◆-アムネジアたちの饗宴-つなみ(7/24-10:30)No.3592
 ┣Re:アムネジアたちの饗宴-松原ぼたん(7/25-15:36)No.3603
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3592アムネジアたちの饗宴つなみ 7/24-10:30

 はじめまして、つなみといいます。いつも楽しくこちらの小説、読ませていただいてます。で、今回はずうずうしくも書き手として仲間にいれてもらおうかなと思いまして、ガウリナなのを一個、載っけさせてもらいにやってきました。お暇な方、どうかしばらくお付き合いくださいませ。
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アムネジアたちの饗宴

 私は美少女天才魔道師、リナ・インバース。まだ見ぬ未来に不安を感じたりはしない。魔族の脅威にさらされても決して怯えるようなことはなかった。
それなのに。いつからだろう、そうでなくなってしまったのは。ガウリィを想うとこんなにも胸が痛くなるようになってしまたのは。
 だけど、今日は大丈夫なはず。
その日、私達はとある事件を片付け祝杯なんかをあげてなんかしていたりする。
騒ぎに乗じて私はほんの一時でもそんな不安から逃げられるはず。

「ところで、どんな関係なんだあんたら?」
その宿屋の主人はかなりの話好きらしい。追加注文した料理をテーブルの上へ並べながらそう尋ねてきた。すでにかなりの酒がはいっていたせいか、
「俺とミリ−ナはもちろんラブラブな恋人同士」
 ルークが軽い調子で答えた。
「だれがラブラブですか」
酒が入っているにもかかわらずしっかりミリ−ナが突っ込む。
「俺はこいつの保護者」
「のガウリィと、その妹のリナは伝説の剣をもとめて三千里」
リナがいつになく陽気な調子で言ってそのおっちゃんに酒をすすめた。
「ほう。しかしあまり似てないようだが…」
きゅっとあけたグラスにリナがまたしても酒をなみなみつぐ。
「だって私達異父母兄妹だもん」
「??そうか、そうか…そりゃ、苦労しただろう」
わけがわからないままに良い具合に酔いのまわった親父がふむふむと頷いた。
「おい、妹って」
ガウリィの呆れたような声もどこ吹く風でリナがこそこそっと言い返す。
「なによお、私、ウソはいってないわよ」
 確かに、ウソは言っていない。異父母兄妹=母も父も異なる=他人、なのだから。
「それにい、最初に‘お兄さん’って言ったのはガウリィからだもん」
「――― 言ったっけ?」
ガウリィがとことんガウリィらしい返事を返した。
「言ったもん、‘お兄さんにまかせな’って。会ったばかりの頃に」
 宿屋の親父を巻き込み深夜遅くまでドンチャン騒ぎは続けられた。

「頭、痛え」
ルークが二日酔いの頭を抱えながらいった。すでに昼をいくばくか過ぎているがまだミリ―ナもリナも起きてこない。
「あんた、なんともないのか」
向かいの席で平然としているガウリィにルークが妬ましげに言った。
「ところどころ記憶がない」
「あんま、普段とかわらねえな。…今回は俺も記憶が途中から吹っ飛んでるんが」
ガウリィが苦笑をうかべた表情を笑顔にかえて、
「よお、目が覚めたか」
階下に下りてきたリナとミリ−ナのほうを向いた。が、こちらも見事な二日酔いらしい。リナが青い顔でギロリとルークをにらんでそのそばを通り抜けるとガウリィの隣の席へストリと腰をおろした。
「大丈夫か、リナ」
 ガウリィに返事をするかわりにリナが大声で言った。
「おっちゃん、メニューにのっている料理、上から下まで全部一皿ずつ!」
ミリ−ナとルークはもちろんガウリィも呆れた。が、ガウリィが呆れたのは、ルークやミリーナとは違う理由からだった。
「おまえ。横着な注文のしかたするなよ」
ミリ−ナとルークがガウリィの台詞にひっくりかえったのは言うまでもない。
食欲があったのはガウリィとリナだけだったのだがあっという間に皿は空になった。それを見届けたウエイトレスが4人分のデザートと香茶を運んできた。リナがそれに口をつけながら、ドサリと机の上に皮袋を置いて言った。
「ガウリィ、これ」
「これって…??」
袋にぎっしりつまっているのは金貨。
「しばらくここに滞在するから……ガウリィは」
そこで言葉をきって、リナが笑顔をうかべた。
「このお金、あげるから、町で素敵な女の娘とでも遊んでらっしゃい」
ガウリィがぶうっと香茶を吐き出した。
「げほっ。リ、リナあ??」
ガウリィがリナの真意をつかめずにつめよったがつーんとリナは横を向いてしまった。
「よく考えたらさあ、今まで、お金、一切私が管理してたから。それじゃ、ガウリィひとつも遊べなかったでしょ。いくら付き合い長いって言っても、保護者を自称している相手に女と遊ぶためのお金をくれ、なんて言えないわよね」
 ガウリィが困ったように頭をかいた。
「いきなりどうしたっていうんだよ」
「昨日のこと覚えてないの?―――ここの宿屋のおじさんがガウリィにどういう話の展開からかわからないんだけど‘お嫁さんはいるのか’って聞いて、そしたら、ガウリィが’こいつがいるから‘なんて言っちゃってさ。おかげでおっちゃんに力説されちゃったのよ。そりゃいかん。大の男が妹にだけかかりっきりでどうするって」
「だからってなあ。……妹に女と遊ぶ金もらってはいそうですかって納得する兄ちゃんはいないと思うぞ」
リナが人差し指をガウリィの目前で振りながらチッチッチと舌を鳴らした。
「このまま私の自称保護者を続けたらどうなると思うの。私が23歳なったころにはガウリィはもう30のおっさん。そのときになって慌てても遅いでしょ。妹としてこれでもお兄ちゃんの行く末を心配してあげてんのよ」
リナほど言葉に達者でないガウリィが言い返す言葉をうまく見つけることができずに口をとざしてただリナを見つめた。ガウリィの蒼い瞳が困惑していた。ただリナがその言葉を取り消してくれることだけを待っている。リナがボソボソと口を動かした。ガウリィがそれを聞きとろうとその口元に耳を寄せた。
「……ぐずぐずしてないでさっさといってこいっ!!」
ガウリィが耳を押さえてひっくり返る。
「まだ、行かないって言うなら…」
リナの指先に小さな光点が集まり始めた。
「わかったよっ。行けばいいんだろ、行けばっ。後で怒るなよ」
「なんで私が怒らなくちゃなんないのよ」
ガウリィの捨て台詞にリナがベーと舌を出した。ムッとした顔ででていくガウリィの背中を見ながらリナがルークに、
「悪いけど、これ」
ガウリィが忘れていった金貨入りの皮袋をわたした。
「あのなあ、なんで俺がこんな馬鹿馬鹿しいことに巻き込まれなきゃないんだよっ」
「貴方にも責任があるから」
 ミリ―ナの冷ややかな声が響いた。
「お、俺?…なんかしたか??」
ミリ―ナにはとことん弱いルークが尋ねた。
「覚えてないのね、昨晩のこと。ここのおじさんとすっかり意気投合しちゃって一々相槌うってたのよ」
言われてみれば。
こんな胸のないガキの面倒をみなきゃならないなんて同じ男として同情するぜ、とか。
あんな融通の利かないガキが見張ってるんじゃ遊べないだろ、とか。
いろいろ言ったような気がする。階下に下りてきたリナににらまれた理由がわかって救いをもとめてルークがミリ―ナの方へ視線をむけた。突き刺すようなミリ―ナの視線にどっと脂汗がでてくる。
「わかった、行ってくる」
「なんなら、貴方も遊んできていいわよ。男の女遊びは世の中の義務らしいから」
ルークの背中にミリ―ナの声が刺さった。酔った勢いだったんだ、と弁明してもとても今は聞いてもらえそうにない。すごすごとガウリィの消えた方向へルークが歩き出した。
「さて、と」
ミリ―ナと向合わせになったリナの表情にはさすがに屈託が残っているもののその声は以外に明るい。空元気というやつかもしれないが。
「どうするの?」
起きた時間が遅かったせいもあってすでに夕暮れである。しかし真夜にいたるにはまだ長い時間がかかりそうだ。ミリ―ナの質問にリナが弱々しく笑った。
「そうね。…やっぱり二日酔いの朝は迎え酒でしょ」
「もう、朝じゃないわ」
ミリ―ナが冷静につっこむ。それから小さく笑ってつけたした。
「私も付き合おうかしら」
 

「だからあ」
リナが紅い顔でミリ−ナに抱きついた。どうもリナには酔うと接触癖があるらしい。ミリ−ナが苦笑を浮かべながらその背中をかるくたたいた。
「あいつがわるいのよ、あいつがっ」
あいつってのは、ガウリィのこと。バタンと背後の扉が開いてその当の本人が戻ってきたのだがリナはそれに気がつかない。ミリ−ナがその様子をうかがうとガウリィの方もかなり飲んでいるらしい。れいによってそれはあまり表面からはわからなかったが一人では歩くこともできなくなってガウリィに背負われて帰ってきたルークの状態からそう推測した。
「あいつってば、一個も自分の昔の話、しないんだもん。結構長い間一緒にいるのにさ、私、ガウリィの故郷がどこなのかさえしらないのよっ」
「今更、故郷なんか知ってどうするの?」
ミリ−ナがガウリィにも聞かせるために的確な方向をもつ質問をしてやる。
「…これからさきもガウリィといつまでも一緒にいれるとは限らないから。私さあ、どうしたわけか魔族とかかわる機会がやたら多くてさ、ガウリィみたいな剣一本を命綱にしてるような奴にはきついヤマに巻き込まれることがすくなくなくって。―――やだから、さ、ガウリィが私の目の前で死んじゃったりなんかしたら。もっと、最悪なのは私のせいで死んじゃったりされると…。だからあ、そう遠くないうちに別れるときがくると思うんだ。でもさ、そのうち落ち着いたときに懐かしくって、会いたいなって思うときがきてもその時にはどこにいるんだか全然検討もつかない。…私、故郷に姉ちゃんがいるんだけど、戻るとね、いつもそこにいてくれて向かえてくれるんだよね。だから」
さっきから接続語がすべて‘だから’になっている。言葉を選択するなどという知恵がまわらない分、その言葉は普段ないぐらい素直なものだ。
ガウリィがルークを肩から床へ落とした。
「ガウリィも、どっかで待っててくれないかなあって。……すっごい勝手なこと言ってるのはわかってるんだけど」
リナの瞳からあふれた涙にガウリィが唇をあててそれをなめた。リナにかかる髪が炎の光に照らされて金色にきらきらと輝く。
「…きれえ。ガウリィの髪みたい」
 リナの夢見ごちなその口調にガウリィが苦笑をうかべた。ミリ−ナが手をふって酔いつぶれたルークを部屋へ運ぶためそこから姿を消す。
「待ってなんかやらない、一緒に行く」
「って、いうかもね、ガウリィなら。保護者、気取ってるし」
どうもリナには目の前にいる人物がミリ−ナに見えるらしい。何がおかしいのかくすくす笑って声をつまらせた。
「夢をみたの。つないでははなれる、はなれてはつながれる…今までに出会った何人もの人達。…もし、これ以上魔族につきまとわれるようなら私はこの手を離さなくちゃなんない。それに私がそれを口にする前にガウリィの方が言うかもしれない。ガウリィにつないだ手を振り払われたとき、いつものようにしっかりと一人で立っていられるように」
ガウリィがリナの手を掴んだ。
「離さない」
「ガウリィが本当のお兄ちゃんならよかったのに…そしたら離れてもまた、きっと会えるのに」
「俺は、兄ちゃんにはなれないからぞばにいる」
また、リナが笑い出した。笑いすぎでおっきい瞳の端に涙をうかべた。
「寝る。こんだけ酔ってれば哀しい夢もみない」
ふらついたリナをガウリィが抱きあげた。そのまま寝室まで運んでいく。リナがガウリィの胸にコトリと頬をあてた。
「以外に力あんのね、ミリ−ナ」
ガウリィがため息をついた。

 リナが白い日の光に目を覚ました。背伸びをしようと腕を布団からだそうとして奇妙な重量感にその正体を確かめようと目をこすった。すっと呼吸を止めたリナの前でそれの瞼がゆれる。
「…ん…。…なんだ…リナか」
ふたたび瞳を閉じかけたがウリィの頭をリナがスリッパで叩いた。
「なんだじゃないでしょなんだじゃ。なんであんたが横で寝てんのよっ」
リナが二日酔いまじり(三日酔い?)の青赤い顔でぶるぶると握りしめた拳を振るわせながら怒鳴った。
「なんでって…お前が一緒に寝てくれって手を掴んだままはなさなくって」
見れば確かにしっかりとガウリィの手と自分の手がつながれている。
「覚えてない…そんなバカな。ガウリィじゃあるまいし!」
「度を超して飲んでたからなあ、お前。気分は?」
ガウリィが心配気に尋ねるがリナが消え入りそうな声で尋ね返した。
「わ、私…なんか変なこと言ってなかった?もし、言ってても全部ウソだからね…酔っ払いの戯言を真に受けるんじゃないわよ」
ガウリィがにっこり笑った。
「何、心配してんだか知らないけど、俺の方もあんまり昨晩のことって記憶にないんだよな」
リナがはあ〜と脱力した。
「そんなことより、メシにしようぜ、メシに」
ガウリィがリナの手を掴んだままベッドから立ち上った。
「あのさ、リナ」
じっとガウリィがリナをみつめた。カッと顔を朱に染めて、
「な、なによ」
「わるい」
「へ?」
「昨日の金、最初に入った酒場で盗まれた」
 リナがずっこけつつも叫んだ。
「なんですってええ。あれいくら入ってたと思ってんのよ」
「だから、謝ってるじゃないか」
「謝ってすみゃ」
「弁償するよ」
 ガウリィが殊勝な表情で言った。
「――――いいわよ、あんたにあげたお金なんだから」
「弁償するよ」
「そんな甲斐性もないくせに」
リナの悪態も苦笑ひとつでするりとガウリィはかわした。
「そおだな。だったら、俺の時間をリナにやるよ」
一瞬、ガウリィの言った言葉を理解できずリナが首をかしげた。
「これから先の俺の時間をリナに全部やる」
「な、なにいってんのよ。そんなこと軽く言うんじゃないっ。だいたいね、これから先、もっとしゃれになんないような魔族が」
「って、いうか、俺、リナがいないと生きてけない」
息をのんだリナにガウリィがにやりと笑って言葉をつぎたした。
「魔族にやられる前にのたれ死ぬと思う。せっかくもらった金も一日でぱあにしちゃうもんな」
「ちょっとお。―――一生私に養わせる気?」
ガウリィがくっくと笑った。
「そうだな、なんせ俺、甲斐性無しだし」
あ、やっぱり、根に持ってたか。
それでもリナがまじめな表情で聞いた。
「―――本当にずっと一緒にいるの?」
「ああ。さっきから言ってるだろ、リナに全部やるって」
リナが笑った。
「そう。じゃあ、空腹でのたれ死ぬよりはマシな死に方をさせてあげる」
ガウリィが聞きようによっては不吉なリナの台詞にその肩を抱き寄せた。
「そっから、なんか悩み事があるんなら俺に言えよ。あんま、頼りにならないかもしんないけど酒でまぎらわすよりはマシだろうし」
「な〜に、言ってんのよ。悩み事なんてひとつもないわよっ」
そう、私を誰だと思ってんの。まだ見もしない未来に怯えるようなことは一度だってないんだから。
リナが笑った。

END
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ここまで読んでいただきありがとうございました。ではでは、また機会がありましたら…。


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3603Re:アムネジアたちの饗宴松原ぼたん E-mail URL7/25-15:36
記事番号3592へのコメント
 面白かったです。これって某所にも投稿してあるヤツですよね? 文字化けのせいでほとんど読めませんでしたけど。

>それなのに。いつからだろう、そうでなくなってしまったのは。ガウリィを想うとこんなにも胸が痛くなるようになってしまたのは。
 そりゃそうでしょう。
>騒ぎに乗じて私はほんの一時でもそんな不安から逃げられるはず。
 そういう時にふっと思い出したりすると余計に不安になるよ(笑)。
>酒が入っているにもかかわらずしっかりミリ−ナが突っ込む。
 それでこそミリーナ。
>「だって私達異父母兄妹だもん」
 おいおい。
>「言ったもん、‘お兄さんにまかせな’って。会ったばかりの頃に」
 完全に子供扱いしてましたもんねー。
>「おまえ。横着な注文のしかたするなよ」
 いつものことでは?
>「……ぐずぐずしてないでさっさといってこいっ!!」
 リナ、すねてる?
>「なんなら、貴方も遊んできていいわよ。男の女遊びは世の中の義務らしいから」
 ミリーナ、きつい。
>「…きれえ。ガウリィの髪みたい」
 よってるな。おもっきり。
>「覚えてない…そんなバカな。ガウリィじゃあるまいし!」
 どっちかというと、ガウリイが記憶なくしてないことの方が不思議だわ。
>「魔族にやられる前にのたれ死ぬと思う。せっかくもらった金も一日でぱあにしちゃうもんな」
 そんなことないと思うけど、ちょっといえてるかも(笑)。
>「そう。じゃあ、空腹でのたれ死ぬよりはマシな死に方をさせてあげる」
 どんな死に方や?

 本当に面白かったです。
 できまた、ご縁がありましたなら。

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3613お返事♪つなみ 7/26-10:30
記事番号3603へのコメント
はじめまして、ぼたんさん。感想、ありがとうございます。

> これって某所にも投稿してあるヤツですよね? 文字化けのせいでほとんど読めませんでしたけど。
はいそうです。同時に載っけさせてもらいました。前書き・後書きにあたる部分がちょっとだけ違いますが、本文はおんなじです。それにしても、いまでも文字化けに苦しんでられてるんですね・・・某所のBBS。

> そういう時にふっと思い出したりすると余計に不安になるよ(笑)。
確かに!っていうかリナが’異父母兄妹’って言い出したのは、ふっとその不安を思い出したせいかもしれないです。
> 完全に子供扱いしてましたもんねー。
してましたよね〜。今もしてるし(笑)。でも、ぼたんさんじゃないけどそれでこそガウリィでしょ。

>>「……ぐずぐずしてないでさっさといってこいっ!!」
> リナ、すねてる?
すねてる(笑)。自分で言っといてすでに後悔しかかっている。

>>「なんなら、貴方も遊んできていいわよ。男の女遊びは世の中の義務らしいから」
> ミリーナ、きつい。
あははは。きっついかなあ。私の中ではこれがルークとミリーナの自然な状態なんですよ、端からみると喧嘩しているようにみえるかもしれないけど(笑)。

>>「そう。じゃあ、空腹でのたれ死ぬよりはマシな死に方をさせてあげる」
> どんな死に方や?
えっとお・・・えっとお・・・。それは秘密(って、あんた某獣神官かい)。

ではでは、本当にありがとうございました。

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3615Re:アムネジアたちの饗宴明美 7/26-14:21
記事番号3592へのコメント
はじめまして。
あの〜すみませ〜ん、アムネジアって何?(笑)
えっと、感想です。
いやーリナちゃんの不安な気持ちよく分かりますよ。中途半端にされると、不安なんですよね。はっきり、言ってほしいんですよね。
リナちゃん、自分から言えないだろうし……。
ミリ−ナ大人ですね。でも、自分の事となると不器用。
ガウリイ君って酔ってるほうが、ちゃんと言葉に出して言えるんですね〜。ガウリイらしいというか。
まあ、最後のほうにちゃんと言ってましたけど。

ところで、リナちゃんとガウリイ君の年の差って、ほんとに7才なんですか?
きゃっ(はあと)家と一緒だわ。

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3629お返事♪つなみ 7/27-14:40
記事番号3615へのコメント
はじめましてです、明美さん。
えっと、アムネジアっていうのは記憶喪失のことです・・・多分(汗)。うろ覚え・・・ってそんな怪しいタイトルつけるなってつっこまれそうですね(^^;)

> いやーリナちゃんの不安な気持ちよく分かりますよ。
共感してもらえてうれしいです。ガウリィとの関係も中途半端なら一緒にいる理由も光の剣を失ったいまとなっては不安定な状態になってしまってますからね、さすがのリナも時々は不安にならざるを得ないんじゃないかなって思いながら書いた話ですし。

> ミリ−ナ大人ですね。でも、自分の事となると不器用。
それだけにリナをほっとけないんでしょう。そういう不安をきっとミリーナも感じたことがあるのかもしれないです。ただしその相手がルークだったかどうかは謎ですけど、とか書くとヒンシュクかな(笑)。

> ガウリイ君って酔ってるほうが、ちゃんと言葉に出して言えるんですね〜。
きっと、お酒がはいると普段休止中な灰色の脳細胞が活性化されるんですよ(笑)。という冗談はおいといて、これははっきり言葉にしなくちゃなんないってガウリィに思わせたのはその時のリナの態度でしょう。多分ガウリィは、はじめて気づいたんです、リナの感じている不安の大きさを。

> まあ、最後のほうにちゃんと言ってましたけど。
はい。ガウリィってこういうタイミングをつかむのがうまい男だと思います(^^;)

> ところで、リナちゃんとガウリイ君の年の差って、ほんとに7才なんですか?
うっ。お喜びのところ申し訳ないのですがこれは諸説様々でして。リナが二十歳になるまでガウリィは年齢をとらないと言われる方もおいでですし、妹は5つ差だといってききません。

であであ、感想ありがとうございました。