◆−夏休み?−猫楽者 (2004/8/28 01:48:25) No.30648 ┗お久しぶりです♪−エモーション (2004/8/30 00:59:19) No.30663 ┗ありがとうございました♪−猫楽者 (2004/8/30 12:13:03) No.30664
30648 | 夏休み? | 猫楽者 E-mail | 2004/8/28 01:48:25 |
こんにちは、お久しぶりすぎて、はじめましての方が良いのかもしれませんが(汗)。猫楽者と申します。 読んでみようと思ってくださった、心優しい方、ありがとうございます。 $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ 『夏休み?』 「ゼロス」 輝くような金髪を短くまとめた、大柄な女性の呼び声に 「お呼びですか、獣王さま」 声と供に、主の前に、ひざまづいた姿で現れた1人の男。 この世界の魔族を統べている、魔王ルビー・アイの腹心のひとり。 獣王ゼラス・メタリオムは、目の前の部下、獣神官ゼロスに近づき 「会議に出掛ける。荷造りを頼む。 持って行く物は、このプリントに書かれているそうだ」 手にした紙をゼロスに渡した。 「かしこまりました。 留守中のことはご心配なく、僕が・・・・・・・」 話しながら、獣王から渡された“もってくるもの♪”、と書かれたプリントを見たゼロスは ポロッ。 手にしたプリントを落としてしまった。 「どうした?ゼロス」 「あの・・・・獣王さま・・・・会議に御出掛けになるのですよね」 「ああ、フィブはそう言っていた」 「じ・・・・じゃあ・・・なんで持ち物の一番最初に・・・水着・・って、書いてあるんですか? しかも・・・・泳ぎが得意じゃない人は、浮き輪持参のこと。とか注意書きまでありますし・・・・」 「私に聞かれてもな・・・・フィブも・・・なにを考えているのか」 どうやら、会議という名目で海に泳ぎに行くらしい・・・・・密かにそう思うゼロスであった。 「ええと、ビーチサンダルにマット。 パラソルは荷物になりますから、現地で借りていただくとしまして・・・・・・ 獣王さま、お肌がデリケートですから、紫外線をカットする日焼け止めと 虫刺されと、お腹のお薬・・・・薬は出きるだけお持ちしていただかないと・・・・ 万が一にも・・・・海王さまのお薬を飲むようなことになっては・・・・大変ですから・・・・」 荷造りをするべく執務室から、獣王の私室へとやってきたゼロスは “もってくるもの♪”のプリント片手に、テキパキと荷物をバックに詰め込んでいる。 (水着ですか・・・・獣王さまと海王さまの水着姿は、ぜひ見てみたいですね〜。 冥王さまも水着は、なかなかお似合いでしょうし・・・・。 ああ・・・そお言えば・・・魔竜王さまは・・・・フンドシしか身に付けないで泳ぐと 聞いたような気がしますね〜) 5人の腹心中4人までは、その水着姿を想像することができたゼロスだったが・・・・。 覇王の海パン姿やフンドシ姿を想像することは、出来なかった。 いや、正確に言えば、フンドシ姿の魔竜王と覇王が・・・・ 海に向かって高笑いする姿(汗)を・・・・想像しかけて・・・・ 自分の想像に予想外の破壊力を感じてしまい・・・・慌てて、想像するのをやめたのだが・・・・ ゼロスは、獣王の水着を手にしたまま・・・・・自分の怖い想像で受けてしまったダメージに 固まっている。 どうでも良いが、大の男が女性の水着・・・・しかもビキニタイプを・・・・ 手にして固まっている姿・・・・・あまり見たくは無い・・・・ものである。 「ゼロス。留守中のことだが・・・・・」 間の悪いことに・・・・その状態のゼロスの前に・・・・獣王が現れた。 目の前のゼロスの姿に、すっ、と目を細める獣王。 「ゼロス。私の水着が、そんなに珍しいか」 「じ・・・・獣王さま〜。誤解です。 僕は別に・・・・獣王さまの水着姿なんか想像したりしてないです〜」 ピクッ。 獣王の肩が、微かに震えた。 ゼロスとしては、どうにか誤解を解きたかったのだろうが・・・・・・。 丸い卵も切り方で四角。物も言いようで角が立つ・・・・・。 焦りまくったゼロスは、彼としては珍しく・・・・・言い方が悪すぎた・・・・。 「私の水着姿・・・・・な・ん・か・・・・」 優しい声で、微笑みながら、近づく獣王の姿に ゼロスは汗だくになり、固まっている。 彼としては、できることなら今すぐに、この場から逃げ出したいのだが 獣王から吹き付けてくる鬼気に、自由を奪われ、指一本動かせない。 「そうかそうか。私の水着姿なんか。見たくないというわけだな」 「ごごごごごご誤解です〜。 僕はただ・・・・この水着と、この前海王さまと御一緒に買って来られた水着と どちらを入れたら良いのか。そう考えていたんです〜」 ふっ。と、獣王から吹き付けていた鬼気が弱まっていった。 「ふむ。そう言えばそうだな。 ゼロス。お前は、どちらが良いと思う」 「そうですねえ」 そう言いながら、右手の今まで持っていた迷彩模様のビキニタイプの水着と 左手の、どこから取り出したのか、鮮やかな蒼い色のセパレートタイプの水着を 見比べているゼロス。 「私としては、どちらでも良いのだがな」 「両方お持ちする。というのはどうでしょうか。 海王さまとも、御相談して決めるのが良いのではないでしょうか。 どちらの水着も、とても良くお似合いになると思います。 できれば僕も、この水着を着た獣王さまの、お供がしたいです。 獣王さまの水着姿を御覧になれる、冥王さまと覇王さま、魔竜王さまが羨ましいです」 「ゼ・・・・ゼロス。あまり・・・か・・・・からかうな・・・・」 赤い顔して照れている獣王が、照れ隠しのつもりだったのだろうか。 右手のひらでゼロスを押した。 ド・・・・ンッ! 音と供に獣王の水着を手にしたままのゼロスは、本人の意思とは係わり無く 壁をぶち破って、獣王の私室から退室させられていた。 「ああああああ・・・・すまん。ゼロス大丈夫か・・・・」 ノックアウト状態のゼロスを、瓦礫の山から掘り出した獣王は ゼロスの看病をしてから、自分で荷造りをすることになってしまった。 鮮やかな青い空に浮かぶ入道雲。 日差しをキラキラ反射している、透明度の高い蒼い海。 波打ち際で戯れる恋人たちの姿に、楽しそうに遊んでいる家族連れ。 快晴に恵まれたビーチは、平和で穏やかだった。 その一角に・・・・ずう〜ん、と暗く重い空気の漂っている場所があった。 「ねえ・・・・・あれ・・・・ど〜にかならないの」 黒い半ズボンのような水着を着た、女の子と間違えそうな可愛い少年が呟き。 「フィブ・・・・そお思うのなら・・・お前がなんとかしてくれ」 鮮やかな蒼い色のセパレートタイプの水着に、その身を包んだ。 輝くような金髪を短くまとめた美女が、疲れた声で返事をして。 「そうですわ。あれと同類と思われるのだけは・・・・勘弁して欲しいですわ」 白のベースに紅い花柄ビキニの長い黒髪の美女も力なく同意する。 遠い目をして囁きあう、冥王と獣王。そして海王。 この世界屈指の実力を誇る。 魔王の腹心たる方々が、疲れと諦めの入った視線を向けているのは、ひとりの中年男。 鋭い眼差しを持った王者の威厳ただよう。 名のある武人のような、鋭い気配をまとった男。 周りの観光客も、男のまとった気配を恐れてか。 遠巻きに見つめているだけだった。 男は、鋭い眼差しを冥王たちに向けて 「なにをコソコソ囁(ささや)いている。 言いたいことがあるのなら、はっきり言わんか」 深みのある、なかなか渋い声で話し掛けた。 冥王たちは、誰が返事をするか。 暫し無言で、責任を押し付け合い。 ふたりの美女の、怖い視線に打ち負かされた冥王が 溜息をついてから、話し相手をはじめた。 「いや・・・・暑くないのかな〜とか思ってね」 「ふっ。なにを言うかと思えば」 男は、心底馬鹿にしたように呟き。 「我は武人。暑いの寒いのなどと言うような軟弱なやからとは違う」 胸を張って誇らしげに語る男。 「まあ、私たち魔族は・・・・もともと暑さも寒さも関係ないですわね」 こっそり呟く海王に、無言で頷き答える獣王。 「君の主張は、よ〜くわかったから・・・・ せめて・・・・夏らしい服装してくれない」 言っても無駄だろうな〜とか、思いながら話している冥王。 「武人たるもの、いついかなるときであろうと、戦いに備えるのは当然のこと」 男の返事を聞いて呆れ果てたかのように、しばし絶句していた冥王は、なんとか気を持ち直して話を続けた。 「あのね〜え。 わからない?君の姿・・・・・無茶苦茶浮いてる、って言うか・・・。 怪しさ大爆発の目立ちまくりなんだけど」 「その、ゴツくて暑苦しい恰好・・・・どうにかして。 そう言ってるのが、わかりませんの」 海王も、我慢の限界という表情で、冥王に加勢している。 「笑止。武人たる我にとって、この剣と鎧は魂そのもの。 誰がなんと言おうと、姿を変えるつもりはないわ」 魔族で1〜2を争う武人(覇王本人。談)の覇王は 真夏の太陽がギラギラ照り付ける。 ああああああああ暑い〜〜、どおしてこんなに暑いんだ〜〜。 そう絶叫しても可笑しく無いような状況で 相変わらず、銀色に輝く重装鎧を身につけていた。 どうやら観光客のみなさんは・・・・覇王のこの恰好に恐れをなして 係わらないようにしよう。そう思って近づかないようにしていたようだ。 「がまん大会でも、あるまいし・・・・それじゃあ武人というよりも 単なる・・・おバカ・・・ですわ」 「バ・・・バカ、って言うほうが、バカなんだぞ」 海王と舌戦を始めてしまった覇王。 「あ・・・・あの〜」 「バカ・・・・私のことを・・・・・バカって言いましたわね!」 「我の鎧姿を侮辱したダルフィンが悪いのだろうが!! だいたい、なんだ!そのチャラチャラした格好は、少しは恥じをしれ!!」 「言いましたわね。この考え無しの三流策士!」 「言ったがどうした。なんの役にも立たない薬の開発だけが楽しみのマッ○女」 「・・・・・・隊長・・・・この人たち・・・・話を聞いてくれません」 見れば、軽装鎧に身を包んだ10数名の男たちが傍に来ていた。 腰が引けまくっている若い男の情けない声に、隊長と呼ばれた大男は 額に青筋浮かべ。 「おい!貴様ら!!」 大声で海王と覇王を怒鳴りつけたが 『やかましい!!』 海王と覇王に同時に怒鳴り返され、その迫力に真っ青になり沈黙する隊長。 「なにか用か」 見るに見かねた獣王が声を掛け。 「は・・・はあ・・・・わ・・・・我々は・・・・この街の警備隊の者なのですが・・・・・・ あ・・・・あの〜・・・・そちらの方の格好ですが・・・・・・ 観光客の方々から・・・・“怖いから、ど〜にかしてください” そして地元の商店の方々から・・・・“あの格好に恐れをなして御客が入らなくて困る”と 苦情が寄せられまして・・・・・あの方の格好・・・・なんとかならないですか」 いきなし下手に出ている隊長さん。 「どうにか・・・・・と言うと・・・・迷惑にならないように軽く殺すとか・・・・ 人目につかないように海の底にでも沈める、とか、そおいうことか?」 後ろから大声で物騒なことを言っている、腰まで届く燃えるような赤毛を無造作に束ねている大男。 真っ白いフンドシ姿が妙に似合っている。 「ガーヴ。遅かったな」 「わりい、寝坊しちまった」 獣王に返事をしつつ豪快に笑う魔竜王。 「い・・・いえ・・・そんな過激なこと・・・ではなくて・・・・ごく普通の服装に着替えていただければ・・・・」 大量に汗をかきつつ答える隊長。 「だ、そうだ。どうするよ、フィブ」 「いや・・・・ど〜しろと言うの」 疲れた声でガーヴに返事をする冥王。 その横では、海王と覇王がギャンギャンと口喧嘩を続行中である。 「しゃあないな。あんまり、こおいう手は使いたくはなかったんだか・・・・・」 魔竜王は、海王と覇王の傍に近づき。 「・・・・・・・・・・・・・」 何事か囁(ささや)いた。 ビシッ! いったいなにを囁(ささや)いたのか。 その言葉を聞いて、硬直する海王と覇王。 「こいつは、着替えさせるか、この場から退場させる。それで良いか」 「はい。ありがとうごさいました。 では、よろしくお願いします」 ガーブに丁寧に返事をして、すごい速さでこの場から去って行く警備隊の方々。 「ねえねえ。ガーヴ。なんて言ったの」 楽しそうに聞く冥王の隣で、獣王も頷いている。 ガーヴはニヤッと苦笑しつつ。 「なに、あんまりうるせえと、また“あの服”を着たラルタークとラーシャートの姿を見せるぞ、って言ったのさ。 この前、異世界の懸賞で「せえらあ服」ってのが当ってな・・・・・・ 面白そうだったんで、ラルタークとラーシャートに着せてみたんだが・・・・・あれは・・・・ 中級魔族が、あっさり滅びるくらいのダメージ・・・・・あったぞ・・・・ おまけによ・・・・あのふたり・・・・レースクイーンだの兎さ耳付きバニーガールだの・・・・・ 妙な格好する趣味に目覚めちまってな・・・・・」 『う゛・・・・っ』 なにを思い描いてしまったのか、蒼い顔して固まる冥王と獣王。 「ガーヴ・・・・・君も苦労してるんだね」 「もし、ゼロスがそんな格好したら・・・・良く似合いそう♪・・・・じゃなくて・・・・ 部下の趣味にまで、どうこう言いたくは無いが・・・・ なんとかしようとは思わないのか」 どうにか復活したのか、しみじみと呟く冥王と、妙な想像をしてしまったのか多少顔が笑っている獣王。 「俺だってなあ・・・・できることなら・・・・ど〜にかしたいさ。 いっそのこと・・・・・さくっと殺すなり滅ぼすなりしたくなるけどよ・・・・ でもな・・・・あの格好したあいつ等に・・・・係わりあいたくない、ってのが本音さ・・・・ で、だ。俺だけ不幸なのは面白くないんでな。 ダルフィンとグラウが俺の所に来た時に、あの服を着たふたりの姿を た〜〜っぷりと見てもらったのさ」 ガーヴの話を聞いて、思わず同情の視線を海王と覇王へ向ける冥王と獣王。 「なんだったら、ラルタークとラーシャートを呼ぶか? あのふたりが・・・・どんな水着・・・着てるのか・・・見たいんならな・・・・・」 遠い目をして話すガーヴに、全力でブンブン顔を横に振り答える冥王と獣王。 「・・・・・王さま・・・・獣王さま」 目を開けるとゼロスが戻ってきていた。 どうやら、少しの間、眠ってしまったようだ。 「ゼロスか」 「あのお方からのご指示どおり、リナさんとガウリイさんには手出しをしないように通達しておきましたが・・・・。 北の魔王様からは別のご意思が伝わっていますから、多少の混乱は避けられないでしょうね」 「それはしかたあるまい」 とは言え、先に目覚められた魔王様の欠片は滅ぼされ。 今また目覚められた魔王様の欠片が、まさか同じ相手との戦いを望まれようとは・・・・・・。 「ふうっ」 思わず、ため息をついてしまった。 「ご苦労。下がって良いぞ」 何か言いたそうな表情に気づかなかった振りをして、ゼロスに告げると。 無言で一礼してゼロスの姿が消えていった。 あのリナ・インバースとガウリイ・ガブリエフは、共に旅して戦った仲間が 魔王様の欠片を宿していたと知ったら。 そして魔王様の魂に吸収されることなく、自らの意思で戦いを望んでいると知ったら。 どうするのだろう。 戦友(とも)との戦いか。 私が、あんな夢を見たのも、私らしくもなく。 こんなことを考えていたからかもしれないな。 まだ魔王様もご健在で、我ら腹心も全員そろっていた。遠い昔。 あの頃に比べて、今は魔王様はその身を七つに分けられ、ガーヴとフィブリゾも既になく。 ずいぶん寂しくなってしまったものだな。 さて、ダルフィンと一緒に次の段階の作業を開始するか。 あのお方の待つサイラーグへと、あの者たちをうまく呼び寄せられるとよいのだが・・・・・・・。 $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ ここまで読んでくださいました、心優しい方。ありがとうございます。 海辺で、ドタバタするギャグ・・・・・を書こうとしたのですが・・・・・・・。 海王様が、どんどん暴走してしまい。収集がつかなくなってしまいました(汗) その為、途中から路線が変わってしまいました。 どうやら自分には、海王様やゼロスさんの暴走を止めるのは、とても無理なようです。 もうすぐ夏休みが終わってしまいますね。 まだまだ暑いですが、お体にお気をつけて、お元気で。 では、失礼します。 |
30663 | お久しぶりです♪ | エモーション E-mail | 2004/8/30 00:59:19 |
記事番号30648へのコメント 猫楽者さん、こんばんは。 そしてお久しぶりです。小さな子の1年はかなりのものですから、 お子様方も大きくなられたでしょうね。お元気でお過ごしでしたでしょうか。 新作、楽しく読ませていただきました。 似合いすぎなガーヴ様のお姿もさることながら……ラルターク氏とラーシャート氏の 破壊力が凄すぎです(笑) そしてそれだけに、ラストがしんみりとしました。 > 「どうした?ゼロス」 > 「あの・・・・獣王さま・・・・会議に御出掛けになるのですよね」 > 「ああ、フィブはそう言っていた」 > 「じ・・・・じゃあ・・・なんで持ち物の一番最初に・・・水着・・って、書いてあるんですか? > しかも・・・・泳ぎが得意じゃない人は、浮き輪持参のこと。とか注意書きまでありますし・・・・」 > 「私に聞かれてもな・・・・フィブも・・・なにを考えているのか」 >どうやら、会議という名目で海に泳ぎに行くらしい・・・・・密かにそう思うゼロスであった。 会議、のはずなのに持ち物が水着では、ゼロスじゃなくても一瞬固まりますね。 素直に「社員旅行」と言えばいいのに(笑) >(水着ですか・・・・獣王さまと海王さまの水着姿は、ぜひ見てみたいですね〜。 ゼロスくん、ぽろりと本音(?)が出てますね。 でも、確かにこのお二人の水着姿なら、私も見てみたいです。 >いや、正確に言えば、フンドシ姿の魔竜王と覇王が・・・・ >海に向かって高笑いする姿(汗)を・・・・想像しかけて・・・・ >自分の想像に予想外の破壊力を感じてしまい・・・・慌てて、想像するのをやめたのだが・・・・ ……何だか絶句しちゃう光景ですね……(^_^;) ついでに、どっぱーんと二人が立っている岩場にぶつかって砕ける波まで 想像してしまいました。私……。とどめに大漁旗も(汗) > 「ゼロス。留守中のことだが・・・・・」 >間の悪いことに・・・・その状態のゼロスの前に・・・・獣王が現れた。 >目の前のゼロスの姿に、すっ、と目を細める獣王。 > 「ゼロス。私の水着が、そんなに珍しいか」 > 「じ・・・・獣王さま〜。誤解です。 > 僕は別に・・・・獣王さまの水着姿なんか想像したりしてないです〜」 珍しくゼロスが地雷を踏んでいますね。しかもかなり微妙な発言。 セクハラ(笑)な想像するな、という気分と同時に、それでもプライドはありますから、 カチンときますよ、これは(汗) >そう言いながら、右手の今まで持っていた迷彩模様のビキニタイプの水着と >左手の、どこから取り出したのか、鮮やかな蒼い色のセパレートタイプの水着を >見比べているゼロス。 何とか危機を回避したゼロス。 ……それにしても上司と部下で、しかも外見は異性同士で女性用の水着の品定めって…… かなり不思議な光景ですね……。 > 「私としては、どちらでも良いのだがな」 > 「両方お持ちする。というのはどうでしょうか。 > 海王さまとも、御相談して決めるのが良いのではないでしょうか。 > どちらの水着も、とても良くお似合いになると思います。 > できれば僕も、この水着を着た獣王さまの、お供がしたいです。 > 獣王さまの水着姿を御覧になれる、冥王さまと覇王さま、魔竜王さまが羨ましいです」 > 「ゼ・・・・ゼロス。あまり・・・か・・・・からかうな・・・・」 >赤い顔して照れている獣王が、照れ隠しのつもりだったのだろうか。 >右手のひらでゼロスを押した。 >ド・・・・ンッ! >音と供に獣王の水着を手にしたままのゼロスは、本人の意思とは係わり無く >壁をぶち破って、獣王の私室から退室させられていた。 結局、こうなっちゃうのですね、ゼロス。やはり不幸は彼の基本オプションなのですね。 >この世界屈指の実力を誇る。 >魔王の腹心たる方々が、疲れと諦めの入った視線を向けているのは、ひとりの中年男。 >鋭い眼差しを持った王者の威厳ただよう。 >名のある武人のような、鋭い気配をまとった男。 >周りの観光客も、男のまとった気配を恐れてか。 >遠巻きに見つめているだけだった。 明るい夏のビーチに、こんな人が立っていたら……楽しむどころじゃないですね、ほんと。 > 「笑止。武人たる我にとって、この剣と鎧は魂そのもの。 > 誰がなんと言おうと、姿を変えるつもりはないわ」 >魔族で1〜2を争う武人(覇王本人。談)の覇王は >真夏の太陽がギラギラ照り付ける。 >ああああああああ暑い〜〜、どおしてこんなに暑いんだ〜〜。 >そう絶叫しても可笑しく無いような状況で >相変わらず、銀色に輝く重装鎧を身につけていた。 …………根性、ですね(汗)魔族に暑さ寒さはあまり関係ないといっても、 その根性と信念は敬服ものです。 ビジュアル的に暑苦しくて、周囲の迷惑になってますが。 それにしても、今年の夏は本当に暑かったですね。 > 「バカ・・・・私のことを・・・・・バカって言いましたわね!」 > 「我の鎧姿を侮辱したダルフィンが悪いのだろうが!! > だいたい、なんだ!そのチャラチャラした格好は、少しは恥じをしれ!!」 > 「言いましたわね。この考え無しの三流策士!」 > 「言ったがどうした。なんの役にも立たない薬の開発だけが楽しみのマッ○女」 端から見ていると、暑さのために低レベルな口げんかが始まった……ようにしか 見えませんね。これは。 そして、この二人に仕事とは言え、注意をしなくてはならない隊長さん達は、 なんだかとても大変ですね。 > 「どうにか・・・・・と言うと・・・・迷惑にならないように軽く殺すとか・・・・ > 人目につかないように海の底にでも沈める、とか、そおいうことか?」 >後ろから大声で物騒なことを言っている、腰まで届く燃えるような赤毛を無造作に束ねている大男。 >真っ白いフンドシ姿が妙に似合っている。 さらりと凄いこと言ってますね、ガーヴ様(汗)そして真っ白なフンドシ……。 何故でしょう。私の脳裏には漁師のようなイメージしか浮かびません。 >魔竜王は、海王と覇王の傍に近づき。 > 「・・・・・・・・・・・・・」 >何事か囁(ささや)いた。 >ビシッ! >いったいなにを囁(ささや)いたのか。 >その言葉を聞いて、硬直する海王と覇王。 > > 「こいつは、着替えさせるか、この場から退場させる。それで良いか」 > 「はい。ありがとうごさいました。 > では、よろしくお願いします」 凄い……。ガーヴ様。あっさりその場を収めてしまいましたね。 > 「なに、あんまりうるせえと、また“あの服”を着たラルタークとラーシャートの姿を見せるぞ、って言ったのさ。 > この前、異世界の懸賞で「せえらあ服」ってのが当ってな・・・・・・ > 面白そうだったんで、ラルタークとラーシャートに着せてみたんだが・・・・・あれは・・・・ > 中級魔族が、あっさり滅びるくらいのダメージ・・・・・あったぞ・・・・ > おまけによ・・・・あのふたり・・・・レースクイーンだの兎さ耳付きバニーガールだの・・・・・ > 妙な格好する趣味に目覚めちまってな・・・・・」 ぼんっ!(大爆発) す、凄まじい破壊力です……。「せえらあ服」のラルターク氏とラーシャート氏……(汗) しかも目覚めたって……(滝汗) それにしても「セーラー服」が景品な異界の懸賞って……(汗) > 「俺だってなあ・・・・できることなら・・・・ど〜にかしたいさ。 > いっそのこと・・・・・さくっと殺すなり滅ぼすなりしたくなるけどよ・・・・ > でもな・・・・あの格好したあいつ等に・・・・係わりあいたくない、ってのが本音さ・・・・ > で、だ。俺だけ不幸なのは面白くないんでな。 > ダルフィンとグラウが俺の所に来た時に、あの服を着たふたりの姿を > た〜〜っぷりと見てもらったのさ」 >ガーヴの話を聞いて、思わず同情の視線を海王と覇王へ向ける冥王と獣王。 一瞬妙な想像されたゼロスが、ここでも不幸と思っていましたが、やはり今回の 不幸大賞は覇王さまとダルフィン様……ですね。現物を見せられたのですか……ははは(汗) > 「なんだったら、ラルタークとラーシャートを呼ぶか? > あのふたりが・・・・どんな水着・・・着てるのか・・・見たいんならな・・・・・」 >遠い目をして話すガーヴに、全力でブンブン顔を横に振り答える冥王と獣王。 ……いったい、どんな水着なんでしょう……(遠い目) やはりぴちぴちブーメランパンツかな……(遠い目&口からエクトプラズム) > 「あのお方からのご指示どおり、リナさんとガウリイさんには手出しをしないように通達しておきましたが・・・・。 > 北の魔王様からは別のご意思が伝わっていますから、多少の混乱は避けられないでしょうね」 > 「それはしかたあるまい」 >とは言え、先に目覚められた魔王様の欠片は滅ぼされ。 >今また目覚められた魔王様の欠片が、まさか同じ相手との戦いを望まれようとは・・・・・・。 目覚めたゼラス様の時間軸は、原作最終巻辺りなのですね。 この状況。魔族としては本当に頭が痛い状況でしょうね。 >戦友(とも)との戦いか。 >私が、あんな夢を見たのも、私らしくもなく。 >こんなことを考えていたからかもしれないな。 >まだ魔王様もご健在で、我ら腹心も全員そろっていた。遠い昔。 >あの頃に比べて、今は魔王様はその身を七つに分けられ、ガーヴとフィブリゾも既になく。 >ずいぶん寂しくなってしまったものだな。 ゼラス様が見ていた夢は、昔の出来事だったのですね。 降魔戦争の後、離反したガーヴ様との戦うことは、ゼラス様にとって 複雑なものだったのですね。 そして一気に減ってしまった仲間。ちょっと、しみじみ思ってしまうのでしょうね。 >ここまで読んでくださいました、心優しい方。ありがとうございます。 >海辺で、ドタバタするギャグ・・・・・を書こうとしたのですが・・・・・・・。 >海王様が、どんどん暴走してしまい。収集がつかなくなってしまいました(汗) >その為、途中から路線が変わってしまいました。 >どうやら自分には、海王様やゼロスさんの暴走を止めるのは、とても無理なようです。 > >もうすぐ夏休みが終わってしまいますね。 >まだまだ暑いですが、お体にお気をつけて、お元気で。 >では、失礼します。 > ゼラス様にとって、楽しかった昔の時間の一コマ。 バタバタとした楽しさと、もうその頃には戻れない寂しさの対比が出ていて良かったです。 海王様はどなたが書かれても、割合のびのびと動いていますよね。 原作ラストの、あの会話のせいでしょうか。原作の持つパワー、あなどりがたしですね。 それでは、今日はこの辺で。 暑さ寒さも彼岸まで、とは言いますが、つい先週あたりまでの暑さと、 ここ最近の気温の低さの極端さは凄いものがありますね。 風邪などひかないようお気を付け下さいませ。 次に書かれる作品を、楽しみにお待ちしていますね。 では、失礼します。 |
30664 | ありがとうございました♪ | 猫楽者 E-mail | 2004/8/30 12:13:03 |
記事番号30663へのコメント >猫楽者さん、こんばんは。 こんにちは、お久しぶりです、エモーションさん。 読んでいただきまして、ありがとうございます。 とても丁寧な感想を、本当にありがとうございます。 >そしてお久しぶりです。小さな子の1年はかなりのものですから、 >お子様方も大きくなられたでしょうね。お元気でお過ごしでしたでしょうか。 ありがとうございます。おかげさまで家族みんな元気にすごしております。 上の子は幼稚園の夏休み、毎日セミ採りをしています。 下の子はつかまり立ちをしたりハイハイをしたりして、目が離せません。 >新作、楽しく読ませていただきました。 >似合いすぎなガーヴ様のお姿もさることながら……ラルターク氏とラーシャート氏の >破壊力が凄すぎです(笑) >そしてそれだけに、ラストがしんみりとしました。 季節外れになるギリギリの所でした。 魔竜王軍がコスプレ軍団になってしまいました(笑) 『王女様と私』。とても楽しく読ませていただきました。 振り回される魔剣士さま(笑)、そして良いコンビのエヴァンジェリンさん。 オーソンさんにユストゥスさん、エヴァンジェリンさんは本当に慕われていますね。 『石』の見せた過去の出来事とレゾさんのお言葉。 長い時間を経て『石』は持ち主の所へと戻って来たのですね。 >> 「じ・・・・じゃあ・・・なんで持ち物の一番最初に・・・水着・・って、書いてあるんですか? >> しかも・・・・泳ぎが得意じゃない人は、浮き輪持参のこと。とか注意書きまでありますし・・・・」 >> 「私に聞かれてもな・・・・フィブも・・・なにを考えているのか」 >>どうやら、会議という名目で海に泳ぎに行くらしい・・・・・密かにそう思うゼロスであった。 > >会議、のはずなのに持ち物が水着では、ゼロスじゃなくても一瞬固まりますね。 >素直に「社員旅行」と言えばいいのに(笑) 魔族の幹部の社員旅行。 なぜでしょうか。夜の宴会でゼロスさんが何か宴会芸をやらされたり。 棒太郎さんの『ある愛の光景〜北の国から編〜』のようにシェーラさんが からみ酒でひどい目にあっている、ところを想像してしまいました(笑) >>(水着ですか・・・・獣王さまと海王さまの水着姿は、ぜひ見てみたいですね〜。 > >ゼロスくん、ぽろりと本音(?)が出てますね。 >でも、確かにこのお二人の水着姿なら、私も見てみたいです。 配下の方々も、獣王さまと海王さまのファンの方が沢山いるのでしょうね。 私も見てみたいです。 >>いや、正確に言えば、フンドシ姿の魔竜王と覇王が・・・・ >>海に向かって高笑いする姿(汗)を・・・・想像しかけて・・・・ >>自分の想像に予想外の破壊力を感じてしまい・・・・慌てて、想像するのをやめたのだが・・・・ > >……何だか絶句しちゃう光景ですね……(^_^;) >ついでに、どっぱーんと二人が立っている岩場にぶつかって砕ける波まで >想像してしまいました。私……。とどめに大漁旗も(汗) 砕け散る波と太陽の光りに照らされて・・・・・大漁旗を手にしている・・・・おふたり・・・・。 違和感・・・ありませんね・・・・。 思わず・・・見なかったことにしよう・・・・そう思ってしまいそうです(汗) >>目の前のゼロスの姿に、すっ、と目を細める獣王。 >> 「ゼロス。私の水着が、そんなに珍しいか」 >> 「じ・・・・獣王さま〜。誤解です。 >> 僕は別に・・・・獣王さまの水着姿なんか想像したりしてないです〜」 > >珍しくゼロスが地雷を踏んでいますね。しかもかなり微妙な発言。 >セクハラ(笑)な想像するな、という気分と同時に、それでもプライドはありますから、 >カチンときますよ、これは(汗) ゼロスさんに地雷を踏んでいただきました。 なぜか毎回不幸なめに遭ってしまうゼロスさん(笑) プライドの高い獣王さまのお怒りをかってしまうところでした。 >>そう言いながら、右手の今まで持っていた迷彩模様のビキニタイプの水着と >>左手の、どこから取り出したのか、鮮やかな蒼い色のセパレートタイプの水着を >>見比べているゼロス。 > >何とか危機を回避したゼロス。 >……それにしても上司と部下で、しかも外見は異性同士で女性用の水着の品定めって…… >かなり不思議な光景ですね……。 たしかに、不思議な光景ですね。 獣王さまとゼロスさんのご関係を知らない方が見たら、あのふたりはどういう関係なのだろう、とか 思ってしまいそうですね。 >> 「私としては、どちらでも良いのだがな」 >> 「両方お持ちする。というのはどうでしょうか。 >> 海王さまとも、御相談して決めるのが良いのではないでしょうか。 >> どちらの水着も、とても良くお似合いになると思います。 >> できれば僕も、この水着を着た獣王さまの、お供がしたいです。 >> 獣王さまの水着姿を御覧になれる、冥王さまと覇王さま、魔竜王さまが羨ましいです」 >> 「ゼ・・・・ゼロス。あまり・・・か・・・・からかうな・・・・」 >>赤い顔して照れている獣王が、照れ隠しのつもりだったのだろうか。 >>右手のひらでゼロスを押した。 >>ド・・・・ンッ! >>音と供に獣王の水着を手にしたままのゼロスは、本人の意思とは係わり無く >>壁をぶち破って、獣王の私室から退室させられていた。 > >結局、こうなっちゃうのですね、ゼロス。やはり不幸は彼の基本オプションなのですね。 そうなのです。ご出演していただく度に毎回不幸な目に遭ってしまいます。 自分がゼロスさんのファンなので、よくご出演していただきますので、もう諦めていただくしかないようです(笑) ゼロスさんの場合、オプションのマテリアルも不幸属性(笑)のものが付いていそうです。 >>この世界屈指の実力を誇る。 >>魔王の腹心たる方々が、疲れと諦めの入った視線を向けているのは、ひとりの中年男。 >>鋭い眼差しを持った王者の威厳ただよう。 >>名のある武人のような、鋭い気配をまとった男。 >>周りの観光客も、男のまとった気配を恐れてか。 >>遠巻きに見つめているだけだった。 > >明るい夏のビーチに、こんな人が立っていたら……楽しむどころじゃないですね、ほんと。 子供が指差して、『ねえねえ。あれなに?』、とか言いそうですね。 自分でしたら・・・・・・見なかったことにして、別の海岸で泳ぐようにします。 >> 「笑止。武人たる我にとって、この剣と鎧は魂そのもの。 >> 誰がなんと言おうと、姿を変えるつもりはないわ」 >>魔族で1〜2を争う武人(覇王本人。談)の覇王は >>真夏の太陽がギラギラ照り付ける。 >>ああああああああ暑い〜〜、どおしてこんなに暑いんだ〜〜。 >>そう絶叫しても可笑しく無いような状況で >>相変わらず、銀色に輝く重装鎧を身につけていた。 > >…………根性、ですね(汗)魔族に暑さ寒さはあまり関係ないといっても、 >その根性と信念は敬服ものです。 >ビジュアル的に暑苦しくて、周囲の迷惑になってますが。 たしかに、見た目・・・・・怖いですが。 信念の人(人ではなく魔族さんでした)ですね。 流石は魔族の大幹部さん。ただものではないですね(笑) >それにしても、今年の夏は本当に暑かったですね。 本当に暑かったですね。 朝の通勤は、まだ涼しい間に移動していましたが、帰りは暑くて大変でした。 >> 「バカ・・・・私のことを・・・・・バカって言いましたわね!」 >> 「我の鎧姿を侮辱したダルフィンが悪いのだろうが!! >> だいたい、なんだ!そのチャラチャラした格好は、少しは恥じをしれ!!」 >> 「言いましたわね。この考え無しの三流策士!」 >> 「言ったがどうした。なんの役にも立たない薬の開発だけが楽しみのマッ○女」 > >端から見ていると、暑さのために低レベルな口げんかが始まった……ようにしか >見えませんね。これは。 >そして、この二人に仕事とは言え、注意をしなくてはならない隊長さん達は、 >なんだかとても大変ですね。 大変ですよね。 お祭りのとき酔っ払いどうしのケンカを仲裁している警備の方とか、本当に大変そうです。 ましてや・・・・お相手が・・・・このおふたりですから(汗) >> 「どうにか・・・・・と言うと・・・・迷惑にならないように軽く殺すとか・・・・ >> 人目につかないように海の底にでも沈める、とか、そおいうことか?」 >>後ろから大声で物騒なことを言っている、腰まで届く燃えるような赤毛を無造作に束ねている大男。 >>真っ白いフンドシ姿が妙に似合っている。 > >さらりと凄いこと言ってますね、ガーヴ様(汗)そして真っ白なフンドシ……。 >何故でしょう。私の脳裏には漁師のようなイメージしか浮かびません。 すいません(汗)、ガーヴさま→海水浴→真っ白いフンドシ。 なぜか上記のように連想してしまったものでして。 漁船に乗って漁をしているガーヴさま、フンドシ姿で舳先の所で腕組みして笑っているお姿が・・・・。 頭に浮かんでしまいました。 >>魔竜王は、海王と覇王の傍に近づき。 >> 「・・・・・・・・・・・・・」 >>何事か囁(ささや)いた。 >>ビシッ! >>いったいなにを囁(ささや)いたのか。 >>その言葉を聞いて、硬直する海王と覇王。 >> >> 「こいつは、着替えさせるか、この場から退場させる。それで良いか」 >> 「はい。ありがとうごさいました。 >> では、よろしくお願いします」 > >凄い……。ガーヴ様。あっさりその場を収めてしまいましたね。 流石は魔竜王さまです。 そして・・・・・このまま終われば・・・・・平和だったのですが(汗) >> 「なに、あんまりうるせえと、また“あの服”を着たラルタークとラーシャートの姿を見せるぞ、って言ったのさ。 >> この前、異世界の懸賞で「せえらあ服」ってのが当ってな・・・・・・ >> 面白そうだったんで、ラルタークとラーシャートに着せてみたんだが・・・・・あれは・・・・ >> 中級魔族が、あっさり滅びるくらいのダメージ・・・・・あったぞ・・・・ >> おまけによ・・・・あのふたり・・・・レースクイーンだの兎さ耳付きバニーガールだの・・・・・ >> 妙な格好する趣味に目覚めちまってな・・・・・」 > >ぼんっ!(大爆発) >す、凄まじい破壊力です……。「せえらあ服」のラルターク氏とラーシャート氏……(汗) >しかも目覚めたって……(滝汗) あああああああああ、エモーションさん大丈夫ですか。 すいません。久々にTRYのガーヴさまの“あの”お姿を見て・・・・・脳内で魔竜王軍の他の方々の 同じようなイメージを思い浮かべてしまいました(汗) >それにしても「セーラー服」が景品な異界の懸賞って……(汗) ガーヴさま・・・・・どんな懸賞にご応募したのでしょうね(汗) >> 「俺だってなあ・・・・できることなら・・・・ど〜にかしたいさ。 >> いっそのこと・・・・・さくっと殺すなり滅ぼすなりしたくなるけどよ・・・・ >> でもな・・・・あの格好したあいつ等に・・・・係わりあいたくない、ってのが本音さ・・・・ >> で、だ。俺だけ不幸なのは面白くないんでな。 >> ダルフィンとグラウが俺の所に来た時に、あの服を着たふたりの姿を >> た〜〜っぷりと見てもらったのさ」 >>ガーヴの話を聞いて、思わず同情の視線を海王と覇王へ向ける冥王と獣王。 > >一瞬妙な想像されたゼロスが、ここでも不幸と思っていましたが、やはり今回の >不幸大賞は覇王さまとダルフィン様……ですね。現物を見せられたのですか……ははは(汗) ゼロスさん。獣王さまにいろいろな服を着せられてしまうかもです(笑) 覇王さまと海王さま・・・・・不幸なめに遭ってしまいました。 あのお姿のおふたりの破壊力に対抗できるのは・・・・・おなじ服を着た・・・・・ フィルさん・・・・と・・・TRYの黄金竜の最長老さん・・・・くらいでしょうか(汗) >> 「なんだったら、ラルタークとラーシャートを呼ぶか? >> あのふたりが・・・・どんな水着・・・着てるのか・・・見たいんならな・・・・・」 >>遠い目をして話すガーヴに、全力でブンブン顔を横に振り答える冥王と獣王。 > >……いったい、どんな水着なんでしょう……(遠い目) >やはりぴちぴちブーメランパンツかな……(遠い目&口からエクトプラズム) エ・・・エモーションさん、大丈夫ですか。 乙女の祈りのコスチュームを着たアメリアさんとリナさんのお姿や、なにか美しいものを思い描いて 頭に浮かんだ恐ろしいイメージを打ち破ってください。 >> 「あのお方からのご指示どおり、リナさんとガウリイさんには手出しをしないように通達しておきましたが・・・・。 >> 北の魔王様からは別のご意思が伝わっていますから、多少の混乱は避けられないでしょうね」 >> 「それはしかたあるまい」 >>とは言え、先に目覚められた魔王様の欠片は滅ぼされ。 >>今また目覚められた魔王様の欠片が、まさか同じ相手との戦いを望まれようとは・・・・・・。 > >目覚めたゼラス様の時間軸は、原作最終巻辺りなのですね。 >この状況。魔族としては本当に頭が痛い状況でしょうね。 覇王将軍シェーラさんも滅んでしまっていますし、覇王さまもダメージをうけてしまい活動していませんし。 後、私の中では、海王さまがこの状況を楽しくでいるようなイメージがありますので(汗) 獣王さまが、苦労なさってしまっているように感じております。 >>戦友(とも)との戦いか。 >>私が、あんな夢を見たのも、私らしくもなく。 >>こんなことを考えていたからかもしれないな。 >>まだ魔王様もご健在で、我ら腹心も全員そろっていた。遠い昔。 >>あの頃に比べて、今は魔王様はその身を七つに分けられ、ガーヴとフィブリゾも既になく。 >>ずいぶん寂しくなってしまったものだな。 > >ゼラス様が見ていた夢は、昔の出来事だったのですね。 >降魔戦争の後、離反したガーヴ様との戦うことは、ゼラス様にとって >複雑なものだったのですね。 >そして一気に減ってしまった仲間。ちょっと、しみじみ思ってしまうのでしょうね。 ゼロスさんはリナさんに『あんた、笑いながら仲間を見捨てるタイプてでしょ』、と言われたとき。 『だからこそ魔族なんですよ』と、返事をしておりましたが シェーラさんの覇王さまへお仕えする姿勢と、ラギアーソンさんのジョンへの愛情などから 魔族にも、こんな感情があるのではないか。そう思いました。 >ゼラス様にとって、楽しかった昔の時間の一コマ。 >バタバタとした楽しさと、もうその頃には戻れない寂しさの対比が出ていて良かったです。 ありがとうございます。 魔族でも過ぎ去ってしまった時間は戻せない、在りつづけようとする方々とは 相容れない滅びを望む種族とはいえ、楽しい、懐かしいと思う。 途中から一気に雰囲気が変わってしまいますので、どちらも中途半端になってしまほないか 心配でした。そう言っていただてホッとしております。 >海王様はどなたが書かれても、割合のびのびと動いていますよね。 >原作ラストの、あの会話のせいでしょうか。原作の持つパワー、あなどりがたしですね。 原作の海王さまと獣王さま、出番は短かったのですが、とても印象的でしたね。 海王さまがドンドン過激になってしまいました(汗) 覇王さまとの激戦になってしまい・・・・・水蒸気爆発はするは・・・ビーチは壊滅状態になってしまうし・・・・。 どうしょうか数日悩んだのですが・・・・・どうにも出来ないのでカットさせていただきました。 >それでは、今日はこの辺で。 >暑さ寒さも彼岸まで、とは言いますが、つい先週あたりまでの暑さと、 >ここ最近の気温の低さの極端さは凄いものがありますね。 >風邪などひかないようお気を付け下さいませ。 読んでくださいまして、ありがとうございます。 毎回、とても丁寧な感想を本当にありがとうございます。 急に涼しくなりましたので、エモーションさんもお体にお気をつけて、お元気で。 >次に書かれる作品を、楽しみにお待ちしていますね。 ありがとうございます。 自宅で夜PCを使う時間がなかなか無いものでして、もう少ししたら また何か書かせていただけたらと思っております。 >では、失礼します。 もうすぐ9月になるのですね。 丁寧な感想をありがとうございました。 では、失礼します。 |