◆−黒と赤と…−青月 かなた (2004/3/7 13:54:32) No.29546


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29546黒と赤と…青月 かなた 2004/3/7 13:54:32


 なんかものすっごく突発的に思いついた…詩です。
 ルクミリで出会い編…みたいな感じで。ルーク独自でわりとダークです。
 例に漏れず別人、及びにキザ警報がでてたりしますが、楽しんでいただければ幸いです♪それでは〜

―黒と赤と…―
 
 目に映るのは黒と赤。
 夜の闇と血の赤。

 味気ないとも思わない。

 耳に聞こえるのは助けを乞う声。断末魔のうめき。
 死んだものを笑う声。狂喜の笑み。
 時には残されたものの嗚咽。
 
 金さえ入れば誰が泣こうが笑おうが関係ない。

 黒と赤の世界……

 ずっと続くはずだった。
 別に続いても構わなかった。


 目に入ったのは銀と緑。
 目もすくむような銀の髪と、悲しいぐらいに澄んだ緑。

 耳に響くのは剣を合われる音。
 呪文の詠唱。
 心地よい……
 
 やる方だったけが追い詰めた。
 後は少し手に力を入れれば良い。
 そうすれば―――
 いつも通りに赤が広がる。

 俺を気味の悪いぐらいに冷静に見つめる目。
 諦めの熟んだ余裕か?
 死を覚悟した者の態度か?
 能面のように無表情な顔。

 殺さないのかって?
 殺すよ。
 人を殺すことなんてなんとも思わねぇ。

 なんとも……
 
 永久(とわ)とも思える時が流れた。

 ふと我に帰るとターゲットの方が騒がしい。
 ばれたか。
 俺はそいつを殺さずに退いた。


 次に会った時は……殺る。


 今だに鮮明な緑を思い浮かべながら、そう思った。
 なのに。
 また会いたいと思った。
 ずっと見ていたいと望んだ。
 この手で手に入れたいと……この手で守りたいと思った。


 俺の世界は…………
 闇と血にまみれた黒と赤。
 
 そして……あいつの銀と緑。

 全てを立ちきっても手に入れたい俺の新しい色。新しい世界。



ーあとがきー
 意味解らないですね。我書いたものながら…
 まぁ一番書きたかったものはルークさんは絶対一目ぼれだったと!(オイ)
 わたしはルクミリ好きだと!(結局そこか)
 それでは!(強制終了)