◆−都市伝説物語−CANARU (2007/8/2 00:25:56) No.33298
 ┣めぞん・ど・都市伝説−P.I (2007/8/2 22:41:04) No.33299
 ┃┗ありがとうございました〜〜〜♪−CANARU (2007/8/2 23:56:29) No.33300
 ┗出遅れました−無記名て事で☆ (2007/8/4 19:56:12) No.33302
  ┗格安アパート?−CANARU (2007/8/5 16:52:53) No.33304


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33298都市伝説物語CANARU 2007/8/2 00:25:56


これは某ド田舎在住のオリキャラ(?・・・でしょうhなあ・・やっぱ)に降りかかる「都市伝説」の物語である。

私の名前はカナール。イタリア語で「運河」とゆ〜意味と人格的にはどっかの誰かそのまんま・・という事実はさて置きとして。
何故かボロアパートを経営している(と、言うことになっている)私は住人達から奇妙な「都市伝説」の数々を耳にすることなり、
気が進まないながらも数日間〜数週間事の真偽を確かめるべく空き部屋「1004」号室に滞在することとなったのだが。
正直、そのテの話は気にしないほうだし、オマケに近辺には田舎道ながらも割りと交通量の激しい道路もアル。

ばしゃああああああああああああああああああん!!!
どっかのガキっちょがフザケテ川に落ちることもあれば・・・。

どぎゃあああああん!!ききききき〜〜〜〜〜!!
唯でさえ悪い道を強引に大型車が通るから結構わけの分からない音が聞こえてくることもある。・・気にしていては田舎暮らしは務まらない!

さて・・・早速管理人の義務として・・と私が思ったそのときであった。
ぴんぽ〜〜ん♪ぴんぽ〜〜ん♪

「は〜〜い」
扉を開け放ち、次の瞬間私が見たものはといえば!!!!!!!!!

ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・ぼたぼたぼた・・・・・。
顔面にかかった長い金髪の毛先からたれるのは・・・誰がなんと言おうと泥水・・・・・!!
わかっちゃいる!今、何故か目の前にいるこの人物が先程ぼっちゃ〜〜んっとどぶ川に落ちたであろう人物であることは!
だがしかし・・・一寸怖すぎるぞ!!!!
と、私が脅えている其の刹那。

「・・・・醤油かしてくれ・・・」

「・・・・はい?????」

「醤油切らしたんだ・・・。お手製ソース作るから隠し味用に貸してくれ・・じゃなくって分けてくれ〜〜〜って・・・・」
言うなりソレはぽたぽたっと水を垂らしながら台所に上がりこみ・・・そして・・・・。

ぐあちゃがちゃ。がちゃがちゃがちゃ!!!

「この家には醤油も無いのかあああああ!あるのは安ワインとジャンクフードばっかりぢゃないかあああ!!!」

「あああああ!ごめんなさい!ごめんなさいいいい!!!って・・言うかフライパンで肉焼いた後、ざっと安


ワインを入れて軽く炙ると
良い出汁でて、お手軽ソースができるんですうううううううう〜〜〜(涙)」


(数分後)

ぴんぽ〜〜ん。
「は〜〜い・・・」

「ウチのクラゲがご迷惑かけたわね・・・。ほら!ガウリイ、アンタも管理人さんに謝って!!!」
「おう。髪の毛が顔面にかかってて誰かわからなくて失礼なことしちゃってごめんな!けど、ジャンクフードばっかり食ってると・・・。
栄養バランス崩しておかしくなるぞ?」

「おかしいのはアンタよ!このボケクラゲ!!一ヶ月に何回どぶ川に落ちれば気がすむのよ!!!!」
「痛いぞ・・・リナ〜〜(涙)」


はあ。あれは一体全体なんだったんだろう。
私は気を取り直して再び椅子に座ろうとしたそのときであった。

ぴんぽ〜〜ん・・・。

「は〜〜い」
今度は一体全体誰だというのだろうか?
半ば疲れ果てた思いで扉を開け放って次の瞬間見た人物はといえば・・・・・・。

「おい、お前。俺の身体を元に戻す方法は知らないか?」

「・・・・・・・知りません・・・・・」

「・・・チ。使えないやつだ!!!」(ばたん)

今のは。一体全体ナンだったんだろうか?まあ、「使えないヤツ」とは私がよく言われる台詞なので多少腹が立つには立つのだが・・・。
そんな事を思って私が再び部屋に戻ろうとしたその直後。

ばたあああああああああああああああああああああああん!!!!
再び、今度は呼び鈴もなしに扉が開け放たれ、として・・・・・・。

「ウチのゼルガディスがご迷惑をおかけしました。さあ、ゼルガディス。貴方も謝りなさい!!!」
「知るか!このクソジジィ!!!!」
先程の私を「使えない」呼ばわりした人物と年甲斐も無く真っ赤など派手な衣装を着た人物の姿が其処にある。

「わがままを言うと明日、南国に連れて行って上げませんよ!!!今日のご飯も抜きにします!!!」
「結構だ!俺は絶対貴様と南国なんぞに行かん!それに・・エスカルゴと鯛は大嫌いなんだよ、俺は!!!!」
・・・・・言い争いながら去っていく二人。これは・・一体全体ナンなんだろうか?

(数分後)
ああ、やっと人生が落ち着いてきたように感じられる。
さて・・・そろそろ次の仕事を・・・と私が思ったその時であった・・・・。

ぴんぽ〜〜〜〜ん。
再び聞こえる呼び鈴の音。そして・・・・・・・・・・・。
ばたあああああああああああああああああああ〜〜〜〜ん!!!!!
「ミリ~〜〜〜なあああああああああああああああああ〜〜〜〜〜!!!」

突如として乱入してきたのは目つきの悪い若い男の姿である・・・。どうやら・・・ええっと、まあ、とりあえず。

「・・・ここ・・1004号室・・・」

「1005じゃないのか?そうだよな・・。俺のミリーナがそんなチビで目つき悪くてやる気の無さそうな顔しているわけはね〜〜よな!
んじゃな!!!」
ばたん。

・・・・・・これまたよく言われることだが・・・今のは一体全体なんだったんだ・・・!

と、私が思ったその刹那。

「気にしないで下さい、管理人さん。ただの馬鹿ですから・・・」

ひょいっと隣の部屋のベランダから此方に顔を乗り出して綺麗な女の人・・・多分ミリーナさんが言う。
そして、その一言が聞こえたのだろう。

「ミリ〜〜〜なああああああああああああああああああああああ〜〜〜(涙)」
悲しげなさっきの目つきの悪いに〜ちゃんの声がアパート中に響き渡るのであった。

はあ・・・そろそろいい加減に疲れてきたし、それに・・・・。
と私が思い始めたその時。

どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜ん!!!!
今度は思いっきり、これまた突如として扉が蹴破られるのが分かった!!!!そして、次の瞬間!!


「見つけましたよ!!悪党〜〜〜!!!」
ばたあああ〜〜ん!と小柄な可愛らしい黒髪の女の子が玄関先に乱入し・・そして・・・。


すてえええええええええええええええええ〜〜ん!!
スリッパに躓いて見事に転んでしまったのであった。が、彼女はメゲた様子も無くムクリと立ち上がり。

「深夜の12時以降に不気味な高笑いを挙げて近隣住民を恐怖のどん底に突き落とすなど言語道断!このアメリアが成敗いたします!!!」
彼女はビシっと私を指差して言うのだが・・・。

「あの・・私・・夜間はよっぽどの用事か誰か同行者がいないと・・なんだか心細いから9時半以降は出歩かない主義・・・。
ついでにいえば、今日ここについたばかり・・・」


「犯人ぢゃ・・ないんですか・・ついでに言えば・・・今日着たばかり・・・?ならば・・悪は他にいる!!!?」
ばたん!と強引に破壊した扉を閉めて去っていく彼女。
ありゃ・・一体なんだったんだ?と私が思ったその刹那・・・・・・・・・・・。


「お〜〜〜〜ほほほほほほほほほほほほほほほほ!!!お〜〜〜〜〜ほほほほほほほほほほお!!!」

「あああああああ!!グレイシアね〜さん!屋上で何やっているんですか〜〜。それにその高笑い真坂!!!!」

「こりゃあああ!アメリア!グレイシア〜〜!!社会に迷惑になるじゃろうがあああああ!!!」

あ、ドワーフ発見。
それにしても。

確か。不気味な高笑いとあの子は言っていたが・・・。まあ、考えないほうが幸せかもしれれない。
と、私が踵を返して再び部屋へ戻りかけたときだった。

ぴんぽ〜〜ん。
もう数えるのも嫌になるほど聞こえたチャイム音。そして・・・・。

「初めまして。僕は謎の都市伝説セールスマンのゼロスと申しまして・・・」
「何だ。ゴキブリか」(ばたん)


うん、そうだ。都市伝説の真相。それはこのアパートの住人達に他ならなのだろう。
ならば、気にすることも無いだろう。私はそう思い、お茶を飲み干すのであった。

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33299めぞん・ど・都市伝説P.I 2007/8/2 22:41:04
記事番号33298へのコメント

CANARUさん、こんばんは!
都市伝説、管理人さんの目から見ればただの住人の迷惑行為(笑)たぶんラップ音やポルター・ガイストもそんなレベル(大笑)
たしかにひとつずつバラバラに出くわせば怪談になるのかもしれませんが、こうして一気呵成にやって来られたら「あんたら、えーかげんにしなさいっ!(ビシッ)」って感じですよね(^^;)
しかしセールスマンのゼロス、一体なにを売りに来たんでしょう?ここは一番商売にならなさそうな場所なのに・・・?
ではではまた〜♪

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33300ありがとうございました〜〜〜♪CANARU 2007/8/2 23:56:29
記事番号33299へのコメント

早速の感想をありがとうございました!!
都市伝説アパート・・・(苦笑)

「管理人さん・・・謎の水漏れが・・・(涙)!」
「多分上の階のガブリエフさん家の水道の閉め忘れです」

「夜中に得体の知れない呻き声が・・・」
「セイルーンさん家のお嬢さんでしょう?」

と・・・こんな具合なのはお約束のアパートです(笑)
そして謎のセールスマンゼロス!!
売りつけに来た物は正体不明の生物・物体・その他エトセトラだったりしても不思議は無さそうですが・・。
このアパートにかかった日には「ご禁制の物質や輸入禁止動物はいらないです」の一言で終わってしまいそうです〜。
ありがとうございました。

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33302出遅れました無記名て事で☆ 2007/8/4 19:56:12
記事番号33298へのコメント

うきゃ〜あvステキなお住まいv
住め、言われたら拒絶しますがね!!
だって!平穏無事に暮らしたいもの!
主夫の癖に泥水垂らして部屋に乱入するクラゲさん、掃除する身にもなって下さい。
リナの事ばっかり考えていてどぶ川に落ちているのでしょうね。
迷惑なので、家から一歩も出さないで下さい、という苦情が管理人様に届いているのでは?
いくらいい男だろうとも、変質者並にリナに溺愛してるので、どちらかといえば関わりたくない人、というレッテルを貼られているに違いない。
お茶の入れ方レクチャーしに来ても、「間に合ってますので結構です!」と断られますね。
次に、この爺様にしてこの孫ありな二人。
「ヂヂイ、貴様がヌンサを丸焼きにした犯人だろう!!!」と孫に指差し言って欲しいです。
彼が高級魚な訳ない(鮒が妥当かと)ですが、エスカルゴ共々爺様の手料理という時点で引きます。
何はともあれ、血は争えないと申しましょうか、いきなり失礼な事言う孫に、謝りに来たのに礼儀がなってないヂヂイ、どっちもどっちだろう、とツッコミをいれたいです!!
孫にはもれなく「冗談じゃない!」と言われても怖くなんか無い!ナマモノな彼女達に全てを託して逃げまどいます!
血といえば、セイルーン家、ご近所迷惑一家ですね。
正義感あふるる爆裂暴走娘、生きた怪奇現象女、夏には会いたくない暑苦しいゴブリンのむさいおっさん。
面倒臭い事この上無いし、騒音もなんとかして下さい。
最後に、悲しき愛の奴隷さん、女性への失言はミリーナの中での好感度が下がるのでよしましょう!
それでも、この中ではまあマトモなのだろうと思いました。
唯一の常識人なクールビューティーさんは影で暗躍している事を希望♪

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33304格安アパート?CANARU 2007/8/5 16:52:53
記事番号33302へのコメント

感想をありがとうございました〜〜♪
立地条件、田舎ながら駅から徒歩2分、多少の交通量の多い道路はありますが商店街、学校も近く治安もよろしく家賃は格安!!
・・・しかし・・・ご近所は全員都市伝説ですが!!!(笑)

迷惑主夫ガウリイ。
嵐の夜中に隣室の受験生宅に侵入し「寝付けないリナのためにホットミルク作るんだ・・。砂糖切れたから一寸分けてくれ・・・」という怪奇現象もきっと日常茶飯事です!
「受験頑張ってくれよ・・」と美味しいカカフェ・ラ・テ入れて去っていく都市伝説・・・しかし飲むのにはかなり勇気がいりそうです!

そしてゼルガディスさん&ヂヂィ。
「ゼルガディス!好き嫌いしちゃいけません!!」
「俺は断固として貴様が焼いたヌンサの丸焼きなんぞ食わん!
それなら隣の家の怪奇主夫の作った晩飯食ったほうがマシだ〜〜!」
と・・いう認識をされていそうです!主夫ガウリイ。

さらに騒音一家のセイルーンさん。
「ご近所に調味料を借り歩いている謎の怪奇現象」を捕まえるべく見張りをすす次女に夜間に高笑いを上げる長女・・。
警察出動も時間の問題です(苦笑)

「俺はミリーナのためなら火の中、水の中!!!」
「ならルーク。私、朝は苦手なので。明日のアパートのゴミ集積場の見張りを私の替わりにお願いします」(ばたん)
という風景も日常茶飯でです♪

ありがとうございました〜!