◆-CLOSIER-錫杖誕生物語:言い訳-嵐 瞳々(9/17-18:20)No.4646
 ┣の前に(爆)マミリンおねーさまへ:ガウリナ「ある晴れた春の日」-嵐 瞳々(9/17-18:37)No.4647
 ┃┗うふうふうふ♪-マミリンQ(9/19-15:26)No.4693
 ┃ ┗ありがとぉございました☆-嵐 瞳々(9/20-03:53)No.4723
 ┗CLOSIER-錫杖誕生物語:陽炎-嵐 瞳々(9/18-05:16)No.4662


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4646CLOSIER-錫杖誕生物語:言い訳嵐 瞳々 E-mail 9/17-18:20

うひゃぁぁっぁぁ(^^;
とうとう、ここまで壊れたか、とんとん・・・(^^;

えーっと、実はこの間のでやめます、とか言ってたのですが
あの話、全然好きじゃないので、もう一つ、書かせて頂くことにしました。
タイトルどーり、私と密接な関係(笑)にある、錫杖(木)のストーリーです。

た・だ・し!
私じゃないです(^^;
多分美化された、とんでもなく可愛い錫杖が出てくるでしょうが、
私じゃないです(^^;

苦情などx2、いっぱい出そうですね(^^;
錫杖(オリ)に対する同情の声などでもおっけーです(爆)

それでは、ゆっくり書いていくことになると思いますが、よろしくお願いします。


_______
「私は、ずっと前から、ゼラス様のお側にいたんです・・・・・」_______

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4647の前に(爆)マミリンおねーさまへ:ガウリナ「ある晴れた春の日」嵐 瞳々 E-mail 9/17-18:37
記事番号4646へのコメント
____何がどうかなんて言えなくて
全て包み込む勇気も無くて
情けないくらい恋焦がれながら
君のいく道をゆく

遠い昔から
記憶重ねあい
こうして二人 旅をしていた_______

「がうりぃっ!」
耳をひっぱられて、ガウリィは目を覚ます。
彼の前に立つのは、まだ幼さを残す栗色の髪をした少女。
暖かな日差しが降り注ぐ、街道沿いの土手だった。
「いつまでのさっと寝てんのよ。次の町つくまでに日が暮れたらどうしてくれんのっ?」
「へ?」
「かぁぁぁぁっ!!?」
リナは頭を掻き毟って苛立ちをあらわにする。
「へ、じゃないでしょうーがあんたわっ。考えて歩いてんの?!」
「いや、全然」
「真顔でいうなぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!」
ばき
いつもこれくらい、慣れているはずなのに、さっき昼食を終えたばかりだからか、非常にテンションが高い。
「ったく・・・いくら春うららかで気持ちいいからって・・」
ガウリィは殴られてじんじんする額を押さえて、何かいいたそうな目でリナを見ていた。
リナは気にせず、ぐいぐいと歩いていく。後を追うガウリィ。
「まぁ春ってのは気持ちはいいけどね。もーかるし」
ふと、力を抜いて言うリナ。
「もうかる?」
首をかしげるガウリィ。リナは手をひらひらと振って苦笑した。
「いや、ほら。これくらいあったかいと、行くとこ行けば薬草が群生してんのよ」
ガウリィは『いつものように』、黙って説明を促した。
わかったふりしないだけでも、ましか、などと以前リナがこぼしたことがあった。
「だから・・・例えば、ほら、そこの花」
リナは道の脇にある小さな花をつんだ。
「これだって煎じたり煮たりって面倒なことすれば毒消しになるのよ」
「へぇ・・・」
「まぁ、手間かかるわりには二束三文にもならないんで誰もとらないけどね」
ピンっと爪で花を弾くリナ。
明るい、白い花。
ガウリィはひらひらと落ちる花を両手で受け止めた。
かがむと、同じ花をもう四、五本抜く。
「何してんの?」
ごそごそと手の中で何かやっているガウリィに、いぶかしげに問うリナ。
ガウリィはにっと笑う。
「二束三文にもならなくても」
腕を広げるとリナの肩へまわした。
「ちょっ・・・なにす・・・」
ふぁさ
髪に触れる軽い感触。
「白ならお前の髪にも合うだろ」
「やめてよ・・花飾りなんて・・・」
リナは頬を赤らめて呟いた。

_____遠い未来
遥かかなたの 広い世界でも

こうして二人 旅をしているのだろう

そんな気のする ある晴れた春の日・・・・


でした!ガウリィがなんか情けない(^^;

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4693うふうふうふ♪マミリンQ E-mail 9/19-15:26
記事番号4647へのコメント
くふ、くふふふふふふ・・・。(邪)

ありがとお〜〜♪♪
おねえさん、うれしいわ♪♪♪
いいのですよ、ガウリイ情けなくっても
らぶらぶであれば。(はぁと)

うふ、うふふふふふ。


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4723ありがとぉございました☆嵐 瞳々 E-mail 9/20-03:53
記事番号4693へのコメント
どぉもありがとうございましたっ☆

>くふ、くふふふふふふ・・・。(邪)
なんか負の感情を得た魔族のようですね(爆っ)

>ありがとお〜〜♪♪
>おねえさん、うれしいわ♪♪♪
>いいのですよ、ガウリイ情けなくっても
>らぶらぶであれば。(はぁと)
あんまりらぶらぶ度が出せませんでしたぁ(;;)
映像でやると、とってもらぶらぶなんですけどね。
私の力量が足りないのですぅ・・・。

それでは。

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4662CLOSIER-錫杖誕生物語:陽炎嵐 瞳々 E-mail 9/18-05:16
記事番号4646へのコメント
「人間の姿になりたい?」
それは別に怒りではなかった。
『なりたい?』と、誘ったのである。
それほど、ゼラスは、自分の一言を悔いていた____

「ゼロス、貴方には部下はあまり多くつけられないわ」
「はい、ゼラス様」
驚くほど素直に、彼はうなずいた。
「貴方には独りで動いてもらうことが多くなると思うの。
必要なときは私に言って」
「はい」
そして、ゼラスは、彼を、彼女の自慢の獣神官を、孤独へ追いやったことに、気づいた_____

「御意のままに、ゼラス様」
そう呟いたのは、ゼラスを囲む宝玉の一つ。
燃えるように赤い宝玉だった。
「そう、じゃぁ・・・・私そっくりにしましょうね」
「はいっ?」
あわてふためく宝玉の声を無視し、ゼラスは力を込めた。

「十日以内に、あのこが、貴方が私に似ているってきづかなかったら、その姿やめましょ」
ゼラスは楽しそうに言う。
「きづいたら、貴方格上げしてあげるわ」
心から、そう願っているような声。
「その姿でいても、力を遣えるようにしてあげる」