◆−ある愛の光景〜Armageddon in St.Valentine'day〜−棒太郎 (2004/2/14 23:44:47) No.29347 ┗参考になるのかなあ。民○書房の本……(笑)−エモーション (2004/2/15 21:43:57) No.29355 ┗正道ではありませんね(笑)−棒太郎 (2004/2/17 00:19:32) No.29368
29347 | ある愛の光景〜Armageddon in St.Valentine'day〜 | 棒太郎 | 2004/2/14 23:44:47 |
こんばんは、棒太郎です。 今日は例のイベントということで、彼女達に出張ってもらうことにします。 それでは、どうぞ。 ************************************* 『ある愛の光景〜Armageddon in St.Valentine'day〜』 2月14日―――― それは大いなる戦いの日である。 男にとっても、女にとっても苛烈で崇高な聖戦の日である。 ある者は輝かしい凱歌を上げ、またある者は戦場にその骸を散らしてゆく。 一年のうちで、最も激動たる日の片割れであるこの日、人々は恐れと不安と希望を胸に、戦場へと駆け出していくのだった。 聖戦前夜―――― なんとはなしに、ダルフィンの城へやって来たゼラスは、城の主がなにやら慌しく動いているのを、珍しげに見ていた。 「珍しいな、ダルフィン。そんな物凄くやる気を見せているのは。」 ダルフィンはゼラスのほうに顔を向けずに、あれやこれやと目の前に揃えた物を吟味していた。 「何言ってるの、ゼラス。明日はXデーなのよ。これが燃えずにいられましょうか、ってなもんですわ。」 バラバラとせわしくなく片手に持った本をめくっていく。 「明日?明日何かあるのか?」 ゼラスのその言葉に、ダルフィンは「汝らの中に裏切り者がいる」と言われたキリストの使徒のような驚きを浮かべた。 何故か背景が黒くなり、大きな雷が落ちたような気がした。 「ゼラス・・・・・・・・・貴女、マジで言ってますの?」 「?ああ、そうだが?」 ゼラスの即答に、ダルフィンは額に手をあて、「ああ――」と呟いて、貧血を起こしたようにぺたりと座り込んだ。 「なんて・・・・・・なんてことなの・・・・・・・乙女の一大イベントのひとつを知らないなんて・・・・・・・こんなことが・・・・・・・ああ、お母様・・・・・・」 なにやら金色の母にまで助けを求めいるようなので、ゼラスとしても気になった。 「明日は一体何なんだ?」 「明日はバレンタインデーですわよ。」 立ち上がったダルフィンの言葉に、ゼラスは納得いかないような表情を浮かべる。 「バレンタインデー?確か、人間どもの聖人を祝う日だと聞いたが・・・・・・・魔族である我らがそんなもの祝ってどうする?」 意味は正しいが、それに託けたイベントまでは知らないようだった。 それを聞いたダルフィンは、「へっ」とアメリカンテイストに鼻で笑った。 ダルフィンの反応を見て、ムカッとするゼラス。 「いいですわ。知らないなら教えて差し上げましょう。バレンタインデーとはラブラブな恋人同士がその愛を確かめ合う日なのよ!!」 「な、何!?」 恋人と聞いては聞き捨てならぬ―――ゼラスはグイッと身を乗り出した。 「国や地域によって違うのだけれど、最大のポイントは女が愛する男性に自分の熱〜〜い気持ちの篭ったチョコレートをプレゼントする、という風習があることよ!!」 「チョ、チョコ!?」 「そう!!まあ、お世話になった人とかにあげるとか色々とあるけど、今の主流はそれよ!!これを間違えるといかにラブラブなカップルでも破局を迎えてしまう場合もあると言われているわ!!」 「は・・・破局・・・・」 その言葉にゼラスは顔を青ざめさせる。 ダルフィンの手には、『明○書房刊 馬煉汰陰戦記』なる本が握られていた。 「いいこと。男性もね、愛する女性のチョコレートを焦がれる想いで期待しているのよ。それが当日、何もなかったなんてことになってみなさい。ああ、彼女は僕を愛してはいないのか、あの愛の日々は遠い夢物語だったのか―――なんてことになって、二人の愛は終わってしまう――ってなことになるのよ!!」 ダンッと握りこぶしを机に叩きつけ、力説するダルフィン。 どうにも話が飛躍しすぎて強引であるが、悪いことにここにそれを思いっきり真に受けてしまう者がいた。 「ダ、ダルフィン!!どうしよう!!私、私ヴェルミスに捨てられたら―――!!!」 必死の形相で、ゼラスは目の前のダルフィンに泣きついた。 その顔は恐怖と絶望で蒼白となっている。 「大丈夫よ、ゼラス。まだ時間もあるわ。私の材料分けてあげますから、今から一緒に作りましょう。」 「分かった!!」 かつての降魔戦争のとき以上の凄まじい気合で、ゼラスは台所へと向かっていった。 その日、腹心の拠点で阿鼻叫喚の謎の絶叫が絶え間なく響いてきたという。 そしてそれに混じって、「おらぁ!私の幸福の未来のための輝かしい礎となりなさい!!」とか、「私の”幸せ家族計画”に貢献することを光栄に思いなさい!!」とかいう叫びが聞こえてきたとかこないとか・・・・・・・・・ そして2月14日当日――― この日の凄まじい熱気とオーラなど全然お構いなしといった風に、ヨハン=ヴェルミス=インバースは太平楽に過ごしていた。 「いやはや、今日は凄い雰囲気ですね。」 デイルことディクスン=レッドフィアーが、回診を終えて診療所に帰ってきた。 ヴェルミスはこの日、デイルの診療所に頼まれていた魔法薬を納品しに来ていた。 「はは、それはもう恋人達の祭典だからな。君も他人事じゃないぞ?」 「は・・・はは・・・・・・それはもう―――」 ヴェルミスの言葉にデイルはやや乾いた笑みを浮かべる。 そのとき――― 「ヴェルミス!!」 人の背丈ほどはあろうかという包みを抱えて、ゼラスが現れた。 「きょ、今日は、バ、バレンタインだから・・・・・その・・・・・・」 顔を真っ赤にして包みをヴェルミスの前に差し出す。 「ありがとう、ゼラス。開けてみてもいいかい?」 にこりと笑いながら包みを開けるとそこには――― 「ほう―――」 「うわぁ・・・・・・・・」 1/1スケールのヴェルミスの全身像チョコがそこにあった。 しかも彫刻が所々崩れている。まあ、一生懸命作ったことは確かであるが。 「一晩かけて一生懸命作ったの・・・・・・・」 モジモジしながら上目遣いにヴェルミスを見つめる。 「ありがとう、ゼラス。ではさっそくいただくよ。」 そう言い、頭から全身像チョコにかぶりついた。 「うわぁ・・・・・・・・」 そんなある意味不気味な光景を見ながら、デイルはまた思わずひいた声をあげたのだった。 このあと、チョコを美味しく召し上がったヴェルミスは、ゼラスも美味しく召し上がったということだそうな。 どういう意味かはお父さん、お母さんには聞かないように。 ちなみにダルフィンとデイルはというと―――― 「デイル〜〜(はぁと)ハッピーバレンタイ〜〜〜ン♪プレゼントは女体チョ「わーーーっ、わーーーーッわーーーーーーーーーっ!!!!!」 ちゃんちゃん♪ ************************************* 季節ネタということで、またこの人たちに出ていただきました。 相変わらずヤバイ方向に走ってますダルフィン・・・・・・・・・・ 『夢、幻〜』『剣狼伝』でシリアスしていた彼女が嘘のようです。 次はホワイトデーですかね。 それでは。 |
29355 | 参考になるのかなあ。民○書房の本……(笑) | エモーション E-mail | 2004/2/15 21:43:57 |
記事番号29347へのコメント 棒太郎様、こんばんは。 王蟲のごとく走り出したら愛情パワーが止まらない、乙女二人の愛の暴走……。 ……といいつつ、実は期待してました「ある愛の光景」バレンタインvr(笑) 今回もさすがです。愛を深めるためのイベントはけして見逃さないダルフィン様と、 初めは知らなくても、知った途端努力を怠らないゼラス様。 今日も魔王軍は☆愛☆に翻弄されるのですね。……まあ、魔族だし(笑) >ダルフィンはゼラスのほうに顔を向けずに、あれやこれやと目の前に揃えた物を吟味していた。 >「何言ってるの、ゼラス。明日はXデーなのよ。これが燃えずにいられましょうか、ってなもんですわ。」 >バラバラとせわしくなく片手に持った本をめくっていく。 ダルフィン様……。愛の大暴走はしていますが、やはり押さえるところはきちんと 押さえている乙女ですよねぇ……(しみじみ) デイルさんも圧倒されつつ、「そこが可愛いんだよなあ」と思っているのでしょうね。 >「明日?明日何かあるのか?」 >ゼラスのその言葉に、ダルフィンは「汝らの中に裏切り者がいる」と言われたキリストの使徒のような驚きを浮かべた。 ゼラス様はバレンタインデーを知らなかったのですね。 このダルフィン様の驚きっぷりもナイスです。 >「なんて・・・・・・なんてことなの・・・・・・・乙女の一大イベントのひとつを知らないなんて・・・・・・・こんなことが・・・・・・・ああ、お母様・・・・・・」 >なにやら金色の母にまで助けを求めいるようなので、ゼラスとしても気になった。 ……助けを求められても、L様は苦笑するしかないのでは……(^_^;) >「バレンタインデー?確か、人間どもの聖人を祝う日だと聞いたが・・・・・・・魔族である我らがそんなもの祝ってどうする?」 >意味は正しいが、それに託けたイベントまでは知らないようだった。 >それを聞いたダルフィンは、「へっ」とアメリカンテイストに鼻で笑った。 >ダルフィンの反応を見て、ムカッとするゼラス。 この笑い方って、確かに腹が立ちますよね。 >「国や地域によって違うのだけれど、最大のポイントは女が愛する男性に自分の熱〜〜い気持ちの篭ったチョコレートをプレゼントする、という風習があることよ!!」 >「チョ、チョコ!?」 >「そう!!まあ、お世話になった人とかにあげるとか色々とあるけど、今の主流はそれよ!!これを間違えるといかにラブラブなカップルでも破局を迎えてしまう場合もあると言われているわ!!」 >「は・・・破局・・・・」 >その言葉にゼラスは顔を青ざめさせる。 >ダルフィンの手には、『明○書房刊 馬煉汰陰戦記』なる本が握られていた。 民○書房ーーーーっ!!(爆笑) ダルフィン様。よりにもよってそんな怪しげな本を(笑) 脳裏に宮下あ○ら風のイラストがついた解説が浮かびました。 >「いいこと。男性もね、愛する女性のチョコレートを焦がれる想いで期待しているのよ。それが当日、何もなかったなんてことになってみなさい。ああ、彼女は僕を愛してはいないのか、あの愛の日々は遠い夢物語だったのか―――なんてことになって、二人の愛は終わってしまう――ってなことになるのよ!!」 >ダンッと握りこぶしを机に叩きつけ、力説するダルフィン。 >どうにも話が飛躍しすぎて強引であるが、悪いことにここにそれを思いっきり真に受けてしまう者がいた。 ……何やら、ゼラス様がダルフィン様に染められていった経緯が分かるような……。 基本的に素直なんですね、ゼラス様……(^_^;) そして、ゼロスとしては知らないままでいてほしかった、というところでしょう。 この場にいたらだくだく涙流しながら、「そんなこと教えないでください、海王様〜」と 言っていたのかも。 >かつての降魔戦争のとき以上の凄まじい気合で、ゼラスは台所へと向かっていった。 ま、まあ、恋する乙女にとっては、これは当然と言えば当然なのかも……。 それにしても、犠牲になった方々……。どんな犠牲かはちょっと考えるのが 怖いですが……合掌……。(ちーん) >ヴェルミスはこの日、デイルの診療所に頼まれていた魔法薬を納品しに来ていた。 >「はは、それはもう恋人達の祭典だからな。君も他人事じゃないぞ?」 >「は・・・はは・・・・・・それはもう―――」 ヴェルミスさんとデイルさんは仕事上の付き合いがあるのですね。 それにしても余裕たっぷりですね、ヴェルミスさんは。 >1/1スケールのヴェルミスの全身像チョコがそこにあった。 >しかも彫刻が所々崩れている。まあ、一生懸命作ったことは確かであるが。 >「一晩かけて一生懸命作ったの・・・・・・・」 >モジモジしながら上目遣いにヴェルミスを見つめる。 ……等身大のチョコですか……。確かにこれは作るのが大変かも。 でも自分の全身像チョコを食べるのは、なかなか凄いものが(滝汗) デイルさんが思わずひいた声を出すのも無理ないかも……(汗) >このあと、チョコを美味しく召し上がったヴェルミスは、ゼラスも美味しく召し上がったということだそうな。 >どういう意味かはお父さん、お母さんには聞かないように。 そうですね。よい子の皆さんは聞かないように(笑) もう何年かしたら、ろくでもない友達や、怪しげな雑誌や、トイレの落書きが 真実を告げますから(笑) >ちなみにダルフィンとデイルはというと―――― >「デイル〜〜(はぁと)ハッピーバレンタイ〜〜〜ン♪プレゼントは女体チョ「わーーーっ、わーーーーッわーーーーーーーーーっ!!!!!」 ダルフィン様……とことん「書き殴り」検閲機関(あるのかな?)に挑戦してますね(笑) 何にせよ、お幸せなお二人です。 >季節ネタということで、またこの人たちに出ていただきました。 >相変わらずヤバイ方向に走ってますダルフィン・・・・・・・・・・ >『夢、幻〜』『剣狼伝』でシリアスしていた彼女が嘘のようです。 >次はホワイトデーですかね。 >それでは。 楽しませていただきました♪ バレンタインネタ……書こうと思っていた話を押しのけて、頭に浮かんだ エヴァとオーソンで書こうと思ったんです。実は。 ちまちま書いていたら間に合わなかったので、微妙に変更中です(笑) 内容は……ダルフィン様が見たら「ああ、もう! じれったいわね、この2人!!」と 言われそうな話になりそうですが(笑) ダルフィン様……我慢の反動がでているのでは(笑) ホワイトデーは……デイルさんが反撃(?)にでるか、それともやはり ダルフィン様の圧倒的勝利か、楽しみです。 それでは、この辺で失礼します。 |
29368 | 正道ではありませんね(笑) | 棒太郎 | 2004/2/17 00:19:32 |
記事番号29355へのコメント >棒太郎様、こんばんは。 > >王蟲のごとく走り出したら愛情パワーが止まらない、乙女二人の愛の暴走……。 >……といいつつ、実は期待してました「ある愛の光景」バレンタインvr(笑) >今回もさすがです。愛を深めるためのイベントはけして見逃さないダルフィン様と、 >初めは知らなくても、知った途端努力を怠らないゼラス様。 >今日も魔王軍は☆愛☆に翻弄されるのですね。……まあ、魔族だし(笑) こんばんは、エモーションさん。 今回は書こうとか思ってませんでした。気が付けばバレンタインだったので、「あ、そういやバレンタインネタがあるわなぁ」と思い、「季節ネタだわなぁ」とも思い、書いた――というような感じです。 楽しんでいただけたなら、それで幸いです。 >>「何言ってるの、ゼラス。明日はXデーなのよ。これが燃えずにいられましょうか、ってなもんですわ。」 >>バラバラとせわしくなく片手に持った本をめくっていく。 > >ダルフィン様……。愛の大暴走はしていますが、やはり押さえるところはきちんと >押さえている乙女ですよねぇ……(しみじみ) >デイルさんも圧倒されつつ、「そこが可愛いんだよなあ」と思っているのでしょうね。 常に情報の網は張り巡らせておりますから(笑) >>「明日?明日何かあるのか?」 >>ゼラスのその言葉に、ダルフィンは「汝らの中に裏切り者がいる」と言われたキリストの使徒のような驚きを浮かべた。 > >ゼラス様はバレンタインデーを知らなかったのですね。 >このダルフィン様の驚きっぷりもナイスです。 今までほとんど関係のないイベントでしたからね。 ダルフィンの驚き、凄まじくオーバーな感じにしてみました。 >>「なんて・・・・・・なんてことなの・・・・・・・乙女の一大イベントのひとつを知らないなんて・・・・・・・こんなことが・・・・・・・ああ、お母様・・・・・・」 >>なにやら金色の母にまで助けを求めいるようなので、ゼラスとしても気になった。 > >……助けを求められても、L様は苦笑するしかないのでは……(^_^;) まあ、ダルフィンもあまりの驚きに無意識のうちに口にした――という感じですから。 >>それを聞いたダルフィンは、「へっ」とアメリカンテイストに鼻で笑った。 >>ダルフィンの反応を見て、ムカッとするゼラス。 > >この笑い方って、確かに腹が立ちますよね。 腹立ちます。実際やられたら。 >>その言葉にゼラスは顔を青ざめさせる。 >>ダルフィンの手には、『明○書房刊 馬煉汰陰戦記』なる本が握られていた。 > >民○書房ーーーーっ!!(爆笑) >ダルフィン様。よりにもよってそんな怪しげな本を(笑) >脳裏に宮下あ○ら風のイラストがついた解説が浮かびました。 古いかな〜と思っていましたが、分かってくれる人がいて良かったです。 わたしは昔、実際にある出版社と思ってましたし。 >>「いいこと。男性もね、愛する女性のチョコレートを焦がれる想いで期待しているのよ。それが当日、何もなかったなんてことになってみなさい。ああ、彼女は僕を愛してはいないのか、あの愛の日々は遠い夢物語だったのか―――なんてことになって、二人の愛は終わってしまう――ってなことになるのよ!!」 >>ダンッと握りこぶしを机に叩きつけ、力説するダルフィン。 >>どうにも話が飛躍しすぎて強引であるが、悪いことにここにそれを思いっきり真に受けてしまう者がいた。 > >……何やら、ゼラス様がダルフィン様に染められていった経緯が分かるような……。 >基本的に素直なんですね、ゼラス様……(^_^;) >そして、ゼロスとしては知らないままでいてほしかった、というところでしょう。 >この場にいたらだくだく涙流しながら、「そんなこと教えないでください、海王様〜」と >言っていたのかも。 恋愛方面に関してはほとんど白紙の状態ですから。 だから何か言われたら、そのまま受け入れちゃうんですよね。 >>かつての降魔戦争のとき以上の凄まじい気合で、ゼラスは台所へと向かっていった。 > >ま、まあ、恋する乙女にとっては、これは当然と言えば当然なのかも……。 >それにしても、犠牲になった方々……。どんな犠牲かはちょっと考えるのが >怖いですが……合掌……。(ちーん) まあ、冥福を祈りましょう(笑) >>ヴェルミスはこの日、デイルの診療所に頼まれていた魔法薬を納品しに来ていた。 >>「はは、それはもう恋人達の祭典だからな。君も他人事じゃないぞ?」 >>「は・・・はは・・・・・・それはもう―――」 > >ヴェルミスさんとデイルさんは仕事上の付き合いがあるのですね。 >それにしても余裕たっぷりですね、ヴェルミスさんは。 デイルは開業医で、ヴェルミスに薬を依頼して卸してもらってます。 >>1/1スケールのヴェルミスの全身像チョコがそこにあった。 >>しかも彫刻が所々崩れている。まあ、一生懸命作ったことは確かであるが。 >>「一晩かけて一生懸命作ったの・・・・・・・」 >>モジモジしながら上目遣いにヴェルミスを見つめる。 > >……等身大のチョコですか……。確かにこれは作るのが大変かも。 >でも自分の全身像チョコを食べるのは、なかなか凄いものが(滝汗) >デイルさんが思わずひいた声を出すのも無理ないかも……(汗) その分量のチョコだけでも大変ですが、さらに彫刻(または塑像)するわけですから、果てしなく手間が掛かりますね。 >>このあと、チョコを美味しく召し上がったヴェルミスは、ゼラスも美味しく召し上がったということだそうな。 >>どういう意味かはお父さん、お母さんには聞かないように。 > >そうですね。よい子の皆さんは聞かないように(笑) >もう何年かしたら、ろくでもない友達や、怪しげな雑誌や、トイレの落書きが >真実を告げますから(笑) 変に詮索しなくても、自然と周りが教えてくれま(笑) >>ちなみにダルフィンとデイルはというと―――― >>「デイル〜〜(はぁと)ハッピーバレンタイ〜〜〜ン♪プレゼントは女体チョ「わーーーっ、わーーーーッわーーーーーーーーーっ!!!!!」 > >ダルフィン様……とことん「書き殴り」検閲機関(あるのかな?)に挑戦してますね(笑) >何にせよ、お幸せなお二人です。 最近の彼女はチャレンジャーです(笑) >>季節ネタということで、またこの人たちに出ていただきました。 >>相変わらずヤバイ方向に走ってますダルフィン・・・・・・・・・・ >>『夢、幻〜』『剣狼伝』でシリアスしていた彼女が嘘のようです。 >>次はホワイトデーですかね。 >>それでは。 > >楽しませていただきました♪ >バレンタインネタ……書こうと思っていた話を押しのけて、頭に浮かんだ >エヴァとオーソンで書こうと思ったんです。実は。 >ちまちま書いていたら間に合わなかったので、微妙に変更中です(笑) >内容は……ダルフィン様が見たら「ああ、もう! じれったいわね、この2人!!」と >言われそうな話になりそうですが(笑) >ダルフィン様……我慢の反動がでているのでは(笑) >ホワイトデーは……デイルさんが反撃(?)にでるか、それともやはり >ダルフィン様の圧倒的勝利か、楽しみです。 > >それでは、この辺で失礼します。 前々から書こうと思っていたわけではなく、当日になって唐突に思いついて書いたものです。 もう少し、暴走具合に磨きがかけられたかな?とも思います。 次のホワイトデーに期待しましょう(笑) それではどうもありがとうございました。 |