◆−『兄と妹』について−煌天 由亜 (2004/7/2 17:19:48) No.30335 ┗望むものはただ一つ 序章 −煌天由亜 (2004/7/5 13:10:03) No.30361
30335 | 『兄と妹』について | 煌天 由亜 | 2004/7/2 17:19:48 |
約一年前から、投稿がストップしている『兄と妹』ですが、 今の私と前の私では、一年前のあの時点を境に一転していますので、昔の話のままで話を続けるのは大変・・・もとい無理なので新しく、題名もリニュして書きたいと思います。 話のスジ事態は変わらないと思いますので、前の読者の方もよろしくお願いします。 パソが直れば、数日中に一番最初を投稿したいと思います。 では、よろしくお願いします。 |
30361 | 望むものはただ一つ 序章 | 煌天由亜 | 2004/7/5 13:10:03 |
記事番号30335へのコメント +−+この本を閲覧しますか?+−+ 「ミリル様ぁ。」 「ルゥか・・。 どうした、新しい≪読む者≫か?」 「そうみたいですぅ。」 「じゃあ、ここに連れてきなさい。」 何年・・・いや何百年ぶりだろう? リナ・インバ−スという小娘が、お母様を呼び出してからでも十年はとうに過ぎているのに・・・。 「≪読む者≫よ。 私は、≪悪夢の王≫創られた双子の片割れだ。 貴方は、この本のためにきたはずだ。」 私は、母に言われたとおりこの本の一冊目を渡す。 それは、闇色の装丁に彼には見慣れないであろう古代文字で≪望むものはただ一つ≫と光色で焼き付けられたかなり重い本だ。 「さあ、本の世界へ。」 ――それからしばらく・・・・・ 「ミリル様ぁ。 人間に、あの本・・・お母様とお父様と伯父様の本を読ませても大丈夫なんですかぁ?」 「・・・・・・・・・・・・・・多分。」 「今の間は何なんですかぁ?」 「気にしない、気にしない。」 「ミリル様ぁ。」 ――――そして 物語は再び紡がれる・・・・・・ |