撃の問題作ですね(笑) 読んでもう爆笑しました。そして脳内にはベルばらのEDがっ(笑) 今回の主役はゼラス様。ああ、もうすっかり……「良心」が、単身赴任楽々パックで お引っ越ししてしまわれたようで……(汗) 不運(不幸、と言う気はしないです)なフィブリゾ様と、ゼロスの不幸っぷりが最高でした。 >彼女はここしばらく彼と会っていなかった。いや、会えなかった。 >その原因は、まあ自業自得といえようが。 何日くらい会っていなかったのでしょう……? ただ、もうらぶらぶなお二人ですので、一日会ってないだけでも、一月くらい 会っていない気分になるのかな、と思いました。 >処理しなければならない書類等がどんどん溜まっていき、流石のゼロスも人間で言えば、過労死一歩手前みたいな感じになっていた。 >ゼロスはもはやどうにもならないとして、訴えに出たのだった。 >上司ではなく、その上司の恋人に。 ここで、〃上司の恋人〃に、訴える辺りはさすがですね、ゼロス。 どこが一番話が通じるか、良く分かってます。 >ぐったりとした様子で、とあるセントバーナード犬の背に背負われてやって来たゼロスの陳情書をめにしたヴェルミスは、ゼロスに休暇を与えることと、きちんと仕事を済ませるようにゼラスに言ったのだった。 ……パ、パ○ラッシュ……(笑)まさにいつでも昇天できる状態(笑) ヴェルミスさんは、さすがに恋人を補佐してくれる有能な部下の状態を見て、 まずいなと思ったのですね。 ……昇天されたら、自分とゼラス様がデートしにくくなるし(笑) >「えへ・・・えへ・・・・えへへ・・・・・・・」 >この仕事が終われば訪れるであろう幸せな未来を空想(妄想?)して、クスリでイッチャッタと思われても仕方がない笑い声をあげる。 ……ゼ、ゼラス様……(汗)見事に逃避行動に……(汗) >ムキーッと怒りの声をあげたのは、ゼラスの同僚、冥王フィブリゾだった。 >彼は運悪くゼラスにとっ捕まり、無理矢理手伝わされていたのだった。 >ちなみに他の者はと言うと、ダルフィンは仕事を部下に押し付けてさっさとデートに出かけ、グラウシェラーは本当に運良く外出していたので難を逃れた。 >ガーヴについては、こういう仕事にはあてにしていないので、最初から除外されていた。 今回の犠牲者はフィブリゾ様ですね。それにしても、ダルフィン様は要領良いですねー(笑) そして、ある意味一番ラッキー(?)なのって……ガーヴ様? 魔竜王軍は、きっとガーヴ様の署名と判を押した真っ白な紙を定期的に大量に作り、 保管されたそれを使って、ラルタークさんが決済しているのかも……。 >絹を切り裂くような叫び声を上げて、ゼラスは胸元を抱くように両腕で覆った。 >「いやぁーーーーーっ!!この変態!強○魔!」 >「え?いや、ちょっ――――」 >ゼラスの思いもよらぬ乙女チックな反応に、フィブリゾは目を丸くした。 確かに、フィブリゾ様にとっては、見たこともない一面ですね。 でも不可抗力とはいえ、とんでもない事に……。(汗) >気合の入ったヤクザキックが、フィブリゾの背中を襲った。 >「このガキが。人の恋人に何してるんだ。」 >地の底から響いてくるような低いドスの効いた声だった。 >見るとそこに、黒のシルクハットに黒の外套を身に纏った男――ヨハン=ヴェルミス=インバースが立っていた。 出たー!!(汗) ヴェルミスさん……。堪えきれなくなって、そっと様子を見に来たのでしょうか。 何にせよ、フィブリゾ様にとっては、思いっきりバッドなタイミングですね。 >「うう・・・・・ヴェルミス・・・・・私、怖かったわ・・・・・・・フィブリゾが(ピー(放送禁止))して(ピー)で(ピー)(ピー)な(ピーーーーーーーーー)(以下、検閲削除)」 ……ここぞとばかりに、あること0.5割、ないこと9.5割り増しのセクハラ行為が 加算されてますね……(汗) >「許さん。その罪、死を持って償え。」 >「人間風情がやる気かい?」 >フィブリゾが嘲笑を浮かべる。 >命を刈り取ろうと、その指先から力が放たれる。しかし―― >「喝!!」 >それはヴェルミスの発した気合に吹き飛ばされた。 ……さすが、ヴェルミスさん……。ただでさえ、凄いのにゼラス様への愛と、 フィブリゾ様への(ほとんど言いがかりによる)怒りでさらにパワーアップしてますね……。 >そこにはビシッとマッスルポージングを決める二人のナイスマッチョメンがいた。 >肌は小麦色に焼け、それと対照的に白い歯がキラリと光る。 >毛の一本もないその体は、てかてかと輝きを放っている。 >「――――――」 >あまりの光景に、フィブリゾは金魚のように口をパクパクさせていた。 ちょ、超○貴ーーーーっ?!(滝汗)何て恐ろしい……(ガクガクブルブル) これは……魔族でなくてもキツイ精神攻撃です。ヴェルミスさん……(滝汗) >「マッスルパワー、プラス!!」 >ビシッと大胸筋を誇示するように、ポージングをとる。 >「マッスルパワー、マイナス!!」 >ビシッと背筋を誇示するように、ポージングをとる。 >「「マッスルボンバァァァァッ!!!!」」 >両手を高々と頭の後ろへ組み、そのままの姿勢で突っ込んできた。 >「えっ?ウワァァァァァァァッ!!!!???」 > > ビタコーーーーーン > >見事にフィブリゾは二つのマッスルボディにサンドイッチされた。 > >サラサラサラサラサラ > >5秒と立たずにフィブリゾの体は真っ白に燃え尽きながら、塵となっていった。 >「「成敗っ!!!!」」 >マッチョメンズの声が響く。 視覚的にも精神的にも……嫌だなあ……こんな滅び方……(滝汗) フィブリゾ様……。復活するのに、どれほどの時間がかかるでしょう。 >ニヤリとクセモノな笑みを浮かべると、ヴェルミスとゼラスの姿はフッと消えた。 >後にはその光景を暖かく、マッスルポージングをとりながらマッチョメンズが見守っていた。 ……感動的な光景……なハズですが……。何でしょう、このいや〜んな感じは(笑) マッチョメンズの祝福を受けて、二人は愛の世界へ旅立って行ったのですね……(^_^;) >ちなみにゼロスが休暇から戻ってきたとき、書類の山の量はほとんど変わっていなかった。 やはり仕上げはゼロスが不幸なのですね。きっと「終わらなかった責任は、 ぜーんぶ、フィブリゾにあるのよ。だからフィブリゾに決済して貰ってねv」と 言われて……かと言って、まさか本当にやって貰うわけにもいかず、泣きながら 片づけるのでしょう。 ……そして今日も某セントバーナード犬と、ルーベンスの絵を見ているのですね。(笑) >今回はゼラス中心でした。 >フィブリゾファンの方、申し訳ありません。 >『ある愛の光景〜北の国から〜編』を書いた後に、次のゲスト(犠牲者)はフィブリゾにしようかな〜、と思って考えてた話でした。 >日の目を見れてよかった。 >それでは。 今回も本当に面白かったです。 そしてヴェルミスさんの召喚呪文(?)には、驚きと同時に大爆笑でした。 本当に凄すぎです……。 フィブリゾ様は、本気で今回は不運でしたね(笑)馬に誤爆して蹴られた感じです。 順繰りに犠牲になっている腹心の方々……続きがあるのであれば、次はガーヴ様でしょうか? でも何故か、あまりこういう事では、不幸にはなりそうにないですよね。 ガーヴ様って……。 それでは、この辺で失礼いたします。 次の作品を楽しみにしています。 |
28728 | 周りを台風に巻き込んでおります | 棒太郎 | 2003/12/21 22:44:11 |
記事番号28705へのコメント >棒太郎様、こんばんは。 > >笑撃の問題作ですね(笑) >読んでもう爆笑しました。そして脳内にはベルばらのEDがっ(笑) >今回の主役はゼラス様。ああ、もうすっかり……「良心」が、単身赴任楽々パックで >お引っ越ししてしまわれたようで……(汗) >不運(不幸、と言う気はしないです)なフィブリゾ様と、ゼロスの不幸っぷりが最高でした。 こんばんは、エモーションさん。 またまた、問題作でいた。というかこのシリーズ自体が問題作・・・・・ 今回もうすっかりゼラスは、ダルフィンのように染まってしまいました。 周りを不幸に陥れております。 >>彼女はここしばらく彼と会っていなかった。いや、会えなかった。 >>その原因は、まあ自業自得といえようが。 > >何日くらい会っていなかったのでしょう……? >ただ、もうらぶらぶなお二人ですので、一日会ってないだけでも、一月くらい >会っていない気分になるのかな、と思いました。 ヴェルミスは大丈夫ですが、ゼラスはヤク切れの禁断症状一歩手前くらいの状態です。 >>ゼロスはもはやどうにもならないとして、訴えに出たのだった。 >>上司ではなく、その上司の恋人に。 > >ここで、〃上司の恋人〃に、訴える辺りはさすがですね、ゼロス。 >どこが一番話が通じるか、良く分かってます。 はい、良く分かってます。 なんせ上司はあんな状態で、どうにも使い物になりませんから。 >>ぐったりとした様子で、とあるセントバーナード犬の背に背負われてやって来たゼロスの陳情書をめにしたヴェルミスは、ゼロスに休暇を与えることと、きちんと仕事を済ませるようにゼラスに言ったのだった。 > >……パ、パ○ラッシュ……(笑)まさにいつでも昇天できる状態(笑) >ヴェルミスさんは、さすがに恋人を補佐してくれる有能な部下の状態を見て、 >まずいなと思ったのですね。 >……昇天されたら、自分とゼラス様がデートしにくくなるし(笑) いつでも空から天使がお迎えに来てくれます。 まあ、最低限の公私の区別はつけるように、ということで。 >>「えへ・・・えへ・・・・えへへ・・・・・・・」 >>この仕事が終われば訪れるであろう幸せな未来を空想(妄想?)して、クスリでイッチャッタと思われても仕方がない笑い声をあげる。 > >……ゼ、ゼラス様……(汗)見事に逃避行動に……(汗) もう存分にトリップしちゃってます(笑) >>ちなみに他の者はと言うと、ダルフィンは仕事を部下に押し付けてさっさとデートに出かけ、グラウシェラーは本当に運良く外出していたので難を逃れた。 >>ガーヴについては、こういう仕事にはあてにしていないので、最初から除外されていた。 > >今回の犠牲者はフィブリゾ様ですね。それにしても、ダルフィン様は要領良いですねー(笑) >そして、ある意味一番ラッキー(?)なのって……ガーヴ様? >魔竜王軍は、きっとガーヴ様の署名と判を押した真っ白な紙を定期的に大量に作り、 >保管されたそれを使って、ラルタークさんが決済しているのかも……。 グラウシェラーの次の犠牲者は彼になりました。 ダルフィンはもう心得ております(笑) まあ、今回運河良かったのはガーヴとグラウシェラーですね。 >>絹を切り裂くような叫び声を上げて、ゼラスは胸元を抱くように両腕で覆った。 >>「いやぁーーーーーっ!!この変態!強○魔!」 >>「え?いや、ちょっ――――」 >>ゼラスの思いもよらぬ乙女チックな反応に、フィブリゾは目を丸くした。 > >確かに、フィブリゾ様にとっては、見たこともない一面ですね。 >でも不可抗力とはいえ、とんでもない事に……。(汗) ヴェルミスとの付き合いを重ねるうちに、このような一面が培われてきました。 >>地の底から響いてくるような低いドスの効いた声だった。 >>見るとそこに、黒のシルクハットに黒の外套を身に纏った男――ヨハン=ヴェルミス=インバースが立っていた。 > >出たー!!(汗) >ヴェルミスさん……。堪えきれなくなって、そっと様子を見に来たのでしょうか。 >何にせよ、フィブリゾ様にとっては、思いっきりバッドなタイミングですね。 鬼○郎が妖気を察知するように、ピィンと第六感にきて、やってきました。 >>「うう・・・・・ヴェルミス・・・・・私、怖かったわ・・・・・・・フィブリゾが(ピー(放送禁止))して(ピー)で(ピー)(ピー)な(ピーーーーーーーーー)(以下、検閲削除)」 > >……ここぞとばかりに、あること0.5割、ないこと9.5割り増しのセクハラ行為が >加算されてますね……(汗) あることないこと、ごっだまぜです。 >>命を刈り取ろうと、その指先から力が放たれる。しかし―― >>「喝!!」 >>それはヴェルミスの発した気合に吹き飛ばされた。 > >……さすが、ヴェルミスさん……。ただでさえ、凄いのにゼラス様への愛と、 >フィブリゾ様への(ほとんど言いがかりによる)怒りでさらにパワーアップしてますね……。 今の彼ならば、神や魔王すらも一撃で倒せるでしょう。 >>そこにはビシッとマッスルポージングを決める二人のナイスマッチョメンがいた。 >>肌は小麦色に焼け、それと対照的に白い歯がキラリと光る。 >>毛の一本もないその体は、てかてかと輝きを放っている。 >>「――――――」 >>あまりの光景に、フィブリゾは金魚のように口をパクパクさせていた。 > >ちょ、超○貴ーーーーっ?!(滝汗)何て恐ろしい……(ガクガクブルブル) >これは……魔族でなくてもキツイ精神攻撃です。ヴェルミスさん……(滝汗) イメージ映像はそれを思い浮べてくれれば結構です。 これでもかといわんばかりのマッチョボディーをご想像ください。 >>「「マッスルボンバァァァァッ!!!!」」 >>両手を高々と頭の後ろへ組み、そのままの姿勢で突っ込んできた。 >>「えっ?ウワァァァァァァァッ!!!!???」 >> >> ビタコーーーーーン >> >>見事にフィブリゾは二つのマッスルボディにサンドイッチされた。 >> >>サラサラサラサラサラ >> >>5秒と立たずにフィブリゾの体は真っ白に燃え尽きながら、塵となっていった。 >>「「成敗っ!!!!」」 >>マッチョメンズの声が響く。 > >視覚的にも精神的にも……嫌だなあ……こんな滅び方……(滝汗) >フィブリゾ様……。復活するのに、どれほどの時間がかかるでしょう。 誰もこんな死に様は嫌ですね。 流石のフィブリゾもこれはかなりの時間が掛かることでしょう。 >>ニヤリとクセモノな笑みを浮かべると、ヴェルミスとゼラスの姿はフッと消えた。 >>後にはその光景を暖かく、マッスルポージングをとりながらマッチョメンズが見守っていた。 > >……感動的な光景……なハズですが……。何でしょう、このいや〜んな感じは(笑) >マッチョメンズの祝福を受けて、二人は愛の世界へ旅立って行ったのですね……(^_^;) いや〜んな感じのギャラリーです。 こんな祝福受けたくないですね。 >>ちなみにゼロスが休暇から戻ってきたとき、書類の山の量はほとんど変わっていなかった。 > >やはり仕上げはゼロスが不幸なのですね。きっと「終わらなかった責任は、 >ぜーんぶ、フィブリゾにあるのよ。だからフィブリゾに決済して貰ってねv」と >言われて……かと言って、まさか本当にやって貰うわけにもいかず、泣きながら >片づけるのでしょう。 >……そして今日も某セントバーナード犬と、ルーベンスの絵を見ているのですね。(笑) ゼラスとヴェルミス、二人がラヴラヴであるほど、彼の不幸もそれに比例していきます。(笑) ゼロスの明日はどっちだ(笑) >>今回はゼラス中心でした。 >>フィブリゾファンの方、申し訳ありません。 >>『ある愛の光景〜北の国から〜編』を書いた後に、次のゲスト(犠牲者)はフィブリゾにしようかな〜、と思って考えてた話でした。 >>日の目を見れてよかった。 >>それでは。 > >今回も本当に面白かったです。 >そしてヴェルミスさんの召喚呪文(?)には、驚きと同時に大爆笑でした。 >本当に凄すぎです……。 >フィブリゾ様は、本気で今回は不運でしたね(笑)馬に誤爆して蹴られた感じです。 >順繰りに犠牲になっている腹心の方々……続きがあるのであれば、次はガーヴ様でしょうか? >でも何故か、あまりこういう事では、不幸にはなりそうにないですよね。 >ガーヴ様って……。 > >それでは、この辺で失礼いたします。 >次の作品を楽しみにしています。 今回の話で、一番最初に思いついていたのがヴェルミスの召喚です。 やはり魔族にも思いっきり効くものといえば、コレではないかと。 さて、次に書くとすれば、もちろんゲスト(と書いて犠牲者)はガーヴです。 確かにこういう事ではあまり不幸になりそうにないですよね。 それでは。 |
28764 | 残りのゲストを・・・・・ | 棒太郎 | 2003/12/24 00:55:48 |
記事番号28692へのコメント こんばんは、棒太郎です。 一人だけ残しとくのもあれなんで、残りの方に登場してもらいます。 それではどうぞ。 ************************************* 『ある愛の光景〜聖夜爆熱編〜』 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 カタート山脈に切実な断末魔の叫びがこだました。 「なんだぁ?フィブリゾの奴、なんかあったか?」 その叫び声に振り返りながら、魔竜王ガーヴは首を捻った。 「ま、あの陰険ヤローがどうなろうがいいか。」 あっさり見切りをつけると、ガーヴは酒をかっくらおうと街へと降りていくことにした。 「それにしても今日の空は機嫌がいいな。」 星が輝き始めた空を見上げ、呟いた。 「星が良く見えるぜ。あんな脇の小さな星までくっきりとしてるな。」 そう言い、ひしゃく型の星座の脇に輝く星を見つめた。 人は、その星を”死兆星”と言った。 今宵、街は激しく燃え上がっていた。 今日は聖人の誕生を祝うめでたい日であるが、世間一般では何故か恋人達の自分に祝福が訪れんことを願い、暗躍する日となっている。 そして何故か一人身のものには、目に見えない、無言の哀れみと侮蔑と嘲笑がお見舞いされる日であった。 街中、到る所お前らどっから沸いて出た、というほどのカップルでごった返していた。 その中で、一際周りの目を引く一人の女性の姿が会った。 (うふ、うふふふふふふふふふふふふ。いよいよ・・・・・いよいよ、今日という日がやってきたのよ!) 美しい蒼髪をなびかせて、海王ダルフィンは密かに笑みを浮かべた。 (世のカップル達が一斉に勝負を仕掛けるこの日。この熱気と雰囲気を味方に付け、ついに発動させるわ!私とデイルの”輝かしい幸福の未来をこの手に大作戦”を!そして”明るい家族計画”をっ!!!!) 前者はともかく後者はこの場ではちとヤバイような気がしますが・・・・・・ しかし、今のダルフィンはそんなことなど聞く耳持ちゃしない。 あのゼラスをあそこまで染め上げた張本人でもあるのだから。 だが、本人が息巻くように、今日はとても気合が入ったファッションだった。 彼女の美しさをさらに引き立たせるような、服やアクセサリー。 誰もが思わず魅入ってしまうほどであった。 (これならいくらデイルでもイチコロね♪でも、よけいな虫まで寄ってくるのがウザイわ。・・・・・) 事実、デイルを待つ彼女に、何人もナンパにやって来た。 その結果は後ろに転がる屍の山が物語っていた。 (今夜は、まず輝く夜景を眺めながら優雅なディナー。それからゆったりとラウンジで語り合って、その後は・・・・・・・その後は・・・・・・) 今夜のスケジュールを確認する。 最後のほうはデヘヘヘ、とだらしない笑みが浮かんでいる。 ちなみにその後のこととは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 過激すぎてここには書けませんでした・・・・・・・ (ぐへへへ〜〜、デイルゥ。今夜は寝かせまへんで〜〜。) アヤしい笑いを浮かべながら、”レッド・ヴァイパー”と銘打たれた小瓶のドリンクをグイッと飲み干す。 足元には同じ小瓶が5本ほど散乱していた。 「ダルフィンさん。」 エヘエヘと空想(妄想?)を繰り広げていた時、彼女を呼ぶ声が聞こえてきた。 「デイルッ!」 パッと顔を輝かせて、彼の元へ駆け寄る。 「すいません、ダルフィンさん。待たせてしまいましたか?」 「ううん。私も今、来たところよ。」 実際は3時間前からそこにスタンバッていた。 このお約束の台詞群を味わいたいがためである。 「それならいいのですが・・・・・この寒空の下で貴女を待たせていたなんてことなら―――」 「うふ、いいの。デイルがとても暖かいから♪」 傍から聞いてたら、体中痒くなってきそうな会話である。 このバカップルどもめ、ケッ! 「?今何か声がしたような?」 「気のせいよ。きっと負け犬の寂しい遠吠えよ(嘲笑)」 シクシクシクシクシク・・・・・・・・・ 「ところで、ダルフィンさん。これを―――」 そう言い、デイルは綺麗な包装紙に包まれた箱を取り出した。 「貴女へのプレゼントです。」 「まあ、ありがとう!開けてみてもいい?」 デイルが頷くと、ダルフィンは箱を開けた。 そこには美しい宝石で装飾された指輪があった。 「よければ・・・・・・左手の薬指に嵌めてもらえませんか?」 「え・・・・・・?」 デイルの言葉にしばし呆然となるダルフィン。 (左手に指輪・・・・・・ここここっこっこれってまさか・・・・・・!?) 頭の中がぐるぐると渦巻き、心臓がバッコンバッコンと激しく高鳴る。 「僕と・・・・・結婚し―――――」 重大な言葉がつむがれようとした時―――― 「オラァッ!!一昨日出直してこいやっ!!!」 馬鹿でかい声がしたかと思うと、ダルフィンとデイルの間を人が風のように投げ飛ばされていった。 そのソニックブームに巻き込まれ、ダルフィンが手にしていた指輪も箱ごと、吹き飛ばされ、空の彼方へ消えていった。 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 なんとも形容しがたい沈黙が、二人の間を流れた。 「おっ!ダルフィンじゃねえか!こんなところでなにしてんだ、お前!!」 先程の声の主がやってきた。 良く見ると、とてもとても見知った顔。 「ガーヴ・・・・・・・・・・」 ダルフィンがポツリと呟いた。 「な〜〜に、しけたツラしてやがんだ。今日はめでたい日だぜ。パ〜〜っと飲め、飲め!!」 すでに顔を赤らめ、酒臭い息を吐くガーヴ。完璧に出来上がっていた。 ところで魔族が聖なる夜を祝っていいのだろうか? 「ふ、ふふ、ふふふふふふふふ・・・・・・・・」 「?」 不気味な低い笑い声が響いた。 「デイル。悪いけど少しの間、あちらのカフェに行っててくれる?」 「あ、は、はい・・・・・」 ダルフィンの言葉に、疑問を浮かべながらも、デイルは素直にカフェへと入って行った。 デイルの姿がカフェの中へ消えた瞬間、凄まじい衝撃がガーヴの体を襲った。 「ごふっ!」 そのまま、地面に背中から倒れた、いや倒された。 その上にはダルフィンが、マウントポジションの体勢でニヤリと笑っていた。 拳をバキボキと鳴らし、攻撃準備は万全だ。 その笑みを見て、ガーヴの酔いが一気に引いていった。 「ガーヴ・・・・・・何か言い残すことは?」 「お、おい、ダルフィン。ま、まずは落ち着こうぜ・・・・・は、話せば分かる・・・・」 その言葉にダルフィンがにっこり笑った。 「グッドラック♪」 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッッッ!!!!!!!!! 「デイル、お待たせ♪」 「あ、ダルフィンさん。何かあったんですか?」 「ううん、別に何もないわよ。さ、行きましょ♪」 そうして二人は夜の街へと消えていった。 ちなみに翌朝、ダルフィンはなぜかつやつやとしたかおつきで、デイルはげっそりとした顔つきで出てきたという。 「?おかあさん、あれなあに?」 幼い少女が道ばたに転がっている赤い物体を指差し、訊ねた。 「しっ、カナちゃん。見ちゃいけません!」 「でもなんか、ビクビクってうごいてるよ〜?」 「だから見ちゃいけません!さ、行きましょ!」 「あ〜〜、なんかこっちにてを伸ばしてる!」 「きゃああああああっ!!!」 母親は叫ぶや、カナちゃんを引っ張って脱兎の如く走っていった。 「そ・・・空が・・・・・空が落ちて・・く・・・・・・・・(ガク)」 そうしてかつてガーヴと呼ばれた物体は力尽きた。 その空の上には”死兆星”が静かに、彼を照らし出していた。 ************************************* 5腹心最後の一人、ガーヴ編でした。 彼が一番こういうことに巻き込まれにくいと思われるので、ちと苦労しました。 さて、次はまた長編の方にでも―――と思います。 それでは。 |
28782 | ♪俺との愛を守るため〜(汗)♪ | エモーション E-mail | 2003/12/24 23:11:50 |
記事番号28764へのコメント 棒太郎様、こんばんは。 す、凄いです……(汗)腹心不幸キャンペーン……(滝汗) それにしても、ガーヴ様なんて間の悪い……。 でも、自業自得のような気も(笑) 「ついうっかり馬の後に立ってしまって、蹴られた」とも言った感じで。 あれではダルフィン様、怒って当然のような気もしますから(^_^;) >「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 >カタート山脈に切実な断末魔の叫びがこだました。 >「なんだぁ?フィブリゾの奴、なんかあったか?」 >その叫び声に振り返りながら、魔竜王ガーヴは首を捻った。 ……もしかして、前回のお話はクリスマス・イヴの出来事なのですか?(汗) マッチョメンズが祝福するクリスマス……(汗) >「星が良く見えるぜ。あんな脇の小さな星までくっきりとしてるな。」 >そう言い、ひしゃく型の星座の脇に輝く星を見つめた。 > >人は、その星を”死兆星”と言った。 伝説の「目の良い人が早死にする(笑)星」ですね。 >美しい蒼髪をなびかせて、海王ダルフィンは密かに笑みを浮かべた。 >(世のカップル達が一斉に勝負を仕掛けるこの日。この熱気と雰囲気を味方に付け、ついに発動させるわ!私とデイルの”輝かしい幸福の未来をこの手に大作戦”を!そして”明るい家族計画”をっ!!!!) ……ダルフィン様……(^_^;) 魔王様(おとうさま)が知ったら、速攻で滅びそうな計画を(汗) >(これならいくらデイルでもイチコロね♪でも、よけいな虫まで寄ってくるのがウザイわ。・・・・・) いえ、すでにイチコロですから(汗)デイルさん。 でも、気合いを入れておしゃれをしてしまうのは、やはり乙女心ですね。 >事実、デイルを待つ彼女に、何人もナンパにやって来た。 >その結果は後ろに転がる屍の山が物語っていた。 迂闊にちょっかい出そうとするのが間違いです。でも現場をデイルさんに 見られたら、もっと酷い目にあってそうです、そのナンパの人達……。 >(今夜は、まず輝く夜景を眺めながら優雅なディナー。それからゆったりとラウンジで語り合って、その後は・・・・・・・その後は・・・・・・) >今夜のスケジュールを確認する。 >最後のほうはデヘヘヘ、とだらしない笑みが浮かんでいる。 >ちなみにその後のこととは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ > >過激すぎてここには書けませんでした・・・・・・・ つまり「18歳未満お断り(何が起きるのかは、各自好き勝手に妄想してください。 ただし行動の過激度は、個人の妄想のレベルで決まるため、こちらには一切 責任ありません)の世界」ですね。 おし、これでクレーム(どこから?)きても、変な妄想する方が悪いと責任転嫁できる(笑) >「すいません、ダルフィンさん。待たせてしまいましたか?」 >「ううん。私も今、来たところよ。」 >実際は3時間前からそこにスタンバッていた。 >このお約束の台詞群を味わいたいがためである。 >「それならいいのですが・・・・・この寒空の下で貴女を待たせていたなんてことなら―――」 >「うふ、いいの。デイルがとても暖かいから♪」 >傍から聞いてたら、体中痒くなってきそうな会話である。 >このバカップルどもめ、ケッ! >「?今何か声がしたような?」 >「気のせいよ。きっと負け犬の寂しい遠吠えよ(嘲笑)」 >シクシクシクシクシク・・・・・・・・・ ひゅぅぅぅぅぅぅぅ……………………。 マッチ買ってください……マッチは要りませんか?……。 ああっ! クリスマスツリーがっ! 暖かくて美味しいお料理もっ! 最後は……おおっ! お祖母さんだっ!!(核爆) >デイルが頷くと、ダルフィンは箱を開けた。 >そこには美しい宝石で装飾された指輪があった。 >「よければ・・・・・・左手の薬指に嵌めてもらえませんか?」 おおおおっ! デイルさん、あなたも気合いを入れてますね!! それでしばらく仕事の忙しい時期があった(参照:北の国から(笑))のですね!! 一昔前の指輪のCMみたいにっ!! >(左手に指輪・・・・・・ここここっこっこれってまさか・・・・・・!?) >頭の中がぐるぐると渦巻き、心臓がバッコンバッコンと激しく高鳴る。 >「僕と・・・・・結婚し―――――」 >重大な言葉がつむがれようとした時―――― > >「オラァッ!!一昨日出直してこいやっ!!!」 > >馬鹿でかい声がしたかと思うと、ダルフィンとデイルの間を人が風のように投げ飛ばされていった。 >そのソニックブームに巻き込まれ、ダルフィンが手にしていた指輪も箱ごと、吹き飛ばされ、空の彼方へ消えていった。 >「・・・・・・・・・・」 >「・・・・・・・・・・」 >なんとも形容しがたい沈黙が、二人の間を流れた。 ……ま、まさに「天国と地獄」……(汗) せっかくのいい雰囲気と努力・友情(これはあまり関係ないかも)・勝利の末に プレゼントした指輪が、どこかへ飛んでいってしまうなんて……。 デイルさんが不幸かも……(汗) >「ガーヴ・・・・・・・・・・」 >ダルフィンがポツリと呟いた。 >「な〜〜に、しけたツラしてやがんだ。今日はめでたい日だぜ。パ〜〜っと飲め、飲め!!」 >すでに顔を赤らめ、酒臭い息を吐くガーヴ。完璧に出来上がっていた。 >ところで魔族が聖なる夜を祝っていいのだろうか? >「ふ、ふふ、ふふふふふふふふ・・・・・・・・」 ああああああ、ダルフィン様が……。お怒りはごもっともですけれど……。 ……ガーヴ様……合掌(ちーん) >「お、おい、ダルフィン。ま、まずは落ち着こうぜ・・・・・は、話せば分かる・・・・」 >その言葉にダルフィンがにっこり笑った。 > >「グッドラック♪」 > >オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ >オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッッッ!!!!!!!!! ああ……北斗百○拳……。スタンドかもしれないけれど……。まあ、どちらでもいいか。 えっと、現場では今、阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられております。 聖夜に突如起きた、海王ダルフィンと魔竜王ガーヴという、腹心二人による争い。 先程、魔王軍へコメントを求めたのですが、主な幹部がクリスマス休暇を とっていることと、出勤している冥王フィブリゾが公務で外出しており、 不在のため、公式のコメントは得られませんでした。ただ、魔王軍にとっても、 まったく予想外の出来事だったらしく、対応した職員が驚きの声を上げたのが、 私には印象的でした。 また、心配されていた周辺地域への被害ですが、どうやら結界が張られているらしく、 周囲と、特に通行人に被害は生じておりません。 ……以上、現場からスィーフィード共同通信社の中継で、お伝えいたしました。 >「そ・・・空が・・・・・空が落ちて・・く・・・・・・・・(ガク)」 >そうしてかつてガーヴと呼ばれた物体は力尽きた。 >その空の上には”死兆星”が静かに、彼を照らし出していた。 ♪愛で空が落ちてくる♪状態になってしまわれるとは……(^_^;) ガーヴ様……見事にズタボロに……。彼の復活もいつになることやら……。 こうなったらフィブリゾ様と、どちらが先に復活するかを競ってください。 >5腹心最後の一人、ガーヴ編でした。 >彼が一番こういうことに巻き込まれにくいと思われるので、ちと苦労しました。 >さて、次はまた長編の方にでも―――と思います。 >それでは。 またまた大爆笑いたしました。 ガーヴ様はほとんど自業自得ですが、デイルさんが今回、純粋に不幸でしたね。 あとで、指輪を必死で探したのでしょうか。 きっとこれは、「プロポーズはあの丘の上で!」というL様のお達しなのかも(笑) それにしても、本当に……恋する乙女には誰も勝てませんね(^_^;) 次作品は長編なのですね。楽しみにしています。 それでは、今日はこの辺で失礼いたします。 |
28806 | ♪YOUはSHOCK!! | 棒太郎 | 2003/12/26 09:55:24 |
記事番号28782へのコメント >棒太郎様、こんばんは。 > >す、凄いです……(汗)腹心不幸キャンペーン……(滝汗) >それにしても、ガーヴ様なんて間の悪い……。 >でも、自業自得のような気も(笑) >「ついうっかり馬の後に立ってしまって、蹴られた」とも言った感じで。 >あれではダルフィン様、怒って当然のような気もしますから(^_^;) こんにちは、エモーションさん。 ここまできたらもうやっちゃえ!ってことで、ガーヴまでいっちゃいました。 「機嫌の悪い馬の後ろに偶々立ったら、蹴られた」って感じですね。 >>その叫び声に振り返りながら、魔竜王ガーヴは首を捻った。 > >……もしかして、前回のお話はクリスマス・イヴの出来事なのですか?(汗) >マッチョメンズが祝福するクリスマス……(汗) 前回と少しつながりがあります。 ダルフィンはこの日のために、部下に仕事を押し付けて、出かけました。 >>人は、その星を”死兆星”と言った。 > >伝説の「目の良い人が早死にする(笑)星」ですね。 はい。とってもはた迷惑なあの星です(笑) >>(世のカップル達が一斉に勝負を仕掛けるこの日。この熱気と雰囲気を味方に付け、ついに発動させるわ!私とデイルの”輝かしい幸福の未来をこの手に大作戦”を!そして”明るい家族計画”をっ!!!!) > >……ダルフィン様……(^_^;) >魔王様(おとうさま)が知ったら、速攻で滅びそうな計画を(汗) とんでもないこと考えてます。 今の彼女は、ロペティにも負けてません。 >>(これならいくらデイルでもイチコロね♪でも、よけいな虫まで寄ってくるのがウザイわ。・・・・・) > >いえ、すでにイチコロですから(汗)デイルさん。 >でも、気合いを入れておしゃれをしてしまうのは、やはり乙女心ですね。 こういう特別な日には、いつも以上に気合を入れるものですからね。 >>事実、デイルを待つ彼女に、何人もナンパにやって来た。 >>その結果は後ろに転がる屍の山が物語っていた。 > >迂闊にちょっかい出そうとするのが間違いです。でも現場をデイルさんに >見られたら、もっと酷い目にあってそうです、そのナンパの人達……。 聖なる夜が一変して、阿鼻叫喚になりますね。 ただ、デイルはヴェルミスと比べると、比較的常識人です。(比べる対象がトビすぎてますが・・・) >>ちなみにその後のこととは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >> >>過激すぎてここには書けませんでした・・・・・・・ > >つまり「18歳未満お断り(何が起きるのかは、各自好き勝手に妄想してください。 >ただし行動の過激度は、個人の妄想のレベルで決まるため、こちらには一切 >責任ありません)の世界」ですね。 >おし、これでクレーム(どこから?)きても、変な妄想する方が悪いと責任転嫁できる(笑) もう何があるのかは皆様のご想像におまかせします(笑) >>このバカップルどもめ、ケッ! >>「?今何か声がしたような?」 >>「気のせいよ。きっと負け犬の寂しい遠吠えよ(嘲笑)」 >>シクシクシクシクシク・・・・・・・・・ > >ひゅぅぅぅぅぅぅぅ……………………。 >マッチ買ってください……マッチは要りませんか?……。 >ああっ! クリスマスツリーがっ! 暖かくて美味しいお料理もっ! >最後は……おおっ! お祖母さんだっ!!(核爆) 寒さが骨にまで絡みつくようです。 わたしは仕事が忙しくて、クリスマスもなにもありませんでしたが。 >>そこには美しい宝石で装飾された指輪があった。 >>「よければ・・・・・・左手の薬指に嵌めてもらえませんか?」 > >おおおおっ! デイルさん、あなたも気合いを入れてますね!! >それでしばらく仕事の忙しい時期があった(参照:北の国から(笑))のですね!! >一昔前の指輪のCMみたいにっ!! 彼も今日の日に勝負をかけたようです。 やはり、給料の3か月分をつぎこんだものかと。 >>そのソニックブームに巻き込まれ、ダルフィンが手にしていた指輪も箱ごと、吹き飛ばされ、空の彼方へ消えていった。 >>「・・・・・・・・・・」 >>「・・・・・・・・・・」 >>なんとも形容しがたい沈黙が、二人の間を流れた。 > >……ま、まさに「天国と地獄」……(汗) >せっかくのいい雰囲気と努力・友情(これはあまり関係ないかも)・勝利の末に >プレゼントした指輪が、どこかへ飛んでいってしまうなんて……。 >デイルさんが不幸かも……(汗) 考えてみればそうですね。 せっかくの晴れ舞台が。 >>すでに顔を赤らめ、酒臭い息を吐くガーヴ。完璧に出来上がっていた。 >>ところで魔族が聖なる夜を祝っていいのだろうか? >>「ふ、ふふ、ふふふふふふふふ・・・・・・・・」 > >ああああああ、ダルフィン様が……。お怒りはごもっともですけれど……。 >……ガーヴ様……合掌(ちーん) 感動のシーンを思いっきりぶち壊されたんですから、もうマグマのように怒りが煮えたぎっております。 >>「グッドラック♪」 >> >>オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ >>オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッッッ!!!!!!!!! > >ああ……北斗百○拳……。スタンドかもしれないけれど……。まあ、どちらでもいいか。 >えっと、現場では今、阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられております。 >聖夜に突如起きた、海王ダルフィンと魔竜王ガーヴという、腹心二人による争い。 >先程、魔王軍へコメントを求めたのですが、主な幹部がクリスマス休暇を >とっていることと、出勤している冥王フィブリゾが公務で外出しており、 >不在のため、公式のコメントは得られませんでした。ただ、魔王軍にとっても、 >まったく予想外の出来事だったらしく、対応した職員が驚きの声を上げたのが、 >私には印象的でした。 >また、心配されていた周辺地域への被害ですが、どうやら結界が張られているらしく、 >周囲と、特に通行人に被害は生じておりません。 >……以上、現場からスィーフィード共同通信社の中継で、お伝えいたしました。 ジョ○のスタープ○チナのラッシュをイメージしてください。 タックル→マウントポジション→タコ殴りという理想的なコンボです。 >>「そ・・・空が・・・・・空が落ちて・・く・・・・・・・・(ガク)」 >>そうしてかつてガーヴと呼ばれた物体は力尽きた。 >>その空の上には”死兆星”が静かに、彼を照らし出していた。 > >♪愛で空が落ちてくる♪状態になってしまわれるとは……(^_^;) >ガーヴ様……見事にズタボロに……。彼の復活もいつになることやら……。 >こうなったらフィブリゾ様と、どちらが先に復活するかを競ってください。 ガーヴのほうが早いと思います。肉体的ダメージだけですし。 フィブリゾのほうは精神的ダメージが甚大ですので、復活にはかなりの時間がかかるでしょう。 >>5腹心最後の一人、ガーヴ編でした。 >>彼が一番こういうことに巻き込まれにくいと思われるので、ちと苦労しました。 >>さて、次はまた長編の方にでも―――と思います。 >>それでは。 > >またまた大爆笑いたしました。 >ガーヴ様はほとんど自業自得ですが、デイルさんが今回、純粋に不幸でしたね。 >あとで、指輪を必死で探したのでしょうか。 >きっとこれは、「プロポーズはあの丘の上で!」というL様のお達しなのかも(笑) >それにしても、本当に……恋する乙女には誰も勝てませんね(^_^;) > >次作品は長編なのですね。楽しみにしています。 >それでは、今日はこの辺で失礼いたします。 指輪はあのあとヴェルミスが拾って届けてくれました。 再度のプロポーズはあの丘の上で(笑) 恋する乙女はやはり最強・・・・・・触らぬ神に祟りなしです。 長編は今プロットを練ってるところですが、さてどうなるやら。 それでは、ありがとうございました。 |