-どたばた交代劇-セラフィム(6/20-23:26)No.3164
 ┣Re:どたばた交代劇-松原ぼたん(6/21-15:48)No.3176
 ┃┗松原様-セラフィム(6/21-23:26)No.3179
 ┣Re:どたばた交代劇-さぼてん(6/25-13:37)No.3209
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   ┗Re:どたばた交代劇2-松原ぼたん(6/28-13:33)No.3233


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3164どたばた交代劇セラフィム 6/20-23:26

 嗚呼、私は何て不幸なんだぁー!!
 どうして私ばっかりがこんな目に遭うんだ。
 どうしてどうして、うううぅぅぅぅー。
 世の中の不幸を一身に背負ったような青年だった。
 20代位の外見の青年だ。
 腰まで届く艶やかな黒髪、白い肌、絶世の美貌。近寄りがたい雰囲気を醸しだしてもおかしくない青年だが、何故かそう言う雰囲気を纏っていないのは彼が生きてきて体験した苦労故だろう。
 そう、ごくまれにいるのである。何をやっても駄目というものが。
 彼は無論そうではないが、置かれている状況などが悪すぎた。
 あの方は自分と全然違うタイプを作ってみようとおっしゃってわたしを創られたが、最高傑作と云って自分で創られた部下の顔を気に入ってたびたび呼びつけられるし、おまけにたびたび苛められるし。
 そう、極めつけは赤の竜神だ。
 一応敵とされる存在を思い出して彼は憂鬱になる。
 何の酔狂か、あいつは自分の物になれと言い出して自分の物にならなかったら殺すとか言い出したし。
 おまけにこんなとこに閉じ込めたし。
 嗚呼なんて不幸なんだぁ。
「魔王様、シャブラニグドゥ様」
 あああああぁぁぁ、私ほど不幸な者はいない。
「・・・・魔王様」
 私が一体何をしたというんだぁ
「魔王様!!」
「ああ、ゼラスか」
 金の髪の美女がいた。
「一体何の用だ?」
 自分を取り戻して問う。
 其の姿は威厳があり、其の美貌と相まって近寄りがたい雰囲気を醸しだしている。
「いえ、あの方からの詔です『あの件は任す』と。あの件って何ですか?」
 彼の部下は彼の一番触れて欲しくない話題を振った。
 それは彼が先ほどから頭を悩ましている一番の原因だったのである。
 魔王の威厳もなんのその魔王は途端にがっくりと肩の力が抜ける。
「魔王様!?」
 ゼラスは直感した。どうせ『あの件』とはろくな事ではないだろうな、と。
 そしてそれはまさに正鵠を得ていたのである。
「私はもう寝る」
「魔王様、ふて寝しないで下さい!あの件って何ですか?!」
 美貌の魔王は渋々口を開く。
 それを聞いた途端、ゼラスの顔色がすっと変わる。
 それは即ち、ダーク・スターの世界へ行ってダーク・スターかヴォルフィードのどちらかと接触を持て、と。


お久しぶりです。このHNで投稿するのは。魔族主体となっています。よろしければ長い目で見守っておつきあい下さい。それでは。 

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3176Re:どたばた交代劇松原ぼたん E-mail 6/21-15:48
記事番号3164へのコメント
 面白かったです。

> 世の中の不幸を一身に背負ったような青年だった。
 そりゃお気の毒。
> あの方は自分と全然違うタイプを作ってみようとおっしゃってわたしを創られたが、最高傑作と云って自分で創られた部下の顔を気に入ってたびたび呼びつけられるし、おまけにたびたび苛められるし。
 ・・・・(^^;;;)。
> 何の酔狂か、あいつは自分の物になれと言い出して自分の物にならなかったら殺すとか言い出したし。
 ・・・・・・・(^^;;;;;;)
> それは即ち、ダーク・スターの世界へ行ってダーク・スターかヴォルフィードのどちらかと接触を持て、と。
 あちゃ☆

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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3179松原様セラフィム 6/21-23:26
記事番号3176へのコメント
ありがとうございました。これは不幸な魔王のギャグなもの語りです。
本人はそのつもりはないんだけれどやることなすことお笑いでしか無いというお話を目指すつもりです。
それではまた御縁がありましたら。

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3209Re:どたばた交代劇さぼてん 6/25-13:37
記事番号3164へのコメント
セラフィムさーん
多分前の作品にレスをしたような記憶のあるさぼてんです。
おぼえてますかぁぁぁ?
最近このコーナに顔を出すことがめっきり減ってしまったもので・・・
なんか新入りさんが多いような・・・良いことですが、
なんか浦島太郎になった気分・・・
某氏が言っていたことは本当だった。
なんかわけわからんこといっていますが・・・
かんそうでーーーーす。

> 彼は無論そうではないが、置かれている状況などが悪すぎた。
> あの方は自分と全然違うタイプを作ってみようとおっしゃってわたしを創られたが、最高傑作と云って自分で創られた部下の顔を気に入ってたびたび呼びつけられるし、おまけにたびたび苛められるし。
ははっなんすかそれはぁっ
もてるヤツは辛いですね。(笑)

> 何の酔狂か、あいつは自分の物になれと言い出して自分の物にならなかったら殺すとか言い出したし。
> おまけにこんなとこに閉じ込めたし。
> 嗚呼なんて不幸なんだぁ。
ふふっなんか話が見えないけど面白いわ。
でも、この方魔族ですよね?
赤の竜神が魔族に自分のものになれと?
こわい・・・・・こわいよぉ・・・

>「私はもう寝る」
>「魔王様、ふて寝しないで下さい!あの件って何ですか?!」
ふて寝・・・かわいいですね(はあと)

> それは即ち、ダーク・スターの世界へ行ってダーク・スターかヴォルフィードのどちらかと接触を持て、と。
いやーやっぱ先がみえない・・・
これって連載物ですよね?
続き読めばわかるかなぁ・・・

>お久しぶりです。このHNで投稿するのは。魔族主体となっています。よろしければ長い目で見守っておつきあい下さい。それでは。 
お久しぶりです。
前回のはヴァルの話・・でしたっけ?
レスしたようなしてないような・・・
まぁまたここで会えたこと嬉しくおもいますよんっ!
では又次回作で!


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3221さぼてん様セラフィム 6/27-06:03
記事番号3209へのコメント
お久しぶりです。
貴女はもう小説書かないんですか?
>でも、この方魔族ですよね?
そうです。ルビーアイ様です。
>赤の竜神が魔族に自分のものになれと?
>こわい・・・・・こわいよぉ・・・
彼もそう思ってるでしょう。
だから毎日泣き暮らしてます。
赤の竜神曰く、ルビー・アイを手に入れたらばかげた戦争も終わるし、あんたの顔好みだし。だそうです。
>>「私はもう寝る」
>>「魔王様、ふて寝しないで下さい!あの件って何ですか?!」
>ふて寝・・・かわいいですね(はあと)
もう逃げの体勢。彼はL様に似ているゼラスが苦手です。
>これって連載物ですよね?
>続き読めばわかるかなぁ・・・
はい、たぶん。おつきあい下さい
それでは。

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3231どたばた交代劇2セラフィム 6/27-23:12
記事番号3164へのコメント
セラフィムさんは No.3164「どたばた交代劇」で書きました。
> 嗚呼、私は何て不幸なんだぁー!!
> どうして私ばっかりがこんな目に遭うんだ。
> どうしてどうして、うううぅぅぅぅー。
> 世の中の不幸を一身に背負ったような青年だった。
> 20代位の外見の青年だ。
> 腰まで届く艶やかな黒髪、白い肌、絶世の美貌。近寄りがたい雰囲気を醸しだしてもおかしくない青年だが、何故かそう言う雰囲気を纏っていないのは彼が生きてきて体験した苦労故だろう。
> そう、ごくまれにいるのである。何をやっても駄目というものが。
> 彼は無論そうではないが、置かれている状況などが悪すぎた。
> あの方は自分と全然違うタイプを作ってみようとおっしゃってわたしを創られたが、最高傑作と云って自分で創られた部下の顔を気に入ってたびたび呼びつけられるし、おまけにたびたび苛められるし。
> そう、極めつけは赤の竜神だ。
> 一応敵とされる存在を思い出して彼は憂鬱になる。
> 何の酔狂か、あいつは自分の物になれと言い出して自分の物にならなかったら殺すとか言い出したし。
> おまけにこんなとこに閉じ込めたし。
> 嗚呼なんて不幸なんだぁ。
>「魔王様、シャブラニグドゥ様」
> あああああぁぁぁ、私ほど不幸な者はいない。
>「・・・・魔王様」
> 私が一体何をしたというんだぁ
>「魔王様!!」
>「ああ、ゼラスか」
> 金の髪の美女がいた。
>「一体何の用だ?」
> 自分を取り戻して問う。
> 其の姿は威厳があり、其の美貌と相まって近寄りがたい雰囲気を醸しだしている。
>「いえ、あの方からの詔です『あの件は任す』と。あの件って何ですか?」
> 彼の部下は彼の一番触れて欲しくない話題を振った。
> それは彼が先ほどから頭を悩ましている一番の原因だったのである。
> 魔王の威厳もなんのその魔王は途端にがっくりと肩の力が抜ける。
>「魔王様!?」
> ゼラスは直感した。どうせ『あの件』とはろくな事ではないだろうな、と。
> そしてそれはまさに正鵠を得ていたのである。
>「私はもう寝る」
>「魔王様、ふて寝しないで下さい!あの件って何ですか?!」
> 美貌の魔王は渋々口を開く。
> それを聞いた途端、ゼラスの顔色がすっと変わる。
> それは即ち、ダーク・スターの世界へ行ってダーク・スターかヴォルフィードのどちらかと接触を持て、と。
>
>
>お久しぶりです。このHNで投稿するのは。魔族主体となっています。よろしければ長い目で見守っておつきあい下さい。それでは。 
>

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3232上のは間違いですセラフィム 6/27-23:15
記事番号3231へのコメント
 それはいつものごとく、呼び出しを食らった。
「よく来たわね。部下S」
 ルビー・アイはかの美女の前に跪く。
「L様。今日は何用でしょうか」 
「そうそう忘れるとこだったわ。」
 呼びつけといて忘れるなよと思うが敢えて口には出さない。
「ダーク・スターの世界に行って頂戴」
「ダーク・スターが、また何か?」
 それともヴォルフィードの方がだろうか。
 思い出すのはダーク・スターとヴォルフィードが同化して、この世界の元古代竜だった魔族と同化した騒ぎだ。
 また反乱を企てているのだろうか?
「別に何にもないわよ」
「は?」
「ただ、散々よその世界へ御邪魔してわびもなしに去っていったんじゃ割に合わないでしょうが」
「それはそうですが、それと何の関係が・・・」
「だ・か・ら!!!あんたもダーク・スターの世界に行くの」
「う゛ぇえええぇぇぇぇ!!!???」
「あっちで遊んでらっしゃいよ」
 あっちはダーク・スターばかりかヴォルフィードもいるじゃないですか?!
「あ、そうそう。ダーク・スターの部下もこっちにいたから部下も連れて行きなさいね♪」「はい?L様?」
「赤の竜神と融合は・・・・」
「駄目です!無理です!絶対!!」
「そうよねぇ」
 ほっとしたのも束の間創造主はとんでもないことを言った。
「んじゃあ、ヴォルフィードかダーク・スターのどちらかと接触してきなさいね♪」
 ああああぁぁぁぁぁぁぁ
「それじゃあ、それまでの間羽根を広げるといいわよ」
 そう言って軽やかに笑う。
 その笑い声が地獄の宣告死の判決に彼には聞こえた。



はい、第二弾です。
単なる気まぐれにつきあわされる魔王。
本当にそれでいいのか!?魔族。
「うううう、所詮私達は彼女のおもちゃなんです」
「あんたそれでも魔王?」
「だってだって、逆らったら怖いし痛いじゃないですか」
「情けない・・・」
 いじいじいじじじ。
「そこで座り込んでいじけないでよ」
「・・・いいんだいいんだ別に。どうせどうせ」
「あっそ、いいの」
「そんなにあっさりと納得をー!!」
「とりあえず次は本編に戻ります」

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3233Re:どたばた交代劇2松原ぼたん E-mail 6/28-13:33
記事番号3232へのコメント
 面白かったです。

> 呼びつけといて忘れるなよと思うが敢えて口には出さない。
 口に出したら・・・・恐ろしい。
>「ただ、散々よその世界へ御邪魔してわびもなしに去っていったんじゃ割に合わないでしょうが」
 割って・・・・あんた別にこの世界だけの王って訳じゃないでしょーが。
>「それじゃあ、それまでの間羽根を広げるといいわよ」
 羽が広げられる環境ぢゃないぞ。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。