◆−夢現の旅人〜1つめは、ハジマリ−架夜 (2005/12/11 01:35:19) No.32124
 ┣Re:はじめまして−青月かなた (2005/12/11 10:24:27) No.32125
 ┃┗初めての人が同年代で、ちょっと緊張しましたが。−架夜 (2005/12/14 22:32:38) No.32130
 ┣おぉ〜−氷紅梦無 (2005/12/12 18:22:23) No.32126
 ┃┗グサッ。メールできないです・・・・・・。−架夜 (2005/12/14 23:02:19) No.32133
 ┣お初にお目に掛かります。−十叶夕海 (2005/12/12 21:32:02) No.32128
 ┃┗電撃文庫は読んでいるのですが・・・・・・−架夜 (2005/12/14 23:25:37) No.32134
 ┗夢現の旅人〜2つの、歌と出会い〜−架夜 (2005/12/18 23:24:57) No.32139
  ┣改めまして・・・・−十叶夕海 (2005/12/19 23:49:27) No.32140
  ┣二度目〜−氷紅梦無 (2005/12/21 18:55:13) No.32143
  ┗初めまして。−はるか (2006/2/9 20:45:38) No.32241


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32124夢現の旅人〜1つめは、ハジマリ架夜 2005/12/11 01:35:19


はじめまして、こんにちは(こんばんは)。
え〜、前々から、凄い量の投稿小説だなぁ、私も投稿したいなあなんて思ってましたが、今回、どーにかよーやく決意を決めて、投稿してみることにしました。
なにぶん、語彙力か乏しいくせに実は作家目指してる妄想癖な女子高生でパソコン機能で使えるのはワードとゲームだけな奴の作る駄文ですので、つまらなかったらそれはそれで結構です。
それでは、『夢現の旅人』を、始めさせていただきます。
長文前置き、失礼致しました。



『夢現の旅人〜1つめは、ハジマリ〜』

夢を見ることとは、どんなことですか?
私にそれを、教えてください。

「あ〜、ねむ」
「なんだリナ、眠れなかったのか?」
とある村のとある宿屋、そこの食堂にて、魔道師の少女、リナ=インバースは、相棒の剣士、ガウリイ=ガブリエフと朝食をとっていた。
「まぁねー。眠れないってゆーか、ちょっとねえ」
ぼ〜っとしながら、彼女はローストチキンに手を伸ばし・・・・・・
「あーーーっ、ガウリイ!それはあたしのよーーーっ!!」
「いーや俺のだ!」
「あ・た・し・のーっ!返せーーー」
「やだっ」
・・・・・・いつもの朝食争奪戦が始まり、出て行ってほしいと願ってやまない周りの人間達だった。


夢を見ることとは、逃げることとは、違うのですか?
なぜ、人は皆、等しく夢を、見続けるのですか?

「ふわぁ」
「なんじゃアメリア。あくびなどしおって」
セイルーンシティの王宮にて、リナ達の仲間であり、姫巫女たるアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンは、父、フィリオネルと優雅な朝食をとっていた。
「すみません父さん。ただちょっと、妙な夢をみて」
「妙な夢?」
どんな夢じゃ?と首をかしげる父に、アメリアは少し困った顔をして、
「それが、よく覚えてないんです。でもっ!あたしは挫けません!夢一つで悩んでいたら、正義のヒーローは勤まらない!!」
と、瞳と背後に炎を燃え滾らせ、彼女は朝食をとりはじめる。
・・・・・・炎を燃え滾らせて正義のヒーローをやる前に、書類のサインを願ってやまない家臣達だった。


幼い小さな欠片達は、まるで星の瞬きの如く
私の小さな欠片は、いったい何処にあるのでしょう?

「〜〜っ、くそ、眠い」
とある森のとある湖のほとりで、リナ達のもう一人の仲間、魔剣士、ゼルガディス=グレイワーズは不機嫌に朝食をとっていた。
「なんだったんだ、あの夢は。存在自体は明確に覚えてるくせに内容となるとからっきし思いだせん。まったく、リナ達がいたら笑われそうだ」
ぶつぶつと小言を言いつつ干し肉を引きちぎるように食べる。
「それにしても、なんだって俺は何時の間にか独り言を言いながら飯を食う奴になったんだ?」
アメリア達がいないのが寂しいとか、そんなんじゃないぞ!!とか胸の中で叫ぶ。
・・・・・・その必死の形相と、夢の所為で立ち上っているイライラオーラに脅えて、早くどっか行って欲しいと願ってやまない森の動物達と早朝出勤してきたきこり達だった。


夢と現の境目は、一体どうやって分けられる?
皆が等しく、皆が平等に行き来するなら、何故私はここに居続ける?

「・・・・・・限界です」
群狼の島にて、獣神官ゼロスは、自らの上司であり母である獣王、ゼラス=メタリオムにそう告げた。
「もう?あのモノはそんなに?」
「手強い、と言わざるをおえません」
声こそは平然としているが、伏せたゼロスの顔には苦渋の色が見えた。
「そう・・・・・・。ならば、離してしまわなければ」
「獣王様!?」
「そして・・・・・滅ぼさねばならない」
その一言に、ゼロスはほっと息をついた。ゼラスは、ゼロスに近づくと、その伏せられた顔をすっと持ち上げた。
「あのモノをこのまま放逐するのは、あまりに危険」
「分かっております。あれの、その『力』ゆえに、私があれの封印を行ったのですからね」
その言葉に、そうだったな、とゼラスは軽く微笑んだ。
「行きなさい。我が部下にして息子たる者。人の世に。あのモノは、『人』を欠落させたモノ。だから必要以上に、『人』を求める。夢から現へ、現から夢へ」
「承知しております」
その言葉とともに、ゼロスは消え去った。


私は求める、人と夢を
貴方の欠片を、夢を追って

私ニ夢ヲ、下サイマセンカ?

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32125Re:はじめまして青月かなた 2005/12/11 10:24:27
記事番号32124へのコメント


>はじめまして、こんにちは(こんばんは)。
はじめまして、青月と申します。以後よろしくおねがいします。
>なにぶん、語彙力か乏しいくせに実は作家目指してる妄想癖な女子高生でパソコン機能で使えるのはワードとゲームだけな奴の作る駄文ですので、つまらなかったらそれはそれで結構です。
いえいえ。面白いです。同じ高校生として羨ましい限りです。

>夢を見ることとは、どんなことですか?
>私にそれを、教えてください。
この一節に惹かれました。

>「なんだったんだ、あの夢は。存在自体は明確に覚えてるくせに内容となるとからっきし思いだせん。まったく、リナ達がいたら笑われそうだ」
>ぶつぶつと小言を言いつつ干し肉を引きちぎるように食べる。
>「それにしても、なんだって俺は何時の間にか独り言を言いながら飯を食う奴になったんだ?」
>アメリア達がいないのが寂しいとか、そんなんじゃないぞ!!とか胸の中で叫ぶ。
素直じゃないって素敵ですねぇ。可愛いです。
このゼルの反応が何よりツボでしたが、他のメンバーもらしくって好きです。
四人組が生き生きしていることもさるながら周りの人々の反応がナイスです。

>「そう・・・・・・。ならば、離してしまわなければ」
>「獣王様!?」
>「そして・・・・・滅ぼさねばならない」
>その一言に、ゼロスはほっと息をついた。ゼラスは、ゼロスに近づくと、その伏せられた顔をすっと持ち上げた。
こういうノリも大好きです。強い上司と強いけど上司には忠実な部下の関係が。
>「あのモノをこのまま放逐するのは、あまりに危険」
>「分かっております。あれの、その『力』ゆえに、私があれの封印を行ったのですからね」
>その言葉に、そうだったな、とゼラスは軽く微笑んだ。
>「行きなさい。我が部下にして息子たる者。人の世に。あのモノは、『人』を欠落させたモノ。だから必要以上に、『人』を求める。夢から現へ、現から夢へ」
>「承知しております」
動き始める大きな力、ですね。

>私は求める、人と夢を
>貴方の欠片を、夢を追って
>
>私ニ夢ヲ、下サイマセンカ?
この『私』さんがこれからの物語のキーを握っているのだなーとドキドキワクワクしています。
本当に続きが楽しみです。
では、またいつか。

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32130初めての人が同年代で、ちょっと緊張しましたが。架夜 2005/12/14 22:32:38
記事番号32125へのコメント



>はじめまして、青月と申します。以後よろしくおねがいします。

はい、よろしくお願いします!よんでくれた、嬉しい〜と思った一瞬でした。


>いえいえ。面白いです。同じ高校生として羨ましい限りです。

おおっ、同じ高校生さんですか!でも青月さんの方が先輩だと思います。
私まだ1年なんで。


>この一節に惹かれました。

ありがとう御座います。この一節から後、二言だけの部分、あそこは詩的っぽくなるように気をつけたところなんです。あと、二言目は疑問系ってところと。


>素直じゃないって素敵ですねぇ。可愛いです。
>このゼルの反応が何よりツボでしたが、他のメンバーもらしくって好きです。
>四人組が生き生きしていることもさるながら周りの人々の反応がナイスです。

周りの反応、アメリアの所を書き終わった後に、「ここら辺統一してみよっかな」と思ってやってみました。お気に召していただければ幸いです。


>こういうノリも大好きです。強い上司と強いけど上司には忠実な部下の関係が。

私も好きです!あと私は、これに『思いやり』とかそういう人間くさいものを入れてみるつもりです。


>動き始める大きな力、ですね。

う〜ん、これ、ちょっと違うんです。実は、『力』自体はもうずっと前から動いているんですよね。


>この『私』さんがこれからの物語のキーを握っているのだなーとドキドキワクワクしています。
>本当に続きが楽しみです。
>では、またいつか。

はい、『私』が握ってます!でもそれ以外にも色々とオリキャラが出てきて、その人達一人一人が大事なキーパーソンなんですよねぇ。
楽しみ、楽しみ、楽しみ・・・・・・。ジーーーーーーン。嬉しいって、こういう時のための言葉なんですねえ。
では、またいつか、近いうちに。

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32126おぉ〜氷紅梦無 2005/12/12 18:22:23
記事番号32124へのコメント



始めましてこんにちわっ!
あーコンバンワかな?ま、いーや。
氷紅梦無と申します。

架夜さんですか。ようこそ!と言わせてください。いや自分もこないだ来たばっかですが。

>なにぶん、語彙力か乏しいくせに実は作家目指してる妄想癖な女子高生でパソコン機能で使えるのはワードとゲームだけな奴の作る駄文ですので、つまらなかったらそれはそれで結構です。

いやー。ぶっちゃけましたね―。豪快豪快。
まあ安心してください。語彙力が足りないなど言わせませんので。(笑顔
それにですね、どっかの人が言ってましたが、夢見て前見て突き進めば何とかなるもんなんですよ。つーワケでこれからも書いてってください。
 あ、それと僕もパソコンでできる事同じよーなもんです。ワードとメール(送受信のみ)とネットとゲーム。大丈夫!君は一人じゃないぞっ!


>夢を見ることとは、どんなことですか?
>私にそれを、教えてください。


イイですね。何か暗闇で一人考えてるって感じがして。
…でもこの質問って答えられるヒト少ないんじゃぁ…?『夢って何?』ならまだしも。


>・・・・・・いつもの朝食争奪戦が始まり、出て行ってほしいと願ってやまない周りの人間達だった

>・・・・・・炎を燃え滾らせて正義のヒーローをやる前に、書類のサインを願ってやまない家臣達だった。

>・・・・・・その必死の形相と、夢の所為で立ち上っているイライラオーラに脅えて、早くどっか行って欲しいと願ってやまない森の動物達と早朝出勤してきたきこり達だった。

…こーして連ねてみると迷惑しかかけとらんな四人組。つーかまわりのヒト(動物含む)が哀れだ。…まぁ、それが彼ら『らしい』んだけどね。(迷惑な


…えーと。まだ一話ってかプロローグもいい所なのですが。顔見せだけだし。
これ見た限りでは充分に先が期待できます。高校生でこれだけ書ければ凄いかと。


とゆーことでっ!
これからも応援してきますんで、頑張ってください!

それでは、またの機会に…
ひぐれむなでした。




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32133グサッ。メールできないです・・・・・・。架夜 2005/12/14 23:02:19
記事番号32126へのコメント


>始めましてこんにちわっ!
>あーコンバンワかな?ま、いーや。
>氷紅梦無と申します。

>架夜さんですか。ようこそ!と言わせてください。いや自分もこないだ来たばっかですが。

今の時点ではコンバンワです。
おお、ようこそ!と言ってくださいますか。ありがたいですね良いですね。なんか歓迎されてるって感じです。あっ、氷紅梦無さんもこないだ来たばっか、ってことはキャリア(?)的には結構近い先輩ですね!


>いやー。ぶっちゃけましたね―。豪快豪快。

え”っ、ご、豪快ですかっ?恥ずかし〜///。


>まあ安心してください。語彙力が足りないなど言わせませんので。(笑顔
>それにですね、どっかの人が言ってましたが、夢見て前見て突き進めば何とかなるもんなんですよ。つーワケでこれからも書いてってください。

そ、そーなんですかっ?なんか自信がもてるような気がする一言です。あぁ、なんか阿弥陀如来様か聖母マリア様みたいな後光が見えます(おいおい)・・・・・。


> あ、それと僕もパソコンでできる事同じよーなもんです。ワードとメール(送受信のみ)とネットとゲーム。大丈夫!君は一人じゃないぞっ!

うぐっ。私はメールできないんです・・・・・・。中学校の情報の時間の時、最新のパソコン使って教えていただいたにも関わらず、全く覚えていないんです、メールの仕方。あぁ、情けない・・・・・・。


>イイですね。何か暗闇で一人考えてるって感じがして。

はい、確かに暗闇で一人考えてます。


>…でもこの質問って答えられるヒト少ないんじゃぁ…?『夢って何?』ならまだしも。

・・・・・・確かにそれもそーなんですよね。まぁ、それに答えるのがリナ達ってことで。(いや、でもそのリナ達の台詞を考えるのは私だし・・・・・・。)


>…こーして連ねてみると迷惑しかかけとらんな四人組。つーかまわりのヒト(動物含む)が哀れだ。…まぁ、それが彼ら『らしい』んだけどね。(迷惑な

はい、迷惑の塊集団って感じですね。これに周りの方々を無差別強制的に巻き込んでしまう彼ら『らしさ』。私達は見てて面白くっても、迷惑な人達にはひたすらに迷惑でしょうね(笑)。


>…えーと。まだ一話ってかプロローグもいい所なのですが。顔見せだけだし。
>これ見た限りでは充分に先が期待できます。高校生でこれだけ書ければ凄いかと。

確かに、プロローグっぽいです。てか、当初から登場させようと思っているオリキャラをここで出してないんですよね実は。プロローグ2とか書きたいです(泣)。


>とゆーことでっ!
>これからも応援してきますんで、頑張ってください!
>
>それでは、またの機会に…
>ひぐれむなでした。

あぁ、応援、応援、応援ですか、ありがとう御座います、はい、頑張ってみます!
それでは。また次の投稿の時も、読んでいただけると嬉しいです。

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32128お初にお目に掛かります。十叶夕海 2005/12/12 21:32:02
記事番号32124へのコメント


>はじめまして、こんにちは(こんばんは)。
>え〜、前々から、凄い量の投稿小説だなぁ、私も投稿したいなあなんて思ってましたが、今回、どーにかよーやく決意を決めて、投稿してみることにしました。
>なにぶん、語彙力か乏しいくせに実は作家目指してる妄想癖な女子高生でパソコン機能で使えるのはワードとゲームだけな奴の作る駄文ですので、つまらなかったらそれはそれで結構です。
>それでは、『夢現の旅人』を、始めさせていただきます。
>長文前置き、失礼致しました。

お初にお目に掛かります。
私の名前読めるでしょうか?
片方でも読めたのならば、貴方は、電撃文庫の読者さんですね?
語彙力のほうは、誉め言葉で言うのですが、初めてでこのレベルなら、合格というかいい方ではないかと。
それに、作家の魅力=語彙力だけではなく、それでは表しきれないものだと思いますよ?
ワ−ドとゲ−ム・・・まあ、高校生で普通科ならば普通ではないかと。
ともあれ、前レス。
長くなりましたが、本文レスに行かせていただきます。

>
>
>『夢現の旅人〜1つめは、ハジマリ〜』
>
>夢を見ることとは、どんなことですか?
>私にそれを、教えてください。

夜、寝てみる夢ではないのでしたら。
それは、希望であり、自分の人生というなの行き先の道標でしょう。


>
>「あ〜、ねむ」
>「なんだリナ、眠れなかったのか?」
>とある村のとある宿屋、そこの食堂にて、魔道師の少女、リナ=インバースは、相棒の剣士、ガウリイ=ガブリエフと朝食をとっていた。
>「まぁねー。眠れないってゆーか、ちょっとねえ」
>ぼ〜っとしながら、彼女はローストチキンに手を伸ばし・・・・・・
>「あーーーっ、ガウリイ!それはあたしのよーーーっ!!」
>「いーや俺のだ!」
>「あ・た・し・のーっ!返せーーー」
>「やだっ」
>・・・・・・いつもの朝食争奪戦が始まり、出て行ってほしいと願ってやまない周りの人間達だった。

らしいですね。
たぶん、詳細は違っていても毎日こんなやりとりをしているのでしょうね。

>
>
>夢を見ることとは、逃げることとは、違うのですか?
>なぜ、人は皆、等しく夢を、見続けるのですか?

夢に惚けるのは、逃げる事。
だけど、夢を見るのは、それに向かってすすむこと。
人が人である限り、みつづけるでしょう、人が故に。

>
>幼い小さな欠片達は、まるで星の瞬きの如く
>私の小さな欠片は、いったい何処にあるのでしょう?

貴方の胸の中にある存在しない籠の中に存在するでしょう。

>
>「〜〜っ、くそ、眠い」
>とある森のとある湖のほとりで、リナ達のもう一人の仲間、魔剣士、ゼルガディス=グレイワーズは不機嫌に朝食をとっていた。
>「なんだったんだ、あの夢は。存在自体は明確に覚えてるくせに内容となるとからっきし思いだせん。まったく、リナ達がいたら笑われそうだ」
>ぶつぶつと小言を言いつつ干し肉を引きちぎるように食べる。
>「それにしても、なんだって俺は何時の間にか独り言を言いながら飯を食う奴になったんだ?」
>アメリア達がいないのが寂しいとか、そんなんじゃないぞ!!とか胸の中で叫ぶ。
>・・・・・・その必死の形相と、夢の所為で立ち上っているイライラオーラに脅えて、早くどっか行って欲しいと願ってやまない森の動物達と早朝出勤してきたきこり達だった。

・・・・・・・っ(笑いを堪えている)
かわいいですよ、ゼルさん。

>
>
>夢と現の境目は、一体どうやって分けられる?
>皆が等しく、皆が平等に行き来するなら、何故私はここに居続ける?

夢と現の境目は、あるようで無きもの。
無き物が故に、歪みも生まれる。

>
>
>
>私は求める、人と夢を
>貴方の欠片を、夢を追って
>
>私ニ夢ヲ、下サイマセンカ?


『私』さん。
夢はもらうものではなく、自分で紡ぐものなのですよ。




感想になっているか少々微妙ですが、これにて。
私は、基本的に、小説1で『孤独の涙』のようなスレパロや、『生か死か』のオリジナル等を書いております。
『孤独な涙』は、過去ログの上の方にありますので、よろしくお願いします。

それでは、次回またレスします。
サヨウナラ。


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32134電撃文庫は読んでいるのですが・・・・・・架夜 2005/12/14 23:25:37
記事番号32128へのコメント


>お初にお目に掛かります。
>私の名前読めるでしょうか?
>片方でも読めたのならば、貴方は、電撃文庫の読者さんですね?

はい、お初にお目にかかります。えっと、確かどこかで読んだ覚えがあるのですが。たしか、トツキか、じゃなきゃトガノ?うわっ、なんか自信ありませんすいません。どっかの後書きにて、作者の人が自分から言っていたのは覚えてるんですけど・・・・・・。


>語彙力のほうは、誉め言葉で言うのですが、初めてでこのレベルなら、合格というかいい方ではないかと。

あっ、ありがとうございます。褒め言葉でも嬉しいですが、いい方、ですか。それじゃあ、頑張って褒め言葉なしでいい方になるように、努力します!!


>それに、作家の魅力=語彙力だけではなく、それでは表しきれないものだと思いますよ?
>ワ−ドとゲ−ム・・・まあ、高校生で普通科ならば普通ではないかと。
>ともあれ、前レス。
>長くなりましたが、本文レスに行かせていただきます。

いえいえ、長くないです。なんか、凄く色々と教えて頂いているという感じで、とても勉強になります。


>夜、寝てみる夢ではないのでしたら。
>それは、希望であり、自分の人生というなの行き先の道標でしょう。

あっ、これは表面上は夜見る夢、でも奥底では、叶月さんの仰ってるほうでもあります。確かに、希望であり、道標ですね。


>らしいですね。
>たぶん、詳細は違っていても毎日こんなやりとりをしているのでしょうね。

でしょうね(苦笑)。っていうか、そうでなかったら、私がひきつけられたリナ達じゃない!!って感じな風景を思って書いてみました。
>>
>>夢を見ることとは、逃げることとは、違うのですか?
>>なぜ、人は皆、等しく夢を、見続けるのですか?
>夢に惚けるのは、逃げる事。
>だけど、夢を見るのは、それに向かってすすむこと。
>人が人である限り、みつづけるでしょう、人が故に。
>
>>
>>幼い小さな欠片達は、まるで星の瞬きの如く
>>私の小さな欠片は、いったい何処にあるのでしょう?
>
>貴方の胸の中にある存在しない籠の中に存在するでしょう。

うわ〜〜〜っ、思わず見入ってしまいました。これが私の文章に対するレスだとは信じられませんね・・・・・・。


>・・・・・・・っ(笑いを堪えている)
>かわいいですよ、ゼルさん。

あははっ、今回一番長々となっちゃったんじゃないかって、微妙に心配したゼルの場面ですが、なんかお後がよろしいみたいで。ちょっと安心です。


>>夢と現の境目は、一体どうやって分けられる?
>>皆が等しく、皆が平等に行き来するなら、何故私はここに居続ける?
>
>夢と現の境目は、あるようで無きもの。
>無き物が故に、歪みも生まれる。
>
>>
>>
>>
>>私は求める、人と夢を
>>貴方の欠片を、夢を追って
>>
>>私ニ夢ヲ、下サイマセンカ?
>
>
>『私』さん。
>夢はもらうものではなく、自分で紡ぐものなのですよ。

うわわっ、ちょっと本気でこれの半分は自分の文章か!?とか思いたくなってきました。人の手が入るのって恐ろしい・・・・・・。いや、ありがたいんですけど、なんかこれをパクッちゃいそうな自分が恐いんですすいません。


>感想になっているか少々微妙ですが、これにて。
>私は、基本的に、小説1で『孤独の涙』のようなスレパロや、『生か死か』のオリジナル等を書いております。
>『孤独な涙』は、過去ログの上の方にありますので、よろしくお願いします。
>
>それでは、次回またレスします。
>サヨウナラ。

とても勉強させてもらってしまったような気がいたします。今度、小説の方も見させていただきます。
次回のレスも、お待ちしています。

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32139夢現の旅人〜2つの、歌と出会い〜架夜 2005/12/18 23:24:57
記事番号32124へのコメント

おひさしぶりです、こんばんわ(こんにちわ)。架夜です。
前回は、色々とコメントを頂き、ありがとう御座いました。
今回もできれば、なにかコメントをいただけると嬉しいです。
今回はオリキャラも出てきます。どんな子かは、まぁ見てください・・・。
それでは、『夢現の旅人』を、お送りさせていただきます。



『夢現の旅人〜2つの、歌と出会い〜』

暗闇 貴方は一人ぼっちで 一体なにを考えてるの?
鳥の影 追いまわして それで一体 なにが楽しい?

「夢は無限の彼方にて、それは人の道標」
「は?なんだそりゃ」
今日も今日とて、美味いものを食べつつ、なんか事件に巻き込まれつつ、それでも意気揚揚と旅しちゃっている二人組み、リナ=インバースとガウリイ=ガブリエフ。そんな道中、リナがふと漏らした言葉がそれだった。
「ん?いや、なんか昔、故郷(くに)の姉ちゃんが口ずさんでた歌でね」
どんなリズムだったのか、一体どんな歌だったのか、リナは一切覚えていない。
「ただその歌詞だっけ、異様にはっきりと覚えてんのよ」
「へえ。気に入ってたんじゃないのか?その歌」
確かにそうなのかもしれない。
「でも、なんか違うのよねぇ」
これには何か、意味があるのではないのだろうか。ここ数日、リナはそう考えるようになった。
「まっ、ガウリイになんか言っても、何の役にも立たないし」
「なんだと〜。なあリナ、聞かせてくれよ、その歌詞」
むくれたのも一瞬、ガウリイは好奇心いっぱいの表情で己の相棒を見つめる。
「ええ〜。でもなぁ」
「良いじゃないか減るもんじゃないし」
なっ、良いだろ?と子供のように無邪気な彼の表情を見、リナもついに、諦めたかのように溜息をつき、その歌の歌詞を紡ぎだした。

〜夢は無限の彼方にて それは人の道標
 追いつ追われつ星の欠片は 暗闇照らす 淡い蛍
 羊達の群れの中 眠りなさい 眠りなさい 幼きモノは 眠りなさい
 淡い淡い歌声は 遠く響かせ 誘い纏いて 
 彼らとともに 全てとともに 夢の野原は希望を纏いて
 眠りつきしは全て皆人 彼方彼方へ 遠く旅立つ〜


答えは出たの? 貴方はだぁれ? 
人は皆 答えなければ 自己の存在
貴方は一体 なんと答えた?

「まぁた、これな訳ぇ?いい加減にしてよね」
リナは今、多少、いやかなり特殊な状況下に居た。
「ったく、なんだってのよ」
なんど此処に来て、なんどこの台詞を言った事か。
リナは、海の中に居た。
ただし、ただの海ではない。
ただの海ならば、まかり間違ってもその中に、ありえない程の巨大な山がそびえたつ途中でグチャグチャに捻じ曲がった家々が立ち並ぶ場所で兵隊達が戦争を繰り広げている真っ只中で子供達が呑気に遊びまわる公園で猛獣に襲われる夫を見て泣く妻の前で結婚式が繰り広げられたりはしないだろう。
述べておくが、これはこの『海』で繰り広げられている事柄の一部に過ぎない。
「こんな夢見るなんて、まるであたしの神経がおかしくなったみたいじゃない」
リナ自身は、こんな夢数えるのも嫌だという理由で覚えていないが、彼女は今回でこの夢を見るのは14回目である。
「これで起きた時も覚えてれば、なんか対策の打ちようもあるかもしれないけど」
そう、この夢は起きた時には忘れてしまうのである。
ただ存在自体しか覚えていられない夢。だけど、夢の中に入った瞬間、その内容は確固とした記憶として蘇るのだ。
「異様な風景もそーだけど、この夢の中の人達、なんにも無しだし」
もちろんリナとて、この中でなにもしなかった訳ではない。人々に会えば声をかけ、きちんとした家があれば覗きこんでもみた。
だがそれも無駄骨であった。
ここに居る人間達は、決して外部を寄せ付けないのだ。リナがどんなに声をかけても反応せず、自分達の家を勝手に覗き込まれても怒りもしない。
そしてそれは、『海』にいる者達同士でも同じであった。
たとえば、1つの小さな家があったとする。そこに突然、大きな熊が入り込んできたら、そこの住人はどうするだろう。
むろん、通常ならば慌てふためくであろう事態だ。
だがここの住人達にはそれがなかった。熊など入ってきていないかのように、普通の生活を続けていくのだ。熊のほうも、そこに人間など居ないといわんばかりに、真っ直ぐ歩き続けるだけ。
(ここの夢の中じゃ、それぞれ他人には全く不干渉って訳なのは分かったけど、どうして?流石に、家に猛獣が入ってきたりしたら驚いたりもするし、戦地の真っ只中で子供達が遊んだりだなんて、やっぱり異常なのよねぇ)
と、一人の子供が犬を連れて歩いてきた。可愛らしい感じの女の子に、小さな子犬だ。
「こーゆー人間は平和なんだけどね〜。・・・って、危ないし!!」
それをぼんやりと見ていたリナはいきなり叫んだ。なぜならば、槍を構えて走っている大柄な戦士らしき人物が、少女の直ぐ後ろにまで迫ってきていたからだ。
「ちょっとあんた、避けなさいよ!」
声が届かない事も忘れて、リナは叫んだ。だが槍を構えた男は少女に向かって一歩一歩近づいてゆく。
「ダメ!」
リナが少女に手を伸ばし、男が少女の真後ろにまでやってきて―――――
リナの手と男の足と地面に向けられた槍とが、少女の体の中で交差した。
「えっ!?」
それはあっという間の出来事だった。
少女は何事も無かったかのように、犬を自宅へ連れ帰った。
男は何事も無かったかのように、槍を使って近くの剣士と決闘を始めた。
リナは何が起こったのか分からず放心して、その場にぺたりと座り込んでしまった。
「・・・・・・・・・・・・なんだったのよ、今のはっ・・・・・・・・・・・・」
数分後、ようやく言葉を発し、のろのろと自分の両手を見つめる。
(触った感じは、無かった。何の抵抗もなく、あの子の体とあのおっさんの足と槍と、そしてあたしの手が、全てが重なって通り抜けていった・・・・・・。とゆーことはっ!!)
一瞬でゴーストかなにかの類と分析。すぐさま精神魔法の呪文を唱え――
「裂閃槍(エルメキア・ランス)!――って、あれれぇ?」
――発動しなかった。
「うそっ、なんで、どーして!?」
とたんに慌てふためくリナ。
しかしそれもほんの数秒、呪文が使えないなら暴れてやろーかという考えに至った時
「ここで呪文を発動されては、人々の夢に傷がついてしまうから」
「!!?」
いきなり発せられた声に驚いて振り向けば、そこには12,3歳の女の子が一人いた。
顔つきは可愛らしく、それでいて錆びた血の様な色の眼はとても冷静そうだ。
服装は全体的に真っ黒で、右側にスリットがあるノースリーブのチャイナドレス風の服装。ただ、スリットからはミニのショートパンツが覗いており、ロングブーツも履いている。手にも、中指から手の甲にかけて布地が使われている様式の、肘から1,2cmほど長い、手袋と言うには長すぎる程の物を付けており、色っぽさなどは感じられない。
地面につきそうなほど長い碧色の髪が、銀色の糸を纏めたような物をリボン結びにしてポニーテールにされており、そのリボンには何故か大きな金色の鈴が1つ付いていた。
そして、襟元の部分、腰のベルトの部分、ショートパンツ、反対、左側のドレスの先、左右のブーツの足の甲といった所に、それぞれ色の違う宝石が埋め込まれていた。
そんな彼女の顔つき、および服装をじっくりと見て、リナははとりあえず、
「あんた魔族?それとも竜族?」
「あっ、なんか色々じ〜っと見といて、いきなりそーゆーコメントなんだ」


揺れる心のさざ波 何かを得られた? 失った?
虚ろな場所 居続けて 貴方の心は壊れていくの

「あたしはリナ。リナ=インバース」
「私はベリア。ベリア=ティティーインだよ。器は人間っv」
だからいきなり襲ったりしないよ。と笑いかけるその少女に、それでもまだリナは警戒心をたたえた目で少女を見ている。
「ただの人間が、この中で普通にしてられるとは思えないわ。それに、この『海』の事、よく知ってるみたいじゃない」
「まぁねぇ。だってこの空間、私が創ったんだもん」
「ふ〜ん。・・・・・・なっ、なんだってぇ!!?」
アッサリと言われてしまい、一瞬そのまま流してしまいそうだった一言に、リナはギリギリ喰らいつく事に成功した。
「これ、あんたが創ったっての?」
「・・・・・・あの、なんか目が据わってませんか声が低くなってませんか。私の気のせいでしょうか」
「いいえ、気のせいじゃないわよ」
「・・・・・・・・・・・・」
リナは一瞬で怒りがMAXに到達していた。
(こいつのせーで、こいつのせーでぇぇぇ)
夢の中に居ながらストレス溜まるし、起きたら起きたでその夢の事忘れちゃってるせーで妙な気分になるしで、はっきり言ってリナは最高最悪に機嫌が悪かった。
そこに、この夢の世界を創った当事者が現れたのだ。これを見逃す手があるだろーか!いーやない!!絶対にない!!!間違いない!!!!
「ああああああのリナさん、ちょっと落ち着いて。そりゃあ、この夢の空間を創ったのは私だけどさ、私はただ、元々あったものの一部を私の精神にリンクさせて二重探査魔法を掛けていただけであって、それに引っかかっちゃったのはリナさんだし、それに引っかかったにしたって、ここまでリアルに中に入ってきちゃうなんて、私達にも予想外だったし、それにそれにさぁっ、私だってずーーーーーっとこん中に居たんだよっ、しかも昼夜を問わず!ねぇ今お昼?それとも夜?」
「・・・・・・夜よ」
「あっ、そーなんだ」
無茶苦茶にとてつもなく恐かったリナの顔が普通に戻ったのを見て、ベリアは色々な意味で安心した。
「でもホント、ここまでリアルに、しかも何日も見ちゃってるのに、よく精神がもつよね。感服しちゃう」
ベリアは本気でそう言っているらしく、眼には「尊敬」という名の二文字がキラキラと輝いているようにさえ見える。
「ふっ、まぁね。でも、そーいうあんただって、イカレちゃってるとは思えないけど?」
「私はべ〜つ。精神強化訓練っての受けてるんで。意識集中さえすれば、目の前で誰がどーなろーとも、ぜんっぜん動じないんだ」
皮肉を含ませたリナのその言葉に、ベリアは楽しそうに、自慢げに、だがどこか寂しそうに話した。
どーにも、初対面の人間に対してこれほどまでにあけっぴろに接するのもどーかと思う少女だと、そうリナは思った。

「それより、あんたには色々教えてもらうわよ」
「わ〜お。教えるんですかぁ。へへっ、答えられる事ならぁ、出来る限り答えるよっ」
にゃぱっ、と笑って言うベリアに、リナは厳しい視線を向けると、
「まず1つめ。あんた、何者?こんな空間を創れるくせして魔族じゃないってのも、おかしすぎるわよ」
「はぁ、それってぇ、信用されてないってことぉ?」
「まっ、そーとって貰っても良いわ」
きっぱりと言うリナに、ベリアはにこっ、と笑う。だが今度は、今までのような天真爛漫な笑みではない。薄目を開け、どこか大人っぽい笑みだ。
「重ねて言うけど、私は魔族ではないよ。ただそうだね、ちょっと他の人間とは違うんだ。
今は詳しくは言えないけど、わたしには、そう、貴方達でいう「魔竜」というヤツかな。それの力がある。あっ、もちろん、貴方達の知っている「魔竜」とは違うよ。ただ、属性的には、そんな感じ?」
「魔竜」、という単語を聞いて、リナの顔色が変わったのを見たベリアは、慌てて最後の一言を付け加えた。
「その力で、この空間を創ったの?」
「っていうか、リンクさせた。コピーしたって感じかな」
ふわり、とベリアは飛び上がる。この世界――空間では、重力も無いのだ。実際、この中で行われている出来事の中には、「空中に漂って」という前書きが必要な部分も多々ある。
「此処はねリナさん。人々の夢が混在する場所なんだ。全ての人間が唯一、完全な無防備で過ごしていられる場所、それが夢。ここでは、その夢達が儚く現れ光輝き、そしていつか消えていく――此処で起こっている事は全て、誰かの夢」
「此処で起こっている事全てが!?」
これにはリナも驚いた。では、此処での風景も人間達の行動も全て――
「夢。幼き欠片、それは安息を求める者ありき、刺激を求める者ありきだから」
「じゃあさっき、私とおっさんが、女の子の体の中抜けちゃったのは・・・・・・」
「それが他人同士の夢だからよ。人が決して、他人と一定以上の関わりを持たないように、夢同士も、同じ空間にありはするけど、決してお互いに干渉する事は無い」
「なるほどね。じゃあ、次の質問よ」

「2つめ。どうして此処の存在を知っているの?って、これはちょっと見当がついてんのよね。あんたさっき、「私達」って言ったでしょ。それってつまり、組織的に行動してるってことよね。此処の存在は、組織のお陰で知ったの?」
そう一気に言うと、ベリアはひゅ〜っと口笛を吹いた。どうやら感心されたらしい。
「すっごいねぇ。よくそんなこと覚えてたねぇ。まっ、そんな感じかな。でもこれは、その組織ん中でも、ごく数人しか知らないことなんだよっ。私実は、結構キャリアと実績なんてもん持ってんだよねっv」
えっへん!と胸をはるベリア。それには嘘を言っている様子は微塵も感じられない。
「なるほどね。・・・・・・ちょっと信じらんないキャラっぽいけど」
「むぅぅぅ。失礼だねー」

「で、これが最後の質問よ」
「ラジャッ!なんですぅ?」
「・・・・・・あんたあたしに、なんの用なのかしら?」
場の空気が、変わった。
その質問に、少女はあれっ?と首をかしげた。
「言ってなかった?」
「聞くのを後にしてただけよ。その前に色々と聞きたい事があったからね」
「・・・・・・つまり、私からうまい具合に情報を引き出した、ってことっすかぁ。へへへっ、やられちったかなぁ?」
今までの、どこか和やかな雰囲気で質疑応答をしていた2人はもういない。今この2人の間には、間違えれば爆発してしまいそうな――直ぐに戦闘を開始しそうな空気しかない。
最初に口を利いたのは、ベリアの方だった。
「・・・・・・実はね。その質問に答えるには、リナさん。貴方があることをクリアしなきゃなんだ」
「あること?」
「・・・・・・そう。私と戦って、勝つ事だよ」


お願いそれでも たとえ壊れてしまっても 求めて 求め続けていて
いつか迎えられる時まで いつか永久(トワ)を手に入れる時まで

それと同じころ。ただ、住まう世界と流れる時空が異なる場所にて。
「此処に居ましたか」
獣神官ゼロスは、1人の少女を訪ねて、とある家に来ていた。
「あら、獣神官様。いかがなされましたの?」
「・・・・・・・・・・・・」
――訂正しよう。1人の少女を訪ねたと思ったら、それは彼女の姉妹であった。
「獣神官様。まさかとは思われますが、また私(わたくし)と妹をお間違えになられたのでしょうか?」
「あ、相変わらず懇切丁寧な口調でありながら、仰る事柄は厳しいですね。ミリルさん」
「はぁ、そうでしょうか」
天然で厳しい事を言ってしまうのがこのミリルの恐ろしい癖なのだが、いかんせん彼女は自分自身の事のくせにその事に全くといっていいほど気づいていない。
「まぁ、僕はあまり貴女と長くお付き合いする立場じゃありませんから、良いんですけどね。しっかしホント、嫌な所だっけ似ている姉妹ですねぇ」
お返しに皮肉を言ってやりつつ辺りを見回すが、目的の少女は見当たらない。いつもなら居るはずなのに、と首をかしげ、花壇に水をやっているミリルに問おうと視線を向けた瞬間、答えが返ってきた。
「今、お仕事中ですわ。この時期は忙しいんですの。お会いになるとお約束は?」
「いいえ」
「だとしたら、無理ですわね。ここ1週間泊り込みですの。今夜も帰ってきませんでしょうし・・・・・・伝言だけなら、お聞きしますが?それとも、お連れ致しましょうか?」
「連れて行ってください」
「・・・・・・」
きっぱりと後者を言われて、さすがの彼女も絶句した。絶句した一瞬で、考えてみた。
獣神官は、何故か知らないがとにかく自分との交流は避けたがるほうだ。これまでにも、緊急の用であろうがなんだろうが、自分に連れられてどこかに行くというのは絶対に避けてきた。だからこそ自分もそちらを後者として問うたのだ。それがなんの躊躇も無く「連れて行って欲しい」などという事は・・・・・・。
「緊急中の緊急事態、という奴ですのね」
「流石、分析は早くて助かります」
「では、こちらに。結構・・・・・・」
距離がありますから。と言おうとした時だった。
「水宮様っ!!」
「???どうなさいましたの?」
真っ黒な着物姿の女性があらわれた。その女性はミリルの傍までやってくると、
「闇宮様が居なくなりました!!」
『・・・・・・ええええええええええーーーーーー!!??』
思わず、ゼロスとミリルとで声をそろえて叫んでしまった。
「!!??あの、此方のかたは・・・・・・?」
「彼女に用がありましてね・・・。それで、あの人はどちらに行かれたので?」
「緊急中の緊急ですの。教えてさしあげて」
「は、はい。それが、<外界>なんです。識別番号335697、識別名称『赤の竜神界』なんです」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
2人とも無言だった。無言のまま数分が過ぎ・・・・・・。
しくしくしくしく・・・。
「だぁああぁぁぁっ!!獣神官様、お泣きにならないでください!てか、いじけて花壇のお花を抜こうとなさらないで!!」
「だってぇ。せっかく来たと思ったら、あの人はもう僕達の世界に行っちゃってるんですよぉ。これってちょっとあんまりじゃありませんかぁ?」
「あんまりかどーかはともかく、獣神官様、あの子を放っておかれると、なにをするか分かりませんわよ。あの子、私(わたくし)にも計測不能な事をやりますから」
こめかみを引きつらせつつ、ミリルは半分冗談で言ってやった。
すると。
「そーでしたぁっ!あの危険な爆弾娘を放っておいたら、なにが起こるか分からないんでした!!じゃっ、ミリルさん、僕はこれで失礼します!ダリスさんにもよろしく!」
「はい。獣神官様、お気をつけて」
ゼロスはすぐさま精神世界に入ってしまったため、それを聞いたかどうかは分からない。だが、それでも彼女は、もう聞こえないのは明白な相手に、重ねて言った。
「お気をつけてくださいませ、獣神官ゼロス様。今回は、いつものような生半可なお方がお相手ではありませんゆえ。いいえ、それは貴方様もお分かりでしたわね。でも、『彼女』の脅威は時として、我々の計測を凌駕してしまうのですわ。でも、それは全て、『人』を求めるがゆえにの行動。ですから、妹が参ったのですわ。
お願い。『彼女』を助けてあげて。全ての幸せを、全ての苦しみを知っているのに、あの子は『人』にはなれない。それは貴女が一番分かっているから。私じゃあ、傷つけちゃうことしか、出来なかったから。だから、お願い――ベリア」

旅する者よ 旅する人よ 彼女を救って 導いて
お願い旅人 無限の彼方に お願い旅人 悠久の果てに 
青い空の意味を知る者 暖かな大地の意味を知る者
彼女を救って 救ってあげて
壊れた心は ナオらないけど
見捨てておくには 寂しすぎるの
彼女の心は 温かすぎるの


=====================================

架夜(以後、架)「後書きを、書いてみたくなったです・・・・・・」
ベリア(以後、ベ)「いきなし、なーに言っちゃってるの。も〜始めちゃったじゃんv」
ミリル(以後、ミ)「始めてしまわれましたわね」
架「なんかねなんかね、色々と注釈っての?それつけたくなって。でも一人でつらつらと文章書くのもさみしーし」
ミ「それで、他人の迷惑を顧みず、私(わたくし)達を此処に呼び出したのですか?」
ベ「注釈の意味、きちんと分かってないくせにねぇv」
架「しっけーな。まっ、ちゃちゃっと行こっか」
べ&ミ『話題転換、ずるい〜んv』

架「まず、ベリアとミリル。この二人は3つ子です。最後の方でゼロスが言ってたダリスとあわせて、3つ子です。長女次女末っ子がそれぞれ誰なのかは、後の作品で発表します。決まってはいますけど、なんかこーゆーとこでそれを言うのが嫌だという私の我が侭です」
ミ「それから。途中にあった数行の短いのと、最後の数行の奴は、歌ですの」
架「そう。で、今後それが実はキーパーソンの1つとなるのですが、なんか歌詞ネタが尽きてきました。だから募集してしまいます。なにかいい歌詞、というか言葉がありましたなら、どーぞコメントで教えてください!!お願いします!!」
ベ「それからですねぇ、ゼロスとミリルの所で出てきた単語、『水宮』はミリルを、『闇宮』はベリアのことで〜す。これも詳細については後に小説にて発表させていただきますvこれはぁ、これから出てくるオリキャラさんにも関連してるんですよ〜。お楽しみにぃですぅ」
架「<外界>という単語は、まぁ今の段階で言えるのは、異世界ってのとイコールだと思ってくださって結構です。ホントはもっと複雑なんですけどね」
ミ「あと、最後の私(わたくし)の台詞ですが、ベリアに向けていった部分での『私』は、わたくし、ではなく、わたし、と読みますの。今後も、『私(わたくし)』と記載されておりません『私』は、わたし、と読んでくださいませ」

架「こんぐらいでしょーかね」
ベ「まっ、こんぐらいじゃないのぉ?」
ミ「とゆーか、元々貴女様が自分のオリジナル作品として作られてきた小説の私(わたくし)達が、どーしてスレイヤーズの小説にまで出張しなくてはならないのですか?全く、迷惑ですわね」
架「出したかったから。んで、読んだ人の感想聞きたかったから」
ベ「ビバ、未来計画」
架「いつか君達のお話しで作家デビューを飾りたいのさv」
ミ「まぁ、この名前は本当の名前ではありませんから、別によろしいかとも思いますが」
架「出すよ。本名」
ミ「途中退却させていただきますわ」
架「うわっ。なにをすぱっときっぱと言っちゃってんの!!??」
ミ「貴女だって、オリジナル小説の方読んじゃったことがあるお人達がこれを見ておられないか、心配なくせに」
架「うぐっ。いやでも、それでもさぁ」
ミ「しかしですねぇ!!」
ベ「口喧嘩がなんか延々と続いちゃいそうな架夜っちとミリルっちを差し置いて、ベリアっちは帰ります。先に述べた事柄以外で、なにかご不明な点がございましたならば、遠慮なくコメントにてどーぞvもち、それ以外もびしばし受け付けちゃいますv
コメントのお返事は、たとえその結果寝不足になろうが母親に叱られようが、きっちりみっちり架夜っちに書かせますねv」
架&ミ『たまごっちか、あたしらは!?』
ベ「ビバ、復活万歳」
架「そーゆーのって、普通私がたまごっちを扱える立場な時に言う台詞。私使えないし。てか持ってないし」
ベ「でも懐かしいから。万歳」
架「勝手にやってて・・・・・・」

奇妙な後書きっぽいもの、終了。
なにやら無駄にぺージを使ってしまいました。ごめんなさい。

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32140改めまして・・・・十叶夕海 2005/12/19 23:49:27
記事番号32139へのコメント


>おひさしぶりです、こんばんわ(こんにちわ)。架夜です。
>前回は、色々とコメントを頂き、ありがとう御座いました。
>今回もできれば、なにかコメントをいただけると嬉しいです。
>今回はオリキャラも出てきます。どんな子かは、まぁ見てください・・・。
>それでは、『夢現の旅人』を、お送りさせていただきます。

今回もレスさせていただきます。
私の名前の読みはといいますと、『十叶 夕海』で『とがの ゆあ』です。
今まで、一発で読めた人はゼロという名前になります。
では、本編レス行きますね。

>
>暗闇 貴方は一人ぼっちで 一体なにを考えてるの?
>鳥の影 追いまわして それで一体 なにが楽しい?
>

暗闇で思考すること・・・・・『死を思え(メメントモリ)』ということの意味を模索しますね、此処しばらくは。
『鳥の影を追いまわす』
・・・・・人には、『何が楽しい?』と言われる事でも、時分には楽しいということがありますね。



>なっ、良いだろ?と子供のように無邪気な彼の表情を見、リナもついに、諦めたかのように溜息をつき、その歌の歌詞を紡ぎだした。

ガウリイには、少々甘いですね。

>
>〜夢は無限の彼方にて それは人の道標
> 追いつ追われつ星の欠片は 暗闇照らす 淡い蛍
> 羊達の群れの中 眠りなさい 眠りなさい 幼きモノは 眠りなさい
> 淡い淡い歌声は 遠く響かせ 誘い纏いて 
> 彼らとともに 全てとともに 夢の野原は希望を纏いて
> 眠りつきしは全て皆人 彼方彼方へ 遠く旅立つ〜
>
>

此処は、感想ではなく歌詞でレスします。

〜夢幻は久遠に先にて それは人の導(しるべ)
 側に在りたい願う星の欠片は 漆黒を照らす いと弱き明り
 弱くも強い者達の群れの中 お休みなさい 幼きモノは お休みなさい
 儚くか細い歌声は 遠くに届かせ 誘(いざな)い抱擁(つつ)まれて
 汝らともに 全てとともに 夢幻の草原は明き祈りを纏いて
 眠りつきしは全ての人 久遠久遠へ 遥かへ旅立たん〜

>数分後、ようやく言葉を発し、のろのろと自分の両手を見つめる。
>(触った感じは、無かった。何の抵抗もなく、あの子の体とあのおっさんの足と槍と、そしてあたしの手が、全てが重なって通り抜けていった・・・・・・。とゆーことはっ!!)
>一瞬でゴーストかなにかの類と分析。すぐさま精神魔法の呪文を唱え――

・・・・・・一応、辞書サイトを閲覧して、総合的に考えた場合・・・とか悠長なコといってる場合じゃなくて、ゴ−ストじゃなくて、位相のずれた世界だったら、死ぬって!!

(説明:『位相』=『認識』と思ってください。
    それがずれた世界の法則をこの世界に呼び込むのが、魔術だそうです。
    by・どこぞの魔術時点より


>「裂閃槍(エルメキア・ランス)!――って、あれれぇ?」
>――発動しなかった。
>「うそっ、なんで、どーして!?」
>とたんに慌てふためくリナ。
>しかしそれもほんの数秒、呪文が使えないなら暴れてやろーかという考えに至った時
>「ここで呪文を発動されては、人々の夢に傷がついてしまうから」
>「!!?」
>いきなり発せられた声に驚いて振り向けば、そこには12,3歳の女の子が一人いた。
>顔つきは可愛らしく、それでいて錆びた血の様な色の眼はとても冷静そうだ。
>服装は全体的に真っ黒で、右側にスリットがあるノースリーブのチャイナドレス風の服装。ただ、スリットからはミニのショートパンツが覗いており、ロングブーツも履いている。手にも、中指から手の甲にかけて布地が使われている様式の、肘から1,2cmほど長い、手袋と言うには長すぎる程の物を付けており、色っぽさなどは感じられない。
>地面につきそうなほど長い碧色の髪が、銀色の糸を纏めたような物をリボン結びにしてポニーテールにされており、そのリボンには何故か大きな金色の鈴が1つ付いていた。
>そして、襟元の部分、腰のベルトの部分、ショートパンツ、反対、左側のドレスの先、左右のブーツの足の甲といった所に、それぞれ色の違う宝石が埋め込まれていた。
>そんな彼女の顔つき、および服装をじっくりと見て、リナははとりあえず、
>「あんた魔族?それとも竜族?」
>「あっ、なんか色々じ〜っと見といて、いきなりそーゆーコメントなんだ」

まあリナですから。
不可解不快な事は、リナの場合それで済ませましょう。


>
>「あたしはリナ。リナ=インバース」
>「私はベリア。ベリア=ティティーインだよ。器は人間っv」
>だからいきなり襲ったりしないよ。と笑いかけるその少女に、それでもまだリナは警戒心をたたえた目で少女を見ている。
>「ただの人間が、この中で普通にしてられるとは思えないわ。それに、この『海』の事、よく知ってるみたいじゃない」
>「まぁねぇ。だってこの空間、私が創ったんだもん」
>「ふ〜ん。・・・・・・なっ、なんだってぇ!!?」
>アッサリと言われてしまい、一瞬そのまま流してしまいそうだった一言に、リナはギリギリ喰らいつく事に成功した。

恐るべし、リナ相手に、舌戦に関しても百戦錬磨のリナ相手に、光もさりげなく重要な事を言ってのけて、リナが流しそうになるとは。
恐るべし、ベリア嬢。



>「これ、あんたが創ったっての?」
>「・・・・・・あの、なんか目が据わってませんか声が低くなってませんか。私の気のせいでしょうか」
>「いいえ、気のせいじゃないわよ」
>「・・・・・・・・・・・・」
>リナは一瞬で怒りがMAXに到達していた。
>(こいつのせーで、こいつのせーでぇぇぇ)
>夢の中に居ながらストレス溜まるし、起きたら起きたでその夢の事忘れちゃってるせーで妙な気分になるしで、はっきり言ってリナは最高最悪に機嫌が悪かった。
>そこに、この夢の世界を創った当事者が現れたのだ。これを見逃す手があるだろーか!いーやない!!絶対にない!!!間違いない!!!!
>「ああああああのリナさん、ちょっと落ち着いて。そりゃあ、この夢の空間を創ったのは私だけどさ、私はただ、元々あったものの一部を私の精神にリンクさせて二重探査魔法を掛けていただけであって、それに引っかかっちゃったのはリナさんだし、それに引っかかったにしたって、ここまでリアルに中に入ってきちゃうなんて、私達にも予想外だったし、それにそれにさぁっ、私だってずーーーーーっとこん中に居たんだよっ、しかも昼夜を問わず!ねぇ今お昼?それとも夜?」


ええと、ニュアンスでいうと、『海(元々在ったもの)を利用して、養殖をすること』に近い?
でも、一つ此処で駄目押し。
こういう錯乱系のセリフは、もう少し余計な単語を入れるとあわてっぷりがよくでます。
ちょっと説明くささが目立ってはいますけど、よくまとめていると思います



>「今、お仕事中ですわ。この時期は忙しいんですの。お会いになるとお約束は?」
>「いいえ」
>「だとしたら、無理ですわね。ここ1週間泊り込みですの。今夜も帰ってきませんでしょうし・・・・・・伝言だけなら、お聞きしますが?それとも、お連れ致しましょうか?」
>「連れて行ってください」
>「・・・・・・」
>きっぱりと後者を言われて、さすがの彼女も絶句した。絶句した一瞬で、考えてみた。
>獣神官は、何故か知らないがとにかく自分との交流は避けたがるほうだ。これまでにも、緊急の用であろうがなんだろうが、自分に連れられてどこかに行くというのは絶対に避けてきた。だからこそ自分もそちらを後者として問うたのだ。それがなんの躊躇も無く「連れて行って欲しい」などという事は・・・・・・。
>「緊急中の緊急事態、という奴ですのね」
>「流石、分析は早くて助かります」
>「では、こちらに。結構・・・・・・」
>距離がありますから。と言おうとした時だった。

珍しい(滅多に見られないもの見られたという感じで)
あのゼロス君が、ここまで、自分の主義ってか、自分から危険?に飛び込んでいくなんて。


>旅する者よ 旅する人よ 彼女を救って 導いて
>お願い旅人 無限の彼方に お願い旅人 悠久の果てに 
>青い空の意味を知る者 暖かな大地の意味を知る者
>彼女を救って 救ってあげて
>壊れた心は ナオらないけど
>見捨てておくには 寂しすぎるの
>彼女の心は 温かすぎるの

さっきと同じく。

 流れる者よ 流れる人よ あの人を護って 導いて
 お願い流人(ながれびと) 久遠の彼方に お願い流人 遥かの果てに
 青い天空と暖かに包むモノの意味を知るものよ
 彼女を護って 護ってあげて
 砕けた心は モドらないけれど
 投げ捨てるのは 哀しすぎるの
 彼女の心は 温もりがありすぎるの

>
>
>=====================================
>
>架夜(以後、架)「後書きを、書いてみたくなったです・・・・・・」
>ベリア(以後、ベ)「いきなし、なーに言っちゃってるの。も〜始めちゃったじゃんv」
>ミリル(以後、ミ)「始めてしまわれましたわね」
>架「なんかねなんかね、色々と注釈っての?それつけたくなって。でも一人でつらつらと文章書くのもさみしーし」
>ミ「それで、他人の迷惑を顧みず、私(わたくし)達を此処に呼び出したのですか?」
>ベ「注釈の意味、きちんと分かってないくせにねぇv」
>架「しっけーな。まっ、ちゃちゃっと行こっか」
>べ&ミ『話題転換、ずるい〜んv』
>
>架「まず、ベリアとミリル。この二人は3つ子です。最後の方でゼロスが言ってたダリスとあわせて、3つ子です。長女次女末っ子がそれぞれ誰なのかは、後の作品で発表します。決まってはいますけど、なんかこーゆーとこでそれを言うのが嫌だという私の我が侭です」

3姉妹で、一人が、『人間』というと、ゴルゴン三姉妹を連想しますね。

>ミ「それから。途中にあった数行の短いのと、最後の数行の奴は、歌ですの」
>架「そう。で、今後それが実はキーパーソンの1つとなるのですが、なんか歌詞ネタが尽きてきました。だから募集してしまいます。なにかいい歌詞、というか言葉がありましたなら、どーぞコメントで教えてください!!お願いします!!」

コプセントさえ、教えていただければ、送りますよ。
『哀しめ』とか『恋歌っぽいの』とか、自由に言ってください。

>
>架「こんぐらいでしょーかね」
>ベ「まっ、こんぐらいじゃないのぉ?」
>ミ「とゆーか、元々貴女様が自分のオリジナル作品として作られてきた小説の私(わたくし)達が、どーしてスレイヤーズの小説にまで出張しなくてはならないのですか?全く、迷惑ですわね」
>架「出したかったから。んで、読んだ人の感想聞きたかったから」
>ベ「ビバ、未来計画」
>架「いつか君達のお話しで作家デビューを飾りたいのさv」
>ミ「まぁ、この名前は本当の名前ではありませんから、別によろしいかとも思いますが」
>架「出すよ。本名」
>ミ「途中退却させていただきますわ」
>架「うわっ。なにをすぱっときっぱと言っちゃってんの!!??」
>ミ「貴女だって、オリジナル小説の方読んじゃったことがあるお人達がこれを見ておられないか、心配なくせに」
>架「うぐっ。いやでも、それでもさぁ」
>ミ「しかしですねぇ!!」
>ベ「口喧嘩がなんか延々と続いちゃいそうな架夜っちとミリルっちを差し置いて、ベリアっちは帰ります。先に述べた事柄以外で、なにかご不明な点がございましたならば、遠慮なくコメントにてどーぞvもち、それ以外もびしばし受け付けちゃいますv
>コメントのお返事は、たとえその結果寝不足になろうが母親に叱られようが、きっちりみっちり架夜っちに書かせますねv」
>架&ミ『たまごっちか、あたしらは!?』
>ベ「ビバ、復活万歳」
>架「そーゆーのって、普通私がたまごっちを扱える立場な時に言う台詞。私使えないし。てか持ってないし」
>ベ「でも懐かしいから。万歳」
>架「勝手にやってて・・・・・・」
>
>奇妙な後書きっぽいもの、終了。
>なにやら無駄にぺージを使ってしまいました。ごめんなさい。
>
いえいえ、楽しい掛け合いでしたよ。
3回目楽しみにしております。
それでは、多分この返レスの返レスで。
あるいは、次回で。
それでは、又。


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32143二度目〜氷紅梦無 2005/12/21 18:55:13
記事番号32139へのコメント


はーい、二度目だけれど毎度御なじみこんにちはコンバンハおはようございます?どれだろー。

氷紅梦無です。

今回もまたコメントさせていただきますよ―。


>今日も今日とて、美味いものを食べつつ、なんか事件に巻き込まれつつ、それでも意気揚揚と旅しちゃっている二人組み、リナ=インバースとガウリイ=ガブリエフ。そんな道中、リナがふと漏らした言葉がそれだった。

…ミもフタもない…でも全部事実だったりとかは言っちゃいけないかな?

>どんなリズムだったのか、一体どんな歌だったのか、リナは一切覚えていない。

随分と異様な覚え方だなぁ…
ふつーはリズムとかメロディとかの方が頭に残るもんだし。どんな因縁がある歌なんだか。

>リナは、海の中に居た。

あ、ちょっと質問です。
この『海』ですが、具体的にどーゆー状態だったんでしょーか?
水の中みたいに動き辛かった?むしろ水の感触があった?まわりが青っぽく見えた?それとも上を見上げたら水面が見えた?もしくは息が泡になったりとか?

…まぁ直感的に『海だっ!』と思ったのかもしんないですが。

>たとえば、1つの小さな家があったとする。そこに突然、大きな熊が入り込んできたら、そこの住人はどうするだろう。
>むろん、通常ならば慌てふためくであろう事態だ。
>だがここの住人達にはそれがなかった。熊など入ってきていないかのように、普通の生活を続けていくのだ。熊のほうも、そこに人間など居ないといわんばかりに、真っ直ぐ歩き続けるだけ。


…その熊どーやって入ったっ?!相互保管の為不干渉なんでしょっ!?リナが気付いてないから扉とかがちょーど開いてたか?
そして熊が出ていく所までは見てなかったのか?
…いや、リナがその光景を見て素通りするとは考えにくいし…




>「・・・・・・あの、なんか目が据わってませんか声が低くなってませんか。私の気のせいでしょうか」
>「いいえ、気のせいじゃないわよ」
>「・・・・・・・・・・・・」
>リナは一瞬で怒りがMAXに到達していた。
>(こいつのせーで、こいつのせーでぇぇぇ)
>夢の中に居ながらストレス溜まるし、起きたら起きたでその夢の事忘れちゃってるせーで妙な気分になるしで、はっきり言ってリナは最高最悪に機嫌が悪かった。

あー…
そりゃそーだ。んな状況下で手頃な位置に居る関係者…そらぁ当たり前のよーにやつ当たりの対象になるだろーさ。

ま、そこであっさり倒されるよ―なのがこんなとこにほいほい居るわけじゃないだろ―けど。


>「は、はい。それが、<外界>なんです。識別番号335697、識別名称『赤の竜神界』なんです」

…………あの……
それっておもいっきし力いっぱいリナ達がいる世界の事なのでわ…?



>お願い。『彼女』を助けてあげて。全ての幸せを、全ての苦しみを知っているのに、あの子は『人』にはなれない。それは貴女が一番分かっているから。私じゃあ、傷つけちゃうことしか、出来なかったから。だから、お願い――ベリア」

『彼女』。あの最初に出て来てた『私』ですか?まぁなんか人じゃなさそーだなーとは思いましたが。
そしてこのヒト一回『彼女』とやらに会って失敗した、と。
アレですか?つい本音を口走っちゃうヒト?何気なく厳しいこと言ってましたしー。


>架「まず、ベリアとミリル。この二人は3つ子です。最後の方でゼロスが言ってたダリスとあわせて、3つ子です。長女次女末っ子がそれぞれ誰なのかは、後の作品で発表します。決まってはいますけど、なんかこーゆーとこでそれを言うのが嫌だという私の我が侭です」

3つ子ですか。なんか意表をついてベリアあたりが一番上だったりして。


>ミ「それから。途中にあった数行の短いのと、最後の数行の奴は、歌ですの」
>架「そう。で、今後それが実はキーパーソンの1つとなるのですが、なんか歌詞ネタが尽きてきました。だから募集してしまいます。なにかいい歌詞、というか言葉がありましたなら、どーぞコメントで教えてください!!お願いします!!」

コメントの方でいいんですね?メールで送ってくださいなら僕出来ないんですよ。
んじゃ一個。


ここに響くは罪の音。
重き鎖が打ち鳴らす、静かな密かな確かなヒカリ。
ここに響くは我等が声。
居たい、痛い、いたい、イタイ。
星の全てが落ちようと、響き続くは連鎖の鐘のみ。
迷い子たるは我らの名。
隠れ密かに磨耗する。消えて行くのは我等がさだめ。
星の全てが落ちようと、我らは踊り、狂うてゆくまで――――





>ベ「それからですねぇ、ゼロスとミリルの所で出てきた単語、『水宮』はミリルを、『闇宮』はベリアのことで〜す。これも詳細については後に小説にて発表させていただきますvこれはぁ、これから出てくるオリキャラさんにも関連してるんですよ〜。お楽しみにぃですぅ」

…も一つ質問です。
『闇宮』
『水宮』
なんて読むんですか?
「やみのみや」「みずのみや」
でしょうか…?


>ベ「口喧嘩がなんか延々と続いちゃいそうな架夜っちとミリルっちを差し置いて、ベリアっちは帰ります。先に述べた事柄以外で、なにかご不明な点がございましたならば、遠慮なくコメントにてどーぞvもち、それ以外もびしばし受け付けちゃいますv
>コメントのお返事は、たとえその結果寝不足になろうが母親に叱られようが、きっちりみっちり架夜っちに書かせますねv」
>架&ミ『たまごっちか、あたしらは!?』
>ベ「ビバ、復活万歳」
>架「そーゆーのって、普通私がたまごっちを扱える立場な時に言う台詞。私使えないし。てか持ってないし」
>ベ「でも懐かしいから。万歳」

万歳。そーか最近見かけるたまごっちは復活版かぁ…←知らなかった奴

てかvはピースですか?


>奇妙な後書きっぽいもの、終了。
>なにやら無駄にぺージを使ってしまいました。ごめんなさい。

世の中にムダなページと言う物はないっ!!特にココではっ!
…てーかですね、このあとがきは無駄ではないし、長さだったらこれの何倍も長いの一気に書く人だっています。(その一人)
遠慮しないでびしばし書いちゃってくださいな。

つーか気付いたらまたどえらく長かった。ゴメンナサイ。

それでは、またの機会に…

ひぐれむなでした。


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32241初めまして。はるか E-mail URL2006/2/9 20:45:38
記事番号32139へのコメント

初めまして。はるかと申します。
ここしばらく書き殴りから引っ込んでいて、
久しぶりに覗いてみて、感動しました!
凄い、初めてでこれですか・・・!?
わぁー、私の初めてなんか目も当てられないものなのに。(苦笑)

高校生でおられるということですが、全然大丈夫だと思います。
私自身新高1ですし、ここでお知り合いになった方には小学生もいらっしゃいました。
でも、同じ年代の方がいらっしゃって嬉しいです。
なんせ、殆どの方が大人の方ばっかりなので・・・。

小説の途中途中の詩?が凄くいいですね。
雰囲気が出ていて・・・。
私もそういうのを勉強中なので、参考にさせて頂きます。
ええ。嫌だとおっしゃられてもさせて頂きます。(きっぱり)

オリキャラさん達も個性的で、続きが凄く楽しみです。
今のところ遭遇したのはリナだけですが、
アメリアやゼルガディスがどう絡んでくるのかも気になります。
そういえば、ガウリイは夢見てるんだろうか・・・?

本っ当に気になります。
最初からこのようなレベルとは、今後のご活躍が凄く楽しみです。
それでは。