◆−生か死か・外伝 キャラプロフ公開 その2−煌天由亜 (2004/11/12 23:00:25) No.30898 ┗生か死か CASE6−10 My Love Is Yours−煌天由亜 (2004/11/14 21:57:13) No.30908 ┣生か死か CASE6−11 My Love Is Yours A−煌天由亜 (2004/11/21 22:47:04) No.30917 ┗生か死か CASE6−12 SHADOW・MOON OF REGRET−煌天由亜 (2004/11/28 23:22:14) No.30931
30898 | 生か死か・外伝 キャラプロフ公開 その2 | 煌天由亜 | 2004/11/12 23:00:25 |
??:じゃ、始める? ユア;はい。では二人目はこの人。 名前・所属名・そこでの称号をどうぞ。 エン;名前は、エンドレス=クロス=ヴィンセント。 所属は、≪アマスガス≫。 称号は、≪ENVY(嫉妬)≫と≪恋人≫ 前者は、お父様の直属としての称号で、後者が二十二人衆としての称号。 ユア:長々とありがとう。 では、家族構成は? エン;お父様と同じ作られた妹と弟が六人・・・一人は半分娘ね。 後、お父様の血の繋がった子供が5人だね。 ユア;大家族ですね。 誕生日・星座・血液型・出身を。 エン;誕生日と星座はパス覚えてないから。 血液型は、B型。出身は実験水槽の中。 ユア;出身ってそこじゃなくて地名で。 エン;わかんない。 ユア;・・・・身体的特徴は? エン;遺伝子いじられたり、脳みそいじられたせいか左右の瞳の色違うんだよね。 でも、普段はよく見ないとわかんないよ、興奮したりすればはっきりするけど。 ユア:趣味・特技を。 エン:趣味はね、ルナをウォッチングすることと料理 特技は、和食系なら何でも作れること。 ユア;意外と言うか半ストーカ-というか。 自分の長所・短所は? エン;冷静に物事見れること? 短所は、ルナの事になると他のことは見捨てること。 ユア;激ラブですねぇ・・・。 好きな色、好きな&嫌いな食べ物をどうぞ。 エン;色はね、薄い紫。ルナの髪の色だし。 好きなのは、ジャンクフ−ド 嫌いなのは、マナ−のうるさいの全部。 ユア;現代っ子ですね。 好きな果物、お菓子、飲み物を。 エン;果物は、クルミと葡萄。 お菓子は、やっぱポテチのコンソメでしょ。 飲み物は、ファンタグレ−プ。 ユア;胡桃は・・分類上果物だけど・・・・。 ・・(気を取り直し)普段どんな格好しますか? エン;大体フ−ドつきのを上に着て、下はジ−パン。 後は、金の十字架をつけてるよ。 ユア;カジュアルチックな装いですね。 寝るときの格好は? エン;年中、タンクトップに黒のズボン。 ユア;まともだなぁ(遠い目) 一人暮らしですか誰かと同居してますか? エン;一応家族と仲間と同居してる。 でも、ノリはアパ−トかマンション? ユア;個室ですもんね。 『一日』の睡眠時間は? エン;・・・・『一ヶ月』3時間かな。 ユア;『一日』は? エン;ほとんど寝ない・・ってか眠れない。 上の3時間も、象でも眠る睡眠薬が無いと無いしね。 ユア;不健康ですね。 ケイタイ持っていますか? エン;持っているよ、アドレスは仕事のだけだけどね。 あと、ビルトちゃんのもあるか。 着メロは、『アナタといたい』 ユア;・・・・甘そうな曲で。 心編行きましょうか。 好きな異性のタイプは? エン;んと、自分の生き方に信念持っている人。 ユア;・・・。 これが、殺し文句だってありますか? エン:『ねぇ、側にいてよ。 ○○がいないと寂しいよ。』かな。 ユア;・・・甘いかつキザですね。 その人が死んだらどうします? エン;あと追いたいけど・・・この身体じゃできないし。 多分、世捨て人になる。 ユア;その人がピンチです。 でもその人を見捨てれば、大勢は助かります、どうしますか? エン:決まってんじゃん、その人を助ける。 他の奴らはどうでもいい。 ユア:・・貴方らしい。 守りたい人は? エン;ルナ。 ユア;そくとうですね。 感情は表に出るほうですか? エン;ニセモノというか・・ある程度は出るほうだね ユア;外面・内面を自己分析してください。 エン;外見は、黒髪にオッドアイ。後は背は高めかな。 内面は、愛情表現に歪み有? ユア:ええと、最後にリクエストしてくれた 神高 紅さんに一言。 エン:俺のどうだった? 本編にもでるから、その時は感想くれると俺ももっと頑張るぜ。 ユア;それでは、おそらく本編で。 |
30908 | 生か死か CASE6−10 My Love Is Yours | 煌天由亜 | 2004/11/14 21:57:13 |
記事番号30898へのコメント ところで、時間は少し戻り、月陽達が、テ−マパ−クに入った頃ののこと。 「セレスお兄ちゃん、アレ乗ろ-。」 「おっし、じゃ行くか。 ・・・・どうした白亜、テンション低いぞ?」 「一応、俺17歳。」 「あのな、こういうとこではな誰でも童心に戻れるんだぞ。」 まあ、確かに中学卒業して家族連れで、某有名遊園地以外行く人は少数派だろう。 しかし、それでも昼のチャイムがなることには、アルとも打ち解け、白亜は一緒にオレを引きずりまわした。 そして、午後の2時過ぎのこと・・・・・・。 「月陽=ナナシかい? 今日は交渉をしに来た。」 アルが眠り、ベルも眠り、白亜も眠り、俺がふと気が付くとオレと目の前にいる『父』の若い頃に似た青年以外眠っていた。 「・・貴様は?」 「エンドレス=クロス=ヴィンセント。 ≪アマスガス≫は、【七罪】長兄にしてまとめ役。」 「それはどうもご丁寧に。」 そいつは、ルナを狙っている男の一人のクロスだった。 兄として、オレが戦うべき相手だろうと予想はしていたが、こう言う展開は予想していなかったな。 「で、何の交渉だって?」 「・・俺の背の君・・・ルナ=ジャスティこと若槻月夜の身柄をこっちに渡してくれないかな?」 「嫌だね。 こっちに何のメリットもない。言っとくが金では動かんぞ。」 「メリット?そんな者で君は動かないんだ? ずっと影として、≪ウィスパ−ズ≫と一緒にいた君なら解っている筈でしょ? ≪ウィスパ−≫同士は、惹かれ合う。 それを止めたら、脳をいじくられている俺はともかくルナは、狂っちゃうでしょう?」 くつくつと、彼は笑っているが、彼が口にした言葉は嘘でも脅しでもなんでもない。 オレが、それを一番知っている。 「・・・・何がしたい?」 「ただ、ルナが欲しいだけ。 それが、アイスルってことだろ?」 「それだけじゃね〜だろ? アレを確実絶対的に、施術するなら術者の命を賭けるしかない!!」 アレ−≪死無≫は、言術レベル・ランクSSS。≪復活≫に告ぐ難度の術である。 自分に掛けるのも、他人に掛けるのも危険が伴う術なのだ。 「でも、ちゃんとアイスルけど?」 「どこまで・・・。」 「そこまで!!」 オレの言葉を遮って、空間をわたって出てきたのは、月夜とネコ耳少年だった。 −−−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ ユア;さて、意識のはっきりした状態でルナが、クロス君に合うのは次回ですね。 永蓮:・・・・お前、最初、ほのぼのだのあまあまだとか言ってなかったか? ユア;(笑顔できっぱりと)予定は未定です。 闇;≪占札ノ姫≫、それは浅慮というものではないのかね? 霧;≪到達者≫といえど、流れは変えりえぬもの。 ユア;今回から、吹雪さんの正式にロス君を使ってもいいよ の許可が出るまで、この三人と行きます。 永蓮:(口元のみの笑顔)何故、この二人とだ? 闇:今は、関係ないだろうに、受け継いだ物の敵対なんぞ。 ユア;まあまあ、この場は私の顔を立てて穏やかにね。 三人;黙って。 ユア;・・・はい。 というような感じで、余裕のある回はやってきます。 それでは、また次回。 |
30917 | 生か死か CASE6−11 My Love Is Yours A | 煌天由亜 | 2004/11/21 22:47:04 |
記事番号30908へのコメント 「背の君、自ら来たのか。 なら、直接交渉しよう。 ルナ=ジャスティ、俺の所へ来る気はないか?」 「はい?」 月陽兄さんや白亜達が危ないと聞いて、空間を渡ってきて、初めて聞いたのが先の科白だった。 しかも、それは2月の吸血鬼事件の時、私の中の≪ウィスパ−ズ≫を止めたフ−ドの男だった。 「だから、俺と結婚しようって言ってんの。」 「はいぃい?」 コルトが警戒しているということは、この男は危険なのに、私はかなり間の抜けた声を上げた。 「月夜、わかってる・・・・よな?」 「忘れる事なんてできるか?」 「ん−と、十一年前のクリスマスのこと? ・・・・・それ、≪死神≫君悪くないよ。 ≪死神≫君の意思で、君とそこのナナシ君のご両親は殺してないよ。 だって、俺が月夜を欲しかったから、≪隠者≫に頼んで、当時のレジストで一番勢力の強かったチ−ムをそのメンバ−で一番若いのを操って潰して。 それから、君の家族を殺させたんだもん。」 衝撃。驚愕。−そんな言葉が生温い。 私が、裏稼業には言った理由とこの十年間の生きる目的の半分をこの男は否定したのだ。 「・・・・・そうか。 言うことは、それで最後か?」 私はコルトを後ろに下げ、戦闘宣言をする。 「≪私は、言術師なり。 私は、言葉による戦闘を宣言します≫」 「問答無用? ≪俺は、言術使なり。 俺は、言術を行使することを宣言する≫」 やはり、この男、≪ウィスパ−≫としての私の片割れか。 勝つ見込みは低いか。 「月夜、生きて帰って来いよ。」 月陽兄さんは、そういうと、白亜とアル、ベルを抱えて逃げた。 薄情と表される行為だろうが、兄は自分が躊躇しないで闘えるようにとの配慮だろう。 「≪大気よ 水よ 寄り集まれ 死神の刃を成せ≫」 私が、今現在の言術で編める最高位の大鎌を私は生む。 それは、刃渡り2メ−トルの刃であいつと同じ武器だ。 それを構え私は彼を睨むが、彼は構えようともしない。 「ねぇ、月夜? 何故、そんなに警戒するの?」 「・・・・・・・」 「前に二月にキスしたことで怒っているんなら謝るけど?」 「アレを受け入れたのは、私じゃない。」 「ふ−ん、否定するんだ、自分が望んだ者なのに?」 「うるさい!!」 「月夜、笑って。 笑ってよ。昔の報告書の月夜はもっと笑っていたよ?」 「笑顔なんて、忘れないとやってけない。」 「・・・そ。」 彼が掻き消えたと思ったら、次の瞬間には、私のすぐ側に現れた。 私はとっさに上に飛びのいた。 「甘いよ。」 私は、彼が両手の爪を伸ばし、右手の爪を収束したもので左肩を、左手の爪はそのまま伸ばした状態で右太腿をそれぞれ貫かれた。 そして、その男に抱きとめられる。 「チェックメイト・・・だね。? ・・・・・・・月夜、俺の唯一の安息。」 そして私の息は遠くなる。 −+−+−+−+−+−+−+−+ ユア:なんかいろいろ怖いです。 それでも感想は待ってます。 それでは、次回。 |
30931 | 生か死か CASE6−12 SHADOW・MOON OF REGRET | 煌天由亜 | 2004/11/28 23:22:14 |
記事番号30908へのコメント 月夜が、妹が攫われてから 30分少々のち−。 ジャックの凶異的な運転のおかげで、2時間ほどかかる道を驚異的な速さでレイさんたちが来た時、オレ達は、レンタカ―の側で泣くかうなだれていた。 「おい、ルナは?」 レイさんの問いに、オレはこう答えるしかなかった。 「攫われた。 ・・・・・≪恋人≫のカ−ドを司るやつにな。」 「ましゅた・・・しゃりゃわれた・・・。 ぼく・・・また・・・みゃもれなかった・・・・みゃ−もみゃもれなかったにょに。 (マスタ−、攫われた。僕、また守れなかった。前も守れなかったのに。)」 「下手しなくても、やつらとの決戦早まるのかもな。 俺のせいでな。 ・・・コルト、泣くな、お前の存在だけで月夜は救われている。」 今までの仮初めの明るさこそ出せなかったが、オレはオレができなかた部分を支えてくれたコルトを慰めることはできた。 「ルナが攫われたなら、俺は助けたい。」 「そうか。ありがとな、白亜。 ・・レイさん、ファウストは? あいつ拾ってから、≪ウェポン≫に行く。」 「無鉄砲なのは、遺伝ですか?」 「誰だ?」 その場にいた、オレ、白亜、アル、ベル、レイさん、コルトの六人(五人と一匹?)の目の前に『いた』のは、角を隠し、現代風のの衣装−黒づくめではあったが−の顔の刺青が印象的な奴だった。 どうでも、いいが、ツノ隠すなら、刺青も隠せよ。 こいつは、オレも永蓮大伯母さんの知り合いということと人外であること以外、オレも知らないやつだ。 「ああ、君たちとは初対面でしたね。 ブ−ル=ファルト。 君たちの言葉で言う所の『悪魔』という存在ですね。」 優美に一礼し、自己紹介する奴−ファルト。 「で、何が言いたい?」 「君のおばあさんもそうだったんですよ。 昔々、お姉さんのお手伝いをしていた頃の話ですが。」 ファルトは、懐かしげにそう語る。 その瞳は、現在ではなく遠い過去に向けられているように俺には見えた。 「それで、お前はなにが言いたいんだ? ルナは、俺の相棒で、他の奴らの仲間だ。 それを助ける為に無鉄砲になって何が悪い?」 レイさんは、珍しく怒りをもってそうファルトに言う。 「永蓮から、君たちに何かあったら手伝うように言われているんです。 それに、若槻月夜のような魂って、美味しそうですし?」 「・・じゃあな。」 「おや、私が重要な打開策を持っていても?」 「・・明日の昼過ぎ来てくれ。」 この日は、とりあえず、ファウストを拾うだけで帰った。 しかし、ファウストは、その日シ−ニンと話したことは、何も話さなかった。 そして、その日の番、こんな夢を見た。 『月陽、久しぶりだね。』 『父さん?』 夢の中に現れたのは、十年前に死んだ父だった。 『一度話しておかなくてはいけないことが在って、戻ってきた。』 『なにを?』 『≪恋人≫の札のことさ。 私のせいで、お前達に迷惑がかかっているんだ。』 『は、なにそれはじめて聞いた。』 『そうだろうさ。 私と母さんと≪恋人≫とガウルンしか知らない。』 『なんで・・・』 『私には、双子の兄がいた。 それが、本当なら、≪ウィスパ−≫になるはずだった。 でも、この稼業を初めてすぐに、死んでね。 本当なら、次を待つはずなんだが、ガウルンの姦計で、兄さんのクロ−ンを取られていた。 それで、遺伝子上は母さんと≪ウィスパ−≫になるはずだった、そのクロ−ンである≪恋人≫がね。 でも、シ−ニン=ラセルトが、あの本を書き換えたせいで、私になった。 それに、母さんは私を選んでくれたしね。』 『もうすぐ終わらせる。』 『気を負い過ぎるな。』 『うん。』 『・・・それにしても大きくなったな、月陽』 『アレから十年だもの。』 『頑張れよ、自慢の息子。』 ・・・そこで目が覚めた。 −+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ 夜も遅いので、後書きは割愛させてください。 後書きも最近少ないなあと思いつつ、感想もなくて寂しいなあと思いつつ終わります。 それでは、また次回。 |