◆-暗殺者村の秋祭り・その2-明美(10/8-00:28)No.5207
 ┣Re:感想です-みーやん(10/8-20:26)No.5229
 ┃┗どうもありがと-明美(10/10-07:12)No.5272
 ┣明美さまっ!おくれました、すみませんっ!!-マミリンQ(10/11-13:35)No.5302
 ┃┗どうもありがと-明美(10/12-02:52)No.5335
 ┗暗殺者村の秋祭り・その1再掲示&あとがきのようなもの-明美(10/12-12:41)No.5338


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5207暗殺者村の秋祭り・その2明美 E-mail 10/8-00:28
記事番号5173へのコメント
はい、また読みに来てくれてありがとう!
では、続きをどうぞ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

あたしたちが広場にたどり着いた時には、もう何かのイベントが始まっていて大勢の人が見物していた。
「収穫祭のイベントって何するのかと思ってたけど」
「これは……すごいな」
田んぼで稲刈り……人影がないのに稲が刈られ、束になって積み上げられてゆく。
畑では、地面から勝手にイモが飛び出してくる。きゅうりとナスが空を舞う。
手品のよーなその光景に、ギャラリーがどよめき拍手を送る。
「こういう技の使い方もあったんですね、リナさん」
あたしの横にミュ○のぬいぐるみが並ぶ。
「アニスだったけ」
「ええ」
「ぬいぐるみかぶってタダ働き?」
自分が言ったことは言え、タダ働きなんて同情するなあ。
「反対派の仲間たち、結構この仕事気に入ってるんですよ。私もこの仕事が気に入ってしまって」
「はあ?」
「暗くて狭くてじめじめしてて、天上這うより、見た目もかわいくていいかなあ、と」
「……そ、そう」
「それじゃ、私は仕事がありますので、これで。
あ、そうそう。村一番の爆薬の使い手がすごい花火を作ったんですよ。もうすぐ打ち上げますから見てくださいね」

「あれでいいのかなあ」
「どうしたんだ?リナ」
「ぬいぐるみ着て喜ぶのって、ちょっとフツーじゃないよーな気がして……」
「事情が良く分からんのだが、本人が喜んでるならいいんじゃないか」
あたしたちは、子供に取り囲まれて楽しげな(ぬいぐるみだから表情は変わらないが)ミ○ウを眺める。
「うーん……ま、いっか。行こ、ガウリイ」
「何処に行くんだ?花火見ないのか」
「花火見るのに、ここじゃ人が多くてあんまし見れないもん」
「そうかあ?」
にやっと意地の悪い笑い方をする。
どーせあたしはチビですよお。
「じゃあ、あんたはここで見ればっ」
「おいっ」

あたしは独りで家の屋根のうえにしゃがみこんだ。
広場から少し離れたところだし、捜すのは時間がかかるだろう。

捜す?
捜して欲しい?
――あたしって子供みたい。

赤や緑や黄色……色とりどりの花火が夜空に瞬く星々を制して光り輝く。

綺麗よね。
――独りで見ててもつまらないよ。
捜しに行こうかな。
――探し出して欲しいの。
どうして隠れてるの。
――それでも見つけて欲しいの。

「ばーか」
「そんな事言うなら、やらないぞ」
下から聞きなれた声が聞こえる。
「何、してんの?」
「何って……見れば分かるだろ」
片手で屋根にぶら下がってるよーに見えるんだけど……。
リアクションに困って佇むあたしを尻目にガウリイはごそごそ這い上がってくる。
「なんだって、こんな高いところに上がってるんだよ」
確かに浮遊(レビテーション)を使えばどうって事ない高さだけど、這い上がってくるのはちょっと大変だったかもしれない。しかも、手に紙袋持ってるし。
「見晴らしがいいから」
「捜すの苦労したんだぞ」
「……よく迷わなかったわね」
「いやあ、はっはっは」
……やっぱし、迷ってたのね。ここを見つけたのって偶然だった、とか。
「おっ、そうだ。これ」
急に思い出したように、紙袋を差し出す。
ガウリイがプレゼントくれるなんて……ちょっぴしうれしい。
「明日は雪が降るかな〜。何が入ってるの、これ?」
「ペロペロキャンディ」
ずるっ。
……期待したあたしがばかだった。
「なあんだ、食べないのか?」
「なっ、食べるわよっ。ぜーんぶあたしのだからねっ!」
「一つぐらいくれよ。オレが買ってきたんだぜ」
「やーよ。一旦貰ったものはぜえったい手放さないんだから」
「いい性格してんなー」
「ふふん♪今ごろ気づいたの」

どっかああぁぁ――ん

辺りの空気を震わせて大音響が鳴り響き、白い煙が舞い上がる。
「めずらしい花火だな」
「あれはキノコ雲だってば」


『もと暗殺者村で昨夜行われた秋祭りで、スタッフと観光客が暴発した花火に巻き込まれ多数の負傷者が出たもようです。
幸い死者は出ておりませんが、当分の間村は現場検証のため立ち入り禁止になります。
現在、爆発物の取り扱いに不備がなかったか調べが進められています。
なお、怪我をした方のお名前は以下の通りです。』

 重傷者 白蛇のナーガさん
     ラゼラムさん
     ピートさん

 軽傷者 ジャックさん     アニスさん
     アイリスさん     トムさん
     モートンさん     ベルゼルさん
     メイさん       サラさん    
     フェイさん      ライアちゃん
       ・          ・
       ・          ・
       ・          ・

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
はいっ、終わりました。終始ギャグで押し通しました。
リナちゃん全然素直じゃないです。独りのときだけちょっと素直でしたが。   今回ギャグだったから次はらぶらぶ書こうかな。
でもその前に、アメリア姫を捜さなきゃ。  

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5229Re:感想ですみーやん 10/8-20:26
記事番号5207へのコメント
いきなりですが、すっごくおもしろかったです。
個人的に、アサッシン達は大好きなんです。
アニスが入っているミュウはきっと忍者並に素早い動きを見せてくれるのでしょう(笑)。
次の話も楽しみにしています。

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5272どうもありがと明美 E-mail 10/10-07:12
記事番号5229へのコメント
みーやんさん読みに来てくれてありがとう!
みーやんさんのお話でのコメントでは失礼しました。私もまだまだ、初心者なのにねえ。

> いきなりですが、すっごくおもしろかったです。
そーいってもらえると……えへへへ(うれしい)

>個人的に、アサッシン達は大好きなんです。
>アニスが入っているミュウはきっと忍者並に素早い動きを見せてくれるのでしょう(笑)。
大きいぬいぐるみだから多少は動きがにぶくなるかも(笑)

>次の話も楽しみにしています。
書くっ!うれしーからぜえったいがんばって書くっ!
ふふふ…暴走する(病気とも言う)私は誰にも止められないのよっ!

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5302明美さまっ!おくれました、すみませんっ!!マミリンQ E-mail 10/11-13:35
記事番号5207へのコメント
感想おくれてしまいました、すみません、マミリンQです。

今回のはギャグですか♪
ほのぼのでよかったです♪♪
ナーガ・・・ピ○チュウかぁ、くふふ。(邪)
簡単に想像できるのが怖い・・・。(邪笑)

へぼへぼで短い感想ですみませんっ!

どうもありがとうございました!


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5335どうもありがと明美 E-mail 10/12-02:52
記事番号5302へのコメント
マミリンQさん、どうもありがとう

>感想おくれてしまいました、すみません、マミリンQです。
いやいや、いつでもどうぞ(うれしい)

>今回のはギャグですか♪
>ほのぼのでよかったです♪♪
>ナーガ・・・ピ○チュウかぁ、くふふ。(邪)
>簡単に想像できるのが怖い・・・。(邪笑)
くぐもった高笑い上げるピカ○ュウ(笑)
子供怖がるかも。

>へぼへぼで短い感想ですみませんっ!
>どうもありがとうございました!
いやー、今回の話は思いつきで書いちゃって。
今度はもーちょっと推敲してからここに書きこみます。


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5338暗殺者村の秋祭り・その1再掲示&あとがきのようなもの明美 E-mail 10/12-12:41
記事番号5207へのコメント
その1が消えてしまって、かなしーので、今下書きがあるうちに、記憶が新しいうちに再掲示します。
下書き捨てちゃってたのをゴミ箱から拾いました(笑)。よかった、この前のゴミの日休みで。
書き込んでおかないと忘れちゃうんで、すみません、邪魔なのは分かってるんですぅ(泣)
ついでに後ろにあとがきのようなものを書きました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
秋の柔らかい日差しが森の木々の間から差し込んでくる。
何処からか小鳥の鳴き声が聞こえてくる。
「平和だなあ」
あたしはその言葉にふみふみ頷きながらぽてぽて歩く。

――この時期
暑くもなく、寒くもなく。
おいしーモノは一杯あるし。
今のとこ路銀には不自由してないし。
旅路を急いでる訳でもない。
たまには、こんな平和な日もあっていいかなあ……。
あたしはうーんと伸びをする。
「ほーんと、のどかで……」
言い終わらないうちに、
「リナっ!」
後ろからガウリイの鋭い声が飛び、腕を引っ張られる。
と、同時に目の前に黒い人影が現れた。
目の前だけでなく、あたし達を取り囲むように数人の黒い暗殺者スタイルの男たちが立っていた。
――どうやら、のんびりできそうにない。

「リナ=インバース殿ですね」
目の前の男が口を開く。
とりあえず敵意はなさそうだが……。あたしは黙って小さく頷いた。
「一緒に来ていただきたい」
「嫌だ、と言ったら?」
横でガウリイが無言で剣に手をかけている。
「嫌だと言われると、我々は任務に失敗したことになる」
「失敗した者には死、あるのみ」
「いや……死よりも、ひどい屈辱を受けるやもしれん」
「ぬいぐるみを着るよりも、やはり、ここで自爆して……」
えらく物騒なことを言い出す暗殺者一同。
ん?ぬいぐるみって、もしかして
「ギザンの村の?」
「左様。リナ殿を我々の村にお連れするようにとの広報課長の命なのだ」
や、やっぱし。
「分かった。行くわ」
「リナ!?」
まだ剣に手をかけたまま油断なく辺りを見まわしガウリイが言う。
「あー、大丈夫だってば。この人たち、暗殺者じゃないから」
「へっ?」

「リナ殿、突然お呼び立てしてしまい申し訳ない。リナ殿が近くを旅していると噂で聞いたものでな」
相変わらず黒装束のままのギザン。
「いえ、それは構わないんですが……。村の感じずいぶん変わりましたね」
前は、とことん地味だった村の通りに、やたらと派手なテントや屋台が立ち並んでいたのだ。
屋台では、黒装束の人たちが働きお客さんも結構来ていたりする。
「あれも村おこしの一環でな。秋祭り、収穫祭をやっておるのだ」
「しゅーかくさい」
「もちろん春には田植え祭りもやっておる」
「たうえ……」
あまりにも、この村に似合わない言葉に頭がついて行けない。
ガウリイはもとより話を聞くつもりはないらしく、マイペースに出されたお茶菓子をぱくついている。
あたしは、自分のお茶菓子を取られないよーに手前に引き寄せた。
「リナ殿には以前世話になった礼にゆっくりと見物して行ってもらいたい。そちらの御仁も一緒に」
「はあ……じゃあ、村おこしは……」
「一応成功した、と言えるだろう」
ギザンは大きく胸を張った。

「なあ、リナ。この村って一体どういう村なんだ?」
村の通りをぶらぶら歩きながらガウリイが聞く。
もちろん手には綿菓子やらイカ焼きが収まっている。
「もと暗殺者村」
「……これ食べても大丈夫なんだろうな?」
「大丈夫よ。大体あんたさっきからぱかぱか食べてるでしょーが」
「おお、そうだな。ところでリナ、村おこしってなんだ?」
「……もしかして言葉の意味聞いてんの?」
「……そんな訳ないだろーが」
ジト目であたしを見るガウリイ。
や、やばい。怒ったかもしんない。
「や、やだー。ほんの冗談よ。怒らないで(はあと)」
あたしはこぶしを口元にあて目をうるませながらガウリイを見上げ……って、こっち見てないし。――まあ、手に綿菓子持ったままでは説得力がなかったかもしれないが。
「人の話を……」
「待て、リナ。あいつ知り合いか?」
思わずスリッパを握り締めるあたしに、ガウリイは早口でそういうとあたしの後ろを指差した。
「あいつって……あのぬいぐるみの人?」
視線を移したその先には黄色っぽいぬいぐるみが立っていた。
「うーん、知り合いかって聞かれてもあれじゃあ顔分かんないわよ」
「でも、さっきから、こっち見てるみたいだぞ」
その時ぬいぐるみがびしいっとあたしを指差した。
「ほーっほっほっほっほ!久しぶりねっリナ=インバース!!」
「そ、その声はナーガっ?!なんなのよ、その格好は?
あんた、状況に流されることなく自らのファッションポリシーを貫くんじゃなかったの?」
――あ、でも、前にナーガと一緒にキノコと星のぬいぐるみ着たことあったけ。なつかし……くはないけど。
「ふっ分かってないわね、リナ。これは作者の都合ってものよ」
「ばらすなあっ」

ぽすっ ぽててっ

いきなりナーガの後ろに黒髪を後ろで一つに束ねた女の人が現れ、飛び蹴りをぶちかました。
「何をするのよっ」
さすがにあの丸っこいぬいぐるみではすぐに立ち上がれないのか、地面でもがいているナーガ。
「あんたが余計な事言うからよ」
「わたしはただ本当の事を言ったまでよ」
「ふーん。まだそーいう事言うんだ……みんなーっ、ここにピカ○ュウがいるよー」
『わああぁぁぃ』
今度は何処からともなく10人の幼稚園児が現れてまだ地面でじたばたしていたナーガをもみくちゃにする。

「あそぼー」
ぽすっ ぽすすっ
「10まんボルトやってー」
ばすすっ ばすっ
「ポケモンごっこしよー」
ぐい ぐいっ

ずるずるずるずるずる……

「ひいー、助けてー」
「だめっピカ○ュウは、ピカピカっていうのっ」
げししっ げしっ
「ぴかぴか(泣)」
ナーガはぬいぐるみのまま、暗闇に引き摺られて行ってしまった(合掌)。
「ふっ、私に逆らうからこういう目に遭うのよ」
「…………あのー」
「はっ……ごめんね、リナちゃん。デートの邪魔しちゃってー。ガウリイ君がんばってねー。じゃ、さよーならー」

ぱたぱたぱたぱたぱた……

「何だったんだ?今の」
「多分……この話の作者も出たかったのよ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
えーっと、細かいところがちがうと思いますが、本筋はあってるでしょう。

 あとがきのようなもの
再掲示したのは、――私は広告の裏に下書きしたのを書き込むと捨てちゃうので、忘れる事も多いだろうと。次にお話を書くときに出だしが似たようなのにならないようにとか、セリフを同じようなの書かないようにとか、色々考えての事です。
私って忘れっぽいんでねえ(遠い目)

ナーガが重傷者のなかに入ってたのは……やっぱりとお思いでしょうが、ナーガが最後の花火に火をつけたからなんですねえ。
景気良くぱあっと火をつけて、黒焦げ。ぬいぐるみを着てたからさぞ良く燃えた事でしょう(笑)。
この村一番の爆薬使い(ピートさん)も、黒焦げ。この人が、火薬を派手に入れ過ぎたのも原因の一つです。
と、いう事になってます。私の頭の中では(笑)
「無くしたものは」に出てきたおかまのフェイさん、見物しててやけどしました。
今回名前だけですが、最初の設定ではしゃべり方がぶりっこ(死語?笑)だったんです。でも、セリフ書いてて、自分でめちゃむかついたのでフツーのしゃべりにしてしまいました。
ほんと言うと、話の筋から考えるとぶりっこの方が面白かったんですけどね。
メイさんとサラさんは、オリジナルの話のキャラです。

このお話の最後のほうは、花火見物と言う、ろまんちっく(笑)な状況で、どこまでおちゃらけた事が出来るか、と言うのを挑戦してみました。
ガウリイ、キャンディー買って来ましたが、
最初はクレープとか――ちょっとオシャレ過ぎるかも。
焼き鳥とか――紙袋に入れたらたれが染みるじゃないか。
たこ焼き――は、確か「一日保母さん」の冒頭で使ったよね。
たい焼き――は、まあ上のと同じような字面だし。
ジュースは――這い上がって行く間にこぼれる。
うーん、うーん。あっそーだ、あめにしよう。
お祭りなんかで、うさちゃんの形とか、まえはセーラー○ーンのとかあったよね。
ピカ○ュウはぬいぐるみででちゃったから……ペロペロキャンディでいいや。
と、結構苦労してます(笑)

長々とすみません、あほな話にあとがきまで付き合って頂いて……くれる人はあんまりいないと思うけど、どうも、ありがとうございましたっ。