◆−ゼルガディス放浪記 其の一−スティック (2004/1/20 22:27:22) No.29107 ┣ゼルガディス放浪記 其の二−スティック (2004/1/22 15:01:39) No.29126 ┃┗Re:ゼルガディス放浪記 其の二−神高 紅 (2004/1/23 18:28:48) No.29139 ┃ ┗Re:ありがとうございます。−スティック (2004/1/24 14:26:20) No.29158 ┗ゼルガディス放浪記 其の三−スティック (2004/1/25 19:06:48) No.29176
29107 | ゼルガディス放浪記 其の一 | スティック | 2004/1/20 22:27:22 |
前書き 題名の通り、ゼル君主人公の物語です。 またもやいきあたりばったりでいきますのでご了承ください(んな無責任 **************************************: 其の一「月の・・・」 にゃぴいぃぃぃ!!! 「・・なんだ!?」 意味不明な叫び声があたりに響く いきなりなのと、妙に変な叫び声おまけに夜なので思わず飛び起きる白い影ゼルガディス とりあえず、様子を見ようとその方向へ向って行く 「やぁ〜・・・月光花・・折角みつけたのにぃ〜・・・なんだってこんな物がぁぁ〜!」 崖っぷちのきわどい所にちょこんと生えている美しい白い花 月の光を受けて銀に輝いている・・・それを、背に向け座り込んでいる見た目15〜17歳くらいの少女 そして、その前にはいわゆる野良デーモンが・・・・ 怯えている割には余裕のある恐がり方をしている少女に向ってデーモン(レッサー・デーモン) の周りに光が集まる、それは、炎の矢となり少女目掛けて突き進む 「げ!?」 ひょい 危機一髪の所で右にと避ける・・が 「わぁ!ちょ・・ちょっとま・・・」 再び攻撃が始まろうとしていた時 シュン!ザンッッ グオォォォォ!!! 叫び声を上げて消えるデーモン、少女は何があったのか判断しようとするがその必要は無く 「こんな所でなにやってる?」 低めの声が静かに通る・・当たり前だが、少女に向っていっている言葉だ 「・・・・・・・・・・」 少女はまじまじとその助けてくれた人の姿を見る 白いマントに白いフードで口元やらなんやらを隠し目だけが鋭く光っている 白ずくめの背高めの男 「・・・・・なんだ?」 少女はポツリと、 「・・・・・変な人・・・・・」 ぐさァ!! 何かがゼルの胸を貫く!で・・・・ 「・・・助けてやったのになんだそれはぁ!!」 「は!・・ごめんなさぁい!ついいきおいと本音が・・・」 今度は素直に謝る ゼルはそれをみて一息つき、もう一度、同じ質問を繰り返す 「で?何やっている?」 「・・え、あぁ・・・あれですあれ・・・」 少女が指差したのは、崖っぷちのきわどい所に生えている白い一対の花 「なんだ?あれは・・・」 「月光花(げっこうか)ていって、病気によく効くんです・・おばあちゃんが持病で・・・ で、これをとりにきたんです。」 「・・・・・・・あぁ、そういえばそんな薬草があったな昔のことなんですっかり忘れていたが・・・」 レゾのお気に入りの一つだったな・・・確か 今はいない、憎むべき存在・・だった?ゼルの祖父か曽祖父に当ると思われるレゾを思い出す ゼルがまだ小さかった時、なにかと手入れを手伝わされたので記憶の隅にあった。 「知ってるんだ?だったら分かるけど、これ・・・・」 「めったに生えていない幻の薬草と言われ、しかも明るい満月の夜につまないと効果をはっきしない・・・」 少女は頷いた 「よくありそうな話ですけど・・・今まで探し続け、やっと見つけたんです・・まさか、こんなきわどい場所に生えてるなんて 思っても無かったので・・・・覗き込まないと岩が影になって見えにくいですし」 「まぁ、今夜は明るい満月だし・・・しかし、1人で出歩くのは危険なんじゃ・・・」 「だって、皆断るから・・・むかついて1人で・・・ってことで・・・」 「・・・・・・・・・・」 助けた時点で会話に乗らずとっとと別れればよかった・・・ と、内心思っているが遅い 少女の天使の如く笑みが顔に広がり、手を合わせお願いポーズで 「家まで送ってくださいな♪」 もちろん、またあーゆーモンスターが出るともかぎらないのでいえまでしかたなく送っていくことに それ以外にも、何故か一瞬・・とある・・彼にとって『仲間』と呼べる者達のうちの1人の顔が過ぎり 不吉な予感も覚えたのが理由の大半だったり・・・・ 「ただいまぁ〜!・・・にょぉ!!」 バキ!と、やたらいい音が響き、少女は頭を押さえる おもわず立ち尽くすゼルガディス 「・・まったく、本当に行くなんて・・・・遠くは無いしデーモン大量発生も収まってきてるって話だけど」 ぐちぐちぐち・・・・ひたすら尽きることなく文句を言う少女のおそらく母親 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・元々外は安全じゃ・・・ん?あら」 奥さんは戸口に立っていたゼルガディスにきづき説教をやめる そして、ペこりとお辞儀をし 「ごめんなさい、つい口の方が先に・・・」 ・・・・手の方が先だったぞ? と、言えるはずもなく 「いや、別に・・・」 とりあえず返事をする 口元を隠しているため、聞き取りにくくなってしまうが・・・ 「あ、とにかく、とって来たの!月光花!これでおばあちゃんの病気・・治るよね?」 「・・えぇ、そうね・・・ま、入って下さいな」 愛想よくゼルを招き入れる 早速医者が来て、いまだに銀に輝く白い花を調合し薬を作っていく ベッドには、静かに寝ているおばあさんが 「・・・これで大丈夫です。」 「よかったぁ〜・・・・」 安堵の息を吐き老人の元へとかけよる少女 「実際、かなり容態が悪かったのですが・・・さすがに効きますね」 カバンに色々つめながら、そう言う医者 「残りの薬は?」 あれは少しでも相当効くらしく、副作用も見られない・・・と、レゾが言っていたのを思いだし 反射的に聞くゼルガディス・・・ 「えぇ、他の患者さんもいるのでその人達に・・・ルルナちゃんには感謝しないといけませんね」 ルルナというらしい少女を一瞥し、お辞儀をして家を出て行く 「ルルナ」 「ん?なんですか?」 名前を急に呼ばれても特に驚きもせずそう聞き返す 「月光花はつまれた後でも根さえ残っていればまた生える・・・が、その場所は言わない方がいいだろう 珍しい植物ゆえ、根ごと持っていって売りさばく奴等もいるだろう、まぁ俺は構わないが ここは病気になりやすい村らしいからな・・・」 「・・・気候的にずいぶん特殊ですから・・・、っていうか教える気もうとうありませんし・・・v」 おそらくルルナの言っていることは本当だろう、そして、また1人で取りにいくに決まっている 「護身程度に簡単な呪文でも覚えとけ」 それだけいうと、ゼルもまた家を出ようとするが・・・ふと立ち止まり ちょうど来た奥さんとルルナに 「・・・・めずらしい書物を知らないか?」 「「は?」」 「見てのとおり、俺は合成獣だが・・この身体を元に戻すためにそれが必要なんだが・・・ 情報が集まらなくってな」 しばらく沈黙が続き、奥さんの方が 「そういえば、ここから北に四日ほど歩いた所にある魔道協会にあるとかないとか・・・ つい最近寄って来た商人がそんなことを言っていたようなきがしたわ」 「・・・そうか、すまないな・・・・」 「ま、頑張ってね!ゼルガディスさん」 「・・・・・・・・」 そうして、その村を後にした。 「月光花・・・か」 満月の夜、ゼルガディスはレゾと一緒にその花を見ていた 網膜であるレゾは見ることは出来ないが、幼いゼルの様子はわかるのか優しそうな笑みを浮かべていた 「・・・そういえば、あの月光花・・どっから取ってきたんだ?」 いつのまにか研究栽培場に育っていた月光花 いまさらになってそう思うが・・・・ 「・・・・まぁいいか、もう関係ないしな・・・・」 そう一言に収め、教えてもらった町へと急いだ 合成獣ゆえ、一晩や二晩歩き続けても平気なゼルガディスは歩き続けた ・・・ただ単に、いい寝床が見つからないせいもあるが・・・・・ 「・・・・・・よし」 「ルルナ、ちゃんと世話できるの?」 「大丈夫、私お花育てるの好きだし・・・それに、育て方も知ってるから」 「・・・・・?」 家にそんな育て方の本あったかしら? そう思いつつも、庭に楽しそうに月光花を植えている娘を見て、深くはきにならなかった 「・・・・律儀だよね、ゼルガディスさんも・・・わざわざ育て方の書いた紙をおいていくなんて ま、確かに『場所は言わない』とはいったけど、場所さえいわなければ自分で育てればいいんだよね あいにく、外からだと見えないし」 母親が家の中へ戻ったあと小声でそう呟くように言った いずれ、花も咲くだろう・・・ 太陽の直射日光が当らないようにしながら風通しも考えながら植えた月光花 月の優しい光に照らされながら 風に揺らめく ***************************************: 後書き L様:・・・・一体なにがやりたかったの? いえ、私『月』と『花』が好きなんで・・・まぁありがちなネタですけど やってみたいなぁ〜・・・と、リナとかガウリィとかアメリアだとかならずギャグ99・9999・・・% になってしまうんで・・・ここはゼル君に・・・ L様:・・・・っていうか、医者が随分怪しかったなぁ〜・・って ・・・・私も書いててそうおもいました。 普通の医者という設定ですので・・・一応いっとくけど L様:次回から、本格的に異世界目録示探し? ・・・・・だと思います。 L様:妙にその間が気になるけど・・・・さて、後書きはこれくらいでいいでしょ ・・・・・・L・・様?あの・・ ニセ:前回の制裁やるのかな? ナレ:でしょうねぇ〜・・・・私達は非難しましょ ニセ:そうですね、オリジナルの事に私達まで巻き込まれたらさすがに嫌だし・・ ナレ:じゃ、そういうことで ニセ:私達の出番・・・これだけ・・・・・(泣 L様:・・うっふっふっふ・・・作者の特権・・使う暇はないわよぉ〜? とか言いつつすでに槍とか剣とかおちてきてるんですけどおぉぉ!!!(流血 L様:刃物降らしvで、とどめにブラックホールでぇ〜・・♪ うきゃああぁ!すいこまれるぅぅぅぅぅ・・・・・(声が小さくなっていく L様:・・・・・ま、このくらいでいいか、じゃ、次回ね〜♪ |
29126 | ゼルガディス放浪記 其の二 | スティック | 2004/1/22 15:01:39 |
記事番号29107へのコメント 前書き L様:はぁ〜いvスティックがドコかへ行ったまま帰ってこないので あたしが変わりにやるわね〜♪ オリジナルの代わりに私、ニセもやらせていただきます。 L様:今回は、アルツイシティ とかいう所にてまたまたゼルガディスが大暴れv っていうほどの物でもないんですが・・・とにかく、お馴染み・・かどうかは知らない キャラも出てきますので L様:では、下へレッツゴー!! **************************************: 其の二「迷探偵?」 『アルツシティ、アルツー火山のふもとに位置している町 アルツー火山は只今休火山だが、火山故に天然温泉が名物でもあり、季節関係なく観光客が訪れる あなたも、旅の疲れを温泉で・・・』 パタム 観光ガイドを閉じ、あたりを見渡す あちこちに 【天然100%温泉銭湯〜ハイパぁおんせん〜】 【100年続く老舗中の老舗〜温泉宿屋・天下無欠〜】 【世界一安い銭湯兼食堂〜はないちもんめ〜】 【情熱の温泉スポーツセンター〜キンニクまっちょ〜】 と、色々書かれた垂れ幕やポスターが張ってあったり、浴衣を着た女性や何故かバニーガール の格好を着た女性が客寄せをやっていたり かくし芸や去る回しをやって客をひきつける・・・などといった光景が繰り広げられる 剣士や魔道士、神官、巫女や一般人・・親子連れやカップル・・・様々な人でごったがえ 人の多いところでは、あまり動きたくないゼルガディスだが、ここの魔道士協会に【写本】 があるかもしれないと、前の村で聞いてやってきたのでここで引き返すわけにはいかなかった 「・・・・・仕方ない、路地裏を通るか・・・」 ごったがえしている大通りを横に反れて細い道に入る・・・が 「・・・・何故裏通りもどこも店があって観光客が!人のいない道はないのか!?」 ちょっと発展している町や国では、一般の人は近づかない裏通りがあるものだが・・・ ここにはなかった。 貧困差別が無い・・・という証拠なのだろうが・・・ 「・・・・はぁぁ〜・・・」 しかたないので、すみのほうをコソコソ歩きながら移動するが、それがどんなに目立っているか 本人には分からない 【温泉兼魔道士協会】 「・・・・・・・・・・・。」 普通の魔道士協会と違うのは、普通に温泉やをやっていることや、妙に落ち着いた和な雰囲気とかが・・・ 「・・・違いすぎだろ・・・」 ・・・・・・そうですね・・・って、ナレーターに話し掛けないでってば! 「いや・・つい・・・」 ・・・・・・このお茶目な魔剣士ゼルガディス=グレイワーズは受付にて言ってみるが 「申し訳ありません、関係者以外閲覧禁止なので・・・・」 と、言われてしまった。 「なんとかならんか?」 「・・そこまでして見たいのなら・・・評議長に直接話してみればいかがでしょう? あれが、どんなものかは私のような受付員には分かりませんが・・・・」 「そうか、分かった・・・それより・・・」 受付員の人は「?」をうかべる 「その格好はなんだ?」 あきれたように問うゼルガディス 受付員の女性は、黒地に桔梗の花が描かれた着物を着ていたのだった よくみれば、建物内のほとんどがそういう服を着ていた 「昔っからの週間です。評議長の部屋は・・・・」 普通にニッコリとこたえて、説明する 「ゼルガディスさんの名前は聞いたことがあります。あの【魔を滅する者】リナ=インバースとその仲間 だったらしいですね・・・・いえね、実は、ちょっと前、セイルーン王家の王女が護衛の者と来まして 『白ずくめの男性が来たら、写本を見せてあげてください』と頼まれましてな・・・ あの、聖王都セイルーンの王家のお方が直々に来るとはなんらかの理由がある・・と、いうことで・・・」 べらべらべら・・・喋り続ける評議長 ゼルガディスは・・・ 「・・・(アメリアか・・・余計なことを)」 とか思っているが、顔は穏やか・・・ ――黙れ!ナレ―― 怒られちゃいました・・・・(汗 「って、ことですので・・・どうぞ拝見してください」 「すまない・・・それよりも・・」 「はい?」 「なんだ。その・・・昔の殿様とやらが着てそうな服は!」 「昔からの習慣です。」 ゼルの突っ込みにニッコリと笑ってこたえる評議長 一瞬 ・・・・一体ここの習慣って・・・・ と、疑問に思ったりもした。 その突っ込みに答えた評議長は秘書に持ってこさせ、写本を手渡す 今まで、こういうこともあったが、それらは偽者であったりまったく関係の無い内容だったり ずっと前に何者かに燃やされてしまっていたり・・・いたが 「・・・・本物みたいだな・・・・」 どうやら、本物の様子 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、ふぅ」 読み終わったのか、それを返すゼルはため息をつく 「どうかなされたのですか?」 評議長が聞く 「いや・・・俺の欲しい情報と違ったのでな・・・」 もっとも、そんなに簡単に見つかるわけは無いが・・・ そう思いつつ、やはりどこかから焦りが生じてしまうこともある 一刻も早く元の姿に戻り、そして・・・・ 「そうですか・・・」 「・・・・・ん?」 「・・・・・・?」 何かいおうとしたゼルだが、ふと後ろ・・・扉を見る つられて評議長も扉を見る ダッタッタ!! 誰かが走ってくる音・・・それはだんだん大きくなり バタンッッ!! いきおいよく扉が開く、立っていたのは、黒いローブを着た男だった ・・・普通の格好をしたやつもいるのか・・・ そう思いつつ、肩で息している男を見る、手には一通の手紙が・・・ 「なにごとだ!?」 「いきなりすいません!こんなものが・・・」 その魔道士(研究員)は手紙を評議長に渡す それをやぶり、中の手紙を見る ・・・・・何ゆえ絵柄が落書き花?・・・・ さりげない疑問もなんのその・・・評議長達はまったく気にしていない 「なにいぃぃぃ!!???」 突如、大声をあげる評議長 「どうした?」 「ゼルガディス殿・・・」 「なんだ・・?」 急に改まった様子で評議長に言われ思わずしりごむ 「この写本は、魔道士協会の大切な資料・・・どうかこれを守って・・・」 「まてまて・・一体・・・?」 「実は・・・・」 評議長は、手紙をゼルに見せた そこには・・・ 『今晩、12時 異世界目録示の写本をいただきますv by謎の神官』 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 怪盗ル○ンきどりかあぁぁぁ!!!あのゴキブリ魔族!! 心で思いっきり叫ぶゼル それは、オーラとなって、評議長や研究員にも見えるほど・・・・ 一体何をふざけているのか?そんなんでいいのか魔族? と、思いながら 「・・・・・引き受けまよう」 「お・・おねがひします・・・(汗」 冷や汗を流しながら、ものすごい無言の気迫で押される評議長は小さくなった 研究員もいつのまにか逃げている 「ゼルガディス=グレイワーズだな?」 「・・・・・」 町中を歩いていた(監視はいいのか!写本の!!・・と突っ込まないように) ゼルガディスは、誰かに呼び止められた そこには・・・ 「ふむ、どうやらそうらしいな・・・」 パイプを手に持ち、チェックの帽子に服・・・いわゆる探偵衣装を着た男性がいた 知的な瞳から、只者ではないと思うが・・・ 「だれだ?」 「失礼、私はエイプリル探偵だ」 どこぞの少年漫画風になのる男性・・・否、 「・・・・女?」 「あたりまえだ」 そう、答える少女はエイプリル 以前、リナととある事件?を解決した迷探偵である 「で、なんのようだ?」 「観光で来ていたのだが、魔道士協会にあるしゃ・・・」 「・・・・・来い」 がしぃ! 腕を引っ張られ、建物の影に移動する 「なにを・・・」 「それはこっちの台詞だ!そんなこと大勢の前で言う馬鹿がいるか!」 「あ・・・」 ポンと手をうつ ・・・・・・どうやら、ただの迷探偵だったらしい・・・とくぎりをつけ そのまま歩き去ろうとするが 「謎の神官・・と名乗る男が前々からその書物を盗んでいることは聞いたことがある ・・・・・と、言うか、おじさんの家に偶然あった写本もそいつに焼かれ・・・」 くる・・がしぃ! その話をみなまで聞かず、ゼルは半回転し、エイプリル肩を掴む 「おかっぱか!?」 「・・・・・・おかっぱだ」 「にこ目か!?」 「そう」 「『それは秘密ですv』といったか!?」 「おじさんがいうには、それを見たとき『誰だ!』と言って、相手が『それは秘密ですv強いていうなら謎の神官です♪』 といって、消えてしまったようだが・・・・・」 ゼルは確信した 「・・・・・やっぱり生ゴミゴキブリパシリ神官か・・・」 肩から手を離し、ポソっと呟いたゼルに 「・・と、いうわけで・・・何故写本を狙うのかその目的とかを知りたくてその謎の神官に合ってみたいと・・・」 「お前、命の賛歌・・・歌えるか?」 横目で見ながらそう問うゼルにエイプリルは 「・・・一ヶ月くらい前、そういう歌を歌いながら歩いている少女を見かけたからたぶん・・・」 「・・・あいつ、当たり前のように歌っているのか・・・?」 「ゼルガディス君?」 「・・あ、いや・・・ならいいだろう・・・」 「・・・・?」 その歌になんの意味があるかは知らないが、とりあえず一緒に警備につくことになった ゼルから、メガホン(魔力強化つき)を渡されたエイプリル・・・さっぱり分けがわからなかった 夜、11時59分 警備担当(急遽やとったと思われる傭兵や魔道士もいる)の者達から緊張の糸が・・・ 「はっくしょん!」 切れた 「おいおい、傭兵A・・・くしゃみしてる余裕なんて・・・」 「仕方ないだろ、魔道士B・・・花粉症なんだから」 「はっはっは、結構和んでいるな」 「そう言うお前もな・・・エイプリル・・・」 ジト目で見ているゼルにきづかず、傭兵Aのくしゃみによって一気に場が和んだ 「・・・(下手に緊張するよりはいいが・・・緊張が無さ過ぎるのも問題だな)」 相手はあの、生ゴミだしな・・・ そう付け加える そして・・・・ 「・・・・3・・・2・・1・・・たった今12時に・・・」 エイプリルが腕時計を見ながら行ったまさにその時! 「予告通り、写本はいただきますv」 ざわぁ 場にそぐわないノー天気な声がして、写本が入ったガラスの箱をみると 「・・・来たな!生ゴミ!!」 ずてぇ! 箱の上にちょこんと立っていた生ゴミが落ちる ついついそれに見入ってしまう警備の皆さん・・・黒い神官服を纏ったその男は 「久しぶりに会ったのに、ひどいですうぅぅ!!」 といいつつ号泣 ・・しかし、ゼルは無常にも 「うるさい、お前やお前等に人権なんて無い」 と、言い放つ 「・・・・ゼルガディスさん・・それ、リナさんの受け売り・・・」 「やかましぃ!貴様が写本を焼いてくれたおかげでこっちはどんなに迷惑してるか!」 「そんなの知りませんよ・・・僕は仕事をこなしているだけですし・・・人間に余計な知識はあたえたくないですし」 しれっと言い放つ・・・その生ゴミ 「ナレさんまで!生ゴミはやまえてください!!」 じゃぁ、パシリ魔族で・・・ 「・・しくしく・・・どーせ僕なんて・・・」 泣くパシリ魔族に対し(徹底的に無視)ゼルは不敵な笑みを浮かべ 「ふっふっふ・・・ゼロス、とにかく俺は評議長から写本の警備を任されている・・・ とりあえず、渡すわけには行かない・・・っと、いうわけで・・・ エイプリル!歌うんだ!!」 「・・・・え?」 いきなり話かけられて驚くが、すぐに・・・ 「あぁ〜人生って素晴らしいぃ〜♪」 と、特注メガホン?で歌いだす 以前ふと聞いた少女が歌っていた歌を思い出す限り歌う 「・・う・・・しまった・・・(汗」 「皆も歌うんだ!命の賛歌を!!」 キラキラさわやかモードに入ってしまったゼルとエイプリルに共感され部屋内の者達(10人ほど) は、生気たっぷり込めて歌い始めた おどりまでつけて、あたりは生気に満ち溢れる 「・・・・・く、まさ・・・か、この・・・手で・・、来る・・とは・・!」 それに耐えられず突っ伏す 突っ伏したのを見て、ゼルガディスがどこからか出したロープでぐるぐるまきにする 「・・・ふ」 ・・・・・いや、つーか・・・これでいいのか?ゼル?エイプリル?ゼロス? 「いやぁ〜・・助かりました!でもまさか、ゼルガディスさんのお知りあいとは・・・」 ニコニコ顔でそういってくる評議長は、無事に守れた・・・と、いうことでお礼の依頼料をゼルと こちらも役に立ったエイプリル・・そして、その他に渡した。 今、いるのはゼルとエイプリルのみで、他の者は受け取ったや否や温泉やへ向っていった ・・・ただの金欠達だったので、今回の事件はその者達にとっていいものであった。 「また、なんかあったらとりあえず命の賛歌を流してみることだな・・・あいつには効果ある」 ロープでまきつけていたが、魔族なので簡単に抜け出しそのまま逃走したパシリ魔族のゼロス君 悔しいながらも、ゼロスに一泡ふかせたのがいいのか得に機嫌を悪くしなkったゼルガディス 「あ、そうそう・・・ここから西に行った所に古代の遺跡が発見されまして・・・ もしかしたら、ゼルガディスさんの欲しい情報に関するものもあるかもしれないと、思うのですが」 「・・・・・古代の遺跡か・・・悪くないな・・・・」 それらしい所は、ひたすら訪ね歩くゼルガディスは次にそこの遺跡に向うことした。 「見事なものだったなゼルガディス君」 「あんたは得になにもやくにたた・・・」 「リナ君と君が組んだらきっといい探偵組みが・・・・」 ・・・・・・・・・・・違和感 「・・・・まて、今リナ・・・って・・・」 「そう、あの有名なリナ=インバース実は以前知り合ってね、彼女は素晴らしい才能の持ち主だったよ」 懐かしみながらそう言うエイプリル 「・・・・・・ま・・ぁ、アル意味素晴らしい才能だな・・・」 盗賊殺し、どらまら、最近では魔を滅する者・・と呼ばれているリナ 他にもいろんなうわさがあるが、どれもほとんど当てはまっている そんな、魔法マ二アの少女を思いだし、震える声で言う 「私はしばらくここの町で観光をするよ、また機会があったら会おう」 「・・・・・・・・」 出来れば会いたくない・・・というか、リナとのかかわりがある者には遭いたくない と、願うゼルガディスであった。 「あぁ〜・・酷い目にあった・・・」 「まったく、なんでお前はそこまで精神攻撃に弱いんだ?実力では私達に継ぐ力をもっているはずなのに・・・」 「そういわれましても・・・・」 金髪ロングの褐色の肌の女性に申し訳なさそうに話す生ゴミゼロス 「まぁいい・・・とにかく、遊んでないで処分を優先的に行え」 「はい、わかりました。」 ふぃっとかききえる部下を見送ってからゼロスの上司の獣王ゼラス=メタリオムは 「・・・ゼロスも不幸になったな・・・」 と、煙管をプカプカなりながらそう呟いた。 ここに、 上司も認識、魔族一不幸なゼロス君 が誕生し・・・・ ゼロス:てません!!いい加減にして下さい! ・・・・冗談ですよv ゼロス:まったく・・皆して僕をいぢめて・・・ あ、いじけた・・・・。 *****************************************: 後書き スティック:・・・・ふっかぁぁつ!ブラックホールで知らないところに飛ばされたけどなんとか戻って来れました さて、今回は・・・・・ ボクッ!! スティック:ぐはぁ!! L様:はい、なんかいたけど気にしないv ニセ&ナレ:(鬼) L様:・・・ニセ、ナレ、聞こえてるわよ? 2人:!!!ごめんなさ・・・きゃあぁぁ!!! L様:ふぅ、まったく・・・・・・・ さて、今回、紫色の脳細胞エイプリルといつまでも救われないパシリ神官ゼロス が出てきたわね・・あ、ゼロスはギャグ的キャラでこれからも他の魔族と出てくる可能性あるらしいから で、次回は・・・・出てきたとおり、遺跡ね・・・ここでも何かあるのかは当日考えるらしいわ 遺跡って出てきたのも、その場でおもいついただけらしいからねv じゃ、次回もこのあたし、Lの活躍をたのしみにねぇ〜♪ |
29139 | Re:ゼルガディス放浪記 其の二 | 神高 紅 | 2004/1/23 18:28:48 |
記事番号29126へのコメント こんばんはスティックさん紅であります。 コ(コウだ) こ(こうです・・) ちょっとばかしレスが遅れましたねすいませんではレスヘゴー! >「・・・・はぁぁ〜・・・」 > > しかたないので、すみのほうをコソコソ歩きながら移動するが、それがどんなに目立っているか > 本人には分からない こ(ねえコウーあれは・・) コ(指差すな) 逆に目立ちますよねえ。 > あきれたように問うゼルガディス > 受付員の女性は、黒地に桔梗の花が描かれた着物を着ていたのだった > よくみれば、建物内のほとんどがそういう服を着ていた 浴衣ってやつですね。ああそうそう君らの分もありますよ。 こ(わーい・・) コ(・・・・・・・・・おい・・・) なんですか? コ(なんで俺のも女物の奴なんだ・・・) 似合うからです!(きっぱりと) コ(切るぞお前!) > その突っ込みに答えた評議長は秘書に持ってこさせ、写本を手渡す > 今まで、こういうこともあったが、それらは偽者であったりまったく関係の無い内容だったり > ずっと前に何者かに燃やされてしまっていたり・・・いたが 何者か・・・あの後姿がゴキブリ似のあの方ですね。 コ(それ以外いるのかそもそも) > 『今晩、12時 > > 異世界目録示の写本をいただきますv > > by謎の神官』 > > >「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 > > > 怪盗ル○ンきどりかあぁぁぁ!!!あのゴキブリ魔族!! > > 心で思いっきり叫ぶゼル > それは、オーラとなって、評議長や研究員にも見えるほど・・・・ > 一体何をふざけているのか?そんなんでいいのか魔族? 彼は多分特別だと思いますが。 コ(魔族全部がそうかもよ) 違うとも言い切れないところがなんとも。 >「・・と、いうわけで・・・何故写本を狙うのかその目的とかを知りたくてその謎の神官に合ってみたいと・・・」 > >「お前、命の賛歌・・・歌えるか?」 > > 横目で見ながらそう問うゼルにエイプリルは > >「・・・一ヶ月くらい前、そういう歌を歌いながら歩いている少女を見かけたからたぶん・・・」 > >「・・・あいつ、当たり前のように歌っているのか・・・?」 鼻歌みたいなもんなんですよきっと。 こ(あのお姫さまですからきっと・・) > キラキラさわやかモードに入ってしまったゼルとエイプリルに共感され部屋内の者達(10人ほど) > は、生気たっぷり込めて歌い始めた > おどりまでつけて、あたりは生気に満ち溢れる > >「・・・・・く、まさ・・・か、この・・・手で・・、来る・・とは・・!」 これ一般人にも効きそうな気がしてならないです。 コ(少なくとも俺は嫌だ) > 盗賊殺し、どらまら、最近では魔を滅する者・・と呼ばれているリナ > 他にもいろんなうわさがあるが、どれもほとんど当てはまっている > そんな、魔法マ二アの少女を思いだし、震える声で言う こ(肩書きかあ・・私も何かほしいな・・) コ(俺は別にどうでもいいが) ありますよ2人ともコウは『混沌の運命を持つ者』でこうは『運命の十字架を背負う者』 ってのがこれが一応は名前の由来ですしほんとに一応は。間違ってるかもしんないけど・・・・ コ(それも今初めて聞いたぞ) >L様:ふぅ、まったく・・・・・・・ > さて、今回、紫色の脳細胞エイプリルといつまでも救われないパシリ神官ゼロス > が出てきたわね・・あ、ゼロスはギャグ的キャラでこれからも他の魔族と出てくる可能性あるらしいから > > で、次回は・・・・出てきたとおり、遺跡ね・・・ここでも何かあるのかは当日考えるらしいわ > 遺跡って出てきたのも、その場でおもいついただけらしいからねv > じゃ、次回もこのあたし、Lの活躍をたのしみにねぇ〜♪ はい楽しみにしてますともではこれでさよーなら。 コ(じゃあな) こ(ばいばい・・) |
29158 | Re:ありがとうございます。 | スティック | 2004/1/24 14:26:20 |
記事番号29139へのコメント なるほど、コウ君とこうちゃんの名前の由来はそうだったんですね ・・・コウ君が浴衣似合うということは・・・ドレスとかも・・・? L様:コウに殺されるわよ・・・ 失言失言・・・(汗 そして、やっぱり出しちゃいました。ゴキブリ神官 ゼロス:だから、ゴキブリじゃないです! 魔族はギャグキャラにはもってこいですからねぇ〜♪ これからもゼル君は苦労します・・というかさせます!(おいおい ゼロス:・・・無視・・ですか? リナとかガウリィとかは間接的に出すと思いますので、あの2人には期待しないでください。 では、これにて・・・ ゼロス:・・・いいですぉ〜・・どーせ僕なんて・・・ ナレ:こうちゃんとコウ君をからかってこようかな♪ ニセ:え!?ちょ・・・ナレ!!・・いちゃった。 ・・・・・・・・・こちらは賑やかです・・v |
29176 | ゼルガディス放浪記 其の三 | スティック | 2004/1/25 19:06:48 |
記事番号29107へのコメント 前書き ニセ:舞台は遺跡!以上!!(こら ***************************************: 其の三「遺跡の中には?」 「ここが古の時代の遺跡か・・・」 崩れかけて砂に斜めに半分埋まったような遺跡を見て呟く 入り口はかろうじて大人1人が通れるほどあった。 なんの躊躇もなく中へと入る・・・ 崩れたらどーするきなんでしょうね? 「ナレ、嫌なことは言うな・・・・(汗」 どうやら不安になったようですが、とりあえず最深部を目指してすすんでいく 頭上には、光量を押さえた長持続のライティングが灯っている しばらく真っ直ぐと続いていたが、いきなり行き止まりになる 「・・・・押せばひらく・・とか?」 そんな簡単にいくわけないと思いつつも片手を前の壁について押す すると・・・・ バタンッ! もうもうと埃が舞い上がる 「・・・・・・・なんて単純な・・・」 それだけいうと、とっとと砂埃のなかを突き進む 顔を覆っているせいか、あまり気にはならなかった ・・・・・まぁ、ほんにんが岩・・・ 「・・・・ナレ・・・・・」 失礼・・・なんか殺気をとばされたんでシナリオ進めます。 「・・・・・・・ん?」 ガコン! 前へと出した足元がへこむ 思わずこけそうになるが・・・・ 「ふ、これしきのことで・・えぇぇぇ!!???」 ボコン!! 横の壁に手をついてバランスを整おうをした矢先、そこの壁がもろくなっていたのか罠なのか分からないが 壁が崩れて横に倒れる さらに・・・ 「どわああぁぁぁ!!!・・・レビテーション!」 倒れた先は暗闇、浮遊感を感じて 叫びながらも空中に浮かぶ。光を下へ向わせ深さを測る・・・すぐに地面が見え 意外に高さがないことがわかった。 「・・・・・真っ暗って恐ろしいな・・・(滝汗」 ここに仲間・・・とくに栗色の少女がいたらいい笑いものにされていたことだろう・・・ ・・・・・情けないなぁ〜 「やかましい!!さっきからウダウダウダ!!!人の文句言ってる暇あったら進めろ!!」 ・・・・ナレーターに話し掛け無いで下さい 「黙れ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・じゃ、勝手にゼルガディスさんだけで進めてねv 「・・・・・・それは困る」 じゃぁそっちこそ黙ってってくださいな 「了解」 ・・・はい、話も決まったみたいなのですすめますね!読者の皆様(いるのか?)おまたせしました(まってない トン スタスタ 「地図でも手に入れておくんだったな・・・」 今ごろそんなことを思っているゼルガディス 後の祭り?と、いうことで、勘と経験で切り抜けていくことにした ま、当然だが・・・・ まぁ、これからもよくある罠が続々出て来るが、冷静心と経験と勘というもので切り抜けていく もちろん、本人も泥だけ誇りまみれだったりするのだが 「はぁ、はぁ・・・まったく、なんちゅーありがちな・・・」 色んな意味で疲れたゼルガディスであった。 だが・・・・ 「ん?・・・開けてみるか」 大きな立派な扉を前になんのためらいもなく開ける どんな罠があってもどーにでもなれ・・というような気分になっているためでもある 簡単に言えば、やけになっている・・とも言える 全然記載はしていないが、そういう気持ちになるくらいの出来事は結構あった、遺跡の中で ギギィ 「・・・!これは・・・」 あけてびっくり! なんとそこには・・・・・ 「あっれぇ〜?君、ゼルガディス君でしょ?」 「・・・・・・・・・・。」 「ん?お、本当、ゼロスの言ったとおりの格好だな・・・この頃リナとかガウリィとかで大変だったしな おかげでうちらは不景気だし・・・・」 「本当本当、ま、いいけどね・・・手を出すなって言われてるし、こっちも戦力を確保しなきゃね」 「・・・・・・・・・あ・・あの?」 目の前で繰り広げられる緊張感の無い会話に思わず口調が変わってしまう そこには、水色系の神官服を身に纏った青いショートの少女と濃い青の騎士団が着てるような鎧に見を纏った青年 2人の人物がトランプを広げている所を・・・ 「ん?・・ごめんごめん、仕事だったんだけどね、あ、ここには君が探してる物はないよ」 「それと、もうあきらめたらどうだ?お前厄介ごとに巻き込まれかもしれないぜ?」 「・・・・・・」 「リナとガウリィもそうだったよね、自分達の意志で行動してるはずなのに私達の仲間の計画にちゃっかり巻き込まれてる ・・・・君と私達が偶然会ったし、この間も偶然とはいえゼロス君と会ったし リナとかとの運がくっついたんじゃないの?」 「・・・・・・しかし、諦めるわけには・・・・」 しぶるゼルガディス この二匹に殺気もなにもないが、下手に手を出すわけにも行かない ゼロスを「くん」で呼んだり呼び捨てだったりするのはこの2人も腹心の部下である可能性が高いからである 青年の方が 「っていうか、無理だぞ・・・元に戻す方法なんて無い」 「!・・・何故分かる!?」 「そう怒鳴らないでよ・・・今の人間の技術でも魔術でも・・・もっと言うなら神聖魔法や神魔融合魔法 これらでも無理よ・・・はっきり言って不可能よ」 「そうそう、ゼロスから聞くに、セイルーンの王女が待ってるんだろ?」 「・・・・!!あの・・生ゴミぃ!!」 「「生ゴミ・・・ぷふぅ・・・」」 笑う二人・・・本人がこの場にいたらそっこうで突っ込んでくるだろう 少々赤面しながら咳払い 「と、いうか、魔族がそんなんでいいのか?」 「「ん〜?」」 2人同時に返事し、少女の方が 「心配ないない♪私達、海王様の部下なんだけど海王様が結構変わっててね、別に私達に害がなければどーでもいいのよ 人間になにをいおうが・・・・ね」 「ま、同時にどうなろうが知ったこっちゃないけどな・・・俺たちの忠告やらなんやらを聞いて 行動した結果が良かれ悪かれ・・・」 無責任だな・・・やっぱり魔族か・・・ と、心で確認するゼル 「・・・・・・・・・・」 「ん〜・・・どーしても戻りたいなら、リナにでも頼ったら?」 少女が言う 「は?なんでだ?」 ゼルが言うこんどは青年が 「あのお方の力ならあるいわ・・・な」 「だからリナか・・・だが、・・いや、しかし・・・後が恐いな・・・いろんな意味で」 「それに、そういう呪文も開発するのに結構時間かかるんでしょ?でもそーいう手しかないよ」 「俺たちの知る限りわな・・・ま、それであんたがどうなっても知らないけど・・じゃ、いくかマリリン」 「OK!ディープ・・じゃ、さよならキメラ君」 ぴくくぅ こめかみが引きつる で、空間に消えていく 「・・・・・さっぱり分からん、ゼロスといい魔族って・・・」 改めて疑問に思うゼルガディスであった。 「・・・・・ゼフィーリアに戻ってるのか?リナは・・・・」 とりあえず、色々恐いが、ゼフィーリアに向うことに決めたゼルガディス マリリン「・・・・あれでよかったの?」 ディープ「まったく、ゼロスも何考えてるのか俺たちがわざわざ人間に・・・」 マリリン「・・・ゼロス君は楽しんでるのよ絶対!だって、リナとガウリィはゼフィーリアに戻ってる ゼフィーリアは私達にとっても危険な場所だし・・まぁあの人がいるからね」 ディープ「・・あぁ、あの人・・・ね、まぁそれはともかく・・・リナとのやりとりが楽しみなんだろ」 マリリン「・・・はぁ、さっぱりわかんないよゼロス君の性格は・・・」 ディープ「そーいうなって、ガウリィもそうとう災難してるけどな・・ま、確かに面白いけど」 マリリン「リナの便利なアイテムがまた1人・・・」 ゼロス「その便利なアイテムの1人に僕も入ってるんですよねぇ〜・・・リナさんったら容赦ないし ま、でもおもしろいからいいんですけどね」 「「あ」」 ゼロス「あ、後、アメリアさんにもゼフィーリアに行くように言ってくださいませんか? 僕もまだ仕事の途中なのでv」 ディープ「・・・・・自分でいけよ」 ゼロス「命の賛歌聞かされるから嫌です!!」 マリリン「じゃぁ他の・・・って、他の人達も仕事中か・・・暇っていうのも楽じゃないね」 ディープ「お前、少しは体制つけろよ」 ゼロス「がんばります・・・、では、宜しく♪」 掻き消えるゼロス 2人はため息をつく・・・昔馴染みというのも楽じゃないが、昔ゼロスもなにかと手伝ってくれたので そのお返しでもある・・・律儀な魔族・・・? ディープ「じゃ、行こうか」 マリリン「そうね、海王様も楽しんでるっていうのも一つの原因よね〜・・・」 ディープ「ゼロスが羨ましいぜ・・・獣王様が唯一まともだからな・・・」 「「はぁぁぁ〜・・・」」 ***************************************: 後書き ニセ:はい、ディープとマリリンがあそこにいたのはちゃんとした仕事です 仕事が終われば暇なので、それついでにゼルをゼフィーリアにいくように言ったんですね ナレ:魔族はウソはつけないですからね・・・ま、軽いものなら高位魔族は大丈夫みたいですけど ニセ:って、L様が珍しくいない・・・? ナレ:L様は、作者さんとどっか行きましたよ? ニセ:・・・・・・・・・・御愁傷様・・・オリジナル ナレ:はい、高位魔族のお仕事ですが、今のところ 覇王神官&将軍→覇王を早く復活させるために負の感情を集めている最中 海王神官&将軍→マリリンとディープ意外は、世界中に散らばって大人しくしていた魔族を回収 マリリン&ディープ→暇人、急用ができたときに他が全員仕事中だと困るからクジでこの2人 が選ばれた。獣王、覇王も使用可能 覇王は、物質世界に具現してますが、力はそがれてるので北の拠点にて待機中 なので、指示は出せます。 ニセ:ま、こんな所ですね・・・ ナレ:・・・・にしても、L様・・・遅いですね ニセ:そうですねぇ〜・・・ いいぃやあぁぁぁぁ!!!許してくださぁぁぃL様ああぁぁぁぁ!!! ナレ&ニセ:・・・・・・・・・・ ナレ:そろそろお別れの時間です。 ニセ:では、皆さんまた次回お会いしましょう! |