◆−2人はvラブラブ・1(注意:アダルトではないガウゼルです)−ドラググリーン2号 (2006/7/21 18:18:29) No.32655 ┗2人はvラブラブ・2−ドラググリーン2号 (2006/7/21 18:31:29) No.32656 ┣Re:2人はvラブラブ・2−カナタ・マコト (2006/7/24 20:52:48) No.32666 ┃┗感謝×∞−ドラググリーン2号 (2006/7/25 08:35:07) No.32667 ┗2人はvラブラブ・3−ドラググリーン2号 (2006/7/25 08:48:11) No.32668 ┗2人はvラブラブ・4(ちょこっとゼロスを出してみたり)−ドラググリーン2号 (2006/7/28 17:57:32) No.32669 ┣Re:2人はvラブラブ・4(ちょこっとゼロスを出してみたり)−カナタ・マコト (2006/7/29 17:26:12) No.32671 ┃┗遅れてごめんなさい(汗)−ドラググリーン2号 (2006/8/3 08:27:43) No.32678 ┃ ┗カナタさんに伝言!−ドラググリーン2号 (2006/8/3 14:44:48) No.32682 ┗2人はvラブラブ・5−ドラググリーン2号 (2006/8/3 08:38:29) No.32679 ┗2人はvラブラブ・6−ドラググリーン2号 (2006/9/1 15:25:14) No.32761
32655 | 2人はvラブラブ・1(注意:アダルトではないガウゼルです) | ドラググリーン2号 | 2006/7/21 18:18:29 |
「ゼ〜ル〜♪」 朝、宿屋でゼルガディスの部屋に入ってきたのはガウリイだった。 「なんだ、ガウリイか」 「おいおい、なんだ、はないだろ☆おはよっ♪」 「あ、ああ……おはよう……」 ゼルはいつもと違うガウリイの様子に違和感を覚え、思い切って聞いてみた。 「なあガウリイ、今日はどうしてそんなにハイテンションなんだ?」 「あはは、やだなあゼルったら照れちゃって♪」 「いや、照れるもなにも、俺は状況がまったく分からないんだが……」 「もー、忘れちまったのかあ?俺とお前は恋人同士じゃないか♪」 ――沈黙―― こ……恋人ぉ!? ゼルは思わず目を大きく見開いてガウリイを見た。ガウリイはニコニコといたずらっぽく笑っている。 「恋人……と言ったのか、今……?」 「ああ」 真顔で答えるガウリイ。 「そうか……そうか!これは夢だ!よし!もう1回寝ようっ!」 そう言って、ゼルは布団にもぐりこんだ。 「え!?お、おいゼル、ちょっと待てって。夢じゃないって」 自分の腕を掴む柔らかい感触に、ゼルは体を起こした。 「……何がどうなってるんだ……?」 「昨日の夜、約束しただろ?俺とつきあうって」 ガウリイのそのセリフで、すべての記憶が甦った。 昨日の夜、ゼロスに寝込みを襲われそうになったところをガウリイに助けられ、何かお礼をしたいと言ったら、いつの間にかつきあうことになってしまったのだ。 「そうか……あのとき……」 「思い出したか?いやー、よかったよかった☆」 「よくないっ!あのときはいくら焦っていたとはいえ、何が楽しくて男とつきあわなけりゃならんのだっ!」 「じゃあお前、あのままゼロスに襲われた方がよかったのか?」 「う……それは……」 それを言われては何も言えない。 「というわけで、今日から俺とゼルは恋人同士なのだ〜♪どこへ行くにも、いつも一緒だからな☆よろしく!間違っても浮気してアメリアのことなんか考えるなよ〜?」 をい待て。確かにアメリアは俺に気があるようだが、俺は別にアメリアのことはどうとも思っていないぞ?とツッコミをいれようとしたが、やめた。今のガウリイには、何を言ってもムダだと思ったからだ。 「そういうわけだ。じゃ、俺、先にメシ食ってくるからな〜♪」 はぁ…………。 スキップしながら階段を下りていくガウリイを見つめ、ゼルはため息をついた。 とりあえず続くのです! |
32656 | 2人はvラブラブ・2 | ドラググリーン2号 | 2006/7/21 18:31:29 |
記事番号32655へのコメント 前書き:どもっ、ゼル様大好き!なドラググリーン2号です。今さら何なのですが……。タイトルが「2人はvラブラブ」の割に、全然ラブラブじゃないような気がする。どっちかっていうと、ガウリイの一方的な片思いというか、思い込みというか。まあ、ゼルがガウリイを愛してるようには見えないしなあ……ところがどっこい、話は急転直下するんですよこれが(なーに1人で盛り上がってるんだか)。では、2人はvラブラブの第2弾をどうぞ☆ ゼルが朝食を食べに1階へ行くと、ガウリイとリナがミートボールを取り合っていた。 「こらっガウリイ、何するのよ!これはあたしのよっ!」 「何を言うっ!俺にも少しはよこせっ!」 その横では、アメリアが静かに食事をしている。 「あ、ゼルガディスさん。おはようございます」 「ああ、おはよう」 ゼルガディスはアメリアの横に座った。 「あの、ゼルガディスさん……」 「なんだアメリア、顔が赤いぞ?」 「え、いや、あの、その……どうして……私の隣に座ったんですか……?」 「ここしか空いてる席がないからさ」 「あ、そうですか……」 アメリアはほっとしたようながっかりしたような、複雑な気分になった。 「ところでゼルガディスさん、あの2人をどうにかしてください。さっきからずっとあの調子なんです」 「よし」 ゆっくり席を立つと、ゼルは小さく呪文を唱えた。 「……炎に燃ゆる精霊たちよ……我に従い力となれ……」 「あっ、ゼルだー♪おはようマイ・ハニー、一緒に食べ……」 「爆煙舞(バースト・ロンド)」 ちゅどおおおおおおんっ! 何か言いかけたガウリイは無視したゼルの呪文で、リナ、ガウリイ、そして山盛りのミートボールとテーブルが吹っ飛ばされた。 続きますっ! 〜アトガキ〜 作:え〜……アトガキというかおわびというか……あの……その…… Z:短い。 作:のどわっ!?いきなり出てきて私のセリフを取らないでっ!(涙) Z:いや、いきなりって……さっきからずっとここにいたぞ。 G:それに、俺のマイ・ハニーにひどいこと言ったら、承知しないぞ。 Z:おい、この小説の中でも言っているが……誰がマイ・ハニーなんだっ! G:もちろん…… 作:ア・ン・タ♪ Z:ア・ン・タ♪じゃないっ!どうなってるんだ作者! 作:ええっ!?私なの!? Z:もともとこの話を書いたのはお前だろう? 作:うぐっ……! G:次回はもっと長くしないとなあ〜……。それから、どうせならもっとラブラブにしてくれよ。 作:う〜ん……後半のセリフについては考えとくわ。それではみなさん。 全員:さよ〜なり〜 |
32666 | Re:2人はvラブラブ・2 | カナタ・マコト URL | 2006/7/24 20:52:48 |
記事番号32656へのコメント どうも初めましてカナタと申します。 ドラググリーン2号さん貴方は、某同盟の掲示坂でよく覚えております。 ・・・あたしのことは、覚えていらっしゃらないかも知れませんが・・・。 んにしてもっ!BL同士に会えるとはっっっ!!くぅっ! あたしノーマルも好きなんですが、BLも・・ある程度いかないかぎり好きですv ってか・・小説がぁっ! んもぅ・・そーいう片思い&思い込み的なのはあたし好きですよ。 前ログにもあったゼル受けは、好きでしたぁ・・。 ゼロスの変態ぶりがぁっ!!(をぃをぃ) この小説のノリも好きですね。 バーストロンドでリナごとぶっ飛ばすなんて・・・ ゼルガディスさん大胆v(ぽっ) これからの物語がものすごーーーーく楽しみです。 ではでは、このへんで・・・お開きとさせていただきます。 (ゆっくりと幕が下りる) |
32667 | 感謝×∞ | ドラググリーン2号 | 2006/7/25 08:35:07 |
記事番号32666へのコメント ドラググリーン2号(以下D):どもっ、カナタさん!私を覚えていてくださって感激です!もちろん私もあなたを覚えてますよ! ゼル(以下Z):まあ、お前いろんなゼル受サイトに手を出しまくってる割には存在感薄いからな。誰か1人に覚えていてもらえただけでも感謝しろ。 D:うぐっ……それを言われちゃあおしまいよ……。 Z:なんのキャラだ、それは。 ガウリイ(以下G):ようマイ・ハニー、こんなところにいたのかー!探したぞー♪ Z:だからそのマイ・ハニーってのはやめろ! G:おいD、俺のマイ・ハニーに手を出したら承知しないぞ。 D:残念でした。もう手を出しまくってます。 G:なにー!?光よぉーーー!! D:いやあーーーー!! (幕) ……長文すみませんでした。(Z&G) |
32668 | 2人はvラブラブ・3 | ドラググリーン2号 | 2006/7/25 08:48:11 |
記事番号32656へのコメント ゼルの術で吹っ飛ばされたリナは、頭にスパゲッティをかぶりながら叫んだ。 「いたた……ちょっとゼルーーー!!何するのよ!」 「根本的な原因はガウリイだ。怒るならガウリイに怒れ」 「何言って……」 するとガウリイも、ちゃっかりミートボールを確保しながら出てきた。 「にしてもなあ、いきなり攻撃呪文ぶっ放さなくたって……」 「うるさい。お前が悪いんだろうが」 「だからってなあ……」 「2人だけで話を進めないで!」 リナは叫んだが、あっさり無視された。 「いきなり爆煙舞(バースト・ロンド)はないだろうが」 「じゃあ火炎球(ファイアー・ボール)で宿ごと吹っ飛ばせと?それとも氷結弾(フリーズ・ブリッド)で全身氷づけにしろとでも?」 「そうじゃなくて……」 「無視するなぁぁぁぁ!!」 だが、これも無視。 「……うぉのれ……あたしを無視するとどうなるか……教えてあげるわ……炎の矢(フレア・アロー)ぉぉぉぉ!!」 ところがゼルはガウリイをさっと盾にした。 「うわああああゼル何す……」 どごん。 リナの目の前には、黒こげになってぱたりと倒れるガウリイと、その後ろでニヤリと笑うゼルの姿があった。 「うぐっ……マイ・ハニー、何す……」 なんとか起きあがって言うガウリイ。 「おいっ!その『マイ・ハニー』ってのはなんだ!」 「だってよくカップルとかが言ってるじゃんかよ……」 「カップルぅ!?」 そこで驚きの声をあげたのは他ならぬリナだった。 「ちょっとガウリイ!カップルってどういうことよ!説明しなさい!」 「ふっ!甘いぜリナ!この俺の辞書に、説明という言葉はない!」 「しまった……ガウリイに説明しろっていうのは、命綱なしで30階建てのビルの屋上からバンジージャンプしろって言ってるようなもんよね……しゃーない、ゼル!説明して!何がどうなってるの!?」 仕方なく、ゼルは全てをリナに話した。 「っでぇぇぇぇぇぇ!?大変よーー!!アメリアーーー!!」 「あっおい、待っ……」 だがすでに遅く、とっくに食事を済ませ旅の支度をしているアメリアを呼びに、リナは猛スピードで走っていった。 「はぁ…………」 なんとなく嫌な予感がして、ゼルはその場に座り込んだ。 〜続くよっ!〜 |
32669 | 2人はvラブラブ・4(ちょこっとゼロスを出してみたり) | ドラググリーン2号 | 2006/7/28 17:57:32 |
記事番号32668へのコメント リナがアメリアを呼びにいき、ゼルガディスがその場に座り込み、ガウリイが夢中でミートボールを食べている中、1人だけ不敵な笑みを浮かべる存在があった。 「うーん……おもしろいことになってきましたねぇ……」 「アメリアァァァァーー!!大変よぉー!」 「どーしたんですかリナさん、大声出して……」 リナは慌ててアメリアの部屋へ飛び込んだ。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……って、大変よアメリア!」 「大変って……まさか悪の手先が来てるとか!?」 「……違うわよ。もっと大変なこと!ガウリイの奴、自分はゼルとつきあってるとか言ってるのよー!」 「………………………」 「えええええええええ!?」 アメリアの出した大声に、リナは思わずずっこけた。 「び……びっくりした……何もそんな大声出さなくても……」 「それって大変なことじゃないですか!ガウリイさんとゼルガディスさんがつきあってるってどういうことですか!?」 「知らないわよあたし!さっき聞いちゃったんだから!どうしても知りたいならガウリイに直接聞けば?」 「ううう……ガウリイさんはともかくゼルガディスさんをホモにするわけにはいきません!アメリア、行きます!」 アメリアは猛スピードで食堂へ向かった。 その頃食堂では―― 「いやー、なんかとんでもないことになってますねえ」 「ゼロス!!お前、何でこんなところにいる!?」 「もちろん、ひ・み・つ♪」 ゼルとガウリイのもとに現れたのは、自称謎の獣神官、ゼロスだった。 「で?何が飛んでもないんだ?」 「ガウリイさん……無理に漢字変換しなくていいです。そ・れ・よ・り……あなたたちの話、すべて聞かせてもらいましたよ」 「え…………それって…………」 「つきあうってどういうことなんでしょうかねぇ〜、説明してもらいましょうかねガウリイさん〜」 「俺!?」 「ガウリイさん以外に説明できる人なんていないでしょう?どういうことなんです?なんでガウリイさんがゼルガディスさんとつきあってるんです?」 ゼロスの気迫に押されながらも、ガウリイはきっぱりと答えた。 「それは……秘密だ!」 ずべっ。 ゼルとゼロスが思わずこけた、そのとき。 「そこまでよ!すべてを説明しなさい!」 ドアが開き、アメリアが立っていた。 〜続いていいのか!?〜 |
32671 | Re:2人はvラブラブ・4(ちょこっとゼロスを出してみたり) | カナタ・マコト URL | 2006/7/29 17:26:12 |
記事番号32669へのコメント どうもまたまた登場いたしましたカナタですv いやぁ・・ちょっと見れない合間にめちゃくちゃいい作品がv ゼロスさん・・やきもちなんですね?やきもちなんですね? もう、ガウリイさんゼロスの笑顔&怒気にたじたじになってそーですv ゼルさんは、ぼーぜん リナさんパニック事態が悪くなることがいつものリナさんだったらわかるのにわざわざアメリアさんを呼びにいくなんて・・・ アメリアさんは、予想通り暴走中 なんか、食堂にたどり着く前に人を1、3人に撥ねてきてそうですね もうアメリアさんっ!!おもいっきり!事態を悪くして物語を楽しくしてくださいv そして、ガウリイ&ゼルさんはどーなるんでしょう? 見事相思相愛?・・・・・その前にゼロスさんが関係壊しそうですけど 自分的にどろどろがいいですなーv(をぃ) あぁああああ・・・もう無理・・・。 だめです・・あぁあっ!小説書きたくなってきたっ!! BLでっっっ!!!!(えっ!) 自分的にゼロス好きだしー・・・・・・ そうだっ!描くといってもっ!!アイデアないですしっ!! リクエストお願いしまああぁすっ!!(他人任せダーーーっ!!!) 簡単なものでよろしいので、素敵なアイデア下さいv ではでは、次巻まって下りますっ!!誠でした。 |
32678 | 遅れてごめんなさい(汗) | ドラググリーン2号 | 2006/8/3 08:27:43 |
記事番号32671へのコメント こんにちはカナタさん、お返事が遅れてごめんなさい……! 実は私もですね、相思相愛にしようかゼロスとゼルをくっつけようか、あるいはひっくり返ってゼルアメにしようか迷ってるんですよね〜……(をい)。でもまあ、がんばってみます。 アイデアですか……そうですね……私は個人的にモテモテゼルと思い込みガウリイと腹黒ゼロスが好きなんですけど(危ないなー)、やっぱ1番好きなのが三角関係ですかねー?ガウりんとゼルやんとゼロぽんの間の三角関係、んでちょっと女性陣を出してみたりとか……。ガウリイはゼルとラブラブだと思い込んでてゼルはそれにうんざりしていてゼロスが悪知恵働かせたりとか…… ……って、ちょっと待て!!それじゃ私の書いてる小説と変わらないじゃないかぁぁぁぁぁ!! ……ごめんなさい。まともなアイデアじゃないです。またいいの思いつきましたら投稿させていただきます。では、ドラググリーン2号でした。 (P.S.リクエストはモテモテゼル受けがいいですな〜) |
32682 | カナタさんに伝言! | ドラググリーン2号 | 2006/8/3 14:44:48 |
記事番号32678へのコメント え〜、先ほど書き忘れたことを1つ。 カナタさんは「ゼル受同盟」があるのをご存じですか?そこの「お絵描き掲示板」に私の絵を投稿しちゃいました。……ヘタですけど(汗)。で、感想とかくれたら嬉しいなー、なんて思ってたりして。 では、この辺で。 |
32679 | 2人はvラブラブ・5 | ドラググリーン2号 | 2006/8/3 08:38:29 |
記事番号32669へのコメント 『アメリア(さん)!?』 突然入ってきたアメリアの姿を見つけて、ゼルとガウリイとゼロスの声がハモった。 「ガウリイさん!どういうことなんですか!」 「へ?ど、どうって……?」 「とぼけないでください!ガウリイさんとゼルガディスさんがつきあってるって本当なんですか!?」 「な……なぜそれを……」 「ンなことはどうでもいいんです!とにかく説明!説明!説明してください!!!」 アメリアは顔を饅頭のように膨らませてガウリイに迫った。 (なあ……なんかアメリアの奴、性格変わってないか……?) (まあ、興奮すると性格が変わる人ってのはよく見ますけど……) 「ちょっと!ゼルガディスさん、ゼロスさんっ!2人で何コソコソしてるんですか! ……あ、まーさーかー!!ガウリイさんとゼルガディスさんがつきあってるというのは間違いで、本当はゼロスさんとゼルガディスさんがつきあってるんですか!?」 『でえぇぇぇぇぇぇ!?』 ガウリイとゼルは同時に叫んだ。 「何でそうなるんだよっ!ゼルは俺の大事な彼(女)なんだぞ!」 「誰が彼女だ!ってか、別にガウリイがいいという意味ではないが、何で俺がこんなゴキブリとつきあってるということになるんだ!」 「ゴキブリとはひどい言い方ですね……」 ゼロスのつぶやきは全員無視。 「さあ、はっきりしてください!ガウリイさんとゼロスさん、一体どっちとつきあってるんですか!?」 「俺だ」 「僕です」 「………………」 「……分かりました、つまりは2人とも思い込みということですね!じゃあ、間を取って私がゼルガディスさんとつきあうということで……」 『却下』 今度はゼロスとガウリイの声がハモった。 「では、3人で決闘して勝った人がゼルガディスさんとつきあうというのはどうです?」 「おお、ゼロスにしてはまともな意見だな!」 「『ゼロスにしては』は余計ですよ……。ま、そうと決まれば早速やりましょう!」 「え、おい、ちょっと待て!」 ゼルの叫びは無視し、3人は表に出てしまった。 〜続いちゃうのだ!〜 |
32761 | 2人はvラブラブ・6 | ドラググリーン2号 | 2006/9/1 15:25:14 |
記事番号32679へのコメント 最近パソコンを修理していたので、だいぶ遅れてしまいました。すみません。では、お久しぶりのガウゼルどうぞ♪ 「さあガウリイさん、ゴキブリさん、勝負ですよ!」 「ちょっとアメリアさん。僕はゴキブリって名前じゃなくて、ちゃんとゼロスという名前が……」 「問答無用です!いきますよぉ!火炎球(ファイアー・ボール)!!」 づもどぉぉぉぉんっ! アメリアの放った光球が爆発し、ガウリイはこれにモロ巻き込まれた。 ……ついでに言うと、ゼルも全身黒こげになってピクピクしてたりする。 「ぎゃあっ、ゼルガディスさん、大丈夫ですか!?」 「アメリアさん……本当はゼルガディスさん愛してないんじゃ……」 「そんなことないですよ!私とゼルガディスさんの愛の絆は、登山ロープより太くて固いんです!」 どこかで聞いたことのあるセリフだが、そんなことをいちいち気にするゼロスとアメリアではない。 「ふん、それがどうしたんですか?僕とゼルガディスさんの愛の絆なんて、綱引き用の綱より太くて固いんですよ!」 『んっふっふっふっふっふ……』 2人(?)はにらみ合い、そろって怪しい含み笑い。 「私なんてこの前、ゼルガディスさんにおんぶしてもらった夢見たんですよ!」 「そんなの。僕なんか、ゼルガディスさんとチュウした夢見たんですよ!」 2人(?)はしばらく口論を続けた。 「私なんてゼルガディスさんの携帯番号知ってるんですよ!」 「そんなの僕だって知ってますよ。僕なんかメアドも知ってるんですから」 「どうせ盗み見したんでしょ?私は教えてもらったんですよ」 「盗み見なんてしてませんよ。脅しただけです」 それっていばれることなのか?とゼルは内心突っ込む。 「そんな乱暴な方法でゼルガディスさんを奪えると思ってるんですか?」 「ふっ。世の中は力任せで生きていけばなんとかなるんですよ」 と、そのとき。 「はーいはいストップストップー!」 突然リナが現れた。 「……なんですかリナさん?」 「今いいところでしたのに……」 「まさかリナもゼルがほしくなったのか?」 いつの間にか復活したガウリイがボケた解答をした。 「バカ。さっきから見てるけど、全然決着がつきそうにないわ。このままじゃうるさくて眠れやしない。そこで、スペシャルゲストを連れてきたわ」 『スペシャルゲスト……?』 ゼルを含む4人(?)の声がハモった。 「さあ、どーぞっ!」 リナの声が響くと同時に、見覚えのある赤い姿が現れた! 〜続くよ!〜 |