◆−セイルーン姉妹珍道中 52−神高 紅 (2006/2/15 00:15:10) No.32275 ┣Re:セイルーン姉妹珍道中 52−夢月なつか (2006/2/18 11:31:05) No.32299 ┃┗Re:セイルーン姉妹珍道中 52−神高 紅 (2006/2/20 00:10:07) No.32316 ┣セイルーン姉妹珍道中 53−神高 紅 (2006/3/7 01:32:53) No.32342 ┃┗昔のゲームに再ハマリはあると思いますよ−夢月なつか (2006/3/8 22:26:58) No.32346 ┃ ┗Re:昔のゲームに再ハマリはあると思いますよ−神高 紅 (2006/3/12 00:10:58) No.32355 ┗セイルーン姉妹珍道中 54−神高 紅 (2006/3/25 17:17:23) No.32409 ┗Re:セイルーン姉妹珍道中 54−夢月なつか (2006/3/26 21:40:38) NEW No.32417 ┗Re:セイルーン姉妹珍道中 54−神高 紅 (2006/3/29 00:41:59) NEW No.32423
32275 | セイルーン姉妹珍道中 52 | 神高 紅 | 2006/2/15 00:15:10 |
紅:あけましておめでとうございます紅です・・・って正月なんてとっくにおわっとるやんけー!!! ア:やたらとハイテンションだねえあんた。 紅:おやアイリスさん。いつもの二人はどうした? ア:あんたにつっこむのがかったるいから代われって言われてねえ。 紅:それで代わる方も代わる方ですけど・・・えーいもう!52話目始めます。 ア:まあ暇なら見とくれよ。 <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< そのよく晴れた日は、何一ついつもと変わらぬ、そんな日だった。 「おう、兄ちゃん。俺たちにちいっとばかり小遣いをくれねえかな」 「有り金全部でいいからよ」 「きゃきゃきゃきゃ!断れるたあ思うなよ」 「・・・・・・・・・・・・・・」 『待ちなさい!!!』 今日も今日とて、山道で、一人の青年が野盗に襲われていたりして、ほらなにも変わらない。 普段と違うところがあるんなら言ってみてほしい。 そしてそんな野盗を退治しようと、朗々と名乗りをあげるは、セイルーンの超合金姉妹こと、アメリアとナーガ! ちなみにもちろんのこと、野盗たちを挟んだ木の上にいるのはお約束。 隠れながら登り終えるのを黙って待っているレミーがなんかいい人だ。 「なんだてめえは!!」 盗賊って、誰かに止められたらこー喋んなきゃなんないとかってマニュアルとかあるのか? 「一人の青年を複数人で襲う者!人それを悪と言『ぎャぎゃギゃギャ!!×○▽○ww×□!!???』 アメリアの口上を遮って、突然誰かが奇声を上げる。 無論のこと、お約束が分かっている(違)盗賊たちではなく。今しがたまでその場で青い顔をしてうずくまっていた青年である。 「な、なんだなんだ!?」 「なんだってんだよ!急に」 そんな野盗たちの疑問に答えるものは誰もいず。 青年はやおら背中を向けたかと思うと・・・・・・ 『きょおおおおぉぉぉおおおお!!!!』 『気持ち悪!?』 腰を反らせ、まるで映画エクソ○ストのようにブリッジしながら、奇怪な叫び声をあげながら後ろ向きに突っ込んできた。 第52話『怪奇騒乱!死霊術師パニック!』 「いや・・・その・・・すいませんでした」 青年は地面に正座してうなだれ、申し訳なさそうに謝る。 え?野盗?そんなもんナーガに全員まるごと(味方含む)吹っ飛ばされましたよ。 アメリアは復帰してるけど、レミーはまだ端っこの方でのびてたりする。 「まったく、いきなり奇声を上げて飛び掛ってくるなんて一体何を考えてるのよ」 もうたぶんナーガの頭の中に野盗のことは無いと思われる。 「いえそれは・・・話せば滅びの砂漠より長くて魔海より深い訳がありまして・・・」 ちょっと長い黒髪に中肉中背のRPGで主人公が最初にいる街に一人はいそうな平凡な青年は涙ながらに語りだした。 「僕の名前はザンです。実は僕はこう見えて死霊術師でして・・・自分で言うのもなんですが、死霊術師界では有名なウィニーさんをも超えていると自負しています」 「誰よそれは・・・」 ナーガは一度会ったことがあるんですけどやっぱし覚えてないようで。 「少しお見せしましょう・・・」 言うなり、懐から獣の頭蓋を取り出し、やおら呪文を唱え始める。 つーか普通にそんなもん持ち歩くなよ・・・ 「獣霊擬蘇・・・」 ナーガですら聞いたことのない呪と共に、淡い光が頭蓋から煌く。 次の瞬間、彼の前には小型の犬が鎮座していた。 それこそまさに生きていると錯覚させる生気すら帯びて。 もう一度、ザンが何かを呟くと、子犬は崩れるように砂と骨に戻った。 「まさか!?骨と呪文だけでここまでのことを!?」 「ええ、念が強く残っている遺品などがあれば人間ですら擬似的に蘇生させられます。当然長くは持ちませんが」 さらりと、ザンは言ってのける。 なるほど、自分で自分を誉めるだけのことはある。 これはまさしく死霊術師としては一流の上に超がつく。 「・・・ちなみに、その骨って・・・自慢のためだけに持ち歩いてるんですか?」 「・・・・・・・・」 ザンはアメリアの言葉に思いっきり顔を背け・・・頬に流れるは一筋の汗。 図星だな、おい・・・ 「そんなことどうでもいいから続き話しなさいよ」 ナーガにどうでもいいで切り捨てられ、微妙にへこんでいるザン。 「えっと・・・そしてこれを見てください」 言って、右手をナーガたちに向ける。 その人差し指には、澱んだ青色をしたモノが光っていた。 「これは・・・指輪ですね・・・」 「しかもかなりの念がこもっているわね」 「その・・・通りです。先ほど言った通り僕は強い念、言うなれば霊の怨念から魂の情報を汲み取り、僕が作り出した仮初の器に込めます」 「なるほど、遺品に残った残留思念を擬似的な魂にまで昇華させてるわけね」 「はい。その念が強ければ強いほど生前に近い形でゾンビとなります。そしてこの指輪には凄まじいまでの念が込められている・・・あまりにも強大な念は仮初の器ではなく僕自身に取り憑いたのです」 「えっと・・・よーするに・・・その指輪を使ってゾンビ作ろうとしたら、霊の力が強すぎて取り憑かれちゃったってこと?」 いつのまにか復活していたレミーが話に割り込んでくる。 ちゃんと聞いてたとかそんなことより、話を理解できてるってことがすごい。さすがは腐っても魔道師の娘だ。 「そんなにかいつまんで話されるともの凄く自業自得でこっぱずかしく聞こえるじゃないですか。確かに指輪を見た時ちょっとやばいかなーでも行っちゃえ僕!とは思いましたが」 いやまったくもってその通りだし。反省しろ、少しは。 「とにかくそんなこんなで、時々体が霊に乗っ取られるんですよ。除霊しようと何度も試みましたがその度に体を乗っ取って大暴れされて・・・ここで会ったのも何かの縁、ええっと・・・ナーガさんとアメリアさんでしたか?見た所かなり腕の立つ魔道師でしょう、なんとか除霊を手伝ってくれませんか?」 「えー、そんなしち面倒くさい・・・もといかったるそうなことやりたくないわよ」 言い直した意味無いような気がひしひしと。 その二つの単語にたいしたは違いないような気が全力でしますが。 「いやいやいやいやちょっと待ってくださいよ!お礼・・・そう!お礼に今の有り金、金貨34枚と銅貨3枚差し上げますから!!」 ザンは殆ど泣きながら、ナーガの足にしがみつく。 「ちょっ・・・離れなさいよ!わかったわよ!手伝ったげるわよ!でも上手くいくかどうかはわかんないわよ」 「それでもいいですー。今は藁にもすがる思いなんですー」 ザンはとうとう本格的に泣きながら、思いっきり頭を下げる。 ナーガは藁より信頼度が低いと思うのは私だけでしょうか? とそこで突然に、ぴたっと泣き声がやみ、 『・・・・・・・・くけけけきゃきゃ!』 嫌な笑い声と共に、その体に瘴気が満ちていく。 どーでもいいんだが展開早いな今回。 「って早速ね」 「へえ・・・存外に嫌な殺気を放つじゃない。まがい物にしてはなかなかね」 その時、ザンの背後にヒトガタが現れ、長い黒髪の女の形をとった。 その形相は悪鬼羅刹の如くゆがみ、ナーガたちを睨みつける。 『黙レ雑種どモが!!我が思イを愚弄スルか!!』 「喋った!?」 『何ダ貴様、我をタダの意思も持タぬ雑霊だとデも思ッたか』 霊はアメリアの方を向き、蔑みの表情をつくる。 一応しっかりとした思考は持ちえているらしい。 心底どーでもいいんだが、案外美少女系の顔つきだ。 「会話ができるんなら話は早いわね。ちょっとあんたなんでそいつにとり憑いてんのよ?」 特にそれを気にした様子もなく、ナーガは霊に問い掛ける。 『貴様モか!!我をこやツから引キ離そウとする!!』 「成り行き上だからしかたないでしょーが」 「その人に何か恨みでもあるんですか?」 「あ!わかった!仮初の体が気に入らなかったとかでしょ」 『そンな理由でトり憑くカ!!馬鹿にするナ!!』 悪霊に言われちゃおしまいである。それと別に意味もなく頬を膨らませてるし。 どうでもいいのだが割にこの霊、芸が細かい。 『我がこやツニとリ憑く理由。そレは・・・・・・『愛』故にダ』 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?』 長い沈黙に場が包まれ、その言葉の意味がまったく理解できぬまま、三人は同時に声をあげる。 そんな三人を無視してなおも、霊は生前に何があっただの、私はさる貴族の末裔だの、死に別れた彼がどうだの、きっと生まれ代わりに違いないだのと熱く語っている。 ときおり、頬を染めつつ、いやんなど口走りながらブンブカ首を振っているのは気のせいだと思いたい。つーか私は思う絶対に。 「ああ、なるほど冗談ですね」 合点がいったという表情で、アメリアはぽむっと両の手を打つ。 人!それを現実逃避という!! 『ふざケた事をヌかすナ下郎!!』 「ふざけてんのはそっちでしょーが!なによ愛って!そんな理由でとり憑く悪霊なんて聞いたことないわよ!」 『此処ニ居ルではないカ』 「それが非常識だって言ってんでしょ・・・」 レミーさん、それは果てしなく正論です。 『とにカく!我の恋路ヲ邪魔すル者はドラゴンに蹴らレて死ンでしまエ!』 何だその王様発言わ。 「ああもうめんどくさい!とっとと成仏、ってのとはちょっと違うわね・・・本物の幽霊じゃないし・・・まあとにかくなんにせよ!全部まとめてふっ飛ばしてあげるわ!」 「姉さん・・・それはちょっと短絡的な・・・」 「いいのよ!除霊してくれってのが元々の依頼だし上手くいくかどうかわかんないって最初に言ったわよ!」 「とてつもなく自分本位な解釈にある意味羨望の念を禁じえないわね」 レミーはむしろ羨望というより、呆れたといった表情でナーガを見つめる。 「いくわよ悪霊!消し飛ばされる覚悟は十分かしら?」 『はン!思イ上がルなよ雑種!!』 鳴り響くは雷鳴。互いの殺気がぶつかりあい、その余波が暴風と高熱の残骸を撒き散らす。 視覚イメージとしては崖の上で腕を組んで高笑いしてる悪霊とそれを見上げてるナーガって感じ。 ・・・・・・あれ?・・・この話ってこれでよかったっけ? そんな語り部の葛藤すら無視して、二人のテンションは最高潮にまで高まる。 『散レ雑種!!』 霊がその両の手を掲げるとほぼ同時、その周囲には数多の礫が木の実が小動物(!?)が現れた。 その数、ゆうに百すら越える。笑みすら浮かべ、霊はまるで指揮者のようにその両手をゆっくりと優雅に交差させた。 『喰らエ奥義!歩琉多亜害巣斗!』 なお数を増し、その必殺の弾丸は無慈悲にナーガの元に降り注ぐ。 「甘いのよ!風魔咆裂・・・」 そこでふと、ナーガは礫、木の実に混じって飛んでくる小動物、具体的に言うとリスと目があった。 全力で脅えきって、涙すら溜めたその小さい瞳についひるんで、 「あうぅ・・・ってわひゃあああ!!」 思いっきり避け損ねた。うわあ・・・ぼろべろだ。リスは無傷なのでまあいっか(よくない) 『はハははは!思イ知っタか愛の力を!』 いや、多分それは愛の力じゃないです。いや・・・でも・・・すぺしゃるのバカップルの例もあるしあるいは・・・ 『サて、次は貴様ラだ』 「ふ・・・いいわよ。くくく・・・ははは・・・あーっはっはっは!・・・幽霊なんて斬るの生まれて初めて。どんな感触なのかしら・・・」 いっちゃった笑みで言うレミーにさしもの霊も引き気味だ。つーかアメリアも引いてる。 いきなりひたり、と笑みは止まり。すう、とレミーは腰を落とし、剣を握り構える。いわゆる居合というやつである。 『歩、歩琉多亜・・・』 本能で危険を察知したか慌てて、霊は攻撃態勢に移る。 今度は先ほどと違い、現れたのは一抱えはあろうかという岩石。 「・・・居合、五月雨」 右足の踏み込み、とともにレミーの腕がぶれ、きらめきとともに剣が走る。 超高速で抜刀された剣は岩石に無数の線を刻んだ。 「は・・・あぁ!!」 そのまま気合とともにその岩石を蹴っ飛ばす。一般人がやったら足捻挫しそうだ。 岩石はばらばらになり霊とザン(実はいた)のもとに降り注ぐ。 『コしャくな真似を!』 苛立たしげにそう呟きながら、右腕の一振りで欠片となった岩石を払いのける。 同時左腕に魔力を溜め、レミーへの牽制も怠らない。 とそこで、霊はおろかレミーまでも失念していた出来事が起こった。 「ほーっほっほっほっほ!よぉくもやってくれたわね悪霊!」 『なナなななナんダと!?』 ナーガの復活である。傷も完全に治ってるのはお約束。 既に慣れてるレミー、アメリアはともかく霊は思いっきり動揺しまくった。 「烈閃槍!」 その間をつき、ナーガの放った光の槍は霊に向かって突き進む。 一瞬呆けていた霊は即座に回避行動をとろうと試み、はっと何かに気付いたような顔をして、不自然にその動きを止める。 結果、霊にナーガの呪文が直撃。消滅・・・とまではいかなかったが目つきも虚ろ、魔力も霧散、明らかに戦闘不能状態である。 「あんた・・・最後の呪文。かわせたのになんでかわさなかったのよ」 『戯ケが・・・我がカわしたラ、こやツに当タってしまウではナいか・・・』 霊は虚ろな目つきのまま、自分の後ろでうずくまっているザンを見つめた。 心なしかザンの体は小刻みに震えているような・・・いや、つーか震えてるなこりゃ。 唐突に、震えが止まり、 「話は全て聞かせてもらいました・・・」 ザンは涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げ、霊を見つめる。 『ナっ!?貴様いつカら!?』 「そうか!霊が実体化したから彼への呪縛が薄まっていたのね」 「なおかつ、今の姉さんの呪文で霊が弱ったのが決定打で」 「はい、その通りです。そして彼女の気持ちを知りました。あなた名前は?」 『め、メルだ』 「メルさん僕と付き合ってください!」 『何いぃぃぃ!!?』 『そ、そこマで言うナら付キ合ってヤらんでモない』 悪霊ことメルはどんな時でも不遜な態度は崩さない。 『オッケーしたぁぁああ!!いいのかあんたはそれでー!』 「いいんです。メル様の王様な態度が僕の特殊な趣味とがっちりはまりました」 何気にすごいことカミングアウトした!?つーかすでに様付け!? 「あれ?じゃあ除霊の件はどうすんのよ」 「キャンセルです。違約金代わりに半額はお支払いしますから」 言って、金貨の入った革袋を手渡す。 そして霊を見つめ、 「今まで無理に祓おうとしてすいませんでした」 『ま、マあ本来ナら極刑にシても足らんガ特別ニ許す。喜べ』 「ありがとうございます。では・・・行きましょうかメル様」 『そウだな、我ヲ運ぶコとを許ス。生前カらエルメキあに行っテみたカった』 「御衣に」 ザンはやたら仰々しく頭を下げ、メルは相変わらずの王様発言で返す。 まるで長年連れ添った主従のように息もぴったりだ。 そうして去っていくザンとメルの姿を見つめる三人。 既に日も落ちかけ茜色となっている空を見つめ誰とも無くふと呟いた。 愛って・・・色んな形があるんだね・・・ 彼らが見えなくなっても、しばらく微妙な表情でその場に佇んでいた三人であった。 (おしまい) <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< あとがき 紅:終わった・・・やっと終わった・・・具体的に言うとまえがき書いてから十日近くかかって終わった・・・ ア:そんだけ時間かけた割には、実になってないねえ。 紅:は・・・初期のプロットからずれにずれ・・・ほんと420度ぐらいはずれちゃいましたよ。 ア:一般人には分かりにくい表現だわ、かの有名なガッ○石松とやらは人生が360度変わったとかゆー迷言を残したらしいけど。 紅:それにこのキャラ物語上絶対いるので出さないわけにもいかないし。んでメルの元ネタはさる王様なんですけど一応言っときますがやったことはないですよ。キャラだけパクリました。 ア:わかんない人にはほんとにわかんないことだねえ。つーか堂々と言うべきことでもないわよ。 紅:あーそれ言われると・・・とにかく、次以降ではもうちょい何とかおもしろくできるように努力してみます。 ア:その台詞何回目? 紅:数え切れないや(目をそらしつつ) ア:こーんなお馬鹿な紅だけど、ここまで読んだのならあんたらも同類だぞ(ぶりっこしつつ) 紅:せっかく読んでくれた方にしつれーなこと言うなよ・・・ ア:そんじゃまーそろそろ退散しますか。ばいばーい、また私とは番外編で会いましょ。 紅:少しは人の話を聞かんかぁ! |
32299 | Re:セイルーン姉妹珍道中 52 | 夢月なつか | 2006/2/18 11:31:05 |
記事番号32275へのコメント 実習真っ最中、HPの更新もままならないなつかです。こんにちわ。 スティ:・・・前口上とあいさつが逆になってますよ ティック:後8日の辛抱ですよ、なつか姉さん・・。では、感想いきますね(台本) スティ:(台本もちかよ) なつか:(感想編・・ってことは他にもあるのか?) >盗賊って、誰かに止められたらこー喋んなきゃなんないとかってマニュアルとかあるのか? じゃぁ・・・こんなのはどうでしょう? スティ、アメリア役 ティックが盗賊役ね ティック:えぇ〜・・・(不満) スティ:う〜んと「待ちなさい」(棒読み) じゃぁティックこれ読みなさい ティック:・・・・。「待つかボケがぁ!」(不良風) スティ・なつか:うわ怖っ! ティックのりすぎ・・・ >「一人の青年を複数人で襲う者!人それを悪と言『ぎャぎゃギゃギャ!!×○▽○ww×□!!???』 > >アメリアの口上を遮って、突然誰かが奇声を上げる。 >無論のこと、お約束が分かっている(違)盗賊たちではなく。今しがたまでその場で青い顔をしてうずくまっていた青年である。 > >「な、なんだなんだ!?」 > >「なんだってんだよ!急に」 > >そんな野盗たちの疑問に答えるものは誰もいず。 >青年はやおら背中を向けたかと思うと・・・・・・ > >『きょおおおおぉぉぉおおおお!!!!』 > >『気持ち悪!?』 > >腰を反らせ、まるで映画エクソ○ストのようにブリッジしながら、奇怪な叫び声をあげながら後ろ向きに突っ込んできた。 いやぁぁぁっっっ!!! 双子:!? とか驚きますかね? 双子:・・・・・・・。 ついでに私、それ見たことないですけど純ホラーはダメです。 スティ:あんまり見たことないくせに ・・・見終わった後が恐いんですよ、なんか後ろにいそうで・・・ うばぁ、とか出てきたら驚くじゃないですか、 以前なんか寝てたら何故か子供が追いかけっこしてるような楽しそうな声がすぐ近くで・・・ ティック:やぁめてえぇぇぇくださいよぉ・・・(泣 隣りにあるティッシュが女の人の横顔にもみえちゃって・・・ スティ:あぁ〜・・ティックがみかん箱に・・・ ・・・・・・。ごめん。 > >「いや・・・その・・・すいませんでした」 > >青年は地面に正座してうなだれ、申し訳なさそうに謝る。 >え?野盗?そんなもんナーガに全員まるごと(味方含む)吹っ飛ばされましたよ。 >アメリアは復帰してるけど、レミーはまだ端っこの方でのびてたりする。 青年は無事だったんですね。 >『そンな理由でトり憑くカ!!馬鹿にするナ!!』 > >悪霊に言われちゃおしまいである。それと別に意味もなく頬を膨らませてるし。 >どうでもいいのだが割にこの霊、芸が細かい。 > >『我がこやツニとリ憑く理由。そレは・・・・・・『愛』故にダ』 ティック:・・・愛って・・・そういうもの、でしたっけ? スティ:愛でとり憑く幽霊って・・性質悪いですね。 愛も色々? >「ふ・・・いいわよ。くくく・・・ははは・・・あーっはっはっは!・・・幽霊なんて斬るの生まれて初めて。どんな感触なのかしら・・・」 > >いっちゃった笑みで言うレミーにさしもの霊も引き気味だ。つーかアメリアも引いてる。 ひかない人はいないかもしれませんね。 >「はい、その通りです。そして彼女の気持ちを知りました。あなた名前は?」 > >『め、メルだ』 > >「メルさん僕と付き合ってください!」 > >『何いぃぃぃ!!?』 > >『そ、そこマで言うナら付キ合ってヤらんでモない』 > >悪霊ことメルはどんな時でも不遜な態度は崩さない。 > >『オッケーしたぁぁああ!!いいのかあんたはそれでー!』 > >「いいんです。メル様の王様な態度が僕の特殊な趣味とがっちりはまりました」 ・・・・・・どういう趣味? スティ:世の中色々ですねぇ ティック:幽霊なことは問題じゃないんですね >紅:終わった・・・やっと終わった・・・具体的に言うとまえがき書いてから十日近くかかって終わった・・・ >ア:そんだけ時間かけた割には、実になってないねえ。 >紅:は・・・初期のプロットからずれにずれ・・・ほんと420度ぐらいはずれちゃいましたよ。 >ア:一般人には分かりにくい表現だわ、かの有名なガッ○石松とやらは人生が360度変わったとかゆー迷言を残したらしいけど。 >紅:それにこのキャラ物語上絶対いるので出さないわけにもいかないし。んでメルの元ネタはさる王様なんですけど一応言っときますがやったことはないですよ。キャラだけパクリました。 >ア:わかんない人にはほんとにわかんないことだねえ。つーか堂々と言うべきことでもないわよ。 >紅:あーそれ言われると・・・とにかく、次以降ではもうちょい何とかおもしろくできるように努力してみます。 >ア:その台詞何回目? >紅:数え切れないや(目をそらしつつ) >ア:こーんなお馬鹿な紅だけど、ここまで読んだのならあんたらも同類だぞ(ぶりっこしつつ) >紅:せっかく読んでくれた方にしつれーなこと言うなよ・・・ >ア:そんじゃまーそろそろ退散しますか。ばいばーい、また私とは番外編で会いましょ。 >紅:少しは人の話を聞かんかぁ! お疲れ様でした。 スティ:・・・同類・・・ ティック:アイリスさんのばかぁっぁ!! 僕はバカじゃないもん! あぁ・・ティックが今度は押入れの中に・・・ スティ:では、ティックを出さなきゃいけないのでこの辺で 次回も楽しみにまってます。 |
32316 | Re:セイルーン姉妹珍道中 52 | 神高 紅 | 2006/2/20 00:10:07 |
記事番号32299へのコメント 紅:今回時間があんまりないのでそっこーレス返しです。 > 実習真っ最中、HPの更新もままならないなつかです。こんにちわ。 > >スティ:・・・前口上とあいさつが逆になってますよ > >ティック:後8日の辛抱ですよ、なつか姉さん・・。では、感想いきますね(台本) > >スティ:(台本もちかよ) > >なつか:(感想編・・ってことは他にもあるのか?) ア:あんたのとことっくの昔に春休みだもんねえ。 紅:陳腐な言葉ですが実習頑張ってくだされ。 > じゃぁ・・・こんなのはどうでしょう? スティ、アメリア役 > ティックが盗賊役ね > >ティック:えぇ〜・・・(不満) > >スティ:う〜んと「待ちなさい」(棒読み) > > じゃぁティックこれ読みなさい > >ティック:・・・・。「待つかボケがぁ!」(不良風) > >スティ・なつか:うわ怖っ! > > ティックのりすぎ・・・ 紅:案外にのりのりですねえ。 ア:ある意味マーフィーの法則? > いやぁぁぁっっっ!!! > >双子:!? > > とか驚きますかね? > >双子:・・・・・・・。 > > ついでに私、それ見たことないですけど純ホラーはダメです。 > >スティ:あんまり見たことないくせに > > ・・・見終わった後が恐いんですよ、なんか後ろにいそうで・・・ > うばぁ、とか出てきたら驚くじゃないですか、 > 以前なんか寝てたら何故か子供が追いかけっこしてるような楽しそうな声がすぐ近くで・・・ > >ティック:やぁめてえぇぇぇくださいよぉ・・・(泣 > > 隣りにあるティッシュが女の人の横顔にもみえちゃって・・・ > >スティ:あぁ〜・・ティックがみかん箱に・・・ 紅:僕もホラーは死ぬほどダメです。にしてもティック君案外と・・・ねえアイリス? ア:・・・・・・・・くすv 紅:(おもちゃを見つけた子供の目だ!?) ア:いやだねえ。アリの巣に水を入れようとする子供の目だよv 紅:読心術!?つーか余計ダメじゃん!!? >ティック:・・・愛って・・・そういうもの、でしたっけ? > >スティ:愛でとり憑く幽霊って・・性質悪いですね。 > > 愛も色々? ア:ああ・・・私も昔は語り合ったものさ。愛をさ。 紅:マジで!???(驚愕) ア:失礼だねえあんた。 > ・・・・・・どういう趣味? > >スティ:世の中色々ですねぇ > >ティック:幽霊なことは問題じゃないんですね 紅:無問題です。いや問題はあるんですけど彼にとって見れば。 ア:まあそのうちまた出るさ、なぜなら・・・ 紅;それ以上はできればやめていただければ。 ア:おや、そうかい? > お疲れ様でした。 > >スティ:・・・同類・・・ > >ティック:アイリスさんのばかぁっぁ!! 僕はバカじゃないもん! > > あぁ・・ティックが今度は押入れの中に・・・ > >スティ:では、ティックを出さなきゃいけないのでこの辺で > > 次回も楽しみにまってます。 ア:・・・・・・・・・にやりv 紅:(さっきの目だ!?) ア:なかなかに興味深い反応してくれるねえ。 紅:行くなよ・・・ちょっかいだしに・・・ ア:さあね? 紅:ったく・・・ではこちらもこの辺でまた次回でー。 ア:ふふふ・・・じゃあまたね。 |
32342 | セイルーン姉妹珍道中 53 | 神高 紅 | 2006/3/7 01:32:53 |
記事番号32275へのコメント 紅:ぼんじゅー(る)!神高紅でーす。 コ:どうも進行役の一人コウ=カオス=デスティニーだ。 ク:こんにちはです・・クロス=デスティニー・・上に同じく進行(+ボケ)役です・・ 紅:ああお前らー!前回すっぽかしやがって! コ:やかましい、代理呼んどいたんだから文句ぬかすな。 紅:そーゆー問題じゃねえよ! ク:まあまあ・・そーむきにならないで・・ 紅:自分は関係ないかのような言い草!?おお怖!これだから天然は! コ:もうんなのどーでもいいからとっとと始めようぜ。 紅:どーでもよくねー!! ク:では・・第53話・・スタートです・・ああそれと・・タイトルに深い意味はないみたいです・・ 紅:うちに人の話聞くキャラはおらんのか・・・ <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 人がいた、三人の。声がした、三人の。大きな白い布に白黒な映像が映る。 それ以外なにも無い空間で、カノジョはそれをぼおっと眺めていた。 「ねえロッ■、レ■ー」 やけに画面に、音に、ノイズがはしる。 「なに?■さん」 「なんだ?■上」 「■をやる■らには最強目■しなさい。■んたたちはあ■しの自慢の■供たちなんだから」 「んー・・・私は色■な剣を集め■方がいいな」 「俺はと■かく強い奴を■れればいい・・・」 「ふ・・さすが■たしの■供たち・・・いい性■してるわね・・・」 そんなのどかな昼下がり、どこかですずめも鳴いていた。 そしてカノジョは覚醒する。 第53話『レミー頑張る!赤い悪魔とその子供たち 前編』 そして彼女は覚醒した。 こんなのどかな宿の朝、どこかですずめが鳴いていた。 「むー・・・・・・」 むくりという擬音とともに、レミーは半身を起こした。 寝ぼけ眼なその瞳は彼女の目の前の中空をぼんやりと見つめている。 「なーんか懐かしい気分だー」 くわんくわんと頭をゆすり、今見た夢を思い出そうと試みる。 ・・・・・・・すぐ飽きた。そして一つ大あくび、少しは年頃の娘の自覚を持ってもらいたいものである。 あとどーでもいいのだが床に剣がずらりと並んでる光景はなにか事件のにおいがぷんぷんするのでやめていただきたい。 「んーよく寝たわー」 涙目になりながら思いっきり伸びを一つ。 素早く脱衣し、いつもの服をてきぱきと着こみ、髪を後ろで縛る。 首をこきこきとならした後、床に置かれた剣一つ一つを愛でながらその服にしまい、腰にさし、背負った皮袋に入れる。あの量がどうやって入ってるんだろうか・・・ そのまま食堂に・・・は行かずに外へ出て、日課の素振りを始める。語ってはいないが彼女は毎朝かなり早く起きる。 継続は力なり、日々の鍛錬を怠ってはいけない。 宿屋の周りの木がずたずたになっているのはいつものこと、特に気にしちゃだめだ。泣くのは宿の店主だけだ。 まあとにかく・・・この一連の行動が彼女の朝の風景である。 「ぷうっ、さーてと早朝稽古終わり!朝ご飯にするかぁ」 レミーはマルチ君(剣の名前)を鞘に収め、額の汗をぬぐう。 そのまま、鼻歌まじりに食堂へと向かった。 「あっレミーさんおはよーございます。今日はいつもより長めの稽古でしたね」 とはスパゲッティを食べているアメリア。 「もう先に朝食頂いちゃってるわよ」 とは朝っぱらからジョッキなんぞかたむけているナーガ。 「うみゅ、なかなかに稽古熱心ね。お母さん感心よ!」 とはトーストをくわえながらうんうんと頷いている赤髪長髪で赤いコートを着た・・・・・・誰だ? レミーは特に気にした様子もなく自分の席に座り、水を口に含み・・・ 「ぶはぁあっ!!?」 思いっきり吹きだした。 「汚いわねえレミー、はしたないわよ」 それを赤髪の女性がたしなめる。思いっきり水の射線上にいたはずなのに少しも水を被ってないのは何故なのか。 「ごめんなさい・・・・・・ってそうじゃなくて!!なんでここにいるのよマリン母さん!!?」 「いるから♪」 レミー母ことマリンさん。人差し指を軽やかに口元によせ、そんなことをのたまってくれた。 この返答にはさしものレミーも震えながらうつむいて押し黙った。 ああ、全然変わってないのね母さん・・・・・・ 多分そんなこと思ってる。 「まあそれは冗談として、あなたの居場所なんて武器屋行って『やたらと危ない目で剣を眺める女が来なかったか?』って聞けば一発だし」 ええたぶん店主の印象度抜群でしょうから。 「あー・・・」 「そこの二人!納得した顔で頷かない!」 無理言うな。つーか自覚あるだろあんた。 「ところでレミー?」 と、そこでマリンさんは急に何かを思い出したかのように笑みを浮かべ、レミーを見つめる。 「旅先であなたの話も聞いたわよ」 「は・・・はひ!!」 「ほんとはケルンの野郎はあたしが跡形も残らないくらい少ーしづつ切り刻んでやりたかったんだけど娘のあんたがやったんならまあいいわ」 笑顔なのに、とびきりの笑顔なのに語り部の中の生存本能が全力で逃亡しろと警告してきます。 レミーは思わず直立不動でガタガタ震えて半泣き状態。自分が直接斬ったんじゃないとばれたらたぶんお仕置きじゃすみません。 アメリアとナーガもあまりのプレッシャーに冷や汗かきっぱなしです。 「別れたとはいえ元旦那だしねえ?」 そこでやっとマリンさんからの圧力が解かれる。 レミーは本気で安堵の表情を浮かべ脱力したように椅子に座る。そして、冷静になった頭であることに気付き声をあげる。 「つーかアメリアもナーガも何普通に人の母親と食事してんのよ!」 「ふっ・・・ちょ、朝食を奢ってくれるっていうのにそれに応じないなんて愚の骨頂もいいとこよ!」 「な、なんかフランクな人で話しやすいですし。さっきまでレミーさんの子供時代の話とかしてましたよ」 二人ともさっきまでのマリンさんの事はなかったことにしたいらしい。つーか忘れたい。 「あのころはほんとに可愛かったわあ、そうあれはレミーが五歳の秋の日・・・」 「わーわーわーわー!!!」 明後日の方向を見つめて話し出したマリンさん。それにレミーは顔を真っ赤にして慌てて話を遮る。 「急に大声出さないでよ」 「そうですよレミーさん」 「母さぁんー・・・」 思いっきり涙目になって情けない声を出すレミー。なんかちょっと哀れになってきた。 「まあレミーいじめはこのくらいにして・・・」 苛めるなよ・・・実の娘を。 しばらく続く何気ない会話。具体的に言えばここ最近のこと。 レミーもやはり久しぶりに肉親に会ったことは嬉しいようである。 それから程なくして話題が途切れた頃、マリンさんはすうっと目を細め『レミー』と一言呟いた。 たったそれだけのことで辺りの空気は異様なまでに張り詰めた。 「レミー・・・今日はあなたに伝えたいことがあって来たのよ」 あまりの真剣な表情に思わず三人にも緊張が走る。え?今回ギャグじゃないの? 「ここじゃ狭いわね。ちょっと外に出ましょうか?」 疑問の形で聞いてはいるが、明らかに否定を許可してはいなかった。 よってレミーは無言でそれに頷く。ついでにアメリア、ナーガも必要ないのに頷いてついていく。 そしてしばらく、 宿屋の裏方、人気が一切無い・・・そんな場所に四人はいた。 そこでマリンはふっと笑みを見せ、ゆっくりと語りだした。 「あなたは覚えてないかもしれないけれど、昔あたしは言ったわ。最強の剣士になりなさいと」 それは彼女が今朝に見た夢の内容。或いはそれは予知夢に近いものだったか。 今だ思い出せてはいないが、確かにその記憶は彼女の内に在った。 マリンはすらりと腰の剣を抜き放ち、その切っ先をレミーに向ける。 「何を・・・!?」 「抜きなさい。あなたの力・・・見極めて上げましょう」 凛とした、それでいて冷たい声で言い放つ。 マリンの冷たい視線、レミーの戸惑った視線、その二つが真っ直ぐに交差する。 そして成る程、その顔改めて見てみればやはり親子である。わずかな背の違いと髪の色、それ以外はまさしく瓜二つ。 そしてそれは今はいない、かの剣士ロッド=マーティンにも言えることであるが。 「急に何を言うのよ母さん」 レミーは普段とはまるで違った焦燥の入り混じった声を出す。 まあ多分に全力で母親と戦いたくないというのもあろうが。 余談だがレミーは幼少時母親の手によって少なくとも三回は生死の境をさまよっている。 「レミー、もうあなたしかいないのよ。私の夢を託せるのは」 「何を言ってるのよ。兄さんだっているじゃない」 レミーの台詞はマリンの瞳に一瞬影を落とす、それを悟られる前に目を閉じ、ゆっくりとかぶりを振る。 「そう、まだ知らなかったのねレミー・・・あたしの息子、あなたの兄、ロッド=マーティンは・・・アトラスシティで死んだわ」 「・・・・・・え・・・?」 レミーのあげた声は、ひどく間の抜けたものだった。 (つづけ) <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< あとがき 紅:たまにやりますレミー主役話第二弾!その前編をお送りしました! コ:いや・・・つーかみじけーよ!なんだ毎回毎回無駄に時間だけかけやがって! 紅:こっちだって必死ですよ! ク:意義有り・・!!必死な人が・・昔のゲーム(F○7)引っ張り出して・・再ハマリしますか・・? 紅:ぐううう・・・被告は黙秘権を行使します! コ:却下。つーかそんなの関係ないし。 紅:即答かよ!? コ:では、お久しぶりの・・・『虚無の剣よ!』 (コウの手に真っ黒な大剣が握られる) 紅:異議の申し立ては・・・ ク:不許可です・・♪ コ:判決『有罪』!よってこれより斬刑に処す!歯ぁくいしばれ!! (以下、放送コードに引っかかるため削除) コ:さてと、生ゴミが数十キロ分増えちまったが、まあ今日のところはこの辺でな。じゃあな。 ク:では・・ばいばい・・ (手を振る二人。辺りにたちこめるのは鉄錆の匂い・・・ゆっくりと幕は閉じる) |
32346 | 昔のゲームに再ハマリはあると思いますよ | 夢月なつか URL | 2006/3/8 22:26:58 |
記事番号32342へのコメント >「ねえロッ■、レ■ー」 > >やけに画面に、音に、ノイズがはしる。 > >「なに?■さん」 > >「なんだ?■上」 > >「■をやる■らには最強目■しなさい。■んたたちはあ■しの自慢の■供たちなんだから」 > >「んー・・・私は色■な剣を集め■方がいいな」 > >「俺はと■かく強い奴を■れればいい・・・」 > >「ふ・・さすが■たしの■供たち・・・いい性■してるわね・・・」 上記の■。レミーとロッドと母親の会話だったんですね。 ↓穴埋め開始 「ねえロッド、レミー」 「なに?母さん」 「なんだ?母上」 「剣をやるからには最強(を)目指しなさい。 あんたたちはあたしの自慢の子供たちなんだから」(←最強と目指すの間って入れ忘れですか?) 「んー・・・私は色んな剣を集めた方がいいな」(←子供の頃から剣マニアだったんですね) 「俺はとにかく強い奴を斬れればいい・・・」(←危ない人なのは昔からっすか) 「ふ・・さすがわたしの子供たち・・・いい性格してるわね・・・」 ↑穴埋め完了 穴埋めがあるとどうしても埋めたくなるのですよ。 なんか楽しいですよね。ワードパズルみたいで。 ティック:・・・・・・(汗) >あとどーでもいいのだが床に剣がずらりと並んでる光景はなにか事件のにおいがぷんぷんするのでやめていただきたい。 >首をこきこきとならした後、床に置かれた剣一つ一つを愛でながらその服にしまい、腰にさし、背負った皮袋に入れる。あの量がどうやって入ってるんだろうか・・・ >宿屋の周りの木がずたずたになっているのはいつものこと、特に気にしちゃだめだ。泣くのは宿の店主だけだ。 ティック:・・・なんか、レミーさんの人柄が・・・今更。なんですが・・・ 宿の店主もそれくらいで泣いてちゃダメねぇ〜 ティック:・・・・・。 は!(口抑える)こほん。えと、次行きますね。 >「ぶはぁあっ!!?」 > >思いっきり吹きだした。 > >「汚いわねえレミー、はしたないわよ」 > >それを赤髪の女性がたしなめる。思いっきり水の射線上にいたはずなのに少しも水を被ってないのは何故なのか。 母親マジック? ティック:それ・・・なんですか・・? そのままよ。 ティック:・・・戻ってますよ、しゃべりかた・・。 は!(二度目) >「ほんとはケルンの野郎はあたしが跡形も残らないくらい少ーしづつ切り刻んでやりたかったんだけど娘のあんたがやったんならまあいいわ」 子供が子供なら母親も母親ですね・・・ ティック:怖いよぉ・・・(泣 泣くな ティック:はひ! >「レミー、もうあなたしかいないのよ。私の夢を託せるのは」 > >「何を言ってるのよ。兄さんだっているじゃない」 > >レミーの台詞はマリンの瞳に一瞬影を落とす、それを悟られる前に目を閉じ、ゆっくりとかぶりを振る。 > >「そう、まだ知らなかったのねレミー・・・あたしの息子、あなたの兄、ロッド=マーティンは・・・アトラスシティで死んだわ」 > >「・・・・・・え・・・?」 真実ここに伝えられたし! ロッドやったのはリナとガウリィだけどね。なんていうか・・・ 世界は広いけど狭いわよねぇ。ねぇ? ティック ティック:・・・はい。で、あの・・・もういいんですか? L様・・・ L様 :OK。ひっさしぶりの登場でお母さんついついなつかの真似しちゃったわ ティック:(途中で戻ってたけど) L様 :まぁ気にしないの ティック:・・・L様に・・・隠し事はムリですね・・・(ため息) L様 :当たり前じゃないの。あたしを誰だと思ってるの? ティック:・・・・そう・・・ですね。 L様 :さて、なつかとスティはどうかしらね? どっかの誰かが押入れの閉じこもってそれを出そうとしたら押入れが燃えて、二人は病院送り。全身火傷でしばらく入院だそうね〜(ニヤリ) ティック:あぅぅ・・・ごめんなさぁぃ姉さんたち・・・。 L様 :まぁ、おかげであたしの出番ができたんだけどね♪ それにしてもあたしを出さないなんて・・・もうしばらく焼けど持続させとく? ティック:(首ぶんぶん) L様 :ちっ ティック:・・・・・・。 L様 :それにしても(以下三時間ほどLさまの愚痴が続く)よねぇ・・・ ティック:・・・ですね・・・(憔悴) L様 :さて、このくらいにして・・・ >紅:こっちだって必死ですよ! >ク:意義有り・・!!必死な人が・・昔のゲーム(F○7)引っ張り出して・・再ハマリしますか・・? L様:そういえば、なつかはそれやってみたいって言ってたわね。 ティック:KHやってて、FFに興味もったらしい・・・です。 L様:(KH2で)某シーン前だけいつでも見れるように別データーに記録してるし 売ったあるゲームもまたやりたいって行ってたわよね・・98年くらいに発売されたPSの ティック:・・・あれ、ですか・・・古いですよね。 シリーズ新作は、去年12月に発売されたばっかりですけど・・・ L様:ポケモンの前シリーズやっててもハマルっていう人多いわよね ティック:(ポケモン関係ない・・・) L様:FF7未プレイのくせにDVD買って見てるしね・・8回くらい見てたかしら? とはいえ、テスト前に買うか普通・・・たく。やっぱりもうしばらく入院させとくか ティック:・・・・・・・・・(泣) >コ:さてと、生ゴミが数十キロ分増えちまったが、まあ今日のところはこの辺でな。じゃあな。 >ク:では・・ばいばい・・ >(手を振る二人。辺りにたちこめるのは鉄錆の匂い・・・ゆっくりと幕は閉じる) L様:あ、なんか(混沌に)来たわ。 ティック:!!!! ・・・・(滝汗) L様:長くなったかしらねぇ〜・・・まぁいいけど(オイ ティック:では、次回・・・楽しみに待ってます。 L様:おほほほほほ! 次回感想も乗っ取るわよぉ〜vv ティック:(怖いよぉ) |
32355 | Re:昔のゲームに再ハマリはあると思いますよ | 神高 紅 | 2006/3/12 00:10:58 |
記事番号32346へのコメント コ:どうもこんばんはコウだ。この度はレスをくれてありがとな。 ク:こんばんはクロスです・・ ア:こんばんはー。紅代理のアイリスだ。ではではさっそくレス返しといこうかねえ。 > ↓穴埋め開始 > > 「ねえロッド、レミー」 > 「なに?母さん」 > 「なんだ?母上」 > 「剣をやるからには最強(を)目指しなさい。 > あんたたちはあたしの自慢の子供たちなんだから」(←最強と目指すの間って入れ忘れですか?) > 「んー・・・私は色んな剣を集めた方がいいな」(←子供の頃から剣マニアだったんですね) > 「俺はとにかく強い奴を斬れればいい・・・」(←危ない人なのは昔からっすか) > 「ふ・・さすがわたしの子供たち・・・いい性格してるわね・・・」 > > ↑穴埋め完了 > > 穴埋めがあるとどうしても埋めたくなるのですよ。 > なんか楽しいですよね。ワードパズルみたいで。 コ:ほぼ正解だ・・・です。 ク:それと最強と目指すの間は・・意図的に在りません・・です・・ ア:ありゃ?あんたら口調がなんか変だよ? コ&ク:・・・・・・・・・(汗) >ティック:・・・なんか、レミーさんの人柄が・・・今更。なんですが・・・ > > 宿の店主もそれくらいで泣いてちゃダメねぇ〜 > >ティック:・・・・・。 > > は!(口抑える)こほん。えと、次行きますね。 コ:まったくその通りだな。 ク:ですね・・ ア:・・・・・・まあいいんだけどさ・・・ > 母親マジック? > >ティック:それ・・・なんですか・・? > > そのままよ。 > >ティック:・・・戻ってますよ、しゃべりかた・・。 > > は!(二度目) ア:まあよーするに高速でかわしただけなんだけどねえ。 ク:あのー・・・・できればタメ口は控えてください・・ ア:なんで? コ:いいから控えろ。頼むから。 >ティック:怖いよぉ・・・(泣 > > 泣くな > >ティック:はひ! ア:弱!・・・ふ・・・思わず苛めたくなっちゃう? コ:知らんわんなこと。 ク:なんでそーゆー時は・・いい顔するんですか・・ コ:目は死んでるけどな。 ア:Sじゃないわよ私は。 コ:誰も言ってねえし聞いてもねえよ! > 真実ここに伝えられたし! > ロッドやったのはリナとガウリィだけどね。なんていうか・・・ > 世界は広いけど狭いわよねぇ。ねぇ? ティック > >ティック:・・・はい。で、あの・・・もういいんですか? L様・・・ >L様 :OK。ひっさしぶりの登場でお母さんついついなつかの真似しちゃったわ >ティック:(途中で戻ってたけど) >L様 :まぁ気にしないの >ティック:・・・L様に・・・隠し事はムリですね・・・(ため息) >L様 :当たり前じゃないの。あたしを誰だと思ってるの? >ティック:・・・・そう・・・ですね。 >L様 :さて、なつかとスティはどうかしらね? どっかの誰かが押入れの閉じこもってそれを出そうとしたら押入れが燃えて、二人は病院送り。全身火傷でしばらく入院だそうね〜(ニヤリ) >ティック:あぅぅ・・・ごめんなさぁぃ姉さんたち・・・。 >L様 :まぁ、おかげであたしの出番ができたんだけどね♪ > それにしてもあたしを出さないなんて・・・もうしばらく焼けど持続させとく? >ティック:(首ぶんぶん) >L様 :ちっ >ティック:・・・・・・。 >L様 :それにしても(以下三時間ほどLさまの愚痴が続く)よねぇ・・・ >ティック:・・・ですね・・・(憔悴) >L様 :さて、このくらいにして・・・ ア:ティック殿はまだまだ力の使い方が粗いねえ。 コ:制御できてこその力だからな。 ク:ティック君も・・えー・・とりあえずがんばってください・・ >L様:そういえば、なつかはそれやってみたいって言ってたわね。 >ティック:KHやってて、FFに興味もったらしい・・・です。 >L様:(KH2で)某シーン前だけいつでも見れるように別データーに記録してるし > 売ったあるゲームもまたやりたいって行ってたわよね・・98年くらいに発売されたPSの >ティック:・・・あれ、ですか・・・古いですよね。 > シリーズ新作は、去年12月に発売されたばっかりですけど・・・ >L様:ポケモンの前シリーズやっててもハマルっていう人多いわよね >ティック:(ポケモン関係ない・・・) >L様:FF7未プレイのくせにDVD買って見てるしね・・8回くらい見てたかしら? > とはいえ、テスト前に買うか普通・・・たく。やっぱりもうしばらく入院させとくか >ティック:・・・・・・・・・(泣) ク:えー・・L様・・できればそのー・・やりすぎないであげて下さいね・・ ア:つーかやられるのがデフォなんだ。まあ無理も無いけどねえ。 コ:お願いだからお前もう黙れ。つーか少しはその・・・恐縮しろ。 ク:てゆーか・・なんでL様の事完全に理解してて・・平気でいられるんですか・・あらゆる意味で・・ ア:それが私の在り様だからねえ。まあ心のどっかが歪んでるんだろうさ。 >L様:あ、なんか(混沌に)来たわ。 >ティック:!!!! ・・・・(滝汗) > >L様:長くなったかしらねぇ〜・・・まぁいいけど(オイ >ティック:では、次回・・・楽しみに待ってます。 >L様:おほほほほほ! 次回感想も乗っ取るわよぉ〜vv >ティック:(怖いよぉ) コ:えーと・・・とりあえずそれに御灸をすえといてやってく・・・ださい。ではまた。 ク:ではでは・・さようなら・・ ア:じゃあねー。 |
32409 | セイルーン姉妹珍道中 54 | 神高 紅 | 2006/3/25 17:17:23 |
記事番号32275へのコメント 紅:崖っぷちでハロー!紅でーす。この挨拶はわかる人だけわかれー。 コ:うわー投げやりにも程があるぞこのオメガ馬鹿。 ク:てゆーか・・戻ってくるの早いですよ・・死の淵から・・ 紅:他になんとでも言い方あるのに何故その言い方をチョイスするかな。 ク:えーとじゃあ・・死に損なった・・ 紅:余計酷くなってるよ!ゾンビか僕は! コ:じゃー始めるぞー心してー・・・別に読まなくてもいいやー(棒読み) 紅:勝手に始めてらっしゃる!? <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< (多分読む必要はないあらすじ) レミーのお母さんが来たってさ 第54話『レミー頑張る!赤い悪魔とその子供たち 後編』 「そん・・・・・・な・・・嘘、でしょ・・・・・?」 「事実よレミー」 その一瞬はまるで数時間にも、いや実際数時間たっていたのかもしれない。 そう思わせるほどにレミーは、目を見開き、声を震わせ、愕然とした表情でその言葉を呟いた。 すなわち、『嘘だ』と。 それにマリンは、間すらおかずに否定の言葉を突きつける。 「なんで・・・」 「レミーさん・・・」 かつてロッドの事を聞かされたアメリアは肩を震わせるレミーに慰めの言葉をかけようとして、 「なんで死んだのよ兄さん!私が斬りたかったのにー!!」 ずしゃぁぁぁー!!! こけた。それはもう派手に。後にナーガが語るにはあれほど見事なこけ方は今だかつて見たことが無かったとのことだ。 「ううう・・・兄さんをぶった切るのは私で私をぶった切るのは兄さんだって約束したのに・・・」 するな!そんな約束。破棄してしまえ。 さすがにマリンさんも苦笑いしてるじゃんか。小声で育て方を間違えたかしらなんて呟いてるし。 「ある意味兄妹愛?」 「いや知りませんよそんなこと」 アメリアの返答が投げやり気味なのもいたし方ないところだ。 「でも兄さん程の剣士を倒すなんて一体どこの誰が」 「詳しくは知らない。でもあの子は殺されたんじゃない、勝負に負けただけ」 また一瞬、なんとも言えない表情を見せ。 「怒りも悲しみもあるわ。でもね、強者と出会った以上勝負を望むのは剣士の本能だもの」 「母さん・・・もしかして兄さんを倒した相手のこと知って・・・」 言いかけて、口をつぐむ。マリンが剣士の顔になったから。 「お話はここまで。レミー、構えなさい」 「・・・・・・・・・」 無言のままレミーは腰に手をやり、剣士の顔になった。 それを肯定の意と受け取ってマリンは剣を中段に構えた。 「アメリアちゃんナーガちゃん、悪いけど立会人になってちょうだいね。これから親子のスキンシップの時間だから」 口調は軽いが表情は真剣そのもの、二人もそれに無言で頷いた。 「行くわよレミー」 「ええ母さん」 形だけの軽口がかわされる。もはや互いの、いやレミーの意思は決まっていた。 すなわち、母を超えると。 一瞬の間 先に動いたのはどちらだったか、互いに真っ直ぐに、相手にむかって駆けていた。 レミーは地を這うように低く踏み込んで、その剣を横薙ぎにする。マリンは右足を僅かに引き、すんでのところその一閃をかわしつつ、無防備な背中に向けて袈裟斬りに剣を振り下ろした。 振り抜いた剣を勢いのまま振り上げ、レミーはそれを防いだ。 振り上げる反動のまま体を起こし、その勢いのままに剣を弾き、即座に鋭い突きを繰り出すが、横合いから殴りつけるように回し蹴りを叩き込み、マリンは太刀筋を逸らした。 弾かれた反動を利用し、軸足を中心に一回転、まるで独楽のような斬撃を繰り出す。が、やはりマリンはそれも苦もなくかわす。 刃に剣を叩きつけ、受け流し、フェイントを見切り、鋭い突きがでて、避け、飛びのき、そして再び開始の位置に・・・二人は並ぶ。 「はは・・・あははは!強くなったじゃないレミー」 「文字通り、血の滲む修練のおかげよ」 「うみゅ感心感心。でもまだまだ。レミー、赤い悪魔を・・・見せてあげるわ」 言って、空気が変わった。なるほど赤い髪に赤いコート、その悪魔の如くな殺気。赤い悪魔、誰がつけたかこれ以上彼女に似合う異名は無い。 そのまま剣を鞘に収める。そして始まるのは疾走。 それは居合いに酷似して、まるで桁が違うものであった。 剣が鞘から引き抜かれ、一直線に疾走を続けたまま、繰り返し銀光が閃いた。 自らの突き進む空間すらも薙ぎ払いながら、マリンは駆け抜ける。 レミーの背に悪寒が走る、『カワセ。アレハマズイ』うちに聞こえた声と同時、転がるようにその疾走の射線上から離脱していた。 「がぁ・・・・・・っ!!」 僅かに避け損ねた左肩から飛び散る鮮血。その痛みを無視して、振り返りながら剣を横薙ぎに振り抜いた。 それは振り返ったマリンが繰り出した横薙ぎの一撃と噛み合い、すんだ金属の音を両者の耳に響かせた。 「なんて、出鱈目・・・」 しばしの間。それは刹那にすら等しかったが、その間にレミーは今の技を理解した。 居合いとは本来では鞘走りという加速をもってして初めてなしうる技。 故にこそ、一度出してしまえば再び鞘に収めての二撃目までに隙ができる。相手が素人や動かぬモノであればともかく達人相手にその隙は死と同義。 今さっき、マリンが行った技は居合いの初撃だけでなく刃を返し、鞘に収める動作にもその速さを加え、連続で居合いを放つという技というのもはばかられる力押し。 一切の隙もなく間合いも無視し、連続して放たれる一撃必殺である。 「ちゃー、まさかかわすとは」 「いやいやいや。そんなの受けたら剣ごとぶった切られるから」 この期に及んで二人の会話はどこか呑気である。 もはやアメリアにもナーガにも完全には見切れない速度で斬りあいながら、であるが。 正直な所、先ほどの技がくればレミーにかわせも受け止められる自信も無かった。 よって、間合いは空けられず。しかし近距離での剣戟はレミーに無数の傷を刻んでいく。 「遅れてきてるわよ。はい右、そんで左!」 「無茶・・・言わない・・・で!」 今だ余裕を持っているマリンに対し、レミーは既に限界ギリギリがけっぷちもいいところ。 極限にすら近い集中力を持って凌いでいるが、それは陥落まじかの城に等しくあった。 状態は拮抗。だがそれも長く持ちはしない。 レミーの隙は一瞬、マリンにはそれで十二分に事足りた。 レミーの刃を自らの刃で制しつつ其処を支点にし、右手に強く握り締めた柄を躊躇なく鳩尾に叩き込んだ。 「・・・・・・・・!!?」 聞こえたのは何かが折れる音。 レミーは、声にならない悲鳴をあげながら、数メートル後方に吹っ飛ばされた。 どんだけ力あんだよこの人わ・・・ そこに追撃することもなく、マリンはただ佇み、じっとレミーを見つめていた。 「げほっ・・・ごほぉっ・・・!!?」 うずくまり咳き込み、のどの奥に広がるのは鉄の味。 吐露した血液が握り締めた剣にかかり、怪しい輝きを見せる。 手に持つ剣を杖代わりにして、レミーはゆっくりと体を起こす。 『勝てない・・・無理だ・・・あきらめろ・・・』本能という名のレミーが頭の中でがむしゃらに叫ぶ。 心が折れる、折れていく。 元より、私に敵う相手なんかじゃなかった・・・ そしてゆっくりと彼女は意識を手放そうとして。 『それでいいのあなたは?』 声が響いた。理性という名のレミーの声が。 はっと、レミーは目を見開く。 声が響く。『もう終わったんだ』 ―――馬鹿なこと言わないで! 声が響く。『力の差は歴然だ』 ―――知ったことじゃないわ!! 声が響く。『勝てやしない』 ―――はんっ!今更泣き言吐いて、どうすんのよ!!! 声が響いた。『じゃあ・・・』それは問いかけ、本能と理性からの 『どうするの?』 ―――決まってるじゃない・・・勝つのよ!!!! 魂が、覚醒した。 「いい目になったじゃないレミー」 「そう?自分じゃわかんないけど」 ぼろぼろ、そう言っても差し支えのないはずのその体が今はやけに軽く感じられる。 痛みなどとうになく、全ての感覚が研ぎ澄まされる。相手の呼吸音すら聞こえる気がした。 すうっと、背中を見せるほど体を捻り、レミーは剣を構える。 対し、マリンは剣を鞘に収め腰溜めに構え、体を若干前に傾けた。 「いざ・・・」 「尋常に・・・」 『勝負!!』 先に動いたのはどちらだったか、互いに真っ直ぐに、それは初撃と被り、しかし速さは段が違った。 マリンが抜く、それは先ほど見せた多撃必殺。それはまさしく鋼の竜巻。 それにレミーは逃げず、引かず、真っ向から立ち向かう。とてもじゃないが正気の沙汰じゃない。 すれ違う一瞬前、形などお構いなしに、力任せにその剣を振り抜いた。 アメリアは確かに見た、その瞬間、二人が微笑んでいたのを。 澄んだ金属音が響く。 期せずして二人の剣士は鏡合わせのように同じ、剣を振り抜いた姿勢で固まっていた。 「負けた・・・・・・・・・」 レミーが呟く。 「ええ・・・あたし、のね・・・」 マリンが呟く、その握り締めた剣の半ばから先は今なお宙に舞っていて、とすっという軽い音と共に地面に突き刺さった。 それと同時、レミーの体はがくりと崩れ落ちた。 「レミーさん!?」 慌ててアメリアが駆け寄る。 「緊張の糸が切れて、忘れてたダメージが一気にきたのね」 「あははー、レミーったら体に負担かけまくりだったもんねー」 「そんな呑気に語ってる場合ですか!ってああ、痙攣して泡吹いてます!」 「ああー・・・兄さん久しぶりねー・・・」 「どこに向かって手を振ってるんですか!帰って来てくださーい!」 色々ヤバげな幻覚を見始めてるレミーに、急ぎ復活をかけるアメリア。 あとレミー、その先の川は渡っちゃダメだ。混沌行きだからね。 「ちょっと聞きたいんだけどマリンさん」 「ん?なにかしら」 「最後の一撃って、あれってどうなったの?」 「あーあれー?簡単よ。振り抜いた刃を返す瞬間の速度がゼロになった一瞬に剣を叩き込まれたのよ」 理屈はわからんでもないが・・・それを実行できるか普通・・・? いくらなんで無茶苦茶にも程があるだろ。 「それにしたって折れるどころかぶった斬られるなんて想定外もいいとこよ。レミーってばよっぽどいい剣持ってんのね」 その一言に、ナーガはあの根性悪で凶悪極まりないどこぞのゴーストタウンの吸血鬼を思い出す(45話あたり参照) そーいやレミーの使ってる剣ってあの人に貰ったのよね、などとぼんやりと考える。 ナーガは知るよしも無いが、レミーが現在死にかけな理由のひとつにこの剣があるのだが。 「さーてと・・・ほんじゃま、そろそろ行くとするか」 「もう?もう少しゆっくりしていってもいいんじゃないかしら」 「いやいや、娘の成長ぶりを見て母はもう十分満足だわ。レミーに伝えといて頂戴。次は負けないわよーってね」 軽い口調で笑顔の割には目の奥が笑っていないことにナーガは気付いていた。 完全に本気じゃなかったとはいえ悔しいもんは悔しいらしい。負けず嫌いだなあ・・・子供っぽいというかなんというか・・・ そしてマリンは去っていった。それを見送りしばらくして、おもむろにナーガは呟いた。 「・・・そーいえば・・・食事代払ってもらってない」 「こっちの・・・心配・・・しなさいよ・・・」 ナーガのボケた発言になんとかこっちに帰ってこれたレミーは息も絶え絶えに突っ込んだのだった。 だがその顔はどこか嬉しそうではあった。 ちなみに余談としては、この日から一週間ほどレミーは謎の筋肉痛により地獄を見たとか見ないとか。 (おわり) <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< あとがき 紅:バトルシーンなんか書けるわけねえだろが! コ:誰に対して怒ってんだよ・・・ 紅:強いて言うなら僕に。 ク:自分を遠慮なく卑下する・・その精神は認めます・・ 紅:いやー・・・って馬鹿にされてる? コ:気付け阿呆。つーかいつまでこの馬鹿コントを続ける気だよ。 ク:もっと実りのある・・話をしてください・・ 紅:じゃーレミーの剣についてとか話しましょうかね。 コ:あーあれか。結構なもんだってのはわかるんだがな。 紅:まあよーするに血を吸って、使用者に力を与えるみたいな魔剣です。 ク:ありがちですね・・ 紅:レミーをマリンに勝たせるための苦肉の策です。 コ:言い切るな、そんなこと。 紅:剣の力全開ならレミー死んでますよ。 コ:ってことは完全じゃないのかあの剣? 紅:町長さんが封印してますから。まあそんなこんなのおまけ話。下へスクロールしてください。 後日談inホーンテッドタウン 「町長ー倉庫の整理終わりましたけどー」 全身薄汚れているシャロンが町長に報告する。 基本的にこの町内での雑用は殆ど彼女がやっている。 押し付けれらてるとか言わない、そこ。 「そうか、ご苦労だったなシャロン」 「それでちょっと聞きたいことが、倉庫に厳重に封印してあったはずの剣がなくなっちゃってるんですけど?」 言う顔がかなりひくついている。 「あーあれか・・・どうしたかな」 むうと考え込む町長にシャロンの顔はますます強張る。 「そうだ思い出したぞ。この前来た人間にやったのだったな」 「あーそうですか・・・・・・って何やってんですかあんたは!!?」 「そうだったそうだった。思い出したらのどが渇いたな、シャロン、トマトジュースを入れてくれ」 「何呑気にしてるんですか!あの剣は使用者の血を吸う魔剣ですよ!闇の眷属ならともかく人間にあれが扱えるはずがありませんよ!」 「ああ・・・あの剣は血を吸い、その代わりに使用者は力を得る。まあその後の反動も凄まじいがな。まあしかし剣に認められさえすれば何も問題はない」 「わかってるんならなんであの『血の断罪』(ギルティブラッド)を渡したんですか!」 「あれは完全ではない、故に問題もない。それよりシャロン・・・別に私はトマトジュースでなく、お前の血でもい――― 「今すぐ、トマトジュース入れてきます」 即答。ダッシュで厨房に走る。 コップにジュースを注ぎつつシャロンはさめざめと泣いていた。 どーでもいいが、軽くセクハラかもしれない。 (終) |
32417 | Re:セイルーン姉妹珍道中 54 | 夢月なつか URL | 2006/3/26 21:40:38 |
記事番号32409へのコメント >ク:てゆーか・・戻ってくるの早いですよ・・死の淵から・・ 無事生還おめでとうございます。 スティ:病院から私スティとなつか姉さんがお伝えします。 謎の押入れ発火事件から早○○日・・・何故か直らないこの火傷。 ・・・・・・誰かが妨害しているとしか思えません。さてそれはさておき、 スティ:戦闘シーンよかったと思いますよ。私的には やっぱり苦手なもんなんですかね戦闘シーンは・・・ 私はもっと血みどろな展開でもよかったんですが・・・ スティ:・・・文庫本の読みすぎです。 最近の文庫本って、文の表現で戦闘シーンがけっこうグロイのが多いんですよね。 そうでもないのも多いですけど。悲鳴とか苦痛にもだえる声とかも苦手です書くの。 読みのは面白いですが・・・ スティ:・・・・・・・・・。悪趣味 いやいやいや、映像だとすごく困りますよ。リアルに欠けたアニメとかは平気ですが。 ワン○ースとか? スティ:・・・まぁ、あれは・・子供も見ますから。 なんか脱線しそうなので感想いきますね。 >かつてロッドの事を聞かされたアメリアは肩を震わせるレミーに慰めの言葉をかけようとして、 > >「なんで死んだのよ兄さん!私が斬りたかったのにー!!」 > >ずしゃぁぁぁー!!! > >こけた。それはもう派手に。後にナーガが語るにはあれほど見事なこけ方は今だかつて見たことが無かったとのことだ。 > >「ううう・・・兄さんをぶった切るのは私で私をぶった切るのは兄さんだって約束したのに・・・」 > 2人:さすがレミー 悔しがるポイントにずれが見られますが本人にとってはそれでいいんでしょうきっとまぁある意味ずれはないかもしれませんけどね。 スティ:区切れ すみません >「あははー、レミーったら体に負担かけまくりだったもんねー」 > >「そんな呑気に語ってる場合ですか!ってああ、痙攣して泡吹いてます!」 > >「ああー・・・兄さん久しぶりねー・・・」 > >「どこに向かって手を振ってるんですか!帰って来てくださーい!」 > >色々ヤバげな幻覚を見始めてるレミーに、急ぎ復活をかけるアメリア。 >あとレミー、その先の川は渡っちゃダメだ。混沌行きだからね。 > 三途の川? お兄さん笑顔で手ふってるんでしょうか。 スティ:・・・想像できません。なぜでしょう? >「それにしたって折れるどころかぶった斬られるなんて想定外もいいとこよ。レミーってばよっぽどいい剣持ってんのね」 > >その一言に、ナーガはあの根性悪で凶悪極まりないどこぞのゴーストタウンの吸血鬼を思い出す(45話あたり参照) >そーいやレミーの使ってる剣ってあの人に貰ったのよね、などとぼんやりと考える。 >ナーガは知るよしも無いが、レミーが現在死にかけな理由のひとつにこの剣があるのだが。 > >「さーてと・・・ほんじゃま、そろそろ行くとするか」 > >「もう?もう少しゆっくりしていってもいいんじゃないかしら」 > >「いやいや、娘の成長ぶりを見て母はもう十分満足だわ。レミーに伝えといて頂戴。次は負けないわよーってね」 > >軽い口調で笑顔の割には目の奥が笑っていないことにナーガは気付いていた。 >完全に本気じゃなかったとはいえ悔しいもんは悔しいらしい。負けず嫌いだなあ・・・子供っぽいというかなんというか・・・ >そしてマリンは去っていった。それを見送りしばらくして、おもむろにナーガは呟いた。 > >「・・・そーいえば・・・食事代払ってもらってない」 > >「こっちの・・・心配・・・しなさいよ・・・」 > >ナーガのボケた発言になんとかこっちに帰ってこれたレミーは息も絶え絶えに突っ込んだのだった。 >だがその顔はどこか嬉しそうではあった。 > >ちなみに余談としては、この日から一週間ほどレミーは謎の筋肉痛により地獄を見たとか見ないとか。 > スティ:剣の呪い? ていうか、命がけで突っ込み・・・・ スティ:ナーガは食事代の心配か・・・ >「それでちょっと聞きたいことが、倉庫に厳重に封印してあったはずの剣がなくなっちゃってるんですけど?」 > >言う顔がかなりひくついている。 > >「あーあれか・・・どうしたかな」 > >むうと考え込む町長にシャロンの顔はますます強張る。 > >「そうだ思い出したぞ。この前来た人間にやったのだったな」 > >「あーそうですか・・・・・・って何やってんですかあんたは!!?」 > >「そうだったそうだった。思い出したらのどが渇いたな、シャロン、トマトジュースを入れてくれ」 > >「何呑気にしてるんですか!あの剣は使用者の血を吸う魔剣ですよ!闇の眷属ならともかく人間にあれが扱えるはずがありませんよ!」 > >「ああ・・・あの剣は血を吸い、その代わりに使用者は力を得る。まあその後の反動も凄まじいがな。まあしかし剣に認められさえすれば何も問題はない」 > >「わかってるんならなんであの『血の断罪』(ギルティブラッド)を渡したんですか!」 > >「あれは完全ではない、故に問題もない。それよりシャロン・・・別に私はトマトジュースでなく、お前の血でもい――― > >「今すぐ、トマトジュース入れてきます」 問題ありありだと思うんですけど、完全じゃなくても スティ:死なないだけマシですね。 剣に認められるって・・・RPGでよく出てきそうなものですね。 スティ:トマトジュースはあまり好きじゃないです 血の色は好きだけど血事態は好きじゃないです。ていうか不味い スティ:(・・・・・) 赤黒いのよりも鮮血がいいですね スティ:・・・変態 言うと思った。だから好きなのは血の色で血はすきじゃないですよ 好き好んで見たいなんで思いませんから、ていうかそんな趣味ないですから。 スティ:シャロンさんもセクハラには気をつけてください。 ・・・・・・・(無視された) スティ:ていうか神高さんたちに絶対引かれてますよ。 ・・・・・・・ スティ:では、患部がひりひりしてきたのでこのへんで。 ・・・・・・・L様のせいか? 火傷長引くの・・(ボソ |
32423 | Re:セイルーン姉妹珍道中 54 | 神高 紅 | 2006/3/29 00:41:59 |
記事番号32417へのコメント 紅:はろーお二方。親に早く寝ろと文句言われながらのレス返し中の紅です。 コ:その事態を誇って言うべきことじゃないと思うんだが。 紅:レス返しゴー! コ:(無視か!) ク:(何だかんだ言って・・この人も人の話聞きませんよね・・) > 無事生還おめでとうございます。 > > >スティ:病院から私スティとなつか姉さんがお伝えします。 > > 謎の押入れ発火事件から早○○日・・・何故か直らないこの火傷。 > ・・・・・・誰かが妨害しているとしか思えません。さてそれはさておき、 紅:せんきゅーですぞ。わざわざ病院から(汗) ク:気休め程度でよければ・・復活かけますから・・どーしよーもなくなったら・・来てください・・ コ:あと原因を探るのはやめとけ。 >スティ:戦闘シーンよかったと思いますよ。私的には > > やっぱり苦手なもんなんですかね戦闘シーンは・・・ > 私はもっと血みどろな展開でもよかったんですが・・・ > >スティ:・・・文庫本の読みすぎです。 > > 最近の文庫本って、文の表現で戦闘シーンがけっこうグロイのが多いんですよね。 > そうでもないのも多いですけど。悲鳴とか苦痛にもだえる声とかも苦手です書くの。 > 読みのは面白いですが・・・ > >スティ:・・・・・・・・・。悪趣味 > > いやいやいや、映像だとすごく困りますよ。リアルに欠けたアニメとかは平気ですが。 > ワン○ースとか? > >スティ:・・・まぁ、あれは・・子供も見ますから。 > > なんか脱線しそうなので感想いきますね。 紅:ありがとーございます。でも血みどろは無理です。一応ギャグモノですし? コ:何故疑問系なんだよ。 紅:最近書けもしないシリアスを書いてみたくてねえ。 ク:無理だと思いますけど・・ 紅:いくつかネタはあるんですが。あーあとなつかさんの嗜好はちょっとわかるかもです。 >2人:さすがレミー > > 悔しがるポイントにずれが見られますが本人にとってはそれでいいんでしょうきっとまぁある意味ずれはないかもしれませんけどね。 > >スティ:区切れ > > すみません 紅:やりすぎた気はしてるんですけどね。レミーのキャラが壊れる・・・ コ:別にきちんと約束したわけじゃないんだが。 紅:まあ暗黙の了解的なことですね。 > 三途の川? お兄さん笑顔で手ふってるんでしょうか。 > >スティ:・・・想像できません。なぜでしょう? 紅:真顔でふってます。 ク:逆に笑えるかも・・ >スティ:剣の呪い? > > ていうか、命がけで突っ込み・・・・ > >スティ:ナーガは食事代の心配か・・・ 紅:結局ギャグにするかシリアスにするか決めかねて中途半端に。 ク:堂々と・・言ってのけましたね・・ > 問題ありありだと思うんですけど、完全じゃなくても > >スティ:死なないだけマシですね。 > > 剣に認められるって・・・RPGでよく出てきそうなものですね。 > >スティ:トマトジュースはあまり好きじゃないです > > 血の色は好きだけど血事態は好きじゃないです。ていうか不味い > >スティ:(・・・・・) > > 赤黒いのよりも鮮血がいいですね > >スティ:・・・変態 > > 言うと思った。だから好きなのは血の色で血はすきじゃないですよ > 好き好んで見たいなんで思いませんから、ていうかそんな趣味ないですから。 > >スティ:シャロンさんもセクハラには気をつけてください。 > > ・・・・・・・(無視された) > >スティ:ていうか神高さんたちに絶対引かれてますよ。 > > ・・・・・・・ > >スティ:では、患部がひりひりしてきたのでこのへんで。 > > ・・・・・・・L様のせいか? 火傷長引くの・・(ボソ 紅:なんだかんだなつかさんとは嗜好が合いますね。 コ:引いてないし・・・ ク:むしろ・・共感してますね・・ 紅:まあとにかく今日のところはこの辺で。さよーならまた会いましょう。 コ&ク:(火傷についてはわざとスルーしたな・・・) |