◆−スレイヤーズVSハイレグ大魔王−特に菜塩 (2005/3/20 00:55:05) No.31282 ┣スレイヤーズVS雪女−特に菜塩 (2005/3/20 00:56:06) No.31283 ┣スレイヤーズVSノストラダムス−特に菜塩 (2005/3/20 01:05:05) No.31284 ┣オープニングストーリー−特に菜塩 (2005/3/20 01:08:59) No.31285 ┣ゼルガディス 愛の最終決断−特に菜塩 (2005/3/20 01:12:55) No.31286 ┣初めての♂ゼルアメ♀ 世界のどこかで愛を叫ぶ−特に菜塩 (2005/3/23 01:07:29) No.31295 ┣世界のどこかで愛を叫ぶ 後編FOREVER LOVE−特に菜塩 (2005/3/30 00:44:20) No.31321 ┣♂初めてのガウゼル♂ ガウリィー&ゼルガディス−特に菜塩 (2005/3/30 00:51:54) No.31322 ┗スレイヤーズの疑問−特に菜塩 (2005/3/31 05:13:27) No.31329
31282 | スレイヤーズVSハイレグ大魔王 | 特に菜塩 | 2005/3/20 00:55:05 |
スレイヤーズVSハイレグ大魔王 ※このお話はクレヨンしんちゃんに登場するキャラクターハイレグ大魔王がリナ達と戦うお話です。あまりのつまらなさにパソコンならびに携帯電話を叩き壊すおそれのある方、くだらない物語に耐えられない体質の方はどうぞ右上の×ボタンの左クリックをお願いします。特に菜塩 私の名前は天才美少女魔導師ことリナ=インバース。私ったら旅の仲間ガウリー、ゼルガディス、アメリアと共にある依頼を受けたの。その依頼ってのがとある村で得体の知れない奇病が流行しているのでその調査に向かえ!ってのなんだけど、村に到着したあたし達を待っていたのは想像を超えた光景だった…… ハイグレ ハイグレ ハイグレ ハイグレ 「これは……いったい……」 リナ達が目撃した光景は異様な物であった…… その光景とは老若男女とわず、鋭い食い込みのハイレグ水着を着用し、自らの股間の前で両手でその逆三角形の食い込みを象徴する動きを続けながら一心不乱に「ハイグレ!ハイグレ!」と叫び続ける村人達の姿であった。 「ちょっとこの状況を説明できる人いる?」 しかしリナの問いかけに反応を示す人はいない。 その時、リナ達に不気味な高笑いが聞こえてきた。 「おおおっほっほっほっ〜〜〜〜〜〜〜」 「だれ?」 「だれだ!」 「姿を見せろ!」 「誰です!」 リナ達の目の前に現れたのはハイレグの水着に身を包み、髪型は赤のモヒカン、一見して男と判る声をした者であった…… その男は自らの名を名乗る。 「我が名は魔族ハイレグン!この世をハイレグに帰せんと企みしもの、おぉぉっほっほっほっ〜〜〜〜〜〜〜」 「あぁぁ〜〜あの人オカマですよ!初めて見ました。」 「本当!オカマだ!」 「見事なくらいオカマしてるな……」 「誰がオカマだ!私は魔族、男でも女でもないわ!」 魔族ハイレグンがアメリア達の発言に激怒する。 そこにリナが突っ込む。 「それをオカマって言うんじゃないの?」 ハイレグンがボソッと呟く。 「………ニューハーフ…そういって頂戴………」 どうやら「オカマ」にまつわる忌まわしい過去があるらしい…… リナがハイレグンに言い放つ。 「あんたがなに企んでるか、知らないけど!村人を………っにする権利はないわ!あんた一体なにを企んでいるの?」 「その疑問には私が答えましょう!」 「ゼロス!(×4)」 何も無い空間から突然ゼロスが現れる。 「ちょっとゼロス!あんた何しにここに来たの?」 リナの問いにゼロスが答える。 「彼は自らの魔力でハイレグの虜にした者からエネルギーを集めているんですよ……そして今回私は獣王様からハイレグンさんの抹殺を命じられてここへ来たんですよ……」 「!!!」 ゼロスは話を続ける。 「リナさん、魔族にも人間同様いろんなタイプがいます。たとえば私のように力ある者に付き従う者……そしてそれを従える者……さらに誰とも相容れずに孤独に生きる者……魔族社会では別にだれかに従わなくてはならないなんて決まりはありませんが彼、ハイレグンはやってはいけない事をしてしまったんですよ………」 リナがゼロスに尋ねる。 「そのやってはいけない事……って……」 ゼロスが口を開く。 「あろう事か彼は自らを魔王と名乗ったのです。……そうハイレグ大魔王と……」 ずでぇぇぇぇん 皆さんこけました! 「ハイレグンさん、そう言うことです。死んでもらい…「ハイレグビ〜〜〜ム!」 「むはぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!ハイグレ ハイグレ! ハイグレ!」 ゼロスが身構えると同時にハイレグ大魔王が自らの股間の前で怪しげな動きをする。するとその股間から光線が発射されゼロスをハイレグの虜へと変貌させる。 「この役立たずの高位魔族がぁぁぁ〜〜〜〜〜〜」 叫ぶリナ。 「なんと言う恐ろしい攻撃だ……」 思わず呻くゼルガディス…… ハイレグ大魔王が高笑いと共に先ほどの説明をする。 「おぉぉっほっほっほぉ〜〜〜〜〜〜見たか!これが私が1000年の年月を費やし完成させた奥義ハイレグビームよ!」 もっとほかにやる事あるだろ!そんな突っ込みすらでないほど彼の魔術は強力だった…… さらにハイレグ大魔王は話を続ける。 「あなた達にも味あわせてあげるわ!ハイレグビ〜〜〜〜ム」 「アメリア!」 「ちょっとゼル!」 「うわぁぁぁぁ〜〜〜〜……ハイグレ!ハイグレ!…………」 「………いくらなんでもあんまりだわ……」 「そうだ!アメリアを盾にするなんて男のやる事じゃないぞ!」 「うるさい!俺は絶対にあんな格好してタコ踊りなんかしないぞ!」 非難轟々のゼルガディス……そこでリナがある提案をする。 「ハイレグ魔王さん……とりあえずあの男、ハイレグの虜にして頂戴……」 「ちょっと待て……「俺からも頼むぜ!」 「おい……待て……そんなぁ……おわぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜……ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!」 「……さて、仕切り直しね……」 「ああ……そのようだな……」 リナとガウリーが身構える。 「ふふふ……あなた達もハイレグの虜にしてあげるわ!ハイレグビ〜〜〜〜ム」 「リナ!危ない…「ガウリィーーー「うあぁぁぁぁ〜〜〜〜〜……ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!」 ガウリー戦線離脱。 「残るはアナタ一人のようね!」 「ぐぐっ……」 うろたえるリナにハイレグ大魔王が話しかける。 「いい事!教えてあげるわ!あなたの力を1とすると、私の力は100、あなたに勝ち目は無いのよ!」 その時リナの頭になにかが閃く。 「なら……打ってみなさいよ!そのハイレグビームとやらをね……」 リナの挑発にハイレグ大魔王が乗る。 「上等じゃねえかこのくそアマが。私の美しい奥義を喰らってハイレグの虜になるがいい!ハイレグビーム!」 「かかったわね!」 突然リナが懐から手鏡を取り出しハイレグ大魔王の放った光線を跳ね返す。 「なに!そんな馬鹿なぁぁぁぁ〜〜〜〜〜……ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!……」 リナが勝利の雄たけびを上げる。 「よっしゃぁぁぁ〜〜〜〜!教えてあげるわ、鏡はビームとか光線の99、6%を跳ね返す事ができるの。あなたとの力の差が100対1でも0,4あたしが勝ってんのよ!」 「……ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!……(おのれぇ〜〜〜リナ=インバースめぇ〜〜〜)」 「あ〜〜〜ら、もう言葉も話せないんだぁ〜〜〜魔王さん」 「……ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!……(私には最期の切り札がある……出でよ!Tバック男爵!)」 その時リナの耳に聞き覚えのある高笑いが聞こえてきた。 「おおぉっほっほっほっほぉぉ〜〜〜〜」 「なッナーガ!なんでここに……」 リナの問いにナーガが答える。 「知れた事!このハイレグ大魔王に時給750円で雇われたのよ!」 リナが呆れた顔でナーガに言う。 「その時給、あたしが払ってあげるから変わりにちょっと手伝ってくれない」 「別にかまわないけど、なにをよ」 「こいつに100発攻撃ぶち込むの」 「おもしろそうね!付き合うわ」 「……ハイレグ大魔王さん、あたし達の力が1でもあなたを倒すのにただ100発ぶち込めばいいだけの話よねぇ〜〜……覚悟しなさい……」 「……ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグッ……?」 ーーーリナとナーガの殺戮劇場ーーしばらくお待ち下さいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こうして歴史に残らない戦いは終結を迎えたのであった… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以前クリスタルの男→神の眼を巡る騒乱という話を投稿させてもらった特に菜塩です。なんかスレイヤーズVSオーフェンそんなのがあるそうです。(恥ずかしながらまだ菜塩は見てません)だからこんなキメラ小説もアリだろうと思って書いて見ました。 スレイヤーズVSハイレグ大魔王 これからも菜塩はくだらないネタ(例:スレイヤーズVS外道高校野球部)を投稿して行きたいと思うので皆さん暖かい目で見守って下さい。(感想お待ちしております) 次回 スレイヤーズVS金正日(これ「きむじょんいる」で変換すると一発なんすけど……皆さん試してみて!)に御期待下さい。特に菜塩 |
31283 | スレイヤーズVS雪女 | 特に菜塩 | 2005/3/20 00:56:06 |
記事番号31282へのコメント スレイヤーズVS雪女 この作品にはGS美神 極楽大作戦の「熱闘!雪の女王」の回のネタバレが激しく含まれております。物語のあらすじを知ってしまう事で不愉快な思いをする方はどうか右上の×ボタンを左クリックして下さい。 リナと愉快な仲間達は今、雪山にいた。 なぜ?その理由はこの雪山に昔から住むと言われている雪女を退治する為である。 なぜ雪女を退治するの?その質問の答えは一つ!雪女が代々受け継いでいるとされている、魔法の宝石「雪の雫」を村人を氷漬けにする雪女を退治するという大義名分の下奪い取る為である! 雪の色に擬態した白いマットを被りながらぜルガディスがなにやら文句を言っている。 「おいリナ!お前もう少しマシな作戦ないのか!」 ワナのひもを握り締めながらリナが答える。 「何言ってんのよ!これほど完璧なワナはないわよ!」 アメリアもゼルガディスに続く。 「ゼルガディスさんの言う通り、これはないですよ……」 ガウリーも続く。 「そうだよな、いくら雪女捕まえるからって、餌があれじゃあなぁ……」 一同の目線の先にはイチゴシロップが鮮やかなカキ氷があった。 リナが己の考えの正しさを力説する。 「何言ってんのよ!このカキ氷は、南極から切り出した60万年前の氷を名人が削り、シロップに至っては、同じ重さの金と同じ価値があると言われる最高級のイチゴを使った物よ!」 「それってすごいんですかぁ〜〜?」 自信満々に言い張るリナにアメリアが尋ねる。 「馬鹿言うんじゃ無いの!いい、雪女は雪と氷のプロ!あのカキ氷を見てじっとしていられるはず無いわ!」 「おれはもう帰るぞ……」 ゼルガディスがそう呟いたその時! 「あ〜〜〜〜ら!このふんわりとした氷、まったりとしたイチゴシロップ♪口の中で広がるハーモ二ィー♪このカキ氷、名のある名品と見ましたわぁ〜〜〜♪」 雪女登場! 「出やがった!」 「そんな馬鹿な!」 「うそですぅ〜〜〜〜」 「引っかかったわね!う〜〜〜ら〜〜〜〜う〜〜〜〜らら〜〜〜〜ねぎねぎねぎねぎ……」 リナが怪しげな呪文を唱えると雪女の足元に魔方陣が現れる。 「はっ!まさかこれはワナ!」 「んぐらい気ずけぇ〜〜〜〜〜〜〜」 ゼルガディスが思わず突っ込む。 「四界の闇を統べる王 汝の欠片の縁に従い 汝ら全ての力もて 我に更なる力を与えよ 空と大地を渡りしものよ やさしき流れたゆとう水よ フリィーーーズアロォーーーー」 「ばかねぇ〜〜〜♪雪女の私にフリーズアローなんて……ああぁぁぁ……そっ……そんな馬鹿な……雪女のわたくしが凍らされるなんて……」 氷漬けになった雪女にリナが勝ち誇った笑いを上げる。 「くくく…はっははははははぁ〜〜〜〜〜〜引っかかったわね!あなたの足元の魔方陣は呪文の威力を増す為の物、それと合わせてタリスマンの呪文の増幅で雪女も凍る絶対零度の超低温を作り出したのよ!おっほっほっほっほっほぉ〜〜〜」 「リナさんその笑い方嫌ですぅ〜」 「まさか雪女を凍らせるとは……」 「あいかわらず、常識の無いやっちゃなぁ〜〜〜」 泣きそうな顔で雪女がリナにお願いする。 「……誇り高き雪女のわたくしが氷漬けになるなんてぇ……恥もいいとこ……お願い……誰にも言わないでぇ〜〜……」 しかし、リナがYESと言うはずが無い。 「う〜〜〜ん、どうしようかなぁ〜〜〜〜」 「そんな冷たい事言わないでぇぇ〜〜〜」 「そうだ!雪女家に伝わる財宝全部くれたら黙っててあげるわ!」 「ぜっ……全部?……そんなの無理ですっ…………」 「あっそう!ならマスコミにばらすまでよ!「衝撃!雪女が凍らされる?」くっくっく、マスコミ受けしそうなネタだわ、イヒヒヒ…」 「お願い、ゆるしてぇぇ〜〜〜」 「なら!魔法の宝石「雪の雫」をよこしなさい!」 「この冷酷おんなぁ〜〜〜〜〜〜しくしく」 「ゼルガディスさん、リナさん雪女さんより冷たいんですけど……」 「黙ってろ……お前も氷漬けにされるぞ……」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そして雪女家の秘宝を分捕り、ふもとの村の酒場にいる一同。 「るんるんるん♪おったからゲットだ、るんるんる〜〜〜〜ん♪」 上機嫌なリナ、当然だ!魔法の宝石「雪の雫」と村からの礼金のたとえるならおつかいの途中で金貨拾って、お駄賃もらった状態だからだ。 「リナさん、「雪の雫」ってなんなんですか?」 アメリアの質問にリナが答える。 「よくぞ聞いてくれた!この「雪の雫」とは、このタリスマンと同じ魔法の増幅器、第一級のお宝よ!」 「そいつはすごいな……ちょっと見せてみろ」 「も〜〜ゼルったらせっかちなんだから……ごそごそ……これが魔法の増幅器、雪の雫よ…………あれ?」 リナが懐から取り出した袋の中にはなにも入っていなかった…… 「ええぇ〜〜〜?なんでここに入れといたはずなのに……」 困惑するリナに村人がはなしかける。 「なんだ?あんたら雪の雫さ手に入れたのか?ばかだなぁ〜〜あれは0度以下で保存しないと溶けちまうものなんだべさ……まああきらめんだな!」 がぁぁぁぁーーーーーーーーん 「そっ……そんなぁぁ…………」 「おいっ!リナァ〜〜〜〜!」 「あっ!ゼルガディスさん、リナさんも溶けちゃいましたよ」 「もう知らん……」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この駄文の作者です。正直にいいます。これGS美神 極楽大作戦の「熱闘!雪の女王」の回そのまんまです。 若干スレイヤーズ色を濃くしたぐらいでオチまでそのまんまです。申し訳ございませんでした。 雪女より冷たい女、リナ=インバース。今度からこんなリナの事を黒リナと呼ぼうかと思う今日この頃です。 次回 スレイヤーズ、のび太の悲しみのドラグスレイムにこう御期待下さい。 |
31284 | スレイヤーズVSノストラダムス | 特に菜塩 | 2005/3/20 01:05:05 |
記事番号31282へのコメント スレイヤーズVSノストラダムス ※この作品は歴史上に実際に存在したノストラダムス氏がリナと愉快な仲間達と共に異世界の魔王を撃退するお話です。あまりにもくだらないオチに耐えられない方、もしくはノストラダムス氏のファンの方はどうぞ右上の×ボタンの左クリックをお願いします。特に菜塩 おやおやアメリアさんがリナさん達になにやら力説していますよ。 「ちゃんと聞いてください!このままでは世界が破滅しちゃうんですよ!」 MMR片手に力説するアメリアをリナがはいはいといった面持ちで受け答えする。 「それは大変ね……」 ゼルガディスも…… 「いい加減マガジンに騙されるのはやめろ!」 「いいですか!このノストラダムスの最期の予言によると…「俺、それ知ってるぞ!」 アメリアの話の途中で突然声を上げるガウリー。 「ほ〜〜〜。ガウリー君珍しいじゃない!」 ゼルガディスもリナに続く。 「明日は雪かもな…7月だが……」 「さすがガウリーさん!それで最期の予言とは……」 「あれだノストラダムスが天から降ってくるんだろ!」 ずてぇぇぇぇぇぇん 皆さんこけました! 「このくらげぇ〜〜〜〜〜そんなボケは予想もしてなかったわぁ〜〜〜〜〜〜」 「まあこんなとこだろうと思った……」 アメリアが最期の予言について語りだす。 「いいですか!1×××年7の月、異世界の地より魔王現る。金色の戦士に連れられし異界の魔王、この世界に破壊をもたらす……そして同時に異世界は深い悲しみと歓喜の内に包まれるであろう……」 その時突然…… ↓ ヒ ュ ↓ ウ ゥ ↓ ゥ ゥ ↓ | | ↓ | ↓ ↓ グシャッッ……ピクピク… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「わぁぁぁ!なんですか?」 ‖ ‖ 「まさか……」 ‖ ‖ 里 ピク 雨 「さあ?」蛾 ゼ 「なんだこりゃ?」 ‖木 ‖ Й \ / ピク Й Й \Й ‖ ‖ 人 □ 人 人 人 ‖ ‖ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「おい?大丈夫か?つんつん」 ガウリーが空から落ちてきた者をつんつんする。 「むぐ〜〜〜〜〜〜むぐ〜〜〜〜〜〜〜」 仕方なくガウリーがなにかの足を 引っ張ってやる。 「むぐ〜〜〜〜〜……すっぽん……ぷはぁ〜〜〜死ぬかと思ったわい!」 リナがなにかに尋ねる。 「あんた誰なの……もしかして……」 何かが答える。 「その通りこの私が世紀の預言者!ノストラダムスだぁぁ〜〜〜〜〜〜…………あれ?」 「到底信じられんぞ!」 ゼルガディスの突っ込みにリナも同調する。 「そうよね……おいおっさん、なんか証拠見せろ。ほれぐりぐり〜〜〜」 「わっわかった!……そなたの名前はリナ=インバースだな。ワシにはわかるぞ!」 「わぁぁぁ〜〜〜!リナさんこの人本物ですぅぅ〜〜〜〜〜」 「待って!この程度の事なら簡単にわかるわ!」 「ぐぐぐっ……ならばリナ=インバーズよ、おぬし3才のころ餅をのどにつまらせ死にかけているな!」 「………………」 「それと5才の頃、炭酸ガスのバブをお菓子と間違え死に掛ける……」 「………………」 「さらに7歳の時に「どっちが長く息止められるか?」バトルで死に掛ける」 「なっ!…………」 「さらについ昨日、「1月で2.5cmアップ!これであなたも叶姉妹!」なる怪しいキャッチフレーズに騙され、「パイオーツ=オブ=デカビタン」なる商品を通販で……「ちょっと待って、あれ偽者なの!……はっ!」 皆が白い目でリナを見る。 「(おいおいいくらなんでも「パイオーツ=オブ=デカビタン」はないぜ……)」 「(そういえば昨日の夜リナさんがにやにやしながら怪しい薬飲んでました……)」 「(ついに薬に手をだしたか……)」 リナがノストラダムスに言う。 「……あなたは間違いなくノストラダムスよ……けどなんであたし達の前に現れたの……」 ノストラダムスが真相を語る…… 「わしは世界が破滅するなどという事を黙って見てはおれん!そこでわしが未来に行って歴史を変えてやろうと思ったんじゃ!」 ガウリーが驚きの声を上げる。 「なんだってぇぇぇーーーーーーー」 リナがノストラダムスに尋ねる。 「あな……「おっと!わしが未来に来れたのはこの賢者の石を利用したまでだ!ちなみにわしに協力して異界の魔王を元の世界に送り届ける事が出来ればこの賢者の石は貴様にやろう!」 狂喜するリナ。 「きゃ〜〜〜〜〜〜♪リナ感激ぃ〜〜〜〜〜〜〜〜♪もうなんだってやっちゃう♪」 ゼルガディスがノストラダムスに尋ねる。 「ところでその異界の魔王はいつ来るんだ?」 「ここに1時間後だ……」 その時アメリアが声を上げる。 「異界の魔王にこの世界を破壊させるなんてこの正義の使者、アメリアが許しません……みなさん、共に異界の魔王を倒しましょう!」 「おおぉぉぉぉーーーーーーーーー」 「…………………………………………」 「…………………………………………」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ‖ ‖ 「…………1時間って結構長いですね……」 ‖ ‖ ‖ ‖ ‖ ‖ ○/ ○/ \○ ○ ○ ‖木 ‖ Й Й Й \Й \Й ‖ ‖ 人 人 人 人 人 ‖ ‖ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「さぁぁ〜〜〜て皆さん!今回この私ノストラダムスが皆の気になる未来をちょびっとだけお教えするぞぉぉ。最初のお友達はこの方じゃ!」 「アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン、好きな言葉は絶対正義、熱い正義に燃える14歳です」 「かわいらしいお嬢ちゃんじゃ。さて今回の質問は?」 Q:私は将来、幸せな結婚は出来ますか? A:大丈夫じゃ!おぬしには素敵な旦那さんが出来る。安心せぇ 雨:やったぁぁ!ありがとうございます。 「さぁぁて次はこの方だ!」 「ゼルガディス=グレイワーズ。日々自分の存在に悩む16歳だ……」 「おぬしの質問はなにかな?」 Q:俺はこの通り妙な体をしていて元の体に戻る為に旅を続けている……俺の体は元の人間に戻るのか? A:おぬしが元の体に戻る努力を惜しまぬ限り、きっと人間に戻る事が出来るじゃろう ゼ:本当か!それを聞いて希望が出てきた。感謝する。 「次のお友達はこの人!」 「え〜〜とガウリ=…………???なんだっけ?」 Q:安心せぇ。あんたは死ぬまで幸せに暮らせる………… 蛾:ほんとか!いやぁ〜〜〜ありがとう。 「最期の人はこの方ぁ!」 「リナ=インバース。あれもしたい、これもしたいと日々悩む15歳です。」 「これはわがままそうな娘さんじゃ!さて質問は?」 Q:そっ…その……あたしは……将来のお婿さんが誰とか、何歳まで生きられるとかは興味が無いの……けっけど……その…この胸がどうすれば成長するか?っとか教えてほしいなぁ〜〜……って……。 A:……つらくても、強く生きるんじゃぞ…… 里:………………………………………………… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アメリアがカウントを始める。 「異界の魔王到着まで3.2.1.……」 その時空間が歪み、金色の戦士と異界の魔王が姿を現す。 しゅぴぴぴぃぃぃ〜〜〜〜〜ん 「悪りぃ界王様、ここしかなかっ……うわぁ!おめえだれだ!ここ、界王星じゃないのか?」 リナが金色の戦士に言い放つ。 「あんた達なんかにこの世界を壊させたりはしない……」 ガウリーも…… 「そう簡単に滅んでたまるか!」 ゼルガディスも…… 「貴様らの好きにはさせない!」 アメリアが言い放つ。 「あなたのような自分の世界の為に他人の住む土地を破壊してもいいなんていう考えはすなわち悪!たとえ天が許してもこのアメリアが許しません!」 「おら、なんの事かわかんねえぞ!」 「いいからお前は元の世界にかえれェェェーーーー!賢者の石よ我に力を!強制空間転移魔法、バシルーラーーーー」 「うわぁぁぁぁーーー………………」 こうしてこの世界は救われたのだった…… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「うううっ……お父さん…………」 「悟○さん……そんな……魔王セ○と共に心中するなんて……」 「ちくしょう……かか○っとの野朗めぇぇぇ……俺は認めないからなぁぁ…………」 しゅぴぴぴぃぃぃ〜〜〜〜〜ん 「ワリい!みんな。帰ってきちまった!」 「なんだってぇぇぇぇ〜〜〜〜…………………………………………… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この駄文の作者です。いままで私はクリスタルの男→神の眼を巡る騒乱とかのわりとシリアスなお話を書いていましたが、その作品中にいろんなキャラを召還しました。テイルズ オブ ディスティニーのキャラにクレヨンしんちゃん、おじゃる丸に北斗の拳。モビルスーツにあげくのはてには北のアイドル金正○まで作品に登場させました。ここまでやったんだから普通のキャラじゃ面白く無いだろうと思い、いろいろ考えた結果、過去の偉人、ノストラダムス氏(後一歩のところでピクミン)を作品に登場させました。 自分的にハイレグ大魔王の話に比べだいぶ判りやすくかけたと思います。私は話をより短くよりシンプルにまとめようと日々努力していますが、今回の話いかがでしょうか?感想お待ちしています。 次回 「ドキドキッ?魔族だらけの大運動会」にこう御期待ください。 |
31285 | オープニングストーリー | 特に菜塩 | 2005/3/20 01:08:59 |
記事番号31282へのコメント オープニングストーリー 「へっへっへ……彼氏は逃げちまったぜ!さあお嬢ちゃん、おとなしく有り金全部よこすんだな!」 一見山賊風の男が14、15の少女を囲み脅しをかけている。 「そっそんな……私お金なんて……」 少女が精一杯怯える振りをする。そんな少女を山賊が怒鳴りつける。 「ふざけんな!もっともお前さんがガキじゃなけりゃほかのもんで我慢してやったんだが、お前みたいなぺったんことなると話は別だ!さあありが……」 「ファイアーボール!」 ドカァァァーーーーーーーーーーン 「うぎゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 少女が山賊に言い放つ。 「あんた達はどうやら死にたいみたいね!このあたしがだれだか分かってるの?」 その時山賊の一人が女の正体に気が付く。 「年の頃は14.5。そのライトブラウンの髪、一見魔導師風の姿、女ではあるもののその胸は限りなく無いに等しい……それに今の魔法…まさかお前があの盗賊キラーリナ=インバースなのか?」 山賊達がざわめきだす。 「なに?リナ=インバースだと!」 「ばかな!あの悪魔はメタリオン大陸に渡ったんじゃ」 「しかし、天地戦争の再来もあの女が関わっているらしいし…」 「まさか!メタリオン大陸の破壊に飽き足らず、今度はトロメニアの破壊を!」 リナ=インバースが山賊達に死刑宣告を告げる。 「そうよ……あたしが…この天才美少女魔導師のこのあたいがあんたらの言う悪魔リナ=インバースよ!」 リナの怒りに満ちた自己紹介を聞いて山賊共が命乞いを始める。 「おっお願いです。いっ命だけは!」 「俺には3才になる子供が!」 「黄昏よりも昏きもの 血の流れよりも紅きもの 時の流れに埋れし 偉大なる汝の名において 我ここに 闇に誓わん 我らが前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに 我と汝が力もて 等しく滅びを与えんことをーーー」 「どら…どら…どら………」 山賊が女を指差しながら声を震わせる。 「ドラグスレーーーーーーーイム」 ちゅどどどおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん あわれ山賊は塵へと戻った。 「フンッだ!」 そこにリナの旅の同行者が戻って来た。 「……今日も派手に逝ったな……」 「今回は正当防衛だからなにやっても許されるのよ!」 「お前の意見はおかしくないか?」 「そんな事ないわよ!」 「いいや、この前なんか「暴れるモンスターあればとことんぶちのめし!輝くお宝あれば無理やり独り占め!大胆不敵、電工石火、勝利はあたしの為にある!」とか言ってただろ!」 「ぶ〜〜〜〜〜〜〜」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ロンとリナはあるお屋敷にいた。 「今回あなた達に頼みたいのは、二ールと言うネクロマンサーの逮捕です」 リナとロンは地方領主から仕事の説明を受けていた。 「ふ〜〜〜ん。けどなんでまた逮捕を?」 リナの問いに地方領主が答える。 「実はその二ールは少し変わった趣味を持っていまして……」 「変わった趣味?なんだそりゃ」 「奴はネクロマンサーの名門ジルコネア家の跡取りで幼少よりネクロマンサーのエリート教育を受けてきたせいもあるのかゾンビに眼が無いというか、ゾンビマニアというか……」 「変わった趣味ですね……」 「奴はゾンビは芸術だ!言う独自の理論を持っていまして、あろうことかゾンビを大量生産してゾンビの国を作る!などと宣言して、奴の住む館周辺一体をゾンビで埋め尽くし、独立を認めないと町中をゾンビだらけにするなどと脅しをかけてきたのです」 ドテッ リナとロンがその場でこける。 「ったく信じられないわね!」 「同感。こんな話聞くたびに魔法の大陸にきた事を思い知らされるぜ……」 地方領主が話しを続ける。 「奴はこの町の北の森に館を構えております。どうか御気御つけて!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー リナとロンは例のゾンビの森に来ていた。 「ここが例のゾンビの森……」 「ああ…この異様に薄気味悪い木に乾いた風、いかにもなんか出そうだぜ……」 リナが弱気のロンを叱咤する。 「なに弱気になってんのよ!けどこの森魔法で結界張ってるみたいなのよね……」 ロンがリナに尋ねる。 「で、こういう時はいったいどうすんだい?」 リナが自信満々に答える。 「決まってんでしょ!「立ち向かう先に乾いた風が激しく吹き荒れても、呪文の一つも唱えたなら私のペースになる」のよ!」 するとリナが呪文を唱えだす。 「邪悪なる秘法により封印されし地を清めたまえ!シャナク!」 すると森を覆っていた邪悪な気配が忽然と消える。 「へえ〜〜〜〜なかなかやるじゃん」 「あったりまえよ!結界ごときでこの私を足止めしようなんてこの「誰もがうらやむこのパワーと美貌が許さないわ」!」 「なに馬鹿な事言ってんだよ!早く行くぞ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー きぃぃぃぃーーーーーーーーーーーー…………バッタン 「おいリナ!あそこに人がいるぞ!」 ロンの指さす方向にはいかにもな格好をした男が立っていた。 「ようこそ我がゾンビヌス王国へ!」 リナが男に質問を投げかける。 「あんたなの?ゾンビの国を作るなんて馬鹿げた事抜かしてる二ールとかいう人なの?」 二ールが答える。 「ええ。私が二ールです。しかし馬鹿げた事とは聞き捨てなりませんな、ゾンビがいかにすばらしいか奥でお茶でも飲みながら説明して差し上げましょう!」 (リナどうする?確実になんか企んでるぞ) (う〜〜〜〜ん。けどあいつはあたし達を殺そうとはしてないみたい。自分の主張を聞いてもらいたい典型的なマニアね。まっ茶ぐらいいか。あいつの話も興味あるし) 「それじゃあお言葉に甘えてゾンビの素晴らしさを聞かせて貰いましょうか」 「尊敬するよ。お前は「どんな相手でも怯まないでマントをなびかせてく」んだから〜〜〜」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー リナ達は綺麗に掃除された、怪しい装飾の部屋に案内された。 「二ールさんあんたの言うゾンビ「の」素晴らしさって言うのはなんなんだい?」 ロンが二ールに尋ねる、すると扉が開き、2人の絶世の美女がお茶を運んできた。 「粗茶ですが……あらお客様とてもハンサム!隣に座ってよろしいかしら?」 当然ロンは… 「僕の脇でよければいくらでもかまわな…ガッ!なにすんだよ!リナ」 顔の緩みまくりのロンにリナのスリッパが命中する。 「このスケベェ〜〜〜〜女を使って油断させようとしてんのぐらいきずけ〜〜〜〜〜〜」 その光景を二ールは楽しそうに眺めて二人にこう告げる。 「あなた達のゾンビのイメージはどのようなものですか?」 二ールの問いに二人は… 「くさってて、頭わるい、気持ち悪い奴」 「くさくて、グロテスクな死体じゃないのか?」 二人の答えを聞いて二ールがニヤリと笑う。 「そうですか…そこにいる美女、実はゾンビなんですよ」 「えぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(×2)」 「そんな!この女の子が?」 「そんな事ができるわけないわ!」 「それが私の開発した新しい秘法なら可能なんですよ…人間並みの知能と美しい姿を持ち主人の命令に忠実…それとあなた達は私の考えを理解して頂けないようだ…このゾンビの戦闘能力の高さもお教えしましょう!」 「!!!」 「うがぁぁぁーーーーーーーーーー」 「ロン!来るわよ!」 しかしロンは… 「えへへへ…「あれも死体、これも死体」、あはは」 「だぁぁぁーーーーーかえってこ〜〜〜〜〜〜い!「女の子に見えたって油断したら地獄行きよ」……このタコ〜〜〜〜」 するとリナが飛び上がる。 「ゾンビごときに私の「邪魔はさせないから」!ディグ・ヴォルト!」 がぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゾンビが絶叫を上げながらただの死体に戻る。 「ロン、大丈夫?」 「「ふぁぁーーーうぇーーーい」」 ロンが奇声を上げる。 ロンの様子がおかしい事にリナがきずく。 「あはは…そうなんだ、「思うままわがままに旅を続けていきたい」んだ、あひゃひゃひゃ」 「ちょっとあいつ……あんたロンになにしたの?」 リナの問いにニールが答える。 「お茶に「つらい日々も笑顔でピリオド」させる薬を混ぜただけです。彼はいい体をしていますからね、いいゾンビになりますよ!」 「「よ」ぁ〜〜〜「ふぁぁーーーうぇーーーい」」 ロンが再び奇声を上げる。 「そんな事はあたしが許さない!この「いくつもの魔力を抱いて」るこのあたしよりこの黒男を選ぶなんてぇ〜〜〜〜〜!?」 「ラッ「キョウを」食べます?」 「いらない!なんなのよ突然!」 「ふっふっふっ私は今までのゾンビを「越えて逝きたいの」ですよ」 「だれも聞いていない!」 「そう、私の今までの人生は「夢に向かい歩き続けて逝く」ものでした…しかし夢は「限りないほど」でついに私はゾンビの国を作る事を決…ぎゅ「げっと」。」 話の途中でリナのスリッパが顔にめり込む。 「ああぁ〜〜〜もうこの馬鹿な話終了!フレアー「アロー」」 ぴきゅーーーーーーーん 「「んぐ」あ〜〜〜〜」 リナの放ったフレアーアローがニールに命中する。 「あんたの狂った夢もこれまでよ!」 リナがいい切るとニールは… 「ぐぐ…たとえ私が倒れても志を継ぐものが「TRY AGAIN」するはず……ぐはっ」 リナが誰かに言う。 「はい終わり!このあとこいつを領主に引き渡して、ロンはなんとか元に戻った。これでこの話お終い!以上」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この駄文の作者です。この話は私が以前書いたロン=ハサウェイなるオリジナルキャラが活躍する、クリスタルの男→神の眼を巡る騒乱の続編なんですが、先行公開させていただきます。改めて見ますと糞ですね。最初にオープニングの歌詞でも入れようか?とか思ったのが始まりで意味深な「」をつなげると 「「暴れるモンスターあればとことんぶちのめし!輝くお宝あれば無理やり独り占め!大胆不敵、電工石火、勝利はあたしの為にある!」「立ち向かう先に乾いた風が激しく吹き荒れても、呪文の一つも唱えたなら私のペースになる」「誰もがうらやむこのパワーと美貌が許さないわ」「どんな相手でも怯まないでマントをなびかせてく」「の」「あれも死体、これも死体」「女の子に見えたって油断したら地獄行きよ」「邪魔はさせないから」「ふぁぁーーーうぇーーーい」「思うままわがままに旅を続けていきたい」「つらい日々も笑顔でピリオド」「よ」「ふぁぁーーーうぇーーーい」「いくつもの魔力を抱いた」「キョウを」「越えて逝きたいの」「夢に向かい歩き続けて逝く」「限りないほど」「げっと」「アロー」「んぐ」「TRY AGAIN」 となります。最期に一言!次に主題歌を聞く時に「あ〜れも死体♪こ〜れも死体♪」と聞こえたら、あなたの負けです。 次回 GET!電気ネズミを捕獲せよ、に御期待下さい。特に菜塩 |
31286 | ゼルガディス 愛の最終決断 | 特に菜塩 | 2005/3/20 01:12:55 |
記事番号31282へのコメント ゼルガディス 愛の最終決断 ※カレー食べてる時にこの話、読まないで下さい。以上です。特に菜塩 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これを御覧の皆さんは究極の決断と言うのをご存知でしょうか? 例を挙げるなら A:性格の良いブサイクな女と結婚する B:性格の悪い美人と結婚する 皆さんはどちらを選びますか? 最初に言っておきますがこの選択、どちらも正解であり、間違いでもあります。 けどこれは一つの例に過ぎません、これから話すお話はある冒険者達の遭遇した奇妙な物語です…… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ねぇ〜〜ねぇ〜〜〜ガウリーとゼルゥ〜〜〜♪こっち来てくんない?」 リナが男二人を呼びつける。 「なんだなんだ?」 「一体何のようだ?」 男二人が集まるとそこには満面の笑みを浮かべた女二人がいた。 「実はゼルガディスさんとガウリーさんの為にチョコレート作ってみたんです!」 「今日は罵煉詫陰禰(バレンタインデイ)だから二人に義理でチョコ作ったのよ」 男二人が感心する。 「へぇ〜〜〜かわいい事するじゃん!」 「まったくだ。似合わない事を…「なんか言った?「いっいや……」 「それじゃあ早速食べてください♪」 そう言うとアメリアが男二人に鍋を突き出す…… 「……なんかこのチョコへんな匂いしないか……」 「ああ……それに絶え間なく立ち上る泡も無視できない……」 二人が眼にしたのはチョコと言うにはふさわしくないものであった………… 鍋の中には一応チョコらしき物が入ってはいるが、劇薬を思わせる匂いに絶え間なく立ち上る泡、なにかしらの科学反応が起きているのか、不気味な煙が立ち昇っていた…… ゼルガディスが二人に説明を求める。 「説明してもらおう……これはなんなんだ?」 「あははは……実はですねぇ……」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「これで完成!出来たわよ、アメリア!」 「わぁぁ〜〜〜い!二人共喜びますよ」 「ええ……けど色がなんかおかしいのよね……そうだ!これ入れちゃおう♪」 「それなんですか?」 「魔法薬の材料よ!」 どっぽん……もわもわぁ〜〜〜 「きゃぁぁ〜〜!リナさん、紫色になっちゃいましたよ」 「まずいわ……ならこれを……」 ぽっちゃん……しゅわしゅわしゅわ 「わぁぁぁ〜〜!泡が、煙が、刺激臭がぁぁ〜〜〜〜」 「なんでぇ?次はこれ!」 ちゃぷ……でろでろぉぉ〜〜〜〜ん 「……なんか危険な色になりましたね……まるでう…「待ちなさい!それ以上はだめ……次はこれよ!」 ちゃぷぅん 「……なんとかそれらしくなりましたね……」 「ええ……これで行くわよ……」 「……本気ですか……」 「……マジ…………」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「って事があったんですぅ〜〜〜」 「そうか……ところでアメリア動物実験はもう済んだのか?」 ゼルガディスの心無い言葉にアメリアの目がうるむ。 「そんな……わたしとリナさんが一生懸命作ったチョコを動物の餌にするなんて……ひどぃぃぃぃーーー」 泣き出すアメリア。 「おいっ!俺はそんなつもりで言ったんじゃ……ただ…「女の子泣かして唯で済むと思ってんの」 悪魔のような女、リナ=インバース降臨…… 「待て!こんなもん…「アメリア、ゼルがチョコ食べ無きゃ許さないわよねぇ〜〜〜〜」 こくこく 頷くアメリア。 「おい……ちょっと待て……これはまずチョコじゃないんじゃ……」 どぎまぎゼルに、 「食べなきゃ殺すわよ!」 脅すリナたん。 「ゼルガディス、ここは食うしかないぞ…「あんたも食うのよ!「なはぁぁぁにぃぃ?」 自分も死の選択の仲間に加わるガウリー。 「さあ、あんた達どうするの?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 究極の決断パターン2、前回はどちらを選んでもおいしい所は存在する、よってどちらを選んでも間違いでは無いのだが、今回のケースはそう例えるなら…… A:う○こ味のカレーを食べるか? B:カレー味のう○こを食べるか? 今回、男二人が遭遇した例は上記に該当するタイプだろう。 無論どちらを選んだとしても待っているのは破滅だけだ……言うならばどちらを選んでも間違いなのである…… 今回の究極の決断は…… 「食べなきゃ殺される。だが食べたら死ぬ」 である。自ら死を選ぶか?それとも他人に生命を任せるか?この二人の決断は…………どっち! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「……けどよぉ〜〜唯のチョコレートだろ!」 「お前本気か?」 「ああ。じゃあ……パクッ……ぐばぁぁぁぁーーーーーーーーーーどぼどぼどぼぉぉーーー」 びくん、びくん、びくん、びく…………………… 「おいっガウリ…………南無……」 「ゼル、あんたはどうするの?」 (俺はこのチョコを食いたくない……しかし死にたくも無い……だがこのままでは殺される……」 「早く決めなさい!」 「俺は……俺は断じてこんな産業廃棄物な…ふがぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー」 ーーーーーあまりに残酷なシーンの為、会話のみをお楽しみ下さいーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「この根性無しがぁぁ〜〜〜アメリアとあたしがあなた達を思って作った愛のチョコを、貴様の決断万死に値する!」 「ふざけるな!そ…「問答無用!おらぁぁぁ〜〜〜〜「ぐがぁぁぁぁ〜〜「ほら、泣け、喚け、叫べ、そして死ねぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーー」 壱 捌 弐 漆 斑 参 陸 死 伍 「リナ流滅殺術奥義屑竜閃」 「がはぁぁぁぁぁぁ………… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この駄文の作者です。黒リナ全開のこの話、だいぶ手抜きですがまあ勘弁してください。 次回 「アメリア 初めての万引き」に御期待下さい。特に菜塩 |
31295 | 初めての♂ゼルアメ♀ 世界のどこかで愛を叫ぶ | 特に菜塩 | 2005/3/23 01:07:29 |
記事番号31282へのコメント 「ねえ、おじいちゃん、パパとママはなんで結婚したの?」 孫の突然の質問にうろたえるフィリオネル=エル=ディ=セイルーン。(アメリアパパ) 「さっさあ?おじいちゃんなにも知りませんよぉ〜〜〜〜」 「パパもママもなにも教えてくんないんだもん!ねぇ教えてよぉ〜〜〜〜」 「ははは……それよりおじいちゃんと外で遊ぼうか?」 「わぁぁ〜〜〜い!勇者さまゴッコがいい」 「じゃあおじいちゃんは悪い山賊の親分だぁぁぁ〜〜〜〜〜」 娘の結婚した日を思い出すたびにわしは後悔する……、もし、過去を一つだけ変える事ができるならわしは間違いなくこの日を選ぶ事だろう…… _________________________________________________ 特に菜塩 名作劇場:感動の巨編 ___________ 世界のどこかで愛を叫ぶ ___________ 原作:神坂一 スレイヤーズより 監督:特に菜塩 脚本:特に菜塩 出演:セイルーン王家関係者の皆様 _________________________________________________ 「ゼルガディス=グレイワーズのセイルーン王国騎士団に入隊を認め、入隊後はセイルーン王女アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンの直属の護衛の任に着く事を命じます…………これからよろしくお願いしますね、ゼルガディスさん」 「……アメリア王女の御期待に答えたいと思います」 (長い間旅を続けて来たものの、結局俺の体は元に戻る事は無かった……人間に戻るまでここには来ない、そう誓ったはずだが実際には俺はここにいる……) アメリアがゼルガディスに話しかける。 「私の事は昔通りアメリアと呼んでくださいよ!」 「私とアメリア王女は今は同じ立場では無い……これからは王女と呼ばせていただきます」 ゼルガディスはそう告げるとアメリアの前から立ち去っていった。 _________________________________________________ 「っな事があってもう半年なんですよ!」 書類に印鑑を押しながらアメリアがゼルガディスに言う。 「そうですね王女……」 やる気の無いゼルにアメリアが頬を膨らます。 「も〜〜〜う!だから二人きりの時ぐらいアメリアと呼んで下さいよ!」 「お断りです王女!」 「イイじゃないですか!」 いつに無くしつこいアメリアをゼルが怒鳴りつける。 「俺はお前の為を思って王女と呼んでいるんだ!いい加減子供は卒業しろ!」 「………………………………………」 言葉を失うアメリア、珍しく感情むき出しのゼルが我に帰る…… 「……無礼を詫びます……失礼……」 下を見詰めたままアメリアが言う。 「…ごくろう…です………ゼルガディス……………」 ゼルガディスが部屋を立ち去るまでアメリアは下を見詰めたままだった……涙のあふれた目を隠そうとして…… 壊れるほど愛しても 1/3も伝わらない 純情な感情は空回り I love youさえ言えないでいるMy heart ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 無言のアメリアを残し部屋から立ち去るゼル…… そして廊下を当ても無く歩きながらゼルが思う。 (くそっ……俺とした事が……) 失敗を悔やむゼルガディス。 (俺は化け物、あいつは王女……そう何度も自分に言い聞かせたはずなのに……) 「決めた!こうなったらアメリア王女を俺の物にして……「誰だ!」 ↑ ↑ 謎の人 ゼルガディス 「そう怒んない!それにしても悩んでるねぇ、若者よ。へっへっへぇ」 ゼルガディスの心の中を見事に読んだのは年齢不明の老婆だった。 ______________________________________________ 人物データー:年齢不明の老婆 セイルーン王家に長い事勤め、王家のありとあらゆる情報、個人的な弱みを知り尽くした人物。この人物の前にはフィル王子すらただの子供に過ぎず、王国内に少なくない影響力を持つ人物である。 あだ名:セイルーンの生き字引、妖怪ババアなど多数。 _______________________________________________ 「妖怪ババアが俺になんのようだ?」 妖怪ババアがゼルの質問に答える。 「あんた、アメリア王女の事をどう思ってんだい?」 突然のババアのカウンター質問にたじろぐゼル。 「なっ!……おっ俺と王女はただの護衛と王女の関係だ……べっ別にどうとかは無い!」 ババアの口撃は続く。 「そうかい……けど王女さんはあんたに気があるようじゃがな!」 「!!!………「あんたも王女の事が気になってしょうがないんじゃないかな?」 野生動物並の感を働かせるババア。さすがこの感とハッタリを武器にここまでのし上がって来ただけの事はある。 「……お前に隠し事は無駄なようだな……」 ゼルガディスは悟る。 「どうなんじゃ?お前さんは王女と一緒になりたくないのか?」 ババアの問いかけにゼルが答える。 「……その問いには答える気は無いが、俺はこの体だ、こんなから…「向こうは気にしとらんがのぉ〜〜〜〜」 ババアの的確なカウンターが決まる。 「ぐぐっ!……そっそうかもしれない……だが俺と王女じゃ身分の差が…「あたしがフィル坊や王族に一言口出しすればそんなの解決じゃ!」 ババアの的確なカウンターが決まる。 「なっ!……しっしかし、周辺国家のお偉方が…「ゾアナ公国の王女さんは傭兵とご結婚されたが周辺国からはなんの反応もないがのお!」 ババアの的確なカウンターが決まる。 「ぐっ!……だっだが……「だがなんじゃ?あんたがアメリア王女の気持ちに答えてやれば、お前もアメリア王女も幸せになるんじゃないのか?」 ババアの的確なカウンターが決まる。このババアに勝つのは不可能と悟ったゼルガディスがババアに尋ねる。 「……お前の目的はなんだ……」 「別に目的なんか無い。ただお前と王女さんの関係を見てるとイラついてのぉ〜〜〜。さっさと決着つけてもらおうと思ったんじゃ!」 「残念だが俺はそのようなつもりは無い!」 そういい切るババアがゼルガディスに言い聞かせる。 「……ならかまわん……だが一生後悔する事になるぞ!……お前も王女さんも……」 「………………………………」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一生後悔する事になるぞ……お前も王女さんも……あんたがアメリア王女の気持ちに答えてやれば、お前もアメリア王女も幸せになる…… 「くそっ!……あのババアのせいで眠れやしない……」 眠れない夜を過ごすゼルガディス。 無理も無い目を閉じるとあの笑顔が脳裏に浮かんでくるから…… そして先ほどババアに言われた台詞が心にささやきかけてくるから…… 一生後悔する……この言葉がゼルガディスの鼓動を高める…… 今まで幾度と無く悩んだ答えを求めて思考回路がフル稼働する。 「……あのババアの言う通り素直になるべきかもな……」 眠れない夜にゼルガディスは一人決心する。 長くて眠れない夜が 君への想い 「それは恋なんです」とささやくよ とめどなく語りかける揺れる鼓動は 微熱混じりの 溜息へとかわる ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トン、トン 「ゼルガディスです。入ります」 ゼルガディスがいつも通りアメリアの部屋のドアを叩く。 いつもとなんら変わらない光景だが、ゼルガディスはある決心をしていた。 「どうぞ」 かちゃっ 「おはようございます」 ゼルのいつも通りの挨拶にいつもとは違う挨拶をするアメリア。 「おはようございます……ゼルガディス……」 ゼルは気が付いていなかった……いつもアメリアは「ゼルガディスさん」と自分を呼ぶ事を…… 「そっその……」 「あの……」 ゼルガディス自分の気持ちをアメリアに言おうとするも見事に声がかぶる。 「おっ王女からどうぞ」 やや言い難そうに用件をゼルに伝えるアメリア。 「えっええ……今日は……今日は、午後から大臣の御子息と御見合いをする予定なので、頭に入れておいて下さい……ところでゼルガディスは私に何を………ゼルガディス?」 一瞬意識が飛んだ……アメリアはいつ見合いが来てもおかしくない年齢だったが、なぜ今日、なぜ思いを伝えようとした時に…… 「…………昨日の暴言を謝らせていただきます」 「大丈夫です、気にしてませんから」 _______________________________________________ 同日 同時刻 セイルーン某所 「今回貴様に殺して欲しいのはこいつだ……」 「……なぜこいつか、理由と目的を聞かせてもらおう……」 「まずわたしの目的はターゲットでは無い……ただこいつの父親に警告を与えたいだけだ……あと今日、ターゲットは見合いを王宮のテラスで行う予定だ……スナイパーのお前には殺りやすいだろう……」 「スイス銀行の例の口座に入金しろ……今日中にかたずける……」 ______________________________________________ (見合いの相手はこの国の大臣派の実力者の息子か……政略結婚にはもってこいの相手か……) 見合いの光景を眺めながらゼルガディスが思案する。 (所詮、化け物とお姫様……おとぎ話のようにはいかないか……) ゼルガディスの先には楽しそうに談笑する、アメリアとその見合い相手がいた。 (このままアメリアの護衛として一生を捧げるのも悪くないな………っん?なんだ?) ゼルガディスが何か違和感を感じる。 違和感を感じた方向集中するゼルガディス。 (なんだ……あれは暗殺者!) 「あぶない!」 ゼルガディスが叫び、アメリアと見合い相手の前に飛び出し、自らの身を盾にして暗殺者の放った矢を防ぐ! 「がはぁっ……畜生っ……」 「ゼルガディスさん!大丈夫ですか!」 アメリアがゼルガディスにすぐさま駆け寄る。 「大丈夫だ。俺の体を忘れたか?ボウガンくらいなんでも無い!」 そう言って矢を余裕で抜くゼル。 見ると暗殺者により放たれた矢はゼルガディスの胸に5ミリほど刺さっているだけだった。 その場に座り込むアメリア。 「よかった……本当に無事でよかったですぅぅ〜〜〜〜」 泣き出すアメリア。 「泣くな……じゃなくて泣かないで下さい」 「だって、だってぇー」 「俺はこの通りなんと…がはぁぁぁーーー…………」 突然ゼルガディスが嘔吐を始める。 「ゼルガディスさん!(まさか毒が)」 そう気が付くと同時にアメリアがゼルガディスの傷口に口を付け毒を吸い出す。 嘔吐物にまみれて傷口を吸う王女の姿に見合い相手が戸惑う。 「なっなにも君がそんな事しなくても……」 当然見合い相手はアメリアから、無視される。 「おっおい……聞いてるのか!」 無視される事に慣れてないお坊ちゃんはアメリアの肩をつかむ、すると…… 「邪魔するな!」 王女様のイメージを完璧にぶち壊す迫力で一喝される見合い相手。 「かっ勝手にしろ!」 見合い相手は捨て台詞を吐いてその場から立ち去る。 アメリアの努力もあってゼルガディスがなんとか口を開く。 「アッアメリア……「喋らないで下さい!」 しかしゼルガディスは紫色に変色した唇を閉じない。 「いっ今までお前の気……持ちに答えてや……れなくてす……まない」 ゼルガディスが最期の力を振り絞って声を出す。 「…好きなおん……なの腕…の中で死ね……るんだ……俺は幸……せ者だ……」 「私もゼルガディスさんの事が好きですぅ……そんなぁ……死ぬなんて言わないで下さいぃぃ」 しかしゼルガディスはアメリアの告白を聞く事はなかった。 「……ゼルガディスさん!……ゼルガディスさん!」 ゼルガディスはアメリアの腕の中で動きを止める。 動かなくなったゼルガディスを抱きしめ、アメリアはひたすら泣き叫ぶだけだった。 主題歌 1/3の純情な感情 作詞:SIAM SHADE 作曲:SIAM SHADE _______________________________________________ 初めてカップリング物に挑戦した特に菜塩です。ギャグ無し!オチ無し!笑い無し!で行こうと思ったこの話ですが、タイトルはふざけまくってます。あと判る方には判ると思いますが、ババアの5連カウンターのノリは「漫☆画太郎」大先生のコピー漫画技法をイメージしてます。 ちなみに私は世界の中心で愛を叫ぶを見ていません。タイトルは5秒で適当に決めた物で特に意味はありません。 キャラのイメージが違う、ストーリーに無理がある、読みにくい、つまんねえ、などの批判、苦情、感想、どしどし書き込んでください。(誠心誠意、謝らせていただきます。) 次回予告 アメリアはこの後どのような決断をするのか? 次回最終話、感動?のラスト! 日本中が泣いた? こんなつまんねえ話だれも見てね〜〜よ? ラストに向け加速する物語!これを見逃したら一生後悔する? 特に菜塩 名作劇場:感動の巨編? ___________ 世界のどこかで愛を叫ぶ FOREVER LOVE ___________ に御期待下さい。特に菜塩 |
31321 | 世界のどこかで愛を叫ぶ 後編FOREVER LOVE | 特に菜塩 | 2005/3/30 00:44:20 |
記事番号31282へのコメント セイルーン王国で起きた暗殺未遂事件。 この事件は瞬く間の内に諸外国に広まった。 そして事件の翌日、セイルーンの王女『アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン』を自らの命を捨ててまで守り通した『ゼルガディス=グレイワーズ』の国葬がセイルーン王国の某所で行われようとしていた。 特に菜塩 名作劇場:感動の巨編? ___________ 世界のどこかで愛を叫ぶ FOREVER LOVE ___________ 原作:神坂一 スレイヤーズより 監督:特に菜塩 脚本:特に菜塩 出演:セイルーン王家関係者の皆様 _____________________________________________ アメリアはゼルガディスの遺体が安置されている部屋で一晩を過ごした。 冷たくなったゼルガディスと過ごす最期の一夜。 思い出が光の速さで蘇ってくる。 初めてあの人を見た時、『この人悪?』と思った事や、船の錨代わりに湖に沈めた事、女の国に入る為女装させた事や、そういえば怪しいタコ踊りを歌わせた事もあったし、初めてあの人を意識し始めた時の事も…… そして最期にあの人の死の瞬間…… 「そろそろお時間です」 女給がアメリアにそう告げる。 その声を合図に部屋にいた大勢の人間が動き始める。 係りの者がゼルガディスの棺を運び出そうとすると…… 「最期に……最期にもう一度顔を……」 アメリアが声を出す。 係りの者が無言で頷く。 一歩、また一歩と棺に歩み寄るアメリア…… その時棺桶のふたが開き…… _____________________________________________ 「……んっ…一体……」 ゼルガディス→\○/ _________▽______ \ 棺おけ / \____________/ _____________________________________________ ゼルガディス復活!の歌(クレヨンしんちゃん オラは人気者風味) 1・2・3・4! パニック パニック パニック みんながあ〜わ〜ててる お墓で一日元気だぞ〜 「ゼルガディス?」←声:林原めぐみ 復活するなら〜 まかせておくれよ〜 3にも4にも〜 時(復活する)が肝心 カモンヘブン カモンHEAVEN〜 アメリア卒倒〜 そん〜な目〜してみつめちゃ 「照れるぜ」←声:緑川光 坊〜さん 坊〜さん オラは人気者 「ゼルガディス!」←声:林原めぐみ パニック パニック パニック みんながあ〜わ〜ててる 話が変だぞ 絶対変だぞ 展開た〜の〜しみだ〜〜 _____________________________________________ ゼルガディス復活! この喜ばしい事態に王宮中が歓声に包まれる。 しかしこの事態に頭を悩ませる人が…… 「のわぁぁ〜〜〜〜。一体どうすればいいんじゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜」 最近さびしくなってきた頭をかきむしりながら叫び声を上げるアメリアパパ。 なぜ娘の恩人が生き返ったのにアメリアパパはこうも悲痛な叫びを上げるのか? 理由その1 現在セイルーンにはゼルガディスの葬式の為にこの国の偉い人はもちろん、諸外国の王様やら大臣クラスの人達が大勢集まっている。このお偉方に『死んでなかったからやっぱ帰って☆』なんて言えるはずがない。彼らは忙しい中わざわざセイルーンに来てるからね★ 理由その2 実はこのセイルーン、諸外国からただでさえ『どたばた王国』だの『セイルーン動物園』などで舐められてる(馬鹿にされている)のに(ほとんどリナのせい☆)、今回のような勘違いを起したら今度こそこの国は終わる……そういった危機感があるからだ。 上記の理由から頭をさらにかきむしり、抜け毛を進行させているフィルさんにババアが近寄る。 「だぁぁぁーーーー、わしはどうすればぁぁ〜〜〜〜〜〜」 「うろたえるんじゃないよ、フィル坊!」 ババアが背後からフィル王子を一喝する。 予期せぬ人間の登場でフィル王子が一瞬ひるむ。 そのフィル王子にババアがこう告げる。 「あたしにいい考えがあるから、言うとおりにしな!けっけっけぇ」 _____________________________________________ テトロドドキシン フグの卵巣や肝臓等に含まれる事で広く知られる神経性の毒物の事で、これを摂取すると発熱、嘔吐、腹痛などを起し、病状が進行すると、手足の痺れや唇の変色、血圧の低下を招き死に至る。 なおこの毒の特殊な症状として、人間を極まれに仮死状態に陥らせる事が上げられる。 仮死状態になると心拍数は極端に低下し、体温も低下し顔色も悪い為、まれに生きているにも関わらずそのまま埋葬され、棺桶の中で目覚めるなどの珍事が記録されている。 参考資料→ゾンビの正体(でyahoo検索の一番上のサイト) なおテトロドドキシンの名前の由来は、この毒の発見者が綴.桜楼(テ.トウロン)である事と、ドキシンが、『心臓がドキッとしてシンじゃう』の略である事に由来する。 以上『フグは食いたい?命は惜しい?(民明書房)』より抜粋 _____________________________________________ 「おお〜〜〜ゼルガディス君!よくぞ蘇ってくれたぁ〜〜〜〜〜!」 抱き合うゼルガディスとアメリアを中心に万歳コールが連呼される中にフィル王子がやって来る。 その顔は複雑そうだ。 なぜか?それは… 「父さん!ゼルガディスさんが生き返ったんですよ!ばんざーーーーい!」 ばんざーーーーーーーーい もう何度やったか数えるのも馬鹿らしいバンザイを皆が繰り返す。 そんな中、フィル王子がゼルガディスにこう言う。 「ゼルガディス君、こういう事はあまり自分としては言いたくないんだが……」 ゼルガディスがフィル王子に尋ねる。 「なっなにを……」 「もう一度死んでくれんかのぉ〜〜〜〜」 ずてぇぇぇぇぇ その場に居合わせた人間が盛大にコケル! これはこれで結構見ものだがせっかく生き返ったのに殺されてはたまんないと先ほどの発言に抗議を行う。 「なななっなぜそんな事を……」 「いいかげんにして下さい!お父様とはいえ冗談が過ぎますよ!」 「そうだ、そうだ!アメリア王女の言うとおりだ!」「王様だからって調子のんなよぉぉ!」 「ドワーフのくせに王族に居座るんじゃねぇよ!」「ふざけんじゃねぇ!死ぬならてめぇが死ね!」 「てめえなんか王様辞めちまえ!」「この山賊野朗が!山さ帰れ!」 その場にいる全員を敵に回したフィリオネル・エル・ディ・セイルーン。 普段はもの静かな神官達に汚い言葉で野次られ、実の娘にまで叱られる、この状況にフィル王子はババアの描いたシナリオ通りに言葉を喋る。 「……けっ…せぇ……」 「はぁ?」 「……だから……だから結婚せぇ!といっとんじゃぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 ついに覚悟を決めるアメリアパパ! ババアの描いたシナリオはこうだ。 『このまま熱々のラブラブモードのまま、二人を結婚させ、お葬式の変わりに結婚式を行う!』 めちゃくちゃな話ではあるものの、今集まっているお偉いさんを納得させるのには、葬式以上の行事で対抗するしかない!そこで王族の結婚である。 当時の状況を知る人によると _____________________________________________ 証言1 あの時の話?いやぁ〜〜〜思い出したくもないねぇ。あの時に地下の倉庫に大急ぎでウエディングドレスやら、結婚式に使う飾りとかを取りにいったんだけどね、地下の倉庫、あそこ散らかってる事で有名でさぁ〜〜〜、あれこれとひっくり返してる内に土砂崩れ発生!結婚式に使う道具のしまってある奥への道があそこ一本道だから塞がっちゃって、もう大パニックだったよ。ほら!なんか大きな行事があるからって、町の店で営業してるとこ無かったから大変だったみたいだよ。あはははは 証言2 私はセイルーンの王宮でメイドをやっていたんですけどぉ〜〜〜。なんかぁ〜〜〜突然〜〜全員集合!みたいなぁ〜〜〜こと言われたんですぅぅ〜〜〜〜。でぇ、集まってみるとぉ〜〜〜〜なんかぁ〜〜メイド服がドカン!と置いてあってぇ〜〜〜〜突然リーダーがぁ〜〜〜『これをベースにウエディングドレスを作る』とかいいだしてぇ〜〜〜。ええ、なんか『テーブルクロス』とか『レースのカーテン』とかの部品でぇ、なんとかそれらしいものできましたよぉ〜〜〜 証言3 なにを隠そう私はこの国の大臣なんじゃが、突然『お葬式は中止!わしの娘が結婚するからお祝いの言葉考えといてね★』などと実の兄に言われたんですよ!ええそうです、葬式から結婚式です!……それから……いいや……あの時の事はもう思い出したくも無い……もう帰ってくれ…… _____________________________________________ 「ゼルガディスさん。新婦さんの準備ができましたよ」 ゼルガディスが声の方に振り向くと、純白のドレスに身を包んだアメリアがいた。 恥ずかしそうにアメリアが声上げ、顔を赤らめる。 「やっぱり変ですよね……」 「……いや、とてもよく似合ってる」 ゼルガディスがそう短く感想を述べるとアメリアの眼に涙が浮かび、ゼルガディスに飛びつこうとする。 「ゼッゼルガディ『はいはい急いで!もう予定時間はとっくのとうに過ぎてんだからね!』「…………」」 ババアの一言でムードは崩壊する。 ゼルガディスがババアに一言礼を言う。 「ババア。あんたのおかげだ……感謝する」 「いいんだよ若いの……あんた達を見てると昔の私を思い出してねぇ……」 このババアも若い頃は大恋愛を? 「時間が無い!行くぞアメリア」 「はい!」 _____________________________________________ そのころ元:葬式会場、現:結婚式場では王族による必死の時間稼ぎが行われていた。 「聞いてアロエリ〜〜〜ナ。ちょっといいにくいんだけど、聞いてアロエリ〜〜〜ナ、わしは山賊じゃないぃ〜〜〜〜〜、聞いてくれてあ〜〜〜りがと、あろえり〜〜〜な」 はははははははははははははは 現在フィリオネル王子による葬式ムードを盛り上げる為(アメリア到着の時間稼ぎ)必死のマイクパホーマンスが行われていた。 しかしまだアメリアは到着しない。 次のネタを期待する観客の目線が突き刺さる。 しかたなしに次のネタを披露するフィリオネル王子。 「(なんでわしが……)……フィルです……初対面の人に山賊と間違われます……」 はははははははははははははは 「(だぁぁ〜〜早く来い!)……フィルです……むすめはわたしの子供ですぅ……」 はははははははははははははは 「(ウケとるぞ!)……フィルです……ドワーフではありませぇん……」 その時やっと二人が到着した。 その事がフィル王子に伝えられる。 「(しゃぁぁ〜〜〜)皆様お待たせしました!新郎新婦の入場です!」 すると天井から声が聞こえてくる。 「レビテーション」 会場にいる全員が声の聞こえてきた天井に目線を向ける。 目線の先には純白のドレスを着たアメリアとゼルガディスがゆっくり降下してくる光景があった。 「ねえ、よしりん。私達も結婚する時天井から降りてこようよ!」 「ミッチィーの為ならそんなのおやすい御用さ!」 「よしりぃ〜〜〜ん」 「ミッチィ〜〜〜〜」 二人は『すたっ』と着地する。 神父がなにも無かったかのようにお決まりの台詞を吐く。 「ゼルガディス=グレイワーズ。汝は……以下略……」 「当然だ!」 「アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン。汝は……以下略……」 「誓います」 「それでは指輪の交換を」 二人が照れながら指輪の交換をする。 なおこの指輪はババアの私物で使用後は返却する事になっている。 指輪の交換が済んだのを確認し、神父が二人にお決まりの言葉を言う。 「指輪の交換が済んだようなので、誓いのキスを」 ちゅっ ぴぃぃ〜〜〜〜〜〜〜 ぴぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 会場から祝福の歓声が上がる。 唇を重ねて抱き合う二人。 「(ゼルガディスさん、私の事を絶対に離さないで下さい)」 「(ああ。絶対に離したりするもんか)」 「(そうじゃなくて、今、手を離さないで下さい!)」 「(……なんでだ?……)」 「(今、背中で『ビリッ』って音が聞こえました……今、手を離したら飾りが崩壊します……)」 「(なんだって!それじゃあ手を離したら……)」 「(セイルーンは終わりですうぅ〜〜〜〜〜)」 一方…… 「のうクリストファー……愛する娘の結婚式なのにちっとも感動しないんじゃが……」 「私もだ……このまま無事で終わればいいが……」 「まったくじゃ……」 「はぁぁ〜〜〜(ため息×2」 そんな時…… 「(……よしっ…行くぞ!)」 「(ちょっとゼルガディスさん…きゃあ!)」 ゼルガディスがアメリアを俗に言うお姫様抱っこをする。 そして二人は出口に向かって歩き出す。 その光景を見たバカップル、ミッチー♀&ヨシリン♂の会話。 「ねえ〜〜ヨシリン、私も結婚式の時お姫様抱っこして欲しいなぁ〜〜〜〜〜★」 「ミッチィーの為ならお姫様抱っこの1つや2つ。なんたってミッチィーは僕のお姫様だもん」 「もぉ〜〜〜ヨシリンっ!」 そんな新郎新婦は…… 「(わぁぁぁーーーー。ゼルガディスさん!腰の飾りが限界です!)」 「(肩の刺繍が崩壊しそうなんだ……自分でなんとかしろ!)」 「(そんなぁぁーーーー。)」 二人だけの戦いを続けるアメリア&ゼルガディス。 出口まであと、10メートル!しかし二人の前に最期の強敵が現れる…… 「おおぉぉっほっほっほぉぉーーーーー」 この高笑い……アメリアの顔が瞬時に青ざめる。 「いよぉ!アメリア、ゼルガディス。ゴールインおめでとう!」 「さすがこの『サーペント(白蛇)のナーガ』の妹!よくやったわ!」 リナ=インバース&ナーガ登場! _____________________________________________ その時の感想を新郎新婦の二人は後にこう証言したという。 ゼルガディスさんの証言 あの時の事か……一言で言えば『絶望』だ……あのリナが得体の知れない女と現れたんだからな……あの時二人が来なければこの国の名誉は守られたんだ…… アメリアさんの証言 ええ、驚きましたよ!あのリナさんと姉さんが突然やってきたんだから、最悪の組み合わせですよ!……はい、結果は最悪でした……私、あの時初めて『人を殺そう』と本気で考えましたからね…… _____________________________________________ アメリアが引きつった笑顔を浮かべ、 「あははは……ねっ姉さんにリッリナさんじゃないですか…なんでここに……」 アメリアの問いにナーガが答える。 「決まってるじゃないの!かわいい妹の晴れ舞台を祝いに来たのよ!おっほっほぅほっほぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜」 高笑いを上げるナーガ。 半泣きのアメリア。 会場にざわめきが走る。 「おい聞いたか?あの女セイルーンの第一王位継承者らしいぜ!」 「まじ?あのイカレタ女が?」 「あ〜〜〜あ。セイルーンも終わりだな」 ちなみにセイルーン王国ではナーガは存在しない事になっていた。 フィリオネル王子&クリストファーが同時に卒倒する。 その時リナがある人物の存在に気が付く。 「見てナーガ!あいつ」 リナがナーガに言う。 「あれはさっき私達に馬車ではねた泥水をぶっかけた不届き物!」 そう二人はセイルーンに向かう途中で馬車が水溜りを通過する瞬間に立ち会ってしまったのだ。 「おいっ…リナ……ちょっと待て……やめろぉぉーーーーーーーーー」 「フレアーーアロォーーーー」「フリーズアロォーーーーー」 「きゃぁぁぁぁ〜〜〜〜姉さんとリナさんのばかぁぁぁぁぁーーー……………… _____________________________________________ そうもしも過去を一つだけ変えられるなら、わしはあの日を選ぶだろう…… あの日起きた事件はセイルーンの黒歴史として永遠に封印した…… 結果として愛する娘は幸せを手にする事が出来たが、失う物が大きすぎた…… 今現在、グレイシア(ナーガ)の打ち出した『国民 Happy プラン』なる計画が進行している…… セイルーンは確実に滅びの道を歩んでいる…… _____________________________________________ 主題歌 ゼルは人気者(オラは人気者) 作詞:特に菜塩/作曲:小杉保夫/編曲:加藤みちあき _____________________________________________ この駄文の作者です。今回の話、たぶん私が書いた中で最大級の駄作です。 しかもこの話書き上げた後間違って『保存しない』ボタンを押してしまったので2回書いてます。 あと、前回に話で漫画太郎先生の名前を出しましたが、その件で某高位魔族の方に呼び出しを喰らってしまいました。 その某高位魔族の方の話によると、 漫画太郎氏は作品ごとに自分の名前を微妙に変えており、決まった名前が存在しないそうです。 どういう事かといいますと、代表作だけで、 地獄甲子園 =漫☆画太郎 樹海少年zoo1=漫$画太郎 など何度も名前を変えており、一つに特定するのは困難であるそうです。 某高位魔族の方ありがとうございました。そして管理人さんに多大な迷惑を掛けた事をお詫びします。 最期にここまでよんでくれた方にお礼を申し上げます。 |
31322 | ♂初めてのガウゼル♂ ガウリィー&ゼルガディス | 特に菜塩 | 2005/3/30 00:51:54 |
記事番号31282へのコメント ※この物語は、なんと言うか、アホすぎます。見ないほうがいいかもしれません、けど見ても大丈夫だと思います。多分…特に菜塩 あたし達はとある田舎町の宿屋に泊まっていた。 男と女それぞれ二人ずつに分かれて部屋に泊まっているんだけど、なんかアメリアが気になる事をやっている。 「アメリア。あんたなにやってんの?」 あたしの問いかけにアメリアがうれしそうに答える。 「これですか?さっきお店で買った聴診器なんですけど、これで隣の部屋の会話が聞こえるんですよ!」 たしかにアメリアは壁に聴診器をつけて隣のガウリィーとゼルの部屋の音を盗み聞きしている。 その時アメリアが声を上げる。 「…リナさん。ちょっとこれ」 「なによ?突然」 「いいから!なんか隣の会話がおかしぃんですぅ〜〜〜」 アメリアがあたしに聴診器を押し付けてくる。 たしかに罪悪感はある。 けど好奇心には勝てない! あたしは耳に聴診器をセットして壁に丸い部分を付ける。 (およ?結構聞こえんじゃん♪) _____________________________________________ 「おいっ、ゼル今日もやらせろよ!」 「なんだ?3日前にやったばかりじゃないか」 「俺は今やりたいんだ。それにお前もだいぶ『たまってんだろ』?」 「たしかにそうだが……」 「なら決まりだ!ほら服脱げ!」 「しかたないな……ぬぎぬぎ……これでいいか?」 「ああ。じゃっベッドにあおむけになってくれ!」 「……痛くするなよ」 「大丈夫だ、俺は上手いからな!」 「……ううっ、嫌な感触だ……」 「我慢しろよ!もうすぐ終わるからな」 「そっそうか……」 「よしっ終わったぞ!」 「早いな、もう終わったのか?」 「ああ、お前がいいからな。あとまだお前のが終わってないぞ!」 「そうだったな……お前の腕なら安心だ。頼むぞ」 「おう任せろ!」 _____________________________________________ 「ちょちょっ、あいつら何やってんのよ……アメリア?」 「……そっそんな……ゼルガディスさんとガウリィーさんが……きゅ〜〜〜〜〜〜……バタッ」 「アッアメリア?大丈夫?」 しかしアメリアの返事が無い。どうやらあまりのショックに気を失ったようだ。 二人の趣味にとよかく言うつもりはないが、なんか怒りがこみ上げてきた! もう決めた。 「あいつら一発ぶん殴ってやる!」 _____________________________________________ コン コン 「ガウリィー、ゼルゥー入るわよ♪」 「ちょっと待て!今は……」 「あっあとにしてくれ!」 「断る!」 そう言い放つとあたしはドアを蹴破る。 ドアが吹き飛び、中の光景があたしの瞳にうつる。 その光景とは予想通り、上半身裸のゼルの上にガウリィーが乗って、ゼルの剣を一生懸命に研いでいる? なんでぇ〜〜〜〜〜。 事態が理解できないあたしと同じく事態を理解出来ていない二人が唖然とした顔であたしをみつめてる。 悩んでもしょうがない、とりあえず聞いてみる事にした。 「あっあんた達なにしてるの……」 あたしの問いにガウリィーが普通に答える。 「何って、剣、研いでるんだけど……」 はぁ? 「えっ?今なんていった」 あたしの問いに答えたのはゼルだった。 「剣を研いでいるんだ!お前こそいきなり扉、蹴破ってなんのようだ!」 やばっ!マジでゼル怒ってる。 あたしが二人に疑問に思うことを尋ねてみる。 「けっけどなんでゼルの背中に……」 「ああ。こいつの体は剣を研ぐのにちょうど良いんだよ!ゼルの剣研ぎ終わったらお前のも研いでやるから持って来いよ!」 「ふざけるな!これはものすごい気色悪いんだ、これ以上は断る!」 「……じゃあ、さっきの会話は……」 「さっきの会話ってなんだ?」 「なっなんでも無いの!」 「おいっ、この扉、どうするつもりだ……待て!逃げるな」 _____________________________________________ この駄文の作者です。もしかしてこの話って18禁?やばかったら削除しちゃって下さい。(なお、たまってんだろ?の部分はゼルガディスの剣の刃こぼれの事を指してます。) 関係ないんですが、最近やっと小説版スレイヤーズを買いました。 現在『バトル オブ セイルーン』まで読み進めていますが……アメリアのキャラ違わなくない? ストーリーもだいぶアニメ版と違ってるみたいだし……ってゆうか、リナ、人殺しすぎじゃない? アニメ版スレイヤーズからこの世界に入った私にはなんか受け入れずらいような…… なおこの話を書く為だけに上の世界のどこかで愛を叫ぶをかいたんですよね。 ♂初めてのゼルアメ♀ ♂初めてのガウゼル♂ なんかかっこよくないですか?(特に ♂ ♂のとことか) かっこよくないよね。 次回はスレイヤーズの疑問についてのレポート方式の作品を書き上げたいと思います。 以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。 |
31329 | スレイヤーズの疑問 | 特に菜塩 | 2005/3/31 05:13:27 |
記事番号31282へのコメント スレイヤーズに関しての疑問 こんにちは、特に菜塩です。 今回は私がスレイヤーズの疑問に思うことをレポート方式で書き上げました。 内容におかしい部分等があるかもしれませんが、寛容な心で読み飛ばしていただければ幸いです。 それではどうぞ! 疑問に思ったこと 『アメリアの腰に付いてるピンクの『アレ』はなに?』 熱血正義オタクにて、セイルーン王国の王女様でもある『アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン』。 最初の疑問はこのキャラクターの腰に付いている『アレ』についてだ。 アメリアの腰に付いている『アレ』は文章にしてあらわすのは難しいが、ピンク色をした羽みたいな物で出来た団扇(うちわ)と言えば想像出来るだろうか? 大きさは結構デカイ! 実は例の『アレ』、アニメの1stシーズンとNEXTでは大きさに微妙な差があるのだが、1stシーズンで『500ミリリットルペットボトル』程度の大きさ、NEXT版では長さが若干伸び、横幅が大幅に増えている事が確認できた。 そして見た感じは『ふわふわ』してさわり心地は良さそうだ。 しかし『ふわふわ』してては団扇としての役割は果たせない! よって例の『アレ』は団扇ではないことが断言できる。 となると例の『アレ』は何ナノか? 実は私こと特に菜塩は『アレ』とよく似たものを昔、どこかで聞いた事がある。 そう『天狗の団扇』である! 日本昔話の天狗が持つ団扇は大きな葉で出来ていて、それで風を起そうものなら、軽く大型台風クラスの風を起す事が出来る怪しい代物だ! 例の『アレ』の正体は、『風をおこすマジックアイテム』ではないか? その推測を裏ずけるのは例の『アレ』(←めんどいので以降ピンキーと名付ける!)の根元に付いている宝石と思わしき物だ! その宝石が魔法の宝石である事は十分にありえると考えられる。 これならば団扇向きでない素材で出来ている事も十分に納得が出来る。 『マジックアイテム』なら多少の理不尽は許容範囲内だからね★ しかし、そう断言すると一つの疑問が浮かぶ。 アニメ版スレイヤーズTRY第2話で、船に乗って遭難したリナ達は、長い漂流生活のすえやっと陸地を発見し、狂喜乱舞する。 飢餓状態のリナは魔法を唱えて風を起し、帆船の速度を限界まで上げて、そのまま陸地に激突、船は大破する。 魔法で風を起す? 上記の考えが正しければ、ピンキーは風を起す『マジックアイテム』だ! この場合は真っ先にアメリアがピンキーで風を起すはずだ! アメリアは飢餓状態で弱ってた? いや、上陸後すぐ謎の一団をアメリア達が抹殺している事から風を起す体力は十分あったと考えられる。 よって ピンキー=天狗の団扇説 は間違いであると言えるだろう。 となるとピンキーの正体はなにか? 実は私は以前あるテレビ番組でピンキーに良く似た物を見た事がある! そのテレビ番組はそう 『トゥナイト2』だ!※1 『トゥナイト2』の特集でやっていた『ジュリアナ東京』※2特集でパンツ丸見えの姉ちゃんが、お立ち台で狂ったように踊りまくっていた時に持っていた物がピンキーそっくりなのだ! そうあのブラウン管に写る姉ちゃん達が持っていた扇子がピンキーと瓜二つなのだ! この一致度を例えるなら、 ビビンバとビビンパ※3 といった所だ。 しかしこの一致は見た目だけで、実際の使用方法まで一緒とは言えない。 だがこうは考えられないだろうか? アメリアも遊びたい盛り、たまにはディスコでハメを外したいだろう。 それで旅先でいつでもディスコに行けるようにアクセサリーに見せかけて腰に踊る時に使う扇子を身に着けている。 日ごろからリナを初め、なにかと不幸な事も多いアメリアだ。このくらいの夜遊びは見逃してもいいのではないだろうか? だがここでもある疑問が浮かんでくる。 そうディスコには未成年は入っちゃいけないのである! 多少はごまかせるだろう。だがアメリアはいくらなんでも無茶だ! ディスコ側も未成年者を入店させる事はしないはずだからね★ よってこの説も信憑性に欠けると言えるだろう。 そうなるとピンキーの正体は一体何なのか? 途方に暮れたその時、携帯が鳴る。 『今日俺ん家に泊まりに来てよ』 気分転換にはちょうどいいと友達の家に遊びに行って 見てしまった! ピンキーそっくりな物を! 「こっこれは何?何に使うの?」 速攻で友達に尋ねる私、友人は答える。 「これ静電気でホコリを取るやつだよ!※4」 出口の無い迷宮の扉が現れた! ピンキーが静電気でホコリを取る奴だとしたらすべての説明が付く。 そう王宮育ちのアメリアにとって、リナ達が泊まる安宿はつらい物であるはずだ。 誇りある王家の血筋として、それ以上に一人の女の子としてホコリのたまったベッドや部屋は避けなくてはならない。 そこで登場するのがピンキーだ! 実際に友人宅で『静電気でホコリを取るやつ』を本棚の裏につっこんでみたら、恐ろしい量のホコリが取れる事が判明した。 性能は高い! 大きさも効果と持ち運びの利便性を考えた結果ピンキーはまさに『静電気でホコリを取るやつ』と一致する。 そうアメリアは宿泊先でホコリを取る為にピンキーを持ち歩いていたのだ! この説ならだんだんピンキーのサイズが大きくなる事も説明が付く。 そうピンキーは旅の区切りごとにでかくなっている。 推測するに、今だ改良段階なのだろう。 まてよ?って事はピンキー(静電気でホコリを取るやつ)を発明したのはアメリアなのではないか? これはすごい事だ! 魔導万能の世界で科学を利用した掃除器具を発明するなんてそう簡単には出来ない! アメリアは天才だ! すごいぞアメリア!けど早く特許を取らないとリナに権利取られちゃうよ。 結論を出そう。 『アメリアの腰に付いてるピンクのアレは静電気でホコリを取るやつである』 アメリアは王宮暮らしが長かったせいか綺麗好きでホコリのたまった部屋でなんか寝られない。 そこでピンクのアレを使って軽くお掃除してからお休みになっているのだ! チャームポイントにもなって実用性もある。 あとはこれを使いやすく細長い棒状の物にすれば即販売可能だろう! なお今回のレポートは小説版スレイヤーズを途中までしか読んでいない特に菜塩が書き上げた物である事と、特に菜塩個人の考えでこのような結論に至った事を明記します。 最期に偉そうな口調で長ったらしい文章を最期までお読み下さった方達にお礼申し上げます。 _____________________________________________ ※1 伝説のエロバラエティ番組「トゥナイト」 現在20〜30歳ぐらいの男性ならこの名前にニヤリとするのではないだろうか? 豊富なレギュラー陣と毎回ギリギリの放送内容で深夜帯であるにかかわらず高視聴率を取り続けた番組で、『テレビ東京』の『ギルガメッシュナイト』と共に若者の話題を独占したお化け番組である。 なお特に菜塩は修学旅行の夜、この番組を見ようとしたものの、『同時多発テロ』の臨時ニュースにより見る事ができず惜敗の涙を流した思い出がある。 『許すまじ! テロリズム!』あの時ほどテロを憎んだ事は無いであろう。 ※2 ジュリアナ東京 この単語を今の中学生ぐらいの人は知らないではないか? 1991年ごろから1993年夏まで1世を風靡したディスコ。 ユーロビートとボディコン着た派手な姉ちゃん(ミニスカは基本)と羽根つき扇子。このセットで朝まで踊りまくるのだ。 ボディコン狩りにお立ち台など詳しい説明は避けるが、このブームは上の番組によって作られた物であることは間違いない。 なお入場料は女、無料 男、有料と男女差別が著しい。 ※3 ビビンバとビビンパ 人から聞いた話によると、著作権がらみでわけわかんない名前になったらしい。 なお『ヒビンバ』も存在するらしい。 ※4 静電気でホコリを取るやつ 正式名称不明で性能はすこぶる高い。 中にワイヤーが通されているらしくグニグニ曲がっておもしろい。 |