◆-二回目の投稿〜緑の海-理奈(12/30-17:57)No.5862
 ┣緑の海 〜プロローグ 2〜-理奈(12/30-19:42)No.5863
 ┃┣Re:緑の海 〜プロローグ 2〜-珠波 雅璃愛(12/31-03:12)No.5865
 ┃┃┗Re:緑の海 〜プロローグ 2〜-理奈(12/31-18:40)No.5871
 ┃┗緑の海〜プロローグ 3〜-理奈(12/31-18:39)No.5870
 ┃ ┗緑の海 1-理奈(1/1-08:27)No.5886
 ┃  ┗緑の海 2-理奈(1/1-15:52)No.5889
 ┃   ┗緑の海 3-理奈(1/1-15:53)No.5890
 ┃    ┣遅くなりました-珠波 雅璃愛(1/6-00:14)No.5920
 ┃    ┃┗私こそ遅くなりました-理奈(1/7-11:31)No.5944
 ┃    ┗緑の海 4-理奈(1/7-11:17)No.5941
 ┃     ┗緑の海 5-理奈(1/7-11:26)No.5942
 ┃      ┣めっちゃ好みの展開ーーっっ(はあと)-ひなた(1/10-06:01)No.6013
 ┃      ┃┗きゃぁ、ありがとうございます!!-理奈(1/11-13:34)No.6033
 ┃      ┗緑の海 6-理奈(1/11-13:27)No.6032
 ┃       ┗緑の海 7-理奈(1/12-16:07)No.6041
 ┃        ┣Re:緑の海 7-水城守(1/12-23:53)No.6042
 ┃        ┗緑の海  8-理奈(1/13-15:08)No.6049
 ┗感想ですの-庵 瑠嬌(12/31-19:53)No.5878
  ┗ありがとうございますぅ〜-理奈(1/1-08:31)No.5887
   ┗ありがとうございました-庵 瑠嬌(1/10-22:00)No.6024


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5862二回目の投稿〜緑の海理奈 E-mail 12/30-17:57

こんにちはぁ。実は、これで二度目の投稿の理奈です!
さてさてなぜ私がこんな命知らずをしてしまったのか…本人にもわかりません。
いちおーゼロリナです。らぶ・がくえん・推理サスペンス(おいおいおい!!)
です。推理サスペンスとは、呼べないしろものですが…
ついでにフィリアファン、シェーラファン、読まない方がいいと…けど
それでも読んでくださるんでしたらすっごいうれしぃです。では、どうぞ。


緑の海

〜プロローグ〜

「ふぇ…うぅ…えっ…」
「ああぁ!もう!なくんじゃない!」
私は、うずくまって泣いてる彼をどなりつけた。
「り、リナさんだって…」
彼は、深い紫の瞳に涙をため、私を見上げた。
私も目から溢れ出す涙をぬぐっていた。
「私は、いいの!」
私は、彼のとなりにこしをおろした。
「えぇ…う…ひっく・・」
ゼロスは、顔をグシャグシャにして泣いていた。
突然の知らせ。まだ十歳もみたない子供にとって父の死と言うものは、悪夢だった。おじ様は、とってもやさしい人だった。私のことをまるで娘のようにかわいがってくれてたし、なによりもおじ様の作るケーキは、世界一だった。もうそんなおじ様に会えないなんて思うと胸がつぶれそうになった。しかしゼロスの方がもっとつらいはず。
私は、まだ泣いている彼を見た。私が泣いてちゃ駄目。彼をなんとか元気付けないと。
私は、回りを見回した。メタリオム家の屋敷の裏庭。まだ小さかった私たちにとっては、まるで広い草の海のようだった。木も林もない、ただ深い緑の草が生えている庭。毎日ここですごした思い出のつまった庭。
私は、まだ泣いてる彼を押し倒した。
「な、なにするんですか」
彼は、しゃっくりを上げながら言った。
「いいから大の字になる」
彼は、言われるとおりに大の字になる。その隣で私も同じ事をする。
「空を見なさい」
明るく、雲一つないきれいな空。すいこまれそう…
「こんなきれいな空を見ると気持ちがすっきりするでしょ」
「…」
「こんな空に行けるおじ様は、幸せよ。それに空の上だと私たちみーんなの事もみえるし、わるいことなんてしようとしたらいっぱつでばれちゃうね」
私は、起き上がり彼の顔をのぞきこんだ。暗く、深い、紫の瞳。それこそすいこまれそうな色。
「ねぇ、ゼロス。おじ様は、きっとこんなに泣いてるあんたを見たくないと思う。いつものように元気なニコニコ顔のゼロスを見ていたいと思うよ。だから泣かないで。ゼラスおば様がいるし、私もいる。だからもう泣かないで」
私は、ゼロスをひっぱりおこす。
「でも泣きたい時、悲しい時があったら私をこの庭へ呼んで。一人で泣いちゃだめ、一人で悲しんじゃだめ。やくそくよ。」
「やくそく?」
「そう、やくそく。いいわね」
ゼロスは、コックリうなづき、ニッコリと笑った。

ゼロスが九歳、私が八歳の夏だった。

メタリオム家の敷地内、彼らの大きな屋敷がある丘のふもとに私たちインバース家の家がある。代々メタリオム家の使用人として働いている私たちだけど、メタリオム家の人たちは、私たちを家族のようにあつかってくれている。おば様もおじ様も時々私たちの家に来ていっしょに食事をしてたし、大きなパーティーがあると私たちも呼んでくれてた。使用人の娘の私とルナ姉ちゃんも我が子のようにかわいがってくれてるし、ゼロスとも兄妹のように育てられた。
ゼロスは、ちょっとかわった子だった。そだちのせいかもしれないけど年下の私にたいしても、誰にたいしても敬語を使う。気づいた時からずっと「リナさん」って呼ばれてた。しゃべりかたも普通の子よりずっと大人っぽかったs、こっぱずかしいセリフをサラリと言えるのもゼロスの一つの特徴だった。色白で、肩まで伸びている長く、深い紫の髪、同じ色の瞳、奇麗な顔立ち。これで「奇麗なお姉さん」なんて言われたらそこらへんの女は、いっぱつでおちる。でも私からしてみればただの頼りない兄ちゃんだった。
だけど…いつからだったのだろう。そんなゼロスを一人の男性として意識するようになったのは。


* ********
なんかすっごい、切り方。それに短い。
ゼロスの父さんってだれだぁぁあああ!!!??
インバース家が使用人だぁぁ!!!!
自分で書いといてつっこむな。
逃げ!!

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5863緑の海 〜プロローグ 2〜理奈 E-mail 12/30-19:42
記事番号5862へのコメント

もしかして、これってオリジナルとして読んでいただく方がずっといいのでは…?


〜プロローグ 2〜

あれは、私が中学二年、ゼロスが三年の時だった。あのころは、歳のせいもあったけど中学生活がとても楽しくて、楽しくてゼロスともあまり遊ばなくなった。それは、少し寂しかったけど、それだけだった。

「ったく、ガウリィのせいだからね!」
「おいおい。そりゃ、ねぇーだろ」
「そうですよ、リナさん、あれは、どう見たってリナさんのせいですよ」
「アメリアは、だまってなさい」
「リナ、人のせいにするのは、よくないとおも――」
「なんか言った、ゼル」
「い・・いや」
私たちは、放課後、廊下を歩いてた。ガウリィもアメリアもゼルも、この中学へ入ってできた友達だった。
「ったく、なんで私が怒られなきゃいけないの」
「だからそれは――」
ガウリィがなにか言おうとしたけど私がにらむとだまった。
朝、遅刻しそうだったので朝食ぬきで来たのがまちがいだった。お昼前には、おなかがすいて、すいてがまんできなくて授業中おべんとうを食べ始めてしまった。すると、となりの席のガウリィが私のたまごやきさんを取ってしまったから、さぁ、たいへん。プチ切れてしまった私は、彼の頭を教科書でなぐってしまい、しまいには、先生に早弁してたことが見つかりさっきまで説教をされていた。
「あの時ガウリィが私のたまごやきさんを取らなければこんなことには、ならなかったのよ」
「だからって教科書の角でなぐることは、ないとおもうが」
ガウリィは、頭にできたこぶを指して言った。
「もともとリナさんが早弁なんてしたからじゃないですか」
「昼まで待てんかったのか」
「だってぇーー」
私がまたもんくを言おうとした時向こうの方でゼロスの姿が見えた。
「やっほぉ〜〜!!ゼロス!」
私は、ゼロスの所へとかけよる。
「やぁ、リナさん。それにアメリアさん、ガウリィさんにゼルガディスさんも。」
彼は、いつものニコニコ顔であいさつした。
「こんにちは、ゼロス先輩!」
「よっ!」
アメリアもガウリィもあいさつしたがゼルだけがそっぽを向く。彼は、ゼロスの事が苦手だった。
その時、初めてゼロスのとなりで微笑んでる女の子に気がついた。
後ろで一つの三つ網をしてるかわいらしぃ女の子だった。
「ねぇねぇ、ゼロス、この子は?」
彼女は、ゼロスの腕を取ってたずねる。その行動に私は、少し不愉快になった。
「紹介しますね。リナさん、この方は、シェーラさん。シェーラさん、この方は、リナさんです。」
「ああぁ、あなたがリナさんね。シェーラです。ゼロスの彼女をしてます」
え…?今なんて…
「か・・のじょ?」
「ええ」
ゼロスは、照れたように笑った。
「あなたのことは、ゼロスから聞いてるわ」
彼女は、ほほえんで言った。
胸がいたむ…その場にたっていられなくなる。
「どうせ私の悪口でも言ってるんでしょ。じゃ、私たち急いでるから」
自分でもうるさいくらい大きな声で言った。別に急いでは、いなかったが一刻も早くその場からはなれたかった。私は、そのまま校門まで走った。
「あっ、リナさん!」
アメリア、ガウリィ、ゼルが私の後を追う。
「どうしたんですかぁ?」
「べ、別に!それよりお腹すいたわ。どっかはいりましょ!」
私は、ふりむかなかった。ふりかえりたくなかった。
なんで…なんで今更気づくんだろう…
自分の気持ち…もうおそすぎるのに…

########

あぁ〜〜、ちがう…なんかちがう…
なんとか「スレイヤーズ」の雰囲気を出そうとしてるんだけど・・
やっぱりオリジナルストーリーとして読んでいただく方がいいな…
プロローグだけでも長くなりそう…

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5865Re:緑の海 〜プロローグ 2〜珠波 雅璃愛 12/31-03:12
記事番号5863へのコメント
理奈さんは No.5863「緑の海 〜プロローグ 2〜」で書きました。

 初めまして。珠波 雅璃愛と申します。

 とっても楽しかったです。続き楽しみにしています。

 それでは。(短くてすみません)


                         ..........12/31

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5871Re:緑の海 〜プロローグ 2〜理奈 E-mail 12/31-18:40
記事番号5865へのコメント
あぁ!!よんでくださってる方がいるぅ!!
>
> 初めまして。珠波 雅璃愛と申します。

はじめましてぇ!!理奈です!!!よろしくおねがいします!
>
> とっても楽しかったです。続き楽しみにしています。

とってもうれしぃいいいですぅうう!!!
>
> それでは。(短くてすみません)

いえ、いえ、短くてもいいですよぉ!!!
私のレスも短いし。

であ。

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5870緑の海〜プロローグ 3〜理奈 E-mail 12/31-18:39
記事番号5863へのコメント

プロローグだけでも長くなってしまうので残りを一つにまとめてみた。
長いかも…

〜プロローグ 3〜

それからゼロスには会ってない。時々電話は、くるが、いつも居留守を使って避けていた。学校でもあまり会わない。会ったとしてもあいさつを交わすだけで、彼が何か言う前に私は、そのばから逃げた。そして私が中三になるとゼロスは、高校へと進学した。これで彼と会わなくなったのでホッとしていた。
私が通う中学は、めずらしく、留学プログラムがあり、前々からそれに興味があった私は、希望をし、みごと受かった。親は、賛成した。姉ちゃんなんか「いい機会だから世界を見てこい」なんて言ってたし。それに…なによりも…ゼロスの事を忘れるいいチャンスだと思った。だから私は、留学を決意した。
そして出発する一日前、私は、アメリア達にこの事をつげた。

「そんな!!ひどいです!」案の定アメリアは、涙目で言う。
「ギリギリになってから言うなんて、ひどいです!そんなの正義じゃありません!」なんの正義だ、なんの。
「おちつけ、アメリア」ゼルがなんとかアメリアをなだめる。
「しかし留学かぁ〜。何年くらい行ってるんだ?」ほのぼのとした声でガウリィが言う。
もっと悲しまんかぃ!
「わかんないわ。いちおー2年なんだけどもしかしたら長くなるかも。だから帰ってくるのは、高二か高三かな」
「手紙、書きますから、ちゃんと返事くださいね!」
「わかってるって」私は、アメリアの頭をなでてやった。

「これでよし、っと」私は、いるものをトランクにつめこんだ。
夜11時を回ったとこだった。ゼロスには、まだ、この事を伝えていない。
電話しようかな…でも、もう遅いし、べつに言ったってどうにもならないだろうし。
「うっさいなぁ〜」さっきから何やら外がうるさい。
「まぁ、いいや。はよ、寝よ」夜更かしは、美容の大敵なんだから。

「飛行機のチェックインもすませたし、荷物もあずけたし」私は、腕時計を見た。まだ飛行機の出発時間まで時間ある。
「早すぎたかな」
私は、空港のロビーのいすにこしかけた。
「ふぅー…」
…けっきょく…ゼロスには、何も言ってない。ゼラスおば様には、言ってあるからきっとおば様から聞くと思うからいいやと思って電話してない。きっとゼロスの事だから「みずくさいですよー」とかなんとか言ってるんじゃないだろうか。
やっぱり電話すればよかったかな…
「あっ…あれ?」
手に冷たいものが落ちる。
そんな…失恋決定した時だって泣かなかったのに…なんでいまさら…
“リナさん”
一瞬、ゼロスの声がしたような気がした。
深い紫の瞳。やさしい笑顔。なにもかも愛しく思えてきた。
ったく…この私を泣かすなんて…帰ってきたらもんく言ってやる。
「次のニュースです。昨夜11時ごろ、メタリオム財閥の敷地内で女性の死体が発見されました」
え!!??
私は、顔を上げた。目の前には、空港のビッグスクリーンでニュースをやっている所だった。
「見つかったのは、メタリオム財閥と並ぶグラウシェラー財閥の一人娘で――」
私は、一瞬自分の耳をうたがった。しかし写しだされた写真は、まちがいなくシェーラさんだった。
な、なんで!?
「争そった痕跡がのこっていたので殺人事件として警察は――」
昨夜…あのうるさかったのって…
鼓動が早くなる。おちつけ…おちつけ…
ゼロス!!
突然、昔の記憶がフラッシュ・バックする。
“泣きたい時、悲しい時があったら私をこの庭に呼ぶ事。やくそくよ”
幼い頃のやくそく。それいらい彼は、そのやくそくを守り、いじめられた時、しかられた時、ペットの犬が死んじゃった時、かならず私をあの庭へ呼んだ。
ゼロス!行かなくちゃ!私が行ってあげなくちゃ!
私は、立ち上がった。
「大変ながらくおまたせしました。これよりLGAL航空、フライト106番――」
え!?もう出発の時間!?
と、とにかく電話!!ゼロスに電話しなくちゃ!
私は、近くの公衆電話へ行ったがどれも人が使っており、ながい列まで出来ていた。
そんな!!
「LGAL航空、フライト106番、最終コール」
ゼロス!!
“やくそく?”
“そう、やくそくよ”
私は、航空券をにぎりしめた
ゼロス!
“いいわね”
ごめん!!

家に電話する余裕も、手紙書く余裕もなかった。新しい生活に慣れようと私が嫌いな「努力」をしていた。そして、これまた私の嫌いな「こんじょー」でなんとか生活していた。
留学先の生活は、何もかも新しく、楽しかった。食べた事もない料理もすっごくおいしかったし、ホームステイしていた家族もやさしくしてくれたし、学校でもこっちでは、習わないような事も多かったし。ともかく、毎日が充実していた。
だから家族の事も、アメリア達の事も「どうしてるか」なんて全然わかんなかた。アメリアからは、何通か手紙が来たが返事は、書けなく、いつしか手紙もこなくたった。ゼロスの事も当然なにもわからなかった、あのあと、どうしてるのか、シェーラさんの事件の事は、どうなったかも。

私がはじめて家に連絡したのは、留学してから2年後、帰る二日前のことだった。

@@@@@@@@@

なんか展開が早すぎる…
ああぁ〜〜〜、シェーラ、殺しちゃった…
しかもリナちゃん、ゼロスの事見捨てちゃった…
LGAL航空ってなんだぁ!!!!かってにうんなもんつくんな!
なんか書いてるうちにどんどん後悔していってるような…
こんなのでも呼んでくださってるあなたに感謝。
次からやっと本題に入れる…

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5886緑の海 1理奈 E-mail 1/1-08:27
記事番号5870へのコメント
あぁ、なんかどんどん書いてるうちに後悔が…
でももういいさ。さぁ、これを読んでるそこのあなた!!
これよりは、ゼロスとリナ、愛の逃避行!!!(って、ちがう!!)

〜緑の海 1〜

「かわんないなぁ〜」
まぁ、二年で大きくは、変るわけないが。かわってたら、それは、それですごい。
私は、メタリオム家の第一門を通った。そして丘のふもと、第二門の前、つまり私の家へと歩いていた。
なつかしぃなぁ〜。
私は、丘の上を見上げた。何も見えない。それもそのはず、もう真夜中である。私の家の明かりも、一つもついてない。
おい。娘が帰ってきたんだから起きてろよ。
そんなことする家族じゃやないって十分わかってるつもりだけど、ついつい何か、きたいする。
カギは、あいてるみたいだね。ぶっそうだなー、って泥棒が入ったとしても返り討ちにあって、はんたいに泥棒のものをぬすむんじゃないだろうか。
私は、家に入り自分の部屋がある二階へと上がっていった。そして部屋に入って最初に目にしたものは、ハンガーにかかってる制服だった。私は、電気をつけ、荷物をおき、その制服を手にした。明日から通う高校の制服だ。留学してた高校は、私服だったので制服は、とてもなつかしいものだった。
アメリア、ガウリィ、ゼルと同じ高校。そして…
「ゼロス」
ひさしぶりに口にした名前、と、同時に胸がいっぱいになった。

「リナさん!?」
後ろで私を呼ぶ声がした。この声は…
私は、ふりかえった。むこうからアメリアがかけてくる。その後ろにガウリィとゼルの姿が見える。
学校への通学路。校門の少し前。
「リナさぁ〜ん!!」
アメリアは、目に涙をためながら私に抱きつく。
「あー、はいはい。泣かない、泣かない」
「帰って来てたんだったら電話してくれればよかったのにぃ〜!」
「昨夜、帰ってきたばっかなのよ」
「よっ、リナ!」
「ハーイ、ガウリィ!ゼルも。みんなかわってないね」
「お前もな」
私は、みんなの顔を見回す。不覚にも久しぶりの再会にジーンときてしまった。
「お前がいなくてすっげぇーたいくつだったぞ」
「ん?それどーゆー意味かな、ゼル」
「どうして手紙くれなかったんですかぁ?私、ずっと待ってたんですよ!」
「ごめんねー、暇なかったのよー」
私たちは、校門をくぐる。校庭は、生徒達であふれかえっていた。自然に紫のおかっぱ頭をさがす。
するとむこうの方に見慣れた頭が見えた。
「やっほぉ〜!!ゼロ――」
「り、リナさん!!」
ゼロスを呼ぼうとした私をアメリアは、いきなり止める。
「な、なによ、アメリア」
「あっ、その…あの」
私は、ゼロスがいた方を見る。
するとゼロスのとなりに女性がかけよった。すっごい美人。するとその女性は、いきなりゼロスの腕に自分の腕をからめた。
「んな!?」
「あぁ〜〜、リナさん、リナさん、落ち着いてぇ〜」
「せつめいしてくれるかなぁ〜、アメリア?」
きっと私は、今すごい顔でアメリアをにらんでるんだろう。
「おちつけ、リナ」
その私をゼルがなだめようとする。
「それより、早くしないと遅刻するぜ」
ガウリィが言う。
「あっ、リナさん、何組ですか?」
「2‐Aよ」
「ほんとですか!?私たちと同じですよ!」
「ほんと!やった!!」
「はやく行きましょ!」
アメリアは、私の手をひっぱった。
うん?なんかうまく話をそらされてしまったような。まぁ、いいや。お昼時間の時に聞こ。

昼休み。私とアメリアは、おべんとう持って屋上へ上がった。ガウリィとゼルは、剣道部のミーティングとかなんとかでいない。
私は、おべんとうを食べ始めた。
「で、アメリア、説明してくれないかな。なんでゼロスを呼ぼうとしたら止めたの?」
私は、ウィンナーさんを口にほうりこんだ。
「えっと、それは…」
アメリアは、困った顔をする。
「それは?」
「…それは、ゼロスさんは、昔のゼロスさんとは、ちがうからです」
「どういうこと?」
「リナさん、知ってますよね、シェーラさんのこと…」
決して忘れられない事件…
「…うん。犯人…どうなった?」
「まだつかまってないようです」
「そう…」
「ゼロスさん、あの事件から人が変ってしまったんです。私たちが高校へ入ってからはじめてゼロスさんを見ました。まるで別人のようでした。なんて言うんでしょう、冷たくなったと言うでしょうか。あのニコニコ顔も見なくなりましたし。それに…」
アメリアは、チラっと裏庭の方へと目をやった。ここからは、裏庭が見渡せる。私は、アメリアにつられてそってへ目をやる。
あっ!
そこには、ゼロスが女の人といた。今朝とは、ちがう、別の女性。
「女の人をとっかえひっかえして遊んでるようなんです」
「え!?」
とっかえひっかえ?ゼロスが!?
「うそ…」
「ほんとうです。あんなゼロスさんをリナさんに見せたくなくて止めたんですよ」
「そ…う…」
「それと変なんです」
「変?」
「ゼロスさんと付き合った女性は、一週間いないに怪我をするんです」
「けが?」
「はい。階段からおちて腕を折った人もいます。ある先輩なんかこの前車にひかれそうになりましたし。他に何人か怪我をした人がいます。ゼロスさんと付き合った女性は、かならず」
「へんね…それ」
私は、ゼロスを見る。
別に楽しんでもいなさそうに女のとなりにすわっていた。

$$$$$$$$$$

書いていてわかったけど私ってすっごい表現力ない。なんか気持ちが入ってないような。いちおーすっごい入れてるつもりなんだけど。やっぱり私には、小説なんか書けないのよ。でも書いてる私。こうなったらさいごまで書くぞ!
よんでくれてるあなたに感謝します。


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5889緑の海 2理奈 E-mail 1/1-15:52
記事番号5886へのコメント
〜緑の海 2〜

「ひさしぶりねーー」
なつかしさで胸がいっぱいになる。何もかも昔のままだ。
私は、メタリオム家の屋敷を見上げる。昔は、まるでどこかの国のお城だと思ってたっけ。
私は、裏庭の方へと回る。
あっ…
どう説明したらいいのだろう…
思い出の裏庭を見た瞬間、いろいろな思いが私をつつむ。
私は、昔の思い出を思い出しながら軽い足取りで草むらのなかを歩いていた。
ここでゼロスとままごとをしたっけ。
私は、微笑みながら歩いてると、誰かが仰向けになってねっころがってるのを見つけた。
胸が高鳴る。
ゼロス…
まだ制服のままだった。上着は、脱いでおり、ワイシャツの腕は、そでまくりして、ネクタイもゆるめていた。それがすっごいさまになっていて、かっこよかった。
私は、ゼロスの顔をのぞきこんだ。
いきなり私の顔が現れたように見えたのだろう。ゼロスは、おどろいて起き上がった。
幼さの残ってた顔は、今では、大人びている。深い紫の瞳は、変ってない。しかしそこには、昔あった暖かい瞳は、どこにもなく、かわりに冷たく、鋭い視線があった。
「リナさん」
全然変らない口調。しかし前より低く、冷たい声。本当にかわってしまったのか…
「ひさしぶり!」
私は、気にしないように明るくふるまう。
「なにしにきたんですか」
ゼロスは、立ち上がり、上着を拾い上げ、草を払った。
「なにって…帰ってきたからあなたに会いたいなぁーって思って」
彼は、屋敷の方へと歩き出して振り向く。
今までみたことのない冷たい瞳。私は、その場に凍りついてしまった。
「僕が会いたかった時、いなかったくせに…」
そう言ってゼロスは、歩き出した。
後には、ぼーぜんと立ち尽くす私を残して。

「リナさん!!」
「おひさしぶり、ゼロス」
「おひさしぶりです!!お奇麗になられましたね!」
「まぁーねぇー」
なんぞとゆー会話を期待してたのに。
私は、屋敷の中へと入った。
ゼロスのやつ!なに、あの態度!あったまきた!!
「リナちゃん?」
むしゃくしゃしてる私に声をかけるなんて、いい度胸してるじゃん。どこのどいつだ。
と、私が振り向くとそこには、ウェーブのかかった金髪の美人が立っていた。
「ゼラスおば様!」
「まぁ、まぁ、やっぱりリナちゃんね!きれいになってぇー!」
「あ、ありがとうございます」
私は、顔をあかくしてしまった。ゼラスおば様にこんなこと言われるなんて。うれしいい。
私たちは、リビングのソファーにこしかけた。
「おば様も相変わらずきれいですね」
たしかにこの人は、何年たっても若いままに見える。
「ありがと。ほんとひさしぶりねぇー。」
「はい」
「留学先は、どうだった?」
「すっごくたのしかったです」
「そう」
おば様は、ニッコリ微笑んだが急に顔を曇らす。
「ゼロスにあった?」
「あっ…はい」
「かわったでしょ、あの子」
「はい…」
「あの事件からなのよ、ああなってしまったのは。ショックだったのね」
チクンと胸がいたんだ。
シェーラさんの死がゼロスを大きくかえさせた。それほどまでにシェーラさんの存在は、彼にとって大きかったのだ。
「母親の私にもあのちょうしなのよ。…ねぇ、リナちゃん」
「はい?」
「あなたが、もしよければ、これから毎日家へ来てくれる?」
「え?」
「ゼロスの回りにいてほしいの。ほら、昔から兄妹のようだったし、リナちゃんが回りにいたら少しは、前みたいな子にもどるんじゃないかとおもって。だめ?」
この人にだめだなんて言えるわけない。
「よろこんで」
「そーお!?うれしぃわぁ!」
「おば様」
いきなりだった、私の後ろから女性の声がしたのは。ふりかえってみるとそこには、腰まである金髪の美しい女性だった。
あれ?この子どっかで…
「なに、フィリアちゃん?」
「お電話です」
「わかったわ。あっ、紹介するね。リナちゃん、彼女は、リナちゃんが留学してから一週間後に来たフィリアちゃんよ。ほら、前ルナちゃんがお手伝いに来てたけど忙しくなって来なくなったでしょ。だから彼女がきて大助かりなのよぉ。フィリアちゃん、この子は、リナちゃん。フィリアちゃんにも話したインバースさんとこの次女よ」
「はじめまして、リナさん。フィリアです。よろしくおねがいします」
ニッコリ笑う顔がかわいい。
「あっ、よろしく。おば様、今日は、帰りますね」
「そお?」
「はい。また明日来ます」

++++++++
最後の方、むりやり終わらせた。いやん。
ゼラスさま登場。完全オリキャラになってます。ってゆうか、私が書くみんな、オリキャラになってしまった…フィリアちゃんも登場。
これ書いていて一番こまったのは、ゼロスの「僕が会いたかった時、いなかったくせに…」とゆーセリフ。全然ゼロスじゃない・・と思っていろいろとかんがえたんだけどこのほかにいいセリフがなくて…でも個人的には、気にいってるセリフ。ゼラスさまは、書いていて楽しかったです。
こんなゼラスさまや、フィリアでいいんだったら続きも読んでくれればすっごいうれしぃですぅ!

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5890緑の海 3理奈 E-mail 1/1-15:53
記事番号5889へのコメント
〜緑の海 3〜

さて、どうしたものか。
私は、教科書を睨み付けた。しかしそこに書かれてあるものも、先生の話も全然頭に入らない。
どうしたらゼロスの気をひけるかよね。あいつがうれしがるもの…
「…ナ…リナ」
横からガウリィが話しかける
「なによ」
「放課後みんなでケーキ食べにいこうぜ。アメリアがおいしいケーキ屋を見つけたんだ」
「ケーキねぇ…それよ!!」
私は、思わずさけんでしまった。
「どうしたんだね、リナ・インバース」
先生が私をにらむ。
しまった…
「い、いえ、なんでもありません…」

私は、急いで帰りのしたくをした。
「あっ、ちょっと、リナさん。ケーキ食べに行くんじゃないんですか?」
「ごめん、アメリア!ちょっと今日は、用事があるの。ごめんね!」
私は、アメリアを残して急いで教室を飛び出した。
「きゃ!」
「あっ、ごめん、いそいで――あっ!!」
ぶつかりそうになった人物は、なんとフィリアだった。
「あら、リナさん!」
そうか、どっかであった事があると思ったら同じ学校だったんだ。
「フィリアじゃない、ここだったんだ」
「はい、3−Bです。リナさんは、2−Aでしたんですね」
「そう。あっ、ごめん、今急いでるんだ!今日も行くんでしょ?おば様んとこへ?」
「はい」
「じゃその時ね」
そう言って私は、走った。

私がむかったのは、マーケットだった。そこで私は、ケーキの材料を買った。
昔、姉ちゃんにしこまれていろいろな料理をならったけど、その中でゼロスが一番好きだったのが私の作るショートケーキだった。おじ様には、負けるけど。毎日のようにおやつにやいて一緒に食べたっけ。

「リナさん、なにを作ってらっしゃるんですか?」
私がケーキのクリームをまぜてるところにフィリアがたずねた。
「ショートケーキよ」
「わぁ、すごいですね。できあがったら私がお茶いれますね」
「ありがと」

ふふふ。われながら完璧なできね。
私は、出来上がったケーキを見ながら思った。白いクリームに赤いいちご。昔とは、変らない形。おいしそー。
私は、一切れ切ってゼロスがいるはずのリビングへむかった。
フィリアは、買い物に行っていて今は、いない。その方がいいけどね。
リビングのソファーにゼロスは、腰掛け、本を読んでいた。私は、ゼロスの前に立ち、ケーキをさしだした。
「食べる?」
ゼロスは、顔を上げ、ケーキを見つめた。
覚えてるかな?
「いりません」
しかしそう言って、また本を読み始める。
むか。
「そ、そんなこと言わないでさ、食べてよ。せっかく作ったんだから」
私は、ゼロスの手を取った。
「いりません!」
彼は、立ち上がり、私の手をはらった。
「あっ!」
そのひょうしにケーキが床に落ちてしまった。
プチっ!!
パン!!
さすがにこれには、おどろいたか、彼は、真っ赤になった頬をおさえて私を見る。
「食べ物をそまつにする人は、この私が許さないんだからね!!」
私は、雑きんを彼に投げつけた。
「きれいにふいときなさいよ!」
そう言って私は、リビングを後にした。
むかつく、むかつく!!あぁーー!!むかつく!!
が、しかし、たたいたのは、やりすぎと思ってまたリビングへもどる。私は、ドアの後ろから彼の様子をうかがう。
ゼロスは、まだ頬をおさえて床に落ちてるケーキを見つめていた。すると方膝をつきケーキのかけらを口に入れた。
なぁ!?
「…むかしとかわらない味ですね…」
彼は、微笑んでそう言った。
顔が熱くなる。
私は、キッチンへと走った。
残りのケーキがそこにおいてある。
覚えてくれてたんだ…味も…うれしぃぞ…

=========

あぁ、なんかまた変なとこで切ったような。
それにまたなんか展開が早い…いやぁーん。
フィリアの敬語…なんか変…私ってあんまし敬語つかわないからなぁ…
まだまだすっごく続きます…
うへぇ〜〜

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5920遅くなりました珠波 雅璃愛 1/6-00:14
記事番号5890へのコメント
理奈さんは No.5890「緑の海 3」で書きました。

 どうも、珠波です。コメント遅くなってすいません。

 今回も、とってもよかったです。
 特に

>ゼロスは、まだ頬をおさえて床に落ちてるケーキを見つめていた。すると方膝をつきケーキのかけらを口に入れた。
>なぁ!?
>「…むかしとかわらない味ですね…」
>彼は、微笑んでそう言った。
>顔が熱くなる。
>私は、キッチンへと走った。
>残りのケーキがそこにおいてある。
>覚えてくれてたんだ…味も…うれしぃぞ…

 ここ、読んだとき、思わず、にやけて、しまいました。
 リナとゼロス、両想いなんですね。

> あぁ、なんかまた変なとこで切ったような。
>それにまたなんか展開が早い…いやぁーん。
>フィリアの敬語…なんか変…私ってあんまし敬語つかわないからなぁ…
>まだまだすっごく続きます…
>うへぇ〜〜

 続き楽しみにしています。


 変な感想ですいません。(基本的に文章を組み立てるのが苦手なもので・・・・・・)

 それでは、この辺で。
                         1/5 珠波 雅璃愛

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5944私こそ遅くなりました理奈 E-mail 1/7-11:31
記事番号5920へのコメント
こんにちはぁ〜!いつもありがとうございますぅ!
> どうも、珠波です。コメント遅くなってすいません。

いえいえ、気にしてません。だいじょうぶですよ。
>
> 今回も、とってもよかったです。
うやぁーー、ありがとうございますぅ!!!うれしいです!
>
>
> ここ、読んだとき、思わず、にやけて、しまいました。
> リナとゼロス、両想いなんですね。

こんなのでにやけてもらえるとは、うれしいです!

>
> 続き楽しみにしています。

ありがとうございます。まだまだつづきますのでよろしくおねがいします。
>
>
> 変な感想ですいません。(基本的に文章を組み立てるのが苦手なもので・・・・・・)
>
いえ、どんなのでもいいですよ。読んでいただいていると知っただけでうれしいですから。私の感想だって、変ですし。

では、失礼します。

理奈

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5941緑の海 4理奈 E-mail 1/7-11:17
記事番号5890へのコメント

〜緑の海 4〜

「ゼロスぅ〜!ケーキ食べる!?」
次の日私は、同じケーキを焼いてゼロスの前にさしだした。こんどは、まるごと。彼は、またソファーの上で本を読んでいた。そんなに本読むの好きなのかな・
「今度は、食べてもらいますからね!」
食べてもらうつもりでもうお皿も、フォークも用意してる。
昨日の事は、見てない振りをしてる。
「…いただきます」
何か言いたそうだったがそう言って読んでいた本を閉じ、テーブルの上においた。うれしそうにして私は、ケーキを切って彼の前に置いた。
「紅茶、飲むでしょ?」
紅茶も用意しておいた。フィリア特性の紅茶をコップに入れる。
いい香ぃ〜。
「はい…」
砂糖もミルクもどれくらい入れるか覚えてる。彼は、子供のくせして砂糖は、あまりいれない方だった。コーヒーだってブラックで飲んでたし。
「味は、どう?」
「…美味しいです」彼は、いちごをどけながらケーキを食べていた。
別にいちごが嫌いなわけじゃない。いちごは、彼の好物だし。彼の独特の食べ方だった。ちょっと変だけど。
「まだそんな食べ方するのね」
「…え?」
「いちご、どけといて最後に全部食べるの」
ゼロスは、一瞬驚いた顔をした。
「ええ…」
私は、微笑んだ。
変ってないとこもあるんだね。
「私もたーべよっと」
なんかむかしにもどったような気持ちになって私は、ケーキを食べ始めた。

今日は、何作ろうかなぁ〜。クッキーでも焼こうかなぁー。それとも思い切って夕食になにか作ろうかなぁ。
私は、廊下をあれこれ考えながら歩いていた。
さすがに三日続けて同じケーキは、あきるかなぁー。
ゼロスのとこへ行くようになってから三日たったが、いまだにあんましはずんだ会話は、出来てない。あいさつとかだったら少しづつふえているが、前のように笑ってくれないし。
「…ナさん、リナさん!!」
「あぁ〜、ハイハイ、何、アメリア?」
横にアメリアがいたのをすっかり忘れてた。
「帰ってきてからまだ一度も一緒に放課後に遊びに行ってません!つきあいわるいですよ!」
「私もいろいろといそがしぃのよ」
「どうしてですかぁ?」
「それはねぇー」
私たちが階段の前を通りかかった時だった。
「あぶない!!」
誰かが階段の上からさけんだ。
何かが私たちめがけておちてきた。私は、すかさずアメリアを抱きかかえ横へ飛ぶ。ふ、運動神経ばつぐんの私にかかればこれくらぁい。
大きな音と、ともにその何かは、壁にぶつかり、止まった。その何かを見てゾッとしてしまった。それは、美術室においてあるはずの頭の銅像だった。と、言ってもプラスティックで出来てるやつ。だが、打ち所がわるかったら十分あの世へ行けるという代物。
「いったぁー」
「大丈夫、アメリア?」
「あぁ、はい。リナさんがかばってくれましたから」
こんなの自分でおちてくるはずがない。それに美術室は、ここから離れてる。
誰かが!?
「だいじょうぶですか!?」
青い顔をして階段から降りてきたのは、なんとフィリアだった。
「フィリア、あんたが!?」
「い、いえ、ちがいます!!」彼女は、あわてて首をふる。「私のうしろを歩いていた人がリナさんが通りかかるといきなりそれを落して行ったんです」
「なんとゆーふとどきもの!その人は、誰ですか!!」
アメリアのけんまくにフィリアは、少したじろいだ。
「あっ、い、いえ、誰かは、わかりませんでしたが…男の方でした」
「リナさん!これは、悪です!!つかまえて私の正義の鉄拳をくらわせなければ!」
「あぁ、はいはい、アメリア。燃えてるのは、いいけどこの銅像、もとのところに帰さないと」
私は、銅像を拾い上げた。
「ありがと、フィリア。あなたがさけんでくれなかったら今ごろすっごいことになってたわ」
「いいえ、礼には、およびませんわ」
彼女は、微笑んだ。

この私に怪我をおわせようとするとは、どこの命知らずだ。ったく。
私は、階段を下りていった。さっきあんな事があったばっかりなので階段は、さけたかったが教室に行くには、どうしても階段を使わなければ行けない。
私は、回りを警戒しながら下りていった。
男には、うらまれる覚えないしなぁ。
その時だった。軽い硬水の匂いがした。
うん?この匂い…
ドン!
「え…?」
背中になにか感じた。グラっとバランスをくずす。
「は?にゃぁぁぁああ!!!」
私は、そのまま階段をころげおちた。
「アイタタタ…」
「おい、リナ、だいじょうぶか?」
横から声がした。今の音を聞いて見に来たのか、教室から顔をだしてるゼルだった。
「あぁ〜、ゼルぅ〜」
私は、なんとか立ち上がった。怪我は、ないみたいだけど。
「階段から落ちるなんて、ドジだな」
「ちがう!誰かにおされたのよ!」
私は、階段を見上げた。そこには、もうだれもいなかった。

一日に二回も…偶然とは、考えにくい。それにしても何度考えてもうらまれる覚えなんてないんだけどなぁ〜。ついこの前帰って来たばっかなのに。それとも留学する前にうらまれることでもしたかな…。
私は、クッキーのきじから円をくりぬいていた。
“ゼロスさんと付き合った女性は、一週間いないに怪我をするんです”
アメリアの言葉を思い出す。
……
「まっさかぁ〜」
第一、 ゼロスとつきあってないし!
「リナさん」
「え?」
後ろからよばれて、私は、振り返った。
「あっ、ゼロス」
まだ前みたいには、微笑んでくれない。まぁ、すぐにもとにもどるとは、思ってないけど。
「今日は、クッキーを焼こうと思ってるの。もうちゃっと待ってて」
「ええ…。…大丈夫ですか?」
「へ?」
一瞬聞かれた事がわからなく、間抜けな声を出してしまった。
「階段から落ちるの…僕も見ました。ゼルガディスさんの反対側から。怪我…ありませんでした?」
「あーははは、見てたのね。大丈夫よ。私の身体は、そんなにやわに出来てないって知ってるでしょ」
「そうですか…よかったですね」
そう、言って彼は、キッチンから出ていった。
ゼロスの方から話しかけるなんてすっごいひさしぶりなんじゃないだろうか。帰って来てから一度もなかったんじゃないかな。しかも心配までしてもらって。
私は、うれしくなって、鼻歌なんて歌いながらクッキーを焼き始めた。


リナを狙うのは、何者!?リナとゼロスの関係は!!??
まて次回!!
なぁーんてあほなことを言ってる理奈です。
今回は、表現力を強化しようとしたけど…いかがなもんでしょうか。ゼロスが話し掛けてきてくれたというリナの嬉しさをもっと表現したかったが…私には、これが限界だった…

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5942緑の海 5理奈 E-mail 1/7-11:26
記事番号5941へのコメント

今回は、かっこいいガウリィとゼルが見られます。って言ってもきっと私がかく「かっこいい」だからあんまし期待しない方が…

〜緑の海 5〜

忘れてた…今日から私が日直の当番だなんて…
私は、ノートを広げる。クラスには、私一人しかいない。
もう一人の当番も忘れたな。
私は、ぶつくさいいながらノートに書きこむ。
「今日は、シュークリームを作ろうと思ってたのにぃ…」
職員室にノートを戻し急いで学校から出る。一人だから結構時間かかちゃった …
「もううすぐらいじゃないぃ!!」
私は、帰路についた。
……
気のせいだろうか…。なんかつけられてるような気がするんだけど、しかも二、三人くらいに…
私は立ち止まり、振り返った。薄暗い道。誰もいない。
再び歩き出そうとすると誰かに腕をつかまれ路地にひっぱりこまれた。
「ちょっ!?なにすんのよ!」
後ろは、行き止まりだった。男が三人、私を取り囲む。家の制服だけど、見た事ない人たちだった。
「なんのよう!?」
自分でも月並みなセリフだとおもったが他に気のきいたセリフが浮かばなかった。
「へっへっへ。元気がいい女だな」
「けっこうかわいいじゃないか」
「むねは、小さいがな」
むか!
「わりぃなぁー、きれーなねぇーちゃんに頼まれたんだよ。お前の顔に傷をつけろとな」
男Aは、ニヤニヤ笑いながら言う。
「なぁ!?だれよ!」
「こたえるわけねぇーだろ」
男Bポケットからナイフを取り出す。私は、あとずさったが後ろは、壁。
「おい、傷つけるまえにやっちまわねぇーか?」
おいおいおいおいおいぃいいい!!!??何言い出すの、男C!?
「そりゃ、いいな」
男Aがうなずく。
これじゃ、ありがちなドラマのワンシーンじゃないぃ!
男Bが近づいて私のうでを取る。
「ハッ!」私は、その手をはらって、男のおなかにつきを一発入れる。思いもよらない反撃に、男は、おどろいて後ろへさがる。姉ちゃんに仕込まれた空手がこんなとこで役に立つなんて。でも男三人にどこまで通じるか。
「このあま!」
男Aは、そう、叫び、私に向かって来た。私は、それをなんなくかわし足をかける。
「うわ!」
「この!」
Bが私の腕をとろうとするが、私は、それを蹴り上げた。
「きゃ!」
しまった!
Aが私の足をひっぱった。私は、そのまま倒れてしまった。すかさずBとCが私のうでと足を押さえる。
「は、はなせぇ〜!!」
「おとなしくしな!」
そう、言ってAは、私の制服のえりに手をかけ、ひっぱった。ボタンが取れ、下着があらわになる。一気に顔があつくなる。
「こ、この!」
私は、なんとか自由になろうとジタバタしたがどうにもならない。
Aの手がスカートにかかろうとした時だった。
「が!?」
私の足を押さえていたCがうめいでたおれる。
「どうした!?」
「男三人で女性をおそうだなんて!」
この声は!
「それは、すなわち、悪!このアメリアの正義の鉄拳をうけてみよ!」
「アメリア!」
「おいおい、アメリア、美味しいとこばかり一人占めするな」
「そうだ」
「ガウリィ!ゼル!」
最初は、暗くてよくわからなかったけどこっちをビシっと指してるアメリアと、竹刀を持ってるガウリィとゼルだった。
「やっろぉ!!」
A がガウリィにパンチをくらわそうとする。ガウリィは、それをひらりとかわし、背中に竹刀をふりおろし、足払いをかける。
おっ、めずらしくかっこいいぞ、ガウリィ。
Bもゼルに向かっていった、しかもナイフを手に。しかし、こいつもゼルの敵では、ない。竹刀を下から上へ振り上げBの腕を打つ。ナイフが手から離れそのままゼルは、そいつに面を打つ。
「く!お、おぼえてろよ!」
そのまま三人は、逃げていった。
「だいじょうぶですか、リナさん!」
アメリアがかけよってくる。ガウリィは、私の姿を見て自分の上着を脱ぎ、私にかけてくれる。
「ありがと」
ゼルは、私のかばんを拾い上げてくれる。
「あなたたちね、私の後を追ってたのは」
「はい。リナさんが日直の当番だったのでガウリィさんとゼルガディスさんの練習を見てたんです。で帰る時ちょうどリナさんが校門から出るのを見ましたからおどろかそうと思っていたんです」
「そう…。ありがとね」
私は、かばんを受け取り立ち上がった。
「で、どうするんだ、リナ」
ガウリィは、竹刀を袋にもどした。
「先生か誰かにでもほうこくするのか?さっきの奴等の事も調べてもらえばいいし」
ゼルも自分の竹刀をしまう。
「そうねぇ…」私は、考え込む。「先生には、いいたくないわ、こんなこと。家に連絡されたくないし。それにさっきの奴等の事を調べるんだったらもっと確実な方法があるわ」
「確実な方法?」
「ええ。まっ、とりあえず、もう遅くなるから帰りましょ」

=========

かっこいいガウリィとゼルを期待してたみなさん、期待はずれだったのでは。
次は・・・私もなにがおこるかわかりません・・・・読んでくださってる方、ありがとうございます。まだまだ続きます。これって半分も行ってないのでは・・・


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6013めっちゃ好みの展開ーーっっ(はあと)ひなた E-mail 1/10-06:01
記事番号5942へのコメント


こんにちわーーっっよんじゃいましたのひなたですっ☆

うきゅ〜っ面白かったですよう♪
しかも展開めっちゃ気になるし・・・(笑)続き、すごく期待してます☆
・・・ってここで締めるとヤバ・・・(笑)

あとあとっっ!!ゼロスの無口なのがなんとなくくらっと・・・(笑)
この少女まんがちっくなのも大好きです☆

> かっこいいガウリィとゼルを期待してたみなさん、期待はずれだったのでは。
かっこよかったですってばっっ!!ガウリイ・・・(はあと)
やっぱしガウリイ刀系もたせるとかぁっこいいですよね〜♪
ゼルももちろんかっこよかったですよう☆

>次は・・・私もなにがおこるかわかりません・・・・読んでくださってる方、ありがとうございます。まだまだ続きます。これって半分も行ってないのでは・・・
いえ、あたしのあれ(笑)に比べたら全然・・・ですから安心しましょう(笑)
ってことで☆楽しみにしてますね♪
でわでわーーっっ失礼しました。



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6033きゃぁ、ありがとうございます!!理奈 E-mail 1/11-13:34
記事番号6013へのコメント


>こんにちわーーっっよんじゃいましたのひなたですっ☆

こんにちわーー、よんでくださってありがとうの理奈です!!

>うきゅ〜っ面白かったですよう♪
>しかも展開めっちゃ気になるし・・・(笑)続き、すごく期待してます☆
>・・・ってここで締めるとヤバ・・・(笑)

ああぁ、なんてもったいないお言葉ぁあ!!ありがとうございます!
続きがんばって書いてますぅ〜


>あとあとっっ!!ゼロスの無口なのがなんとなくくらっと・・・(笑)
>この少女まんがちっくなのも大好きです☆
あぁ、私の書くゼロス様にくらっといっていただけただなんてぇ〜〜!!
ああ、かんげき!自分でも「なんか少女漫画みたい・・・」なんて思ってたんですねぇ。


>かっこよかったですってばっっ!!ガウリイ・・・(はあと)
>やっぱしガウリイ刀系もたせるとかぁっこいいですよね〜♪
>ゼルももちろんかっこよかったですよう☆
ああぁ、よかったぁ〜〜!!相手が魔族だったらもっとかっこよく書けたかなと思ってたんですけど、あいては、人間だから、こー、かっこいい技なんかできないし。あぁ、でもかっこいいって言ってもらえてすっごくうれしいです!


>いえ、あたしのあれ(笑)に比べたら全然・・・ですから安心しましょう(笑)
>ってことで☆楽しみにしてますね♪
>でわでわーーっっ失礼しました。
ほんとうにありがとうございます!!すっごく、すっごくうれしいです〜〜!!続きがんばって書きますので!!

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6032緑の海 6理奈 E-mail 1/11-13:27
記事番号5942へのコメント


あと少しでこのツリーも落ちるでしょう…遅いからなぁ、私。

〜緑の海 6〜

学校の最上階の奥に、生徒会専用の教室がある。ゼロスが生徒会長だって事は、知ってたけど別に興味は、なかったし、これからも縁がないところだと思ってた。でも生徒会の事は、副会長のフィリアから色々聞いていた。
「生徒会の情報網をあまく見ては、いけませんよ」
彼女は、そ、言って色々な情報を話してくれた。そんな事、私に話していいの?かと思ったけど、別にそーゆー情報を使って人をゆすろうなんぞ、考えてないし。たしかに彼女の言うとおりフィリアの言った情報は、すごいものもあった。生徒達の行動は、生徒会専属スパイ見たいなやつらが報告するし、生徒の成績や、クラス、先生の情報は、学校のコンピューターにハックして手に入れるらしい。なんちゅー生徒会だ、と最初は、思ってたけど。まさかこんな事で役に立ってくれるとは、思いもしなかった。でもあいつがこころよく引き受けてくれるかどうか…
放課後。
私は、ドアから生徒会の教室の中をのぞきこんだ。大きなテーブルが黒板の前にあり両側の壁にならんで小さな机が二つずつならんである。ここは、会社のオフィスか。その大きなテーブルに人が座っている。ゼロスだ。テーブルの上に広げられているノートを覗き込んでいた。
私は、コンコンとドアをたたき中に入った。
ゼロスは、顔を上げた。私を見ると一瞬驚きの表情が現れる。
「リナさん…」
「生徒会長ってのも忙しそうねぇ」
私は、教室を見回した。両側の机には、それぞれ名札が置いてあった。副会長のフィリアと他の生徒会メンバーのシルフィール、ヴァルガーヴとミリーナ。生徒会って美形ばっかし…
「なんのようでしょうか」
ゼロスは、ノートを閉じて私にたずねた。
「情報」
「はい?」
私の言った事が解らなかったらしい。
「フィリアが言ってたすごい情報網があるんでしょ。だったら昨日、私におきた事も知ってるわよね」
私は、ゼロスの前に立った。
「…」
何も言わない。
「ほんと、馬鹿に出来ない情報網ね。私が襲われそうになったってことも誰かに見られて報告されてるなんて」
「もんくをいいに来たんですか」
「さっきも言ったでしょ。情報がほしいの」
「なんの情報がほしいんでしょうか」
「私を襲った三人は、どこのどいつなのか」
ゼロスは、顔をしかめた。
「その人たちをさがして仕返しをするつもりですか」
「そのつもりもあるけど、そいつらに命令して、私を傷つけようとしてる大馬鹿物を捕まえるためよ。知ってるでしょ。私が二回も大怪我させられそうになったのを」
「ええ。」
「だからその大馬鹿物を捕まえようとしてるの。だから情報ちょうだい」
「ことわります」
即答。
「なんでよ!?」
「犯人を捕まえに行くなんてそれこそあぶないです。それに…」
そこでゼロスは、口をとざす。
「それに?」
「…なんでもありません」
ゼロスは、顔を背ける。
「ちょっと、なんでもありません、じゃないわよ。いいなさいぃ!!」
私は、机を回って座ってるゼロスの襟首をつかんだ。
「…リナさん。もう僕と関わらないでください」
「え・・?」
何を言ったのか解らなかった。
「リナさんは、ごぞんじでしょうか。僕に関わった女性は、かならず怪我をするのを…」
彼は、私の手を襟首からはずす。
いきなりなにを…
「え、ええ。聞いてるわ」
「僕は・・リナさんに怪我をしてほしくないんです。僕のせいで怪我するあなたを見たくないんです」
「…ぜ・・ろす」
胸がいっぱいになる。熱いものがこみあげてくる。今にもあふれだしそうな涙をひっしにこらえた。
かわってなんかいない。外見は、かわってけど、中身は、心は、かわってない。昔の…やさしい時のゼロスのまんまだ。うれしい。やっとほんとのゼロスに会えた。
私は、微笑む。
「あんた、何年私の幼なじみしてんの。こんなことで逃げ出す私じゃないわ。犯人は、この手でつかまえてやるんだから!」
「リナさん…」
深い紫の瞳。少しづつだけど昔あった暖かい光がもどってきてる。
私は、その瞳をまっすぐみつめる。
「だからゼロス、お願い。きょうりょくして」
ゼロスは、少し考えて「ふぅ」と息をはいた。
「わかりました。てつだいましょう」
「ありがとう!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ああぁ、なんか変…変!!!!なんかどっかで読んだ事ある芸のないストーリー・・
まだ半分も来てないっと思ったらあと少し。今月中に終わらせる事が出来るんだろうか…。期末も近づいてきてるのに…でもがんばるぞぉ〜〜!!




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6041緑の海 7理奈 E-mail 1/12-16:07
記事番号6032へのコメント

さてさて。これでリナちゃんを狙う犯人が解りますってバレバレか。

〜緑の森 7〜

どうしようか。
私は、一回のベランダにある花壇に水をやっていた。
晴れた、青い空。暖かい風。こんな気持ちいい日とは、うらはらに私の頭の中は、渦巻きをまいていた。
「リナさん。これからどうするんですか?」
椅子を出してきて座っていたゼロスがたずねる。
「う〜〜ん。今考えてるところなんだけどねーー」
「犯人は、もう解ってるんですか?」
「いちおーわかってるんだけどー」
「証拠がない?」
「うーーん」
私は、はしの花壇へ移動した。
「それもそうなんだけど。どうやって捕まえるか考えてるのよ」
「へ?」
ゼロスは、まのぬけた声を出した。
「この私、リナ・インバースにケンカうってんのよ。犯人には、私が考えた最高のステージで私につかまってもらわなきゃ!」
「さすがリナさんですね」
ゼロスは、苦笑する。が、ハッ、と青ざめた顔をする。
「リナさん!!」
「え…わっ!!」
ゼロスは、私を抱きかかえて倒れこむ。
ガシャァアアアン!!
「だいじょうぶですか!!」
「え、ええ」
私が立ってたところに鉢植えがくだけちっていた。
体中に鳥肌がたった。
ここの真上、二回のベランダにあった鉢植えだ。でもあぶないからって塀の上には、おいていないはずなのに。誰かがわざと落したんだ。
「これで決定的ね」
「は?」
「ゼロス、たのみがあるんだけど」
「なんでしょうか」

土曜日の夜。もう帰ってきてから一週間がすぎた。早いもんねぇ。
私は、メタリオム家のリビングのソファに腰掛けて、本を読んでいた。そこへゼロスが入ってきた。
「リナさん」
「うん?なにゼロス?」
「話があるんです。7時に裏のグリーンハウスへ来ていただけないでしょうか?僕は、少し遅れていきますので」
「わかったわ」
ゼロスは、うなずいてリビングを出ていった。
その時ドアの後ろにいた人影もそん場を離れる。
かかった。
ゲーム、スタート。

メタリオム家の裏。裏庭より少し奥へ行ったところにグリーンハウスがある。それも変な作りになっていてグリーンハウスのドアの両側には、高い塀が立っている。だからグリーンハウスに入るためには、その塀のある道を通るしかない。
夜7時。グリーンハウスの電気が暗闇の中で光る。誰かが塀の道を通ってドアに手をかける。
「!?」
その瞬間、私達は、ドアの反対側、その人物の後ろへ回ってそこを袋とじにする。
私は、懐中電灯でその人物をてらす。
「もーちょっと華やかな舞台にしたかったけど時間がなかったからこれが精一杯だったわ」
私は、余裕の笑みを浮かべる。
「まんまと罠にはまってくれたわね」私は、その人物の顔を照らし出す。「フィリア!!」
私の回りに立っていた人たちから驚きの声がする。
私は、もちろんのこと、ゼロス、ゼラスおば様、ルナ姉ちゃん(どこから聞きつけたかわからないけど「おもしろそー」なんて言ってついてきた)とあと男性一人。
フィリアは、青ざめた顔をしていたが微笑んだ。
「なんのことでしょうか?私は、ただここの電気がついてたので消しておこうかと」
「あくまでしらをきるつもりね。じゃあ、私は、かってにペラペラ喋るからあなたは、聞いとくだけでいいわ」
私は、彼女に近づいた。
「私は、この一週間、四回も危ない目にあったわ。生徒会のあなたも知ってるはずよ。私は、この四つの事故から犯人をさがしだそうとしたわ。まず最初のプラスチックの彫像の事。これは、あなたもその場にいたから知ってるはずよ。私とアメリアが歩いてるとあなたがいた階段の上からプラスチックの彫像が落ちてきた。あなたは、男性がおとしたって言ったわね」
彼女は、何も言わない。
私は、かまわずつづけた。
「あの時は、まだ『どこのどいつだ、私にあやまりもせず逃げたやつは』としか思わなかったわ。で次の、階段から落されたやつ。私を押した人は、どう考えても女の力だった。それに落される前に硬水の匂いがしたわ。どっかで嗅いだ事のあるにおいだなと思ってたら、そう。フィリア、あんたがつけてるやつと同じやつよ。でもこんなの誰でもつけてるだろうし」
フィリアは、相変わらずだまってる。
「一日に二回も危ない目にあってるのよ。あきらかに誰かに狙われてるわ。でもおかしいなぁ。私を押したのは、女で彫像を落したのは、男。私がまちがってるのかな?それともフィリアが嘘ついてるのか。あるいは、男と女、両方にうらまれてるか。そこで私は、三人組みに襲われそうになった。その時そいつらは、きれーな姉ちゃんにたのまれたって言ってた。とゆーことは、犯人は、女で、フィリアがうそついてることになるわ」
「ちょ、ちょっと待ってよ。なんでその三つの事故で犯人は、同一人物だってわかるの。それにその三人組みがうそついてるかもしれないじゃない」
今までだまっていたフィリアがたずねる。
私は、笑みをうかべる。
こうでなくっちゃ。
他の人には、私に全部まかせてくれてるのか何も言わない。
「もちろん、最初の二つは、たんなる事故かもしれない。でもこんなの続けて起こるなんてあんましないじゃない?しかも私は、こっちへもどってきたばかりなのに。あの三人組みは、うそついてないわ。三流悪役ってのは、かっこつけてベラベラと喋るもんよ」
フィリアは、唇をかんだ。
「フィリアの嘘の証言。階段で嗅いだフィリアがつけてる硬水と『きれーな姉ちゃん』。どう考えても私の知ってる中でフィリアしかいないわ。もちろん、ちがうかもしれない。でもそこで四つ目の事故が起こったわ。ここ、メタリオム家で私は、ねらわれた。私の上に落ちてきたわ。ゼロスに助けてもらったからよかったものの。これが決定的だった。学校とメタリオム家で私を狙えるのは、ゼロスかフィリアしかいない。じっさいあなたの言うとおりその男は、ゼロスだったかも知れない。でもあなたは、ゼロスを知っているわ。だから『知らない男』と言うより『ゼロス』って言った方がかくじつだし。だから残るは、あなたよ」
「…こは…」
フィリアは、何か言ったが聞こえなかった。
「え?」
「証拠は!?」
その一言で私は、あきれかえってしまった。
「ばっかねぇー」
フィリアは、私のセリフに顔を赤くした。
「な、なによ!?」
「あんた、ほんかく推理サスペンスとまちがえてるんじゃない。素人犯人がなに言ってんのよ。『証拠は』って自分の行動を考えてから言ってよね」
フィリアは、ますます顔を赤くする。
「こっち来なさい」
私は、後ろの方に立っていた男に声をかけた。
「あっ!!」
そいつの顔を見るとフィリアは、一気に青ざめ。
「こいつは、私を襲おうとした男Aよ。で、男A、この人よね。あんたに私の顔に傷をつけろってたのんだのは」
「男Aって…まぁ、いいが。あぁ、たしかにその女だよ。きれーな顔をしてやることは、こえーなって思ったのをおぼえてる」
フィリアは、ガクっと膝をついた。
「あんた顔を隠さず頼みに行ったんだって?『証拠は、』って自爆するようなセリフ、考えてから言うんだったわね。さぁーて」
私は、彼女のとなりにひざまつく。
「さっきも言ったようにこれは、本格推理サスペンスじゃないわ。私の言った事だって矛盾だらけだし、そこをついたらいくらでもいいのがれは、できるわ。やってみる?」
フィリアは、首をふる。
「一つ聞いていい?シェーラを殺したのは…あなた?」
「なっ!?」
事情をしらない男Aいがい、みんなは、驚愕の声を上げる。
「これは、あくまで私の想像。証拠も何もないわ」
しかしフィリアは、コクンと首を上下にふった。
「私が…殺しました…」
「どうしてか…話してくれる?」
そこで私たちは、二年前起こった事件の真実を知る…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふはーーーー!!長い!!次で最後かな??
うーーん。まさしくリナちゃんのいったとおり矛盾だらけ…
推理漫画は、たくさん読んでるのに。
ここに出てきた塀のグリーンハウス。自分でも全然わからん。
いちおーこーなってるはずなんだけど。
_____グリーンハウス______
I I
I I ←塀
I I
この図でもわからない…やっぱし表現力ねーな…
さてさて。フィリアちゃんファンのみなさんごめんなさい。犯人にしてしまった…。他に誰もいいキャラがいなかったもので…
さて。次でたぶん最後だと思います。ここまでよんでくださった方々、ありがとうございます。

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6042Re:緑の海 7水城守 1/12-23:53
記事番号6041へのコメント


こんばんは。水城守です。

いっつも、ニタニタしながら読んでます。
つぼですねー、かなり!!
サスペンスっぽいところもいいし、ゼロスかっこいいから。
フィリアがどうしてあんな行動をとったのか、うーん、気になる。
続き楽しみにしてます。

短くて申し訳ないのですが、感想でした。


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6049緑の海 8理奈 E-mail 1/13-15:08
記事番号6041へのコメント

今見たら 「7」の後書きの図。変になってた。塀が真ん中にあるはずなんだけど。
ふ。まぁ。いいや。

〜緑の森 8〜

「中学の時でした」
そういってフィリアは、話し始めた。
「公園でからまれてるところを通りすがりのゼロスさんに助けてもらいました。ひ・・ひとめぼれでした」
本人を目の前にして言うのは、これがはじめてなのだろう。顔を真っ赤にしてうつむいた。ゼロスもこれには、おどろいたのだろう。
「その時ろくに、おれいも言えなくて。だからどうしてもお礼がしたくて色々な方に聞いたりしました。でも見つけた時には、もうシェーラさんと言うかわいらしい彼女さんがいました。あきらめようとした時です。シェーラさんがゼロスさん以外の方とお付き合いしてるのを知ったのは」
「え!?」
これには、私も驚いてしまった。
「私は、ゼロスさんにこの事を伝えようとあの晩、ここへ来てしまったのです。でもなにを言っていいのか解らないうちにシェーラさんが家から出てきたんです。私は、とっさに彼女を離れの方へひっぱって行きました。

「な!?誰よ、あんた!?」
彼女は、私の手をふりほどきました。
「あ…あなたゼロスさんの他に付き合ってる方が…」
「何よ、あんたには、関係ないでしょう」
「ありませんけど…」
「ハハー、あんたゼロスの事が好きなんでしょう」
「そ、そんな!」
彼女は、笑いました。
「そっかー。そうよ、ゼロスのほかにつきあってるやついるわ。なんだったらゼロスをあんたにゆずるよ。このごろあきてきたからねぇー、あいつにも」
「な!?」
正直言っておどろきました。まさかあんなかわいらしい人がこんな醜い性格のもちぬしだったなんて。
私は、おもわずさけんでしまいました。
「あ、あくまよ!」
「ちょっと、誰が悪魔よ!」
彼女は、私の腕を取りました。
「や、はなしてください!」
「この!」
「いや!」
私は、彼女をおもいっきり突き飛ばしてしまいました。バランスを失った彼女は…

「静かになって…目を開けてみたら花壇の角で…頭から…血を…」
そのあとは、おぞましくて言えなかったのだろう。
「それから一週間後、ほとぼりが冷めたころ、私は、ここへお手伝いとしてもどってきました。ゼロスさんの様子が気になって。でもそこには、もう私の知っているおやさしいゼロスさんは、いませんでした。そこには、冷たい瞳のゼロスさんがいました。そして色々な方と付き合ってる事も知りました。その時です。その方達がシェーラさんのように心が醜い方に見えて。憎くて、憎くて、ケガをおわせたりしました。そうしたらゼロスさんとつきあうとケガをすると言う噂がひろがり、ゼロスさんに近づく人も減りました。心が…醜いのは、…私の方なのに」
フィリアは、手で顔を覆った。
「そしてリナさんがあらわれたのです。そのあとは…リナさんがおっしゃったとおりです…」
「今度は、私にケガをおわそうと」
フィリアは、大粒の涙を流した。
「ど・・どうしようもなかったんです!心では、まちがってると、やっては、いけない事だとわかっていても身体が言う事を聞かなかったんです…ごめんなさい、ごめんなさい!!」
皆、何も言わない。
なんともやりきれない思い出胸が痛んだ…
そのあとフィリアは、ずっと泣きつづけていた。

++++++++++

ああ、シェーラファンの方ぁ〜〜、ごめんなさぃいい!!
こんな性格にしてしまった…別にシェーラちゃんがきらいなわけじゃないんです。ただ他にキャラがいなくって・・ってフィリアの事もこんなこと言ったな…

であであ。次でほんとに最後です。これで終わらせようかと思ったけど二つにわけました。

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5878感想ですの庵 瑠嬌 12/31-19:53
記事番号5862へのコメント


>こんにちはぁ。実は、これで二度目の投稿の理奈です!

 こんにちは、……というか、今こんばんはの時間帯なのですが・・、えっと、庵 瑠嬌でございます。

>さてさてなぜ私がこんな命知らずをしてしまったのか…本人にもわかりません。
>いちおーゼロリナです。らぶ・がくえん・推理サスペンス(おいおいおい!!)

 まぁまぁ、ゼロリナですのねっ。


>です。推理サスペンスとは、呼べないしろものですが…
>ついでにフィリアファン、シェーラファン、読まない方がいいと…けど
>それでも読んでくださるんでしたらすっごいうれしぃです。では、どうぞ。

 フィリアさんもシェーラさんも好きですけど……いいんです、リナさんとゼロスさんの方が好きですもの!

>
>「ふぇ…うぅ…えっ…」
>「ああぁ!もう!なくんじゃない!」
>私は、うずくまって泣いてる彼をどなりつけた。
>「り、リナさんだって…」
>彼は、深い紫の瞳に涙をため、私を見上げた。

 びっくりいたしましたわ。
 ゼロスさんが泣く!しかも、リナさんを見上げる!
 想像するわたくしの顔……人にはとても見せられませんでしたわね。
 ふっふっふっふ………よいですわーこういうゼロスさんもありでしたのねーっ!


>私は、まだ泣いてる彼を押し倒した。
>「な、なにするんですか」

 ……………………。
 いや、深い意味はないと分かっておりますわ。
 ただ、逆のパターンを見慣れているわたくしとなると……。
 今わたくしの眼から、うろこがぽろぽろ落ちておりますわ。




>彼は、しゃっくりを上げながら言った。
>「いいから大の字になる」
>彼は、言われるとおりに大の字になる。その隣で私も同じ事をする。
>「空を見なさい」
>明るく、雲一つないきれいな空。すいこまれそう…
>「こんなきれいな空を見ると気持ちがすっきりするでしょ」
>「…」
>「こんな空に行けるおじ様は、幸せよ。それに空の上だと私たちみーんなの事もみえるし、わるいことなんてしようとしたらいっぱつでばれちゃうね」
>私は、起き上がり彼の顔をのぞきこんだ。暗く、深い、紫の瞳。それこそすいこまれそうな色。
>「ねぇ、ゼロス。おじ様は、きっとこんなに泣いてるあんたを見たくないと思う。いつものように元気なニコニコ顔のゼロスを見ていたいと思うよ。だから泣かないで。ゼラスおば様がいるし、私もいる。だからもう泣かないで」
>私は、ゼロスをひっぱりおこす。
>「でも泣きたい時、悲しい時があったら私をこの庭へ呼んで。一人で泣いちゃだめ、一人で悲しんじゃだめ。やくそくよ。」
>「やくそく?」
>「そう、やくそく。いいわね」
>ゼロスは、コックリうなづき、ニッコリと笑った。

 ここのあたりは、リナさんかっこいいですわね。
 強いですわ。
 子供なりの論理で、ゼロスさんを慰めようとなさるだなんて………いいじゃないですかっ!


>メタリオム家の敷地内、彼らの大きな屋敷がある丘のふもとに私たちインバース家の家がある。代々メタリオム家の使用人として働いている私たちだけど、メタリオム家の人たちは、私たちを家族のようにあつかってくれている。おば様もおじ様も時々私たちの家に来ていっしょに食事をしてたし、大きなパーティーがあると私たちも呼んでくれてた。使用人の娘の私とルナ姉ちゃんも我が子のようにかわいがってくれてるし、ゼロスとも兄妹のように育てられた。
>ゼロスは、ちょっとかわった子だった。そだちのせいかもしれないけど年下の私にたいしても、誰にたいしても敬語を使う。気づいた時からずっと「リナさん」って呼ばれてた。しゃべりかたも普通の子よりずっと大人っぽかったs、こっぱずかしいセリフをサラリと言えるのもゼロスの一つの特徴だった。色白で、肩まで伸びている長く、深い紫の髪、同じ色の瞳、奇麗な顔立ち。これで「奇麗なお姉さん」なんて言われたらそこらへんの女は、いっぱつでおちる。でも私からしてみればただの頼りない兄ちゃんだった。
>だけど…いつからだったのだろう。そんなゼロスを一人の男性として意識するようになったのは。

 そうなるんですのねぇーっ!
 次回、楽しみにしておりますわっ!


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5887ありがとうございますぅ〜理奈 E-mail 1/1-08:31
記事番号5878へのコメント
すっごくうれしぃいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!
ってさけんでしまった。こんにちはぁ〜!!!
感想ありがとうございますぅ!すっごくすっごくすっごく感謝です!
ああぁ、理奈の幸せもん!!
短いレスでごめんなさいですけど、続き書いてますから読んでくださればうれしぃです。であであ。

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6024ありがとうございました庵 瑠嬌 1/10-22:00
記事番号5887へのコメント


 庵 瑠嬌でございます。
 あの、魔族のやり方、で起こったことについて、ひとつ、おれいと、おわびをさせていただきます。
 まず、レスをつけてくださって、本当にありがとうございました。
 そして、まきおこった事態に、ちゃんと謝って、しかも、わたくしを責めぬようとまでおっしゃって下さって、ありがとうございました。
 わたくしは、インターネットというものが、どういうものか、理解してはいなかったようです。
 たくさんの方がごらんになるというのを、理解せずに軽率なことを書いてたのだなと思うと、本当にすまなく思います。
 これからも、感想書いて下さい。
 わたくしに向けた感想も、他の誰かが読んでらっしゃることもありますから、少し怖いと思われるかもしれませんが、基本的にここにいらっしゃるのは、スレイヤーズが好きな方ばかりなのですから。
 まだ、あのツリーを全部読んではおらず、ざっと流し読みしかしていませんので、後でフロッピーにとってじっくり見ようと思っているのですが、本当に、いろんなことを書いて下さって、ありがとうございました。
 それでは、頑張って下さい。