◆−こうして生まれた・・・−雫 (2004/1/24 22:38:24) No.29166 ┣こうして生まれちゃった・・・−ねこめぐ (2004/2/1 10:36:43) No.29235 ┃┗こうして生まれるかも・・・−雫 (2004/2/4 21:07:55) No.29268 ┗こうして生まれた・・・ 〜獣王〜−雫 (2004/2/5 18:54:34) No.29278
29166 | こうして生まれた・・・ | 雫 | 2004/1/24 22:38:24 |
こうして生まれた・・・〜赤眼の魔王〜 ここは暗くって でも輝いてて 本当は間違いだらけではないかと 信じたくなる 矛盾だらけの場所・・・ 生まれたときは他のものを疑ってばかりで だって自分が人間じゃないから 自分が簡単に嘘をついてしまうから 自分の力しか信じられないから・・・ 怖いと泣いてしまうから・・・ 『そうだ・・・。皆を信じて自分も嘘をつかない。』 その時から僕達は 嘘をつかなくなった 嘘をつけなくなった 嘘をついたらダメ でもね・・・ 他の人の力に頼ると 壊れちゃうんだ 消えちゃうんだ 滅びちゃうんだ 本当の事だらけの世界だと 何で人の優しさに触れたくなって 他人の力を借りたくなる 人といえる人じゃないけれど・・・ だから闇に生きる僕達は 光のものに憧れて 光と喧嘩してるんだ 嘘をつかなくなったのに あまりにも孤独すぎて涙が溢れて・・・ 涙が出ない生き物になろう・・・ もう一度生まれ変わって・・・ 泣かなくなった もう悲しくない もう寂しくない もう淋しくない 筈なのに・・・ 泣けないと余計に悲しくなるなんて知らなかった 一人だから 孤独だから 光のものとももっと仲が悪くなって 『悲しくても泣けないものなんているものか 本当は悲しくないんだ・・・・』 違う 違うちがうチガウ違うちがうチガウ・・・! 僕は・・・・ ぼくは・・・ 僕は・・・・ 一人はヤダよ・・・ 孤独すぎるよこんな場所・・・ 『友達を作ろう・・・』 五人ぐらい欲しい 色んな性格が欲しい 僕よりは弱くて 僕と一緒にいてくれるのが良い 造れる 僕なら作れる・・・ 僕が望んでいたのは・・・ 戦い? 最初に生まれたのは死をつかさどった 『 様の為なら・・・どんなものでも滅ぼすよ? 僕の力でみ〜んな・・・滅ぼすから・・・』 その姿に似合わない邪悪さ 僕はこんなもの求めていない 次に生まれたのは冷たい風だった 『私は 王よりも働きます。 様が命令を下さるなら・・・ 神の側のものも一撃の元に・・・』 凛々しい姿 心と見た目の一致 僕が友達になりたかった相手じゃない その次は海の女性だった 『今はわたくしのやりたいようにやらせて下さいませ。 絶対に 様の迷惑にはならないように致します。』 つかみ所の無い落ち着き 一緒にはいられない・・・ だって僕の求めていたものじゃなくて・・・ 次に生まれたのは炎をつかさどる心 『やりたいように生き、気にくわねぇ奴を殺す。 それじゃぁダメなのか? さんよぉ〜。』 気の強い性格、彼となら友達になれる・・・ だから彼は傍に居た 僕の傍に・・・だけど・・・ 彼はそのうち死ぬんだ・・・ 最期に生まれたのは大地の力を持つもの・・・ 『 様の為に私は何が出来るか・・・。私はそれを探したい。 そのために私はここにいる・・・。』 真面目で・・・近づけなかった・・・ 何でみんなみんなみんな 僕から離れていくんだろう・・・ でも・・・ 今は淋しくないよ 身体が七つあるから それぞれで話も出来るし 宿主がいるから・・・ 僕は一人じゃない・・・ ************************************* こんばんは・・・。雫です。何となく書きたくなった詩のような小説のようなものなのですが・・・今回、赤眼の魔王と言う事でこの先、冥王とか魔竜王とかのもできるかもしれない・・・・。 と言うわけでここでひとまず退散(?)します。 それでは・・・ |
29235 | こうして生まれちゃった・・・ | ねこめぐ E-mail | 2004/2/1 10:36:43 |
記事番号29166へのコメント どーも。ねこめぐです。 いいですね、こういう、詩のような、小説のようなもの。 s様の誕生秘話(?)え?なんで、かっこはてな。なわけ?...じゃあ、s様の誕生悲話でいいの? リナ:かっこに向かって喋るなよ...文章おかしい。 そう? 零さん、今度、もしもしもしもしもしもしもし.....よければ、ゼラス様の、誕生悲話か、誕生秘話を作っていただ.. 「べしっ。」 リ:もしが多すぎる。それに、んなことたのむな!! そうですね。わたしも、何か書かなければ..... とても良い作品でした。ゼラスさまの... 「げしっ」 リ:うるさい! 金属の塊(かたまり)がちりばめられたスリッパでたたかなくても... それでは、零さん、さよなら... |
29268 | こうして生まれるかも・・・ | 雫 | 2004/2/4 21:07:55 |
記事番号29235へのコメント ねこめぐ様、レスありがとうございます! もうこれはあれです!獣王様の書いちゃいますよ!頑張って・・・ こんな作品読んで下さって本当に感謝です!ゼラス様のも〜命掛けで書きますから・・・! 誕生秘話か誕生悲話か・・・、どうなるかは書かないと解らないですねぇ・・・。 でも本当に嬉しいです。レスが来ると毎回喜びます。そうすると何を書こうか全然思い浮かばなくなりますね・・・・。 それではねこめぐ様、レスありがとうございます。獣王様の頑張って書きますので気長に待ってくださればと思います・・・。 短いのですがそれでは・・・。 |
29278 | こうして生まれた・・・ 〜獣王〜 | 雫 | 2004/2/5 18:54:34 |
記事番号29166へのコメント こうして生まれた・・・〜獣王〜 最初は何も見えなかった いや・・・・ 逆に見えすぎていたのかもしれない あやふやな場所・・・ そんな場所で意識があるのかも分からずに 私はただただ・・・ 長い時間揺れていた 誰かが手を伸ばした 『傍に居て欲しい』 と そして私は形を持った 最初に目に入ったもの・・・ 赤い瞳を持つ男 私はこの人のために何をすれば良いだろう 何かしなくてはならない衝動 生まれもって培った力 私は何をすれば・・・ そのうち・・・力がぶつかり合った これは間違いだ 私はこんな こんな・・・こんな・・・ 醜いモノは求めていない でもこれが野性的かつ 私の生き方・・・ 止められない事を どこかで分かってる 理解している 赤い瞳の男は姿を消した 私は孤独になった 今まで彼の為に仕事をこなして 一人な自分に気付かなかった 誰かのところへ行こう まずは死を司る少年のところ 『何で来るのさ!?僕は・・・・・・ お願いだから・・・ 、僕に近寄らないでよ・・・。』 取り乱した彼に近づく事は自分の死を意味してた 次は冷たい風を起こす王のところ 『どうしたのだ・・・ よ・・・。 仕事の事ならばここで言え・・・・・・』 昔の私のように真面目で冷たい 海を支配する女のところへ・・・・ 『すみません、 。後五百年ぐらいしたら時間も空くのに・・・』 避けられた気さえした こんな時だから仕方が無い? 泣けない自分がこんなにも 悲しく 虚しい 最後は炎の魔竜のところ 『お前だって生きてんだろーよ。なぁ 。 皆、魔王の死にこだわりすぎだ・・・。俺たちで変えるべきだ』 嬉しかった 傍に居てくれる人を見つけた 大事な人・・・ でも彼一人だけ 一人独りひとりヒトリ一人独りひとりヒトリ・・・ そうだ・・・ 大事な人を作ろう もう一人欲しい 私にいつも笑いかけてくれる 傍に居てくれる大事な人 私なら作れる 今の私なら作れる 私が求めていたものは・・・ 冷たい死? 彼は真面目で 仕事に手を抜かず 冷たく 人を殺した 『だって・・・・命令したのは 様でしょう?』 違う! 私は・・・ 私は・・・ ただ・・・ 傍に居てくれる大事な人が欲しくて でも・・・ もう寂しくない こんな事考える暇がなくなったから 正しくは無い でも間違いではないと信じたい こんな風に生まれただけなのだから 彼も笑ってみていてくれる 今はそれだけで充分 今はそれだけで・・・ ************************************* うわぁ!書いてしまいましたよ!『こうして生まれた・・・〜獣王〜』。こうすると覇王様とか書きたくなります。 それではこんな作品ですが読んで下さっている方がいてくれたら嬉しいです。 それでは・・・! |