◆-カタートの騒がしい早朝-桜我天秦(8/23-10:06)No.4154
 ┣カタートの騒がしい早朝(後書き)-桜我天秦(8/25-08:12)No.4195
 ┃┗Re:カタートの騒がしい早朝(後書き)-嵐 瞳々(8/26-03:16)No.4208
 ┃ ┗どもども-桜我天秦(8/26-04:05)No.4210
 ┣Re:カタートの騒がしい早朝-ルビーアイ様(8/25-11:20)No.4196
 ┃┗感想ありがとうございます-桜我天秦(8/26-04:29)No.4211
 ┗感想ですっ!-零霧(8/28-12:49)No.4227
  ┗どもども-桜我天秦(8/29-03:34)No.4234


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4154カタートの騒がしい早朝桜我天秦 8/23-10:06

「ゼラスってば……可愛い寝顔してるのね……」
 そんな声が、彼女――ゼラス=メタリオムの頭の中に響く……
「まったく……普段の態度が信じられないよ……」
 声は女性の物だった。ただ、ゼラスには思い出す事ができない。
「大好きなお酒飲んだ時もそんな顔していないのにねえ」
 頭の中のもやもやが、だんだん形を取って行く。
「ゼロスにも見せた事ないんじゃないの?威厳を保つにはそんな顔見せられないものね」
 もやもやが完全な形を取り、一人の女性を映し出した……白い髪に白い肌の彼女の知ってる顔。
(ダルフィンッ!)
 ゼラスはその女性の名前を思い出した。
「私もそんな寝顔したいわね……」
 ふと、普段のダルフィンなら信じられないような暗く、寂しい笑顔を見せた……


「……すっごい珍しい物を見た……」
 ゼラスは自分のベットから上半身だけを起こし、夢……だったと思われる物を思い出そうとしたが……昨日飲んだお酒がまだ抜けてないのか、頭が痛い。
(二日酔いなんて……情けない。いつからあたしは酒の限度ってのを忘れたんだ?)
 ゼラスは自嘲ぎみに笑い、ベットから出ようとしてベットに手を当てた――
 感触が違った。妙に生暖かい……というかベットより堅い。
「はて?あたしなにかベットに入れたかな……?」
 とりあえず、ゼラスは手を除けてその堅い物をまじまじと見る。
 と、そこには白い髪、白い素肌を持った女性……ダルフィンがアイマスクをして寝ていた。
 ………………
 とことん長いと思われる沈黙が辺りを包み込む。
 今、ゼラスの頭ではありもしない情報が行き来していた。
(なんでっ!?どうしてっ!?ダルフィンがあたしのベットでいやそれよりもあたしは酔ってる時にまさかダルフィンを連れ込んでぇぇぇぇぇぇええ!?)
 正にパニック状態。酔った勢いで女性連れ込んで目が覚めたら見知らぬ女性が布団の中な男性とまったく同じ状況である。
 ただ違うのは、両方とも女性である事。……まあ、魔族なのだから別に関係ないのだが。
 思考が女性に近くなっているゼラスに取って、同じ思考が女性に近くなっている(少なくともゼラスはそう思っている)ダルフィンを自分の部屋に連れ込んで同じベットで寝ている事自体問題なのだ。
(女性が女性を連れ込んでなんてあるはずもない……はず。たぶん私はダルフィンに何か相談したのよ。きっとそーよ)
 などとゼラスが一人自分の世界に入り込んでいると、むくっと隣りで寝ていたダルフィンが起きた。
 アイマクスを取り、目をごしごしと擦り、辺りを見回した後……ばたっと倒れるようにまた寝た。
 どうやら、ゼラスに気が付かなかったようである。とはいえ、朝日が射し込んでいる部屋での彼女の視界は酷く悪い。暗い方が見えるほどだ。
 また、ゼラスもダルフィンが一度起きた事に気が付かなかったようだ。
 自分の世界に入り込んでしまうとなかなか外の事が分からなくなってしまう性格のようである。
「……はっ。こんな事考えている場合じゃないか……何か知ってると思うこいつを起こさなきゃ……」
 と、ゼラスはダルフィンの顔を伺う。と、さっき見た時とは違い、アイマクスをつけていない。
(ま、まさかあたしが考え事していた時に一度起きたのかこいつーっ!)
 ダルフィンは一度起きたら起きはしない。水をかけても起きる事もない。
 ……海王なんだから、当たり前と言えば当たり前なのだが。
 とりあえず、ゼラスは待つ事に……しなかった。
 要は強いショックを与えればいいのよね……ふっ。と、ゼラスはいやらしい笑みを浮かべて巨大なハンマー(密かに「S専用ピコピコハンマー」と書かれていた)を取り出した。
「ふっふっふ、ダルフィン、あなたが悪いのよ。怨むんだったら……自分を怨んでねっ!」
 ゼラスは大きく振りかざして、一気にダルフィンの頭目掛けてハンマー(S専用)を振り落とすっ!
 ガコ――――――ン……と、かなり歪な音を発てて、ハンマー(S専用。ピコピコってのは形だけだった)はダルフィンの顔に直撃していた。
 ただ、ダルフィンは痙攣一つ起こさず、そのまま平然と寝ていた……とゼラスには見えた。
(……ぴくりともしない……って事は……寝てる!?もしくは……)
 嫌な予感がして、ゼラスはハンマーを除けてみる。するとそこには、予想通りなダルフィンがいた。
「あ、やっぱり……目を回してる……もっと起き難くしてしまった」
 ゼラスは頭を抱え、側に有った椅子に腰掛ける。
 静かにしていると頭が痛い……なにかしていないと気を紛らわす事ができない……だけど、誰かを呼んでしまう訳には……
 ダルフィンと一緒に寝てたなんて話しがもしフィブリゾの耳に入ったら……想像するだけで嫌気がする。
(しかし、ダルフィンは何故ここに?いやそれよりも、いつもならあたしよりもゼロスがこの部屋に来てあたしを起こしに来るはずだが?)
 ゼラスは少しずつ、記憶を辿って行った。
(……そうか、昨日は金色の魔王様が来られて宴会をしたんだっけ……)
 少しずつだが、昨日起こった事を思い出し始めた……
(宴会の時に皆でお酒を飲んで……あれ?確かダルフィンは下戸だとか言ってお酒はちびちび飲んでいたな……あの時はなんとも思わなかったけど、今思えば彼女は下戸ってよりはあたしと同じのんべだったはず……駄目だ)
 ゼラスは椅子から立ちあがり、小言で何かを言う。すると、冷たい氷の入った袋が空中から落ちてくる。
 どうやら、下級の魔族に命令して氷袋を作ってもらったのだろう。
 氷袋を額に当てて、ゼラスは椅子によりかかる。氷袋で頭が冷えて気持ちがいい……
(少しは思い出す事ができる……確かダルフィンは……そう、昨日はあたしと一緒に飲んだアルコールの強いお酒で酷い二日酔いになっていたんだっけ……金色の魔王様が来られた頃には二日酔いも治ってたみたいだけど……そーか、また二日酔いになるのが嫌だったからあいつ、あの時下戸なんて言ったのか……)
 こんな事を思い出しても、ダルフィンが自分の部屋で寝ている答えにはなっていない。
 と、ダルフィンが自分のベットで寝ていた事でいっぱいだったが、よっく考えてみればいつもこの時間辺りに来るはずのゼロスが来ない。
 普段なら、寝起きの悪い自分を起こしに来るのに……
「あ、そーか……金色の魔王様がいらっしゃった時に絡まれたのあいつだったなあ」
 ゼラスは金色の魔王様に絡まれている自分の部下を想像しようとしてみたが……頭が痛くて大まかな事しか思い出せなかった。
(やはり一人じゃ全てを思い出す事はできない……ダルフィンを起こせば良いんだけど、あれは一度寝ると燃やそうがカタート山頂から蹴落とそうが(実行済み)起きなかったものなあ……やはり、残りの腹心に聞くしかないか……魔王様は駄目ね。金色の魔王様に捕まっているだろうから……)
 彼女は重い重い頭を支え、自分の部屋を後にした……


 結果はかなり悲惨な物に終わった。
 冥王フィブリゾはその場でお酒飲み過ぎてきゅーっと目を回していたし、魔竜王ガーヴはまだ酒を飲んでいたはいいが、ゼラスの事なんぞ眼中に無かったし、覇王グラウシェラーは覇王将軍シェーラと共に自分の部屋で睡眠中との事。ゼロスもその場にいたので話しを聞こうと思ったが、ゼロスは白目向いて気絶していたようだった。
 つまり……情報まったくなし。
 シャブラニグドゥ様のところにも行こうとしたが、金色の魔王様が恐いので敢えて避けた。
「はあ……くたびれ損だよお……」こんな事なら気ままにダルフィンが目覚めるのを待っていればよかった。ととことん思うゼラスであった。
 彼女はギィィィィイッ、と自分の部屋の扉を開ける。と、そこには出ていった時と何も変わらぬ……いや、少なくともベットにめり込んでいたハンマー(S専用)がベットの足元に転がっていた。
 近くに行ってまで見てみると、ハンマー(S専用)には拳の跡がくっきりと残っていた。……どーやら一度起きてハンマー(S専用)に八つ当たりして不て寝したらしい……
 ダルフィンはまた何事も無かったかのように寝ている。ただ目を瞑っているだけなのかもしれないが。
 ゼラスはダルフィンに近づいて、耳元に息を吹きかける……反応は……くすぐったいけど我慢してるって感じ。
(こいつはぁ〜)
「ダルフィンッ!起きないと嫌いになるよっ!」
 ちょっとした沈黙……そして、
「……そんな手使う?ゼラス」
 と、ダルフィンは閉じていた目を開けた。その目はいつものように赤い。
「あなたに答えてもらいたい事があるの」
「へ?答えてもらいたい事?」
 ダルフィンは意外そうな声を上げて、ゼラスに答える。とりあえず、ベットからは出る。
「そうよ。なんであなたがあたしのベットで眠っているのよっ!」
「ちょっと、誘ったのはそっちでしょうがっ!」
「え?」ゼラスは拍子抜けした間の抜けた声を上げた。その声を聞いてダルフィンは怪訝な顔をする。
「……ひょっとして、何も覚えていない訳?」
「う、うん……」
「あんたねぇ、あんなに激しかった事覚えているの?」
「は、激しい?」 
「そうよ。もう疲れてたいへんだったわ……」
「た、たいへん?」
 たいへんって?激しいって?ま、まさかまさかまさか……
 もうゼラスの頭の中はもうやばい方に傾いて行く。が、ダルフィンはまったく気づいていないようで話しを進める。
「まったく……寝かしつけるのがあんなに苦労するなんて思っていなかったわよ」
「……はっ!?」その言葉で、ゼラスは我に返った。その様子を見ていたダルフィンは呆れた顔をして、
「……あんた、何勝手に想像してたの?」と、じと目で言い放った。
「なっ!思わせぶりな事を言うあなたが悪いんじゃないのよっ!」
「んな理不尽な言い訳があるわけないでしょっ!それに、勝手に想像したそっちが悪いんでしょうがっ!」
「う゛……」さすがに言い返せないゼラス。
「それに……あそこまで酔っ払ってれば記憶なんて無いに決まってるわよね……」
 ふう、とダルフィンはため息をつく。
「あのさ……あたしどこまで酔っ払ってた?」
「最終的にはハイになっちゃってて、ゼロスの事すら忘れてるし……危なかったわよ、金色の魔王様に無礼を働く所までしそうになったのよ?」
「え゛え゛っそんなことまでっ!?」
「大丈夫、そんな事をするだろうなあと思ったから、私はお酒飲んでなかったんだよ」
「そ、そうなの?あたし、ダルフィンの事だから二日連続で二日酔いになるのが嫌だったからあんな嘘をついたんだと……」
「私、自分勝手な嘘は言わないつもりよ。一人くらいはまともな奴がいないとね♪」
 ダルフィンはウインク一つしてから白い椅子に腰掛ける。ゼラスも同じように椅子に腰掛けて、テーブルを挟んでダルフィンと向かい合う。
「でも……ダルフィン。なんであたしのベットで寝てた訳?」
「あなたがもうベロベロに酔っ払っちゃって、ゼロスは金色の魔王様にからまれてもう何が起こっているのかわからない状況だったから、私は先に宴会を上がらせてもらってあなたをこの部屋に連れてきたのよ。本当ならあなたを寝かしつけて宴会に戻るつもりだったんだけど……あなた寝付き悪いわよ、まじで」
「そ、そんなに?」ダルフィンにそこまで言わせるあたしの寝つきの悪さって一体?とゼラスは複雑な気持ちになった。
「お酒の入ったあなたを寝かしつけるのにどれだけ時間が掛かったか……最初に遊びに付き合って、疲れさせて寝るかなっと思ったら『添い寝してくれないと嫌いになる』にはまいったわ」
「そこまで言ったの?あたし」ゼラスは酔ってたとはいえ、軽い自己嫌悪に陥ったようだ。ダルフィンはそれに気づいたのか口調を少し優しくした。
「まあ、結局は添い寝したけど……あんたやっぱ寝つき悪いわ。やっとこ寝た時、私も眠くなっちゃって……動くのも面倒だったから、ここで寝たの。それに、ゼラスの寝顔見れて得したなって気分だったし」
「ね、寝顔……見たの?」かあっとゼラスは顔が真っ赤に染まる。
「無防備なあんたが悪い」ダルフィンは諭すようにゼラスを指差す。
「むー……」
「ほらほら、むくれないの。それより、頭痛の方は治まった?」
「まだちょっと二日酔い気味みたい。頭が痛いわ」
「そう……そろそろ宴会が終わる頃だから、私は一度宴会場に行ってくるわね。しっかりと休んでなさいよ」
 そう言って、ダルフィンは姿を消してしまった。残されたゼラスは一つだけダルフィンに聞くのを忘れた事を思い出した。
「そういえば……夢の中で見た暗く、寂しい笑顔の意味ってなんだったんだろう……」
 ……まあいいか。後で聞けばいいことよね。
 ゼラスはそう考えて、ダルフィンに言われた通り、ベットの中に潜り込んだ……


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4195カタートの騒がしい早朝(後書き)桜我天秦 8/25-08:12
記事番号4154へのコメント
 最近書いてなかったのが原因なのか、ちょっと趣味っていうか暴走しましたね。
 いつもどーり、ダル×ゼラです。
 も、ふっきれました。また書くつもりなんで。
 いつもどーりヤバイ彼女達ですが……ダルフィンの方が普通でゼラスが暴走気味でした。
 というか、ゼラス中心が多いなあ。過去を振り返ると。
 ダルフィンはしょっちゅう出てるけど、中心にして書くにはあまりにもキャラが弱すぎる……
 ゼラスはゼロスって言う基盤がいるから想像しやすいんだろうなあ、考えていたりもします。
 
 ……もしかしたら、ダルフィンがどんな奴かわからないから中心的に書きたくないのかも。
 ま、どうせ趣味だし。このまま次行かせてもらいますんで。次もよろしくー。
 そんなに読者いないだろーけど

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4208Re:カタートの騒がしい早朝(後書き)嵐 瞳々 E-mail 8/26-03:16
記事番号4195へのコメント
こんにちはさくらさんっ☆
面白かったです。

だるふぃんさまxぜらすさま、書くの大変そうですのに、すばらしく色々なネタですね・・いつもながら感動です。

さてさてなんだかいい加減なコメントでごめんなさい。
コメントいろいろつけるのもエラそーじゃないですか。
とりあえず、読んだですーってことで。

緋斗

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4210どもども桜我天秦 8/26-04:05
記事番号4208へのコメント
>こんにちはさくらさんっ☆
 あ、やはり桜か(^^;絶対下の名で呼ばれないのね(^^;(でも下の名で読んでほしくも無い)

>面白かったです。
 どもども。ブランク長かった為かうまく行くか心配でしたんけど(^^;文法かなり乱れてると思う(苦笑)

>だるふぃんさまxぜらすさま、書くの大変そうですのに、すばらしく色々なネタですね・・いつもながら感動です。
 いや……お気に入りだし(^^;この二人って。でも初期の頃より展開が危なくなってる事に気づいてほしかったりして(爆)


>さてさてなんだかいい加減なコメントでごめんなさい。
>コメントいろいろつけるのもエラそーじゃないですか。
>とりあえず、読んだですーってことで。

 うーん、少しはコメントほしいと思うけどね(^^;
 まあ、あなたがそう思うならしょうがないでしょうね。
 読んでくれてありがとっ。次もよろしくっ

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4196Re:カタートの騒がしい早朝ルビーアイ様 8/25-11:20
記事番号4154へのコメント
桜我天秦さんは No.4154「カタートの騒がしい早朝」で書きました。
>「ゼラスってば……可愛い寝顔してるのね……」
どんな顔なんでしょう?

>「……すっごい珍しい物を見た……」
獣王様のより珍しいものって・・・・・・失礼。

>「はて?あたしなにかベットに入れたかな……?」
大きな熊のぬいぐるみだったら、かわいいんだけど。(ゼロス人形だったりして)

> ゼラスはダルフィンに近づいて、耳元に息を吹きかける……反応は……くすぐったいけど我慢してるって感じ。
されてみたいです。

>「そうよ。なんであなたがあたしのベットで眠っているのよっ!」
>「ちょっと、誘ったのはそっちでしょうがっ!」
>「え?」ゼラスは拍子抜けした間の抜けた声を上げた。その声を聞いてダルフィンは怪訝な顔をする。
>「……ひょっとして、何も覚えていない訳?」
>「う、うん……」
>「あんたねぇ、あんなに激しかった事覚えているの?」
>「は、激しい?」 
>「そうよ。もう疲れてたいへんだったわ……」
>「た、たいへん?」
> たいへんって?激しいって?ま、まさかまさかまさか……
い、一体何を、どんなことを・・・・(妄想開始)


>「まあ、結局は添い寝したけど……あんたやっぱ寝つき悪いわ。やっとこ寝た時、私も眠くなっちゃって……動くのも面倒だったから、ここで寝たの。それに、ゼラスの寝顔見れて得したなって気分だったし」
>「ね、寝顔……見たの?」かあっとゼラスは顔が真っ赤に染まる。
獣王様って、恥ずかしがり屋さんなのでしょうか。


いやぁ、本当に楽しませていただきました。
またいつか、どこかでお会いしましょう。

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4211感想ありがとうございます桜我天秦 8/26-04:29
記事番号4196へのコメント
 どもども、桜我天秦です。この度は読んでくださってありがとうございます。

>>「ゼラスってば……可愛い寝顔してるのね……」
>どんな顔なんでしょう?
 うーん、女性ってよりは少女っぽい寝顔を浮かべたと推測してください(^^;
 ちなみに、ここに出てくるゼラスの年齢は21歳、ダルフィンは20歳(遅生まれ?)となっております。

>>「……すっごい珍しい物を見た……」
>獣王様のより珍しいものって・・・・・・失礼。
 うーん、このダルフィンってそんなに暗い笑顔は見せないんですよ。人前では。
 うちのゼラスの寝顔も珍しいんですけどね(笑)ゼロスなら見た事あるかも。

>>「はて?あたしなにかベットに入れたかな……?」
>大きな熊のぬいぐるみだったら、かわいいんだけど。(ゼロス人形だったりして)
 テディベアですか?(笑)それよりはお喋りゼロス人形の方がいいです。
 時間になったら「時間ですよ、起きてください」って言う(笑)

>> ゼラスはダルフィンに近づいて、耳元に息を吹きかける……反応は……くすぐったいけど我慢してるって感じ。
>されてみたいです。
 確かに。されてみたいけど噛み付かれそうで……う、ゼラス……はうっ(どうやら殴られたらしい)

>>「そうよ。なんであなたがあたしのベットで眠っているのよっ!」
>>「ちょっと、誘ったのはそっちでしょうがっ!」
>>「え?」ゼラスは拍子抜けした間の抜けた声を上げた。その声を聞いてダルフィンは怪訝な顔をする。
>>「……ひょっとして、何も覚えていない訳?」
>>「う、うん……」
>>「あんたねぇ、あんなに激しかった事覚えているの?」
>>「は、激しい?」 
>>「そうよ。もう疲れてたいへんだったわ……」
>>「た、たいへん?」
>> たいへんって?激しいって?ま、まさかまさかまさか……
>い、一体何を、どんなことを・・・・(妄想開始)

 まじで御想像におまかせします。
 どこまでやっていいのか検討がつかないので(苦笑)過激になってくのもたいへんですねえ(^^;
 ……はっ、それはハンマー(S専用)……ゴスッ 

>>「まあ、結局は添い寝したけど……あんたやっぱ寝つき悪いわ。やっとこ寝た時、私も眠くなっちゃって……動くのも面倒だったから、ここで寝たの。それに、ゼラスの寝顔見れて得したなって気分だったし」
>>「ね、寝顔……見たの?」かあっとゼラスは顔が真っ赤に染まる。
>獣王様って、恥ずかしがり屋さんなのでしょうか。

 どうなんでしょ?今回はゼラスは暴走気味だったんで恥ずかしがり屋になっていたのかも。
 まあ、寝顔見られたら結構恥ずかしいと思うんですよ。それで、恥ずかしがってもらいました。
  

>いやぁ、本当に楽しませていただきました。
>またいつか、どこかでお会いしましょう。

 うーん、掲示板で名前は見掛けていると思うんですが(^^;
 竜王砦さんの掲示板に出没してますです。
 では、また次回作でおあいしましょう。ではではっ

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4227感想ですっ!零霧 E-mail 8/28-12:49
記事番号4154へのコメント
桜我天秦さん、お久しぶりです!
まだ夏休み中ですが気まぐれで来てます!
どーでもいーけど貴方の掲示板に入れないですっ!

……そんな事より感想行きまーす。

>「ゼラスってば……可愛い寝顔してるのね……」
見てみたい!

>「……すっごい珍しい物を見た……」
……あんたもだ、あんたも。

>(二日酔いなんて……情けない。いつからあたしは酒の限度ってのを忘れたんだ?)
昔からじゃないんですか?

> と、そこには白い髪、白い素肌を持った女性……ダルフィンがアイマスクをして寝ていた。
アイマスク……必要なのかな?

>(なんでっ!?どうしてっ!?ダルフィンがあたしのベットでいやそれよりもあたしは酔ってる時にまさかダルフィンを連れ込んでぇぇぇぇぇぇええ!?)
> 正にパニック状態。酔った勢いで女性連れ込んで目が覚めたら見知らぬ女性が布団の中な男性とまったく同じ状況である。
> ただ違うのは、両方とも女性である事。……まあ、魔族なのだから別に関係ないのだが。
思わず良からぬ想像が……

> などとゼラスが一人自分の世界に入り込んでいると、むくっと隣りで寝ていたダルフィンが起きた。
> アイマクスを取り、目をごしごしと擦り、辺りを見回した後……ばたっと倒れるようにまた寝た。
> どうやら、ゼラスに気が付かなかったようである。とはいえ、朝日が射し込んでいる部屋での彼女の視界は酷く悪い。暗い方が見えるほどだ。
実は私も時々無意識に起き上がって、見た人を驚かせます。

> また、ゼラスもダルフィンが一度起きた事に気が付かなかったようだ。
気付けよ。

> 自分の世界に入り込んでしまうとなかなか外の事が分からなくなってしまう性格のようである。
>「……はっ。こんな事考えている場合じゃないか……何か知ってると思うこいつを起こさなきゃ……」
> と、ゼラスはダルフィンの顔を伺う。と、さっき見た時とは違い、アイマクスをつけていない。
>(ま、まさかあたしが考え事していた時に一度起きたのかこいつーっ!)
> ダルフィンは一度起きたら起きはしない。水をかけても起きる事もない。
> ……海王なんだから、当たり前と言えば当たり前なのだが。
> とりあえず、ゼラスは待つ事に……しなかった。
> 要は強いショックを与えればいいのよね……ふっ。と、ゼラスはいやらしい笑みを浮かべて巨大なハンマー(密かに「S専用ピコピコハンマー」と書かれていた)を取り出した。
え……S様専用……。

>「ふっふっふ、ダルフィン、あなたが悪いのよ。怨むんだったら……自分を怨んでねっ!」
> ゼラスは大きく振りかざして、一気にダルフィンの頭目掛けてハンマー(S専用)を振り落とすっ!
> ガコ――――――ン……と、かなり歪な音を発てて、ハンマー(S専用。ピコピコってのは形だけだった)はダルフィンの顔に直撃していた。
> ただ、ダルフィンは痙攣一つ起こさず、そのまま平然と寝ていた……とゼラスには見えた。
あのー、痙攣してたらそりゃそれで問題ですよう……。

> ダルフィンと一緒に寝てたなんて話しがもしフィブリゾの耳に入ったら……想像するだけで嫌気がする。
フィブりん陰険だから……。

> ゼラスは椅子から立ちあがり、小言で何かを言う。すると、冷たい氷の入った袋が空中から落ちてくる。
> どうやら、下級の魔族に命令して氷袋を作ってもらったのだろう。
グラウシェラーなら自分でできる(笑)

> と、ダルフィンが自分のベットで寝ていた事でいっぱいだったが、よっく考えてみればいつもこの時間辺りに来るはずのゼロスが来ない。
> 普段なら、寝起きの悪い自分を起こしに来るのに……
>「あ、そーか……金色の魔王様がいらっしゃった時に絡まれたのあいつだったなあ」
> ゼラスは金色の魔王様に絡まれている自分の部下を想像しようとしてみたが……頭が痛くて大まかな事しか思い出せなかった。
どーゆー絡まれ方なんだか興味湧きます。

>(やはり一人じゃ全てを思い出す事はできない……ダルフィンを起こせば良いんだけど、あれは一度寝ると燃やそうがカタート山頂から蹴落とそうが(実行済み)起きなかったものなあ……やはり、残りの腹心に聞くしかないか……魔王様は駄目ね。金色の魔王様に捕まっているだろうから……)
えーっと、その実行済みって……それで起きないダルフィンも……

> 結果はかなり悲惨な物に終わった。
> 冥王フィブリゾはその場でお酒飲み過ぎてきゅーっと目を回していたし、魔竜王ガーヴはまだ酒を飲んでいたはいいが、ゼラスの事なんぞ眼中に無かったし、覇王グラウシェラーは覇王将軍シェーラと共に自分の部屋で睡眠中との事。ゼロスもその場にいたので話しを聞こうと思ったが、ゼロスは白目向いて気絶していたようだった。
まだお酒飲んでるガーヴって一体……

> 彼女はギィィィィイッ、と自分の部屋の扉を開ける。と、そこには出ていった時と何も変わらぬ……いや、少なくともベットにめり込んでいたハンマー(S専用)がベットの足元に転がっていた。
> 近くに行ってまで見てみると、ハンマー(S専用)には拳の跡がくっきりと残っていた。……どーやら一度起きてハンマー(S専用)に八つ当たりして不て寝したらしい……
> ダルフィンはまた何事も無かったかのように寝ている。ただ目を瞑っているだけなのかもしれないが。
いや、あの……

> ゼラスはダルフィンに近づいて、耳元に息を吹きかける……反応は……くすぐったいけど我慢してるって感じ。
>(こいつはぁ〜)
>「ダルフィンッ!起きないと嫌いになるよっ!」
> ちょっとした沈黙……そして、
>「……そんな手使う?ゼラス」
> と、ダルフィンは閉じていた目を開けた。その目はいつものように赤い。
>「あなたに答えてもらいたい事があるの」
>「へ?答えてもらいたい事?」
> ダルフィンは意外そうな声を上げて、ゼラスに答える。とりあえず、ベットからは出る。
>「そうよ。なんであなたがあたしのベットで眠っているのよっ!」
>「ちょっと、誘ったのはそっちでしょうがっ!」
>「え?」ゼラスは拍子抜けした間の抜けた声を上げた。その声を聞いてダルフィンは怪訝な顔をする。
>「……ひょっとして、何も覚えていない訳?」
>「う、うん……」
>「あんたねぇ、あんなに激しかった事覚えているの?」
>「は、激しい?」 
>「そうよ。もう疲れてたいへんだったわ……」
>「た、たいへん?」
> たいへんって?激しいって?ま、まさかまさかまさか……
……そりゃ誰だって考えるわな。

> もうゼラスの頭の中はもうやばい方に傾いて行く。が、ダルフィンはまったく気づいていないようで話しを進める。
>「まったく……寝かしつけるのがあんなに苦労するなんて思っていなかったわよ」
>「……はっ!?」その言葉で、ゼラスは我に返った。その様子を見ていたダルフィンは呆れた顔をして、
>「……あんた、何勝手に想像してたの?」と、じと目で言い放った。
>「なっ!思わせぶりな事を言うあなたが悪いんじゃないのよっ!」
>「んな理不尽な言い訳があるわけないでしょっ!それに、勝手に想像したそっちが悪いんでしょうがっ!」
>「う゛……」さすがに言い返せないゼラス。
>「それに……あそこまで酔っ払ってれば記憶なんて無いに決まってるわよね……」
> ふう、とダルフィンはため息をつく。
>「あのさ……あたしどこまで酔っ払ってた?」
>「最終的にはハイになっちゃってて、ゼロスの事すら忘れてるし……危なかったわよ、金色の魔王様に無礼を働く所までしそうになったのよ?」
>「え゛え゛っそんなことまでっ!?」
してたらしてたで面白そう(爆)。

>「でも……ダルフィン。なんであたしのベットで寝てた訳?」
>「あなたがもうベロベロに酔っ払っちゃって、ゼロスは金色の魔王様にからまれてもう何が起こっているのかわからない状況だったから、私は先に宴会を上がらせてもらってあなたをこの部屋に連れてきたのよ。本当ならあなたを寝かしつけて宴会に戻るつもりだったんだけど……あなた寝付き悪いわよ、まじで」
>「そ、そんなに?」ダルフィンにそこまで言わせるあたしの寝つきの悪さって一体?とゼラスは複雑な気持ちになった。
>「お酒の入ったあなたを寝かしつけるのにどれだけ時間が掛かったか……最初に遊びに付き合って、疲れさせて寝るかなっと思ったら『添い寝してくれないと嫌いになる』にはまいったわ」
きゃー、ゼラス様大胆〜!

>「そこまで言ったの?あたし」ゼラスは酔ってたとはいえ、軽い自己嫌悪に陥ったようだ。ダルフィンはそれに気づいたのか口調を少し優しくした。
>「まあ、結局は添い寝したけど……あんたやっぱ寝つき悪いわ。やっとこ寝た時、私も眠くなっちゃって……動くのも面倒だったから、ここで寝たの。それに、ゼラスの寝顔見れて得したなって気分だったし」
>「ね、寝顔……見たの?」かあっとゼラスは顔が真っ赤に染まる。
私も見たいですね、ゼラスの寝顔。

> そう言って、ダルフィンは姿を消してしまった。残されたゼラスは一つだけダルフィンに聞くのを忘れた事を思い出した。
>「そういえば……夢の中で見た暗く、寂しい笑顔の意味ってなんだったんだろう……」
> ……まあいいか。後で聞けばいいことよね。
> ゼラスはそう考えて、ダルフィンに言われた通り、ベットの中に潜り込んだ……
ダルフィンもいろいろあるのよ(多分)。



ちなみに……私はこーゆーネタ(ダル×ゼラ)大好きです。これからもこーゆーのバシバシ期待してまーす。
んじゃ、まあそーゆー事で。



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4234どもども桜我天秦 8/29-03:34
記事番号4227へのコメント
>桜我天秦さん、お久しぶりです!
>まだ夏休み中ですが気まぐれで来てます!
>どーでもいーけど貴方の掲示板に入れないですっ!

 どもども、桜我天秦です。
 掲示板ですが現在新しい所を探そうかと考え中です。
 モウしばらくおまちください。


>>「ゼラスってば……可愛い寝顔してるのね……」
>見てみたい!
 私も見てみたいです。正直に言うと。でも可愛い寝顔なんでしょうねえ。


>>「……すっごい珍しい物を見た……」
>……あんたもだ、あんたも。
 比率としては、ゼラスが3でダルフィンが7って感じですかね。珍しさは。

>>(二日酔いなんて……情けない。いつからあたしは酒の限度ってのを忘れたんだ?)
>昔からじゃないんですか?
 いんにゃ、普段はお酒の限度を心得てます。ただ、ゼロスが出張で三日間ぐらいカタートを開けると限度超えて飲みますけど(笑)

>> と、そこには白い髪、白い素肌を持った女性……ダルフィンがアイマスクをして寝ていた。
>アイマスク……必要なのかな?
 彼女、明るい所が駄目なんです。白玉……もといアルビノなんで。

>>(なんでっ!?どうしてっ!?ダルフィンがあたしのベットでいやそれよりもあたしは酔ってる時にまさかダルフィンを連れ込んでぇぇぇぇぇぇええ!?)
>> 正にパニック状態。酔った勢いで女性連れ込んで目が覚めたら見知らぬ女性が布団の中な男性とまったく同じ状況である。
>> ただ違うのは、両方とも女性である事。……まあ、魔族なのだから別に関係ないのだが。
>思わず良からぬ想像が……

 良からぬ想像してもらう為なんですけどね(爆)
 
>> などとゼラスが一人自分の世界に入り込んでいると、むくっと隣りで寝ていたダルフィンが起きた。
>> アイマクスを取り、目をごしごしと擦り、辺りを見回した後……ばたっと倒れるようにまた寝た。
>> どうやら、ゼラスに気が付かなかったようである。とはいえ、朝日が射し込んでいる部屋での彼女の視界は酷く悪い。暗い方が見えるほどだ。
>実は私も時々無意識に起き上がって、見た人を驚かせます。

 無意識ってよりは、誰かの気配を感じたので起きて、誰もいなかったからまた寝たんです。

>> また、ゼラスもダルフィンが一度起きた事に気が付かなかったようだ。
>気付けよ。

 気づかないほど自分の世界に入り込んでいたんですよ(^^;

>え……S様専用……。
 もちろん、L様が使用するS体罰兵器です(笑)他にはスコップなどが(笑)

>>「ふっふっふ、ダルフィン、あなたが悪いのよ。怨むんだったら……自分を怨んでねっ!」
>> ゼラスは大きく振りかざして、一気にダルフィンの頭目掛けてハンマー(S専用)を振り落とすっ!
>> ガコ――――――ン……と、かなり歪な音を発てて、ハンマー(S専用。ピコピコってのは形だけだった)はダルフィンの顔に直撃していた。
>> ただ、ダルフィンは痙攣一つ起こさず、そのまま平然と寝ていた……とゼラスには見えた。
>あのー、痙攣してたらそりゃそれで問題ですよう……。
 一瞬にして気絶ですんで、痙攣する必要もなし(爆)

>> ダルフィンと一緒に寝てたなんて話しがもしフィブリゾの耳に入ったら……想像するだけで嫌気がする。
>フィブりん陰険だから……。

 同感です(笑)まあ、二人掛かりなら……(おぃ)

>> ゼラスは椅子から立ちあがり、小言で何かを言う。すると、冷たい氷の入った袋が空中から落ちてくる。
>> どうやら、下級の魔族に命令して氷袋を作ってもらったのだろう。
>グラウシェラーなら自分でできる(笑)

 確かに、覇王ならできますよねえ。ただ、こいつが酒の限度を弁えないとはまったく思えない(^^;
 うちの覇王は秀才なんだよお。書かれないけど(爆)

>> と、ダルフィンが自分のベットで寝ていた事でいっぱいだったが、よっく考えてみればいつもこの時間辺りに来るはずのゼロスが来ない。
>> 普段なら、寝起きの悪い自分を起こしに来るのに……
>>「あ、そーか……金色の魔王様がいらっしゃった時に絡まれたのあいつだったなあ」
>> ゼラスは金色の魔王様に絡まれている自分の部下を想像しようとしてみたが……頭が痛くて大まかな事しか思い出せなかった。
>どーゆー絡まれ方なんだか興味湧きます。

 ある掲示板でちょこっと書かせていただきました(^^;うちんところのリンクから飛んでください。

>>(やはり一人じゃ全てを思い出す事はできない……ダルフィンを起こせば良いんだけど、あれは一度寝ると燃やそうがカタート山頂から蹴落とそうが(実行済み)起きなかったものなあ……やはり、残りの腹心に聞くしかないか……魔王様は駄目ね。金色の魔王様に捕まっているだろうから……)
>えーっと、その実行済みって……それで起きないダルフィンも……

 寝たら最後、何をやっても起きはしないって事ですね(^^;

>> 結果はかなり悲惨な物に終わった。
>> 冥王フィブリゾはその場でお酒飲み過ぎてきゅーっと目を回していたし、魔竜王ガーヴはまだ酒を飲んでいたはいいが、ゼラスの事なんぞ眼中に無かったし、覇王グラウシェラーは覇王将軍シェーラと共に自分の部屋で睡眠中との事。ゼロスもその場にいたので話しを聞こうと思ったが、ゼロスは白目向いて気絶していたようだった。
>まだお酒飲んでるガーヴって一体……

 酒好きガーヴ(笑)やはりガーヴには上半身裸で一升瓶片手に一気飲みが似合う(笑)

>> 彼女はギィィィィイッ、と自分の部屋の扉を開ける。と、そこには出ていった時と何も変わらぬ……いや、少なくともベットにめり込んでいたハンマー(S専用)がベットの足元に転がっていた。
>> 近くに行ってまで見てみると、ハンマー(S専用)には拳の跡がくっきりと残っていた。……どーやら一度起きてハンマー(S専用)に八つ当たりして不て寝したらしい……
>> ダルフィンはまた何事も無かったかのように寝ている。ただ目を瞑っているだけなのかもしれないが。
>いや、あの……

 俗に言うフテ寝ってやつですね。


>……そりゃ誰だって考えるわな。

 もちろん誤解してもらうようなセリフを選びました(にやり)

>> もうゼラスの頭の中はもうやばい方に傾いて行く。が、ダルフィンはまったく気づいていないようで話しを進める。
>>「まったく……寝かしつけるのがあんなに苦労するなんて思っていなかったわよ」
>>「……はっ!?」その言葉で、ゼラスは我に返った。その様子を見ていたダルフィンは呆れた顔をして、
>>「……あんた、何勝手に想像してたの?」と、じと目で言い放った。
>>「なっ!思わせぶりな事を言うあなたが悪いんじゃないのよっ!」
>>「んな理不尽な言い訳があるわけないでしょっ!それに、勝手に想像したそっちが悪いんでしょうがっ!」
>>「う゛……」さすがに言い返せないゼラス。
>>「それに……あそこまで酔っ払ってれば記憶なんて無いに決まってるわよね……」
>> ふう、とダルフィンはため息をつく。
>>「あのさ……あたしどこまで酔っ払ってた?」
>>「最終的にはハイになっちゃってて、ゼロスの事すら忘れてるし……危なかったわよ、金色の魔王様に無礼を働く所までしそうになったのよ?」
>>「え゛え゛っそんなことまでっ!?」
>してたらしてたで面白そう(爆)。

 面白いじゃすまないと思う(^^;

>>「でも……ダルフィン。なんであたしのベットで寝てた訳?」
>>「あなたがもうベロベロに酔っ払っちゃって、ゼロスは金色の魔王様にからまれてもう何が起こっているのかわからない状況だったから、私は先に宴会を上がらせてもらってあなたをこの部屋に連れてきたのよ。本当ならあなたを寝かしつけて宴会に戻るつもりだったんだけど……あなた寝付き悪いわよ、まじで」
>>「そ、そんなに?」ダルフィンにそこまで言わせるあたしの寝つきの悪さって一体?とゼラスは複雑な気持ちになった。
>>「お酒の入ったあなたを寝かしつけるのにどれだけ時間が掛かったか……最初に遊びに付き合って、疲れさせて寝るかなっと思ったら『添い寝してくれないと嫌いになる』にはまいったわ」
>きゃー、ゼラス様大胆〜!

 酔ってるゼラスの行動は予測できませんねえ(笑)いつもはダルフィンの手なのに(おぃ)

>>「そこまで言ったの?あたし」ゼラスは酔ってたとはいえ、軽い自己嫌悪に陥ったようだ。ダルフィンはそれに気づいたのか口調を少し優しくした。
>>「まあ、結局は添い寝したけど……あんたやっぱ寝つき悪いわ。やっとこ寝た時、私も眠くなっちゃって……動くのも面倒だったから、ここで寝たの。それに、ゼラスの寝顔見れて得したなって気分だったし」
>>「ね、寝顔……見たの?」かあっとゼラスは顔が真っ赤に染まる。
>私も見たいですね、ゼラスの寝顔。

 ゼロスになったら見れるかも(笑)

>> そう言って、ダルフィンは姿を消してしまった。残されたゼラスは一つだけダルフィンに聞くのを忘れた事を思い出した。
>>「そういえば……夢の中で見た暗く、寂しい笑顔の意味ってなんだったんだろう……」
>> ……まあいいか。後で聞けばいいことよね。
>> ゼラスはそう考えて、ダルフィンに言われた通り、ベットの中に潜り込んだ……
>ダルフィンもいろいろあるのよ(多分)。

 いろいろあったかな?(こら)ただ、娘を失いたくない母親の気持ちに似てるかも?(おひ)

>ちなみに……私はこーゆーネタ(ダル×ゼラ)大好きです。これからもこーゆーのバシバシ期待してまーす。
>んじゃ、まあそーゆー事で。

 こんなもんしか書いてません。きっぱり言いますが(^^;ほぼダルフィン×ゼラスです(^^;
 ではでは、また次回作で