◆−哀しみよ こんにちは (オリジナル詩)−十叶夕海 (2006/3/6 22:27:21) No.32338
 ┣詩って表現するの難しいですよね…(個人的な意見)−氷室 相良 (2006/3/8 18:17:01) No.32344
 ┃┗気持ちを言葉にすれば、それでそれは『詩』になります。−十叶夕海 (2006/3/8 22:29:25) No.32347
 ┣メロディーは、静寂の中から…−月読 乾 (2006/3/8 22:25:07) No.32345
 ┃┗紡げば、『言葉』という絃になる−十叶夕海 (2006/3/8 23:42:13) No.32348
 ┣月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+(オリジナル詩)−十叶夕海 (2006/3/24 23:56:42) No.32404
 ┃┣Re:月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+(オリジナル詩)−氷室 相良 (2006/3/25 16:34:53) No.32408
 ┃┃┗Re:月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+(オリジナル詩)−十叶夕海 (2006/3/25 22:31:22) No.32415
 ┃┃ ┗Re:月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+(オリジナル詩)−氷室 相良 (2006/3/27 13:04:47) No.32419
 ┃┣月が沈む頃に、道しるべは浮かぶ…−月読乾 (2006/3/27 21:36:46) No.32420
 ┃┃┗素敵なのありがとうございます。−十叶夕海 (2006/3/27 23:05:50) No.32421
 ┃┗自分なり、とはなんでしょう?−氷紅梦無 (2006/4/10 18:39:11) No.32447
 ┃ ┗またまたありがとございます。−十叶 夕海 (2006/4/10 21:34:07) No.32448
 ┃  ┗幸福論はキリが無し…ですかね。−氷紅梦無 (2006/4/16 14:42:49) No.32470
 ┃   ┗・・・・・・ありがとうございます。−十叶 夕海 (2006/4/16 23:30:12) No.32472
 ┗素敵な詩…ですね。−氷紅梦無 (2006/3/29 00:02:40) No.32422
  ┗遅くなりました−十叶夕海 (2006/4/7 12:13:46) No.32439


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32338哀しみよ こんにちは (オリジナル詩)十叶夕海 2006/3/6 22:27:21





哀しみよ こんにちは

貴方に出会えてよかった

哀しみよ こんにちは

自由に外にはでられぬこの身だけれど

哀しみよ こんにちは

この身であったけど

哀しみよ こんにちは

それでも 貴方に出会えたことは

哀しみよ こんにちは

私の長くなかった人生でも一番大事な思い出

哀しみよ こんにちは

貴方が 流行りの小説を持ってきた事や

哀しみよ こんにちは

貴方が 櫻の小枝をおって持ってきた事や

哀しみよ こんにちは

貴方が 私の病気の事を知った時や

哀しみよ こんにちは

いっぱいいっぱいの思い出・・・

哀しみよ こんにちは

宝石のように煌いていた宝物・・・・

哀しみよ こんにちは

もっともっと増やしたかった思い出

哀しみよ こんにちは

もう少しもう少し増やせるかと思っていた宝物

哀しみよ こんにちは

まだ 生きたかった・・・・

哀しみよ こんにちは

まだ 生きれると思っていた・・・・

哀しみよ こんにちは

まだ 十六歳になってなかった

哀しみよ こんにちは

せめて 大好きな貴方のお嫁さんになりたかった

哀しみよ こんにちは

だけど もういなくなる私のことは

哀しみよ こんにちは

私のことは 忘れて

哀しみよ こんにちは

忘れて 貴方の人生(とき)を進んで

哀しみよ こんにちは

楽しい事ばかりの人生じゃなかったけど

哀しみよ こんにちは

つらい事のほうが多い人生だったけど

哀しみよ こんにちは

貴方に 出会えて本当によかった。



哀しみよ こんにちは

哀しみよ こんにちは

哀しみに目を耳を塞がないで

哀しみよ こんにちは

哀しみよ こんにちは

哀しみたければ 泣けばいい

声が枯れるほど泣けばいい

人が生きるということは

『悲しみにこんにちは』の連続

だから 立ち止まる事があってもいい

だけど そのままでいないで

哀しみよ こんにちは・・・・






−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+

どうも、十叶夕海です。
この詩は、珍しくちゃんと歌謡曲・・・歌として歌えるタイプの詩です。
一応、静かに歌う感じですね。


影響を受けたのは、≪FAMFATAL≫というサイトさんの現代スレパロで、ゼロリナのお話です。


だけど、詩を詠っているモデルは、今は亡き友人だと思います。
数年前の六月に逝った。
あ〜、直接どうのこうのというより、印象とかです。


しばらく前の、テレビ番組で、『恋愛POPS BEST100』見たいのがあって、それの『哀しみよこんにちは』というのをタイトルと全体に散りばめました。


感想・意見等在りましたら、どうぞ。
それでは。


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32344詩って表現するの難しいですよね…(個人的な意見)氷室 相良 2006/3/8 18:17:01
記事番号32338へのコメント


こんにちは。
十叶さんの詩にレスするのは初めてですよね。
『哀しみよこんにちは』って、どこかで聞いたことがあるようなないような…。


>哀しみよ こんにちは
>
>貴方に出会えてよかった
>
>哀しみよ こんにちは
>
>自由に外にはでられぬこの身だけれど
>
>哀しみよ こんにちは
>
>この身であったけど
>
>哀しみよ こんにちは
>
>それでも 貴方に出会えたことは
>
>哀しみよ こんにちは
>
>私の長くなかった人生でも一番大事な思い出
 シリアス…。
 まぁ、タイトルで明るいものではないと思いましたけど。
 『私』と『貴方』で、『私』視点でのものですね。

>哀しみよ こんにちは
>
>貴方が 流行りの小説を持ってきた事や
>
>哀しみよ こんにちは
>
>貴方が 櫻の小枝をおって持ってきた事や
>
>哀しみよ こんにちは
>
>貴方が 私の病気の事を知った時や
>
>哀しみよ こんにちは
>
>いっぱいいっぱいの思い出・・・
 『私』は、私のイメージ的にはベットの上って感じがします。
 そして、俗に言う不治の病に蝕まれて、後がないような…。

>哀しみよ こんにちは
>
>宝石のように煌いていた宝物・・・・
>
>哀しみよ こんにちは
>
>もっともっと増やしたかった思い出
>
>哀しみよ こんにちは
>
>もう少しもう少し増やせるかと思っていた宝物
 ………
 あぁ、切ない…。

>哀しみよ こんにちは
>
>まだ 生きたかった・・・・
>
>哀しみよ こんにちは
>
>まだ 生きれると思っていた・・・・
>
>哀しみよ こんにちは
>
>まだ 十六歳になってなかった
>
>哀しみよ こんにちは
>
>せめて 大好きな貴方のお嫁さんになりたかった
 本当に好きな人のお嫁さんになれるまで生きられないなんて…

>哀しみよ こんにちは
>
>だけど もういなくなる私のことは
>
>哀しみよ こんにちは
>
>私のことは 忘れて
>
>哀しみよ こんにちは
>
>忘れて 貴方の人生(とき)を進んで
 ………
 この時点で、涙が…
 なんとなく、今は涙を拭きたくないです…。

>楽しい事ばかりの人生じゃなかったけど
>
>哀しみよ こんにちは
>
>つらい事のほうが多い人生だったけど
>
>哀しみよ こんにちは
>
>貴方に 出会えて本当によかった。
 楽しいことと、辛いことが重なって、人生は構成されている。
 …誰かが言ってた気がする言葉です。
 でも、この『私』は、辛いことの割合が大きそうです…

>哀しみよ こんにちは
>
>哀しみよ こんにちは
>
>哀しみに目を耳を塞がないで
>
>哀しみよ こんにちは
>
>哀しみよ こんにちは
>
>哀しみたければ 泣けばいい
>
>声が枯れるほど泣けばいい
>
>人が生きるということは
>
>『悲しみにこんにちは』の連続
>
>だから 立ち止まる事があってもいい
>
>だけど そのままでいないで
>
>哀しみよ こんにちは・・・・
 泣くなとは言わないのが、ほのかに優しく感じました。
 立ち止まるのが当たり前。…けど、そのままでは強くなれない。

>どうも、十叶夕海です。
>この詩は、珍しくちゃんと歌謡曲・・・歌として歌えるタイプの詩です。
>一応、静かに歌う感じですね。
>
>
>影響を受けたのは、≪FAMFATAL≫というサイトさんの現代スレパロで、ゼロリナのお話です。
 明るく歌えません。私には。
 そこのHPには行ったことないですね。

>だけど、詩を詠っているモデルは、今は亡き友人だと思います。
>数年前の六月に逝った。
>あ〜、直接どうのこうのというより、印象とかです。
>
>
>しばらく前の、テレビ番組で、『恋愛POPS BEST100』見たいのがあって、それの『哀しみよこんにちは』というのをタイトルと全体に散りばめました。
>
>
>感想・意見等在りましたら、どうぞ。
>それでは。
 印象とかって、結構ありますよね。
 
 それではまた。

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32347気持ちを言葉にすれば、それでそれは『詩』になります。十叶夕海 2006/3/8 22:29:25
記事番号32344へのコメント


>
>こんにちは。
>十叶さんの詩にレスするのは初めてですよね。
>『哀しみよこんにちは』って、どこかで聞いたことがあるようなないような…。

こんにちは。
ありがとうございます、レス。
J−POPの曲名から、とってますので、多分それでしょう。

>
>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方に出会えてよかった
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>自由に外にはでられぬこの身だけれど
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>この身であったけど
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>それでも 貴方に出会えたことは
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>私の長くなかった人生でも一番大事な思い出
> シリアス…。
> まぁ、タイトルで明るいものではないと思いましたけど。
> 『私』と『貴方』で、『私』視点でのものですね。

シリアスです。
でも、決して暗いわけじゃないんです。
『私』は、俯いていませんので。
反応次第で、『僕』と『貴女』の『僕』視点も書きます。


>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方が 流行りの小説を持ってきた事や
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方が 櫻の小枝をおって持ってきた事や
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方が 私の病気の事を知った時や
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>いっぱいいっぱいの思い出・・・
> 『私』は、私のイメージ的にはベットの上って感じがします。
> そして、俗に言う不治の病に蝕まれて、後がないような…。

そんな感じです。
印象を参考にした彼女と同じ、後天的な心臓病で、ほぼ同い年の女の子として書いています。
『後がないって言うより、元々私の物語は短かったんだよ』
・・・・・亡き友の言葉です。

>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>宝石のように煌いていた宝物・・・・
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>もっともっと増やしたかった思い出
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>もう少しもう少し増やせるかと思っていた宝物
> ………
> あぁ、切ない…。

・・・・・ありがとうございます。
全てにおいて。

>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>まだ 生きたかった・・・・
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>まだ 生きれると思っていた・・・・
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>まだ 十六歳になってなかった
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>せめて 大好きな貴方のお嫁さんになりたかった
> 本当に好きな人のお嫁さんになれるまで生きられないなんて…

せめて・・・紙の上だけでも、お嫁さんになれればよかったのにね・・・・。

>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>だけど もういなくなる私のことは
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>私のことは 忘れて
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>忘れて 貴方の人生(とき)を進んで
> ………
> この時点で、涙が…
> なんとなく、今は涙を拭きたくないです…。

この部分は、亡き友の・・・・ここで『華鏡累』のよく言っていた言葉です。
『たまに思い出すだけでいい』とも。
・・・・・ありがとうございます。

>
>>楽しい事ばかりの人生じゃなかったけど
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>つらい事のほうが多い人生だったけど
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方に 出会えて本当によかった。
> 楽しいことと、辛いことが重なって、人生は構成されている。
> …誰かが言ってた気がする言葉です。
> でも、この『私』は、辛いことの割合が大きそうです…

そうですね。
『私』の人生では、その割合が、辛さに多く割り振られていました。
だけどね、『不幸』じゃなかったと思います。

>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>哀しみに目を耳を塞がないで
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>哀しみたければ 泣けばいい
>>
>>声が枯れるほど泣けばいい
>>
>>人が生きるということは
>>
>>『悲しみにこんにちは』の連続
>>
>>だから 立ち止まる事があってもいい
>>
>>だけど そのままでいないで
>>
>>哀しみよ こんにちは・・・・
> 泣くなとは言わないのが、ほのかに優しく感じました。
> 立ち止まるのが当たり前。…けど、そのままでは強くなれない。

泣いて、泣けば、まぎれる悲しみもあります。
逆に泣かないと、発散されないで、ずっと溜まったままなんです、哀しみが。
そうですね。
立ち止まってもいい、俯かないで前を向いている事が大切なのかも知れません。

>
>>どうも、十叶夕海です。
>>この詩は、珍しくちゃんと歌謡曲・・・歌として歌えるタイプの詩です。
>>一応、静かに歌う感じですね。
>>
>>
>>影響を受けたのは、≪FAMFATAL≫というサイトさんの現代スレパロで、ゼロリナのお話です。
> 明るく歌えません。私には。
> そこのHPには行ったことないですね。

静かな森のように穏やかに歌うのが、私の歌い方です。
『私』には、哀しいとか暗いとかそういう歌ではないので。
探してみてください。
結構オススメです。
短編・中編・長編、種類が豊富です。


>
>>だけど、詩を詠っているモデルは、今は亡き友人だと思います。
>>数年前の六月に逝った。
>>あ〜、直接どうのこうのというより、印象とかです。
>>
>>
>>しばらく前の、テレビ番組で、『恋愛POPS BEST100』見たいのがあって、それの『哀しみよこんにちは』というのをタイトルと全体に散りばめました。
>>
>>
>>感想・意見等在りましたら、どうぞ。
>>それでは。
> 印象とかって、結構ありますよね。
> 
> それではまた。


はい、では。
たぶん、次は『光への憧憬』で。


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32345メロディーは、静寂の中から…月読 乾 2006/3/8 22:25:07
記事番号32338へのコメント

こんばんは。

多くを言葉にして語るよりも、少ない方が伝わる事は大きい様な気もしたので、感じた事をレスさせてもらいますね。

>哀しみよ こんにちは
>
>貴方に出会えてよかった
>
>哀しみよ こんにちは
>
>自由に外にはでられぬこの身だけれど
>
>哀しみよ こんにちは
>
>この身であったけど
>
>哀しみよ こんにちは
>
>それでも 貴方に出会えたことは
>
>哀しみよ こんにちは
>
>私の長くなかった人生でも一番大事な思い出

その時、その瞬間…
例えそれが最初から最後まで決められた事に逆らえなくても、そこにある物全てから、『答え』を選ぶ自由…

思う事の中から、『真実』を見つけていたのなら、それはきっともう片方にいつまでも繋がる糸…

>哀しみよ こんにちは
>
>貴方が 流行りの小説を持ってきた事や
>
>哀しみよ こんにちは
>
>貴方が 櫻の小枝をおって持ってきた事や
>
>哀しみよ こんにちは
>
>貴方が 私の病気の事を知った時や
>
>哀しみよ こんにちは
>
>いっぱいいっぱいの思い出・・・
>
>哀しみよ こんにちは
>
>宝石のように煌いていた宝物・・・・
>
>哀しみよ こんにちは
>
>もっともっと増やしたかった思い出
>
>哀しみよ こんにちは
>
>もう少しもう少し増やせるかと思っていた宝物
>
>哀しみよ こんにちは
>
>まだ 生きたかった・・・・
>
>哀しみよ こんにちは
>
>まだ 生きれると思っていた・・・・
>
>哀しみよ こんにちは
>
>まだ 十六歳になってなかった
>
>哀しみよ こんにちは
>
>せめて 大好きな貴方のお嫁さんになりたかった
>
>哀しみよ こんにちは
>
>だけど もういなくなる私のことは
>
>哀しみよ こんにちは
>
>私のことは 忘れて
>
>哀しみよ こんにちは
>
>忘れて 貴方の人生(とき)を進んで
>
>哀しみよ こんにちは
>
>楽しい事ばかりの人生じゃなかったけど
>
>哀しみよ こんにちは
>
>つらい事のほうが多い人生だったけど
>
>哀しみよ こんにちは
>
>貴方に 出会えて本当によかった。

後、一日でもほんの少しでも…
明日の夜の明け方を想像出来るなら、最後の時まで歩いて行ける…
たとえ、それがどんなに不本意だったとしても、最後まで歩みきった日が真実なら、それは常に優しい想い出も残してくれる…

>哀しみよ こんにちは
>
>哀しみよ こんにちは
>
>哀しみに目を耳を塞がないで
>
>哀しみよ こんにちは
>
>哀しみよ こんにちは
>
>哀しみたければ 泣けばいい
>
>声が枯れるほど泣けばいい
>
>人が生きるということは
>
>『悲しみにこんにちは』の連続
>
>だから 立ち止まる事があってもいい
>
>だけど そのままでいないで
>
>哀しみよ こんにちは・・・・

亡くなった人の声を聴くことは、残念だけど僕には出来ないので…
でも、この歌を聴いて、少しだけ信じられる気がしました。

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32348紡げば、『言葉』という絃になる十叶夕海 2006/3/8 23:42:13
記事番号32345へのコメント


>こんばんは。
>
>多くを言葉にして語るよりも、少ない方が伝わる事は大きい様な気もしたので、感じた事をレスさせてもらいますね。

ありがとうございます。
では、返レスに行きます。

>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方に出会えてよかった
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>自由に外にはでられぬこの身だけれど
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>この身であったけど
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>それでも 貴方に出会えたことは
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>私の長くなかった人生でも一番大事な思い出
>
>その時、その瞬間…
>例えそれが最初から最後まで決められた事に逆らえなくても、そこにある物全てから、『答え』を選ぶ自由…
>
>思う事の中から、『真実』を見つけていたのなら、それはきっともう片方にいつまでも繋がる糸…


なんか、ジ−ンときます。
たしかに、そうだと思います。

>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方が 流行りの小説を持ってきた事や
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方が 櫻の小枝をおって持ってきた事や
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方が 私の病気の事を知った時や
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>いっぱいいっぱいの思い出・・・
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>宝石のように煌いていた宝物・・・・
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>もっともっと増やしたかった思い出
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>もう少しもう少し増やせるかと思っていた宝物
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>まだ 生きたかった・・・・
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>まだ 生きれると思っていた・・・・
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>まだ 十六歳になってなかった
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>せめて 大好きな貴方のお嫁さんになりたかった
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>だけど もういなくなる私のことは
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>私のことは 忘れて
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>忘れて 貴方の人生(とき)を進んで
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>楽しい事ばかりの人生じゃなかったけど
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>つらい事のほうが多い人生だったけど
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>貴方に 出会えて本当によかった。
>
>後、一日でもほんの少しでも…
>明日の夜の明け方を想像出来るなら、最後の時まで歩いて行ける…
>たとえ、それがどんなに不本意だったとしても、最後まで歩みきった日が真実なら、それは常に優しい想い出も残してくれる…

そうですね。
あの人の見た最期もそうだと思います。
明日を思い描ければ、生きていけるものですね、人間は。

>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>哀しみに目を耳を塞がないで
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>哀しみよ こんにちは
>>
>>哀しみたければ 泣けばいい
>>
>>声が枯れるほど泣けばいい
>>
>>人が生きるということは
>>
>>『悲しみにこんにちは』の連続
>>
>>だから 立ち止まる事があってもいい
>>
>>だけど そのままでいないで
>>
>>哀しみよ こんにちは・・・・
>
>亡くなった人の声を聴くことは、残念だけど僕には出来ないので…
>でも、この歌を聴いて、少しだけ信じられる気がしました。

聞く事が出来ても、受け取るべき立場ではないなら、それは淋しいだけです。
・・・・・・・・・・・・そう言って、もらえて本当に嬉しいですよ。



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32404月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+(オリジナル詩)十叶夕海 2006/3/24 23:56:42
記事番号32338へのコメント





儚げに咲く野花に 

君の面影をちらりと見た

僕も君も大好きだった

桜や雪を見ても

何故か 冷たいだけで

君と一緒にいた時の

ときめきは 欠片もない

月のように 淡く切なく君は逝った

出会ったあの時も 君は月光の下にいた

次の日 患者としてであったときは驚いたよ

それが季節はずれな櫻が咲いた少し後

君の部屋から、桜は見えなくて

その代わりに小枝を折って来て

まだ読み終わってなかった流行の小説を持ってきた

今思えば なんでそんなことしたんだろう?

一目惚れだったかもしれない

『医者になる』

それだけを目標に 生きてきた僕にとっての初めての恋

でも その後 君の前の主治医から

病状を聞いて驚いた

『ちょっとした興奮で発作を起こす心臓と被爆した身体だ、もって後一年だろう』

・・・・・アメリカでそれなりの場数を踏んでた僕だけど

これだけ 絶望的だとは思わなかった

しかも 被爆した原因がフランスでのあの実験の付近にいたせいだって言うのにも



もしかしたら あと彼女と過ごせるのが短いと知ってからかもしれない

だから 僕は一分一秒を惜しむかのように

足繁く 君の病室に通った

・・・・・・・・楽しかった

もう僕があんなに そう思うことはないと思うぐらいに

君と過ごした時間は楽しかった

だけど 君は 僕が君の主治医になって

たった一ヶ月足らずで逝ってしまった

頑張ったね

本当に よく頑張った

もっと 思い出が増やせるとよかったね

元気になって

自然の中で

紅葉を見たり

桜を見たり したいと言っていたね

あるいは 普通の女の子みたいに

ショッピングをしたり

普通に学校に通って

友達と授業を受けたり

学園祭とか学校行事で騒いだり

くだらない恋話で盛り上がったり

・・・・・ふつうに大好きな人と結婚したい

そう いつも楽しそうに話していたね

それに 薬の副作用で どんなに苦しくても

唇が真っ青になっていても

それでも 微笑んでいたね

君は 雨と雪と櫻が好きっていってたよね

雪と桜は 綺麗だから・・・・

雨は 他の家族の楽しそうな声が聞こえないからって

でも君は 雨の朝に逝ってってしまった

・・・・・・眠るように逝ったのがせめての幸運かも知れない

発作に苦しむことなく

穏やかに 君は逝った




それから 何日間かが過ぎた

急な手術や 他の患者の急変のおかげで

君を一時忘れるぐらいの

忙しさの中で 日は過ぎていった

でも 一週間ぶりの我が家に帰る帰り路

ふと見上げた星空に

気が付いたら 君の面影を探してた

どれだけの夜と月を越えれば

涙と悲しみは 『強さ』になるんだろうね?

それからまた年月が過ぎた

季節は巡り 森は染まり

風は歌を奏でて 思いはただ溢れて

それで 想い出した

誰かを好きになるということ

ただ 逢いたくて

ただ 愛おしくて

ただ 触れたくて

ただ 苦しくて

ただ 届かない

想いが伝わらない

恋心が叶わない

君がいるところは

僕には遠すぎて

今はもう君は

僕の側にいないよ


それでも  

君が散り逝くと知っていたけど

君という『花』は それでも

強く生きていた 色鮮やかに



君を思ったまま

僕は 医者を続ける

そして 誰でも助けれる

そんな医者になる





―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+


元ネタ曲が、分かる人には絶対分かるぞな詩です。
上の詩で言う『貴方』が、『僕』。『私』が、『君』の逆サイドの詩です。

タイトル解説
主題はほぼそのままです。
副題の『Fam Fatal』は、日本語訳だと『宿命の女』という意味になります。
ようするに、『僕』にとって、『君』は、一生愛しぬきたい相手だったということです。

如何でしたでしょうか?
感想ご意見文句等ありましたら、遠慮なくどうぞ

それでは。



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32408Re:月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+(オリジナル詩)氷室 相良 2006/3/25 16:34:53
記事番号32404へのコメント
十叶さんを見習い、返歌風にレスをしてみたいと思います。
マネするんじゃない!と思われましたら、苦情をどうぞ。
人が嫌がることはしませんので。


>儚げに咲く野花に 
儚げに咲く花に

>君の面影をちらりと見た
君の面影を重ね見た

>僕も君も大好きだった
僕も君もとても好きだった

>桜や雪を見ても
雪や桜を見ても

>何故か 冷たいだけで
何故か 冷たくなるだけで

>君と一緒にいた時の
君と一緒にいたあの日の

>ときめきは 欠片もない
ときめきは 欠片すらない

>月のように 淡く切なく君は逝った
月のように 淡く切なく、そして儚く君は逝った

>出会ったあの時も 君は月光の下にいた
出会ったあの時も 君は明るい月の下にいた

>次の日 患者としてであったときは驚いたよ
次の日 医者と患者として出会ったときは驚いた

>それが季節はずれな櫻が咲いた少し後
それが季節はずれな櫻が開いた少し後のこと

>君の部屋から、桜は見えなくて
桜は、君の部屋からは見えなくて

>その代わりに小枝を折って来て
その代わりになるか分からないけど、小枝を折ってきて

>まだ読み終わってなかった流行の小説を持ってきた
まだ読みかけの流行の小説を持ってきた

>今思えば なんでそんなことしたんだろう?
今考えれば どうしてそんなことをしたんだろう?

>一目惚れだったかもしれない
一目惚れ…だったのかもしれない

>『医者になる』
『医者になる』

>それだけを目標に 生きてきた僕にとっての初めての恋
それだけを目標に努力し 生きてきてきた僕にとっての、初めての恋

>でも その後 君の前の主治医から
でも その後 君の前主治医から

>病状を聞いて驚いた
病状を聞いて ただ驚いた

>『ちょっとした興奮で発作を起こす心臓と被爆した身体だ、もって後一年だろう』
『ちょっとした衝撃で発作を起こす心臓と、被爆した身体だ。もって後一年だろう』

>・・・・・アメリカでそれなりの場数を踏んでた僕だけど
……アメリカでそれなりに修羅場をくぐってきた僕だけど

>これだけ 絶望的だとは思わなかった
これだけ 絶望が押し寄せてくるとは思わなかった

>しかも 被爆した原因がフランスでのあの実験の付近にいたせいだって言うのにも
しかも 被爆した原因がフランスで行ったあの実験現場の付近にいたせいだって言うのにも

>もしかしたら あと彼女と過ごせるのが短いと知ってからかもしれない
もしかしたら あと彼女と過ごせる時間が短いと知ったからかもしれない

>だから 僕は一分一秒を惜しむかのように
だから 僕は一分一秒を大切にするかのように

>足繁く 君の病室に通った
足繁く 君の病室へ出向いた。

>・・・・・・・・楽しかった
……楽しかった

>もう僕があんなに そう思うことはないと思うぐらいに
もう僕があんなに そう思うことはないだろう

>君と過ごした時間は楽しかった
君と過ごした時間はとても楽しかった。

>だけど 君は 僕が君の主治医になって
だけど 君は 僕が君の主治医になってから

>たった一ヶ月足らずで逝ってしまった
たったの一ヶ月足らずで天に召されてしまった

>頑張ったね
頑張ったね

>本当に よく頑張った
よく頑張った 本当に

>もっと 思い出が増やせるとよかったね
もっと 思い出がたくさんあれば良かったね 

>元気になって
健康になって

>自然の中で
青い空の下で

>紅葉を見たり
草むらに寝転がったり

>桜を見たり したいと言っていたね
綺麗な桜を 見たいといっていたね

>あるいは 普通の女の子みたいに
あるいは 普通の女の子のように

>ショッピングをしたり
買い物をしたり

>普通に学校に通って
普通に学校へ行って

>友達と授業を受けたり
友達とふざけながら授業を受けたり

>学園祭とか学校行事で騒いだり
文化祭とかの学校行事ではしゃいだり

>くだらない恋話で盛り上がったり
くだらない恋話で友達と一緒に盛り上がったり

>・・・・・ふつうに大好きな人と結婚したい
………普通に大好きな人と結婚したり

>そう いつも楽しそうに話していたね
そう いつも楽しそうに 笑顔を振りまいて話していたね

>それに 薬の副作用で どんなに苦しくても
薬の副作用のせいで どんなに苦しくなっても

>唇が真っ青になっていても
唇が青くなっていても

>それでも 微笑んでいたね
それでも 君は微笑んでいたね

>君は 雨と雪と櫻が好きっていってたよね
君は 雨と雪と櫻が好きだって 何時かいっていたよね

>雪と桜は 綺麗だから・・・・
桜と雪は 綺麗だから……

>雨は 他の家族の楽しそうな声が聞こえないからって
雨は 他の家族の楽しそうな声が聞こえないからだって

>でも君は 雨の朝に逝ってってしまった
でも君は 雨の降りしきる朝にこの世を去った

>・・・・・・眠るように逝ったのがせめての幸運かも知れない
………眠るように逝ったのが せめてもの救いかもしれない

>発作に苦しむことなく
発作に顔を歪めることもなく

>穏やかに 君は逝った
穏やかに 君は去った




>それから 何日間かが過ぎた
それから 数日がたった

>急な手術や 他の患者の急変のおかげで
急な手術や 他の患者達の急変のおかげもあって

>君を一時忘れるぐらいの
君を一時忘れてしまうくらいの

>忙しさの中で 日は過ぎていった
忙しさの中で 時間は過ぎていった

>でも 一週間ぶりの我が家に帰る帰り路
でも 一週間ぶりに我が家に帰る道のり

>ふと見上げた星空に
ふと見上げた 星が散っているそらに

>気が付いたら 君の面影を探してた
気がつけば 君の面影を探していた

>どれだけの夜と月を越えれば
どれだけの夜と朝を迎えれば

>涙と悲しみは 『強さ』になるんだろうね?
悲しみと涙は 『強さ』になってくれるんだろうね?

>それからまた年月が過ぎた
それからまた年月が過ぎ

>季節は巡り 森は染まり
季節は廻り 森は色を変え

>風は歌を奏でて 思いはただ溢れて
風は奏でて 思い溢れて

>それで 想い出した
…想い出した

>誰かを好きになるということ
誰かを恋い慕うということ

>ただ 逢いたくて
逢いたくて

>ただ 愛おしくて
愛おしくて

>ただ 触れたくて
触れたくて

>ただ 苦しくて
苦しくて

>ただ 届かない
届かない

>想いが伝わらない
気持ちが伝わらない

>恋心が叶わない
この願いが叶わない

>君がいるところは
君が今いるところは

>僕には遠すぎて
僕にはただ 遠すぎて

>今はもう君は
…君は今はもう

>僕の側にいないよ
どこにもいないよ

>それでも  
だけど

>君が散り逝くと知っていたけど
君が散り逝くとわかっていたけど

>君という『花』は それでも
君という『花』は それでも

>強く生きていた 色鮮やかに
色鮮やかに 強く生きていた


>君を思ったまま
…君を忘れずに

>僕は 医者を続ける
僕は 医者を続ける

>そして 誰でも助けれる
そして いつか 誰でも助けることが出来る

>そんな医者になる
そんな医者に なってみせる



>元ネタ曲が、分かる人には絶対分かるぞな詩です。
>上の詩で言う『貴方』が、『僕』。『私』が、『君』の逆サイドの詩です。
 分かりました。これは、『月光花』ですよね?
 『君』の『貴方』視点ですね。

>タイトル解説
>主題はほぼそのままです。
>副題の『Fam Fatal』は、日本語訳だと『宿命の女』という意味になります。
>ようするに、『僕』にとって、『君』は、一生愛しぬきたい相手だったということです
 私は今現在好きな人はいないのですが、一番好きな人にそう思われたら、とても嬉しいですよね。

>如何でしたでしょうか?
>感想ご意見文句等ありましたら、遠慮なくどうぞ
 レスの仕方、真似してすみませんでした…。


それでは。

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32415Re:月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+(オリジナル詩)十叶夕海 2006/3/25 22:31:22
記事番号32408へのコメント

十叶さんを見習い、返歌風にレスをしてみたいと思います。
>マネするんじゃない!と思われましたら、苦情をどうぞ。
>人が嫌がることはしませんので。

良いですよ。
でも、普通二編レスさせていただきます。

>
>
>>儚げに咲く野花に 
>儚げに咲く花に
>
>>君の面影をちらりと見た
>君の面影を重ね見た
>
>>僕も君も大好きだった
>僕も君もとても好きだった
>
>>桜や雪を見ても
>雪や桜を見ても
>
>>何故か 冷たいだけで
>何故か 冷たくなるだけで
>
>>君と一緒にいた時の
>君と一緒にいたあの日の
>
>>ときめきは 欠片もない
>ときめきは 欠片すらない
>
>>月のように 淡く切なく君は逝った
>月のように 淡く切なく、そして儚く君は逝った
>
>>出会ったあの時も 君は月光の下にいた
>出会ったあの時も 君は明るい月の下にいた
>
>>次の日 患者としてであったときは驚いたよ
>次の日 医者と患者として出会ったときは驚いた
>
>>それが季節はずれな櫻が咲いた少し後
>それが季節はずれな櫻が開いた少し後のこと
>
>>君の部屋から、桜は見えなくて
>桜は、君の部屋からは見えなくて
>
>>その代わりに小枝を折って来て
>その代わりになるか分からないけど、小枝を折ってきて
>
>>まだ読み終わってなかった流行の小説を持ってきた
>まだ読みかけの流行の小説を持ってきた
>
>>今思えば なんでそんなことしたんだろう?
>今考えれば どうしてそんなことをしたんだろう?
>
>>一目惚れだったかもしれない
>一目惚れ…だったのかもしれない
>
>>『医者になる』
>『医者になる』
>
>>それだけを目標に 生きてきた僕にとっての初めての恋
>それだけを目標に努力し 生きてきてきた僕にとっての、初めての恋
>
>>でも その後 君の前の主治医から
>でも その後 君の前主治医から
>
>>病状を聞いて驚いた
>病状を聞いて ただ驚いた
>
>>『ちょっとした興奮で発作を起こす心臓と被爆した身体だ、もって後一年だろう』
>『ちょっとした衝撃で発作を起こす心臓と、被爆した身体だ。もって後一年だろう』
>

こう言う表現もあるんですね。
参考になりました

>>・・・・・アメリカでそれなりの場数を踏んでた僕だけど
>……アメリカでそれなりに修羅場をくぐってきた僕だけど
>
>>これだけ 絶望的だとは思わなかった
>これだけ 絶望が押し寄せてくるとは思わなかった
>
>>しかも 被爆した原因がフランスでのあの実験の付近にいたせいだって言うのにも
>しかも 被爆した原因がフランスで行ったあの実験現場の付近にいたせいだって言うのにも
>
>>もしかしたら あと彼女と過ごせるのが短いと知ってからかもしれない
>もしかしたら あと彼女と過ごせる時間が短いと知ったからかもしれない
>
>>だから 僕は一分一秒を惜しむかのように
>だから 僕は一分一秒を大切にするかのように
>
>>足繁く 君の病室に通った
>足繁く 君の病室へ出向いた。
>
>>・・・・・・・・楽しかった
>……楽しかった
>
>>もう僕があんなに そう思うことはないと思うぐらいに
>もう僕があんなに そう思うことはないだろう
>
>>君と過ごした時間は楽しかった
>君と過ごした時間はとても楽しかった。
>
>>だけど 君は 僕が君の主治医になって
>だけど 君は 僕が君の主治医になってから
>
>>たった一ヶ月足らずで逝ってしまった
>たったの一ヶ月足らずで天に召されてしまった
>
>>頑張ったね
>頑張ったね
>
>>本当に よく頑張った
>よく頑張った 本当に
>
>>もっと 思い出が増やせるとよかったね
>もっと 思い出がたくさんあれば良かったね 
>
>>元気になって
>健康になって
>
>>自然の中で
>青い空の下で
>
>>紅葉を見たり
>草むらに寝転がったり
>
>>桜を見たり したいと言っていたね
>綺麗な桜を 見たいといっていたね
>

綺麗な表現です。
ありがとうです。

>>あるいは 普通の女の子みたいに
>あるいは 普通の女の子のように
>
>>ショッピングをしたり
>買い物をしたり
>
>>普通に学校に通って
>普通に学校へ行って
>
>>友達と授業を受けたり
>友達とふざけながら授業を受けたり
>
>>学園祭とか学校行事で騒いだり
>文化祭とかの学校行事ではしゃいだり
>
>>くだらない恋話で盛り上がったり
>くだらない恋話で友達と一緒に盛り上がったり
>
>>・・・・・ふつうに大好きな人と結婚したい
>………普通に大好きな人と結婚したり
>
>>そう いつも楽しそうに話していたね
>そう いつも楽しそうに 笑顔を振りまいて話していたね
>
>>それに 薬の副作用で どんなに苦しくても
>薬の副作用のせいで どんなに苦しくなっても
>
>>唇が真っ青になっていても
>唇が青くなっていても


どうでもいいトリビア。
亡き友人も同じくすりを使っていて・・・血圧を下げる薬?・・・それで、色付きリップが必需品なのです。
そう、これは部分部分は、ノンフィクションなのです。

>
>>それでも 微笑んでいたね
>それでも 君は微笑んでいたね
>
>>君は 雨と雪と櫻が好きっていってたよね
>君は 雨と雪と櫻が好きだって 何時かいっていたよね
>
>>雪と桜は 綺麗だから・・・・
>桜と雪は 綺麗だから……
>
>>雨は 他の家族の楽しそうな声が聞こえないからって
>雨は 他の家族の楽しそうな声が聞こえないからだって
>
>>でも君は 雨の朝に逝ってってしまった
>でも君は 雨の降りしきる朝にこの世を去った
>
>>・・・・・・眠るように逝ったのがせめての幸運かも知れない
>………眠るように逝ったのが せめてもの救いかもしれない
>
>>発作に苦しむことなく
>発作に顔を歪めることもなく
>
>>穏やかに 君は逝った
>穏やかに 君は去った
>
>
>
>
>>それから 何日間かが過ぎた
>それから 数日がたった
>
>>急な手術や 他の患者の急変のおかげで
>急な手術や 他の患者達の急変のおかげもあって
>
>>君を一時忘れるぐらいの
>君を一時忘れてしまうくらいの
>
>>忙しさの中で 日は過ぎていった
>忙しさの中で 時間は過ぎていった
>
>>でも 一週間ぶりの我が家に帰る帰り路
>でも 一週間ぶりに我が家に帰る道のり
>
>>ふと見上げた星空に
>ふと見上げた 星が散っているそらに
>
>>気が付いたら 君の面影を探してた
>気がつけば 君の面影を探していた
>
>>どれだけの夜と月を越えれば
>どれだけの夜と朝を迎えれば
>
>>涙と悲しみは 『強さ』になるんだろうね?
>悲しみと涙は 『強さ』になってくれるんだろうね?
>
>>それからまた年月が過ぎた
>それからまた年月が過ぎ
>
>>季節は巡り 森は染まり
>季節は廻り 森は色を変え
>
>>風は歌を奏でて 思いはただ溢れて
>風は奏でて 思い溢れて
>
>>それで 想い出した
>…想い出した
>
>>誰かを好きになるということ
>誰かを恋い慕うということ
>
>>ただ 逢いたくて
>逢いたくて
>
>>ただ 愛おしくて
>愛おしくて
>
>>ただ 触れたくて
>触れたくて
>
>>ただ 苦しくて
>苦しくて
>
>>ただ 届かない
>届かない
>
>>想いが伝わらない
>気持ちが伝わらない
>
>>恋心が叶わない
>この願いが叶わない
>
>>君がいるところは
>君が今いるところは
>
>>僕には遠すぎて
>僕にはただ 遠すぎて
>
>>今はもう君は
>…君は今はもう
>
>>僕の側にいないよ
>どこにもいないよ
>
>>それでも  
>だけど
>
>>君が散り逝くと知っていたけど
>君が散り逝くとわかっていたけど
>
>>君という『花』は それでも
>君という『花』は それでも
>
>>強く生きていた 色鮮やかに
>色鮮やかに 強く生きていた
>
>
>>君を思ったまま
>…君を忘れずに
>
>>僕は 医者を続ける
>僕は 医者を続ける
>
>>そして 誰でも助けれる
>そして いつか 誰でも助けることが出来る
>
>>そんな医者になる
>そんな医者に なってみせる


ありがとうございました。

>
>
>
>>元ネタ曲が、分かる人には絶対分かるぞな詩です。
>>上の詩で言う『貴方』が、『僕』。『私』が、『君』の逆サイドの詩です。
> 分かりました。これは、『月光花』ですよね?
> 『君』の『貴方』視点ですね。

そうです。
やっぱり分かりやすいですね。
>
>>タイトル解説
>>主題はほぼそのままです。
>>副題の『Fam Fatal』は、日本語訳だと『宿命の女』という意味になります。
>>ようするに、『僕』にとって、『君』は、一生愛しぬきたい相手だったということです
> 私は今現在好きな人はいないのですが、一番好きな人にそう思われたら、とても嬉しいですよね。

そうですよねぇ。
言語の方ではいい意味ではないですが、一番こう言う言葉って嬉しいものです。

>
>>如何でしたでしょうか?
>>感想ご意見文句等ありましたら、遠慮なくどうぞ
> レスの仕方、真似してすみませんでした…。

いえいえ。
ただ、アドバイス。
もう少し、自分らしさ?をだしてみて。
・・・一部を自分流にしたりとか。

>
>
>それでは。

はい、それでは。


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32419Re:月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+(オリジナル詩)氷室 相良 2006/3/27 13:04:47
記事番号32415へのコメント

>十叶さんを見習い、返歌風にレスをしてみたいと思います。
>>マネするんじゃない!と思われましたら、苦情をどうぞ。
>>人が嫌がることはしませんので。
>
>良いですよ。
>でも、普通二編レスさせていただきます。
 よ、良かった…。
 駄目だったらどうしようと思ってたんですよ。

>>>儚げに咲く野花に 
>>儚げに咲く花に
>>
>>>君の面影をちらりと見た
>>君の面影を重ね見た
>>
>>>僕も君も大好きだった
>>僕も君もとても好きだった
>>
>>>桜や雪を見ても
>>雪や桜を見ても
>>
>>>何故か 冷たいだけで
>>何故か 冷たくなるだけで
>>
>>>君と一緒にいた時の
>>君と一緒にいたあの日の
>>
>>>ときめきは 欠片もない
>>ときめきは 欠片すらない
>>
>>>月のように 淡く切なく君は逝った
>>月のように 淡く切なく、そして儚く君は逝った
>>
>>>出会ったあの時も 君は月光の下にいた
>>出会ったあの時も 君は明るい月の下にいた
>>
>>>次の日 患者としてであったときは驚いたよ
>>次の日 医者と患者として出会ったときは驚いた
>>
>>>それが季節はずれな櫻が咲いた少し後
>>それが季節はずれな櫻が開いた少し後のこと
>>
>>>君の部屋から、桜は見えなくて
>>桜は、君の部屋からは見えなくて
>>
>>>その代わりに小枝を折って来て
>>その代わりになるか分からないけど、小枝を折ってきて
>>
>>>まだ読み終わってなかった流行の小説を持ってきた
>>まだ読みかけの流行の小説を持ってきた
>>
>>>今思えば なんでそんなことしたんだろう?
>>今考えれば どうしてそんなことをしたんだろう?
>>
>>>一目惚れだったかもしれない
>>一目惚れ…だったのかもしれない
>>
>>>『医者になる』
>>『医者になる』
>>
>>>それだけを目標に 生きてきた僕にとっての初めての恋
>>それだけを目標に努力し 生きてきてきた僕にとっての、初めての恋
>>
>>>でも その後 君の前の主治医から
>>でも その後 君の前主治医から
>>
>>>病状を聞いて驚いた
>>病状を聞いて ただ驚いた
>>
>>>『ちょっとした興奮で発作を起こす心臓と被爆した身体だ、もって後一年だろう』
>>『ちょっとした衝撃で発作を起こす心臓と、被爆した身体だ。もって後一年だろう』

>こう言う表現もあるんですね。
>参考になりました
 十叶さんのやつにかぶせてみただけなので、あまりオリジナリティーがないかなぁなんて思いました。
 次はもう少し手を加えてみたいです。
>
>>>・・・・・アメリカでそれなりの場数を踏んでた僕だけど
>>……アメリカでそれなりに修羅場をくぐってきた僕だけど
>>
>>>これだけ 絶望的だとは思わなかった
>>これだけ 絶望が押し寄せてくるとは思わなかった
>>
>>>しかも 被爆した原因がフランスでのあの実験の付近にいたせいだって言うのにも
>>しかも 被爆した原因がフランスで行ったあの実験現場の付近にいたせいだって言うのにも
>>
>>>もしかしたら あと彼女と過ごせるのが短いと知ってからかもしれない
>>もしかしたら あと彼女と過ごせる時間が短いと知ったからかもしれない
>>
>>>だから 僕は一分一秒を惜しむかのように
>>だから 僕は一分一秒を大切にするかのように
>>
>>>足繁く 君の病室に通った
>>足繁く 君の病室へ出向いた。
>>
>>>・・・・・・・・楽しかった
>>……楽しかった
>>
>>>もう僕があんなに そう思うことはないと思うぐらいに
>>もう僕があんなに そう思うことはないだろう
>>
>>>君と過ごした時間は楽しかった
>>君と過ごした時間はとても楽しかった。
>>
>>>だけど 君は 僕が君の主治医になって
>>だけど 君は 僕が君の主治医になってから
>>
>>>たった一ヶ月足らずで逝ってしまった
>>たったの一ヶ月足らずで天に召されてしまった
>>
>>>頑張ったね
>>頑張ったね
>>
>>>本当に よく頑張った
>>よく頑張った 本当に
>>
>>>もっと 思い出が増やせるとよかったね
>>もっと 思い出がたくさんあれば良かったね 
>>
>>>元気になって
>>健康になって
>>
>>>自然の中で
>>青い空の下で
>>
>>>紅葉を見たり
>>草むらに寝転がったり
>>
>>>桜を見たり したいと言っていたね
>>綺麗な桜を 見たいといっていたね
>>
>
>綺麗な表現です。
>ありがとうです。
 ありがとうございます。

>>>あるいは 普通の女の子みたいに
>>あるいは 普通の女の子のように
>>
>>>ショッピングをしたり
>>買い物をしたり
>>
>>>普通に学校に通って
>>普通に学校へ行って
>>
>>>友達と授業を受けたり
>>友達とふざけながら授業を受けたり
>>
>>>学園祭とか学校行事で騒いだり
>>文化祭とかの学校行事ではしゃいだり
>>
>>>くだらない恋話で盛り上がったり
>>くだらない恋話で友達と一緒に盛り上がったり
>>
>>>・・・・・ふつうに大好きな人と結婚したい
>>………普通に大好きな人と結婚したり
>>
>>>そう いつも楽しそうに話していたね
>>そう いつも楽しそうに 笑顔を振りまいて話していたね
>>
>>>それに 薬の副作用で どんなに苦しくても
>>薬の副作用のせいで どんなに苦しくなっても
>>
>>>唇が真っ青になっていても
>>唇が青くなっていても
>
>
>どうでもいいトリビア。
>亡き友人も同じくすりを使っていて・・・血圧を下げる薬?・・・それで、色付きリップが必需品なのです。
>そう、これは部分部分は、ノンフィクションなのです。
 顔色が悪いから必要になってくるものですか。
 私は友人を亡くした事がないので実感がわきませんが、(寧ろ、そうであって欲しい)現実になるのは、やっぱり嫌ですね…。

>>>元ネタ曲が、分かる人には絶対分かるぞな詩です。
>>>上の詩で言う『貴方』が、『僕』。『私』が、『君』の逆サイドの詩です。
>> 分かりました。これは、『月光花』ですよね?
>> 『君』の『貴方』視点ですね。
>
>そうです。
>やっぱり分かりやすいですね。
>>
>>>タイトル解説
>>>主題はほぼそのままです。
>>>副題の『Fam Fatal』は、日本語訳だと『宿命の女』という意味になります。
>>>ようするに、『僕』にとって、『君』は、一生愛しぬきたい相手だったということです
>> 私は今現在好きな人はいないのですが、一番好きな人にそう思われたら、とても嬉しいですよね。
>
>そうですよねぇ。
>言語の方ではいい意味ではないですが、一番こう言う言葉って嬉しいものです。
 一生愛し抜きたくても、その対象がすでにこの世を去っていたら、どうなるのでしょうか。
 一生独身でその人だけを愛するか、結婚して、その相手を変わりに大切にするか…はたまたどちらでもなかったり。

>>>如何でしたでしょうか?
>>>感想ご意見文句等ありましたら、遠慮なくどうぞ
>> レスの仕方、真似してすみませんでした…。
>
>いえいえ。
>ただ、アドバイス。
>もう少し、自分らしさ?をだしてみて。
>・・・一部を自分流にしたりとか。
 はい。眺めている途中、そう思いました。
 もう少し自分らしさを出してみたいです。
 いつもアドバイスありがとうございます。

それでは。


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32420月が沈む頃に、道しるべは浮かぶ…月読乾 2006/3/27 21:36:46
記事番号32404へのコメント

こんばんは、月読です。
今回は、割と心情が重なったせいか、こっちまで詩形式の返レスになりました。


儚げに咲く野花に 
>
>君の面影をちらりと見た
>
>僕も君も大好きだった
>
>桜や雪を見ても
>
>何故か 冷たいだけで
>
>君と一緒にいた時の
>
>ときめきは 欠片もない
>

想い出す時間…
過ぎる想い出…

巻き戻される記憶は鮮明でも、残酷な時は、それらに少しずつ『死んだ時間」を偲ばせていく…

もう一度、あの想いを取り戻せる…?

もう一度、『病で死に至った』年月をゼロにする…?

>月のように 淡く切なく君は逝った
>
>出会ったあの時も 君は月光の下にいた
>
>次の日 患者としてであったときは驚いたよ
>
>それが季節はずれな櫻が咲いた少し後
>
>君の部屋から、桜は見えなくて
>
>その代わりに小枝を折って来て
>
>まだ読み終わってなかった流行の小説を持ってきた
>
>今思えば なんでそんなことしたんだろう?
>
>一目惚れだったかもしれない
>

月はもう一度目を向けた時、その表情を変えている…

まほろばの時に、僅かでも確かな物を示したくて、形のある物に手を伸ばす…

ほんの少しでも繋がる糸がと、ほんの少しでもチャンスあれば、そこから想いを蘇らせる事は、或いは…

>『医者になる』
>
>それだけを目標に 生きてきた僕にとっての初めての恋
>
>でも その後 君の前の主治医から
>
>病状を聞いて驚いた
>
>『ちょっとした興奮で発作を起こす心臓と被爆した身体だ、もって後一年だろう』
>
>・・・・・アメリカでそれなりの場数を踏んでた僕だけど
>
>これだけ 絶望的だとは思わなかった
>
>しかも 被爆した原因がフランスでのあの実験の付近にいたせいだって言うのにも
>
>

世界全体の愚かさなんて、どうだっていい。
遥か遠くの国の、数億の人間を救うより、
一人の人を愛する事がずっと価値がある事だってある。
煌く宝玉の宮殿と、退廃したコンクリートの外苑の狭間で見つけた、一輪の名も無いけど何よりもはっきりと咲いた花…


>もしかしたら あと彼女と過ごせるのが短いと知ってからかもしれない
>
>だから 僕は一分一秒を惜しむかのように
>
>足繁く 君の病室に通った
>
>・・・・・・・・楽しかった
>
>もう僕があんなに そう思うことはないと思うぐらいに
>
>君と過ごした時間は楽しかった
>
>だけど 君は 僕が君の主治医になって
>
>たった一ヶ月足らずで逝ってしまった
>
>頑張ったね
>
>本当に よく頑張った
>
>もっと 思い出が増やせるとよかったね
>
>元気になって
>
>自然の中で
>
>紅葉を見たり
>
>桜を見たり したいと言っていたね
>
>あるいは 普通の女の子みたいに
>
>ショッピングをしたり
>
>普通に学校に通って
>
>友達と授業を受けたり
>
>学園祭とか学校行事で騒いだり
>
>くだらない恋話で盛り上がったり
>
>・・・・・ふつうに大好きな人と結婚したい
>
>そう いつも楽しそうに話していたね
>
>それに 薬の副作用で どんなに苦しくても
>
>唇が真っ青になっていても
>
>それでも 微笑んでいたね
>
>君は 雨と雪と櫻が好きっていってたよね
>
>雪と桜は 綺麗だから・・・・
>
>雨は 他の家族の楽しそうな声が聞こえないからって
>
>でも君は 雨の朝に逝ってってしまった
>
>・・・・・・眠るように逝ったのがせめての幸運かも知れない
>
>発作に苦しむことなく
>
>穏やかに 君は逝った
>
>
>
>
>それから 何日間かが過ぎた
>
>急な手術や 他の患者の急変のおかげで
>
>君を一時忘れるぐらいの
>
>忙しさの中で 日は過ぎていった
>
>でも 一週間ぶりの我が家に帰る帰り路
>
>ふと見上げた星空に
>
>気が付いたら 君の面影を探してた
>
>どれだけの夜と月を越えれば
>
>涙と悲しみは 『強さ』になるんだろうね?
>
>それからまた年月が過ぎた
>
>季節は巡り 森は染まり
>
>風は歌を奏でて 思いはただ溢れて
>
>それで 想い出した
>
>誰かを好きになるということ
>
>ただ 逢いたくて
>
>ただ 愛おしくて
>
>ただ 触れたくて
>
>ただ 苦しくて
>
>ただ 届かない
>
>想いが伝わらない
>
>恋心が叶わない
>
>君がいるところは
>
>僕には遠すぎて
>
>今はもう君は
>
>僕の側にいないよ
>
>
>それでも  
>
>君が散り逝くと知っていたけど
>
>君という『花』は それでも
>
>強く生きていた 色鮮やかに
>
>
>
>君を思ったまま
>
>僕は 医者を続ける
>
>そして 誰でも助けれる
>
>そんな医者になる

もう、いいかも知れない。
そろそろ、少しだけ君を預けて自分の道を歩んでみる。
君に頼ってばかりでは、自分が無くなるから…

わがままを、君は許してくれるよね…?

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32421素敵なのありがとうございます。十叶夕海 2006/3/27 23:05:50
記事番号32420へのコメント


>こんばんは、月読です。
>今回は、割と心情が重なったせいか、こっちまで詩形式の返レスになりました。

こんばんわ、ユアです。
ありがとうございます。
では、返します。

>
>
>儚げに咲く野花に 
>>
>>君の面影をちらりと見た
>>
>>僕も君も大好きだった
>>
>>桜や雪を見ても
>>
>>何故か 冷たいだけで
>>
>>君と一緒にいた時の
>>
>>ときめきは 欠片もない
>>
>
>想い出す時間…
>過ぎる想い出…
>
>巻き戻される記憶は鮮明でも、残酷な時は、それらに少しずつ『死んだ時間」を偲ばせていく…
>
>もう一度、あの想いを取り戻せる…?
>
>もう一度、『病で死に至った』年月をゼロにする…?


それは出来ないことかもしれないですね。
知らなかったあの頃へは戻れませんから。

>
>>月のように 淡く切なく君は逝った
>>
>>出会ったあの時も 君は月光の下にいた
>>
>>次の日 患者としてであったときは驚いたよ
>>
>>それが季節はずれな櫻が咲いた少し後
>>
>>君の部屋から、桜は見えなくて
>>
>>その代わりに小枝を折って来て
>>
>>まだ読み終わってなかった流行の小説を持ってきた
>>
>>今思えば なんでそんなことしたんだろう?
>>
>>一目惚れだったかもしれない
>>
>
>月はもう一度目を向けた時、その表情を変えている…
>
>まほろばの時に、僅かでも確かな物を示したくて、形のある物に手を伸ばす…
>
>ほんの少しでも繋がる糸がと、ほんの少しでもチャンスあれば、そこから想いを蘇らせる事は、或いは…

できるかもしれないで着ないかもしれない。
だけど、僕は・・・・

>
>>『医者になる』
>>
>>それだけを目標に 生きてきた僕にとっての初めての恋
>>
>>でも その後 君の前の主治医から
>>
>>病状を聞いて驚いた
>>
>>『ちょっとした興奮で発作を起こす心臓と被爆した身体だ、もって後一年だろう』
>>
>>・・・・・アメリカでそれなりの場数を踏んでた僕だけど
>>
>>これだけ 絶望的だとは思わなかった
>>
>>しかも 被爆した原因がフランスでのあの実験の付近にいたせいだって言うのにも
>>
>>
>
>世界全体の愚かさなんて、どうだっていい。
>遥か遠くの国の、数億の人間を救うより、
>一人の人を愛する事がずっと価値がある事だってある。
>煌く宝玉の宮殿と、退廃したコンクリートの外苑の狭間で見つけた、一輪の名も無いけど何よりもはっきりと咲いた花…
>

僕は正義の味方なんかじゃない
他人よりも君がいて暮れればよかった。
数億の人間よりも、君だけが僕の大切なもの

>
>>もしかしたら あと彼女と過ごせるのが短いと知ってからかもしれない
>>
>>だから 僕は一分一秒を惜しむかのように
>>
>>足繁く 君の病室に通った
>>
>>・・・・・・・・楽しかった
>>
>>もう僕があんなに そう思うことはないと思うぐらいに
>>
>>君と過ごした時間は楽しかった
>>
>>だけど 君は 僕が君の主治医になって
>>
>>たった一ヶ月足らずで逝ってしまった
>>
>>頑張ったね
>>
>>本当に よく頑張った
>>
>>もっと 思い出が増やせるとよかったね
>>
>>元気になって
>>
>>自然の中で
>>
>>紅葉を見たり
>>
>>桜を見たり したいと言っていたね
>>
>>あるいは 普通の女の子みたいに
>>
>>ショッピングをしたり
>>
>>普通に学校に通って
>>
>>友達と授業を受けたり
>>
>>学園祭とか学校行事で騒いだり
>>
>>くだらない恋話で盛り上がったり
>>
>>・・・・・ふつうに大好きな人と結婚したい
>>
>>そう いつも楽しそうに話していたね
>>
>>それに 薬の副作用で どんなに苦しくても
>>
>>唇が真っ青になっていても
>>
>>それでも 微笑んでいたね
>>
>>君は 雨と雪と櫻が好きっていってたよね
>>
>>雪と桜は 綺麗だから・・・・
>>
>>雨は 他の家族の楽しそうな声が聞こえないからって
>>
>>でも君は 雨の朝に逝ってってしまった
>>
>>・・・・・・眠るように逝ったのがせめての幸運かも知れない
>>
>>発作に苦しむことなく
>>
>>穏やかに 君は逝った
>>
>>
>>
>>
>>それから 何日間かが過ぎた
>>
>>急な手術や 他の患者の急変のおかげで
>>
>>君を一時忘れるぐらいの
>>
>>忙しさの中で 日は過ぎていった
>>
>>でも 一週間ぶりの我が家に帰る帰り路
>>
>>ふと見上げた星空に
>>
>>気が付いたら 君の面影を探してた
>>
>>どれだけの夜と月を越えれば
>>
>>涙と悲しみは 『強さ』になるんだろうね?
>>
>>それからまた年月が過ぎた
>>
>>季節は巡り 森は染まり
>>
>>風は歌を奏でて 思いはただ溢れて
>>
>>それで 想い出した
>>
>>誰かを好きになるということ
>>
>>ただ 逢いたくて
>>
>>ただ 愛おしくて
>>
>>ただ 触れたくて
>>
>>ただ 苦しくて
>>
>>ただ 届かない
>>
>>想いが伝わらない
>>
>>恋心が叶わない
>>
>>君がいるところは
>>
>>僕には遠すぎて
>>
>>今はもう君は
>>
>>僕の側にいないよ
>>
>>
>>それでも  
>>
>>君が散り逝くと知っていたけど
>>
>>君という『花』は それでも
>>
>>強く生きていた 色鮮やかに
>>
>>
>>
>>君を思ったまま
>>
>>僕は 医者を続ける
>>
>>そして 誰でも助けれる
>>
>>そんな医者になる
>
>もう、いいかも知れない。
>そろそろ、少しだけ君を預けて自分の道を歩んでみる。
>君に頼ってばかりでは、自分が無くなるから…
>
>わがままを、君は許してくれるよね…?


君のことは忘れない。
忘れないけど もう少し自分の心で生きてみようと思う
君に頼ってばっかりだったら、笑われるよね。

こんな事・・君は許してくれる?



こっちも返してみました。
ありがとうございました。


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32447自分なり、とはなんでしょう?氷紅梦無 2006/4/10 18:39:11
記事番号32404へのコメント



『そして、僕は。』



月明かりの下、さらりと揺れる小さな花に君の面影を見た。

月光に照らされた儚さは、美しさと等価で

その姿が好きだと君は言っていたよね。

再び巡った季節の中で

桜花や雪に出会っても

不思議と冷たく映るだけだ。

君が隣にいた時は、あんなに綺麗に見えたのに。


月のように、雪のように。

淡く溶けるように、君は逝った。


初めて君を見つけた時、君は月光の下で空を見ていた。


『月に、呼ばれてしまいました』


少しいたずらっぽく笑ってた。

次の日、患者として再び逢った時は驚いたよ。

よく覚えている。

それは季節外れのさくらがほころんだ少し後。

君の部屋の窓からはさくらは見えなくて。

少しでも見せたくて、一枝折り取った。

花瓶に入ったさくらが落ちないうちに、読み終わってもいなかった流行りの小説を持っていった。

今思えば、かなり不思議な行動だった。

なんであんなに彼女の事が気になったんだろう。

  一目惚れ、だったのかもしれない。


頑なに『医者になること』だけを目指し、他の全てに目もくれなかった僕にとって

―――初めての、恋。


でも、初恋は実らないというジンクスは、僕を逃がさなかった。

前に君を受け持っていた先生から病状を聞いた。


『ちょっとした興奮で心臓は発作を起こす』『体は放射能に蝕まれている』


『――――もって、後一年』


驚いた。

…僕は、アメリカでそれなりに場数を踏んできたつもりだった。

これほどまでに絶望的だとは思ってもみなかった。

―――しかも、被爆した原因は…フランスでのあの実験の付近にいたからだ、ということも。


彼女と過ごせる時間が、極少ないかもしれないと知ったからだろうか。

僕は、一分一秒でも君の傍へと居たくなった。

少しでも時間を見つけ、足繁く君の病室へと通った。


―――――――――――楽しかった。


僕がこれまで経験したどんな時間よりも。

僕がこれから経験するどの時間の中にも無いんじゃないかと思えるほどに。

それほど、君との時間は楽しかった。

君の髪が揺れるたび、僕は君がまだ生きている事を知った。

君が笑顔を見せるたび、僕は君が微笑めるくらい幸せなのだと思った。


だけど。

君は、僕が主治医になって一月も待たない内に、一人で長い眠りについてしまった。


頑張ったね。

―――…本当に、よく頑張った…


それだけしか、言えなかった。

そんな事しか、言えなかった。

君との想い出は、もっともっと増やせると思ってた。

君が元気になったら、抜け出すような月夜だけじゃなくて、

晴れ渡った青空。

春にはさくら、

夏には海、

秋にはもみじ、

冬には雪原。

様々な風景を、草花を、見せたかった。


君は色々な事をしたいと言っていたね。

普通の女の子みたいに学校に通い、友達と授業を受け、

くだらない話や恋愛相談なんかをたくさんして。

休日には買物に行って、ブティックでファッションショーをしたり。

学校祭に参加して、目一杯はしゃいだり。

大好きな人と…結婚、したり。

恥ずかしそうにしながら、でも、とても楽しそうにいつも話していたね。


薬の副作用がどんなに辛くても。

唇が真っ青になっても。

それでも、君は僕に微笑んでくれたよね。


君は、雨と、雪と、さくらが好きだって言ってたね。

雪とさくらは、綺麗だから。

雨は…外を走る子供の楽しそうな声が、聞こえなくなるから…って。



君は、本当の桜の季節や雪を待たずに、土砂降りの雨の朝に、静かに逝ってしまった。

眠るように逝ったのが、せめてもの救いだった。

発作もなく、苦しむこともなく。

冷たくなったはずのその顔は、眠っているようで…本当に穏やかだった。




それからの数日間。

急に起きた大事故や、受け持っていた患者の急変などで信じられないほど忙しかった。

それこそ、一時とは言え君の喪失感を紛らわすほどに。

そんな日々が過ぎ、気が付いたら一週間が過ぎていた。


久しぶりに家への帰路についた時

空には月がいた。

ふと、その中に君の笑顔を探している自分に気づいて足が止まった。





涙が溢れて止まらない。

君が―――死んでから、始めて流したそれは

熱くて。

痛くて。

苦しくて。

悲しくて。

それがつらくて、もっと泣いた。


君は、いつも繰り返し言っていたね。

『私は、幸せでした。そして、今はとっても幸せです』

それは、僕と君にとっては、本当だったんだよね?

君はきっと…幸せを感じることができたんだ。



後どれくらい月を浴びれば、この痛みはあの星に変わるのか?

この涙は、いつか君に届くのだろうか?

僕は、君への涙を、いつか『強さ』に変える時が来るのかな?

――――――僕は、いつか君を忘れる日が来るのかな?



答えは、見つからない。



答えを探し。

探し続け。

探す事を答えにした時、はじめて思い出した。


人を、好きになる

      と、いう事。

ただ、逢いたい。

ただ、触れたい。

ただ、聞きたい。

ただ、愛したい。

だけど、苦しい。

だけど、届かない。

ただ、伝えたいだけだったのに。


想いは、もう永久に届かない。

もう、叶う事はない。


僕の想い

君の願い

僕には、君のいるところはもう遠すぎる。

君はもう――――僕がふれる事は出来ないんだ。



君は、短く、儚く、鮮やかに。

あっという間に散ってしまった。

一夜限りの花のように、美しく咲いた君は、僕の中に残っている。

たとえ君が散ろうとも。

僕は、君を忘れない。

君がどれほど望もうと、これだけは聞き入れる事ができない。

君をずっと微笑ませてあげることが出来なかったちっぽけで愚かな男の、たった一つの贖罪であり、望みなのだから。



そして、僕は

君を心に残したまま、医者を続ける。

前に進む。

哀しみに道を塞がれるのは、これで最後と決めて。

限られた時を、僕が精一杯生きたときには…


微笑んで、くれるかい?




――――――――――――◆◇◆――――――――――――


どうもこんにちはコンバンハおはようございます。
氷紅梦無です。
『哀しみよ、こんにちは』
を自分なりに書いたのを送ったので、
『月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+』
も書いてみました。

前回の『私はきっと…』を誉めて下さってありがとうございました。嬉しかったです。
あれは、丁度読んだ時に『愛と死を見つめて』というドラマを見た事で産まれました。『彼女』に本当に近い心境で書いた物だったので、ある意味自分の言葉に近いものでしたから、それを受け入れてもらえたようで嬉しかったです。


幸せって、なんでしょう?
彼らの幸せはひとつだったように想えます。



氷紅梦無でした。

それでは、またの機会に…





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32448またまたありがとございます。十叶 夕海 2006/4/10 21:34:07
記事番号32447へのコメント


>
>
>『そして、僕は。』
>
>
>
>月明かりの下、さらりと揺れる小さな花に君の面影を見た。
>
>月光に照らされた儚さは、美しさと等価で
>
>その姿が好きだと君は言っていたよね。
>
>再び巡った季節の中で
>
>桜花や雪に出会っても
>
>不思議と冷たく映るだけだ。
>
>君が隣にいた時は、あんなに綺麗に見えたのに。
>
>
>月のように、雪のように。
>
>淡く溶けるように、君は逝った。

すみません、この部分を読んで、亡き友を思い出しました。
というか、当時の私の心境も似たようなものだったので。
・・・・ありがとうございました。

>
>
>初めて君を見つけた時、君は月光の下で空を見ていた。
>
>
>『月に、呼ばれてしまいました』
>
>
>少しいたずらっぽく笑ってた。
>
>次の日、患者として再び逢った時は驚いたよ。
>
>よく覚えている。
>
>それは季節外れのさくらがほころんだ少し後。
>
>君の部屋の窓からはさくらは見えなくて。
>
>少しでも見せたくて、一枝折り取った。
>
>花瓶に入ったさくらが落ちないうちに、読み終わってもいなかった流行りの小説を持っていった。
>
>今思えば、かなり不思議な行動だった。
>
>なんであんなに彼女の事が気になったんだろう。
>
>  一目惚れ、だったのかもしれない。
>
>
>頑なに『医者になること』だけを目指し、他の全てに目もくれなかった僕にとって
>
>―――初めての、恋。
>
>
>でも、初恋は実らないというジンクスは、僕を逃がさなかった。
>
>前に君を受け持っていた先生から病状を聞いた。
>
>
>『ちょっとした興奮で心臓は発作を起こす』『体は放射能に蝕まれている』
>
>
>『――――もって、後一年』
>
>
>驚いた。
>
>…僕は、アメリカでそれなりに場数を踏んできたつもりだった。
>
>これほどまでに絶望的だとは思ってもみなかった。
>
>―――しかも、被爆した原因は…フランスでのあの実験の付近にいたからだ、ということも。
>

ちなみに、このフランス原爆実験は、実在です。
ですので、もしかしたら、『彼女』は、もしかしたら、存在していたのかもしれません。

>
>彼女と過ごせる時間が、極少ないかもしれないと知ったからだろうか。
>
>僕は、一分一秒でも君の傍へと居たくなった。
>
>少しでも時間を見つけ、足繁く君の病室へと通った。
>
>
>―――――――――――楽しかった。
>
>
>僕がこれまで経験したどんな時間よりも。
>
>僕がこれから経験するどの時間の中にも無いんじゃないかと思えるほどに。
>
>それほど、君との時間は楽しかった。
>
>君の髪が揺れるたび、僕は君がまだ生きている事を知った。
>
>君が笑顔を見せるたび、僕は君が微笑めるくらい幸せなのだと思った。
>
>
>だけど。
>
>君は、僕が主治医になって一月も待たない内に、一人で長い眠りについてしまった。
>

友人は、友人になってから、一年ほどで逝ってしまった。

>
>頑張ったね。
>
>―――…本当に、よく頑張った…
>
>
>それだけしか、言えなかった。
>
>そんな事しか、言えなかった。
>
>君との想い出は、もっともっと増やせると思ってた。
>
>君が元気になったら、抜け出すような月夜だけじゃなくて、
>
>晴れ渡った青空。
>
>春にはさくら、
>
>夏には海、
>
>秋にはもみじ、
>
>冬には雪原。
>
>様々な風景を、草花を、見せたかった。
>
>
>君は色々な事をしたいと言っていたね。
>
>普通の女の子みたいに学校に通い、友達と授業を受け、
>
>くだらない話や恋愛相談なんかをたくさんして。
>
>休日には買物に行って、ブティックでファッションショーをしたり。
>
>学校祭に参加して、目一杯はしゃいだり。
>
>大好きな人と…結婚、したり。
>
>恥ずかしそうにしながら、でも、とても楽しそうにいつも話していたね。
>

『彼女』にも、『友人』にも、そんな普通の幸せが持てなかった。
なんか、私のことしか話してないですが、でも、氷紅さんのは、なぜか思い出させてくれます。

>
>薬の副作用がどんなに辛くても。
>
>唇が真っ青になっても。
>
>それでも、君は僕に微笑んでくれたよね。
>
>
>君は、雨と、雪と、さくらが好きだって言ってたね。
>
>雪とさくらは、綺麗だから。
>
>雨は…外を走る子供の楽しそうな声が、聞こえなくなるから…って。
>
>
>
>君は、本当の桜の季節や雪を待たずに、土砂降りの雨の朝に、静かに逝ってしまった。
>
>眠るように逝ったのが、せめてもの救いだった。
>
>発作もなく、苦しむこともなく。
>
>冷たくなったはずのその顔は、眠っているようで…本当に穏やかだった。
>
>
>
>
>それからの数日間。
>
>急に起きた大事故や、受け持っていた患者の急変などで信じられないほど忙しかった。
>
>それこそ、一時とは言え君の喪失感を紛らわすほどに。
>
>そんな日々が過ぎ、気が付いたら一週間が過ぎていた。
>
>
>久しぶりに家への帰路についた時
>
>空には月がいた。
>
>ふと、その中に君の笑顔を探している自分に気づいて足が止まった。
>
>
>
>
>
>涙が溢れて止まらない。
>
>君が―――死んでから、始めて流したそれは
>
>熱くて。
>
>痛くて。
>
>苦しくて。
>
>悲しくて。
>
>それがつらくて、もっと泣いた。
>
>
>君は、いつも繰り返し言っていたね。
>
>『私は、幸せでした。そして、今はとっても幸せです』
>
>それは、僕と君にとっては、本当だったんだよね?
>
>君はきっと…幸せを感じることができたんだ。
>
>
>
>後どれくらい月を浴びれば、この痛みはあの星に変わるのか?
>
>この涙は、いつか君に届くのだろうか?
>
>僕は、君への涙を、いつか『強さ』に変える時が来るのかな?
>
>――――――僕は、いつか君を忘れる日が来るのかな?
>
>
>
>答えは、見つからない。
>
>
>
>答えを探し。
>
>探し続け。
>
>探す事を答えにした時、はじめて思い出した。
>
>
>人を、好きになる
>
>      と、いう事。
>
>ただ、逢いたい。
>
>ただ、触れたい。
>
>ただ、聞きたい。
>
>ただ、愛したい。
>
>だけど、苦しい。
>
>だけど、届かない。
>
>ただ、伝えたいだけだったのに。
>
>
>想いは、もう永久に届かない。
>
>もう、叶う事はない。
>
>
>僕の想い
>
>君の願い
>
>僕には、君のいるところはもう遠すぎる。
>
>君はもう――――僕がふれる事は出来ないんだ。

『僕』にも、一応のモデルがいます。
その彼曰く、『彼女が逝ったときは似たような感じだった』


>
>
>
>君は、短く、儚く、鮮やかに。
>
>あっという間に散ってしまった。
>
>一夜限りの花のように、美しく咲いた君は、僕の中に残っている。
>
>たとえ君が散ろうとも。
>
>僕は、君を忘れない。
>
>君がどれほど望もうと、これだけは聞き入れる事ができない。
>
>君をずっと微笑ませてあげることが出来なかったちっぽけで愚かな男の、たった一つの贖罪であり、望みなのだから。
>
>
>
>そして、僕は
>
>君を心に残したまま、医者を続ける。
>
>前に進む。
>
>哀しみに道を塞がれるのは、これで最後と決めて。
>
>限られた時を、僕が精一杯生きたときには…
>
>
>微笑んで、くれるかい?


感想自体は、短大の方で読んだのですが、そのとき、周りに人がいたのに思い切り絶叫してしまいました。

>
>
>
>
>――――――――――――◆◇◆――――――――――――
>
>
>どうもこんにちはコンバンハおはようございます。
>氷紅梦無です。
>『哀しみよ、こんにちは』
>を自分なりに書いたのを送ったので、
>『月を見て思い出すは君のこと +Fam Fatal+』
>も書いてみました。
>
>前回の『私はきっと…』を誉めて下さってありがとうございました。嬉しかったです。
>あれは、丁度読んだ時に『愛と死を見つめて』というドラマを見た事で産まれました。『彼女』に本当に近い心境で書いた物だったので、ある意味自分の言葉に近いものでしたから、それを受け入れてもらえたようで嬉しかったです。

私も、思い出に仕掛けていた友人を思い出させていただきました。
ありがとうございました。

>
>
>幸せって、なんでしょう?
>彼らの幸せはひとつだったように想えます。
>
>
>
>氷紅梦無でした。
>
>それでは、またの機会に…
>

そうですね、でももうそれがかなうことが無いのが悲しいです。

はい、ではまた。

>
>
>
>

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32470幸福論はキリが無し…ですかね。氷紅梦無 2006/4/16 14:42:49
記事番号32448へのコメント


…この詩が最初に公開されてから随分たちますが…なんだかとても自分の中で大切な物にわけられているようです。

幸せについて。
>
>そうですね、でももうそれがかなうことが無いのが悲しいです。

…そうでしょうか?彼らの想いと幸せの感じ方は一つでした。少し時間がずれたとしても、きっと『彼』は気付くと思いますよ。
いえ、訂正します。『彼女』が伝えると思いますよ。
 僕は、『彼女』はあの詩を何かに書き残したのだと思っています。『前を向いて欲しい』と心の中で思っていても、伝えなければ伝わらない。それに気付いていたのだと。誰かに頼めば書いたその思いを『彼』に渡す事は可能だと思います。
『彼女』の思いは、伝わらなければ『彼』を前に進ませる事は出来ないと思いますから。
願いで世界は変わらない。悲しいですが、だからこそ伝えるという行為が産まれたのだと考えるのは些か突飛でしょうか。
彼らは、通じ合う事が出来たのだと、そう思ってはいけないのでしょうか?

 僕は、そうあって欲しいと願ってあの二篇の詩を書きました。

…出過ぎた真似をしましたね。
ただ、自分の考えを伝えたかっただけです。
お気に障りましたら、すみません。

氷紅梦無でした。
それでは、またの機会に…


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32472・・・・・・ありがとうございます。十叶 夕海 2006/4/16 23:30:12
記事番号32470へのコメント


>
>…この詩が最初に公開されてから随分たちますが…なんだかとても自分の中で大切な物にわけられているようです。

そうですね。
一ヶ月半前・・・早いもんですね。

>
>幸せについて。
>>
>>そうですね、でももうそれがかなうことが無いのが悲しいです。
>
>…そうでしょうか?彼らの想いと幸せの感じ方は一つでした。少し時間がずれたとしても、きっと『彼』は気付くと思いますよ。
>いえ、訂正します。『彼女』が伝えると思いますよ。
> 僕は、『彼女』はあの詩を何かに書き残したのだと思っています。『前を向いて欲しい』と心の中で思っていても、伝えなければ伝わらない。それに気付いていたのだと。誰かに頼めば書いたその思いを『彼』に渡す事は可能だと思います。
>『彼女』の思いは、伝わらなければ『彼』を前に進ませる事は出来ないと思いますから。
>願いで世界は変わらない。悲しいですが、だからこそ伝えるという行為が産まれたのだと考えるのは些か突飛でしょうか。
>彼らは、通じ合う事が出来たのだと、そう思ってはいけないのでしょうか?

そういっていただけて嬉しかったです。
・・・あるいみ、『彼女』『彼』は、『亡き友人』『私』のパロディというかそんな感じだったので。
・・・・・ほんとうに、ありがとうございます。

>
> 僕は、そうあって欲しいと願ってあの二篇の詩を書きました。
>
>…出過ぎた真似をしましたね。
>ただ、自分の考えを伝えたかっただけです。
>お気に障りましたら、すみません。

いえいえ、こういうふうに、真っ向から、意見ぶつけてくるのは、珍しかったので、逆に小気味いいです。

>
>氷紅梦無でした。
>それでは、またの機会に…

はい、それでは。
四月中に、もう一つ詩を書くので、よろしくです。
それでは。

>
>

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32422素敵な詩…ですね。氷紅梦無 2006/3/29 00:02:40
記事番号32338へのコメント




『私はきっと…』 



私はきっと、貴方と笑うために生まれてきたの。

私は弱く、貴方と外を走ることも出来ない。

貴方が見るたくさんの景色も、たくさんの人も、たくさんの音も、たくさんの声も。

全てを一緒に感じる事が出来ない。

隣にいる事が出来ない。

それは、同じ思い出を持つ事が出来ないって事なの。

私は、貴方に逢えて幸せだった。

私は、貴方に逢えて楽しかった。

私は、貴方に逢えて辛かった。

私は、貴方に逢えて。

貴方が連れて来てくれたたくさんの想い出。

たくさんの宝物。

もっともっと増やしたかった、宝物。

一つ一つを数えたら、とても一日じゃ足りないくらいの、宝物。

一つ一つを数えても、二日以上かからないような、想い出。

小さくて。

少なくて。

大切で。

鮮やかで。

あったかくて。

私の中をずっと満たし続ける大切なキモチ。

私は、貴方が一番大切。


貴方が   好き、です。


私は、もっともっと、ずっとずっと、生きたかった。

貴方と一緒に笑っていたかった。

ずぅっと生きて、ずぅっと貴方と話していたかった。

せめて、誕生日を祝って欲しかった。

嘘でもいい、真似事でもかまわない。

貴方のお嫁さんになりたかった。


でも、言わない。

   言えないよ。


忘れて。

私を、忘れて。

貴方は貴方の道を生きて、歩いて欲しいの。

私は貴方の枷にはなりたくない。

貴方に鎖のように絡みつきたくなんかないから。

私にはつらい事が多過ぎたなんて思わないで。

私にとって、楽しい事ばかりじゃ人生じゃないから。

貴方よりも短い道だけど、楽しい事もつらい事も、他の人と同じ割合で受けなきゃ、不公平だもの。

だから、私は幸せだったの。

あなたに逢えて、貴方と笑う事が出来て。

幸せだったの。


歌を謡う。

哀しみよ、こんにちは

貴方の道にも哀しみはたくさんある。

でも、それだけじゃないの。

楽しい事、嬉しい事もたくさんある。

哀しみに耳を塞がれないで。

哀しみだけを見ないで。

哀しければ泣けばいい。

哀しければ振りかえればいい。

私は、貴方の枷にはならない。

私は、貴方と笑うために生まれてきた。

私は、貴方の背中を押す為に生まれてきたの…


哀しみよ、こんにちは。


そして、さようなら。


――――――――◆◇◆――――――――


こんにちはコンバンハそしておはよう御座います。
氷紅梦無です。

十叶夕海さんの『哀しみよ こんにちは』を受けて、自分なりに同じ筋を描いてみました。
全体に散りばめられていた『哀しみよ こんにちは』の言葉をほぼ消してしまいましたが、雰囲気等を受け継ぐように頑張りました。

それでは、またの機会に…


トップに戻る
32439遅くなりました十叶夕海 2006/4/7 12:13:46
記事番号32422へのコメント


こんにちは、素敵なレスありがとうございます。

>
>
>
>『私はきっと…』 
>
>
>
>私はきっと、貴方と笑うために生まれてきたの。
>
>私は弱く、貴方と外を走ることも出来ない。
>
>貴方が見るたくさんの景色も、たくさんの人も、たくさんの音も、たくさんの声も。
>
>全てを一緒に感じる事が出来ない。
>
>隣にいる事が出来ない。
>
>それは、同じ思い出を持つ事が出来ないって事なの。
>
>私は、貴方に逢えて幸せだった。
>
>私は、貴方に逢えて楽しかった。
>
>私は、貴方に逢えて辛かった。
>
>私は、貴方に逢えて。
>
>貴方が連れて来てくれたたくさんの想い出。
>
>たくさんの宝物。
>
>もっともっと増やしたかった、宝物。
>
>一つ一つを数えたら、とても一日じゃ足りないくらいの、宝物。
>
>一つ一つを数えても、二日以上かからないような、想い出。
>
>小さくて。
>
>少なくて。
>
>大切で。
>
>鮮やかで。
>
>あったかくて。
>
>私の中をずっと満たし続ける大切なキモチ。
>
>私は、貴方が一番大切。
>
>
>貴方が   好き、です。
>

これを初めて確認したとき、『こういう綺麗な表現もあるんだな・・・・』と思いました。
もちろん、綺麗というのも変なんですけど、でも、それが一番しっくりくる表現です。

>
>私は、もっともっと、ずっとずっと、生きたかった。
>
>貴方と一緒に笑っていたかった。
>
>ずぅっと生きて、ずぅっと貴方と話していたかった。
>
>せめて、誕生日を祝って欲しかった。
>
>嘘でもいい、真似事でもかまわない。
>
>貴方のお嫁さんになりたかった。
>
>
>でも、言わない。
>
>   言えないよ。
>
>
>忘れて。
>
>私を、忘れて。
>
>貴方は貴方の道を生きて、歩いて欲しいの。
>
>私は貴方の枷にはなりたくない。
>
>貴方に鎖のように絡みつきたくなんかないから。
>
>私にはつらい事が多過ぎたなんて思わないで。
>
>私にとって、楽しい事ばかりじゃ人生じゃないから。
>
>貴方よりも短い道だけど、楽しい事もつらい事も、他の人と同じ割合で受けなきゃ、不公平だもの。
>
>だから、私は幸せだったの。
>
>あなたに逢えて、貴方と笑う事が出来て。
>
>幸せだったの。
>

・・・・・・・納得というか、あの子(モデルの亡き友人です)を思い出しました。
そして、これの初見のとき、朝の忙しい時間でしたけど、マジ泣きしました。

>
>歌を謡う。
>
>哀しみよ、こんにちは
>
>貴方の道にも哀しみはたくさんある。
>
>でも、それだけじゃないの。
>
>楽しい事、嬉しい事もたくさんある。
>
>哀しみに耳を塞がれないで。
>
>哀しみだけを見ないで。
>
>哀しければ泣けばいい。
>
>哀しければ振りかえればいい。
>
>私は、貴方の枷にはならない。
>
>私は、貴方と笑うために生まれてきた。
>
>私は、貴方の背中を押す為に生まれてきたの…
>
>
>哀しみよ、こんにちは。
>
>
>そして、さようなら。
>

ありがとうございます。
凄まじいほどに綺麗で儚い詩でした。

>
>――――――――◆◇◆――――――――
>
>
>こんにちはコンバンハそしておはよう御座います。
>氷紅梦無です。
>
>十叶夕海さんの『哀しみよ こんにちは』を受けて、自分なりに同じ筋を描いてみました。
>全体に散りばめられていた『哀しみよ こんにちは』の言葉をほぼ消してしまいましたが、雰囲気等を受け継ぐように頑張りました。
>
>それでは、またの機会に…
>
>
こんにちは、ユアです。
ありがとうございます。
雰囲気を受け継ぐというよりは、昇華させたような詩をありがとうございました。


はい、またここで会いましょう。
それでは。