◆−また出会う日1「再会」−すぅ (2003/12/21 13:34:37) No.28725
 ┣また出会う日2「ファルの決断」−すぅ (2003/12/21 21:41:33) No.28727
 ┃┗Re:また出会う日2「ファルの決断」−神高 紅 (2003/12/22 13:47:14) No.28735
 ┃ ┗Re:コメントありがとうございます!≧▽≦−すぅ (2003/12/22 14:27:20) No.28737
 ┣また出会う日3「ゼフィーリア」−すぅ (2003/12/22 18:15:56) No.28740
 ┣また出あう日4「リナの家」−すぅ (2003/12/22 19:29:00) No.28746
 ┣また出会う日5「ファルの両親」−すぅ (2003/12/22 22:24:55) No.28749
 ┗また出会う日6「魔術」−すぅ (2003/12/24 14:23:10) No.28768
  ┗Re:また出会う日6「魔術」−神高 紅 (2003/12/24 15:42:41) No.28773
   ┗Re:コメントありがとぉー−すぅ (2003/12/24 16:49:11) No.28775


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28725また出会う日1「再会」すぅ E-mail URL2003/12/21 13:34:37


  また出会う日

スィーフィード様をまつる、ゼフィーリア近くの決して大きくなく、小さくもない、街の神殿。
そこに、一人の少女、ファルティー=リミュー=ルーアが居ることで、この物語は始まる――――

「・・・ナイト・ブルー探しをリナさんとガウリイさんとしたときから2年・・・もう、こんなに経ったんですね・・・」
私はファルティー=リミュー=ルーア。みんなには「ファル」って言われてる、スィーフィード様に仕える巫女。
リナさんとガウリイさんに手伝ってもらった「ナイト・ブルー探し」から2年の月日が流れ、私は15歳になった。
この2年間、私はできるだけ努力をし、地位の高いほうにあたる巫女になった。
まだ、巫女頭までは行っていないけれど、2年前よりは、すごく高いところにいったんだって自分でも思っています。
白魔術もいっぱい覚えました、でも、まだ子供の頃の夢は達成できてないんだな・・・って思うことが時々あるんです・・・。
「・・・図書館に、読書に行きましょうか・・・」
そして、図書館に、読書に行った。


私は、いつも座っている席へ行った。
そこに座ったとき、私は覚えのある声を聞いた。
「ねえ、アメリア、これなんかどうなの?」
「それですかー?そうですね・・・取りあえず読んでみてください」
―――リナ・・・さん・・・?それと、アメリアってセイルーンのお姫様アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン様・・・?アメリア様は巫女頭のはずですよね―――
私は、何故ここにアメリア様がいるのかと思った。
それと同時に、リナさんがアメリア様と知り合いだなんて、考えたことがなかったので、私はすごく驚いた。
「リナさん・・・ですか・・・?」
「えっ?」
リナさんは驚いたような、そんな感じの声をあげる。
「リナさん、知り合いですか?」
「う、うん、2年前に一緒に『伝説といわれる花 ナイト・ブルー』を探したときの子」
リナさんは2年前とイメージが変わったみたいで、途惑っている様子。
「リナさん、途惑わなくてもいいです。取りあえず、私の部屋にきませんか?」
「そうね、そうするわ」
意見が一致したので、私たちは図書館を出て、私の部屋に行った。


「そういえば、あなたはなんて名前ですか?」
歩きながらのアメリア様の質問に私は、
「ファルティー=リミュー=ルーアです。皆さんにファルって呼ばれているので、そう呼んでください」
「はい、分かりました、ファルさん。私はアメリアです。普通に呼んでくださいね」
「分かっています。アメリア様」
「様はつけなくて良いです。プライベートですから」
私は心で苦笑いする。
こんな元気な方とは思わなかったってことです。
「はい、わかりました。アメリアさん」
「ところで、ファル」
「なんでしょう?リナさん」
「なんか、2年前よりイメージ変わったけど、どうしたのよ」
リナさんの質問は前の私を知っているからこその質問でした。
「2年間、私は努力して、地位の高い巫女になったんです。地位の高い方は、地位の低いかたを余りよく思わないでしょう。ですから、私は、いつでも地位の高い人でも、低い人でも、できるだけ丁重にしてるんです」
「そうなんだー・・・・だからイメージ変わったのね」
「ええ」
そういって、私たちは歩いていく。
「付きましたよ」
「え?」
「ファルさん、本当に地位が高い方なんですね」
――私の部屋は、巫女頭様より小さいのですが・・・――
と、心の中で苦笑いする。
「取りあえず、入りません?」
「あ、うん」

カチャ・・・

「・・・普通の部屋と、変わらないわね・・・」
「なるべく、そうしましたから」
私の部屋には、ごく普通の部屋にしてある。
「取りあえず、座ってください。紅茶を入れますから」
そういって、私は台所へ行った。
台所、といっても、お茶系の葉が何種類かと、水道、ティーカップ&受け皿など、お茶を飲むためのものしかない。
私は、ダージリンを入れた。

「紅茶入れましたから、今日はダージリンにしてみました」
「ありがとうございます。ファルさん」
「ありがと、ファル」

それから、30分ほと、2年間何をしていたかの話で盛り上がった。

コン、コン・・・
「何の御用でしょう?」
「ファル様の連れていらしたお客様のお仲間が3人こちらに来ております。お連れしても宜しいでしょうか?」
わたしは微笑んで、
「通してください。この方達のお仲間ですから」
「かしこまりました」
カチャ・・
「仲間ってガウリイたちのことかしら」
「多分そうだと思います。通したほうがよかったでしょう?」
「そうですね」
しばらくして、また扉をたたく音がした。
「お客様をお連れしました」
「どうぞ、入ってください」
わたしは、微笑んで、ガウリイさんたちを迎え入れた。
「失礼いたします」
と、連れてきてくれた巫女さんがいった。
わたしは、「ありがとう」といった。
「リナ、アメリア、こいつは誰だ・・・!」
「わたしの知らない人みたいですけど、リナさんのお仲間ならお許ししますが、わたしの部屋で、物騒なことはお止めになってくださいね」
「ファルさんの言うとおりです!他人の部屋で剣を振るうなんて、このアメリア、成敗します!!」
「アメリアさん、貴方の仲間でしょう?仲間割れはよくないですよ」
わたしが、アメリアさんを慰める。
「そ、そうですね。わたしが間違ってました」
「ところで、リナ、あいつ誰だっけ?」
わたしは、クスクスと笑って、
「2年前、お会いしたでしょう?ガウリイさん。貴方はすぐに忘れる方でしたから、忘れるのは無理ないでしょうけど」
「2年前?そういえば、リナが盗賊いぢめしたときにいたなー。でも、なんか違うような・・・イメージが変わったしな」
「旦那とリナは会ったのか、知らないのは俺とアメリアとゼロスだけだったのか?」
「僕は知ってましたよ」
横から、ゼロスさんが言う。
「あの、知ってたって、見てたんですか?」
「ええ、居合わせてましたから」
「じゃあ、あのときの気配って貴方だったんですね」
『え"』
何故かわたし以外の全員が声を上げる。
「ゼロスがいること知ってたの?!」
「それは本当なのか!」
「気配隠してたつもりだったんですけどねー・・・ばれちゃってましたか」
私は心の中で苦笑いする。
なぜかは、皆が皆違うことを言っているから。
「あの、ゼロスさんって魔族の方ですよね?あの時気配はかすかしか感じ取れませんでしたもの」
『かすかって・・・(汗』
私はきょとんとして、
「どうかなさいました?」
といっていた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトガキ☆るぅむ
楽しかったのかな・・・?
感想ください!
でわ!

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28727また出会う日2「ファルの決断」すぅ E-mail URL2003/12/21 21:41:33
記事番号28725へのコメント

また出会う日「ファルの決断」

「どうかなさいました?」
といっていた。

「ファル、楽しかったわ。明日ここを出て、私の故郷のゼフィーリアに行くわ。だから、明日、挨拶に来るわね」
「はい、分かりました」
「それじゃあ、ファルさん、また明日」
「ええ」
そういって、リナさんたちは、宿に帰っていった。



その夜、私は考えた。
―――リナさんに魔法を教えてもらえば良いのではないか―――
と・・・


そして、次の朝になった。
私は、スィーフィードに祈りをし、朝食をとった。

そして、10時くらいになった。
コンコン
「何でしょう?」
「昨日のお客様がおいでになりました」
「通してください」
「分かりました」
しばらくして、リナさんたちがやってきた。
「ファル・・・」
「はい、なんでしょう、リナさん」
「元気でね・・また、会おうね」
リナさんが悲しい顔をする。
「ファルさん、巫女の仕事ってつらいかもしれないですけど、頑張ってください」
「ありがとうございます。アメリアさん」
アメリアさんが支えてくれた。
「俺には良くわからんが、まあ頑張れ」
「ええ」
ガウリイさんが、ちゃんとした言葉を言ってくれた。
「俺は関係ないが、頑張るんだな」
「分かっています。ぜルがディスさん」
ゼルガディスさんも私を勇気付けてくれた。
「じゃあね、ファル」
そういって、私に背をむけたリナさん。
「あの、リナさん」
「なに、ファル」
「お願いがあるんですけど、よろしいですか?」
私は、考えたことを言うつもりでいた。
「言ってみて」
「私に、黒魔術と精霊魔術を、教えていただきたいんです」
一瞬静寂が訪れ。
『えーーーーーーーっ!!!』
リナさんたちが驚いていた。
「駄目ですか?」
「ダメって言うものじゃないわよ。巫女の仕事はどうするのよ」
「やめます」
私はサラリといった。
「やめるって、そんな簡単に・・・!!」
「今日の朝、巫女を辞めると、巫女頭様と神官長様に言ってきました」
「・・・分かったわ・・・」
『リナ(さん)!?』
アメリアさんまでもが驚いていた。
「それじゃあ、仕度してくれる?」
「終わってます」
『行動早すぎ(です)(だ)・・・』
「それじゃあ、早速行きましょう?」
私は、リナさんに言う。
「ええ、分かったわ」

こうして、私の旅は始まった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトガキ☆るぅむ
すぅです。
感想ください。
最近ないのでさびしいんですよぉー
なんでもいいですから、「ここはこうしたほうが良い」とか「ここが変」だとか言ってもらえると嬉しいです。
あと、夜宵 吹雪さん、スクール・オブ・ミステリーワールドはいつ次の来るんでしょうかね’’
言ってもらえるとウレシーな☆
でわ、寝る時間なので、この辺で。

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28735Re:また出会う日2「ファルの決断」神高 紅 2003/12/22 13:47:14
記事番号28727へのコメント

こんにちは!神高です。
では早速感想を送ります。
>その夜、私は考えた。
>―――リナさんに魔法を教えてもらえば良いのではないか―――
>と・・・
やはりこれは前に言っていた夢に関係あるんでしょうか。
>「あの、リナさん」
>「なに、ファル」
>「お願いがあるんですけど、よろしいですか?」
>私は、考えたことを言うつもりでいた。
>「言ってみて」
>「私に、黒魔術と精霊魔術を、教えていただきたいんです」
>一瞬静寂が訪れ。
>『えーーーーーーーっ!!!』
いきなりならそりゃ驚きますよね。
コ(驚かない人のが少ないと思うぞ)
>リナさんたちが驚いていた。
>「駄目ですか?」
>「ダメって言うものじゃないわよ。巫女の仕事はどうするのよ」
>「やめます」
>私はサラリといった。
>「やめるって、そんな簡単に・・・!!」
>「今日の朝、巫女を辞めると、巫女頭様と神官長様に言ってきました」
決断するの早すぎです。
コ(いさぎいいな)
>「それじゃあ、早速行きましょう?」
>私は、リナさんに言う。
>「ええ、分かったわ」
>
>こうして、私の旅は始まった。
物語は急展開を見せるって所でしょうか。
こ(これから・・どうなるん・・でしょうね・・)
これはやっぱりファルの成長が気になるとこですね。

とまあここら辺で次を楽しみに。
コ(じゃあな)
こ(さよなら・・)

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28737Re:コメントありがとうございます!≧▽≦すぅ E-mail URL2003/12/22 14:27:20
記事番号28735へのコメント

こんにちわー
紅さん、コメントありがとぉー
最近無くて寂しかったんですよー
>物語は急展開を見せるって所でしょうか。
>こ(これから・・どうなるん・・でしょうね・・)
>これはやっぱりファルの成長が気になるとこですね。
どんどん成長させます♪
また出会う日で終わるわけじゃないですよ。
また出会う日が終わったら・・・「自分への挑戦」かなー・・・
詳しいことは決まってないですけど、また出会う日は、リナに黒魔術・精霊魔術を教えてもらうってとこですね。
自分への挑戦(未決定)は教えてもらった黒魔術・精霊魔術を旅をしながら実戦経験をつんでいくって感じでしょうか。
もちろん、リナじきじきに黒魔術・精霊魔術を教えてもらったわけですから、魔族にも狙われるでしょう。未決定ですけね。
そのあとは・・・まあ、その時次第ですね。
コメントを頂いたことはとても感謝します。
それでわ、すぅでした。

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28740また出会う日3「ゼフィーリア」すぅ E-mail URL2003/12/22 18:15:56
記事番号28725へのコメント



  また出会う日3「ゼフィーリア」

「それにしても、ほんと急だったわねー」
「思いついたのが昨日でしたから」
「まあ、それなら仕方ないでしょうけど・・・」
いまは、ゼフィーリアに行くため、街道を進んでいる。
とりあえず、自己紹介。
私はファルティー=リミュー=ルーア。通称ファル。
職業は今のところ無職で、元巫女。
白魔術全般は大体扱える15歳。
これから、「デモン・スレイヤーリナ=インバース」と呼ばれるリナさんに黒魔術を教わる。
「ゼフィーリアは、1年ぶりですね・・・」
「1年?ゼフィーリアに来てるわけ?」
「ええ、ちょっと両親のところへ」
「ファルさんの両親はゼフィーリアに居るんですね。ついたら皆出会いにきましょう」
「そうね」
私たちが歩いていると、周りに誰かが近づいてくるような気配がした。
「・・・リナさん、盗賊がいます。ざっと10人ほど。囲まれてますよ」
私が小さい声で話しかける。

それからしばらくして、
「殺されたくなけりゃあ有り金と金目のものおいていきな」
「それはこっちのセリフよ!」
リナさんが声を張り上げる。
「けっ、俺らをバカにしたな、いけ!野郎ども!」
9人が茂みから出てきた。
『おう!』
そう、盗賊たちが声を上げたと同時に、
「フレア・アロー!」
ズドドドーン!!
リナさんのフレア・アローが炸裂した。
『うわぁっ!』
イキナリの攻撃に驚く盗賊たち。
「バースト・ロンド!」
『うぎゃぁっ!』
「おまけにディル・ブランド!」
『うおっ!!』
面白いようにバタバタと倒れていく盗賊たち。
「ふ、このリナ=インバースにおったのが運の付ね」
「り、リナ=インバースだと・・・あの胸無し・ドラまた・ロバース キラー・魔王の食べ残しとか噂されてるあのリナ=インバースか!」
「ふっふっふっ・・・胸無しですって?ドラまたですって!?ロバース・キラーですってぇ!?魔王の食べ残しですって!?あんたよぉーくそこまで行ったわね・・・ふっふっふっ・・・」
リナさんの名前を出されていらないことを言ってしまった盗賊のボス・・・っぽい人。
「ひ、ひぃっ・・・」
「フリーズ・ブリットぉっ!!!」
どっかーーん!!
凍りづけにされた盗賊団のボス・・・っぽい人。
「ふう、いいストレス解消になったわ」
「と、とりあえず先行かないか?」
「いいわよ。いいストレス解消になったしね」
と、先を急ぐ私たちだった。

それから、40分ほど歩いたところ・・・そこにゼフィーリアがあった。
私の居た街からは、2時間ほどのところ。
「ついたわよ」
「ここがリナの実家かー」
「そうよ。さあ、リアランサーまで行くわよ」
と、リナさんが言った。
「リアランサーってどこですか?」
「ねーちゃんがそこで働いてるのよ。さあ、行くわよ!」
そして、私たちはリアランサーまで行くことになった。

ちゃらんちゃらん・・・
ドアについていたベルの音が鳴った。
「いらっしゃいませー、5名様ですね?」
「あ、そうじゃなくて、ルナさんに用が・・・」
「ルナさんに挑戦ですか?止めて置いた方が良いですよ」
と、ウェイトレスの人が勘違いばかりしている。
「あら、リナ、お帰り」
「ただいま、ねーちゃん」
「お客さん?始めまして、私がルナ=インバース。リナの姉よ」
『始めまして』
と、私たちが挨拶をする。
「リナ、先に家に行ってなさい」
「はーい」

そして、私たちはリナさんの家に行った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトガキ☆るぅむ
えーと・・・
何も無し!
でわ!(ぇ

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28746また出あう日4「リナの家」すぅ E-mail URL2003/12/22 19:29:00
記事番号28725へのコメント


  また出会う日4「ファルの両親」

私たちは、いま、リナさんの家の前に居る。
「ここがあたしの家よ」
『へぇー・・・』(現実だと→∩\(’’)ヘぇーへぇー←トレビアの泉)
                ̄
(お話世界にこんなもの無いです・・・byすぅ)
「んじゃ、中に入りましょ」
「あ、うん」
私はリナさんの家に入った。
「ただいまー」
『お邪魔します』
「あら、お帰り、リナ。お客さん?」
「ただいま、かーちゃん。お客よ。あれ、とーちゃんは?」
と、リナさんとリナさんのお母さんではなしている。
「いま向こうに居るわ・・ってあら・・・ファルちゃん?」
「あ、お久しぶりです。おばさん」
私は1年ぶりにおばさんに会った
「久しぶりね、ちょうど1年前だったかしら?貴方が故郷帰りしたのは」
「ええ、1年前にきました」
「ファルとかーちゃんって知り合いなの?!」
「そうよ」
と、おばさんが答える。
「ちょうど、貴方が旅立ってから1ヶ月くらい後だったわね、隣に引っ越してきたのよ」
「そうなんだ、じゃあ、あたしが知らないわけだ」
「あの、おばさん、来たばかりで悪いですけど、お母さんとお父さんの所に行ってきます」
と、私が話をする。
「あら、それは残念ね。でも、またすぐに来るでしょ?」
「ええ」
「そう、行ってらっしゃい、私はお茶でもしてるから」
「すみません、おばさん」
私が謝る。
「いいのよ、リナ、行ってらっしゃい」
「ん、行ってきます」


私たちは私の両親の所へ行くことになった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトガキ☆るぅむ
今回はリナ母登場ー
でわ、すぅでした。

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28749また出会う日5「ファルの両親」すぅ E-mail URL2003/12/22 22:24:55
記事番号28725へのコメント


  また出会う日5「ファルに両親」

「ところで、ファルさん、どこに行くんですか?」
「行ってみればわかりますよ」
アメリアさんは、わからないようで、はてなマークを出している。
「ねえ、こっちって花屋よ?」
「良いんですよ」
リナさんもなかなか分からないよう。
ガウリイさんは・・・もとからなにも考えていないでしょう・・・。
わたしは、花屋でお墓参りなどに使う花を買った。
「・・・!・・・」
リナさんは分かったみたいで、悲しいような顔をしている。
「じゃあ、いきましょう」

そして、わたし達は歩き出した。
「なあ、ファルの両親はどんなやつだ?」
「・・・ ・・・」
「?どうしたんだよ?ファル」
私は無言で歩き続けた。
そして、1つの墓の立っている丘に着いた。
「・・・ファルさん・・・」
私は、お墓に花を置いた。
「1年ぶりです・・・母さん、父さん。私、巫女をやめました・・・こんどは、母さんと父さんが死ぬ1週間前に引っ越した家の隣の次女のリナさんに、黒魔術を教えてもらいます・・・」
私は、1年間会ったことを伝える。
「もうすぐ、私の小さい頃のいろんな魔法を使うっていう夢が、叶いそうです・・・空から・・見守っていてください・・・」
私は、立ち上がる。
「終わりました、戻りましょう?」
「うん・・・」
そして、リナさんの家に向かって歩き出す。

「ファル・・・いつ、死んだの・・・?ファルの両親」
「7年前・・・かな・・・。母さんと父さんが死んだとき、私、8歳で、死んじゃったんだってわかる歳で、ひとりになった私を、支えてくれたのが、おばさんと、おじさんだったんだ・・・」
「・・・そうなんだ・・・」
帰り道、それ以外の話は、しなかった。

「お帰りなさい」
「ただいま、おばさん、おじさん」
「今日が、ファルちゃんの両親の命日だったわね・・・私たちも行かなくちゃいけないわね」
おばさんが、私のことを気遣ってか、それ以外、両親のことはしゃべらなかった。

そして、ルナさんが帰ってきた。
「ただいまー」
「お帰りなさい、ルナ」
「おかえり、ねーちゃん」
「おかえりなさい、ルナさん」
『お帰り(なさい)、リナ(さん)の(お)姉さん』
みんながルナさんを迎える。
「久しぶり、ファル、巫女はどう?」
「あ、私、巫女の仕事やめました」
「そう、白魔術は覚えたの?」
「はい、こんどはリナさんに黒魔術と精霊魔術を教えてもらいます」
「そう、リナ、ちゃんとおしえてあげなさい」
ルナさんがリナさんに釘をさす。
「はーい、ねーちゃん」
リナさんが、こたえる。
「さあ、ご飯の用意をしましょう」
「おばさん、私手伝います」
「あら、ありがとう」

そして、みんなで夕食をした。
夕食の後、リナさんはコレまでのことをルナさんに話していた。
ガウリイさんは、リナさんとの結婚を申し込んでいるみたい。
私、ガウリイさんとリナさんが両思いのことって知ってましたけど・・・改めて考えると大問題かもしれないですね。
アメリアさんはお風呂に入っていて、ゼルガディスさんはリナさんから渡された本を読んでいる。
私は、リナさんの部屋で、精霊魔術についての本を読んでいる。
部屋のほうは、客間がガウリイさんとゼルガディスさん。
ルナさんの部屋がアメリアさん
リナさんの部屋は私。
ルナさん曰く「これから魔術教わるんだから、仲良くしないとだめだ」とのことで、こういう部屋の割り当てになった。

これから、大変な日々が始まりそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトガキ☆るぅむ
なし!
感想ください!
でわ!

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28768また出会う日6「魔術」すぅ E-mail 2003/12/24 14:23:10
記事番号28725へのコメント

こんにちわー
すぅです。
明日はクリスマスです。
早めに正月ネタも考えなくちゃいけませんね^^;
さてさて、今回は、5話から3日目です。
本格的に魔法を覚えていきます。
ちなみに言うと、ファルは2日の間に魔道の知識は全部覚えたって言う設定です。
もともとファルは、黒魔術も覚えたかったので、小さい頃から大体の知識は入ってました。
基本的な「明り」や「眠り」、「封印」、「封印解除」など、丸暗記すればできる呪文は覚えてます。

  また出会う日6「魔術」

「これ、わかる?」
「はい、わかります」
「んじゃ、おっけいよ。唱えてみて」
「はい」
私は、リナさんに教えてもらった呪文を唱える。
『すべての力の源よ 輝き燃える紅き炎よ フレア・アロー!』
ドカーンっ!
「やるじゃない!ファル」
「これからも頑張ります。次の魔法を教えてもらえます?」
「わかったわ、んじゃ、次はファイアー・ボールね」
私は、できるだけ、というより、限界まで、魔術を習っていた。
「んじゃ、やってみて」
「はい」
『すべての力の源よ 輝き燃える紅き炎よ 我が手に集いて力となれ ファイアー・ボール!』
ドッカーン!
「おし、次行くわよ」
「はい。『すべての力の源よ 輝き燃える紅き炎よ 我が手に集いて煉獄となれ バースト・フレア!』
ドッカーンっ!!
「うんうん、われながら、教えるのは完璧ね!次、フリーズ・アローよ」
私は、すべて、リナさんに教えてもらったとおりにした。
『空と大地を渡りしものよ 優しきながれ たゆたう水よ フリーズ・アロー!』
カキーン!
「完璧よ!ファル」
「いいえ、リナさんの教え方が良いんです」
そして、2時間が過ぎた。
「これで、私の知ってる精霊魔術は終わりね・・・アメリアかゼルにでもラ・ティルトを教えてもらって」
「分かりました。リナさん」
「んじゃ、今日はこれくらいにしておきましょ」
これが、私の一日になっていた。

「今日から、黒魔術ね・・・」
「ええ、できるだけ、頑張ります」
「んじゃ、エルメキア・ランスからね」
「はい」
今日も、また、魔法を教わる私。
そして、1時間経った。
「んじゃ、やってみて」
わたしはコクリと頷き
『凍える魂持ちたる覇王 我に与えん氷結の怒り ダイナスト・ブレス!』
カキーンっ!!
的にしていた木の枝が、凍り、砕けた。
「うんうん、われながらリナちゃん、魔法を教えるのがうまいわ!」
「あの、リナさん、そんなこと、ご自分に言われても・・・」
「なに?」
「いえ、何でもありません・・・」

こうして、私の一日は過ぎていくのでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトガキ☆るぅむ
次回・・・何にしようかな・・・
うかばないや・・・
それでわ、すぅでした。

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28773Re:また出会う日6「魔術」神高 紅 2003/12/24 15:42:41
記事番号28768へのコメント

こんちはー紅でーすハンコおね・・・
ばきぃ!
コ(そのネタもう3回目だからやめとけ・・・・って聞いてるか?)
こ(多分・・聞いてないですよ・・)
コ(まあいいではレス行くか)
>「これ、わかる?」
>「はい、わかります」
>「んじゃ、おっけいよ。唱えてみて」
>「はい」
>私は、リナさんに教えてもらった呪文を唱える。
>『すべての力の源よ 輝き燃える紅き炎よ フレア・アロー!』
>ドカーンっ!
>「やるじゃない!ファル」
>「これからも頑張ります。次の魔法を教えてもらえます?」
>「わかったわ、んじゃ、次はファイアー・ボールね」
>私は、できるだけ、というより、限界まで、魔術を習っていた。
>「んじゃ、やってみて」
>「はい」
>『すべての力の源よ 輝き燃える紅き炎よ 我が手に集いて力となれ ファイアー・ボール!』
>ドッカーン!
>「おし、次行くわよ」
>「はい。『すべての力の源よ 輝き燃える紅き炎よ 我が手に集いて煉獄となれ バースト・フレア!』
>ドッカーンっ!!
>「うんうん、われながら、教えるのは完璧ね!次、フリーズ・アローよ」
>私は、すべて、リナさんに教えてもらったとおりにした。
>『空と大地を渡りしものよ 優しきながれ たゆたう水よ フリーズ・アロー!』
>カキーン!
>「完璧よ!ファル」
>「いいえ、リナさんの教え方が良いんです」
>そして、2時間が過ぎた。
コ(おおーものすごく飲み込みが早いな)
こ(かなり・・すごい素質が・・ありますね・・)
>「今日から、黒魔術ね・・・」
>「ええ、できるだけ、頑張ります」
>「んじゃ、エルメキア・ランスからね」
>「はい」
>今日も、また、魔法を教わる私。
>そして、1時間経った。
>「んじゃ、やってみて」
>わたしはコクリと頷き
>『凍える魂持ちたる覇王 我に与えん氷結の怒り ダイナスト・ブレス!』
>カキーンっ!!
>的にしていた木の枝が、凍り、砕けた。
コ(このクラスの魔法って1時間で覚えれるのか?)
こ(すさまじいです・・)
>「うんうん、われながらリナちゃん、魔法を教えるのがうまいわ!」
>「あの、リナさん、そんなこと、ご自分に言われても・・・」
>「なに?」
>「いえ、何でもありません・・・」
コ(自分で自分を誉めるなかなか図太いな)
こ(あまり・・言い過ぎない方が・・)

コ(では次回でまた会おう。さらばだ)
こ(さよならです・・)

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28775Re:コメントありがとぉーすぅ E-mail URL2003/12/24 16:49:11
記事番号28773へのコメント

こんにちわぁー
紅さん、またまたコメントありがとうございますー
いま、7話を書いてる途中です。
こんどは旅立ちます。
リナといっしょですが・・・
たぶん、自分への挑戦は1年位後の話になるかと・・・
まあ、予想ですけどねー
行き当たりばったりですから。
でわ、すぅでしたー