◆-本心と薬-Noel・マイオー(10/1-16:15)No.5005
 ┣読みましたっ♪-おおしょ〜(10/1-21:32)No.5009
 ┃┗ありがとうございます。-Noel・マイオー(10/2-00:16)No.5016
 ┣読みましたよー-明美(10/2-00:39)No.5018
 ┃┗ありがとうございます。-Noel・マイオー(10/2-00:50)No.5019
 ┣らぶらぶ〜♪-ぱむ(10/2-00:58)No.5020
 ┃┗ありがとうございました。-Noel・マイオー(10/2-11:04)No.5026
 ┣よみました♪-dbt(10/2-02:38)No.5022
 ┃┗ありがとうございました。-Noel・マイオー(10/2-11:11)No.5027
 ┣くっくっくっくっくっくっくっく(爆)-神楽奈津(10/2-11:49)No.5028
 ┃┗ありがとうございます。-Noel・マイオー(10/2-22:41)No.5035
 ┣やあああああああん♪-マミリンQ(10/3-13:59)No.5043
 ┃┗ありがとうございました。-Noel・マイオー(10/3-21:58)No.5052
 ┃ ┗これだけでも-マミリンQ(10/4-20:43)No.5096
 ┃  ┗いいんですか?-Noel・マイオー(10/5-14:18)No.5123
 ┣うみゃー・・・-るぃん(10/4-00:50)No.5057
 ┃┗ありがとうございました。-Noel・マイオー(10/4-20:07)No.5092
 ┗あの子の心1(続 本心と薬)-Noel・マイオー(10/5-19:18)No.5131
  ┣あの子の心2-Noel・マイオー(10/6-15:30)No.5157
  ┗あの子の心3-Noel・マイオー(10/6-17:23)No.5160
   ┣また来ました。-明美(10/7-00:44)No.5175
   ┃┗ありがとうございます!!-Noel・マイオー(10/7-21:02)No.5193
   ┗Re:いいですね〜-みーやん(10/8-20:49)No.5232
    ┗ありがとうございます。-Noel・マイオー(10/8-22:13)No.5236


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5005本心と薬Noel・マイオー E-mail 10/1-16:15

Noel・マイオーです。
ここには初投稿です。
下手なんだからやめろお!とお思いのあなた、勘弁して下さい。
すんません。すんません。
どうか、お心を広ーくお持ちください。
titleは・・・いつも、考えないんでこれはあんまれ気にしないで下さい。
どっかで、似た様な話、読んだぞっと思ったら教えて下さい。
(もしくは、無意識のうちに似ちゃったのかも・・・)

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

−コトン
「・・・何、これ?」
 あたしは思わずゼロスを見た。
 あたしの前には小さな小ビン。
 中には緑色の液体が入っている。
「これを飲むと、本心が口から勝手に出てくるんです。」
 ・・・・・・何とえげつない・・・。
 でも・・・面白そう(はあと)
「一本しかないんで、どなたかにプレゼントします。」
 うーん・・・みんな欲しそうな顔してるなあ。
 かく言うあたしも、なんだけど・・・。

−本心、か。
 これを使えばリナの本心が・・・・・・
 いや、でももし俺なんか嫌いって言われたらなあ・・・・・・
「なあ?なんだってこの薬?」
 わざととぼけてみせる。
「お前は人の話を聞けえ!!」
 リナが容赦なく俺を殴る。
 ・・・イタイ。

−本心・・・・・・。
 これを使えばゼルディスさんの・・・・・・
 ダメよ!そんなの!
 それは不正義だわ!!
「これは・・・捨てるべきですっ!!」
「はいい?」
 間の抜けたリナの声が返ってきた。
 いいえ!
 例えなんと言おうとわたしがみんなの秩序を守らなければ!!


−本心・・・・・・?
 そんなもの、知ってどうするんだ。
 こんなもの使うなんて情けない。
「俺はいらないな。」
 卑怯者にはなりたくない。
「本っ当にいいの!!?ゼル」
 な、何をそんなに・・・・・・。

−あれ?
 皆さん、意外に遠慮深いんですねえ。
 でも・・・この薬、使ってもらいたかったなあ。
 本当は本心を言う、というよりは本心のまま動く、っていうのが正しいんですけどねえ。
 (しみじみ。)

「じゃあ、これはあたしが頂くわ。」
 そう言ってあたしは小ビンを取り上げるとポッケにしまう。
「お前さん、そんなものどうするんだ?」
 ガウリイが聞く。
「ダメです!捨てるべきなんですっ!!」
 アメリアがあたしを止める。
「勝手にしろ。くだらん。」
 ・・・ゼルは、相変わらずである。
「売るのよ。だって高く売れそうじゃない。」
 もちろん、嘘、である。
「をいっ!!」

 はあ。
 今日で何度目かの溜め息を俺はついた。
 リナは、あんなものを本当にどうするのか・・・・・・?
 リナの言葉を信じていないわけでは・・・どうだろう?
 確かに、売ったら高く売れるだろう。
 でも、あれには信憑性といったものがない。
 まあ、あいつのことだから口先三寸でなんとかするんだろうが・・・
 でも・・・野生のカンというかなんというか・・・いやあ〜な予感がする。
 はあ。

 んふふふふふふ。
 よくわかんないけど楽しそうじゃない。
 あたしは掌の中の小ビンを嬉しそうに見た。
 もちろん使う相手は・・・・・・ガウリイだ。
 普段、のほほ〜んとくらげな分、本心はどうなんだろ?
 ・・・案外、変わんなかったりして。
 単純だもんなあ。
 でも・・・大人しい人が切れると怖いってゆうし・・・。
 あたしってば悪い奴(はあと)。
 なーんかあっても謝ればオッケーよね。
 うっとうしかったら『眠り』かけちゃえばいいし。いざとなれば『力ある言葉』があたしを守ってくれる!!
 (人はこれを鬼畜と言う)

 ・・・なんか、視線がイタイ。
 リナが、見てる様な気が・・・しないでもないんだけどなあ。
 俺はスープを口元へ運ぶ。
 お、美味しい。
 リナの手作りって聞いて不安だったけど・・・イケるじゃん。
 ゼルとアメリアは・・・・・・逃げたんだろうな。
 後で、平気だったって教えてやろう。

 飲んでる、飲んでる。
 いやあ、素直だねえ、ガウリイくん。
 ちっとはあたしを疑いなさいよ。
 アメリアとゼルは疑い過ぎ(ムカッ)だけど!!
 まあ、疑われたら困るんだけど、ね。

−カタンっ
 音と共にスプーンが落ちた。
 な、何だ!?これ
「リナ・・・・・・?お前、何、した!?」
 リナを睨む。
 リナは両手を前に持ってきてぶりっこポーズを取る。
「ええ〜あたし、何にもしてないい(はあと)」
 もとよりそんな言葉信じるわけがない。
「嘘つくな!!!」
「・・・これ、入れたのよ。」
 諦めたのか、リナが小ビンを見せる。
 ・・・・・・ああ、やっぱり。
 ・・・・・・こういう奴だよ、こいつは!
 ・・・マジ、ヤバイ。
 自制心が・・・・・・。
「ごめん、ガウリイ。大丈夫?」
 俺を覗き込むリナ。
 やめろお!!
 やめてくれ。
 頼むから・・・でないと・・・
「出、てけ!」
「え・・・?」
 何を言われたのか判らない、とでも言いたげなリナの顔。
 しかし、そんなことを気にしていられる余裕なんて、俺にはなかった。
「あっちへ行け!!」
 怒鳴ってしまう俺。
 ・・・情けない。
 でも、もう限界だ!!
 このままでは、いったいどんなことをリナにしでかすかわからない。
 ・・・・・・傷付けてしまう。
 大切な、女の子を・・・。
「さっさと消えろ!!!!」
 ああ、何故俺はこんな言い方しか出来ないんだ?

 ・・・あれが、ガウリイの本心・・・?
『消えろ!!!!』
 本当は、あたしのこと、嫌ってた?
 ・・・・・・ツライ。
 ・・・タスケテ
 変、だな。
 あいつに嫌われったて、別に・・・
 そうよ!!ガウリイのくせに生意気なのよ!!!!

「どうしたんですか?」
 アメリアが俺に訊ねる。
 非難を込めた眼差しで。
「・・・リナ、は?」
「行っちゃいました!!」
 ・・・行く?
「さっき、町で!!止めようとしたんですけど・・・ガウリイさんがもう一緒にいたくないって言ったって!!
 ヒドイです!どう、して・・・!?」
 俺に、アメリアの言葉は最後まで聞こえなかった。
 ・・・まだ、薬は切れていないようだ。
 今、行けばどうなるかわからない。
 しかし、失うわけにはいかないのだ。
 例え、リナを傷付けるという結果が待っていようとも!!

 あたしは当て所もなく歩いてた。
 あーあ、アメリア心配してるだろうなあ。
 でも・・・・・・戻れない。
「リナ!!」
 聞こえるはずのない声が聞こえた。
 背後からあたしを呼ぶ声・・・それは・・・
 幻聴かとすら思えた。
「リナ!!!!!」
 でも、確かに聞こえる。
 先程よりも力強い呼び掛け。
 でも・・・・・・そんな・・・だって・・・
 本当はあたしとなんか、いたくないハズ!!
 力強い手があたしの肩を掴む。
「・・・ガウ、リイ?」
 振り向くとそこには・・・・・・予想通りの人物。
 絶対にいないはずの人。
「どうして・・・?あたしのこと、嫌い、なんでしょ?」
 情けないくらい動揺している自分。
 抱き寄せられる。
 どうして・・・・・・?
 行動と心が矛盾してるよ。ガウリイ。
「嫌いなわけ、ないだろ!!」
 だって・・・・・・
 じゃあ・・・・・・
 心が声にならない悲鳴を上げている。

 腹が・・・立った。
 俺のこと、全然判ってないリナに。
 抱き締めたかった。
 本当は、ずっと・・・・・・
 保護者としての抱擁じゃなく、恋人として・・・・・・。
「リナ、お前なあ・・・・・・」
 リナが俺を睨む。
 そんな彼女が愛おしい。
「どうして!?」
「お前が・・・変なモン飲ませるだろ!」
 俺は有無を言わせずリナの手を引っ張て行く。
 ・・・俺は・・・何処へ行こうとしてるんだ?

 ガウリイが無言で歩いてゆく。
 ・・・・・・大きな背中・・・いつも守られてる、って実感があった。
 この、背中に。
 でも・・・今日は・・・何だか怖い・・・。
 痛いくらいに手首を捕まれてる。
「何処・・・行くの?」
「知らん。」
 知らん、ってあんた!!
 いつもなら攻撃魔法の一つでもお見舞いしてやるところだ。
 でも・・・今日は・・・
 ・・・あたしは、何を期待してたんだろう?
−ガウリイの本心・・・一体、何を?
 ・・・本当は、きっと、
 どこかで期待してた。
 ガウリイが、あたしのこと、好きだって。
 ・・・バカなのは、あたし。
 あたしだ・・・・・・。
 ・・・・・・最低
 最低だ、あたし。
 薬なんか使って騙すようにガウリイに飲ませた。
 これじゃあ、イヤがる女に無理矢理コトに及ぼうとする男達よりヒドイ。
 ちょっと、ズレた例えだけど・・・・・・
 でも、人の心を薬なんか使って知ろうなんてしちゃいけないんだ!
 人間として生きていく上で大切なルールをあたしは破った。
 禁忌を犯した。
 ・・・何が、仲間よ・・・・・・
 最低なことをあたしは仲間に、ガウリイにしてしまった。
 ・・・・・・怒って当然だ。
 嫌われて当然だ。
「・・・・・・ここに入るぞ。」
 ガウリイが町外れの宿の前で止まる。
「え!?ガウリイっ・・・・・・!?」
 有無を言わさずガウリイは入っていく。
 受付にいたおばちゃんは意味ありげな視線を送ってくる。
 しかし、何も聞かずに鍵をくれた。
 そう言う所なのだ。
 ここは・・・・・・まあ、こんな町外れだったらあんまり旅人は来ないだろうけど・・・
 なにしろ、旅人が使う道とは違う、マジで外れた所にあるんだから。
 
 俺は後ろ手でドアを閉める。
 よっぽどの形相なのだろう。
 リナが怯えた瞳で俺を見る。
 ・・・こんなつもりじゃなかった。
 まあ、『つもり』なんて不確かな言葉ではあるが・・・・・・
 こんな状況には陥りたく、なかったな・・・
 でも、
 止められない。
 心が・・・体が・・・自分の欲望のままに動く。
 リナを・・・・・・・・・!!
「リナ・・・俺、は・・・・・・・・・」
 必死に自分を押し止めようとする俺と、
 好きなようにしろと甘い言葉を囁く、俺。
 どっちも自分。
 リナを守ろうと、傷つけまいとする大人な自分。
 リナを好きなようにしようと己の欲望に忠実な子供の自分。
 そう、どちらも自分なのだ。
 ・・・・・・腕を伸ばす。
 引き寄せる。
 抱き締める。
 腕の中にすっぽりとおさまってしまうリナの体。
 放したくない。
 このまま・・・流されてしまいたい。
 己の欲望に。
「ガウリイ・・・?」

 わからない。
 わからない。
 どうして?
 どうして?
 だって・・・
 だって、ガウリイは・・・
 あたしの、側になんて・・・・・・いたくないはず。
 何故?
 何故?
 ガウリイの腕。
 ガウリイのぬくもり。
 男の人の、匂い。
「本心は・・・・・・」
 ガウリイの声が頭上にある。
「心の中に、しまっとくもんなんだ。」
 辛そうに言うガウリイ。
「なのに・・・どう、して・・・?」
 震えてる、ガウリイの声。
 ・・・泣くかと、思った。
「側に、あたしに側に居て欲しくないのなら、どうして一緒に旅するの?どうして追ってきたの!?
 どうして、あたしの保護者でいるのっ!!?」
 一気に言うあたし。
「違う!!」
 ガウリイの腕に力がこもる。
「側に・・・リナの側に・・・ずっといたい!!!」
 だって・・・
 だって、さっき・・・・・・
「傷付けたくなかった・・・」
−え?
「俺の本心、全部、お前にぶつけたら・・・・・・」
 どうゆう、こと・・・?
「自制心、押さえるのが、やっとだった。
 壊しちまうから。
 こんな華奢な体、力一杯抱き締めちまったら壊れちまう。」
 振り絞る様なガウリイの声・・・。
 ・・・判ってなかったのは、あたし。
 こんなにも、包まれるように想われていたのに・・・
「リナが好きだ・・・・・・俺、は」
「あたしもっ、ガウリイが好き。
 ごめんね、ごめん、ガウリイ。」
 
 泣き顔のリナが俺を見る。
 泣かしちまった、結局。 
 初めて見るリナの泣き顔に何故だか後悔よりも嬉しさが込み上げる。
 俺だけだ。
 こいつのこんな顔、見れるのは。
 ・・・大切な、大切な俺のリナ。
 ・・・でも、こいつは誰のものにもならないんだろうな。
 ただの、自己満足だ。
 それでも、『俺の』って、言いたい。
 ずっと、ずっと側に居たい。
 リナの側に・・・・・・ずっと。
「ねえ。」
「何だ?」
「アメリア達、変に思わないかな?」
 顔を赤らめて言うリナ。
 ・・・可愛い。
 心からそう思う。
 俺は照れ隠しのつもりで鼻の頭をかいた。
「どうだろな。」
「もう!ガウリイのせいだよ」
「お前が悪いんだろ?」
 俺の、本心なんて知ろうとするから。
 月光の下、リナが笑う。
「ガウリイのくせして逆らうなんて!!でも、まあ、確かに今回のことはあたしが悪かったわ。
 反省してます。」
「よろしい。」
 そうだよ、お前が悪いんだ。
 お前が俺を・・・
 お前なしでは生きていられなくしちまったから。
 お前にベタボレにさせたから。
「責任を、取らせてもらうよ。」
 俺はそう呟くとまたリナを抱き寄せた。
「ちょっと!ガウリイ!?」

−・・・また僕は二人のキューピッドですね・・・
 それにしても、ガウリイさんすごいなあ。
 あの、薬を飲んであれだけ耐えたんだから。
 感心、感心。
 ・・・でも、やっぱり限界、ですか。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
 
なんだこりゃ!?
なんか、二人とも誰!?ってゆうくらい人格、違うし。
そう、ただの自己満足なんです。
スイマセン。
なんかガウリイとリナ、ラブラブ過ぎ〜ですね、これ。
しかも意味もなく・・・・・・。
怒らないで、ください。
また、書いちゃうかも知れませんけど(いいや、わたしは絶対に書く)怒らないで、くださいー!!!!
どおしても許せない方はそうおっしゃってください。
それでは。 Noel・マイオーでした。

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5009読みましたっ♪おおしょ〜 E-mail 10/1-21:32
記事番号5005へのコメント
はじめまして〜!Noel・マイオーさま!
某所でもあなたさまの小説、読ませて頂きました!
すっごくおもしろかったで〜すっ!!!

>Noel・マイオーです。
>ここには初投稿です。
>下手なんだからやめろお!とお思いのあなた、勘弁して下さい。
>すんません。すんません。
そんなことないっすよっ!!!
これからもどんどん投稿してください!!!

>−コトン
>「・・・何、これ?」
> あたしは思わずゼロスを見た。
> あたしの前には小さな小ビン。
> 中には緑色の液体が入っている。
>「これを飲むと、本心が口から勝手に出てくるんです。」
ゼロスっち〜!また怪しげなモノ持ってきて〜♪(爆)

>−本心・・・・・・。
> これを使えばゼルディスさんの・・・・・・
> ダメよ!そんなの!
> それは不正義だわ!!
>「これは・・・捨てるべきですっ!!」
>「はいい?」
> 間の抜けたリナの声が返ってきた。
> いいえ!
> 例えなんと言おうとわたしがみんなの秩序を守らなければ!!
そんなことないよん♪アメリアっ!(爆)
それこそ正義!!!(ばきっ!)

> もちろん使う相手は・・・・・・ガウリイだ。
> 普段、のほほ〜んとくらげな分、本心はどうなんだろ?
> ・・・案外、変わんなかったりして。
> 単純だもんなあ。
それはねぇ……うふふっ♪(核爆)

> ・・・マジ、ヤバイ。
> 自制心が・・・・・・。
>「ごめん、ガウリイ。大丈夫?」
> 俺を覗き込むリナ。
> やめろお!!
> やめてくれ。
爆走しちゃえ〜〜〜!!!(笑)

> ・・・あれが、ガウリイの本心・・・?
>『消えろ!!!!』
> 本当は、あたしのこと、嫌ってた?
このへん、マジで泣けてきそうになりました。
うみゅ〜!!!リナちゃん!!それは誤解だぁ〜〜〜!!!!

> ・・・まだ、薬は切れていないようだ。
> 今、行けばどうなるかわからない。
> しかし、失うわけにはいかないのだ。
> 例え、リナを傷付けるという結果が待っていようとも!!
そうだそうだ!!!
それ行けガウリイっ!!!

>「どうして・・・?あたしのこと、嫌い、なんでしょ?」
> 情けないくらい動揺している自分。
> 抱き寄せられる。
> どうして・・・・・・?
> 行動と心が矛盾してるよ。ガウリイ。
>「嫌いなわけ、ないだろ!!」
そうそう。嫌いなワケないじゃん♪

>「・・・・・・ここに入るぞ。」
> ガウリイが町外れの宿の前で止まる。
>「え!?ガウリイっ・・・・・・!?」
> 有無を言わさずガウリイは入っていく。
> 受付にいたおばちゃんは意味ありげな視線を送ってくる。
> しかし、何も聞かずに鍵をくれた。
> そう言う所なのだ。
ええぇっっ??!!!ラ●ホ?!!!(どかばきっ!!!)

> でも、
> 止められない。
> 心が・・・体が・・・自分の欲望のままに動く。
> リナを・・・・・・・・・!!
>「リナ・・・俺、は・・・・・・・・・」
> 必死に自分を押し止めようとする俺と、
> 好きなようにしろと甘い言葉を囁く、俺。
> どっちも自分。
こんなときぐらい、ブラックになろーぜっ!!!ガウリイっ!!(爆)

> ・・・・・・腕を伸ばす。
> 引き寄せる。
> 抱き締める。
> 腕の中にすっぽりとおさまってしまうリナの体。
> 放したくない。
> このまま・・・流されてしまいたい。
> 己の欲望に。
流されちゃえ〜〜〜〜〜(はあと)(核爆)

> ・・・大切な、大切な俺のリナ。
> ・・・でも、こいつは誰のものにもならないんだろうな。
> ただの、自己満足だ。
> それでも、『俺の』って、言いたい。
き・み・の・だ・よ♪ガウリイ♪(爆)

>「責任を、取らせてもらうよ。」
> 俺はそう呟くとまたリナを抱き寄せた。
>「ちょっと!ガウリイ!?」
きゃははははっ♪(爆)

とゆーわけで、ちょっと爆走しちゃいました♪(ちょっとか?!)
でわでわ。また期待してますです!!!
おおしょ〜でした!

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5016ありがとうございます。Noel・マイオー E-mail 10/2-00:16
記事番号5009へのコメント
おおしょ〜様

読んで下さってありがとうございますう〜〜〜〜〜!!(ToT 感動の涙!!)

>某所でもあなたさまの小説、読ませて頂きました!
>すっごくおもしろかったで〜すっ!!!
そう言っていただけると幸せです!!!!

>これからもどんどん投稿してください!!!
投稿、しちゃいますよ!!そんなふうにおっしゃってくださったら!!

>それはねぇ……うふふっ♪(核爆)
こうゆう、一言感想、面白いです!!
嬉しいです!!!!

>爆走しちゃえ〜〜〜!!!(笑)
わたしも、本当は爆走させたかった(笑)
でも、マズイかなあ?って思ったんでやめました。
でも、今度、書いてみたいものです。

>このへん、マジで泣けてきそうになりました。
>うみゅ〜!!!リナちゃん!!それは誤解だぁ〜〜〜!!!!
リナの心境がきちんと書けたか、不安だったんです。
だから、こうゆう、コメントは嬉しいです。

>>「どうして・・・?あたしのこと、嫌い、なんでしょ?」
>> 情けないくらい動揺している自分。
>> 抱き寄せられる。
>> どうして・・・・・・?
>> 行動と心が矛盾してるよ。ガウリイ。
>>「嫌いなわけ、ないだろ!!」
>そうそう。嫌いなワケないじゃん♪
悩んだんですよねえ。このリナ、弱すぎ!!って・・・

>ええぇっっ??!!!ラ●ホ?!!!(どかばきっ!!!)
そうです。その通りです。
でも・・・まあ、いちようは皆様の御想像におまかせする、と。

>こんなときぐらい、ブラックになろーぜっ!!!ガウリイっ!!(爆)

>流されちゃえ〜〜〜〜〜(はあと)(核爆)
わたしも、書いてて、流されちゃえ!!
とか、思ってました。

>き・み・の・だ・よ♪ガウリイ♪(爆)
これには、爆笑しました!!!!

>>「責任を、取らせてもらうよ。」
>> 俺はそう呟くとまたリナを抱き寄せた。
>>「ちょっと!ガウリイ!?」
>きゃははははっ♪(爆)
う〜ん、この辺、完璧に人格違う・・・・・・。

>とゆーわけで、ちょっと爆走しちゃいました♪(ちょっとか?!)
すっごくこのコメント(?)嬉しかったです!!!!!!!!
>でわでわ。また期待してますです!!!
本当にありがとうございます。

  Noel?マイオーでしたっ。

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5018読みましたよー明美 E-mail 10/2-00:39
記事番号5005へのコメント
Noel・マイオーさんはじめまして。すぐ下のツリーに書いちゃってる明美です。

怒るなんてとんでもない!!
すごく良かったですよお(はあと)
読んで、壊れました。
ガウリイかっこいい(はあと)
そんなにリナちゃんのこと大切に想ってたなんて、感動ものです。
いいなあ〜〜リナちゃん。

すごくらぶらぶで、めちゃ嬉しかったです。
また、書いてね。

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5019ありがとうございます。Noel・マイオー E-mail 10/2-00:50
記事番号5018へのコメント
明美様

二人も感想を書いて下さったわ!!!!!
感動の嵐ですよ。いま。
もう、ドキドキしちゃってます。
反応がすっごく不安だったんです!!!!

>すぐ下のツリーに書いちゃってる明美です。
読みました!!!!!
良かったです!!!!
わたしのと違ってちゃんと、リナもガウリイも人格が小説と同じ(もしくは似ていて)
ですごいなあ!!と思いました。
わたしの、別人ですよね・・・・・・書きながらこんなのガウリイじゃない!!
とか、おいおい、リナってこんなキャラクターかあ?とか、思ってました。

>怒るなんてとんでもない!!
>すごく良かったですよお(はあと)
>読んで、壊れました。
そうおっしゃってくださるとすっごく幸せ!!!!!!です。

>また、書いてね。
また書きます!!書いちゃいますよお!!!!
(うーん、一部の方々からおまえはずうずうしいんだあ!!!!ってこえが飛ぶ様なきが・・・)

本当に、ありがとうございました!!!!!!!
         Noel・マイオー

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5020らぶらぶ〜♪ぱむ E-mail 10/2-00:58
記事番号5005へのコメント
こんにちはっ!始めましてっ!Noel・マイオーさま。
ぱむと申します。感想書き、やらしてもらってます。
以後、よろしくお願いします(深々)

>下手なんだからやめろお!とお思いのあなた、勘弁して下さい。

そんなことありませんって(^^)
本当、これだけのものが書けるんですから。
どんどん、続けちゃって下さい(ゼロス口調:笑)

> あたしの前には小さな小ビン。
> 中には緑色の液体が入っている。

また、怪しい物を・・・。でも緑色?(青汁?:爆)

> いいえ!
> 例えなんと言おうとわたしがみんなの秩序を守らなければ!!

姫・・・。自分が獲得すれば、秩序は守れますよ、とりあえず(笑)
その上で、捨てるなり、OOに使うなりはご自由に〜♪
はっ、鬼畜アメリア?(爆笑)

> 卑怯者にはなりたくない。

ゼル・・・何を考えた、何を(笑)

> 本当は本心を言う、というよりは本心のまま動く、
>っていうのが正しいんですけどねえ。

それって、全然違うやんけ〜っ!!(殴)
「嘘付きは泥棒の始まり」正義じゃないぞ、ゼロス(笑)

> 普段、のほほ〜んとくらげな分、本心はどうなんだろ?
> ・・・案外、変わんなかったりして。
> 単純だもんなあ。
> でも・・・大人しい人が切れると怖いってゆうし・・・。
> あたしってば悪い奴(はあと)。
> なーんかあっても謝ればオッケーよね。

リナちゃん。まだまだお子様ですね(苦笑)
男の恐さを知らないと言うか、言葉だけと言うゼロスの言葉を信じてるのか。
それに謝ればいいなんて・・・言葉の暴力という言葉もあるんだよ、リナ(苦笑)

> 薬なんか使って騙すようにガウリイに飲ませた。
> これじゃあ、イヤがる女に無理矢理コトに及ぼうとする男達よりヒドイ。
> ちょっと、ズレた例えだけど・・・・・・

う〜ん・・・ずれてるような的確なような・・・。
まあ心と身体、どちらの傷がより痛いかによりますけど・・・(苦笑)

> ・・・何が、仲間よ・・・・・・
> 最低なことをあたしは仲間に、ガウリイにしてしまった。

『まだ』仲間〜♪(笑)

> そう言う所なのだ。

うっ(にや)。ラブOテルっ!!
まあ、確かに初めてが外でじゃ、リナちゃん嫌がるでしょう(笑)
かといって宿に戻ったらアメリアとかに覗きされるのほぼ確実でしょうし、
たとえゼルがアメリアを押さえていてくれたとしても
後で二人に色々言われるのを避けるためというのは判るんですけど。
・・・けど、経済とか採算効率とか考えたら、スレイヤーズの世界においては
ラOホテルって、リアリティが無いような・・・。

> 必死に自分を押し止めようとする俺と、
> 好きなようにしろと甘い言葉を囁く、俺。
> どっちも自分。
> リナを守ろうと、傷つけまいとする大人な自分。
> リナを好きなようにしようと己の欲望に忠実な子供の自分。

ガウリィ。男ですね〜♪大人と子供の行ったり来たり。
好きだという自分の気持ちは確実なのに、ね(笑)

>「本心は・・・・・・」
> ガウリイの声が頭上にある。
>「心の中に、しまっとくもんなんだ。」
> 辛そうに言うガウリイ。

出した方が良い時もあります。
(戦闘時という非日常的な時にだけ出してたんじゃダメだぞガウリィ)

>「こんな華奢な体、力一杯抱き締めちまったら壊れちまう。」

た、確かに・・・(スプラッタ?)

> 泣き顔のリナが俺を見る。
> 泣かしちまった、結局。 

リナちゃん、やっぱり「初めて」ですか?(撲殺)

> ・・・でも、こいつは誰のものにもならないんだろうな。

・・・う〜ん(悩)
そうですね。リナは誰のものにもならないとは思います。
「俺の」ってつけた途端に、嫌がるでしょうね。
ネコみたいに、自分からかまうのは好きだけど
かまわれるのは嫌う所があるように思えます。
どうやってリナの居心地のいい空間を維持するか、が
ガウリィの今後の課題ですね(笑)

>−・・・また僕は二人のキューピッドですね・・・

また・・・って、この小説、某組合投稿小説の続きですか?

>なんか、二人とも誰!?ってゆうくらい人格、違うし。

そんなことないですよ(笑)
ガウリィなんか特に私のイメージ通り(はーと)

>スイマセン。

謝らないで下さいっ。ほんと、いい目の保養をさせて頂きました(笑)

>また、書いちゃうかも知れませんけど(いいや、わたしは絶対に書く)
>怒らないで、くださいー!!!!

怒りませんって。少なくても私は。
ぜひまた書いて下さい。期待して待ってます。

長々と書いてしまいました。感想になってないかも知れませんけど・・・。
こんな感じでよろしければまた感想、書かせて頂きたいです。
では、また。

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5026ありがとうございました。Noel・マイオー E-mail 10/2-11:04
記事番号5020へのコメント
ぱむ様

ふふふふふ。(・・・・・・あやしい)
感想、ありがとうございました!!!!!!!

>以後、よろしくお願いします(深々)
こちらこそよろしくお願いします。

>そんなことありませんって(^^)
>本当、これだけのものが書けるんですから。
>どんどん、続けちゃって下さい(ゼロス口調:笑)
ありがとうございます!!!
続けちゃいます(にやり)

>また、怪しい物を・・・。でも緑色?(青汁?:爆)
笑えました。うーん、青汁かあ・・・・・・案外、それにゼロスがあやしげな術掛けたんだったりして。

>> 卑怯者にはなりたくない。
>
>ゼル・・・何を考えた、何を(笑)
御想像におまかせします。

>「嘘付きは泥棒の始まり」正義じゃないぞ、ゼロス(笑)
ゼロスの正義って一体・・・?

>うっ(にや)。ラブOテルっ!!
>まあ、確かに初めてが外でじゃ、リナちゃん嫌がるでしょう(笑)
>かといって宿に戻ったらアメリアとかに覗きされるのほぼ確実でしょうし、
>たとえゼルがアメリアを押さえていてくれたとしても
>後で二人に色々言われるのを避けるためというのは判るんですけど。
この辺り、うまいですね。
わたしは・・・実はそこまで考えなかった。
ただ、なんとなーくガウリイ、宿屋まで帰れんのかなあーっと。
リナは、何も出来ない状態だし。

>・・・けど、経済とか採算効率とか考えたら、スレイヤーズの世界においては
>ラOホテルって、リアリティが無いような・・・。
いえ!!何処の世界にもラ*ホテルは(べきっ)
まあ、あまり細かい所は気にしないでえー!!!

>(戦闘時という非日常的な時にだけ出してたんじゃダメだぞガウリィ)
せ、戦闘時(笑)
確かに、こうゆう非日常的ですね。
しかも、こうゆうときが一番、素直なガウリイ君。
やっぱりそうゆう時のほうが本能のままに動いてるんじゃないでしょうか?

>た、確かに・・・(スプラッタ?)
スプラッターーーーー(爆)

>リナちゃん、やっぱり「初めて」ですか?(撲殺)
このへんはもう本当に御想像に(『火炎球』ぐえっ)

>・・・う〜ん(悩)
>そうですね。リナは誰のものにもならないとは思います。
>「俺の」ってつけた途端に、嫌がるでしょうね。
>ネコみたいに、自分からかまうのは好きだけど
>かまわれるのは嫌う所があるように思えます。
>どうやってリナの居心地のいい空間を維持するか、が
>ガウリィの今後の課題ですね(笑)
ファイトだ!!!ガウリイ!!!

>また・・・って、この小説、某組合投稿小説の続きですか?
あ、これ深い意味はないんです。
ガウリナ小説はやたらとゼロスが助けてるんでなんとなく出ちゃったんです。

>ガウリィなんか特に私のイメージ通り(はーと)
本当ですか!?(瞳がきらきら)

>ぜひまた書いて下さい。期待して待ってます。
書きまーす。

>長々と書いてしまいました。感想になってないかも知れませんけど・・・。
>こんな感じでよろしければまた感想、書かせて頂きたいです。
こうゆう感想楽しいです。
すっごく。
おかげでにやにやしちゃって母にあやしまれました・・・
また、書いた時、感想下さるとうれしいです。

 それでは。Noel・マイオーでした。

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5022よみました♪dbt E-mail 10/2-02:38
記事番号5005へのコメント

こんばんわ♪

楽しく読ませていただきました。
ああ、こういうらぶらぶものはいいですねぇ。

ガウリイの必死で耐えてるところが好きです(鬼)

おもしろかったです、また読ませて下さい♪

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5027ありがとうございました。Noel・マイオー E-mail 10/2-11:11
記事番号5022へのコメント
dbt様

いやったあー!!!
4人めの感想、書いてくれた人Getおーーーーーーー!!!!!!
(人数が増えるごとに壊れていくNoelです)
正直言って、こんなに感想いただけるとは思ってもいませんでした。

>ああ、こういうらぶらぶものはいいですねぇ。
いいですか!?
わたしとしては、重くなり過ぎたんじゃないかと心配だったんですう。

>ガウリイの必死で耐えてるところが好きです(鬼)
オリジナルの小説とか書いてて思うんですが(あくまで趣味なので気になさらないでください)
わたしの男キャラは(特に主人公)ツライ目にばっかりあってます。
友達に一言、ツッラーーーと言われちゃいました。

>おもしろかったです、また読ませて下さい♪
また、読んで下さい!!!!!!!!!

どれでは、Noel・マイオーでした。

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5028くっくっくっくっくっくっくっく(爆)神楽奈津 10/2-11:49
記事番号5005へのコメント
どうもはじめましてー(ハート)某所で小説読ませていただいてますー(ハート)
多少暴走したコメント出ると思うけど勘弁してください(ハート)

>「これを飲むと、本心が口から勝手に出てくるんです。」
> ・・・・・・何とえげつない・・・。
> でも・・・面白そう(はあと)
リナちゃんが鬼畜(笑)

>「一本しかないんで、どなたかにプレゼントします。」
> うーん・・・みんな欲しそうな顔してるなあ。
> かく言うあたしも、なんだけど・・・。
本心・・・みんな誰かの本心知りたいのかな?

>−本心、か。
> これを使えばリナの本心が・・・・・・
> いや、でももし俺なんか嫌いって言われたらなあ・・・・・・
ガウリイ鬼畜(ハート)

>−本心・・・・・・。
> これを使えばゼルディスさんの・・・・・・
> ダメよ!そんなの!
> それは不正義だわ!!
>「これは・・・捨てるべきですっ!!」
>「はいい?」
> 間の抜けたリナの声が返ってきた。
逆に本心を偽るのは正義じゃないのでは?

> いいえ!
> 例えなんと言おうとわたしがみんなの秩序を守らなければ!!
秩序?真夜中にリナは盗賊いじめいくし、ガウリイはぼけまくってるし。
それが秩序?(笑)

>−本心・・・・・・?
> そんなもの、知ってどうするんだ。
> こんなもの使うなんて情けない。
>「俺はいらないな。」
ゼルらしー(笑)

>−あれ?
> 皆さん、意外に遠慮深いんですねえ。
> でも・・・この薬、使ってもらいたかったなあ。
> 本当は本心を言う、というよりは本心のまま動く、っていうのが正しいんですけどねえ。
> (しみじみ。)
だけど、ゼロスはきっとリナに持ってきたんだよね?これ

>「じゃあ、これはあたしが頂くわ。」
> そう言ってあたしは小ビンを取り上げるとポッケにしまう。
結局リナが手に入れるし(笑)

>「お前さん、そんなものどうするんだ?」
> ガウリイが聞く。
え、そりゃあ・・・ねえ・・・(くすくすくす)

>「ダメです!捨てるべきなんですっ!!」
> アメリアがあたしを止める。
リナが一度手にしたもの捨てると思う?

>「売るのよ。だって高く売れそうじゃない。」
> もちろん、嘘、である。
結局ガウに使うつもりなのね。リナちゃん(笑)

> はあ。
> 今日で何度目かの溜め息を俺はついた。
> リナは、あんなものを本当にどうするのか・・・・・・?
> リナの言葉を信じていないわけでは・・・どうだろう?
あなたの予想通りよ(笑)

> でも・・・野生のカンというかなんというか・・・いやあ〜な予感がする。
野生のカン・・・けだもの・・・(笑)

> んふふふふふふ。
> よくわかんないけど楽しそうじゃない。
> あたしは掌の中の小ビンを嬉しそうに見た。
鬼畜リナちゃんパート2(笑)

> もちろん使う相手は・・・・・・ガウリイだ。
> 普段、のほほ〜んとくらげな分、本心はどうなんだろ?
> ・・・案外、変わんなかったりして。
> 単純だもんなあ。
> でも・・・大人しい人が切れると怖いってゆうし・・・。
> あたしってば悪い奴(はあと)。
> なーんかあっても謝ればオッケーよね。
・・・甘いなあ・・・リナちゃん・・・まあ、どんなものか知らないしね(苦笑)

> うっとうしかったら『眠り』かけちゃえばいいし。いざとなれば『力ある言葉』があたしを守ってくれる!!
> (人はこれを鬼畜と言う)
・・・とっくみあいの戦闘(大笑)だと、そうはいかんとおもうぞ(笑)

> ・・・なんか、視線がイタイ。
> リナが、見てる様な気が・・・しないでもないんだけどなあ。
っていうか視線くらい気づけガウリイ(笑)

> 俺はスープを口元へ運ぶ。
> お、美味しい。
> リナの手作りって聞いて不安だったけど・・・イケるじゃん。
ガウ知らないからね。リナちゃんの腕前(笑)

> ゼルとアメリアは・・・・・・逃げたんだろうな。
> 後で、平気だったって教えてやろう。
で、平気ではなかったと(笑)

> 飲んでる、飲んでる。
> いやあ、素直だねえ、ガウリイくん。
> ちっとはあたしを疑いなさいよ。
まあ、だけどのんでくれてんだからいいじゃない(笑)

> アメリアとゼルは疑い過ぎ(ムカッ)だけど!!
> まあ、疑われたら困るんだけど、ね。
自己防衛本能というものが発動したのだろう(笑)>アメリアとゼル

>−カタンっ
> 音と共にスプーンが落ちた。
> な、何だ!?これ
一口目で気づけ。ガウリイ(笑)

>「リナ・・・・・・?お前、何、した!?」
> リナを睨む。
今更おそいよーん。ガウリイ

> リナは両手を前に持ってきてぶりっこポーズを取る。
>「ええ〜あたし、何にもしてないい(はあと)」
嘘つくな。嘘(笑)

>「嘘つくな!!!」
>「・・・これ、入れたのよ。」
> 諦めたのか、リナが小ビンを見せる。
> ・・・・・・ああ、やっぱり。
> ・・・・・・こういう奴だよ、こいつは!
だからってそうわかってて飲む君も君だぞ(笑)

> ・・・マジ、ヤバイ。
> 自制心が・・・・・・。
切れちゃえ!(ハート)

>「ごめん、ガウリイ。大丈夫?」
> 俺を覗き込むリナ。
> やめろお!!
> やめてくれ。
> 頼むから・・・でないと・・・
自制心切っちゃえば?楽だぞー(笑)

>「出、てけ!」
>「え・・・?」
あーあ、誤解招くわよ。その発言。リナとまどってるし

> 何を言われたのか判らない、とでも言いたげなリナの顔。
> しかし、そんなことを気にしていられる余裕なんて、俺にはなかった。
だからといって、そんな言葉で追い払うのはやっぱいけないとおもうぞ

>「あっちへ行け!!」
> 怒鳴ってしまう俺。
> ・・・情けない。
> でも、もう限界だ!!
> このままでは、いったいどんなことをリナにしでかすかわからない。
> ・・・・・・傷付けてしまう。
> 大切な、女の子を・・・。
・・・ガウリイ、まじ壊しちゃうほどすごいからなあ・・・(何が?)

>「さっさと消えろ!!!!」
> ああ、何故俺はこんな言い方しか出来ないんだ?
そう思うなら、少しは弁明しろ。ガウリイ

> ・・・あれが、ガウリイの本心・・・?
>『消えろ!!!!』
> 本当は、あたしのこと、嫌ってた?
> ・・・・・・ツライ。
> ・・・タスケテ
いんや。ただ君が大切だからああいってるのよ。気づけ、リナ

> 変、だな。
> あいつに嫌われったて、別に・・・
> そうよ!!ガウリイのくせに生意気なのよ!!!!
・・・リナぁ・・・正直になれよ・・・(涙)

>「どうしたんですか?」
> アメリアが俺に訊ねる。
> 非難を込めた眼差しで。
まあ、そりゃあそうだろうな

>「・・・リナ、は?」
>「行っちゃいました!!」
あらら。でてっちゃったのね。

> ・・・行く?
>「さっき、町で!!止めようとしたんですけど・・・ガウリイさんがもう一緒にいたくないって言ったって!!
> ヒドイです!どう、して・・・!?」
> 俺に、アメリアの言葉は最後まで聞こえなかった。
ああ、行き違い・・・悲しいなあ・・・

> ・・・まだ、薬は切れていないようだ。
> 今、行けばどうなるかわからない。
> しかし、失うわけにはいかないのだ。
> 例え、リナを傷付けるという結果が待っていようとも!!
んだったらさっき正直になってたほうがいいのでは?

> あたしは当て所もなく歩いてた。
> あーあ、アメリア心配してるだろうなあ。
> でも・・・・・・戻れない。
え?アメリアだけ?

>「リナ!!」
> 聞こえるはずのない声が聞こえた。
> 背後からあたしを呼ぶ声・・・それは・・・
> 幻聴かとすら思えた。
いいえ、幻聴でも怪奇現象でもないわよ(笑)

>「リナ!!!!!」
> でも、確かに聞こえる。
> 先程よりも力強い呼び掛け。
> でも・・・・・・そんな・・・だって・・・
> 本当はあたしとなんか、いたくないハズ!!
誤解してるからね。リナちゃん

> 力強い手があたしの肩を掴む。
やっと捕まえたー(ハート)

>「どうして・・・?あたしのこと、嫌い、なんでしょ?」
> 情けないくらい動揺している自分。
うーん、まだ正直じゃない(苦笑)

> 抱き寄せられる。
> どうして・・・・・・?
> 行動と心が矛盾してるよ。ガウリイ。
矛盾してるのはあなたもよ。リナちゃん

>「嫌いなわけ、ないだろ!!」
> だって・・・・・・
> じゃあ・・・・・・
> 心が声にならない悲鳴を上げている。
「さっき嫌いっていったじゃない!」と「さっきのはいったい何なのよ」ですね?

> 腹が・・・立った。
> 俺のこと、全然判ってないリナに。
そりゃあ、あなたぜーんぜん態度に出さないから当然っちゃあ当然でしょう?

> 抱き締めたかった。
> 本当は、ずっと・・・・・・
> 保護者としての抱擁じゃなく、恋人として・・・・・・。
正直になっちゃえばいいのに・・・。苦しむ必要なんてないのよ

>「リナ、お前なあ・・・・・・」
> リナが俺を睨む。
> そんな彼女が愛おしい。
ガウリイ、○ゾ?(蹴殴)

>「どうして!?」
ってそりゃああなたを捕まえるために来たに決まってるでしょう(笑)

> 俺は有無を言わせずリナの手を引っ張て行く。
> ・・・俺は・・・何処へ行こうとしてるんだ?
え・・・そりゃあ・・・ねえ(苦笑)

> ・・・・・・大きな背中・・・いつも守られてる、って実感があった。
> この、背中に。
なのにおいてくのね。リナ

> でも・・・今日は・・・何だか怖い・・・。
> 痛いくらいに手首を捕まれてる。
それがあなたが知らなかったガウリイの顔よ(ハート)

>「何処・・・行くの?」
>「知らん。」
> 知らん、ってあんた!!
まあ本能の赴くまま歩いてるからね(笑)

> ・・・あたしは、何を期待してたんだろう?
>−ガウリイの本心・・・一体、何を?
> ・・・本当は、きっと、
> どこかで期待してた。
> ガウリイが、あたしのこと、好きだって。
期待・・・ねえ・・・。なんでそこまでわかってんのに、自分の気持ち気づかないかなあ・・・

> 薬なんか使って騙すようにガウリイに飲ませた。
> これじゃあ、イヤがる女に無理矢理コトに及ぼうとする男達よりヒドイ。
> ちょっと、ズレた例えだけど・・・・・・
・・・どっちもどっちや(おひ)

> でも、人の心を薬なんか使って知ろうなんてしちゃいけないんだ!
> 人間として生きていく上で大切なルールをあたしは破った。
> 禁忌を犯した。
> ・・・何が、仲間よ・・・・・・
> 最低なことをあたしは仲間に、ガウリイにしてしまった。
> ・・・・・・怒って当然だ。
> 嫌われて当然だ。
だからゼルは「卑怯者になる気はない」っていったんだぞ

>「・・・・・・ここに入るぞ。」
> ガウリイが町外れの宿の前で止まる。
>「え!?ガウリイっ・・・・・・!?」
> 有無を言わさずガウリイは入っていく。
> 受付にいたおばちゃんは意味ありげな視線を送ってくる。
> しかし、何も聞かずに鍵をくれた。
> そう言う所なのだ。
> ここは・・・・・・まあ、こんな町外れだったらあんまり旅人は来ないだろうけど・・・
> なにしろ、旅人が使う道とは違う、マジで外れた所にあるんだから。
ガウリイ大胆(笑)まあ薬のせいだろうけど(苦笑)
だけどリナちゃん大人しくついてくのね・・・(くすくすくすくす・・・)
 
> 俺は後ろ手でドアを閉める。
> よっぽどの形相なのだろう。
> リナが怯えた瞳で俺を見る。
っていうかここ自体が怖いのでは?(笑)

> ・・・こんなつもりじゃなかった。
> まあ、『つもり』なんて不確かな言葉ではあるが・・・・・・
> こんな状況には陥りたく、なかったな・・・
> でも、
> 止められない。
> 心が・・・体が・・・自分の欲望のままに動く。
> リナを・・・・・・・・・!!
予想はつくけど続きはやっぱ言っちゃいけないよね(ハート)
だけどまじで本能の赴くままに行動してるなあ。ガウリイ(笑)

>「リナ・・・俺、は・・・・・・・・・」
> 必死に自分を押し止めようとする俺と、
> 好きなようにしろと甘い言葉を囁く、俺。
> どっちも自分。
> リナを守ろうと、傷つけまいとする大人な自分。
> リナを好きなようにしようと己の欲望に忠実な子供の自分。
> そう、どちらも自分なのだ。
前者が「ホワイト」後者が「ブラック」ね(ハート)

> ・・・・・・腕を伸ばす。
> 引き寄せる。
> 抱き締める。
> 腕の中にすっぽりとおさまってしまうリナの体。
> 放したくない。
> このまま・・・流されてしまいたい。
> 己の欲望に。
流されちゃえ〜(ハート)

>「ガウリイ・・・?」
純真な子羊が一人(笑)

> わからない。
> わからない。
> どうして?
> どうして?
> だって・・・
> だって、ガウリイは・・・
> あたしの、側になんて・・・・・・いたくないはず。
> 何故?
> 何故?
> ガウリイの腕。
> ガウリイのぬくもり。
> 男の人の、匂い。
お、リナちゃんすこしはガウリイのこと気づいたのね(ハート)

>「本心は・・・・・・」
> ガウリイの声が頭上にある。
>「心の中に、しまっとくもんなんだ。」
> 辛そうに言うガウリイ。
だけどあなた達みたいに隠してるのも問題ありだと思うぞ

>「なのに・・・どう、して・・・?」
> 震えてる、ガウリイの声。
> ・・・泣くかと、思った。
泣いちゃえ〜。そしてその涙でもってガウリイをgetしちゃえ〜(おい)

>「側に、あたしに側に居て欲しくないのなら、どうして一緒に旅するの?どうして追ってきたの!?
> どうして、あたしの保護者でいるのっ!!?」
> 一気に言うあたし。
え、そりゃああなたを守るためよ(ハート)

>「違う!!」
> ガウリイの腕に力がこもる。
>「側に・・・リナの側に・・・ずっといたい!!!」
> だって・・・
> だって、さっき・・・・・・
>「傷付けたくなかった・・・」
>−え?
>「俺の本心、全部、お前にぶつけたら・・・・・・」
> どうゆう、こと・・・?
>「自制心、押さえるのが、やっとだった。
> 壊しちまうから。
> こんな華奢な体、力一杯抱き締めちまったら壊れちまう。」
> 振り絞る様なガウリイの声・・・。
> ・・・判ってなかったのは、あたし。
> こんなにも、包まれるように想われていたのに・・・
だけどガウリイも意志表示しなかったのは悪いぞ

>「リナが好きだ・・・・・・俺、は」
>「あたしもっ、ガウリイが好き。
> ごめんね、ごめん、ガウリイ。」
あ、やっと正直になった。二人。よかったねえ(ハート)

> 泣き顔のリナが俺を見る。
> 泣かしちまった、結局。 
> 初めて見るリナの泣き顔に何故だか後悔よりも嬉しさが込み上げる。
> 俺だけだ。
> こいつのこんな顔、見れるのは。
> ・・・大切な、大切な俺のリナ。
> ・・・でも、こいつは誰のものにもならないんだろうな。
> ただの、自己満足だ。
> それでも、『俺の』って、言いたい。
> ずっと、ずっと側に居たい。
> リナの側に・・・・・・ずっと。
っていうか「ずっと放しはしない」と言うのでは?この場合

>「ねえ。」
>「何だ?」
>「アメリア達、変に思わないかな?」
> 顔を赤らめて言うリナ。
何を今更・・・(笑)

> ・・・可愛い。
> 心からそう思う。
> 俺は照れ隠しのつもりで鼻の頭をかいた。
くす。ガウリイ壊れた?(笑)

>「どうだろな。」
>「もう!ガウリイのせいだよ」
>「お前が悪いんだろ?」
うん、いつもの二人(特大ハート)

> 月光の下、リナが笑う。
月光?たしかこの二人お部屋の中にいたような気が・・・(汗)

>「ガウリイのくせして逆らうなんて!!でも、まあ、確かに今回のことはあたしが悪かったわ。
> 反省してます。」
>「よろしい。」
> そうだよ、お前が悪いんだ。
> お前が俺を・・・
> お前なしでは生きていられなくしちまったから。
> お前にベタボレにさせたから。
そうそう、すべての責任はリナちゃんにあるのよね(特大ハート)(笑)

>「責任を、取らせてもらうよ。」
> 俺はそう呟くとまたリナを抱き寄せた。
>「ちょっと!ガウリイ!?」
ふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふ・・・(永遠に続く)

>−・・・また僕は二人のキューピッドですね・・・
> それにしても、ガウリイさんすごいなあ。
> あの、薬を飲んであれだけ耐えたんだから。
> 感心、感心。
> ・・・でも、やっぱり限界、ですか。
限界ってより、やっぱあーいう所にいて、それなりにムードあるからしょうがないのでは?

>なんだこりゃ!?
>なんか、二人とも誰!?ってゆうくらい人格、違うし。
いえいえ、理想どうりです(ハート)

>そう、ただの自己満足なんです。
>スイマセン。
自己満足でもみんなが楽しんでるんだからそれはそれでよし!

>なんかガウリイとリナ、ラブラブ過ぎ〜ですね、これ。
>しかも意味もなく・・・・・・。
いえいえ!幸せであればいいんです!

>怒らないで、ください。
>また、書いちゃうかも知れませんけど(いいや、わたしは絶対に書く)怒らないで、くださいー!!!!
怒るどころが大満足です!また見せてくださいねー(ハート)

幸せでおなかいっぱいです(笑)またお願いしまーす!(ハート)
(本文並に感想書くな馬鹿 to おいら)

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5035ありがとうございます。Noel・マイオー E-mail 10/2-22:41
記事番号5028へのコメント
神楽奈津様

5人めだわ。ふふふふふふふふふふ(壊れてます)
読んで下さった上に感想まで!!ありがとうございます!!

>どうもはじめましてー(ハート)某所で小説読ませていただいてますー(ハート)
>多少暴走したコメント出ると思うけど勘弁してください(ハート)
はじめましてー。
某所の小説、結構、読んで下さってる方、多いんですね(はあと)
嬉しいです。
あと、こうゆうコメント、すっごく面白いし書いた本人も考えなかった程、深ーく読んで下さって嬉しいです。

>本心・・・みんな誰かの本心知りたいのかな?
やっぱり、知りたいんじゃないんですか。
人間だもの(はあと)

>秩序?真夜中にリナは盗賊いじめいくし、ガウリイはぼけまくってるし。
>それが秩序?(笑)
そ、それは・・・いえてますね。
でもたぶん言っちゃいけないこと!なんですよ。
きっと・・・。

>> リナが、見てる様な気が・・・しないでもないんだけどなあ。
>っていうか視線くらい気づけガウリイ(笑)
相手がリナだと作動しないんですよ。いつもの感が。
・・・たぶん。

>> ・・・マジ、ヤバイ。
>> 自制心が・・・・・・。
>切れちゃえ!(ハート)
切れちゃえ!!(って、わたしが言ってどうするんだろう?)

>>「知らん。」
まあ、この辺は惚れた弱味ってやつなんです。

>予想はつくけど続きはやっぱ言っちゃいけないよね(ハート)
そうなんですよ。
やっぱり、マズイですよね?

>> 月光の下、リナが笑う。
>月光?たしかこの二人お部屋の中にいたような気が・・・(汗)
窓から差し込む月光なんです!!!!(きっと)

>>なんか、二人とも誰!?ってゆうくらい人格、違うし。
>いえいえ、理想どうりです(ハート)
本当ですか!?(幸せ、はあと)

>自己満足でもみんなが楽しんでるんだからそれはそれでよし!
やったあー!!!

>怒るどころが大満足です!また見せてくださいねー(ハート)
また、書きますーーーーーーーー!!!!!

>幸せでおなかいっぱいです(笑)またお願いしまーす!(ハート)
>(本文並に感想書くな馬鹿 to おいら)
いえ、ありがとうございました!!!!!!!
また、書いた時も是非是非、感想、書いて下さい(はあと)
お願いします!!!!!!!!!

それでは。Noel・マイオーでした。

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5043やあああああああん♪マミリンQ E-mail 10/3-13:59
記事番号5005へのコメント
はじめまして、マミリンQと申します♪

読ませていただきましたよ・・・。
にやにやにや。(邪)

えらいっ!えらいよ、ガウリイ!
・・・途中まで。(爆)
続編・・・もし書かれたら・・・どきどき。(爆)
(何だかな・・・言ってることわかってんのかな・・・)
いやあ、でも、ゼロスってにくいですねぇ。
本心が”行動”に出ちゃうってバラさないんですからねぇ。
それでけっっっきょくキューピッドになってくれてるのですが。(爆)

リナを本当に大切に想ってるガウリイがたまりませんっ!

では、どうもありがとうございました♪

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5052ありがとうございました。Noel・マイオー E-mail 10/3-21:58
記事番号5043へのコメント
マミリンQ様

本っ当に読んでいただいてありがとうございました!!
嬉しいです!!

>続編・・・もし書かれたら・・・どきどき。(爆)
続編、書きたいですね。
でも、これはこれでいちよう話、終わってるんでどちらかというと、ここに書かれていない
部分になるんでしょうかねえ。
(・・・なんか、18禁になる恐れあり、ですよ。それじゃ・・・)
もしくは続編でガウリイの逆襲!?(笑)

>いやあ、でも、ゼロスってにくいですねぇ。
>本心が”行動”に出ちゃうってバラさないんですからねぇ。
>それでけっっっきょくキューピッドになってくれてるのですが。(爆)
それは・・・わたしの中のゼロス像(笑)

>リナを本当に大切に想ってるガウリイがたまりませんっ!
そう、おっしゃっていただけると幸せです。

>では、どうもありがとうございました♪
こちらこそ、ありがとうございました。

 Noelでした。

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5096これだけでもマミリンQ E-mail 10/4-20:43
記事番号5052へのコメント
またまたマミリンQです♪

>>続編・・・もし書かれたら・・・どきどき。(爆)
>続編、書きたいですね。
>でも、これはこれでいちよう話、終わってるんでどちらかというと、ここに書かれていない
>部分になるんでしょうかねえ。
>(・・・なんか、18禁になる恐れあり、ですよ。それじゃ・・・)

おおいにけっこうですよぉ。(邪笑)
それに、Noelさまのなら安心して読ませていただけそうですし♪
(世の中にはかなりなものもあるようですけど・・・(爆))

>もしくは続編でガウリイの逆襲!?(笑)

えっ?(どきいっ)どういう逆襲?(そういう逆襲じゃないって)
でも、そうですね、リナさんの本心が行動に出ちゃうのも
おもしろそうですね♪(えええと、そういう意味の”逆襲”ですよね?)

では、しつれいしました♪

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5123いいんですか?Noel・マイオー E-mail 10/5-14:18
記事番号5096へのコメント
マミリンQ様

ついつい、書いちゃいます。
コメントを。(バカですね、わたし・・・・・)

>おおいにけっこうですよぉ。(邪笑)
>それに、Noelさまのなら安心して読ませていただけそうですし♪
>(世の中にはかなりなものもあるようですけど・・・(爆))
いいんですか?
そんなに安心しちゃって(はあと)
でも・・・・・・ここって18禁はまずいんですよね(本当、バカです。わたし)
う〜〜ん、どうしよう。
書きたいなあ、続編(撲殺)
でも、書こうとしても無理そうだったからいつになるかわからないんですよね。
どうせ。

>えっ?(どきいっ)どういう逆襲?(そういう逆襲じゃないって)
>でも、そうですね、リナさんの本心が行動に出ちゃうのも
>おもしろそうですね♪(えええと、そういう意味の”逆襲”ですよね?)
そうですねえ。
でも・・・・・・もしかしたら(にやり)。

バカで変なコメントですいません。
怒らないで下さい。
見捨てないで下さい。

それでは、Noelでした。

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5057うみゃー・・・るぃん 10/4-00:50
記事番号5005へのコメント
読ませていただきました!

こういうあつあつラブラブもの、大好きです(笑)
ガウ×リナは特に禁断っぽくていいですね。

次の投稿も、あつあつラブラブにしてくださいね(^-^)

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5092ありがとうございました。Noel・マイオー E-mail 10/4-20:07
記事番号5057へのコメント
るぃん様

読んでいただいてありがとうございましたあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
嬉しいです!!!!!

>こういうあつあつラブラブもの、大好きです(笑)
>ガウ×リナは特に禁断っぽくていいですね。
そうですねえ。
わたしのは・・・・・・そうだと嬉しいんですが。

>次の投稿も、あつあつラブラブにしてくださいね(^-^)
がんばります!!!!!

Noelでした。

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5131あの子の心1(続 本心と薬)Noel・マイオー E-mail 10/5-19:18
記事番号5005へのコメント
こんにちは。
Noel・マイオーです。
続編『本心と薬』です。
副題は『ガウリイの逆襲』(笑)
なのに・・・なんかズレてきてよく判らない話になってしまいそうです。
続きます。
そのうえテンポ、とろいです。
すいません。
どうぞ、お読み下さい。お願いします。

>マミリンQさま
 安心して読んでいただける続編です。

>ぱむさま
 わたしのゼロス君の見方を書きました。
 とゆうより、ゼロス君の心境も書きました。(意味不明なものですが。)
 あと、私信なんですが、メール、届いてましたか?
 
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

「ふあああ」
 俺はあくびを一つした。
 横目でリナを盗み見る。
 まあ、良く寝ているから起きる事もないだろうが。
 その隣ではアメリアが丸くなって安らかな寝息をたてている。
 少し離れた所ではゼルガディスが木の幹に背をもたれかけさせて寝ていた。
 ・・・今日は野宿だ。
 もうそろそろゼルガディスと見張りの交代の時間だった。
 ・・・しかし、今夜は眠れそうにない。
 俺は正直、参っていた。
 あの晩以来、リナは妙に俺を避けているふしがある。
 結局、俺はリナの気持ちなど全然知らないのだ。
 今、思うとあの時のリナは俺に流されていただけではないのか?とすら思う。
 思って不安になる。
 あの日、リナは俺の事を好きだと言った。
 しかし・・・一体どれだけリナは俺の事を想っているのだろう?
 そもそも、どうゆう種類の「好き」なのか?
 そう思って俺は自嘲の笑みを洩らした。
 あれ以来、俺はリナの事だけを考えている。
 そんな自分に俺は呆れた。
 もちろん、今までに恋をした事がなかった、と言えば嘘になる。
 女に溺れた事もあった。
 でも・・・・・・常に考えた事は自分の事であり、相手の気持ちの事は深く考えてもみなかった。
 それは自惚れだった。
 相手が自分を想っているという過信。
 しかし、リナにはそんな自惚れを抱けない。
 リナには一般的な常識など通用しないのだ。
 不安なのはいつも自分であり、想っているのも自分だ。
 ふう。
 溜め息を一つつく。
「大変そうですねえ。」
 そんな呑気な声がどこからともなく聞こえた。
「ゼロス」
 相手を見もしないで俺はそいつの名を呼んだ。
 こいつがあんな薬さえ持ってこなければ、などと思ったりもする。
「いやあ、ガウリイさんの負の感情、おいしいですよ。」
 楽しそうな声。
(ムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカ)
「あ、また増えましたねえ。」
 俺は顔を上げてゼロスを睨み付けた。
 ゼロスの顔にはいつもの様に穏やかな笑み。
「何の用だ?」
 苛立ちを隠す事もなく俺は問い詰めた。
「・・・リナさんの本心を知りたくありませんか?」
 ・・・・・・これこそ正に悪魔の囁きだろう。
「興味ない。」
「嘘を言ったらいけませんよ。」
 そう。
 確かに嘘だ。
 ・・・俺は・・・・・・
 でも、あの一件で俺は傷付いた。同じ事をリナにしようとは思わない。
 ・・・・・・これも嘘だ。
 ・・・悪魔が住み着いている。俺の心には。
 復讐してやりたいと思う気持ちがあることを俺は否定できない。
 リナに、俺がされたのと同じ事を返してやりたい、と。
 俺の苦しみをあいつにも味あわせてやりたい。
 あの、誰よりも残酷な少女の心に消えない傷を負わせてやりたい。
 ・・・俺の心は闇に染まっているのかもしれない。
「どうします?」
 悪魔が俺に訊ねる。
 その手に縋ってしまいそうになる。
 ・・・弱い、自分だ。
「ゼロス、お前、何の目的があってこんな事をしている?」
 理由もなく、動く奴じゃない。
「それは・・・・・・秘密です。」
 そう、いつもの様にかわして残酷な笑みを浮かべた。

 ガウリイさんの心の深淵は、本当に深くて暗いですね。
 その心が血を流すのを見て、僕は酔いしれる。
 あまりにも甘美で美味しい。
 だから、傷付けたくなる。
 リナさんを得ているのにそれに気付かずに苦しむ様は僕にとって最高の楽しみです。
 しかし、僕はそれを憎みもする。 
 ・・・・・・そう、あなたはリナさんの心を掴んでいる。
 ガウリイさんを引き裂いてしまいたくなる時もある。
 いや、リナさんを、か?
 そうすれば、あなたの心も崩れさるでしょうからねえ。
 笑みを作りながら、僕は冷たい目でガウリイさんを見る。
 誰にも彼女の心を支配する事は無理だと思っていた。
 それ程までに気高い心だと信じていた。
 しかし、僕は知っている。
 リナさんの心を。
 何故なんですか?
 何故、あなたは気高いままでいてくれなかったんです?
 そんな自分に苦笑する。
 リナさん、あなたは滅び行く者だ。
 でも・・・僕は違います。
 なのに・・・・・・何故・・・あなたは・・・・・・・・・

「ゼルガディス、交代の時間だ。」
 声を掛けられて俺は瞼を開く。
 あまり、深い眠りではなかった。
 いや・・・あの日以来、俺がこんな体になった日以来・・・深い眠りを得た事などあったのか?
「ああ。」
 ・・・・・・・・・っ!!!!!
 俺はガウリイを見て絶句した。
 その顔には苛立ちの色がありありと出ていた。
 戦いの時以外、いや戦いの時ですらなかなか見せない顔だ。
 こいつは・・・滅多に本心を顔に出さない男だ。
 それが・・・・・・
「何か、問題でもあるのか?」
 俺の問いにガウリイは慌てて、その表情を隠した。
「いや、なんでもないさ。」
 いつもの穏やかな口調だった。
「・・・・・・ならいいが。」
 ふう。
 溜め息をつく。
 俺も人の事は言えないが、リナもガウリイも本心を隠し過ぎる。
 アメリアだってそうだ。
 あいつはなんだかんだ言って強がり過ぎるんだ。
 仲間なのに、な。
 そんな自分に俺は驚いた。
 ふっ。
 小さな笑みを洩らす。
 どうやら俺は自分で思っている以上にこいつらの事が大切みたいだ。

「う・・・んん。」
 あたしはそんな言葉と共に大きく伸びをした。
「ふああああ。」
 ・・・・・・いい天気だ。
 この調子で行くと今夜は暖かいふとんで眠れるだろう。
 横ではアメリアが眠そうに目をこすっている。
「おはよう、アメリア。」
 声を掛けると笑顔が返って来た。
「おはようございます。」
 なんとも気持ちの良い朝だ。
「おお、起きたのか。」
 ゼルに声を掛けられる。
 そうか、昨夜はガウリイとゼルガディスが交代で見張りをしてたんだっけ。
 見渡すと、ガウリイの姿は見えなかった。
 たぶん、近くの小川で顔を洗っているのだろう。
 ・・・姿が見えない事に、少しあたしは不安を憶え少しほっとした。
 ・・・・・・ガウリイ・・・
 あの日以来、照れくさくてあまり目を合わせない様にしている。
 一緒に旅をしているのだから顔を合わせないとゆうのは無理だが極力、側にはいかないようにした。
 ・・・・・・やっぱりあたしって子供、なのかなあ?
 あの晩の事を思うと、今さらながら顔から火が出そうになる。
 恥ずかしさに、やりきれなくなる。
 それなのに夜、一人で寝ているのが妙に寂しくてならないのだ。
 ・・・・・・このままで、いいわけがない。
 そんな事は判っていた。
 うううううう・・・・・・どうしよう。
 救いは今、アメリアとゼルガディスがいることだ。
 2人きりの旅じゃなくて良かった。
 とりあえずは以前と同じ様に振る舞っている、けど・・・・・・いくらガウリイでも気付いているんだろうな。
 あたしが・・・・・・避けていること。
 ・・・・・・あたし、本当は何を望んでいるんだろう?
 ガウリイのことは好き。
 でも・・・・・・・・・・・・あの日のあの熱を思い出す。
 体が火照ってくる。
 あううう、自分自信の心が迷子になった様に全然、わからない。

「リナさん、大丈夫ですか?」
 隣を歩くリナがいつもと違っておとなしいので声を掛けた。
 あの日以来・・・・・・変だ。
 わたしにだってあの晩、何が起きたかくらい予想がつく。
 ・・・・・・話してくれたらいいのに。
 何も出来ない自分に歯噛みする。
 ・・・・・・仲間の気持ちすら判らないで、正義は守れないわっ!!!
 このわたしが、リナさんを救ってみせる!!!!
「何でもないわ。」
 笑顔を取り繕って言うリナさん。
 今はその笑顔すら痛々しく感じる。
 そして・・・・・・先程からこちらを心配そうに見ているガウリイさん・・・。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

変な所で切ってすいません。
しかも、まだ何も起こっていなし。
プロローグなんですよ。これは!!(言い訳です)
続きも是非、読んで下さいね!!
あと、矛盾している点がいっぱいありそうですが気になさらないで下さい!! 

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5157あの子の心2Noel・マイオー E-mail 10/6-15:30
記事番号5131へのコメント
『あの子の心2』です。
今、思うとなんでこんなの書いちゃったのかなあ?
暗いし・・・・・・
とゆうわけで、今回はやけに(?)明るいです(たぶん)
まあ、読んで下さい。
あ、あとわたしが作った架空の人物が出てきますが気にしなさいでください。
続編『本心と薬』とゆうことだったんですが、なんとなく、これは独立した話です。
ただ、一つの可能性、みたいなかんじです。
それでは、続きをそうぞー。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 俺は掌の中の小ビンを見つめた。
 中には緑色の液体。
 つい何日か前に見たのと同じもの・・・・・・。
「参った、な。」
 俺は小さく呟いた。」
 できる事ならこんなもの、使いたくない。
 しかし・・・・・・リナの方を見る。
 今日は何故か元気がない。
 どうしたもんかなあ。

「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
 突然叫んだのはアメリアだった。
「ど、どうしたの?」
「わたし!!」
 ・・・・・・?
「前の町に・・・・・・大事なもの忘れてきちゃったんです!!!!!わたし、戻ります!!」
「え?」
 ええーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
 だって、前の町って2晩かかったんだよ?アメリア・・・・・・。
 ゼルカディスも驚いた様にアメリアを見つめている。
 ガウリイはただ呆然としていた。・・・判ってるのかな?このくらげはっ!!
「何なんだ?その大切なものって」
 ゼルガディスがちょっと怒った様に訪ねる。
「そっそれは・・・・・・・・・」
 ありゃ?
 何故だかアメリアはうろたえている・・・・・・怪しい。
 アメリアはゼルガディスを引っ張るとその耳もとに何か囁いている。
「あの・・・・・・・・・だから・・・・・・リ・・・さん・・・・・・リイ・・・だ・・・ら・・・・・・・・・。」
 うぬぬぬぬ・・・あたしにも聞き取れない・・・なかなかやるわね、アメリア。
 話を終えたのか、アメリアはこちらを向いた。
 ゼルはあまり気乗りしていない様に見えた。
 しかし、アメリアは片手でしっかりゼルガディスの服を掴んでいる。そしてもう片方の手をあげて元気良く言った。
「とゆうわけで、ゼルガディスさんと行って来ま〜〜〜〜す!!!」
 そう・・・ゼルと・・・・・・って、えーーーーーーーー!!?
 だって、え!?往復で4日よ?
 ・・・ガウリイと・・・・・・2人きりになっちゃう・・・・・・・・・
 ガウリイは・・・・・・別になんとも思っていないようだ。
「何で?あたしも行くわよ!!」
 あたしは叫ぶ様に言った。
 すると・・・・・・アメリアがぐいっ!!!と今度はあたしを引っ張った。
「ちょっ!アメリア!?」
「リナさん!!わたしとゼルガディスさんの間を邪魔するんですか?」
 アメリアは小声であたしに言った。
 ・・・・・・え?
 男達2人は訳が判らない、といったふうにこちらを見ている。
「・・・・・・わかったわよ。」
 ・・・そういうことなら仕方がない。
 たった4日だ・・・前と同じ様に・・・・・・ううっ。
「じゃあ、リナさんとガウリイさんは、次の町で待ってて下さいね!!」
 元気良く言うアメリア。
 しくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしく。
「おう、気を付けてな。」
 ガウリイは呑気にそんな事を言っている。
 ・・・・・・やっぱりくらげだあ!!!
 ううっ!人の気も知らないで!!

 ・・・・・・リナは無言で歩いている。
「リナ。」
 声を掛ける。
「・・・何?」
 こっちを見もしない。
「知ってるかあ?」
 わざと明るく訊ねた。
「・・・何を?」
 ・・・・・・ふう。大変そうだな・・・・・・これから。
「次の町って・・・・・・えっと、何だっけ?」
「・・・・・・・・・・・・」
「ああっ!!そうだ、縁結びで有名なんだって!!!」
 あれ?・・・・・・縁結び?
 ・・・・・・俺、墓穴掘った?
「あ、あと、温泉で有名なんだって!!さっきアメリアが言ってたぞ!!」
 慌てて俺は付け足す。
「・・・・・・・・・・・・・・・そう。」
 ・・・・・・俺の立場って・・・・・・。
 ・・・そんなにイヤなのかな、俺といるの・・・・・・。
 ・・・案外、リナにとってあの晩の事は後悔しか残らない過ち、だったとか。
 そう考えた事を俺はすぐに後悔した。
 ・・・はあ。自分をさらに虚しくさせて、どうするんだろう?

「ねえ、ガウリイ、ここの食堂に入ろう?」
 時間は昼時。
 あたしは町に着いてすぐに一件の食堂を指さした。
 2人きりでいる空気が辛かった。
 食堂には人も一杯いるだろうし・・・何よりこのまま宿へ直行!なんて気分にはなれなかった。
「あ?ああ。」
 ガウリイは上の空で答え、あたしについて食堂に入った。
 席に着く・・・・・・いつもと違って食欲があまりわかない。
「ガウリイ!!?」
 声がした。
 誰だろ?
 あたしは声のした方を向く・・・・・・女の人がいた・・・誰?・・・ガウリイの知り合い?
「・・・・・・へ?誰だっけ?」
 (・・・ほっ)
 あたしは安心した。だって・・・・・・綺麗なんだもん、この人。
 長〜い赤毛の髪に切れ長の瞳。・・・・・・胸もあるし。
 悔しいけど、認めよう。綺麗だ。・・・・・・大人の、女性だ。
 ・・・・・・今日だけはガウリイがくらげで良かった。
「・・・あ!!」
 しかし、あたしの心を裏切るようにガウリイが叫んだ。そして椅子から立ち上がる。
 −え?
「もしかして・・・・・・・・・・・・悪い、名前何だっけ?」
 その女の人はこけそうになった。
 ・・・・・・・・・でも・・・知り合い、なんだ。
 ふーん、そっか。そうなんだ。
 何だか心がイタい。
「ロザーナよ。ガウリイ。」
 そう言うと彼女はあたし達のテーブルに着いた。
 すーーーーーーーわーーーーーーーるーーーーーーーなーーーーーーー!!!
「そっか、久し振りだな。」
 笑顔のガウリイ・・・・・・バカ!!!
 ロザーナさんはあたしを見て今、気付いたと言わんばかりの顔をする。
「あら?可愛いお嬢さんだこと。あなたの連れ?」
 ああっ!!
 ロザーナはテーブルの上にのっていたガウリイの手を取る。
 にーーーーーーーぎーーーーーーーるーーーーーーーなあーーーーーーー!!!!
「え?ああ。こいつはリナ。リナ、この人はロザーナっていって昔の知り合いだ。」
 悪気のない笑顔しちゃって。・・・バカ。
 ・・・あたしが『こいつ』でロザーナさんは『この人』、なのね。
「昔の恋人、でしょ?」
 ほほう。
 ロザーナさんが意味ありげな視線をガウリイに送った。
 みいーーーーーーーつーーーーーーーめーーーーーーーるうーーーーーーーなああーーーーーーー!!!!!
「・・・・・・・・・・・・。」
 ・・・ガウリイもさすがにこの発言にはうろたえていた。
 不安げにあたしを見てくる。
「久々だから、おごるわ。」
 この空気に気付いていないのか気にしていないのかロザーナ(もう呼び捨てよ!!!)は笑顔で言った。
 そしてウェイトレスを呼ぶ。
「えっと・・・・・・とりあえず・・・どうする?リナ」
 ガウリイが何とかこの場を取り繕うと(?)あたしに訊ねる。
「・・・・・・決めて。」
「え!?」
 露骨に驚いた顔をする。
 ・・・・・・何故、驚く?
 ・・・食欲ないんだもん。
「そっか、わかった。」
 判ってないよ!!!!バカガウリイ。
「・・・じゃあ、Aセット、Bセット、Cセットを3人前ずつ俺に。それから・・・こいつには2人前ずつにして。」
 ロザーナが顔を引きつらせている。
 なんだ、この人ガウリイが大食いなのも知らないんじゃない。
「・・・・・・わたしはBセットをお願い。」
 ・・・・・・・・・少食、ね。
 ウェイトレスが去った後ロザーナはあたしの方を向く。
「あなた・・・よく食べるのねえ。女の子なのに。」
 むかっ!!
「だろー?俺並みだぜ!!?」
 むかむかっ!!!
 どーーーーーーーい、すーーーーーーるーーーーーなあーーーーーーーーー!!!!!!
 ・・・・・・ガウリイのばか。
「くすっ。」
 ロザーナが笑う。
 むかむかむかっ!!!!
「それで、2人の関係は?まさか・・・親子じゃないでしょう?」
 ・・・・・・あたしはそんなにガキかいっ!!!!!
「うーん・・・・・・・・・俺は・・・・・・」
 ちらっとあたしを見るガウリイ。
 はっきり言ってやりなさいよ。
 ・・・・・・ずるいよ、ガウリイ。
 そんな、困った顔して・・・・・・。
「・・・ガウリイはあたしの保護者なんです。」

 ・・・・・・保護者・・・。
 リナの言葉を聞いて、心がずーーーーーんと重くなる。
 そうか・・・・・・俺はやっぱり・・・
「ああ、俺はリナの・・・保護者なん、だ。」
 ぽつりぽつりとかみしめるように言った。
「おまちどおさま〜〜〜〜〜〜!」
 この場の雰囲気におよそそぐわないウェイトレスの明るい声と共に料理が運ばれてくる。
「・・・いただきます。」
 そう言って俺は食べ始めようと・・・・・・(ぐいっ)・・・・・・!?
 ロザーナが俺を引き寄せる。
 ・・・え?
「後で、話があるの。」
 俺に囁きかける。 
 ・・・・・・あの・・・リナが・・・睨んでいるんです・・・・・・けど・・・・・・・・・。
 リナがこめかみをひくつかせながら必死に笑顔を作っているのがわかる。
「・・・何のお話かしら?ここでは話せない事、なんですか?」
 リナの突っ込みに別段、動じるわけもなくロザーナは妖艶と微笑んだ・・・・・・こいつ、絶対楽しんでるな。
「(にっこり)大人の話なのよ、リナちゃん。」
 ・・・あ・・・それは・・・・・・リナ・・・まじ、キレるぞ・・・・・・。
「ロ、ロザーナ、話があるんなら今、向こうで聞くぞ。」
 とりあえず、逃げる。
 俺はロザーナの腕を引っ張ると店の隅に行った。
「・・・ガウリイっ!!!!」
 背後からはリナの怒鳴り声。
 ・・・・・・俺はもう知らん。
「・・・で、何だ?話って。」
 俺は軽くロザーナを睨み付けた。
「(くすっ)そんな怖い顔しないの。」
 はあ・・・・・・こいつって昔以上に疲れる・・・違うな。昔はこいつのこんな性格が楽しかったんだよな。
「・・・そんなにリナちゃんに保護者扱いされたこと、傷付いたの?」
−ぎくうっ!
「・・・図星、ね。・・・あなたらしくないわ・・・・・・・・・。」
 ・・・俺、らしい?
 何だ?それ。
 俺はいつだって自分の生きたい様に生きてきた。
 リナの側にいるのだって俺の意志だ。
「まあ、本題に入るわ。」
 ・・・そうしてくれ。
 リナの視線に殺させそうなんだよ、俺は。
「わたしが旅の踊り子やってんのは知ってるわね?」
 ・・・知ってるも何も、俺はロザーナの踊りに惹かれたんだ。
「それでね、この町で変なのに引っかかちゃったのよ。」
 何だ、そうゆうことか。
「毎日、しつこくって。だから、ね?」
「わかったよ。そいつに言ってやればいいんだろ?」
「ええ。ごめんなさい。今さらあなたにこんなお願いして。」
「いいさ、昔のよしみだ。」
 ・・・そういえば、ロザーナって魅力的、なんだよなあ。
 俺は自分に苦笑する。
 こんなことも忘れてるなんて、なあ。
 改めて、彼女を見る。確かに、美人だ。・・・胸もある。
 ・・・でも、何故だか心、惹かれない。
 昔はこいつに入れ込んだ事もあった。・・・こいつを抱く事に熱中した。
 なのに・・・・・・今は何一つ感じない。
 今は・・・・・・俺は自分を睨み付けている少女に目をやる。
 ・・・・・・こんな奴、絶対に相手になんかしない、って思ってたのになあ。
 大きなどんぐりまなこの瞳。・・・でも、純粋な真直ぐの瞳。
 ちび。       ・・・・・・抱き締めたら折れてしまいそうな華奢な肢体。
 おまけにぺちゃぱい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも・・・揉んだら大きく・・・・・・
(はっ!)何、考えてるんだ?俺は。
「あの、さ。かわりといっちゃなんだけど・・・・・・・・・・・・」

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−長いっっっっっっ!!!!!!!!
 なあーーーーーーーに、やってんのよおっっっっ!!!!!!!!
 ガウリイのばかあっ!!!!!!!!ばかばかばかばかばかばかっ!!!
 あたしのこと好きって言ったじゃんっ!!!!!!
 嘘つきいっ!!
 知らないっ!もう知らないっっ!!
 あたしはヤケになって食べ物を口に詰め込み始めた。
 ガウリイの分も食ってやるうーーーーーーーーーー!!!
 あっっっ!!! (ボトっ) 
 あたしは手にしていた骨付きとり肉さんを落とした。
 ああっ!!あたしのとり肉さんっ!!
 って、そうじゃないっ!!!
 ロザーナがガウリイにキスしたのだっ!!
 ガウリイのばかっ!あほっっ!!くらげえっっっ!!!
 何、照れてるのよ!!!!
 ・・・・・・2人が戻ってくる。
 あたしはおもいっきし2人を睨み付けてやった。
 しかし、ロザーナは全然、気にしていない。むしろ瞳には楽しげな色がある。
 ・・・ガウリイは・・・たじろいている。
「・・・・・・本当によく食べるのね。」
 ロザーナが半ば呆れ気味に言う。
 ガウリイは無言だ。席に着くと、自分の分を食べ始めた。
 ・・・・・・なんか、ムカつく。

 食事を終えて、さあ出ますか、ってそんな時にロザーナがあたしに言った。
「リナちゃん、先に宿へ行っててくれる?」
 ・・・はあ!?
「でも・・・まだあたし達、宿を決めてませんから・・・・・・。」
 ちらりとガウリイの方を見る。
 不安げな、そしてすまなさそうな顔。
 それがさらにあたしを苛立たせた。
「そうなの、あ!じゃあこの先にある『紫水館』ってゆう温泉宿へ行って部屋を取ったらいいわ。大丈夫!ガウリイはわたしが連れて行くから。」
 何が大丈夫なのよ。
 あんたと一緒だから不安なんじゃない!
「・・・・・・あたしが一緒に行くと・・・まずいんですか?」
 あたしは必死に自分を押さえてそれだけ、言った。
 ところが返答は思わぬ所から戻ってきた。
「すまん、リナ。先に行っててくれ。な?」
 あたしは・・・・・・自分の心が崩れる音を聞いた様な気がした。
 ふうーん、そう。そうなのね?

 ロザーナに言われた宿は(よっぽど他の宿にしてやろうかと思ったわよ)綺麗で上品な造りの宿だった。
 高そーーーーー、とか思ったが、意外にこれが安いのだ。
 だからなのか、部屋は最後の2部屋だった。
 宿の主人に2人で1部屋にしてくれないか?と頼まれたがあたしは断固として断わった。・・・誰があんな奴と同室で寝れるかっ!!!
 ・・・・・・・・・何、やってるのかな?あのばか・・・・・・
 先程、ガウリイに『先に言ってくれ』って言われた時よっぽど「火炎球」で吹っ飛ばしてやろうかと思ったわよ。
 ・・・でも・・・宿のこともそうだけど・・・これ以上、ロザーナ"さん"に子供っぽく見られたくなかった。
 だから、堪えた。
 部屋の中、あたしはベッドに腰掛けた。
 突然、押さえていたものが一気に吹き出してくるような感覚に襲われた。・・・・・・でも、涙は出てこなかった。
 ・・・・・・温泉にでも、入ってこようかなあ。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

まだ、特に何もはじまってませんね・・・・・・
この2話目は寝ボケながら書いたから変なんです(またまた言い訳)
たぶん、次で終わると思います。
・・・次も、読んで下さい。

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5160あの子の心3Noel・マイオー E-mail 10/6-17:23
記事番号5131へのコメント
『あの子の心3』です。
さくさく進みましょう。
どんどんナゾな話になっていっていますが来になさらずに読んで下さい。
それでは〜

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 俺はリナがいる部屋へと急いだ。
 ロザーナとはさっき、宿の入り口の所で別れた。
 不思議と鼓動が早くなる。
 リナの部屋のドアの前に立った時、緊張で胸が張り裂けそうだった。

−コンコン

 扉をノックする。
「リナ、俺だ。」
 ・・・・・・返答はない。
 しかし、扉の向こうには確かにリナの気配がある。
 ・・・怒って、るのかな?
「リナ、入るぞ?」
 俺は先程、宿屋の主人からもらった鍵で扉を開けた。
 ・・・・・・・・・っ!!!!!!!
「ゼロスっ!!!」
 そこにはゼロスがいた。
 リナに覆いかぶさる形で。
「貴様!!リナに何をした!!!?」
 俺は剣の柄に手をかける。無論、留め金は外した。
 ・・・沸き上がるのは嫉妬。
 ゼロスはゆっくりと起き上がる。
「何も、してませんよ。いやだなあガウリイさんったらそんな物騒なものに手を触れないで下さいよ。」
 顔色一つ変えていないくせにそんな事を言う。
 俺はリナの安否を横目で確かめながら間合いをつめる。
「・・・あまりにあなたが煮え切れないんでリナさんにこれを飲んでいただきました。」
 俺に小ビンを指し示す。
「・・・ゼロスっ!!お前・・・・・・っっ!!!」
 許せなかった。こんな卑怯な真似をするゼロスが。
「だって・・・面白くないじゃありませんか?」
 それだけ言い残すと彼の姿は闇へと消えた。
「ちっ!!」
 舌打ちする。
「・・・リナっ!」
 慌ててリナに駆け寄った。・・・・・・よく寝ている。
 顔を覗き込む。
 柔らかな栗毛の髪を撫でた。
 ・・・・・・お前だけだ。抱きたいと思うのは。
 昔の俺なんか知らない。今、そう思うのはリナだけなのだから。
 軽い、まるで触れるだけのキスをする。
「・・・う・・・ん・・・・・・ガウリイ?」
 愛しい少女が目を覚ます。

 ガウリイがいた。
 あたしの目の前に。
 ・・・・・・どうして?
 ・・・確か、あたしは温泉に入って戻ってきたら・・・・・・寝ちゃったんだ。
 ふかふかのベッドが心地良くって。
 でも・・・どうして・・・ガウリイが?
「・・・ガウリイ?」
「ん?」
 ・・・名前を呼んだら突然、泣きたくなってきた。
 ・・・・・・おかしい。こんなのあたしじゃない。
 なのに・・・・・・涙がこぼれ落ちる。
「リナ・・・・・・?」

 リナが泣いている。
 大粒の涙が後から後からこぼれ落ちてふとんにしみを作っていく。
 何で泣くんだ?
 ・・・・・・あの、薬のせいか?
 こいつは・・・本当はずっと泣きたかったのか?
「ガウリイっ!!」
 ベッドからリナが腕を伸ばして俺の首にまわす。
 そのまま俺に寄り掛かる様になってリナはベッドからずり落ちる。それを俺が抱きとめるとゆう様な体勢になった
「リナ?」
 優しく問い掛ける。
「・・・どうして?」
 え?
「どうして、ガウリイがここにいるの?」
 ・・・・・・・・・。
「・・・ガウリイの部屋、違うでしょう?」
 ・・・・・・こいつはっ!
「俺の部屋だよ。ここは。もう一部屋は・・・・・・キャンセルした。」
 リナが顔を上げる。そして俺を睨んだ。
「どうしてっ!!?」
 ふう。 溜め息を一つつく俺。
「お年寄りの夫婦が泊まりたがったんだよ、ここに。だから、譲ってやった。」
 俺はリナの体をベッドの上に乗せるとその体を離した。
「・・・・・・お前が俺と同室がイヤだってゆうなら近くの別の宿に行くよ。」
 ・・・やっとの思いでそれだけ言った。
「ばかガウリイっっ!!!!」
 ばかって・・・・・・お前・・・そりゃあ俺だって自分が馬鹿だと思うけどさあ・・・リナとの同室を諦めようなんて・・・
「お前なあ!?我が儘言うのもいい加減にしろよ?・・・俺にどうして欲しいんだ?」
 リナが上目遣いで俺を見つめる。瞳には涙。嘘泣きでも何でもない涙。
 ・・・・・・そんな目で見るなよ。
「ここにいて。」
 リナが言う。
 声を震わせて。
「本当はこの前の晩から・・・・・・ずっと一人で寝るのが寂しかったの・・・」
 ・・・・・・え?
 リナが俺に腕を差し伸べる。
 俺はその手を取った。いや、正確に言うと彼女の体を抱き寄せた。
「リナ・・・・・・いいのか?」
 リナの肩が震えているのが判る。
「・・・ガウリイのこと、好きなんだけど・・・どうすれば良いのかあたし、わかんなくって・・・」
 俺はリナの額に口付けた。
 ・・・こいつなりに悩んでたんだ。

 ガウリイの唇があたしの額に触れる。
 ・・・あたし、変だ。さっきから。
 いつもだったら絶対に口にしない言葉。見せない涙・・・・・・。
 自分で思っているよりずっと、ロザーナさんのことが気になっているのかもしれない。
 ガウリイの唇が今度はあたしのそれに重なった。
 触れるだけの優しいキス。
 ガウリイはあたしに聞いた。何を望むのか、と。
 わからない。
 自分勝手なのかも知れないけど・・・・・・ガウリイを他の誰にも取られたくない。
 これは・・・事実。
 ・・・あたしだけを見ていて欲しい。
「ガウリイ、ガウリイ、ガウリイ」
 彼の名を呼ぶ。
 呼ばなきゃいなくなっちゃいそうで・・・・・・。
「何だ?」
 返事があることが嬉しい。
「ガウリイのこと・・・・・・大好きだよ。」
 素直な告白。
「・・・・・・愛してるからね。」
 もう一度、ガウリイがあたしに口付ける。
 今度はもうちょっと激しいキス。

「それで、俺はお前の保護者なのか?」
 ガウリイが笑顔で訊ねる。
 ・・・・・・いぢわるなんだから。
「・・・・・・保護者がこんなこと、するの?」
「だって、この前こんなことしたけど・・・お前、結局俺のこと保護者扱いしただろ?」
「だって・・・・・・ガウリイがはっきりロザーナさんに言わないんだもん。」
「・・・どう言えばいいかわかんなかったんだよ。お前、俺のこと避けてたし。」
 ・・・・・・うっ、それは・・・。
「ガウリイだって、ロザーナさんとどっか行っちゃうし。ロザーナさん、ガウリイにキスしてたし。」
 怒ってるんだぞ。あれには。
「あのなあ、あれはロザーナに言い寄ってくる男んとこにハナシつけてきたの。キスはあいつなりのお礼の仕方。変わってるんだよ、あいつは。
 ・・・・・・もし、お前に言い寄る男がいたら俺は殴ってたけどな・・・・・・」
 最後の方の呟きを聞いて顔が赤くなる。
「あ!まあ、お前じゃその心配ないか。」

−ばきっ!!

「どうゆう意味よ!!」
 しかし、意外にもガウリイは
「だって、俺が今度からは四六時中、リナと一緒にいるから。」
 とのたまった。
「ば、ばかっ!!」
 また殴ろうとした拳はガウリイに受け止められる。
「もう、俺のこと避けないでくれよ。」
「う、・・・・・・うん。」
 優しいガウリイのキス。

「あ!!」
 俺は叫んだ。
 朝の微睡みの中、大切な事を思い出したのだ。
「・・・・・・うるさいよお、ガウリイ」
 やばい、リナを起こしちまった。
 ・・・・・・まあ、あんだけ大きな声を出したら当然か。
 俺は自分の袋を引き寄せると中をゴソゴソとかき回す。
 ・・・あった!
 目的の物が手に触れて俺は笑顔でリナの方を振向いた。
 それをリナの目の前に出した。
「・・・なに、これ?」
 リナが驚いている。
 リナはおずおずと手を伸ばしてそれを手に取った。
「・・・・・・開けて、いい?」
「もちろん!!!」

 ガウリイがあたしの目の前に出したものはリボンのかかった小さな水色の小箱だった。
 ・・・・・・・・・?
 あたしはピンク色のリボンをほどくと箱をあける。
 ・・・・・・・・・!!
「・・・これ・・・・・・」
 ガウリイを見ると満足気な笑顔。
−・・・・・・2対の銀の指輪。
 片一方には赤い石。もう一方には青い石がつけられている。
「なんか、お前、ずっと機嫌悪かったからさ。ロザーナに頼んで一緒に選んでもらったんだ。」
 あ!だから、あの時ガウリイはあたしに一緒に来て欲しくなかったんだ。
「なんか、この町で有名な指輪らしいぞ。」
 ふう〜〜〜〜〜ん。
 ・・・・・・って・・・この町って・・・・・・
「ガウリイ!!あんた、この町って縁結びで有名って言ってなかったっけ!?」
「え?俺、そんなこと、言ったけ?」
 ・・・・・・このくらげがっ!!!!!
「まあ、ともかく、さ。」
 ガウリイは赤い石のついた指輪を取るとあたしの左手の薬指にはめる。
 ・・・・・・顔から火が出そうなほど恥ずかしい。
「お前も付けてよ、俺にこの指輪。」
 ・・・・・・え?
 あたしは指輪を取るとガウリイの指にはめた。
 恥ずかしさの余り顔をあげられない。
「・・・・・・・・・何か・・・・・・結婚式みたいだよね・・・」
 あたしはそう言った。
 そう言うのも恥ずかしかった・・・・・・。
「・・・・・・!そうだな。」
 ガウリイの大きな手があたしの頬に触れる。
「じゃあ、誓いのキスをしなきゃな・・・」
 ガウリイがあたしの顔を上にあげる。一瞬だけ、ガウリイと目があう。
 そして、ガウリイはまた、あたしにキスをした。
 どこかで教会の鐘がなる音が聞こえた。
   
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
 
・・・・・・いちよう、終わったんですがいかがだったでしょうか?
最後、らぶらぶ〜〜〜〜で、今までのはなんだったんだーーーー!!ってかんじですね。
はい、すいません。
あと、やっぱりリナちゃんが薬、飲んでも、あんまり変わらなかったような・・・・・・。
何、考えてるんだか よくわかりませんからねえ。
それでは・・・Noelでした。

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5175また来ました。明美 E-mail 10/7-00:44
記事番号5160へのコメント
また、読みに来ました。
Noleさん書き込みが早いですね。最近私、書くの遅くなって(泣)
爪のあかちょーだい(笑)

らぶらぶでよかったですう(はあと)

アメリアっ君はえらい!2人きりにしてあげようなんて。
なんて気遣いの出来る娘なんだろう。

ゼロス君、またやってくれましたねー。
恋のキューピットですかねえ。

ガウリイの買った指輪!!……お金持ってたのね(殴)
宝石がついてるけど、結婚指輪でしょうか?

なんて短いコメントなんだーっ。

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5193ありがとうございます!!Noel・マイオー E-mail 10/7-21:02
記事番号5175へのコメント
明美様

また、読んで下さってありがとうございます(はあと)
これの反応は怖かったんですよ。
書かなきゃ、良かった。とまで思ったんです。
だから嬉しいです。

>爪のあかちょーだい(笑)
こんなので良かったら(笑)
今、休みでヒマなんですよお。

>らぶらぶでよかったですう(はあと)
良かった(はあと)

>ゼロス君、またやってくれましたねー。
>恋のキューピットですかねえ。
結局、キューピットなんですよね。
あれだけ、意思表示をがんばって書いたのに(笑)

>ガウリイの買った指輪!!……お金持ってたのね(殴)
>宝石がついてるけど、結婚指輪でしょうか?
話が違うけどリナの裏金(笑)
もしくは、お礼とかいってロザーナからぶんどった(笑)

>なんて短いコメントなんだーっ。
いえいえ、嬉しいですよ。
ありがとうございます(ペコリっ)

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5232Re:いいですね〜みーやん 10/8-20:49
記事番号5160へのコメント
はー。とーっても良かったです。
やっぱりリナとガウリィはどこまでいっても初ういしいというか。
思いあっていていいですね〜
このままでいてほしいものです。

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5236ありがとうございます。Noel・マイオー E-mail 10/8-22:13
記事番号5232へのコメント
みーやん様

読んでいただいて、そしてコメントを書いて下さってありがとうございました。
嬉しいです。(はあと)
こうゆうコメントをいただくと
さあ、もっと書くぞ!!とわたしが調子に乗ります(笑)