◆-WITH  YOU-むつみ(9/20-00:16)No.4719
 ┣感想です♪-マミリンQ(9/20-15:01)No.4725
 ┃┗マミリンQさんありがとうございます。-むつみ(9/21-08:08)No.4750
 ┣Re:WITH  YOU-LINA(9/20-17:26)No.4732
 ┃┗LINAさんありがとうございます。-むつみ(9/21-08:12)No.4751
 ┗感想ですっ!-ぱむ(9/20-23:57)No.4742
  ┗ぱむさんありがとうございます。-むつみ(9/21-08:40)No.4752


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4719WITH YOUむつみ E-mail 9/20-00:16

  WITH YOU

「ガウリィさん!どうしたんですかぼんやりして。そろそろ時間ですよ」
 アメリアの声で、オレは我に返った。
「旦那のぼんやりは今に始まったことじゃないが、さすがに今日はまずいんじゃないか?花嫁が待ちくたびれるぞ」 
 天窓からはいる光が、オレの前に立つ二人を照らし出している。アメリアと・・・ゼルガディス。二人とも見慣れない格好をしていたので、声をかけられないと気づかなかったかもしれない。
 ゼルはグレーと白のタキシード姿。隣のアメリアはイブニングドレス。大胆に肩が露出しているうえに目にも鮮やかな朱色の、ずいぶん大人びたデザインだっが、それが妙に似合っている。
「・・・似合ってるな」
 オレがそうつぶやくと、アメリアは視線をゼルに向け、頬を染めた。ゼルの方も柄にもなく照れている。そんな意味じゃなかったんだが・・・。改めてみると、文句のつけようがない似合いの二人という感じだったので、よけいなことをいうのはやめた。
「人のこと、からかってる場合じゃないですよガウリィさん!早く、礼拝堂に行きましょう!リナさんが怒っても、知りませんからね!」
 真っ赤な顔のままで、アメリアが叫ぶ。
「ここでリナを怒らせて、結婚式をご破算になんかしてみろ。くらげや冗談ではすまんぞ。」
 憮然とした声でゼルが続ける。結婚式?
「結婚式・・・リナが待ってる・・・」
 自分でも、さぞかしまぬけな面をしていたんだろうと思う。二人は驚いたような顔をしてから、同時に吹き出した。
「やだ、ガウリィさん。結婚式じゃなきゃ、どうしてそんな格好してるんですか?」
 そういいつつ、アメリアがオレの手を引っ張る。立ち上がりながら自分の姿を見ると・・・なるほど。黒の式服。
「結婚式だというから、わざわざ来てやったんだ。あのリナが、自分から結婚すると言い出すなんて奇跡は、二度とおこらんかもしれん。
 そもそも。魔道士協会に『リナ=インバースが至急の用件あり』なんていう物騒な呼び出しをだしてくれたおかげで、俺はほとんどお尋ね者扱いされたんだぞ」
 ゼルが気の毒だとは思ったが、つい笑ってしまう。
「葬式だったら、来ない。・・・死体を眺める趣味はないからな」
 いかにもな科白を呟くと、ゼルも笑った。アメリアが困ったような顔で、ゼルの腕をとる。
「縁起でもないこと、言わないでくださいよぉ。」
 オレは、アメリアの頭を軽くたたいて歩き出す。礼拝堂ってのは、どこにあるんだ?
「・・・おまえ、本当に納得しているのか?この話・・・」
 オレの背中に問いかけるゼル。オレが答えるより早く、アメリアが答えた。
「いまさら何言ってるんですかゼルガディスさん!わたしはこの耳で聞きました。
『リナがいいなら、それでいい』って。ガウリィさん、ちゃんとそう言ったんですから」
「・・・それは納得したとは言わないんじゃ・・・」
 なおも押し問答を続ける二人を部屋に残し、オレは廊下に出た。礼拝堂がどこかは、探すまでもなかった。
 目の前に、ドレス姿のリナが佇んでいた。ドレスというより、白いふわふわしたもので、ていねいに包みこんだようにみえる。そのリナの顔が、幸せそうに・・・微笑む。
「綺麗だ・・・」
 思うよりさきに、言葉がこぼれた。リナがオレに手を差し出す。あまりの幸福感に、心臓が踊りだす。
 どうしたんだ?オレらしくもない。
 そう思いつつ手をとると、誰かがオレに声をかけてきた。
「ガウリィ様。それじゃ、逆ですよ。ガウリィ様がエスコートしないと」
 みると、紫のローブに身を包んだシルフィールが立っていた。柔らかな笑みを浮かべて、リナの手に自分の手を添える。そして、リナの手が、オレの腕に絡んだのを確認すると、巨大な両開きのドアを開け放った。
 歓声ともどよめきともつかない音が、俺たちを包む。
「祭壇に、進んでください」
 シルフィールの声で、オレたちは同時に一歩を踏み出した。拍手と歓声。音楽にチャペルの音が重なる。
 マルチナとザングルスがいる。赤ん坊を抱いたフィリアがいる。フィルさんの大きな体も見える。
 オレにわかったのはそれくらいだ。後はいつ、どこで知り合ったのかわからない大勢の人間が、この結婚を祝ってくれていた。
 祭壇は、奇妙なほどに遠かった。やがて、バージンロードを進むオレの目に、光の塊が飛び込んできた。異様にまぶしい祭壇の前に立つ、白装束の・・・男?
 ようやく気付く。ゼルたちはただの一度も『オレとリナの結婚式』とは、言わなかった。
 今日のオレは、保護者?!リナが、誰かほかの男と結婚するのを、見守るためにここにいるのか?
 するり、と。リナがオレの腕から離れる。ドレスの裾をつまみ、優美な仕草で頭を下げると、オレに背を向けて歩き始めた。祭壇で待つ男のところへ。
「おめでとう!」という声がシャワーのように降り注ぐなか、リナはどんどん遠ざかってゆく。
 訳もなく、確信する。祭壇に立ったリナが振り返るとき、オレの、保護者としての役目は終わる。
「リナ!」・・・オレの呼び声は、礼拝堂の中に響く歓声に消されて、リナには届かないらしい。
 オレはいつの間にか、走り出していた。リナの後を追って。だが。
 なぜか、追いつけない。ドレスの裾を引きながらしずしずと歩むリナの背中は、遠ざかる一方だった。
「リナっ!!」
 叫ぼうとしたが、声が出ない。オレを包んでいた歓声が、濡れたリボンのようにべたべたと、身体にまとわりついてくる。笑みを浮かべ、拍手をしていた客たちが、紙人形に姿を変じてゆく。
「おめでとう」「オメデトウ」「おめでとうございます」「おメデとう」「おおお・・・」
 紙人形たちは、薄っぺらな祝いの言葉とともに宙に舞う。ふわふわと漂いながら、リナの姿を隠そうとする。
「オレの、じゃまを、するなっ!!」
 ようやく、声が出た。その一声とともに現れたのは、光の剣。
「リナ・・・」
 止めてどうする。いや、止められるのか?リナが自分で決めたと、アメリアが言った。
 オレも、「それでいい」と言った・・・らしい。
「知らんぞ、オレは!」
 そうだ。リナが、行ってしまう。そんなことは、知らない。
 光の剣が一閃し、目の前の人影もどきが紙吹雪になって、舞い落ちる。白いノイズの向こうに消えようとする、リナの白い影。その隣に立つ、白い礼服。
 オレが剣を振るうたびに、視界が白く染まる。さっきまで、フィリアやザングルスだったかもしれないモノが、オレにまとわりつく。だが、そんなことにかまっているヒマはない。リナが、行ってしまう!
 降り積もる紙吹雪が、足元に粘りつく。振り切るように、オレは跳躍した。
「だぁぁぁぁぁぁ!」
 叫ぶ。剣を振り上げる。リナの隣に立つ男に向かって。金髪の長身の男が、こちらを見る。
 その姿は・・・。
「ガウリィ!」
 リナが、叫ぶ。それと同時に、オレの剣は男の額に振り下ろされる。
 リナをかばって立つ男。それは・・・オレだった。
「ガウリィ!」
 再び、リナが叫んだ。
 ・・・どちらのオレに、呼びかけてるんだ?
 そう思うのと、額に激しい衝撃を感じたのがほぼ同時だった。
「リナ・・・」
 オレの視界がどんどん白く染まってゆく。まぶしくて仕方がない。目を。目を閉じよう・・・


「ガウリィ。おい! 起きろ! ガウリィ!!」
 身体を揺さぶられ、オレは目を覚ました。目の前にいたのは、ゼルガディス。
「やっと起きたか。ひどいうなされようだったぞ。・・・頭、大丈夫か?」
 ・・・いくらゼルでも、その言いぐさはひどいんじゃないか?そう思ったとき、額に鈍い痛みが走った。
「痛てててて。・・・なんだ? これ」
「何っておまえ。いきなり暴れ出したかと思ったら、自分でその、サイドテーブルにぶつかっていったんだ」
 額にさわると、でっかいこぶができていた。どうして、こんなことに?
「サイドテーブル? そんな物、どこにあるんだ」
 オレがたずねると、ゼルはため息をついて、足元を指さした。ベッドの周囲に散らばる木っ端。
「・・・これが? サイドテーブルだったってのか?」
「嘘をついてどうなる。頭突きで一撃粉砕だ。目の前で見ていても、信じられなかったぞ」
 ベッドに寝ころび、記憶をたどる。・・・ああ、そうか。
「夢を、見たんだ」
「そうらしいな。初めはなんだかにやにやしていて、よっぽどたたき起こしてやろうかと思ったんだが。そのうち様子がおかしくなってきて・・・あれよあれよという間に、これだ」
 そう言って、ゼルが再び元サイドテーブルを指さした。
「見てたってことは・・・。ゼル、起きていたのか?」
 オレがたずねると、ゼルは困ったような顔をしてみせた。
「・・・まあな」
 曖昧に頷くと、視線をそらす。案外こいつも、妙な夢を見て、起きたところだったのかもしれないな。
「何を笑ってるんだ?」
 憮然とした声のゼル。
「オレ、笑ったか?」
 返事の代わりに、凍った枕が飛んできた。
「とにかく。その、みっともない頭は何とかしろ。おまえが夢でうなされて自分でこぶを作ったなんていう話、誰も信じんぞ。俺は、リナに文句を言われるのはごめんだからな」
「オレがゼルに殴られて、こぶをつくったってか?」
 笑おうとして、失敗した。脳裏に浮かんだリナの笑顔が、意外なほどひどく、オレの胸に突き刺さった。
「・・・旦那?」
 ゼルの声に背を向ける。冷たい枕に、額を押しつける。
「寝るわ、オレ・・・」
 かろうじてそう呟き、シーツをかぶる。寝てしまおう。夢も見ないほど、深く。深く。
 ゼルが何事か呟いたのを最後に、オレの意識は暗闇に、沈んだ。


「・・・世話の焼けるやつだ」
 呟くゼルガディス。隣のベッドでは、彼の眠り(スリーピング)の呪文で高いびきのガウリィ。
「この呪文は、自分には効かないからな」
ため息をつき、窓の外に目を向ける。夜明けはまだまだ遠そうだった。

                           おわり



 作者のたわごと 
 
 作者でございます。お読みくださり、ありがとうございました。
 ガウリィ夢オチシリアスバージョンです。
 黒ガウリィと白ガウリィ。思いっきり趣味に走りました。
 こんな暗い話になる予定じゃ、なかったのですが。そもそも最初は、ギャグのつもりだったし。
 「頭突きでテーブル粉砕」なんて、絶対ギャグネタだと思っていたのに。
 道具立ては最初のままで、シリアスに話は終わってしまいました。
 小説って、奥が深い。
 ガウリィ、結構マジに傷ついちゃったみたいだし。すまん。ガウリィ。
 
 最近、30分も画面を見つめているとものすごく疲れるようになりました。
 困ったものです。おかげで、さっぱりお話が進まない。書きたいネタはまだまだあるのに。
 かといって、今更手書きというのも・・・。(というか、初めからパソコンを使っているので、手書きで小説を書く自信がない)。
 でも、書く気はあります!あるんです。
 よろしかったら、これからもおつきあいくださいませ。それでは。

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4725感想です♪マミリンQ E-mail 9/20-15:01
記事番号4719へのコメント
はじめまして♪

一転、二転あっておもしろかったです♪
夢オチって、どきっとするときありますよね。
ふう、くらげなガウリイもいいですけど、
シリアスな彼も大好きです♪

このお話、一部ガウリナと思って良いのでしょうか。
また書いてください♪(いえ、ムリは言いません)

では。


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4750マミリンQさんありがとうございます。むつみ E-mail 9/21-08:08
記事番号4725へのコメント

>はじめまして♪
 はじめまして。むつみと申します。お読みくださり、ありがとうございました。

>
>一転、二転あっておもしろかったです♪
>夢オチって、どきっとするときありますよね。
 面白かったですか?そう言っていただけると、幸せです。

>ふう、くらげなガウリイもいいですけど、
>シリアスな彼も大好きです♪
 わたしも好きなんですが・・・。シリアスガウリィは、難しいです。

>
>このお話、一部ガウリナと思って良いのでしょうか。
 一部じゃありません。100%ガウリナです。
 え〜〜っと。少なくともわたしはそのつもりです。

>また書いてください♪(いえ、ムリは言いません)
 がんばります!!時間かかるかもしれないけど。

それでは。感想、ありがとうございました。

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4732Re:WITH YOULINA 9/20-17:26
記事番号4719へのコメント
良かったです!!結構好きですこ〜ゆ〜ノリと落ち!!(笑)
では、これからも頑張ってくださ〜い。

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4751LINAさんありがとうございます。むつみ E-mail 9/21-08:12
記事番号4732へのコメント
LINAさん、お読みくださりありがとうございました。

>良かったです!!結構好きですこ〜ゆ〜ノリと落ち!!(笑)
 夢オチは、好きなんです。シリアスバージョンは初めてなんですが、ノリ、よかったですか?

>では、これからも頑張ってくださ〜い。
 は〜〜〜い。頑張りますです!!

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4742感想ですっ!ぱむ E-mail 9/20-23:57
記事番号4719へのコメント
こんにちは、はじめまして。ぱむと申します。
とーーても面白かったです(はーと)
パソコン前で読みながら怪しく笑っちゃいました。
突然ですが、感想書かせていただきますっ!

>立ち上がりながら自分の姿を見ると・・・なるほど。黒の式服。

最初、おや?と思ったんですが・・・(花婿なら白かグレーのタキシード)
ああいう落ちにつながるとは・・・。(苦笑)

>「葬式だったら、来ない。・・・死体を眺める趣味はないからな」

「らしい」言葉ですね(笑)
確かにゼルは来ないでしょう。・・・人一倍悲しむとは思いますが(苦笑)

>「いまさら何言ってるんですかゼルガディスさん!わたしはこの耳で聞きました。
>『リナがいいなら、それでいい』って。
>ガウリィさん、ちゃんとそう言ったんですから」

このアメリアのセリフって、鈴木真仁さんの濁音ヴォイスで想像しちゃいます(笑)

>「綺麗だ・・・」
> 思うよりさきに、言葉がこぼれた。リナがオレに手を差し出す。
>あまりの幸福感に、心臓が踊りだす。

まあ(笑)なんて自分の心に素直なガウリィ(爆笑)

> みると、紫のローブに身を包んだシルフィールが立っていた。
>柔らかな笑みを浮かべて、リナの手に自分の手を添える。
>そして、リナの手が、オレの腕に絡んだのを確認すると、
>巨大な両開きのドアを開け放った。
>「祭壇に、進んでください」

ガウリィのこと、諦めがついたの?シルフィール?と読んだ時は本気でそう思ったんですが・・・ああいうおちだと・・・一番怖いのは「この」シルフィールですね。
ガウリィへの最後の確認をするわけでも無かったですし・・・。
柔らかな笑みの下で何を考えていたんでしょう?(恐怖)

> その姿は・・・。
>「ガウリィ!」
> リナが、叫ぶ。それと同時に、オレの剣は男の額に振り下ろされる。
> リナをかばって立つ男。それは・・・オレだった。

・・・か、かなり・・・シュールですね。
ガウリィの潜在意識下では、自分はリナの保護者でもあり同時に恋人でもある・・・と。
ところで、ガウリィ君。かなり乱暴なやりかたですね(苦笑)
現実だったら間違いなく殺人者になってますよ、これ(^^;

>「・・・これが? サイドテーブルだったってのか?」
>「嘘をついてどうなる。頭突きで一撃粉砕だ。
>目の前で見ていても、信じられなかったぞ」

確かにこれだけ聞いてればお笑いにしかならないはずなんですけど・・・(苦笑)

> 曖昧に頷くと、視線をそらす。
>案外こいつも、妙な夢を見て、起きたところだったのかもしれないな。

ガウリィの特殊能力の一つ、野生のカンですか?

> 返事の代わりに、凍った枕が飛んできた。

氷系の呪文の応用ですか?(うーん。魔法って便利ですね)

>「寝るわ、オレ・・・」
> かろうじてそう呟き、シーツをかぶる。
>寝てしまおう。夢も見ないほど、深く。深く。

・・・ガウリィ、かなり応えてますね。
まあ、寝れば忘れる・・・かな?
結構、心の奥底に残っちゃいそうな想いになりそうですね。
(教会の前でリナにいきなり抱き付いたり・・・しないか(笑))

>「この呪文は、自分には効かないからな」
>ため息をつき、窓の外に目を向ける。夜明けはまだまだ遠そうだった。

ゼル・バージョン。見てみたいですっ!シリアスでっ!!
いえ、その・・・N>EXの「しめサバ」応用バージョンでもいいんですけど・・・。
(本放送、大掃除の最中に聞いて笑い転げましたし)

> よろしかったら、これからもおつきあいくださいませ。それでは。

こちらこそ、よろしくお願いします(深々)
長々と、とりとめのないことを書いてしまいましたけど、ご迷惑でなければこれからもむつみ様の小説の感想、書かせていただきたと思ってます。では、また。
(迷惑でしたら、メールでも何ででも言って下さいっ。作者様に嫌われるのが感想書きにとって一番怖いですっ)

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4752ぱむさんありがとうございます。むつみ E-mail 9/21-08:40
記事番号4742へのコメント
ぱむさんはじめまして。むつみと申します。感想、ありがとうございました。

>とーーても面白かったです(はーと)
>パソコン前で読みながら怪しく笑っちゃいました。
 笑っていただけましたか!!ああうれしい。ああ幸せ。

>最初、おや?と思ったんですが・・・(花婿なら白かグレーのタキシード)
>ああいう落ちにつながるとは・・・。(苦笑)
 そうなんです。ああいうオチなんです。気付いてもらえて、嬉しいです。
 黒ガウリィ、好き。(妄想爆走中)

>「らしい」言葉ですね(笑)
>確かにゼルは来ないでしょう。・・・人一倍悲しむとは思いますが(苦笑)
 冗談めかして言ってますが、さりげに本音ですよね、これ。

>このアメリアのセリフって、鈴木真仁さんの濁音ヴォイスで想像しちゃいます(笑)
 ありがとうございます!!実は、ガウもゼルもアメリアもリナも。アニメの声としゃべり方を念頭に置いて科白を考えています。
 ガウリィだと、句読点が多く、逆にアメリアは一気にしゃべる。
 自己満足かな?と思っていたので、つっこんでいただけると嬉しいです。

>まあ(笑)なんて自分の心に素直なガウリィ(爆笑)
 夢ですから(^^)

>ガウリィのこと、諦めがついたの?シルフィール?と読んだ時は本気でそう思ったんですが・・・ああいうおちだと・・・一番怖いのは「この」シルフィールですね。
>ガウリィへの最後の確認をするわけでも無かったですし・・・。
>柔らかな笑みの下で何を考えていたんでしょう?(恐怖)
 ふふふ。わたし、彼女もひいきなんです。ちょっぴりサイコさんですが、この彼女はガウリィの夢バージョンなんです。
と、いうことは・・・。(妄想爆走その2)


>・・・か、かなり・・・シュールですね。
>ガウリィの潜在意識下では、自分はリナの保護者でもあり同時に恋人でもある・・・と。
 そうなんです。「恋人」が黒ガウリィ。「保護者」が白ガウリィ。

>ところで、ガウリィ君。かなり乱暴なやりかたですね(苦笑)
>現実だったら間違いなく殺人者になってますよ、これ(^^;
 天然ボケでリナのそばにいられるのが白ガウリィ。リナのそばにいるためには手段を選ばないのが黒ガウリィ。
 ・・・というのが、わたしの悪しき妄想です。すいません。
 原作を読む限りでは、「黒ガウリィ」なんて存在しないのですが。あははははは。(汗)

>確かにこれだけ聞いてればお笑いにしかならないはずなんですけど・・・(苦笑)
 はい。笑ってあきれて終わるはずだったんです。

>ガウリィの特殊能力の一つ、野生のカンですか?
 そのと〜〜〜り!

>氷系の呪文の応用ですか?(うーん。魔法って便利ですね)
 治癒(リカバリィ)をかけるのがイヤだったんでしょう。
(直接、相手の肌に触れないとかけられないし)
 戦い以外にも、魔法が使えたら日常生活、便利だろうと思う・・・

>・・・ガウリィ、かなり応えてますね。
>まあ、寝れば忘れる・・・かな?
>結構、心の奥底に残っちゃいそうな想いになりそうですね。
>(教会の前でリナにいきなり抱き付いたり・・・しないか(笑))
 正直、こんなに傷ついちゃうとは思っていなかったので、わたしは意外でした。
 でもほら。くらげだし。寝たら忘れる・・・かな?

>ゼル・バージョン。見てみたいですっ!シリアスでっ!!
 ゼルガディス夢オチギャグバージョンなら、あるんですが・・・。

>いえ、その・・・N>EXの「しめサバ」応用バージョンでもいいんですけど・・・。
>(本放送、大掃除の最中に聞いて笑い転げましたし)
 わたしも、「夢オチ」と聞いたら即『しめサバ』が浮かぶほど、大受けしました。あの話。
 緑川さんの絶叫が、もう・・・(^^)

>長々と、とりとめのないことを書いてしまいましたけど、ご迷惑でなければこれからもむつみ様の小説の感想、書かせていただきたと思ってます。では、また。
 迷惑だなんて、とんでもない。ものすごく、嬉しいです。
 特にこのように丁寧な感想をいただけると、「書いてよかった」と、思います。
 わたしの小説を読んで、「笑って」あるいは「受けて」もらえるのが何より幸せです。
 小説を書く動機は人それぞれだと思うのですが、わたしは、読み手の方に喜んでいただくために書いていますから。

>(迷惑でしたら、メールでも何ででも言って下さいっ。作者様に嫌われるのが感想書きにとって一番怖いですっ)
 嫌いません嫌いません!! これからも、よろしくおねがいいたします。