◆−ゼロス君の秘密日記パート1−ルルミ (2004/7/7 15:56:08) No.30383 ┗Re:ゼロス君の秘密日記パート2−ルルミ (2004/7/26 14:40:41) No.30469
30383 | ゼロス君の秘密日記パート1 | ルルミ | 2004/7/7 15:56:08 |
ある日のこと リナ達は復興途中のサイラーグの街で、疫病神のゼロスと再会した 「お久しぶりです、リナさん、ガウリイさん、アメリアさん」 リナは『嫌なやつと再会したなあ・・・・・(気分最悪)』と内心思ったが、下手に手を出してややこしいことになると面倒と思い 「久しぶりィ〜!!ゼロス、で今回は何の用かしら?」 ゼロスは(まってました的に) 「実は獣王さまの所から逃げ出してきたんですよ・・・・」 「またまた・・・冗談でしょ!!それ」 リナはゼロスのいう事だけはまともに信じていない 何故なら、この性悪魔族ゼロスにことごとく騙されてきた経緯があるからだ リナの頭脳の中では 『ゼロス=要注意人物』 の図式が出来あがっていたのである 「冗談じゃありませんよ!!信じてください」 「あんたの『信じて〜』コールは通用しないわよ(怒り)」 激しい火花が立ち上る その時だった 『ドサッ』 ゼロスのカバンがその重量に耐え切れずに爆発したのだ 「ゼロスさん何か落ちましたけど・・・・」 アメリアは何気にそういうと手帳らしき物をひろいあげた 「ああああああああ!!!!!!!」 ゼロスはアメリアの手にある手帳を見るやいなや、顔色を変えていく その手帳には 『ゼロ君の秘密メモ』 と書かれており、ファンシーなラビットのイラストが書かれている 「面白そうだから読んじゃえー!!!」 リナは強引にアメリアからその手帳をぶん取ると、即座にゼロスに対して『生命の賛美歌&生きているってすばらしい攻撃』を開始、間髪いれずに見事ゼロスをよわらせることに成功したのである。(魔族であるゼロスにはプラス思考モノは毒だから) 「えっと〜ナニナニ・・・・・」 リナは興味わくわくな状況でその禁断の手帳の一ページをめくった ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一月二日 天気 闇のちマグマ酸性雨 気温 16985272258℃ 僕は今日獣王さまの命令で海王さまの所に行かされました・・・・・また例のお祭りの件です・・・・・今年は冥王さまが居ないので内心すこし安心してる感じかなあ・・・・・いつも・・・・いつも例の祭りでビンボークジ引かされているんです・・・・いくら手下(人手不足)だからといっても僕一人だけじゃないでしょうに・・・・・何故に僕一人がこんな目に遭わなくてはいけないのですか・・・・十王さまは人使い荒いですよ・・・・もういやだ・・・・こんな所・・・・はやく抜け出したいです・・・・・こんなことを思う僕って不幸ですよ・・・・今の気分は 『獣王のあんのくそばばあああああああーーーーーー!!!ばかやろおおおおおお』 「いやーーーー見ないでください!!リナさあああああんん!!(半分涙状態)」 ゼロスは青ざめながらリナに許しを乞う 「なにいってっかな!!きこえなああああい!!」 リナは無視状態で其の手帳を読み進めた 「あああああああ!!!こんなの聞かれたら獣王さまにしかられるゥ」 「俺がなんだって」 事態は急転 突如背後から声がして、リナ達は後ろを振り向いた 「今なんていった、、、、、この愚鈍」 すると其処には二十台半ばの美しい女性が立っていた 「あわあわわ・・・・・(恐怖でパニック状態)」 ゼロスはその女性を見るなり錯乱状態に 「あの貴方は誰なんですか・・・・?」 リナはゼロスの異変にきずいていう 「私は・・・・・・獣王ゼラス;メタリオムですわ」 ーーーーーーーーーーつづくーーーーーーーーーーーーー (あとがき) とりあえず、パート1です。まだまだ続きます(予定)?今回のお話はゼロスが長年書き溜めたモノが原因となりゼロスが魔族生命の危機にさらされるというお話です。とりあえず、三部作で完結を目指すつもりです。今回最後に獣王さまが出てきましたが次回はあのお方も登場させようかと思案中デス。(スレイヤーズ好きならもろバレ(汗))スレイヤーズこの間久しぶりにアニメ全話(ファーストからTRYまで)みかえしました。おかげでここ数日寝不足状態です。肩こりが酷くなりました、、、、やはりスレイヤーズは何度見ても笑えます。現在コミックで水竜王の騎士がやってますが、アニメ化しないかなあ!?OVAでもいいから、、、、、長くなりましたが、駄文の方読んでいただけると幸いです。新たなスレイヤーズのアニメ化をきたいしつつ、、、、では!!(逃げ) |
30469 | Re:ゼロス君の秘密日記パート2 | ルルミ | 2004/7/26 14:40:41 |
記事番号30383へのコメント 前回の続き なんとリナ達の背後にいたのは、獣王と名乗る、美しい女性だった 「、。、・・、mんjh!!!」 ゼロスは獣王の声を聞くなり、まっ青になる 「あの・・・どういったご用件で・・・・?」 リナはこれから起こるであろう惨劇を予想しつつ、おそるおそる獣王に聞いた 「いやですわ、、、、リナさん、少々この馬鹿・・・・ゼロスに用があってまいりましたのよ・・・おほほほほ」 獣王はそういうと目にも止まらぬ速さでゼロスの元へとむかった 「だいじょうぶかなあ・・・・(汗)」(リナ達一同) ゼロスは 「ひいいいいいい・・・許してくださあいいいい!!獣王さまあ!!」 「なにが『ゆるしてください』だあ?このロクデナシ魔族が!!」 先ほどの秘密メモのことが原因で、激しい攻撃にさらされていた リナ達はその光景をみて、 「すごいな・・・あのゼロスがボロボロになってやがる・・・」 「ほんとだわ・・・」 感心した表情でその光景を見守る しばらくして 散々ケンカ?がエスカレートしたあげくのはて辺りには巨大なクレーターが出現していた 「ごめんなさい・・・おねえさまあ」 ゼロスは黒こげになりながら、ガッツポーズを浮かべている獣王に涙ながらにあやまった 「分かればいいのよ・・・分かれば」 事態はこれで落ち着くのかとおもわれたが、しかし事はうまくいかず 「終わりそうですね・・・やっと」 「ええ、しかしすさまじいものがありましたね・・・」 アメリアとシルフィールはほこりまみれになりながら、すこし疲れた感じで言う そのとき 「なあ・・・これ何だ?リナ」 ガウリイは燃えのこった紙切れをひろいあげる 「んーーと、ナニナニ?八月・・・二十日酸性雨・・・・今日もあのくそばばあに命令され、魔・・・界でナンバーワンのお菓子を買いに・・・さいかk・・・・るう・・・・あの人は僕にいつも・・許せない・・・・それにいい年して、王宮内で逆ハー・・・・んじゃないよな・・・にずう・・・・びゆ・・・・・ってところどころ黒こげてて、見にくいわ!これ」 それは粉々になったゼロスの日記の切れ端・・・ その声は獣王の耳にも届いたようで、またケンカが・・・ 「こううううらあああ!!てめーは」 獣王は怒りの表情でゼロスをおいつめた 「いいか、今後こんなまねしたら、こんなものじゃすまねえから、覚えておけよ・・・・・・!!!!!!」 「わ・・・か・・・り・・ま・・・し・・・・・・」 そして数分後 「ごめんなさいね・・・おさわがせして、」 「いいえ!!いいえ!!」 落ち着きを取り戻した獣王は内心びくびくのリナ達にわびをいれる リナを始め、仲間のメンバー全員が、 『こえーーーーー』 と思ったという 「じゃあ私はこの辺で、おいとまさせていただきますわ」 獣王は穏やかな表情で別れの挨拶をすませると、次元のかなたに姿をけした 「何なんだ・・・・?一体?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続くーーーーーーーーーーーー パート2です、続きです。短いですが、読んでいただけると幸いです。 |