◆−AfterStory−プロローグ−夢月なつか (2005/3/9 12:47:36) No.31237
 ┣Re:AfterStory−プロローグ−神高 紅 (2005/3/15 17:21:25) No.31270
 ┃┗どうもです−夢月なつか (2005/3/17 11:01:09) No.31274
 ┗AfterStory−1章−夢月なつか (2005/3/17 11:46:38) No.31275


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31237AfterStory−プロローグ夢月なつか URL2005/3/9 12:47:36



 前書き

 ちょっとはまじめにやってみようとしている今日この頃
 むかぁし、改名前にやった「NEXTすとーりぃ」的な要素も含んでおりますが
 とりあえず、完全なオリジナルストーリーで、本編終了直後からです。
 
 遅れましたが、スティック改め夢月なつかと言います。
 
 まぁ、随分前だったので、はじめましての人が多い・・かな


 



 じゃ、今度はあたしの故郷、ゼフィーリア首都ゼフィールシティね!

 よぉし、ぶどうたべまくるぞ!

 
 と、そういうノリで、里帰り中のリナとガウリィの名コンビは、
 とある村で一休みしていた。

「リナの実家って、商売してたんだよな?」

「雑貨屋・・かな一応、色んな生活用品から魔道具まで取り扱ってるの
 でも、店を切り盛りしてるのは、母ちゃんと父ちゃんで、姉ちゃんはウエイトレス」

「・・・なんでだ?」

「う〜ん・・さぁ? ま、あたしも流れのなんでも屋みたいのやってるし、
 姉妹ともに店を継ぐことは望み薄ね」

「へぇ〜・・・」

 特に興味なさ気に軽い返事
 自分から聞いといてなんだそれ・・と、腹が立ったが、
 すごく静かなこの村で騒ぐのは、あまりよくない気がし、こらえた。
 少しは大人になったっぽいリナ

「リナの姉ちゃんって、どんなだ?」

「・・・・見ればわかるわ」

 目にはおびえの表情
 以前に同じ質問をしたような気がしたが・・・
 その時も、こんな風に「聞くな」と言われてたようなきがする。
 ・・・記憶にないが・・・

「見ればねぇ〜・・でも、リナみたいにぺちゃぱいじゃないだr・・・ぐはぁ!」

「うるさいよ!!」

 手元にあった花瓶を投げつける。
 ごぅんっと、とってもいい音がして、ガウリィは後ろへたおれ・・

「なにすんだよ!」

「見ればわかるって言ってるでしょ!!
 まったく、ほんっとあんたってデリカシーってもんが無いわね」

「リナにはあるのか?」

「どういう意味?」

「・・・・・・・いえ」

 いつものやりとり
 これが、二人の日常でもあった(嫌な日常





「みぃつけた。あれがリナね」

 月をバックに空中に佇む童顔の女性。見事なプロポーションである。
 女性は、二人が泊まっている宿屋(大きい民家)を見下ろして、
 楽しそうに呟いた。
 
「・・・人間にしては、いい腕してるみたいだけど
 実際にはどれくらいか、確かめなきゃね・・とりあえず・・・」

 女性は手をかざした。そして・・・

 「うわきゃぁ!」

 室内から聞こえるリナの悲鳴
 何かに驚いたときの悲鳴なので、いまいち緊迫感に欠けている。
 その直後、窓から溢れ出す突き刺すような光

 「おい、リナ!」

 連れの男性・・ガウリィも驚きの声をあげた。
 あふれ出た光はすぐに収縮し、もとの状態へと戻った。
 が、部屋の中は・・いたはずのリナがいないという変化があっただろう
 それを裏付けるかのように、ガウリィがリナを呼ぶ声が響いた。

「近所迷惑ね・・まぁいいか・・さぁて・・・
 リナ・・どこに移動させたっけ? たしか・・」

 かなり間抜けた話の内容。
 が、とりあえず女性は、移動をはじめた。

 「おぉ〜いリナぁ〜」

 まだ、ガウリィの声が響いている。
 やがて・・・

 「うるせぇずこんな夜に!」

 「うちの赤ちゃんが起きちゃうじゃないの!」

 とか、近所に文句を言われてしまった。
 さて、リナは一体どこへいったのだろうか?



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31270Re:AfterStory−プロローグ神高 紅 2005/3/15 17:21:25
記事番号31237へのコメント

紅:どーもこんばんは。遅れに遅れていい加減にしとけと言われそうな今日この頃神高紅です。
コ:どうもコウだ。よろしく。
ク:こんばんは・・クロスです・・
紅:レス遅れてすんませんしょーもない理由が色々ありまして・・・
コ:こんなアホはほっといてレスに行くかクロス。
ク:うん・・
紅:(放置された!?)
>「リナの姉ちゃんって、どんなだ?」
>
>「・・・・見ればわかるわ」
>
> 目にはおびえの表情
> 以前に同じ質問をしたような気がしたが・・・
> その時も、こんな風に「聞くな」と言われてたようなきがする。
> ・・・記憶にないが・・・
紅:覚えとこうよガウリイ・・・
ク:ガウリイさんの場合・・こんだけ覚えてるだけでもすごいですよ・・
コ:リナが怯えるって事自体少ないからな。それだけ印象に残るんだろう。
>「なにすんだよ!」
>
>「見ればわかるって言ってるでしょ!!
> まったく、ほんっとあんたってデリカシーってもんが無いわね」
>
>「リナにはあるのか?」
>
>「どういう意味?」
>
>「・・・・・・・いえ」
紅:リナにもないで・・・すんません(土下座)
ク:コウにも無いと思う・・
コ:んな!クロス!ガウリイと一緒にすんじゃねえよ!
> 連れの男性・・ガウリィも驚きの声をあげた。
> あふれ出た光はすぐに収縮し、もとの状態へと戻った。
> が、部屋の中は・・いたはずのリナがいないという変化があっただろう
> それを裏付けるかのように、ガウリィがリナを呼ぶ声が響いた。
>「みぃつけた。あれがリナね」
>
> 月をバックに空中に佇む童顔の女性。見事なプロポーションである。
> 女性は、二人が泊まっている宿屋(大きい民家)を見下ろして、
> 楽しそうに呟いた。
> 
>「・・・人間にしては、いい腕してるみたいだけど
> 実際にはどれくらいか、確かめなきゃね・・とりあえず・・・」
紅:突然現れた謎の美女。物語のキーパーソンですか?

コウとクロス口喧嘩中。
>「近所迷惑ね・・まぁいいか・・さぁて・・・
> リナ・・どこに移動させたっけ? たしか・・」
>
> かなり間抜けた話の内容。
> が、とりあえず女性は、移動をはじめた。
紅:見切り発車かよ!?どこに行くかくらい決めといてくださいよ・・・
> 「おぉ〜いリナぁ〜」
>
> まだ、ガウリィの声が響いている。
> やがて・・・
>
> 「うるせぇずこんな夜に!」
>
> 「うちの赤ちゃんが起きちゃうじゃないの!」
>
> とか、近所に文句を言われてしまった。
> さて、リナは一体どこへいったのだろうか?
紅:離れ離れになった二人の再会はいつになるんでしょうか。



紅:ではこの辺でって・・・
ク:いっつも胸が小さいとか言うし・・!
コ:実際そーだろーが!
ク:むきー!背が低いの気にしてるくせに・・
コ:ぶっ殺すぞ手前!!
紅:いつまで喧嘩してんだ!いい加減に・・・
コ&ク:すっこんでろ!!(ダブルパンチ)
ぼこお!
紅:か・・・かはあ・・・で、ではなつかさん・・・さようなら・・・ぐはっ(倒れる)

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31274どうもです夢月なつか URL2005/3/17 11:01:09
記事番号31270へのコメント


 あぁ、誤字発見・・・めんどくさくって確認してなかったんですよね〜
 


 すっげぇ久しぶりだけど、ぜんぜん続きを考えてなかったなつかです。
 とりあえず、またもやいきあたりばったりのありがちストーリーでいきます。
 

>紅:見切り発車かよ!?どこに行くかくらい決めといてくださいよ・・・

 
 彼女はそういう子なんです〜♪。目的もってれいずれ着ける!(経験済み)(ぇ

>紅:ではこの辺でって・・・
>ク:いっつも胸が小さいとか言うし・・!
>コ:実際そーだろーが!
>ク:むきー!背が低いの気にしてるくせに・・
>コ:ぶっ殺すぞ手前!!
>紅:いつまで喧嘩してんだ!いい加減に・・・
>コ&ク:すっこんでろ!!(ダブルパンチ)
>ぼこお!
>紅:か・・・かはあ・・・で、ではなつかさん・・・さようなら・・・ぐはっ(倒れる


 あぁ、大丈夫ですかぁ!?

スティ:大丈夫です。私も胸小さいですから・・・

ティック:元のなつ姉さんが背低いんで僕達もけっこー低いですよ〜

 ・・・・(フォローしてあげてるんだ。でもなんか悲しいのは何故?



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31275AfterStory−1章夢月なつか URL2005/3/17 11:46:38
記事番号31237へのコメント


 前書き

 やばい、深夜に目がさめて朝起きずらいです。
 あぁ、なんかもうめんどくさ・・(強制終了



 

 1章:リナはいずこ?



 
「リナぁ〜・・ほんっとにどこいったんだ?」

 昨日の夜。近所に苦情言われ、仕方なく寝たこの男。
 今日は早速リナ探しに出発したのだが・・・・検討もつかない。
 彼は、無い脳みそで昨夜のことから状況を整理しはじめた。


『うわなんだ!?』

『何!?』

 突然の光。二人は反射的に目を閉じた。
 そして・・・

『・・・? 収まったかな? お〜い、大丈夫だったかリナ・・リナ?』

 ガウリィが目を開けたらそこは雪国・・じゃなくて、リナがいませんでした。
 ガランとした部屋。光の中、誰かが入ってきた形跡なし。
 と、いうより・・リナがそうやすやすと捕まるわけもない。なんせリナだから(おい
 
『・・・うぉーい! リナぁー!!』

 とりあえず叫ぶ。が、返事はなし。
 そして、しばらく叫んで近所から苦情をいわれて寝て現在にいたる。

「・・・はぁぁ」

 ゼフィーリアまで距離はあるし、リナがいなくては道がわからない。
 ゼフィーリアに着いたとしても、リナの実家もわかるはずもない。
 
「あの光が問題だよな・・一体なんだったんだ?」

 が、魔術に疎い彼にはそれがわかるはずもない。検討もつかないだろう。
 以前に、何か参考になりそうなことをリナが言っていた気がするが、思い出せないので、
 結局、なんの手がかりもなしに地道に探すしかないのであった。

「・・・早く見つけなきゃナァ・・ぶどうの時期すぎるぜ。まったく・・・」

 心配するポイントもずれている。



 そして、こちらでは・・・・

「・・・う〜んと、リナの魔道波は・・こっちからか」

 どこに送ったか忘れてしまったこの女性。
 しかたないので、魔道士から発する波を、たどっていくことにした。
 特に、リナの波は独特なのですぐに見分けがつく。

「さて、どうやってためそうか・・やっぱり実力行使かな〜・・・
 でもなぁ〜、あんまり動くと後々厄介なのよね・・どうするか・・・」

 移動しながら考えるが、とても簡単な解決策があることに彼女が気づくのは、
 リナを発見してから数分後となる。



「リナ? リナって、あの破壊魔の?」

「あぁ、たぶんそれ」

「しらないなぁ〜・・姿も見たことないし・・・
 しっかし兄さんも物好きだなぁ、あの破壊魔リナに会いたいとは・・・」

「・・・ははは、まーな」

(一体何をしてたんだあいつ・・?)

 行く先々でこのようなすごいウワサを耳にする。
 で、以前リナにあったことのあるという人もいたが、見なかったとのこと
 
「ふぅ、ここにはいないみたいだな・・・近辺の町村あたったけど・・」

 とにかく行動あるのみ。彼は、近辺の町などを当っている。
 が、有力な情報はいまだなし。もっとも、あの光の中、リナがどっかへ歩いていった・・と、言うことはない。
 
「さて、参ったな・・・」

 ぽりぽりと頭をかきながら、ガウリィは公園のベンチに座った。
 いっそのこと似顔絵でも描くかとか思ったが・・・

「・・・昔、兄の似顔絵描いたら似てないって殴られたんだよな」

 それ以来、絵はかけらもかいたことがなかった。
 ものは試してかいてみようともするが、紙とペンがなかったりする。(それくらい持ってろ

「・・・・・・」

 お先真っ暗とは、このことである。
 
「う〜ん。どーするかなぁ」

 そして、また振り出しにもどるのだった。
 彼が行動し始めたのは、おなかが減ったとき。
 腹が減っては戦は出来ぬというから、彼はとりあえず、レストランにいったのだが・・・
 そこで、思いがけないものを目にした。

「・・・ん? なんだあのねーちゃん」

 テーブルの上に足をのっけて高笑い。
 かなりの哄笑が店に響き、お客さんも続々退場。従業員も迷惑顔
 そのテーブルの上には、リナに負けず劣らずの空っぽの皿が山積みに・・・
 高笑い気味の女性と店主の会話からすると、どうやらあの女性、
 食べたはいいが、お金の持ち合わせがないらしい。ようするに、無銭飲食。

「払えないんだったら働いてもらうよ」

「ほーっほっほっほ! 何いってるかさっぱりね」

 こめかみに冷や汗。一生懸命彼女なりにごまかしているようだ。

「ちょっとお客さん!」

「ほーっほっほっほ!! ・・・ライティング!(汗)」

 ぴっかぁん

「うおツ!」

「ぐ」

 どたん! ずだだだだ!!

 まばゆい光の中、外へと逃走する女性。
 で、光がやんだときには・・・

「・・あぁ! 食い逃げだぁぁ!!!」

「・・・あのねーちゃん魔道士か・・ん?」

 ぴっかんっと、電球マークがとんで、ガウリィはあることを考え付いた。
 膳は急げ。彼は、女性の後を追った。

「たしか、こっちの方に・・・」

 足音が、右に曲がっていったことを聞き取っていたガウリィは、
 後は勘を頼りに、さきほどの女性を追いかける。
 その女性の悪の女幹部みたく奇怪な姿だったのは気にならなかった。
 
「あ、いた!」

 ずいぶん逃げたな・・・と、思いつつ、
 街の出口付近でその女性を見つけるガウリィ。とりあえず話し掛けてみた。
 普通の人なら、絶対に目をあわせないし近寄らない。

「ちょっとすいません」

「? なにかしら?」

(あれ、どっかで見たことあるような・・・)

 なんとなく見覚えのあるようでないような女性が止まってくれたことにホッとしながら、
 ガウリィは前置きもせずにたずねた。

「リナっていう小さい子見なかったか?
 さっきの光みたいなのと一緒にいなくなっちゃったんだけど・・・」

「リナ? リナって・・あのリナ?」

「たぶんそのリナ」

 と、言うと・・・女性はきらぁんと目を輝かせ

「リナの居場所はしらないけど、とりあえず詳しい話を聞きましょ」

「ほんとか? いや〜・・助かるぜ」

「ほーっほっほっほ! 私にまかせなさい!」

 どんっと、リナよりも数段大きな胸辺りでを叩く女性。
 ついでに背もけっこう高い。

「で、あんた名前は?」

「話のきりかわりが早いわね・・まぁいいわ
 私はナーガ。リナとは以前一緒に旅してた仲間よ!」

 仲間という響きに多少疑問が残るが、この女性。つまりはあのナーガ。
 リナと知り合いであろうガウリィとリナをあわせ、その報酬をいただくというひそかな計画を立てながら、
 一緒にリナ探しをはじめるのであった。(けっして親切心からではない



 ぞくぅ

「は! なにかしらこの悪寒は!!」

 ある所、飛ばされたリナは、突然の悪寒に身を震わせていた。




 後書き

 文どうしがうまくつなげられません。

スティ:無理やりっていう感じがひしひしきますね

ティック:・・そのうちなんとかなりますよ・・・

 だといいですねぇ〜・・さて、この二人は、色々段階あって存在する
 いわば私のコピーとそのコピーのコピー(例の鏡使用)です。
 最初のコピーがスティでスティのコピーがティックといいます。
(改名前のスティックから名前とりました。安易です。自覚あります)
 
 では、また今度。次回はたぶん、ガウリィとナーガのリナ探し旅がはじまり
 同時に、謎の女性とリナが出会います。・・・たぶんね