◆-アノ熱ヲ・・・-月影るい(10/2-18:45)No.5032
 ┣Re:アノ熱ヲ・・・-理奈(10/3-08:17)No.5041
 ┃┗理奈様へ-月影るい(10/3-19:49)No.5047
 ┗黒い神官・・・はじめに。-月影るい(10/3-20:31)No.5048
  ┣Re:黒い神官・・・はじめに。-AKIE(10/4-05:19)No.5061
  ┗『黒い神官』 no.1-月影るい(10/8-15:55)No.5219
   ┗『黒い神官』 no.2-月影るい(10/8-17:12)No.5227


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5032アノ熱ヲ・・・月影るい E-mail URL10/2-18:45

どうも、お久しぶりです・・・。月影るいです。
ここに投稿するのほんと久々です。(^^;;;
以前、続きもみたいの書いたんですけど・・落ちちゃったのでそれは捨てて、違うのを書いちゃいます。
・・・多分、読み切りだと思うんだけど・・続くとなぜか詰まるから・・(^^;;;
では、どうぞ・・・。
あ、多分、ゼロリナだと思いますよ♪(嫌な方は、見ないことをお進めします!?シリアスらぶらぶ(死)だから。(笑 )
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

『アノ熱ヲ・・・』

「ねぇ。あたしと出会ったときって覚えてる?」
 彼女は、たまたまそこにあった切り株に腰掛けている青年に話し掛けた。青年は、自分のあごに手を当てて唸って見せた。
「あの日・・ですか?」
 青年は、思い出したように言ってから彼女を後ろから抱きしめ耳元で甘くささやいてくれた。
「リナさん、貴方を愛してます・・・」
「あたしもよ」
 甘くささやく『コトバ』は、青年にとって破滅的な感情、彼女にとってはうれしくとも超えられない種族の違いがある・・・。
 二人は、永遠に同じ時を過ごすことはできない・・・
 共に、母なる場所・・・混沌へと返るときしか・・・ 

―出会イハ運命ヲ変エ
 会ウコトデ二人ヲ結ビ付ケ・・・・

 母ナル者ハ何ヲ考エテイルノダロウカ?

「リナさんと会って僕って変わったような気がしますよ」
 今だに彼女を背中から抱き青年は、耳元で話し掛ける。彼女は、そんな青年の温かみを感じながら・・・いや、実際は体温などないのだろう・・・。
 でも、彼女は感じている、青年の暖かな感情を・・・。
「そう?」
 彼女は、簡単に返答して青年を困らした。 
「そうですよ〜。
リナさんてば、僕をマジックアイテム代わりとか言って使ってるし・・・」 
 青年は、ぶつぶつ言いながら彼女の耳元で文句を言っていた。それを聞いている彼女は、自分の胸元にかかっていた手を握って暖かさを感じる。
「まったく、あんたってばぶちぶちと・・・
だから、へっぽこ神官なんて言われるのよ!」
「なぁ!それは、リナさんが言ってることじゃないですか!
皆さんは、そんな事言いませんよ!
・・フィリアさんは、別としてですけど!!」
 青年の言葉の最後に怒りが感じられた・・・その分けは、彼女は知っていた。いや、みんな知っていることだった。
「あははは。まー、フィリアは竜族で、ゼロスは魔族だもんしょうがないじゃん♪
って、あたしも人間だけどね・・・。
 あんたと同じ時を過ごしつづけるのは大変だけどね・・・」
「リナさん・・・」
「さて、そろそろ帰るわ・・みんな心配してるだろうし・・・」
 彼女はそう言うと青年の握っていた手をはずして青年から離れる・・。彼女の後ろには、晧晧と光る満月が邪魔になって正確に表情が読み取れなかった。
「じゃあね・・・もう会わないことを・・・」
 彼女は、涙を流した。多分会うとこのない魔族(ひと)のために・・・。
「・・そうですね。会わないことを・・・」
 青年は、そう言って闇の中へと消える・・・少し余韻を残しながら・・・。

「まったく・・会えないなんて・・・そんなの辛いに決まってんじゃん。
さらっといって帰らないでよね」
 彼女は、その深紅の瞳から大粒の涙を流した。

終わり

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

おお!終わった・・ちゃんと終わってくれて良かったぁ〜♪
時間的には、アニメバージョンの終わったあと・・・って感じですぅ〜。
今度は、がんばって続き物を書いてみよっかなぁ〜。
学園物・・・・以前もそうだったけど・・・(^^;;;;
では・・ここまで読んでいただいてありがとうございます。

記入日:10.02  記入者:月影るい

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5041Re:アノ熱ヲ・・・理奈 E-mail 10/3-08:17
記事番号5032へのコメント
はじめまして、理奈といいます。

とってもよかったです〜!ゼロスとリナの思いがつたわってきました。ラブラブなのに結ばれない2人。こんなゼロリナ、私は、好きです。

るいさんの書くゼロリナは、大好きです!前に投稿された小説のつづきが読みたいと思ってるのは、私だけでしょうか??

それと、ここで書くのもなんでが、HPにもちょくちょく行ってます。これからもがんばってくださいね。

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5047理奈様へ月影るい E-mail URL10/3-19:49
記事番号5041へのコメント
読んでくれてありがとうございます♪

>はじめまして、理奈といいます。
はじめまして、月影るいといいます。

>とってもよかったです〜!ゼロスとリナの思いがつたわってきました。
おお!ちゃんと二人の思いが伝わりましたか、それはうれしいです。
書く方としてもうれしい言葉です♪

>ラブラブなのに結ばれない2人。こんなゼロリナ、私は、好きです。
いいですよねぇ〜。こんなゼロリナあたしも好きです。
でも、たまにはハッピーエンドもいいなぁ〜。っておもってます。

>るいさんの書くゼロリナは、大好きです!前に投稿された小説のつづきが読みたいと思ってるのは、私だけでしょうか??
おお!前の覚えてたんですか!?
うれしいな♪ あの続きは、書き途中なのでもう少し待っててくださいね。

>それと、ここで書くのもなんでが、HPにもちょくちょく行ってます。これからもがんばってくださいね。
HPにお越し頂いてうれしいなぁ〜。
ありがとうございます。

では・・・
   記入日:10.03  Rui.t

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5048黒い神官・・・はじめに。月影るい E-mail URL10/3-20:31
記事番号5032へのコメント
はーい。今回は、小説を書く意欲があるらしいです。(^^;;;
『黒い神官』タイトルどおりゼロスが主人公の話しです。
でも、語るのはゼロス以外の人々・・・
ゼロスにかかわっている人々の話しです。
リナ・ガウリイ・ゼルガディス・アメリア・フィリア・・・もちろんゼラス様♪
って、あたしこの分だけ話し続くのだろうか・・・
ちょっと不安です(^^;;;

では・・次から『黒い神官』本章がはじまります。

記入日:10/3 月影るい

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5061Re:黒い神官・・・はじめに。AKIE E-mail 10/4-05:19
記事番号5048へのコメント
月影るいさん読みに来ました〜♪

>はーい。今回は、小説を書く意欲があるらしいです。(^^;;;
>『黒い神官』タイトルどおりゼロスが主人公の話しです。
わーい!ゼロスだー!!

>ゼロスにかかわっている人々の話しです。
え゛・・・

>リナ・ガウリイ・ゼルガディス・アメリア・フィリア・・・もちろんゼラス様♪
>って、あたしこの分だけ話し続くのだろうか・・・
>ちょっと不安です(^^;;;
きっと大丈夫ですよ!!
私も毎回不安に思ってますから・・・

>では・・次から『黒い神官』本章がはじまります。
楽しみにしてます!!!(^0^)
それでは、また

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5219『黒い神官』 no.1月影るい E-mail URL10/8-15:55
記事番号5048へのコメント
ああ・・・やっと描けましたぁ〜。(^^;;;
テスト期間中だから・・続きを書きたくても書けなかったです。
では。。呼んでくださいな☆彡

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 『黒い神官』1

 闇に紛れて精神世界より人間界に降り立つものがいた。黒髪に神官の黒い服、顔はいつも笑っていてその表情を読み取るのは難しいだろう。
 それを読み取れるのは、彼の生みの親であって上司である『獣王ゼラス=メタリオム』と、命短しとも精一杯その人生を自分らしく行き貫いて行こうとする『リナ=インバース』ぐらいだろう。

「こちらの世界も久しぶりですねぇ〜。
皆さん、元気にしてるでしょうか?」
 精神世界から大地に降り立つと黒髪の男は・・・獣神官ゼロスはそんなことをつぶやいた。
 『皆さん』とは、ちょっと前までゼロスが一緒に旅を共にしていた・・仲間・・だったのだろうか・・まぁ、共に旅にしていた人たちのことだった。
 最初は、その中の一人を利用するだけだったのだが、何時の間にかその人たちの中での自分が魔族らしくない行動をとる自分に不満・・不安を抱いたりした。

「僕を変えたのはやはり、リナさんですね」
 ゼロスは、自分の手をまじまじと見てポツリとつぶやいた。
「僕たち魔族にはない生への執着、魔族おも凌ぐかもしれない魔力の持ち主・・・
僕と反対の存在だから・・・興味持っちゃったんでしょうね」
 はーと、小さなため息を漏らし、ゼロスは、精神を集中させる。デモンブラットの位置を確認するために・・・。
 ゼロスがいまやっているのは、そのマジックアイテムの特有の波動を感じてその人を探すことができるのである。しかし、これはちゃんとマジックアイテムの波動を知っていなきゃ出来ないものである。
 しかし、ゼロスはデモンブラットの以前の持ち主、その波動を知っていて当たり前だろう・・。
「じゃ、来ますか彼女のところへ」
 そして、虚空にその言葉を残しゼロスは、精神世界へと舞い戻る。


「ふふふ。今日もお宝がざっくりね♪」
 少女は、ご機嫌な様子で両手いっぱいの宝物を見てベットの上で品定めをしていた。栗色の腰ぐらいの長い髪の毛に、深紅の色を宿した瞳が特徴の少女の名は、『リナ=インバース』といった。
 幾多もの黒魔術を使い、さらにこの世界の赤目の魔王を凌ぐ存在の呪文を使いこなすとてつもなく巨大な魔力を兼ね備えた少女であった。
 以前なら『ドラまた』だの『盗賊殺し』、挙げ句の果てには『冥府の魔王』などなどまだかわいい異名が語られていたが、最近はあまりその名も聞かないようだ・・。『盗賊殺し』は、健在のようだ・・・。

「あの盗賊たち結構いいもん持ってるじゃないの。
お!これなんて、幻の金貨じゃない♪あ、これなんか良い宝石じゃないの・・
ちょっと細工して売りさばけば言い値になるかも♪
・・・・・うふふふふふふ♪」
「何一人で無気味な笑いをしてるんですか?リナさん」
 後ろを振り返るとリナの後ろにはゼロスが窓に腰をかけ満月をバックにして立っている。光のせいだろうか、ゼロスの表情は見えず黒い・・闇色のシルエットが話しているように見えた。
「・・・・・。
 何の用よ、ゼロス。あたし、あんたにかっまっているほど暇じゃないのっ!」
 リナは、またお宝のほうに向き直って再び品定めをしながら言った。ゼロスは、窓から離れリナの真後ろに生き背中合わせに座った。
「は〜。連れないですねぇ〜、久しぶりに会ったっていうのに・・・」
 ゼロスは、大げさにため息をついてみた、こうすると彼女は感情的になるからだ。からかっているのだろう、魔族の楽しみをゼロスは楽しんでいる。
 リナは、その言葉を聞いて品定めをしていた手を止めてぐるりと後ろを向き、ゼロスの胸倉当たりを掴んで顔を近づける。
「あんたねぇ!!!
『久しぶりに会ったっていうのに・・・』じゃないわよ!
 あんたが、毎晩毎晩人の寝床に来るからこちとら寝不足よ!
ね・ぶ・そ・く!!!
 知ってる?『寝不足は、美容の対敵!』って!」
 リナは、その小さな体で大きく息を吐き興奮していた体を落ち着かせ、胸倉を掴んでいた手を離し、また、そっぽを向く。
 ゼロスは、なぜかこの瞬間が好きだった。飽きさせてくれないリナの反応と表情に・・・。
「で、何の用よ!」
「ああ、そうそう、散歩しませんか?
 今日は、満月でとっても綺麗なんですよ。どうですか?」
「・・・さっき、散歩した。
 付かれたから寝る」
 リナは、そう言うとお宝を、一気に袋に押し込んでベットの下へと押し込んでかけ布団を頭までかぶった。
「リナさ〜ん」
「・・・・・・・・・・・・」
「ふ〜ん。そう言うつもりならずっとリナさんのそばに居ますね。
 ああ、気にしないでくださいね。僕は、魔族。精神体なのでいないも同然!
普通だったら誰にも見れない姿なんですから、僕がリナさんの部屋に居ようと居まいと関係ないですよね?
 リナさん♪」
「だぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
 わかったわよ!散歩に付き合えば良いんでしょ!」
「はい。そうです。
 では、早速行きましょう」
 ゼロスは、リナの承諾をにっこりと笑い、かけ布団を剥ぎ取り軽くリナを持ち上げ・・ぞくに言う『お姫様抱っこ』をして満月の月夜に照らされた外へと舞い降りた。

                      続く
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 はぁーーーーーーーーーーーーーーい。やっと、一話目書き終えました!
 いやいや、何回か書きこんでたんですけど・・・(^^;;;
 何かに邪魔されて投稿できませんでしたぁ〜。(笑
 今回の語りには、他人風にしましたぁ〜。
 変ですね!!(きっぱり!) (^^;;;;
 いや・・難しいです。他人風は、やっぱし誰かに語らせたほうが楽かもしれない・・・。
 誰かかったって・・・(笑
 なんだか当初の話しとだいぶ違うけど・・許してやってくだいさい。m(__)m
 ふふふ。この私ですから・・・(ニヤリ
 では・・・

 記録日:10/08  月影るい

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5227『黒い神官』 no.2月影るい E-mail URL10/8-17:12
記事番号5219へのコメント
 がんばって続きを書きます。
 テスト勉強なげうって!(笑
 ていっても、ちゃんとこれ書いた後勉強はしますけどね。
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

       『黒い神官』 2

 その夜は、僕の眼を幻想へと導かせるほどに月夜に照らされたリナさんをじっと見てしまった。
 実に、満月をバックに立ったリナさんの姿は、この世の者と思えないほど綺麗だった。

―コノ感情ヲ理解スルニハドウスレバ・・・・

「綺麗ですね」
「え?・・あ、月夜、綺麗ね。
 あはは、ゼロスに着いて来て正解だったかも・・・」

 その夜は、あたしを釘付けにさせるほど月夜と闇に溶けたゼロスは神秘的だった。
 風で髪の毛がなびきそれを器用に手でどけて・・・いつもと変わらない、人間と変わらない・・・姿形は変わらないのに・・・。

―アタシノコノ感情ハ禁句ノ恋ノ感情・・・
 
「ねぇ〜。あんたってそんなに暇なの?」
「はっはっは。そんなことある分けないじゃないですか♪
 なんて言ったって、事後処理やら書類やらで忙しいんですから、遊んでいる暇なんてありませんよ」
「・・・・。
 実際、今、遊んでるじゃないの!」
「やですねぇ〜。『恋人』と会う時間を裂いてまで、仕事しないですよ。
 はーん。やきもちですか?」
「げしっぃぃぃぃ!!!!
 うふふふ。この口は、あたしに滅ぼされてほしいようね♪
 じゃ、ついでに全部滅ぼしてあげましょうか?」
 リナさんは、至福の笑みをこぼしながらぶつぶつと呪文のをつぶやいていた。
「・・ね、ゼロス」
「はい。何ですか?」
「あたしが死んじゃったらさびしい?」
 いきなりにもリナさんらしくもない質問に、僕は思いっきりこけた。それを見たリナさんは、ほほを膨らませて言って来た。
「あ!何よ!そこまでしなくても良いでしょ!
・・・で、あんたは、悲しむの?」
「・・・・。
じゃー、リナさんはどうなんですか?」
「え?」
 反対に、僕が質問をしてきたらリナさんは、間の抜けた返事をしてきた。
「だからですね。
僕が、滅んだらリナさん悲しいですか?」
「え・・う〜ん。
って、ゼロスが先にあたしの質問に答えてよね!
どなのよ!」
 痺れを効かせた感じでリナさんは、詰め寄ってきた。
「はー、しょうがないですね。わがままさんですからしかないですけど・・」
「はん!なんだってぇ〜!」
「こ・・怖いですよリナさん・・・。
 そうですね。リナさんが死んじゃったらうらみます♪」
「は?」
 リナさんは、さっきと同様に間の抜けた返事をして、さらに目を点にして僕を『なんで?』という表情で見ていた。

「だって、僕に生きがいでから・・リナさんは・・・」
―貴方ガイナキャ意味ガナイ・・・

 リナさんは、疲れたように肩を下ろしながら、
「い・・生きがいって・・・
 あたしで何が生きがいになるって言うのよ・・・」
「え?
 だって、僕と張りやってくれる人間(ヒト)がいないとつまらないし・・・」
―貴方トイナイト僕ガ壊レルカラ

「なら・・フィリアだっているでしょ?
 あの子なら、あんたと十分張り合っていけるわよ♪
 あ、でも、しょっちゅう喧嘩してそう♪」
「リナさん。。人事と思ってるでしょう」
―唯一ノ欠落品・・・魔族ニハアリエナイ感情・・・

 僕がそう言うとリナさんは、後ろを向いて頭を書きながら「え・・・違うの?」といって、いきなり草むらの中を走り出したと思ったら、ばたりと倒れこんだ・・・。
「え。リナさん平気ですか?」
 僕は、リナさんが倒れこんだところへと近寄り、声をかけてみた。顔を腕で隠して・・小さな声で何かを言ってくる。
「・・きじゃない・・」
「え?なんですか?」
「平気じゃないって言ってるのよ!!!」
「へ?」
「何、間抜けな声だしてんのよ!
 あたしは、あんたが滅んだら泣いてやる・・記憶から消えるぐらい・・・・
辛くならないために。。。
 絶対、泣くんだから!!!」
「リナさん」
 僕は、倒れこんでいるリナさんの横に座り、顔を腕でかくているのをどかし不意うち・・・。
「・・・な!何すんのよ!
 このスットコ神官!あたしのキスを返せーーーーーーーーーーー!!!!」
 僕は、中へと浮かぶ。僕をめがけて呪文を放つリナさん・・・。
「それで良いんです。リナさんに涙は似合いませんよ♪」
 苦笑いを、交えながら言った。まだ、そういてほしいから・・・元気なリナさんが好きだらかまだ言いません・・・。

『―愛シテマス。』

だなんて・・・・。

                       つづく
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 わーい。なんだか甘甘ですねぇ〜。
 どうしてこうなったんだか・・(^^;;;
 やっぱし、この二人にはシリアスが似合う。。。。(^^)
 って、思ってるのは、私だけでしょうか?
 ・・・次は・・ガウリイ絡みで『黒い神官』を、書きます〜。
 多分・・今週中にUPできるかも・・では・・・

 記録日:10/08 月影るい