◆-未来冒険ロスト・ユニバース-LINA(9/19-18:43)No.4705
 ┗未来冒険ロスト・ユニバースCHANNEL1-LINA(9/19-19:56)No.4706
  ┗Re:未来冒険ロスト・ユニバースCHANNEL2-LINA(9/20-17:23)No.4731
   ┗未来冒険ロスト・ユニバースCHANNEL3-LINA(9/20-20:05)No.4735
    ┗未来冒険ロスト・ユニバースCHANNEL4-LINA(9/20-21:37)No.4739


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4705未来冒険ロスト・ユニバースLINA 9/19-18:43

個人的に好きな漫画、アニメー●ュ連載、「未来冒険チャンネル5」という漫画と
ロストユニバースを混ぜたパロディーです。
(実はブラック艦隊VSヴォルフィードをやってみたかったの)
基本的にストーリー展開は「未来冒険チャンネル5」の一巻のパロディーにケイン、
キャナルが主演をのっとり参加といったかんじですが、「未来冒険〜」をご存知で無い方は異色バージョンの(つまりは番外編)のロス・ユニに「未来冒険〜」
のキャラクターがオリジナルキャラとして参加していると思って頂ければ楽しめると思います。本編を知っていらっしゃる方は比較しないで下さいね・・・。、
もうアダだらけ・・・・。

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4706未来冒険ロスト・ユニバースCHANNEL1LINA 9/19-19:56
記事番号4705へのコメント
「キャナル、今日の仕事は何だ?」
ケインはそう言いコックピットの自分の席に陣取った。
「はい。惑星ブルーをご存知ですか?」
浮かない声のキャナル。
「ああ。300年にも及ぶ惑星間戦争のせいで人間の寿命が平均20歳、とか言うあの星か?」
「ええ。その惑星の中央軍事センターの伊達長官と言うお方の直々の依頼なの。」
「・・・・。何でまた、そんなお偉い方が・・・・。さてはレイルのやつだな。」
まさしくケインの予想通りだった。


「で、伊達さん、俺達への依頼って?」
凍結されたとでもいうべきだろうか。ロストシップよろしくと言っても過言ではない巨大な金属に覆われた宇宙船「ノア」の一室にケイン、キャナル依頼人の伊達長官、そして一人の男ともう一人金色の髪の少年が居た。
「一寸!!そこのくそボーズ!!アタシの伊達長官を『サン』よびなんてしてるんじゃないわよ!!」
そこに居た男・・・・エドガーはオネエ言葉でケインを怒鳴りちらす。
「おい・・・。何なんだ・・・・。コイツ・・・・。」
リアクションに困ったケインが少年、光に尋ねる。
「オカマだ・・・・・・・。」
と、だけ光は表情もなく答える。
「げげ、俺はホモと外道とオカマには生存権認めてねえんだよ!!」
「何ですてええええええええ!!女顔の変態マント小僧!!もう一回いってみなさいよねええええええええええええええええええ!!」
「なんだとおおおおお!!この格好のどこがおかしい!!おめーのその言葉遣いに比べりゃ一億五千万倍以上正常だ!!」
「ケイン!!」「エドガー!!」
キャナルと伊達の叱責により目線こそ未だにバチバチさせていながらも、とりあえず大人しくなるケインとエドガー。
「なあ、ケインこんな奴ほっとこ〜ぜ。俺も今日いきなり家からこんなところに連れ出されて訳わかんネエままなんだ。」
光の言葉にそうだと言わんばかりにエドガーから視線を放し伊達に向き合うケイン。
「放せば長くなるが・・・・。宇宙開拓時代、過密した人口を制御するためこの星から4隻の移住船が新たな生活の地を求めてとびたった。」伊達が放し始める。
「まあ、良くある話だな。で?」相槌を打つケイン。
「彼らの行く先は第二惑星グレイ、第三惑星グリーン、第四惑星レッド、そして、最終惑星ブラック。しかし、ブルーと同型と判断されたそれらの星はそれぞれに欠陥を持った、生活に適さない星だった。だが、多大な資金をかけた移住計画だったために母星政府はあやまちを認めなっかた。それから65年後。最終惑星ブラックはブルーに対し宣戦布告おこなったんだ。」
「それが・・・・。300年に及ぶ惑星間戦争の勃発の原因って訳か。それにより
二十歳までしかいきれなくなったこの星の人間は滅亡の危機に瀕している、と。
それが俺達への依頼とどう関係があるっていうんだ。」
「ケイン・・・・。私達は今から伝説の人造戦士『炎雷剛刃紅の衆』、(えんらいごうはくれないのしゅう)紅の睡眠装置を解除します。」
キャナルの言葉に頷く伊達。
「そう、伝説のバーサーカー(狂戦士)のおめざめだ。」
さきほどとは打って変わった男らしいが、もったいぶった口調でエドガーが言う。
「おい、一寸待て、一体どう言う事なんだ?それに、伝説の人造戦士て!!?」
ケインの戸惑いに光も同調し
「俺にはかんけいないことだろう!!」
などと言う。
「ケイン、良く聞いて。この星惑星ブルーをすくうには『チャンネル5』計画という計画を実行する必要があるの。そして、そこに居る光くんはその計画のタメに育てられたこの星由一の健康体。光君、あなたが紅の主となるのってこの星を救うのよ!!」
「なにを・・・。何を言っているんだキャナル!!?」
様子が尋常ではないキャナルにケインが尋ねる。
「マスター、そして光君良く聞いてください。400年前紅は暴走しました。すべてを破壊するがごとく。彼の暴走の原因は不明。しかし、彼の暴走をとめたのは『炎雷剛刃紅の衆』、すなわち彼ののこりの兄弟、長男炎(ほのお)、次男刃(やいば)、四男(らい)雷、五男剛(ごお)。当時の科学者たちは紅の暴走が収まると同時に彼を解体しようとしました。しかし、兄弟の罪は己の罪紅一人死なせるわけにはいかないという彼の兄弟の言葉により当時の科学者は炎雷剛刃紅の衆を機能停止カプセルで保存するにとどめました・・・・。チャンネル5計画には彼ら5兄弟の力と彼らのマスターとなるべき人物が必要なのです。」
「で、これがその紅ってわけか。」
おそらく機能停止カプセルであろうシロモノをがんがんと蹴飛ばしながらケインがいう。
「残りの兄弟はどうしたんだよ?」
気がなさそうに光が聞く。
「4人はもう居ない。宇宙開拓時代にそれぞれ移住先の惑星につれていかれた。」
こともなげに言う伊達。見る見ると顔色が変わる光。
「止める奴もイねーのにそんな危ねー奴起こしてどーすんだよ!!おい、おっさん!!それに、何で俺がそんな奴のマスターに!!」
「アンタ!!アタシの長官におっさん呼ばわりするわけ!!?」
「うるせええええええ!!おかま!!」
「解って!!貴方と紅の力が必要なの!!そしてケイン!!あたしの罪を・・・・。どうかつぐなわせて!!」
泣かんばかりの形相で訴えるキャナル・・・・。
「彼の兄、炎と刃はいまこの星と敵対するレッドとブラックにいる・・・・。お願い・・・・。わたしの罪をつぐなわせて・・・・。キャナルは何処までいってもキャナル・・・・。でも、ヴォルフィードは何処までいってもヴォルフィード・・・・・。」
哀しそうな眼をしたキャナル・・・・。





と、まあ、今回はここまで。次回は「未来冒険〜」の一巻に展開的には沿いつつも
内容的にはオリジナルとなります。でも、完結できるかなあ?


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4731Re:未来冒険ロスト・ユニバースCHANNEL2LINA 9/20-17:23
記事番号4706へのコメント
「光・・・・。あなたはこの星で唯一普通の寿命を持つ者・・・・。」
哀しそうなキャナルの声・・・・。
「睡眠装置・・・・、解除・・・・。」
心ここにあらず・・・・、と言った様子で続けるキャナル・・・・。
それと同時にだった!!
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!
地を揺さぶるような激しい爆音!!
「!!炎、刃!!!」「しまった!!ブラックとレッドの総攻撃か!!」
伊達とキャナルの声が重なる!!
「何時もの攻撃よりも凄いぞ!!」
壁に捕まりながら光が叫ぶ。
「当たり前よ!!奴ら今回で蹴りを着けようとしているのよ!!」
オネエ言葉でエドガーが絶叫する!!
ギイイイイイイイ・・・・・
「騒がしぞ・・・・・・・・」
ケインの眼が声のした方向にくぎ付けになる・・・・・・。
「運動会でもやってんのかよ」
「クっ紅・・・・・!!」
光が声をあげる。
「・・・・。ようやくお目覚めのようね・・・・。置いてけぼりの紅サン。貴方の
兄弟なら探しても無駄よ・・・。」
何時にない冷めた口調、挑みかかるような光こそあれどもまったく持って表情の無いキャナルに紅の視線が注がれる・・・・。
「!!貴様はヴォルフィード!!?ヴォルフィードなのか!?今更この俺に何の用だ!!それに・・・・、俺の兄弟が居ないとはどういうことだ!!」
「何の用といわれても・・・・。私を利用したのは貴方のモトマスター「J」に他なりません。」
「・・・・。それもそうだな・・・・。なら、質問を一つに絞ろう。俺の兄弟が居ないとはどういうことだ!!」
「可哀想な紅さん。あなたの哀れなお兄様は只今ブルーを攻撃しているレッドとブラックにいるわ。ついでにいえば、中立惑星グリーンとグレイに貴方の可愛い弟さんたち、雷と剛はいる。宇宙開拓時代其其の惑星に連れていかれたの。だから言ったでしょ、置いてけぼりの紅サン、て。」
「そんな・・・・。兄貴達がブルーを攻撃しているなんて・・・・。」
しばしの沈黙・・・・。そして・・・・。
「エドガー、後は頼む。」」
「ちょっと、伊達長官、何処いこうって言うのよ!!まさかガイ・・・・・!!」
消え行く伊達の背中に何やら叫び続けるエドガー。
「死ぬ気ね・・・・。あの人・・・。」
何時似なく冷淡な眼差しで事も無げに言うキャナル・・・・。
伊達を追って消え行くエドガー。
その場に残されるような形となった光、ケイン、キャナル、紅・・・・。

「ヴォルフィード、貴様に問う。貴様の目的はなんだ・・・。その様子からするとその男・・・・。おまえの新しい主のようだな・・・・。」
ケインに目配せしつつ、『新しい』と言う言葉にやたらとアクセントをおきキャナル、否ヴォルフィードに問う紅。
「そうね・・・。ケインはアレから何代目のあたしのマスター様かしら・・・。
あれから・・・・。ルイーズ・・・・、マキシム・・・、疾風・・・・、焔月・・
カエサル・・・・、シーザー・・・・、巴・・・・、アルベルト・・・・・・・、
そしてアリシア・・・・・・・・・・。400年目の10人目のマスター様ね・・・。
最も・・・、あの人を入れてしまえば11人めですけれども。」
「・・・・。それが貴様の定めか・・・・。」
「ええ。あいにくと私は定められた敵を倒ようプログラムされていましてね。」
「・・・。それが、俺達5兄弟でなかった事を歓ぶべきか・・・・。貴様を憎むべきか・・・・。」
苦笑いを浮かべつつ紅がキャナルを仰ぎ見る。
「さて・・・。それはどうかしら。まあ、今はまだ確信が持てないから何も言えないけれども・・・・・。いずれ貴方のお兄様、刃と戦わなければいけなくなるかもしれないわね。」
殆ど残酷な、と言っても過言ではない笑みを浮かべつつキャナルがつぶやく。
「・・・・!!どう言う事だ!!」
あからさまの怒気を含んだ声でキャナルを詰問し睨み見据える紅。
「言ったでしょ・・・。定められた敵と戦うのが私、ヴォルフィード・・・・・
ロストシップの定めだと。そう怒らないでくださらない?それを逆手にっとたのは
あの人なのよ。私が憎んだところでそれは当然の結果と言えることじゃないの。最も、貴方があの人のことを今でも尊敬していると言うのならばこれ以上はいわないわ。」
「用件はなんだ!!ヴォルフィード!!」
吐き捨てるように紅。
「あたしの出す条件を飲んで欲しいの。あなたが炎と刃、そしてこの星を助けたいと言うのならばね。あなたはしらないでしょうけど・・・・。」
紅にブルーの現状、それを唯一救えるのは『チャンネル5』計画を実行する事だ、と告げるキャナル。
「そして、その計画にはお前サンとお前サンの兄弟の力が必要なんだそうだ。」
やっとのことで割り込むケイン。
「俺になにをしろ、というんだ!!」
ケインの存在を意に介する様子も無く、ただ不機嫌にキャナルを睨みつける紅。
「貴方にとっては最も辛い事よ。計画を成功させるため・・・。この子、星光を
貴方の主と認め、この宇宙船『ノア』に乗り貴方の兄弟を迎えに行く事。」
忌忌しげに『ノア』と言う名前を吐き捨てたいがう、全くの感情の篭もらない無機質な声で紅にキャナルはかたりかけた。






腐ってますねええええ。こんなの「未来冒険〜」でもなければロス・ユニでもないいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!
ご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが紅さんはこんなにクールじゃない!!
(これじゃあ雷さんか刃兄さんだって!!)本来の紅ならぶち切れてるよーな挑発的なキャナルの台詞回しといい・・・・。それに、只単に喧嘩させようと思ってた
キャナルと紅さんの関係もなんとな〜くブラックだしいいいい!!
は、ケイン、光!!主人公だったよね!?ナンカ紅サンというよりも「闇を撒く者」とキャナルの駆け引きを連想してしまうような・・・・。と、言う訳で続けば続きます(汗)。






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4735未来冒険ロスト・ユニバースCHANNEL3LINA 9/20-20:05
記事番号4731へのコメント
彼の名は紅。炎雷剛刃紅の衆、戦士紅。マスター『J』により造られし最強の人造戦士。そして、彼にキャナルが、否ヴォルフィードが決断を迫る!!




「マスター『J』を捨てろというのか?確かにあの男は死んだ!!400年前俺の目の前で・・・。貴様の指図はうけん。貴様同様の道を俺にあゆませようというのか、ヴォルフィード!!」
「あら。それが伝説の最強戦士『炎雷剛刃紅の衆』戦士紅のいう台詞かしら。
それに、この星が滅びて良い、とでも?」
「生憎と俺はブルーの尻拭いはするつもるは無いんだ。滅びるんなら勝手にほろびな。」
キャナルにそっぽを向きながら悪態をつく紅。
「何だと!!てめえ!!それでも戦士かよ!!」
怒り狂ったひかるが怒鳴る。
「威勢が良いな、小僧。だが、貴様にブルーの運命を背負う勇気があるか?」
「う・・・・・・・・・。」
紅の問いに絶句する光。
「なら、どうするおつもりなの?戦士紅?」
嘲り半分、からかい半分といった口調のキャナル。
「貴方のマスター『J』があたしを利用して作ったこの船『ノア』はマスターなしでは動かない。そう、あたしがマスター、ケインの精神力無しでは何も出来ないのと同様に・・・・。貴方のマスター『J』のマスターコードは400年前に抹消済みよ。言っておきますけどあたしが抹消したのではなく自然に消滅した、と言う事だけつたえておくわ。」
「貴様の裏切りに寄る事ではない、か?」
「あら、しつこいわね。何度も言わせないで。貴方の、いいえ。アタシのモトマスター『J』があたしを裏切って貴方達を育てたのよ。勘違いしないで頂きたいわ。最も、それが裏目に出て銀河に悪夢を撒こうとする奴らにこの戦争は利用されているみたい。刃も、ね。どう、お互いの利害のため手を組むとは言わない。お互いを利用し合う、と言うのは?」
「・・・・。小僧一寸はなしがある。」
目線で光を追う紅。
じゃ!!と彼の獲物・・・・。日本刀よろしくな形の剣『太陽剣紅龍』を光るの喉モトに着く着ける!!
「貴様の名は?」
「光、名を言いなさい・・・・。」
何時もの姿のキャナルではない・・・。冷淡な表情の銀髪の女、ヴォルフィードがそこにはいた。冷たい無感情な声で彼女は光に命令する。
「う、う、ほ・・・星光!!!!!!!」
「その名!!我が武器紅龍に刻み込む!!」
紅の怒鳴り声と同時に紅龍に刻み込まれる光の名。
「光・・・・。理由はどうあれお前は今日から俺の主。我等炎雷剛刃紅の衆の主に対する忠誠心は絶対!!お前の命、俺が守ってやらあ。」
「光を守る、ですか。戦士紅。この船『ノア』に乗り刃と炎を止めにいくのですね・・・・。いきなさい。彼等はいま、ブルーの衛星軌道上にいます。・・・・・この星を攻撃するために・・・・・ね。」
「ああ。解った。俺は貴様とは違う。主は守るべき者だ・・・・。」
「目的のタメに光を利用する貴方なんかに言われたくはないわ。いきなさい。あたしの複製品・・・・、意思の無い仮初めのロストシップ、ノアにのって。」
「ああ。そうするぜ。お前も俺も、もう二度と主を変えなくって済むように、な。」
そう言い、光を従え去って行く紅。
「・・・・・。アリシアの事がある今のアタシには・・・・。たとえ祝福の言葉であったとしても厭味としかうけとれないわ・・・・。紅。でも、わかってとはいえない。キャナルはどこまでいってもキャナル・・・。ヴォルフィードはどこまでいってもヴォルフィード・・・・・・・・。」
そこには哀しそうな瞳のいつもの『キャナル』がいた。
「キャナル・・・・。」
おずおずとケインが声をかける・・・・。
「行きましょう、ケイン。炎と刃相手では例え紅であってもかないません。ましてやあたしの複製のロストシップ如きではアイツ・・・・。裏で糸を引く『ゴルンノヴァ』にはたちうちできません!!」
「ゴルンノヴァ・・・・。闇を撒くものの船か!!」
「はい。それに、依頼人の伊達さんの命も保証出来ません。彼は恐らくラストバトル用の戦艦、『ガイアックス』を作動させるつもりです!!」
「ラストバトル・・・・。それでブラック軍の連中と相打とうという魂胆か!!」
ケインとキャナルは発進するノアを見送りつつソードブレーカーに駆け戻った。



「ケイン・・・・。すべてをお話します。400年前初めてあたしのマスターとなった男とあの男、戦士紅とあたしの因縁を・・・・・。」





さ〜あ、ラストバトルのはじまりだあ!!て、もう支離滅裂!!
紅サンとキャナルの抗争ばっかり。どっちも好きなんだけれどもねえ・・・・。
ちなみにエドガーは苦手なので削除しました。(ごめんよ)
とかくブラックになりがちなこのお話。どうなっちゃうんでしょう。
スレ・キャラが居ないだけでこ〜んなに暗い話になっちゃうんですね・・・・・。
でも、次回はドーンと花火を揚げよう!!
ブラックあんどレッド艦隊VSヴォルフィードの(ふふふふふふふ。)

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4739未来冒険ロスト・ユニバースCHANNEL4LINA 9/20-21:37
記事番号4735へのコメント
「そのころあたしは・・・・。そう、この星ブルーに封印されていました。
そして、そのアタシのマスターとなったもの・・・・。」
「それが、さっきの男、紅を造った『J』とか言う奴か。」
「はい・・・・。しかし・・・・。彼はアタシを裏切ったのです。本来アタシのマスターと成るべき者は・・・・。」
「俺やばあちゃん同様ダークスターを打つべき者・・・・・。」
「そう。しかし彼は自分の技術、すなわちあの船『ノア』を造る為にあたしを利用したにすぎなっかた。あたしは彼を裏切りました。それまで・・・・、友としていた紅たちも。」
「お前自身でマスターコードーを消去した、て訳か。」
「そう・・・・。わたしはそうしたに過ぎない。したことはただそれだけ・・・。
ただ、彼から離れ相応しいマスターを探すため、眠りについただけ・・・・。
ケイン、サイコードファイナルは、知っていますね・・・・・。」
「ああ。おれのばあちゃんが。アリシアが闇を撒くものを倒した最終手段・・。」
「紅は。『J』をあたしが取込もうとした、すなわちアリシアのようにアタシの糧にしようとした、それが故にアタシは彼を裏切ったと信じているのです・・・。
でも。あたしは理由はどうあれマスターをうらぎった。FCSキャナルに何も言う権利はありません。」
「キャナル・・・・。ならば。守れよ。紅のこと。この戦争だって続ければ銀河に悪夢を撒く奴らの糧になっちまう。それに、理由はどうあれ今のお前の主はこの俺だ!!紅の石頭野郎に遅れをとんなよ!!」
(それに・・・。依頼人の伊達さんが居なくなっちゃ、依頼料はどうなっちまうんだよ!!)
「イエス!!マイ・マスター!!」
明るい声でキャナルが答える!!
(刃はダークスターに操られている可能性がアル・・・。彼の『ダークマター』に汚染されていなければいいんだけれども・・・・。)
そっと、キャナルはそうおもった。


閃光が光・・・・。そして・・・・・。
真っ二つにされる巨大宇宙船・・・・。
「遅かった!!あの真っ二つにされた宇宙船は伊達長官の乗ったガイアックス!!
そして・・・・・。あの巨大ロボットは刃!!」
「へ?あれ、紅の兄さんが操縦してんのか、キャナル?」
「ちがう・・・・。刃自身よ。あれが、彼等兄弟のバトルアップした姿・・・。」
「ちいい。人造破壊兵器その物ってことか!!キャナル!!リープレールガンこっちに回せ!!」
「ケイン、お願い!!刃を傷つけないで!!」
「解っている!!目標はブラックとレッド艦隊だ!!」
「イエス・マイマスター!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドンン!!!
容赦無く打ち込まれるリープレールガンに艦隊の三分の一が消滅する!!
「よっしゃ!!雑魚の掃除は終わった!!」
「ケイン、残りのレッド、ブラックの主力艦隊の一点集中の砲撃が開始されました!!」
「ならば!!サイ・バリアー展開!!」
一点高圧突破を図ろうとした両軍の思惑も何のその!!
ケインの精神力によって生み出された強力な精神障壁がたかが物理的な物にしか過ぎない両軍の砲撃をあっさりと分散させる!!(A・Tフィールドか・・・?こりゃ>)
「ケイン、ブルー軍より撤退勧告が入りました!!」
「そりゃ〜ま、行き成り乱入した船に良いかっこされちゃたまったもんじゃないだろうしな。ガイアックスの事もある・・・・。」
ガイアックスといい位表情になるケイン。
「また・・・。守れなかった。やな思いで造っちまったな・・・・。キャナル、せめてもだ。アイツを倒す!!」
ブラック軍総司令の船ブラディス!!?伊達が果たそうとして倒せなかった船!!?
「刃が黙っていません!!」
「・・・。だろうな・・・。アイツはやっぱりダークスターに毒されているのか?」
「十中八九。」
「助けられないのか・・・・・?」
「それは・・・・、紅の役目です。」
「紅がそれを成し遂げられなかったらどうする!!この戦いだって奴らの、お前が倒すべき宿命を持つ者の糧となっているんだ。刃一人の犠牲はやもおえねえ。アイツを倒す!!」
「やめて!!ケイン!!お願いやめて!!」
「増幅チップ作動!!サイ・ブラスター始動用意!!プラズマブラスター仕様完了!!」
「無駄よ!!ケイン!!この船はアタシなのよ!!そんなこと、させない!!例えアタシのマスター様であってもあたしの大切な刃を、紅を傷つけさせない!!!!!!!」
半ば絶叫して叫ぶヴォルフィード、否、キャナル。
「ならば、システムを船から独立させる!!コイツにかかりゃ、例え最強の人造戦士であれ無傷ではすまねえだろうな!!プラズマ・ブラスター発射まであとカウント50!!49!!48!!47!!46!!45!!」
「やめてええええええええええええええええええ!!!!大切な物を傷つけてまでダークスターを倒したいわけじゃないの!!お願い解って!!ケイン!!」
「・・・・・。俺じゃなくって、紅、だろ。冗談だ。キャナル。で、解ってくれだそうだ、紅。こいつはお前のマスターを糧にしようなんて微塵も思っちゃいなかったんだ。」
「へ・・・・・?。」
呆気にとられたキャナルの声。
「そのよ〜だな。まったく、おい、キャナル!!ったくよお。おめえは全く素直じゃねえ!!いいか、刃兄貴のことは偉大なるこの真紅の戦士、紅様に任せやがれ!!ついでにいえば!!俺様にはもっとちゃんとした事を言え。!!俺は自分が痛てえ事や辛い事はがまんできる。でもなあ、大切な奴が苦しむのは我慢できネエ!!解りやがったかこのスットコドッコイシリコンバレーコンピューター女!」
通信回線から流れる紅の声・・・。
言い方こそぶっきらぼうだが声は暖かい昔の紅・・・・。
大損害を被り撤退して行く敵軍。
「な、な、な、何よおおおお!!大馬鹿阿呆戦士の紅!!アンタなんかどぶにおっこて大泣きしなさあアアアアアアい!!」
「こんのアマ!!今度基盤に落書きしてやる!!」
「やれるモンならやってみなさい!!アナタの苦手な長男炎にいいつけてやる!!」
「う・・・!!この卑怯者コンピュータめがああああああああああ!!」
かくして・・・・。紅とキャナルの不毛な争いは約50分におよんだ。
その間。紅の彼女に対する呼称はヴォルフィードからキャナルに変わっていた。



「紅・・・・。刃と惑星ブルーのこと、お願いね。」
「キャナル!!絶対にダークスターを倒せよ!!」
かくして・・・・。物語はどちらも続くのであった。





は、は、ははは。何とかかけましたよ、うん。ホント。
最後の最後にしてやっとケインが活躍してるし紅サンも紅サンらしくなりましたね、ホント。は、光は!!?(汗)
でも、キャナルの身にケインやミリィと出会う前にこんな事があったら嫌すぎ。
マスターJは完璧悪者だし。での、ロストシップ一台あったら大抵のSFモノってアッサリ最終回になってしまうのでは・・・・?(ンな訳ないか)
ともあれ、もっとキャナルVSブラック艦隊書きたかったんですけど、一方的な殺戮(?)モノになりそうなので、これぐらいにしときます。