◆−おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメア−kou (2009/5/22 15:14:33) No.34053
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34053おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメアkou 2009/5/22 15:14:33


k 第四話の始まりです。
L様 一応世界は部下Sのいる世界と言うはずなのよね。コスプレとか言っていたけれどあたしはどういう格好をするの。
部下S 下手な格好をさせたら殺されますね。
助っ人G 同感。
k あはははは。私だって、命は惜しいですよ。スレイヤーズの魔道大全集が発売されようとしているのに、死んでたまりますか。
L様 あー。長かったわね、発売するっと言っといてどのくらい待ったのかしら。
k あははは。いっそのこと不幸の手紙でも送ろうかと思いましたよ。
部下S ところで、強制ゲームといってますけれど
k ああ、イメージとしては悪い封印された魔女を倒すために仲間達が集まって神様の力を借りた冒険と言うゲーム。それをリナ達がぷれいする。そんな感じで、
L様 あたしはお姫様かしら。
部下S いえ、L様はどちらかというと女王様と言う感じで、………ッごふ。
助っ人G 今回の被害者Sさん。
k L様は神々しい役をやってもらいます。(ものは、言いよう。)では、スタート。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ぱちりと目を覚ました彼女はまず周りを見渡した。
 緑の少ない地にかすかに残る木の下で自分は目を覚ましたのだ。
 まず、感じたのは違和感だった。
 自分の体を見てその違和感の正体がわかる。
 服装が違う。
 彼女=モカは、その着ていた服を見る。紫と赤を基調としたワンピースに、肩のところから肘のところまである赤の布がついてある。
 頭の上に色合いがワンピースとあっているキリマンがつけているような三角帽子。
 子供に魔女を書けと言われその魔女の服装をかわいらしくアレンジして紫と赤を基調とした服。
 そんな服で所々に明るいピンク色のフリルがついている。
 手には普段持っている剣ではなく紫色の杖がある。
「えーと、」
 モカは冷静になって考える。
 異世界に言って並み居る魔族という変な者を切り倒し、仲間となったリナ達が魔法でぶっ飛ばし、ゆがみの震源地であるところへレイとフィアルをつれて向かったところまでは覚えている。
 隣を見るとリナがいた。
「ん・・・。つぅ」
 と、目をリナが開けまず自分の服装に気づいたらしく眼を見開き自分の格好を見ていぶかしむ。
 リナの格好は白と桃色を基調とした服でかわいらしい巫女服といったイメージだ。
 白いローブを着込んでその内側には白いワンピース。ローブの縁にはピンク色の線がありアクセントとなっている。
 帽子をかぶっており、モカのとは違い縁が無く頭の上にのっけているともとれる帽子だ。
 金色の十字架がついており、その手には同じように十字架をモチーフにした杖を持っている。
「えーと、モカよね。」
「リナやな。」
 と、お互いを確認しあう。
 そこに、
「やっと起きたか。
 大丈夫か。」
 と、声をかけられ振り向くとそこには一人の剣士がいた。
 ただし、ガウリィではない。
 白髪のウエーブのかかった髪を方まで伸ばしたりんとした知的な雰囲気の持つ剣士と言うよりも、賢者と魔法使いとかそう言う頭を使った職業が似合いそうな青年である。
 着ている鎧もどこか不似合いな印象を受ける。
 鉄製の黒い軽い鎧をきて腰には白い剣を差している。
 モカの剣に似ていたがよく見ると違う。
『………あんた、誰』
 モカとリナの言葉に青年は眉をひそめ。
「どうしたんだ。アンジュ。アリーナ。」
 と、言う。
「あんじゅ?」
 と、リナが自分を指さし
「ありぃな?」
 と、モカも自分を指さした。
「大丈夫か。やはり、打ち所が悪かったのだろうか。
 なぁ。ウォーラッド」
 と、横を向いて言う。
 その横をリナともかが向き
「っぶ」
 リナが笑いをこらえる。
 そこには、純白の鎧を着込んだゼロスがいたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
L様 ちょっとぉぉぉぉぉ。あたしの出番は何処に行ったのよ。
k もうちょっとお待ちください。ところで、コスプレの意味がわかっていただけたでしょうか。
助っ人G だいたいは、……。
部下S しかし、神官に鎧を着せるとは……。
k だから、受けるかなぁと。
L様 確かに鎧を着込んだゼロスというのはなかなかしんせんね。
部下S ほかのはちゃんと直属の部下に将軍もいるからなぁ。
L様 ところで、剣士の兄ちゃんて誰なの。
助っ人G もしや、
k それ以上は言わないでくださいね。ぬふふふ。次回はTRYの最終話のキャッチアイを思い出して考えた役柄の人が出ます。
部下S L様 ほとんどネタバレじゃん。
  

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34055おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメアkou 2009/5/23 09:07:17
記事番号34053へのコメント

L様 ところで、リナもモカも格好は似合っているだけど役柄って何なの。
k あ、書いてなかった。………えーと、書かなくてもわかると思っていたんですけれど、モカは魔法使いでリナは巫女です。
部下S それは、また………。
助っ人G 似合いませんね。
k 受け狙いで、全く似合わない役を与えてみようかなぁと思って、……。
  はっ、でもL様の場合は天性の女優というのでしょうか、どんな役も神様のような神々しさで、ぴったりなんですよ。
部下S ……こいつ、命ほしさに旨いことを言ったな。
L様 あら、うれしいこと言うわね。(ボウガンをしまいながら言う)
助っ人G ゼロスと謎の青年は?
k ゼロスは騎士です。……魔族が仲間のために守るとか騎士道精神とかはあり得ませんしね。青年は剣士です。直感で決めました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『うきゃははははははははははは』
 リナとモカはおもわずおなかを抱えて笑い転げる。
 白い鎧を着たゼロス。格好は似合っているが性格に不釣り合いで笑いが止まらないのだ。
「あの。本当に大丈夫ですか。アンジュさん。アリーナさん。
 ………打ち所が、悪かったんでしょうか。ケインさん。どうしますか。」
 と、ゼロスは剣士の青年=ケインに聞く。
「ちょ、ちょっと、ゼロス。あんたなんて格好をしているのよ。」
 ようやっと、笑いが消えリナがおなかを抱えながら言うと
「ゼロス?。僕の名前は、ウォーラッドですよ。アンジュさん。」
「へ?」
 リナはおどろいた声を上げた。

 数千年前一人の凶悪な魔女が生まれた。
 その強大な魔力を持って魔女は世界をすべて己の者にしようとした。
 しかし、三人の偉大な神。深海の神、大地の神、天空の神は、知恵を持ち力をあふれ勇気を持ち、なおかつ正しき心を持つ者を選び二人の妖精を与え、魔女を封印させた。
 しかし、今一人の邪悪な魔術師によって魔女が目覚め、平和な王国が滅びようとしている。
 魔女は国のたった一人の姫を魔物の住む塔に監禁し、王国を渡さなければ姫を返さぬと脅している。
 自分たちは、姫を救いそして魔女を倒すために今塔へと向かっている。

「おー。」
 と、ケインという名前の青年の話を聞いた後モカはパチパチと手をたたき、
「で、落ちは?」
「今、現状で起きていることだ。」
 モカの言葉にケインは怒鳴る。
「しかし、突如君たちが倒れ、そしてどうやら魔女の呪いなのだろう。
 君たちは自分を見失っている。」
「あたし的には、ゼロスが自分を見失っているように見えるけれど………。」
 と、リナはゼロスを見て言う。
「だから、ウォーラッドですってば、アンジュさん。」
 と、ゼロス=ウォーラッドは言う。
「とにかく姫がとらわれている塔はすぐそこだ。」
 そう、ケインが言いリナとモカはなりゆき上仕方なくついて行くこととなった。

「で、どういうことや。」
「わからないわよ。魔法は使えないし、」
 と、モカの言葉にリナは首を振る。先ほどライティングの呪文を唱えたのだが虚空には何も出なかったのだ。
「つーか、うち魔法なんてしらんで」
「あたしだって、回復魔法なんてリカバリィていどしか使えないわよ。」
 と、言い争っていると
「もしかして、魔法の使い方も忘れたんですか。
 困りますねー。」
 と、ゼロスが言う。
 リナ達はとにかくゼロスと呼ぶことに決めているのだ。
「杖がありますから、その杖で宙に三回ほど振ってください。」 
「こうか。」
 と、モカが杖を三回振ると光の文字が虚空に現れる。
【火の魔法 水の魔法 風の魔法 地の魔法 闇の魔法 光の魔法】
 と、書かれている。
「杖で文字をぶつけると魔法の発射準備は完了です。
 後は相手に向かって杖を振れば魔法が発動します。まぁ、魔力がつきたらできませんけれど……。
 あ、アンジュさんも同じですから。ただ、回復 防御 状態変化としか変わりませんけれど……。」
 と、ゼロスはにこやかに答える。
「どうでもいいけど、ゼロス鎧重そうね。」
「あはははは。変ですねぇ。普段から来ているのに」
 いや、着てねぇよ。と、リナは突っ込みを入れたかったが入れれなかった。
 塔が見えてきたからだ。

 漆黒の塔。モカは理力塔を黒く染めた感じだと言った。
 その塔の中のゴブリンやスライムにレッサーオーガをばったばったと倒していったが、モカもリナも不満があった。
 リナは好きな攻撃呪文が使えず誰かを魔法で守ったりせこく相手を弱体化させたり味方を強化させたり傷を治したり。
 モカは大好きな直接攻撃ではなくただ振ったりするだけの派手だが体を動かさない魔法ばかりだった。
「はぁ。」
「退屈や。」
 超常についてボスを倒した後もモカとリナは楽しくなかった。
「どうした。アンジュ、アリーナ。」
 と、ケインに言われ
「あーなんでもないなんでもない」
 と、棒読み口調でリナは言った。
 何度、自分たちの感じる違和感を言っても無視されていたのだ。あきらめたくもなる。
「モカ。とにかく状況がわかるまでこのケインとゼロス似の人について行くしかないから。暴れないようにね。」
「うー。わかった」
 と、モカは不満げにうめいた。
 姫が囚われていると言う部屋の扉を開け、リナ達は部屋の中の『お姫様』を、見てドラグスレイブを撃ちたくなった。
 赤毛の長髪でピンク色のフリルのついたゴージャスなドレスを着込んだそれをみたリナは速攻で扉を閉めた。
「おぎゅあ」
 奇妙な悲鳴を上げるケインはうっかり扉に首が挟まったのだ。
「さぁ、帰るか。」
「何処へですかー。」
 と、慌ててゼロスが突っ込む。
 モカなんぞ思わず床にへたり込んでいる。
 リナの目に入ったのは、ピンク色のドレスを着込んだ魔竜王ガーウだった。
 思わず逃げたくなるのもわかるだろう。
 赤毛の長髪と言えば、ドレスもないそうだが筋肉隆々の中年のおじさんなのだ。リナの知っている魔竜王ガーウは、象牙色のコートをワイルドに羽織って長剣をもったているかっこいいが凶暴な魔族である。
 ちなみに余談だが、リナの噂に実は人の魂を集めるために人間に化けた魔竜王と言う者がある。
 それが、ピンクのフリル付きドレスを着ているのだ。
 脳が停止しなかったのは、ひとえに今までの人生経験の結果である。
 自称両家の奥様や、シャドーリフレクターの恐怖で培った精神力で扉を閉めるという正しい対処方法を思いついたのだ。
 まぁ。好きこのんでそう言う人生経験を培った訳ではないだろうが………。
 モカなんぞ、こういうのにはなれていないのか、頭を抱えてへたり込んでいる。
 リナは言っといてなんだが逃げたくなった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
L様 また。どきつい者出したわねぇ。
k 文章だからできる配役ですな。
部下S 確かにTRYのキャッチアイを思い出しますな。
助っ人G……………
L様 あ、石化している。
k あははははは。ちなみにケインも石化していて挟まったのですよ。
部下S 無理もない。同情しますよ。
L様 部下Sに同情されるとは………。
k まぁ、同情したくもなりますね。
L様 これの親の配役ってまさか、母親がフィルさんとかじゃないでしょうね。
k 案としれは出ましたけれどさすがに親子の対面の時リナ達の脳が崩壊する気がしましてやめました。
部下S そうしといてください。
L様 死人が出そうだものね。

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34057おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメアkou 2009/5/23 21:53:48
記事番号34053へのコメント

k しかし、ガーウのピンクドレス姿とセーラー服どちらが犯罪でしょうか。
L様 それの議論を続ける気なら本気出して暴れるわよ。
部下S どうせドレスを着せるならダルやゼラにしといてほしい。
助っ人G 同感。
k まぁさすがに次に出すのはガーウほどのインパクトはない………と、思う。
部下S 思うって、……。
k 見ようによったら同じぐらいかな………。
L様 何をどういう風に同情させる気よ。
k ふふふふふ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 空が青く何処までもすんでいる。
 だが、リナの心は対照的に何処までも重くよどんでいた。
「ゼロス。」
「ちがいますけれど、何でしょう。」
 と、リナに言われゼロスは返事をする。
「どーして、あれがお姫様なわけ。」
 リナの言葉にゼロスは……。
「ケインさん。アンジュさんがこんなこと言ってますよ。」
 と、ケインに言う。
 こいつ逃げた……。と、リナは思った。
「み、見た目で人を判断してはいけない。」
 と、ケインは言うが目を合わせずに脂汗を流しながら言う。
 モカはぶつぶつと何かを言っているが、それを気にするほど全員余裕がなかった。
 ガーウにのおぞましい姫は、服装にあった乙女チックな人なのだが、声が思いっきりガーウの物だった。
 おのれ神よ。あたしはあなたを許さない。
 と、リナとモカはつぶやいた。巫女なのだが無理もないだろう。
 ようやっと王国と言う者が見えてきた。
「きゃぁ。見えてきましたわよ。」
 と、お姫様の言葉を聞いてリナはマジでギガスレイブの呪文を唱えかけた。

 善良な国民という者の歓迎の嵐の中リナは隣にいたモカが頭を抱えてぶつぶつつぶやいたのをわかっていた。
「なんやねん。うちがわるいことしたんか。そんならあやまるからな。え。ここまでせんでも………。」
 と、涙ながらに言うモカに
「がんばりましょう。元凶を見つけたらまずあんたに攻撃させてあげるから………。あたしがやると、跡形もなく消え去るだろうし………。」
 と、慰める。慰めになっているのかいまいち不明だが……。
 善良な国民は低級の純魔族や盗賊野党悪党のたぐいである。かすかに、普通の人間の顔が見えるが、この異様な光景を見てモカの脳はとうとう悲鳴を上げ始めたようだ。
 気のせいかケインも顔色が悪い。
 彼らは勇者一行と褒めちぎられながら城へと向かった。
 モカ曰く、戦闘よりもこっちの方が大変だった。とのことだった。

 城に入って王がまず出迎えた。
「て、ラギアゾーンか。」
 と、リナは思わず突っ込んだ。
 とても人とは思えぬそれはリナが初めて戦った純魔族だった。
 彼?との出会いは、印象深いと言えばこの上なく印象深い物だった。
 三流詐欺師と契約を結んだ魔族で行方不明だった魔竜と再会して自己完結して去ったという訳のわからない戦いと呼ぶのかどうかもわからないものだったのだから。
 どうやって生んだんだよ。と、突っ込む気力すらない。
 どうやら突っ込みはスルーされたらしく王はお姫様と感激の再会という物に夢中だった。
「アンジュさん。王様に向かってなんてこと言うんですか。」
「そうだ。アンジュ。」
 と、ゼロスとケインに文句を言われ
「だってぇぇぇ。聞いていないようだから良いじゃん。」
 と、リナは言う。
 そこに女王様が現れリナは暴れたくなった。
 黒髪のととなった顔立ちの赤い服の落ち着いた感じの美人だ。
 ただし、どう見ても十代だったが………。
「今度は、フェブリゾだし………。」
 と、リナはうめき声を上げる。
 目の前にいるのは、リナに対して卑劣な策略の限りを尽くしリナを窮地に落とし込んだ五人の腹心のトップ。
 冥王フェブリゾだった。ちなみに美少年の姿をしている。
 ………むろん魔族には性別はなくただ少年や男性の姿を取っているだけなのだが、少年が中年のおっさんの母親という訳のわからない光景にリナの脳は石化寸前だった。
 モカなんぞ石化している。
 まぁ、見た目はガーウやラギアゾーンよりも数倍ましなのだが………。
 周りの大臣を見るとフェルさんにワイザーのおっちゃんがそのおぞましい光景に感動の涙を流している。
「テルテルボーズに、おっちゃんがおる。」
 と、回復したらしいモカがつぶやく。
 見るとへのへのと書かれているテルテルボーズのような外見の騎士のひとや単純な顔のつるっぱげのおっちゃんが博士っぽい服装を着ている。
 テルテルボーズのような男は、理力の塔とよばれるダンジョンのマスターでモカの知り合いである。
 そしてモカの剣の正体を知る数少ない人物でもある。
 彼の奥さんはとても美人で美しい人でなぜか彼にべた惚れである。
 当人曰く顔が良いとのことだが、………。女心はなぞである。
 もうひとりのおっちゃんは、ファルコが使えている国の王なのだが、ひょうきんな性格で政には興味なく、園芸を趣味としている平和な王様である。
 リナとモカはそしてケインとゼロスはしばらくボーと周りを見つめていた。
「………感動的な光景なのだろうが、違和感を感じるな。」
「そうですね。」
「つーか、違和感、感じっぱなし何やけどわては」
「同感」
 と、会話をしてまたボーと感動の再会を見続けていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k ふぅ。やっと城に到着させれたぞ。
L様 ちっとも話は進んでいないけれどね。
k う、
部下S ほかのキャラクターはどうなったんだ。
助っ人G 無計画
k うるさいうるさい。ちゃんと考えているもん。
  レイとフィアルはこの次にでるし、ゼルは児童文庫版からヒントをえたあれでキリマンはこうして、アメリアはああいう役にしてブルマンはこうして、ガウリィも次に出してあの役にしようと考えているもん。
L様 たとえばほかにどんな役を出すのよ。
k ……たとえばリナの自称ライバルの人間失格の恥知らずの一寸先は闇魔道士や彼女と仲良くなりそうな貧困王族の娘を出そうと思っています。
助っ人G 口が悪いですね。
部下S 全くですな。
k うるさいやい。

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34058おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメアkou 2009/5/24 12:49:35
記事番号34053へのコメント

「感謝するぞ。勇者達よ。」
「ありがとうございます。」
 と、ケインが代表して礼を言う。これで王様がまともな見た目だったら言うことはない光景なのだが、………。
「そなた達の実力を見込んで、その昔魔女を封印するとき勇者を導いた妖精を与えよう。」
 そう言うと大臣が鳥かごを持ってくる。
 鳥かごの中には手のひらサイズに縮んでいるレイとフィアルがいた。
「………レイやな。」
「フィアルもいるわよ。」
 と、モカとリナは凍り付いた感情のため無表情に言う。
 妖精は籠から出るとモカ取りなのもとへと行き
『ママ』
 と、ひっつく。その言葉に
「ちょっと、フィアルにレイ。あんた達正気なの。」
「うん。ママと私たちはゆがみの影響を受けないんだよ。」
 と、フィアルが笑顔で答える。
「あのね。ゆがみのせいでママと一緒にいる人達は変になっているの。………あとは、わかんない。」
 と、レイがモカに言う。
「ほかの人達は、良くわかんないや。」
 と、フィアルとレイが言う言葉にリナとモカは気合いを取り戻していた。
 なんとしてでもゆがみを何とかしてこのたわけた現状をぶちこわすと心に決めたのだった。
 そこに、
「まずは北の森に行きなさい。」
 と、フェブリゾ女王が言う。
「そこには、あらゆるすべてを知る偉大な賢者がいると言います。
 きっと、あなた方の助けになるでしょう。」
 そう言われて、勇者一行は北の森へと向かうこととなった。
 まず神殿に行って祝福を受けに行きリナはナーガとマルチナが巫女をやっていてキートンが神官をやっているというあやしい神殿に行ってリナは早速へこみかけ、モカはつかれた。
 リナもモカも出会った人間をいちいち説明する気力はなかった。
 森へ行く途中、道具屋をやっているエルザとヨナに出会い。
 武器屋をやっているカインとディオルじいさんにであった。
 魔法研究家というモローに会い。木こりのロッドにあいとうとう賢者の住む家に到着した。
「出会いと別れを繰り返し、ようやっとついたな。」
「あー。確かにいろんな出会いを繰り返したな。」
 と、ケインの言葉にモカは適当な返事をする。
 そこに、
「いらっしゃいませ。」
 と、扉を開けて出てきたのはシンプルなローブを着たザングルスだった。
「私は、賢者様の弟子です。
 賢者様は、あなた方が来るのがわかっていました。」
 そう言うと扉を開ける。
 そして、部屋の中には深緑色のローブをきたガウリィがいた。
「大賢者 ローダ様です。」
「おお、よろしくな」
 と、ローダ=ガウリィはそう返事をした。
「あの兄ちゃんが賢者か。」
 と、モカの言葉にリナは
「あたしだってどうかと思うわよ。」
 と、答えた。
「えーと、………。なんだったけ」
 ガウリィは口を開いていった台詞にリナは
「あほかー。」
 と、思わず頭をはたいていた。
『のわぁぁぁぁ』
 と、ケインとゼロスが絶叫をあげる。
「賢者様に何をやるんですか。」
 と、ゼロスが叫ぶと
「言おうとした瞬間に忘れるクラゲ頭を殴って何が悪いのよ。」
 と、リナは言い返す。
「おお、思い出した。
 おまえらだけでは魔女は倒せないんだ。森の神獣と海の神獣と空の神獣を見つけ出さないと神から力を与えられないんだ。」
 と、ガウリィが言う。
「場所は俺しか知らないから、俺が案内しよう。」
 と、ガウリィが立ち上がっていった。
「………クラゲの道案内なんて、不安意外なんでもないんだけど」
 と、リナがぽつりとつぶやいたのだった。
「まずは魔法の国だ。」
 と、ガウリィは本を見ながら言った。
 そこに、
「おぉほほほほほほ。」
 と、リナの自称ライバルの人間失格女みたいな高笑いが響いたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k 言ったとおりガウリィにレイとフィアルが登場したでしょ。
L様 いや、レイとフィアルが妖精なのはわかるけれどね。
部下S ガウリィが賢者ですか。
助っ人G 不安ですね。
k 大丈夫。ガウリィが持っている本に必要な情報が全部ひらがなで書かれているから。
L様 それで良いのか賢者。
部下S まぁ。ガウリィですから。
助っ人G 高笑いの正体は
k リナの最大の恐怖とでも言っときましょう。
  次回は、昔は影のある残酷な敵として登場したけれど、今やリナの便利なアイテムとなった不幸なやつと、影が薄いのは職業から良いのかもしれないけれど、いまいち目立たないけど頭脳派の猫もどきがでます。

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34060おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメアkou 2009/5/25 17:40:11
記事番号34053へのコメント

k リナの最大の恐怖登場!!
L様 ほかの仲間も続々登場?
部下S 何故リナ達はRPG風の世界にいるのか。
助っ人G すべての謎は少しづつ暴かれないといけない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 リナは泣きたくなった。目の前に現れた黒髪のおかっぱ頭の女性。
 漆黒のナーガ顔負けの悪の魔道士ルックに黒いコウモリのつばさをはやしている。そんな悪役と堂々と登場したそれは、リナの姉ルナであった。
「あなたたちが伝説の勇者だというの。
 おほほほほほほ。魔女様に勝てると思っているのかしら。
 しかし、危険の芽は早いうちに摘んどかないとね。」
 と、言うと突如火の玉で攻撃する。
「おのれ魔女の手下か。」
 と、ケインが言う。
 そんな中、
「ママ。大丈夫。」
「リナ。大丈夫か。顔色悪い出」
 と、フィアルとモカに声をかけられリナは
「うん。あれは姉ちゃんじゃないのよね。………でも、………いやぁぁぁぁ。
 姉ちゃん許してぇぇぇぇぇぇ。」
 と、リナは混乱していた。
 リナの混乱のせいで苦戦したが何とか偽ルナを倒した。
「来るぅぅぅぅぅ。姉ちゃんがぁぁぁぁぁ来るぅぅぅぅぅぅうぅぅぅ。」
 と、リナは未だ混乱しているリナを何度かなだめ町へと向かった。

 ゴブリンにデーモン、スライムやマンティコアにキメラなどなど、との戦いを繰り返す。
 賢者は敵がどれだけ強いか弱点か何かを教えてくれる。………戦いに参加せずリナは、肉代労働のしないガウリィはただのクラゲだとつぶやいた。
 町へ着いて宿屋で休憩を取るとき、歌が聞こえてきた。
 ふと、歌の方向をみたリナとモカにレイとフィアルは爆笑した。
 黄色い羽のついた赤色の帽子をかぶり、青い色のマントに赤い留め具をつけて黄色のベストに白いシャツに青いズボンをはいて、銀色の竪琴をもって歌を歌っている吟遊詩人がいた。
 リナが爆笑したのは、それを着て演奏しているのがゼルガディスだったのだ。
 普段は白一色の目立たないようにして逆にあやしい格好をしている服を着ているゼルが派手な服を着て目立っている光景におもわず爆笑しているのだ。
『ノヒャハハヒャギャヒャホヒヒヒウヒャホヒャヒヒウヒャホヒャ』
 四人の爆笑を無視してケインは
「吟遊詩人とは珍しいな。」
 と、言うとゼルは竪琴を鳴らし
「……いきなり笑うやつを連れているやつに言われる筋合いは無いが、……。
 俺は吟遊詩人のジェレラードと言う。甘く切ない恋物語やスリルとサスペンスに満ちた冒険を歌う物だ。」
『のひゃひゃはうひゃほへへヒヒヒヒヒヒ』
 さらに爆笑するリナ達。
「………いきなり笑いまくるか………。
 ………おほん。俺は、今目覚めている魔女を倒す勇者のことを冒険を歌にして伝えたいと思っていた。
 どうか、俺もあなた方と共に冒険に連れて行ってくれないか。」
『ひぃひぃ』
 笑いすぎて声がかれてしまい床にのたうち回っているモカ達に頭を痛めながらケインは、言う。
「たとえどんな理由でも魔女を倒したいと願うのなら拒否する理由はない。
 つらく苦しい戦いかもしれないが、一緒に来てくれるか。」
 と、答えた。
 こうしてジェレラード=ゼルガディスが仲間になり、神獣が眠るという新緑の森へと向かうこととなった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
L様 また、派手な格好をさせたわね。
部下S ゼルに殺されそうですな。
助っ人G 笑う方も笑う方ですが、………。
k ほら、児童文庫でレゾが竪琴を持ってラララーと歌っていたシーンがあるんですよ。
部下S 原作に比べるとキャラが変わりまくりですよね。
L様 児童文庫だからキャラもわりといい人になっているのが多いのよね。次のロッドも人きりロッドなんかじゃなくなっているし、
k ゼロスがどう変わるのかが楽しみなんですよ。
助っ人G 性善説が児童文庫でしょうか。
k まぁ。小学生対象ですからね。……リナは盗賊いじめたのも村人に依頼されてだったし、……。リナも初対面で子供に間違われず男の子に間違われたし、………。
L様 ところで、次回は?いい加減あたしの出番出るでしょうね。
k は、はい。ほかにも児童文庫でレギュラー化したあの人や、ブルマンやモカの剣の師について一番最初に気づいていたあの人を出そうと思っています。

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34061おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメアkou 2009/5/25 17:40:18
記事番号34053へのコメント

k リナの最大の恐怖登場!!
L様 ほかの仲間も続々登場?
部下S 何故リナ達はRPG風の世界にいるのか。
助っ人G すべての謎は少しづつ暴かれないといけない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 リナは泣きたくなった。目の前に現れた黒髪のおかっぱ頭の女性。
 漆黒のナーガ顔負けの悪の魔道士ルックに黒いコウモリのつばさをはやしている。そんな悪役と堂々と登場したそれは、リナの姉ルナであった。
「あなたたちが伝説の勇者だというの。
 おほほほほほほ。魔女様に勝てると思っているのかしら。
 しかし、危険の芽は早いうちに摘んどかないとね。」
 と、言うと突如火の玉で攻撃する。
「おのれ魔女の手下か。」
 と、ケインが言う。
 そんな中、
「ママ。大丈夫。」
「リナ。大丈夫か。顔色悪い出」
 と、フィアルとモカに声をかけられリナは
「うん。あれは姉ちゃんじゃないのよね。………でも、………いやぁぁぁぁ。
 姉ちゃん許してぇぇぇぇぇぇ。」
 と、リナは混乱していた。
 リナの混乱のせいで苦戦したが何とか偽ルナを倒した。
「来るぅぅぅぅぅ。姉ちゃんがぁぁぁぁぁ来るぅぅぅぅぅぅうぅぅぅ。」
 と、リナは未だ混乱しているリナを何度かなだめ町へと向かった。

 ゴブリンにデーモン、スライムやマンティコアにキメラなどなど、との戦いを繰り返す。
 賢者は敵がどれだけ強いか弱点か何かを教えてくれる。………戦いに参加せずリナは、肉代労働のしないガウリィはただのクラゲだとつぶやいた。
 町へ着いて宿屋で休憩を取るとき、歌が聞こえてきた。
 ふと、歌の方向をみたリナとモカにレイとフィアルは爆笑した。
 黄色い羽のついた赤色の帽子をかぶり、青い色のマントに赤い留め具をつけて黄色のベストに白いシャツに青いズボンをはいて、銀色の竪琴をもって歌を歌っている吟遊詩人がいた。
 リナが爆笑したのは、それを着て演奏しているのがゼルガディスだったのだ。
 普段は白一色の目立たないようにして逆にあやしい格好をしている服を着ているゼルが派手な服を着て目立っている光景におもわず爆笑しているのだ。
『ノヒャハハヒャギャヒャホヒヒヒウヒャホヒャヒヒウヒャホヒャ』
 四人の爆笑を無視してケインは
「吟遊詩人とは珍しいな。」
 と、言うとゼルは竪琴を鳴らし
「……いきなり笑うやつを連れているやつに言われる筋合いは無いが、……。
 俺は吟遊詩人のジェレラードと言う。甘く切ない恋物語やスリルとサスペンスに満ちた冒険を歌う物だ。」
『のひゃひゃはうひゃほへへヒヒヒヒヒヒ』
 さらに爆笑するリナ達。
「………いきなり笑いまくるか………。
 ………おほん。俺は、今目覚めている魔女を倒す勇者のことを冒険を歌にして伝えたいと思っていた。
 どうか、俺もあなた方と共に冒険に連れて行ってくれないか。」
『ひぃひぃ』
 笑いすぎて声がかれてしまい床にのたうち回っているモカ達に頭を痛めながらケインは、言う。
「たとえどんな理由でも魔女を倒したいと願うのなら拒否する理由はない。
 つらく苦しい戦いかもしれないが、一緒に来てくれるか。」
 と、答えた。
 こうしてジェレラード=ゼルガディスが仲間になり、神獣が眠るという新緑の森へと向かうこととなった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
L様 また、派手な格好をさせたわね。
部下S ゼルに殺されそうですな。
助っ人G 笑う方も笑う方ですが、………。
k ほら、児童文庫でレゾが竪琴を持ってラララーと歌っていたシーンがあるんですよ。
部下S 原作に比べるとキャラが変わりまくりですよね。
L様 児童文庫だからキャラもわりといい人になっているのが多いのよね。次のロッドも人きりロッドなんかじゃなくなっているし、
k ゼロスがどう変わるのかが楽しみなんですよ。
助っ人G 性善説が児童文庫でしょうか。
k まぁ。小学生対象ですからね。……リナは盗賊いじめたのも村人に依頼されてだったし、……。リナも初対面で子供に間違われず男の子に間違われたし、………。
L様 ところで、次回は?いい加減あたしの出番出るでしょうね。
k は、はい。ほかにも児童文庫でレギュラー化したあの人や、ブルマンやモカの剣の師について一番最初に気づいていたあの人を出そうと思っています。

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34063おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメアkou 2009/5/26 16:51:10
記事番号34053へのコメント

k タイプしミスして同じのが二つある………。はっ。
L様 この、馬鹿者ぉぉぉぉぉ
部下S L様………。作者を惨殺してどうするんですか。
助っ人G 始まらなくなってしまいます。
L様 良いのよ。後で蘇生させるから。
助っ人G 非常識な。
L様 あたしには簡単な事よ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 宿屋でこの近くに別の王国から魔女討伐のために高名な魔法戦士とそれを影ながら守るしのびと格闘家がいると言う噂を聞いて宿の部屋へと入る。
 リナとモカは男性陣と別々の部屋だ。
「で、現状を整理しましょ。」
 と、リナは言った。
「まず、ここまで来てあたし思い出したことがあるのよ。」
 と、リナが言い始める。
「むかし、姉ちゃんに呼んでもらったことがあるんだけど異世界を舞台にした英雄伝承の童話があるのよ。
 あたし達の世界じゃ異世界の存在は知っているから……。行き来は普通無理なんだけどね。
 魔女が現れて勇者が仲間を集め冒険をすると言う話があるのよ。かなり有名な話だから、ゼルやアメリアも知っていると思うわ。……ガウリィは聞いていても覚えてないと思うけど……。」
 その言葉を聞いてフィアルは、
「じゃあ、ゆがみのせいであたし達は物語の中に入ったの?」
 と、言うと
「いえ。登場するキャラクターがみんなあたしやモカ、もしくはほかのガウリィ達の見たことある人物だと思うわ。
 あたし達の頭の中をのぞいてなおかつこの物語を作り出したのよ。」
 と、リナが言う。
「……その証拠に、……。」
 と、リナがおもむろに窓を開けると朝日が昇っていた。
『………』
 絶句する全員に、リナは
「作られた物語だから、時の流れもかなりいい加減みたいね。」
 と、リナはつぶやいたのだった。

 森の中で魔法戦士のブルマンと格闘家のキリマンにしのびのアメリアにあった。
 ブルマンは体に合わない金色の鎧を着込みでっかい剣を持っている。……戦闘を苦手にしているブルマンには似合わないとモカはつぶやいた。
 キリマンは赤の動きやすそうな服を着て手に黄色いこぶしを守るための籠手をしている。
 モカは、肉体派や無いやろとつぶやいた。
 アメリアは真っ黒な服を着て顔だけ出ているしのび服を着ている。
 普段の服が服だから違和感があるとリナが言った。
 物語どおりに意気投合した彼らは神獣と言う赤眼の青年に出会い新緑の神と言う黒髪のゴージャスなドレスを着た美人に出会った。
 その後、港町へと行きギルドのシュパードやディルギアやリナの故郷の父ちゃんに、片目の獣人や自称良家の奥様やその息子や昔懐かし人物と出会いと別れを繰り返し、並み居る敵を倒し神獣と名乗るでっかい女の人の顔と出会い、深海の神という鎧を着込んだあやしい兄ちゃんと出会った。
 その後大地の神殿へと向かった。
 戦闘も繰り返す事何度も繰り返した。
 ゼルガディスがラララーと歌いながら精霊という名前のクラゲを操ったり、ブルマンが剣を持って魔法を使ったりアメリアが毒や薬を使い影から攻撃するアメリア等を見ていてかなり違和感を持ったのだった。
 そして、長い金髪の闇色の鎌をもった美女の神獣に出会った。
「………これって、もしかして。………いや、まさか………でも、………」
 と、ぶつぶつ言うリナを尻目に金色の髪の短い鎧姿の女性と出会いとうとう魔女と戦うこととなった。

「気にいらへん。」
 白の目の前でモカはつぶやいた。
「まったくね。」
 と、リナも肯定する。
「はっきり言って、誰かが敷いたレールの上を走っているだけで自分の選択は何一つとしてないわ。
 ………あたしは、自分の道は自分で決めたいのよ。」
「人に決めさせず自分で決めるものや。」
 と、モカも言う。
 そして、魔女との戦いが始まろうとしていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k 出しましたけど、………
L様 出番が少ないじゃないのよ。台詞が無いじゃないのよ。
部下S まぁ、落ち着いてください。L様
L様 おまえ黙とけぇぇぇぇ
部下S ぐっはぁぁ
助っ人G 次回は第四話の最終回ですね。
k はい。リナの秘技が炸裂します。
L様 おまえら、目立つなぁぁぁ
k 助っ人G ぎゃっぁぁぁぁぁぁ

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34064おざなりスレイヤーズ 第四話 ふにあいショブ むいしきプレイヤー はずかしナイトメアkou 2009/5/27 17:42:11
記事番号34053へのコメント

k さぁ、おざなりスレイヤーズの最終回です。
L様 次回とか考えているの。あんた、考えなしだから。
k 失礼な。アイデアを考えるのは寝ている間も考えていると言っていいほど、考えていますよ。
部下S いや、寝ている間は無理だろう。
助っ人G 同感ですね。
k 信用無いなぁ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「……五回目。」
 リナが不満げにつぶやいた。
 魔女との戦いで魔女と戦った回数だ。
 魔女を倒したと思った瞬間に、魔女は目くらましを使いさらに上の階へといる。何度も繰り返される出来事にモカは切れかけていた。
「ここで、あきらめてはだめです。正義はきっと勝ちます。」
 と、アメリアが叫ぶ。
「じゃかましぃ」
 と、リナがぽつりとファイヤーボールをぶつけかけるが発動しないことがわかっていた。
 しかし、
 ドッゴ
 と、音がどこかで響いた。
 リナはしばし眉をひそめた。
「魔女のやつ、幻惑を使い私たちが倒れるのを待っているんだろうか。」
 と、ケインがつぶやいたときリナにある可能性が頭によぎった。

 六回目の魔女との対決。
 漆黒のローブに身を包んだ恐ろしい仮面をつけた強大な化け物。
「はははははは。
 愚かな。貴様らに我を倒すことはできん。」
 と、魔女が言ったそのとき
「ええ、そうでしょうね。」
 と、リナは叫んだ。
「何しろ、いもしない魔女を倒すなんてできるわけ無いんだから……。」
 と、リナは言う。
 ボーゼンとしている仲間を尻目にリナは
「幻惑って言葉で思い出したわ。
 たしか、どっかの魔道士が研究していたんだけど幻惑の呪文をアレンジして強制的に夢を見させるのよ。
 もしも、あたし達が見つけた遺跡でそう言う装置を研究して作っていたら、………。
 昔からある有名な童話を元に幻惑の世界を作り上げていたとしたら、……。」
「な、何を言っているんだよ。」
 と、ブルマンが言う。
「全くの想像よ。
 ただ、開発間近で魔道士が死んだりするのも良くあること、……。
 未完成の魔道装置にゆがみが変な風に影響して近づく物近づく物に、あらかじめプログラムされた世界でプログラムされた役を演じさせる装置。
 本当のあたし達は、もしかしたら装置の間近で立ったまま眠っているのかもね。
 呪文を唱えたって何も起きないはずよ。あたしの目に映らないんだから。
 でも、実際には発動している。」
 突如魔女は奇声を上げ向かってきた。
『タトエソウダトシテモきさまラニ、コノせかいカラだスルすべナドない』
 と、魔女が叫ぶがリナはすでに呪文に入っていた。
「………我にさらなる魔力を与えん……。空の戒め解き放たれし凍れる黒き虚無の刃よ。………」
 魔力ブーストの影響が体中に走った以上魔法が発動しているのがわかる。
「神々の魂すらも打ち砕き!」
 握りしめるの物は目には見えぬがその手のひらには突破口が握られている。
「ラグナ・ブレード」
 力ある言葉と同時にリナは刃を振り下ろした。
 キッッッッッッッィン
 と、空間ががきしむような音があたりに響き渡り周りがリナの目の前にあらわれった漆黒の斬り後を中心にひび割れる。
 そして、………。
 リナ達の目の前に目を覚ますまでいた、いや………ずっといたはずの遺跡がそこにあった。
「モカ!」
 リナの言葉と共に中央に光り輝くオーブに駆け出すモカ
「それが核。ぶっ壊して」
「おう。」
 と、モカはこぶしを振り上げる。
『何故だ。』
 と、声が響く。
『私の世界にいれば、ずっと英雄でいられるというのに、………』
「あたしの人生は」
「わての人生は」
 リナとモカは叫ぶ。
『自分で決める!』
 そして、モカのこぶしがオーブを壊した。

 ゆがみのかけらというのは、水晶玉の壊れたかけらのような物だった。
 レイの世界の物らしく、レイは口にふくむとゴクリと飲み込んだ。これが、回収らしい。
 『夢』からさめたガウリィ達は最初戸惑っていたが、リナの説明で大半の者は理解できたらしい。
「で、どういうことなんだ。」
 と、唯一理解できていないガウリィをリナは蹴り
「要するに、話の決まっていた夢を強制的に見せられていたのよ。」
 と、リナが言う。
「と、言うか。ガウリィが賢者でゼルが吟遊詩人にアメリアが忍びにゼロスが騎士とわねぇ。」
 と、リナが笑いながら言うと
「リナさーん。やめてくださいよ。」
「うるさい。」
「あーん。リナさんしつこすぎですよ。」
「やっぱ、似合わないよなぁ。」
 と、口々に言う。
「ブルマンが魔法戦士でキリマンが格闘家というのもどうかと思ったで」
 と、モカも苦笑混じりに言うと
「やめてよ。モカ。そう言うモカだって魔法使いだったじゃん。リナさんは巫女でさ。……そう言えば、ケインって人は誰だったんだろ。」
 と、ブルマンがつぶやく。
【?】
 と、キリマンもわからないらしい。
「そういえば、そうですね。誰も知らない人なんておかしいんですけれど……。」
 と、アメリアも首をかしげる。
 そんな中、ゼロスはモカの剣を見ながらぽつりと言う。
「剣が剣士とはしゃれていますね。………ケインさん。」
 と、つぶやいたがその言葉にはリナ達には届かなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k 第四話終りょー
部下S いやぁ。終わりましたね。次回の予定とかはあるんですか。
k あるって、最初も言ったじゃん。わりとありがちなネタなんだけどね。
助っ人G 今度は私がいる世界。
L様 まぁ。退屈させない話を期待しているわ。
k お任せください。次はギャグだけじゃなくラブを取り入れてみようかと思います。
L様 期待できないわね。あんた昔はやった世界の中心で、と言うラブロマンスの小説読んで「墓荒らしの話」って、言って周りをあきれさせたじゃないの。
部下S メロドラマとか恋バナとか全くしていなく殺伐とした意見しか言えないくせに、
助っ人G 無謀とも言えますね。
k やかましい。次回 チェンジ! あいつがあの子であの子がその子です。
L様 ややこしいタイトルね。