◆−前置き。−ぷらすとーる (2004/12/23 20:25:21) No.30981 ┗sisin相応、序詞。−ぷらすとーる (2004/12/23 20:28:41) No.30982 ┗Re:sisin相応、秋の蓐収−ぷらすとーる (2004/12/23 20:30:43) No.30983 ┣オリジナル作品ですか〜♪−どら・ゴン (2004/12/23 20:52:34) No.30984 ┗どうも、オリジナル頑張って下さい−京極師棄 (2004/12/31 23:37:52) No.31007
30981 | 前置き。 | ぷらすとーる E-mail URL | 2004/12/23 20:25:21 |
どうもこんばんは。一部の方はご存知だと思いますが、チャットには良く顔を出すくせに今までちゃんとした作品を投稿した事がない、ぷらすとーると言います・・・(汗)。 今回、自分の小説がどのくらい人に楽しんでもらえるのかを知りたくて、ここに投稿させて頂く事にしました。 かなり趣味に突っ走った完全オリジナルですが、少しでも楽しく読んで頂ければ光栄です。 それでは。 |
30982 | sisin相応、序詞。 | ぷらすとーる E-mail URL | 2004/12/23 20:28:41 |
記事番号30981へのコメント 中国の神話において、三皇の一人。(女の代わりに、黄帝を入れる場合もある) 人間を作り出したとされる女神。伏羲(ふくぎ・ふっき)の妹。 人の頭に、竜(もしくは蛇)の身体を持つ。 洪水が起き、すべてが洗い流された時、生き残ったのは伏羲と女の兄妹だけであった。 二人は夫婦となり、人類の始祖となった。 伏羲の後、王位を継いだ女は、人間を作ることにした。 土を材料にして、最初は丁寧に作っていたが、だんだん手が疲れてきた。 そこで、縄を土の中に入れ、まわし始めた。 そしてそれを引き上げると、泥のハネが次々に人間になっていった。 そのため、人間には出来のいい者と悪い者がいるという。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 消えた…、様に思う…。 一体、何が起こったんだろう…? たった数分前の出来事が、まるでもう何年も前に合った事の様なおぼろげな記憶になっているのを私は感じた。 あの時、私は何でボルツに違和感を感じたのか…?あの時、私は何でボルツ驚いたのか…? とりあえず、私は簡単に身の周りをチェックした様だが、気が付いたら表通りに出ていた。 光が差し、清潔に舗装された道路と真新しいビル郡…。 何故、表通りに出たのかは分からない。ボルツが居る保障はどこにも無い。いや、むしろあの裏通りを探すのが普通じゃないのだろうか…? 「あ…!」 私は思わずそう呟いて、急ぐ足を止めた。 足が止まると同時に、急速に息が上がっていく…。 その目の前には、男女が4人…。 特別に目立つというわけでは無かった。 スーツ姿の渋い顔立ちの男性に、美人だがきつそうな目をした20歳前くらいの女の人、小柄な可愛らしい感じの男の子…。 ああ、強いて言えば、あの一番背の高い男の人はちょっと目立つかも知れない。 この時代にアナクロな白い…、拳法着だっけ…?そういうのを着こんで、目にはサングラスを掛けている…。 しかし、それだって今の私が足を止めて見てしまう程の理由にはならない筈だ。 何故、私は…。 「あなた、今の光った路地裏から出てきたの?」 気が付いたら、目の前にその4人の中の女の人が居た。 「光った…?」 光っていたのだろうか…?私には全然記憶が無いが…。 「!」 その私の言葉に反応したのだろうか。今度はスーツ姿の男性の鋭い目が一瞬見開いた様だった。 「お嬢さん、えっと…名前は…」 今度がスーツ姿の男性が私の近くに来て声を掛けてきた。 「……。」 「ああ、ごめんなさい。俺はこういう者です。」 全身を強張らせて口を開けないでいる私に、スーツの、恐らくはこの4人の中で一番の年長に見えるスーツの男性は胸元から革張りのメモ帳の様な物を取り出した。 「警察…、手帳?」 その男性が取り出した皮製の手帳の中心には、星のマークが一つ。 この人は刑事かなんかだろうか…? 一瞬、疑いの心が頭を走ったが、むしろ、信じていいのかも知れない…。 本当の偽警官ほど、逆にいかにもな格好とシチュエーションを用意する物だろう。 後の3人は明らかに警察とは無関係の人間に見える(もちろん、少年や明らかに10代の人など…。) それに、今の私に必要なのは警察か警察じゃないかよりも、信用できるか信用できないかだ。 肩書きが信用のバロメータにはならない。 「それで、失礼は承知してるつもりですが、お嬢さんの名前は…?」 相変わらず、丁寧な口調でスーツの男(30代くらいに見える。)は質問を繰り返した。 「…アリシー・カミル。」 私は小さな声で応える…。 「アリシー・カミル。それで、路地裏で何か変わった事は?」 「何も感じませんでした。本当です。」 事実、嘘を言ってない事は嘘ではない。目の前で何かが起こっていたとしても、それを事実と感じられないのなら、私は何も知らないのと大した事実の変化は無い。 「分かりました。それで、君はこの『希望港』の在住なのですか?」 『ゴオオ!!』 その声と同時に『船』が大きな音を立てて上空を飛び立っていた…。 『希望港』修学旅行に使われる場所として、マンガや小説でも使われるくらいにポピュラーな中国領土のこの場所…。ここは…。 「いえ、修学旅行で…、」 私は来た場所と、目的を素直に応えた。 「地球領圏の国連ステーションから、20世紀文化の学習にこのステーションへ来ました。」 宇宙まで人が進出した時代。私はおよそ物理とはかけ離れた事件に会った。 |
30983 | Re:sisin相応、秋の蓐収 | ぷらすとーる E-mail URL | 2004/12/23 20:30:43 |
記事番号30982へのコメント 情深く、君主に徳があるときにあらわれるとされる霊獣、白虎。 1、 俺は周と連の2人が場に遭遇したらしい女の子に質問しているのを傍目で見ていた。 「ねえ、一体何が…。」 抗が不安げに聞いてくる。俺は抗の方に視線を下げて『ポン』と軽く抗の頭に手を置いた。 「あの子が何も無ければ、それで済むことだ。」 『今の』抗に言えるのはそのくらいの気休めが精一杯だった。俺よりも抗の事を知っている連でも同じ事を言うだろうし、周に咎められる事も無いだろう。 (厄介な事になるかな…。) 俺は気が付いたら、サングラスに手を当てていた。俺の嫌いなこの目…。 「いえ、修学旅行で…」 どうやら、周の聞き込みにその子は一応のことを応えた様子だった。 「なら、もういいんじゃないのか?周さん。」 俺は腕を組んだまま、周…、今はそれぞれ「代行者の名」を継いだ者としての命に動いている周に促した。 「ああ、そうだな。手間を取らせてすいませんでした。一応、学校にトラブルの事は伝えておくと言う事でいいですか?」 そう言いながら、周は電子メモを胸にしまう。 「チンロンのやり方は相変わらず貴方には合わないみたいね、バイフー。」 俺の耳元で、いつの間にかすぐ傍まで来ていた連が耳打ちした。連はどうやら憮然としていたらしい俺の顔を見て、釘を刺すようにいつもの冷徹な感じの表情を一瞬だけ向けて、すぐに顔を戻した。 「連さん、あのお姉さん…」 「大丈夫よ。その為に私達がいるんだから…」 久しぶりに会ったが、どうやら連は相変わらず抗に甘い様だ… 「やはり、女渦の言われてる事と関係がありそうだな。」 女の子を見送った後(もちろん、周は刑事だから部下を護衛につけたんだろう。監視と言うおまけも付け加えて。)、恐らく部下と上司に連絡を取った様子で携帯を畳みながら周は俺達の方を向いて言った。 「関係あるも何も、あの子が持ってた『あれ』。本当にあのまま監視くらいで良かったの?チンロン。」 連がさらりと言った。こういう時の冷静を通り越して冷徹に物が言えるのが連だ。例外は抗を相手にする時くらいか…。 「だが、あの子は事情を知らない。今すぐでなくてもチャンスを待って置くべきだろう。」 「一体、あのお姉さんに何があったんですか?連さん!周さん!監視だなんて言葉…」 周と連の態度が気に障ったのか、抗がやや憤慨した様子で二人に抗議する。 「何となく変わった感じはしたがな。」 俺も腕を組んだまま、あの子から感じた『違和感』の事を言った。 「とにかく、適材適所に付こうぜ。俺ら4人…」 「4人、僕達でやれる事って…?」 「王!」 「あ…!」 つい、軽はずみな事を言った俺に連は強い口調で咎めの一言を浴びせた。連は抗の事になるといつもこれだ。 「とにかく、対策を練る事が出来るならそうした方がいいだろうな。」 そう言って、抗の頭にもう一度『ポン』と手を乗せ、俺は連と周の間を通り過ぎて大通りの方に足を進めた。 「悪かったな、連。」 「……」 連は憮然とした表情で俺を見た。 「どこに行くんだ?王!」 「『集まり』に遅れなければ文句は無いでしょう?」 俺は周の叱咤をかわして、俺はそう言捨てて周達3人を後に道路沿いに出た。 何も変わりは無い…シャトルが出発するサインの音が宇宙港から聞こえてくる。 あの女の子はもう港まで帰ってる最中だろうか…? 中心都は公道を埋め尽くす多くの人で賑わい…。 「!?」 俺は一瞬、違和感を感じて後ろに体を『クルリ』と向けた。 意識しない内に俺は身構えている。 人ごみの部分部分が通行人の塊になっていた。 『シュー!!』 何やら、規則的な排気音が響いて来た時には、既に俺の周りに8、9…恐らく10体は下らない、重要施設などでの警備に使われるタイプの人方自動警備機が俺を取り囲んでいた。 (俺らを狙ってたのか…?) 俺らが4人揃っている状況を狙ってきたのだろうか…それとも… (あの子か!?) かなり危険な可能性が頭に浮かんだ。こいつらは単なる時間稼ぎの『フェイク』かも知れない… だが、『フェイク』にせよ何にせよ避けられないのなら… 「やるしかねえか!」 俺はそう無意識に呟いた次の刹那、道路のセラミック多重石材の地面を蹴り、機械が均等に俺を狙う位置に飛び移った。 装備されてる銃口からの鎮圧様の特殊ゴム弾(実弾に変えられてる可能性もあるが…)は、この位置にいる俺に全ての機械が当たる様になったが、逆に俺がそれを避けられれば同士討ちで陣営が乱れる。そして、俺には(喜んでいいのか…)それを出来るだけの運動能力が備わっている自信がある。 『シュパン!』 空気をかすめるような音と同時に、俺は地面を今度は体全体のバネを使って思いっきり真上に飛んだ。 『ガガン!!』 鈍く響く様な音がして、何機かが『グラリ!』とその体の重心を崩す。 『タンッ!!』 俺は一度離れた足がもう一度地面を踏む感覚を感じると、そのまま踏み込んで体をひねっての蹴りを数機固まってるところに放った。 『ゴゴン!!』 複合セラミック金属を蹴った感覚が足に残り、目の前の機械は数機まとめて宙に舞った。 機械の足が宙に浮く瞬間だけを見て、俺は後ろを振り向き本来、警棒が出る部分をレーザーに改造されたらしい警備ロボットに次々と拳と蹴りを打ち込んでいく。 『スパン!』 「ぐ!」 『ガコン!!』 途中、何発かの弾が体にめり込んだ証である焼けるような感覚が体の各所に走るが、俺はそれに構わずにひたすら覚えたカンフーを機械に打ち込む。 『スパン!』 「ぐうッ!!」 ヤバい!ダメージの概念はひたすら無視するようにしてきた。痛みに関してはそれなりに抵抗は出来ると思ってる。しかし、確実に体に蓄積されるダメージの量が体の動きを明らかに低下させていた。 『ガシン!!』 何機目だっけ?これでほとんど最後の方の筈だ… ダメージと疲労で思考は低下してるのが分かる… 『ビン!』 (ラスト!) 俺はレーザーを振り下ろしてきた最後の一機にカウンターの突きを入れてこの乱闘に終止符を… 『ボタリ!』 何やら腕が熱い… (おい!何をそんなに怯えるんだよ…?) 巻き込まれた通行人と、野次馬が何か言っている様だが、良く聞こえない。 最後の一機に止めを刺す際、俺も腕に深刻なダメージを…受けたらしい… (あれ?足が…) 地面に磁石で引き寄せられる様に、俺の体は足から崩れた… 「あの…」 (大丈夫だよ。) 俺は心の底でその… (あれ?連じゃなくて…周でもなくて…) しかし、聞き覚えのある声だった… 「私は貴方のその傷の理由と無関係じゃないんですね…」 (ああ、あんたか…) 俺は何故か妙に安堵していた… あのさっきの女の子… 「希望港の白虎さん…」 (!?) 俺はその一言で、薄れ掛けてた意識が張り詰めるのを感じた… |
30984 | オリジナル作品ですか〜♪ | どら・ゴン | 2004/12/23 20:52:34 |
記事番号30983へのコメント こんばんわ。今現在チャットでお世話になってますw さっそくレス行ってみましょ〜♪ おお、これは・・・例の中国系ですね!? 最初に女禍ですか・・・ふむ。中国の歴史全部使ってるんですかね〜? (いや、わたしゃあ詳しくないですがw) うん?何か前フリっぽいものもあるけど・・・分からんw 封神演技で見知ってる名前が幾つか・・・おお、強い虎クンですね・・・・・って、何か虎クン負けてる!?しかも女の人に!? ガンバレ、負けるな!!猫課の実力を見せるんだ!!(意味のない応援) う〜ん。私レスって下手なんですよね〜w 意味分からんレスでごめんなさい。 それでは。チャットでもよろしくお願いします〜♪ |
31007 | どうも、オリジナル頑張って下さい | 京極師棄 | 2004/12/31 23:37:52 |
記事番号30983へのコメント どうも、京極です。 設定が決まっていてこれからの展開を期待してます。 白虎君がどうも何かの鍵をもってるようですね。 フッキやジョカがでてくる雰囲気でもありそうですし、今後の展開に期待です。 それでは、短いですがこれにて・・・・・・ |