◆−スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜−水野 (2009/7/3 22:07:25) No.34157
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第一話−水野 (2009/7/4 15:05:40) No.34158
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第二話−水野 (2009/7/4 15:33:49) No.34159
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第三話−水野 (2009/7/4 20:46:19) No.34161
 ┣Re:スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜−水野 (2009/7/5 11:31:09) No.34165
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第五話−水野 (2009/7/7 08:00:36) No.34174
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第六話−水野 (2009/7/7 16:29:01) No.34176
 ┃┗Re:スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第六話−kou (2009/7/7 20:28:41) No.34177
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第七話−水野 (2009/7/9 14:53:22) No.34183
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第八話−水野 (2009/7/9 18:06:56) No.34184
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第九話−水野 (2009/7/10 15:58:26) No.34187
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第十話−水野 (2009/7/10 21:22:06) No.34189
 ┣スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第十一話−水野 (2009/7/11 22:52:56) No.34193
 ┗スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第十二話−水野 (2009/7/12 10:17:06) No.34194


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34157スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜水野 2009/7/3 22:07:25


作者:タイトルをスレイヤーズ風にしました!
L様:で、あたしはでてくるんでしょ!?(うきうき)
作者:うん、初めは出てこないけど後々出てくるよ。フェブリゾもガーウも出てくるけどあの二人は極力顔を見せないようにしてるよ。
部下S:わたしもでてくるんですか・・・(わくわく)
助っ人O:あまり期待しない方が良いと思いますよ・・・。
----------------------------------------------------------------------
彼らは気がつくと、樹海の奥深くにある天空の城の玉座がある場所にいた。
オーバーロード「あぁ、戻ってきましたか・・・。」
アリーナ「ルークさん達に説明し忘れていたね。これはオーバーロード、樹海を統べる者の一人だよ。」
ルーク「どうでも良いかもしれねぇが、なんでこいつはのんきに本を読んでるんだよ・・・。」
ミルク「非日常的な事はもはや慣れているんですよ。」
オーバーロード「まぁ、あなたたちはどうでも良いです。」
リナ「どうでもいいって・・・。」
オーバーロード「始原の幼子様?」
ムゲンはビクッとしてオーバーロードの方へ振り向く。
ムゲン「ハイ・・・?」
オーバーロード「何勝手な事をやっているんですかぁぁ?あぁ、逃げよう経って無駄ですからね?ゴーレムを呼んでおきましたし・・・。」
ムゲン「ひぃぃぃ」
アリーナ「無断外出の刑か・・・。」
ミルク「とりあえず、街に行きましょう?」
そして彼らは樹海を後にした。
樹海にはムゲンの悲鳴がこだました・・・

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34158スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第一話水野 2009/7/4 15:05:40
記事番号34157へのコメント

L様:この野郎、私を出さなかったなんて!
部下S:大惨事絵図ですね
始原:おれはゴーレムによってぼろぼろになっちまった・・・
L様:戻ってきたのね。
作者:視界が紅いけど、本編スタート
部下S:それって血で赤いんじゃ・・・
----------------------------------------------------------------------
ハリス「とりあえず、情報収集では酒場が一番だね。」
ミリーナ「ちゃんとした情報が得られる確信はあるの?」
ミルク「大丈夫です、私たちならね・・・。」
ルーク「その絶対の確信の理由は何だ?」
ハリス「酒場に着けば分かりますよ。」
そして彼らが酒場に着くと周りが騒がしくなる。
客A「おぉ!あの英雄フェンリルだ!」
客B「本当か!?」
客C「後ろのあいつらは誰なんだ?フェンリルの皆さんよ?」
アリーナ「ん?あぁ異国で知り合った人達だよ。」
客C「あぁ、そうなのか。」
レゾ「一体何でここまで有名なんですか?」
客A「なんだ?兄さん知らないのか?こいつらはこの国の王を救い、そして魔物が大勢いる樹海の謎を解いた英雄達なんだぜ?」
アリーナ「と言う事なんだよね。」
ルーク「よく、生きて来られたな。」
ミルク「運とリーダーが良かったとしか言えませんね。」
リナ「それってどういう事?」
ジル「それよりも情報を集める事が先決だ。店主、最近の情報は何だ。」
店主「ん?強いて言えば、樹海の中で時折悲鳴が聞こえるだけだが?」
ジル「それ以外で頼む。」
店主「特にないな・・・。」
グレイ「店主を当てにするのは無駄じゃねぇの?ジル」
店主「何だとコラ。」
アリーナ「情報収集は、公宮の方が良かったんじゃない?」
ジル「確かにな・・・。」
彼らはそうして酒場から出た。
そこでは、一人の美女が居た。
美女「そうね・・・、フィブリゾあんた情報を集めに行きなさい。ガーウは樹海という場所へ行きなさい。」
そしたら一人の少年と一人の剣士がそれぞれ言われた場所へと向かう。
彼らの目的とは如何に・・・?
----------------------------------------------------------------------
作者:はい、出しましたよ。怪我の治療してくださいよ。
L様:次も出てくる?
作者:はい
L様:よし、治療してあげるわ。
部下S:私が出ていない・・・
作者:次には出てくるから・・・

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34159スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第二話水野 2009/7/4 15:33:49
記事番号34157へのコメント

作者:今回は樹海の内部視点で行きます。
L様:あたしも出てくる?
作者:でてきますよ
部下S:私もですか?
作者:あたしは死にたくない
始原:もっともな判断だな
----------------------------------------------------------------------
彼らは気づいていなかった。
町の方へ言っている途中、樹海ではこんな事が起きている事を・・・。

ムゲン「あぁ・・・、ひどい目に遭った・・・。ったくゴーレムは容赦がねぇ・・・。」
とムゲンがなにやらぶつくさ言うと、赤髪の男がムゲンの視界に入った。
ムゲン「極力力を押さえてるみたいだが、強いな・・・暇つぶしでもしますか・・・。」

ガーウはどこか不機嫌だった。
金色の魔王に復活してもらったのは良かった物の樹海へと行く途中金色の魔王が言った言葉がその理由だった。
金色の魔王「樹海の中で強い奴が現れたら多分あんたには倒す事が出来ないわそれでも戦いたいのなら好きにすればいいけどね・・・。」
この言葉が気に入らなかった。
そして背後に視線を感じたのでその方向へ向くと男が居た。
しかし、どこか人とは違う何かを感じた。
ムゲン「ようこそ、樹海へ・・・、俺の名前はムゲンとでも名乗っておく。ところで、あんたは何者だ?」
ガーウ「魔竜王ガーウ、この樹海をあるお方の命令で調べに来たところだ。」
ムゲン「さぞかし、おっそろしい上司なんだなケケケ。」
ゴギャ
突然降ってきたトゲ付きハンマァとかなどの謎の飛来物を瞬時に交わしたムゲン
ムゲン「二回も食らう馬鹿じゃないけどな・・・。」
ガーウはすでにこの飛来物を振り下ろした主が分かった。
ムゲン「まぁ、いいとしよう・・・、ところであんた俺の挑戦を受けぬか?」
ガーウはその挑戦を受ける事にした。
ムゲンはニタァッと笑い、姿と周りの空間が変わる。
気がつくとそれは先ほどの場所とは全く違う場所になっていた。
ムゲン「まだ、あんたの実力が分かったものじゃないからな、一応この状態で行く。」

今、樹海の中で脅威の戦いが始まる・・・

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34161スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第三話水野 2009/7/4 20:46:19
記事番号34157へのコメント

作者:さぁー!始まりました!ガーウVSムゲン(もとい始原の幼子)このバトルの行方は如何に!?
L様:どうなるのかしらねぇ?
部下S:ちょっと気になりますね・・・。
作者:町中視点と樹海視点として分けていきます。
----------------------------------------------------------------------
彼らは街の中
そして金色の魔王が調査へと出したガーウがいる場所では今な事が起きていた。
ガーウ「この状態・・・?それはどういう事だ?」
ムゲン「なぜ、あの樹海の中にしなかったかの理由を簡単に説明しておけば分かる。俺が完全な本気を出せばあの樹海は・・・。」
当たりに嫌な風が吹く・・・
ムゲン「あの樹海はただではすまない。現に、最も高い場所の俺が普段入る場所へ行ってみな、木々は傷つき、葉は黒ずんでる・・・。この空間の中なら何も影響は出ないがな・・・。で、どうする・・・?」
ガーウ「無論の事・・・行くぜ・・・。」
ムゲン「そうこなくては面白くないな。」
そう言った瞬間
ガギャン!!
ムゲンは剣を振り下ろしガーウは自分の持っている剣でそれを防ぐ。
ムゲンはひゅうと口笛を吹く
ムゲン「どうやら、並大抵の奴ではないようだな・・・、ならばそれ相応の姿で我の力を出すべきだな・・・。」
グオォォォ!!
その瞬間、ムゲンの周りを漆黒の風が覆う。
風が収まった時、そこいたのはムゲンではなく翼のような物を持った魔物だった。
ガーウ「な・・・!?」
さすがのガーウも驚きの色を隠せない。
始原の幼子「さすがに驚いたか?客人よ・・・この姿が我の樹海での本来の姿だ・・・。この姿で戦うのは3回目だな。1回目2回目共に本気は出してないがな・・・。さぁ、貴様はどうでるかな・・・?せめて我を楽しませてくれると良いがな・・・。」
ヒュンッッッ
言い終わるのが速いかどうかは分からないが始原の幼子はガーウを風で包む。
その風からは弓矢のような物が複数出てくる。
ビュガガガガッッッ
数発は避けた物の二〜三発は当たる。
ガーウ「グッ。」
始原の幼子はガーウの周りを風のごとき早さで動く。
始原の幼子「ほう・・・、さすがだな客人よ・・・くくくく。」
ザグッ
ガーウ「油断大敵だな・・・。」
始原の幼子「油断して他のは貴様だ!」
ザガスッ!!
ガーウ「ぐっ!?」
始原の幼子はそこで動きが止まる。
始原の幼子「ふむ・・・、これ以上やるのは我のみにも良くない・・・。怪我の治療はしといてやる・・・我を楽しませた礼だ・・・。」
そして気がつくと先ほどの場所にいた。
ムゲンも、始原の幼子も居なかった・・・。
そして目の前には金色の魔王が居た。
金色の魔王「で、どうだった?」
彼女は笑顔で聞く。
ガーウ「退屈はしねぇと確信できたな・・・。」
金色の魔王「じゃ、協力するのね?」
協力しなければ殴るというような感じでトゲ付きハンマァを持つ
ガーウ「まぁな・・・。」

ガーウとムゲンがこんな事をしている間に彼らはこういう事になっていた。
アリーナ「とりあえず、公宮での情報もいまいちだったから街へ行こうか・・・。」
ミルク「それよりも、2グループに分かれませんか?」
アリーナ「いや、めんどくさい」
ハリス「とりあえず、午後8時になったら宿屋へ戻ろう。」
グレイ「そうしますか。」
アリーナ「とりあえず、クランに情報を聞くか・・・。」
アメリア「クランってなんですか?」
グレイ「俺達の後輩のギルドだよ。あぁ、言っておくがあそこのリーダーは色んな意味で凄いぞ・・・。」
ゼルガディス「どういう意味でだ?」
ジル「会えば分かる。」
そして向かって行ったのは冒険者ギルド。
そこにいたのは全身を鎧に包んだ者だった。
ギルド長「なんのようだ、フェンリル・・・、ところでその連れは何だ。」
アリーナ「紹介しておくね、この人がここの管理人のギルド長。ギルド長、この人達は異国で知り合った人達です。」
ギルド長「そうか、で何のようだ。」
グレイ「シグデ居る?」
ギルド長「今は酒場にいるようだぞ。」
アリーナ「わかった、ありがとう。」
そして彼らは酒場へと向かう途中、アリーナが言う。
アリーナ「ギルド長にはね、秘密があるんだよ。」
アメリア「なんですか?」
グレイ「女だと言う事か?動物嫌いの事か?」
アリーナ「両方。」
アメリア「以外ですね。」
リナ「以外ね・・・。」
ジル「本当だな、何故あんなにも可愛いのに動物が嫌いなのだろうか・・・。」
とジルが小声で呟く、
リナ達「は?」
正直言ったら信じられない事が聞こえたような気がしたので思わず驚く。
グレイ「こいつにも凄い秘密があるぜ・・・。」
ジル「貴様を燃やしても良いんだぞ?」
そう言うジルの目には殺気が立っている。
グレイ「なんでもありません・・・。」
そうしてたどり着いた酒場にはなにやら良い香りがしていた。
アリーナ「あぁ、グラン君が居るね・・・。」
グレイ「あの料理小僧か・・・。」
ジル「・・・。」
リナ「なによ、その料理小僧って・・・。」
ミルク「グラン君は料理がとても上手なんです。まぁ、事実が知りたいのなら入って食べるのが一番ですね。」
そして、酒場の中に入る。
アリーナ「シグテくーん、居るー?」
シグデ「来ると思ってたから待ってたよー。」
リナ「は?」
そして、アリーナはシグデと言う少年に近づく。
その場所は幸い人がシグデ達以外居なかった
アリーナ「紹介して―――。」
シグデ「異世界からやってきた人達でしょ?」
ビシッッッッ
全員の空気が凍る。
リナ「何で知っているの・・・?」
シグデ「何となく。」
ガウリィ「へぇ〜、すごいなぁ。」
リナ「ガウリィと同じくらい・・・いやそれ以上に凄い直感ね・・・。」
アリーナ「わかった?凄いと言う意味?」
リナ達「確かに・・・。」
アリーナ「クランのメインメンバーを紹介しておくね。ここにいるのがシグデ君。凄い直感力を持つよ。その左奥にいる女の子はツバキちゃん。お茶が好きな女の子だよ。その隣にいる男の子はヴォルア君、ツバキちゃんの良いお茶仲間だよ。あそこでお菓子を食べてるのはユーナちゃん。凄いお菓子中毒者だよ。ウィンちゃんは・・・今は居ないみたいだね。ウィンちゃんについては会ってから説明するね。最後に、カウンターで料理しているのはグラン君。お料理がとても上手なんだ。そして今ジルになでられてるのはギーシャ君狼だよ。小さい頃は犬として飼われてたから人なつっこいよ。」
その方向を向くと、ジルが笑顔でギーシャの頭をなでていた。
アリーナ達以外全員『・・・・・・。』
リナ「あの時の台詞は空耳じゃなかったのね・・・。」
ゼロス「人は見かけによらないとはこのことですねぇ・・・。」
アリーナ「ジルー。」
その瞬間ジルは固まる。
ぎぎぎぎぎっっと言うかのようにリナ達の方へ向く。
その瞬間ジルはダッシュで酒場を出た。
アリーナ「誰も笑わないのに・・・。」
そう言ったもののリナは大爆笑していた。
----------------------------------------------------------------------
作者:あぁ、長かった・・・
L様:樹海視点の戦いの結果が気になるわね・・・。
作者:正直言うと引き分けという所ですね。始原の幼子はあの時点で重傷を負ったんですから・・・
部下S:なるほど・・・
作者:でも、始原の幼子は相手を甘く見ていた+相手の本性を知らなかったと言う事があるんですよね。

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34165Re:スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜水野 2009/7/5 11:31:09
記事番号34157へのコメント

作者:世界樹の迷宮の樹海は結構甘く見てはいけない場所なんですよね。
L様:でしょうね・・・。
作者:何そんなに詰まらそうな感じで言うんですか。
L様:だって、此の状態じゃ私の良いところ無しじゃないの・・・。
作者:(無視して)本編スタート
----------------------------------------------------------------------

リナが爆笑をしているのを見て、アリーナはため息混じりに言う。
アリーナ「リナさん・・・、そこまで爆笑してるとジルが可哀想だよ・・・。」
ハリス「気持ちは分からなくもないけど・・・。」
グレイ「お前鬼だな・・・。」
リナ「あーあ、おかしい・・・あの無表情小僧があんな一面があったなんて・・・。」
そしたらミルクは静かに言う。
ミルク「ジルさんは昔、仲間に裏切られて生死の境をさまよったんですよ。そのせいで、あまり人を信用するのが出来ないんです・・・。動物は元からでしたが・・・。」
アメリア「ひどい仲間でしたね・・・。」
アリーナ「とりあえずリナさん、後でジルに謝ってよね。」
リナ「まぁ、そうね・・・。」
アリーナ「ところでちょうどお腹も空いているところだし、更にグラン君も居るからここで食べる?材料もあるし・・・。」
そう言うアリーナの持つかごにはたくさんの食材があった。
ガウリィ「何処で採ってきたんだ?」
ミルク「樹海ですよ。」
ブゥッッ
リナが丁度飲んでいた水を吹く。
リナ「ちょっ大丈夫なの!?」
アリーナ「あぁ、大丈夫だよ。食べられるのを選んだから、例えばこれ。」
そう言ってアリーナが出した物は小瓶いっぱいの良い香りの蜂蜜。
リナ「あ、本当ね・・・。」
アリーナ「まぁ、これは一番見た目がまともな分だね。」
ルーク「ちょっと待て、じゃあ何だ?見た目がまともじゃない分もあるのか?」
アリーナ「世の中には知らない方が良い事もあるでしょ?」
アリーナは笑顔で言う。しかしどこか恐ろしさを感じる笑顔で言った。
ミリーナ「た・・・、確かにね・・・。」
そうして、アリーナはかごを運ぶ。
アリーナ「グランくーん、これらを調理してくれる?」
グラン「材料は全部あるの?」
アリーナ「うん、塩コショウとかの細かい分はないけど・・・。」
グラン「100エン。」
アリーナ「OK。」
そして戻ってきて言う。
アリーナ「少し待てばおいしい料理が食べられるよ。」
リナ「味の保証は?」
ハリス「満足できなかったら、ボス狩りの時のレアドロップアイテムを差し上げるよ。そっちの世界では取れない分で品質は良いからかなり良い値段で取引できるね。」
リナ「よし、OK。」
アリーナ「ちょっと、ジルを探してくる。グラン君、ギーシャ借りるよ。」
グラン「ギーシャが許したらな。」
アリーナ「ギーシャ、良い?」
ギーシャ「ガウッ!」
グラン「良いだと。」
アリーナ「ありがとう。」

店を出て探してる途中、アリーナは嫌な気配を感じた。
ギーシャを見ると何かに対して威嚇をしてる。
アリーナはそのまま進んでみると、少年が居た。
少年「お姉さん・・・、誰?」
アリーナ「あたし?アリーナだよ。君こそ誰?」
フィブリゾ「僕は・・・、フィブリゾ・・・。」
アリーナ「ところで、さっき金髪の人見なかった?身長はあたしより少し低いぐらい・・・。」
フィブリゾ「さっき、僕にぶつかった奴か・・・あっちへ行ったよ。」
アリーナ「ありがとう。ところで、君は何してんの?」
フィブリゾ「人を探しているんだ・・・。」
アリーナ「良かったら手伝おうか?どういう人?」
フィブリゾ「ムゲンって言う人・・・。」
アリーナ「・・・多分、樹海か酒場かだろうね。一緒に探すよ。」
フィブリゾ「あ・・・、ありがとう・・・。」
アリーナ「それにしても、君の母親は薄情だねぇ・・・、子供をこんな暗い内に外に出すんだから・・・。」
ふとアリーナが気づくとフィブリゾはがくがく震えていた。
アリーナ「・・・どうしたの・・・?」
フィブリゾ「いや・・・、何でもない・・・。」
アリーナはふと、人の気配をしてその方向へ行ってみる。
そこには、腕を怪我したムゲンが居た。
アリーナ「どうしたの?その怪我・・・。」
ムゲン「なぁに、おもしれえ奴にあってな・・・。」
アリーナ「どういう人なの・・・?」
ムゲン「えっと・・・、髪の長い男で、でかい剣を持ってたな・・・。ありゃどちらかというと接近戦向き、しかし細かい作業は好きじゃないという性格だろうな・・・・・・坊主・・・、どうした?そんなに固まってて・・・。」
フィブリゾ「いや・・・、なんでもありません・・・。」
アリーナ「それにしても、その人凄い実力者だね・・・。ムゲンさんにそんな怪我させるなんてさ・・・。」
ムゲン「久々に楽しめたぜ・・・。ケケケ」
フィブリゾ「戦いの結果はどうだったの?」
ムゲン「引き分けだったが、俺が本気を出せば変わっていたかもしれないな・・・。」
フィブリゾ「ふぅん・・・。」
アリーナ「探してた人が見つかって良かったね。じゃあね。」
そう言ってアリーナはギーシャと共に走っていった。
そしてムゲンはフィブリゾに聞く。
ムゲン「で・・・、お前らの目的は何だ?」
フィブリゾ「さぁね・・・。」
ムゲン「言っておくが、俺は今回はあいつらの味方と言う事になる。邪魔をするなら・・・。」
『手加減はしない・・・。』
最後の台詞だけ、声の主がまるで違うような気がした。
???「大丈夫よ、こっちは邪魔はしないわ。」
フィブリゾ「うわぁぁぁ!!」
???「五月蠅い。」
ゲスッ
ムゲン「ふぅん・・・、あの時の挑戦者も居るじゃねぇか・・・。」
エル「初めまして、部下の部下がお世話になったわね。あたしはエルとでも名乗っておきましょうか・・・。ちなみにこいつは部下S。」
部下S「ひ・・・、ひどい・・・。」
ムゲン「で、あんた達の目的は・・・?」
エル「それは教えないわ・・・。じゃ、また後で会いましょ。」
そうして、エルと部下Sとガーウとフィブリゾはどこかへと消えた・・・。
彼らの目的とは・・・?

それは誰も知らない・・・。

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L様:フィブリゾのくせに出番が多い・・・。
作者:魔族の出番があるんですから良いじゃないですか・・・。
始原:あー言えばこー言うだな
L様:五月蠅い

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34174スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第五話水野 2009/7/7 08:00:36
記事番号34157へのコメント

作者:おぅ…、第四話の分が失敗していた…;
L様:Re:が付いたままだったわね。
始原:まぁ、次から気をつければ良いんじゃね?
作者:本編スタート…。
----------------------------------------------------------------------
アリーナはギーシャと走りながらも考えていた。
先ほどの少年の事…
そして、ムゲンと挑戦しなおかつ怪我を負わす事ができた者…
このハイ・ラガートにはそこまで実力を持つ物はあまりいない…。
もしかしたら、リナ達がいた世界の住民じゃないのかと思い彼女は急ぐ。
アリーナ「ジル…、戻るよ…。」
道中ジルを見つけた。
ジル「絶対笑われるんだ…。」
正直言うとかなり暗い状態になってる。
アリーナ「戻るよ。」
ギーシャ「クゥーン…。」
ギーシャまでも悲しくなってる。
ジル「やだぁぁ…絶対あいつら爆笑してたぁぁ…。」
珍しくだだをこねる。
ゴゲス

酒場にアリーナが戻ってくる。
アリーナ「ただいま。」
しかし、ジルは引きずられた状態になってる…。
レゾ「…いったい何があったんですか…?」
全員がうなずく。
アリーナ「ん?ちょっと五月蠅かったからね。ギーシャ、ありがとう。」
ギーシャ「ガウッ」
ふと、見るとムゲンがいた。
アリーナ「ねぇねぇ、ムゲンさんが挑戦仕掛けたんでしょ?」
ムゲン「…まぁ、そうだな…おもしろそうだったから…。」
???「ほぉぉぉ…?面白そうだからって無闇に挑戦しようとするなとこの間言われたばかりでしょ…?」
といつの間にかムゲンの後ろにいたのは片眼が怪我を負っている青年だった。
ムゲン「ぎょわぁぁぁぁ!!なんで、お前がここにいるんだよ!!」
ヴォル「いてはいけませんか?あぁ、自己紹介が遅れましたねわたしの名前はヴォルと申します。」
アリーナ「やっぱり、目無理だね…。」
ヴォル「当たり前です、ぐっさりとやられましたからね。」
ルーク「スプラッタだな…。」
アリーナ「ん〜まぁ……そうだね…。」
ゼルガディス「なんだ?さっきの間は…?」
ハリス「世の中知らない方が良いって言う事があるよね?」
ヴォル「まぁ、いいです。あなたが怪我を負うくらいの相手となるとフェンリルかクランですが、それはまずあり得ないんですよね…。ついさっきまであなたは外出していたんですから…。」

アリーナ達にとってはムゲンに傷をおわせた相手が気になっていた…。

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34176スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第六話水野 2009/7/7 16:29:01
記事番号34157へのコメント

作者:ちなみにヴォルの片眼の怪我は別のサイトで書いていってる小説での影響でどうせなら継続させちゃおうと言う事にしたんですよ。
L様:ふぅ〜ん
部下S:興味ゼロですね…。L様…
L様:だって、あたしの出番があまりないんだもん…。
作者:一応努力してるつもりなんですけどね…。
----------------------------------------------------------------------
ジル「う…。」
全員が考えている沈黙を破ったのはつい先ほどまで気絶をしていたジルだった。
アリーナ「あ、起きた。」
ミルク「リーダーが殴ったんでしょ…。」
アリーナ「とりあえず、グラン君が作った料理も丁度出来そうだから今のうちに謝ってくださいね。リナさん?」
リナ「わかったわ、悪かったわね。」
アリーナ「丸く収まったところで食事としますか。」
ニッコリと笑うアリーナ
グラン「おまたせ。」
グランが出した料理は確かに良い匂いがした。
グラン「樹海の食材とそれ以外の食材を使った分だ。」
ハリス「グラン君の料理って美味しいんだよね。」
ハリスがのんきに言ってる間に、リナとガウリィはがつがつ食べ始める。
アリーナ「……。」
ムゲン「やっぱ、あっちと比べるとこっちは食い物がうまいな。」
ヴォル「ふぅー、あなたはたいていあちらに戻らずこちらで色んな場所にいるんじゃないですか…。」
とヴォルはため息混じりに言う。
食事が終わった後ムゲンは言う。
ムゲン「で、情報はどうだったか…?」
ヴォル「強いて言えば、最近樹海で謎の人物と奇妙な者がいるんですよね…。」
ムゲン「被害は出てるか?」
ヴォル「5階と10階、後8階に謎の人物の被害…、どうやらガーウと名乗る者が挑戦し、倒して言っているようです。」
ブゥッッッ
その言葉に、リナとゼルガディスにアメリアそしてゼロスが吹く。
アリーナ「知り合い?」
ゼルガディス「魔族だ…。」
ムゲン「そっかー、だからあんなにも強かったんだな。」
アメリア「あなたもやられたんですか!?」
ムゲン「いや、俺が挑戦して結果は相打ち。向こうに2〜3発とカウンター1発食らわせて俺がこの怪我。」
そう言って負傷した腕を見せる。
グレイ「かなりの実力者だと言う事は確定だな。」
リナ「当たり前よ、赤眼の魔王シャブラニグドゥの五人の腹心の一人なんだからね…。けど、おかしいわ…あいつはすでに滅びたはずなのに…。」
アリーナ「誰かが故意を持って復活させたんじゃないの?」
そう言ってるとゼロスは小声で言ってたため誰にも聞こえなかった…。
ゼロス「あのお方なら悪戯としてやりそうな事ですね…。」
ヴォル「奇妙な者はこんな奴が最近樹海をうろついてましてねまだ被害は出ていませんが、そいつと共にいる竜が問題です…。」
そう言ってヴォルが書いて見せた絵を見てリナとゼロスは固まる。
ヴォルが書いて見せたのはなんとラギアゾーンとそいつのペットのジョンだったのだ…。
----------------------------------------------------------------------
作者:スペシャルのネタを使いました。
L様:でたかラギアゾーン…
作者:なんならジョセフィーヌさんを出しても良かったんですが…。
部下S:やめてください
作者:冗談です。
L様:怖い冗談を言う奴にはこうだ。
―――――しばらくお待ちください―――――
始原:地獄絵図だな。
部下S:でも次回には復活するんですよね…。

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34177Re:スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第六話kou 2009/7/7 20:28:41
記事番号34176へのコメント

 kouです。水野さんへ
>ムゲン「で、情報はどうだったか…?」
>ヴォル「強いて言えば、最近樹海で謎の人物と奇妙な者がいるんですよね…。」
 人物と奇妙な者ですか。
>ムゲン「被害は出てるか?」
>ヴォル「5階と10階、後8階に謎の人物の被害…、どうやらガーウと名乗る者が挑戦し、倒して言っているようです。」
>ブゥッッッ
>その言葉に、リナとゼルガディスにアメリアそしてゼロスが吹く。
 ガウリィが吹かないのは、忘れたからかな。
>アリーナ「知り合い?」
>ゼルガディス「魔族だ…。」
>ムゲン「そっかー、だからあんなにも強かったんだな。」
 納得するなよ。と、言うかガウリィ本当に覚えていないのかな。
>アメリア「あなたもやられたんですか!?」
>ムゲン「いや、俺が挑戦して結果は相打ち。向こうに2〜3発とカウンター1発食らわせて俺がこの怪我。」
>そう言って負傷した腕を見せる。
>グレイ「かなりの実力者だと言う事は確定だな。」
>リナ「当たり前よ、赤眼の魔王シャブラニグドゥの五人の腹心の一人なんだからね…。けど、おかしいわ…あいつはすでに滅びたはずなのに…。」
 たしかにね。まぁ、これで赤の他人という落ちは無いしね。
>アリーナ「誰かが故意を持って復活させたんじゃないの?」
>そう言ってるとゼロスは小声で言ってたため誰にも聞こえなかった…。
>ゼロス「あのお方なら悪戯としてやりそうな事ですね…。」
 つーか、あのお方しかできないという説が………。
>ヴォル「奇妙な者はこんな奴が最近樹海をうろついてましてねまだ被害は出ていませんが、そいつと共にいる竜が問題です…。」
>そう言ってヴォルが書いて見せた絵を見てリナとゼロスは固まる。
 あ、やっぱりゼロスも知っていたか。
>ヴォルが書いて見せたのはなんとラギアゾーンとそいつのペットのジョンだったのだ…。
 ジョンは、魔王竜バージョンですか、それとも何かへんな落書きバー所ですか?
>作者:スペシャルのネタを使いました。
 せれくとに書いてあったしね。
>L様:でたかラギアゾーン…
>作者:なんならジョセフィーヌさんを出しても良かったんですが…。
>部下S:やめてください
 それは、それで読んでみたいような見たくないような。
>作者:冗談です。
>L様:怖い冗談を言う奴にはこうだ。
>―――――しばらくお待ちください―――――
>始原:地獄絵図だな。
>部下S:でも次回には復活するんですよね…。
 そりゃ、原作者の後書きじゃないんだから………。以上kouでした。

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34183スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第七話水野 2009/7/9 14:53:22
記事番号34157へのコメント

作者:とりあえず、ラギアゾーンとジョンの場合穏便に終了する事が出来るね。
L様:あいつお人好しだからね…。
部下S:姿は多少不気味ですがね。
始原:???
作者:本編スタート
----------------------------------------------------------------------
いまいち状況を飲み込めていないアリーナは平気に言う。
アリーナ「とりあえず、その人は厄介な性格なの?」
ゼロス「大丈夫ですよ、あの人なら僕が何とかします。」
グレイ「魔族は普通人を不幸にする奴じゃないのか?」
リナ「あいつは変わり者というか何というか…。」
ハリス「とりあえず、後日そのラギアゾーンさんの元へ行ってみようよ。」

―――――――――――そして、後日――――――――――

樹海にたどり着いたのは桜の木々がたくさんある場所だった。
アリーナ「とりあえず、どうする?」
ヴォル「こちらから呼び出しますよ…。」
リナ達『へ!?』
ゴォウッッ!!
金色の渦が出たと思ったらその中央から金色の龍が出てきた。
リナ「一体…、何だったのよ…あれ……。」
アリーナ「あぁ、更に説明してなかったね。」
リナ達『更に!!?』
アリーナ「ムゲンさんは元は魔物だって言ったよね、ムゲンさんの知り合いのほとんどはこの樹海にいる魔物だと考えてよ。」
ガウリィ「えぇっっっ!?」
グレイ「まぁ、初めは、慣れる事は難しいかもしれないけどその内慣れるって。」
レゾ「そう言うのは慣れる以前の問題なのでしょか…?」
ムゲン「そう言う物何じゃないのか?」

――――しばらく後――――――

空中から降り立ったのは一体の金色の龍とその腕に捕まれたラギアゾーンとラギアゾーンが抱えている何かだった。
何かという理由はなんか四歳児が寝ぼけながら書いたような生き物だった。
金色の龍「すみませんね、あの龍の状態で連れて行くのには少し無茶があったので、小さくするように頼んだらこうなっていました…。」
ラギアゾーン「うぅぅぅ………………。」
なにやらラギアゾーンはなにやらうめいている。
ムゲン「何をしたんだよ…お前は…?」
金色の龍「いえ、ちょっと抵抗をしたのでサンダーブレスを2〜3発…。」
ムゲン「なるほど、通りで微妙に焦げてる訳だ…。」
よく見ると本当に焦げていた。その何かも焦げて気絶している。
ムゲン「と言うより、気絶してたら無理なんじゃねぇのか…?」
金色の龍「では落として起こしましょうか…?」
ヒュッッッドサドサ
ラギアゾーン「い…痛い…。」
けぷ
ジョンは暗虚吠を吹くその瞬間…
ドゴン!!
アリーナ「あり…何でカウンターがいきなり発動する…?」
リナ「多分この後あなたに暗虚吠が来るから熟練した自分がそれに反応してカウンターが発動したんでしょうね…。」
アリーナ「え……。」

当たりを沈黙が覆う。
----------------------------------------------------------------------
L様:不幸な事に…;
作者:多分、大丈夫だと思う…。
部下S:多分って…;

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34184スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第八話水野 2009/7/9 18:06:56
記事番号34157へのコメント

作者:ちなみにボスモンスターが人間バージョンになってるのはオリジナル設定です。
L様:小説のおもしろみを付けるため?
作者:はい
部下S:それにしても最近始原さん来てませんね。
作者:本編に出てるからだよ。それではスタート
----------------------------------------------------------------------ゼロス「いやはや、お久しぶりですね。ラギアゾーンさん。」
ラギアゾーン「あ…ゼロス様…ところで、ここは何処なんでしょうか…?」
アリーナ「あなたにとっての異世界だよ。」
ラギアゾーン「あぁ…、そうですかってあなたたちは誰ですか?」
アリーナ「えっとあたしはアリーナ、鎧、盾のフル装備の方はハリス、白い服を着てるのはミルク、スカーフで口元を隠しているのはジル、色黒の方はグレイ。」
ラギアゾーン「色黒の人は白髪なんですか?」
ビキッッッッ
ムゲン「あ、切れた。」
グレイ「誰が白髪じゃぼけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
と怒鳴りながら鞭をふるう
ラギアゾーン「痛い!!…でも白いじゃないですか…。」
バシバシやられながらも言うラギアゾーン
グレイ「地毛じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
怒りに拍車をかけてしまったようだ…。
アリーナ「おー、アナコンダ食らった。」
ミルク「毒になりましたね。」
ジル「じわじわと体力が削られるな…。」
リナ「ほっといて大丈夫なの?」
ルーク「と言うよりあいつサディストか?」
ゴスボグッ
グレイの横蹴り+鳩尾へ殴るが見事にヒットした。
グレイ「誰がじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
アリーナ「禁句発言」
ミルク「自業自得」
ハリス「被害増大」
ジル「自己責任」
リナ「最後ひどいわね…。」
ハリス「そろそろ落ち着こうよー。」
ムゲン「細かい事気にしてるとハゲるぞー。」
グレイ「んだとゴラァァァ!!!」
ミルク「怒りに拍車がかかってるところに火に油を注いでどうするんですか。」
ムゲン「いや、面白くなると思って。」
ヴォル「ややこしくなるだけです。」
いつの間にか龍から人の姿になっているヴォル
アリーナ「はーい、終わり終わりー。」
グレイ「うるせぇ!!ババァ!!」
ブチッ
ハリス「はーい、逃げましょー。」
リナ「え?」
ミルク「巻き添え食らいたくないでしょ?」
と言う訳で、アリーナとグレイとラギアゾーン以外全員が避難した。
ジョンはミルクが抱えて避難した。
ドゴスッバギャッベギョメギョゴギャ!!
グレイ「ギャァァァァァァァァァ!!!!!ごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!」
ラギアゾーン「なんでわたしまでぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
その頃別の場所で避難していたミルク達は
ミルク「あ、ラギアゾーンさんおいて来ちゃいました。」
リナ「多分大丈夫だと思う…。」
ハリス「甘いですよ、リナさん。」
リナ「え?だってあいつ純魔族だし…。」
ハリス「いえ、リナさん達の世界にいたときのことですが僕たちだけで散歩してたんですよ。んで、こんな奴に会いまして…。」
ゼロス「おやおや、これは純魔族の一人ではないですか。」
ミルク「その時リーダーは機嫌が悪かったんですよ。」
ゼルガディス「で、どうしたんだ?」
ハリス「殴ってぶっ飛ばしました。」
ブウッッッッッ
その言葉を聞いて全員が吹いた。
ゼルガディス「冗談か…?」
ジル「嘘のようだが本当の話だ。」
リナ「故郷の姉ちゃんじゃないんだし…。」
ルーク「色んな意味で凄いな…。」
ミリーナ「いまいち信じられませんね…。」
ハリス「僕だっていまいち信じられてませんよ。」
アメリア「色んな意味で憧れますね。」
ジル、ミルク、ハリス『憧れるな』
ハリス「…そろそろ終わりましたね…。」
ガラッ
そこには倒れているグレイとラギアゾーンが居た。
アリーナはいつもの表情で言った。
アリーナ「じゃ、少し休んでから話し合おうか。」
----------------------------------------------------------------------
L様:確かに色んな意味で凄いわね…。
作者:爆笑設定と言う事で作りました。
部下S:確かに爆笑設定としかなりませんね…

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34187スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第九話水野 2009/7/10 15:58:26
記事番号34157へのコメント

作者:だぁぁぁ、前回うっかり改行するのを忘れてたぁぁぁぁ…。
L様:ドジね
部下S:間抜けですね
作者:うるさいやい、本編スタート
----------------------------------------------------------------------
ラギアゾーンとグレイが起きる。
ミルク「起きましたね。」
ニコニコ笑顔のアリーナを見たとたんラギアゾーンが悲鳴を上げる。
ラギアゾーン「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
アリーナ「?あたしが殴ったのはグレイだけだったつもりなんだけど…。」
リナ「巻き添え食らったのよ。」
アリーナ「そうだったんだ…、ごめんね。」
と謝る。
ラギアゾーンは震えている。
ミルク「回復魔法を使った方が良いでしょうか…?」
リナ「大丈夫よ、ほおって置けば治るから。」
ラギアゾーン「ひ…ひどい…。」
グレイ「とりあえず、この世界の異常を探すぞ…。」
ヴォル「まぁ…、ここ以外の階層を探してみますか…。」
そして、ムゲンとヴォルに導かれて付いた場所は雪景色だった。
リナ「さむっ…。」
アリーナ「第三階層は雪景色の場所だからね。」
ヴォル「途中、魔物に会うと面倒なのですぐに連れて行きます。」
その瞬間、ヴォルは竜になる。
ヴォル「さっさと乗ってください。なお、飛んでいこうと思うのはよしてくださいね?絶対迷いますから…。」
とりあえず、おとなしく乗る全員。
速いスピードで進んで行ってる。
アリーナ「やっふー、楽ちんだね。」
リナ「これも、慣れという物なの…?」
ムゲン「あまり立つなよー、焦げるから…。」
ラギアゾーン「焦げる?」
ムゲン「お前らは自覚していないようだがここは凄い速さで移動している。ある程度の範囲から出ると空気摩擦でボンッ。」
最後は冗談のつもりで言った様な雰囲気があったがあり得る事なので全員が黙る。
そして、止まる。
ヴォル「ちょっと待っててくださいね、始原の幼子様?出来れば付いてきて欲しいのですが…あいつは今不機嫌なので…。」
ムゲン「解ったよ、それにしても珍しい事もあるな…。」
として扉の向こうへと行く。
アリーナ達は待ってる間喋る事にした。
リナ「あんた達の居る樹海はこういう場所なの?」
アリーナ「そうだね、第一階層は夏を表している様子だし、第二階層は秋、第三階層はごらんの通り冬、第四階層は春、第五階層は城になってるね。第六階層は他の階層と比べると木々もぐっと少ない辺り一面の花畑真ん中には木があるんだ。」
ジル「まるで、樹海で消えていった者達を慰めるかのようにな…。」
アメリア「まるで、天国みたいですね…。」
グレイ「天にも一番近いが死にも一番近いぜ。」
全員が黙る…。
ヴォル「連れてきました。」
???「全く、こちらの都合も考えてください…。」
そこから出てきたのは氷のように青白いの女性だった。
その美しさには少しも暖かさを感じない。
ムゲン「とはいえども、お前に挑戦しに来る奴はあまりいないだろ?」
???「まぁ、二組しかいませんからね。そう言えば先日人間かどうだか解らない魔の物がやってきましたがひねり潰してあげましたよ。まぁこちらの片腕が再生中ですが…。」
と左腕を不器用に動かす。
ヴォル「と言う事は、相手はかなりの強者ですね。」
ムゲン「おっと、紹介を忘れてたな…こいつはヒショウ。」
ヒショウ「私がヒショウ、まぁ実力は見たら分かるでしょう…。」
ムゲン「解らなかったら死ぬがな…。」
アリーナ「ちなみに本性は氷嵐の支配者、3竜の一人だよ。」
ヴォル「ところで、ヒショウ…、貴様に挑戦しに来た物はもしやガーウと名乗らなかったか…?」
ヒショウ「えぇ…そうですよ…。」
ムゲン「ところで、お前が居る付近で最近妙な事は起きてないか?」
ヒショウ「いえ、特にありませんがなんなら手助けをしましょうか…?」
ムゲン「そりゃ、助かるな。」
そして、樹海を進んでいる途中に結構話したりした。
ゼロス「それにしても、凄い実力を持っていますね…。魔竜王様をひねり潰すなんて…。」
ヒショウ「当たり前ですよ…。あんなのにやられるほど私は落ちぶれていません。」
ムゲン「あいつが見つからなかったのは行くまでの道のりが複雑だったから解らなかったんだろうな…。」
ヒショウ「全く、何処ぞの冒険者が勝手に道を造らなければ良かったんですがね…。」
アリーナ「う…。」

そう言って彼等が第二階層へ向かってる途中ある場所では…。
???「お前、面白いな…。」
ガーウ「貴様もな…。」
ガギンッッガギャンッッ
???「ギャーハハハハハハ!!!!」
ガーウ「…。(壊れたのか…?)」
ガガガガガガガッッッッ
???「誰が壊れただぁ!?」
ガーウとある者が戦っていた…。
----------------------------------------------------------------------
作者:ちなみに、今ガーウと戦ってる相手は『強い相手と戦って勝ったら最高負けても良し』と言う私が考えた性格にしました。
L様:滅びを恐れないのね…。
作者:すぐ復活しますから。
L様:自力だとしたらその実力では凄いわね。
作者:実力はあなたより低いですからね。
L様:当たり前よ。
部下S:ところで、ムゲンさんと私どちらが強いんですか?
作者:スイフィードに七分割される前だとしたら対等、そうじゃなければムゲンの勝ち
L様:と言う事は人間にしては彼等は偉い強いのね。
作者:強い魔物から得た武器、防具などを着けているためその分威力が上乗せされてるんですよ。
L様:なるほどね

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34189スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第十話水野 2009/7/10 21:22:06
記事番号34157へのコメント

作者:よし、がんばるぞ!!
L様:あーたーしーのーでーばーんー!!!
作者:後で出しますよ。
部下S:本当でしょうかね…?
----------------------------------------------------------------------
そしてたどり着いたのは第二階層のある場所だった。
そこには紅に染まっている木々がある。
アメリア「綺麗な場所ですね……。」
ジル「しかし、紅の木々は鮮血の紅に染められる時もあるんだぞ…。」
ゼルガディス「貴様はそう言う表現しかできないのか…?」
ヒショウ「あら…?しかし、それは事実なんですよ…?」
ヴォル「そう、樹海には幾多の生があると同時に数多なる死が有りますよ。」
ミリーナ「恐ろしい樹海なのね…。」
そう言ってると声が聞こえた。
???「ひゃぁーーはっはっはぁぁぁぁぁ!!!おもしれえ、おもしれえじゃねぇのよぉ!!!」
それは何かを思いきり楽しんでいるような声が上がっていた。
リナ「な…、何が起こってるの…?」
ヒショウ「全く…、彼の所への挑戦者ですか…。」
ヴォル「それにしてはおかしくないですか?」
そして扉を開けると、大降りの剣を二本も持っている赤茶色髪に燃える炎以上に紅の瞳の細身の青年とガーウが居た。
リナ「ガ…ガーウ…。」
ゼロス「と、誰なんでしょうねぇ…一緒に戦っている人は…。」
ヒショウ「エンですよ…。ちなみに魔物の姿では偉大なる赤竜と呼ばれています。我らが三龍の一人ですよ、おそらくそのガーウという者が負けるでしょうね…彼もただでは住みませんが…。」
ガギャァァァァァァン
ガーウの持っていた剣がはじき飛ばされる。
エン「俺の勝ちだな…久しぶりに楽しませてくれたぜ…。」
ガーウ「お前も随分とした実力を持ってるな…。」
ヒショウ「双方決着が付いたところで、ちょっと話し合いにつき合ってくれませんか…?」
エン「げ…ヒショウ…。」
ガーウ「先日の…。」
ヒショウ「ふふふ…。」
そして、アリーナ達とムゲン達とガーウの話し合いが始まる。
ちなみに、ガーウは逃げ出さないようエン、ヒショウ、ヴォルの三人で見張る。
ムゲン「じゃあ、まずはガーウという奴への質問だ。次にガーウという奴が俺達に質問をする。そして後は個人個人で質問したい奴の名前を初めに言ってからだ。」
リナ「ガーウ、あんたは滅びたはずなのに何で復活しているの…?」
ガーウ「それに対しては言えないな。」
アリーナ「樹海の魔物は何体挑戦しましたか?」
ガーウ「そんなもの、いちいち数える訳ねぇ。」
ムゲン「お前の実力はどれくらいあるんだ?」
ガーウ「シャブラニグドゥの五人の腹心の一人だ。」
グレイ「ヒショウとエン、どっちの戦いが満喫できた?」
ガーウ「さっき戦ってた方だな、正直先日の奴は冷酷すぎてあいつを思い出す。」
ジル「貴様は何の目的でここに来た?」
ガーウ「あるお方からの命令でな…。」
ハリス「こちらの邪魔をする気はあるの?」
ガーウ「とくにねぇ、正直俺にとっては楽しめればそれで良い。」
ムゲン「次はお前が質問する番だぜ、ガーウさん。」
ガーウ「じゃあ、そこの斧を担いでる小娘、貴様は何故こんな場所を冒険する?」
アリーナ「初めは兄を追い抜きたいと思ってたけどいつの日か自分自身を極め、そして己の道を歩んでいきたいと思ったから。あとあたしはアリーナという名前があるから…。」
ガーウ「その根性は気に入った、次に色黒の小僧貴様の理由は?」
グレイ「俺は、母親の為もあった。死に際に天空の城が見たかったと言ってたからな…、しかしそれ以外にもあるが見知らぬあんたに言う気はない。」
ガーウ「まぁ、次はそのヒショウに質問をする。貴様の攻撃の中には妙な者が混じっていた。あれは何だ?」
ヒショウ「あらあらあら?そんな事も知らないんですか?一種の魔法ですよ。フフフ…。」
ガーウ「ちっ嫌みな奴だな…。」

彼等の質問はまだまだ続く…
----------------------------------------------------------------------
作者:あーあ、余計な事を言うから…
L様:あんたもあたしを出さなかったよねぇ??
作者:ヒィィィィィィ!!!
――――――――しばらくお待ちください―――――――――――
L様:次回はあたしが大活躍☆皆さん楽しみにしてね☆

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34193スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第十一話水野 2009/7/11 22:52:56
記事番号34157へのコメント

作者:アリーナはキレると恐ろしい力を出すんですよ。
L様:例えば?
作者:例えばこの岩(そう言って赤児ぐらいのでかい岩を指さす。)
部下S:硬そうですね。
作者:無論硬いです
L様:どれどれ…。
ガゴン
作者:うわぁ…。部下Sの頭をかち割った…。
L様:確かに硬いわね…。ヒビ一つ入ってないわ。
作者:それを粉々に砕きます。
L様:凄いわね…。
作者:それでは本編スタートです。
----------------------------------------------------------------------
アリーナ「…ちょっと待ってて…。」
全員『?』
スタスタスタスタ…。
ゴスガス
ズルズルズルズル…。
アリーナは二人の人を引きずっていた。
アリーナ「なんか居た。」
そう言って連れてきたのは竜神官ラクタークに竜将軍ラシャートだった…。
ガーウ「どうやったんだ…?」
アリーナ「ん?斧の刃がない部分で後頭部をゴンと…。」
フェブリゾ「地味にひどいね…。」
アリーナ「いや…、あそこまで敵意を出されると怖いじゃん…だから…。」
ハリス「さすがリーダーですね。」
ルーク「それですむ事なのか…?」
ミルク「たまにリーダーはこちらの予測不可能な事を起こすので…。」
レゾ「いちいち気にしていたらきりがないと言う事ですか…?」
グレイ「そう言う事になるな…。」
ヒショウ「このもの…魔の者ですね…。」
ヴォル「ですね…。」
エン「強いか?」
ガーウ「お前の期待通りの強さじゃねぇな…。」
エン「っち…、つまらねぇの…。」
ラシャート「ぐ…。」
ラクターク「全く…、ひどい目に遭った…。」
アリーナ「敵意をばりばりに出してた人に言われたくはない台詞だね。」
ジル「で…、貴様等は何の目的だ…?」
ラシャート「貴様等ガキに教える事はない。」
アリーナ「じゃあ、賭をする?」
ラシャート「は?」
アリーナ「あたしがこれから思い切り殴る、避けたのが10回以下だったら情報をお願いね。」
ラシャート「貴様等人間…更に子供なんぞに当たる訳…。」
ゴギャギャギャギョガメギョズ
アリーナ「はい、終わり情報提供お願いします…って気絶してるし…。」
ラクターク「そなたは鬼か…?」
リナ「3発だったような気が…それと途中かなり鈍い音が…。」
ガーウ「300発ぐらいじゃねぇのか…?」
フェブリゾ「350弱」
ヒショウ「865」
エン「678」
ヴォル「789」
ムゲン「897」
ゼロス「250でしょうか…?」
アリーナ「ムゲンさん正解。」
全員「鬼か…。」
アリーナ「えー、これでもお仕置きよりは少ないんだけどなー☆」
全員「鬼確定だ…。」
グレイ「通りで、お仕置きの後は激痛が走ると思った…。」
ラギアゾーン「通りであの後は居たいと思ったんです…。」

ここにいる全員がアリーナの恐ろしさを知ったんだ…。

----------------------------------------------------------------------
作者:アリーナ恐ろしいでしょ
L様:人間にしてはね…。

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34194スレイヤーズの迷宮W 〜命運をかけた戦い!樹海に眠る脅威!〜第十二話水野 2009/7/12 10:17:06
記事番号34157へのコメント

作者:とりあえず、片手ではないんですよねぇ…。
L様:両手?
作者:両手+片足時に両足です。
L様:なるほど…。
----------------------------------------------------------------------
リナ「片手でやったの…?」
とリナはおそるおそる聞く
アリーナ「そんな訳ないじゃん、両手と両足をフルに使った。」
と平気そうな顔で言うアリーナ
ヒショウ「いろいろな意味を込めて凄いですね…。」
ムゲン「どうでもいいけどよ、こいつ起きるのか…?」
アリーナ「起こそうか…?」
そう言うアリーナは今にもビンタしそうだ。
ジル「そんな事より効率的な方法がある…。」
そしてジルが何かぶつぶつ言い出したとたん
カキンッッッ
一つの氷塊を作り出す。
ジル「これを砕く…。」
バギョン
氷の欠片がたくさん作り出される。
ジル「入れ物の中に水と氷を入れて…。」
ザッバンッッ
氷水を思い切りラシャートにぶっかけたジル
ラシャート「!??」
ジル「起きた…。」
ガーウ「こいつもこいつでひでぇな…。」
ジル「もっとひどい方法があるが…?」
フェブリゾ「…なんだよ…?」
ジル「油をぶっかけて…。」
リナ「もう解った…。」
そう言ってる間にアリーナは情報を聞き出す。
アリーナ「つまり、こちらの邪魔をすると…。」
ラシャート「そうなるな…。」
アリーナ「ふぅん…じゃ戦闘開始だね…。」
ジル「核熱の術式」
ドムッッ
グレイ「気絶したみたいだから縄で縛るぞ。」
アリーナ「…」
ガギャァァァン
アリーナ「今…なんかした…?」
アリーナは不服そうな表情になってラクタークを睨む。
アリーナ「いやはや…、あたし達もなめられた物だね…。フルゲイン…」
メギョゴガァァァァァンッッッ
アリーナ「楽勝☆」
アリーナが二人を倒した瞬間漆黒のドアが現れる。
アリーナ「また、移動になるかな…?」
リナ「さぁね…。」
そしてその場にいた全員がドアの向こうへと吸い込まれたのだった…。
----------------------------------------------------------------------
作者:次はスレイヤーズの迷宮Xになりますね
L様:あたしの出番…。
部下S:わたしの出番がなかった…。
作者:あ…ごめん忘れてました…。