◆-再:スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達14-めなりん(9/8-01:26)No.4346
 ┗再:スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達15-めなりん(9/8-01:29)No.4347
  ┗スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達16-めなりん(9/8-01:33)No.4348
   ┣スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達感想【16】-海王ゆかり(9/9-17:15)No.4384
   ┃┗ゆかりお姉様ありがとうございますぅ-めなりん(9/13-02:03)No.4497
   ┃ ┗こっちも楽しませてもらえて感謝してます♪-海王ゆかり(9/13-14:55)No.4509
   ┗Re:スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達16-翼月 星(9/10-01:35)No.4396
    ┗星兄、ありがとうございますぅ〜-めなりん(9/13-02:30)No.4498
     ┗レス&らんにぅ〜-ろでぃ(9/14-18:26)No.4555


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4346再:スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達14めなりん 9/8-01:26

どうも皆様おはようこんちはこんばんわぁぁぁ。
早いもので、もう14…そうなると15ですね。
でもその前に、ちょっとした番外編を読んでいただければと思っております。
嫌ならブラウザを閉じましょう(にっこにっこ)
それが嫌なら戻る機能を使ってかえりましょう(にっこにっこ)
いずれの場合も…(にっこにっこ)
ま、再掲示なんだけど…(にっこにっこ)

スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達番外編1

1998年、東京。
あなたはご存知だろうか。
新○区にある、ごくごく普通の家のぜんぜん普通じゃない住人を。
父 べるぜ 20歳(実は蝿…)
母 セリア 16歳(実はイルカ…)
姉 K伯爵 15歳(ちょっと不良、渋○によくあらわれる)
妹 めなし 13歳(馬鹿としかいいようがない)
…考えてみればこの上なくおかしな家族関係だが、この言葉を聞けば納得できる。
魔族一家…なんである。
で、魔族柄おかしなことに巻き込まれたりもするのである。
――その一日は、こんな朝からはじまった。
「おぉっきなさぁぁぁぁぁーーーーーーーーいっ!!」
セリアの怒声が、家中に響き渡る。
ふりふりの白いエプロンで、片手にフライパン返しを持っている女性魔族。
銀髪ストレートで、かなりの美人。しかもイタリア人(謎)である。
「うるっさいなぁ…」
階段から降りてきたのは、たった一人、べるるんのみだった。
まだパジャマ姿である。
実は女だったりするが、まぁ魔族なんだから両性だし…
「あなた、おはよう(はぁと)」
「はっ!?なんでいつのまにわたしがお父さんにっ!?」
「作者とご主人様(ロディさん)の思い付き陰謀」
……………しばし、沈黙。
あっさりと答えるセリアに、イマイチ答えがみつからないべるるん。
「あ、でも男ばーぢょんはやめてね、気持ちわりぃから」
「気持ちわりぃとはなんだっ!…まったく…」
そう言ってべるるんは、洗面所に行く。
「あら?K伯爵とめなりんは?」
「まだ寝てる」
……ムカッ
だんっだんっだんっだんっ!
音をあげながら、セリアは階段をのぼっていき…
「おきろっつってるでしょーーーーーっ!!」
二人の耳元で、力いっぱいぶち叫んだ。
「母さんのことなんか聞かないわっ!ちょーMMっ!(超マッハムカツクの略)」
減らず口たたきつつ、それでも起き上がる姉、K伯爵。
黒い髪の美少女だが、ちょっと不良だったりする。
しかし、もう一つのベッド…つまりめなりんからは何も反応がない
「ほらっ、めなりんも起きなさいっ学校遅刻しちゃうわよ」
「ほぇぇぇ…あと5分」
「おきなさーーーーーーいっ!」
がばぁっ!
布団ひっぺがすセリア。
それでもめなりんは寝たまんま、
「…朝ゴハンなーに?」
「超豪華にょろにょろ目玉焼き負の感情入りまんどらごら添え」
「起きますっ!」
しゅたぁっ!と起き上がり、だだーっと階段を駆け降りていく。
金髪で、前髪が長すぎて目が見えないがきんちょである。
そう、いつもの朝だった。
ここまでは…

りんりんらんらんっ♪(君は知っているかこのCMをっ!)
「あ、電話」
お皿を並べていたセリアが、電話へかけよる。
「はい、もしもし、魔族ですけど」
「あ、セリア?あたし、ロディなんだけどね…」
電話の向こうは、セリアのご主人様、ロディだった。
「どーでもいいけど、魔族ですけどってなんか嫌…」
「だって、名字が魔族なんですからぁ」
「…まぁ、それはとにかく、本題よ…実は…」
ロディの悲しそうな声。
「…あんた以外の使い魔たちが、ぜーいん入院しちゃって…」
――!?
「っ入院!?スピカ、クリスそれにアイラがっ!?」
…顔から血がひいていくのが、自分でもわかる。
「そうなの…面接時間は、午前11時からだから、それまでに準備よろしくね…♪」
かちゃんっ…つーっつーっつーっ…
「…ロディ様…」
電話の切れた音をききながら、セリアは呆然と呟いた。
「…まぁた、ご冗談を〜」
「冗談なのか?」
いきなりあらわれるべるるん。
「きゃぁぁぁ、そのスーツすてきー(はぁと)」
「いや、あの…そーじゃなくって…」
「さぁっすが私の見込んだお・か・た(はぁと)」
「…セリア、あとであーゆーことやこーゆーことをやったげるから…」
「やってくれんのねっ!!」
ずずいっ!と迫るセリアに、べるるんは
「あーはいはい。AでもBでもCでもやってあげるから、結局電話はなんだったの?」
「あ、私以外の使い魔達が全員入院したそうなの」
……
「入院だぁ!!?」
「そう。なんの病気かは知らないけど…心配だわ…」
心配そーな顔を見せるセリアに、べるるんは
「安心しろ、私がついてるからっ」
「きゃぁ(はぁと)」
「新婚夫婦は仲がよくてい〜ね〜ひゅーひゅー♪」
「いちゃついてんじゃないわよ全く恥ずかしい…」
「親のらぶらぶを邪魔するんじゃありませんっ!」
はやすめなりんと呆れるK伯爵に怒るセリア。
日常茶飯事である。
「あたしぃ、今日は渋○いくからぁー。ハチ〇前ー」
「はっ、ハ〇公!?しぶいわねっ、K伯爵!」
K伯爵の冷めた言葉に、セリアが外れた応答をする。
「普通は止めるべきだろーに」
「あ、そーいうもんなの?」
べるるんの言葉をあっさりと受け流すセリア。
「ねーねーべるぜぱぱー、プレステ買ってー♪」
いつのまにか、めなりんがべるぜぱぱの足にしがみつく。
「いや」
「じゃあ今日、マ○キヨでアースジェ○トたぁっくさん買ってきてあげるねっ」
「わかったっ!買うっ!」
慌てて前言撤回する情けない父。
「…じゃ、あたし行ってくるからね」
キャミソールに着替えたK伯爵が、ヒールの高いサンダルはいて出ていった。
ぷら○のバックには、キテ〇ちゃんがじゃらじゃらとついている!
そしてハイビスカスのスカート!!(今年の流行だそうですぅ)
そしていつもの通り…
…どがちゃぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!
「こぉらっ!ドアは静かにしめなさいっ!!変形するでしょっ!!!」
セリアのこの声も、日課になってきてしまった。
「じゃ、わたしも大学いってくる」
と、べるるん。
「あなた、いってらっしゃぁーい(はぁと)」
さっきとは全然違うセリアが見送る。
『っちゅぅぅぅぅぅぅぅっ(はぁと)』
「…子供の前で、悪影響だと思わないか?」
「いーのよめなりんなんだから♪」
熱いでぃーぷきすした二人がなにやらいちゃつく。
若気のいたり、とゆーやつである。
全然ちがうかもしんない。
「…子供?」
自分を指差して聞くめなりん。
『うんっ』
そして二匹の声がハモる。
「じゃーね」
言ってべるるんはドアを開け…
ごがちょずずずずずずーーーーーーーーーーー…
「だぁからぁぁぁっ!いつも言うけど、ドアは蝿がはりつかないようにしめてっ!」
蝿でいっぱいになっているドアに向かってせりあままが叫ぶ。
変形した上に蝿がはりついているドア…おそろしや。
「めなりんもちゅーがっこーいくぅー」
「いってらっしゃい、恐いおじさまに連れてかれないよーにね(はぁと)」
「ほーい」
セーラー服のめなりんは、蝿さんでいっぱいの変形したドアに向かって呪文を解き放った。
「ぎが・すれいぶ」
ぼしゅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!
「だからぁっ!『変形ドア蝿さんつき』を混沌にかえしちゃいけませんっ!!」
セリアの声が、めなりんを送り出す。
とりあえず、これで主婦セリアの朝のお仕事は終わりである。

「〇谷ー渋〇ーあたしってもしかして今、最近の女子高生っ?♪」
なにやらうれしそーなK伯爵が、渋谷の街を歩いていく。
「今まではデモン・ブラッドばっか集めてたから、こんな休養もなかったわねー」
朝の渋〇。
警察がうろつき、家出少女達をほどうしていく。
はげおやぢが女にかけよって、売春を求めるが、結局断られる。
売春してた女は、金品ねこそぎ奪っておやぢに手をふる。
そんな中に、覚醒剤を売っているよーなバカな奴の姿もまぎれて…
「なんていい光景なのかしらーはにゃーん♪」
…K伯爵が壊れた。
「あ、今日は2時に待ち合わせがあるわね…それまで遊んでよっと」
「ちょっとそこいくお嬢さんっ♪」
うきうき気分のK伯爵に、誰かが声をかける。
「…はぁ、なんでしょう?」
振り向いてみれば、そこには一人の少女。
黒い髪をポニーテールにした美少女で、雫型の青いイヤリングをしている。
それよりなにより、気になるのは首から下げたカメラである。
「私、海王ゆかりっていうんですけど…」
「は、はぁ…」
K伯爵は気づいた。
もしやっ!これは最近、〇谷を歩いているとスカウトされるとゆーあの噂!?
そーよね、あたしってかわいいしーあったりまえってかんじー?ふふふっ
一人ほくそえむK伯爵。
「それで、この雑誌にのりたくないですか?」
「もぉっちろんっ!」
K伯爵はにこにこと、その少女に言ったのだった。

「…ん?」
べるるんは、確かに聞いた。
めなりんの声を。
「…あ」
誘拐されてる。
「まいっか、めなりんだし。誘拐させといたって死にゃしないでしょ」
金髪女性に連れてかれるめなりんを、あっさりと見過ごすべるるん。
「…金髪女性!?」
振り向いたそこには。
めなりんと一緒に空間移動した、ゼラスのにこやかな顔があったのだった。
「まいっか、どーせめなりんだし」
結局大学へ向かう薄情なべるるんなのであった。おしまいっ♪…
…ってちょっと待ておいコラ。

「あ、セリア…」
ロディが泣きながら、ドアから入ってきたセリアを見つけた。
「どうしたんです?一体…」
「…実は…」
ロディは下を向いているばかり。
ベッドに横になっている三匹は、意識不明らしく、あーだのうーだの言っている。
「…まさか、ガンですか!?」
「いえ…ガンじゃないわ…」
「それじゃ…心臓病とか…」
セリアの言葉に、ロディは首を横にふる。
「…それじゃまさか…」
「食中毒よ…」
ずだぁぁっ!
「新型の食中毒、O-158…あぁっ!読者の皆さんも、あれこれ食べちゃいけませんよっ!」
ロディが半泣き、なおかつカメラ目線で読者に訴える。
「それでです、セリアさん」
「あ、一坪院長、いつもお世話になっております」
ロディの横にいた一坪院長に、セリアが軽く会釈する。
「…お世話になってるの?」
「はい、べるぜ様がアー〇ジェットで倒れたときに…」
「……」
ロディは今、聞かなければよかったと思っている…
「そっ、それはともかく…それで?院長」
話を進めるロディ。
「食べたものの鑑識の検出の結果、それらしい毒物、病原菌は入っていなかった」
「じゃあ、なんで食中毒なんかに?」
セリアの言葉に、一坪院長は困った顔をつくって
「そこが問題なんです。どうやら、魔族に対して効き目のある毒物のようで…」
…どきぃっ…
セリアはわかった。
これから、どんな展開になるのか、を。
「…それで、人間じゃきかないってことで、セリアさんが味見を…」
「したくありませんッ」
セリアは小さな声で叫んだ。
「第一、なんで私なんですか?ロディ様だっていらっしゃるし…」
「命張ってまでやりたくないもん」
…見捨てるなっ!この魔族野郎っ!!
一瞬、心の中で怒鳴ってもみるが、自分のご主人様である。口には出さない。
…口には、出せないのだ…滅ぼされてしまうから…
「そういうわけで、これから5品食べていただきます。
あ、それと。三日前の食べ物ですから、不味いかもしれますんが、そこはそれということで」
「そんなもの食わせんなぁーーーーーーーーーーーッ!!」
今度こそ、セリアは本気で怒鳴ったのだった。

「…あ、じゃあそこらへんで、好きなポーズをとってください」
ゆかりがK伯爵に指示をする。
「好きなポーズ……だっちゅーの(はぁと)」
「…あの…18禁のグラビア撮影じゃないんですから…」
某ポーズをとるK伯爵に、ツッコミをいれるゆかり。
「そんなこと言われたって…好きなポーズだし」
「…あ、じゃあもう一人、相手役を入れますか?」
ぴくぅんっ!
K伯爵の耳が反応した。
――相手役!?
もしかしたらこれでデビューして…アイドルも夢じゃないわねぇくっくっく…――
一人で想像しまくるK伯爵。
「あ、もしもし?翼月君ですか?今から渋〇ハチ〇前です。
しぶい?そんなこといわれてもしかたないじゃないですかぁ…」
ピッチにむかって話すゆかり。
―ふむ、相手役は翼月とかいう人か…名前はよしとしよう…―
なにか女王様気分にひたるK伯爵。
「問題は顔ね」
「え?なにがです?」
ぽそっと言ったK伯爵に問いただすゆかり。
「今からきます…あ、もうきたみたい」
「も、もう来たの!?だれだれどこどこっ!!?」
辺りの人々に目をやるK伯爵。
「どぉも、翼月 星といいます。よろしく」
「あ、翼月君、この変な人がK伯爵です」
…その時。
K伯爵は惚れていた。
――…顔もおっけーっ!…――
「あ、よ、よろしくお願いします…」
言ってK伯爵はぺこっと頭をさげたのだった。

ぴ〜んぽ〜んぱ〜んぽ〜ん♪
「蝿の魔族のべるぜさん、至急購買横の公衆電話右から2番目におこしください。実況はティナでーす」
ぴ〜んぽ〜んぱ〜んぽ〜ん♪
…ずるぅぅぅぅぅぅっ…
その頃昼ゴハンを食べていたべるるんは、奇怪な音をたてつつ椅子からずりおちた。
「ほれほれ、呼ばれてるよ」
「わかってるよ…しかし番外編だからとはいえ、ティナに呼ばれるとは…」
友達におされて、とりあえず電話まで辿り着くべるるん。
「右から2番目ね」
「…ティナさん、実は今回出番がないんでしょ」
しつこく言うティナさんに、きっぱり真実を見抜くべるるん。
「後編にあるわよ、ロディさんをとめる通行人1だか2だかで…」
「…すっごい悲しいと思う、それ」
そんなことを言いつつ、受話器をとる。
「はい」
「あ、あなたっ!?あなたねっ!?」
受話器から聞こえてきたのは、泣いてる声のセリアだった。
かなり慌てていて、息をきらしている。
「あのねっ!今すぐ国際東京都新宿区医療院教学学術委員会、本館3F、340号室来てね、よろしく!」
がちゃんっ!…つーっつーっつーっ…
「…ど、どこだって?」
早口で言ったセリアの言葉を理解せずに、とりあえずべるるんは近くの病院へと走っていった。

「ほぇ?」
めなりんが誘拐されてたどりついたのは、実はディズニー●ンドだった。
「ふっ、めなりんっ!今ここであんたは死ぬのよっ!」
「…ほぇ?」
金髪女性の言った言葉に、とりあえずほぇほぇするめなりん。
「だからっ!ここであんたを事故死させるッ!」
「…あ、ゼラスか」
「今ごろ気づいてんじゃないわよっ!まぁったく…
こないだのハンバーグだってかえしてもらってないし…」
ぶつぶつ愚痴を言いまくるゼラス。
「あれはK伯爵が食べちゃったよ」
「なぁぬぅ!?」
「うっそぴょ〜ん」
…ぷちっ。
絶対殺すッ!このがきんちょッ!!!
「獣王様ぁー順番そろそろですー!」
ゼロスの声が響く。
「おっけーっ、さぁめなりん、いくわよっ!びっぐさんだーま●んてんっ!」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
ゼラスの言葉に、めなりんは心底いやな声をだしたのだった。
(注:びっぐさんだーまう●てん=ジェットコースター)

「あの…星様…」
いつのまにか名前で呼んでるK伯爵。
「ほい?」
あっさり答える星。
「…車にひかれたカエルさんと、知的美少女、どっちが好みですか?」
…………
しばし沈黙。
「ど、どっちかっていやぁ、俺は知的美少女…」
「そ、そうですよねっ!」
――これは、脈がありそうだわっ!
心の中でガッツ・ポーズ。
「それじゃ、げちょげちょになっただんご虫さんとだったら?」
「…知的美少女…」
――よしっ!このままれっつごーっ!!
完全に浮かれているK伯爵。
「あ、それじゃあ…あの女の人と知的美少女は…?」
そう言って、K伯爵は目の前に歩いていたぶっさいくでしかもおデブな女を指差した。
「…知的美少女…」
――よぉぉぉっしゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!
心の中で叫びまくる。
「そーいえば、私ってよく知的美少女って言われるんですよ〜」
「そぉか?」
……………………――
笑顔をはりつかせたまんまで凍り付くK伯爵。
「よ、よく言われるんですよ〜」
「…美はつかないんじゃないか?」
ぷちっ
「失礼ねっ!馬鹿な男だと思ってのせてあげてりゃ言いたい放題言ってくれちゃって!」
「なにをぅっ!?失礼はてめぇのほーだ、俺は女だぞっ!!」
「なにいってんの!馬鹿がつくでしょ女の上にっ!…って…女ぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
あまりのことに、思わず立ち上がる。
……
今度は完全に固まってしまうK伯爵。
そんなK伯爵を見上げつつ、星は一言
「俺は女だっ」
ぱきぃぃぃんっ!がらがらがらがらがら…
「い…今、理想が崩れていった気がした…」
泣きながらK伯爵は、やっぱり固まっていたのだった。

「どうしたんだっ!?」
病院にかけこんでくるべるるん。
「あなたっ!病院は静かに歩いてっ!それに大声を出したら患者さんにごめーわく!!」
「…あ、いやそーでなくって…どーしたんだ、一体?」
はっ、と我に返るセリア。
目の前にいっぱいの腐った食べ物を指差しつつ、
「これ食って」
ずりずりずりずりずり…
奇妙な音をたてつつ、べるるんは力なく床にひれ伏した。
「お願い…それだけは…」
「だめですっ!たとえ破局が生まれようとも、これだけは食べてね(はぁと)」
「…破局しても食いたかない…」
「べるぜ様、蝿じゃない。ほらほら、蝿もたかってまちゅよ〜」
「もっと食べたくない…」
「まぁまぁ、どーせ私も食べるんだから……」
セリアも一緒にしゃがみ込む。
「なんか、こないだの夜…
ご主人様、つまりロディ様が唐突に三匹に夜食をつくってあげられたそうで…
その時、なにかの毒物が舞い込んだか、食中毒の病原菌が発生したんだか…
けど、人間には効き目がないの。魔族に有効なものらしくって。
それで、人間じゃあ調査もできないとかって…私たちがこれを一品ずつ食べて検査するって」
泣きながら事情説明するセリア。
「ちょっと待てよ…それって、ロディはやらないのか?」
「ロディは2時から待ち合わせがあるのっ!渋●のハ●公前!!」
なぜか胸を張って答えるロディ。
「気絶したら約束破りになっちゃうでしょっ♪」
「わたしだって大学ぬけてきたぞっ!?
…ついでに…どーしてそんなもん食わなきゃならないんだ?」
「その病原菌を見つけ出さなければ、アイラ達を救う薬ができないのよ」
「…つまり、結局わたしたちも食中毒になるんだろ?」
べるるんの言葉に、セリアはびくぅっ!と体を震わせる。
「…そのとーりです…」
涙ながらにそう言って、セリアはスプーンを手にしたのだった。

「いやぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
ごぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…
「うるっさいわよめなりんっ!」
「いやっいやっいやっいやっいやぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!!!!」
風が耳元で轟々うなりをあげる。
「ほれほれ、風をきるってすばらしーでしょー?」
「いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
ゼラスの声にもいやの一声ばかり。
ぴきっ
ゼラスの額にあおすじが浮かんだ。
「落ちろてめぇ!」
「落ちるっ!」
蹴りをいれようと足をぶんぶん振り回すゼラスの言葉をまにうけて、めなりんは下を見た。
「たっかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
「こんくらい魔族ならだいじょーぶよっ!」
思わず悲鳴をあげためなりんに、ゼラスが信憑性の薄い言葉を叫ぶ。
「だって下が川さんだったりごつごつした山さんだったりするんだよっ!?」
「イチイチさん付けしないのっ!落ちろっ!」
ごっ!
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
落下していくめなりん!
「やりましたね獣王様!死にますよこれでっ!」
ゼロスがさわやかな笑いをうかべつつ恐い事をほざく。
そこで、ジェットコースターは一回転していた。
(本物のびっぐ●んだーまうんてんは回転しません)
「…獣王様、上」
「へっ!?どわきゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ぼすっ!
「着地しちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
そう。
つまり、めなりんが落ちたと同時に、ジェットコースターがUターンしたのだ。
結果的に助かってしまったわけである。
「あんた、いつまでも私の上にのっかってないでよっ!」
ゼラスの金切り声がめなりんの耳元ではじける。
「いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
そして、●っぐさんだーまうんてんは果てしなくまわりつづけるのだった。

「あの…二人でいろいろとポーズをとってください」
「第一ねぇあんたが…」
「お前が最初に…」
……
ゆかりは困っていた。
二人の険悪ムードに。
あれから二人は、口喧嘩ばかりである。
「それに女は俺なんて…」
「俺って言って何が悪いと…」
ぜーはーぜーはーぜーはー
約30分喧嘩したところで。
そのムードを破ったのは星だった。
「…やろーぜ」
「…お、おっけー」
一瞬見えた笑顔にとまどうK伯爵。
――…おぉっ!今私、恋する乙女やったりしてっ!…――
妄想の世界に入ったりする。
「あ、そーいやお前は彼氏いねーの?」
「はんっ、いないわよ、男になんざ興味ないもの」
「…じゃあ女に興味あんのか?」
ごすっ!!!
真顔で言った星に肘鉄をいれるK伯爵。
パシャッ
「変なとこ写すんじゃないわよっ!」
「えぇっ!?今の、すっごいいいアングルでしたよっ!?」
怒るK伯爵に驚くゆかり。
―…なんか、疲れてきた…
K伯爵は雲ばっかりの汚い空を見て涙したのだった。

…はくっ!
スプーンにのっかったシーフードピラフを、目をつぶって食べるセリア。
「……」
その時セリアは初めて知った。
まずさのあまりに、気を失うことは本当に存在するのだと。
すれいやーずすぺしゃるのもったりとしてコクがないとは、これを指すのだと。
失神しそうになったのを、なんとか椅子に座って持ちこたえる。
塩と砂糖を入れ間違えただの何だのは、まだいい方である。
ごはんのばさばさした舌触り。
乾いた貝の味のなさ、なにやらくっつくべとべと感。
海老のぱさぱさしたただれ具合が、妙になめくじを思い出させる。
そしてもちろん、胡椒と黒砂糖を入れ間違えているのがひしひし伝わってくるのだ。
「べっ…べるぜ様、御茶…」
「ほいどーぞ」
べるるんから御茶をひったくってがぶがぶ飲むセリア。
「あぁ、御茶が美味しい…」
心から涙するセリア。
こんなものを、あと五品も食べつづけるのだ。
思っただけでも御茶が恋しい。
…はくり。
「うぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐっ!!!!」
隣では、同じくシーフードピラフを食べたべるるんが御茶を飲み干しているところである。
「ぐはぁっ…な、なんなのよコレは!?」
「シーフードピラフにきまってるでしょ。
ま、時間が経っちゃったけど、味はそんなに変わりないと思うから。乾き具合も抜群だし」
…抜群って、ロディ…
べるるんが心の中でツッコミをいれる。
「これは…食中毒入ってなくたって、気絶しそうね…」
セリアがまじまじと嫌な目でシーフードピラフを見下ろし、呆然と呟いた。
「あとスプーン4杯食べるなんてことないでしょーな?」
「そのまさかよ」
ロディのあっさりした言葉に、べるるんとセリアはかたぁく抱き合ったのだった。

「…おげろぅえ…」
吐きそうになっているめなりんを引き連れて、ゼラスは作戦2にうつった。
「じゃあ、あのピノキ●の、のろっかー?」
にこにことそういって、めなりんの手をぐいぐい引っ張る。
ピノ●オの、とは。
ホントにあるアトラクションなのだが、とりあえずピノキオの世界に入り込める。
で、その途中に、横からくじらが口をあけてどわばぁぁっ!と出てくる時があるのだ。
そこを狙ってめなりんを口に放り投げる!!
まさに完璧な作戦!事故死だ事故死!!
しかし、それで事故死に見られるかどうかは甚だ問題であったりする。
「はい、このゴーカートにのってくださぁぁい」
受付のお姉さん篠塚が案内する。
「出発でーす♪」
そしてゴーカートは、闇へと消えたのだった。

「やっぱ、自由に喧嘩して下さい」
仲良しアングルをつくって、それでも顔は怒っている二人に、ゆかりはそう司令した。
「望むところだっ!」
ばっ!と立ち上がり、身構える星。
「こっちのセリフねっ!」
同じく立ち上がって、ファインティングポーズをとるK伯爵。
パシャッ
「…ちょっと…なんとゆーか、気が抜ける音ね」
「ふっ、その程度で気が抜けるとは、愚かなっ!」
「愚かですってぇぇっ!?」
「はぁーっはっはっはぁー!魔族は悪に生きなきゃなぁ」
「謎の言葉つぶやいてんじゃないわよきぃーっく!」
パシャッ
「それならこっちはぱぁぁんちっ!」
パシャッ
「つめが甘いっ!こんなもんよけきれるわっ!」
パシャッパシャパシャッ
…どうやら、写真をとるのには成功したようである…

「べるぜ様…このピラフ…どうでした…?」
「…あとででぃーぷきす30回してあげるから今は何にも言わないで…」
完全に青ざめた顔で、二人はスプーンをにぎっていた。
やっとスプーン5杯、シーフードピラフを食べ終わったところである。
「次はこの野菜サラダね」
どぉんっ!とお皿に盛ってあるキャベツさんや人参さんやたまねぎさん。
これ程憎らしく思えたことは、二人にとって最初で最後の体験だろう。
「まだ食べるんですかぁ?やっぱり…」
「辺り前よ。あとはこれ入れて4品。頑張ってねー♪」
ロディの言葉に、セリアは深く重い溜め息をついた。
「…さらだ、もう食べられないだろうな…」
遠い目でべるるんは、それでも潔く、用意されたフォークを握り締めた。
…はぐっ。
「……」
固まった表情のままで涙するべるるん。
「べるぜ様っ!?大丈夫ですかっ!!?」
セリアの言葉に、ただひたすら泣きながら、ふるふると横に首を振る。
キャベツの芯はかたいわ、人参は土のニオイがするわ、たまねぎは死ぬほどからいわ。
絶妙なバランスで不味いっ!
「し、しかし…べるぜ様が食べたのはソースがついていないところ!
いくらなんでもソースは大丈夫だと思うから、ソースがついているところなら…!」
はくっ!
ソースをつけて食べるセリア。
「……」
どがっ。
そのまま机に突っ伏す。
ロディはそんなセリアを見て、
「あ、そのソース?油が分離しちゃったの。胡椒も黒砂糖とまちがえて…」
マイルドすぎで、ねめねめした舌触りと憎らしいほどの甘い香りがセリアを襲う。
「かはぁっ」
セリアは隣にいるべるるんの肩に、ことんっと頭をおいた。
「…う…」
肩に頭をおかれただけで、べるるんは吐き気がしたのだった…

――…ふっふっふ、そろそろ鯨がでてくるわね
作戦2。
身構えるゼラス。
きゃぴきゃぴはしゃぐめなりん。
後ろで寝ているゼロス。
状況はいい方向に向かっていた。
めなりんはハリボテを見て楽しんでいる。
今ならたとえ財布をスったって気付かれやしない。
そんなわけで、ゼラスは既にかばんごとデモン・ブラッドを盗んでいたのだった。
キーホルダーのデモン・ブラッドは、やはりめなりんの意志でしかとれはしない。
しかし、かばんごと奪えば済む事である。
あとはめなりんを抹殺するのみっ!
『ぐわぁぁぁぁぁっ』
くじらがでっかい口を開けた!
「でぇぇぇぇぇいっ!必殺、ゼラス投げっ!!」
すっぽぉぉぉぉぉぉぉぉんっ!
めなりんが威勢良くクジラさんへと飛んでいく。
「ほにゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!?」
「よっしゃぁっ!これでデモン・ブラッドは私達のも・のっぐふふふふふっ!」
っごぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
除夜の鐘のような音。
どーやらあのクジラ、鉄製だったらしい。
ひるるるるるるるるるるるるるるるる…
ドガッ!
「うわきゃぁっ!?」
クジラにぶつかって落ちてきためなりんの頭が、ゼラスの頭を直撃した!

「それにねぇあんたのその顔には…」
「お前だって自分の事美少女とか…」
「あのぉ、少し間合いをとってぇ、飛び蹴りしていただけますかぁ〜?」

「…うっ…」
「つ、次の料理はなに…?」
「カレーでございまぁ〜すぅ!ロディお手製、自慢のカレーなの!どんどん食べてね♪」
『…いや』

「あぃたたたた…」
「あーおもしろかったっ!ゼラス、今度はどこいこっか?」
「どこいこっかぢゃないわよっ!」

…続く…

なんて不幸な展開なんでしょう…
どーでもいい事ですけど、いつもこれくらい書くのに1週間近くかかるのに
たった2日で下書き、直しに1日…合計3日…私、楽しんでいたりするかもしんないです。

注:なんども言いますが登場人物は実際にいる人物とはなんら関わりはありません。多分。
そして作中に出てきた伏せ字なしのあの病院は実在しません。多分。
ちなみに伏せ字の場所は全て実在します。多分。

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4347再:スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達15めなりん 9/8-01:29
記事番号4346へのコメント
照り付ける太陽。何処までも遠く青い空。
冷房のききまくった部屋。パソの起動。
ちょっと濃いめに入れた麦茶の中で、氷のパキッと割れる音。辿り着くは書き殴り。
しかしこんな真っ昼間、しかも夏休み中。チャットにはだぁれもいない。
掲示板のレスもかきおえちゃったし…でも、暇つぶしになんかしたい。
そんな冷ややかな夏には、やっぱりスレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達…(をひ)
夜でも勿論お読み下さい…幽霊が出ないかは保証しません…
絶対でないとおもうけど(笑)


スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達15、番外編2

「…ん!?今何時っ!!?」
K伯爵がぴたっと止まった。
つられて星も、構えたまま動きが止まる。
「えーと、今…11時ですね。そろそろ休憩にでもしましょうか?」
ゆかりが腕時計を見ながら言う。
「おしゃぁ、いこーぜK伯爵っ!」
「どっ、どこへよぉっ!?」
K伯爵の腕をひっつかんで、星は走り出した。
「むこーに美味しいレストランがあるんだっ!早くしねーと席とられちまうっ!」
「そーゆーことならわかったわっ!」
言って二人は全力疾走。
「あの…1時にはここに来て下さいねー!!!」
ゆかりの声が、空しく響き渡ったのだった。

「…か、かれぇと呼べるの…?」
目の前においてあるこげ茶色のねちょねちょした物体を見て、べるるんは思わずそう呟いた。
「…これは、どうみてもカレーではないです…」
あまりの酷さに、もう見たくもなく涙するセリア。
「ロディ自慢のお手製カレー!どんどん食べてね☆」
「食えるかぁぁぁっ!こんなもんっ!」
腰に手を当てていうロディに、抗議の声を上げるべるるん。
「と、とりあえず…ゴハンはマトモにたけているはずだから…」
はぐっ…
……。
そのまま動かなくなるセリア。
「どしたっ!?どしたセリアっ!?顔色が悪いぞっ!!」
「……かはっ…こっ…こへは…はふい…みふ…ふふなくしへはいはへしょ…ほふひんさま…」
「なに言ってるんだかぜんぜんわからんぞっ!?」
遠くを見つめたまま何かを言うセリアに、水を渡しつつ叫ぶべるるん。
「そーよ。水を少なめにしたの。カレーをすいこましちゃったらオイシっかなーって」
「…でも、かれーと完全にわかれてしまったんですね…?ご主人様…」
自慢しているロディに、水を飲み干したセリアがつっこむ。
「ま、それでも美味しいんだからいいじゃない」
「美味しくないですっ!!」
セリアはやっぱり叫んでいた。

「さぁ、今度はあれよあれっ!」
ゼラスが指を差したその先は。
「なにあれ?」
「いっつすもーるわー●どですね」
にこにこ顔でゼロスが答える。
「そうっ!軽快な音楽と共に、お船に乗って旅をするっ!すっごいかわいいお人形さんっ!」
「…獣王様、本気で楽しんでませんか?」
目の色かえて説明するゼラスに、ゼロスが苦笑いしつつたずねる。
「そぉんなことないわよっ、さぁいくわよっ!」
言ってゼラスは駆け出していく。
その後を追うめなりん。
「…ホントに大丈夫なんでしょうか…」
心配顔のゼロスは一人、空を見上げてつぶやいた。

「…はい、三杯目♪これ追加ねっ、大盛りでよろしくー」
「三杯たぁまだまだだな、俺なんかもう四杯目だぞっ!」
…ラーメンのニオイがいっぱいの店内で。
やっぱり二人は競っていた。
「ふっ、味わって食べてあげなくちゃ、ラーメンがかわいそうじゃない」
なにか変なことを言い出すK伯爵。
「お情けをするとは魔族らしくない奴だなぁ」
「あぁぁらぁ、あんまり食べておデブさんになるよりましってものよぉ」
「はっはっは、あんまり食べないから、女としての発育が止まってるぞ」
「男にまちがわれまくるあなたにいわれたくはないわねぇ」
「自分を美少女なんて言うような奴よか数百倍ましだがな」
「美少女を美少女といってなにが悪いというのよ」
「おー魔族らしい、誉めてやるよ魔族っぽいから」
「おっちゃぁぁんっ!にんにくラーメン追加大盛り!!」
「こっちはしょうゆらーめんチャーシューたくさん!!」
結局食欲旺盛な二人であった…

「……」
一口食べたべるるんが、動かなくなって約三十秒。
「べるぜ様…どうですか、カレー…」
ぼしゅぅっ!!!!
いきなり口から火をふくべるるん。
「きゃぁぁぁぁぁっ!大丈夫ですかべるぜ様ぁぁっ!!?」
「…なんかばさばさして…ねとねとして…野菜の青臭さが存分に生きていて…なおかつ…」
「な、なおかつ?」
「からぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!水水水水水ーーーーっ!!」
水を飲み干すべるるるんに、ロディは自信満々、
「そうっ!ロディ自慢の地獄カレー!!辛いのがと・く・ちょ・うっ★」
「…ロディ…いろんな意味ですごい…」
べるるんは、目の前のカレーを睨みつつそう言ったのだった。

「わぁーきれーきれー」
五月蝿いほどのボリュームの音楽と、かわいいけどちょっと恐い人形。
人形がゆれるたび、ぎしぎしと音がして…(はぁと)
それにみとれているめなりんを、船からどつきおとすっ!
水の中に入ってしまえば、そこは電気のコードやらなにやらでいっぱいのハズ。
そこに触れた途端、めなりんは死亡するっ!
「えい」
ぼしゃっばぢばぢばぢぃっ!
ゼラスの声とともに、めなりんは水の中におちた。
それっきり、戻ってこない。
「やったぁっ、今度こそ!」
しかし。
そんなゼラスを見ていたほかの客は、勿論だまってはいなかった。

「…うぐっ…博多…らぁめん…くっ…ださ…いぃ…」
「…ごっ…ごも…くっ…らぁ…めん、つっ…いかっ」
「お客さん…もう17杯目っすよ…」
二人の言葉に、おっちゃんがジト目でそう言った。
「…K伯爵…」
「なぁに…?」
「…もう、引き分けにしないか…?」
「そうね…あたしもそう考えていたところ…」
ごがっ。
二人はカウンターに突っ伏した。
「あー、でもお腹いっぱーい…」
「そぉだなー…あ、今何時だ?」
がばぁっ!とおきあがり、店の時計を見るK伯爵。
そのまま硬直したりする。
「…1時15分」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!おっちゃん、お勘定これでお願いっ!いくぞK伯爵!」
「おごってくれてどーもっ!ゆかりさん怒ってるかなぁー!?」
「おきゃくさーん…あと2万円…」
おっちゃんの涙もむなしく、二人はすでに駆け出していた。

「あ、そろそろいかなくっちゃ。じゃあロディいってくるねー♪」
「ロディさん気を付けてー」
そんなロディをさわやかな笑みで見送ったのは、一坪院長だけだった。
「…あとで殺してやる…」
「ご主人様見捨てます…」
「や、やーねぇ、そいじゃっ♪」
がちゃんっ!
「次はなに…?」
完全に疲れきった口調で、セリアが聞く。
「パスタです」
そう言いながら一坪院長がもってきたものは。
「ミミズの死体…」
「ちがいますよぉ、そう見えるだけだと思います」
思わずいったべるるんに、自身がなさそうに訂正する院長。
「…これを食べろと?」
完全に一線こえた目で、セリアがたずねる。
「…まぁ、その通りです」
汗をひとすじたらしつつ、一坪院長は答えた。
「こうなったら全部たべおわったあと、そこの空いてるベッドでセリアとやっちゃるぅっ!」
「えぇそうしましょうっ!今度はどぉんな子供が産まれるんでしょうねぇあぁ楽しみっ!!」
「…やけくそで18禁にしないで下さいよぉ…」
中指おったてて叫ぶ二人に、院長は泣きながらツッコミをいれたのだった。

「ちょっとそこのあなたっ!」
「ん?」
誰かの怒声に、ふりむいたゼラスはかたまった。
「あんな小さな男の子を突き落とすだなんて、どんなことを考えているのっ!?」
「いや、女の子だけど…?」
客Aの言葉にツッコミをいれるゼラス。
「少年を殺した罪は重いぞ!覚悟するんだな、あんた!」
「いやあの、少女だって…」
客Bの言葉にまたツッコミをいれるゼラス。
「なんてかわいそうな…きっと彼は成仏できないことでしょう…」
「いやあのだから、彼女…」
客Cの言葉にまたまたまたツッコミをいれるゼラス。
「俺も、あんなころがあったなぁ…あんな制服に身を包んで…」
「セーラー服なんだけど…」
客Dの言葉にまたまたまたまたツッコミをいれるゼラス。
『そういうことですから、警察に案内いたしますっ!』
「ひょでぇぇぇぇぇっ!?」
いっつすもーる●ーるどの音楽に、ゼラスの悲鳴がマッチした。

「あ、これできあがった写真です」
全速力で走ってきた二人を怒りもせず、ゆかりは写真を差し出した。
「ををっ!なかなかいいウデしてるじゃないの!!」
写真を一目見て誉めるK伯爵。
たしかに、光の入り方、構図や表情も、いずれも一番いい時を写している。
「…あ、心霊写真」
「どこどこどこっ!?」
ぽつっとつぶやいた星の言葉に反応するK伯爵。
「あ、ホントホント、生首生首ー」
「え…心霊写真は、写した人が霊力があるって言うんですよ…やだ、私霊力あるのかなぁ」
はしゃぐK伯爵に恐がるゆかり。
「大丈夫よ、この霊は守護してくれる霊だわ」
「そんなことわかるんですか?」
「ほれほれ、ここがね…」
「だぁぁぁぁぁぁぁっ!!俺はそぉいう恐いのは嫌いだぁぁぁぁぁぁっ!」
盛り上がる二人に水を差す星。
「さてはこわいんだなぁ、へっへっへ」
「こわいぞっ!」
胸を張って答える。
「ほらほら、もっと間近でみなさいよぉ、ここここぉ〜」
「ぅわっ!やめろK伯…」
ずっ!
一歩下がった星の足が引っ張られる。
ただ単に、段差になっていたところで足をすべらせただけだが。
「なんだっ!?」
思わず反射的に、前にあったK伯爵の手をひっぱる星。
「へっ!?ぅわきゃぁっ!」
どさぁっ!
「あいたたた…」
はっ。
二人は我にかえった。
ををっ!今の状態、他の人から見ればK伯爵が星を押し倒したような感じである!
「な、なに…?」
じぃーっとみつめてくる星に、思わず目をそらして問うK伯爵。
「…ダイエットしたらどーだ?」
「超巨大なお世話ですよっ!!」
真顔で言った星の言葉に、K伯爵は立ち上がって時計を見た。
「を、そろそろ2時…じゃ、私これから待ち合わせあるから…」
「わかりました、K伯爵。どうもありがとうございました」
にこにこ答えるゆかり。
「またな」
「んじゃ、またね♪」
…脈が、ほんの少しあるようだった。

「…この妙なあまさは…一体なに…?」
「寒気と吐き気が同時に襲ってくる…」
片手にお茶、もう片方にフォークを握り締めた二人が一番最初のパスタの感想がそれだった。
「確か…たらこパスタですね」
一坪院長が資料片手ににこにこ言った。
「たらこ、固かったです…」
なにか呆然としたそのままで、セリアがつぶやくように言う。
「それに、ぜんぜん混ざってないから極端にたらこの味があったりなかったり…」
言ってから、右手のお茶を飲み干すべるるん。
「…しかもなんか…アルデンテって言葉知ってるんでしょうか、ロディ様…」
「あるでんでん状態だよね…」
二人でぶつぶつ言い合う中に、なにかどすぐらい空気が入り乱れる。
「まだでんでんならいいですけど、でんでんでんでんくらいは行ってますよ…」
「そぉね…アルデンデンデンデンでも足りないかも…」
「あの…脳味噌麻痺してませんか…?」
一人、普通の人がツッコミいれる。
しかしそんなツッコミにもめげずべるるんは。
「ふふふふ、院長、あんたも食べなっ!」
「いやですーーーーーーーーーーーッ!」
はがぁぐわぁげしょげしょどばしょっ!
「さぞかし美味しいカレーでしょう…」
無理矢理ロディお手製地獄カレーを食べさせられた院長に、セリアの冷たい言葉がさくっと入った。

「なんてかわいそうな小学生…」
「いや中学生だって」
客Eの言葉に以下略
「あんな幼児になぁんてことを!?」
「だから中学生…」
客Fの以下略
「まだ10歳にもなってないようなそんな子を…」
「いや確か13か14…」
客G以下略
『とにかくっ!』
「いやとにかくで済まされることなの?」
全員の言葉にもめげず、ゼラスはツッコミをいれつづけた。
「あのがきが死んだ事は別に悪くはないけどそれはそれっ!」
……
「めなりん、あんた完全になめられとるわ」
ゼラスは眼を閉じてそう言っただけ。
「ほぇぇ?」
横手からかかった声に、全員はふりむいた。
見れば、船べりにつかまっているめなりんの姿っ!
「なんだ、生きてたのか…」
「これで私の出番もあがるかなーって思ってたのに…」
「そーだよ、あんながきんちょ…」
「もう一回沈めれば殺せるかも…」
「いや、やはりここはラグナ・ブレードあたりでカッコよく…」
「カッコいいの悪いの問題じゃないとおもうなー俺は」
「とりあえず助かってほんっとに嫌だな」
……
「ほぇぇぇ?」
「ふっ、めなりんの敵多しッ!!」
「あら、あなたを許すつもりもないわよ」
完全に勝ち誇った顔のゼラスにツッコミを入れる客C。
……
丁度アトラクションが終わる。
「にげろぉぉぉぉっ!」
「きゃーははははっ!」
逃げるゼラスを、めなりんがかばんを抱いて追いかける。
『コラ待てぇぇいっ!』
船をおりた二人を追う客達。
そしてゼロスは、一人船に残って寝ていたのだった。

「あ、ロディー!こっちこっちー」
K伯爵が手をふってかけていく。
「K伯爵!きゃぁー会いたかったー♪」
ま、気付いてるとは思うけど。
K伯爵の待ち合わせは、ロディとのものだった。
「今日どこいくー?」
K伯爵がたずねる。
「ちょっとこないだ買ったキ●ィちゃんのパスケースが壊れちゃったから…」
ロディがそう言って、プ●ダのかばんをごそごそいじる。
「あ、あったあった、ほら」
そこには。
カレーまみれになった●ティちゃんのパスケース…
「あんた、これ…」
「こないだ地獄カレー作ってたらおっことしちゃった」
「カレーの中落とす?ふつー…」
カレールーと化したキテ●ちゃんを見ながら、K伯爵がつっこむ。
「それはともかく…今日、他になにか重大発表みたいなのあるんでしょ?」
どき。
隠していたのにあっさり見抜かれている。
さすがはロディだ。K伯爵の大親友である(自称)
「彼氏?」
「彼氏じゃない彼氏じゃない」
ぶんぶか手を振って否定するK伯爵。
「ただ、ほぉんのちょっと気になった奴がいてね…」
遠く汚くどすぐらく、なおかつ雨雲が見えてきてたりする空に向かってK伯爵はつぶやいた。
「…って、雨雲っ!?」
「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!お洋服が濡れちゃうっ!ロディのっ!ロディのお洋服ー!!」
「最近の雨は酸性だからお肌にダメージがっ!!紫外線と合わせるとすごいのよぉっ!」
思い思いに叫んでから二人は、とりあえずどっかの喫茶店に入ったのだった。

「次の食品と、御茶のおかわりをもってきます…」
院長がそう言ったのは、二人がパスタを5杯(?)食べ終えたころだった。
どうやら院長、さっきのカレーで二人の気持ちがよくわかったらしい。
「…逃げないで下さいね…」
なにやら目が光ってたりするセリアに恐がって、院長は外に出ていった。
「…次はなにがでるんだろぉね」
「…そぉね、美味しい食後のデザートがいいわね」
「…きっと、不味い食後のデザートがでてくるよ」
べるるんの言葉にがくぅっ!と肩をおとし、ひたすら泣くセリア。
「はいはい泣かないの。鬼畜なイメージがなくなっちゃうよ」
「わたしはべるぜ様のよーな鬼畜なイメージなんて、持ちたくありませんっ!」
「ぬぁっ!?どーゆー意味だっ!?」
「そのまんまの意味でしょう」
そう答えたのは、食後のデザート+御茶を持ってきた院長だった。
「…なにそれ」
院長の言葉の意味すら解明しようとせず、べるるんはたずねた。
その、なにかすごく黄色いような青いようなべちょべちょの液体のような固体をみつつ。
「…なんか、新製品のスライムかなんかですか?」
本気で聞いてるセリア。
「…ぷっ…ぷりん…だそうです」
「ぶっ!」
べるるんが御茶をふく。
「…なんとなく、皆がこうなったのがよくわかる気がします…」
そう言ってセリアは、横で寝ている食中毒の三人を涙目でながめたのだった。

「ゼロスっ!おきなさいっ!」
「はぁ、なんでしょう?」
アストラルからゼロスによびかけるゼラス。
一応ゼラスは魔族、それも獣王である。そのくらいのことはできて当然。
ちなみに今、ちょうどゼラスがアトラクション館内から出たところだ。
客達はまだ見えない。
「ブラストボム準備!客を生き埋めにするわっ!呪文ぶっ放した瞬間空間移動するのよ!」
「あ、だめです。こっちの世界ででかい魔法は使えません」
ずりっ!
走りながらもちゃんとこけてるゼラス。
「じゃ、じゃあ…無差別広範囲殺戮呪文は使えないの!?」
「そうですね。本来持っている攻撃力もないですから。フレア・アローが関の山です」
ずべずべずべ…
ゼロスの言葉に、マトモにこけるゼラス。
「で、でも!めなりんは確か朝にギガ・スレイブで『変形ドア蝿さん付き』を…」
「それはめなりんの存在自体が小さな混沌だからです。
自分の一部をひきだし、具現化しているにすぎません。
それにめなりんは、デモン・ブラッドを持っていますし」
「他になにか手はないの!?」
「ジュエルズアミュレットやデモン・ブラッドを持っていない限り使えません」
ずびずびずびずび…
ゼラスはその場につっぷしてから動かなくなってしまう。
デモン・ブラッドのついてるかばんはめなりんが持ってきてしまったのだ。
…それにしても客達が追ってこない。
「まいたの…?」
しかしゼラスの言葉に、かえってきたのはめなりんのこの言葉。
「スペースマウ●テン(人気の高いジェットコースターその2)に並んでる」
あいつら、忘れてやがんのッ!!
ゼラスが心の中で叫びまくったりするが、しかし忘れられている方が幸いである。
あのまま追ってきたら、騒ぎは大きくなる事まちがいなし、体力の消耗だってはかり知れない。
「こっちはスプラッ●ュマウンテン(人気の高いジェットコースターその3)で対抗するッ!」
強がりをいうゼラスを見上げ、めなりんは首をかしげたのだった。

「えぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
がしゃんっ!
ロディが大声を上げて立ち上がった。
「ちょ…ちょっと、恥ずかしいじゃないっ!それにそんな驚く事でもないでしょ!」
K伯爵が抗議の声に、ロディは座りながらも
「だって、そのゆかりさんってカメラマンッ!超有名なあの海王ゆかりでしょ!?」
「そうだけど…」
しれっと答えるK伯爵。
「そうだけどじゃなぁいっ!あの人、世界一のカメラマンなのよ!?」
「ふーん、せかいいちねぇ…って、せかいいちぃーーーッ!!?」
今度はK伯爵が声を張り上げる。
がしゃんっ…
K伯爵の右手で倒れるオレンジジュース。
「そぉよっ!こないだ世界国際写真コンクールなんとかっていうので一位とった!
あの若手スーパーカメラマン美少女!その才能は、はかりしれないものと聞いているわ」
「えぇっ!?そんなすごい人だったのっ!!?」
「勿論!アダルトから風景までなんでもOKな人ッ!」
たらたらたら…ぴちゃっ…
流れたオレンジジュースが、床に水溜まりをつくる。
「最近、新聞とか雑誌なんかによく載ってるし、TVにもでてるのよっ!」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」
…ジャラッ
小さな氷のかたまりが、オレンジジュースの水溜まりにとびこむ。
「それで、その優勝した写真のモデルが翼月 星!!」
「なぁぁぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!?」
カシャァァァンッ!
グラスがとどめをさす。
「すみませんお客様、お店のものはこわさないでくださ…がふっ!」
K伯爵の無言のパンチに、倒れるウエイトレスA。
「あいつが…」
あいつ…そんなすごい奴だったんだ…
「…あ…っ」
K伯爵は小さくうめいて、倒れているウエイトレスを踏みつけ、雨の中を走っていった。
「ってちょっとK伯爵!!ロディを忘れないでよぉ〜!!」
はたまたウエイトレスを踏みまくり、ロディがその後を追っていく。
「いやあの…私の立場はいったい…」
倒れているウエイトレスのつぶやきが、店内を一層静かにしたのだった。

「……」
やっと、スプーン4杯。
あと一回この苦痛を味わえば、生き地獄から脱出できる。
ロディのつくった自称プリンは相当なモノだった。
ぐちょぐちょで液体とも固体とも似つかない上に、カラメルがなぜか辛い。
そして中に入っている卵の風味が生きすぎていて匂ってくるのだ。
青い部分は、ロディが間違えていれたブルーハワイらしい。
どうやって間違えたのかは全然知らないが…
もう一つ言うと、とことん味がない。
『…はぐっ!』
二人は同時に食べ終えた。
「…んっ!御茶っ!御茶御茶御茶ーーーー!!」
「わたしは紅茶が欲しいですぅーーーーーーっ!!」
そして二人は、わけのわからんこだわりを持ちながら叫んだのだった。

「ほぇ…そろそろ門限」
唐突にめなりんが言い出したのは、丁度スプラッシュマウンテンの順番がまわってきた頃だった。
「門限何時?」
ゼラスが尋ねる。
「5時だよ。今から電車で帰って4時半前にはに着くと思う」
「ふーん、おひらきかぁ」
つまんなさそーにゼラスが言う。
なかなか諦めの良い奴である。
「でもどーせめなりんはレイ・ウイングで帰るから」
「じゃ、まだいられるじゃない」
がしぃっ!とめなりんの右腕引っ掴んでいうゼラスに、めなりんは
「レイ・ウイングだから早く帰れないんだよ。こっちの世界では魔力乏しいもん」
そう言って、意志でデモン・ブラッドを取り外す。
「これがあってはじめて、レイ・ウイングが作動するくらいだし」
「どのくらいの速さ出るの?」
なんとなく聞いてみるゼラス。
「一個だけだからぁ…大人が全速力で走ったくらい」
なんとなく答えるめなりん。
「おひらきなわけか。そいじゃ、今度はデモン・ブラッド奪ってあげるからね♪」
「うん、ばいばーい★」
にこにこ言うゼラスに、にこにこ答えるめなりん。

四界の闇を統べるもの
汝のかけらの縁にしたがい
汝等全ての力持て
我にさらなる力を与えよ

「レイ・ウイングー☆」
ひゅぅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん…
そしてめなりんは、大人が全速力で走るくらいのスピードで、青空飛行を続けたのだった。

「…っぷはぁぁぁっ!御茶が美味しいぃぃぃっ!!」
「あぁ、紅茶のこの香り…正に天使の飲み物です…」
「…で、調査の結果なんですけど」
すっかりほのぼのしている二人に、院長が資料を持ってやってくる。
「あぁ、どうだったの?」
まだ御茶をすすりながら言うべるるんに、院長は困った顔で
「…調査の結果、それらしい毒物、病原菌は入ってませんでした」
ぴぎぃぃぃぃぃぃ……んっ…
「あ、それと…同じ頃、三人が食べたものがもう一つあって…
ふつーの市販されているアイスクリームに、魔族に対して有効そうな毒物が入ってました」
…かきかきかきぃんっ!…
「…考えてみれば、一緒に食べていたロディさんが倒れていないのもおかしかったです」
…かきかきかきかきかきかき…
「それと他に…この食べ物、当時もまずかったらしくて、三人は手付けずだったそうで…」
かっっきぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!
「…いやあの…凍り付かれてもこまるんですけど…
全ての力の源よ、輝きもえるあかき炎よ、フレア・アロー」
ぼじゅぅぅぅぅぅぅ…びちょびちょびちょ…
完全に凍り付いた二人を、とりあえずフレア・アローで溶かす院長。
「凍り付くよそりゃぁっ!こぉんな思いさせられて、実は調査不足でしたぁ!?」
「笑わせないでいただきたいですっ!よくも私達をコケにしましたね!!?」
「いや別にコケにしたわけではないですよ。調査不足は認めますけど」
笑顔のままで言う院長。
かすかに恐怖の色が混じっているところがとぉってもキュート♪
しかしそんな一坪院長にも、二人は全く動じない。
「にこやかにいわないでくださいっ!おかげで私達がどれだけ苦悩したことか!」
「こぉなったらどーなろーとかまわないっ!セリアッ!そこのベッドで脱がすっ!!」
がばぁぁっ!
「あぁっ!18禁にしたら削除しますよっ!!」
「えいやぁっ!この服ひきちぎりにくいっ!」
「きゃはははははっ!そこはやめてくすぐったいですぅーッ!!にゃははははっ!」
「どっかの誰かをほーふつとさせる笑い声はやめなさいぃっ!」
「きゃは、きゃははははは、あはははははっ!」
「…削除決定」
院長の低い呟きに、二人は我に返ったのだった。
これ以上を望んでいた人、すまんね(笑)

「あ…」
雨の中、ずぶ濡れになっている星を見つけるK伯爵。
「あのぉっ!!翼月 星ですよねぇっ!!?」
「あ、なんでしょう…って、K伯爵…?」
振り向いたその顔が一瞬ひきつる。
「…星様好きぃーーーーーーーーーーーーっ(はぁと)」
そう叫んで星に抱きついたのは、K伯爵じゃなかった。
「ロディ…またお前かい」
「あったりまえじゃぁないですか、このこのぉ(はぁと)」
「こ、このこのぉ…って…」
目の前に繰り広げられるらぶらぶに、絶望するK伯爵。
――まさか、大親友のロディが…ライバルになるなんて…
「…あぁっ、あたしってばおっとっめっ♪」
「浮かれてると小説が先にすすまないぞK伯爵」
K伯爵のブリッコに、それでもつっこむ星。
「だって、番外編くらいは乙女やってたいじゃない?」
「そぉか?俺は番外編でもお前等にこーされてるとすんごい腹がたつんだが…」
「いいじゃないですかぁ星様ぁ(はぁと)あなたはロディのものなんだから」
「おまいのものじゃなぁぁぁぁいっ!」
ぴくっ…
星の言葉に、K伯爵の耳が一瞬でかくなる。
…まだ、ロディのものじゃないのね…
望みはあるっ!!
立ち直るK伯爵。
「俺は誰のものでもないっ!孤高の旅人、翼月 星!旅はルックJT●!」
「孤高の旅人ぉ?ふっ、今時馬鹿なセンスだけどそんなとこがす・き(はぁと)」
「ぅだぁぁぁっK伯爵っ!馬鹿とはなんだ馬鹿とはぁぁっ!!」
「そのまんまの意味じゃないですか星様♪」
「…ロディ、にこにことゆぅなぁっ!」
「さぁロディさん、とりあえず縄で縛って服ひっぺがすわよっ!」
「あいさいさーーーッ!!」
二人がノってきたその時。
「あ、私通行人ティナですけどぉ。
そういうやばいモノにすると小説削除するって、院長がさっき言ってらしたわよぉ」
通行人ティナはそう言って、赤い傘を差しつつ通行する。
――っがーーーーーーーーーーーーーーん…
二人は固まったまま動かない。
「今のうちに逃げとこっと」
そして星は、こそこそと逃げ帰っていったのだった。
これ以上を望んでいた人、ごめんね(笑)

そして、新●区のごくふつーの家で。
「めなりんいっちばーんっ★」
レイ・ウイングをとき、玄関におりるめなりん。
ぽんっ!
コミカルな音と共に、空間にドアをつくりだす。
それを蝶番にセットして…
「ほい、新しいドア完成ー☆」
これも日課だったりする。
「ただいまぁ…」
よれよれのべるるんが、寝ているセリアをおんぶして帰ってきた。
「どしたん?」
「ちょっと、いろいろと…」
セリアをめなりんに渡して、べるるんはその場にへたりこむ。
「…寝てるんじゃなくて、失神してるの…?」
「そのとーり…ベッドにはこんでって、アクアクリエイトで水出して頭冷やしたげなさい」
「りょーかーい」
言ってめなりんは寝室まっしぐら。
「ただいま…」
「おかえり…」
モノ足りなそうに帰ってきた不良娘K伯爵に、愛想もなにもない返事を返す父べるぜ。
「…マミー&我が妹は?」
「さてはK伯爵、壊れたな…セリアは向こうで失神してる。めなりんはその看病」
「…さいですか」
「さいですよ…」
へたりこむべるるんをまたいで通るK伯爵。
ばどしゃぁぁぁぁんっ!
奥の方で、水が盛大に吹き荒れる音がする。
「あ、プリンが腸で逆流してる…」
小さなつぶやきが、その一家のその一日に幕を閉じたのだった。

めでたしめでたし(はぁと)


さぁ、暇つぶしにはなりましたねぇ。
あとはチャットに戻って、人がいるかいないか確認すれば、もう大丈夫…
痛くない様に、混沌につきおとして差し上げましょう(何の因果もないだろーに)
今年の夏は、スレイヤーズごぅじゃすが暑いっ!!
そして皆様の視線がすっごく冷たいぃ…!!

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4348スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達16めなりん 9/8-01:33
記事番号4347へのコメント
なんか、いつのまにか小説おちちゃいましたねぇ…
ま、いっか(をひ)
そんなわけで、番外編あたりから再掲示させていただきました。
15なんて、のっけた次の日に過去に堕ちましたからぁ(死)
…さて今回、やっとデモン・ブラッドに関していろいろと設定が浮かんできました。
読めばわかる!!と思われる。

16

「ぅう…きたっ…胃薬…」
「あぁ、こんなっ!こんな色にっ!しくしくしくっ!!」
セイルーンの宿に泊まって、もう三日目。
K伯爵は髪の色が悪化してきた。
めなりんはいまだにだるまさん状態のままで悪化。只今宿でおやすみ中。
その上べるるんは番外編での胃もたれが続いていたりする。
熾王神官と鳳魅雷児は悪化しまくっているめなりんの看病(横で見てるだけ)
「しっかし、そんなに髪の色を気にしなくても…がふっ!」
K伯爵の涙ながらのパンチに、べるるんがテーブルにつっぷす。
「髪のことは言わないでっ!しくしくしくしくしくっ!!」
実はK伯爵、あれから悪化してピンクが真っ青になってしまったのである。
まぁ別に他の人から見たら目立ってるなーくらいだが、K伯爵自身はそうは行かない。
最初それを見たときなんかホントに落ち込んじゃって宿の自室にこもりっぱなし。
しかも夕方になってくると、青がだんだん目の覚めるような緑になってくるのだ。
めなりんの方も悪化してきたらしく、未だに両腕両足がない。
髪の方は短くはならないが、夜になると魔力が消えてしまい、ふつーの人間になってしまう。
しかし問題はべるるんの方も同じである。
塩井神官天真爛漫ごうじゃす胃薬試作品1号を飲んでいたりするのだ。
いつ症状がでるかはわかっていない。
「そんな事よりデモン・ブラッド…あれから全然足取り掴めてないし」
「そうねぇ…邪将軍も来てないわね」
「そりゃ、あの人は楽しんで斬りたいだろうから、弱った私達なんか…」
ぱたぱた手を振るべるるんに、しかしK伯爵は
「だって、あたしに毒しこんで殺そうとしたのよ?」
……。
「おかしぃっ!これは絶対になにかあるっ!」
「はいはい、セイルーンの往来のど真ん中でいきなし叫ばないの」
道の真ん中で中指おったてて叫ぶべるるんに、K伯爵がストップをかける。
「…でもやっぱおかしいわよね…なんかあったのかな?」
K伯爵は、快晴の空を仰いでつぶやいた。

それから約1週間。
「ほーーーーーーーーーーっほっほっほっほっほっほ!!」
照りつける太陽!
白い砂浜!
青く広がる大空!
どこまでも遠く続く青い海!
どこまでも高く続く高笑い!
そして勿論この魔族ロディ!
「…って、なんであんたがここにいるのよっ!」
K伯爵が怒鳴る。
「ほほほほ、知れたこと。セレスにべるぜさんの水着姿を見せようと思っただけ!!」
ぶっ!
無表情でパノンジュースを吹き出すべるるん。
「ビールにおつまみーかき氷もいかがっすかー」
ティナは向こうで営業中だったりする。
「あぁっ!せっかくの夏休みがっ!あおひそらしろひくも、なのにどーしてロディがいるのっ!?」
空を仰いでK伯爵が涙する。
「しつれーねK伯爵!夏休みはこちらも同じッ!」
「だからって、いっきなし水着ででてこないでよっ!」
「K伯爵だってビキニじゃないのよさっ!」
「ふっ、あたしは体のラインがいいからおっけーなの!」
「へぇぇぇ…体のラインがねぇ…その割に、胸の発育遅れてるんじゃない?」
「そんなこといったらロディさんこそ!ウエスト、ぶっといんじゃないのぉ?」
「ほーっほっほっほ!胸がないのよりましよっ!」
「あ、そうそう、これパッド入ってないからね」
ぴぎぃんっ!
K伯爵の一言に、ロディは高笑い姿のまま凍り付く。
「ねーねー、セリア…とゆーか、セレスはいないの?」
麦茶を飲みつつ、めなりんが問う。
やっと両足と右手が復活したのである。
そういうわけで、三匹は夏休みと称して、イルマード公国の海にやってきたのだ。
…若気のいたり、という奴である。
…多分。
イルマード公国とは、地方領程度の小さな国ではあるが、観光地としては超有名なあの公国。
大金持ちの家系の別荘がいくつも並ぶ、あの国の海辺である。
「セレス?そこらにいるんじゃないの?…まぁ、もとがイルカだし」
自分の使い魔だとゆーのに、いたって気楽にロディが答える。
「しかし、静かよねーココ…たかがレッサー・デーモンでしょ?」
K伯爵の言う通り。
この海近辺、レッサー・デーモンがうようよいることで、誰も近づいてこないのだ。
魔道士らしき人ならちらほら見えるが。
「たかがっていっても、フツーの人間にとってはまさにばけもんだからね」
空を見ながら答えるべるるん。
「かき氷ーヤキソバーラーメンもございますよぉ〜ん」
ティナの声が辺りに響き渡る。
「…ふーっふっふっふっふ…さぁっ!一夏を有意義に過ごしましょーっ!!」
「あぁぁぁぁっ!待ちなさいロディっ!!海に一番に入るのはあたしよっ!」
「ふわぁぁぁ…昼寝でもするか…あーつぅかれた」
「くかーーーーすぴーーーーぐおーーーー」
「麦茶ースイカーうきわの貸し出しもしておりまっせー」
……。
そんな一行を見守る(?)影。
「…ぐるぉぉ、ぐるぐる」
「ぐぐるぉぉがるるる、ぐるるぅ!」
「ぐるぅ!ぐるるる!がるるるるるっ!!」
…噂のレッサー・デーモンのご登場である。

「ほい、かき氷いっちょ、銀貨3枚、まいどありぃ」
いつのまにか浴衣を着ているティナが、銀貨とかき氷を交換する。
「さんきゅーっ♪」
買ったのはめなりん。
「…しかし…なんか暑いわね…暑いとゆーより熱いかも…」
目を閉じたまま、べるるんがつぶやく。
「…あ、かきごーりとけちゃった」
ぼたぼたぼたっ。
その音に、見ればかき氷が水と化している。
…って。
「…あ、あたりまえだぁぁぁぁぁっ!一面火の海じゃないかぁぁっ!」
叫んでべるるんは、辺りをざっと見回した。
…とはゆーものの、辺り全てが火ばっかりである。
火の他に見えるのは、ティナとめなりん、そして青空のみ。
「あ、そぉか。レッサー・デーモンの炎の矢か」
「今更気付くんじゃないぃッ!とにかくティナ逃げるっ!」
きっちりツッコミいれてから、ティナは火へとかけだしていく。
「アクア・クリエイト!」
ぼしゅぅぅぅぅぅぅっ!
ティナの呪文に、一ヶ所だけ火の手が止まる。
言うまでもないとは思うが、アクア・クリエイトとは水を召喚する魔法。
真水なので飲み水となるため、知っておくと旅先で便利ー★
「今のうちっ!二匹ともはやくっ!」
ティナが二匹を誘導する。
「ねぇねぇべるるん、水着に火ついてるよ」
「ぬぁっ!わたしの水着によくも火なんぞつけてくれたなぁっ!」
なぜか闘争心に燃えるべるるん。
「ほらほらっ!馬鹿なことやってないで、さっさとしないと逃げ遅れちゃうよっ!」
ティナが焦り出す。
「…空間移動すればいーのに…」
かきぃぃん…
めなりんの一言に、その場が一瞬こおりつく。
レッサー・デーモンの吐く炎が燃え上がった!
「たぁっ!」
聞き覚えのある声。
そして同時に蒼白い魔力球。
ちゅどぉぉぉんっ!!
爆発がまきおこり、その爆炎がきえたあとには…
「アイラ!」
「全く、この程度の下級魔族に逃げるしかしないだなんて…」
べるるんの声に、颯爽とあらわれるアイラの御姿!
「そういう自分こそ、なにパラソルの上になんかのってかっこつけてるのよ…」
アイラの冷めた口調に負けず劣らずといかえすティナ。
「その場の雰囲気の盛り上げです。そんなことより、奴等がくる!」
「えぇ!?しとめたんじゃないの!!?」
言いながらティナは身構える。
しかし、その行く手を遮ったのはべるるんだった。
「蝿さん、退治してらっしゃい」
ばたばたばたばたばた…
「…ちょっと…蝿なんかにレッサー・デーモンが殺せるわけないじゃないの」
ティナが完全に疲れきった顔で言う。
「ふっ。まだまだ読みがあさいねぇティナ君。あの蝿は抗菌加工してあるっ!」
『それでだからどぉしたんだぁぁぁっ!』
ティナとアイラ、二匹のツッコミがべるるんにぶっささる。
「こぉきんかこーって…なに?」
一人状況すら理解していないめなりん。
「…だからぁ…雑菌とかがつかないよぉになってるの」
ティナがわかりやすく説明してくれる。
「そう。ちなみに、レッサー・デーモンは雑菌に追加してあるっ!防御はばっちし!!」
『…攻撃は?』
……。
「蝿!にらみなさいっ!」
『にらんでどーする!!』
必死で頑張るべるるんに、しかし冷たい二匹。
「…千里眼で見たところ…蝿さんに威嚇されてデーモン達が逃げてった」
めなりんの一言。
一瞬辺りが静まり返る。
「…ま、レッサー・デーモンも蝿はキライだったとゆーことで?御茶いかがっすかー」
「しかし、魔族社会って奥ふかいのね…あいら研究記録につけとこっと」
「れっさーでーもんも、あー●じぇっとで殺せるかなぁ…っふっふっふ」
「…レッサー・デーモンにさえ嫌われるわたしの立場っていったいなに…?」
とにかく呆然とする魔族達。
「おー、逃げてく逃げてく…あ、デモン・ブラッドおいてった」
『なぬぅ!!?』
ずざざぁっ!
めなりんの指差すほーに行ってみれば、たしかにそこにはデモン・ブラッドがっ!
「あぁっ!こんなに楽してていいんだろーかっ!!」
泣きながら空に問うべるるんに、しかし全員は
「いーんじゃない?これからセレスちゃんとのらぶらぶが待ってるんだから」
「あ。そういえば、セレスが水着持って探してたわよ?」
「ほれほれさっさと行かないと、女の子泣かせちゃうぞぉ」
「しくしくしくしく…」
どうでもいいが、水着に火がついたままだったりする…――

「ロディっ!今日こそはあんたのデモン・ブラッド、奪ってみせるわ!」
「ふっ、K伯爵にそんなことができるのかしら!?ほーっほっほっほ!!」
ばぢばぢばぢばぢばぢぃーっ!!
二匹の視線に飛び交う火花。
「じゃあまずあたしっ!K伯爵ろいやるくらぁぁぁぁっしゅ!!」
「ほーっほっほっほ!だぁぁれが肉弾戦とかなんとか言ったの!?」
ずるっ…
パンチを作ったまま前にずっこけるK伯爵。
「じゃ、じゃぁ一体なにで…!?」
それでもなんとか気力を絞り出して尋ねてみる。
ロディはくいっ!と胸をはり、腰に手を当てて自慢気にこう言った。
「決まってるじゃない。あおいそら、しろいくも、そして水着!
今回は、野球拳でしょーぶよっ!ほぉーーーーーっほっほっほっほ!!」
「あほかぁぁいっ!あたしは脱がないわよっ!」
K伯爵の言葉に、ロディはきょとんっとした顔をして続ける
「誰も脱げとはいっていないわ。ルールは簡単、負けたら一枚ずつ着ていくのっ!」
「あぁぁせぇぇもぉぉがぁぁできるでしょがぁぁっ!!!」
「ふっ、汗疹とは…きたない証拠ね!」
「汚くなくてもできるわよっ!ほらほらココ、今年度の紫外線と、オゾン層の破壊区域…」
「むずかしーはなしはしないでぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ぜぇはぁぜぇはぁぜぇはぁぜぇはぁ…
「とにかくしょぉぶっ!」
「望むところよ!って望んでない望んでないっ!!」
あわてて前言撤回するK伯爵。
「あ、ご主人様ぁ、べるぜ様みませんでしたかぁ?」
「セレス。あなたの心が本当に…(ぶつぶつ)」
「いまのうちに逃走…」
セレスの乱入でロディが熱く恋愛の信念をかたっているあいだ、K伯爵はこそこそと逃げ出す。
「それで、見ませんでした?」
「見なかった」
最初からそう言っていればいいものをとツッコミいれたそこのあなた、今年の夏は寒いぞ(謎)
「あぁぁぁぁっ!K伯爵がいなひっ!」
「向こうの海でクリスと遊んでますよ」
「あいつぅぅっ!よくもこのレイディア=グロディロウヴァスにっ!」
めらめら燃え上がるロディ。
「れいでぃーす=ぐろうでぃべす?だれですかそれ?」
「レイディア=グロディロウヴァス!ロディの本名よっ!!」
セレスの問いに答えるロディ。
「あ、べるぜ様がいらしたので私はこれで…スピカはめなりんと浜辺でおやまつくってましたよー」
叫んで走っていくセレス。
「…女形(おやま)!?」
「…ちがいますよ…山です、山。女じゃないですよ、なんかやーらしーですねぇ…」
山を作っていたスピカがジト目でツッコミをいれる。
「だって、一発変換が女形だったんだもん…皆様もおためしあれ♪」
呆然としながら変な事を言うロディ。
「とぉにぃかぁく…K伯爵ーーーーーッ!!」
海で泳いでるK伯爵に向かって、ロディが叫んだ。
K伯爵(以後K)「なぁにー!?海に向かって言ってるところからすると告白ー!?」
ロディ(以後ロ)「ちがぁぁぁぁうぅぅっ!!」
K「えぇぇぇっ(はぁと)そんな、やだあたしこまっちゃう…星君だっているしぃ…」
ロ「あんたみたいなすかぽんたんなんて、誰が好きになるもんですか!」
K「やぁだてれなくってもいーのよ、ほっほほほ」
ロ「ちがうっつってるでしょーにぃこのぼけなすびぃぃっっ!」
K「まぁ、この知的美少女K伯爵に惚れない奴なんていないわねぇ」
ロ「ちがうっつってんでしょこのブーバー…(ロディ、日射病により鼻血、一時休憩)」
めなりん(以後め)「…あたし惚れてないよー!?」
K「めなりんは別よべつぅ〜」
め「…ロディは惚れてんのー?」
K「そーよ。ロディみたいなスカピーでも、一応魔族だし、傷つけない様に断らなきゃいけないの」
ロ「だからロディはほれてないっちゅー…(ロディ、日射病により倒れる)」
クリス(以後ク)「あぁっ!ご主人様大丈夫ですかっ!?」
スピカ(以後ス)「どうしたんですかっ!?ご主人様!!」
K「ふっ。わたしの美貌に、あのエロ女はくらくらになっちゃっただけでしょ」
ロ「ちがうわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
ロディの叫び声が、遠く彼方までこだまする
「…あんたら、なにやってんの?」
ぐさぐさぐさぐさっ!
べるるんの一言で、正気にかえる一同。
「…ま、まぁ、暑さボケという奴よ」
K伯爵があわててフォローする。
「…とてもそうには見えなかったけど…」
「そんなことより、あんたセレスはどーしたの?」
ぎくっ…
ロディのツッコミをマトモに受けるべるるん。
「千里眼…ををっ!をををををををっ!!」
「なになにっ!?どーしたのめなりんっ!?何が見えるの!?」
千里眼(目はないのにどうやってみるんだろう)で見るめなりんにK伯爵が問いただす。
「…放送禁止用語、出版禁止用語、HP禁止用語、憲法違反、その他もろもろ18禁…」
「そんなことはしてないッ!」
めなりんの淡々とした口調の言葉に、真っ赤になって否定するべるるん。
「そぉじゃなくって…いきなし、泣き出しちゃったのよぉ…」
ぴきっ…
ロディが固まった。
「う…うちのセレスになぁんてことを!ただじゃすまないゆるさない!この蝿っ!」
「蝿です」
自覚してるぶんだけエライ。
「こーなったら、縄でぐるぐる巻きにしてセレスにさしだしちゃる!」
「っだぁぁぁっ!ロディっ!!わたしは無実だって!
会った途端に、なんの脈絡もなくいきなし目の前で泣き出のよっ!!」
「結局泣かせたのねっ!?ひどいっ!あたしの大事なペット…もとい使い魔に!
べるぜさんならセレスを任せられるかと本気で乙女心を悩ませていたところだったのにぃ!!」
「本気で悩むなッそんなもん!!」
「あぁっ!これであの子もおしまいよぉぉっ!
…って、じょーだんはこんくらいにして、それでセレスはどこにいるの?」
いきなし真顔に戻って聞くロディ。
「…今の、冗談だったんですか?」
とりあえずつっこんでおくスピカ。
「セレス、こっちに来るよ」
千里眼でセレスを見ていためなりんが言う。
「来ました、ご主人様ぁ…」
その声に振り向けば。
涙でぐしゃぐしゃになった水着セレスの姿!
「あーぁ、セレス泣かしてぇ…やっぱ男にゃ乙女心はわかんないんだね」
「まったく、クリスのゆーとーり、これだから男ってのはいやなんです」
呆れ顔で言うクリスとK伯爵。
「……」
ジト目で睨むべるるん。
「いったいどーしたのよ、セレス……あんたがまぢめに心配するなんて…」
なんとなくトゲのある言葉で心配するロディ。
「私……私……っ!暴走して、涙…もとい、水がとまらなくなっちゃったんです…」
……
ぼたぼたぼたぼた…
一瞬、セレスの涙がこぼれ落ちる音が辺りを支配する。
「…なぁんだ、そんなこと…」
「あぁっ!ひどいですご主人様!!!私だって…
名前間違えさせられたあげく、べるぜ様の♂ばーぢょんはぶっさいく…もう疲れ果てちゃって…」
「ぶっさいく!?」
「それに、べるぜ様を見るそのたびに暴走してしまうなんて…あぁ、修行が足りないわっ!!」
一人盛り上がるセレス。
かしょんっ!とどこからかスポットライトが彼女を照らす。
「私って…なんて不幸なを・と・め(はぁと)」
「蝿の話をきかんかおらぁぁぁっ!!」
めきっ!
べるるんのすくりぅぱぁんちが、セレスのこめかみに直撃する。
「蝿の話なんて、聞きたくないわよねぇ…役にたちそーもないし」
「あーあ、セレスかわいそうに…あとで回復させたげなくっちゃ」
後ろの方でこそこそ話す二匹は無視。
「えー、ビールに枝豆ーついでにはと麦茶におまけつき耳センもいかがっすかー」
「あ、枝豆下さいティナ様。18歳なのでビールはだめですけど」
「アイラさんって18歳だったの?日記につけとこっと」
さらに後ろの三匹も無視!
「おやま、おやま、トンネルほりほり♪」
「女形にトンネルほるの…?めなりん…?」
もっと後ろの二匹は絶対無視!!
「まったく…暴走しなくなったら、考えてやってもいいわよ」
べるるんが倒れたセレスを見下ろしつつ言い放つ。
「そういうべるぜ様こそ怒って蝿を大量発生暴走するのはなおし…きゃうっ!?」
砂に埋もれて窒息するセレス。
無論やったのはべるるんである。
「あれはわたしの専売特許だからいーの!」
『よくないよくない』
全員のツッコミ。
「…まぁ、そんなことはともかく」
静まり返ったその場を、その一言でかたづける人登場。
「…誰?」
思わず聞いてしまうK伯爵。
見た目の年齢は16歳くらいか。
シャギはいった髪をくくっている、なかなかの美少女。
どっかで見た事があるような…
「あ、ダミーさん!?」
「そのとぉりっ(はぁと)」
そうっ!この方こそ、時計うさぎことダミー魔族!!
「…って、こんなオハナシの中盤でいきなりでてきてなにするつもり?」
つめたいロディ。
「え?いや、別に…ティナちゃんに麦茶でももらおうかとぉ…
他にも勿論、ちゃんとした用事があるけどぉ。ともかく麦茶ちょーだい♪」
しかしそんなツッコミにもめげず、彼女は麦茶をもらって一気に飲みほす。
「っぷはぁぁぁっ!!やっぱ夏は麦茶!!
それで、本題のコトなんだけどぉ。
あの方――L様から伝言わたされたのぉ」
マイペースで話しはじめるダミー。
「Lねーちゃんから?」
思わず反応するめなりん。
「そう。
えーっとね…
デモン・ブラッドが全部揃った時にぃ…」
『揃った時に!?』
のほほぉんと話すダミーに、全員が迫る。
何しろ全員、デモン・ブラッドが揃うとどーなるか知らないのだ。
それでよく集めるもんである。
魔族って、よっぽど暇なのかも…
「揃った時に、その魔力で奴の封印はとける…ってぇ」
「…奴の…封印?」
ティナが鸚鵡返しに問い返す。
「あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
突然大きな声をあげたのはめなりんだった。
「何よ、なにか思い出したの?」
ロディがこれといって興味なさそうに聞く。
「それって、めなりんのおにーちゃんだ!」
ざっぱぁぁぁぁぁぁぁぁん…

…ぽろっ…
口を開けたロディの手から、かき氷のスプーンがこぼれおちる。
「め…めなりんの兄って…やっぱしこーゆータイプなの…?」
「大丈夫ですティナさんっ!
兄ちゃんは、頭も冴えてるし運動神経抜群だし、それになにより超絶美形!」
『美形!?』
なぜかロディとK伯爵の声がハモる。
「ふ、星様ほどの美形はいないわよね…でもちょっと期待してみたりして…」
「まぁ、あたしは星ひとすじだからぁ…しかしちょっぴし気になったりもして…」
「本題から離れてますよぉ、お二人とも…」
ダミーが困った顔でつっこむ。
「そんなことはともかく、そのめなりんのにーちゃんとやらが復活するとどーなんの?」
「そこまでは知りません。L様からの伝言内容にもありませんでしたし。
めなりんが知ってると思いますけど?
…そうそう、私は他に用事があるのでこれで…ばいにゃん☆」
思い出したようにそう言い去って、風に溶け消えるダミー。
「しかし、重大な事あっさり言い放って帰って行ったわね…」
ティナ呟く。
「それで?その兄…ってなんなの?」
「えっと…うーんと…なんだったっけか…?」
『考え込むなぁっ!!』
その場全員のつっこみ。
基本中の基本である。
「確か…神族であり、魔族でもある…その二つの属性が複雑にからみあってるから…
封印をとくのに成功すれば、まぁ特になにもおこんないと思うけど…
失敗すると、自分と丁度同じ魔力…つまりあたしを喰ってから何かしでかすかと…」
「…それだけきーてると、すごい変な奴なんだけど…」
「あったりまえじゃんK伯爵!!あたしの兄ちゃんなんだよっ!?」
がくぅ…っ
そうだった!こいつはこういう奴なんだ!!
K伯爵の気がぬける。
「ちょっと聞きたいんだけど」
言って右手をあげたのはべるるん。
「…そいつがめなりんの兄ってことは、成功すればめなりんと同じ地位にたつわけで…
めなりんは『ああ』だし、兄の方は見込みがあるみたいだし…
あの方は兄の方が継ぐ事になると思うんだけど…
そうなった場合、めなりんの存在意義はどーなるわけ…?」
……。
「おはらいばこ…(はぁと)」
ざざっぱぁぁぁぁぁぁぁん…


〜やっぱし続く〜


今回あきらかになった、デモン・ブラッドの秘密。
結構、無茶苦茶な設定かもしんないと、一人後悔している作者だったりします。

注:毎度のことですが、登場人物は実際にいる人物とはきっと関係ありません。
たぶんね★

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4384スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達感想【16】海王ゆかり E-mail 9/9-17:15
記事番号4348へのコメント

>なんか、いつのまにか小説おちちゃいましたねぇ…

わたしは、のーぷろぶれむ♪
ちゃんと保存してワードで編集してあるもん♪

>K伯爵は髪の色が悪化してきた。
しつこい薬だね・・・・・。

>その上べるるんは番外編での胃もたれが続いていたりする。
時代設定違うのに〜〜〜。

>実はK伯爵、あれから悪化してピンクが真っ青になってしまったのである。
いや青はまだましかと・・・・・。
わたしの友人魔族で腰までたなびく青のロングヘアーの子っているし。

>しかも夕方になってくると、青がだんだん目の覚めるような緑になってくるのだ。
くるくる変わるーー。
ちょいと前、夏やった4色花火を思い出させるわぁ(オイ)

>照りつける太陽!
>白い砂浜!
>青く広がる大空!
>どこまでも遠く続く青い海!
>どこまでも高く続く高笑い!
>そして勿論この魔族ロディ!
・・・・・・・・・さーて近くの「海王スペシャル別荘城」で宿題の続きでもやろーっと。
(ひたすら他人のフリ。)

>「ビールにおつまみーかき氷もいかがっすかー」
フランクフルトとジュースちょうだーーいっ!
ビール欲しいけどガキだから飲むなって保護者に怒られるからやめておこーっと。

>「だからって、いっきなし水着ででてこないでよっ!」
>「K伯爵だってビキニじゃないのよさっ!」
>「ふっ、あたしは体のラインがいいからおっけーなの!」
>「へぇぇぇ…体のラインがねぇ…その割に、胸の発育遅れてるんじゃない?」
>「そんなこといったらロディさんこそ!ウエスト、ぶっといんじゃないのぉ?」
>「ほーっほっほっほ!胸がないのよりましよっ!」
・・・・・・・ぺちゃぱい・・・ウエスト、太ももめちゃくちゃ太い。
しくしくしくしく・・・・・・。

>「ねーねー、セリア…とゆーか、セレスはいないの?」
>麦茶を飲みつつ、めなりんが問う。
>やっと両足と右手が復活したのである。
復活おめでと〜〜!!
すぱぱぱぱんっっ!!(連続クラッカー乱れ打ち)

>そういうわけで、三匹は夏休みと称して、イルマード公国の海にやってきたのだ。
夏休みって・・・・・もともと仕事してたの?

>「しかし、静かよねーココ…たかがレッサー・デーモンでしょ?」
>K伯爵の言う通り。
>この海近辺、レッサー・デーモンがうようよいることで、誰も近づいてこないのだ。
デーモンの大量発生が続いてるからねー・・・・。
でもうっとーしーからクリームちゃん焼却しておいてね♪
「ふぉおうっ!」

>「かき氷ーヤキソバーラーメンもございますよぉ〜ん」
やきそばぁぁぁぁぁ(はぁと×∞)
ティナちゃんあげ玉と紅しょうがたっぷりね♪

>「…ふーっふっふっふっふ…さぁっ!一夏を有意義に過ごしましょーっ!!」
>「あぁぁぁぁっ!待ちなさいロディっ!!海に一番に入るのはあたしよっ!」
いーなー・・・・。わたし海入れないもん・・・・。
淡水魚・・・・・・・アユだから。

>「麦茶ースイカーうきわの貸し出しもしておりまっせー」
スイカーーーーーー♪♪
・・・・・食べ過ぎはダメだってどっかの誰かが怒ってる〜〜(涙)

>「…ぐるぉぉ、ぐるぐる」
>「ぐぐるぉぉがるるる、ぐるるぅ!」
>「ぐるぅ!ぐるるる!がるるるるるっ!!」
>…噂のレッサー・デーモンのご登場である。
うるさーーいっ!
クリームちゃん行け!!火炎放射で焼却っ!
そっちのもうるさーーいヒョウのつぶて攻撃っ!!

>「…あ、あたりまえだぁぁぁぁぁっ!一面火の海じゃないかぁぁっ!」
・・・・・・30パーセントはクリームちゃん・・・・。
逃げよーーーっと♪

>「蝿さん、退治してらっしゃい」
氷が瞬時にとける炎の中、蠅だったら炎に焼かれて落ちる・・・・・・・かも。

>「そう。ちなみに、レッサー・デーモンは雑菌に追加してあるっ!防御はばっちし!!」
>『…攻撃は?』
そのまま蠅を弾丸にして、デーモンを貫くっ!!
防御はしっかりしてるから蠅さんはつぶれることなく、しかもちっちゃい穴が開いたくらいだから
デーモンは死にきれず断末魔の苦しみをあげ、徐々に他の蠅達も穴を開けていくから
苦痛を味わいながらデーモンは死に至る・・・・・・・と。

>「おー、逃げてく逃げてく…あ、デモン・ブラッドおいてった」
>『なぬぅ!!?』
なぜデーモンごときがっ!!?

>泣きながら空に問うべるるんに、しかし全員は
>「いーんじゃない?これからセレスちゃんとのらぶらぶが待ってるんだから」
わーーいらぶらぶ♪

>ばぢばぢばぢばぢばぢぃーっ!!
>二匹の視線に飛び交う火花。
また火が出ちゃうよ〜〜〜。

>「決まってるじゃない。あおいそら、しろいくも、そして水着!
> 今回は、野球拳でしょーぶよっ!ほぉーーーーーっほっほっほっほ!!」
いやー、わたしはどっちかって言えば
「空よ輝け地にもぐれっ!炎天下でのスイカ割り大会!!!」のほうが・・・・・・

>「誰も脱げとはいっていないわ。ルールは簡単、負けたら一枚ずつ着ていくのっ!」
我慢大会かい(^^;;;

>「れいでぃーす=ぐろうでぃべす?だれですかそれ?」
>「レイディア=グロディロウヴァス!ロディの本名よっ!!」
主人の本名知らなかったのか・・・・・。

>「だって、一発変換が女形だったんだもん…皆様もおためしあれ♪」
>呆然としながら変な事を言うロディ。
おやま・・・・・てい♪
「小山」「尾山」「雄山」「御山」
・・・・・・・・・・・。

>「結局泣かせたのねっ!?ひどいっ!あたしの大事なペット…もとい使い魔に!」
ペットかいっ!(^^;;;

>「私……私……っ!暴走して、涙…もとい、水がとまらなくなっちゃったんです…」
精神脈が不安定って恐ろしいねー・・・。
まあ不安定なのは愛故だとは思うけど。

>「そう。
> えーっとね…
> デモン・ブラッドが全部揃った時にぃ…」
あ、いよいよこの話が聞けるのね♪


>「それって、めなりんのおにーちゃんだ!」
>ざっぱぁぁぁぁぁぁぁぁん…
お兄さんいたんだ?
っていうかLのお母様はいったいどれだけ分身作ってるんでしょう?

>「大丈夫ですティナさんっ!
> 兄ちゃんは、頭も冴えてるし運動神経抜群だし、それになにより超絶美形!」
・・・・・・でもLのお母様の姉弟で、めなりんちゃんの兄なら性格が問題だよねー・・・。

>「ふ、星様ほどの美形はいないわよね…でもちょっと期待してみたりして…」
>「まぁ、あたしは星ひとすじだからぁ…しかしちょっぴし気になったりもして…」
こらこら2人ともーーー・・・・。
星兄様を手薄にしといたらわたしがかっさらっちゃいますよっ!!?

>「確か…神族であり、魔族でもある…その二つの属性が複雑にからみあってるから…
> 封印をとくのに成功すれば、まぁ特になにもおこんないと思うけど…
> 失敗すると、自分と丁度同じ魔力…つまりあたしを喰ってから何かしでかすかと…」
何かってなんだろー?
どうして封印されたのかなー?

>「…そいつがめなりんの兄ってことは、成功すればめなりんと同じ地位にたつわけで…
> めなりんは『ああ』だし、兄の方は見込みがあるみたいだし…
> あの方は兄の方が継ぐ事になると思うんだけど…
> そうなった場合、めなりんの存在意義はどーなるわけ…?」
>……。
>「おはらいばこ…(はぁと)」
>ざざっぱぁぁぁぁぁぁぁん…

わたしはそれやだなぁ。
めなちゃんいた方が楽しいもん。


後ろでめなちゃんの兄が気になって騒いでいる友人達を無視しつつ。
ではまた。


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4497ゆかりお姉様ありがとうございますぅめなりん 9/13-02:03
記事番号4384へのコメント

>>なんか、いつのまにか小説おちちゃいましたねぇ…
>わたしは、のーぷろぶれむ♪
>ちゃんと保存してワードで編集してあるもん♪

えっ…(恥)

>>K伯爵は髪の色が悪化してきた。
>しつこい薬だね・・・・・。

結構効き目が長引くそうで…

>>その上べるるんは番外編での胃もたれが続いていたりする。
>時代設定違うのに〜〜〜。

ま、いいでしょ(よくない)

>>実はK伯爵、あれから悪化してピンクが真っ青になってしまったのである。
>いや青はまだましかと・・・・・。
>わたしの友人魔族で腰までたなびく青のロングヘアーの子っているし。

そりゃ、あちしもいますけどぉぅ。
ゆかりお姉様は黒のポニーテールでしたよね?
え?ちがう?

>>しかも夕方になってくると、青がだんだん目の覚めるような緑になってくるのだ。
>くるくる変わるーー。
>ちょいと前、夏やった4色花火を思い出させるわぁ(オイ)

あぁ、あのきれいなやつねー
火傷したけどー(死)

>>照りつける太陽!
>>白い砂浜!
>>青く広がる大空!
>>どこまでも遠く続く青い海!
>>どこまでも高く続く高笑い!
>>そして勿論この魔族ロディ!
>・・・・・・・・・さーて近くの「海王スペシャル別荘城」で宿題の続きでもやろーっと。
>(ひたすら他人のフリ。)

…あぁっ!おいていかないでっ!!!

>>「ビールにおつまみーかき氷もいかがっすかー」
>フランクフルトとジュースちょうだーーいっ!
>ビール欲しいけどガキだから飲むなって保護者に怒られるからやめておこーっと。

保護者?
にやり。

>>「だからって、いっきなし水着ででてこないでよっ!」
>>「K伯爵だってビキニじゃないのよさっ!」
>>「ふっ、あたしは体のラインがいいからおっけーなの!」
>>「へぇぇぇ…体のラインがねぇ…その割に、胸の発育遅れてるんじゃない?」
>>「そんなこといったらロディさんこそ!ウエスト、ぶっといんじゃないのぉ?」
>>「ほーっほっほっほ!胸がないのよりましよっ!」
>・・・・・・・ぺちゃぱい・・・ウエスト、太ももめちゃくちゃ太い。
>しくしくしくしく・・・・・・。

ほっほっほ!勝ったわね!
ぺちゃぱいならともかく、えぐれ胸のこの我!!(死)

>>「ねーねー、セリア…とゆーか、セレスはいないの?」
>>麦茶を飲みつつ、めなりんが問う。
>>やっと両足と右手が復活したのである。
>復活おめでと〜〜!!
>すぱぱぱぱんっっ!!(連続クラッカー乱れ打ち)

きゃぁぁぁぁぁぁっ!
どばしゃぁぁぁん!!!!(クラッカーにおされて海におちた音)

>>そういうわけで、三匹は夏休みと称して、イルマード公国の海にやってきたのだ。
>夏休みって・・・・・もともと仕事してたの?

してないですねー(笑)

>>「しかし、静かよねーココ…たかがレッサー・デーモンでしょ?」
>>K伯爵の言う通り。
>>この海近辺、レッサー・デーモンがうようよいることで、誰も近づいてこないのだ。
>デーモンの大量発生が続いてるからねー・・・・。
>でもうっとーしーからクリームちゃん焼却しておいてね♪
>「ふぉおうっ!」

いけぇぇぇぇっ!くりぃむちゃぁぁぁぁんっ!!!!

>>「かき氷ーヤキソバーラーメンもございますよぉ〜ん」
>やきそばぁぁぁぁぁ(はぁと×∞)
>ティナちゃんあげ玉と紅しょうがたっぷりね♪

「へい、お待ちっ!銀貨6枚ですっ!」

>>「…ふーっふっふっふっふ…さぁっ!一夏を有意義に過ごしましょーっ!!」
>>「あぁぁぁぁっ!待ちなさいロディっ!!海に一番に入るのはあたしよっ!」
>いーなー・・・・。わたし海入れないもん・・・・。
>淡水魚・・・・・・・アユだから。

アユ…だったんですか!?
設定に追加しとかなきゃ(謎)

>>「麦茶ースイカーうきわの貸し出しもしておりまっせー」
>スイカーーーーーー♪♪
>・・・・・食べ過ぎはダメだってどっかの誰かが怒ってる〜〜(涙)

食べ過ぎると下痢になりますよ(死)

>>「…ぐるぉぉ、ぐるぐる」
>>「ぐぐるぉぉがるるる、ぐるるぅ!」
>>「ぐるぅ!ぐるるる!がるるるるるっ!!」
>>…噂のレッサー・デーモンのご登場である。
>うるさーーいっ!
>クリームちゃん行け!!火炎放射で焼却っ!
>そっちのもうるさーーいヒョウのつぶて攻撃っ!!

あ、ヒョウのとばっちりが星兄に…

>>「…あ、あたりまえだぁぁぁぁぁっ!一面火の海じゃないかぁぁっ!」
>・・・・・・30パーセントはクリームちゃん・・・・。
>逃げよーーーっと♪

こらこらこらぁぁ(笑)

>>「蝿さん、退治してらっしゃい」
>氷が瞬時にとける炎の中、蠅だったら炎に焼かれて落ちる・・・・・・・かも。

はっ!気付かなかった!!(笑)

>>「そう。ちなみに、レッサー・デーモンは雑菌に追加してあるっ!防御はばっちし!!」
>>『…攻撃は?』
>そのまま蠅を弾丸にして、デーモンを貫くっ!!
>防御はしっかりしてるから蠅さんはつぶれることなく、しかもちっちゃい穴が開いたくらいだから
>デーモンは死にきれず断末魔の苦しみをあげ、徐々に他の蠅達も穴を開けていくから
>苦痛を味わいながらデーモンは死に至る・・・・・・・と。

うふ、うふふふふふふっ…さぁて、と…くくくくく…(謎)

>>「おー、逃げてく逃げてく…あ、デモン・ブラッドおいてった」
>>『なぬぅ!!?』
>なぜデーモンごときがっ!!?

あんな亜魔族なんかがどうしてッ!?
…って、あたしが言ってどうする(笑)

>>泣きながら空に問うべるるんに、しかし全員は
>>「いーんじゃない?これからセレスちゃんとのらぶらぶが待ってるんだから」
>わーーいらぶらぶ♪

らぶらぶー(はぁと)

>>ばぢばぢばぢばぢばぢぃーっ!!
>>二匹の視線に飛び交う火花。
>また火が出ちゃうよ〜〜〜。

ま、もう大丈夫でしょう。
たぶん。

>>「決まってるじゃない。あおいそら、しろいくも、そして水着!
>> 今回は、野球拳でしょーぶよっ!ほぉーーーーーっほっほっほっほ!!」
>いやー、わたしはどっちかって言えば
>「空よ輝け地にもぐれっ!炎天下でのスイカ割り大会!!!」のほうが・・・・・・

スイカ割り、あとで始末が大変(謎爆)

>>「れいでぃーす=ぐろうでぃべす?だれですかそれ?」
>>「レイディア=グロディロウヴァス!ロディの本名よっ!!」
>主人の本名知らなかったのか・・・・・。

最初レイディア=グロウディヴァスと勘違いした私も私(爆死)

>>「だって、一発変換が女形だったんだもん…皆様もおためしあれ♪」
>>呆然としながら変な事を言うロディ。
>おやま・・・・・てい♪
>「小山」「尾山」「雄山」「御山」
>・・・・・・・・・・・。

「女形」「お山」「小山」「御山」
ふっ(謎)

>>「結局泣かせたのねっ!?ひどいっ!あたしの大事なペット…もとい使い魔に!」
>ペットかいっ!(^^;;;

ペットって自分で言ってましたよ(笑)

>>「私……私……っ!暴走して、涙…もとい、水がとまらなくなっちゃったんです…」
>精神脈が不安定って恐ろしいねー・・・。
>まあ不安定なのは愛故だとは思うけど。

魔族が愛などという感情をもってはなりませんわ。
って、持ちまくってるわね、皆様(笑)

>>「そう。
>> えーっとね…
>> デモン・ブラッドが全部揃った時にぃ…」
>あ、いよいよこの話が聞けるのね♪

あは、あはははははははははっ(^^;

>>「それって、めなりんのおにーちゃんだ!」
>>ざっぱぁぁぁぁぁぁぁぁん…
>お兄さんいたんだ?
>っていうかLのお母様はいったいどれだけ分身作ってるんでしょう?

あたしと兄ちゃんと、もう一人神官がいます。
そうなると…混沌神官!?(笑)

>>「大丈夫ですティナさんっ!
>> 兄ちゃんは、頭も冴えてるし運動神経抜群だし、それになにより超絶美形!」
>・・・・・・でもLのお母様の姉弟で、めなりんちゃんの兄なら性格が問題だよねー・・・。

ふふふ、ばっち・ぐー(はぁと)

>>「ふ、星様ほどの美形はいないわよね…でもちょっと期待してみたりして…」
>>「まぁ、あたしは星ひとすじだからぁ…しかしちょっぴし気になったりもして…」
>こらこら2人ともーーー・・・・。
>星兄様を手薄にしといたらわたしがかっさらっちゃいますよっ!!?

その言葉、じっくり伝えといてあ・げ・る(笑)

>>「確か…神族であり、魔族でもある…その二つの属性が複雑にからみあってるから…
>> 封印をとくのに成功すれば、まぁ特になにもおこんないと思うけど…
>> 失敗すると、自分と丁度同じ魔力…つまりあたしを喰ってから何かしでかすかと…」
>何かってなんだろー?
>どうして封印されたのかなー?

ふふふふふふ…
それは、秘密です(はぁと)

>>「…そいつがめなりんの兄ってことは、成功すればめなりんと同じ地位にたつわけで…
>> めなりんは『ああ』だし、兄の方は見込みがあるみたいだし…
>> あの方は兄の方が継ぐ事になると思うんだけど…
>> そうなった場合、めなりんの存在意義はどーなるわけ…?」
>>……。
>>「おはらいばこ…(はぁと)」
>>ざざっぱぁぁぁぁぁぁぁん…
>わたしはそれやだなぁ。
>めなちゃんいた方が楽しいもん。

せんきゅーっ!!

>後ろでめなちゃんの兄が気になって騒いでいる友人達を無視しつつ。
>ではまた。

でわでわぁ★(^^)


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4509こっちも楽しませてもらえて感謝してます♪海王ゆかり E-mail 9/13-14:55
記事番号4497へのコメント

>>わたしは、のーぷろぶれむ♪
>>ちゃんと保存してワードで編集してあるもん♪
>えっ…(恥)

ついでに全部印刷して学校中の友達でまわし読み♪
かなり人気があるんだよねー、めなりんちゃんの小説。

>>>K伯爵は髪の色が悪化してきた。
>>しつこい薬だね・・・・・。
>結構効き目が長引くそうで…

んで副作用も長い・・・・と。

>>時代設定違うのに〜〜〜。
>ま、いいでしょ(よくない)

良いことにしておきましょう♪

>>いや青はまだましかと・・・・・。
>>わたしの友人魔族で腰までたなびく青のロングヘアーの子っているし。
>そりゃ、あちしもいますけどぉぅ。

今度紹介して♪

>ゆかりお姉様は黒のポニーテールでしたよね?
>え?ちがう?

あってるよー。
髪にシャギーが入ってるからポニーテールが一番無難・・・・・。
気分で三つ編みとか、左右に縛ったりとか、おろしてヘアバンド・・・・とか
現身はいろいろやってるけど。

>>くるくる変わるーー。
>>ちょいと前、夏やった4色花火を思い出させるわぁ(オイ)
>あぁ、あのきれいなやつねー
>火傷したけどー(死)

わたしも火傷しちゃったよー。
数本持って振り回してたら、火の粉が自分に当たっちゃったー。

>>>どこまでも高く続く高笑い!
>>>そして勿論この魔族ロディ!
>>・・・・・・・・・さーて近くの「海王スペシャル別荘城」で宿題の続きでもやろーっと。
>>(ひたすら他人のフリ。)
>…あぁっ!おいていかないでっ!!!

だって一緒にいて危ない奴って思われたらやだもんっ!

>>ビール欲しいけどガキだから飲むなって保護者に怒られるからやめておこーっと。
>保護者?
>にやり。

な、何?その笑いは・・・・。

>>・・・・・・・ぺちゃぱい・・・ウエスト、太ももめちゃくちゃ太い。
>>しくしくしくしく・・・・・・。
>ほっほっほ!勝ったわね!
>ぺちゃぱいならともかく、えぐれ胸のこの我!!(死)

・・・それって勝ったって言うのかな?

>>>やっと両足と右手が復活したのである。
>>復活おめでと〜〜!!
>>すぱぱぱぱんっっ!!(連続クラッカー乱れ打ち)
>きゃぁぁぁぁぁぁっ!
>どばしゃぁぁぁん!!!!(クラッカーにおされて海におちた音)

うきゃあああっ!!?
めなりんちゃんめなりんちゃぁぁぁぁんっっ!!
・・・・それにしてもさすが某氏特製・・・・。

>>>この海近辺、レッサー・デーモンがうようよいることで、誰も近づいてこないのだ。
>>デーモンの大量発生が続いてるからねー・・・・。
>>でもうっとーしーからクリームちゃん焼却しておいてね♪
>>「ふぉおうっ!」
>いけぇぇぇぇっ!くりぃむちゃぁぁぁぁんっ!!!!

クリーム「・・・・・・ぷいっ。」
(レベル高いので親の言うことしか聞かない)

>>>「かき氷ーヤキソバーラーメンもございますよぉ〜ん」
>>やきそばぁぁぁぁぁ(はぁと×∞)
>>ティナちゃんあげ玉と紅しょうがたっぷりね♪
>「へい、お待ちっ!銀貨6枚ですっ!」

はい。(代金払う)
はふはふ、おいしーー♪

>>>「あぁぁぁぁっ!待ちなさいロディっ!!海に一番に入るのはあたしよっ!」
>>いーなー・・・・。わたし海入れないもん・・・・。
>>淡水魚・・・・・・・アユだから。
>アユ…だったんですか!?
>設定に追加しとかなきゃ(謎)

ほら、アユって美味しいでしょ?
言ったらどっかの誰かに食われるんじゃないかと思って・・・・。
悪友達に正体明かしたとき
「塩焼きにすると美味いんだよねー。」
って目をランランと輝かせながら言われちゃったし。

>>>「麦茶ースイカーうきわの貸し出しもしておりまっせー」
>>スイカーーーーーー♪♪
>>・・・・・食べ過ぎはダメだってどっかの誰かが怒ってる〜〜(涙)
>食べ過ぎると下痢になりますよ(死)

そ、それはいやだ・・・・。
やめておこっと・・・・・。

>>>…噂のレッサー・デーモンのご登場である。
>>うるさーーいっ!
>>クリームちゃん行け!!火炎放射で焼却っ!
>>そっちのもうるさーーいヒョウのつぶて攻撃っ!!
>あ、ヒョウのとばっちりが星兄に…

きゃーーーーっっ!!!?
兄様ごめんなさいですっ!!
生きてますかぁぁっっ!!?(と言って抱き起こす)

>>>「…あ、あたりまえだぁぁぁぁぁっ!一面火の海じゃないかぁぁっ!」
>>・・・・・・30パーセントはクリームちゃん・・・・。
>>逃げよーーーっと♪
>こらこらこらぁぁ(笑)

てへ♪

>>そのまま蠅を弾丸にして、デーモンを貫くっ!!
>>防御はしっかりしてるから蠅さんはつぶれることなく、しかもちっちゃい穴が開いたくらいだから
>>デーモンは死にきれず断末魔の苦しみをあげ、徐々に他の蠅達も穴を開けていくから
>>苦痛を味わいながらデーモンは死に至る・・・・・・・と。
>うふ、うふふふふふふっ…さぁて、と…くくくくく…(謎)

何する気なの〜〜?

>>なぜデーモンごときがっ!!?
>あんな亜魔族なんかがどうしてッ!?
>…って、あたしが言ってどうする(笑)

よーするに特になんにも考えてなかったんだね・・・・?

>>>ばぢばぢばぢばぢばぢぃーっ!!
>>>二匹の視線に飛び交う火花。
>>また火が出ちゃうよ〜〜〜。
>ま、もう大丈夫でしょう。
>たぶん。

多分という言葉はあてにしない方が身のためだという説も・・・・・。

>>いやー、わたしはどっちかって言えば
>>「空よ輝け地にもぐれっ!炎天下でのスイカ割り大会!!!」のほうが・・・・・・
>スイカ割り、あとで始末が大変(謎爆)

種が飛び散っちゃったのとかねー。

>>>「だって、一発変換が女形だったんだもん…皆様もおためしあれ♪」
>>>呆然としながら変な事を言うロディ。
>>おやま・・・・・てい♪
>>「小山」「尾山」「雄山」「御山」
>>・・・・・・・・・・・。
>「女形」「お山」「小山」「御山」
>ふっ(謎)

パソの違いがありありと・・・・・・。

>>>「結局泣かせたのねっ!?ひどいっ!あたしの大事なペット…もとい使い魔に!」
>>ペットかいっ!(^^;;;
>ペットって自分で言ってましたよ(笑)

そーか・・・ペットだったのか・・・・。
イルカがペットだなんてめずらしーなー・・・。

>>>「私……私……っ!暴走して、涙…もとい、水がとまらなくなっちゃったんです…」
>>精神脈が不安定って恐ろしいねー・・・。
>>まあ不安定なのは愛故だとは思うけど。
>魔族が愛などという感情をもってはなりませんわ。
>って、持ちまくってるわね、皆様(笑)

まあいいじゃない。楽しいんだし(核爆)

>>お兄さんいたんだ?
>>っていうかLのお母様はいったいどれだけ分身作ってるんでしょう?
>あたしと兄ちゃんと、もう一人神官がいます。
>そうなると…混沌神官!?(笑)

なんか響きがかっこいい♪

>>>「大丈夫ですティナさんっ!
>>> 兄ちゃんは、頭も冴えてるし運動神経抜群だし、それになにより超絶美形!」
>>・・・・・・でもLのお母様の弟で、めなりんちゃんの兄なら性格が問題だよねー・・・。
>ふふふ、ばっち・ぐー(はぁと)

でも封印解くの失敗したらめなりんちゃん食っちゃうような魔族だし・・・・。

>>>「ふ、星様ほどの美形はいないわよね…でもちょっと期待してみたりして…」
>>>「まぁ、あたしは星ひとすじだからぁ…しかしちょっぴし気になったりもして…」
>>こらこら2人ともーーー・・・・。
>>星兄様を手薄にしといたらわたしがかっさらっちゃいますよっ!!?
>その言葉、じっくり伝えといてあ・げ・る(笑)

え、ええええっ!!?
だ、誰に・・・・・?って聞いてみたりなんかして♪(とか言いつつかなり怯えてる)

>>何かってなんだろー?
>>どうして封印されたのかなー?
>ふふふふふふ…
>それは、秘密です(はぁと)

教えてよー。それとも次回のお楽しみ?

>>>「おはらいばこ…(はぁと)」
>>>ざざっぱぁぁぁぁぁぁぁん…
>>わたしはそれやだなぁ。
>>めなちゃんいた方が楽しいもん。
>せんきゅーっ!!

ゆあうぇるかぁむ♪


ではまた♪

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4396Re:スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達16翼月 星 E-mail URL9/10-01:35
記事番号4348へのコメント
めなりんさんは No.4348「スレイヤーズの魔族達あ〜んど住人達16」で書きました。
>なんか、いつのまにか小説おちちゃいましたねぇ…
>ま、いっか(をひ)
  だぁいじょうぶ! 俺ちゃんと全部640MMOに落としてあるから(笑)

>15なんて、のっけた次の日に過去に堕ちましたからぁ(死)
  …それはすごひ……
>…さて今回、やっとデモン・ブラッドに関していろいろと設定が浮かんできました。
>読めばわかる!!と思われる。
  やっと本題ですか(笑)

>16


>「ビールにおつまみーかき氷もいかがっすかー」
  あ、おつまみ好き〜(はぁと) 定番ですね〜(笑)

>「しかし、静かよねーココ…たかがレッサー・デーモンでしょ?」
>「たかがっていっても、フツーの人間にとってはまさにばけもんだからね」
  ま、一般人にはレッサー・デーモンはねぇ…
  ひとがたとれるような魔族には雑魚だけど……とてつもなく(笑)

>そんな一行を見守る(?)影。
>「…ぐるぉぉ、ぐるぐる」
>「ぐぐるぉぉがるるる、ぐるるぅ!」
>「ぐるぅ!ぐるるる!がるるるるるっ!!」
>…噂のレッサー・デーモンのご登場である。
  だからなに?(ひとがたとれるくらいののクラスの魔族だと歯牙にもかけない(笑))

>…って。
>「…あ、あたりまえだぁぁぁぁぁっ!一面火の海じゃないかぁぁっ!」
  …気付かない方も気付かない方だ…(笑)

>「その場の雰囲気の盛り上げです。そんなことより、奴等がくる!」
  アイラちゃんもなかなかおちゃめさん♪(笑)

>「おー、逃げてく逃げてく…あ、デモン・ブラッドおいてった」
>『なぬぅ!!?』
>ずざざぁっ!
>めなりんの指差すほーに行ってみれば、たしかにそこにはデモン・ブラッドがっ!
  なんでたかがレッサー・デーモンがデモン・ブラッドを……?

>「れいでぃーす=ぐろうでぃべす?だれですかそれ?」
  ……セレスちゃん……(笑)

>「だって、一発変換が女形だったんだもん…皆様もおためしあれ♪」
  うちは小山ですが…


>「う…うちのセレスになぁんてことを!ただじゃすまないゆるさない!この蝿っ!」
>「蝿です」
>自覚してるぶんだけエライ。
  うむ…えらいというかなんというか……(笑)

>「それって、めなりんのおにーちゃんだ!」
  めなりんのにーちゃんもいっぱいいますからねぇ…
  親が違えば存在も違うけど……(笑)

>「確か…神族であり、魔族でもある…その二つの属性が複雑にからみあってるから…
> 封印をとくのに成功すれば、まぁ特になにもおこんないと思うけど…
> 失敗すると、自分と丁度同じ魔力…つまりあたしを喰ってから何かしでかすかと…」
   …………神族であり魔族でもあるって……俺じゃあないですよね?
   だいたい、俺すでにでてきてるし………
   …はっ! まさか俺の別バージョン作る気じゃないでしょうねぇ?
   …いや…でもそんな性格はしてないはずだし……
   うんっ きっと違う人のことだろう きっとそーだ(自己完結(笑))

>「…それだけきーてると、すごい変な奴なんだけど…」
>「あったりまえじゃんK伯爵!!あたしの兄ちゃんなんだよっ!?」
   あたりまえって……そーいう兄弟か………(^_^;)

>「…そいつがめなりんの兄ってことは、成功すればめなりんと同じ地位にたつわけで…
   あ、絶対違うな  安心安心(笑)

>「おはらいばこ…(はぁと)」
>ざざっぱぁぁぁぁぁぁぁん…
  …はぁと付けて言う事じゃないと思ふ……

>〜やっぱし続く〜
  っていうか、続かなかったらやばいでしょ…(^_^;)
  がんばってね〜

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4498星兄、ありがとうございますぅ〜めなりん 9/13-02:30
記事番号4396へのコメント

>>なんか、いつのまにか小説おちちゃいましたねぇ…
>>ま、いっか(をひ)
>  だぁいじょうぶ! 俺ちゃんと全部640MMOに落としてあるから(笑)

きゃーーーーーーーーーー。
なんでみんなおとしてあって、しかも一部プリントしてたりするのーぅ(笑)

>>15なんて、のっけた次の日に過去に堕ちましたからぁ(死)
>  …それはすごひ……
>>…さて今回、やっとデモン・ブラッドに関していろいろと設定が浮かんできました。
>>読めばわかる!!と思われる。
>  やっと本題ですか(笑)

やっと、です(^^;

>>「ビールにおつまみーかき氷もいかがっすかー」
>  あ、おつまみ好き〜(はぁと) 定番ですね〜(笑)

銅貨5枚になっております〜

>>「しかし、静かよねーココ…たかがレッサー・デーモンでしょ?」
>>「たかがっていっても、フツーの人間にとってはまさにばけもんだからね」
>  ま、一般人にはレッサー・デーモンはねぇ…
>  ひとがたとれるような魔族には雑魚だけど……とてつもなく(笑)

たまに半魚人とかがうろついてたりすると恐ろしいですけどねぇ(笑)

>>そんな一行を見守る(?)影。
>>「…ぐるぉぉ、ぐるぐる」
>>「ぐぐるぉぉがるるる、ぐるるぅ!」
>>「ぐるぅ!ぐるるる!がるるるるるっ!!」
>>…噂のレッサー・デーモンのご登場である。
>  だからなに?(ひとがたとれるくらいののクラスの魔族だと歯牙にもかけない(笑))

ふっ、レッサーデーモン如き…

>>…って。
>>「…あ、あたりまえだぁぁぁぁぁっ!一面火の海じゃないかぁぁっ!」
>  …気付かない方も気付かない方だ…(笑)

まぁ、魔族ですから(そうか?)

>>「その場の雰囲気の盛り上げです。そんなことより、奴等がくる!」
>  アイラちゃんもなかなかおちゃめさん♪(笑)

まったく、アイラさんったら(はぁと)
あ、ほらほら、ゆかり御姉様がすねてるよ星兄っ(笑)

>>「おー、逃げてく逃げてく…あ、デモン・ブラッドおいてった」
>>『なぬぅ!!?』
>>ずざざぁっ!
>>めなりんの指差すほーに行ってみれば、たしかにそこにはデモン・ブラッドがっ!
>  なんでたかがレッサー・デーモンがデモン・ブラッドを……?

さぁ…?

>>「う…うちのセレスになぁんてことを!ただじゃすまないゆるさない!この蝿っ!」
>>「蝿です」
>>自覚してるぶんだけエライ。
>  うむ…えらいというかなんというか……(笑)

…なんというかなんなの?(笑)

>>「それって、めなりんのおにーちゃんだ!」
>  めなりんのにーちゃんもいっぱいいますからねぇ…
>  親が違えば存在も違うけど……(笑)

そうですねぇ…そうなると…どうなるんでしょ(爆)

>>「確か…神族であり、魔族でもある…その二つの属性が複雑にからみあってるから…
>> 封印をとくのに成功すれば、まぁ特になにもおこんないと思うけど…
>> 失敗すると、自分と丁度同じ魔力…つまりあたしを喰ってから何かしでかすかと…」
>   …………神族であり魔族でもあるって……俺じゃあないですよね?

はっ!そうだったりして!?(んなわきゃないって)

>   だいたい、俺すでにでてきてるし………
>   …はっ! まさか俺の別バージョン作る気じゃないでしょうねぇ?
>   …いや…でもそんな性格はしてないはずだし……
>   うんっ きっと違う人のことだろう きっとそーだ(自己完結(笑))

違う人の…とゆーか存在のことです、たぶんそうですっ!!(やっぱり自己完結)

>>「…それだけきーてると、すごい変な奴なんだけど…」
>>「あったりまえじゃんK伯爵!!あたしの兄ちゃんなんだよっ!?」
>   あたりまえって……そーいう兄弟か………(^_^;)

そういう兄弟…って、あたし弟か?(笑)

>>「…そいつがめなりんの兄ってことは、成功すればめなりんと同じ地位にたつわけで…
>   あ、絶対違うな  安心安心(笑)

絶対?
わかんないよ。
記憶がないんでしょ?(笑)

>>「おはらいばこ…(はぁと)」
>>ざざっぱぁぁぁぁぁぁぁん…
>  …はぁと付けて言う事じゃないと思ふ……

えぇぇぇぇぇ(はぁと)
だって、はぁとつけなきゃ言い切れないような言葉だったんだもん(はぁと)

>>〜やっぱし続く〜
>  っていうか、続かなかったらやばいでしょ…(^_^;)
>  がんばってね〜

兄様もねっ★

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4555レス&らんにぅ〜ろでぃ 9/14-18:26
記事番号4498へのコメント
やっほー。久しぶり。
久しぶりに、こっちに投稿してみりゅよん。


>その上べるるんは番外編での胃もたれが続いていたりする。
ふぅぅん・・・
そぉ・・・番外編、くっつけるつもりなの・・・
あたしの料理、そんなにまずくしたいの?
・・・いいわよ。
なら、せりあとべるるんらぶらぶって事ね?
ついでにそーゆー事やあーゆー事もしてる訳ね?
・・・おっけー。解ったから。

>しかも夕方になってくると、青がだんだん目の覚めるような緑になってくるのだ。
いーじゃん。別にね。
けいちゃんの髪、青でも別におかしくないから・・・あたしのだと・・・

>髪の方は短くはならないが、夜になると魔力が消えてしまい、ふつーの人間になってしまう。
犬夜叉やーん。

>塩井神官天真爛漫ごうじゃす胃薬試作品1号を飲んでいたりするのだ。
>いつ症状がでるかはわかっていない。
てんしんらんまん・・・?
(べるるんが天真爛漫になった所を想像中・・・)
ぶぅぅっっっっっっ!!!!!!!

>道の真ん中で中指おったてて叫ぶべるるんに、K伯爵がストップをかける。
まぁ、お・げ・ひ・ん☆

>どこまでも高く続く高笑い!
>そして勿論この魔族ロディ!
・・・あのさ。
ロディ、別に普段から高笑いしてるよーなキャラでわないんだけど・・・
ただ、現身が劇でした事あるぞーってなだけで・・・

>「ほほほほ、知れたこと。セレスにべるぜさんの水着姿を見せようと思っただけ!!」
いや・・・さ・・・
セリアがべるるん好きなの知ってるけど。
別にに女体が好きな訳ぢゃあないんだし・・・
女体好きなの、Lだろ?

>無表情でパノンジュースを吹き出すべるるん。
無表情ってのもなぁ・・・
大体、パノンジュースって・・・
どせなら、酒を飲め、酒を!!(爆)

>「だからって、いっきなし水着ででてこないでよっ!」
あたし、どんな水着なの??
とりあえず、今年現身はせぱれーつ(母には『ビキニぢゃない』と言われた)
を着たんだけど・・・
ま、何にせよ『絶対焼けない日焼け止め』をきっちし塗ってあるんだろーな・・・


>「へぇぇぇ…体のラインがねぇ…その割に、胸の発育遅れてるんじゃない?」
>「そんなこといったらロディさんこそ!ウエスト、ぶっといんじゃないのぉ?」
さんつけたり、つけなかったり大変ね・・・
ってゆーか、あたし太いの・・・?そりゃめなりんの現身にゃ負けるけど・・・
ロディは54なんだけどな・・・
けいちゃんはもっと細いのかな?

>「ほーっほっほっほ!胸がないのよりましよっ!」
>「あ、そうそう、これパッド入ってないからね」
そんなのとーぜんじゃん。
入れるの?

>K伯爵の一言に、ロディは高笑い姿のまま凍り付く。
・・・何凍り付いてんの?
けいちゃんのが、パット無しで89以上だったとか?

>そういうわけで、三匹は夏休みと称して、イルマード公国の海にやってきたのだ。
>…若気のいたり、という奴である。
夏休みとるのに、何で若気の至りが必要なのさ。

>「…あ、かきごーりとけちゃった」
あー、もったいなぁい・・・

>「ねぇねぇべるるん、水着に火ついてるよ」
>「ぬぁっ!わたしの水着によくも火なんぞつけてくれたなぁっ!」
その前に、水着に火がついたんなら大火傷・・・

>「…空間移動すればいーのに…」
それ、アイラのせりふぅぅ・・・
めなりんぢゃないやいっ!

>べるるんの声に、颯爽とあらわれるアイラの御姿!
水着ですね?

>「その場の雰囲気の盛り上げです。そんなことより、奴等がくる!」
そーゆー事までちゃんとするのね・・・ ・・・えらいわ。

>「いーんじゃない?これからセレスちゃんとのらぶらぶが待ってるんだから」
>「あ。そういえば、セレスが水着持って探してたわよ?」
どんな水着かなー?
とりあえず、最初っから着てる方は、肩紐無しのびきに(?)なんだけど・・・

>「ほれほれさっさと行かないと、女の子泣かせちゃうぞぉ」
>「しくしくしくしく…」
あんたが泣いてどーする。

>どうでもいいが、水着に火がついたままだったりする…――
だから、大火傷・・・

>ロディはくいっ!と胸をはり、腰に手を当てて自慢気にこう言った。
>「決まってるじゃない。あおいそら、しろいくも、そして水着!
>今回は、野球拳でしょーぶよっ!ほぉーーーーーっほっほっほっほ!!」
何でそーなるぅぅぅぅっ!!!!????

>「あほかぁぁいっ!あたしは脱がないわよっ!」
あたしも脱がぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!

>K伯爵の言葉に、ロディはきょとんっとした顔をして続ける
>「誰も脱げとはいっていないわ。ルールは簡単、負けたら一枚ずつ着ていくのっ!」
・・・自分が脱ぎたくないから・・・(笑)
自然とこーなるのよねー。さすがあたし。
特に、きょとんっとしたところが。(謎)

>「汚くなくてもできるわよっ!ほらほらココ、今年度の紫外線と、オゾン層の破壊区域…」
関係ない。(笑)

>最初からそう言っていればいいものをとツッコミいれたそこのあなた、今年の夏は寒いぞ(謎)
時既に遅し。今は秋だ(笑)

>「あぁぁぁぁっ!K伯爵がいなひっ!」
>「向こうの海でクリスと遊んでますよ」
・・・くりすと?
・・・けいちゃん・・・


・・・そうそう。あたしの名前、間違えたのね?めなりん・・・
・・・・・・・・・・・・・くす・・・・・・

なんつって。別にいーけどぉ。


>K伯爵(以後K)「なぁにー!?海に向かって言ってるところからすると告白ー!?」
海に告白すんの?

>K「えぇぇぇっ(はぁと)そんな、やだあたしこまっちゃう…星君だっているしぃ…」
>ロ「あんたみたいなすかぽんたんなんて、誰が好きになるもんですか!」
>K「やぁだてれなくってもいーのよ、ほっほほほ」
>ロ「ちがうっつってるでしょーにぃこのぼけなすびぃぃっっ!」
>K「まぁ、この知的美少女K伯爵に惚れない奴なんていないわねぇ」
けいちゃん・・・君がそーゆー趣味なのはよく知ってるから・・・
でもね、君と百合に走る気はないの・・・ごめんね・・・

>ロ「だからロディはほれてないっちゅー…(ロディ、日射病により倒れる)」
ロディ、日射病より日焼けの方が心配なのー・・・

>K「ふっ。わたしの美貌に、あのエロ女はくらくらになっちゃっただけでしょ」
エロ女はアンタだ。あんた。

>「…ま、まぁ、暑さボケという奴よ」
・・・違う気がする。
それに、あたしぼけてなかつたし。
ぼけてたのはけいちゃんだけ。

>「…放送禁止用語、出版禁止用語、HP禁止用語、憲法違反、その他もろもろ18禁…」
>「そんなことはしてないッ!」
ぢゃ、それ以外はしたのね?

>めなりんの淡々とした口調の言葉に、真っ赤になって否定するべるるん。
真っ赤ってのがアヤシイなー。

>「そぉじゃなくって…いきなし、泣き出しちゃったのよぉ…」
>ぴきっ…
>ロディが固まった。
>「う…うちのセレスになぁんてことを!ただじゃすまないゆるさない!この蝿っ!」
こーゆー反応は、あたしそのものだ・・・(笑)
だって、似たよーなツッコミ入れかけたもん・・・(笑)

>「結局泣かせたのねっ!?ひどいっ!あたしの大事なペット…もとい使い魔に!
>べるぜさんならセレスを任せられるかと本気で乙女心を悩ませていたところだっ>たのにぃ!!」
>「本気で悩むなッそんなもん!!」
本気で悩む事でしょーがぁぁぁぁっ!!!!!
自分のぺっと兼愛する使い魔の幸せ願ってなぁぁにが悪いっ!?

>「あぁっ!これであの子もおしまいよぉぉっ!
>…って、じょーだんはこんくらいにして、それでセレスはどこにいるの?」
>いきなし真顔に戻って聞くロディ。
>「…今の、冗談だったんですか?」
あの子もおしまい、は別にして本気。

>「蝿の話をきかんかおらぁぁぁっ!!」
>めきっ!
>べるるんのすくりぅぱぁんちが、セレスのこめかみに直撃する。
セリアに・・・何してんのよ・・・?

>「蝿の話なんて、聞きたくないわよねぇ…役にたちそーもないし」
>「あーあ、セレスかわいそうに…あとで回復させたげなくっちゃ」
うん、絶対役に立たない。
どのフンが一番美味か教えられてもねー・・・。

>「まったく…暴走しなくなったら、考えてやってもいいわよ」
>べるるんが倒れたセレスを見下ろしつつ言い放つ。
むぅ、偉そうねぇ。
女王様のつもりっ!?(違う)

>「そういうべるぜ様こそ怒って蝿を大量発生暴走するのはなおし…きゃうっ!?」
そーだそーだぁ。

>砂に埋もれて窒息するセレス。
>無論やったのはべるるんである。
ほほぅッ・・・
そなた、そんっっなに悪夢に蝕まれたいか?

>「あれはわたしの専売特許だからいーの!」
よくない。

>そうっ!この方こそ、時計うさぎことダミー魔族!!
んっとねー、色彩設定と服のデザイン教えて(はぁと)

>…ぽろっ…
>口を開けたロディの手から、かき氷のスプーンがこぼれおちる。
かき氷、食べてたのか・・・
ってゆーか、手が口を開けるの?(爆)

>『美形!?』
>なぜかロディとK伯爵の声がハモる。
>「ふ、星様ほどの美形はいないわよね…でもちょっと期待してみたりして…」
>「まぁ、あたしは星ひとすじだからぁ…しかしちょっぴし気になったりもして…」
・・・あのさ。
けいちゃんには言ったんだけどぉ・・・
あたし、別に美形好きって訳ぢゃあ・・・ないんだよ?
『好きになったら好きなタイプ♪』ってヤツだから・・・。

>思い出したようにそう言い去って、風に溶け消えるダミー。
他に用事・・・宅急便?(爆)
それより、何でLの言伝預かってんの?

>「おはらいばこ…(はぁと)」
きゃ(はぁと)
大丈夫、いざとなったら養ってあげるから♪

>結構、無茶苦茶な設定かもしんないと、一人後悔している作者だったりします。
うん、最近にしちゃあ御都合主義な展開だったぁね?
ま、面白かったからいーけどぉ。


>>なんか、いつのまにか小説おちちゃいましたねぇ…
>>ま、いっか(をひ)
>  だぁいじょうぶ! 俺ちゃんと全部640MMOに落としてあるから(笑)
えむおー・・・
いーなー。

>なんでみんなおとしてあって、しかも一部プリントしてたりするのーぅ(笑)
1部・・・
あたしもだね?(笑)

>たまに半魚人とかがうろついてたりすると恐ろしいですけどねぇ(笑)
せりあ、人魚たいぷにもなれますが。(笑)
海だから・・・せいれーん♪

>>そんな一行を見守る(?)影。
>>「…ぐるぉぉ、ぐるぐる」
>>「ぐぐるぉぉがるるる、ぐるるぅ!」
>>「ぐるぅ!ぐるるる!がるるるるるっ!!」
>>…噂のレッサー・デーモンのご登場である。
何喋ってんのかなー?

>  だからなに?(ひとがたとれるくらいののクラスの魔族だと歯牙にもかけない(笑))
歯牙にかけるも馬鹿らしい・・・
気にもするも馬鹿らしい・・・
殺すもの馬鹿らしい・・・
好きにしろ。但し、邪魔をすれば瞬時に滅びるぞ。
遠き母の夢を見たいか?

>>>めなりんの指差すほーに行ってみれば、たしかにそこにはデモン・ブラッドがっ!
>>  なんでたかがレッサー・デーモンがデモン・ブラッドを……?
ふむ・・・我の片割れ、ここに有りしか・・・

>>「確か…神族であり、魔族でもある…その二つの属性が複雑にからみあってるから…
>> 封印をとくのに成功すれば、まぁ特になにもおこんないと思うけど…
>> 失敗すると、自分と丁度同じ魔力…つまりあたしを喰ってから何かしでかすかと…」
>   …………神族であり魔族でもあるって……俺じゃあないですよね?
我も少し近かったりして♪(笑)
でも設定は立てた時から変わってなひ・・・(笑)
はっ!そうだったりして!?(んなわきゃないって)

>>>「…そいつがめなりんの兄ってことは、成功すればめなりんと同じ地位にたつわけで…
>>   あ、絶対違うな  安心安心(笑)
>絶対?
>わかんないよ。
>記憶がないんでしょ?(笑)
・・・・・・・・・・・・・・
でもま、あたしは女性型だし。

>>わたしは、のーぷろぶれむ♪
>>ちゃんと保存してワードで編集してあるもん♪
同じぃぃっ(はぁと)
ただ、あたしは一太郎だけど・・・

>ついでに全部印刷して学校中の友達でまわし読み♪
>かなり人気があるんだよねー、めなりんちゃんの小説。
あるよねー。

>>>>どこまでも高く続く高笑い!
>>>>そして勿論この魔族ロディ!
>>>・・・・・・・・・さーて近くの「海王スペシャル別荘城」で宿題の続きでもやろーっと。
>>>(ひたすら他人のフリ。)
>>…あぁっ!おいていかないでっ!!!
>だって一緒にいて危ない奴って思われたらやだもんっ!
ほほぅっ・・・

>>あ、ヒョウのとばっちりが星兄に…
>きゃーーーーっっ!!!?
>兄様ごめんなさいですっ!!
>生きてますかぁぁっっ!!?(と言って抱き起こす)
どさくさに紛れて何ややってんの?(笑)

>>ま、もう大丈夫でしょう。
>>たぶん。
>多分という言葉はあてにしない方が身のためだという説も・・・・・。
じゃ、あたしは信用してもらえない訳ね?(笑)
だって、『絶対』は使わない代わりに『多分』使っちゃうんだもん。

>>おやま・・・・・てい♪
>>「小山」「尾山」「雄山」「御山」
>>・・・・・・・・・・・。
>「女形」「お山」「小山」「御山」
>ふっ(謎)
「女形」「小山」「お山」「御山」・・・(笑)

>そーか・・・ペットだったのか・・・・。
>イルカがペットだなんてめずらしーなー・・・。
イルカも黒猫も苦労詐欺(黒兎)も雪兎もぺっとよ。
・・・(笑)
ちなみに、全部『仔』がついたり♪

>>そうなると…混沌神官!?(笑)
>なんか響きがかっこいい♪
名前、「えれめんたりー」?(笑)
金髪碧眼美形男型・・・なの(笑)

>>こらこら2人ともーーー・・・・。
>>星兄様を手薄にしといたらわたしがかっさらっちゃいますよっ!!?
へへぇ・・・っ