◆−未来の冒険者(登:ラグア(リナの娘)ゼロス・その他)プロローグ−ルルミ (2004/8/18 15:54:09) No.30572


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30572未来の冒険者(登:ラグア(リナの娘)ゼロス・その他)プロローグルルミ 2004/8/18 15:54:09




―プロローグ―


「竜破斬」


今日も森の奥から軽快な呪文の爆発音が聞こえる

「今日の稼ぎはこんなもんか・・・・ま!妥当な額ね!!」
ここに旅をしている一人の少女がいる

名前は

ラグア=ガブリエフ

かつて、魔族殺し(デモン・スレイヤー)と呼ばれた伝説の魔道士『リナ=インバース』の娘である
一年ほど前に故郷ミブロスを発ち、当てのない一人旅を続けている最中だ
「さてとお!!この雑魚盗賊さんをかたずけてさっさと街に戻るか!!」
ここ一年の間に、母リナと同じ称号『盗賊殺し』を得るまでになっていた
「おいてめー!!盗んだお宝返しやがれ!!」
「いやだ!!これは私があんたたちの親分をふっ飛ばして、手に入れた金貨なんだからあんたたちにはびた一文返さないわ」
「このアマ!!」
「しつこい男はきらわれるぞ・・・・って!!氷の矢」
こうしてラグアは日々の糧を得る為に日夜盗賊退治をしているのである
「うあああああああ!!!(盗賊さんが凍りついた音)」

「ふん!!この私にケンカ売ろうなんてみのほど知らずにも程があるわね!!まったく」

ラグアはそういうと街の方角にむかい歩き始めたが

しかし、その時


「「やっと見つけましたよ・・・ラグアさん」」



背後から黒き神官服を着た男性の声が聞こえる
「誰なの?」
ラグアは振り返りその不審な男性に問い掛ける
「僕は謎の神官ゼロスといいます、以後お見知りおきを!!」
するとその男は自らの紹介する

ゼロス

かつてリナとともに旅をした高位の魔族であるのだがここはあえて、自分の素性を伏せた

「で、このあたしに、何のようなの?ゼロスさん!!」
ラグアは自分の名前をなのってもいないのに、なぜこの見知らぬ男性が・・・・ともおもったが、ここは相手の出方をみることにした

「単刀直入にいいます、ラグアさん、貴女にはこれからある神殿に向かってほしいんです・・・」
ゼロスは相変わらずのにこ目でラグアに伝える
「何でよ!!」
ラグアは相手の意図が見えない
「実はあるお方が貴女のお噂を聞いて是非に・・・・と申したものですから!!もちろん報酬はお払いしますので」
「きになる言い方だけど報酬が出るんなら話は別ね!!いいわ!!案内してちょうだい!!」
「ええ!!御案内します」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーつづくーーーーーーーーーーーーーー

皆さんこんにちは、ルルミと申すものです

スレイヤーズ小説『未来の冒険者ープロローグー』をお送りしました
駄文でつたないものですが、読んでいただけると幸いです

この話は前作『原始の虚海』のアフターストーリーに当ります。
今回の主人公はリナとガウリイの娘であるラグアと、相変わらずな獣神官ゼロス・・・・・そしてセイルーンの双子王女と騎士見習いの青年、科学オタクの青年プラスαでいこうと思案中です
この話は長くなるかも・・・・なので、気長に書いていこうかと思います。
ではこの辺で!!