◆−AfterStory−6−夢月なつか (2005/12/22 22:46:21) No.32148 ┣AfterStory−7−夢月なつか (2005/12/24 20:17:32) No.32149 ┃┗Re:AfterStory−7−神高 紅 (2005/12/25 22:09:33) No.32157 ┃ ┗ありがとうございます。−夢月なつか (2005/12/25 23:08:21) No.32160 ┣AfterStory−8−夢月なつか (2005/12/25 22:51:29) No.32159 ┣AfterStory−9−夢月なつか (2005/12/27 19:51:06) No.32162 ┗AfterStory−10−夢月なつか (2005/12/29 22:36:27) No.32169 ┗Re:AfterStory−10−神高 紅 (2005/12/31 23:02:30) No.32176 ┗Re:AfterStory−10−夢月なつか (2006/1/2 21:10:21) No.32182
32148 | AfterStory−6 | 夢月なつか URL | 2005/12/22 22:46:21 |
元あるツリーでもいいんですが、なんだかごちゃごちゃしてるので、 新しくこしらえました。HPの方もなんとか順調? だと思うし、 私の過去の作品も一部修正して乗せてますんで気が向いたらどうぞ。 さて、宣伝もしたところで(するなよ)アフターストーリー6いってみます。 ぶっつけ本番いきあたりばったりなので、以前の話と食い違ってる所があるかもしれませんが、 見逃しておいてください。そうならないように気をつけますけどね。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ そう、ね。別に深い意味はなかったのよ。 ただなんとなく気まぐれでね。 でも・・・ ちょっと目を離した隙に・・・逃げ出すなんてね。 ・・・・・・・・。 ふふ、以外に完成してたのかしらね。 まぁでも記憶が不完全なあたり、やっぱり不完全だし力も制御しきれていないし このまま見てるのも面白いけど、不完全品は完成させてあげないとね。 いつ、暴走するかわからないし、そうなったら・・・ 私の世界が壊れてしまうわね。造り治すのもめんどうだし、 はやめに回収しないと・・・でも、もう少し見てようかしら? 「寒ッ。ナーガ、あんたそんな格好で寒くないわけぇ?」 リナがジト目でナーガのほうを向いて言った。 彼女はいつも通りの露出度の高いコスチュームだ。 ふかふかのダッフルコートを着ていてマフラーして手袋しているリナは寒さに弱い。 ゆえに見てるだけで寒々しい格好のナーガがいることは困る。 見てるこっちも寒くなる。 そんなナーガは高笑いならぬ馬鹿笑いを響かせていた。 「ほーっほっほっほ!! これくらいで根をあげるとはだらしないわねリナっ!」 「うわ腹立つ」 「まぁ落ち着けって。だからドラスレはやめような」 親指だけわかれている・・ミトンとミトン(両手)の間に、 なにやら紅いものが発光していたので、ガウリィは羽交い絞めにしてリナを抑える。 「はなせガウリィ! てか、あんたよくドラスレってわかったわね」 じたばたピタっと止まり、リナは頭の上にあるガウリィの顔を見上げていった。 彼はあぁと頷き 「なんとなく。だってお前、こういうときってだいたいドラスレじゃないか」 笑いながらほがらかにいい放つガウリィの手から逃れ、リナは回し蹴りをプレゼントした。 ちょうど鳩尾に入ったのか、咳き込むガウリィ。 「なんか、腹たつわねぇ・・・ガウリィに行動を読まれるなんて!」 「げっほげほ、だからって・・・回し蹴りはないだろう回しけりは!」 「なにいってんのよ。それくらいなんともないでしょう?」 「なんともないわけあるか」 ボソっと呟き、ガウリィは服に着いた雪をパンパンと払って・・・ 「あれ? レミュールは?」 「え? あれ?」 ガウリィに言われて気づく。 レミュールがいない。 あたりはそれなりに人通りのある街道。 この先には町があるはずだ。この時期にはとても大きくて立派なツリーがあり 夜にはイルミネーションがとても綺麗だと、途中の村や街や旅人に耳にたこができるほど聞かされた。 そこまで口をそろえていうのなら。と、いうわけで、彼女等はここまできたわけだが・・・ 北国とあって寒い。 しかもゼフィーリに向かってるはずがそれてしまった。 道をはずしてまで行くのだから、それなりに見栄えがないと困る。 期待はずれだと上級魔術をぶっ放す可能性があった。 それはたぶん、リナのみだが・・・。 雪は降っていない。 だが、空は厚い雲に覆われて、いつ振ってきてもおかしくない。 雪が降るか、晴れるか、どちらかじゃないと雰囲気が出ないんだろう降るなら降れ ふれふれ雪降れ・・・ 「リナ、何ぶつぶついってんのよ」 「ふれふれ雪ふ・・・ん? いやぁ、降りそうだからこのさい振ってもらおうかと、雪に」 「・・・余計に寒くなるんじゃないか?」 ガウリィが突っ込む。 「うっ・・・。いや、でもねぇ。せっかくきたんだから、雪が降ってたほうがイルミネーションもツリーも綺麗っしょきっと って、あんた最近突っ込み多くなってきてない? 突っ込みはあたしの役よ」 「あんたの場合、突っ込みじゃなくて暴力でぷぎゅっ」 余計なこといったナーガが雪の上に突っ伏した。 ナーガを前にどつき倒した張本人。自称「突っ込みのリナ」 「だれもそんなこといっとらんわぁ!!」 でも突っ込み役って・・・ 「だぁかぁらぁ、突っ込みのリナ だなんていってないでしょうが!! しっかりしなさいよナレーター!!」 わかりましたよぉ、じゃぁ。自称「突っ込み役」のリナは 「・・・・けっきょく自称ってーのをいれたいわけ?」 ナーガをどつき倒し、ぐぐぅっと拳を握って断言した。 「無視?」 ・・・・。ほら、台詞台詞! 「は! そうだったわ・・・。こほん」 「楽しそうだなぁリナ」 「楽しくないわぁぁぁぁっっ!!」 バキっ そう叫んで握った拳でガウリィをなぐった。 頭にこぶをつくりうずくまっているガウリィは涙目で 「リナ・・・最近暴力に拍車かかってないか?」 「気のせいよ」 即答する。 と、そこへ・・・ 「あら? なんでナーガさんが雪に埋もれて(しかも顔面) ガウリィさんはうずくまってるのかしら? ねぇリナちゃん」 今の今まで姿を消していて、しかも途中から存在を忘れさられていたレミュールが、 湯気のたつ使い捨てカップを持って戻ってきていた。 リナは「まぁいろいろとね」とごまかし、そして彼女の持っているものを指差して 「で、それなに?」 「うん? あぁこれね。これはねレモネードよ。 あそこで売ってたから買ってきたわ。飲むでしょ?」 ダッ ガシッッ リナはレミュールの手を握り、うるうるとした目で 「ありがとお姉様v」 などと言い放った。 「ほーっほっほっほ! しょうがないからもらってあげようじゃないの!」 「おぉ、助かるぜ〜。サンキューな」 「うわ、復活した」 受けたダメージは回復したのか(ナーガの場合戦闘不能にするのはまず不可能) 2人はレミュールからちゃっかり受け取ったレモネードをぬくぬくした表情(どういう表情だよ)で飲んでいた。 「リナちゃんも早く飲んで、速くいこう? きっと楽しいわぁ」 にっこりと、レミュールはとても綺麗な笑みを浮かべた。 ・・・雪が見えてきてから、というか街に近づくにつれて、 レミュールはご機嫌になってきているように見え、 彼女は雪が好きなのかと思う。 もっとも、人間最低でも一つくらい好きなものがあってもおかしくないが、 「ねぇレミュール」 ここでリナは聞いてみた。 「なにかしら?」 「あんたって、人間?」 「・・・・・さぁ? どうかしらねぇ・・そうかもしれないしそうじゃないかもしれない。 リナちゃんが人間だと思ってくれるならそれでいいし、 違うって思ってるならそれでいいわよ? ふふ、私もわかんないんだもの」 そして、返答はわからないでいつも終わってしまう。 実は、いまのような質問をしたのは今回が初めてではない。 何度か聞くたびに(もしかしたら何か思い出したのかもしれないと思って) しかし、返答はいつも同じなのだ。 その、同じやりとりをするレミュールもすごいが・・・そろそろ「しつこい」の一言くらい入るだろうに。 「でも・・・どっちにしてもね、そのうちきっと敵になると思うから 私も力の使い方、大分覚えたの。なんなら、あの山消してみようか?」 「なにさらりと物騒なこといってんのよ。変なジョーダンはやめてちょうだい」 リナは一蹴したが・・・ 「・・・冗談ならいいのにね」 レミュールは、やはり言葉に似合わぬ綺麗な笑みをうかべたままいった。 リナがレミュールに拉致されて、ガウリィたちと合流して半月。 ところどころで寄り道したせいか、全然目的地まで進まない。 そしていま、またより道をしている。 寄り道続きのこの期間、色々あったのにも関わらず、やはりレミュールのことは謎に包まれたままだった。 「うっわぁ、すごい」 「へぇ・・・大きいわねぇ」 「ほぉ〜・・・でっかい木だなぁ」 サンタの街ツリータウン その街の入り口になるアーチにはそう彫られていた。 なんとも安易なネーミングだが、子供に大人気のスポットでもあるらしく、 外からみても子供・・親子連れがとても多い。 そして、それと同じ位カップルもおおい。 しょうじき・・・鬱陶しいことこの上ない。 そして、その街の中心部には、抜き出て巨大なモミの木が装飾されて立っていた。 先端には金色の星。 そして昼間でもよくわかる光源が謎なイルミネーション。 木にも街にもまとわりつき、昼間でも幻想的であった。 そんな木と街に見惚れていた3人の後方で、 「・・・大地の波動が伝わってくるわね」 誰にも聞き取れぬほど小声でレミュールが呟いた。 何か、思い出せそうな気がした。 後書き うーん。自分で書いててキャラクターがつかみづらい。 なんか以前書いたのとレミュールとかリナたちの印象が違うかもしれませんが、 ご勘弁を スティ:・・・ほったからしにしとくからですよ ティック:定期的にやらないと・・感覚つかみづらくなってきますよ・・? L様:相変わらず馬鹿ね 皆して酷い・・・。とかいうとこですが、もう慣れましたので L様:ちッ L様、あからさまに舌打ちしないでください。 えと、それで・・・。そろそろクリスマスの季節とうことで、 クリスマスをイメージしてます。見ればわかりますけどね。 この後、サンタさんもトナカイさんも登場する予定です。 ついでに私は昔っからサンタなんて信じてませんでした。(たぶん) 信じてるふりは小学生時代にしてましたけどね。 L様:かわいくないガキね ・・・・・・・。 スティ:あ、否定しないんですね ティック:・・・でも、コピーの僕等も、かわいくないってことなんじゃぁ? スティ:!! 否定しろ、今すぐ!! わかった、わかったから首しめるなぁ! げほ。げほ。では、この辺で・・・。 L様:(スティも必死ねぇ) |
32149 | AfterStory−7 | 夢月なつか URL | 2005/12/24 20:17:32 |
記事番号32148へのコメント さてさて、七話いってみましょう。 前回言ったとおり、サンタとトナカイ出します。 L様:どうせあれでしょ、変装した・・・ はいどうぞ! L様:こら! 無視するな!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ やれやれ、ほんとーにリナさんの周りって、こうも厄介ごとが取り巻くんでしょうね。 しかも厄介な相手ほどなぜか、僕等の方まで被害こうむる結果になりますし。 これ以上、人手不足になっても困るし、今回は相手が相手ですし、 でも正直、僕は今回はかかわりたくないですね。 ・・・・・。 え? 僕がですか・・・ ちょっと待ってくださいよ・・、さっき関わりたくないと、 いえ、反抗する気はないんですが、 いくら僕でもあの人相手はちょっと・・戦ってないのに負けたようなものですし。 ・・・いや。根性とか気合が足りなかったからとかそういう単純な理由で片付けられても 「文句あるのか? 戦えと言っているわけではない。しばらく観察しとけといったんだ 安心しろ。滅ぼされそうになったら逃げてきてもいい。相手は・・・人間ではないからな 私とて、お前を失うのは困る。色々と・・・。ん? なんだ、その疑いのまなざしは お前、人間と関わってから芸が細かくなったな。手品もできるんだろう?」 いえ、まぁ。って、それはともかく。 ・・・・・・・気乗りしないんですけど、命令ですよね? 「ふふ、当たり前だ」 なら仕方ないですよね。わかりました。 でも、危なくなったら逃げますので。 「かまわんといっているだろう。よし、行ってこい。 後で海王にそこの部下も出してもらえるよう話とくから ん? そういえばお前その部下の1人からひっぱたたかれて正気に戻ったんだっけか それを心配するなら、別ので頼むが、同じだったそれで我慢しろ。」 いや・・べつにそれはいいのですけど。 とにかく行ってきます。 「・・・行ったか。さて・・・ゼロスの言う人間でない存在か 最近まれに見る大事件が続いているな・・・妙な星のめぐり合わせだ」 「まぁ、私の部下を?」 そうだ。しかしダルフィンよ、ねこかぶりするな。気味悪い 「・・・ひっどいわねぇ、まぁいいわ。 ちょうど退屈してたし。そうね・・・カイ! 来なさい」 「はっ」 「ゼラスとこの部下と一緒に行動してきなさいな 人ならざる存在の監視及び観察。我等魔族の脅威となりうるかもしれないしね 危なくなったら帰ってきてもいいわ。これ以上人手が不足してもしょうがないものね」 「獣王様の部下って・・・ゼロスとですよね? わかりました。行ってまいります海王様」 「はいはい、いってらっしゃぁ〜いv」 助かる。 「でもねぇ、もしも戦いになったら・・・部下を失うかもしれないわよ」 覚悟はできているがな。ゼロスもあーみえてしぶといから大丈夫だろう。 「随分信頼してるのね。部下ごときに」 私の直属に部下はあいつしかいないからな。 しっかし、お前といい冥王といい覇王といい・・・まるで道具扱いだな。 まぁ私がとやかくいうことではないが・・・。 「・・・あなた達って、ほんと変わってるわよねぇ。でもそういうところが好きよv」 語尾にハートをつけるな気持ち悪い。 お前に好かれても嬉しくない。馴れ合いは無用だ。 「つれないわねぇ、つまんなーい。」 つまらなくて結構だ。じゃぁな。 「・・・さて、楽しくなりそうね♪」 夜。サンタの街は昼間以上に幻想的に輝いた。 おとぎの世界に迷い込んだ気分になる。 さらに街を一望できる展望台から眺める景色は最高で、周囲には屋台まで出ている。 しかし、これも屋台というか普通の洒落た店というかんじだ。 けっして景色を、雰囲気を台無しにしていない。 まさに絶好の観光スポットそしてデートスポット。 その幻想的な美しい夜景をリナはほかほか焼きたての焼きイカを食べながら見ていた。 後ろのテーブルでは、ナーガとガウリィがホットワインをがぶ飲みしており、 レミュールは例のごとくいない。 「てか、よくいなくなるわねぇ」 もぐもぐ 「ほーっほっほっほ! どうせ、大地の波動が・・とか言ってふらついてるんでしょう」 「リナも飲むかぁ?」 「未成年に飲ませるな!」 そんないつもの馬鹿なやりとりを迷惑かえりみずしていて、 景色というか食べのもというか・・少なくともあの2人は花より団子状態だ。 「せっかくの景色なのに見ないと損じゃないの?」 「ふっ、相変わらず子供じみたこと言ってるわね! 景色を楽しみながらお酒! これこそ大人の余裕ってやつよ!! ほーっほっほっほ!!」 「いや、わけわかんないから」 ぱたぱたとイカを食べ終わった串も一緒にふりつつ、 リナは突っ込みそして・・・ 「そういやぁ、今日の夜。寝てからサンタがプレゼント配りに来るらしいぞ」 「対象は純真な子供って言ってたわね。じゃ、私達には関係ないか」 「って、ちょっと待てナーガ、それってどういう意味よ!」 リナは年齢的には・・・まだ子供の域とみなされる。 自分で子供と言いたくはないが、プレゼント・・もらえるものは貰っておきたい。 欲しいものを、名前と泊まる宿。住民なら住所を書いてポストに入れると、 翌日に朝起きたら枕もとにプレゼント★ と、いう仕組み。 しかし、夜中に不法侵入とはどうかと思うリナであったが、 純真な子供たちはサンタというものは人間外の存在と思っているらしい。 「どうって・・・あなた自分で純真だって思ってるわけ?」 あっさりと言い放つナーガ。 「なぁに言ってるのよ! ここまで純真な乙女はそうはいないでしょ!」 「・・・純真でもなければ乙女でもないだろお前は」 ガウリィがローストビーフを切って串に刺したものを食べながら言った。 そしてナーガも頷きながら。 「そうよねぇ、胸なしリナが乙女てことありえないし、純真でもないわねぇ」 「灰にしちゃるっ ファイアーボール!!」 ずばごんっ 「「ぎゃわぁっっ」」 ひゅ〜るりズボ 吹っ飛んだガウリィとナーガは雪に頭から突っ込んだ。 まぁだが死ぬことはないだろう。 「まったく、失礼しちゃうわね!」 そういって懐から一枚の手紙を出し、近くのポストに入れた。 既にサンタ宛の手紙をかいていたのだった。 「ま、ただでもらえるならもらっとかないとねv んふふふ」 ついでに内容は・・・ レミュールは山の中にいた。 雪が積もり銀世界が広がっている。 ふもとには街の光が広がっている。 そして、彼女の前には・・・赤い帽子に赤い服を着た真っ白なお髭のおじいさんと そのおじいさんを取り巻く6頭ほどのトナカイ。そのうち一匹は鼻が赤い。 いわゆるサンタクロースというやつだ。 何故、彼女はここにいるのか。それは、大地の波動・・つまり特殊な力の根源を探してここにたどり着き、 張ってあった結界をみつけ、侵入し・・そりの準備をしていたサンタを普通に手伝ったのだ。 何故かトナカイも彼女の言うことは大人しくきき、こうして出発の準備は整った。 そのそりには大きな荷物が乗せてある。 「サンタさん。ポストの手紙回収にいくんですか?」 「ふぉふぉっふぉ、もう回収はされとるよ。ポストに入れた時点でな お、ほれ。また一通」 そういって白い袋の中に手を入れて一通の手紙を出した。 それを封筒から出して中身を見て・・・ 「ふむ、魔力増幅器とな? これは魔道師かのぉ・・・ふむどれどれ」 レミュールはその手紙に心当たりがあった。 たぶん・・・ 「ほっほぉ、リナ=インバースとな? これはこれは・・・この街にきとるのか」 「ご存知で?」 「わしは、手紙にわずかに残る残滓からそのもののことが読み取れるのじゃ そうでなくとも、リナ=インバースはかなり名の通った者でわしら精霊の間でも知れわたっとるぞ なんせ魔族と戦い魔王すらも倒し、かの方の術も操る。有名にならないほうがおかしいのじゃ 本人にはあまり自覚がないようじゃけどな」 「悪いうわさはあちこちで聞きますけどね」 「ふぉっふぉっふぉ、そうかそうか。そうじゃろな。 さて、わしは純真でいい子にし配らんのじゃが・・・たぶんまた厄介ごとに巻き込まれるじゃろう スーフィードナイトの妹でもあるしの。今回は特別にプレゼントといくかい」 「リナちゃん喜びますわぁ」 「それはそうと、おぬしはなんなんじゃ?」 サンタさん・・・極寒の地に住まう精霊は、人ならざる気配のレミュールに聞いた。 今更といえば今更な質問であった。 後書き サンタさんは精霊さんにしました。 これで近所のおじさんが変装してるというオチはないです。 ついでにリナは街のおじさんの変装がサンタと思ってます。サンタさんは寛大なのです。 そして、サンタさんの姿は良い子の5歳以下の子供にしか見えません。という設定があります。 L様:次回に盛り込めば良いのに いえ、忘れないように。 スティ:・・・今思いついたんですか・・・・ これ書く前は、街のおじさんの変装にしとこうと思いました。 ティック:それで・・・急遽精霊という設定に・・? イエス。さて、クリスマスには完結させるつもりです。 オーバーしても一日か二日くらいで・・・。では、これにて失礼します。 |
32157 | Re:AfterStory−7 | 神高 紅 | 2005/12/25 22:09:33 |
記事番号32149へのコメント 紅:どーもメリークリスマスですなつかさん。紅です。 コ:こんばんは、コウだ。 ク:どうもこんばんはです・・なつかさん・・そして皆さん・・クロスです・・ 紅:ではでは早速感想もどきに参りたいと思います。 >「文句あるのか? 戦えと言っているわけではない。しばらく観察しとけといったんだ > 安心しろ。滅ぼされそうになったら逃げてきてもいい。相手は・・・人間ではないからな > 私とて、お前を失うのは困る。色々と・・・。ん? なんだ、その疑いのまなざしは > お前、人間と関わってから芸が細かくなったな。手品もできるんだろう?」 紅:相も変わらず彼はこき使われる運命にあるようです。 コ:某魔族Zさんも大変だな。 ク:宿命というやつでしょう・・ >「随分信頼してるのね。部下ごときに」 > > 私の直属に部下はあいつしかいないからな。 > > しっかし、お前といい冥王といい覇王といい・・・まるで道具扱いだな。 > > まぁ私がとやかくいうことではないが・・・。 コ:一人しか作ってないくらいだしな。 ク:信頼もするでしょうね・・ 紅:道具扱いも魔族としてなら当たり前かもですし。 コ:とやかくは言わねえが、俺的には気にいらねえな。 > その幻想的な美しい夜景をリナはほかほか焼きたての焼きイカを食べながら見ていた。 > > 後ろのテーブルでは、ナーガとガウリィがホットワインをがぶ飲みしており、 > > レミュールは例のごとくいない。 ク:思ったより・・ミスマッチですね・・あはは・・ コ:お前は悪気があるのか無いのかよくわからん・・・ 紅:天然なのか毒なのか・・・ >「ほーっほっほっほ! どうせ、大地の波動が・・とか言ってふらついてるんでしょう」 > >「リナも飲むかぁ?」 > >「未成年に飲ませるな!」 > > そんないつもの馬鹿なやりとりを迷惑かえりみずしていて、 > > 景色というか食べのもというか・・少なくともあの2人は花より団子状態だ。 ク:お酒はちょっと・・苦手です・・ コ:つーか絶対飲むな、頼むから。まあかく言う俺も苦手なんだがな・・・ 紅:(クロスは酒飲むと暴れるけど、コウは酒飲むとしおらしくなって泣き上戸になるんだよなあ。しかもどっちも記憶消失するし) >「どうって・・・あなた自分で純真だって思ってるわけ?」 > > あっさりと言い放つナーガ。 > >「なぁに言ってるのよ! ここまで純真な乙女はそうはいないでしょ!」 > >「・・・純真でもなければ乙女でもないだろお前は」 ク:まったくそのとおりですねえ・・ コ:うわ・・・のほほんとえげつないことを言いやがった。 紅:やるなクロス! ク:誉められた・・? >「まったく、失礼しちゃうわね!」 > > そういって懐から一枚の手紙を出し、近くのポストに入れた。 > > 既にサンタ宛の手紙をかいていたのだった。 > >「ま、ただでもらえるならもらっとかないとねv んふふふ」 > > ついでに内容は・・・ コ:そーゆー所が純真じゃねえっつうんじゃねえかな。 紅:あーでも最近子供もこんなもんですし。 ク:世知辛い世の中ですねえ・・ >「サンタさん。ポストの手紙回収にいくんですか?」 > >「ふぉふぉっふぉ、もう回収はされとるよ。ポストに入れた時点でな > お、ほれ。また一通」 > > そういって白い袋の中に手を入れて一通の手紙を出した。 > > それを封筒から出して中身を見て・・・ > >「ふむ、魔力増幅器とな? これは魔道師かのぉ・・・ふむどれどれ」 > > レミュールはその手紙に心当たりがあった。 > > たぶん・・・ コ:つーかほかにこんなもん頼む奴いねえよ。 ク:ですよね・・ 紅:サンタへの願いじゃないですな。 >「それはそうと、おぬしはなんなんじゃ?」 > > サンタさん・・・極寒の地に住まう精霊は、人ならざる気配のレミュールに聞いた。 > > 今更といえば今更な質問であった。 紅:遅っ!!っとそう言えばコウ。 コ:なんだ? 紅:前にレミュールに勝負挑まれてなかったか? ク:ああそれなら・・負けてましたよ・・ コ:うるせーよ!次は絶対勝ってやる! ク:私関係ないのに・・殴んなくてもいいじゃないですか・・ > 後書き > > サンタさんは精霊さんにしました。 > これで近所のおじさんが変装してるというオチはないです。 > ついでにリナは街のおじさんの変装がサンタと思ってます。サンタさんは寛大なのです。 > そして、サンタさんの姿は良い子の5歳以下の子供にしか見えません。という設定があります。 > >L様:次回に盛り込めば良いのに > > いえ、忘れないように。 > >スティ:・・・今思いついたんですか・・・・ > > これ書く前は、街のおじさんの変装にしとこうと思いました。 > >ティック:それで・・・急遽精霊という設定に・・? > > イエス。さて、クリスマスには完結させるつもりです。 > オーバーしても一日か二日くらいで・・・。では、これにて失礼します。 紅:ではではさよーなら。また会いましょう。 ク:さよなら・・ コ:じゃあな。次は負けねーぞレミュール。 |
32160 | ありがとうございます。 | 夢月なつか URL | 2005/12/25 23:08:21 |
記事番号32157へのコメント 毎回感想ありがとうございます。 スティ:感謝 ティック:・・・感激 2人:です。 ティック・・・少し遅れたな。 ティック:うっ・・・ごめんなさぁい(泣 泣くな、怒ってないから。 スティ:・・・。 >紅:道具扱いも魔族としてなら当たり前かもですし。 >コ:とやかくは言わねえが、俺的には気にいらねえな。 ひとそれぞれですからね。 これが人間の場合、人権侵害ですね。 スティ:訴えられるんじゃないですか・・? ティック:でも、・・・魔族だから・・・。あまり良い気分では、ないですけど。 >コ:つーか絶対飲むな、頼むから。まあかく言う俺も苦手なんだがな・・・ >紅:(クロスは酒飲むと暴れるけど、コウは酒飲むとしおらしくなって泣き上戸になるんだよなあ。しかもどっちも記憶消失するし) スティ:私も、なつかも、ティックも、お酒はダメです。 まずい。 ティック:子供用の・・・シャンパンなら・・・でも、炭酸も苦手。 だめだめじゃんうちら 2人:・・・(誰のせいだと?) >コ:そーゆー所が純真じゃねえっつうんじゃねえかな。 >紅:あーでも最近子供もこんなもんですし。 >ク:世知辛い世の中ですねえ・・ ほんっとですよね! クロスちゃんに全面的に同意します! スティ:・・・そんな、力強く ティック:世知辛い世の中。実をいうと、なつか姉さんの、口癖になってますもんね。 >紅:遅っ!!っとそう言えばコウ。 >コ:なんだ? >紅:前にレミュールに勝負挑まれてなかったか? >ク:ああそれなら・・負けてましたよ・・ >コ:うるせーよ!次は絶対勝ってやる! >ク:私関係ないのに・・殴んなくてもいいじゃないですか・・ はい。レミュールに登場願いました。どうぞ! レミュール:あ、えぇっとね。サンタさんはマイペースな優しい人なのよ。 それとねコウ君。リベンジはいつでも受け付けるから・・・。 後、いきなりクロスちゃん殴っちゃだめよ。 >紅:ではではさよーなら。また会いましょう。 >ク:さよなら・・ >コ:じゃあな。次は負けねーぞレミュール。 レミュール:ふふ。いつでも待ってまーすv はい。そういうことです。 スティ:今度観戦いこうかな・・・ ティック:感想、ありがとうございました。 |
32159 | AfterStory−8 | 夢月なつか URL | 2005/12/25 22:51:29 |
記事番号32148へのコメント メリークリスマス! ・・・朝起きたら、妹の机の上にしましま・・じゃなかった。サンタさん柄のプレゼントが置いてありました。 親に聞いたところ、近所の人からもらって私達が寝てる間においたそうです。 くっそ、きづかなかった・・・ L様:・・熟睡してたんでしょ 以前は眠りが比較的浅かったんですけどね。年のせいか寒さのせいか L様:・・・そんな年でもないでしょ 未成年です。でも永遠に10代がいいです。 私が実際に税金とかなんやら払う必要ないから。それにぶっちゃけ私常識がないですよ? L様:・・・いや、そんなこと胸はられて言われても・・・ まぁそれはともかく。8話。これでサンタさん編完結・・です。はい。 L様:はっきりしなさいよ。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ うぉー、人間って凝ったことするなぁ、なぁ? てかお前も色々細かいか 「あ、新作ですよ新作。ほら何もないとこから鳩がポン☆」 ・・・おい、大丈夫か? キャラ違うぞ。 「誰もあの人と関わるくらいならキャラ違わせてでも逃避して全てを見なかったことにしたいなんて言ってませんよ」 ・・・いや、言ってるから。つか言ったから今この場で自分で。 なぁ、ほんとうに大丈夫か? 「大丈夫ですよ? 僕は全然問題ありませんから・・・わぁ赤鼻のトナカイですねぇ」 ・・・・・(だめだコリャ) 「・・・壊れた?」 レミュールは斜め上あたりに目をやって呟き、 「ん? どうしたんじゃ? ほれ、暇ならてつだわんかい。 わしの質問に答えぬ気なら働いてもらわんとな・・年はとりたくないわい」 サンタに言われて作業に戻った。 流れにまかせてちゃっかりサンタの助手と化している。 いつのまにか服装もサンタコスチューム。ただ違うのは、ロングスカートというとこ。 「精霊でも老衰がありますからねぇ・・そうとうなお年で?」 「ふぉっふぉっふぉ、どうかな? ・・・と、それとってくれんかいの?」 「はい」 品物を受け取り、サンタは大きな袋に詰めていく。 レミュールは品物に欠陥商品がないかを確かめ、渡し、 そしてサンタは袋にいれ、リストにチェックをつけて・・・ そんな流れ作業が一時間ほど続き、終わる。 ソリにはぱんぱんにふくれた白い袋。 その袋の前の席にサンタが座り、レミュールが隣りに座る。 サンタがトナカイの手綱をひっぱり、赤鼻のトナカイが鼻を光らせて先頭につき、 ばんっと手綱が上下した瞬間、トナカイたちが走り出し ソリは空中へとあがり夜空を滑っていた。 まるでそのタイミングを見計らったように雪が降り出す。 「はいよぉ、ゆけぇぇ! 街の子供たちにプレゼントをとどけるのじゃぁぁぁ!!」 何故かかなりハイテンションになっているサンタ。 リナなら「なんじゃぁ!」とか突っ込むとこかもしれないが、 相手は何考えているのかさっぱりわからない天然かもしれない謎の女性レミュール 彼女は「まだまだ現役でいけそうですねぇ」とのほほんと言っただけだった。 「ふぉっふぉっふぉ! わしはサンタクロースじゃぁぁぁぁ!! さぁ赤鼻のトナカイ。トナカイ1! どんどん照らしてスピードあぁっぷじゃ!」 ほれほれほれと手綱をたくみに動かし、ついでにサンタ自身の身体もゆれ、 真っ白いおひげが風にのり、雪はソリとトナカイを避けるように積もらない。 隣りで絶叫している精霊サンタクロースを清々しいほどごく自然に無視して、 彼女は今年度作成したサンタ手製のプレゼント配布マップを出して指示をする。 サンタが手綱をうごかし、やはり絶叫しながらトナカイを誘導する。 しゃんしゃんしゃんしゃん トナカイたちの首についた鈴から音が鳴り始め、サンタのお仕事は始まった。 「ふぉっふぉっふぉ、メリークリスマス!!」 「まぁ綺麗」 眼下には夜行性動物たちが寒い中も動き回り、 少し先には無数の光。とはいえ、家々の明かりは消えて、 光源は街全体にはりめぐされた光源不明のイルミネーションとツリーだ。 「あの子たち寝てるといいんだけどね・・・まぁ寝てなかったらスリープでもかければ」 「なるべく穏便にな」 「いえっさー☆」 「サンタですねぇサンタv」 「うわぁぁぁ、しっかりしろぉゼロスぅー!!」 がくがくゆさゆさ ここに着いたとたん壊れてしまった(それとも演技だろうか?)ゼロスを揺さぶり、 カイ・・・海神官は現実世界で絶叫しているサンタのように、アストラルサイドで絶叫していた。 「てかお前ぜってぇ演技だろ!! なんか演技に磨きかかってないかオイッ!?」 揺さぶりながらカイが叫び、するとゼロスは揺らされながらも相変わらずにっこりと 「けっこう楽しくって」 演技だったようだ。 「・・・遊んでるだろぜったい。つーかどこで覚えたんだ?」 「それは秘密ですv」 そしてカイは手を離して・・・ 「あ、サンタさんが煙突に侵入してあの人はドアから入ってますよ」 「鍵はどうした」 「魔術で開けたようです」 「普通の鍵だろ!?」 「そんなの知りませんよ・・・あ、よく見たらドア、はずれちゃってますね」 「壊したのかぁぁッ!!」 「カイさんは突っ込みが上手くなってませんか?」 「・・・・お前に言われるとすっげー腹たつんだが何でだ?」 「さぁ?」 プレゼント配布は、レミュールも手伝ったことにより、いつもより早くおわりそうだった。 「さて、これが最後じゃ。リナ=インバース注文の魔力増幅器じゃな」 そう言っておりたったのは、リナたちが泊まっている宿や。 リナとナーガ。ガウリィは1人部屋で寝ている。 もっとも、気配をまるだしにしたら、気づかれるだろうが・・・ 「じゃぁ行ってくるかの」 サンタはソリから降りて、えんとつから宿屋の中へとびおりた。 気配を消すという芸当はする必要はない。なぜなら、 サンタの姿は幼い子供にしか見えず、それ以外の人間には感知することすら不可能なのだ。 では、何故、レミュールには見えているのか? それは・・・ 「トナカイさんも今年で最後なんでしょう? あのサンタさんと一緒に仕事するの」 『そうなんだよねぇ、あのサンタクロース様は今年で引退だから でも楽しかったよ。僕等は山にかえるけど・・・サンタクロース様は・・・』 「まだまだ現役でいけそうなのに・・・やっぱり精霊にも寿命はあるのね」 『寿命っていうか、新しく生まれ変わるんだよね。また別のサンタクロースとして その時、僕等がまだ生きてたら一緒に仕事したいな。 って、それはそうと、お姉さん何者なの? ふつうトナカイと話できないっしょ サンクロース様の姿も見ること、できないはずだし。まぁそれは人間じゃないからわかるけどさ』 「トナカイさんはよく知ってるわねぇ」 『精霊といたら、僕等もその影響うけるからね 人間か否かの判断はできるよ。でも、お姉さんが何もなのかはわかんないや エルフでもないし、竜族の変身でもないし、魔族でも神族でもないし・・・』 トナカイはかわいらしく首をかしげつぶらな瞳に疑問の色をたたえていた。 そんなトナカイにレミュールは 「私にも正確≠ノはまだわからないわねぇ。 でも、この地の特殊な大地の波動のおかげで少し・・っていうか漠然と、 どういった存在なのかわかってきたような気がするの」 『へぇ、なになに?』 「ふふ・・・秘密。でも、だとすると・・・私はこの世界にいてはいけないのかもね」 『?』 レミュールのたそがれた意見(?)にトナカイは首をかしげた。 そこへ、サンタが戻ってくる。 「いやぁ、よくねむっとたわい。ナーガとやらと寝相対決しておったぞ」 そういって、サンタは手綱を手に取り、夜空に・・雪もいつのまにかやんだ晴れた星空にとびだった。 サンタが使っていた結界の中の山小屋。 それは、彼等が仕事を終えて戻った時には跡形もなく消えていた。 かわりに、光のサークルがうかんでいる。 「さて、トナカイたちよ、ご苦労じゃったな。 赤鼻トナカイ・・皆と仲良くするんじゃぞ、おぬしの鼻は役にたつんじゃからな」 そりも、手綱も首についていた鈴も消えていた。 そしてサンタはトナカイたちをその場に残して、光のサークルへと移動する。 「レミュールといったかの、手伝ってくれてありがとうよ おぬしは・・いや、もしかしたら気づいているのかもしれんな。まぁ達者でな」 「サンタさんもお元気で」 サンタが光のサークルに入ったとき、柔らかい光が発現し、それがなくなった時。 そこには・・・・ 翌日。レミュールは朝帰りだった。 「なにやってたのよ?」 「うん、ちょっとお手伝いをしてたのよ。行きましょうか」 「・・・・・・・」 リナは首をかしげる。 そしてガウリィがあることに気づいた。 「あれ、そのリボンどうしたんだ?」 「ふ〜ん・・まさか男?」 ナーガがからかい気味に言う。 それをレミュールはにこやかに即否定。 「サンタさんからのプレゼントなの」 「「・・・はぁ?」」 「サンタって、子供にしかプレゼントあげないんじゃぁ・・ いや、私はもらったけどさ。ほらこれ見て。このイヤリング魔力増幅器なのよ さっき朝方向うに向かってドラスレぶちかましたら森が蒸発してクレータになちゃって」 「あんた・・自然破壊してんじゃないわよ」 「うるさいわね!」 「・・・・リナってやっぱり子供だったのか?」 「ガウリィ、それどういう意味よ!」 「特別例なんじゃないかしら?」 「レミュールまで何言うかな!!」 朝から、うるさい一行であった。 昨日の夜。サンタの消えた跡には、赤いリボンがおちていた。 サンタの着ていた服と、同じ色のリボンだった。 「メリークリスマス。・・・でもね、本当にこれが最期になるかもしれないわね」 後書き しまった。ほんとうに何も考えてなかったから全然まとまり感がない。 スティ:わかってるんですか ティック:直さないんですか? うーん、夜遅いし。めんどいし、 とにかく、リナが魔力増幅器もらったことと、サンタの寿命が実は今年限りだったこと レミュールが漠然と記憶・・を、思い出したこと。 そしてゼロス&カイコンビ。特に大切なのはこの四つですかね。 スティ:で、サンタの寿命はどれくらいなの? 考えてないですよ♪ もうサンタさんの出番ないですから L様:あら、こんなところに先の鋭利なスコップがv え。 ザク スティ:・・・・自業自得? L様:ティック、燃やしときなさい。火葬よ ティック:はいぃ〜・・・。えぃ ぼひゅッ L様:じゃ、また次回。 スティ:それでまでには、復活してますから。たぶん ティック:僕って火葬担当・・・? いやですぅ・・・(泣 |
32162 | AfterStory−9 | 夢月なつか URL | 2005/12/27 19:51:06 |
記事番号32148へのコメント 目指せ10話完結・・・の、予定がむりっぽいです。 言っておきますが、いきなり急展開を迎えます。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 魔王を造って神を造って、でもそれだけじゃなんかつまらないから、 もっと別の存在を創造しようと思ったのが始まり。 魔と神そして人。世界を形成する全ての存在を管理する存在があってもいいんじゃないかと思って、 早速実行したのがいまから500年程前。 そして、それまで色々改良加えたり、容姿決めたりとかしてたり、 部下たちに制裁加えたり世界に降り立ったりしてたせいでそれくらい長引いたのよね。 まぁ、私からすればそんなんでもないけど。 そろそろ完成させようと最後の手順を踏む前、事件は起こった。 私ともあろう者がイスにつまづいて装置を解除してしまったのね。 それから、力が暴走して穴が開いてそこから、試験的に実験するはずだった世界にそれは降りていった。 ・・・ていうかイスをあんなとこに置いたのどこのだれ!? 見つけたら巨大注射ぶっさす。 「あー・・・・」 「どうしたのよレミュール」 「いえ、なんか・・・巨大注射が」 「はぁ?」 「なんでもないわ」 こほん。まぁともかく、不完全品が世界に影響及ぼす前に回収して完成もしくは削除しないとね。 ・・・さて、そろそろ回収しにいきますか。 とはいえ、私がいったらそれこそ世界に甚大な影響及ぼすし、 ・・・やっぱりあれか。 サンタの街・・正確にはサンタの住んでいた山から流れていた大地の波動は、 あちこちで流出していることに気づいたのはつい最近。 そのたびに、私がなんなのか思い出してくる。 どこから生まれて、なぜ、力のある者。・・リナちゃんの力を試そうとしたのか 少しずつ鎖が繋がっていくのが手にとるようにわかる。 でも、自分でやりたかったことを忘れるなんて・・・ この世界の状況に合わせたせいかしらね。 そう、私の目的・・・それは・・・・ 気づくと。リナは知らない場所にいた。 「?」 ガウリィもナーガもいない。 一面緑の草原が広がる世界。 雲一つない不自然なまでの青空。ここは現実世界? 「どこよここ・・・」 「ここは異次元v」 聞き覚えのある声。そこにはよく知っている女性が立っていた。 プラチナブロンドが流水のように波うち、わずかに桃色がかった銀の瞳。 そしてやや童顔気味な、しかし見事なプロポーションの・・・ 「レミュール」 「さぁて、最初にリナちゃんと会った時、いったわよね? 特に歴史に残ってもおかしくない伝説級の戦いを乗り越えた魔道師であるあなたに。 あらためて宣言します。私と戦いなさい」 「え?」 子供っぽい言動も多々あったレミュールはいつもと違い毅然と言い放った。 その違いにリナは躊躇う。 「死ぬ気でこないと・・・死ぬわよ」 その瞬間、レミュールの腕に光がからみついた。 肘辺りまでを浸蝕するようにはいあがり、刃のように伸びる。 さらにその真っ白い光の上から、真っ黒い闇が一筋螺旋状にまとわりついた。 そんな芸当人間にはできっこない。 さらにこんな空間に連れてきた・・・もしかしたら造ったほどの腕となると 「あんた、まさか」 「魔王じゃないから安心して。神でもないけれどね さて、以前、ルークって子と戦った空間あるでしょ? そこと同じような効果があるから」 ルーク。それは、一時期仲間だった青年の名前だ。 最愛の女性をなくしてから、自分の中に眠る魔王を受け入れ、 ガウリィとともに戦った相手。 その時の空間は、以前ギガスレイブ(完全版)を放ったさいにできた揺らぎを活用して造ったらしい。 そこでは魔力も著しくアップし、なんとか倒したのだが・・・ そのときと同じ効果というと、詠唱なしでドラスレとか撃てたりするのだろうか? 「ウソだと思うならやってごらんなさい その増幅器も勝手に発動するから、呪文とか必要ありませんよ?」 さらにもう片方の手にも同じような光と闇の剣をつくりだし、 レミュールは言い放った。 彼女からは、まったく異質の力が感じ取れる。 (冗談じゃないわよ、なんだってこう次から次へと・・・あたしなんかした?) 自覚のないことをさらりという。 何かしたかと問われれば、何かした(その内容も付け加えて)と仲間は答えるだろう。 「こないから、こっちからいきます!」 「え、ちょっと待っ・・・わきゃッ!!」 闇をまとった光の剣がリナの真横を突き抜ける。 自慢の髪の毛が数本宙に舞う。 リナは・・・避けていない。わざとはずしたのだろう。 ここで「今のはわざとはずしたの次は当てるわよ!」などという展開はなく、 いきなり第二撃がきた! 「うぉっ」 それをなんとかかわし・・・ 「これくらいならかわせるか・・なら、もう少し難度あげます!」 「あげなくていいよぉぉ!! えぇぃっ!!」 ビュッ がきぃん 「ラグナ・ブレード・・・か、咄嗟に出現させて受け止めたのはなかなかですね でも、もう一本あることをお忘れ?」 「あ・・・」 リナは自分で思うほど間抜けた声をはっした。 ヒュッ ざくぅっっっ レミュールの突き立てた剣は、リナの腹部から背部へ貫通しており、 まとわり着いた血液は剣にあたった瞬間から蒸発・・いや、消滅していく。 「うああぁぁっぁ!!」 少女の悲鳴が響き渡り・・・女性はいたって冷静に言葉を紡ぐ。 「ほら、最初から本気ださないから・・・ 今まで一緒にいた仲間相手だから躊躇しましたか? それがときに命取りになるのですよ」 どしゃ レミュールは両手に出現させた闇をまとった光の剣を消す。 そして、彼女のすぐ側で倒れ臥すリナを見下ろした。 急所は・・はずした。が、それでも十分死にいたるほどの傷だ。 「初めから・・いいえ。途中からでも本気で私と対する気なら、いまのもぎりぎりかわせたはずですね 悪人に人権はない。と言い張り悪名だかいあなたでも根は優しい。 その優しさ・・そして一種のあまさがこういう事態も招くのです。 ・・・さて、ではお遊びはこの辺にしておきましょうか」 レミュールはリナに向けて手をかざし 「リザレクション」 復活の呪文を唱える。 すぐに光がリナの傷口をふさいでいき、さらに、流出した血までも逆流してリナの体内に戻っていった。 普通なら、ありえない現象である。 文字通り元通りとなったリナはなんら支障なく立ち上がり、 距離をとるレミュールを強く睨みつける。 「あんた、一体どういうつもりなの?」 「言いませんでしたか? お遊びはここまでです。 身にしみてわかったでしょう? 最初から私と本気で戦ってくれるなんて思ってなかったので ちょっと手荒でしたが・・・。さて、これであなたはもう本気で戦うしかなくなりました」 「くっ・・・、何が目的なのよ!」 叫ぶリナの手には光球が出現している。 レミュールはわずかに微笑んでいった。 「あなたには・・・ある術を発動してもらいます。 それにより、私はあるべきところへかえります。その後は、どうなるかわかりません でも、あの方は、この世界をどうにかするということは望んでいない。」 「あの方・・?」 リナは考え、そしてすぐにその人物に思い当たった。 「ま・・さか。金色の・・・」 「さぁ、お話はここまで。記憶が不完全な状態なら 世界を滅ぼすこともしたかもしれませんけどね」 サンタの街でも思った。これが最期になるのではないかと。 「でも私は・・・・」 レミュールは言いかけてやめた。 軽く首をふり、今度は手の平に漆黒の球を生み出す。 と、そこへ・・・ ズドォンッ 「そっちがその気なら、もう手加減しないわよ! あんたが何者なのか、そんなのは知らないけどね・・・ふふ。 このあたしを死の淵へ追いやったむくいは受けてもらうわ!!」 さらにリナは煙が消える前に、攻撃呪文を叩き込んだ。 「これはおまけ! ドラグスレイブ!!」 ずばごぉぉぉんッッ ものすごい轟音が鳴り響き、 そこには今までにない巨大なクレーターが出現していた。 しかし、リナはまだ警戒をとかない。 それがさいわいし、飛んできた火の球を、対火専用の防御魔法で受け流す。 「ふぅ・・やるとなったら容赦しませんね」 「く」 リナは苦渋の表情を浮かべる。 あれだけたたきこんで・・・おそらく逃げていない。 なのに、その身体事態にはなんら傷はおっていない。 服がところどころ焦げていたり破れていたり・・・・ 「うちの姉ちゃん以上の化けもんかあんたは」 なお、姉の前で化け物と呼んだ日には明日の朝日はおがめない。 「まぁ、完全な魔王以上の実力はあるから」 「・・・・・・・・」 とんでもないことをあっさり言いやがった。 この女性の目的はリナにあの術。つまりはギガスレイブ(完全版)を使わせること。 それ以外にはどんな攻撃も通用しない。と、なると・・・ 「あのさ、この戦いって・・・無意味じゃない?」 リナは、思ったことを口にした。 後書き なんだか1話から読み返すと・・・かなり食い違っているというか 矛盾してるっていうか、 スティ:何も考えないからこうなるんですよ ティック:・・・最初のエピソード忘れて続き書きましたもんね。2話めから そして、後から修正しようにも修正がきかなくなったと。 スティ:けっこう、おかしいですよ・・・ ティック:・・・ですよね・・・。 結果よければ全てよし! 出来ればもっと血みどろな展開を望んでいたけど、レミュールの力とか性格の設定のせいでそれも叶わず。 主人公は傷つきぎりぎりの状態で勝利してこそ物語りは面白みが スティ:・・・はいはい。では。このへんで。 ティック:また次回〜 ではでは。 |
32169 | AfterStory−10 | 夢月なつか URL | 2005/12/29 22:36:27 |
記事番号32148へのコメント 10話じゃムリとかいいましたが、これで終りです。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「無意味・・そう、無意味ですよ。でも、こうでもしないと・・・ あの術使わないでしょう? 頼んで使ってくれるならそれにこしたことはないのですけどね」 「そりゃぁ、あんな危ないものほいほい使うわけないじゃないのよ」 「ね? だから・・・私が使わせるとあなたがわかっていても 使わざる終えない状況に持ち込むしかないのですよ。さぁ、覚悟はよろしいですか?」 「・・たく、あんたといいフィブリゾといい・・・」 それは彼女は聞いていた。 彼女は自らの意志で、その魔道師の身体に乗り移り、 自らの目的を遂行するために、 その世界に君臨した。 金色の魔王−ロード・オブ・ナイトメア− レミュール・・・いや、不完全な管理者は絶対的な母をまっすぐ見つめた。 リナの姿をしているが、身体全体が金色に輝くその姿そして吹き荒れる虚無 それを制御し、この世に現れた金色の魔王はうっすらと笑みを浮かべた。 『まさか、自分から回収されにくるとは・・ね。 私が思った以上、不完全でもなかったみたいだが・・・ さて、何か言いたそうね?』 「・・・リナちゃんの身体は返してくれますか?」 『この者の器は窮屈だから、そもそも乗っ取る気はない』 「そう、ですか・・・」 レミュールは一礼して、それから目を閉じる。 『我が元へ、還るがいい!』 彼女を包むのはどんなものよりも暗い闇。 それに身をゆだね、そして同時に・・・・ 「ちょっとリナ、あんたいつまで寝てるのよ!」 「んあ? あ〜・・・うっさいわね朝っぱらから」 ナーガに起こされリナは鬱陶しそうに呟いてからむくりと起きる。 それにしても、ナーガに起こされるとは・・・ リナはぐぐぅとのびをして、ナーガはカーテンをあけた。 朝の日差しが部屋に入り込む。 隣りの部屋からは・・・・ガウリィのいびきが聞こえてきた。 まだ寝ているらしい。 「あんたの連れもまだ寝てるみたいねぇ」 「あいつはいつも寝てるも同然だからね・・さて、ガウリィのやつも起こして 朝ごはんにしましょ。ていうか、なんかダルッ」 「やぁね〜・・・もうそんな年なのかしら?」 ムカ 「うっさいわね! つかあんたに言われたくないわよ! 大体、最近復活速度はやすぎるのよ!! たく、いいかげん世界の法則にのっとりなさい」 「それじゃぁ私が世界の法則を無視してるみたいな言い方じゃないのよ!」 「そういってるのよ!」 朝っぱらから、近所迷惑かえりみずぎゃぁぎゃぁわぁわぁ騒ぎ立てるこの二人。 いつのまにか隣りの部屋のガウリィのいびきがやんでいて、 その寝ていたガウリィが戸口にたっていたことにも気づかない。 「・・おーい、周りに迷惑だぞお前等」 「「おだまりっ!!」」 「うをっ!? ・・・なんだよ、2人同時に言わなくても・・・」 ぶつぶつよいじけるガウリィ 彼は間違ったことは言っていないのだが・・・ この2人にかかってはその存在は無いに等しくなっている。 ・・・・それは言いすぎか。 と、そこへ・・・ 「ええぇいっ!! 朝っぱらからうっさいわよあんたら!!」 ガウリィを押しのけて、宿屋の女将さんが入ってきた。 その迫力にリナとナーガはそっこうで謝った。 「まったく、他のお客さんにも迷惑かけんじゃないよ! ほら、支度すんだんなら降りといで! 朝食できてるから!」 「「はーい」」 しかし、なんだかんだ言っても最後までお客をもてなす女将さんであった。 「あーそうそう、あたしなんかすっごいリアリティの・・あるようでないような夢みたのよ」 「へぇ、どんな?」 街道を歩いているさいちゅう、リナが思い出したように言った。 「えっとね、銀髪美人のねーちゃんが出てきた夢 あ〜・・なんか大半忘れちゃったけど、ナーガもいたわねぇもちろんガウリィも」 すると、ガウリィは自分をゆびさし 「あ。俺も似たようなのみたぞ。なんかリナの突っ込みが激しくなっててそれを銀髪ねーちゃんが笑いながら見てた」 「あら偶然ね。私も同じような夢見たわよ?」 続いてナーガまでも手をあげた。 「へぇ・・・面白いわねぇ。なんか特殊な魔力干渉でも起きたのかしら?」 「さぁ? ま、どっちにしてもリナは相変わらずだったけどね、ほーっほっほっほ!!」 「やかましぃっ!!」 「む〜・・平和だなぁ」 ガウリィはうんうん頷きながら、魔術の打ち合いをしている娘2人を見ていた。 で、 ずぼむっ 「ぐおぉっ」 巻き込まれた。 リナの耳には、見慣れないイヤリングがついていたことに、 この時まだ気づくものはいなかった。 「・・・・・・ま、結果オーライってとこでしょうかね」 ある三人をみながら、彼は言った。 「どうでもいいが、俺等ってけっきょくなんだったんだ?」 「だめですよそれいったら」 「ふ、魔族も楽じゃねーなぁ・・・」 「それ言ったらおしまいです・・・」 2人の魔族は互いに深いため息をついた。 そして、ことの事情を報告しに上司たちの下へと帰って行った。 「さて、今度こそ完全版vね」 ふふふふ・・・と怪しく笑い、 彼女は自信作を前ににんまりと微笑む。 「あぁ、そういえば・・・部下Sの部下たちの記憶操作するの忘れてたわね まぁいいか。そまさか好き好んで言いふらしたりはしないだろうし」 彼等は、何故リナたちがレミュールのことを夢と思っているのか その事情を知っているはずだ。 それを、本人達(リナたち)に言うことはまずない。 それをするということは、彼女に背く行為にもなるわけで、存在自体が危うくなる。 「さぁて・・・それじゃ計画実行〜☆」 楽しそうにいって、彼女は言い放つ。 目覚めなさい。世界の管理者「レミュール」 後書き なし。 3人:おい ・・・・・・・ スティ:逃げた ティック:・・・逃げましたね・・・・ L様:んふふふふ・・・最後になって逃走とはいい度胸じゃないの 2人:(あ、なにかやるつもりだ) で、その直後。どっか遠くから爆発音と悲鳴が聞こえてきた。 L様:さて。ではこんな終わり方で申し訳ないのですが、よいお年を! スティ:結局、名前はレミュールのままなんですね L様:だって考えるのめんどいし ティック:・・・あの、このままいくと終わり方が不自然に・・・ スティ:・・・それもそうね L様:すでに「良いお年を!」とか言ったわけだし。雑談もここまでしますか スティ:そうですね・・・では、 ティック:改めて・・・ 3人:来年お会いしましょう!! |
32176 | Re:AfterStory−10 | 神高 紅 | 2005/12/31 23:02:30 |
記事番号32169へのコメント 紅:どもこんばんはなつかさん。紅です。 コ:どうもこんばんはコウだ。 ク:クロスです・・ 紅:ではでは今年最後の感想行ってみましょう。 >「無意味・・そう、無意味ですよ。でも、こうでもしないと・・・ > あの術使わないでしょう? 頼んで使ってくれるならそれにこしたことはないのですけどね」 > >「そりゃぁ、あんな危ないものほいほい使うわけないじゃないのよ」 > >「ね? だから・・・私が使わせるとあなたがわかっていても > 使わざる終えない状況に持ち込むしかないのですよ。さぁ、覚悟はよろしいですか?」 > >「・・たく、あんたといいフィブリゾといい・・・」 ク:確かに無駄です無意味です・・ついでにリナさん無力です・・でもそれにこそ・・意味があるんですよ・・? コ:真面目なんだかなんなんだかな・・・ > レミュールは一礼して、それから目を閉じる。 > > >『我が元へ、還るがいい!』 > > > 彼女を包むのはどんなものよりも暗い闇。 > > それに身をゆだね、そして同時に・・・・ 紅:彼女は何を思うのでしょうか。 コ:さあ・・・な。想像もつかねえが、勝ち逃げされちまったな。 ク:闇は・・・孤独は・・・嫌です・・嫌いです・・ コ:なんだ急に? 紅:あー・・・ちょっとトラウマがあるんですよねえ・・・裏設定ですが・・・ >「うっさいわね! つかあんたに言われたくないわよ! > 大体、最近復活速度はやすぎるのよ!! たく、いいかげん世界の法則にのっとりなさい」 > >「それじゃぁ私が世界の法則を無視してるみたいな言い方じゃないのよ!」 > >「そういってるのよ!」 > > 朝っぱらから、近所迷惑かえりみずぎゃぁぎゃぁわぁわぁ騒ぎ立てるこの二人。 紅:最初の頃はまだまとも?だったような気がしないでもないかなあ(だんだん小声) コ:まあナーガだし。の一言で全て片づいちまうしなあ・・・ >「うをっ!? ・・・なんだよ、2人同時に言わなくても・・・」 > > ぶつぶつよいじけるガウリィ > > 彼は間違ったことは言っていないのだが・・・ > > この2人にかかってはその存在は無いに等しくなっている。 紅:この二人が濃すぎるだけだと思ふ。 コ:ガウリイもそんなに薄くねえから心配すんな。 ク:フォローになってるのかなあ・・ >「・・・・・・ま、結果オーライってとこでしょうかね」 > > ある三人をみながら、彼は言った。 > >「どうでもいいが、俺等ってけっきょくなんだったんだ?」 > >「だめですよそれいったら」 > >「ふ、魔族も楽じゃねーなぁ・・・」 > >「それ言ったらおしまいです・・・」 > > 2人の魔族は互いに深いため息をついた。 > > そして、ことの事情を報告しに上司たちの下へと帰って行った。 紅:よーするに・・・えー・・・にぎやかし? コ:あさっての方を向くんじゃねえよ。 ク:・・・・・・・ コ:お前も哀れみの視線を向けてやるな・・・ >「さぁて・・・それじゃ計画実行〜☆」 > > 楽しそうにいって、彼女は言い放つ。 > > > > > 目覚めなさい。世界の管理者「レミュール」 紅:かくして騒動の種は尽きることなく・・・ コ:物語の幕は此処にまた開く。 ク:ああ・・それは悲劇か・・はたまた喜劇か・・ >3人:来年お会いしましょう!! 紅:ではではー良いお年をー。もう残り一時間ぐらいだけどー。 コ:じゃあまただな。 ク:さよなら・・ |
32182 | Re:AfterStory−10 | 夢月なつか URL | 2006/1/2 21:10:21 |
記事番号32176へのコメント あけましておめでとうございます。 おかげさまで(?)無事完結できました。 さて、それで・・・ レミュール:新生・レミュール登場! わっ >紅:彼女は何を思うのでしょうか。 レミュール:あの時のことは記憶ありませんのでわからないですね。 でも嫌な気持ちではなかったと思いますよ、自分で望んだことですから。 ・・・いきなりはじめやがった・・・ >コ:さあ・・・な。想像もつかねえが、勝ち逃げされちまったな。 レミュール:・・・新生レミュールならいつでもあいてになりますよ? (あれ? 性格とか口調とか変わってない?) >ク:闇は・・・孤独は・・・嫌です・・嫌いです・・ >コ:なんだ急に? >紅:あー・・・ちょっとトラウマがあるんですよねえ・・・裏設定ですが・・・ レミュール:孤独が好きな人も闇が好きな人もいませんよね。 裏設定・・・か レミュール:? >紅:この二人が濃すぎるだけだと思ふ。 全面的に同意します。 >紅:ではではー良いお年をー。もう残り一時間ぐらいだけどー。 >コ:じゃあまただな。 >ク:さよなら・・ 珍道中楽しみにしてます〜♪ |