◆-Re:素直な気持ちに(3)-堕天使(10/7-22:56)No.5205


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5205Re:素直な気持ちに(3)堕天使 E-mail 10/7-22:56
記事番号5171へのコメント
 なんとか1日毎にUP出来てますね。
まぁ今回も詰まらない話でしょうが、暇な方は読んでやって下さい。

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「お早う御座いますリナさん。お久しぶりです」
「ゼロス!」

唐突に現れたこの男、名前をゼロスと言いれっきとした魔族、しかも魔王シャブラニグドゥの5人の
腹心に次ぐ力を持つ高位魔族だ・・・
以前は冥王フィブリゾの計画の為に散々アタシを利用した飛んでもない奴である。
そのゼロスが何故再びアタシの前に・・・
そんなアタシの驚きを知らずこのふざけた魔族はのほほんと、
「いやぁ〜今日は良い天気ですねぇ〜♪こんな日はピクニックにでも行きたくなりますねぇ♪」
くぅぅぅぅぅぅっ!たくもぉ!このお気楽魔族はぁぁ!!!
「何がいい天気ですねよ!何がピクニックよぉ!!そもそもアンタ一体何し・・・」
アタシはさっきの事と相まってゼロスに八つ当たりをしようと・・・
「おや?リナさん、なんだか顔が紅いですね?」
ドキ!
「おや、さらに紅くなりましたよ」
事実アタシの顔は火照っていた。
さっきアメリアがアタシに変な事を言うから意識しまくっているようだ。
するとゼロスは手をポンっと叩いて、
「あぁ!さてはリナさん。僕に気があって僕と再会出来た事が・・・」
ドゲシッ!!!
アタシの右ストレートがゼロスの顔面に埋まる。あっ倒れた。
「なっなっなんでそうなんのよ!!!」
顔をさすりながら起きあがるゼロス。
「ひっ酷いですよぉリナさん。何もいきなり殴らなくてもいいじゃないですか!」
「やかましい!アンタがいきなり変な事を言うからよ!」
内心の動揺を抑えつつアタシは言った。
「それよりも!大体アンタ何しに来たのよ!まさかまたアタシを利用しに・・・」
するとゼロスの奴は右手の人差し指を立て口元へ・・・まさかまたいつもの・・・
「それは秘密です(はぁと)」
ぅぅぅぅっ!コイツはぁぁぁぁぁ!!!
納得出来ないアタシはゼロスの胸ぐらを掴み前後に揺らしながら詰問した。
「アンタねぇ!この前散々人を利用しておいて今回も『それは秘密です(はぁと)』でアタシが素直に
 納得するとでも思ってるのぉ!!!さぁ白状なさい!白状しないと『神滅斬』よ!!!」
アタシはそう怒鳴りながらマジで『神滅斬』の詠唱に入る。
「悪夢の王の一片よ、世界のいましめ・・・」
「わぁぁぁ!?まっ待って下さいよリナさん!言います!言いますから!!」
分かれば宜しい。
「・・・で、何しに来たのよ?」
「実は獣王様から休暇を頂いちゃいまして、それでリナさんの所に」
「休暇!?・・・で休暇貰ったからって何でアタシの所に来るのよ!?」
アタシの質問にゼロスはしれっと答える、飛んでもない台詞を。
「それは僕がリナさんの側に居たいと思ったからです♪」
ドキ!!!その言葉を聞いた時、アタシの胸の鼓動は高まった。
・・・側に居たいと思った・・・ゼロスが・・・アタシの側に・・・それって・・・
アタシの鼓動はさらに速まった。そして動揺しつつ先を促した。
「・・・そっ側に居たいって・・・どっどうしてよ・・・」
・・・アタシの事が・・・好きなの?・・・魔族のアンタが・・・もしそうならアタシ・・・
アタシの中に期待が生まれる・・・こんな期待が生まれるなんて・・・やっぱりアタシは・・・
「それは勿論!リナさんと居ると面白いからに決まってるじゃありませんか♪」
ドガシャンッ!!!この場に思いっきり転けるアタシ・・・いたひ・・・
「どっどうしたんですかリナさん?」
心配そうにアタシを抱き起こすゼロス・・・しかしアタシの怒りは頂点に達していた。
「どうしたもこうしたもないわぁ!!!よりにもよって面白いから側に居たいですってぇ〜!
 つまりアンタは退屈しのぎに来たって言いたい訳ね!!!」
こんな奴にときめいてしまったなんて・・・
「わっわ!リっリナさん何でそんなに怒るんですか!?」
「面白いから側に居たいなんて言われれば怒るに決まってるでしょ〜が!!!」
アタシの剣幕な態度に身を引くゼロス。
「でっでも僕達魔族からすれば面白いなんて言葉は人間に対して最高の賛辞ですよぉ!」
必死に弁解するゼロス。あ〜あ、もうどうでもよくなってきちゃったわ・・・
「・・・もういいわ。どうせアタシが何を言っても当分付きまとうつもりなんでしょゼロス?」
アタシの諦めたような台詞にホっとするゼロス。
「勿論です」
はぁ、もう好きにして。
「アタシ先に食堂に行くから、部屋の片づけしてからアンタも来なさいよ」
と言ってドアの方へ向かう。
「えぇ!僕が片づけるんですか!?」
アタシは肩越しにゼロスを睨む。
「片づけてから来るのよ!い・い・わ・ね!」
アタシの台詞になにやらブツブツ言いながらも倒れた椅子などを片づけだすゼロス君。
そして朝御飯の待つ食堂へアタシは向かった。
心のどこかにゼロスと一緒に再び旅が出来る喜びを抱きつつ・・・

一方、部屋の片づけを押しつけられたゼロスは、
「まったく!再会早々にこき使うなんて・・・」
なにやら愚痴を零しつつも真面目に片づけをしていた。
「でも・・・やっぱりリナさんと居ると楽しいですね♪」

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 う〜ん、この先の展開・・・どうみてもゼロス君はリナの尻に敷かれますね。
えっとこの続きですが、次で終わると思います(恐らく)
では、読んで下さった方、ありがとう御座います♪