◆−ある愛の光景〜渚のセレナーデ篇〜−棒太郎 (2004/7/17 22:01:50) No.30440 ┗渚のハイカラ、クラ〜ゲ〜♪(どんなクラゲだ、それは)−エモーション (2004/7/18 22:33:22) No.30444 ┗今年は海にいきたいなぁ〜−棒太郎 (2004/7/19 22:08:57) No.30449
30440 | ある愛の光景〜渚のセレナーデ篇〜 | 棒太郎 | 2004/7/17 22:01:50 |
こんばんは、棒太郎です。 今回は前に言ってましたとおり、ルナとタイタス中心です。 それではどうぞ。 ************************************* 『ある愛の光景』〜渚のセレナーデ篇〜 猛暑 猛暑 猛暑 うだるような猛暑 「暑〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 脳みそが沸騰して熱暴走を起こしそうなこの暑さに、リナはだれた声をあげていた。 そのまま溶けてスライムになってしまうんじゃないかと思われるほどの突っ伏しようだが、その半分はこの暑さの所為――――もう半分は彼女の姉であった。 最近、自分の思いをキッパリハッキリとさせ、ルナは今までのリナのイメージ像をことごとく瓦解させるほどのバッカプルぶりを見せていた。 暑さによる肉体的疲労に加え、それによる精神的疲労も日々蓄積されていた。 とはいえ、この暑さにはインバース家の面々も大なり小なり辟易しているようで、いつもよりどこか精彩を欠いているように見えた。 そんなとき―――― 「海に行きませんか?」 そう言ったのは、ルナの恋人であり、通い夫のタイタスであった。 その言葉にすぐさま「応」と答え、瞬く間に準備を済ませ、一路海水浴へと向かった。 照りつける太陽が砂浜を眩しく照らし、その向こうには紺碧に輝く海が広がっている。 浜辺に着いたリナは、早速海に向かって駆け出していった。 赤の水着に身を包んだリナは、快活な雰囲気を醸し出しており、まさに健康的な色気であった。 後に続くガウリイの顔には、そのリナの姿を見て満足気な表情が浮かんでいるようだった。 そしてその後をフィルアとレンドールが続いた。 フィルアは水色のハイレッグな水着であった。ふたりの年頃の娘を産んだとは思えぬプロポーションであり、同年代の女性から詐欺だ、インチキだと声が上がるのは間違いなかろう。 そのフィルアの水着姿に、レンドールは鼻の下が伸びっぱなしであった。 父と母の後にはルナがやってきた。 真紅の大胆なビキニに身を包んだ彼女は、そのボン、キュ、ボンなプロポーションと相まって、浜辺の男達が思わず眼を向けてしまうほどであった。 皆さんに映像をお見せできないのが残念です。 今までの姉にしては思い切った水着だとリナは思ったが、それは誰かに見せることを意識したものであった。 「おお――――なんと美しい」 ルナの水着姿に感嘆の声を上げながら、その相手が現われた。 「タイタ――――ス?」 「いっ!?い、いや・・・・・タ、タイタスさん・・・・・・それはちょっと・・・・・・」 リナは絶句した。 現われたタイタスの姿――――太すぎず、細すぎず、均整の取れた引き締まった肉体を包んでいるのは、ピッチリとした黒のブーメランパンツ一枚だけだった。 その姿に、白い歯が爽やかに輝きそうな笑みがあった。 もう、存在自体がセクハラと言えそうだった。 こりゃ、百年の恋も冷めるんじゃないか―――と思い、ルナに目を向けたリナであったが、 「タイタス・・・・・・・・素敵・・・・・」 さらに燃え上がっておりました。 このまま砂浜に突っ伏したい気分に襲われるリナであった。 「海なんて久しぶりですわね」 そう言ってやってきたのはファルネーゼであった。 さすがに彼女は水着でなく、白のサマードレスに白の鍔広の帽子を被っていた。 だが、その上品な気品に浜辺にいる者たちはうっとりとした。 美しく歳を重ねる――――目の前の女性はまさにその言葉を体現していると思った。 だが、続いて激しい違和感が彼らを襲う。 「そうだなぁ。ここしばらくは来てなかったな」 ファルネーゼの傍に立つ一人の男。言わずもがな、ファルネーゼの夫、ベルベインであった。 頭髪は白く染まっているが、その肉体は活力に満ち満ちていた。 アロハシャツにハーフパンツ、ビーチサンダルにサングラスに身を包んだその姿はどこからどう見てもヤのつく職業の人にしか見えなかった。 気品溢れる淑女が、本物のヤの字のひとも逃げ出すようなガラ悪の男の腕に自分の腕を絡ませ、仲睦まじげに歩くその姿に、浜辺は静かな混乱に見舞われた。 久々の海水浴は、リナの暑さの疲れを吹き飛ばすようだった。 心地よい海水の冷たさに、身体が落ち着きを取り戻す。 「ははは♪ルナさん、待って下さ〜〜〜〜い♪」 「うふふ♪タイタス、私を捕まえてごらんなさ〜〜い♪」 隣でベタ過ぎる光景を繰り広げているバカップルはあえて視界から外すことにした。 「きゃん♪」 「ふふふ、捕まえましたよ♪」 タイタスがルナの左手首を掴み、ふたりは向かい合う。 「タイタス・・・・・・」 「ルナさん・・・・・・」 ふたりの熱く潤んだ瞳が交わされあう。 そしてゆっくりとその距離が近づいてゆく。 「げっ!?姉ちゃん、タイタスさん、こんなところで―――――」 ふたりの光景を見たリナが声を上げる―――――が、それより早く、 「公衆の面前でなにやっとんじゃーーーーーー!!!!!」 レンドールの跳び蹴りがタイタスに襲い掛かった。 だがそれは、タイタスの自慢の足の速さであっさりと避けられる。 「てめえ!そこに直れ!成敗してくれる!」 吠えるレンドールであったが、 「父さん!私の心も身体もタイタスのものなのよ!私とタイタスの仲を裂こうとするなら、父さんでも許さないわよ!」 愛娘の思わぬ反撃にちょっとセンチメンタルジャーニーなレンドールだったが、なんとか体勢を整えると再びタイタスに向かっていこうとする。 「お義父さん、そんなにいきり立たずに」 「てめえに義父と呼ばれる筋合いはぬわぁぁぁぁぁいい!!!!」 極限まで力を溜めたその肉体が躍り出ようとしたとき、横合いからフィルアがジャイ○ント馬場もびっくりの32文ロケット砲が繰り出した。 「げはぁぁぁ!!」 吹っ飛ぶレンドールに追い討ちで、逆エビ固めを決めるフィルア。 「のうぅぅ!?のおおおぉぉぉぉぉぉ!?」 「レンったら、娘の恋路の邪魔しないの。馬に蹴られるわよ」 「そ、その前に、お前に蹴られとるわ・・・・・」 フィルアとレンドールの犬も食わない夫婦喧嘩(?)に、その後ベルベインも乱入してきて、あたりは混乱と化してしまった。 「お〜〜〜〜い、リナァ。まだあがんないのか?」 浜辺の喧騒に背を向けるように沖へ沖へと泳いでいくリナに、ガウリイが声をかけた。 「違うわ・・・・・あの集団とアタシはな〜〜んにも関係ないわ・・・・・・・」 ブツブツと呟きながらさらに沖へ沖へと泳いでいく。早い話、現実逃避である。 浜辺の喧騒はまだまだ続いている。 「お〜〜〜い、海の家でカキ氷でも食おうぜ。他にもいろんな食い物もあるし―――――」 だが、リナはまだまだ沖へ沖へと泳いでいく。 「お〜〜〜い、リナァ」 そんなリナの後を、ガウリイはクラゲと戯れながら着いていった。 「だぁぁぁぁっ!!んなにクラゲ引き連れてくんな!!!!このクラゲ!!!」 「えっ?こいつら、これでも案外可愛いもんだぜ?」 「あんたはクラゲだからでしょ!!こっちは人間様だっつーの!!」 「おいおい、リナ。そりゃクラゲに対する差別だぜ、イジメだぜ。イジメカッコ悪い」 「やかましゃぁぁぁーーーーーー!!!!!」 ************************************* なんだかインバース家中心ですね。 海ネタを書きたかったので今回書きましたが、なんだかなーって感じですね。 この一家の中では常識人ですな、リナ。それゆえ苦労する。 とりあえず、ブーメランなタイタスが書けたので良しとします。 それでは。 |
30444 | 渚のハイカラ、クラ〜ゲ〜♪(どんなクラゲだ、それは) | エモーション E-mail | 2004/7/18 22:33:22 |
記事番号30440へのコメント 元ネタの歌、古すぎ……(汗) 棒太郎様、こんばんは。 ああ、とうとうルナ&タイタス編……。 タイタスさんのお姿には、ただただ「すみません、私の負けです」という気分に……(^_^;) 「ゴーメンガースト」、無事に1巻目読了。現在2巻目もーじき読了です。 1巻はタイタスさんが、2歳の幼児のままで終わりました(^_^;) なのでほとんどスティアパイクが主役のような……。 2巻ではタイタスさんが、何度か領地内でプチ家出(笑)を繰り返してました。 そろそろスティアパイクとの対決に入りそうです。順調に成長しましたし。 >最近、自分の思いをキッパリハッキリとさせ、ルナは今までのリナのイメージ像をことごとく瓦解させるほどのバッカプルぶりを見せていた。 >暑さによる肉体的疲労に加え、それによる精神的疲労も日々蓄積されていた。 うわあ……これは、キッツイですね……(^_^;) 暑さに加えてこれでは。これがルナとタイタスさんでなければ、とっくに呪文で 吹き飛ばしてそうです。 >赤の水着に身を包んだリナは、快活な雰囲気を醸し出しており、まさに健康的な色気であった。 >後に続くガウリイの顔には、そのリナの姿を見て満足気な表情が浮かんでいるようだった。 >そしてその後をフィルアとレンドールが続いた。 >フィルアは水色のハイレッグな水着であった。ふたりの年頃の娘を産んだとは思えぬプロポーションであり、同年代の女性から詐欺だ、インチキだと声が上がるのは間違いなかろう。 >そのフィルアの水着姿に、レンドールは鼻の下が伸びっぱなしであった。 この辺りまでは、それぞれ自然な様子ですね。「お子様に見せても安心♪」なリナ&ガウリイ。 ちょっとお色気有りなフィルアさん&レンドールさんの二組。 >リナは絶句した。 >現われたタイタスの姿――――太すぎず、細すぎず、均整の取れた引き締まった肉体を包んでいるのは、ピッチリとした黒のブーメランパンツ一枚だけだった。 >その姿に、白い歯が爽やかに輝きそうな笑みがあった。 >もう、存在自体がセクハラと言えそうだった。 すみません、女性陣のお色気よりも破壊力抜群です(^_^;) フューシャ姉さんが見たら泣きそうですよ、タイタスさん……(汗) >「タイタス・・・・・・・・素敵・・・・・」 >さらに燃え上がっておりました。 >このまま砂浜に突っ伏したい気分に襲われるリナであった。 今、心底ルナが凄いと思いました。お二人には勇者の称号を授けましょう……。 そして黒のブーメランパンツと真っ赤なビキニが、勇者の装束として 後世に伝えられたのでした……(DQ3ED風) >だが、その上品な気品に浜辺にいる者たちはうっとりとした。 >美しく歳を重ねる――――目の前の女性はまさにその言葉を体現していると思った。 世の女性達にとって、「歳を取るならこんな風に」と思わせる、良い手本ですよね。 >アロハシャツにハーフパンツ、ビーチサンダルにサングラスに身を包んだその姿はどこからどう見てもヤのつく職業の人にしか見えなかった。 そしてタイタスさんとは違う意味で、「ちょっと、待て」なお姿のベルベインじーちゃん……。 分かっててわざとやっていない? と言う感じですね。(^_^;) >「ははは♪ルナさん、待って下さ〜〜〜〜い♪」 >「うふふ♪タイタス、私を捕まえてごらんなさ〜〜い♪」 > >隣でベタ過ぎる光景を繰り広げているバカップルはあえて視界から外すことにした。 リナの判断は実に賢明ですね(笑) それにしても……本当に楽しそうですねぇ……お二人は(汗) 周囲で脱力して溺れる人が続出しそうです。 >「公衆の面前でなにやっとんじゃーーーーーー!!!!!」 >レンドールの跳び蹴りがタイタスに襲い掛かった。 >だがそれは、タイタスの自慢の足の速さであっさりと避けられる。 正論……なんですが、親バカモードの方が目立ってしまって、そう見えないところが、 レンドールさんの悲しいところですね。 >「お義父さん、そんなにいきり立たずに」 >「てめえに義父と呼ばれる筋合いはぬわぁぁぁぁぁいい!!!!」 >極限まで力を溜めたその肉体が躍り出ようとしたとき、横合いからフィルアがジャイ○ント馬場もびっくりの32文ロケット砲が繰り出した。 >「げはぁぁぁ!!」 >吹っ飛ぶレンドールに追い討ちで、逆エビ固めを決めるフィルア。 ある意味、こちらもお約束の光景を繰り広げていますね(笑) そしてしっかり旦那を制御するフィルアさん。さすが母は強し(あれ? 何か違う?) >浜辺の喧騒に背を向けるように沖へ沖へと泳いでいくリナに、ガウリイが声をかけた。 >「違うわ・・・・・あの集団とアタシはな〜〜んにも関係ないわ・・・・・・・」 リナ……とうとう「私には何も見えないわ。見えたような気はするけれど、 それを公言する勇気はないのv」という心境に……。 >「だぁぁぁぁっ!!んなにクラゲ引き連れてくんな!!!!このクラゲ!!!」 >「えっ?こいつら、これでも案外可愛いもんだぜ?」 >「あんたはクラゲだからでしょ!!こっちは人間様だっつーの!!」 >「おいおい、リナ。そりゃクラゲに対する差別だぜ、イジメだぜ。イジメカッコ悪い」 >「やかましゃぁぁぁーーーーーー!!!!!」 ガウリイ……クラゲに人望があるんですね。まるでどこぞの女魔道士のように(笑) でも、刺されたら痛いから、迷惑だとは思うのよ、ガウリイ。クラゲが多いと 遊泳禁止にもなるし。 でも、ガウリイ相手だとこの程度ですんで良かったね♪ と思えるのは何故でしょう。 >なんだかインバース家中心ですね。 >海ネタを書きたかったので今回書きましたが、なんだかなーって感じですね。 >この一家の中では常識人ですな、リナ。それゆえ苦労する。 >とりあえず、ブーメランなタイタスが書けたので良しとします。 >それでは。 本当に賑やかですねー、インバース家は。こうなるとむしろ一人だけノリが 違っているリナの方が特異かもしれないですね。 ブーメランなタイタスさんには、本当にやられました(脱帽) 同時にヴェルミスさん辺りも愛用してそうだと、恐ろしい発想が浮かんでしまいました。 神様、懺悔します(と言ってもクリスチャンではなく、自覚のない仏教徒で、 神道の控え目な賛同者であり、普段は何でもありの典型的な日本人ですけれど(笑)) 本当に楽しませていただきました。次作を楽しみにしています。 それではこの辺で失礼します。 |
30449 | 今年は海にいきたいなぁ〜 | 棒太郎 | 2004/7/19 22:08:57 |
記事番号30444へのコメント >元ネタの歌、古すぎ……(汗) >棒太郎様、こんばんは。 >ああ、とうとうルナ&タイタス編……。 >タイタスさんのお姿には、ただただ「すみません、私の負けです」という気分に……(^_^;) > >「ゴーメンガースト」、無事に1巻目読了。現在2巻目もーじき読了です。 >1巻はタイタスさんが、2歳の幼児のままで終わりました(^_^;) >なのでほとんどスティアパイクが主役のような……。 >2巻ではタイタスさんが、何度か領地内でプチ家出(笑)を繰り返してました。 >そろそろスティアパイクとの対決に入りそうです。順調に成長しましたし。 こんばんは、エモーションさん。 とうとうやっちまいましたよ、ルナ&タイタス編 春頃路から書こうと考えていたので、ようやく季節が来てよかったです。 『ゴーメンガースト』かなり読まれましたね。 1巻ではタイタスはほとんど名ばかりの主役なんですね。 やっぱりスティアパイクが影の主役ですか・・・・・ >>最近、自分の思いをキッパリハッキリとさせ、ルナは今までのリナのイメージ像をことごとく瓦解させるほどのバッカプルぶりを見せていた。 >>暑さによる肉体的疲労に加え、それによる精神的疲労も日々蓄積されていた。 > >うわあ……これは、キッツイですね……(^_^;) >暑さに加えてこれでは。これがルナとタイタスさんでなければ、とっくに呪文で >吹き飛ばしてそうです。 ダブルパンチですからね。 しかも相手が相手なだけにただただ泣き寝入りする他ありません。 >>赤の水着に身を包んだリナは、快活な雰囲気を醸し出しており、まさに健康的な色気であった。 >>後に続くガウリイの顔には、そのリナの姿を見て満足気な表情が浮かんでいるようだった。 >>そしてその後をフィルアとレンドールが続いた。 >>フィルアは水色のハイレッグな水着であった。ふたりの年頃の娘を産んだとは思えぬプロポーションであり、同年代の女性から詐欺だ、インチキだと声が上がるのは間違いなかろう。 >>そのフィルアの水着姿に、レンドールは鼻の下が伸びっぱなしであった。 > >この辺りまでは、それぞれ自然な様子ですね。「お子様に見せても安心♪」なリナ&ガウリイ。 >ちょっとお色気有りなフィルアさん&レンドールさんの二組。 やっぱりお約束のシーンは入れませんとね(笑) >>リナは絶句した。 >>現われたタイタスの姿――――太すぎず、細すぎず、均整の取れた引き締まった肉体を包んでいるのは、ピッチリとした黒のブーメランパンツ一枚だけだった。 >>その姿に、白い歯が爽やかに輝きそうな笑みがあった。 >>もう、存在自体がセクハラと言えそうだった。 > >すみません、女性陣のお色気よりも破壊力抜群です(^_^;) >フューシャ姉さんが見たら泣きそうですよ、タイタスさん……(汗) 今回、一番書きたかったシーンです(笑) どのような映像なのかは皆様のご想像にお任せします(笑) >>「タイタス・・・・・・・・素敵・・・・・」 >>さらに燃え上がっておりました。 >>このまま砂浜に突っ伏したい気分に襲われるリナであった。 > >今、心底ルナが凄いと思いました。お二人には勇者の称号を授けましょう……。 >そして黒のブーメランパンツと真っ赤なビキニが、勇者の装束として >後世に伝えられたのでした……(DQ3ED風) まさに恋は盲目、あばたもえくぼ、です。 >>だが、その上品な気品に浜辺にいる者たちはうっとりとした。 >>美しく歳を重ねる――――目の前の女性はまさにその言葉を体現していると思った。 > >世の女性達にとって、「歳を取るならこんな風に」と思わせる、良い手本ですよね。 男に限らず女に限らず、そ−ゆーふうに歳を取りたいですね。 >>アロハシャツにハーフパンツ、ビーチサンダルにサングラスに身を包んだその姿はどこからどう見てもヤのつく職業の人にしか見えなかった。 > >そしてタイタスさんとは違う意味で、「ちょっと、待て」なお姿のベルベインじーちゃん……。 >分かっててわざとやっていない? と言う感じですね。(^_^;) 本人は夏の海辺らしい服装をしただけなのですが(笑) >>「ははは♪ルナさん、待って下さ〜〜〜〜い♪」 >>「うふふ♪タイタス、私を捕まえてごらんなさ〜〜い♪」 >> >>隣でベタ過ぎる光景を繰り広げているバカップルはあえて視界から外すことにした。 > >リナの判断は実に賢明ですね(笑) >それにしても……本当に楽しそうですねぇ……お二人は(汗) >周囲で脱力して溺れる人が続出しそうです。 こんなの見たらもう精神的にごっつぁんです、な気分ですから。 >>「公衆の面前でなにやっとんじゃーーーーーー!!!!!」 >>レンドールの跳び蹴りがタイタスに襲い掛かった。 >>だがそれは、タイタスの自慢の足の速さであっさりと避けられる。 > >正論……なんですが、親バカモードの方が目立ってしまって、そう見えないところが、 >レンドールさんの悲しいところですね。 実際、親バカモードのほうが大半を占めてますから。 >>極限まで力を溜めたその肉体が躍り出ようとしたとき、横合いからフィルアがジャイ○ント馬場もびっくりの32文ロケット砲が繰り出した。 >>「げはぁぁぁ!!」 >>吹っ飛ぶレンドールに追い討ちで、逆エビ固めを決めるフィルア。 > >ある意味、こちらもお約束の光景を繰り広げていますね(笑) >そしてしっかり旦那を制御するフィルアさん。さすが母は強し(あれ? 何か違う?) 旦那の暴走を止めるのは妻の役目(笑) なんだかんだいって尻に叱れてますからね。 >>浜辺の喧騒に背を向けるように沖へ沖へと泳いでいくリナに、ガウリイが声をかけた。 >>「違うわ・・・・・あの集団とアタシはな〜〜んにも関係ないわ・・・・・・・」 > >リナ……とうとう「私には何も見えないわ。見えたような気はするけれど、 >それを公言する勇気はないのv」という心境に……。 旅の恥は掻き捨て―――といえど、やはり彼女の限度を越えたようです。 >>「あんたはクラゲだからでしょ!!こっちは人間様だっつーの!!」 >>「おいおい、リナ。そりゃクラゲに対する差別だぜ、イジメだぜ。イジメカッコ悪い」 >>「やかましゃぁぁぁーーーーーー!!!!!」 > >ガウリイ……クラゲに人望があるんですね。まるでどこぞの女魔道士のように(笑) >でも、刺されたら痛いから、迷惑だとは思うのよ、ガウリイ。クラゲが多いと >遊泳禁止にもなるし。 >でも、ガウリイ相手だとこの程度ですんで良かったね♪ と思えるのは何故でしょう。 何故か慕われたようです(笑) このクラゲたちはガウリイの言うことを聞いて、人は刺さないでしょうが。 >>なんだかインバース家中心ですね。 >>海ネタを書きたかったので今回書きましたが、なんだかなーって感じですね。 >>この一家の中では常識人ですな、リナ。それゆえ苦労する。 >>とりあえず、ブーメランなタイタスが書けたので良しとします。 >>それでは。 > >本当に賑やかですねー、インバース家は。こうなるとむしろ一人だけノリが >違っているリナの方が特異かもしれないですね。 >ブーメランなタイタスさんには、本当にやられました(脱帽) >同時にヴェルミスさん辺りも愛用してそうだと、恐ろしい発想が浮かんでしまいました。 >神様、懺悔します(と言ってもクリスチャンではなく、自覚のない仏教徒で、 >神道の控え目な賛同者であり、普段は何でもありの典型的な日本人ですけれど(笑)) >本当に楽しませていただきました。次作を楽しみにしています。 >それではこの辺で失礼します。 ルナがある意味コワれてしまいましたからね(笑) というか彼女が元凶。 そのとばっちりを受けてます(笑) ブーメラン・・・・・・・確かに彼も愛用してそうです。 ブーメランなタイタスは一番書きたかったところですので、もう満足です(笑) それではどうもありがとうございました。 |