◆−ショートコント3(ゼロヴァルフィリ……)−じょぜ (2004/7/4 19:28:50) No.30351 ┣そっちじゃなくてあっちですか!?−ミキ (2004/7/5 22:44:11) No.30367 ┃┗「ええあっちです」(にっこり)「ち──が──う──────っ!!」(絶叫)−じょぜ (2004/7/6 23:06:22) No.30380 ┣こちらでは始めましてです。−風水 (2004/7/7 13:05:43) No.30382 ┃┗ようこそ〜〜〜!−じょぜ (2004/7/7 18:29:36) No.30385 ┣ショートコント4(3の続きです)−じょぜ (2004/7/7 18:08:40) No.30384 ┃┗Re:爆笑しました−蛇乃衣 (2004/7/7 20:12:18) No.30388 ┃ ┗ありがとうございます!−じょぜ (2004/7/8 22:56:04) No.30395 ┗ショートコント5(さらに続きです)−じょぜ (2004/7/10 10:08:34) No.30402 ┣Re:ヴァルさん・・・(泣爆笑)−桜月 梓 (2004/7/10 12:05:59) No.30404 ┃┗「よかったわねヴァル、こんなに笑ってもらえて」(にっこり)「…………嬉しくない」(がっくり)−じょぜ (2004/7/10 18:37:40) No.30408 ┗これはやきもちですか?(にやにや)−風水 (2004/7/14 01:05:04) No.30419 ┗完全なやきもちです(にやにや)−じょぜ (2004/7/14 23:32:43) No.30422
30351 | ショートコント3(ゼロヴァルフィリ……) | じょぜ | 2004/7/4 19:28:50 |
ショートコント3 〜私のお気に入り〜 かららんっ。 「こんにちはヴァルガーヴさんフィリアさん」 「生ゴミのくせに表から入ってくるなんてずうずうしいっ! 裏口のポリバケツの中があなたの居場所ですよっ! 忘れたのっ!」 「やだなあ、お店に入ってそうそう鈍器突きつけなんて、お客さんにすることじゃないですよ」 「ほほほ、そろそろそういう季節とはいえゴキブリが何を言うやら。殺虫剤まかれないだけでも感謝して欲しいですねっ! ねっヴァルっ!」 「そうだな」 「あいかーらずですねえ……」 「何の用っ!? ところでっ!」 「あ、言い忘れてたことがありまして、それを伝えに来ただけです」 きょとん。 「言い忘れてたこと? なんだよ一体。ま、どーせロクな用件じゃないだろーが」 「前々回の話覚えてます? お二人とも」 「忘れてたまるもんですかっ!! あなたが私のヴァルに化けて乙女心をもてあそんだあの卑劣きわまりない最低最悪の所業をっ!!!!!!!!」 「ちょっとした暇つぶしをそんなふうに悪しざまに言ってのけなくても……ヒドイと思いません? ヴァルガーヴさん」 「諸悪の根源がなに言ってんだ。さっさと用件言ってママんとこ帰んな」 「おやつれない。さみしーですよ、せっかく会いにきたのに」 「わざとらしく肩なんかすくめないでっ! 言いたいことがあるなら早く言いなさいっ!」 ぴりぴりぴり。 「はいはい。じゃ言わせていただきます。えーとフィリアさん。 前々回、僕、あなたとガーヴのセーラー服姿、どっちが可愛いかって聞かれて、あなたのほうが可愛いって答えましたけど」 ぴくっ。 「あれ、嘘じゃないですから」 がたたんっ!! 「ほんとですから」 がたたたんっ!! 「正真正銘、本音ですから」 がたたたたたたたんっっ!! 「以上です」 「マジかっ!?」 「マジです」 「…………う……嘘だわっ!!……ゼロスっ! あなたがそんなこと言うはずありませんっ! これも新種の嫌がらせなのねっ! きっと今回もニセモノでしょうっ! そーだわ、きっとそーに違いないわっ!!」 「いやこの気配は本物だ……フィリア、ちょっとこっちこい、俺の後ろに隠れてろ」 「は、はいっ!」 さささっ! びくびくびくびく。 「やだなあ、なにびびってんですか?」 「キサマ、なにが目的だ?」 「ですから、誤解があっちゃいけないなーと思って」 「……は……前々からおかしいおかしいとは思ってたがな……たいした用もねーのにしょっちゅうここに来ちゃあ、さんざんこいつに嫌がらせするふりしておいて……実はお前……」 どきどきどきどき。 「あ、わかっちゃいました? いやあ鋭いですねー」 「やっぱりそうか!」 「う……うううう嘘ですっ!! 嘘だと言ってっ!!」 「嘘じゃありませんてば」 にこにこにこにこ。 「ただし、比較対象はガーヴのオヤジに限られますんで」 ………………………………………… 「…………は?」 「ですから(にこ)、眉毛しめ縄スネ毛むきだし男のミニスカルーズソックス姿を見るくらいだったら、トカゲ女の人間形態姿のそれを見るほうがぜーんぜんなんぼかマシ、てーだけです」 「──なんだそーゆーことか」 ぽりぽり。 「それなら納得できるな。妙な言い方するからびっくりしたじゃねーか。(ほっ) よかったなフィリア!(くるん) そーゆーことだとよ。俺もまさかとは思ってたけどな、こいつがお前に気があるなんてたとえ天地がひっくり返ってもありえ」 「なにがいーもんですかあああああ────────────っっっっっ!!!!!!!!!!」 どかどかどかどっかあああああああんっっっっっ!!!!!!!! 「いやーあいかーらずですねー…………って。 あのーフィリアさん、あなたほんとにヴァルガーヴさんのこと好きなんですか? なにかっちゃすぐモーニングスターでぶっ飛ばしちゃって、見てるこっちが気の毒になるんですが」 「させてるのは誰ですかっ!! 乙女心をもてあそんだだけでなくズタズタに引き裂くようなセリフ言ってくれちゃってっ!!」(ぜえぜえ) 「ほんとーのことですから。あーあかわいそうにヴァルガーヴさん、大丈夫ですか?」 「うううううう……眼ェ回る……てか世界が回る…………」 「大変ですねえ。こんな凶暴なトカゲが経営する閑古鳥が鳴いてるお店なんかほっぽって僕んとこ来ませんか?」 「ちょっと生ゴミっ! 私のヴァルガーヴに手出さないでっ!」 「私の私のってねえ、今しがたモーニングスターで心置きなくぶん殴った方に言う資格あるんですか?」 「……確かにな……こう毎回毎回吹っ飛ばされてちゃこっちも身がもたねえ……」 「ですよねえ? どこ痛みますか、ここですか? あーあ腫れ上がってますよ、これは痛いでしょう。じゃあおまじないしといてあげますね」 『え』 「いたいのいたいの飛んでけー♪」 ちゅっ♪ 「どうです? 少しは楽になったでしょ?」 「………………………………」(固まってます) ……はっ。 ぞく。(と、おそるおそる顔を上げる) ……ふるふるふるふるふるふる…… ゆらぁり。(と、一歩前へ踏み出す) 「………………なに………………赤くなってるんですか…………ヴァル…………?」(血も凍る声) ぎく。 ひゅうううううううう………………(店内で初夏なのに木枯らしが吹き抜けていく音) ごく。 にっこり。(至福の笑み) 「うれしーですヴァルガーヴさん。やっと僕の気持ちが通じてくれたようですね」 「………………………………」(口をぱくぱくさせるが言葉にならない) 「フィリアさんに嫌がらせしに来てたのはひとえにあなたに会いたいがためだったんですが、いやあさすがにバレバレでしたかね」 「………………………………」(ぶんぶんと首を横に振るが言葉が出てこない) 「あ、一応仕事も兼ねてたんですけどね、獣王様からあなたをスカウトしてこいって」 「………………………………」(激しく首を横に振るがやっぱり言葉は出てこない) 「それと、あなたのセーラー服姿ならぜひぜひ見たいっておっしゃって、僕の分と一緒に新調してくださるそうで、今せっせと型紙から起こして縫ってる最中なんですよ。できあがったらまたお知らせに来ますね。 では」 しゅんっ。 この後に起きたことは、とても文字にするには忍びないので、ご想像にお任せします。 ─────────────────────────────────────────── お読みいただきありがとうございました。 めぐさんご出産祝いということで、なにか書きたいなあとは思ってたんですが……こんなんしか思い浮かばなかった……(泣)。 この三人で三角関係つくるとしたら、私の中ではこーなります、どーゆーわけか。 一応言いわけしておくと、BL好きってわけじゃなくて、BLくさいのが好きってだけです。基本は男女カップリング推奨人間です。 では。 |
30367 | そっちじゃなくてあっちですか!? | ミキ | 2004/7/5 22:44:11 |
記事番号30351へのコメント おひさしぶりです!!じょぜさん。毎日暑いですね〜。私はというと、期間が迫ってきているレポートにてんてこ舞いです。じょぜさんの作品は、そんな私の栄養剤です。今回も楽しく見させていただきました♪ >「ほほほ、そろそろそういう季節とはいえゴキブリが何を言うやら。殺虫剤まかれないだけでも感謝して欲しいですねっ! ねっヴァルっ!」 そうですよね〜私も嫌ですあの黒い物体!!動きは速いし、飛ぶし!トラウマが〜(壊) >「はいはい。じゃ言わせていただきます。えーとフィリアさん。 > 前々回、僕、あなたとガーヴのセーラー服姿、どっちが可愛いかって聞かれて、あなたのほうが可愛いって答えましたけど」 >「あれ、嘘じゃないですから」 マママ・マジですか〜!!?(震え)どうしちゃったのゼロス!! >「ほんとですから」 >「正真正銘、本音ですから」 >「以上です」 >「マジかっ!?」 >「マジです」 >「…………う……嘘だわっ!!……ゼロスっ! あなたがそんなこと言うはずありませんっ! これも新種の嫌がらせなのねっ! きっと今回もニセモノでしょうっ! そーだわ、きっとそーに違いないわっ!!」 絶対そうですって!何かの間違いですって!じょぜさんの作品はヴァルフィリ推薦ですって!はっ、まさかゼラス様のお手製料理を食べてやっきがまわったとか。 バキッ。 がはっ・・・・。(沈) >「……は……前々からおかしいおかしいとは思ってたがな……たいした用もねーのにしょっちゅうここに来ちゃあ、さんざんこいつに嫌がらせするふりしておいて……実はお前……」 ままままさか・・・。 > どきどきどきどき。 > >「あ、わかっちゃいました? いやあ鋭いですねー」 >「やっぱりそうか!」 >「う……うううう嘘ですっ!! 嘘だと言ってっ!!」 >「嘘じゃありませんてば」 ほんとうにそっちですか〜!!(どっちだよ) > にこにこにこにこ。 > >「ただし、比較対象はガーヴのオヤジに限られますんで」 あ〜やっぱりね、そうだろね♪しんどいね〜未練だね♪(氷川きよし風味) >「それなら納得できるな。妙な言い方するからびっくりしたじゃねーか。(ほっ) > よかったなフィリア!(くるん) そーゆーことだとよ。俺もまさかとは思ってたけどな、こいつがお前に気があるなんてたとえ天地がひっくり返ってもありえ」 >「なにがいーもんですかあああああ────────────っっっっっ!!!!!!!!!!」 あっ、またフィリアの乙女心が。近頃フィリアって忙しいですね〜。その元気を私はもらいたい。(切実) >「いやーあいかーらずですねー…………って。 > あのーフィリアさん、あなたほんとにヴァルガーヴさんのこと好きなんですか? なにかっちゃすぐモーニングスターでぶっ飛ばしちゃって、見てるこっちが気の毒になるんですが」 私も近頃ヴァルが哀れになってきました・・。ゼロスにはいじめられるし、フィリアには殴られし。まあ〜いじめられてなんぼですけど。 >「……確かにな……こう毎回毎回吹っ飛ばされてちゃこっちも身がもたねえ……」 >「ですよねえ? どこ痛みますか、ここですか? > あーあ腫れ上がってますよ、これは痛いでしょう。じゃあおまじないしといてあげますね」 > >『え』 >「いたいのいたいの飛んでけー♪」 > > ちゅっ♪ いや〜こっちでしたか〜。お見事ですじょぜさん!翻弄されまくりでした〜 > > ……ふるふるふるふるふるふる…… > ゆらぁり。(と、一歩前へ踏み出す) > >「………………なに………………赤くなってるんですか…………ヴァル…………?」(血も凍る声) > > ぎく。 > > ひゅうううううううう………………(店内で初夏なのに木枯らしが吹き抜けていく音) > さ・寒い!絶対零度ですってこれ!!(ガタガタ) > >「うれしーですヴァルガーヴさん。やっと僕の気持ちが通じてくれたようですね」 >「………………………………」(口をぱくぱくさせるが言葉にならない) >「フィリアさんに嫌がらせしに来てたのはひとえにあなたに会いたいがためだったんですが、いやあさすがにバレバレでしたかね」 「………………………………」(ぶんぶんと首を横に振るが言葉が出てこない) 「………………………………」(激しく首を横に振るがやっぱり言葉は出てこない) うわ〜泣きかけの蒼白ヴァルが眼に浮かぶ・・・。 >「それと、あなたのセーラー服姿ならぜひぜひ見たいっておっしゃって、僕の分と一緒に新調してくださるそうで、今せっせと型紙から起こして縫ってる最中なんですよ。できあがったらまたお知らせに来ますね。 > では」 あっ、わたしも見たいデ〜ス(笑) > この後に起きたことは、とても文字にするには忍びないので、ご想像にお任せします。 お店の向こうは、地獄絵図のような風景だった(『雪国』参考)(笑) 今回はどんでん返しに次ぐどんでん返しで(?)かなりお腹がよじれそうでした。私としては、ちょっとヴァルが余りにも悲惨だったので今度は救われてほしい気も。ではまた遊びに来ます。 |
30380 | 「ええあっちです」(にっこり)「ち──が──う──────っ!!」(絶叫) | じょぜ | 2004/7/6 23:06:22 |
記事番号30367へのコメント おおーお久しぶりですミキさんっ! いやーほんと暑いですね。突然雨も降り出したりして不安定な天気が続きますが。栄養剤だなんて……ちょっとでも楽しんで、浮き世の憂さを忘れていただければこれに勝る喜びはありません(てれてれ)。 >そうですよね〜私も嫌ですあの黒い物体!!動きは速いし、飛ぶし!トラウマが〜(壊) こないだ台所で今夏初のコレにお目見えしましてね……やっぱり悲鳴をあげてしまいました。いつまでたっても慣れないですねーあの物体には。 >マママ・マジですか〜!!?(震え)どうしちゃったのゼロス!! >絶対そうですって!何かの間違いですって!じょぜさんの作品はヴァルフィリ推薦ですって!はっ、まさかゼラス様のお手製料理を食べてやっきがまわったとか。 >バキッ。 >がはっ・・・・。(沈) ああっ死なないでっ!(笑)。 えへえへ……ヴァルフィリ←ゼロス、かと思わせといて実は、ってやつなんですね。 >ままままさか・・・。 >ほんとうにそっちですか〜!!(どっちだよ) こっちですこっち!(だからどっち)。 ここんとこのやりとりは結構楽しかったなあ、少女漫画っぽくって。ヴァルがちょっとだけ男らしいし……ちょっとだけ(笑)。 >>「ただし、比較対象はガーヴのオヤジに限られますんで」 >あ〜やっぱりね、そうだろね♪しんどいね〜未練だね♪(氷川きよし風味) ええやっぱりね、ゼロスですからね、こーなるしかないですね♪ これが今回のキーワードだったんですよ。前々回の話を読み返しながら、「あれ、このときのゼロスってヴァルに化けてるけど、言ってるセリフは本音なのかな嘘なのかな?」って考えてたら、このセリフが浮かんできて「なるほど!」と(笑)。 ここでぶち切って、むりやり終わらせようかなーとも思ったんですが……。 >あっ、またフィリアの乙女心が。近頃フィリアって忙しいですね〜。その元気を私はもらいたい。(切実) 乙女心は複雑です。こんなんでよければうちのフィリア貸しますよ、ヴァルも付けて(笑)。 >私も近頃ヴァルが哀れになってきました・・。ゼロスにはいじめられるし、フィリアには殴られし。まあ〜いじめられてなんぼですけど。 なんかねーいじられ役になっちゃうんですよねーシリアス書いてもギャグ書いても。もうちょっとカッコよく書いてあげたいんですが。 >>『え』 >>「いたいのいたいの飛んでけー♪」 >> ちゅっ♪ >いや〜こっちでしたか〜。お見事ですじょぜさん!翻弄されまくりでした〜 あ、あはあは、うまーく騙されてもらえました? ちなみにどのあたりにキスしたかっていうと、こめかみとおでこの中間あたりかな? なんで赤くなったかっていうと、シャイなのとスキンシップに慣れてないんで条件反射的に赤面しちゃうんですね。もちろんフィリアがやっても赤くなります(ならなきゃ困る)。 >さ・寒い!絶対零度ですってこれ!!(ガタガタ) 北極か南極か……ペンギンも通り過ぎて行きました……。 >うわ〜泣きかけの蒼白ヴァルが眼に浮かぶ・・・。 このときのゼロスはちゃっかりヴァルの手を両手で握りしめてます。だから余計フィリアの怒りもヒートアップしてます(笑)。 >あっ、わたしも見たいデ〜ス(笑) ヴァルにはなにげに似合うよーな気するんですけどね。旧猫南蛮亭にね、そーゆーイラストがあったんですよ(今でもあると思う)、フィリアとヴァルがコギャルのカッコしてるイラスト、宮田さんが描いたやつで。 >お店の向こうは、地獄絵図のような風景だった(『雪国』参考)(笑) 真っ白な雪の上に、赤い血が点々と飛び散って…………いやだああああっっっっっ!!(笑)。 >今回はどんでん返しに次ぐどんでん返しで(?)かなりお腹がよじれそうでした。私としては、ちょっとヴァルが余りにも悲惨だったので今度は救われてほしい気も。ではまた遊びに来ます。 いやーどんでん返しなんてシロモンじゃないんですが、笑って楽しんでもらえたら何よりです! ありがとうございます! 続きを書いたのでよかったら読んでみてください。ちょっとだけヴァルの不幸度は薄められてます……ちょっとだけ(笑)。 ではでは、レポート頑張ってください〜。体調崩さないようにしてくださいねー! |
30382 | こちらでは始めましてです。 | 風水 E-mail URL | 2004/7/7 13:05:43 |
記事番号30351へのコメント こちらでは始めまして風水です。 笑わせていただきました。ポリバケツの中が居場所ですか。 本当に入っていたらそれはそれで大騒ぎしそうですね。 モーニングスターを振り回してポリバケツを粉砕していそうです。 比較対照がガーヴですか・・・・ヴァルだけ殴るフィリアがツボにはまりました。ゼロスの鋭いつっこみがいい感じで。 ちゅっ♪、てどこにしたんでしょう?まさか口に?!ゼロスならなりそうで怖い。何でヴァルは赤くなってるんでしょう? セーラー服ヴァル&ゼロスってのも見てみたいです。何だかすごく似合いそうだ。 あのあとどうなったか気になります。赤いお池が出来てたりして。 それでは。 |
30385 | ようこそ〜〜〜! | じょぜ | 2004/7/7 18:29:36 |
記事番号30382へのコメント こんにちは風水さん! お名前を見た瞬間にやけてしまいました(笑)。 >笑わせていただきました。ポリバケツの中が居場所ですか。 >本当に入っていたらそれはそれで大騒ぎしそうですね。 >モーニングスターを振り回してポリバケツを粉砕していそうです。 あの世界にボリ容器ってないとは思うんですが、ギャグなんでつっこまないでくださいって感じで(笑)。いっつも「生ゴミ! ゴキブリ!」だけじゃ芸がないんで、細かく暴言を吐かせてみました。ちなみにフィリアんちではゴキブリをゼロスと呼んでます(笑)。 > 比較対照がガーヴですか・・・・ヴァルだけ殴るフィリアがツボにはまりました。ゼロスの鋭いつっこみがいい感じで。 嘘はつかないけど、真実すべてを言ってるわけではないので、持ち上げといて落とす、というやつですね。 そう、ほんとはゼロスを殴るべきなんですけどね、うちのフィリアも頭に血が上ったら見境いがなくなるんで距離的に近いヴァルを殴った、と(笑)。風水さんのツッコミも鋭い! > ちゅっ♪、てどこにしたんでしょう?まさか口に?!ゼロスならなりそうで怖い。何でヴァルは赤くなってるんでしょう? こめかみとおでこの真ん中あたりです。最初は手の甲とか指にしようかなーとか思ったんです。シェーラちゃんみたいに(笑)。でも殴ったあとが腫れてるんだったら、患部にするだろうと思うので。そっちのほうがフィリアのショック度も大きいだろうし。赤くなったのはシャイでスキンシップに慣れてないからです。ヴァルがもっと積極的になってれば、ちゅっ♪ぐらいで大騒ぎすることもないんですけどねー(笑)。このシリーズではこの二人はまだ軽いキスどまりなんです。 > セーラー服ヴァル&ゼロスってのも見てみたいです。何だかすごく似合いそうだ。 思いますよね!? きっと似合いますよ。「乙女の祈り」をデュエットしたらすごいかも。 > あのあとどうなったか気になります。赤いお池が出来てたりして。 続き書いていったん投稿したんですが、ちょっと細かい部分直したかったので削除してもらって、また投稿しなおしました。よかったらどぞ。 ではでは、サイトのほうには日参してますんで、また書き込みさせていただきますね。感想ありがとうござました〜! |
30384 | ショートコント4(3の続きです) | じょぜ | 2004/7/7 18:08:40 |
記事番号30351へのコメント ショートコント4 〜死が二人を分かつまで〜 がやがや。ざわざわ。 からん。かちゃん。 もぐもぐ。ぱくぱく。ごくん。ぷはーっ。 「いやービールのおいしー季節になってきたわねーっ」 「だなー」 ばたん! どたどたどたどたっ! 「リナさんっ! やっぱりここにいたっ!」 「あれ、どしたのフィリア。血相変えて」 「うううう……」(ぽろぽろぽろ) 「どどどしたんだフィリア?」 「リナさん……私と……私と結婚しましょうっ!!」 「やだ」 がぶがぶ。ひょいぱくっ。 「すいまっせーん、フライドポテトのおかわりくださーい。あ、塩もーちょっと振ってもらえると助かるんだけど」 「ソーセージと鶏肉の唐揚げもなー」 「お願いですリナさん私を助けると思ってっ!」 「やだってば」 どたばたずかずかっ! 「おいちょっと待てフィリアっ! だから話聞けって言ってるだろっ!」 「いやっ!! 来ないで寄らないで触らないでっ!!」 「あーれー? 今度はヴァルじゃないか。どーした血相変えて」 「どーしたもこーしたも……とにかく一緒に帰るぞっ!!」 「嫌ったら嫌ですっ!!」 「やーいい夕方ですねー。お久しぶりですリナさんガウリイさん」 ぎぎくうっ!(ぱっと飛びのく) 「おやゼロス。あんたまで。千客万来ねー。なんなのよさっきか……ちょっとフィリアっ! しがみつかないでよっ苦しーでしょーがっ!!」 「嫌ですっ!! 私はリナさんとここにいますっ!!」 「フィリアさんもこー言ってることですし、帰りましょーよヴァルガーヴさん」 「ヤダつってんだろーがっ!! てめー一人でアストラルサイドでも混沌でも帰りやがれっ!!」 「言われなくてもいずれ帰りますがひとりじゃさみしーんですよ。どーです皆さんご一緒に」 「やーよあたしはまだ食事中なのよ。メニュー三分の一しか制覇してないんだから。楽しい楽しいご飯タイム邪魔しないでくれる?」 「そーよゴキブリっ!! さっさとヴァルと一緒にどっか行っちゃってくださいっ!! 顔も見たくないわっ!!」 「お許しが出たよーですね。行きますかヴァルガーヴさん」 「い──や──だ────────────っっっっ!!」 「ゆーこと聞かないと今度はほっぺにちゅっ♪ってしますよ?」 「フィリアっ!! 睨んでないで俺を助けろっ!!」(泣) 「よかったわねヴァル、ほっぺでもおでこでもくちびるでもいーっぱいキスしてもらったら?(ふん) さ、リナさん(と、微笑む)、お食事続けましょう。私が食べさせてあげますね。はい、あーん」 「あーん……ってちょっと!! あたしはガキんちょじゃないのよっ!! それにどーしたのよいったい?」 「喧嘩でもしたのかあ? それはよくないなー早く仲直りしろよ、な?」 「嫌です。私はリナさんと結婚します!」 ぴくっ。 「なんだと……今……なんて言いやがった?」 「ふふふ……耳まで遠くなったのヴァル? いいわもう一度言ってあげるわ。(すう、と息を吸い込む) 私は、リナさんと、『結婚』、します」 しいん。 「おめでとうございます。末永くお幸せに」(にっこりにこにこ) 「ありがとう。あなたがたにも同じ言葉を贈らせていただくわ」(氷の微笑) 「フィリア、さっきはてっきり冗談だと思ってたんだが……本気か?」 「ええ本気ですガウリイさん」 「──それは駄目だフィリア。リナの面倒はオレがみるんだ。これは譲れないからな」 じっ。(真剣な眼) 「事と次第によってはあなたと戦ってでもリナさんと結婚します」 「ま、待ちなさいよっ。そもそも女同士でどーやって結婚しろってのっ!!」 「それにな、女同士じゃ子どもできないんだぞフィリア?」 「男同士だってできないんですからおあいこですっ!!」(きっぱり) 「あたしとあんたじゃ種族だって違うのよっ!?」 「ヴァルと生ゴミだってそうなんですからいーんですっ!!」 「どーゆー理屈じゃ────────────っっ!!!!!!!!」(怒) ばんっっっっ!!!!!!(ヴァルがテーブルをぶっ叩く音) 「……てめえ……自分の言ってることわかってんのか……?」 「あなたよりはよ────────く理解してるつもりですけど?」 「本気か……? 本気でこいつを選ぶってか……?」 「そーですとも、お互い相手を間違えてたようですね。あなたも私より生ゴミにキスしてもらったほうが、と──────っても幸せみたいですし?」 ばぢばぢばぢばぢばぢばぢ。 「だーもー夫婦喧嘩ならよそでやってよそで」(うんざり顔) 「夫婦じゃありませんっ!! もう別れましたっ!!」 「ちゃんとけじめはつけといたほうがいーですよ。僕が明日役所に行って離婚届いただいてきましょう」 「あらありがとう。ついでに婚姻届も一枚もらってきてくれます? 私とリナさんのためのね」 「────いー加減にしろっ!!」 ばしっ。 「……な……」(と、頬を押さえる) 「ををっ。やるじゃんヴァル」 「おやおや珍しい展開ですね」 がたん(と、静かに立ち上がる)。 「ヴァル、女に手を上げるのはよくないぞ。お前の気持ちはわかるけどな」 「いいから黙っててくれ。これは俺とこいつの問題なんだ」 「…………なにシリアスしてんのあんたたち。せめて鶏肉刺さったままのフォークぐらい置きなさいよガウリイ」 ……うっ。 ぽろぽろぽろぽろ。 「あーあ泣いちゃった」 「定番ですね」 「この隙にガウリイの分食べちゃえっ」 がつがつがつがつ。 「フィリア……俺は絶対認めねーぞ……いいか……」 むしゃむしゃもぐもぐ。 「ドラまたと結婚したいだなんて…………お前にはドラゴンとしてのプライドはねーのかっっっ!!!!」 ……………………………………ぽろ。 「忘れたのか、お前は仮にもゴールド・ドラゴンなんだぞっ!! 大食いのくせに貧乳! パツキン女がバックについた破壊の帝王! 生きとし生けるものの天敵! 大魔王の便所のフタ! と結婚するってのかっ!? それで本当に幸せになれるとでも思ってるのかっ!? そこまで人生投げていーのかっ!?」 ぐわし。(握りしめたスプーンの折れる音) 「そうだぞフィリア、ヴァルの言う通りだ。もっと自分を大事にしなきゃな」 ぴくっ。(こめかみのひきつる音) 「苦労をしょいこむのはオレだけでいいんだ……(遠い眼)。なにもフィリアがわざわざ買って出る必要はないんだぞ。リナのことはオレにまかせろ、な? オレはもう腹をくくったから。被害を最小限にくいとめる覚悟はできてるんだ」(慈愛に満ちた父親のようなまなざし) 「お前をこの女に渡すくらいならな、ゼロスと駆け落ちしてくれるほうがよっっっっぽどマシだっ!! 別に俺がゼロスから逃げたいからお前を押しつけるとかそーゆーことじゃねーからな、誤解すんなよ? いろいろ問題あるけどな、リナ=インバースよりは我慢できるっ! 喜んで祝福するっ!」 「いやー僕はノシつけられてもお断りなんですけどねえ」(ものすごく嫌そう) 「悪いことは言わねえ、もー一回頭冷やして考え直せっ!! なっ!? まだ間に合うぞっ!!」 「……いろいろあって疲れてるんだなきっと(しみじみ)。一晩ゆっくり休めばきっと考えも変わ」 どか!! どか!! どかんっっっっ!!!! 「ありがとフィリア」(と、モーニングスターを返す) 「どういたしまして」 「あーみごとにお二人とも床に埋没してますねえ」 「とりあえず式の日取りはいつにしよーか? 六月は過ぎちゃったし、今ならシーズンオフだから式場とか安く借りられるわよ」 「そーですね、まず婚姻届を出して、お仲人はゼルガディスさんとアメリアさんに頼みましょう。それから招待状を出して、お式をすませて、新居も決めませんとね」 「いやーなんか話がトントン拍子に進んじゃってめでたいことこの上ないですね。 じゃあ新婚のお二人の邪魔をしてもなんですからヴァルガーヴさん、こっちもそういった細かい打ち合わせのために獣王様のところに行きますか」 「(がばっ)ヒドイぞっリナっ!! オレがなにをしたってゆーんだっっっっ!!!!!!」 「ちょっと待てお前らっ!! 人の話きーてたかおいっ!!」(ずるずるずる) 『きーて(まし)たわよ────ちゃああああああんとねっっっっっ!!!!』 ぎっっっっ。(×2) 「そ、それになフィリアっ!! お前肝心なこと忘れてるぞっ!!」 「人の名前気安く呼ばないでっ!! もうあなたとは他人なんですからっ!!」(げしげし) 「なによヴァルガーヴ? もう二度と会わないだろーし最期だからきーといてあげるわ」 「最後の字が違うぞっ!! 勝手に殺すなっ!!」 「どーせ同じことになるんだから気にしない気にしない。ガウリイ、あんたも言い残したことがあるなら今のうちよ」(手のひらに光球が浮かんでる) 「わ────────っっっ!! ちょっと待てリナっっ!!」 「そもそもなっ!! 離婚しようにも俺たちまだ籍入れてねーだろーがっ!!!!」 ぴた。 「あら…………そーいえばそーでしたね」 「だろ!?」 「おやま、そーだったんですか。結婚してないことには離婚できませんねー本末転倒ですねー」 「あーそりゃーよくないなーうん」(わかってない) ぷち。 「だったら初めっからそー言わんかこんのバカップルがああああ──────────────っっっっ!!!!!!!!」 ──────────────────────────────────── お読みいただきありがとうございました。 なんか縁起でもないセリフの数々……すみません。とりあえず笑い飛ばしてくださると嬉しいです。 では。 |
30388 | Re:爆笑しました | 蛇乃衣 | 2004/7/7 20:12:18 |
記事番号30384へのコメント じょせ様、こんにちは。蛇乃衣です。 ゼロヴァルフィリショートコント、とってもおもしろかたです! 題名とのギャップも!(考えようによっては、ぴったりかもしれませんが・・・) 会話文だけでも、誰が何をしているのか、どんな表情をしているのか、イメージしやすいですよ〜。 途中、ガウリイさんがシリアス!かっこいい!と思ったのですが、そうですか、トリさん持ったままでしたか・・・・・いや、トリさん片手に持ちながらかっこよいセリフを言えるのも、ガウリイさんの魅力ですよね。・・・ね? リナさんとフィリアさんの結婚式は、きっと華やかで綺麗なんでしょうね。 現実的な内容でちゃくちゃくと進んでいく婚礼話が、逆に笑えました。 テンポがよく、オチもついていて、きれいにまとまっているお話だと思いました。 すごいですね。尊敬いたします。 これからもじょせ様の作品楽しみにしていますね。頑張って下さい。 短文ですが、これにて失礼します。 |
30395 | ありがとうございます! | じょぜ | 2004/7/8 22:56:04 |
記事番号30388へのコメント こんにちは蛇乃衣さん! あ、私のこともさんづけで呼んでくださってかまいませんよ〜。このたびは感想ありがとうございます! >ゼロヴァルフィリショートコント、とってもおもしろかたです! >題名とのギャップも!(考えようによっては、ぴったりかもしれませんが・・・) >会話文だけでも、誰が何をしているのか、どんな表情をしているのか、イメージしやすいですよ〜。 ありがとうございます! 面白かったって言ってくださるとやっぱ嬉しいですね〜! タイトルのギャップにも気づいてくださって(笑)。一応このシリーズのタイトルは全部既成の作品とか歌詞などからパクってます。合ってるようで微妙にズレてる感じを目指してます。結婚式の誓いの言葉として有名なやつですよね。Until death do us part、だったかな? 「私のお気に入り」はサウンド・オブ・ミュージックって映画からです。My favorite things。 スレキャラはみんな性格がはっきりしてるんで会話だけでも書きやすいですね。単に手抜きとも言いますが……(笑)。 >途中、ガウリイさんがシリアス!かっこいい!と思ったのですが、そうですか、トリさん持ったままでしたか・・・・・いや、トリさん片手に持ちながらかっこよいセリフを言えるのも、ガウリイさんの魅力ですよね。・・・ね? そうですとも! ガウリイはかっこいいんです! 原作もアニメも! まあうちのガウリイはね……単にボケまくってるだけなんですが……。フォーク持ったままなのはリナに取られまいと無意識に握りしめてたんだと思われます。 >リナさんとフィリアさんの結婚式は、きっと華やかで綺麗なんでしょうね。 >現実的な内容でちゃくちゃくと進んでいく婚礼話が、逆に笑えました。 でしょーねー、お色直しも三回ぐらいやりそうですな。披露宴には何人呼ぼうかとか、スピーチや受け付けは誰に頼もうかとか、祝儀ドロに気をつけなきゃね、とかさらに具体的なセリフを入れようかと思ったんですが、長くなるのでやめました(笑)。ほんとはもーちょっと短くしたかったんです。ついついだらだらと長くなってしまうので。 >テンポがよく、オチもついていて、きれいにまとまっているお話だと思いました。 >すごいですね。尊敬いたします。 いーえーそんな……ありがとうございます。こちらの作品はほんと面白いのいっぱいありますからね。私も日々勉強させてもらってます。 オチはもうちょっといじくろうかと結構悩みました。籍入れてなかったことに気づいたヴァルとフィリアが、「じゃあこれから入れてこよう」って役所に向かって、それをゼロスが追いかけるっていうふうにしようかな、とか。どたばた駆け込んできたので、またどたばた出て行くっていうオチ。でもまた長くなりそうなのでやめました(笑)。 感想ありがとうございました。蛇乃さんの作品私も楽しみにしてます。では。 |
30402 | ショートコント5(さらに続きです) | じょぜ | 2004/7/10 10:08:34 |
記事番号30351へのコメント ショートコント5 〜百合の名前〜 こぽこぽこぽこぽ。すっ。 「どうぞ、ゼルガディスさん、アメリアさん」 「いっただっきまーす。フィリアさんのお茶っておいしーですよね」 「ああ。 で、なんなんだ相談て?」 「ほかでもありません、あの生ゴミに一泡吹かせる方法をお二人にお聞きしたいと思いまして」 ……はあ。 「どーしたんですヴァルガーヴさん、ため息なんかついちゃって」 「いやもうなんつーか……あいつのこと考えるだけで頭が痛くなってくる……」 「案外恋の悩みなんじゃないですか、それって」(つん) 「だーっ! だから違うってさんざん言っただろーがっ! お前だって納得したからこうしてこの二人に相談持ちかけてるんだろっ!」 「なにがあったんだ?」 かくかくしかじか。 「……なるほど……(うつむいて笑いをこらえている)……そりゃ大変だなフィリア」 「…………同情するなら俺のほうじゃないのか?」 「そーですよゼルガディスさん! 魔族に言いよられてるなんて大迷惑もいいところですっ! これはあたしたちでなんとかしてあげないとっ! かわいそうにヴァルガーヴさん、すっごく嫌な思いしたでしょう?」 「お前って……お前っていい奴だな」(と、思わずアメリアの頭を撫でて涙ぐむ) 「どうせ私は悪い子ですよ」(むす) 「まあとにかく、あいつを追っ払うには理屈の上では簡単なことだな。魔族なんだから、アメリアの得意な生の賛歌でもお見舞いしてやれば一発だろう」 「そうなんですけど……どうもあの生ゴミの顔を見ちゃうと、怒りが身体の奥底からこみあげてきて……『人生ってすばらしいっ!』って歌う気持ちなんかどこかへ吹っ飛んじゃうんです」 「それはよくありませんフィリアさん! すっかり魔族の罠にはまってますっ! そーやってあの害虫どもは私たち生きとし生けるものから気力を奪っていくんですっ! さあ私が手取り足取り教えてあげますからっ!」 一時間経過。 「どうです? だいぶ要領はのみこめてきました?」 「私は大丈夫ですけど……肝心のヴァルが……」 「(ぐったり)そんな歌ゼロス相手とはいえ大真面目に歌えるかよ……俺は嫌だ……」 「大丈夫ですヴァルガーヴさんっ! たとえヴァルガーヴさんが私たちの中で一番歌唱力が劣って音程がズレまくっていたとしても、そんなのは関係ありませんっ! 大事なのは心です! 精神力です! さあ頑張りましょうっ!」 「お前って実は嫌な奴だったんだな」 「そんなきっぱりはっきりヴァルは音痴だなんて言い切らなくても。ヒドイわアメリアさん」 「喧嘩売ってんのか?」(ぎろ) 「あらごめんなさい。へたくそでとても聞いてられないなんて言ってしまって」 「……てめ……まだ根に持ってんな……これだから女ってやつは……」 「とんでもないわ。生ゴミにちゅっ♪ってされた瞬間、いくら不意打ちだったとはいえ気絶するならともかく、まるで初恋の人にされたみたいにほんのり顔を赤く染めてたなんてこと、もうとっくにきれいさっぱり忘れてあげましたものええ」 「悪かったなっ! そんなに悔しかったってことは、ほんとはお前がゼロスにそーしてもらいたかったんじゃねーのかっ!」 「まあああっ(きいっ)! なあんで私があんなゴキブリ魔族にキスなんかしてもらいたいもんですかっ! 汚らわしいっ!」 ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ。 「落ち着いてくださいよう! わかりましたから別の方法考えましょう、ねっ!」(あせあせ) 「そうだな。そのほうがいいようだ。まあ落ち着けって二人とも」 「じゃあこうしましょうフィリアさん。 私をゼロスさんだと思って、いつもと反対のことを言ってみてください」 「──反対のこと? 生ゴミとかゴキブリとかパシリ魔族とかロートル魔王に頭が上がらない中間管理職のくせにとか無駄メシ食いとか存在すること自体が間違ってるとかどのツラ下げて生きていけるのかしらとかそーゆーのと反対のこと、ですか? うーん……」 ぼそぼそ。 「ときどきたまにほんのちょっとだけ、ゼロスに同情したくなるんだよな俺……」 「確かに気持ちはわからんでもないな……」 こほん。 「ゼロスさんになりきるというのは私としても不本意ですが、これも正義のためです。 ほら、私とゼロスさんって髪型似てるじゃないですか? 想像してみてください、ね?」 「そ、そーですね。えーとじゃあ……どう言えばいいのかしら……」 「『フィリアさん、僕のこと嫌いですよね?』って言われたら?」 「大嫌いです一秒でも早く滅んじゃってくださいっ!」(0コンマ1で即答の上ものすごい早口) 「そ、それじゃ駄目です(ちょっと気圧されてる)。反対のこと言わないと」 「あ、そうでしたね。ごめんなさい。 と、とんでもないわゼロス、嫌いなわけないでしょう?」(かなり棒読み) 「『またまた〜無理しなくていいんですよ? 僕もフィリアさんのこと大っ嫌いですし』」 「ひ、ひどいわ、そんなふうに思っていたなんて」(やや棒読み) 「そうそうそんな感じです。『じゃあ僕のこと本当はどう思ってるんですか?』」 「本当は!? 許されるならこの手でぎゅううううって絞め殺したあげくゼルガディスさんのアストラル・ヴァイン付きロングソードでめっためたに切り刻んでやりた……じゃなくて……えーと……ま、魔族にしては結構親切なんじゃないかなーって……」 「『ほーんとですかあ? 無理しなくていーんですよ?』」 「む、無理なんかしてませんとも。ほら、あの、洞窟でヴァルの攻撃から私のこと助けてくれたじゃないですか? ──あら、なんだか調子が出てきたわ」 「いい感じですフィリアさんっ! 『えーでもあのあと、僕あなたのこと落っことしたでしょー? 忘れたんですかあ?』」 「あら、あれはあなたの照れ隠しなんでしょう?(と、微笑んでみせる) 本当はあなた私のこと好きなんじゃないですか?(と、流し目を送る)」 「そうですフィリアさんっ! そのセリフが出てくるならしめたものですっ! 魔族にとって愛、友情、正義といった正の気はなににも増して大ダメージですからねっ!」 「そうですねっ! なんだかコツがつかめてきたわっ! 続けましょうっ!」 きゃいきゃい。わあわあ。 「……長くなりそうだな」 「……そうだな」 さらに一時間経過。 「ゼロス、お願い、私の気持ちを無視しないでっ!」 「『ど、どうしたんですかフィリアさん、熱でもあるんじゃないですか』」 「まあっ、私がこんなに心の底から想いを打ち明けているというのに、信じてくれないのっ!? それは私が竜族だからっ!?」 「『ちょ、ちょっと待ってくださいよっ! ヴァルガーヴさんはどうなるんですか?」』 「ヴァル?(と、突然トーンが低くなる) あんな人別にどーでもいいわ。てゆーか今まであの人のどこを好きだったのかしらって感じですし」 「……(怒)」 「『僕も……僕も……今まで自分の気持ちに嘘をついていました……』」 「ゼロス……それじゃあ……!」 「『僕は魔族であなたは竜族……しかもヴァルガーヴさんという存在があったから……あえて自分の感情を殺して……でもっ! もう自分に嘘はつけませんっ! フィリアさんっ! 実は僕もあなたを……っ!』」 ひし。(と、抱き合う) 「………………で?」 「アメリア、それじゃダメージを与えることにはならないんじゃないか?」 「……はっ! すいませんっ! 最近読んだヒロイック・サーガの第三章二十一があまりにも私好みだったもので」 「あらいやだ。私もついついノッてしまって……アメリアさんてばお上手ですね」 おほほ。うふふ。あはは。 「ときどきたまに、なんで俺こいつと一緒にいるんだろうっていう疑問が湧いてくるんだよな」 「その気持ちはよくわかるな」 こほん。 「でもこんな感じでいけば、きっとゼロスさんも嫌がって寄りつかなくなると思いますよ」 「うーん、でもこう、もうちょっと駄目押ししておきたいです。五百年ぐらいは立ち直れないように」 「そーですねえ……やっぱり……そうだっ! ヴァルガーヴさんがされたことをやり返せばいいんですよっ!」 「ヴァルがされたことって……あの、キス、ですか?」 「そーですそーです。あれこそダメージの最たるものになるはずっ! さあ、フィリアさん、やってみましょうっ!」 「い、いやですっ! いくらなんでも生ゴミゴキブリにキ、キ、キスだなんてっ!」(ぞくぞくぞくっ) 「どんなことにも試練はつきものですっ! これを乗り越えてこそフィリアさんとヴァルガーヴさんの真実の愛が証明されるんですよっ!」 「わかりましたっ! 全身にじんましんができて一ヶ月寝込むはめになっても、あの生ゴミを完膚なきまでに叩きのめすことができるならやってみせますともっ!!」(凄絶な笑みを浮かべる) めらめらめらめら。 「巫女って人種がいなくなったら世の中どんなに平和だろうとたまに思うな」 「お前はまだいいさ。アメリアは現役なんだ。たまにどころか毎日思ってるぞ俺は」 こほん。 「と言っても……いきなりキスっていうのは……やっぱり抵抗あるんですよね」 「そうですね、まず、お手々をつなぐところからいきましょうか。はい」(と、握手をする) 「ここまでならなんとか……」 「じゃあ次は肩に両手を乗せてください」 「はい……で、こうやって引き寄せるんですね」 ぎゅ。 「うわあフィリアさんの身体ってなんかやわらかいですねー。ねーさんみたいー」 「あら、アメリアさんだって抱き心地いーですよー? 髪もさらさらでいい香り」 「いーなあフィリアさんの髪って長いしきれいな金髪だしー。プロンドってあこがれちゃいますう」 「ええー? 私だって実は黒髪にすごくコンプレックスあるんですよー? 私は少しくせがあるけど、アメリアさんまっすぐで枝毛もないしー」 むぎゅむぎゅ。 『……………………』 「ほーんとフィリアさんて胸おっきいですよねー」 「アメリアさんだって」 「うちは家系なんですよー。あんまり大きくても大変なんですよね。走るときとか揺れて苦しいし」 「そうそう。リナさんなんか胸小さいの気にしてますけど、大きいなら大きいでそれなりに大変なんですよね。そのへんわかってるのかしら」 「リナさんはでも、ちょっと無さすぎだと思いますよ。気にするのもわかります。あ、内緒ですよ」 「ガウリイさんはそんなことどうでもいいみたいなのにね」 「ヴァルガーヴさんはどうなんですか? 胸小さいほうがいいとか言います?」 「え? やだ、急にそんなこと言われても……ゼルガディスさんはどうなの?」 「そりゃあゼルガディスさんは」 『おい』 「はい? なんですか?」 「……いや……本題から逸れてるぞ……」 「ああそうでしたね。すいませんついつい。じゃあいきますよアメリアさん」 「……まだやるのか……」 「あ、はい。まずはそーですね。おでこにどうぞ」 ちゅっ♪ ………………むか。 「きゃあっ。なんだかくすぐったいですう」 「じゃあアメリアさんもお返しにどうぞ」 「はーい」 ちゅっ♪ ………………むかむか。 「うふふ、本当、くすぐったいですね」 「じゃあ次は、ほっぺにいってみましょうっ!」 「アメリアさんの肌ってばすべすべですねー。マシュマロみたいだわ」 「フィリアさんもつるつるでシミひとつなくてきれーですよー」 きゃぴぎゃぴきゃぴぎゃぴ。 「……なんか……微妙にイラつくのは……俺だけか?」 「いや……そうでもないな……」 「おでこにほっぺときたら次は……やっぱり……」 「瞼なんかどーですか?」 「いやだわ、なんだか恋人同士みたいですね、こんなことしてると」 むかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむかむか。 「やだあ、フィリアさんてば変なこと言わないでくださいよう」 「だあってえ」 「じゃあ次は」 「そうですね」 「じゃ、じゃあ眼閉じますから……どうぞ」 「……はい、いきますよアメリアさ……」 ──がばっ!! ぐいっ。 『え?』(と、首根っこをつかまれて両側から引き離される) どさっ。 「な、なにするんですかヴァルっ! いいところをっ!」(わたわた) 「そーですよゼルガディスさんっ! もうちょっとだったのにっ!」(じたばた) ぶちっ。 『調子に乗るなっ!! お前らっっ!!!!』(怒) ──────────────────────────────────────── お読みいただきありがとうございました。 男ども二人の会話はすべて、ヴァル・ゼルの順番です。ちょっとわかりにくいですが。 なんか最近こんなネタしか浮かばない……アメフィリの小芝居を楽しんでもらえると嬉しいです。では。 |
30404 | Re:ヴァルさん・・・(泣爆笑) | 桜月 梓 | 2004/7/10 12:05:59 |
記事番号30402へのコメント じょぜさん、どうもこんにちは。 今までショートコントシリーズの読み逃げ犯してました(待)桜月梓です。 いいかげんコメントしなければと思い、やってきました。 今回も爆笑させてもらいました!!いまだに脇腹の痛みがとれません。 >「案外恋の悩みなんじゃないですか、それって」(つん) >「だーっ! だから違うってさんざん言っただろーがっ! お前だって納得したからこうしてこの二人に相談持ちかけてるんだろっ!」 >「なにがあったんだ?」 > > かくかくしかじか。 > >「……なるほど……(うつむいて笑いをこらえている)……そりゃ大変だなフィリア」 >「…………同情するなら俺のほうじゃないのか?」 乙女?が根に持った事って結構深い所行きますから・・・。(「何で“乙女”が疑問系なんですかっ?!」byフィリア) しかし少しでも赤くなるなんて、以外に純情とは♪ まぁ、ヴァルって結構いぢめやすい伽羅みたいですし。 私も今度いぢめてみましょうかね(待) ・・・いぢめやすい・・・というか・・・ヴァルさん自体がへたれとか?(ぁ) >「悪かったなっ! そんなに悔しかったってことは、ほんとはお前がゼロスにそーしてもらいたかったんじゃねーのかっ!」 >「まあああっ(きいっ)! なあんで私があんなゴキブリ魔族にキスなんかしてもらいたいもんですかっ! 汚らわしいっ!」 ・・・フィリアもヴァルにしてもらえばいいのに・・・。 売り言葉に買い言葉。2人とも意地っ張り。 やっぱり似たもの同士ですか。 でもあまりそれがすぎても終わらない・・・(笑) >「──反対のこと? 生ゴミとかゴキブリとかパシリ魔族とかロートル魔王に頭が上がらない中間管理職のくせにとか無駄メシ食いとか存在すること自体が間違ってるとかどのツラ下げて生きていけるのかしらとかそーゆーのと反対のこと、ですか? うーん……」 ここまで思いつくとは・・・さすがフィリアさんですっ!!(拍手喝采スタンディングオペイション/ぇ) その他は変態腹黒ニコ目とかエセ神官とかカm(強制終了) ゼロスもゼロスですから、これをフィリアに言われたらいつものようにカチンとくるでしょうねー。 反対にリナ達(特にガウリイ)に言われたらいぢけるかもしれませんが。 >「ゼロス、お願い、私の気持ちを無視しないでっ!」 >「『ど、どうしたんですかフィリアさん、熱でもあるんじゃないですか』」 >「まあっ、私がこんなに心の底から想いを打ち明けているというのに、信じてくれないのっ!? それは私が竜族だからっ!?」 >「『ちょ、ちょっと待ってくださいよっ! ヴァルガーヴさんはどうなるんですか?」』 >「ヴァル?(と、突然トーンが低くなる) あんな人別にどーでもいいわ。てゆーか今まであの人のどこを好きだったのかしらって感じですし」 >「……(怒)」 >「『僕も……僕も……今まで自分の気持ちに嘘をついていました……』」 >「ゼロス……それじゃあ……!」 >「『僕は魔族であなたは竜族……しかもヴァルガーヴさんという存在があったから……あえて自分の感情を殺して……でもっ! もう自分に嘘はつけませんっ! フィリアさんっ! 実は僕もあなたを……っ!』」 > > ひし。(と、抱き合う) 遊んでます? 姫と元巫女の乙女達(笑) ノリノリで対抗策の練習?してる2人に爆笑しました。 しかもアメリア、ゼロスの演技が妙に上手だし(笑) やっぱり一時期知らなかったとはいえ一緒に旅してましたしね・・・。 >「巫女って人種がいなくなったら世の中どんなに平和だろうとたまに思うな」 >「お前はまだいいさ。アメリアは現役なんだ。たまにどころか毎日思ってるぞ俺は」 リナがいつか思ってたように、巫女さんってこんな人達ばっかりなのでしょうか? それに何となくゼルもヴァルに似てますから。 やっぱり同じ運命を背負っていくしかないんですよ(其処激待) >「な、なにするんですかヴァルっ! いいところをっ!」(わたわた) >「そーですよゼルガディスさんっ! もうちょっとだったのにっ!」(じたばた) > > ぶちっ。 > >『調子に乗るなっ!! お前らっっ!!!!』(怒) あははは、男性陣がついにキレちゃいましたか・・・!! すっごい妬いてたのに気づかない女性陣(笑) それにしても、フィリア「いいところ」って・・・。アメリア「もうちょっと」って・・・。 乙女2人はもう練習というより、しごく真面目だったんですか?(爆笑) 練習だとしても女同士だとしても嫌なものは嫌なんですよ(笑) じょぜさんのお話は、いつもいつも面白く、テンポが良くて読みやすいですv 次のお話待ってます♪ かなり変なコメントになってしまいました・・・すみません(汗) それではでは。 |
30408 | 「よかったわねヴァル、こんなに笑ってもらえて」(にっこり)「…………嬉しくない」(がっくり) | じょぜ | 2004/7/10 18:37:40 |
記事番号30404へのコメント こんにちはー! お久しぶりですねー! やや、なんだかずいぶん素早いレスのようでありがとうございます。読み逃げオッケーですよ。爆笑してもらえましたかそんなに。いやー嬉しいですね。 >乙女?が根に持った事って結構深い所行きますから・・・。(「何で“乙女”が疑問系なんですかっ?!」byフィリア) 今回のフィリアはかなり執念深いですね。ちょっとしつこすぎるかな(笑)。まあ相手があのゼロスですからね。かなり許せないみたいです。 >しかし少しでも赤くなるなんて、以外に純情とは♪ >まぁ、ヴァルって結構いぢめやすい伽羅みたいですし。 嫌ってる相手から、実は好かれてたって知ったら複雑な気分になると思うんですよ。んで、あのときは一応ケガの部分をナデナデ(笑)されたから、あの一瞬だけは嬉しかったんです、あの一瞬だけはね(笑)。きっと昔ガーヴにおんなじことされたのかもしれなくて、ちょっとだけ嬉しかったのでは。まあ一瞬とはいえそんなふうに思って赤面したことをさんざん後悔するはめになるんですが。 >・・・フィリアもヴァルにしてもらえばいいのに・・・。 このシリーズではキスどまりです。別の話では子どもまでつくってますが(笑)。 >売り言葉に買い言葉。2人とも意地っ張り。 >やっぱり似たもの同士ですか。 ゼロフィリとはまた違った感じで意地っ張り……かな? TRY14話までの二人ならたぶんこんな感じで喧嘩するんじゃないかと。 投稿し出して一年になるんですが、初めの頃のヴァルとはだいぶ性格が変わってきちゃいました。昔は転生後のシャイで無口な少年だったのに、最近はTRY初期のチンピラの性格に戻ってきちゃってる(笑)。でもなんだかんだいって結局は尻に敷かれてるんですけど。 >ここまで思いつくとは・・・さすがフィリアさんですっ!!(拍手喝采スタンディングオペイション/ぇ) >その他は変態腹黒ニコ目とかエセ神官とかカm(強制終了) よっっっぽどフィリアのほうが魔族みたいなこと考えてたりするのにね……。なんてヒドイセリフを吐きやがるんだこの子は、と思いながら書いてました(笑)。 >ゼロスもゼロスですから、これをフィリアに言われたらいつものようにカチンとくるでしょうねー。 >反対にリナ達(特にガウリイ)に言われたらいぢけるかもしれませんが。 フィリア相手だとすんごいムキになりますねゼロスは。なんででしょ? 自分によく似てるから鏡を見てるみたいでイヤなのかな。ゼロスは嫌々ながらもそのへん気づいてそうですが、フィリアは絶対認めなさそうですね、嫌いな奴に本性が似てるなんてことは。どーしても私の中ではこの二人は喧嘩友だち以上にはならないんだよなあ……。 >遊んでます? >姫と元巫女の乙女達(笑) >ノリノリで対抗策の練習?してる2人に爆笑しました。 もうノリノリです。ここはキーボード叩く手が震えるほど笑いながら書いてました。はたから見てたら絶対ブキミです。 >しかもアメリア、ゼロスの演技が妙に上手だし(笑) >やっぱり一時期知らなかったとはいえ一緒に旅してましたしね・・・。 ですね。ゼロスの真似なんて普段はやらないだろうけど。結局本音が出てしまいました。全然ダメージ受けてないゼロスです。フィリアもそのことすっかり忘れてます。 >リナがいつか思ってたように、巫女さんってこんな人達ばっかりなのでしょうか? >それに何となくゼルもヴァルに似てますから。 >やっぱり同じ運命を背負っていくしかないんですよ(其処激待) ゼルヴァル(ってカップリングじゃないですけど)って確かに似てますよね。ちょっと書き分けにくいんだよな。好みのタイプも似てるんでしょうね。巫女さんに惚れたのが運のツキということで諦めてもらいましょう(笑)。 >あははは、男性陣がついにキレちゃいましたか・・・!! >すっごい妬いてたのに気づかない女性陣(笑) >それにしても、フィリア「いいところ」って・・・。アメリア「もうちょっと」って・・・。 >乙女2人はもう練習というより、しごく真面目だったんですか?(爆笑) >練習だとしても女同士だとしても嫌なものは嫌なんですよ(笑) もう途中で完全に忘れてますね。フィリアは今やってることをゼロスにするんだってことはどっかに置いてきちゃってるし、アメリアも「ねーさんみたい」って思ったとたん甘えモードに入っちゃってやっぱり忘れてます。 といいつつ二人とも変にきまじめですから、やりかけたことは最後までやり通さなきゃ、って思って「なんでとめたんですかっ!」って言っちゃったんですね。 まあ、ゼルはともかく、ヴァルはこれで少しはフィリアの執念深いやきもちが理解できたことでしょう……たぶん。 >じょぜさんのお話は、いつもいつも面白く、テンポが良くて読みやすいですv >次のお話待ってます♪ ありがとうございます! 感激です! 桜月さんのゼルアメとヴァルフィリも楽しみに待ってます〜! 感想ありがとうございました。ではでは〜。 |
30419 | これはやきもちですか?(にやにや) | 風水 E-mail URL | 2004/7/14 01:05:04 |
記事番号30402へのコメント 今晩わです。 あつかましくも再びコメントなどを投稿する風水でございます。 害虫(ゼロス)駆除作戦ですな。生の賛歌葉さぞ効くことでしょう。 私もダメージを受けそうです。なんせ脳が病みまくってますから。 アメリアいいこだなぁ。涙ぐんでナデナデするヴァルの気持ちがよく分かる。と思いきや音程がはずれてるって言っちゃいますか、歌唱力が劣ってるって言っちゃいますか。いい子って思った私とヴァルって一体? 結局反対の事作戦で練習ですか。なんか楽しそうだなぁ。だんだんのってきたフィリアが面白い。ゼロスにダメージを与える為には手段を選ばなくなってきましたね。とうとうキスをしてでもってところまで来ましたか。でもこれならダメージ最高って感じだ。後で見てるだけの男二人の会話が面白いです。この世界の巫女は皆いろんな意味でとんでもないんでしょうね。ある意味一番巫女らしくない人ばっかり巫女やってるんじゃないかと思いましたよ。 だんだん危ない雰囲気になってきた二人。ただの練習のつもりなんでしょうけど・・・男達にしてみればとてつもなかったんでしょうね。これってやきもちなんでしょうか?微妙だ、なんせ相手は女の子なんですから。でもちょっとドキドキしたりした私は何なんだ?男達が切れて止めなかったらどうなってただろう?とか思ってます。こういうのも面白くていいですね。何だか私も書きたくなってきました。 それでは。 |
30422 | 完全なやきもちです(にやにや) | じょぜ | 2004/7/14 23:32:43 |
記事番号30419へのコメント ども〜いらっしゃいです! >私もダメージを受けそうです。なんせ脳が病みまくってますから。 大丈夫です。私は病んでるどころか腐ってます。なんせ海外のヴァルフィリサイトをばぐぐってたら18○小説見つけて、眼を皿のようにして電子辞書引き引き必死で読みました。あのときほど「買っててよかったCASIO EX-WORD(約25,000円)」って思ったことはありませんでした。ああ妄想に国境とか言葉の壁ってないんだなあって実感しました。 > アメリアいいこだなぁ。涙ぐんでナデナデするヴァルの気持ちがよく分かる。と思いきや音程がはずれてるって言っちゃいますか、歌唱力が劣ってるって言っちゃいますか。いい子って思った私とヴァルって一体? さんざん酷い眼にあって、全然フィリアが同情してくれないもんで、ちょっとだけ人の情けが身にしみたんですね。でも「一瞬でもいい奴だなんて思った俺が馬鹿だった。所詮リナ=インバースの仲間にまともな奴はいないんだ」とすぐに悟りの境地に達したようです。アメリアに悪気はないんです。思ったことをすぐ口に出す子なんです。そういう意味では風水さんのガウリイに似てるのかも(笑)。 > 結局反対の事作戦で練習ですか。なんか楽しそうだなぁ。だんだんのってきたフィリアが面白い。ゼロスにダメージを与える為には手段を選ばなくなってきましたね。とうとうキスをしてでもってところまで来ましたか。でもこれならダメージ最高って感じだ。後で見てるだけの男二人の会話が面白いです。 手段は選びません二人とも。そして芝居しながらもフィリアはヴァルへの嫌味を忘れません。アメリアが読んだ箇所は、たぶん親が決めた婚約者がいるお姫さまが別の人と恋に落ちてどーのこーのって話だと思います。 男二人は女二人のテンションの高さについていけずひいちゃいました。人生へのそこはかとない疑問も感じつつ……。二人とも胡座をかいてジト眼で脱力しきった様子で女二人の小芝居を眺めてると想像してください。 > だんだん危ない雰囲気になってきた二人。ただの練習のつもりなんでしょうけど・・・男達にしてみればとてつもなかったんでしょうね。これってやきもちなんでしょうか?微妙だ、なんせ相手は女の子なんですから。でもちょっとドキドキしたりした私は何なんだ?男達が切れて止めなかったらどうなってただろう?とか思ってます。 女二人はすぐ目先のことに注意がそれてしまうのですっかり目的を忘れてます。ただ「キスをする」ってことだけは覚えてます。男二人はさすがに座視できなくなったようです。完全に妬いてます。視線は女性陣の首とお腹の真ん中あたりにそそがれてます。「俺たちにそれをやってくれ!」って思ってます。でも言えないんですね、女同士のいちゃいちゃに嫉妬してるなんてカッコ悪くて。 風水さんもドキドキしちゃいました? 私ゃ寸止めが好きな人間でねー。書きながらにやにやしてましたよ(キモイ)。 風水さんには全然物足りないゼルアメでしょうが、ちょっとでも楽しんでもらえたら幸いです。ではでは。 |