◆−人間と言う存在−エスエル (2005/8/8 15:00:13) No.31682 ┣人間と言う存在−エスエル (2005/8/8 17:20:52) No.31684 ┣人間と言う存在−エスエル (2005/8/8 17:29:26) No.31685 ┣人間と言う存在−エスエル (2005/8/8 17:44:38) No.31686 ┃┗Re:人間と言う存在−ルフラン (2005/8/17 10:21:35) No.31712 ┃ ┗Re:人間と言う存在−エスエル (2005/8/17 12:31:10) No.31715 ┃ ┗Re:人間と言う存在−ルフラン (2005/8/17 16:36:49) No.31717 ┣Re:人間と言う存在−琉貴 (2005/8/13 12:35:41) No.31699 ┃┗Re:人間と言う存在−エスエル (2005/8/17 12:29:38) No.31714 ┣Re:人間と言う存在−パセリ (2005/8/14 17:25:15) No.31701 ┃┗Re:人間と言う存在−エスエル (2005/8/16 19:05:45) No.31710 ┗Re:人間と言う存在−エスエル (2005/8/17 12:41:16) No.31716 ┗Re:人間と言う存在−唯梨 (2005/8/17 17:26:09) No.31719 ┗Re:人間と言う存在−エスエル (2005/8/18 19:51:59) No.31723
31682 | 人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/8 15:00:13 |
人間はとても素晴しい。 美しく、素晴しい、 とても綺麗な智恵を持っている生き物だ。 と…さっき思った。 「で…どうして私がそんな事しなくちゃいけないんですか!」 この素晴しい景色。 この素晴しい装飾。 この素晴しい動き。 この素晴しい絶叫。 遊園地を作った人に、僕は感謝の気持を与えよう。 冥王からの感謝の気持なんぞそうそうもらえない。喜んでくれ人間よ。 「ってきいてますか!?」 目の前のジェットコースーターに乗る一人の少女を見つめた。 可愛い子だ。本当に可愛い子。 「って無視ですか!?渡しもう帰りますからね!」 綺麗な髪を三つ編みにまとめた小柄の女の子。 しかもその女の子は、今、人間のきるような可愛い服装をしていた。 「はぁ…もう私本当に帰ります。」 「まった!ちょっとまって。」 しかもその女の子は今日に限って髪を下ろしておりそれははじめてみるわけであって、好きな子のそんな姿を見れた僕は今地球上で一番幸せと思う 僕は今日その女の子を見に来ている。 かっこよく言うと、ストーカーだ。 横にいるのはその女の子の同僚の将軍だ。 「もう!」 まぁかっこよくいって、アシスタント。 「まぁまあノースト君。今日は私についてきてもらおうじゃないかふふふ」 「もう!私は別にシェーラなんか嫌いですからねえっ!…た…たとえ今短いスカートはいてるからって…た…とえいまいつもと違う髪形してたって!」 「いゃぁだねぇ、僕が好きなんだよふっふっふ。」 将軍が何故紅くなっているのかはあまり知らない。 ―っきゃあああっ!! その女の子が叫ぶ。可愛いものだ!! そもそもその女の子がこんなところにくる理由は知らないが、まぁきているんだからきてるんだろうさ。 暫くして、女の子はおりてきた。 ふらふらとふらつきながら、大分よったらしい。 また可愛いんだよそれが。 「ねぇ冥王さまぁみつかったらどうするんですかぁっ!!」 僕はそんな心配はないといってやった。 僕ぐらいなら将軍も一緒にアストラルに連れてく事ができるから。 将軍もアストラルにいけるが、スピードで言えば女の子に見付かってもおかしくない速さだから僕が連れてってあげる。限定だけどね。 っ―!?ぁえ?! 僕は目を疑った。 その女の子は…人間と一緒だった。 別に人間を嫌いじゃない。まぁ嫌いだけど…こんなところつくってくれるなら神様だ。あぁ失礼お母様。 「あははっシェーラさん、楽しかったですか?」 「うんっ!次いこうよっ!!!」 「あへへっ。シェーラさんって可愛いですよね本当」 「何言ってるのよバーか!」 僕の…耳はそれくらいの遠さならきく事が出来た。 女の子は…あのアメリアとかいう娘と一緒だった。 男じゃないぶんよかった…しかしどうして― 「冥王様…どういう…!?」 将軍ノーストはかなり驚いている。僕もよくわからない。 「わ…わかんない…とりあえずつけよう」 僕達はそのまま二人をつけたが変わった事はない。 女の子二人が遊園地で遊んでいるだけだ。 年齢も同じくらいだし。 しかし何故、同僚などではなくよりによって…アメリア!? 以前僕は戦った事があったあの人間。 何故女の子とそんなに親しそうにしているのだろうか。 「ねぇねぇ、シェーラさんって好きな人いますか?」 「ばっか何でそんな事きくのよ」 「いいじゃないですか!お友達じゃないですかあっ!!」 「あたしは…ねぇ…―」 先の言葉を聞きたくない気がした。 自分の耳が拒否しているのがわかった。 きっと、「覇王」というのだから― |
31684 | 人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/8 17:20:52 |
記事番号31682へのコメント 俺は人間を決して許さない。 人間なんて大嫌いだ。 最も、魔族も嫌いだが…。 しかし最近意見がかわってしまった…。 俺はばかかもしれないが、変わってしまった。 ある魔族の女によって…。 その女はいつも明るい奴だ。 俺がガーヴさまが滅びて下向きになっているとその女は声をかけてきやがった。 「あんたってさ、ガーヴ様の部下のヴァルなんとかって奴…だよねぇ?」 次にこういった。俺は返事をしなかった。 「いいじゃん。大事にされてたじゃないの」 そいつは俺の隣に図々しく座ってきやがった。 しかし何故かそれは、俺の心を満たした気がした。 「だってさぁ〜あたしなんってジョウシに恵まれてないよ?ほんっと…。本当だよ?」 そいつは俺に話しかける。 俺は嫌がることもなく聞いた。 魔族なんて嫌いだったのにどうしてだろうか。 「だってさ…あたし……」 そいつぁ俺の横で泣き出しやがったんだ。 俺はどうしていいかわからずに、隣でなくそいつを見た。 ったく困った。 女がなくなんて初めて見たからどういえばいいかわからない。 たとえそれが…魔族だったとしても慰めたくなった…。 何故だかわからない。 「あんたにとって…道具って…なに?」 女は意味不明な質問をしてきやがった。 「…俺にとって…。すぐ仕えるアイテムとかかな…」 俺はよくわからずにそう答えると、女はまた泣き出した。 ぐすん、とはなをすすって泣いた。 何故だかは知らないが泣いてやがった。 そこにあのにくったらしいオカッパがやってきやがった。 「おや?デートですか?」 あの口調を殺してやりたいと思った。 「違う…」 すると女はいいやがったんだ。 うるんだ目をあげてオカッパに言う。 オカッパにこ目は困った顔をしたが、理由は聞かなかった。 どうしてか、俺は人間と言うものをそんなににくむのか。 あぁそうだ、俺の大好きなガーヴ様を殺す原因をつくったから…。 あのリナや、アメリアって女や…。 俺の隣の女は、暫くしてじゃあねといって去っていった。 どこか闇をかかえた目をもって― |
31685 | 人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/8 17:29:26 |
記事番号31682へのコメント 俺は、今ゆうえんちとか言う場所に来ていた。 一応、人間的な格好をして…。 まぁ最もおれ一人じゃこんなところまんざらでもない。 人間がうじょうじょいるからだ。 俺は今、あるおとこのことここに来てる。 まぁ…親戚にあたるが。 ゴールドドラゴンとのやりあいで、親を亡くしたそいつの面倒を俺がみてやった。 「兄ちゃん兄ちゃん!あれのろーよ!!じぇっと…」 「ジェットコースター?」 その子はゼガディルといった。なんとなく、昔戦ったゼルガディスとかいう奴に似ていた。名前だけだがな。 「悪い!俺あれ無理!!」 「兄ちゃんこわいの?」 「いゃっ…そういうわけじゃないけど…」 別にこわくなんかない。ただ人間達ときゃーきゃーやるのが嫌だった。 ゼガディルは俺をそ― 「な…!?」 俺は、眼を疑った。 「ねぇねぇアメリアちゃん、次どこいこっかぁ〜」 それは…たしかにあの女だった。 少々格好は違うが、あの綺麗な目と綺麗な髪は間違いない。 何故だ!? 人間と一緒!? どういうことだ。それもあのアメリアとかいう…。 「ゼガディル…ほらこれパスポート。兄ちゃんもどってくるからちょっとなんかのってろ」 俺はそういって走った。 何故か、嫌だった。 ずっと昔だが、俺に優しくしてくれたただ一人の魔族であるあの女が人間と一緒にいることが…嫌だった。 何故か…。 俺は、かっこよく言うとストーカーと言う行為を、していた。 |
31686 | 人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/8 17:44:38 |
記事番号31682へのコメント 「ったくもう何でシェーラがっ!!」 僕は叫んだ。聞こえないくらいだけど…。 シェーラとアメリアは、オバケ屋敷とやらに入った。 くっそ!!!僕と一緒なら!!!! ○ あの女は、オバケ屋敷とかいうのに入っていった。 俺は外でまった。 ○ 「で…さぁ!シェーラさん誰なんですかぁっ!?」 「お、おしえないっ!おしえないもんっ!」 二人の会話はおばけなどともものともせず、ただ進んだ。 ○ もう日が暮れた。 最後にアメリアとシェーラは観覧車に乗ることにした。 一周五分で結構小さかったが夕日がまぶたに焼きついた。 なかでの会話をストーカー組が聞くことはできなかった。 シェーラが覇王城をでて、五日がたった。 ふと、声がかかった。 振り向くと、人間のきるような…まぁ…言ってみればかっこいい服装をした覇王グラウシェラーがそこにいた。 シェーラは黙った。 何も言おうとしない。 アメリアは不安でたまらない。 ストーカー二人は木陰で、一匹狼はベンチの間からそれを見た。 「シェーラ…。」 シェーラは下を向く。目はあわせなかった。 フィブリゾは、どうなることか待ち構えたが… しかし… 「いこう…アメリアちゃん…」 シェーラは、覇王の横を、するりと通り過ぎた。 何もなかったかのように、通り過ぎた。 「やっと見つけた…帰るぞ?シェーラ。」 シェーラは振り向く。もう覇王との距離は結構あった。 「………………行こう…アメリアちゃん。」 シェーラは泣いていた。 覇王を泣き目で見て、覇王に話しかけもせず、通り過ぎた。 「い…いいの?」 アメリアがきく。 しかしシェーラは答えない。 ただ、歩く。 夕日にそまる。 覇王は悲しそうな顔をした。 ○ 「一体何やったんだよグラウ!!!!!!」 「そうですよ覇王サマ!!!おかしすぎますあの態度は!!」 覇王は、部下と同僚に問い詰められた。 ヴァルは、まだ隠れたままだ。 出てこうとはしない。 覇王は答えない。 しかし… 珍しい事に覇王が泣いているように見えたのは夕日のせいだろうか― そのまま何も言わずに覇王は空間を去った。 残された二人は、ただ夕日に照らされ、ヴァルはただそっとその場を逃げ、従兄弟とともに家に帰った。 |
31712 | Re:人間と言う存在 | ルフラン E-mail | 2005/8/17 10:21:35 |
記事番号31686へのコメント どうも!!お久しぶりです。 従姉妹の家で絵版借りたときに読んで、コメントが遅くなりました。 なんか切ないですけどいいですね、アメリアが良い味出してます(そこか!!) 私個人的にはあとあそこにリナとフィリアとミリーナとリクスファルトと追加した・・・・・こほん、失礼(汗 最近この六人のメンバーが好きなので 何があったかは凄く気になりますが、覇王様とシェーラちゃんの間に。 やっぱり二人で解決しないといけないんですよね、その問題は。 ところでこれってまだ続きますでしょうか? この話の続きを読んでみたいです。 でわでわ!! |
31715 | Re:人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/17 12:31:10 |
記事番号31712へのコメント こんにちわ。 残念ながら・・・・・・・・・・続きます。 すいません。 リナとフィリアとミリーナとリクスファルトおし・・・・・ってふふふ。 ソウシチャッテイイデスカッ! |
31717 | Re:人間と言う存在 | ルフラン E-mail | 2005/8/17 16:36:49 |
記事番号31715へのコメント カマイマセン!! むしろ嬉しいです!! |
31699 | Re:人間と言う存在 | 琉貴 | 2005/8/13 12:35:41 |
記事番号31682へのコメント こんにちは!!凄くすごいです。 おもしろいっす!! ではさようなら |
31714 | Re:人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/17 12:29:38 |
記事番号31699へのコメント 琉貴しゃん、いつもいつもコメント有難うございます〜 |
31701 | Re:人間と言う存在 | パセリ | 2005/8/14 17:25:15 |
記事番号31682へのコメント 読みました! 面白いです!ょ! すっごい長い文を良く頑張りましたっ! (あ、ラ○○○○○оの方が長いか・・・・・。) でもすっげーですよ! 馬路でこの文をパソでうったらどのくらい時間かかった?? いや。とにかく面白い! これからも小説書いて書いて書きまくって下さい! でわ。 |
31710 | Re:人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/16 19:05:45 |
記事番号31701へのコメント ラ●●●●●●…伏せてくれて感謝感激雨嵐…って古っ! 時間・・・・・・・・・わっかりまっせぇん・・・・・。。 図ってないし・・・ってごめんなさい。 ラ●●●●●●…、ハーさんが見てくれているといいんですけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 無理させてすいません!!!!!!!!!!!!!! 本当、大丈夫っすか!?!?!? 頭狂うっしょあれ!!!!!!!!! 何か、ハーさんはまだ「出会った」所だと聞いたんですが・・・・・。。 であったところでも、口調とか設定とかわかってりゃあいいかな・・・とも思ってね。 ってかすいません(涙)〆切のほうがヤバくなってきてます! 二十じゃ間に合わないかもです・・・・・・・・・・・・・・。 本当にすいまぜん!! いつか・・・・・代償を― 逃 |
31716 | Re:人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/17 12:41:16 |
記事番号31682へのコメント 「ねえねぇ。本当に良かったのあんた。人間のとこなんてきてもどーしょーもないよ?」 女の、気の強そうな紅い瞳が揺らいだ。 名を、リナという。 「ふ・・・っう・・・・・・」 横では、全身全霊で殺気立ちすぎた鳥肌のたつ肌をさする爬虫類・・・・失礼・・・・フィリア。 「魔・・・・族ぅぅうううううううぅぅぅぅうううぅぅぅぅうう。ァァァあああああああああああああぁぁぁあああゼロスみたい!ゼロスみたいですぅうううううううううううううぅぅぅ!!!」 そんな爬虫・・・いやいや失礼。フィリアを無視し・・・・・。 「別に・・・人間が好きってわけじゃないけど。とりあえず代償は払うわ。 魔族から隠れられればいいかなぁって・・・。」 「わぁぁああんっ!シェーラさんがしぇーらさんが正義に心を!!」 「そういうわけじゃ・・・・」 「違うの?」 テーブルを囲った四人の会話は続いた― ● 「って入れて!!」 覇王城の門柱をくぐり、中へと続く扉をばじばじっと叩く、一人の子供。 冥王だった。 「もう何だ五月蝿い!」 声だけが響き、扉がゆっくりと開く。 覇王の声。 異常に中途半端だが・・・・・時間的に問題なので続く。 |
31719 | Re:人間と言う存在 | 唯梨 | 2005/8/17 17:26:09 |
記事番号31716へのコメント な・・・長いっ!今小説書いてるんですけど、こんなに長くは書けませんよ。 すごいですね!それに内容もおもしろいですし。・・羨ましいかぎりです。 シェーラと覇王様・・・なんだか家出少女と父親みたい(爆) すみません。なんだかそんな気がしただけなので・・(汗) |
31723 | Re:人間と言う存在 | エスエル | 2005/8/18 19:51:59 |
記事番号31719へのコメント 唯梨さん>いゃいや有難うございます。 全然なんなかいですよぅ。まとめても少ないですし。。 家で少女と父親・・・いいですねぇそれ!(えっ) ミントさん>やべぇ!〆切が・・・・・。くっくぅううっ・・・(死) 有難うございました。頑張ってください!!!あの・・・・原画。。。。 |