◆−一番に。−ムーニィ (2007/5/19 22:19:50) No.33121 ┗Re:一番に。−直子 (2007/5/20 13:55:06) No.33126 ┗ありがとうございますっ!!−ムーニィ (2007/5/24 21:28:56) No.33145
33121 | 一番に。 | ムーニィ | 2007/5/19 22:19:50 |
こんにちは。ムーニィです。 えーっとなんか2個下のもムーニィなので、ちょっといいのかな?とも想いましたが、 やっと小説書き始めたんで、今までのネタ・・・・とゆーか妄想?を書き尽くしたいと想います。 おつきあいください。 ・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 「私は・・・私はゼルガディスさんに相応しくないのかもしれません・・・。」 いつも明るく、笑顔の正義(かぶれ)の子。 アメリアはどんな子?と聞かれたら、彼女の仲間達はそう答えるだろう。そのはずなのだ。いつも、は。 しかし、今日は朝食に来るなりそんなことを言い出した。 ((ゼルが図書館行っててよかった・・。)) まずは本人が居ないことに安堵する。 だがいつものアメリアと大きくかけ離れているその沈んだ様子に、ガウリイとリナが心配そうに声をかける。 かけられた二人の声にはっとして顔を上げたアメリアは、言うつもりはなかったのにと言った風に、しまったと言う顔をした。 そしてその顔を隠すかのように無理に笑顔を作ると、捲し立てるように言い始めた。。 「え、あ、いや、その・・・ほ、ほら!私はリナさんみたいに魔法が上手い訳でも、ガウリイさんみたいに剣が上手いわけでも、ない・・です・・し・・・・。」 捲し立てるように言い始めた言葉は、最後まで続かなかった。 かろうじて言い終わると、がたっと席を立ち 「私、もう寝ますね!」 「あ、ちょっとアメリア?!」 リナの制止も聞かず、アメリアは階段を駆け上がり部屋に戻った。 アメリアが部屋に戻った後、呆然としているリナの横からガウリイがぽそっと呟いた。 「もう寝ますって、さっき起きたばっかりだろ・・・?」 べしぃっ!! 「そーゆー問題かっ!!このくらげっ!」 リナが、どこかずれた発言をしたガウリイをスリッパでひっぱたいた時、噂の人物が現れた。 「おまえらは何夫婦漫才やってるんだ・・・。」 呆れたといった感じで発せられた言葉にリナがすぐさま突っ込もうと口を開くが、すぐに何かを考え込み思いついたと言わんばかりの笑顔で、 「そーよゼル帰ってきたじゃない。ちょうどいいわ、アメリアんとこ行くわよ。」 「・・・?アメリアがどうかしたのか?というか何処にいるんだ?」 いきなり言われた方には理解できないであろう言葉を投げかける。 アメリアの発言にを聞いていないゼルガディスが不思議そうに疑問を口にする。 しかしリナはそんなことにはかまわずゼルガディスの腕を鷲掴みすると、アメリアの部屋へ向かった。 状況が理解できないゼルガディスは後ろのガウリイに説明を求める。が、ガウリイはさぁ?といった風に肩を竦めるだけで、 答えはしなかった。 「ちょっとアメリア?居るんでしょ、入るわよ。」 ノックもせずに声をかけながらドアを蹴り開け部屋に入る。 入ったもののアメリアの姿は見えず、見えるものといえば冬によく見かける布団の団子。 ソレを見るなり、リナは布団を引きはがしにかかった。 「アーメーリーアー!!ほれ、よっ・・と!!」 ばさっっ ぽふ わざわざ投げることもないだろうに、はぎ取った布団を後ろに投げる。 そして中から出てきたアメリアに向かって、きっぱりと言い切った。 「はっきり言って何があったのかはわかんないわ。」 「だったら・・・!」 ほっといてください、とまでは言葉にならなかった。リナの後ろでこちらを見ているゼルガディスを見つけたからだ。 ゼルガディスを見るなり、リナに向かって悲しそうに叫んだ。 「何でゼルガディスさんが居るんです?!」 「・・・・・それはちょっと傷つくぞ。」 ゼルガディスの代弁をする様にガウリイが、突っ込む。 その言葉にはっとしたようにゼルガディスを見る。 「ご、ごめっ、ごめんなさい・・。」 「んなこたどーでもいいのよ。さぁアメリア・ウィル・テスラ・セイルーン!!朝のアレは一体どういうこと?!」 リナがしびれを切らしたように叫ぶと、アメリアは下を向いて黙り込んだ。 しばらく沈黙が流れた。 誰も何も言わないその沈黙に耐えきれなくなったように、アメリアが口を開いた。 「だって・・・私はゼルガディスさんに相応しくない・・・・愛してもらう資格なんて、ないんですっ・・・!!」 「何を言ってる?!アメリ 驚いて立ち上がるゼルガディスをガウリイが諫める。その様子を見てからリナがアメリアに向き合った。 「こいつがコレってことは、なんか言われたわけではないって事ね。説明して、アメリア。何をどう考えてそんな結論が出たの。」 リナを見ようとしなかったアメリアが、ようやくリナを見た。 涙が浮かんだ、しかししっかり前を見据えた目でリナと目を合わせ、語り始めた。 「この前の依頼、痴話喧嘩の仲裁だったじゃないですか。あの時周りにいた人が言ってたのが聞こえたんです。 『やっぱり誰だって自分を一番に愛してくれる人を愛したいよな』って。」 「それが、どうしたっての?ゼルのほかに好きな人でもいるわけ?」 その言葉にぴくりとゼルガディスが反応したが、ソレに気づいたのはガウリイだけだった。 「私は・・・私はゼルガディスさんを一番に愛する事はできないんです。どうしても。だから、だから・・・!」 この言葉にはガウリイまでもが息をのむ。 一人だけ、予想に反してゼルガディスだけが平然として、それどころか怪訝そうな表情を浮かべていた。 「何寝ぼけたことを言ってる?」 「「?!」」 ゼルガディスのこの言葉には3人全員が一斉に視線を向けた。 そんな中言った本人は、まだ言い続ける。 「くだらん。別におまえの一番などいらん。」 あまりにあっさり言い切られた台詞に呆然とする3人。 だが次の瞬間には、ゼルガディスの岩の皮膚さえ切り裂く光の剣がのど元に突きつけられていた。 しかしそれに驚いた風もなく、その剣の持ち主に行動の意味を尋ねた。 「なんの意味だ、この剣は?ガウリイ、なんで剣を突きつけられにゃならん。」 「うるさい!!どういう意味だ?はこっちの台詞だっ!」 珍しく激怒するガウリイに驚いてるリナとアメリアを無視した形で、話は進んでいく。 「なんのことだかわから・ 「とぼけんな!!何だよ『おまえの一番などいらん』って?!」 ああそれか、と息をつき、剣を向けたままの相手にあっさりと答える。 「あいつの一番は『国(セイルーン)』だ。分かりきった事だろう?」 「っ!!」 言い切られた言葉にアメリアがびくっと肩を振るわせた。それでもまだゼルガディスは言い募る 「さすがに『国』に勝とうとは思わん。そればかりはな・・・。セイルーンを滅ぼしでもせん限り無理だ。」 とことんあっさりとんでもないことを言う男の目は、いつになく穏やかだ。 その目を見て、言葉の真意を理解したガウリイは剣を鞘に戻した。 「町はずれの森の奥。」 「?」 端的に言われた言葉の意味が分からず、ゼルガディスは首を傾げた。 「町はずれの森の奥に遺跡があるらしいぜ?」 「!・・そうか、礼を言う。」 それだけ言って部屋を出ていこうとする男に、たまらずリナが声を荒げた。 「ちょっと!!何男どもだけで分かり合ってんのよ!アメリアになんか言うことが・ しかしそのリナの言葉を遮るように、珍しく微笑んでゼルガディスが口を開いた。 「アメリア、リナ、『国』の次だ。それもセイルーンなんていう大国のな。そう考えたら、なかなか悪くないだろう?」 終 ・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 長くなりました。おつきあいどうもです!! ゼルがしっかりしてる・・!びっくりです。ガウリイの激怒もだけど。 てかこれは・・・アレです。(どれだ) 「おまえの一番などいらん」をいわせたかった。 ・・・・・ありがとうございましたっ!!またよろしくお願いしましたんで!!では! ムーニィ |
33126 | Re:一番に。 | 直子 | 2007/5/20 13:55:06 |
記事番号33121へのコメント 初めまして^^ ゼルアメラーな直子です。 感想、失礼します^^ まず、ゼルが格好良すぎですよ!!(ゥザっ) 本当に格好よくて、素敵でした。 アメリアも可愛すぎます! そんな些細な事を悶々と悩んでいる姫が大好きです。 リナは、とってもいい女という印象をうけました。 こういうリナ、とっても好きです。 ガウリイの格好良さを改めて実感しました。 ガウリイってそういえば格好良かったんですよね(汗) なんかくだらない感想ですみません。。 これからも頑張ってください! 陰ながら応援しています。 |
33145 | ありがとうございますっ!! | ムーニィ | 2007/5/24 21:28:56 |
記事番号33126へのコメント あぁぁぁああ?!読んでくださったんですね、直子様。 ありがとうございます。 良かったです。ゼル、かっこよく見えました? 前に書いたのがゼルアメではなく・・・・アメゼルだったもので。 受け受けしいゼルちゃんが残ってたらどうしようかと(笑) ゼルにあの台詞を言わせたかったが為に書いたんで、何も考えなし+文才なし、の私では意味不明な点も多かったとおもいま・・・ つかそっちの方が多かったでしょうが、読んでいただけて幸いです。 これからも、今までの妄想を書き尽くします!! おつきあいいただけると泣いて喜びまs・・ドゴォッッ!! 「えぇ〜っと。コホン。自己紹介、させてくださいな。 この意味不明なムーニィの所のオリジナル・キャラクターのルーディミリアです。変な名前つけてくれちゃって、もぅ・・・。 そのうちコイツの駄文の中に出てきます。」 たぶんね。 「黙りなさい。次の次の次くらいから私視点の小説になるかもしれません。 あ、かもってのはコイツは誰かの視点での小説書いたことまだないんです。・・・まったく。出来もしないことを言うと後で自分の首絞めますよ。」 やってみなきゃわかんないでしょ!! ネタはあふれるほど有るんよ今のとこ!! 「ネタだけで文に出来ないくせ何を言うんですか。しかも一体いくつそのネタ使えるのです?妄想しすぎてあり得ないことばっかりでしょう。」 うぐぅ・・・ ちょっと、ちょっとディアちゃん。そんなことより言う事あるでしょ!! 「あぁ、はいはい。えっと、ムーニィの駄作は8:2位の割合で、ゼル受けが多いです。 で、ゼル受けのうち7割はアメゼルです。あとガウリナは書けないけど基本、と言い張ってます。まぁリナもガウもゼルをかわいがるんですけど。だそうです。 イヤもう本当に、こんな大馬鹿を応援してくださるなんて、心よりお礼を言います、直子様。」 本当に、ありがとうございます。 これからも、ムーニィとディアちゃんをよろしくお願いします。 |