◆−魂の帰還−惣流 舞 (2004/9/4 03:12:12) No.30679 ┗Re:魂の帰還−さくら (2004/9/4 19:21:47) No.30684 ┗遅くなって申し訳ありません!−惣流 舞 (2004/9/7 21:15:01) No.30695
30679 | 魂の帰還 | 惣流 舞 E-mail | 2004/9/4 03:12:12 |
多分はじめましてが多いと思います。惣流です。 そうでない方、今日和です。惣流です。 あーなんか前書き面倒だな。省略。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――――お帰りなさい。 ―――――ただいま。 意識が、漂う。 ここは何処だ?真っ暗だ。 俺は誰だ? いや、そもそも俺とはなんだ? ――――――――ああ。思い出したよ。 すまないな、お前ら。 すまないな、俺の愛する人。 守れなかったよ。約束。 「あれほど言ったのに。人を嫌いにならないで、って」 「すまないな。不特定多数の人間を好きになれるほど優しく出来てなかったみたいだ」 俺がそう言うと彼女は驚いて。目を、見開いた。 「貴方からそんな言葉が聞こえるとは思わなかったわ」 一体どういった風の吹き回し?と彼女は尋ねる。 「そんなに意外、だったか?」 「ええ」 即答かよ。 ああ、彼女と居ると。 「貴方は私の名前を叫んでいるばかりだったから」 「確かにな」 自然に笑みが浮かぶ。 「でも、これでも結構頑張ってはみたんだぜ?」 少し拗ねたように言ってみせる。 「知ってるわよ」 今度は俺が目を見開く番だった。 「私は、いつも貴方とともに居たから」 そう言って彼女は微笑む。 「――――――じゃあ、情けない所もみせちまったな」 笑ってみせる。 口元だけでも。 「いつも見ていたから。平気よ」 「そいつは、手厳しいな」 おどけたように肩を竦めて見せる。 だが、彼女は俺の偽りを見抜いている。 かなわねぇなぁ。 そして彼女はふわりと微笑むと、俺を包み込むように後ろから抱きしめた。 沈黙が、降りる。 「本当に、すまなかった」 「助けられなかった」 「守れなかった」 「約束、破っちまった」 「あの人たちに、迷惑、かけてしまいました」 「ああ」 「悲しいおもいを、させてしまいました」 「ああ」 「本当に、優しい人たちでした」 「――――――ああ」 「謝らないと」 「お礼を言わないと」 「わかっているよ」 「しゃくだけどな」 「ところで、ここは何処なんだ?」 呟くと、背中の温もりが消える。 不安になって、回りを見渡す。 俺の愛しい彼女は、何処にもいない。 その代わり居たのは、金の女神――――いや、死神? 全てを超越した、存在。 「ここは混沌」 「魂の生まれ出ところにして」 「魂の帰還場所」 ――――――――――――お帰りなさい ――――――――――ただいま ――――――――――――ここでゆっくりと、休みなさい ――――――――――そう、させてもらうか。いささか疲れた ――――――――――――大丈夫。また、彼女には会えるわ ――――――――――今、何処に居るんだ ――――――――――――ここよりはるか遠くにして 貴方のすく傍に。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― わぁ何か意味不明です。 ルクミリ系を目指して玉砕★ もうちょっと言ってみるとルークがマザコンくさい。 あ、エル様じゃなくミリーナが母。 もう一つのお題・原作8巻バージョンのエル様を書こう。 見事に玉砕★ でわ。ここまで読んでくださった皆様、どうも有り難うございました。 |
30684 | Re:魂の帰還 | さくら | 2004/9/4 19:21:47 |
記事番号30679へのコメント どぉもさくらですv 見つけて読む前から「レスしようっ!」って思ってしまいました(汗) 今回は珍しく引用無しで。短く(苦笑) ルクミリですね。 この二人はどこかすれ違っててかなり切ないです。 だから死んでしまった後、素直な気持ちを伝えて欲しいなぁと個人的に思っていました。 惣流さんの話は凄くやわらかくて優しい雰囲気がして。 それがミリ―ナやL様に出ている気がします。 ルークも丸いし。 月のような、優しく包み込むような感じが・・・ この二人は死んでしまってからの方が幸せだったのでしょうか? 生きている時よりも、死んでしまってからの方が。 一緒になれて? なんだかそういうのは悲しいなぁと思いました。 小学生の感想文でした(汗) ほんとに上手くいえなくてごめんなさい。 それでは、また惣流さんの小説を読める事を楽しみにしています。 |
30695 | 遅くなって申し訳ありません! | 惣流 舞 E-mail | 2004/9/7 21:15:01 |
記事番号30684へのコメント >どぉもさくらですv どうもです。惣流です。遅くなって申し訳ありません(汗) >見つけて読む前から「レスしようっ!」って思ってしまいました(汗) ありがとうございます。あわわわ(焦) >ルクミリですね。 >この二人はどこかすれ違っててかなり切ないです。 >だから死んでしまった後、素直な気持ちを伝えて欲しいなぁと個人的に思っていました。 うーん。私はお互いに本当の気持ちはわかっていたんだと思います。 ただ、まぁルークは不安だからあんなにミリーナ愛!を主張していたかもしれませんが。 惣流的思考です(笑) >惣流さんの話は凄くやわらかくて優しい雰囲気がして。 そそそそそそんな!!(焦) 嬉しいのですが、・・・・・・恥ずかしいです。ぎゃあ。 >それがミリ―ナやL様に出ている気がします。 >ルークも丸いし。 >月のような、優しく包み込むような感じが・・・ そういうイメージですか。。。ふむふむ(笑) あ、だから私がルークがマザコンクサイと思ったんですね★(爆) > >この二人は死んでしまってからの方が幸せだったのでしょうか? > >生きている時よりも、死んでしまってからの方が。 >一緒になれて? >なんだかそういうのは悲しいなぁと思いました。 うーん。。。でもそれではミリーナを失って悲しんで、世界を憎んだルークは?ということになりますよね。 この二人は本当に難しいと思います。ちゃんと『生きて』幸せになってほしかったです。 > >小学生の感想文でした(汗) > >ほんとに上手くいえなくてごめんなさい。 そそそんな!感想というものは言葉じゃなくて心っだと思います。それに、惣流も感想書くの苦手ですし(そこか) >それでは、また惣流さんの小説を読める事を楽しみにしています。 > ありがとうございます。頑張ります。 さくらさんも頑張ってくださいね☆ でわでわ。失礼致します。 レスが遅くなり、本当に申し訳ありませんでした。 惣流 舞 |