◆-レチス編を投稿するにあたってまえがき-さぼてん(12/29-13:19)No.5853
 ┣レチス編【前編】 師匠と隠し子どっちが本物?? -さぼてん&まりも(12/29-13:24)No.5854
 ┣レチス編【中編】 枝毛と三つ編みおまけにゼロス-さぼてん&まりも(12/29-13:30)No.5855
 ┣レチス編【後編】 レチスとゼロスとあの方と・・・-さぼてん&まりも(12/29-13:34)No.5856
 ┗ちょこっとあとがき-さぼてん(12/29-13:45)No.5857
  ┣お久しぶりです!-ブラントン(12/30-21:55)No.5864
  ┃┗有り難う御座いますっっ。-さぼてん(12/31-13:50)No.5868
  ┣読みましたよん♪-ゆっきー(12/31-21:57)No.5880
  ┃┗ゆっきーさん有り難うでした。-さぼてん(1/3-00:15)No.5906
  ┗ありがとうございました-庵 瑠嬌(1/10-21:53)No.6023


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5853レチス編を投稿するにあたってまえがきさぼてん 12/29-13:19



初めましての方の方が多いでしょう多分・・・
大分昔に何作か相棒と投稿させていただいたことのあるさぼてんです。
(著者別作品リストにあります。お暇な方はそちらも・・・(殴))
今回もまりもという相棒と一緒にこれを書きました。
今回のこのレチス編
だいっっっぶ前に書こうっと決めて、挿し絵だって投稿したけど・・・
今何月じゃぁぁって感じなわけです。

何か一応ギャグなんですけど、最終的に言えばなんだかなぁって感じの小説です。
あ、分かると思いますがレチスってゆーのは、この話上出てくるオリキャラです。
最後の方にちょっぴし魔族的ゼロスが・・・・

読んでもいいぞ。などと思ってる方いらっしゃったら読んで下さい(弱気)
苦情などお持ちしています。
  
ではこのへんで


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5854レチス編【前編】 師匠と隠し子どっちが本物?? さぼてん&まりも 12/29-13:24
記事番号5853へのコメント
 
 どうも、再びさぼてんです。
レチス編の前編です。この辺りはギャグで押してます(多分)
 


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レチス編【前編】
師匠と隠し子どっちが本物??


事件は、その日の夕食時に起こった。

とある街で、4人で夕食をとっていたときのことだ。
「あなた、リナ=インバースさんですね?」
あたしに話しかけたそいつの姿を見て、少々眉をひそめながらも、あたしの答えは
すでに決まっていた。
「ちがうわ。」
あたしに話しかけたこいつは、はっきり言って怪しい。
コートを着、その襟を立て、深く帽子をかぶっている。そのおかげで顔も見えない。
こーゆーヤツとはかかわらない方が、得策というものである。
この場合、だいたいのヤツは一応その場をひくのだが、そいつはしばし間をおき
「わかりました。では私と一緒にご同行願います。」
「ちょっと待って!なんでそうなるのよ。」
叫ぶあたしにそいつは
「あなたならそう答えるって、分かってましたから。」
と、さらりと答えた。
こひつの性格どっかで・・・
「リナさん・・・今度は何をしでかしたんです?」
ぽそりとあたしだけに聞こえる声でアメリアが言う。
こひつもぉ・・・なんでそうなるんだ。
「けど・・・なんの理由も聞かずに同行するいわれは無いわよ。」
するとそいつは、しばし考え帽子のおかげでよく見えないが、微笑んで(たぶん)、
「・・・・・ナゾです。」
「なんでじゃぁぁぁぁぁぁぁっ!
ともかく、あたしはあんたと一緒に行かない。」
「そうですか・・・・では実力行使といきましょうか・・・。」
そいつは静かに言う。
「言ってダメなら力ずくってヤツね。」
「私も好きじゃないんですけどね、こういうやり方は・・・」
ならやんなきゃいーのに・・・
「じゃ、リナさん。頑張って下さいね。」
「おうっ一発ドカーンと。」
「ま、死ぬなよ。」
食べかけの夕食をパクつきながら、全く他人事のように言う3人。
うすいっ!うすすぎるっ!絶対こいつら人情ない。
「さ、早く外に出て・・・」
「・・・はぁ・・・」
何となくあきれた口調で返事をするそいつ。
そーいやー名前きーてなかった・・・
「あんた、名前ぐらい教えなさいよ。」
あたしは、宿を出たところで、そう聞いた。
「私の名前は、レチス,、レチス=ウィエルフっていいます。」
ん?ウィエルフ?どっかで聞いたような名前だけど・・・まいっか。
「ふーん。分かった。短いつきあいになるけどよろしくね。」
「ちょっと待って下さい。それは私を殺すって事ですかぁっ」
初めてレチスは動揺の色を浮かべる。
「・・・・・事によっちゃあね。」
「なんで間があくんですかぁっ!冗談だと思ったのに。」
うーん脅しもつもりだったんだけどなぁ?・・・こうマジに受けるとは・・・
いっちょ相手にしてやりますか。
あたしはやおら呪文を唱える。
「烈閃槍!(エルメキア・ランス)」 
ををっ!
呪文を放ったのは、あたしではなくレチス。
あたしは大きく左に飛ぶ。
一応魔法は使えるって事か・・・
「炎の矢!(フレア・アロー)」
あたしの放った。術をくるりと一回転してよけるレチス。大した余裕である。
「爆煙舞!(バースト・ロンド)」
着地したところを狙い呪文を発動させる。
「!ったたたっ!」
手をばたばたさせて必死によけようとするレチス。
べちっ!
「・・・・・・・」
レチスがこけたのだが、さすがにどういうリアクションをしていいか、わから無い。
「えーと・・・・・!」
あたしは慌ててその場を飛び退く。
じゅじゅっっ
レチスのはなった炎の矢が、地面に当たり、煙を立てる。
こいつっ・・・・・
あたしの闘争心は一気に燃え上がった。



 そして朝日が昇る頃。・・・・あたし達は森の中にいた。
あれから戦いに戦って早9時間ほど・・・
ここまでくると魔力と体力もそうだが、気力と根性に勝負になってきている。
あたしとレチスは疲れ切って、共に肩で息をしている。
「はぁ・・・いい加減倒れて下さいよ・・・。」
「そりゃ・・・こっちのセリフよ・・・。」
そうあたしが言った瞬間。
ぼてっ・・・・
レチスがその場に倒れ込む。
「おひ・・・・」
又罠かも知れないので、しばらく様子を見たがどうも本当に眠っているようである。
コイツはとりあえず敵なので、そのままほっぽいといても良かったのだが、
レチスは人間だしまだ少し小さい。それにあたしを捜していた理由も聞きたい。
あたしはレチスを宿に運ぶため。
倒れ込んだレチスにややおぼつかない足取りで近寄る。
倒れた勢いで取れたのだろう。帽子が近くに転がっている。
帽子からレチスに視線を移し、あたしはレチスの顔をのぞき込む。
「!・・・・・こっこれは・・・」
あたしはその顔を見て絶句する。
―― 見てはいけないものを見てしまった気がする・・・・。



「・・みんなどう思う?」
あたしはレチスを見つめたまま言う。
あの後、ガウリイを呼んできて、とりあえずあたしの部屋の運んだのである。
もちろん、あたしも少しは睡眠をとった。
「どう・・って言われても、なぁ?」
「これは・・犯罪ですよ。」
ゼルとアメリアが交互に呟く。
「なぁこいつってゼ・・・・・」
「それ以上言うなぁぁぁっ!」
良くない事実を言おうとしたガウリイをあたしは殴り倒す。
さっきガウリイが言おうとしたこと、それだけは口に出していって欲しくなかった。
それは絶対避けたい。
「もしかして隠し子・・・とか言うやつなんじゃありません?」
アメリアが手を顎にやり言う。
コンコン
ふいに扉を叩く音がして、それがゆっくりと開く。
「こんにちはリナさん。みなさんもお久しぶりです。」
おなじみの笑顔を浮かべ、立っていたのはゼロス。
「丁度いいわ、ゼロスちょっと来て。」
あたしはそれにさして驚きもせず手招きをする。
「これ見て。」
ゼロスにレチスを見るように促すと、ゼロスはレチスをのぞき込み
こちらを振り向くと。
「あどけない寝顔が可愛いじゃないですか。」
おまい・・・・
「あんたねぇ!この顔見てなんで『僕に似てるんでしょう』とか思わないの?
そう・・・レチスはゼロスにそっくり。いわば、ゼロスのちっこい女の子ヴァージョンといったところだろう。
「う・・・あふ・・・?」
今の騒ぎで気付いたのだろう。起きあがり目をこするレチスが妙に可愛い。
「・・・・・・・!」
レチスはゼロスの姿に気付き、ぽそりと、
「師匠」
「な・・・?」
「え・・・?」
「は・・・?」
「あ・・・?」
「はい?」
・・・・・・沈黙・・・・・・
「やっぱり・・・やっぱりレチスって、ゼロスの隠し子だったのねぇっっ!」
「いけませんよゼロスさんっ」
あたしとアメリアは身を寄せびしっと指をさしさけぶ。
「ち・・ちがいますよっ」
両手をふって思いっきり否定するゼロスに、ゼルがしずかにいった。
「そんなうそを付かなくても良いんだぞ、じきに分かることだ・・・」
「こんなに似てるもんなぁ」
ガウリイまで相づちを打つ。
レチスは、ゼロスよりも瞳が大きく、身長もかなり低い
年齢は・・・12,3ぐらい違うだろう。
「だからちがいますってばぁ。・・・・ちょっと貴方からも何とかいってくださいよ。」
ゼロスレチスに助けを求める。
「あ・・・はい、私はこの人の子供じゃありません。」
「そうですよ。他人のそら似ってヤツですよ。」
ゼロスはうなずき人差し指をびしっと立てる。
ち・・・・せっかくからかってたのに・・・
「話は変わるけど、あんたなんであたしを捜してたわけ?」
「あ、こう見えても私は探偵をやっていまして、ある宿のおじさんにリナインバースを
捜してくれって依頼されたれたんです。」
へあ?
宿屋のおやぢに?何で又、そりゃまぁ、勢い余ってぼやになっちゃったりとか、
したことあるけど、消火活動に参加したからべつにいーし・・・
首を傾げるあたしに、にかまわず、手帳らしきものをめくりつつ、続けるレチス。
「で、理由なんですけど、何か食事代を払わなかったとかで・・」
・・・・・・・思い出した・・・・・
「そ・・・それは食事があまりにもまずかったから・・・ねぇアメリア?」
「そうですよ、まずいご飯を食べさせて、おきながら
お金を取るなんて、それはまぎれもなく悪ですっ!」
テーブルの上に足を乗せ、明後日の方に向かってびしっと指をさすアメリア。
対して、レチスの方は困った顔をしている。
「けれど、これも私の仕事ですし・・・まぁ、運が悪かったと思って付き合って下さいよ。」
ふ・・・・しょうがないか。
「レチス、あんたの今持ってる一番大切な物だしなさい。」
「へ?」
「いーから出すの。ほら、はやく。」
あたしに首でうながされ鞄の中あさるレチス。
「ありました。これですっ」
「なに・・・これ?」
レチスがあたしに渡したのは、白いウサギのぬいぐるみ。
「それはですね、うちに代々伝わる家宝で、ひいひいひいひいひいおじいさまの
お父様の代から伝わる物らしくて、ですね・・・」
こんなもん家宝にすんなよ・・・どーゆー家だまったく・・・
「まぁそれはともかく・・・」
あたしはコホンと咳払いを一つして――
「これ返してもらいたかったら、とりあえず、人質になんなさい。」
「??????????」
「だからぁ〜人質になれっていってんの。」
パニックの余り、何かわけの分からない踊りを踊りだすレチス。
・・・・これからどーなるんだろうか・・・?


中編へ続く→

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5855レチス編【中編】 枝毛と三つ編みおまけにゼロスさぼてん&まりも 12/29-13:30
記事番号5853へのコメント
 
 はい中編でございます。何かタイトルが・・・
中編はギャグですけど、後半はシリアスのきざしが・・・・?


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レチス編【中編】
枝毛と三つ編みおまけにゼロス


レチスが新たにパーティーに加わってから三日がたとうとしていた。
「うーん・・・」
うめいてる うめいてる。
「う・・う・・・・うがぁーっっ」
あ、きれた。 見ててあきないなぁこいつ・・・
先ほどから、はさみを片手に何かやっているようなのだが・・・
「あんたなにやってんの?」
「あ、リナさん。枝毛ですよぅっ切ってたんですけどもうコイツがなかなか・・・」
「枝毛ねぇ・・・」
「それはわかるぞ・・・」
いきなしあたしの後ろの方から、発言したのはゼル。
「俺もどうも栄養がいきわたらないせいか、枝毛があるんだ。毎朝コーヒーだしな・・・」
ンならちゃんと食事とればいーじゃんゼル・・・【
そーいえばゼルがちゃんと食事してるとこって何回見たろーか・・・
あたしなんか一食につき10人前ぐらいは食べないと持たないわねぇ・・・
ま、至って健康な美少女はこれくらいは食べないとね(はあと)
「ゼルガディスさーん!枝毛切ってあげますっ。」
はさみでちょきちょき・・・・・って切れんのか・・・
「ゼルガディスさーん・・・切れないです。はさみがぼろぼろですぅ・・・」
やっぱし・・・
「ならこれをつかえ。」
とゼルが取り出したのはペンチ。・・・ってどこにしまってるんだンなもん。
パチン  プチン
「あ、これならなんとか切れます、力、大分いりますけど・・・」
あ・・・あほらし・・・何なんだこのれんちゅーは・・・帰ろ・・・
あたしが部屋に帰りかけたとき、あいつが現れた。
そう、所詮悲しい中間管理職のすっとこ神官ことゼロスである。
「何やってるんです二人とも。」
レチスがゼロスに説明する。
「なるほど・・・髪、ですか・・・・。」
うり?さっきゼロスの目が光ったよーな・・・・
気のせいかな・・・?
「ふふふっ・・・魔族の力見せてさしあげましょうっっ」
ゼロスが言った次の瞬間には―――
「おおっ」
レチスの髪が三つ編みおさげになっていた。
「これは・・・?なんでみつあみなんですかぁーー?」
「女の子ならこれ位しないと。」
いつもの営業スマイルで言うゼロス。
こいつ・・・・もしやすっかりおとっつぁん気分ではっ!?
「う・・うわぁーーーんっっ・・・師匠なんか嫌いですぅっ」
「ガーンっ」
ぺたし ぺたし ぺたし
なんかいやに重い足音を残しつつ上へ上がっていくレチス。
すっかりブルーなゼロス。
呆気にとられたゼル・・・
何か笑えばいーのやらなんやらわけ分かんないあたし・・・
なんか・・・ねぇ・・・



あたし達は今、そこそこ大きな街にいる。
「ここはひょっとしてひょっとすると・・・」
と、レチスがきょときょとと、辺りを眺める。
「やっぱりぃっっ!!」
「何がやっぱりなんです?」
頭を抱えてじたばたするレチスに、ゼロスがしらっと問う。
「どうやらここは、私の実家のある街のようなんですぅ」
「なるほど、じゃあ早速お茶でもごちそうになりに行きましょうかっ!」
と、拳を固めて言うあたしをよそに何やらこそこそ話しているが、それはとりあえず無視っ。
あたしそれからあたし達はレチスの案内のもと、レチスの実家へと足を運んだ。
 


「ここです、ちょっとせまいかもしれませんけど・・・」
あれから10分弱歩いたろうか。
そうレチスが言う先には、豪邸と呼ぶべきものがたたずんでいた。 
「は?ってあんた、ここ庭もとてつもなく広いし真ん中の方には噴水もあって・・・
ほんっとにここ、あんたん家なわけ?」
あたしの問いに首を大きく縦に振るレチス。
「ひょっとして・・・レチスさんのお父様は『レルガ=ウィエルフ』という方じゃないですか?」
「ええ、そうですけど?」
「リナさん。どうやらレチスさんは、大企業『ウィエルフ・カンパニー』の
社長の妹さんらしいですよ。」
「な・・・ウィエルフ・カンパニーって言ったら、全国にチェーン店があるほど
大きい、マジックアイテムショップよっ!?」
レチス名前に聞き覚えがあったのはそのせいだったのか。などと思いつつもやっぱり
疑問符が頭の中に存在する。
「間違いないです。」
アメリアが言い切るあたりおそらく本当なのだろうが・・・
こんな趣味で探偵やるような子供が?
「違いますよ。アメリアさん」
と、アメリアのマントをぐいっと引っ張る。
「私は妹じゃなく、弟です。」




「しっかし驚いたわねぇ。レチスが男の子だったなんて。」
彼に家を案内されつつあたしはそう呟いた。
「にしても、こんな広い家なのに、さっきから人を見ないなぁ。」
きょろきょろとあちこちに視線を向けガウリイが言う。
「以前はメイドさんとかがいたんですけど、父がいなくなってからは辞めてもらったんです。
母もいませんし・・・」
「そうなのかぁ・・・」
分かったのか分からなかったのか、ガウリイが頷く。
「じゃぁカンパニーの社長は誰がしているんだ?」
「あんた、さっきアメリアとあたしが喋ってたでしょうが!」
「そうだったっけか?」

すぱこぉーんっっ!!

あたしは懐から取り出したスリッパで、ガウリイを殴った。
「お、おまえ、どこからそんなものをっ!」
「ふっふ、それは乙女の秘密ってヤツよ。」
「あ、いいですいいです。説明しますから・・・今は私の兄がしています。もうすぐ兄に研究室に着きますから。」
――研究?社長自ら何をしてるの?
あたしが問うより早く、少し先にある扉が開き、中から一人の男が出てきた。
歳の頃は18、9。身長は高め。レチスに似た・・・それでも鋭い眼をしている。
「ああ、あれが兄です」
彼の声が聞こえたのか、その男はこっちを向く。
「兄さん」
歩み寄ってきた男に、レチスは呼びかける。
「レチス、いつも研究室の近くには来るな、といっているだろう。それに・・・・
『兄さん』とはなんだ兄さんとは。『お兄さま』だろうがっ!!」
ぐしゃっとレチスを踏みつぶし、彼は言う。
「うぇぇ〜〜んすみませ〜んっっ。」
泣きながら謝るレチスにようやく足をどけると、今気付いたかのように、彼はあたし達の方をみた。
「失礼、お客がいるとはしらず・・・」
あたし達には紳士風に振る舞いつつも、密かにギロリとレチスを睨んでいる。
「お兄さま。こちらの方は右からゼロスさん、ガウリイさん、
リナさん、アメリアさん、ゼルガディスさんです。みなさん、私のお兄さまです」
「ルーセと言います。よろしく」
またまた好青年面をするルーセ。
「では兄さんまたあとで」
レチスの言葉に、無言で頷くと、彼は再び部屋の中に入っていった。
「なんだかひどい方ですね・・・」
ルーセが入っていった方を見、アメリアが言う。
「そんなことありません。兄はいい人です。」
そうは見えなかったけど・・・
「それよりさ、あんたの兄さん何の研究してんの?」
「さぁ?それは私にも。けど大分前から同じものについて研究をしているようですよ。
新製品の開発でもしているんじゃないですか?
そうだ、紅茶を入れましょうきっとケーキがあるはずですから。」
「ん、そうね・・・」
その言葉にいつもなら、先だって喜ぶのだが、今のあたしには、
扉の向こうで行われている、ルーセの研究が妙に気になって仕方なかった。


後編に続く→

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5856レチス編【後編】 レチスとゼロスとあの方と・・・さぼてん&まりも 12/29-13:34
記事番号5853へのコメント

 はい。後編です。ここまで読んで下さった方いれば光栄ですぅっっ。
もう少しおつき合い下さいね。
後編はシリアス入ってきます。ほんのちょっとギャグ入れたりましましたが・・・

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レチス編【後編】
レチスとゼロスとあの方と・・・

「皆さんお待たせしました。」
ゼルに手伝って貰いながらレチスがケーキと、バラエティーに富んだお菓子、
紅茶コーヒーを運んできた。
ぽかぽかと日の当たる庭に白いイス。
何もかもがこの豪邸にふさわしく、大企業の社長の家だなぁと実感する。
「あれ??師匠はどうかしたんですか?」
レチスに言われてゼロスがいないことに今気付く。
「ホントだ・・何処に・・・」
ドゴォォンッッ!!
あたしの言葉を遮り、爆音が轟く。
「なにっっ!?」
「あれは・・・研究室の方ですっっ。」
そう言う、レチスの顔が真っ青になる。
単純に考えれば、ただの研究上のミス・・・しかし、この状況からすると・・・
嫌な予感が脳裏をよぎる。
「いくわよっっ。」
そうでないことを祈りつつ、あたしは先頭をきって走り出した。
研究室があったその場所には、嫌な色の煙が立ち上り、火のてが上がり、入るに入れない状況だった。
「氷結弾!(フリーズ・ブリッド)」
あたしはとりあえず、火を消すための呪文を唱え解き放つ。
「魔風!(ディム・ウィン)」
すかさずゼルが、その場に残った煙を吹き飛ばす。
研究室が、離れとなっていることが幸いして、家に関しては大したことにならなかったが・・・
「ゼロスっっ。あんた・・・」
まだ少し残る煙の中から姿を現したのは紛れもなく肩に人を抱えたゼロスその人だった。
そこにいるあたし達の方へにこりと笑みを残し、ふわりと、飛び退く。
「兄さんっ!!師匠っっ。」
辺りを取り巻く小さな森に消えていった彼らの背中を見つめながら、レチスが叫ぶ。
「!!」
「レチスっ逃げてっっ!!」
あたしが叫んだ瞬間、レチスは素早く反応し、後ろから放たれた炎の矢を寸前でかわした。
レチスが振り向いたその先には20体ばかりのレッサーデーモンが群をなしていた。
あたし達がその驚きにひたるまもなく、炎の矢が一気に出現する。
「呪霊四王縛!(アストラル・ブレイク)」
精神世界面から干渉し、レッサーデーモンを一撃で消滅させる。
竜破斬なら、これくらい一気にやってしまえるのだが、いかんせんここは場所が悪い。
「レチス、戦える?」
近くにいるレチスに小声で問う。
「いけます。」
力強く答えるレチス。
「破砕鞭!(バルス・ロッド)」
あたしは、時折降ってくる炎の矢を交わし、手のひらから出現させた光の鞭を
コントロールし、手近な敵を打ち砕く。
「塵化滅!(アッシャー・ディスト)」
アメリアのはなった一撃はものの見事にレッサーデーモンの背中に直撃し、
それは見る間もなく塵の固まりとなった。
と――いつ回り込んだのか、アメリアの背後には一匹のレッサーデーモンが
アメリアめがけて、炎の矢を浴びせるところだった。
―――にげられないっ
そう思った刹那。
「烈閃砲!(エルメキア・フレイム)」
横からレチスが呪文を放つ。
烈閃槍の強化ヴァージョンで、やはり肉体を傷つけず、
精神だけを破壊するしろものである。
「有り難うございますレチスさん。」
「礼には及びませんっっ。それより早く倒してしまわないと・・・っっ」
レチスの顔には焦りの色がにじみ出ていた。
おそらくルーセの事が心配なのだろう。ここを早く突破しなければ多分・・・
残るデーモンの数は10匹以下。
ここでレチスを行かせても、ゼロスが本気を出せばレチスが言ったところで、
赤子の手をひねるようなものだろう。しかし・・・・
「時間稼ぎにはなる・・・か」
しばらく考えた後あたしはレチスにいった。
「レチス!先にいきなさいっ!ここはあたし達で何とかできるから。
ガウリイあんたついてってあげてっ!!」
「わかった。行こうレチス。」
「ありがとうございます。」
振り向きざまにそう言ってレチス達は森の中へ姿を消した。
 レチス達が行ってまもなく戦闘は、最後のレッサーデーモンの断末魔によって終わりを告げた。
「急がないと。レチス達が・・・」
二人はあたしの言葉に頷き、呪文の詠唱を始める。
『翔封界!(レイ・ウイング)』
確か方角はこっちのハズ。
あたしは眼で二人に合図を送ると、二人の先を飛んだ。
そうしてしばらく行った頃・・・
見えた――
あたし達は、術を制御しながら降り立ちそれを解く。
「ってガウリイっ何こんなとこでもたもたやってんのっ」
「いや、あのレチスが一人でどっか行っちゃってさぁ。
何処行ったんだろうなぁ?・・・ってリナ?」
「あんたわぁぁぁぁっ!!さわやかな顔して『何処行ったんだろうなぁ』じゃないでしょうがぁっっ。
早く行くわよっ!」
ガウリイを拾って少し走ると少し開けたところに出た。
―――レチス!
そこには今にもルーセの両肩を引きちぎろうとするゼロスと、
レチスの姿があった。
「おやおや、リナさん達まで来ちゃいましたね。ゆっくりランチタイム、といきたかったんですけど・・・」
いつもと変わらぬその笑みをあたし達の方へ向けるゼロス。
「師匠っ!何故兄さんをっ!兄さんを帰して下さい!!」
今にも飛びつきそうな見幕でレチスが叫ぶ。
「残念ながらそれはできません。」
といい、ルーセの両肩に力を加える。
殺される――――
次の瞬間、ゼロスはまるで紙でも引きちぎるかのように、いともたやすく
肩を引き離した。

――――断末魔の悲鳴――――
地に染められたゼロスのグローブ、衣服。辺りの緑に赤い血を散らし染める・・・
あたし達は言葉もなく立ちつくした。
「素晴らしい響きですね。負の気も充分頂きましたし・・・」
「なんてむごい・・・・・・」
あたしの言葉にゼロスは更に口元をゆがめるとお決まりのポーズをとり。
「リナさん、僕を誰だと思ってるんですか?僕は魔族なんですよ。」
そして息絶えたレルーセの方に目を向ける。
「この人、あの方について、とある研究をしてたんですよ。
それで、ほっとくと変な知識を付けちゃいそうで危ないんで・・・殺しました。」
「とある研究って・・・・」
「それは秘密です・・・・・!」
あたしの視界の隅の方で声もなく立ちつくしていたレチスが走りだした。
うあぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ
「レチスっっ戻りなさいっ」
「貴様ぁぁぁぁっっよくも兄さんをっっ」
あたしの声がとどいていない。今からでは呪文も間に合わない・・・。
向かってきたレチスをゼロスは指でピンっとはじいた。
「貴方のことは結構気に入ってますし・・・殺したくはないですけど・・・」
「うるさい!!黙れぇぇぇっっ。」
レチスが彼を睨む。
「兄さんを返せっ。・・・烈閃槍!!」
それをひょいと交わすゼロス。
「そうですか・・・・」




あたしたちはその日その森に青年と少年の亡骸を埋めた。
今はそこで二人は永遠の眠りについている。
「さて、じゃあ行きましょうか・・・」
「ん・・・あぁ」
翌朝あたし達はこの街を立とうとしている。
なんか・・・趣味で探偵やってたり、家宝がウサギだったり
踊って、泣いて、笑って・・・喜怒哀楽の激しい変わった子だったけど。
あたしは苦笑する。
「おい、リナぁなにやってんだ、追いてくゾ。」
「ちょっと待ちなさいよっ!」
―――じゃあまた
二束の花をそれぞれの墓の前に置き、あたしはそれに背を向けた。


〜THE END〜

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5857ちょこっとあとがきさぼてん 12/29-13:45
記事番号5853へのコメント
 
 前書き書いたからあとがきも書こうって事であとがきです。
前・中・後編3つとも読んで下さった方、
まえがきや、あとがきだけでも読んで下さって方本当に有り難うございました。
何かもっとギャグギャクギャグっってな感じになるはずであったレチス編。
何処をどうまちがえたんだろう・・・

まりもが原案で、私がちょっと変えていく。というやり方でやっているのですが、
今回ちょっと苦戦しましたね。
小説の中に感情移入してくと、なんか話がどんどん変わってくし・・みたいな。
 
実はゼロスとの戦いを書こうかとも思ったのですが、諸事情により
それはあきらめました。
ので、最後のところのリナ達がゼロスの対しての呪文を放ってないのです。
でも、リナ達ホントに何もせずに見てれるんだろーかぁ・・・
などと考えて、でもゼロスと戦わせるとちょっと・・・
みたいな。諸事情で書かなかった事とかありますけど、それは見逃して(はあと)

何か長くなってしまってすみません・・・
本文のご意見、ご感想、苦情などがありましたらさぼてんのほうへどうぞ。

最後までおつき合い有り難うございました。



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5864お久しぶりです!ブラントン 12/30-21:55
記事番号5857へのコメント

 カキコを読む限りでは本当にいろいろお忙しかったようで、ようやくとなってはしまいましたが、完成おめでとうございます。
 前の作品でもいろいろおっしゃっていましたとおり、ゼロスとオリキャラの話になっていますね。

 半年以上お目にかかっていなかったわけですが、読むとすぐ「ああ、お二方の作品だな」と感じることができました。
 前にも書いたと思いますが、リナ一人称で仲良し四人組が出てくるギャグの話というのはあまりないですから、溶け込むのも楽だったです。

 特に面白かったのは前編で、

>「・・・・・ナゾです。」
>「なんでじゃぁぁぁぁぁぁぁっ!

>うすいっ!うすすぎるっ!絶対こいつら人情ない。

>「ふーん。分かった。短いつきあいになるけどよろしくね。」

>「これは・・犯罪ですよ。」
> ゼルとアメリアが交互に呟く。
>「なぁこいつってゼ・・・・・」
>「それ以上言うなぁぁぁっ!」

>「あどけない寝顔が可愛いじゃないですか。」

 多いですねー。絶叫系もボソッと系(仮)も、両方面白いのがあって何度も笑えました。

 後編の戦闘シーンは、呪文がばしばし飛び交っていて、短いですが読み応えあったです。資料とにらめっこしないと書くのも難しいと思いますし。

 短編であるにもかかわらず、後々尾を引くようなラストだったことも珍しく驚きました。
 うん、魔族なゼロスいいですねー♪

 疑問に思った点もいくつか。

 前編の最後と中編の最初。依頼の件は結局どうなったのか、何の説明もないというのは、
あまりに唐突すぎるのではないかと思うのですが……確かにどうなったかは書かなくてもだいたいわかるのですが。

 それと、レチスがなぜゼロスを「師匠」と呼ぶのかという説明が全くないのはどういうことなんでしょうか……?

 ともあれ、作品を書き上げたこと自体がいちばん偉いです。私なんて初めの一文字が書き出せずにもう何週間も足踏みしている状態ですから。
 次回作以降の予定もお聞かせ願えればと思います。それでは。


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5868有り難う御座いますっっ。さぼてん 12/31-13:50
記事番号5864へのコメント
 
レス有り難う御座います。
何かとっても嬉しいですっっ。

> カキコを読む限りでは本当にいろいろお忙しかったようで、ようやくとなってはしまいましたが、完成おめでとうございます。
有り難う御座います。何か最後の方とかマジでハイペースで書いたんで・・・
12月までと言うことで、ちょっとのらりくらりしてたんですが、
12月中旬ぐらいではっと、ね・・・

> 半年以上お目にかかっていなかったわけですが、読むとすぐ「ああ、お二方の作品だな」と感じることができました。
> 前にも書いたと思いますが、リナ一人称で仲良し四人組が出てくるギャグの話というのはあまりないですから、溶け込むのも楽だったです。
最近はラブラブもんが多いですからね。

> 特に面白かったのは前編で、
やっぱり・・・
実はこの話、レチスを変人に仕立て上げていろいろ・・・
って話だったんですけど、じゃあどうやって終わるの??
で、戦闘シーンを入れ込んで・・・になったわけです。
だから前の方がギャグなわけなんですね。

> 多いですねー。絶叫系もボソッと系(仮)も、両方面白いのがあって何度も笑えました。
有り難う御座います。ブラントンさんにそう言っていただけると自信が尽きます。
個人的に絶叫好きだったりするんで、入れました・・・。

> 後編の戦闘シーンは、呪文がばしばし飛び交っていて、短いですが読み応えあったです。資料とにらめっこしないと書くのも難しいと思いますし。
にらめっこしました。
呪文だけ書くと、何か短くなってしまうので、説明つけたりとか、
この辺は本編参考にさせて頂いたりしました。

> 短編であるにもかかわらず、後々尾を引くようなラストだったことも珍しく驚きました。
そうですか??
その辺はよくわかんないですねぇ・・・

> うん、魔族なゼロスいいですねー♪
リナ達との戦闘は・・・どうも考えられなかったし・・・
残酷にすることぐらいしか・・・。

> 前編の最後と中編の最初。依頼の件は結局どうなったのか、何の説明もないというのは、
>あまりに唐突すぎるのではないかと思うのですが……確かにどうなったかは書かなくてもだいたいわかるのですが。
・・・・・・・・すみません多分全然眼中になかったです。

> それと、レチスがなぜゼロスを「師匠」と呼ぶのかという説明が全くないのはどういうことなんでしょうか……?
うーんそれは・・・後日まりもに聞いてみます。
まぁ、結構この話「レチスがやってそうだね」みたいなの結
入れてまして、三つ編みにあされたときの足音「ぺたし」なんかもそうですね。
実はレチスができたのも「ナゾです」からだし・・・
私らの会話の中で生まれる事って結構多いんですよね。

>ともあれ、作品を書き上げたこと自体がいちばん偉いです。私なんて初めの一文字が書き出せずにもう何週間も足踏みしている状態ですから。
ブラントンさんの大作には負けますよ。(苦笑)
でもまぁ楽しんでやってますしね。

> 次回作以降の予定もお聞かせ願えればと思います。それでは。
それはまだ決まってませんね。
前投稿続けたときなんかは、次何書く??みたいな話をしてたんですが、
いかんせん暇が最近もてなくて次回があるのかどうかも未定です。
暇があれば個人的にでも出したいとは思ってますが、先のことは
どうなるか分かりませんね。

今回のレス本当に有り難う御座いました。ツリーにブラントンさんからのレスがあるのみてマジで嬉しかったです。しばらく嬉しさでいっぱいでしたよ。
いやこれは本当の話です。
ブラントンさんって凄い大きな存在なんで・・・
ブラントンさんの方の作品も待っています。今回は本当に有り難う御座いました。


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5880読みましたよん♪ゆっきー 12/31-21:57
記事番号5857へのコメント
こんばんはです。さぼてんちゃん、まりもさん、元気ですか??
今回の作品も読ませていただきました。
最近は私事の関係で、簡単な感想書きになっているのでお許し下さい。

はじめにレチスがリナに声をかえて「違う」といったのに、それで同行の願うところ。笑いました(^^)
>「あなたならそう答えるって、分かってましたから。」
わかっていたなら尋ねるな、おぬし!っと、つっこみ入れました(^^)
ギャグ笑った(^^)もお、すばらしいわ、お嬢さん!!

あと、三つ編みするゼロスと嫌われて落ち込むゼロスがいい!!
>「ふふふっ・・・魔族の力見せてさしあげましょうっっ」
おおおおおっ!!!!しっかし魔族の力っていったい??パパの力かしらん??
とくに気に入ったギャグでした(笑)

ゼル、渋く決めていてもお茶目でいいです(笑)
枝毛というと思い出しますわん。「…枝毛か」あの真剣な声と表情(笑)
ガウリイのボケもある意味いらつくけど。やっぱりくらげ(笑)

>そして息絶えたレルーセの方に目を向ける。
ここ、レルーセじゃなくてルーセですよね?

魔族ゼロスといわれて、もっと惨いことを想像してしまった私(汗)
いや〜、腕を引きちぎるという、やられたほうは苦痛ですねえ。でももっと残酷にさせ……いや、やめておきましょう。(想像して怖かったらしい)
>「リナさん、僕を誰だと思ってるんですか?僕は魔族なんですよ。」
うん、わかってはいるけど、普段はリナの前では怪しい謎の神官でいるから(それってなんだっ??)
ゼロスって意識してかはしらないけどリナの前では残酷な殺しはしていないなって思う。(魔族相手は省く)
リナを敵にはまわしたくないんだろうな。(勝手な思いこみ)
あまり関係ないけど、自分が魔族だっていうゼロスにつっこみを入れたくなる今日この頃の私。

>実はゼロスとの戦いを書こうかとも思ったのですが、諸事情により
>それはあきらめました。
う〜ん。書かない方が正解でしたかも。なんとなく、リナたちが争ったところで無意味な争いでしかないでしょうから。

ところで、レチスがはじめ女の子だとみんなが思っていたのはなぜ?女の子の服装していたとか??

最後に、初めに読んだときは、どうも話がとびすぎているところがあるなって思いました。もしかしたら何かあったけど、なんらかの都合で消したのかなって思いますけれども。
う〜む、最後になって厳しい評価してすまない。ここだけどうしたんだろう?って思いましたので。さぼてんちゃんとまりもさんの前作の作品を読んで、どうしてこうなったんだろうって思いましたので。

今年もどうもお世話になりました(ぺこりっ)
来年もどうぞよろしくお願いします。見捨てないでね(;;)
でわでわ、お二人とも良い新年をお迎え下さい。

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5906ゆっきーさん有り難うでした。さぼてん 1/3-00:15
記事番号5880へのコメント
レス有り難う御座いますっっ。


>こんばんはです。さぼてんちゃん、まりもさん、元気ですか??
私は多分元気です。まりももきっと元気だと思います。(笑)

>今回の作品も読ませていただきました。
いつも有り難う御座います。会社の方忙しいようなので、
レス頂けるとは思いませんでした。本当に有り難う御座いますっ!
>最近は私事の関係で、簡単な感想書きになっているのでお許し下さい。
え?これで簡単??

>ギャグ笑った(^^)もお、すばらしいわ、お嬢さん!!
有り難う御座います。

>>あと、三つ編みするゼロスと嫌われて落ち込むゼロスがいい!!
>>「ふふふっ・・・魔族の力見せてさしあげましょうっっ」
>おおおおおっ!!!!しっかし魔族の力っていったい??パパの力かしらん??
そうですおとっつぁんです。

>ゼル、渋く決めていてもお茶目でいいです(笑)
>枝毛というと思い出しますわん。「…枝毛か」あの真剣な声と表情(笑)
>ガウリイのボケもある意味いらつくけど。やっぱりくらげ(笑)
前半はおもいっきしギャグつっこんだって感じですね。
冒頭は面白くないと。

>ここ、レルーセじゃなくてルーセですよね?
すみません訂正するの忘れました・・・・

>魔族ゼロスといわれて、もっと惨いことを想像してしまった私(汗)
あれ以上やっちゃうとね・・・
情景を書くのに大分カットしました。グロくなりそうだったし

>>「リナさん、僕を誰だと思ってるんですか?僕は魔族なんですよ。」
>うん、わかってはいるけど、普段はリナの前では怪しい謎の神官でいるから(それってなんだっ??)
ですよねぇ。肝心なとこになると精神世界面に引っ込んじゃってますし・・・
人間相手にしないですからねあんまし。

>う〜ん。書かない方が正解でしたかも。なんとなく、リナたちが争ったところで無意味な争いでしかないでしょうから。
ゼロス氏との戦闘シーンってあんまし書けそうになかったので、
何か書いたところでウソになりそうって感じで(何だそれ)

>ところで、レチスがはじめ女の子だとみんなが思っていたのはなぜ?女の子の服装していたとか??
いや、たんに設定上・・・。レチスというキャラを作るにあたって、
「ナゾです」からはじまって、セリフがなんか「らしい」のでゼロスに似せて、
「男の子に見える女の子」か「女の子に見える男の子」かどっちかにしよう。
てことで・・・こうなったんです。じぶんで「私」って言ってるでしょ? 


>最後に、初めに読んだときは、どうも話がとびすぎているところがあるなって思いました。もしかしたら何かあったけど、なんらかの都合で消したのかなって思いますけれども。
自分でも思いました。
上にあるブラントンさんに対してのレスに書いてあったと思いますが、
こんな話になる予定ではなかったので・・・。
後半は、終わらせるためにどうするかって考えていったもので・・・

>う〜む、最後になって厳しい評価してすまない。ここだけどうしたんだろう?って思いましたので。
いえいえ、皆さんからの評価って次回作とかに重要なものになってきますし。
やはり第三者からの意見を聞いていろいろ直していきませんとね。
感謝してます。

>今年もどうもお世話になりました(ぺこりっ)
>来年もどうぞよろしくお願いします。見捨てないでね(;;)
>でわでわ、お二人とも良い新年をお迎え下さい。
どうも有り難う御座いました。
今年も出せれば出していこうと考えていますので、BBSとも
よろしくお願いします。

今回はレスをどうも有り難う御座いました。



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6023ありがとうございました庵 瑠嬌 1/10-21:53
記事番号5857へのコメント


 はじめまして。庵 瑠嬌と申します。
 わたくしの軽率な言葉によって起こったことについて、なにか書いてくれて、ありがとうございました。
 あまりにたくさんあるので、いまは流し読みしかできなかったのですが、フロッピーに取りましたから、後でじっくり拝見させていただこうと思っております。
 ほんとうにありがとうございました。
 わたくしもなにか書かねばならなかったというのに、来られなかったからとはいえ、ずっと知らないままであったのは、本当にすまないことだったと思います。
 ですから、その中で、たくさんの方が、たくさんの書かれたことにお返事をなさったというのは、とても嬉しく……また、感謝します。
 わたくしだけではとても対処しきれませんでした。
 ほんとうに、ありがとうございました。
 これから、言葉に気をつけ、皆さんが楽しんでいられるようにしたいと思います。
 ありがとうございました。
 それでは失礼いたします。