◆−ナミダ?〈とーるさんリク〉−柳 侑莱維 (2005/10/21 17:51:59) No.31981
 ┗Re:ナミダ?〈とーるさんリク〉−とーる (2005/10/21 18:27:10) No.31983
  ┗Re:ナミダ?〈とーるさんリク〉−柳 侑莱維 (2005/10/28 10:54:18) No.32013


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31981ナミダ?〈とーるさんリク〉柳 侑莱維 2005/10/21 17:51:59


この物体。さあ、この物体のせいで、どんなに苦しむだろう。
見たものを、殺す力。見たものを弱らせる力。見たものを吐血させる力。
一体、この作者は…
 何故ここまで駄文しかかけないのだろう…  END
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 ナミダ?


せめてあなたの笑みがみたかったから

せめてあなたに最高の笑いを作ってあげたかったから

せめてあなたに幸せというものを少しでもあげられたら

私は…あなたの悲しみをどこまで埋められるのだろうか?

    ●


彼のいる神殿では毎日のように悲鳴が響いた。
泣く者もいれば、笑うものもいた。
しかしその中にも、本当に笑えないものがいる。
消えようとおもうものもいる。
どうなのだろう。この世界は。こんなバランスでできているのだろうか。
彼女は、それを知らない。彼女は、優雅で自由に見えて、一番縛られているのかもしれない。 でもそれは…誰もわからない。
「のめっ」
艶やかな金髪と、同じく美しい金の瞳をもつ絶世の美女がそこにはいた。でもその絶世の美女はあまりにも人使いが荒く、毎日人を殴っているとしたらどうだろう。
彼女は、一本のびんを男に差し出した。
黒髪で、あぁその目は血か?というような、どことなく落ち着いた雰囲気の。
「ぇっえっえぇっ?!ナンデスカこれ!これを私に…の」
「のめやこらぁあああ!!!!!」
「は、はいっ!!!」
慌てて男はそのびんを手にとり、そしてむこうでは、隠れて何人かの男女がいた。
「な、なあまたSやられるぞ。あぁかわいそーに」
「まぁまあ、L様のストレス解消ってことで」
「免除っ」
その三人組だが、三人はそれをいうなり、どこかに逃げていった。
それに気づいたのか男は、赤い目でそちらを睨んだ。
「ま、まああれですよ、えっとその、何の薬…?」
「ダルフィンの作った特効薬」
と、即答。
「あそのそれはわかりますけど、何の?」
「あぁ、恋愛の特効薬だけど?」
「げっ、げぇえっうそでしょ〜」
「うん。同性愛のやつねーーーーーーー。」
「そんな〜〜〜〜」
ぽろぽろと大粒の涙を零す男を女はあざ笑った。
「ふっふっふ、わかったらさっさとのーむ。」



神殿では、いつもくりかえされる、「遊び♪」それは本当に楽しいのだろうか?これで本当に彼女は満足?優越感に浸るだけでは?
この閉じ込められたような空間の中で、親もいずに一人で…
一人、か?
はたしてどうだろう?それでは部下、は?
それは幻とでも?

その答えは、誰もわからない。

でも、男はあるとき―


    ●

「悲しそうですね?」
男はそう行った。上司の、あまりらも寂しそうな外をみつめる瞳をみて。
「別に」
「なんかありました?」
そういって彼女の側にすわる。
「はぁ…もーやんなってくる。色々、とね…」
「きついですか?この世界は」
すると女はうつろな目でしっかりと男をみて
「さあね。あたし…あたしって何なのかねー。どうでもいいけど。」
その女の目は、何故かあまりにも悲しみにくれていた。
本来、こんな目をしているのが普通なのかもしれない。
もう見ていられずに、男は…

「私の大事な上司さまで、私は…あなたが大好きですよ」

 そう、言った。
外には巻層雲がかかり、どーでもいい天気で…
そして今日も神殿には悲鳴が響いて………

  それで、いい。

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ピルン「復活エスエルッ」
来維琉「きもーーーーーい」
白楼「やーーー」
ピルン「あっ、とーるさんもしかしたら初めてかもしれないから自己紹介を。
どもーっ。あとがきキャラのピルさんでーす。あと弟の来維と白楼ですー」
来維琉「夢想何たらって物体を〈柳作〉みれば、だいたいわかるかと…」
ピルン「あーーーーもーーーーいやですよねっ、こんな奴。」
来維琉「そーそー、場くらくするよーな」
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永遠と続きそうなので変わります。どーも、柳です。
大変遅くなって、申し訳ありません。
それと、なんかリクエストと離れているかんじで、本当にすみませんでした!!!!グラシェラ女、久しぶりのエスエルさんでした。
それでは…。。。  逃

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31983Re:ナミダ?〈とーるさんリク〉とーる 2005/10/21 18:27:10
記事番号31981へのコメント


こんばんは侑莱維さん。とーるです。
紫煙の続きを投稿し終えた所で、ふと閲覧部分の
最上部を見上げてみると (とーるさんリク) という
文字が見えたので、すぐさまこちらに走らせてもらいました。
このたびはS×L小説ありがとうございました!


L様のS様に対するどつきが笑えました(笑
第一声「のめっ」。すみません、私的にこれかなりツボでした。
オマケにダークスターさんやヴォルフィードさんやディスフォッグさん(ですよね?
他の魔王様達がご出演してくださった事にも狂喜してます。
しかもダルフィン調合特効薬。
L様に使ってもらえるとはダルフィンの薬はすごいですねぇ。
それがたとえ自分の上司に使われるのだとしても(ぇ

そしてこれですよ!

>「私の大事な上司さまで、私は…あなたが大好きですよ」

どつきにも顔が満面の笑みを見せていましたが(怖
ここのS様のセリフには素晴らしく撃沈いたしました。
いやー本当にS×L最高ですね!

堪能して読ませてもらいました。
ありがたく小説を頂かせてもらいますね。
それではでは。

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32013Re:ナミダ?〈とーるさんリク〉柳 侑莱維 2005/10/28 10:54:18
記事番号31983へのコメント

いえいえ、こちらこそありがたいコメント、嬉しく思います。
これからもよろしくおねがいします。