◆−ある愛の光景〜僕の彼女紹介します〜−棒太郎 (2004/12/24 11:13:33) No.30985
 ┣Re:ある愛の光景〜僕の彼女紹介します〜−どら・ゴン (2004/12/25 22:14:25) No.30988
 ┃┗どうも初めまして−棒太郎 (2004/12/26 20:30:17) No.30993
 ┣覇王さま(汗)。生きてますか?(滝汗)−猫楽者 (2004/12/26 19:34:47) No.30992
 ┃┗生ける屍となっているかも・・・・・−棒太郎 (2004/12/26 21:08:30) No.30994
 ┣「さては己を鍛える禁断の喜びに目覚めおったな」by.トロデ−エモーション (2004/12/26 23:22:26) No.30995
 ┃┗多分次辺りで筋肉愛好家になっているのでは・・・・・・−棒太郎 (2004/12/27 20:35:30) No.30999
 ┗Re:ある愛の光景〜僕の彼女紹介します〜−エスエル (2004/12/27 11:53:20) No.30997
  ┗どうもはじめまして−棒太郎 (2004/12/27 20:42:47) No.31000
   ┗こんばんわ−エスエル (2004/12/27 21:10:28) No.31001


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30985ある愛の光景〜僕の彼女紹介します〜棒太郎 2004/12/24 11:13:33


こんにちは、棒太郎です。
ここ最近は他の部署へ応援に行ったりで、なかなか時間がありませんでした。
しかし、クリスマスに休み貰っても相手がい――ゲフン、ゲフン!
ともあれ、長編も書かなくてはならないのですが、息抜きに久しぶりのこのシリーズを。
それではどうぞ。


*************************************

 『ある愛の光景』 〜僕の彼女紹介します〜


「?フィブリゾの様子がおかしい?」
「ああ、そうなんだ。なんつーか、こう心ここにあらず、ってな感じでよ」
「ほう。あのフィブリゾが・・・・・珍しいこともあるもんだ」

魔海にあるダルフィンの居城。
今年の聖夜に向けて、様々な作戦を練っていたダルフィンとゼラスであったが、ひょっこりとやってきたガーヴからそんなことを聞いた。
「最初は放っておいたんだがよ。いつまでもそんな調子だからこっちが気味悪くなってきてな」
「で、その原因を探りたいと?」
「おう。あのヤローがまともに答えてくれるとは思えねえからな。手を借りたんだ」
ガーヴの言葉にしばし考えていた二人だが、やがてダルフィンは面白そうな笑みを浮かべて、OKサインを出した。
「あのとっつぁんぼうやが何に心馳せてるのか、面白そうね」
「ちょっと言葉の意味が違うと思うぞ・・・・・」
そう言いつつ3人は、フィブリゾの居城へと向かった。



「あれね・・・・・・」
「ああ、あれだ・・・」
「なんと、まあ・・・」
フィブリゾの居城にて―――
物陰から様子を窺っていたゼラスとダルフィンは、本当に傍から見たらアホとしか言いようのない夢想状態のフィブリゾを見てほぅっと驚いた。
「でもあの顔って・・・・・・・」
「ああ、そうだな・・・・あれは・・・・・」
すぐさま二人はフィブリゾの様子に思い当たったようだ。
「何だよ?」
「あれは・・・・・”恋煩い”よ」
「こ、恋煩い!!??」
流石のガーヴも絶句した。
「これはますますもって面白くなってきたわね〜〜〜」
愉快と言わんばかりにうふふふふ、と含み笑いを漏らすダルフィンであった。



「と、言うわけでみんなに集まってもらいました」
大広間。
中央の円卓に、フィブリゾ、ガーヴ、ゼラス、ダルフィン、グラウシェラーが集合していた。
「なにがと、言うわけだ。いきなり無理矢理引っ張ってきおって」
憤懣やるかたない表情でグラウシェラーが言った。
「はい、そこ。お黙り。今回集まってもらったのは他でもないわ」
立ち上がり、ダルフィンが場を仕切る。
「フィブリゾ君の悩みをズバッと解決してあげるためよ!」
「・・・・・僕は何も悩んでないよ。変なことは辞めて欲しいね」
そう言ってそっぽ向くフィブリゾにダルフィンはダン!と拳をテーブルに叩きつける。
「しらばっくれても無駄よ。ネタはとっくにあがってるのよ」
取調室よろしく、カッと強烈なライトが当てられる。その側には何故かカツ丼が置かれていた。
「あなたのここしばらくの状態。あれを”恋煩い”と言わずして何と言うのかしら?」
「!?」
いきなり図星をつかれたフィブリゾは、驚愕と羞恥で顔を真っ赤にさせた。
「”恋煩い”だと?そんなくだらんことのためにひっぱりだされたのか!?」
グラウシェラーがウガーッと立ち上がった。
「グラウ。くだらんとはなんだ、くだらんとは。今のは聞き捨てならないぞ」
「くだらんものはくだらん!魔王様の腹心ともあろうものがそのようなもの―――!!」
グラウシェラーの物言いにゼラスがムッとする。
「ゼラス!ダルフィン!それはお前達にも言いたい!近頃のお前達は一にも二にも恋愛などというくだらん――――」
「グラウ・・・・・・死にたいらしいな」
こめかみに#マークを浮かび上がらせて、ゼラスが静かに呟いた。
「っ!?」
ここでグラウシェラーは自らの墓穴を掘ったことに気が付いた。
「貴様の性根こそ叩き直してくれる!!来いっ!!!」
ゼラスは叫ぶや、ピュイィィィィィッと指笛を鳴らした。
すると、あたりは濃密な空気が巻き起こり、そして空間を打ち破るかのごとく――――

「ハイィィィィィヤァッッッッッッ!!!!!!」
「セリャァァァァッハッッッッッッ!!!!!!」

ソレは現われた。

『お呼びですかいっ!!!!姐御ぉぉぉぉっっっっ!!!!』

こんがりと日に焼け、テカテカと輝きを放つふたつのマッスルボディがビシッとポージングを決めていた。
「お前達。そいつの根性をしっかりと教育してやって頂戴」
「おおおうぅぅっっ!!」
「畏まりましたぁぁぁぁっっっ!!」
叫ぶや、ふたりのマッチョメンはガシリとグラウシェラーの腕を取った。
「え?え?ええ?」
何がなにやら完全に理解できず、左右を見るグラウシェラー。
「さあっ、往くぞ若人よ!いざ、漢の花園を!!」
「おうっ!”漢祭り”じゃぁぁぁっっ!!」
「ぎゃ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああっっっっっ!!!!!!!!」
絶叫を引きずりながらグラウシェラーは何処かへと連れ去っていかれた。
「これで静かになったわね」
先程の惨劇をものともせず、にこやかにダルフィンは言った。
フィブリゾは過去のトラウマからか、少し顔を蒼ざめさせていた。
「さ〜〜て、本題に戻りましょうか」
そう言い、獲物を追い詰めた猫のような笑みを浮かべるダルフィン。
某黒子の如く、四方八方からの直球・搦め手にフィブリゾもとうとう口を開いた。


  それは少し前、たまたま思い立ってとある街をぶらぶらしていたときだった。
  露天の立ち並ぶにぎやかな通りを、その角を曲がろうとしたとき、
  ドンと何かがぶつかる鈍い衝撃が襲った。
  『きゃっ!?』
  ばらばらとぶつかってきた影がもっていた荷物が散らばる。
  『あ、あの、ごめんなさい!大丈夫ですか?』
  相手がそう言ってきた。なにかイヤミのひとつでも言ってやろうと思い、顔を上げたとき――

  ―――ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある―――

  『それじゃ、どうもすいませんでした』
  どう何を喋ったのか憶えていない。少女が去った後、呆然としたように立ち尽くすフィブリゾだけがいた。


「ふ〜〜〜ん、そういうこと」
フィブリゾの話を聞き、ダルフィンは面白そうに笑った。
「これは面白いわね〜〜。私たちも手を貸してあげるわ」
「ほんとかい?ダルフィン」
「ええ。それに私たちは恋愛事に関してはあなたの先輩よ」
ねえ、ゼラス―――とゼラスのほうを見る。ゼラスも大きく頷く。
「まだ告白していないのか?」
「うん。計略や策謀なら得意なんだけど、こういうことはどうすればいいのかわからなくて」
「そこらへんも任せておけ。ばっちり対応してやろう」
グッと親指を立てて、ゼラスが言った。
「あ、そうそう。あなたのその想い人ってどんな娘なの?」
思い出したようにダルフィンが言った。
「あ、そうだね。この娘だよ」
そう言い、懐からオーブを取り出した。
そこに少女の姿が映し出されるが――――

「!?」

その瞬間、ダルフィンの時が止まった。

オーブに映った、可憐な愛らしい少女。それは――――
「ニーヤちゃん、って言うんだ」
照れたようにフィブリゾが少女の名を口にする。

 プッツ〜〜〜〜ン

「だぁぁぁれがてめえなんぞに娘をやるかぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」
再起動したダルフィンが、思いっきり円卓をちゃぶ台返しした。
「なっ!?今はまだ君とは関係ないだろっ!?」
さっと飛び退いて難を逃れたフィブリゾが言う。
「やかましゃーーーーーーっっっ!!!前世だろうが、いずれは我が娘じゃあーーーーーっっっ!!!」
ウガーッと咆哮を上げながら、得物を手にフィブリゾに襲い掛かる。
「お義母さんっ!!僕たち本気なんです!!」
「てめえに義母と呼ばれる筋合いはないわーーーーーーーーーっっっっ!!!!」
「ダ、ダルフィン!!落ち着けっ!!」
もはや大広間は阿鼻叫喚の修羅場と化した。
「・・・・・・・・・・・」
そんな中、今まで保身のため沈黙を守っていたガーヴは―――
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・酒でも飲みに行こ」
そそくさと広間を出て行った。



「三千大千世界に微塵も残さず殺してくれるわーーーーーっっっ!!!!!!」
「落ち着けっ!!落ち着いてくれっ!!ダルフィン!!!!!」
「お義母さん!!必ずニーヤちゃんは幸せにします!!!」
「ウガーーーーーッッッ!!!」
「お前も煽るなーーーーーーっっっっっ!!!!!!!!」

チャンチャン♪


*************************************

久しぶりの『ある愛の光景』でした。
取りあえず、ナイスマッチョメンとラストのダルフィンの暴れっぷりを思いついて書いたと言っても過言ではありません。
設定がややこしくなってますが、大きな目でみてやってください。
それでは。

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30988Re:ある愛の光景〜僕の彼女紹介します〜どら・ゴン 2004/12/25 22:14:25
記事番号30985へのコメント

こんばんわ!初めまして〜どら・ゴンといいます。よろしく!

恋煩い・・・ナイスフィブ(笑)御義母さんを説得するんだ!!
しかし、ゼラスとダルフィンもこーいうの好きですね〜(笑)
やっぱり、女の子のひ・み・つ♪みたいなのに弱いんでしょうか!?(ぇ
とても楽しく読ませていただきました!
また面白い話、よろしくお願いします!!

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30993どうも初めまして棒太郎 2004/12/26 20:30:17
記事番号30988へのコメント


>こんばんわ!初めまして〜どら・ゴンといいます。よろしく!

こんばんは。初めまして、棒太郎です。
いつも少し異色なスレイヤーズの話ばかり書いてる者ですが、どうぞよろしくお願いします。

>恋煩い・・・ナイスフィブ(笑)御義母さんを説得するんだ!!
>しかし、ゼラスとダルフィンもこーいうの好きですね〜(笑)
>やっぱり、女の子のひ・み・つ♪みたいなのに弱いんでしょうか!?(ぇ
>とても楽しく読ませていただきました!
>また面白い話、よろしくお願いします!!

今までの拙作を何作か読んでいないと分からない設定の話で申し訳ありませんが、楽しんでいただけたなら幸いです。
このシリーズはこんな感じで、主にダルフィンとゼラスが暴走してます。
長編の合間にまたこんな話を書いていくと思いますんで、よければまた読んでやってください。
それでは、どうもありがとうございました。

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30992覇王さま(汗)。生きてますか?(滝汗)猫楽者 E-mail 2004/12/26 19:34:47
記事番号30985へのコメント

>こんにちは、棒太郎です。

こんばんは、棒太郎さん。
お元気ですか。猫楽者です。

>ここ最近は他の部署へ応援に行ったりで、なかなか時間がありませんでした。
>しかし、クリスマスに休み貰っても相手がい――ゲフン、ゲフン!

大変ですね。年末年始は、ただでさえ色々とお忙しいと思いますから。
どうかお体にお気をつけて。
盛り場は、若いカップルの方が多かったですね〜。
街はクリスマス一色ですし(笑)


>魔海にあるダルフィンの居城。
>今年の聖夜に向けて、様々な作戦を練っていたダルフィンとゼラスであったが、ひょっこりとやってきたガーヴからそんなことを聞いた。

恋する乙女のお二人は・・・・やはり、恋人の方々には決戦の一夜(聖夜)に向けて、作戦を立てておられたのですね(汗)

>「最初は放っておいたんだがよ。いつまでもそんな調子だからこっちが気味悪くなってきてな」
>「で、その原因を探りたいと?」
>「おう。あのヤローがまともに答えてくれるとは思えねえからな。手を借りたんだ」
>ガーヴの言葉にしばし考えていた二人だが、やがてダルフィンは面白そうな笑みを浮かべて、OKサインを出した。
>「あのとっつぁんぼうやが何に心馳せてるのか、面白そうね」
>「ちょっと言葉の意味が違うと思うぞ・・・・・」
>そう言いつつ3人は、フィブリゾの居城へと向かった。

ガーヴさま、ガーヴさま(汗)
同僚の方をご心配なさって・・・・いるのですよね(汗)
ただ・・・・残念ながら・・・・・・・・ご相談なさる方々に問題が(汗)・・・・いっいえ・・・なんでもありませんです(滝汗)

>物陰から様子を窺っていたゼラスとダルフィンは、本当に傍から見たらアホとしか言いようのない夢想状態のフィブリゾを見てほぅっと驚いた。
>「でもあの顔って・・・・・・・」
>「ああ、そうだな・・・・あれは・・・・・」
>すぐさま二人はフィブリゾの様子に思い当たったようだ。
>「何だよ?」
>「あれは・・・・・”恋煩い”よ」
>「こ、恋煩い!!??」
>流石のガーヴも絶句した。
>「これはますますもって面白くなってきたわね〜〜〜」
>愉快と言わんばかりにうふふふふ、と含み笑いを漏らすダルフィンであった。

恋煩い・・・・フィブリゾさまが・・・・こいわずらい・・・・。
すいません(汗)。ダルフィンさまとゼラスさま。そしてガーヴさまに、“恋している”と知られた時点で・・・・・。
『ああ。フィブリゾさまの恋は、無残にも終わってしまったな』(汗)
そう呟いてしまいました。

>「フィブリゾ君の悩みをズバッと解決してあげるためよ!」
>「・・・・・僕は何も悩んでないよ。変なことは辞めて欲しいね」
>そう言ってそっぽ向くフィブリゾにダルフィンはダン!と拳をテーブルに叩きつける。
>「しらばっくれても無駄よ。ネタはとっくにあがってるのよ」
>取調室よろしく、カッと強烈なライトが当てられる。その側には何故かカツ丼が置かれていた。

ああ・・・・腹心の方々、全員集合とは・・・・大事になっていますね(汗)
取調べ担当官がダルフィンさまで、ライトとカツ丼(笑)
もはや言い逃れは出来ませんね。
諦めて全て話す以外に道は無いのですね(汗)

>「あなたのここしばらくの状態。あれを”恋煩い”と言わずして何と言うのかしら?」
>「!?」
>いきなり図星をつかれたフィブリゾは、驚愕と羞恥で顔を真っ赤にさせた。
>「”恋煩い”だと?そんなくだらんことのためにひっぱりだされたのか!?」
>グラウシェラーがウガーッと立ち上がった。
>「グラウ。くだらんとはなんだ、くだらんとは。今のは聞き捨てならないぞ」
>「くだらんものはくだらん!魔王様の腹心ともあろうものがそのようなもの―――!!」
>グラウシェラーの物言いにゼラスがムッとする。
>「ゼラス!ダルフィン!それはお前達にも言いたい!近頃のお前達は一にも二にも恋愛などというくだらん――――」
>「グラウ・・・・・・死にたいらしいな」
>こめかみに#マークを浮かび上がらせて、ゼラスが静かに呟いた。
>「っ!?」
>ここでグラウシェラーは自らの墓穴を掘ったことに気が付いた。

覇王さま(汗)
ダルフィンさまとゼラスさまに、度々実力行使されて、多少は感性が矯正されたのですね。
ただ・・・・どうせ“墓穴”を掘ったことに気付かれるのでしたら・・・・もう少し早く気付くと・・・・良かったです(笑)

>「ハイィィィィィヤァッッッッッッ!!!!!!」
>「セリャァァァァッハッッッッッッ!!!!!!」
>
>ソレは現われた。
>
>『お呼びですかいっ!!!!姐御ぉぉぉぉっっっっ!!!!』
>
>こんがりと日に焼け、テカテカと輝きを放つふたつのマッスルボディがビシッとポージングを決めていた。
>「お前達。そいつの根性をしっかりと教育してやって頂戴」
>「おおおうぅぅっっ!!」
>「畏まりましたぁぁぁぁっっっ!!」
>叫ぶや、ふたりのマッチョメンはガシリとグラウシェラーの腕を取った。
>「え?え?ええ?」
>何がなにやら完全に理解できず、左右を見るグラウシェラー。
>「さあっ、往くぞ若人よ!いざ、漢の花園を!!」
>「おうっ!”漢祭り”じゃぁぁぁっっ!!」
>「ぎゃ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああっっっっっ!!!!!!!!」
>絶叫を引きずりながらグラウシェラーは何処かへと連れ去っていかれた。

・・・・・・(汗)・・・・・・は・・覇王さま・・・・どうか安らかに・・・・は、とてもなれそうもありませんね(乾いた笑いと虚ろな目しながら滝冷汗)
恐怖のマッチョマンズの犠牲者・・・・二人目・・・・(汗)

>「これで静かになったわね」
>先程の惨劇をものともせず、にこやかにダルフィンは言った。
>フィブリゾは過去のトラウマからか、少し顔を蒼ざめさせていた。
>「さ〜〜て、本題に戻りましょうか」
>そう言い、獲物を追い詰めた猫のような笑みを浮かべるダルフィン。
>某黒子の如く、四方八方からの直球・搦め手にフィブリゾもとうとう口を開いた。

海王さま・・・・覇王さまの“連れ去られるお姿”を見せられた後では・・・・・(汗)
『素直に話さなかったら、ど〜なるか。わかってるわよねぇ〜』と脅されてるようなものなのでは(滝汗)

>  それは少し前、たまたま思い立ってとある街をぶらぶらしていたときだった。
>  露天の立ち並ぶにぎやかな通りを、その角を曲がろうとしたとき、
>  ドンと何かがぶつかる鈍い衝撃が襲った。
>  『きゃっ!?』
>  ばらばらとぶつかってきた影がもっていた荷物が散らばる。
>  『あ、あの、ごめんなさい!大丈夫ですか?』
>  相手がそう言ってきた。なにかイヤミのひとつでも言ってやろうと思い、顔を上げたとき――
>
>  ―――ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある―――
>
>  『それじゃ、どうもすいませんでした』
>  どう何を喋ったのか憶えていない。少女が去った後、呆然としたように立ち尽くすフィブリゾだけがいた。

ぶつかったお方と恋に落ちる♪。王道ですね〜♪
青春してますね〜冥王さま♪
そのシーンを、ぜひ。ゼロスさんに見せてあげたかったですね〜。

>「ふ〜〜〜ん、そういうこと」
>フィブリゾの話を聞き、ダルフィンは面白そうに笑った。
>「これは面白いわね〜〜。私たちも手を貸してあげるわ」
>「ほんとかい?ダルフィン」
>「ええ。それに私たちは恋愛事に関してはあなたの先輩よ」
>ねえ、ゼラス―――とゼラスのほうを見る。ゼラスも大きく頷く。
>「まだ告白していないのか?」
>「うん。計略や策謀なら得意なんだけど、こういうことはどうすればいいのかわからなくて」
>「そこらへんも任せておけ。ばっちり対応してやろう」
>グッと親指を立てて、ゼラスが言った。

先輩・・・・・恋愛事に関しては・・・・確かに先輩・・・・・・・なのでしょうけど(汗)
なぜでしょうか(汗)・・・・・海王さまと獣王さまには・・・・ご相談なさらない方が良いような気がします。
でも。覇王さまや魔竜王さまにもご相談出来ませんね(汗)

>その瞬間、ダルフィンの時が止まった。
>
>オーブに映った、可憐な愛らしい少女。それは――――
>「ニーヤちゃん、って言うんだ」
>照れたようにフィブリゾが少女の名を口にする。

ニーヤ・・・・・ちゃん(汗)
冥王さま・・・・・海王さまご夫婦に・・・・どんな目に遭わされるか(汗)

> プッツ〜〜〜〜ン
>
>「だぁぁぁれがてめえなんぞに娘をやるかぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」
>再起動したダルフィンが、思いっきり円卓をちゃぶ台返しした。
>「なっ!?今はまだ君とは関係ないだろっ!?」
>さっと飛び退いて難を逃れたフィブリゾが言う。
>「やかましゃーーーーーーっっっ!!!前世だろうが、いずれは我が娘じゃあーーーーーっっっ!!!」
>ウガーッと咆哮を上げながら、得物を手にフィブリゾに襲い掛かる。
>「お義母さんっ!!僕たち本気なんです!!」
>「てめえに義母と呼ばれる筋合いはないわーーーーーーーーーっっっっ!!!!」
>「ダ、ダルフィン!!落ち着けっ!!」
>もはや大広間は阿鼻叫喚の修羅場と化した。

ちゃぶ台返し・・・・・懐かしの星一徹さんの得意技ですね(笑)
大広間は、冥王さまの恋の相談所から・・・・戦場へと変わってしまったのですね(汗)

>「・・・・・・・・・・・」
>そんな中、今まで保身のため沈黙を守っていたガーヴは―――
>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・酒でも飲みに行こ」
>そそくさと広間を出て行った。

昨年の聖夜に、タコ殴り地獄で臨死体験(笑)なさった魔竜王さまは。
そのご経験を生かして、今回は危機回避に成功しているのですね(笑)

>「三千大千世界に微塵も残さず殺してくれるわーーーーーっっっ!!!!!!」
>「落ち着けっ!!落ち着いてくれっ!!ダルフィン!!!!!」
>「お義母さん!!必ずニーヤちゃんは幸せにします!!!」
>「ウガーーーーーッッッ!!!」
>「お前も煽るなーーーーーーっっっっっ!!!!!!!!」
>
>チャンチャン♪

リミッターぶち切れ状態の海王さまと、その海王さまの神経を・・・・更に平気で逆撫でする冥王さま(汗)
デイルさんが、冥王さまの恋するお相手が、ニーヤちゃんだと、もし知ってしまったら・・・・・(滝汗)
扉の向こうでは、冥王軍と海王軍の将軍神官クラスの方々とゼロスさんが。
おもいっきり大きな溜息をついていそうですね(笑)

>久しぶりの『ある愛の光景』でした。
>取りあえず、ナイスマッチョメンとラストのダルフィンの暴れっぷりを思いついて書いたと言っても過言ではありません。
>設定がややこしくなってますが、大きな目でみてやってください。
>それでは。

聖夜に地獄を見た覇王さまのお姿と、海王さまの暴走状態に大笑いさせていただきました。
覇王さま・・・・・・トラウマにならなければ良いですね(笑)

もう今年も、あと5日ほどなのですね。
今年も、本当にいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
2005年が、棒太郎さんにとりまして、良い年でありますように。
良いお年を。

本格的に寒くなってまいりましたし、風邪も流行っているようですので。
お体にお気をつけて、お元気で。

では、失礼します。

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30994生ける屍となっているかも・・・・・棒太郎 2004/12/26 21:08:30
記事番号30992へのコメント


>こんばんは、棒太郎さん。
>お元気ですか。猫楽者です。

>大変ですね。年末年始は、ただでさえ色々とお忙しいと思いますから。
>どうかお体にお気をつけて。
>盛り場は、若いカップルの方が多かったですね〜。
>街はクリスマス一色ですし(笑)

こんばんは、猫楽者さん。
なんか今年の年末は忙しいですね。まあでも大晦日の夜中まで働いてたこれまでと比べるとまだマシですかね。

>>魔海にあるダルフィンの居城。
>>今年の聖夜に向けて、様々な作戦を練っていたダルフィンとゼラスであったが、ひょっこりとやってきたガーヴからそんなことを聞いた。
>
>恋する乙女のお二人は・・・・やはり、恋人の方々には決戦の一夜(聖夜)に向けて、作戦を立てておられたのですね(汗)

バレンタインと並んで乙女の一大イベントのひとつですからね(笑)
聖戦(ジハード)の日に向けて、色々と暗躍してます。

>>ガーヴの言葉にしばし考えていた二人だが、やがてダルフィンは面白そうな笑みを浮かべて、OKサインを出した。
>>「あのとっつぁんぼうやが何に心馳せてるのか、面白そうね」
>>「ちょっと言葉の意味が違うと思うぞ・・・・・」
>>そう言いつつ3人は、フィブリゾの居城へと向かった。
>
>ガーヴさま、ガーヴさま(汗)
>同僚の方をご心配なさって・・・・いるのですよね(汗)
>ただ・・・・残念ながら・・・・・・・・ご相談なさる方々に問題が(汗)・・・・いっいえ・・・なんでもありませんです(滝汗)

心配ではなく、不気味だからなんとかしたいという藁にも縋る思いで相談に来てますので。

>>「あれは・・・・・”恋煩い”よ」
>>「こ、恋煩い!!??」
>>流石のガーヴも絶句した。
>>「これはますますもって面白くなってきたわね〜〜〜」
>>愉快と言わんばかりにうふふふふ、と含み笑いを漏らすダルフィンであった。
>
>恋煩い・・・・フィブリゾさまが・・・・こいわずらい・・・・。
>すいません(汗)。ダルフィンさまとゼラスさま。そしてガーヴさまに、“恋している”と知られた時点で・・・・・。
>『ああ。フィブリゾさまの恋は、無残にも終わってしまったな』(汗)
>そう呟いてしまいました。

ダルフィンとゼラスに知られた時点で、まともな恋愛は望めませんね。

>>「しらばっくれても無駄よ。ネタはとっくにあがってるのよ」
>>取調室よろしく、カッと強烈なライトが当てられる。その側には何故かカツ丼が置かれていた。
>
>ああ・・・・腹心の方々、全員集合とは・・・・大事になっていますね(汗)
>取調べ担当官がダルフィンさまで、ライトとカツ丼(笑)
>もはや言い逃れは出来ませんね。
>諦めて全て話す以外に道は無いのですね(汗)

取調べのお約束。
何が何でもオトす気満々です。

>>「ゼラス!ダルフィン!それはお前達にも言いたい!近頃のお前達は一にも二にも恋愛などというくだらん――――」
>>「グラウ・・・・・・死にたいらしいな」
>>こめかみに#マークを浮かび上がらせて、ゼラスが静かに呟いた。
>>「っ!?」
>>ここでグラウシェラーは自らの墓穴を掘ったことに気が付いた。
>
>覇王さま(汗)
>ダルフィンさまとゼラスさまに、度々実力行使されて、多少は感性が矯正されたのですね。
>ただ・・・・どうせ“墓穴”を掘ったことに気付かれるのでしたら・・・・もう少し早く気付くと・・・・良かったです(笑)

多少は矯正されても、やっぱり彼の属性は自爆・勇み足ですから(笑)
これはもう運命ではなく宿命ですね。

>>「さあっ、往くぞ若人よ!いざ、漢の花園を!!」
>>「おうっ!”漢祭り”じゃぁぁぁっっ!!」
>>「ぎゃ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああっっっっっ!!!!!!!!」
>>絶叫を引きずりながらグラウシェラーは何処かへと連れ去っていかれた。
>
>・・・・・・(汗)・・・・・・は・・覇王さま・・・・どうか安らかに・・・・は、とてもなれそうもありませんね(乾いた笑いと虚ろな目しながら滝冷汗)
>恐怖のマッチョマンズの犠牲者・・・・二人目・・・・(汗)

かつてフィブリゾをも倒したマッチョメンズですから(笑)
グラウシェラーもしばらくは亜空間から戻って来れないでしょう。

>>フィブリゾは過去のトラウマからか、少し顔を蒼ざめさせていた。
>>「さ〜〜て、本題に戻りましょうか」
>>そう言い、獲物を追い詰めた猫のような笑みを浮かべるダルフィン。
>>某黒子の如く、四方八方からの直球・搦め手にフィブリゾもとうとう口を開いた。
>
>海王さま・・・・覇王さまの“連れ去られるお姿”を見せられた後では・・・・・(汗)
>『素直に話さなかったら、ど〜なるか。わかってるわよねぇ〜』と脅されてるようなものなのでは(滝汗)

確かにこれ以上ないくらい明確な脅しですね(笑)

>>  ―――ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある―――
>>
>>  『それじゃ、どうもすいませんでした』
>>  どう何を喋ったのか憶えていない。少女が去った後、呆然としたように立ち尽くすフィブリゾだけがいた。
>
>ぶつかったお方と恋に落ちる♪。王道ですね〜♪
>青春してますね〜冥王さま♪
>そのシーンを、ぜひ。ゼロスさんに見せてあげたかったですね〜。

ベタで王道なフォーリンラブの光景です。

>>「ええ。それに私たちは恋愛事に関してはあなたの先輩よ」
>>ねえ、ゼラス―――とゼラスのほうを見る。ゼラスも大きく頷く。
>>「まだ告白していないのか?」
>>「うん。計略や策謀なら得意なんだけど、こういうことはどうすればいいのかわからなくて」
>>「そこらへんも任せておけ。ばっちり対応してやろう」
>>グッと親指を立てて、ゼラスが言った。
>
>先輩・・・・・恋愛事に関しては・・・・確かに先輩・・・・・・・なのでしょうけど(汗)
>なぜでしょうか(汗)・・・・・海王さまと獣王さまには・・・・ご相談なさらない方が良いような気がします。
>でも。覇王さまや魔竜王さまにもご相談出来ませんね(汗)

確かに先輩ですが、世間一般のものとは大いに違いますからね。
どこまでも我が道を突っ走りますから。

>>「ニーヤちゃん、って言うんだ」
>>照れたようにフィブリゾが少女の名を口にする。
>
>ニーヤ・・・・・ちゃん(汗)
>冥王さま・・・・・海王さまご夫婦に・・・・どんな目に遭わされるか(汗)

大体の運命は決定してますね(特に母親のほう)

>>「お義母さんっ!!僕たち本気なんです!!」
>>「てめえに義母と呼ばれる筋合いはないわーーーーーーーーーっっっっ!!!!」
>>「ダ、ダルフィン!!落ち着けっ!!」
>>もはや大広間は阿鼻叫喚の修羅場と化した。
>
>ちゃぶ台返し・・・・・懐かしの星一徹さんの得意技ですね(笑)
>大広間は、冥王さまの恋の相談所から・・・・戦場へと変わってしまったのですね(汗)

日本の伝統技ですから(笑)
和やかな雰囲気から一転して、修羅場です。

>>「・・・・・・・・・・・」
>>そんな中、今まで保身のため沈黙を守っていたガーヴは―――
>>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・酒でも飲みに行こ」
>>そそくさと広間を出て行った。
>
>昨年の聖夜に、タコ殴り地獄で臨死体験(笑)なさった魔竜王さまは。
>そのご経験を生かして、今回は危機回避に成功しているのですね(笑)

覇王と違ってきちんと学習したようです。

>>「三千大千世界に微塵も残さず殺してくれるわーーーーーっっっ!!!!!!」
>>「落ち着けっ!!落ち着いてくれっ!!ダルフィン!!!!!」
>>「お義母さん!!必ずニーヤちゃんは幸せにします!!!」
>>「ウガーーーーーッッッ!!!」
>>「お前も煽るなーーーーーーっっっっっ!!!!!!!!」
>>
>>チャンチャン♪
>
>リミッターぶち切れ状態の海王さまと、その海王さまの神経を・・・・更に平気で逆撫でする冥王さま(汗)
>デイルさんが、冥王さまの恋するお相手が、ニーヤちゃんだと、もし知ってしまったら・・・・・(滝汗)
>扉の向こうでは、冥王軍と海王軍の将軍神官クラスの方々とゼロスさんが。
>おもいっきり大きな溜息をついていそうですね(笑)

フィブリゾは大真面目なのですが、なにしろお義母さまが坊主憎けりゃ袈裟まで憎いな状態ですから。
とばっちりは部下のほうにもくるでしょうね(笑)

>>久しぶりの『ある愛の光景』でした。
>>取りあえず、ナイスマッチョメンとラストのダルフィンの暴れっぷりを思いついて書いたと言っても過言ではありません。
>>設定がややこしくなってますが、大きな目でみてやってください。
>>それでは。
>
>聖夜に地獄を見た覇王さまのお姿と、海王さまの暴走状態に大笑いさせていただきました。
>覇王さま・・・・・・トラウマにならなければ良いですね(笑)
>
>もう今年も、あと5日ほどなのですね。
>今年も、本当にいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
>2005年が、棒太郎さんにとりまして、良い年でありますように。
>良いお年を。
>
>本格的に寒くなってまいりましたし、風邪も流行っているようですので。
>お体にお気をつけて、お元気で。
>
>では、失礼します。

しばらくは引き篭もりになって、部屋の隅でガタガタしているでしょうね。彼(笑)
大いにトラウマとなっていることでしょう。

本当に一年の経つのは早いですね。
こちらこそ、いろいろとお世話になりました。
来年もまたよろしくお願いします。
それでは、どうもありがとうございました。

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30995「さては己を鍛える禁断の喜びに目覚めおったな」by.トロデエモーション E-mail 2004/12/26 23:22:26
記事番号30985へのコメント

棒太郎様、こんばんは。

書き殴りにノーフレームの方から入れず、うろうろしていました。(汗)
今度から「お気に入り」登録は、横着せずにトップページだなあ……。
(IEのMac版はIE5以降の作成をしないそうなので)
ついでにDQ8買ってしまいました……(^_^;)
画面で酔いつつ、道に迷いまくってレベルだけが上がりまくり、そのくせ話の展開は
スローペースなため、トロデにタイトルのようなコメントをされてます。
聖夜のマッチョメン1号2号再びで、覇王様がこうなったらどうしようとか思いつつ(笑)
タイトルに書いてみました。


>「おう。あのヤローがまともに答えてくれるとは思えねえからな。手を借りたんだ」
>ガーヴの言葉にしばし考えていた二人だが、やがてダルフィンは面白そうな笑みを浮かべて、OKサインを出した。
>「あのとっつぁんぼうやが何に心馳せてるのか、面白そうね」
>「ちょっと言葉の意味が違うと思うぞ・・・・・」

フィブリゾ様の異変を知るために、ダルフィン様とゼラス様の手を借りようと
思いついたガーヴ様。向き不向きが良く分かっているのですね。

>すぐさま二人はフィブリゾの様子に思い当たったようだ。
>「何だよ?」
>「あれは・・・・・”恋煩い”よ」
>「こ、恋煩い!!??」
>流石のガーヴも絶句した。
>「これはますますもって面白くなってきたわね〜〜〜」
>愉快と言わんばかりにうふふふふ、と含み笑いを漏らすダルフィンであった。

フィブリゾ様が恋煩い。これはさすがにガーヴ様でも驚きますね。
ガーヴ様や覇王様とは違う意味で、その方面には興味がなさそうな方ですし。
そして面白いおもちゃを見つけたと言う感じのダルフィン様が(笑)

>「しらばっくれても無駄よ。ネタはとっくにあがってるのよ」
>取調室よろしく、カッと強烈なライトが当てられる。その側には何故かカツ丼が置かれていた。

ライトとカツ丼(笑)取り調べの必須アイテムですね♪

>「くだらんものはくだらん!魔王様の腹心ともあろうものがそのようなもの―――!!」
>グラウシェラーの物言いにゼラスがムッとする。
>「ゼラス!ダルフィン!それはお前達にも言いたい!近頃のお前達は一にも二にも恋愛などというくだらん――――」

……覇王様……。(汗)気持ちは分かりますが、それは口にしたらマズイ発言……。

>「ハイィィィィィヤァッッッッッッ!!!!!!」
>「セリャァァァァッハッッッッッッ!!!!!!」
>
>ソレは現われた。
>
>『お呼びですかいっ!!!!姐御ぉぉぉぉっっっっ!!!!』
>
>こんがりと日に焼け、テカテカと輝きを放つふたつのマッスルボディがビシッとポージングを決めていた。

うわあ……(汗)聖夜のマッチョメンズ再び。
しかもゼラス様が呼び出せるようになっているっ?!

>「さあっ、往くぞ若人よ!いざ、漢の花園を!!」
>「おうっ!”漢祭り”じゃぁぁぁっっ!!」
>「ぎゃ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああっっっっっ!!!!!!!!」
>絶叫を引きずりながらグラウシェラーは何処かへと連れ去っていかれた。
>「これで静かになったわね」
>先程の惨劇をものともせず、にこやかにダルフィンは言った。
>フィブリゾは過去のトラウマからか、少し顔を蒼ざめさせていた。

漢の花園……。漢祭り……。ああ、私の知らない世界ですね(滝汗)
そして一年前の惨劇を思い出しているフィブリゾ様。もう逃れる術はなくなりましたね。

>  ばらばらとぶつかってきた影がもっていた荷物が散らばる。
>  『あ、あの、ごめんなさい!大丈夫ですか?』
>  相手がそう言ってきた。なにかイヤミのひとつでも言ってやろうと思い、顔を上げたとき――
>
>  ―――ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある―――
>
>  『それじゃ、どうもすいませんでした』
>  どう何を喋ったのか憶えていない。少女が去った後、呆然としたように立ち尽くすフィブリゾだけがいた。

おおおおっ! 伝説の恋愛フラグが立つイベント(笑)さすがフィブリゾ様。
王道と基本は外さないのですね♪

>「まだ告白していないのか?」
>「うん。計略や策謀なら得意なんだけど、こういうことはどうすればいいのかわからなくて」

今一瞬、フィブリゾ様に「電車男」を読ませたくなりました(笑)

>「だぁぁぁれがてめえなんぞに娘をやるかぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」
>再起動したダルフィンが、思いっきり円卓をちゃぶ台返しした。
>「なっ!?今はまだ君とは関係ないだろっ!?」
>さっと飛び退いて難を逃れたフィブリゾが言う。
>「やかましゃーーーーーーっっっ!!!前世だろうが、いずれは我が娘じゃあーーーーーっっっ!!!」
>ウガーッと咆哮を上げながら、得物を手にフィブリゾに襲い掛かる。
>「お義母さんっ!!僕たち本気なんです!!」
>「てめえに義母と呼ばれる筋合いはないわーーーーーーーーーっっっっ!!!!」

どうすればいいのかは分からなくても、画像の入手と身元のチェックはきちんと
ぬかりなく行っていたのですね、フィブリゾ様。
ダルフィン様とニーヤちゃんの、来世での関係までしっかりと把握していますし(笑)
それにしても相手がニーヤちゃん。ダルフィン様、すっかり「娘は絶対渡さん!」モードに……。

>そんな中、今まで保身のため沈黙を守っていたガーヴは―――
>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・酒でも飲みに行こ」
>そそくさと広間を出て行った。

そして今回一番賢かったかもしれないガーヴ様……。
やはりこの方はこういうことでは絶対に、不幸にならないのですね。

>「三千大千世界に微塵も残さず殺してくれるわーーーーーっっっ!!!!!!」
>「落ち着けっ!!落ち着いてくれっ!!ダルフィン!!!!!」
>「お義母さん!!必ずニーヤちゃんは幸せにします!!!」
>「ウガーーーーーッッッ!!!」
>「お前も煽るなーーーーーーっっっっっ!!!!!!!!」

真面目……なのか、本当に煽っているのか。
何にせよフィブリゾ様、がんばってください。

>久しぶりの『ある愛の光景』でした。
>取りあえず、ナイスマッチョメンとラストのダルフィンの暴れっぷりを思いついて書いたと言っても過言ではありません。
>設定がややこしくなってますが、大きな目でみてやってください。
>それでは。

(来世の)娘に悪い虫がつきそうになるのを阻止しようと、必死なダルフィン様。
これも海より深い母の愛でしょうか。
マッチョメンズのご登場には、まさかあの御方(笑)がいないので、
出てこないだろうと思っていただけに、驚きつつ爆笑しました。彼らはある意味で
最強の存在ですね。

クリスマスが過ぎるともう新年まで1週間をきるのですね。
少し早いですが、良い年を迎えられますように。
では、今日はこの辺で失礼します。

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30999多分次辺りで筋肉愛好家になっているのでは・・・・・・棒太郎 2004/12/27 20:35:30
記事番号30995へのコメント


>棒太郎様、こんばんは。
>
>書き殴りにノーフレームの方から入れず、うろうろしていました。(汗)
>今度から「お気に入り」登録は、横着せずにトップページだなあ……。
>(IEのMac版はIE5以降の作成をしないそうなので)
>ついでにDQ8買ってしまいました……(^_^;)
>画面で酔いつつ、道に迷いまくってレベルだけが上がりまくり、そのくせ話の展開は
>スローペースなため、トロデにタイトルのようなコメントをされてます。
>聖夜のマッチョメン1号2号再びで、覇王様がこうなったらどうしようとか思いつつ(笑)
>タイトルに書いてみました。

こんばんは、エモーションさん。
DQ8購入されましたか。私はやりかけのソフトが2〜3本ありますので、これ以上新しいのには手が出せません。
多分、覇王は次辺りで禁断の喜びに目覚めてるんじゃないでしょうか(笑)


>>「あのとっつぁんぼうやが何に心馳せてるのか、面白そうね」
>>「ちょっと言葉の意味が違うと思うぞ・・・・・」
>
>フィブリゾ様の異変を知るために、ダルフィン様とゼラス様の手を借りようと
>思いついたガーヴ様。向き不向きが良く分かっているのですね。

頭脳派より肉体派ですからね。変化球系は手を借りたほうがいいと判断したようです。

>>流石のガーヴも絶句した。
>>「これはますますもって面白くなってきたわね〜〜〜」
>>愉快と言わんばかりにうふふふふ、と含み笑いを漏らすダルフィンであった。
>
>フィブリゾ様が恋煩い。これはさすがにガーヴ様でも驚きますね。
>ガーヴ様や覇王様とは違う意味で、その方面には興味がなさそうな方ですし。
>そして面白いおもちゃを見つけたと言う感じのダルフィン様が(笑)

一番あり得ないと思える事柄ですからね。
ダルフィンも面白い玩具を見つけましたが、後で笑っていられないと思い知らされます。

>>「しらばっくれても無駄よ。ネタはとっくにあがってるのよ」
>>取調室よろしく、カッと強烈なライトが当てられる。その側には何故かカツ丼が置かれていた。
>
>ライトとカツ丼(笑)取り調べの必須アイテムですね♪

取調室の定番で王道アイテムです(笑)

>>「ゼラス!ダルフィン!それはお前達にも言いたい!近頃のお前達は一にも二にも恋愛などというくだらん――――」
>
>……覇王様……。(汗)気持ちは分かりますが、それは口にしたらマズイ発言……。

彼も保有スキル:自爆・勇み足の持ち主ですから。

>>『お呼びですかいっ!!!!姐御ぉぉぉぉっっっっ!!!!』
>>
>>こんがりと日に焼け、テカテカと輝きを放つふたつのマッスルボディがビシッとポージングを決めていた。
>
>うわあ……(汗)聖夜のマッチョメンズ再び。
>しかもゼラス様が呼び出せるようになっているっ?!

問答無用の精神攻撃体ですからね。
彼らはヴェルミスと同じくゼラスも主と認め、いつでも呼び出しに応じます。

>>「これで静かになったわね」
>>先程の惨劇をものともせず、にこやかにダルフィンは言った。
>>フィブリゾは過去のトラウマからか、少し顔を蒼ざめさせていた。
>
>漢の花園……。漢祭り……。ああ、私の知らない世界ですね(滝汗)
>そして一年前の惨劇を思い出しているフィブリゾ様。もう逃れる術はなくなりましたね。

誰も知らない、知りたくない世界です。
過去のトラウマを出されてはもうどうしようもありません。

>>  ―――ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある―――
>>
>>  『それじゃ、どうもすいませんでした』
>>  どう何を喋ったのか憶えていない。少女が去った後、呆然としたように立ち尽くすフィブリゾだけがいた。
>
>おおおおっ! 伝説の恋愛フラグが立つイベント(笑)さすがフィブリゾ様。
>王道と基本は外さないのですね♪

ベタで、王道で、基本なイベントです。

>>「まだ告白していないのか?」
>>「うん。計略や策謀なら得意なんだけど、こういうことはどうすればいいのかわからなくて」
>
>今一瞬、フィブリゾ様に「電車男」を読ませたくなりました(笑)

実は私もまだよんだことありません。

>>「やかましゃーーーーーーっっっ!!!前世だろうが、いずれは我が娘じゃあーーーーーっっっ!!!」
>>ウガーッと咆哮を上げながら、得物を手にフィブリゾに襲い掛かる。
>>「お義母さんっ!!僕たち本気なんです!!」
>>「てめえに義母と呼ばれる筋合いはないわーーーーーーーーーっっっっ!!!!」
>
>どうすればいいのかは分からなくても、画像の入手と身元のチェックはきちんと
>ぬかりなく行っていたのですね、フィブリゾ様。
>ダルフィン様とニーヤちゃんの、来世での関係までしっかりと把握していますし(笑)
>それにしても相手がニーヤちゃん。ダルフィン様、すっかり「娘は絶対渡さん!」モードに……。

そこらへんは抜け目なくやっております。
ダルフィンも今までとは一転、頑固オヤジモードに。

>>そんな中、今まで保身のため沈黙を守っていたガーヴは―――
>>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・酒でも飲みに行こ」
>>そそくさと広間を出て行った。
>
>そして今回一番賢かったかもしれないガーヴ様……。
>やはりこの方はこういうことでは絶対に、不幸にならないのですね。

前回のマウントタコ殴り地獄から学習したようです。

>>「三千大千世界に微塵も残さず殺してくれるわーーーーーっっっ!!!!!!」
>>「落ち着けっ!!落ち着いてくれっ!!ダルフィン!!!!!」
>>「お義母さん!!必ずニーヤちゃんは幸せにします!!!」
>>「ウガーーーーーッッッ!!!」
>>「お前も煽るなーーーーーーっっっっっ!!!!!!!!」
>
>真面目……なのか、本当に煽っているのか。
>何にせよフィブリゾ様、がんばってください。

本人はいたって大真面目です。
だから事態は余計に悪化します。

>>久しぶりの『ある愛の光景』でした。
>>取りあえず、ナイスマッチョメンとラストのダルフィンの暴れっぷりを思いついて書いたと言っても過言ではありません。
>>設定がややこしくなってますが、大きな目でみてやってください。
>>それでは。
>
>(来世の)娘に悪い虫がつきそうになるのを阻止しようと、必死なダルフィン様。
>これも海より深い母の愛でしょうか。
>マッチョメンズのご登場には、まさかあの御方(笑)がいないので、
>出てこないだろうと思っていただけに、驚きつつ爆笑しました。彼らはある意味で
>最強の存在ですね。
>
>クリスマスが過ぎるともう新年まで1週間をきるのですね。
>少し早いですが、良い年を迎えられますように。
>では、今日はこの辺で失礼します。

他の娘なら、自分の楽しみ混じりに協力するのでしょうが、我が娘となると話は別のようです。
インバース家に負けず劣らず、ハードルが高そうです。
そしてマッチョメンズ再び。彼らなら魔王にすらも(精神)ダメージを与えられるでしょう。
もう一年も終わりですね。早いものです。
来年もまたよろしくお願いします。
それでは、どうもありがとうございました。

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30997Re:ある愛の光景〜僕の彼女紹介します〜エスエル 2004/12/27 11:53:20
記事番号30985へのコメント

はじめまして、エスエルと申すものです

>「?フィブリゾの様子がおかしい?」
>「ああ、そうなんだ。なんつーか、こう心ここにあらず、ってな感じでよ」
>「ほう。あのフィブリゾが・・・・・珍しいこともあるもんだ」
確かに・・・ちょっと珍しいですね・・・(何)



>「これはますますもって面白くなってきたわね〜〜〜」
>愉快と言わんばかりにうふふふふ、と含み笑いを漏らすダルフィンであった。
んあーダルフィン様、なんか、怖えぇ・・・


>「と、言うわけでみんなに集まってもらいました」
集まっちゃったよ・・・・


>「しらばっくれても無駄よ。ネタはとっくにあがってるのよ」
>取調室よろしく、カッと強烈なライトが当てられる。その側には何故かカツ丼が置かれていた。
カツ丼?
今夜のメシ?!

>「あなたのここしばらくの状態。あれを”恋煩い”と言わずして何と言うのかしら?」
>「!?」
>いきなり図星をつかれたフィブリゾは、驚愕と羞恥で顔を真っ赤にさせた。
>「”恋煩い”だと?そんなくだらんことのためにひっぱりだされたのか!?」
覇王らしいですね・・・・なんか・・・
冷静、沈着、魔族の鏡だー!!!

すいません・・・・すいません変なコメントで・・・・
失礼します!

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31000どうもはじめまして棒太郎 2004/12/27 20:42:47
記事番号30997へのコメント


>はじめまして、エスエルと申すものです

はじめまして、棒太郎と申します。
この度は拙作を読んでいただきありがとうございました。


>>「?フィブリゾの様子がおかしい?」
>>「ああ、そうなんだ。なんつーか、こう心ここにあらず、ってな感じでよ」
>>「ほう。あのフィブリゾが・・・・・珍しいこともあるもんだ」
>確かに・・・ちょっと珍しいですね・・・(何)

滅多に見ない光景でしょうしね。

>>「これはますますもって面白くなってきたわね〜〜〜」
>>愉快と言わんばかりにうふふふふ、と含み笑いを漏らすダルフィンであった。
>んあーダルフィン様、なんか、怖えぇ・・・

この事態に、面白がってからかい半分にかかわろうと思ってます。

>>「と、言うわけでみんなに集まってもらいました」
>集まっちゃったよ・・・・

このあたりの行動力は凄まじいものがあります。

>>「しらばっくれても無駄よ。ネタはとっくにあがってるのよ」
>>取調室よろしく、カッと強烈なライトが当てられる。その側には何故かカツ丼が置かれていた。
>カツ丼?
>今夜のメシ?!

取調室の必須アイテムです(笑)

>>「あなたのここしばらくの状態。あれを”恋煩い”と言わずして何と言うのかしら?」
>>「!?」
>>いきなり図星をつかれたフィブリゾは、驚愕と羞恥で顔を真っ赤にさせた。
>>「”恋煩い”だと?そんなくだらんことのためにひっぱりだされたのか!?」
>覇王らしいですね・・・・なんか・・・
>冷静、沈着、魔族の鏡だー!!!

確かに正論なんですが、この話においてはあとでエライ目に・・・・・・

>すいません・・・・すいません変なコメントで・・・・
>失礼します!

このシリーズ、過去の拙作を読んでないと設定が分からない部分もありますので。
もし興味をもたれたら、チラッとでも目を通してやってください。
それでは、どうもありがとうございました。

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31001こんばんわエスエル 2004/12/27 21:10:28
記事番号31000へのコメント

はじめまして!こんばんわ!
カツ丼はメシとか言ってましたけど、必見物だ〜〜〜!!!

>このシリーズ、過去の拙作を読んでないと設定が分からない部分もありますので。
>もし興味をもたれたら、チラッとでも目を通してやってください。
>それでは、どうもありがとうございました。
過去のやつですか?ぉぉぉ!!!感激!!!探して読んでみますです!
最初はフィブ×シェラとか思ったりしてましたぁ〜
でも、恋煩いのフィブちゃんに萌〜〜〜〜!!!
私の未確認不生命物体(私の書いた小説)なんかと違って(テメェ(私)のと比べるなボケェ!)とっても面白いですねっ!!!また、読みたいですっ!!!
では、失礼致します。