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34288 | 江戸風騒乱草紙 第二話 序幕 残っていたいろんな謎 | kou | 2009/8/6 21:49:05 |
k 第二話を書き出します。第一話でかけなかった設定を書くこととアニメオリジナルキャラを出すのが目標です。 L がんばりなさい。と、言うわけで第二話の掛け合い相手を紹介しますか。 k では、まずはL様を差し置いて一位になった部下と違って出番はめちゃくちゃ低く、原作では最終話で最後の方にしか出れなくってしかも名前もちゃんと出なかった。かたZさんです。 Z ………どういう説明だ。 L 続いては、出番ではZよりも恵まれず直属の部下だって原作には出無くって漫画でしかでてい無くって原作の最終話でZと一緒の扱いでkouは、ぎゃくに考えられていて、さらにZはアニメにすこし出たのにでてい無いDよ。 D ………うぅ、紹介された方が方だから文句が言えない。 k 続いて、恐れ多くもL様に攻撃した命知らずの馬鹿、策士策におぼれる、陰険野郎、カマドウマをめっさ足を長くしたような物で得意技はセクハラとか言われているFさんです。 F 最後の奴は、初めて聞いたんだけど………。 L 締めは、原作で初めてリナと戦って滅びなかった腹心。だけどリナ達自身の力で負けた初めての腹心と言われていてるパクリ魔のGよ。 G ………パクリ魔って、………。 k なお、残り一名はこの話で都合上出てしまうので除外させていただきました。 L じゃ、開幕ね。 ☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆ 白姫亭が潰れた。………文字通りの意味で潰れたのだ。わかりやすく言うなら崩壊した。 要するにお店の建物が潰れた。別に破綻した訳じゃ無い。 新しい従業員の千花はわりがち働くしセクハラ客のあしらいも上手だし化粧気はないが美人だ。おかげで、美人従業員で有名な白姫亭の名前も挙がった者だ。 だが、潰れたのは千花のせいだ。 話は、すこし前にさかのぼる。 いろいろな事件でしりあった変わった人達が集まりだした白姫亭だが、久方ぶりの客がどっと来たのだ。 まずは、マルチナとザングルスという夫婦だ。マルチナというのは水色の髪の毛をくるくると縦ロールにした変わった子で、昔ちょっとした商家だったがいろいろあって………というかあくどいことをしていたのをあたしがちょっと懲らしめたのが原因だが、それによって潰れた商家の娘だ。 ザングルスは、旅の浪人でガウリィをやたらライバル視していて妖刀ハウリングソードでガウリィと勝負をしつこく要求していたのだ。 なぜかこの二人あったとたんお互いに一目惚れをしていろいろあって結婚したのだ。ちょうど新婚旅行中に事件が起きていたのだ。 そして、続いて現れたのがフィリアとヴァルの一行だ。フィリアとは変わったお店をしている女性で実は竜だったりする。丁寧口調で金髪の美人なのだがある程度の怒りに達すると金色の竜になって暴れまくるという悪癖がある。変わった店とはトゲつき鉄球と骨董の食器を売っている店だ。 ヴァルは水色の箒頭でなんでも魔の力をもった竜らしい。古代竜という滅んだ一族の最後の生き残りらしい。乱暴口調の兄ちゃんだがわりと面倒見がいい。 2人の関係はよくわからないというのが現状だろう。 そして、ポコタも現れた。離れ小島というか辺鄙なところにあるタフォーラシアと言う村の村長の息子なのだが………いろいろあって滅びたと言われて居ていた村で、いろいろあってポコタはぬいぐるみの姿をしている。 なんでも村をあるすごい人に助けてもらったと言っているけど………。そいうや名前を聞いていないな。 そこに、ゼロスが現れた時点で店が半壊するのは覚悟していた。 ガウリィを見つけてザングルスが決闘を申し込むのも、逆恨みしたマルチナがあたしにケンカをふっかけてくることも、あたしとポコタがケンカになるのも、ゼロスとどういう訳が相性がわるいフィリアとヴァルがケンカになることもこの店では珍しくなかった。 そこに、現れたのが破壊魔だった。 それは、破壊魔とは思えない容姿だった。愛くるしいと表現したくなるような小柄な体でどちらかというと小動物をおもわせる。 青い髪の毛をてっぺんに結びちょっと変な髪型だが愛嬌の感じる少女だった。 年齢はあたしと千花とほとんど同い年だろう。その少女は偶然は行った先に千花が居ることにやたらおどろき興奮して 「お姉様vお姉様vこれはやはり運命ですねv運命なんですねv。舞子はうれしいです。vうれしいですv。お姉様vお姉様vvv」 と、ものすごく興奮した。千花を『お姉様』と、呼ぶことに疑問を抱く前に舞子と名乗ったその破壊魔は千花に駆け寄った。 駆け寄ると同時に店の床に穴をあけまくり、よけた千花さんの代わりに柱をへし折って、ものすごい必死の形相でにげる千花を 「お姉様vお姉様v逃げないでv逃げないでvお姉様vお姉様vv」 と、破壊魔が千花を追いかけながら机を粉砕し座布団がちぎれ障子が破れ砕け食器が割れて………。 ただでさえ半壊必須のゼロスとフィリアの顔合わせ状態だった白姫亭は破壊魔がさらに降臨して………。 文字通り崩壊したのだった。むしろほかに普通の客が居なかったことが幸運である。 あたしは、アメリアとゼルガディスと千花と一緒にまるで白姫亭だけ台風と嵐と破壊魔と大災害がおきたように崩壊した白姫亭をみていた。 |
34297 | スレイヤーズERについてちょびっと 注意ネタバレあります | kou | 2009/8/9 14:55:43 |
記事番号34288へのコメント どうも、ちょっと江戸風騒乱草紙を書くつもりですけどスレイヤーズERを見終えたのでそれについて書いてみようと思います。 待っていたとしたらごめんなさい。 スレイヤーズの第五期………と、言うか第四期後半と言っても良いですよね。 個人的には、ナーマが好きですね。つーか、どうみてもあのクラゲと青虫と木の根に人徳(?)があって、迷子になったりオーガやドワーフに行き倒れの所を助けられたりする人間なのかあやしい魔道士以外誰なんだという疑問すらありますね。 考えてみるとスレイヤーズERは、スレイヤーズシリーズのすべての敵をまとめた感覚がありますね。 レゾと魔王は第一期をやっぱり彷彿させます。冥王の壺というところが第二期のフェブリゾを彷彿させ最後の切り札がギガスレイブという点がさらに、印象づけます。 そして、なにより不完全な復活によって魔にもそしてもちろん聖にも居場所がないという点は、魔竜王ガーウや第三期のヴァルガーウを思わせますね。 なにより、魔族と人間の共同戦線と言うのが第三期のダークスターとの戦いを思わせました。 ただ、あえて言う疑問ならどうせ魔王を復活させてしまうならせっかく復興しようとしているタフォーラシアじゃなくて、被害の少ないそれこそ荒野とかそういう人に迷惑のかからない場所を選んでも良いと思うぞ。 あと、最終話のアイキャッチが良かったです。………第三期の最終話のアイキャッチはひどかったしなぁ………。(苦笑) まぁ、密かに隅の方に出ていた学生服を着ていたヴァルくんは気に入っているですけどね。(ただ、その手前にある存在の印象の方が強いから気づいている人はどれだけいるでしょうかね。) 最初のキャッチアイはスレイヤーズのリナと愉快な仲間達(テレビ版)とでも言いますかね。なにげに隅の方にナーマが出ていました。………ほかにもアニメオリジナルキャラも出ていました。 そして二番目のアイキャッチは敵役達とでも言いますかね。妹は悪役大集合と言いましたけれど……オゼルやヴァルついでにゼロスらを悪役と銘打って良いのかどうかはちょっと疑問でしたので敵役としました。 なにげに本当に隅の方でしたけれど氷の固まりがあったんですけど………北の魔王でしょうか?その手前にマゼンダとあとえ〜っとカンジェルだ。その二名がいたことの方がちょっとおどろきました。 ………L様が居なかった気がするのですが居ましたっけ? L様を差し置いてアイキャッチに出ていたら………やばいぞ。滅んでいようが滅んでいなかろうが封印していようが子供だろうが人間だろうが魔族だろうが人形だろうが、平等(?)に鉄拳制裁をしますよ。 あとで良く確認してみようと思いますけど………。 DVDも発売し尽くしてもしかしたらまだ買っていない方とかいるかもしれませんけれど………まとめたくてまとめてみました。 ただ、あえて一つ個人的に残念だと言えば最終話のエンディングでナーマもしくはナー○さんがでなかった事でしょうかね。 あと、DVDについていたはがきが行方不明で応募ができないという頃かな。これは、kou個人の不注意ですけれど………。 以上長々と記録したkouでした。まだDVDを見ていないのに読んでしまった方はすみません。 なお、個人的な意見もありますので気に入らない文章があったら謝ります。 |
34301 | 江戸風騒乱草紙 第二話 第一幕 | kou | 2009/8/10 11:55:30 |
記事番号34288へのコメント k さて、やっとかけました第一幕目。 F ERの感想を書いて遅れたなんて馬鹿みたいだよね。 D 良いじゃないの。Fは、私たちなんてちっともでれなかったのよ。 L まったくよね。あたしを無視してオープニングにも出て最終話のアイキャッチにも出ているのよね。 F お、お母様………その手にあるのは? Z わたしの目が確かなら、電気のこぎりだな。………まるでジェイソンだな。 G ………?ジェイソンとは何だ? k さぁ、kouも知りませんし………名前なら何度か聞いた事が F そ、そんなこと言っていないで助けてぇぇぇ k Fも馬鹿だねぇ。L様に逆らえる存在が居るわけ無いじゃないか。それに、ほかの腹心もでてい無いことで気に入らないでしょうし………。 とにかく、開幕です。 #$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$# 「やっほー。オーフェン何創っているの」 と、あたしは長屋に帰って聞く。オーフェンはなにやら空き缶にふたをして 「ああ、内職だ。………つーか、お前仕事はどうしたんだ。 これから行こうと思っていたんだが……。」 と、言われ 「いや、ちょっと竜と破壊魔とイカレ女と妖刀使いと小動物が暴れて」 と、説明した。………ちなみに、破壊魔の名前は舞子と言うらしい。何でも空骨町と言う人外のための人外による町という変わった町を支配というか管理しているハートの女王と言う存在と人間との混血でその力が破壊力をあげているらしい。店の修理費は舞子の母親………ハートの女王に請求しておいた。 とはいえ、すぐに修理される訳じゃ無いからしばらくは白姫亭は休業だ。 「……簡単な破損だったら直せるぞ。安値にしとくぞ」 と、オーフェンは言うが 「あ〜、良いわよ。何というか補強もしといた方が今後のためになりそうだし………。簡単どころが店そのものが崩壊しているから」 と、言う。オーフェンは大変だなと良いながらその空き缶をまっすぐな木の枝の先端に取り付けて幾度か振っている。 「で、何を創っているんだ?」 と、ガウリィが聞くと 「ああ、無能部下爆砕機だ」 と、答えた。………無能というと 「コギーの上司ダイアンさんに頼まれてだな。仕込んだ火薬料は企業秘密だ」 と、さわやかに言うが………まぁ、コギーなら死にはしないだろう。一度オーフェンを怒らして魔術を喰らってもなぜか生きていたし。 「前金で材料費を買ったんだがちょうど代わりになりそうなモノが落ちていたからそれで代用して珍しく旨い飯が食えると思ったんだけどな」 と、オーフェンは作り終わったその無能部下爆砕機に【爆裂君への十四号】と、書き終えると隅の方において言った。 「あ、それなら丁度すっごくおいしいと言う中華料理屋があるらしいわよ。 値段も安くってそれで居ておどろくほどおいしいと評判の店よ。」 と、あたしが言うと 「白姫亭なら多少負けてくれるだろ。」 と、言うあたり金はあることにはあるが少ないのかもしれない。 「なぁ、リナ。おごってやったらどうだ。」 と、ガウリィが言うが……ん、そうだ。 「なら丁度あたしの所の屋根が雨漏りするのよ。それを直してくれるならおごるけど」 と、あたしが言うとオーフェンは 「おお、その程度なら一日もあればすぐだぜ。」 と、答えた。 こうしてあたしとガウリィとオーフェンはその評判の中華料理屋『謝謝店』へと向かった。 その店に向かう途中白姫亭を通ると看板が立っていて 『都合によりしばらくはお休みします。』 と、書かれている。 「まるで、クリーオウがレキに攻撃命令を出してキースの奴が無茶をやったみたいだな。」 と、オーフェンが言う。あたしは苦笑するしかない。そこに、 「なんだぁ。久方ぶりに来てみれば休みかよ………。と、言うか何があったんだ?」 と、言う声にあたしが振り向くとそこには赤毛の男性が居た。 「あ、ガーヴ」 と、あたしが名前を呼ぶと気づいたらしく 「よぉ。なんかあったのか」 と、その男は話しかけてきた。ガーヴまぁ、常連の一人で赤毛にわりと筋肉質な男で、見た目通りケンカ早く乱暴だがわりと気の良いところもある。 「あ〜、ちょっとフィリアとヴァルがゼロスとケンカしてマルチナがあたしにケンカを売ってポコタがあたしにこれまたケンカを売って、ザングルスがガウリィに決闘をたたきつけて………そこに破壊魔が降臨して」 と、あたしは言う。 「また、ヴァルの奴ゼロスと一戦やらかしたのか。あいつには関わらない方が良いといつも言ってるのにな」 と、ガーヴはため息をつく。そうそう言い忘れたが、ヴァルはガーウの自称子分だ。まぁ、ガーヴ曰く偶然通りかかったところでヴァルが行き倒れて居てなりゆきで助けたそうだ。 考えてみるとガーヴもふらりと現れてふらりとどっかへ行くな。 「そういや、そこの黒ずくめの兄ちゃんはだれだ。」 と、ガーヴが聞く。あ、オーフェンとは初対面だっけ。 「ああ、もぐりの魔術師でもぐりの金貸しで金欠貧乏のオーフェンよ。 オーフェン、こっちはケンカ好きで乱暴者の正体不明のガーヴよ」 あたしのわかりやすい説明になぜか二人は顔をしかめた。何でだろう。 |
34302 | Re:江戸風騒乱草紙 第二話 第一幕 | 水野 | 2009/8/10 21:05:38 |
記事番号34301へのコメント 騒乱草紙を楽しみにしていた水野です。 >D 良いじゃないの。Fは、私たちなんてちっともでれなかったのよ。 不平をたれますな…まぁ最もですが… >L まったくよね。あたしを無視してオープニングにも出て最終話のアイキャッチにも出ているのよね。 最終話のアイキャッチ… だぁぁぁぁぁぁぁ!!TRYの悪夢がぁぁぁぁぁぁぁ!!! >Z わたしの目が確かなら、電気のこぎりだな。………まるでジェイソンだな。 殺人鬼ジェイソン…? >G ………?ジェイソンとは何だ? チェーンソーで暴れ回る狂人でしょ? >k さぁ、kouも知りませんし………名前なら何度か聞いた事が しかし電気のこぎり以外にも斧という説があるんだって >F そ、そんなこと言っていないで助けてぇぇぇ 無理無理… >k Fも馬鹿だねぇ。L様に逆らえる存在が居るわけ無いじゃないか。それに、ほかの腹心もでてい無いことで気に入らないでしょうし………。 Fオワタ\(^O^)/ね >「ああ、内職だ。………つーか、お前仕事はどうしたんだ。 > これから行こうと思っていたんだが……。」 それで家賃返済したら? >「いや、ちょっと竜と破壊魔とイカレ女と妖刀使いと小動物が暴れて」 ヴァルとフィリアと舞子とマルチナとザングルスとポコタか… > と、説明した。………ちなみに、破壊魔の名前は舞子と言うらしい。何でも空骨町と言う人外のための人外による町という変わった町を支配というか管理しているハートの女王と言う存在と人間との混血でその力が破壊力をあげているらしい。店の修理費は舞子の母親………ハートの女王に請求しておいた。 そらそうでしょうね…; > とはいえ、すぐに修理される訳じゃ無いからしばらくは白姫亭は休業だ。 >「……簡単な破損だったら直せるぞ。安値にしとくぞ」 無理無理…十中八九…。 > と、言う。オーフェンは大変だなと良いながらその空き缶をまっすぐな木の枝の先端に取り付けて幾度か振っている。 あ…誤字発見…言いながらが良いながらになってる…。 >「で、何を創っているんだ?」 > と、ガウリィが聞くと >「ああ、無能部下爆砕機だ」 コギーをぶっ飛ばすアイテムだろうね… >「コギーの上司ダイアンさんに頼まれてだな。仕込んだ火薬料は企業秘密だ」 ダイアンさん…; > と、さわやかに言うが………まぁ、コギーなら死にはしないだろう。一度オーフェンを怒らして魔術を喰らってもなぜか生きていたし。 色んな意味で凄いな…; > と、オーフェンは作り終わったその無能部下爆砕機に【爆裂君への十四号】と、書き終えると隅の方において言った。 >「あ、それなら丁度すっごくおいしいと言う中華料理屋があるらしいわよ。 > 値段も安くってそれで居ておどろくほどおいしいと評判の店よ。」 謝謝飯店ですか…。確かに驚くほど美味しいでしょうね…。 >「まるで、クリーオウがレキに攻撃命令を出してキースの奴が無茶をやったみたいだな。」 なんでキースが出てくるんでしょうか…? > と、オーフェンが言う。あたしは苦笑するしかない。そこに、 >「なんだぁ。久方ぶりに来てみれば休みかよ………。と、言うか何があったんだ?」 > と、言う声にあたしが振り向くとそこには赤毛の男性が居た。 ガーヴだな…服装は小説バージョンでしょうか…オリジナルバージョンでしょうか…? >「あ、ガーヴ」 > と、あたしが名前を呼ぶと気づいたらしく >「よぉ。なんかあったのか」 > と、その男は話しかけてきた。ガーヴまぁ、常連の一人で赤毛にわりと筋肉質な男で、見た目通りケンカ早く乱暴だがわりと気の良いところもある。 >「あ〜、ちょっとフィリアとヴァルがゼロスとケンカしてマルチナがあたしにケンカを売ってポコタがあたしにこれまたケンカを売って、ザングルスがガウリィに決闘をたたきつけて………そこに破壊魔が降臨して」 ガーヴにとっては破壊魔は分からないでしょうね…。 > と、あたしは言う。 >「また、ヴァルの奴ゼロスと一戦やらかしたのか。あいつには関わらない方が良いといつも言ってるのにな」 > と、ガーヴはため息をつく。そうそう言い忘れたが、ヴァルはガーウの自称子分だ。まぁ、ガーヴ曰く偶然通りかかったところでヴァルが行き倒れて居てなりゆきで助けたそうだ。 う゛あ゛アイキャッチの地獄を思い出した…。なんでだ…? > 考えてみるとガーヴもふらりと現れてふらりとどっかへ行くな。 >「そういや、そこの黒ずくめの兄ちゃんはだれだ。」 > と、ガーヴが聞く。あ、オーフェンとは初対面だっけ。 >「ああ、もぐりの魔術師でもぐりの金貸しで金欠貧乏のオーフェンよ。 > オーフェン、こっちはケンカ好きで乱暴者の正体不明のガーヴよ」 > あたしのわかりやすい説明になぜか二人は顔をしかめた。何でだろう。 そりゃしかめっ面になりますよ…悪口だし… 以上水野でした 続きを楽しみにしています |
34303 | Re:江戸風騒乱草紙 第二話 第一幕 | kou | 2009/8/10 22:19:22 |
記事番号34302へのコメント >騒乱草紙を楽しみにしていた水野です。 ありがとうございます。水野さんkouです。 >最終話のアイキャッチ… >だぁぁぁぁぁぁぁ!!TRYの悪夢がぁぁぁぁぁぁぁ!!! ERのほうは、締めとしては最高でしたね。 >>Z わたしの目が確かなら、電気のこぎりだな。………まるでジェイソンだな。 > >殺人鬼ジェイソン…? > >>G ………?ジェイソンとは何だ? > >チェーンソーで暴れ回る狂人でしょ? > なんとなく、グラウは知らない気がします。映画だしね。 >>k さぁ、kouも知りませんし………名前なら何度か聞いた事が > >しかし電気のこぎり以外にも斧という説があるんだって > そうなんですか。 >>F そ、そんなこと言っていないで助けてぇぇぇ > >無理無理… > >>k Fも馬鹿だねぇ。L様に逆らえる存在が居るわけ無いじゃないか。それに、ほかの腹心もでてい無いことで気に入らないでしょうし………。 > >Fオワタ\(^O^)/ね > >>「ああ、内職だ。………つーか、お前仕事はどうしたんだ。 >> これから行こうと思っていたんだが……。」 > >それで家賃返済したら? > それより、生きるための食事です。 >>「いや、ちょっと竜と破壊魔とイカレ女と妖刀使いと小動物が暴れて」 > >ヴァルとフィリアと舞子とマルチナとザングルスとポコタか… > >> と、説明した。………ちなみに、破壊魔の名前は舞子と言うらしい。何でも空骨町と言う人外のための人外による町という変わった町を支配というか管理しているハートの女王と言う存在と人間との混血でその力が破壊力をあげているらしい。店の修理費は舞子の母親………ハートの女王に請求しておいた。 > >そらそうでしょうね…; > >> とはいえ、すぐに修理される訳じゃ無いからしばらくは白姫亭は休業だ。 >>「……簡単な破損だったら直せるぞ。安値にしとくぞ」 > >無理無理…十中八九…。 > 魔術なら簡単でもなくても直せますよ。人体なら失敗する可能性が高くって無理だけど……だけど簡単そうに見えて魔術というのは疲れるモノなのです。 >> と、言う。オーフェンは大変だなと良いながらその空き缶をまっすぐな木の枝の先端に取り付けて幾度か振っている。 > >あ…誤字発見…言いながらが良いながらになってる…。 > ほっといてください。 >>「で、何を創っているんだ?」 >> と、ガウリィが聞くと >>「ああ、無能部下爆砕機だ」 > >コギーをぶっ飛ばすアイテムだろうね… > >>「コギーの上司ダイアンさんに頼まれてだな。仕込んだ火薬料は企業秘密だ」 > >ダイアンさん…; > >> と、さわやかに言うが………まぁ、コギーなら死にはしないだろう。一度オーフェンを怒らして魔術を喰らってもなぜか生きていたし。 > >色んな意味で凄いな…; > まぁ、オーフェンも手加減してますよ。 >> と、オーフェンは作り終わったその無能部下爆砕機に【爆裂君への十四号】と、書き終えると隅の方において言った。 >>「あ、それなら丁度すっごくおいしいと言う中華料理屋があるらしいわよ。 >> 値段も安くってそれで居ておどろくほどおいしいと評判の店よ。」 > >謝謝飯店ですか…。確かに驚くほど美味しいでしょうね…。 > >>「まるで、クリーオウがレキに攻撃命令を出してキースの奴が無茶をやったみたいだな。」 > >なんでキースが出てくるんでしょうか…? > いや、キースなら無意味に町を爆破するような奴ですから >> と、オーフェンが言う。あたしは苦笑するしかない。そこに、 >>「なんだぁ。久方ぶりに来てみれば休みかよ………。と、言うか何があったんだ?」 >> と、言う声にあたしが振り向くとそこには赤毛の男性が居た。 > >ガーヴだな…服装は小説バージョンでしょうか…オリジナルバージョンでしょうか…? > いや、江戸風なんですからたいてい全員和服ですよ。一部例外が居ますけど(ナーガ、キース。キタキタ) >>「あ、ガーヴ」 >> と、あたしが名前を呼ぶと気づいたらしく >>「よぉ。なんかあったのか」 >> と、その男は話しかけてきた。ガーヴまぁ、常連の一人で赤毛にわりと筋肉質な男で、見た目通りケンカ早く乱暴だがわりと気の良いところもある。 >>「あ〜、ちょっとフィリアとヴァルがゼロスとケンカしてマルチナがあたしにケンカを売ってポコタがあたしにこれまたケンカを売って、ザングルスがガウリィに決闘をたたきつけて………そこに破壊魔が降臨して」 > >ガーヴにとっては破壊魔は分からないでしょうね…。 > わかりやすい説明ですよ。 >> と、あたしは言う。 >>「また、ヴァルの奴ゼロスと一戦やらかしたのか。あいつには関わらない方が良いといつも言ってるのにな」 >> と、ガーヴはため息をつく。そうそう言い忘れたが、ヴァルはガーウの自称子分だ。まぁ、ガーヴ曰く偶然通りかかったところでヴァルが行き倒れて居てなりゆきで助けたそうだ。 > >う゛あ゛アイキャッチの地獄を思い出した…。なんでだ…? > いや、なんでって言われても………本当になんで思い出したんですか? >> 考えてみるとガーヴもふらりと現れてふらりとどっかへ行くな。 >>「そういや、そこの黒ずくめの兄ちゃんはだれだ。」 >> と、ガーヴが聞く。あ、オーフェンとは初対面だっけ。 >>「ああ、もぐりの魔術師でもぐりの金貸しで金欠貧乏のオーフェンよ。 >> オーフェン、こっちはケンカ好きで乱暴者の正体不明のガーヴよ」 >> あたしのわかりやすい説明になぜか二人は顔をしかめた。何でだろう。 >そりゃしかめっ面になりますよ…悪口だし… > でも事実ですよ。 >以上水野でした >続きを楽しみにしています 水野さんありがとうございました。kouでした。 |
34307 | 江戸風騒乱草紙 第二話 第二幕 | kou | 2009/8/11 21:41:16 |
記事番号34288へのコメント k さてさて、江戸風動乱草紙第二話二幕目です。 Z 今回は、アニメオリジナルキャラを出すんだそうだが………第四期第五期のキャラも出るのか? L あ、それ言い質問ね。 D でも、もうポコタが出てますわよ。 k ん〜。ジラスとかの獣人というか影の薄い方々はさすがに出ません。一応設定ではいたんですけどね。 G 薄情な。 k 少なくともGから薄情と言われたくない。 F でも、ねぇ。殺伐としているねぇ。 k Fに言われるほど落ちぶれていないわ。 L Z D ………同感……… :@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@: 中華料理屋『謝謝飯店』は、文字通りいろんな人がいた。否、文字道理いろんな客が居た。緑色のカマキリみたいなのとか魚に手足が生えただけの奴とか獣人とか、ライオンとかでっかい猿とか普通の人間とかあやしい人間とか、それこそ種族年齢性別問わずといった感じだ。 だけどそんな混沌としたいろんな人がいる中でも目立つのがいた。 「おい、時雨(しゆう)。凶華様はおかわりを注文するぞ」 と、ふんぞり返っている猫耳少女=凶華が居た。 「やっほ〜。凶華」 前はちゃん付けで呼んでいたがものすごく怒った結果呼び捨てにした。当人は様をつけろと言っているが………。 「ん?なんだリナか。相も変わらず全知全能にして服を呼び寄せ快刀乱麻で問題解決できるこの凶華様を呼び捨てにするなぁ。」 と、凶華は振り向いて言う。その手前には彼女の娘?の月香がいる。 ちょうど開いている席がほかになかったのであたし達はそこに座る。あと、なりゆきでついてきたガーヴも座る。 あれ、ガーヴを見て凶華は珍しくおどろいた顔をしている。この凶華の一家は何というかちょっとやそっとの変わったことではおどろかない。 ガーヴの何をおどろいたんだろうか。ガーヴもなにかおどろいている。 「まぁ、良いか。」 と、凶華は言うと 「いっとくが料理は別々で凶華様は貴様らの料理代ははらわんぞ。 くれるというならもらってやらんこともないが」 ここまで上から目線で者をいうやつも珍しいと言えば珍しいな。 |
34311 | 江戸風騒乱草紙 第二話 三幕目 | kou | 2009/8/13 21:05:46 |
記事番号34288へのコメント k どうもぉ。明日から母親の実家へ行かなきゃいけないから投稿ができなくなるのがかなしぃkouです。 Z どうせ一泊か二泊日じゃないか。たまには祖母や祖父孝行でもしたらどうだ。 k あんたらに、孝行しろと言われるほど落ちぶれては居ないつもりだけど……。 L まぁ、それは正論と言えば正論ね。 D ところであなたまだ海どころかプールにすら行っていないらしいわね。 k ええ、まぁ。 D お盆を過ぎたら海で泳ぐのは危険なのですよ。 G ………そうなのか。 F あーお化けが出るとか D いいえ、クラゲが出るのですよ。あと冷たくて心臓発作とか k なにげに現実的な理由ですね。では、 L 開幕よ。 ○×○×○×○×○×○×○×○×○×○×○×○×○×○×○×○×○×○ 「でも、大変だったね。千花から聞いたよ。ハートの女王様の所の娘さんが暴れたんでしょ。あの人、暴れると母親並みの破壊力があるから。」 と、雹霞君はくわっとなにもないのっぺりとした黒い顔?から穴をあけると焼き魚のあんかけ(正確には違う名前なんだけど中華料理って言いにくい名前だ。)をひょいといれるとそのまましゅるるるると食べる。 ………うっわ。こわい。なにげに怖いぞ。ビジュアル的に妖怪とかそんな感じだ。 「ほれ(それ)はいいけれどほ(どよ)、お前は凶華のことをははおは(母親)と呼ぶのは(呼ぶのか)」 と、オーフェンが口いっぱいに掻き込みながら聞いた。まぁ、たしかに長男はお母様お父様と呼んでいて長女はたしか猫さん凰火さん、次男はたしか母上父上、次女はお父さんお母さんで三男は母親父親でたしか三女は母君父君と呼んでいた。 ここまで統一のない呼び方は変だぞ。あたしにも姉が居るが父ちゃん母ちゃんの呼び方は2人とも一緒だ。 「ん?そうだよ。」 と、ごく当たり前の顔……じゃなくて声で言う雹霞くん。 そこに、 「あら、リナさん達じゃないですか」 と、声をかけてきた相手をみてあたしは顔をしかめた。凶華ちゃんなんぞまるでゴ○ブリをみつけた顔をしている。 「なんのようだ。貴様らなんぞにここの料理をたべるなどもったいないぞ」 と、凶華ちゃんは冷ました(猫舌らしい)鶏肉を焼いたやつをつかんだはしでゼロスに言う。 「いやぁ〜。いいますねぇ。そういう貴女は『子供』と、お食事ですか。たしかに『貴女』は、『肉体』に栄養は必要ですしね。でも、『子供』とお食事とはまるで『家族』のようですね」 その言葉に凶華はさらに顔をしかめた。雹霞君は顔がわからないが険悪な雰囲気が出ている。 しっかし、なんというかゼロスらしくもってまわった言い回しだなぁ。………いつものことだけど何というか訳のわからない何かを言っている感じだが………。 その険悪な雰囲気に 「あら、リナ」 と、声をかけてきたのは 「やっほ〜。これで破壊魔と一緒になって白姫亭をぶっこわした奴ら勢揃いね。」 と、あたしが言うと 『その言い方はやめ(てください)(ろ)(なさい)(てくれ)』 と、言われてた。そして 「ああ、オーフェンと凶華に雹霞君は初対面よね。あの水色の派手な女が自称あたしの宿敵で実質ただのイカレ宗教女のマルチナでその隣が旦那の自称ガウリィのライバルのしつこい兄ちゃんのザングルス。 であの小動物はまぁ謎の小動物のしこたま偉そうなポコタ。んで金髪の女性がフィリアでゼロスとしょっちゅう周りの迷惑顧みずケンカばっかしている迷惑竜でその隣の変わった髪型の兄ちゃんが自称ガーヴの弟分でフィリアの友人で同じくゼロスとケンカばっかしているヴァルよ。 で、あの黒い人間がオーフェンと言って金のない金貸しという訳のわからない金欠貧困見ていてかわいそうに感じる人で、猫耳が生えているのが凶華でこれでも二十歳という6人の子持ちで自称神と言っている狂乱家族の母親でその隣の黒尽くめのなにかはその三男の雹霞君。三歳らしくってめちゃくちゃ強い。」 なぜかあたしの説明に全員しかめ面をした。 なんでだ。 |
34318 | 江戸風騒乱草紙 第二話 四幕目 | kou | 2009/8/17 18:40:09 |
記事番号34288へのコメント k いやぁ久方ぶりですねぇ。江戸風騒乱草紙 F 久しぶりじゃないよね。まったく…… G 遅いぞ。 k いや、別口の連載の方に気がそられていて D どうせこの話なんてその程度の集中力なんですね Z 薄情者 k そんな浮気性の彼氏にいう文句をkouに言われましても…… L まぁ、白状と言えるわね。罰としてあたし達を出しなさい。 k 次回には間違いなく出しますよ。ほかにも強○王や闇魔○結○の○帥や自○界○4人の○も出しますし………この話を作ったときから考えていたネタも言うつもりですから L そう。でも早くしないと………あばれちゃうぞv k いや………そんなハートマークをつけてアニメ版みたいな脅しは勘弁してください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その時、店で 「食い逃げー」 と、叫び声が聞こえた。あたしは思わず立ち上がる。ここの店の料理はものすごく美味しい。そりゃもう各地の旨い者を食べまくったことのあるあたしの肥えた舌を満足させてしまうほどの料理。もしもここの料理が美味しいく無いならそんな者に金を払うのはいやで食い逃げするのはわかるがここの料理で食い逃げなど神も恐れぬ大罪に違いない。 逃げ出す人影を見てオーフェンを思わず見た。いや、そのオーフェンの所に金商売の仕事を思いついてたまに来たり決闘だが自ら処刑を受けに来たのかわからないが定期的に来て爆砕されている地人兄弟だったのだ。 叫んだのは、中華料理屋で目立つ韓国風の服を着た女性で鋭いと言うか仏頂面といったほうが正しい顔立ちの女性だ。 あたしが立ち上がって追いかけてさらにお礼を要求しようと思った矢先にそれは空から振ってきた。 黄色に薄く茶色を混ぜたて緑色をつけたような濁った色の液体がその地人兄弟にぶっかけられた。 うげぇぇ気持ちわる。………ねとねとねちゃねちゃした上にくさい粘液で動けない地人兄弟の頭上をみると………ベンが居た。 正確に言うならベンが変身した姿だが………。なにやら四枚の羽のある昆虫になっている。本当にいろいろな者になれるなぁ。 「食い逃げなんて相も変わらず馬鹿やっているねぇ。でも、ここにスティング・フライ様が居たことが運の尽きだ」 と、甲高いベンの声とは全然違うキンキン声で言う。 向こうもこっちに気づいたらしく顔らしいところから生えている四本の触手のような者をこちらに向ける。………って、それは『目』か! つくづく訳のわからない変身をするやつだな。 にやりとこちらを向くと 「それではさらばだ」 と、叫ぶと空を羽で飛んでいった。 「………ねぇ。このねばねばどうするのよ」 と、あたしが嘆息したのはそのすぐ後だった。 「あ〜、ベン君の言ったとおりだ。リナさんがいるよ。さっぱり偶然だね。 あ、お母さんだ。お母さ〜ん」 と、しばらくして優歌ちゃんが降りてきた。 あたしがおどろいていると凶華が 「ああ、この家にいる椿姫(つばき)ちゃんが優歌の友人なのだ。」 「今日は、みんなでゲーム大会なんだよ。あたしの家は雹霞と月香とお母さんが大げんかして今修繕中なんだ」 「ああ、そう……。」 と、あたしはあきれてそうつぶやいた。………いや、ほかにどう答えろと言うのだ。生物兵器と自称神の驚異の身体能力をもつ少女に謎の電撃をはなつクラゲとの戦いって………。普通に聞けばただの家族ケンカなんだけどなぁ。 「僕の家もグヴェンの家もだめだったんだよな」 と、先ほどの正義のヒーローの様子を隠してベンが言うと 「あんたが昨日………馬鹿やって家中に穴を開けたんでしょうが」 と、グヴェンが言った。 その後ろには椿姫ちゃんとやらだろう。中華服を着た少女なのだが……邪気というか陰鬱な雰囲気を凝縮したような顔の少女でおでこにお札でもつければ中国の妖怪キョンシーのできあがりだったりするお団子頭の少女が居た。 |
34322 | 江戸風騒乱草紙 第二話 五幕目 | kou | 2009/8/19 11:00:09 |
記事番号34288へのコメント k 久方ぶりの江戸風騒乱草紙 F だれがこんなの読むのかなぁ k じゃかましぃ L やっぱりあたしが出ないからね G ……… D G!ここで頷いておかないと危険ですわよ。 Z 同感だ。 L それはどういう意味かしらねぇ k では開幕です(バックに叫び声が響き渡っている) :@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@:@ ベン達の自己紹介をし終えた頃。 「くっくっく。白姫亭の話はきいているわよ」 と、椿姫ちゃんはそう陰気に言った。 「この店に負けず劣らず変わった人達が来るってね」 と、陰気に笑う。………どういう人生を送ったんだお前はと聞いてみたいな。(それほど長生きしている訳じゃ無いけれど……) 「でもまぁ、この店も変わった店ね。これだけの味ならそれこそ客を選んでも納得するけれどね」 と、あたしが言うと 「ああ、この店は昔殺人料理屋と言われていてな。ここで食事をした普通の人間はすべて倒れてしまってな」 と、凶華が言いあたし達は思わず石化した。先ほどから食べているんだけれど………。 「ああ、安心しろ。もう倒れる人間は居ないぞ」 と、凶華が言う。それなら良いけれどねぇ。 「それに貴様らは普通の人間ではないと思うしな」 『どー言う意味だ』 口をそろえて思わず突っ込む。 「凶華様が見る限り貴様らは普通という言葉には当てはまらんぞ。」 と、指さされさすがに黙る。………まぁ、確かにあたしは一般的な人生を送っているとは言えないけれどね。 「そういえば、最近変わったことを聞かれたんだってね。椿姫ちゃん」 と、優歌ちゃんが話題を変えようとして椿姫ちゃんに話しかけると 「ええ。確か魚男と獣人が現れてね。たしか………ゼレガデス………?だっけ?全身白尽くめのあやしい男を知らないかって聞かれたわ。」 「あんた何言っているのよ。名前はゼルデカズでしょ」 「二人とも違うよ。たしかレディギガスだったと思うけど」 ………あたし達は顔を見合わせてとりあえず 『ゼルガディスじゃないの?』 と、とりあえず突っ込んだ。 ゼルガディス。 白姫亭で料理を創っている青年でロック・ゴーレムとブロウ・デーモンと人間の合成獣と思われるんだけど………。そういやあんまり彼の過去を知らないな。 まぁ、当人も聞かれたくなさそうだったから聞かなかったんだけど………。 そういや、あたしの周りにいる人間はここんところ謎の多いやからばっかりなきがする。 たとえば、凶華の家狂乱家族もどうみても普通の家族とは言えない。年齢の計算が合わないことを無視してもクラゲと生物兵器にライオンに猫耳が混ざっている時点で普通とは言えない。 考えてみればベンがどうして変身できるかも知らないしオーフェンが持っている剣に絡みついた竜の紋章はたしか魔術師の最高峰と言っても言い牙の塔の紋章だった。 ここには居ないが、ニコピョン一座も謎が多いしモカの持っている刀も謎だらけだ。(相も変わらず貸してくれない) この事件でほとんどの謎がわかることになるとはあたしは知らなかった。それどころが、事件に巻き込まれていると言うことすら気づいていなかった。 |
34330 | 江戸風騒乱草紙 第二話 六幕目 | kou | 2009/8/22 13:48:11 |
記事番号34288へのコメント k 夏休みも残りわずかそれと同時に宿題も残りわずかです F それは、良かったね。 D この夏の思い出は k あえて言うなら新しいレンタルショップを見つけたことかな G 夏休みの思い出としては間違っていると思うが……… Z 同感だな L ほかに夏休みの思い出って無いの? k 親戚の法事 L さて、開幕です k 無視しなくても………。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 長屋に帰ったあたしは怪奇伝承全集という本を読みながら今日の事を考えていた。 閻禍伝説という話を読みながら、ゼルガディスを聞いているという集団を考える。 まず、その人物達が探しているのはゼルのことで間違いないだろう。ゼルガディスと言う言いにくい名前も珍しいし、そして岩肌とか白ずくめまであると偶然他人の同姓同名の空似とは、考えられない。 まぁ、世の中ヘンに広いけれど………。 翌日、白姫亭崩壊後を見に行くとなんとかこれなら三日後には修復されそうだった。 ゼルも来ていたのであたしは昨日のことを言うとゼルの顔色は見る間に変わった。ここまで、顔色を変えるのは珍しい 「どうしたんですか。ゼルガディスさん」 と、アメリアが心配そうに聞くと 「………いや、………なんでもない」 と、言うが 「いや、とても何でもない顔じゃねえし」 と、様子を見に来たニケ君が言う。その隣にはあたしの付属品にガウリィがいるのがお約束のようにククリちゃんがいる。 「……ま、たしかにそうだな」 と、ゼルは苦笑混じりに言った。 「ゼルガディスさん?」 不安げにゼルを見るアメリアにゼルはちょっと困ったような顔をしたとき 「やっと見つけましたよ。ゼルガディス」 と、声がしたのはその時だった。 振り向くとそこにいたのは真っ赤な男だった。 赤い髪の毛に赤い僧侶服といった目立つ容貌の男。年は三十代ぐらいだろうか………。 全身赤尽くめの僧侶………あたしには心当たりがあった。今日日、五歳児だってしっている超がつく有名人の特徴とあまりにも重なっていたのだ。 「おじさん誰?」 と、ククリちゃんがかわいらしく訪ねる。おじさんと呼ばれても気を悪くした様子のない彼はにっこりと閉じたままの瞳で笑みを浮かべ 「わたしは、レゾと言います。お嬢さん」 と、言った。………レゾ………と、言うことは 「あんたまさか、赤法師レゾ?!」 と、あたしが言う。アメリアも目を大きく開けておどろいている。そして、 『赤法師レゾって誰??』 今日日五歳児だって知っているだろう有名人を知らない一般常識の抜け落ちたガウリィ、ニケ君とククリちゃんが同じように聞き返した。 「………」 あたしは思わず絶句する。ガウリィの脳みそがゆですぎたそうめんでできているのは今に始まったことではないけれど……… 「勇者………じゃなかったニケさん達知らないんですか?! あの、伝説の僧侶赤法師レゾ。盲目の賢者とも言われていて全身を真っ赤な僧侶服に身を包み、現代の五大賢者の一人に数えられているにも関わらずどこの藩にも仕えずに、諸国を回り歩いて怪我人や重病人を数々の奇跡のような魔道で治療している伝説の人ですよ」 と、あたしが言おうとしたこと全部説明する存在感のないニコピョン一座の一人、トマくんがいう。 「なんか、悪役みたいな名前だな」 と、ニケ君が感想を言う。がくりとこけかけるレゾにトマくんにアメリアだが実はあたしもそう思う。 「まぁ、………名前がどうのこうのは別として………。 ゼルガディスさん。レゾ様と知り合いだったんですか。僕、昔僧侶になろうと思っていた頃があったんですけど、………。でも、レゾ様と知り合いだった何って」 「………知り合いも何も、肉親だ」 と、ゼルは忌々しそうに興奮したトマ君にそういった。 ………へ、………肉親? 「レゾの奴は見た目は三十代ぐらいだが、魔道をある程度極めると老化を抑えることもできるらしい。実際、俺が物心ついたときからその外見だったぞ」 と、ゼルに言われてレゾは 「いや〜。まぁ、そうなんですけれどね。いや、昔のゼルガディスはかわいかったですね」 と、笑みを浮かべたまま頭をかくレゾ。 「物心ついた時って一体レゾって何歳なんだ?」 と、ニケ君が聞くと 「さぁな。俺も知らんしレゾも答えようとしない。………たしか、俺の祖父かひい祖父に当たるらしいが」 『んげ』 思わずその場にいた全員がうめいた。 「まぁ、とにかくゼルガディス。良いからいい加減うちに帰っていらっしゃい」 と、レゾはさらにとんでもない事を言ったのだった。 |
34337 | 江戸風騒乱草紙 第二話 七幕目 | kou | 2009/8/23 21:49:57 |
記事番号34288へのコメント F 一つ質問して良い? k 別に良いけれど? F このレゾはお父様じゃないの? L まぁ確かにそれは聞きたいわね。 D たしかに、疑問ですわ k ああ、一応部下Sこと不幸な魔王さんは出ることには出ますが、レゾともついでにルークとも無関係です。基本は北の魔王をベースにして G では、盲目なのは k まぁ、きっと生まれつき目が見えないというのも合ったんじゃないのかなというkouの予想です Z あっそう。 k では、第七幕目 L どうぞ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ことわる。第一、貴様なんぞと暮らせるか」 と、ゼルが吠えるとレゾは 「どうしてですか。何かゼルガディスの気に障ることでもしましたか」 と、レゾが聞くとゼルはぴくりと肩をふるわせると 「しましたか?だと、………どの面さげてそういうことを言うか。 貴様がこの俺をキメラにしたんだろうが」 と、吠えるゼル。………つーか、レゾ……あんたなにやってんだよ。 「いや、暇でしたし………まぁ、一種の愛情表現と言うことで」 「どんな愛情だ」 と、レゾに噛みつかんばかりに怒るゼル………。そりゃなぁ………。 「まぁ怒るわよね」 と、冷静に言う千花 「愛情表現は縛ったり手錠かけたりする事よねv」 それも違うと思うぞ。つーか、あんたの愛情表現というのはそれか? 「あたしも、銀一さんを縛り付けたり手錠かけたりしたわ。この前猫さんにも上手な縛り方を教えてあげたわ。あ、リナさんにも教えましょうか」 「いや………良いわ。」 と、あたしは丁寧にお断りしておく。銀一さんとは彼女の兄の銀夏さんのことだが、………大変だなぁあの一家。 「なぜですか?そもそも強くなりたいと言ったのはお前でしょう」 「キメラにしてくれと頼んだ覚えはない」 「まぁ、そんなに怒っていると血圧が上がりますよ」 「祖父だが曾祖父だがに健康を心配される筋合いは無い」 と、討論している二人の間に入るあたし。そして、 「え〜と、レゾさん。とにかくゼル自身も江戸でちゃんと働いているんですし頭ごなしに帰れと言うのはどうかと思いますけど……。 ゼルも、そうけんか腰はどうかと思うわよ。血縁者でしょ。血のつながりって言うのは結構大切なんだから」 と、二人を止めていたがあたしの目に映ったのは血のつながりというところで千花の顔色が変わったことだった。 白姫亭は休みと言うこともあってゼルはとにかく長屋にレゾとその一行をつて言った。 「………血のつながり………か」 と、千花がつぶやいているのをあたしは、耳にした。そして、 「ねぇ、ちょっと千花。お茶でもしない。白姫亭の女同士で」 と、アメリアと一緒に誘った。ちょっと気になったのだ。血のつながりという言葉でどこか傷ついたような悲しみに満ちたその顔に、………。 白玉抹茶アイスを食べながらあたしは、ため息をついた。 「しっかし、困ったわね。もし、ゼルがレゾと変えるなんて事になったら、白姫亭の板前はだれがやるのかしらね」 「ひどいですよ。リナさん。ゼルガディスさんがいないとさびしくなるじゃありませんか」 「寂しくなるのはアメリアちゃんの方じゃないの」 「な、なにを言い出すんですか千花さん」 と、顔を真っ赤にさせるアメリアだがふと、手に持っていたフルーツ餡蜜を食べるのをやめると 「………やっぱり、ゼルガディスさん。家に帰っちゃうんでしょうか」 と、不安げにつぶやいた。 「まぁ、なんだかんだと言っても家族だしねぇ。血のつながらない他人よりも血のつながった家族が大事とも言うけど、まぁ、ゼルがどうするかね」 「血のつながった家族………」 と、あたしの言葉に反応したのは千花だった。 「ねぇ。千花。あんたの家が普通じゃないのはすでに知っているのよ。 ………なんかあるのあんたの家」 と、あたしが聞くと 「………まぁ、あたしの家族は、子供は誰人取りとして親と血がつながっていないから」 と、千花が言う。あたしは、 「……まぁ、ライオンの帝架君や生物兵器の雹霞にクラゲの月香がとてもあんた達と血のつながりがあるようには見えないわね」 と、苦笑混じりにつぶやいた。そこに、 「教えてやろうか」 と、現れたのは凶華だった。 |
34339 | Re:江戸風騒乱草紙 第二話 七幕目 | 水野 | 2009/8/24 10:11:37 |
記事番号34337へのコメント どうもー水野です >「ことわる。第一、貴様なんぞと暮らせるか」 > と、ゼルが吠えるとレゾは >「どうしてですか。何かゼルガディスの気に障ることでもしましたか」 そら怒りますわ……キメラの体にしたんですからね…… > と、吠えるゼル。………つーか、レゾ……あんたなにやってんだよ。 確かになにやってんだよですねww >「いや、暇でしたし………まぁ、一種の愛情表現と言うことで」 >「どんな愛情だ」 > と、レゾに噛みつかんばかりに怒るゼル………。そりゃなぁ………。 つっこみどころが多すぎですね…… >「まぁ怒るわよね」 > と、冷静に言う千花 ですよねー、わかりますよね★ >「愛情表現は縛ったり手錠かけたりする事よねv」 > それも違うと思うぞ。つーか、あんたの愛情表現というのはそれか? やっぱりこいつも色んな意味でこえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!! >「あたしも、銀一さんを縛り付けたり手錠かけたりしたわ。この前猫さんにも上手な縛り方を教えてあげたわ。あ、リナさんにも教えましょうか」 おいおいおいおいおいおいおいもうどう突っ込めば良いか分からないんだが…… >「なぜですか?そもそも強くなりたいと言ったのはお前でしょう」 >「キメラにしてくれと頼んだ覚えはない」 そう頼む奴も珍しいですがね…… >「まぁ、そんなに怒っていると血圧が上がりますよ」 >「祖父だが曾祖父だがに健康を心配される筋合いは無い」 確かにな爺さんか曾爺さんかどっちかは知らないけど自分よりうんと年上の人に健康を心配されたくないですね…… >「え〜と、レゾさん。とにかくゼル自身も江戸でちゃんと働いているんですし頭ごなしに帰れと言うのはどうかと思いますけど……。 > ゼルも、そうけんか腰はどうかと思うわよ。血縁者でしょ。血のつながりって言うのは結構大切なんだから」 リナさん良い事言いましたね >「………血のつながり………か」 > と、千花がつぶやいているのをあたしは、耳にした。そして、 >「ねぇ、ちょっと千花。お茶でもしない。白姫亭の女同士で」 > と、アメリアと一緒に誘った。ちょっと気になったのだ。血のつながりという言葉でどこか傷ついたような悲しみに満ちたその顔に………。 まぁ……前の家族があれでしたからね…… >「………まぁ、あたしの家族は、子供は誰人取りとして親と血がつながっていないから」 千花と優歌は別ですけどね…… > と、千花が言う。あたしは、 >「……まぁ、ライオンの帝架君や生物兵器の雹霞にクラゲの月香がとてもあんた達と血のつながりがあるようには見えないわね」 そら血のつながりがある方が恐ろしいですよ >「教えてやろうか」 > と、現れたのは凶華だった。 いつの間に現れたんですか…… とりあえず、面白い話です。更新楽しみにしています |
34343 | Re:江戸風騒乱草紙 第二話 七幕目 | kou | 2009/8/24 17:44:25 |
記事番号34339へのコメント >どうもー水野です どうも水野さん。kouです。 >そら怒りますわ……キメラの体にしたんですからね…… まぁ、レゾは悪気はなかったんですよ。(誠意もないが) >>「いや、暇でしたし………まぁ、一種の愛情表現と言うことで」 >>「どんな愛情だ」 >> と、レゾに噛みつかんばかりに怒るゼル………。そりゃなぁ………。 > >つっこみどころが多すぎですね…… > >>「まぁ怒るわよね」 >> と、冷静に言う千花 > >ですよねー、わかりますよね★ > >>「愛情表現は縛ったり手錠かけたりする事よねv」 >> それも違うと思うぞ。つーか、あんたの愛情表現というのはそれか? > >やっぱりこいつも色んな意味でこえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!! > 天然サディストと言われていますから………。あと家族内では女の子しか愛せないという根はないが葉はあるという噂が……… >>「あたしも、銀一さんを縛り付けたり手錠かけたりしたわ。この前猫さんにも上手な縛り方を教えてあげたわ。あ、リナさんにも教えましょうか」 > >おいおいおいおいおいおいおいもうどう突っ込めば良いか分からないんだが…… まぁ、今はあんまりしていないようだぞ。 >>「え〜と、レゾさん。とにかくゼル自身も江戸でちゃんと働いているんですし頭ごなしに帰れと言うのはどうかと思いますけど……。 >> ゼルも、そうけんか腰はどうかと思うわよ。血縁者でしょ。血のつながりって言うのは結構大切なんだから」 > >リナさん良い事言いましたね あ、でも血のつながりがすべてという訳じゃ無いのよ。 >>「………まぁ、あたしの家族は、子供は誰人取りとして親と血がつながっていないから」 > >千花と優歌は別ですけどね…… それでも、優歌との間にも壁見たいのはあるから >> と、千花が言う。あたしは、 >>「……まぁ、ライオンの帝架君や生物兵器の雹霞にクラゲの月香がとてもあんた達と血のつながりがあるようには見えないわね」 > >そら血のつながりがある方が恐ろしいですよ > 人類皆兄弟、地球に住む一つの家族と考えれば………。(無理がある) >>「教えてやろうか」 >> と、現れたのは凶華だった。 > >いつの間に現れたんですか…… 凶華様ですから >とりあえず、面白い話です。更新楽しみにしています ありがとうございます。ところで水野さん………パクリまくっているような気がするのは気のせいでしょうか。 |
34351 | 江戸風騒乱草紙 第二話 八幕目 | kou | 2009/8/25 20:50:59 |
記事番号34288へのコメント k スレイヤーズ熱も徐々に冷めて行きかけている今日この頃にちょっと悲しみを覚えています。 L まぁ、確かにそれに関してはあたし達もちょっと哀しいわね。そろそろ、せれくとが発売されても良いと思っているんでしょ F お母様は良いよね G 後書きという者で出番があるらしいからな Z せれくとでは私たちは絶対に、出番は無いからな D FやGはまだ出番があるから良いわよね。 k では、開幕です。 L あ、スルーした。 ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●●○●○●●○● 声をかけてきた凶華は旦那さんの凰火さんと一緒にいた。 相も変わらず夫婦に見るのは難しい二人だ。 「まぁ、貴様らなら信用ができるな」 と、凶華が言うと唐突に彼女はこう切り出した。 「貴様らは閻禍伝説を知っているか」 閻禍伝説。ちなみに腰やらこぶしやら聞かせた日本古くから聞く演歌ではない。あたしはうなずくと 「それって、あの閻禍伝説のこと? たしか、閻禍とは、今から約千年以上前に現れた存在で……、人間か化け物かそれとも妖怪のたぐいか、はたまた動物か植物か悪魔か神とか呼ばれるべき存在かというのも全くの謎の存在。 ただ、それは数々もの文明を破壊し蹂躙した史上最大の災厄とも言われている存在」 と、あたしが話す。 「へぇ。よくご存じですね」 「こういうのを調べるのすきなのよ」 と、凰火さんの言葉に返したあたしは続きを言う。 「ただ、それが生物だというのは間違いのない事実と思われる。 破壊に蹂躙を繰り返した閻禍は一致団結して戦った人間によって倒された。って、話でしょ」 と、あたしが言うと凶華はにやりと猫のように不敵に笑うと 「まぁ、よく知っている分類かな。しかし、その話には続きがあるのだ」 と、言った。 閻禍はタダでは死ななかった。全身に刀を突き立てられてもなおそれは言葉を発した。 自分を滅ぼした人間に向かって不吉な予言を残したのだ。自分の《子供》が千年後に再びこの世界を滅ぼし蹂躙するだろうと ありがちと言えばありがちな伝説だ。そんな伝説を探せばそれこそ掃いて捨てるほどととは言わないが探せば見つかりそうだ。 「と、まぁどうやらそれがな」 と、凶華はキセルを吸って一言、言った。とんでもない一言を 「事実だったのだ」 と、 言葉を発するのは簡単だが、それに対してどういう反応するかは難しい。 あたしとアメリアが絶句していると凰火さんが続きを言う 「古い数々の遺跡を調べた結果その伝説がどうやら真実………つまり史実だと言うことが判明し………閻禍の子供も真実だとわかったんです。 ですが、とある遺跡に閻禍の肉片………と、言ってもほんの一部ですが、とにかくそれが残っていたんです。それを調べた結果、閻禍の子供が見つかったんですが、」 「が?」 思わずあたしは聞き返す。 「それが、………閻禍の子供と思われる特殊な遺伝子を持った存在がなんと複数見つかったんです」 ………おいおい、 「案の中に閻禍の子供と思われる存在すべて殺してしまえと言う案も出たんですが………」 「そんな」 と、声を上げたのはアメリアだ 「タダの偶然で遺伝子が同じという可能性があるのにすべて殺してしまうなんて、そんなの正義じゃありません」 と、叫ぶアメリアに凰火さんもうなずいて 「もちろん。その案は却下され別の案として《和やか家族作戦》がお粉話得ることになりました」 ………なごやかかぞくけいかく? 「閻禍の子供候補を一つにまとめて互いに関ししあってどれが閻禍の子供かを判別すると言う計画です。 それと、同時に閻禍の子供に今の家族を好きになってもらいこんなすてきな家族が居る世界を壊したくないと思ってもらうという作戦です」 ………そんな、子供向けの童話みたいな作戦でいいのか 「それが、この狂乱家族事、乱崎家だ」 と、凶華が閉めた。 その夜、あたしは今日聞いた事をまとめようとしていたが………どうもまとまらない。ゼルはあの有名人レゾの孫かひ孫で、レゾと一緒に実家に帰ってしまうかもしれなくて、凶華の家は実は閻禍の子供がいるかもしれなくて………。 凶華は、あの時、………橋の上殺人事件と幼女誘拐事件であった奴らなら話しても良いと言っていたが、それを簡単に言えるほどあたしは面の皮は厚くない。 ったく、どうすれば良いのだ。 と、考えていたらいつの間にか眠っていたらしい。夢の中で凶華が怪獣の着ぐるみをきて口から炎をあげて江戸を焼け野原にしていて、ゼルがレゾと一緒に実家に帰るという訳のわからない夢を見た。 ………ゼルや凶華に言うと怒りそうだなぁと、目が覚めたそう思った。 |
34361 | 江戸風騒乱草紙 第二話 九幕目 | kou | 2009/8/27 18:31:37 |
記事番号34288へのコメント L へぇ〜狂乱家族ってそういう目的のために作られた家族なのね k ええ。割と過去は暗い者ばかりですよ D ……ほかの人達は何もない過去というわけではないんでしょ。 k まぁ、オーフェンは知っている人も多いけれど………まともな過去と言えないし、モカも過去はけっこう食わせもので、………。 F ……ベンとニケとククリの方は、……… k ………まぁ、ガキが背負う人生は薄いからそんなに重い過去はない。 D ……優歌ちゃんと同い年かやや年上か年下だと k 優歌ちゃんが特殊なんだい……。あんな過去持ったガキが有象無象いてたまるか G どんな過去だ k それは、本編で……… @^@^@^@^@^@^@^@^@^@^@^@^@^@^@^@^@^@ 朝起きて顔を洗っていると、長屋の住人以外の住人が居た。……珍しいこともあるもんである。なぜかこの長屋は、近づくと危険江戸の危険魔境スポットとして数えられているのだ。 住人が普通じゃないからなぁ………。あたしは、普通だけど……。 (kou どこがだ!!) 真っ赤な女性だ。あたしが見ているのに気づくとぺこりとお辞儀した。よく女の従業員が着る服を着ている。 「はじめまして。オゼルと申します。レゾ様の手伝いをしてます」 「リナよ。レゾの弟子というわけ?」 と、あたしが言うと 「あ、リナさん。ねぇ、ゼルガディスさんが長屋を出るって本当?」 と、ブルマンが話しかけてきた。そのすこし向こうにはキリマンが菜っ葉を包丁で切っていてその隣では味噌汁を作っている。 たぶんモカは寝ているんだろうな………。ほっとくと昼間まで寝ているらしいから………。 「ん?さぁ」 と、あたしが肩をすくむと 「レゾ様はそれを望んでいます」 と、オゼルが答える。 「そうは、言ってもゼル自身の意見はどうなのよ」 と、あたしが言うとオゼルは困ったような顔をした。 昼頃、あたし達は一番物の少ない(ようするに、貧乏)オーフェンの部屋に集まった。あたし達とは長屋の住人ゼル以外だ。 「ゼルが長屋を出るとどうなると思う」 と、オーフェンは鋭い目つきをさらに細めて言う。 「まぁ、………白姫亭の板前に困るわね。客もまともなのこないし」 と、あたしが言うと 「まぁ、それも問題だ。なぜか俺が普通に店に入ろうとすると客が逃げるからお断りとかいう文字すら出ていることあるからな。それに、あいつたまに俺が店で、『はらへった〜はらへった〜三日も食っていない〜』と、十分間ぐらい言い続けているとまかない料理をくれるからな」 あんた………そんな事してたかっとたんか………。あたし達が哀れむような眼差しにすこし頬を赤らめてオーフェンが言う。 「さらに、問題なのはもしも長屋の家賃をちゃんと払う人間が減ると俺みたいにちょっとため込んでいる人間の風当たりがさらに強くなると言うことだ」 「なるほどそれは問題や」 と、うなずくモカ。………あんたら………。 「それに、あいつと一回ケンカしたかっとにまだしとらんで」 と、モカが不満げに言う。まぁ、ゼルも刀をそこそこ使うからな 「第一、ゼルの年なんぞくわしくはしらんがもう十分大人だろ。 親元離れて暮らしていたって別に問題ないはずだぞ。ククリやニケを見ろ。長屋に通っているはずの年なのに旅していて親はなんにも言っていないぞ」 「あ〜。いや、俺の家ちょっと普通じゃなくて………」 と、ニケ君が言いにくそうに言う。 「いや……俺とククリ。旅芸人として旅しながら妖怪退治屋を一応やっているだ。闇魔法結社と光魔法結社に頼まれて………。で、俺の親父はその………なんというか………勇者マニアで俺を勇者として旅立たせようとあの手この手で………。昼寝してれば旅立て勇者よと夫婦そろって耳元で歌を歌う。 勇者ランチという料理を作るんだけど、おかずが地図になっていて毒が入っていて………」 よく生きていたな。 「旅立たないと命の危険を感じた」 ………ニケ君も大変だなぁ。こんど料理もっていってあげよう。 「でも、問題はゼルの意志よ。とにかくがゼルどうするのかを知らないと……」 と、あたしの言葉に全員が黙った。 |
34369 | 江戸風騒乱草紙 第二話 十幕目 | kou | 2009/8/29 16:21:01 |
記事番号34288へのコメント k よっし、余裕で宿題終了した。 L たしか賞に応募する小説は k 今年は受験生だしね……… D あっさりあきらめましたね F 根性無いね Z その程度の夢か k もしかしたら、締め切りに間に合わないかもしれないと言う意味であきらめたとは言ってない。手直ししているだけでぎりぎり間に合うかもしれないし G ぎりぎりか k じゃかましぃぃぃ :/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/:/ それほど珍しくない寺子屋を見ていると、わいわいと子供が集団で帰る。 その途中、そいつはいた。 「じゃ、相撲スラ……」 と、隣のどっかのだれか(名前は知らない)と会話をしていたベンをレイウィングで有無を言わさず連れて行く。 誘拐とかは言わない方向で すっ飛んでいく際に、高度と飛行早さと重さが比例するそれは、ベン君を多少引きずったがまぁ、たいした問題じゃない。 「ずべぇべぇぐべぇひょへ」 と、悲鳴のような声を上げている気もするが、……。 ある程度飛んだ後術を解除する ベンくんはしばらくぴくぴくとしたあと、がっばと起き上がり 「いきなりなにするんだぁぁぁぁ」 と、吠えた。 「正義のヒーロー少し頼みたいんだけど」 「頼み事するのに、人をずりずり高速で引きずって言うな」 と、短気に吠えるベン君だ。 「男の子でしょ。そんな事で怒らないの」 「男の子とか女の子とかは関係ないと思うけど………」 と、言ったのはベン君じゃなかった。いつの間に現れたのか雹霞君が居た。 「気のせいよ」 と、あたしがきっぱりと言い、 「ところで、なにしに来たの」 「優歌に頼まれてさっぱり突然引きずられていったベンをさっぱり探しててと、言うお願いを聞いていたの」 と、答えた。 「むぅ、まるで人を誘拐犯みたいに」 「似たようなものでしょうが」 と、おそらく連絡され来たのだろうグヴェンちゃんに優歌ちゃんのクリーオウちゃんにマジック君が居た。 「どうしたんですか。リナさん」 と、マジック君に言われ 「いや、ベン君の『友人』なら盗み聞きしてくれる奴もいるかなっと」 と、あたしは事の経緯を説明し始めた。 要するに、話し合いがどういう風に行われているのかぐらい知りたいがその場に行くわけにも行かない。 進入経路もそうない普通の長屋。魔術で映像を受信することはできるが声を受信できなければ無意味。 なら、盗み聞きができる奴を考えて 「たしかに、グレイマターなら簡単だけどさぁ………。やっぱ血のつながった家族と一緒似るのは普通じゃないの」 と、ベン君が言ったとたん ぼきゃ と、ベン君の頭をぶん殴ったのは優歌ちゃんだった。 「………お母さんが言っていた。本当の家族なら離れていても心は家族だ。って、あと、それから、家族を幸せにできない身内は他人以下だって」 その声には、どこか悲痛さが込められていた。 「血がつながっていたって………家族じゃない人だっているよ。さっぱり無関係でいたい人だっているんだよ」 その言葉は、子供の言葉とは思えないほど厚みがあった。 結果的にベン君は頼みを聞いてくれた。 |
34383 | 江戸風騒乱草紙 第二話 十一幕目 | kou | 2009/8/30 22:05:57 |
記事番号34288へのコメント k ふっ、どうだ。応募できたぞ。 L そんな、小説家を目指している人間なら最低限のレベルで威張られても k うぐっ F 応募するのにお金が足らないと言うことになりそうになったくせに k じゃ、じゃかましぃ。今月はスレイヤーズのDVDに別のDVDボックスを買ってお小遣いがそこをつきかけているんだ。 D ちっとも自慢できませんけれど Z 貧困無計画 k し、失礼な G で k じゃかましぃ。いい加減開幕するぞ G ………せ、………台詞………。 $#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$ グレイマターは壁を張り付いて上へと進んでいく。グレイマターは手のひらサイズの小さな小人のようだった。 グヴェン曰くグレイマターはベンと違って頭が良いらしい。 ベンは文句を言っていたが………。 しばらく、それを凶華ちの能力で盗聴………わかりやすく言えばベン君の聞いている音を携帯電話で凶華ちが受信してそれをあたし達に発信しているということだ。 『だから、もう。俺は一人で生きると言っているだろうが』 『最近の江戸は物騒ですよ。一人暮らしなんて危なすぎます。あなた、特殊能力使用許可書持っていないでしょ』 『残念だったな。俺はもう持っている』 『おや、本当ですね。……しかし、最近の江戸はどうも物騒ですよ。爆破やなぞの大災害が相次いでいるらしいじゃないですか』 ………レゾ………。それは、あたし達がたいてい元凶だったりするんだよ 『今までは、巻き込まれなかったようですが、もしも巻き込まれたらと思うと怖いんですよ』 すでに巻き込まれまくっているんだが………。 『たしかに、お前は強いですけれど………周りの人に迷惑をかけてしまうかもしれませんし………』 どっちかというとこっちが迷惑をかけているという気がしないでもないんだけれどなぁ 『いや………どっちかというと俺の方が巻き込まれている気が……』 と、ゼルがうめく……。 ん〜、 『それに、老い先短い祖父………でしたっけ曾祖父だった気も………とにかく、たった一人の肉親なんですよ。 もう少し、一緒にいたって良いじゃないですか』 ――――ふざけた事言って居るではないか―――― 突如として会話の中に凶華の思念が混ざった。 そのとたん、凶華は隣の部屋のニケとトマの部屋から出ると、どすどすと地響きたてて向かい。 「ふざけるなぁぁぁっぁぁぁ」 と、乱入した。 ………だぁぁぁどうしてそうなる その時、屋根裏が赤く光り、ベンが落ちた。 ………あ、時間制限忘れてた。 |
34392 | 江戸風騒乱草紙 第二話 十二幕目 | kou | 2009/9/2 19:03:34 |
記事番号34288へのコメント k インフルエンザに気をつけなきゃいけない受験生kouです。 L 学校の先生にも言われたんだっけ k はい。インフルエンザたしか春か夏にもはやっていたような気がします。 F 季節外れにもほどがあると思うけれど………。 D そう言えば、kouの学校八月末に学校閉鎖になったんですってね。 k そうらしいですね。と、言っても部活動や先生方しか関係なかったでしょうけれど Z 三年生のお前には無関係か k いえ、受験生ともなると今病気は困りますから。就職希望の人達は丁度今が一番大変でしょうし L ま、体に気をつけないといけないという事ね。あたしも美人薄命と言うから気をつけないと G ………美人薄命って………。 ・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・ 突如乱入した猫耳少女の凶華に天井から降ってわいてきたベン君と言うどう説明すればわからない光景にレゾはさすがにおどろいていた。 ゼルはため息をついていたけれど………。 「ど、どちら様でしょうか………?」 と、レゾが凶華に聞くと 「凶華様だ」 と、全然説明になっていない説明をする凶華にレゾは案の定眉をひそめたが、 「………キョ……もしかして地下帝国のキャウキァさんですか」 と、聞いたことのない名前を言った。 しかし、その言葉を聞いて凶華は眉をひそめた。 「今は、凶華だ。」 と、ぶっきらぼうに言う。………『今は』? それは、キャウキァと言うのが自分と言うことか?もしかして、和やか家族計画とやらに関係があるのだろうか 「ただの通りすがりだが、肉親であることを強調するのはどうかと思うぞ」 と、上から目線で凶華はそう吠えた。 「そもそも、ゼルも貴様なりにとっとといやならいやだと言ってしまえ。 そもそも、家族ならなにがあっても一緒だろうが!! 離れてしまった程度で壊れてしまうほどやわな家族ならそんなのとっとと壊してしまえ」 と、凶華は吠えた。 ちなみに、忘れていたがベン君は部屋にいたオゼルに包帯を巻いてもらっていた。 |
34402 | 江戸風騒乱草紙 第二話 十三幕目 | kou | 2009/9/4 17:57:54 |
記事番号34288へのコメント k ああ、書くことがないと言うことで本編へ L F Z D G おい、 #$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$#$# とにかく、凶華を引っ張ってあたし達はその場を退場した。 まぁ、凶華が言うことも一理ある。あたしだってゼルより年下だけど親元離れて暮らしている。 こんな事で、父ちゃんと母ちゃんそれに姉ちゃんと離ればなれになったとは思ってない。 まぁ、凶華が吠えるのは自分の家族が特殊だからだろうか………。 不機嫌そうに凶華が帰った後あそこの家についてあたしは話した。 「なるほどなぁ」 と、オーフェンが言った。 「どうりでギルドでもあの一家のこと知っていたはずだね」 と、ブルマンがつぶやいた。 「ギルドってあんた達ギルドに所属していたの」 あたしの質問に、 「ん?まぁ、一応。と、言ってもまじめじゃなくて不真面目な一員なんだけどね」 と答えた。 「いやぁ〜。リナさん達もご存じだったんですね」 と、声がしたのはその時だった。 「ゴキブリ役人」 「あやしいやつ」 「笑顔の腐れ外道」 あたし達の呼び名にゼロスは眉をひそめて 「そう言う呼び方をしますか………。 ゼロスですよ。なんか、出番少ないんですからちゃんと呼んでください」 と、叫ぶ。そして、 「まぁ、乱崎家のこと知りたくありませんか」 と、にっこり笑みを浮かべて言った。 狂乱家族事乱崎家は実は名前すら本名ではない。法的にも公式的にもようするに戸籍上完璧にその名前なのだが生まれたときに名付けられた名前は違う。 例外は凰火さんだ。彼は監視の役目のため彼の姓に名前は変わらなかった。 凶華は、本名をキャウキァと言う。地下深くにある地下帝国という特殊な国で拾われ神として育てられていたと言うことだ。なんでも、地下帝国は閻禍を神様と思い込んでいて預言の森に預言の日に見つかった赤子の凶華を閻禍の子供と思って育てたらしい。 生まれたときから神様神様と呼ばれ支配者として育った彼女。………そりゃ、あれだけ偉そうになるわな。 続いて長男の銀夏。実は彼の本名は銀一。千花が呼んでいた名前は本名の方だったのだ。 しかも、フルネームは黄桜銀一。あの、老舗のヤクザ本家黄桜の跡取り息子だ。なんでも、幼い頃から男らしくあれと言われその反動でオカマ化したらしい。 あと、どうやら閻禍の子供の遺伝子は血筋とかを問わないらしく黄桜の家で閻禍の子供の遺伝子を持っていたのは彼だけだったそうだ。 つづいて千花。彼女の本名は千子という。名字を聞いて正直言っておどろいた。姫宮という名字にはあたしは聞き覚えあった。 普通に知れ渡っている名字だった。………ガウリィは知らなかったけれど………。 不可解宮(わからずのみや)と言う大財閥がある。その大財閥の分家の一つだ。 不可解宮の持っている全財産はかるく世界中に回っておいるお金の9割とまで言われている。だが、不可解宮は穏和で有名だ。 だが、姫宮は違う。金儲けのために血を売り肉を売り俗に言う死の商人だ。 戦争や犯罪で儲けて血みどろの方法で金儲けをしている。とはいえ、少し前にその家は何かの事件で爆破されその時の借金で解体したと聞く。 続いて優歌ちゃんも姫宮の子だ。ようするに、千花と優歌ちゃんは正真正銘の姉妹と言うことだ。 本名は零子と言う。こうしてみると姫宮は子供の名前に無頓着のようだ。 姫宮は商売柄ストレスをため込むらしい。ストレスをためるぐらいならやめればいいのに………。 下へ下へストレスを虐め………虐待と言う形で発散していて、末の子供………を虐待し続けていたと聞く。 優歌ちゃんがそうだったらしい。それを聞いてグヴェンちゃんが常に長袖を着ていたと言うことをつぶやいた。 そして次に帝架君。 ライオンが普通にいる地域に住んでいたらしいがそりゃそうだ。 なんでも、褐色皇帝という一族で彼以外は一夜にして全滅したらしい。なんでも、あと一匹雌で生き残っているらしいが………。 雹霞君。本名………と、言うよりも公式番号といった方が良いだろう。 黒の十三番という番号で呼ばれていて、ある災害から守るための兵器として作られたが暴走して眠りについていたらしい。ちなみに、閻禍の肉片から作られたため厳密には閻禍の子供ではない 最後に月香だが………。 なんでも超常現象対策局のそこそこ偉い人が休みの日趣味の磯釣りをしていたら、信じられないほど大きなクラゲを釣り上げて、酔っていた弾みで調べてみると閻禍の子供という結果が出たので見なかったふりもするわけにも行かず和やか家族計画に加えられた。 『月香の説明だけふざけているとしか思えないんだけど………』 全員の突っ込みにゼロスは困った顔をした。 |
34410 | 江戸風騒乱草紙 第二話 終幕 | kou | 2009/9/6 17:33:30 |
記事番号34288へのコメント k ようやっといろんな謎を発表できた。 L ああ、そう言う意味だったんだ。 F 無意味につけた題名だと思っていた。 G 同感 k やかましぃわ Z キャラクターの名前とかを考えるのが直感か何かの本からだからな D 期待するのが間違いですわ。 k やかましぃ。では十四幕目どうぞ。 ・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・¥・ 「それでどうしますか」 と、ゼロスはいつもと変わらぬ笑みを浮かべて聞いた 「なにが?」 と、ククリちゃんが首をかしげて聞くと 「彼らは普通ではありませんよ」 あんたが言うなよ………。一度、本気でファイヤー・ボールをぶつけたのに平気でいたくせに………。 「危険な閻禍の子供かもしれない。世界を滅ぼす災厄の種かもしれない。そんな彼らをどうするんですか」 「くっだらんな」 ゼロスの言葉にモカはそう切って捨てた 「親や遺伝子や生まれが関係あるんか。別に当人が世界を滅ぼそう年取るとは思えへん。そりゃ、過去いろいろあったかもしれヘンけれど過去に何もせおっとらん奴なんぞおるわけない」 その言葉にあたしもうなずく。良い意味でも悪い意味でも人は何かを背負って生きているのだ。それが家の育ちとか過去の罪とか誇りとかプライドとか、何も背負っていないのはいない。 「ま、それにこのメンツにふつうな奴っている?」 と、ブルマンがそう言った。その通り。 ゼロスはにっこり笑みを浮かべたまま肩をすくめて 「そうですか。では」 「その前に一つ聞かせてくれねえか」 去ろうとしたゼロスを止めたのはオーフェンだった。 「どうやってそこまで詳しい情報を手にしたんだ」 その言葉にゼロスは笑みを浮かべて 「それは、………秘密です」 と、おきまりの台詞を言ったのだった。オーフェンの熱衝撃波が長屋の一部を爆破したのは、気持ちはわかったりする。 ゼロスの情報網は油断できなかったりする。たとえば、あたしの故郷の姉のことも知っていた。おどろき桃の木山椒の木だ。(微妙に古い) まぁ、おどろかなかったと言えば嘘になる。まぁ、まともな人生を送っていないというのはわかる。というか、たとえまともな人生を送っていたとしてもあの家族の一員となればまともな人生からは思いっきり踏み外しているという説があるが……。 とまぁ、考えても意味がない。あたしの周りの人間は過去もどうのこうの行っても無意味なくらい奇人変人変わり者が多い。 そんな過去やら出生やらを気にするよりこれから先の事を考えるべきだ。 ゼルは長屋に残ることになったが、毎日のように過保護なレゾから手紙がきて困っている。 ゼル自身もここに残りたいと言ったとのことだ。ちなみに、凶華がなんでもどさくさに紛れてプチ凶華という特殊な人形。(凶華をミニマムサイズにしたからくり人形)を使って調べたところに言うとなにか残りたい理由があったらしい。それを聞く前にゼルに見つかってプチは破壊されかけたとのことだ。 まぁ、だいたいどうしてなのかはゼルとアメリアのやりとりを見ていると想像がつくのだが………。 白姫亭は見事修復していつも通りの日常だった。 秋の月見をしようと凶華が言い出すまでは………だったが………。 だが、気にすることはない。なにしろ、日常だって十分お祭り騒ぎのヒビなのだから……。 |
34429 | Re:江戸風騒乱草紙 第二話 終幕 | 水野 | 2009/9/9 19:08:57 |
記事番号34410へのコメント どうもー、水野ですー >「それでどうしますか」 > と、ゼロスはいつもと変わらぬ笑みを浮かべて聞いた >「なにが?」 > と、ククリちゃんが首をかしげて聞くと >「彼らは普通ではありませんよ」 お前は魔族だけどねwww > あんたが言うなよ………。一度、本気でファイヤー・ボールをぶつけたのに平気でいたくせに………。 確かに普通は焦げるのにね >「危険な閻禍の子供かもしれない。世界を滅ぼす災厄の種かもしれない。そんな彼らをどうするんですか」 >「くっだらんな」 > ゼロスの言葉にモカはそう切って捨てた >「親や遺伝子や生まれが関係あるんか。別に当人が世界を滅ぼそう年取るとは思えへん。そりゃ、過去いろいろあったかもしれヘンけれど過去に何もせおっとらん奴なんぞおるわけない」 モカ良い事言った!!かっくいー!! > その言葉にあたしもうなずく。良い意味でも悪い意味でも人は何かを背負って生きているのだ。それが家の育ちとか過去の罪とか誇りとかプライドとか、何も背負っていないのはいない。 >「ま、それにこのメンツにふつうな奴っている?」 居ないねvv > と、ブルマンがそう言った。その通り。 > ゼロスはにっこり笑みを浮かべたまま肩をすくめて >「そうですか。では」 >「その前に一つ聞かせてくれねえか」 > 去ろうとしたゼロスを止めたのはオーフェンだった。 >「どうやってそこまで詳しい情報を手にしたんだ」 > その言葉にゼロスは笑みを浮かべて >「それは、………秘密です」 > と、おきまりの台詞を言ったのだった。オーフェンの熱衝撃波が長屋の一部を爆破したのは、気持ちはわかったりする。 > こらこら…… > ゼロスの情報網は油断できなかったりする。たとえば、あたしの故郷の姉のことも知っていた。おどろき桃の木山椒の木だ。(微妙に古い) > まぁ、おどろかなかったと言えば嘘になる。まぁ、まともな人生を送っていないというのはわかる。というか、たとえまともな人生を送っていたとしてもあの家族の一員となればまともな人生からは思いっきり踏み外しているという説があるが……。 > とまぁ、考えても意味がない。あたしの周りの人間は過去もどうのこうの行っても無意味なくらい奇人変人変わり者が多い。 > そんな過去やら出生やらを気にするよりこれから先の事を考えるべきだ。 > ゼルは長屋に残ることになったが、毎日のように過保護なレゾから手紙がきて困っている。 > ゼル自身もここに残りたいと言ったとのことだ。ちなみに、凶華がなんでもどさくさに紛れてプチ凶華という特殊な人形。(凶華をミニマムサイズにしたからくり人形)を使って調べたところに言うとなにか残りたい理由があったらしい。それを聞く前にゼルに見つかってプチは破壊されかけたとのことだ。 > まぁ、だいたいどうしてなのかはゼルとアメリアのやりとりを見ていると想像がつくのだが………。 > 白姫亭は見事修復していつも通りの日常だった。 > 秋の月見をしようと凶華が言い出すまでは………だったが………。 > だが、気にすることはない。なにしろ、日常だって十分お祭り騒ぎのヒビなのだから……。 第三話楽しみにしています。 |
34430 | Re:江戸風騒乱草紙 第二話 終幕 | kou | 2009/9/9 19:30:27 |
記事番号34429へのコメント >どうもー、水野ですー レスありがとうございます。kouです >>「彼らは普通ではありませんよ」 > >お前は魔族だけどねwww > 一応、それは秘密ですから まぁ、次回でそれを書こうと思ってますが >>「危険な閻禍の子供かもしれない。世界を滅ぼす災厄の種かもしれない。そんな彼らをどうするんですか」 >>「くっだらんな」 >> ゼロスの言葉にモカはそう切って捨てた >>「親や遺伝子や生まれが関係あるんか。別に当人が世界を滅ぼそう年取るとは思えへん。そりゃ、過去いろいろあったかもしれヘンけれど過去に何もせおっとらん奴なんぞおるわけない」 > >モカ良い事言った!!かっくいー!! かっこいいですね。まぁ、そう言うのを気にするようなキャラはここには居ないと言うことで >> その言葉にあたしもうなずく。良い意味でも悪い意味でも人は何かを背負って生きているのだ。それが家の育ちとか過去の罪とか誇りとかプライドとか、何も背負っていないのはいない。 >>「ま、それにこのメンツにふつうな奴っている?」 > >居ないねvv 普通なんて言葉はたぶんどっかに落としてきたんでしょうね >第三話楽しみにしています。 ありがとうございます。まぁ、別口の連載の方が気に入っているのでいつになるかはわかりませんが………。 |