◆−ドラマのような?お話♪−CANARU (2007/2/3 20:23:57) No.32982
 ┗お久しぶりです〜!−P.I (2007/2/4 01:33:58) No.32983
  ┗Re:お久しぶりです〜!−CANARU (2007/2/4 11:27:00) No.32985


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32982ドラマのような?お話♪CANARU 2007/2/3 20:23:57


此方には本当にお久しぶりに投稿させていただきます「CANARU」と申します♪一応ガウリナで(笑)短編ギャグ小説です♪
お暇がありましたらお付き合いくださいませ!

CS○,科学捜査班 (って・・・・面白いと思いつつあんまり見たこと無いんですけどね・・)

ここはマイアミ。
今回の事件は、この近辺に住む富豪の主婦、ジョセフィーヌさん宅で起こった事件だ。
「チーフ。さっさとこんな事件解決してアタシ、ウチに帰りたいんだけど?」
現場検証にやってきたアタシ、科学捜査班の一員リナ・インバースはグレイワーズ・チーフに
向かって文句の言葉を投げつける。
「わかっている!まったく・・どうしてこう良家の奥方のヒステリーとは科学でも解明できないものなんだ!」
さしものグレイワーズ・チーフも苛立ったように答えた。
「で・・・今回の事件なのですがジョセフィーヌさん。詳細をお伝えください」
同僚のアメリアも少々てこずった様子で被害者の主婦、ジョセフィーヌさんに尋ねる。
「きいいいい!!!どうしてもこうしたもあったもんじゃないざます!!このあたくしが可愛い、可愛いジェフリーさんの
ために作ってあげようと思った大型冷蔵庫の中身のディナーを!!何者かがすべて食い荒らし・・・!!!」
「でもって。冷凍庫の中には・・・この見覚えの無い氷漬のクラゲが入っていた・・・と?」
「当たり前ざます!クラゲなどという庶民の食物(しょくもつ)を!ジェフリーちゃんに食べせるわけには
いかないでしょう!!!!」
「どうやら・・。その氷漬のクラゲを徹底的に解明してみる必要がありそうだな・・・」
「そうね・・・」
この所。近隣の富豪の家で同様の「大型冷蔵庫の中身を食い荒らされる」という事件が多発している。
もしかしたら・・・。

「まずは。お湯に入れてそのクラゲを解凍するんだ」
「・・・面倒くさいわね・・・。とりあえず。アタシ。エアコン嫌いだから・・ストーブにヤカン掛けて冬季は
暖房器具として使用しているのよ・・」
「エアコンの風は加湿器使ってもお肌の天敵ですものね〜。リナさん、じゃ。このクラゲさんは・・ヤカンの中に放り込んで解凍し解きますね」
「頼んだわ。アメリア・・・」

そして。しばしのティータイムを経て。ストーブに掛けたヤカンの水が沸騰し・・一緒にアルミホイルで包んだスィート・ポテトさんが
香ばしい香りを放つ頃・・・・・。
「みゅ・・・??みゅうう〜〜!!みゅうう・・・!!!みゅうううううううううう!!!!」

不意に聞こえた其の声。そして・・・。
「科学的な見地からすれば・・。そのクラゲは湯だったお湯に苦しみつつも。隣で香ばしい香りを放っている焼き芋を欲しがっているようだな・・・!」
「うわ。相当意地汚い性質を持っているらしいですね・・このクラゲさん」
「真坂とは思うけど。現場に残された金髪の髪の毛・・・氷漬になっていたときには気付かなかったけど。この
クラゲも金色の髪をしているわ。DNAを比較してみる必要はありそうね・・・」
と・・・言いつつあたしは火傷しないようにアジア人が使う「割り箸」でクラゲをお湯から引き上げて髪の毛を毟り取る!!
「採取したわ。ルーク。これを鑑識のミリーナに回して!!」
「・・おう!ミリーナに会えるなら・・例え日の中水の中だ〜〜!」
・・・・・まあ、間際捜査官のルークにしては手際がいいからそれはそれで良しとして・・。
「・・・リナの言う『真坂』が事実としたら・・おい!アメリア・・そこで香ばしい香りを放っている焼き芋!ソイツをクラゲに与えてみろ!
DNAの比較と同様に重大なサンプルとなるはずだ!!!!」
と・・・いきり立って言うゼルガディス・チーフにあたしとアメリアは。
『えええええええ!!!?』っと・・一斉に抗議の声を放った!
「やかましい!あとでフランス料理をおごってやる!兎に角・・そのクラゲに芋を与えてみろ!!!」
・・・・そして・・・・嫌々アタシがクラゲに焼き芋を与えてやったその刹那!!!

「みゅううううううううううう〜〜〜♪♪♪」
言うが早いか、クラゲは一口で「ぱっくん♪」と結構な大きさの焼き芋を食ってしまうではないか!!!??
「・・・間違いない・・冷蔵庫を連続的に荒らしていた犯人は・・・・」
ジトっと・・全員の視線が一瞬にしてちっちゃなちっちゃな金髪碧眼のクラゲさんに降り注ぐ・・・。
「・・・これは・・X=FA○L課に回すべきじゃ・・・」
あたしが言いかけたその刹那・・・・。

「大変です!リナさん・・DNA鑑定の結果・・連続冷蔵庫漁り犯人と同一と判明したと同時に・・。そのクラゲは・・・
現大統領・・・ガブリエフ閣下の御次男、ガウリイ氏のDNAと一致しました!!」
「・・・真坂!!そんな・・大統領の次男は体が弱くて滅多に人前に出られないって聞いていたけど・・・」

よよよ・・とアタシは後ろに一歩後退し・・・そして・・・。
「まさか・・こんな特技があったなんて・・・ああああ!!!大統領の病弱な息子と結婚して玉の輿!狙っていたのに〜〜〜!!」
「狙っていたのか〜〜〜〜!!!」
あたしの絶叫が科学捜査班一面に響き渡ったことは・・・言うまでもない・・・。


(意味不明・・・はい。冷蔵庫食い散らかすガウクラゲが書きたかっただけです)


CS○,科学捜査班  2
「連続盗賊狩り事件だって?」
ここはアメリカ。何故か俺は科学捜査班なんぞに所属しているガウリイ・ガブリエフだ。
「はい。手口はほぼ同一。徹底的に族を叩きのめして・・・貴重品を奪っているという状態です。ま、悪人ですし。被害届けを出せるわけでもないので。
とりあえずこ〜ゆ〜事をしてくれる素敵な人を知りたいなという私の個人的希望の調査をお願いしたいんです」
チーフのゼルガディスの婚約者にして上議員のフィルさんの娘、アメリアに言われちゃ仕方ない。
「ま・・どうせこの所暇だしな。アメリア、まずは現場に連れて行ってくれ」
此方も暇を持て余しているのだろう。ゼルがアッサリとアメリアのお願いに承諾の意を示した。

そしてその現場。
「ううう・・・あのドラまたさんに・・・ドラまたさんに・・・」
「お。マフィアのボスのゼロスだ。おい、ゼロス。何あったんだ〜〜?」
「ああ、貴方は・・おまわりさん時代にさんざん僕の道路交通法違反・・それもたかだか5分程度の駐車禁止をマークした挙句、何故か理数系
苦手な分際で数ヶ月前に科学捜査班に引抜されたガウリイさんじゃないですか・・・???」
「・・・お前、何気に喧嘩売ってるのか?だいったいな〜〜!天下の往来のド田舎の商店街の歩道に駐車されちゃ迷惑なんだよ!!!下手すりゃ
対向車見えなくて危ないんだぞ!!それに・・・教習所で横断歩道の近辺に車止めちゃいけないって習わなかったのか?あまつさえお前。
対向車線にやっぱり路上駐車している車があったら止めちゃいけないんだぞ?社会の迷惑考えろよ!まったく!!」
・・・・そう。ここは決して道路のだだっぴろいマイアミなんぞではない。
アメリアの片田舎・・・それもかな〜〜り山地に阻まれてマトモな土地の少ない州の話である・・・・。
そんなこんあ。俺も結構運転には気を使っているし・・・ましてやマフィアの成金趣味の違法駐車なんかには腹を立てている始末なのだった。
まったく!!!科学捜査班ななんぞに引抜されたせ〜で・・・この所満足に道路の取り締まりも出来やしねぇ〜!!
「・・・・下積みは時代の話はいい。で。ゼロス。其の『ドラまた』さんって言うのは一体ナンなんだ?」
溜息をつきながら俺とゼロスの宿命の対決の話に水をさすゼルガディス。
「ふふふふ・・・それは恐ろしい・・・恐ろしい存在ですよ・・・」
「恐ろしいも何も。科学的に検証すれば。そんなことはあるまいに・・・で、何をとられた?」
「・・・・・・おらおら!!さっさと吐けよ!!?」
ガコンとゼロスの頭を叩きつつ言う俺に当のゼロスは・・・といえば。
「ふふふ・・・知らないほうが幸せですよ・・・・」
「成る程。知らないほうが幸せ・・・つまりはそういうタイプの人物か。とりあえず現場検証をする!!!かかれ!!!」
ゼルの命令一過、部屋の中に残されている「ドラまたさん」とやらの物象を探しにかかる捜査員!!!
「ふふふふ・・・知らないほうが幸せですよ・・・」
尚も不敵に俺のほうを見遣りつついうゼロス。そして・・・・・。

「マフィア組織、『メタリオム』の団員には無い、栗色の長い頭髪を発見しました」
鑑識のミリーナの言葉にゼルはさっそく検証しろと告げる。
「おい、ボス。犯人の遺留品を発見したぜ。胸パットだ。どうやら。相当暴れて落として行ったらしい」
「・・・・鑑識に回せ・・・」
多少困ったような顔をしつつ捜査官のルークにそうとだけ告げるゼル。
「ふふふふ・・・知らないほうがいいですよ・・・ふふふ・・」
「やかましい!!!」
と、なおも不敵な微笑をたたえるゼロスだったが・・・ここに至って俺の脳裏には嫌な予感が漂ってきた。
「ゼルガディスさ〜〜ん!!!ここに指輪が落ちていました!!高いものですね、コレは。多分、はめ込まれている石は・・ルビーですね♪
綺麗〜〜!けど・・相当指の小さい人みたいですね〜〜。せいぜいサイズは7ですね」
と、アメリアが持ってきた指輪を見た其の刹那・・・・。
「ふふふふ・・・だから知らないほうが・・・いいっていったんですよ!!!!」
不敵にゼロスは微笑み。そして俺は絶叫した!!!!!!

「だああああああああああああああ!!!りなああああああああ!!!!悪人いびりするのは俺がいるときにしとけって言ったじゃないかああ!!
まあ・・・それは100歩譲るとして・・・俺のあげた婚約指輪・・・なんで落としていくんだ〜〜〜〜〜!りなああああああああ!!!」

「・・・多分・・・リナさん・・・暴れて落としていったんんですよ・・・ガウリイさん・・気付かないうちに・・・」
「それ以前の問題に。リナ自身がガウリイの与えた指輪を婚約指輪と認識しているかも疑問だがな・・・・」


(終わってしまえ・・・)


X−FA○Lその1
「僕はFBIと、ある課のチーフゼロスです。と、言うわけでリナ捜査官、貴方とパートナーのアメリア捜査官には記念すべきファイルの第一ページを
埋めるべく、『クラゲ星人』の捜索にかかってもらいたいと思います!!」
「・・・・ねえ、ゼロス。あたしたち一応FBIの捜査官よね?何でンな非科学的な捜査に関わらなくちゃなんないのよ?」
ジト目で問いかけるリナにゼロスはきっぱり、そしてはっきりと。
「決まっているじゃないですか!!僕のXELLOS=FAIL・・・略してX=○AILを完成させるためですよ!!!単なる趣味です!!語呂合わせです!!」
「・・・・・辞職します」
「私も・・どうしても正義に関連することとは思えませんので・・・」
と・・とっとと辞職届を出して部屋から出て行くリナ&アメリア。
「・・・僕は絶対諦めませんよ!!と、言うわけでゼルガディスさん。キメラとしての本分として僕のX-F○IL第一号になってください!!」
「・・・・断じて断る!!!」
ゼロスの戦いはまだまだ続く・・・・??????


X−FA○Lその2
「えええ!!!リナ捜査官が・・・リナ捜査官が・・『クラゲ星人』の捜査中に・・・攫われたって本当ですか!!」
ドンと机を叩きながらゼロスチーフに詰め寄るアメリア捜査官。
「ええ・・まあ。信じられない事ながらそのようですね・・・」
いつjもニコニコしているこの課のチーフ、ゼロスにしては珍しく額に汗を浮かべて落ち着かない様子である。
さしものこの人物も部下の非常事態に多少は慌ててはいるのだろうか・・・・・・???
息を整えつつ、アメリア捜査官は嘆息しながら・・・パートナーのこの危機を出来るだけ冷静に考えるべくようやく次の言葉を紡いだ。
「で・・何らかの進展はあったのですか?手がかりとか・・・」
「ああ。この紙を見ろ。現場に残されていたんだ」
同僚のゼルガディスから渡された一枚のメモ用紙。二つ折りされたその紙をアメリアは中々開いて見る勇気を振り絞ることが出来ず・・・ただ尋ねる。
「・・・クラゲ星人からの暗号文ですか・・・・・???」
「ある意味・・そうかもしれませんね。まあ・・解読できないほどじゃありませんが・・・」
はあ・・とため息をつきながらいうゼロスの言葉に後押しされ。アメリアはやっと手にした用紙の中身を開いて見るに致し・・・そして。
次の瞬間、彼女の目に飛び込んできた文字は・・・といえば・・・・。


「・・・すっごい・・・小汚い字・・・ですね・・・あ。スペル・・・大きな間違いしています・・・」
「まあ、とりあえず。日本語に翻訳してみれば。こんな感じだろうな・・・・」


『おれはりながだいすきになっちゃったのでした。だから、くらげのほしのおうぢさまのおれは・・・りなをおきさきさまにします。
『ぜっちゃい』にし『や』わせにします。けっこんしきにはきてくだ『しゃい。。』くらげのほしのお〜じさま、がうりい・がぶりえふより。
りなのど〜りょうのみんなへあてて。』

「そっか・・・リナさん・・クラゲの星のお妃様」になるんですね・・・ロマンチックです・・・」
「俺は・・・あのドラまたを嫁にしようとするヤツの気がしれん・・・」
「ゼルガディスさんに同感ですね・・あした僕・・お払いに行きます・・・」

はい・・。単に書いてみたかっただけです(笑)
お付き合いいただきましてありがとうとうございました〜〜!

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32983お久しぶりです〜!P.I 2007/2/4 01:33:58
記事番号32982へのコメント

こちらでお会いするのはお久しぶりですね!
海外ドラマねたアンソロジー(?)、読ませていただきました♪
婚約指輪の認識もないニブいリナちんをガウさんが嫁にするには、それこそ宇宙船でかっ攫うくらいな強硬手段とらないとダメってことですかね(^^;)
攫われたリナちんを同僚の皆さんが誰も助けようとは思ってないところが笑えました(笑)
海外ドラマの次はぜひ韓流ドラマにも挑戦してみてください!(強引)
それではまた!

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32985Re:お久しぶりです〜!CANARU 2007/2/4 11:27:00
記事番号32983へのコメント

すっかり此方ではお久しぶりです(笑)
海外ドラマネタ・・・・真っ先に思いついたのはやはり
「クラゲ星人(ガウ)」に誘拐される「リナ捜査官」でした〜(苦笑)
同僚の皆さん・・・結構冷たいです・・・(涙)
また何かドラマねた、思いついたら投稿したいと思います!
ありがとうございました!