◆−だれのあしあと。−みい (2006/2/6 02:18:58) No.32236 ┣お初にお目に掛かります。−十叶夕海 (2006/2/11 00:28:15) No.32248 ┃┗お初です! どうもありがとうございます!−みい (2006/2/12 14:24:56) No.32254 ┗Re:だれのあしあと。−河田 優妃 (2006/2/11 22:56:56) No.32253 ┗初めましてー。ありがとうございますー。−みい (2006/2/12 15:09:58) No.32255
32236 | だれのあしあと。 | みい E-mail URL | 2006/2/6 02:18:58 |
どうもー。殆どの方は初めまして、古株さんにはお久しぶりです。 みいでっす。(って同じ挨拶を練習でも書きましたが) えー。久々投稿です。年単位で久々です。 しばらく来ない間に、やっぱり知らない方も多くなりましたね。 ていうかむしろ知ってる方が少ない……時代の流れですねえ(誰) ではでは、シリアス風味なゼロリナもどきをどうぞーv * * * * * * * * * * * * * * * * あしあと。あしあと。 点々と、転々と、続く、凹み。 雪が、凹む。 だれのあしあと。 しんと静寂(しじま)が響く中に、一つの溜息が浮かぶ。 白く留まって、それからすぅっと消えて。 それを何とはなしに眺めて、あたしはまた溜息を吐いた。 「――これはまた、見事に降ってくれたわね……」 昼間からちらつき出した雪は、風花の様だったのに。 歩く内にそれは段々と重く、大きく成長し。ようやく見つけた洞窟に逃げ込んだ時には、 確かに薄っすら積もる程だったけれど。 一人ごちて、それからもう一度溜息を吐いて。 鋭利に輝く月の光の下、それを一心に跳ね返す雪の中、あたしは一人歩き出した。 さくり、さくり。新雪に足跡を付ける。 こんな日はきっと夜盗もアジトで大人しくしてるだろう。近くで火を焚いて寝ていたのに、 起きてしまう程寒いのだ。寒くて眠れないなら、それはそれで時間を有効活用しなくては。 こんな時にはアレに限る。素敵な乙女のオツな趣味、運動がてらに路銀の調達、身体も財布もほっくほく。 ――さあ、盗賊をいびり倒しに行こう! ストレス発散もできて誰にも迷惑かけないってんだから、ホント良い事尽くめよね。どうして皆やらないのかしら。 ……そんな事をつらつら考えていると、ふと視界の隅に違和感を感じた。 「……」 警戒しながら、辺りを見回す。――気配は、何もなし。音も、何も聞えない。 「あ。――ああ、何だ。」 違和感の原因はすぐに見つかった。獣道に、足跡があるのだ。 左右一組の、靴の跡。大きさからいって、多分男だろう。 「らっきー」 あたしは一人呟いて、その足跡についていった。 どうして疑問を感じなかったんだろう。 確かに不自然だったのに。 雪が積もって、さして時間は経っていない。 くっきり残る足跡は、たった一人分だけだったのに。 夜盗なら一人で行動なんてしないだろう。 ――どうしてこの足跡が、夜盗の物だって確信したんだろう……。 「……え?」 それらの事に気付いたのは、足跡がぷつりと途切れてからだった。 木々の間、開けた場所の真ん中で、その足跡は綺麗に途切れている。 ――途端、ざわりと鳥肌が立った。 不自然な気配が、木の上に一つ。 この気配、どうも夜盗や何かとは違う。その辺の鳥でも、獣でも、人間でもない。 そう、生を望むありとあらゆるものとは違う……。 「魔族、……っ」 呟いて、慌てて呪文を唱え始める。 どうしよう、どうしよう。 魔族との戦闘は久々だ。――慌てては、いけない。 「獣王牙操弾(ゼラス・ブリッド)!」 光の帯は気配の方へひゅんっと伸び……そして、ふゆっと消えた。 「なっ!?」 以前まで、魔血玉(デモン・ブラッド)が無いと発動しなかった術である。 その欠片を口にしたあたしは、魔力許容量(キャパシティ)も増えたのだが……。 これを簡単に消すとは、かなりの実力を持った魔族だ。 そして視線の先――木の枝に、夜よりもなお暗い、闇がわだかまった。 「これはまた……わざわざ獣王様の呪文だなんて、もしかして正体バレちゃってたんですか?」 「ゼロス!?」 ほ、と息を吐く。何だ、ゼロスなら…… ――ゼロスなら、何だと言うのだろう。 その辺の魔族なんかよりもよっぽど強く――そして、油断ならない。 「何の用?」 「おやおや。そんなに警戒しないで下さいよ。」 久々の再会でしょう。そう言いながら音もなく木から降り、そしてこちらに一歩一歩近づいて来る。 それは、相変わらずののっぺりと貼り付けられた笑顔。 「警戒もするわよ。わざわざこんな風に誘導されればね。」 一歩、ほんの少しだけ下がる。 「ちょっとしたお茶目だったんですけどねえ……」 「あんたねぇ……」 軽口を叩きつつも、また一歩。まあ、あっちの歩幅の方が広いからどんどん距離は近づいてるんだけど。 「それにしてもリナさん……しばらく会わない内に、随分と警戒心が強くなりましたねえ。」 「そりゃあ、ね……」 以前とは、違うのだから。 ――ガウリイと出会う前、あたしはあまりに無知だった。 あんなものの力を借りた術をキレただけで使ったりしたのだ。そもそも、魔族と対峙するって事がなかったけれど。 ――ガウリイと旅をしてから、あたしはあまりに知識と力を得すぎた。 あの術も然り、そして……彼らが望んでいたはいえ、魔王の欠片を二体も滅ぼした。 それが原因で魔族に目ェ付けられたりもした。 そんな中でも余裕を失わないでいられたのは、頼りになる相棒、仲間がいたからだ。 ――しかし、今は一人。 ガウリイはゼフィールで騎士団に就職したから、気ままな旅に同行する物好きなんてもういない。 かつて一緒に旅した仲間とも、あれ以来会ってはいない。 ……これで一体どうやって魔族と出会って余裕をかませと言うのだ、こいつは。 「まあ、僕としては美味しい感情を頂けて嬉しい事この上ないんですが。」 「勝手に食事するなあッ!!」 思わずスリッパが飛ぶ。……最近出番なかったから捨てようかと思ってたけど、取っておいて良かったわ。 「痛いですよリナさぁん……」 「じゃかあしい! 魔族の癖に何言ってんの!」 ――はっ! さっきまでシリアスなモノローグ語ってたっつーのに、雰囲気ぶち壊し!? ぎっ、と睨んでやってるにも関わらず、元凶はくすくす笑ってるし。 「あんた、本当に何しに来たのよ!?」 「……リナさん言ったら怒るでしょう?」 「あんたそれすら楽しむでしょう……。さっさと言いなさい!」 「お食事です(はぁと)」 …………。 「闇よりもなお昏きもの 夜よりもなお深きもの 混沌の海にたゆたいし――」 「っわーーーーーーー!! すとーっぷ、すとっぷリナさん! 無心でそれは酷いですって!!」 「ごめんなさいは?」 「いやあ、それは……」 「闇よりも――」 「あああっ止めて下さい僕滅びちゃいますよぉっ! 謝りますってば!」 小さくごめんなさい、と呟く姿は何だか可愛らしい。後姿はゴキブリ似だけど。 でも、きっと人間に謝るって凄いダメージ受けるんでしょうね……。 「……で。本当に食事だけ?」 問うあたしに、ゼロスはさっきまでの情けない表情をどこかに追いやって、どこかいやらしく微笑んだ。 「他に何かご期待ですか? 例えば――」 一瞬で目の前に現れたゼロスは、つ、とあたしの胸元に指を突き付ける。 「ここを、貫くとか」 どごしゃぁああっ! 「あんったはそんなセクハラする為に来たって言うの!?」 あたしが放ったすくりゅうぱんちを顔面に受け、ゼロスは綺麗に木へと激突する。 魔族なのに芸が細かい……ていうか磨きがかかってない? 「酷いですよぉ……そんな気は全くなかったのに。」 「それはそれで何かムカつく。」 「うぅぅぅ……」 さらっと言ったあたしに、ゼロスはのの字を書き始める。……ああ、鬱陶しい。 「で。だからさっさと用件言いなさいよ。」 腕を組んで見下ろすあたしを見上げ、一瞬ゼロスの表情がなくなった。 「……?」 瞬きした次の瞬間には、もういつもの笑顔だったけれど。 「ねえ、リナさん」 立ち上がって、雪を払って。こちらに歩み寄るゼロスの足元から、さくさくと音が響く。 「何よ。」 「ちょっとね、相談があるんですよ。」 いつもの笑顔のままで、表情からは何も伺えない。 「相談? あんたが、人間に?」 「リナさんだからこそですよ。」 「ふぅん。それで?」 口に出した後から、早まったかもしれない、そう思った。 これで何かに巻き込まれたら、どうしよう? 「最近、僕にちょっと変わった感情が芽生えまして」 いつもの笑み。それが、段々と近づいて来る。 「感情、ねえ……」 って、ちょっと近すぎない? そう思った瞬間に、あたしの身体はゼロスの腕の中にすっぽり納まっていた。 「なっ、なぁっ!?」 「いつも、傍にいたい。姿を見たい、声を聞きたい、こちらを向いてほしい、……こうして、触れたい。」 ゆるかった抱擁が、言葉と共に徐々にしまってくる。 「触りたい、抱締めたい、独占したい。 いっそ、――」 ゼロスの顔は見えない。 「いっそ、……?」 あたしの肩口に埋まっていて、声が直に耳に響く。 「殺して、しまいたい。」 ――ぞく。 するりと寒気が下から這い上がってくる。 「でも、多分僕はそうしてしまったら後悔する。 ……どうしてでしょう、リナさん。どうしようもなく貴女が欲しい。」 「…………」 「仕事の合間に、ふと気が付くと貴女の事を考えている。 気配を消して貴女を見てみたり、貴女が今どの術を使ったのか見てみたり。 まるで、貴女の足跡を追いかける様に……」 「…………………」 あたしは、何も言えない。 ゼロスの感情がどういうものなのか、多分あたしは知っているけれど。 ――何も、言えない。 「リナさんは、この感情が何だか……知っていますよね?」 嫌な時にばかり、こうやって鋭い声を出す。 どうしろって言うのよ……。 「リナさん、教えて下さい……。この感情の、名前は……?」 「その感情の、名前は……」 どうしよう。どうしよう、どうしようっ。 「恋、よ」 さあ、と冷たく空気が揺れた。それに合わせて木々も揺らめき、あちこちで雪の落ちる軽い音がする。 「恋、ですか?」 「……きっと、ね。」 「では、僕は……魔族でありながら、人間を……?」 「そういう事に、なるわね……」 どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 「僕は、リナさんが好きなんですね」 「そうらしいわね。」 「リナさんに恋をしているんですね?」 「そうらしいわね」 今、あたしの声はぎこちなくなかっただろうか? 「リナさん、……僕の想いを、受け止めて下さいますか……?」 痛い。声が、痛い……。 どうしよう、どうしよう、どうしよう…… 「どうして……」 「はい?」 「どうして、魔族にこんな風にされてるのに、嫌じゃないんだろう……。」 認めたく、なかったのに。 「どうして、どうして……っ」 自分の中にあった想いを、見つけた瞬間に捩じ伏せていた筈なのに。 「どうしてあんたが、そんな事いうのっ……!」 必死に、見ない振りを、していたのに……! 「どうして、あんたが……っ、あんたから、そんな事言うのよ!」 もう、見ない振りなんかできない。 ――知らないって、どうしてこんなに残酷なの? 「ずっとずっと、好きだったの、知らない癖に! 大好きだったのに! あたしは、あたしはっ……!」 ぎゅ、と強く抱締められて。痛い程抱締められて、あたしは言葉を失う。 「リナさん……『好きだった』って……過去形、なんですか?」 「…………っ」 「もう、今は、好きじゃないんですか……?」 「好きじゃ、なかったら……」 好きじゃ、なかったら。 「好きじゃなかったらこんな思い、してないわよ!」 大好きだよっ、大好きだけど……! つう、と温かい水が零れる。 頬を伝う間に、すぐに痛い程冷たくなってしまうけれど。 「――種族が、違うでしょ? あたし達は、生きるを望む。あんた達は、滅びを望む。」 こんな決定的な、絶望的な違いを抱えながら、 「幸せに、なれる訳ない。」 「絶対に、ですか?」 「……絶対に。」 そう、絶対に。 「だから忘れなきゃ。早く、早く忘れなきゃ。幸せにはなれないんだもの。あたしは幸せでいたいんだから。」 幸せでいたい、幸せでいたい、『幸せ』が痛い……。 「リナさん……。 必ず、幸せにしてみます。」 「……え?」 「必ず、幸せにします。 僕は嘘を吐きません。お約束します。 リナさん、貴女を必ず幸せにしてみます。」 「何、言って……。」 「貴女の短い生涯の中で、更に短い僕といる時間だけは。 その間だけは、必ず貴女が幸せであるようにしますから。」 ゼロス? ねえ、ゼロス……。 「だから、どうか」 何を、言うの……? 「貴女を、僕に下さい。」 生きる事を旅に例えるなら、一歩一歩の足跡が思い出。 遠くの足跡は見えなくなるけど、その分近くの足跡は鮮明に。 ……ねえ、ゼロス。 何でかな。あんたとの思い出は、どんなに昔のだったとしても……色あせないんだよ。 * * * * * * * * * * * * * * * * ごめんなさい。 意味不明でごめんなさい。ひたすら長くてごめんなさい。 あああやっぱり無茶はするんじゃなかった……。 石を投げるならなるべく小さいのが良いな、なんて……。 えっと、そこの貴方! 最後まで読んで下さってありがとうございます! もしもこの時間が、浪費ではなかったとお考え頂けるなら幸いです! ではでは、みいでしたーっ! |
32248 | お初にお目に掛かります。 | 十叶夕海 | 2006/2/11 00:28:15 |
記事番号32236へのコメント > >どうもー。殆どの方は初めまして、古株さんにはお久しぶりです。 >みいでっす。(って同じ挨拶を練習でも書きましたが) 初めまして。 少なくとも、レスするのは初めてです。 十叶 夕海・・・・とがの ゆあといいます、四月から、短大生の二十×歳です。 > >えー。久々投稿です。年単位で久々です。 >しばらく来ない間に、やっぱり知らない方も多くなりましたね。 >ていうかむしろ知ってる方が少ない……時代の流れですねえ(誰) > >ではでは、シリアス風味なゼロリナもどきをどうぞーv > ゼロリナやゼロアメ・・・・・ようは、魔族×人間大好き人間なのです。 では、レスいきまっす!! > > > さくり、さくり。新雪に足跡を付ける。 > こんな日はきっと夜盗もアジトで大人しくしてるだろう。近くで火を焚いて寝ていたのに、 >起きてしまう程寒いのだ。寒くて眠れないなら、それはそれで時間を有効活用しなくては。 > こんな時にはアレに限る。素敵な乙女のオツな趣味、運動がてらに路銀の調達、身体も財布もほっくほく。 > ――さあ、盗賊をいびり倒しに行こう! > ストレス発散もできて誰にも迷惑かけないってんだから、ホント良い事尽くめよね。どうして皆やらないのかしら。 リナですねぇ。 何年経とうと、これがあってこそのリナです(断言) >「何の用?」 >「おやおや。そんなに警戒しないで下さいよ。」 > 久々の再会でしょう。そう言いながら音もなく木から降り、そしてこちらに一歩一歩近づいて来る。 > それは、相変わらずののっぺりと貼り付けられた笑顔。 >「警戒もするわよ。わざわざこんな風に誘導されればね。」 > 一歩、ほんの少しだけ下がる。 >「ちょっとしたお茶目だったんですけどねえ……」 >「あんたねぇ……」 > 軽口を叩きつつも、また一歩。まあ、あっちの歩幅の方が広いからどんどん距離は近づいてるんだけど。 >「それにしてもリナさん……しばらく会わない内に、随分と警戒心が強くなりましたねえ。」 >「そりゃあ、ね……」 原作・・そのままとは違うけど。 長編後の何ヶ月か後っぽいから、その分の時間が流れた感じです。 ちゃんとキャラがらしいのに、成長?しててすごいです。 >以前とは、違うのだから。 > ――ガウリイと出会う前、あたしはあまりに無知だった。 > あんなものの力を借りた術をキレただけで使ったりしたのだ。そもそも、魔族と対峙するって事がなかったけれど。 > ――ガウリイと旅をしてから、あたしはあまりに知識と力を得すぎた。 > あの術も然り、そして……彼らが望んでいたはいえ、魔王の欠片を二体も滅ぼした。 >それが原因で魔族に目ェ付けられたりもした。 > そんな中でも余裕を失わないでいられたのは、頼りになる相棒、仲間がいたからだ。 > ――しかし、今は一人。 > ガウリイはゼフィールで騎士団に就職したから、気ままな旅に同行する物好きなんてもういない。 > かつて一緒に旅した仲間とも、あれ以来会ってはいない。 > ……これで一体どうやって魔族と出会って余裕をかませと言うのだ、こいつは。 たしかに、連携・バランス共に、いいパ−ティでした。 でもね、知識こそが、運命に反逆できるものなんですよ、リナさん。 ・・・・それでも、冷静に、この状況を見れるのは、さすが、リナ・インバ―ス。 >「まあ、僕としては美味しい感情を頂けて嬉しい事この上ないんですが。」 >「勝手に食事するなあッ!!」 > 思わずスリッパが飛ぶ。……最近出番なかったから捨てようかと思ってたけど、取っておいて良かったわ。 >「痛いですよリナさぁん……」 >「じゃかあしい! 魔族の癖に何言ってんの!」 > ――はっ! さっきまでシリアスなモノローグ語ってたっつーのに、雰囲気ぶち壊し!? > ぎっ、と睨んでやってるにも関わらず、元凶はくすくす笑ってるし。 >「あんた、本当に何しに来たのよ!?」 >「……リナさん言ったら怒るでしょう?」 >「あんたそれすら楽しむでしょう……。さっさと言いなさい!」 >「お食事です(はぁと)」 ・・・・・・・(笑いを堪えている) だあははははっはっははははは、らしいって言うか、天然的に漫才って言うか・・・・・ともかく、笑かして頂きました。 > …………。 >「闇よりもなお昏きもの > 夜よりもなお深きもの > 混沌の海にたゆたいし――」 >「っわーーーーーーー!! すとーっぷ、すとっぷリナさん! > 無心でそれは酷いですって!!」 >「ごめんなさいは?」 >「いやあ、それは……」 >「闇よりも――」 >「あああっ止めて下さい僕滅びちゃいますよぉっ! > 謝りますってば!」 > 小さくごめんなさい、と呟く姿は何だか可愛らしい。後姿はゴキブリ似だけど。 > でも、きっと人間に謝るって凄いダメージ受けるんでしょうね……。 ああ、なんか納得。 前向きな感情っぽいし。 >「……で。本当に食事だけ?」 > 問うあたしに、ゼロスはさっきまでの情けない表情をどこかに追いやって、どこかいやらしく微笑んだ。 >「他に何かご期待ですか? 例えば――」 > 一瞬で目の前に現れたゼロスは、つ、とあたしの胸元に指を突き付ける。 >「ここを、貫くとか」 > どごしゃぁああっ! >「あんったはそんなセクハラする為に来たって言うの!?」 > あたしが放ったすくりゅうぱんちを顔面に受け、ゼロスは綺麗に木へと激突する。 > 魔族なのに芸が細かい……ていうか磨きがかかってない? 本人たちは、意識していないんでしょうけど、完璧ドツキ漫才ですって、二人のやりとり。 >「酷いですよぉ……そんな気は全くなかったのに。」 >「それはそれで何かムカつく。」 >「うぅぅぅ……」 > さらっと言ったあたしに、ゼロスはのの字を書き始める。……ああ、鬱陶しい。 >「で。だからさっさと用件言いなさいよ。」 > 腕を組んで見下ろすあたしを見上げ、一瞬ゼロスの表情がなくなった。 >「……?」 > 瞬きした次の瞬間には、もういつもの笑顔だったけれど。 >「ねえ、リナさん」 > 立ち上がって、雪を払って。こちらに歩み寄るゼロスの足元から、さくさくと音が響く。 >「何よ。」 >「ちょっとね、相談があるんですよ。」 > いつもの笑顔のままで、表情からは何も伺えない。 >「相談? あんたが、人間に?」 >「リナさんだからこそですよ。」 >「ふぅん。それで?」 > 口に出した後から、早まったかもしれない、そう思った。 > これで何かに巻き込まれたら、どうしよう? ゼロスくん、信用まったくなし? >「最近、僕にちょっと変わった感情が芽生えまして」 > いつもの笑み。それが、段々と近づいて来る。 >「感情、ねえ……」 > って、ちょっと近すぎない? そう思った瞬間に、あたしの身体はゼロスの腕の中にすっぽり納まっていた。 >「なっ、なぁっ!?」 >「いつも、傍にいたい。姿を見たい、声を聞きたい、こちらを向いてほしい、……こうして、触れたい。」 > ゆるかった抱擁が、言葉と共に徐々にしまってくる。 >「触りたい、抱締めたい、独占したい。 > いっそ、――」 > ゼロスの顔は見えない。 >「いっそ、……?」 > あたしの肩口に埋まっていて、声が直に耳に響く。 >「殺して、しまいたい。」 > ――ぞく。 > するりと寒気が下から這い上がってくる。 >「でも、多分僕はそうしてしまったら後悔する。 > ……どうしてでしょう、リナさん。どうしようもなく貴女が欲しい。」 >「…………」 >「仕事の合間に、ふと気が付くと貴女の事を考えている。 > 気配を消して貴女を見てみたり、貴女が今どの術を使ったのか見てみたり。 > まるで、貴女の足跡を追いかける様に……」 >「…………………」 > あたしは、何も言えない。 > ゼロスの感情がどういうものなのか、多分あたしは知っているけれど。 > ――何も、言えない。 >「リナさんは、この感情が何だか……知っていますよね?」 > 嫌な時にばかり、こうやって鋭い声を出す。 > どうしろって言うのよ……。 >「リナさん、教えて下さい……。この感情の、名前は……?」 >「その感情の、名前は……」 > どうしよう。どうしよう、どうしようっ。 > > >「恋、よ」 > > > さあ、と冷たく空気が揺れた。それに合わせて木々も揺らめき、あちこちで雪の落ちる軽い音がする。 >「恋、ですか?」 ああ、確かに。 ゼロスくんのさっきしていた事も、抱いた感情のプロセスも、濃いって言うか、濃いと気付く前の行動というか事だねぇ。 >「……きっと、ね。」 >「では、僕は……魔族でありながら、人間を……?」 >「そういう事に、なるわね……」 > どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 >「僕は、リナさんが好きなんですね」 >「そうらしいわね。」 >「リナさんに恋をしているんですね?」 >「そうらしいわね」 > 今、あたしの声はぎこちなくなかっただろうか? >「リナさん、……僕の想いを、受け止めて下さいますか……?」 > 痛い。声が、痛い……。 > どうしよう、どうしよう、どうしよう…… ゼロスくんの真摯な思いとリナ嬢の戸惑いがすごく伝わってきます。 短いのに、すごく伝わります。 >「どうして……」 >「はい?」 >「どうして、魔族にこんな風にされてるのに、嫌じゃないんだろう……。」 > 認めたく、なかったのに。 >「どうして、どうして……っ」 > 自分の中にあった想いを、見つけた瞬間に捩じ伏せていた筈なのに。 >「どうしてあんたが、そんな事いうのっ……!」 > 必死に、見ない振りを、していたのに……! >「どうして、あんたが……っ、あんたから、そんな事言うのよ!」 > もう、見ない振りなんかできない。 > ――知らないって、どうしてこんなに残酷なの? >「ずっとずっと、好きだったの、知らない癖に! > 大好きだったのに! あたしは、あたしはっ……!」 > ぎゅ、と強く抱締められて。痛い程抱締められて、あたしは言葉を失う。 >「リナさん……『好きだった』って……過去形、なんですか?」 >「…………っ」 >「もう、今は、好きじゃないんですか……?」 >「好きじゃ、なかったら……」 > 好きじゃ、なかったら。 >「好きじゃなかったらこんな思い、してないわよ!」 > 大好きだよっ、大好きだけど……! > つう、と温かい水が零れる。 > 頬を伝う間に、すぐに痛い程冷たくなってしまうけれど。 >「――種族が、違うでしょ? > あたし達は、生きるを望む。あんた達は、滅びを望む。」 > こんな決定的な、絶望的な違いを抱えながら、 >「幸せに、なれる訳ない。」 >「絶対に、ですか?」 >「……絶対に。」 > そう、絶対に。 >「だから忘れなきゃ。早く、早く忘れなきゃ。幸せにはなれないんだもの。あたしは幸せでいたいんだから。」 > 幸せでいたい、幸せでいたい、『幸せ』が痛い……。 人間だからこそって感じですね。 ・・・・・なんか本当の意味でのゼロリナモノが見れた気がする。 >「リナさん……。 > 必ず、幸せにしてみます。」 >「……え?」 >「必ず、幸せにします。 > 僕は嘘を吐きません。お約束します。 > リナさん、貴女を必ず幸せにしてみます。」 >「何、言って……。」 >「貴女の短い生涯の中で、更に短い僕といる時間だけは。 > その間だけは、必ず貴女が幸せであるようにしますから。」 > ゼロス? ねえ、ゼロス……。 >「だから、どうか」 > 何を、言うの……? > >「貴女を、僕に下さい。」 > 初見の人間が、古参の人間の作品に対して言うことではないけれど。 二人には、幸せであってほしいですね。 > >ごめんなさい。 >意味不明でごめんなさい。ひたすら長くてごめんなさい。 >あああやっぱり無茶はするんじゃなかった……。 >石を投げるならなるべく小さいのが良いな、なんて……。 > >えっと、そこの貴方! 最後まで読んで下さってありがとうございます! >もしもこの時間が、浪費ではなかったとお考え頂けるなら幸いです! >ではでは、みいでしたーっ! はい、料理で言うならば、美味しく完食させて頂きました。 なんか、ちゃんとしたゼロリナモノを書きたい!!そんな意欲で今、一杯です。 ああと、自己紹介的なものですが、今スレイヤ―ズ系の創作は停止しているのですが、下に『光への憧憬』という吸血鬼モノ?を連載していますので、どうぞよろしく。 それでは、また。 |
32254 | お初です! どうもありがとうございます! | みい E-mail URL | 2006/2/12 14:24:56 |
記事番号32248へのコメント >初めまして。 >少なくとも、レスするのは初めてです。 >十叶 夕海・・・・とがの ゆあといいます、四月から、短大生の二十×歳です。 どうもですー。読んで頂けただけで嬉しいのに、わざわざレスまでして頂いて、ありがとうございました! あら、年上さんですね。僕は十代後半ですよー。 ところで……魔女さんですか?(爆 僕はシェパードでもガラスのケモノでもなく猫なんですが(笑 >>ではでは、シリアス風味なゼロリナもどきをどうぞーv >ゼロリナやゼロアメ・・・・・ようは、魔族×人間大好き人間なのです。 >では、レスいきまっす!! 良いですよねっv 魔族っていうかもうゼロスさんが大好きですvv ゼロアメ……新境地ですねえ。今度書いてみようかしら。 >> こんな時にはアレに限る。素敵な乙女のオツな趣味、運動がてらに路銀の調達、身体も財布もほっくほく。 >> ――さあ、盗賊をいびり倒しに行こう! >> ストレス発散もできて誰にも迷惑かけないってんだから、ホント良い事尽くめよね。どうして皆やらないのかしら。 > >リナですねぇ。 >何年経とうと、これがあってこそのリナです(断言) ええ。これがなければ。 私が書くスレイの小話では、リナは大抵盗賊いぢめか食事かしてます(笑) >> 軽口を叩きつつも、また一歩。まあ、あっちの歩幅の方が広いからどんどん距離は近づいてるんだけど。 >>「それにしてもリナさん……しばらく会わない内に、随分と警戒心が強くなりましたねえ。」 >>「そりゃあ、ね……」 > >原作・・そのままとは違うけど。 >長編後の何ヶ月か後っぽいから、その分の時間が流れた感じです。 >ちゃんとキャラがらしいのに、成長?しててすごいです。 ありがとうございますー!! 本編で色々あった分成長しているんだろうな、と思って書いたのですが…… 解って頂けて嬉しいですっ! >> かつて一緒に旅した仲間とも、あれ以来会ってはいない。 >> ……これで一体どうやって魔族と出会って余裕をかませと言うのだ、こいつは。 > >たしかに、連携・バランス共に、いいパ−ティでした。 はい。正義の4人組+α大好きです! 神坂さんには是非ゼルやん復活編を書いて欲しい……。 >でもね、知識こそが、運命に反逆できるものなんですよ、リナさん。 >・・・・それでも、冷静に、この状況を見れるのは、さすが、リナ・インバ―ス。 そうですね。先に見えるのが絶望の運命だとしても、リナならばぐいっと捩じ曲げて 希望ばっかりの運命に強引に変えてくれそうです。 「絶望なんて興味ない」そうですし。 >>「まあ、僕としては美味しい感情を頂けて嬉しい事この上ないんですが。」 >>「勝手に食事するなあッ!!」 >> 思わずスリッパが飛ぶ。……最近出番なかったから捨てようかと思ってたけど、取っておいて良かったわ。 >>「痛いですよリナさぁん……」 >>「じゃかあしい! 魔族の癖に何言ってんの!」 >> ――はっ! さっきまでシリアスなモノローグ語ってたっつーのに、雰囲気ぶち壊し!? >> ぎっ、と睨んでやってるにも関わらず、元凶はくすくす笑ってるし。 >>「あんた、本当に何しに来たのよ!?」 >>「……リナさん言ったら怒るでしょう?」 >>「あんたそれすら楽しむでしょう……。さっさと言いなさい!」 >>「お食事です(はぁと)」 > >・・・・・・・(笑いを堪えている) >だあははははっはっははははは、らしいって言うか、天然的に漫才って言うか・・・・・ともかく、笑かして頂きました。 素敵な笑い、ありがとうございます(笑 ええ、漫才です。この二人は基本的に夫婦漫才です。 今回はシリアス風味でしたが、いつもはこんな感じでいて欲しいです。 ていうかゼロリナ万歳!(何 >>「あああっ止めて下さい僕滅びちゃいますよぉっ! >> 謝りますってば!」 >> 小さくごめんなさい、と呟く姿は何だか可愛らしい。後姿はゴキブリ似だけど。 >> でも、きっと人間に謝るって凄いダメージ受けるんでしょうね……。 > >ああ、なんか納得。 >前向きな感情っぽいし。 それもありますし、「人間如き」に非を認めるのもダメージ受けそうですよね。 >> 一瞬で目の前に現れたゼロスは、つ、とあたしの胸元に指を突き付ける。 >>「ここを、貫くとか」 >> どごしゃぁああっ! >>「あんったはそんなセクハラする為に来たって言うの!?」 >> あたしが放ったすくりゅうぱんちを顔面に受け、ゼロスは綺麗に木へと激突する。 >> 魔族なのに芸が細かい……ていうか磨きがかかってない? > >本人たちは、意識していないんでしょうけど、完璧ドツキ漫才ですって、二人のやりとり。 はい。(即答) きっとすくりゅうぱんちがなければシリアス続いたのに……(苦笑 でも漫才って言ったらリナは全力で否定しそうですねぇ。 更にからかって遊べそうですが(笑 >>「相談? あんたが、人間に?」 >>「リナさんだからこそですよ。」 >>「ふぅん。それで?」 >> 口に出した後から、早まったかもしれない、そう思った。 >> これで何かに巻き込まれたら、どうしよう? > >ゼロスくん、信用まったくなし? 無しです。 どれだけ人間らしくどつき漫才してくれても、リアクションが大袈裟でも、パシリやらされてても、 魔族は魔族ですから。(褒めてるやら貶してるやら) >>「恋、よ」 >> >> >> さあ、と冷たく空気が揺れた。それに合わせて木々も揺らめき、あちこちで雪の落ちる軽い音がする。 >>「恋、ですか?」 > >ああ、確かに。 >ゼロスくんのさっきしていた事も、抱いた感情のプロセスも、濃いって言うか、濃いと気付く前の行動というか事だねぇ。 濃い……(笑 ですね。魔族故に「殺したい」もさっくり追加されてますが。 この辺の感情はゼロスさんにとって未知のものだと思うので、ちょっと幼い感じを目指してみました。 >>「……きっと、ね。」 >>「では、僕は……魔族でありながら、人間を……?」 >>「そういう事に、なるわね……」 >> どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 >>「僕は、リナさんが好きなんですね」 >>「そうらしいわね。」 >>「リナさんに恋をしているんですね?」 >>「そうらしいわね」 >> 今、あたしの声はぎこちなくなかっただろうか? >>「リナさん、……僕の想いを、受け止めて下さいますか……?」 >> 痛い。声が、痛い……。 >> どうしよう、どうしよう、どうしよう…… > >ゼロスくんの真摯な思いとリナ嬢の戸惑いがすごく伝わってきます。 >短いのに、すごく伝わります。 ありがとうございます。 地の文は少な目の方が混乱してる感じが出せるかなあ、とちょっと手探りでやってみたのですが……成功ですかねっ >>「好きじゃなかったらこんな思い、してないわよ!」 >> 大好きだよっ、大好きだけど……! >> つう、と温かい水が零れる。 >> 頬を伝う間に、すぐに痛い程冷たくなってしまうけれど。 >>「――種族が、違うでしょ? >> あたし達は、生きるを望む。あんた達は、滅びを望む。」 >> こんな決定的な、絶望的な違いを抱えながら、 >>「幸せに、なれる訳ない。」 >>「絶対に、ですか?」 >>「……絶対に。」 >> そう、絶対に。 >>「だから忘れなきゃ。早く、早く忘れなきゃ。幸せにはなれないんだもの。あたしは幸せでいたいんだから。」 >> 幸せでいたい、幸せでいたい、『幸せ』が痛い……。 > >人間だからこそって感じですね。 >・・・・・なんか本当の意味でのゼロリナモノが見れた気がする。 この二人の恋愛の場合、必ず根底にはこれがあると思うのです。 愛があればと言ったって、その愛情を真の意味で魔族が理解できるのか、人間には知る術がないんですから。 そして多分、ルークとミリーナの事も心のどこかで引っかかっているのでは、なんて思ったりもしてます。 >>「リナさん……。 >> 必ず、幸せにしてみます。」 >>「……え?」 >>「必ず、幸せにします。 >> 僕は嘘を吐きません。お約束します。 >> リナさん、貴女を必ず幸せにしてみます。」 >>「何、言って……。」 >>「貴女の短い生涯の中で、更に短い僕といる時間だけは。 >> その間だけは、必ず貴女が幸せであるようにしますから。」 >> ゼロス? ねえ、ゼロス……。 >>「だから、どうか」 >> 何を、言うの……? >> >>「貴女を、僕に下さい。」 >> > >初見の人間が、古参の人間の作品に対して言うことではないけれど。 >二人には、幸せであってほしいですね。 ……すすすすみません! 今、たった今気付きました! 「幸せにしてみます」って何だか変ですよね! 普通「見せます」ですよねっ!? あああ、すみませんごめんなさいっ。 古参何てとんでもないですよっ。こんな阿呆ですから! でも二人の幸せを願って頂いて、ありがとうございます! >はい、料理で言うならば、美味しく完食させて頂きました。 >なんか、ちゃんとしたゼロリナモノを書きたい!!そんな意欲で今、一杯です。 ありがとうございますv 美味しく完食だなんて、作り手冥利に尽きますよ! しかも書きたいだなんて! 是非是非、十叶さんのゼロリナを読んでみたいですっ。 >ああと、自己紹介的なものですが、今スレイヤ―ズ系の創作は停止しているのですが、下に『光への憧憬』という吸血鬼モノ?を連載していますので、どうぞよろしく。 >それでは、また。 オリジナルですか……是非是非読ませて頂きますv 吸血鬼良いですねv好きです(^^ ではでは、本当にレスありがとうございました。 みいでした。 |
32253 | Re:だれのあしあと。 | 河田 優妃 | 2006/2/11 22:56:56 |
記事番号32236へのコメント >どうもー。殆どの方は初めまして、古株さんにはお久しぶりです。 >みいでっす。(って同じ挨拶を練習でも書きましたが) こんばんわぁ&初めまして! >えー。久々投稿です。年単位で久々です。 >しばらく来ない間に、やっぱり知らない方も多くなりましたね。 >ていうかむしろ知ってる方が少ない……時代の流れですねえ(誰) > >ではでは、シリアス風味なゼロリナもどきをどうぞーv わぁい!あたし、もぉゼロリナ大好きなんですよぉ! ってゆーか、ゼロリナって聞いただけで頭ン中ブレイクしちゃったぁ! と、雑言はおいといて、いいですね。 いや、真面目に。 知らない感情に戸惑うゼロス。 それが恋と解ってなお、「魔族だから・・・」と 感情を殺すリナ。 すれ違う想いと気持ち。 でも、最後はハッピーエンド♪ この展開好きだぁ! こんなにも感動させていただける小説をありがとうございます! |
32255 | 初めましてー。ありがとうございますー。 | みい E-mail URL | 2006/2/12 15:09:58 |
記事番号32253へのコメント >こんばんわぁ&初めまして! こんにちはー、初めまして。みいです(^^) この度は読んで下さり、そしてレスまで付けて下さってありがとうございました! >>ではでは、シリアス風味なゼロリナもどきをどうぞーv > >わぁい!あたし、もぉゼロリナ大好きなんですよぉ! >ってゆーか、ゼロリナって聞いただけで頭ン中ブレイクしちゃったぁ! >と、雑言はおいといて、いいですね。 >いや、真面目に。 良いですよね、ゼロリナv私も大好きですよー(>△<) ええもうかつてネットできなくなった時代には、ゼロリナ欠乏症で大変でした(実話) ……ってくらいゼロリナ人間です(笑 >知らない感情に戸惑うゼロス。 >それが恋と解ってなお、「魔族だから・・・」と >感情を殺すリナ。 >すれ違う想いと気持ち。 >でも、最後はハッピーエンド♪ >この展開好きだぁ! ありがとうございます! この二人の根底には、きっとこういうすれ違いがあると思うのですよ! この後夫婦漫才繰り広げながらずっと幸せに生きて欲しいですv >こんなにも感動させていただける小説をありがとうございます! むしろ感動して頂いてありがとうございます! 感動ですか! むしろその言葉にこちらが感動しちゃいますよっ! 本当にありがとうございました! ではでは、みいでしたー。 |