◆−白い服着たサンタクロース 前編(ゼルアメかな)−神高 紅 (2003/12/23 11:42:29) No.28751 ┣Re:白い服着たサンタクロース 前編(ゼルアメかな)−イヌひこ (2003/12/24 20:03:49) No.28779 ┃┗Re:メリークリスマスです−神高 紅 (2003/12/25 09:05:48) No.28783 ┗白い服着たサンタクロース 後編−神高 紅 (2003/12/25 10:14:11) No.28785 ┗Re:嬉しいですv−イヌひこ (2003/12/25 17:16:15) No.28794 ┗Re:ありがとうです−神高 紅 (2003/12/26 14:18:44) No.28809
28751 | 白い服着たサンタクロース 前編(ゼルアメかな) | 神高 紅 | 2003/12/23 11:42:29 |
どもこんにちはです。紅と言うものです。 コ(何このタイトルそれにお前今書いてるやつはどうしたんだよ) 細かいことは気にしちゃだめです。それにせっかくのクリスマスなんですからたま にはいいんです。 コ(・・それはいいとしてなんかパクリっぽいうえにキャラの性格も全然違うし ゼルアメ好きの方々に怒られないか) そん時は土下座して謝ります。あと設定ですがかいつまんで言うと医者と患者の話です。 コ(ほんとにかいつまんで言ったな・・・) まあこんなことだらだらやっても仕方ないので本編に行きますだいたいこれ打って る途中で1回消えたから2回目ですけど。 とにもかくにも本編スタート。 <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 白い服着たサンタクロース 前編 ここはスレイヤーズ病院今日も病院内にナースコールが響き渡る。 「ゼルーご指名よーあんたほんとになつかれてるわねー」 「いい迷惑だ」 「はっはっはまんざらでもなさそうですけどね」 「黙れゼロス」 ここ最近の日課である口喧嘩をしつつ俺は立ち上がった。 俺の名前はゼルガディスこの病院に勤めるしがない医者だ身内は祖父がいたが俺が 小さい頃に他界してしまった。 「ゼルーお土産頼むぞー」 「あるかーんなもん!」 すぱーん! 「いってーどこから出したんだよそのスリッパ」 「ふっこんなこともあろうかと常に持ち歩いているのよ」 んなもん持ち歩くなよ・・・・このくだらない痴話喧嘩をしているのは俺の同僚で 同じ医者のリナとガウリィだ。まったく毎回毎回よく飽きないものだ。 「いやあリナさん達を見ているとほんとに退屈しませんねえ」 こう言ったのは同じく俺の同僚で医者のゼロスだ。まあこいつも院長の姉に頭の上 がらない中間管理職だがな。 「やれやれ」 そう言いつつ俺はこれもまた最近の日課であるのだがある少女に会いに行った。 「おい今日は一体なんだ」 「あっ来てくれたんですねゼルガディスさん」 この俺の質問とはまったく関係のない返答を返してきたのはアメリアこの病院に最 近入院してきた患者だ。まったく何ヶ月か前こいつにはじめて会った時から俺にな ついて毎日のように俺を呼んでくるしかもその大概がほとんど意味のないことだ。 何故断らないのかって?それは院長命令だから仕方ないこうしたほうがストレスも なく早く退院できるから。だそうだ。まああのゼロスの姉だ半分面白がっていると ころもあるのだろう。それにいつからだろう最初はただうっとおしいとしか感じな かったが最近は気持ちが安らいでいる自分がいる。 「一体今日は何のようなんだと俺は聞いている」 「外見てください外」 「外?」 言われるがままに俺は窓の外を見た。そしてちらほらと降っている雪を見た。 「ねー今年の初雪ですよ」 「で?それだけのために俺を呼んだのか?俺はこれでも結構忙しいんだがな」 「それだけじゃありませんよ」 そういって頬をふくらます。まったくこいつは何歳なんだ?今年で16とか言って いたが。そうして今日もまた取り留めのない話が始まった。 「聞いていますか?」 「ああ聞いているよ」 「ゼルガディスさんもうすぐクリスマスですね・・・」 「ああ?そうだな」 いつもと違い少し悲しげに話すアメリアに俺は不思議に思った。 「クリスマスには父さんと姉さんがいつもサンタさんになってくれるんです」 「ほういい家族じゃないか」 「でも私時々思うんです私は小さい頃から死んだ母さんに似て体が弱くていっつも 父さんと姉さんに迷惑ばかりかけてるって」 その気持ち俺には痛いほどわかった。 「俺も早くに両親をなくしたそして祖父に迷惑ばかりかけてしまった。だけど・・ 祖父が死の間際に『あなたが元気に過ごしてくれたかどうかそれだけが私の心残り です』そう言った」 「ごめんなさいそんなこと思い出させてしまって」 「気にするなそれにお前の家族はお前のことを迷惑に思ったりはしないさ。その証 拠に・・」 そう言い俺はドアの方を指差した。 「アメリア元気してる?」 「グレイシア姉さん!仕事はどうしたんです」 「今日は早く終わったのよ。それにもうすぐクリスマスでしょ今年は来れないかも しれないから今の内にと思ってね」 それを見て俺は立ち上がる。 「ゼルガディスさんありがとうございました」 「ああ」 それだけ言って俺は病室を出て行った。 つづく <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< うあわー甘いいいぃぃいいぃい! コ(特にゼルの性格が全然違うな) ああぁあぁぁあごめんなさいー僕の文才だとこの辺が限界ですー。 コ(行き当たりばったりで書くからだと思うぞ) くううゼルアメって難しい努力せねば。とりあえず(一応)クリスマスを題材にし てるものなんで明日か明後日には後編を書きますので。 コ(ではここまで見てくださった心やさしい方々紅に苦情や文句を出そう) はいそれでも結構ですので何か感想をください。 こ(では・・後編で・・お会いしましょう・・さよなら・・) 紅・コ(おいしいとこ持ってかれたー!?) |
28779 | Re:白い服着たサンタクロース 前編(ゼルアメかな) | イヌひこ | 2003/12/24 20:03:49 |
記事番号28751へのコメント 今晩は、イヌひこです。 神高さんのクリスマス小説、しかもゼルアメを読めてすごく喜んでます。 いつもながらスレキャラの掛け合いがとっても楽しいです。 そしてゼルとアメの会話もラブラブなわけじゃないのになんからしくて好きでした。 ゼルガディスさんのアメリアへのそっけないけどさりげない優しさが嬉しいv 題名から想像しているうちに、続きがどんどん楽しみになってるんですが…、 後編も出たら感想書いて良いでしょうか…? では、短いですがこの辺で、失礼しましたっ。 P.S もしかしてそのまま打ち込んでらっしゃるんですか? ……すごすぎますっ。 |
28783 | Re:メリークリスマスです | 神高 紅 | 2003/12/25 09:05:48 |
記事番号28779へのコメント どうもおはようございます神高です。 この度は私などにレスをくださってありがとうございます。 コ(あいさつがかたっくるしいんだよ) ああ突っ込まないで精一杯の無理なのに。 >神高さんのクリスマス小説、しかもゼルアメを読めてすごく喜んでます。 >いつもながらスレキャラの掛け合いがとっても楽しいです。 いやもうほんっとにありがとうございます。 そう言ってもらえるととても嬉しいです。 >そしてゼルとアメの会話もラブラブなわけじゃないのになんからしくて好きでした。 >ゼルガディスさんのアメリアへのそっけないけどさりげない優しさが嬉しいv コ(こんな駄文にありがとうだ) お前が言うなよ。 >題名から想像しているうちに、続きがどんどん楽しみになってるんですが…、 >後編も出たら感想書いて良いでしょうか…? うあー期待されてるー。プレッシャーがー。 こ(感想は・・もちろん良いですよ・・) >P.S >もしかしてそのまま打ち込んでらっしゃるんですか? >……すごすぎますっ。 いやいやとんでもないですよ。 コ(ただめんどくさがってるだけだからな) 言わないでください。 ええっととにかく後編もがんばってみますので感想ありがとうございました。 ではまた。 |
28785 | 白い服着たサンタクロース 後編 | 神高 紅 | 2003/12/25 10:14:11 |
記事番号28751へのコメント どうもメリークリスマスです皆様神高です。 コ(ほんとに後編書く気か?) 確かに前回で終わらせといた方がよかった気もひしひししますが・・・ こ(相変わらず・・行き当たりばったり・・ですもんね・・) そうなんですラストは作者にもわかりません。 コ(もういいわかった後編行くぞ・・・・) <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 「あちょっとリナ、フィリアもいるわねちょうどいいわ」 「何?ナーガじゃない。やっとツケ払う気になったの?」 「違うわよちょっと頼みたいことがあるのよ」 「なんですか?」 「実はね・・・」 白い服着たサンタクロース 後編 「なあこれなんかリナ喜ぶかなあ」 「さあな」 「あっこれ面白いと思いませんか」 「知らん」 「ちょっと素っ気無さ過ぎですよゼルガディスさん」 「そうだぞゼル」 「知るか!だいたい何で俺がお前らのクリスマスプレゼントを買うのに付き合わなくちゃならん」 そうここは病院ではなくとあるデパートである。 「いいじゃないですかうちの病院は皆さん優秀過ぎて暇な人が多いんですから」 「だからってこんな」 「まあまあ細かい事は気にするなよゼル」 そんなに細かい事でもないだろうが。 「それにガウリィはわかるがお前は誰にプレゼントするつもりなんだ」 「それはもちろん」 「「秘密ですだろ」」 「イヂワルしないでくださいよ2人とも」 いい大人がいじけるなよまったく・・・ 「ゼルもなんか買ってけば良いじゃないか」 「そうですよアメリアさん喜びますよ」 「俺はそうゆうのには興味が・・・」 ふとここであるペンダントが目に入る。 「かわいらしいじゃないですか白い花のペンダントですか」 白い花その白さが純粋なあいつの心にそっくりだな。 結局その後このペンダントを買ってしまった。 そして今日はクリスマスイヴまた今日もいつもと変わらぬナースコールが響き渡る。 が。その日はいつもと様子が違った。 あわててかけ込んで来る看護師フィリア。 「大変です!105号室の患者さんの容態が急変しました!」 「ちょっと待って105号室って・・」 アメリア!リナが皆言い終わる前に何故だか俺は走っていた。 走りながらどこか冷静な部分が思考を続けさせる。 一体どうして。昨日まであんなに元気に。クリスマスを楽しみにしてたんじゃなかったのか。 そして急ぎドアを開ける。 「アメリア!」 アメリアは布団を包まったまま。俺はつかつかと近寄っていく。 「・・・・・・・・・・どうゆう事だ」 俺の少し怒気が混じった声にアメリアは笑いそうになる口を押さえながら。 「ごめんなさいゼルガディスさん」 「あいつら・・・」 してやられたリナもフィリアもアメリアもみんなグルか今頃あいつら大笑いしていることだろうな。 そう思うとくっくと自分に笑うしかなかった。 「実は姉さんに・・」 「関係ない早とちりした俺が悪かったんだからな」 そこでふと手に握り締めていたペンダントを思い出す。 そして少し悪戯っぽく笑うと。 「しかし残念だなせっかくプレゼントも用意したのにな」 わざと残念という所を強調して言う。 「えっプレゼントがあるんですか」 とても嬉しそうな声だ。 「ああしかし・・・」 「ああごめんなさいー」 少し泣きそうな声を出しているアメリアに。 「これでお相子だな」 そう言ってアメリアにペンダントを渡す。 「メリークリスマス」 まああいつらもたまには良い事してくれるな。 たまにはいいだろうこんな日も。 FIN <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< あっはっはっはゼルの性格がさらに違うぅぅぅうぅうう!しかもちょっと短い! コ(自分で書いといて今更何を言ってんだ) むーやっぱり難しいよー。気分を害した方ごめんなさいー。 コ(苦情や文句のファックスがこんなにこの件に付いてはどうお考えですか大統領) えーとその件につきましては・・・って何させるんじゃあ! コ(はいしょうもないのり突っ込みが出た所で・・) こ(ここまで・・見てくれた方・・ありがとうございます・・できれば感想ください・・ ではまた・・いつか・・お会いしましょう・・さよなら・・) 紅・コ(前回とおんなじオチだー!) |
28794 | Re:嬉しいですv | イヌひこ | 2003/12/25 17:16:15 |
記事番号28785へのコメント こんにちは神高さん、イヌひこです。 うわあ、嬉しいです続きが読めて!! 私はゼル好きで、神高さんの書くゼルが大好きなんですが…、性格違ってますかね?すごく彼らしいと思うのは私だけでしょうか? ゼルガウゼロの3人の掛け合いとかゼルアメのちょっと甘い会話とか、 あとゼルの一人称も、すごく自然に読めて不思議なくらいでした。自分でもなんでこんなに気に入ってしまったのかわかりませんが、2で書かれていた昔話に引き続きとっても面白かったです。 神高さんはゼルアメ結構お好きですか? またこういうゼルアメ小説読めたらうれしいなあ・・・、 なんて思ってたりするのですが(^^; やはり即興で作ってたのですか!! すごいです! では、素敵なお話ありがとうございました!! 神高さんが良いクリスマス(と少し早いですが良いお年)を過ごされることを願っております。 失礼しました〜。 |
28809 | Re:ありがとうです | 神高 紅 | 2003/12/26 14:18:44 |
記事番号28794へのコメント またまたレスありがとうございます紅です。 ほんとに感謝しきれませんよ。 >うわあ、嬉しいです続きが読めて!! >私はゼル好きで、神高さんの書くゼルが大好きなんですが…、性格違ってますかね?すごく彼らしいと思うのは私だけでしょうか? ありがとうございますそう言ってもらえると嬉しいです。 >ゼルガウゼロの3人の掛け合いとかゼルアメのちょっと甘い会話とか、 >あとゼルの一人称も、すごく自然に読めて不思議なくらいでした。自分でもなんでこんなに気に入ってしまったのかわかりませんが、2で書かれていた昔話に引き続きとっても面白かったです。 わーいわーい! こ(凶器乱舞・・しています・・) コ(字が違う!) >神高さんはゼルアメ結構お好きですか? >またこういうゼルアメ小説読めたらうれしいなあ・・・、 >なんて思ってたりするのですが(^^; はいかなり好きな部類に入ります。 コ(しかしもうネタないだろ) うー書きたいとは思いますがもともと苦手な分野ですから。 >やはり即興で作ってたのですか!! >すごいです! いやもうなんかすいません。 コ(何謝ってんだよ) いやもうこんなにほめられたの久しぶりだから。 >では、素敵なお話ありがとうございました!! >神高さんが良いクリスマス(と少し早いですが良いお年)を過ごされることを願っております。 >失礼しました〜。 はいどうもではさよならー。 |