◆-Sweet Hearts 1-理奈(2/8-04:37)No.6239
 ┗Sweet Hearts 2-理奈(2/8-04:44)No.6240
  ┣もお爆笑(笑)-鷹之原 零夢(2/8-12:31)No.6243
  ┃┗きゃ、さっそく感想ありがとうございます。-理奈(2/8-13:36)No.6245
  ┗Sweet Hearts 3-理奈(2/8-13:22)No.6244
   ┣素敵です!!-鈴綾 零(2/9-14:19)No.6259
   ┃┗ありがとうございまぁす。-理奈(2/11-10:55)No.6270
   ┗Sweet Hearts 4-理奈(2/11-10:44)No.6269
    ┗Sweet Hearts 〜Fin〜-理奈(2/11-12:00)No.6271
     ┣うふふふふ・・・(怪)-ひなた(2/11-14:06)No.6272
     ┃┗遅れてすみません。-理奈(2/15-06:19)No.6316
     ┗Re:Sweet Hearts 〜Fin〜-Merry(2/11-21:28)No.6275
      ┗感想、ありがとうございます。-理奈(2/15-06:24)No.6317


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6239Sweet Hearts 1理奈 E-mail 2/8-04:37


えっと前の「緑の海」に続けて投稿したんですけどずーっとしたの方に
なってしまったのでこれは、新しいツリーにします。バレンタインが
近づいてくる中みなさん色々と書かれてますね。私もバレンタインストーリーを
書いて見ました。もちろんゼロリナ、ゼルアメ、ですのでよかったら
読んでくださいませ。

Sweet Hearts 1

パカ…
バサバサバサ!!
その音にみんな振り替える。
嫌な感じがして開けてみたあたしの靴箱。数えきれないほどの手紙がすべりおちる。それでもまだ靴箱の中には、手紙がおしこまれている。ただのシンプルな白い封筒から少女趣味な封筒までその数…わからん。数えたくもない。
ハァ〜…
あたしは、また深いため息をはく。昨日も、一昨日もその前も同じように手紙が靴箱に入っていた。
今時、靴箱にラブレターなんて…まだやるのね…
あたしは、なんとか靴をはきかえ、およそ二十枚以上の手紙を拾い上げる。
ったく…よくこんなに…
中には、ぶあつい手紙もある。
読む気にもなんない。っていつも読まないけど。
あたしは、その手紙を近くにあったリサイクル用のごみ箱に捨てる。
あぁ、なんて自然にやさしぃあたし。
「リナさん!」
後ろから朝っぱらから元気のいい声がする。ふりかえると黒髪を肩のあたりで切り揃えている大きな瞳の少女がこれまたあたしと同じように手に十枚以上ある手紙を持って立っていた。
「おはよ、アメリア」
「おはようございます。今日もすごい数の手紙ですね」
アメリアは、ごみ箱に入ってる手紙を見て言う。
「なーに言ってんのよ。あなただってすごいじゃない」
「リナさんには、かないませんよ」
アメリアは、そう言ってごみ箱に手紙を捨てる。そしてあたし達は、教室へと向かう。
「どう?ゼルには、もう言ったの?」
「リナさん!!声がおおきいです!」
あたしが言うとアメリアがあわてて回りを見る。
あなたの方が声おおきぃって…
「り、リナ・インバースさん!」
いきなり大きな声で男子が目の前に現れる。顔を赤くして下を見ている。下級生か、かわいらしぃ男の子である。
「あ、あの、ぜひ――」
「いや」
「…はい?」
耳わるいのか、こいつ。
あたしの答えにポカンと口を開けてつったってる。
「スイート・ハーツの事でしょ。わるいけど、あたし、行く気ないから」
あたしは、そう言って男子を残して歩き出す。アメリアは、チラっと男子を見てあたしの後を追う。
「ひどいですよ、リナさん。あんな断り方。もっといい断り方ないんですか?」
いい断り方って…
「どうせ断るんだから。どっちにしても相手をきづつけるんだからきっぱり、さっぱり断った方がいいでしょ」
スイート・ハーツ。あたしたちの学校の毎年恒例のバレンタイン・ダンス。バレンタインの夜に学校の体育館をダンスフロアに変えてカップルが踊るダンスパーティーがある。で、いつからかわからないけどそのパーティーで最後のダンスを好きな人と踊ると永遠に結ばれると言うどこにでもありそーなジンクスがある。だから今学校では、男子と女子が先を争い、ひっしになって好きな人をさそってるんだけど。はっきりいってあたしには、関係ない。だって、パーティーって言っても食べ物は、でないし、8時から12時って言う時間帯は、あたしの大事な睡眠時間だもん。しかも今年のバレンタインは、日曜日だから次の日の朝起きれなくて学校へいけないかもしれないし。それにフォーマルだからドレスアップもしなきゃいけない。なんのメリットもないダンスパーティーへ行く気には、ならない。
だけどこの一週間ずーーーっとこのあたしといっしょに行きたいと思ってる命知らずがラブレターとか送ってくる。さっきの靴箱のやつもそうだ。
まぁ、このあたしと行きたいとおもってくれてるのは、うれしぃ。ふ、うつくしぃって罪ね。
「でもリナさん、本当に行かないんですか?」
あたしは、かばんを机の上においてすわる。となりの席のアメリアも教科書をとりだす。
「おいしいご飯がでるんだったら行くけど」
「そうですか…あっ」
アメリアは、机に入っていた手紙を見つける。
「ゼルからじゃないのぉ??」
あたしは、ニヤニヤわらいながらアメリアをひじでつっつく。
「ちがいますよぉ〜」
顔をまっかにして手紙をやぶるアメリア。
あんたの方がひどいことしてるんじゃ…
「まぁ、あのゼルが手紙なんか書くはずないか」
一年上のゼルガディスは、学園トップ5に入る女子の人気者。小さい頃からいっしょだったアメリアは、ずーっと彼に片思いでこんどのダンスパーティーにさそって告白するつもりだけど。あのゼルが喜んでダンスパーティーになんか行くだろうか。
「おい、リナ」
教室にひょっこりと顔を出すガウリィ、と同時に女子の黄色い声が上がる。
ゼルと同じくあたしたちより一年上で学園トップ5に入るガウリィ。
「なに」
あたしは、たちあがりガウリィのところへ行く。
「クラスのやつにたのまれた」
そう言って四枚の手紙をさしだす。
あたしは、ため息をはいてうなだれる。
うんざり…
「すてておいて」
「わかった。おまえもたいへんだなぁ」
「そうなのよねぇー」
あたしは、得意げになる。
やっぱりこの美貌のせーかしら。
「こんなぺちゃぱいなやつと行きたいなんてみんなもの好き――」
どすっ!
「なんか言ったかなぁ、ガウリィ君?」
「い…いや」
あたしのはなったパンチにお腹をおさえて苦しむガウリィ。
「じゃぁな」
「うん」
ガウリィは、お腹を押さえたまま自分の教室へともどる。あたしは、席にもどる。回りの女子がうらやましそうにあたしを見る。
たしかにガウリィは、かっこいいけど中身は、クラゲなのに。
ハァ〜…
あたしは、またため息をはく。
あぁ〜、早くバレンタインすぎてくれないかなぁ〜…

続く。

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6240Sweet Hearts 2理奈 E-mail 2/8-04:44
記事番号6239へのコメント

Sweet Hearts 2

「きゃぁあ〜〜!!」
ブッ!!
「わっ!」
いきなり教室の外で上がった甲高い悲鳴にあたしは、飲んでいたミルクを吹き出してしまった。
「きたないですよぉ〜、リナさん」
アメリアは、あたしの吹き出したミルクをふきとる。
女子の悲鳴、昼休み!!もしや!?
あたしは、あわてて立ち上がる。
「に、にげるよ、アメリア!!」
「にげるって、どこへですか、リナさん」
今、一番聞きたくなかった声があたしのすぐ後ろから聞こえる。あたしは、ぎぎーっとふりむく。そこには、おもったとおりのニコニコ顔の男が立っていた。
やっぱり…
「ぜ、ゼロス…」
いったんつかまるとこの男からは、絶対逃げられない…
あたしは、あきらめてすわる。ゼロスは、いすをひっぱってきてあたしのすぐとなりに座る。
一気に回りの女子の鋭い視線があたしに突き刺さる。
だからいやなのよぉ〜…いくらなれたからって今は、バレンタインが近いのに…
「やっぱりきたわね…」
「ぼくのこと、待ってたんですか?うれしぃですよ、リナさん」
ゼロスは、うれしそうな顔であたしの手を握る。
「ちがう!!」
あたしは、おもいっきり否定して、その手をふりほどく。
ゼロス・メタリオム。あたしの一年上でこいつも学園トップ5、しかもNO.1。闇色の髪が肩まであり、深い紫の瞳。色白で女性にやさしく、生徒会長と言う事で女子にとっちは、王子様的存在なんて言われてるけど…。かっこいい。かっこいいが中身に問題がある。こいつ、なにかとあたしにちょっかいだしてきて回りからは、うらまれるし、とことん迷惑なやつ。
「こんにちは、アメリアさん」
彼は、にっこりと微笑む。
こいつ、だれにでもこの顔をするのか。
「こんにちは、ゼロスさん」
「で…なんのよう」
あたしは、パンをかじる。
「いやですねぇ、リナさん。わかってるくせに」
ゼロスは、あたしにちかづく。
だからやめて…クラスのみんなが見てる。
「わかってるって何を」
あたしは、顔をしかめる。
「ぼくにあえないから寂しがっていると思いましてあいに――」
あたしがジロっとにらんでるのに気づいてゼロスは、口をつむぐ。
「どーせスイート・ハーツのことでしょう」
あたしは、最後の一口のパンを口のなかにほうりこむ。
「わかってらっしゃるじゃないですか」
「モグ…どうせ…モグ…そんなことだろうと思った」
あたしは、ミルクを飲む。
「でもあたし、行く気、ないから」
「どうしてですかぁ〜?」
ゼロスは、おおげさにがっかりした顔をする。
あぁ〜、うっとぉしぃ…
「行く気ないの」
「では、ぼくがさそってもですか?」
なんかいっそう視線がするどくなったような…
「いかない。後ろから刺されたくないもん」
あたしは、立ち上がる。
「あっ、リナさん、どこへ行くんですか?」
アメリアは、お弁当箱をしまって、言う。
「職員室。先生に呼ばれてるの。すぐもどってくるから。じゃね、ゼロス」
あたしは、逃げるように教室を出る。

あれ?
あたしは、首をかしげる。
机の下を見る。
ない。
机の中。
まさかぁ。
なんで?教室出るときには、ちゃんとあったのに。
「アメリア」
ビクっとアメリアの肩がふるえた。
なんか知ってるな。
「あ〜めぇ〜りぃ〜あ〜」
「は、はい」
アメリアは、ゆっくりと顔をこっちにむける。
頬に一筋汗が流れてる。
先生に呼ばれて職員室に行き、もどってきてゼロスがいないことを知りホッとして次の時間、テストだから復習でもしようと思ったらかばんがなかったのだ。
「あたしのかばんは、どこかなぁ〜?」
「さ、さぁ〜」
とぼけてるつもりだけどバレバレ。
「ちょっと、冗談やめてよね!次の時間テストなのよ!やばいのよ!復習しないと!」
「り、リナさん、目すわってますよ…」
アメリアは、恐怖に顔を青ざめている。
「アメリアちゃぁ〜ん??」
「ああ!!言います、言います!」
あたしの目に殺気を感じたのかアメリアは、あとずさる。
それで、いい。
「ゼロスさんが持って行きました」

バン!!
「ゼロス!!」
「なんですかリナさん。もっと静かにドアを開けられないのですか?」
いけしゃーしゃーと言い放つゼロス。まるであたしが来る事がわかっていたみたいな(いや、わかってただろう)言い方。
生徒会室。ゼロスは、自分の、生徒会長の椅子に座っていた。あたしは、ゼロスの前に行くと、バン!と手を机の上にたたきつける。しかしゼロスは、あいかわらずニコニコ顔でいる。
「あたしのかばん、かえして」
「なんの事でしょうか?」
ゼロスは、手を組んでその上に頭を乗せてほほえむ。
「アメリアから聞いたの。かえしないさいよ!」
「そうですか。でも筆箱以外必要ないでしょう?別に何も大事な物は、はいっていなかったですし」
「あんた…中見たわね…」
「さぁ〜」
とぼけるのは、こいつの得意技。
むきぃいい!!
プチ切れすんぜん!
「かえせ!次の授業テストなのよ!復習しなきゃいけないの!!」
「おや?リナさんの頭のもちぬしだったら復習しなくても楽に良い点取れるんじゃないですか?」
うっ…たしかに…あたしは、これでも学園トップクラスの成績を持っているけど…けど…
「こ、ここんとこちゃんと先生の授業聞いてなくて…や、やばいのよ…」
くっ…リナ・インバースの失態をこんなやつに話さなければいけないなんて…
「そうですかぁ〜」
「だから、ね?かえしてください?」
あたしは、礼儀よく言う。
「そうですねぇ〜」
彼は、ニッと意地悪く笑う。
ピシッ!
こんなやつに礼儀もクソもあるか!!
「かえせぇ〜!!」
あたしは、机を回ってゼロスの襟首をつかむ。
「条件があります」
「条件?」
なんか嫌な予感。
「はい」
ゼロスは、満面の笑みを浮かべる。
この微笑み…やはりなんかあるな…
「スイート・ハーツ、ぼくといっしょに行っていただけたら、かばんをかえします」
「あ、あんたねぇ〜!!」
あたしは、がくがくと彼を揺らす。
「や、やめてください。断ってもかまいませんよ。困るのは、リナさんの方ですから」
うっ…。
こ、断ろうか…でもこのテストで悪い点取ると成績がめちゃくちゃさがる…それだけは、なんとか避けないと…でも…
ゼロスは、困ってるあたしを見て笑ってる。
…ハァ〜…
「…ダンスのチケット、あんたが払ってね…」
「はい!!」
ゼロスは、勝ち誇ったようにおもいっきり微笑む。
「じゃ、かばんかえして」
「アメリアさんが持っています」

10分後、一人の女性の声がクラス中に響き渡る…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

実は、スイート・ハーツと言うダンス、私たちの学校や他の学校にあるんです。
と言うか私たちのすんでる学校区や、回りの学校区(他は、どうかしらないけど)には、ウインター・フォーマル、スイート・ハーツ、そして プロムと言う三大ダンスがあって他にもいろいろとちがったダンスがあるんですが、
今回は、スイート・ハーツを使ってストーリーを書いて見ました。ちなみに
バレンタインのスイート・ハーツ・・・私は、行きません・・・デートがいないから・・・だからこのストーリーは、行きたいけど行けないかわいそうな私の思いがつめられています。く、スイート・ハーツ、行かないとわかってたらウインター・フォーマル、行くんだった・・・

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6243もお爆笑(笑)鷹之原 零夢 E-mail 2/8-12:31
記事番号6240へのコメント

いいですねぇ(はぁと)もう笑いが止まりませんよ(笑)
ゼロリナって書いてあったからかなり期待して読んでました。
そしたらもうおもしろいのなんのって・・・・(笑)
こーゆーゼロリナすごい好きなんです(ワシ書けんからよけいに(笑))

*******************************************************************

>女子の悲鳴、昼休み!!もしや!?
>あたしは、あわてて立ち上がる。
>「に、にげるよ、アメリア!!」
>「にげるって、どこへですか、リナさん」
ここのテンポの良さ好きです(笑)
しかし昼休み=女子の悲鳴の等式で直ぐさま思い当たるってのは
ゼロスそーとーリナのクラスに遊びに来てるなって感じしました(爆笑)
>今、一番聞きたくなかった声があたしのすぐ後ろから聞こえる。あたしは、ぎぎーっとふりむく。そこには、おもったとおりのニコニコ顔の男が立っていた。
(爆笑)思わず想像図が頭に・・・(笑)
>やっぱり…
>「ぜ、ゼロス…」
>いったんつかまるとこの男からは、絶対逃げられない…
>あたしは、あきらめてすわる。ゼロスは、いすをひっぱってきてあたしのすぐとなりに座る。
・・・・一度ならず何回か逃げたことあるのねリナ(苦笑)
>ゼロス・メタリオム。あたしの一年上でこいつも学園トップ5、しかもNO.1。闇色>の髪が肩まであり、深い紫の瞳。色白で女性にやさしく、生徒会長と言う事で女子>にとっちは、王子様的存在なんて言われてるけど…。かっこいい。かっこいいが中>身に問題がある。こいつ、なにかとあたしにちょっかいだしてきて回りからは、う>らまれるし、とことん迷惑なやつ。
きゃ〜ほんまにゼロスかっこえぇのぅ♪
>「ぼくにあえないから寂しがっていると思いましてあいに――」
>あたしがジロっとにらんでるのに気づいてゼロスは、口をつむぐ。
(苦笑)
>「では、ぼくがさそってもですか?」
>なんかいっそう視線がするどくなったような…
>「いかない。後ろから刺されたくないもん」
・・・リナだったら大丈夫だと思うのだけど・・(笑)
>「あたしのかばん、かえして」
>「なんの事でしょうか?」
>ゼロスは、手を組んでその上に頭を乗せてほほえむ。
(笑)あーいーなこの構図。ワシが画力あったら描けるのにぃ〜(ほろほろ)
かわいぃぃぃ〜(はぁと)
>「アメリアから聞いたの。かえしないさいよ!」
>「そうですか。でも筆箱以外必要ないでしょう?別に何も大事な物は、はいっていなかったですし」
>「あんた…中見たわね…」
>「さぁ〜」
>とぼけるのは、こいつの得意技。
(苦笑)・・・とゆーかそれ犯罪(笑)
>「こ、ここんとこちゃんと先生の授業聞いてなくて…や、やばいのよ…」
>くっ…リナ・インバースの失態をこんなやつに話さなければいけないなんて…
>「そうですかぁ〜」
>「だから、ね?かえしてください?」
>あたしは、礼儀よく言う
リナちゃんかわいぃ〜(笑)内心むちゃくちゃ複雑すぎな心境であろう(笑)
>ゼロスは、困ってるあたしを見て笑ってる。
きっと「リナさん困った表情も可愛い(はぁと)」とかって思って・・・(殴)
>「じゃ、かばんかえして」
>「アメリアさんが持っています」
>
>10分後、一人の女性の声がクラス中に響き渡る…
アメリア・・・安らかに(←殺すな(汗))(笑)

*******************************************************************

> 実は、スイート・ハーツと言うダンス、私たちの学校や他の学校にあるんです。
>と言うか私たちのすんでる学校区や、回りの学校区(他は、どうかしらないけど)には、ウインター・フォーマル、スイート・ハーツ、そして プロムと言う三大ダンスがあって他にもいろいろとちがったダンスがあるんですが、
>今回は、スイート・ハーツを使ってストーリーを書いて見ました。

・・・?里奈さんってもしかして外国在住・・・かな?
いや、プロムってたしか卒業パーティーみたいなもんじゃなかったかなぁ?って
思って(違うかな?(汗))

では。おもしろかったです。


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6245きゃ、さっそく感想ありがとうございます。理奈 E-mail 2/8-13:36
記事番号6243へのコメント

こんにちはぁ〜、理奈でぇ〜す!!

>いいですねぇ(はぁと)もう笑いが止まりませんよ(笑)
>ゼロリナって書いてあったからかなり期待して読んでました。
>そしたらもうおもしろいのなんのって・・・・(笑)
>こーゆーゼロリナすごい好きなんです(ワシ書けんからよけいに(笑))

前回は、ちょっとシリアスだったので今度は、おもしろいのにしようとチャレンジしてみましたぁ〜。よかったぁ〜〜。

>ここのテンポの良さ好きです(笑)
>しかし昼休み=女子の悲鳴の等式で直ぐさま思い当たるってのは
>ゼロスそーとーリナのクラスに遊びに来てるなって感じしました(爆笑)

へへ、実は、自分でも「お、ここなかなかいい」って思ってしまった。えぇ、
毎日、毎日遊びに行ってるゼロス君。

>きゃ〜ほんまにゼロスかっこえぇのぅ♪

ストーリー書くのに大切にしなきゃいけないのがそのキャラの特徴を
うまく書け、そしてかっこよく、かわいく書けるのが一番大事だと私は、
思ってます。だから私の書いたゼロス君をかっこいいと思ってくれるの、
すっごいうれしぃです!

>(笑)あーいーなこの構図。ワシが画力あったら描けるのにぃ〜(ほろほろ)
>かわいぃぃぃ〜(はぁと)

あぁ、よかったぁ、わかっていただけたんですね、この構図。自分でも、
なんか変だなと思ってたんですが。よかった。

>・・・?里奈さんってもしかして外国在住・・・かな?
>いや、プロムってたしか卒業パーティーみたいなもんじゃなかったかなぁ?って
>思って(違うかな?(汗))

ええ、実は、今ロスにいます。うぅ〜ん、私たちの回りは、卒業パーティー
じゃないんですね。他のところは、どうか知りませんけど。まぁ、最後のダンス
パーティーでは、あります。で、卒業の夜は、ただのパーティーがあるんです。

>では。おもしろかったです。

ありがとうございます!!もしよければ続きも読んでくださればうれしいです!

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6244Sweet Hearts 3理奈 E-mail 2/8-13:22
記事番号6240へのコメント

Sweet Hearts 3

「リナさんったらひどいんですよぉ〜」
「どっちが。自分のために友達を売ったくせに」
放課後、あたしたちは、おなかがすいたのでファーストフードに寄っていた。
「リナを売るなんて。ゼロスになにを言われたんだ?」
ガウリィは、パクっとハンバーガーを口に入れる。
「うっ…それは…」
アメリアは、困った顔をする。
ふふふ、言えないわよねぇ〜、ゼルに書いた手紙を渡すかわりにあたしをはめてくれってゼロスに言われたなんて、ゼル本人の前では。
アメリアは、なんとかあたしと顔を合わせないようにする。
「ったく。スイート・ハーツなんてそんなに行きたいものなのぉ?」
あたしは、三つ目のハンバーガーにパクつく。
「ガウリィは、行くの?」
「ああ」
「えー!!誰と?」
ガウリィの意外な言葉に皆叫ぶ。
「シルフィールと」
「へぇ〜、あの学園トップの美少女のシルフィールさんとですか」
「で、おまえは、どうするんだリナ?」
ポテトを口に入れたずねるゼル。
「リナさんは、ゼロスさんと行くんですよねぇ〜」
「アメリア!」
「ああ、知ってる」
ガウリィとゼルは、ニヤニヤ笑ってる。
「へ?なんで?」
「言ってたぞ、『リナさんと行く事になりましたから誘っても無駄ですよ』って。その時の女子の様子ったらすごいもんだったぞ。叫んだり、泣いたり、中には、気絶したやつもいる」
そーだった…ゼルとゼロスって同じクラスなのよね…
それより!!ゼロスのやつ!!ああぁ〜…学校行きたくない…更に女子からのいやがらせがふえるだろうなぁ…
「で、ゼルは、誰と行くのさ?」
あたしは、チラっとアメリアを見る。あたしの質問にアメリアは、まともに顔色を変える。
ふふふふ、さっきのおかえしだ。
「まだわからない」
あたしは、彼の意外な言葉におどろく。
「へぇ〜、じゃ、行く気は、あるのね」
ゼルの事だからあんなのに行くはずないと思ってたけど。
「り、リナさん、いっしょにドレス買いに行きましょ」
ふ、アメリアのやつゼルの話題からそらそうと…え?
「そ、そーだった…フォーマルなのよね…」
ど、どうしよう…
あたしは、思いっきり頭を押さえる。

二月十三日、土曜日。学校では、明日のバレンタイン・パーティーの話題でもちきりだった。
ハァ〜…
あたしは、ため息をはく。このごろ、ため息ばっかり…
気が重いなぁ〜…行きたくないなぁ…
にげちゃおっかな…
あたしとゼロスがいっしょに行くという事が学校中に広がり男子からの誘いや、靴箱の手紙は、なくなったが、そのかわり女子の痛いほど刺す視線は、前よりいっそうするどくなった。今日、無事帰れるといいけど…後ろから刺されなければいいんだけど…
今は、放課後であたしは、教室でアメリアの事を待っていた。
「リナさぁ〜〜ん!!」
すると教室のドアが勢い良く開き、アメリアが入ってきた。
「どうだった?」
「オッケーですぅ〜!!」
アメリアは、目に涙を浮かべあたしにだきつく。
「やったじゃない!」
「ゼロスさんのおかげです!」
う…あいつの名が一瞬出て言葉がつまる。
アメリアは、この前、ゼロスに頼んでゼルに誘いの手紙をわたしてもらい、今日は、ゼロスにゼルを呼び出してもらい告白に行ったのだ。
「よかったねぇ〜」
あたしたちは、教室を出る。
「うふふふ」
横で気持ち悪い笑いをあげるアメリア。
そして校門を出た後だった。
「あっ!」
「ど、どうしたんですか、リナさん。いきなり大きな声を出して」
「忘れ物、ごめん、アメリア。ちょっと待ってて」
あたしは、そう言って走る。
お弁当箱、机の中に入れっぱなしだったぁ〜。くさっちゃーう!
土曜日なのだけれど、お昼まで待てないあたしのおなかさんのためにお弁当を作って持ってきてたのだった。
あたしは、階段を駆け上がる。
ん?
誰かがあたしのクラスに入っていった。闇色の髪。ゼロスだ。
あたしは、ドア越しから中を見る。ゼロスといっしょにいるのは、あたしのクラスの女子。ゼロスは、女子に手紙を渡す。すると女子は、それを大喜びで受け取りゼロスに抱きつく。
「なっ!」
しまった!
あたしのあげた声に2人は、こちらを見る。自然に声が出てしまった。
あたしは、いそいで走り出す。
「リナさん!」
その後をゼロスが追う。
階段をおりようとした瞬間、腕をつかまれる。
こいつ、足、早い。
「リナさん、待ってくださいよ」
「は、はなしてよ」
「何を怒ってるんですか?」
あたしは、キッと彼を見上げる。ゼロスは、困った顔をする。
「べ、べつに怒ってなんかないわよ!」
あたしは、ゼロスの手をふりほどく。
「あっ」
ゼロスは、ポンと手をたたく。
「ぼくがあの人といたのを見てやきもちをやいたんですね」
「ち、ちが――!!」
あたしは、思いっきり否定しようと思った…が…。本当の事だった。不覚にもやきもちを焼いてしまった…このゼロス相手に…。
ゼロスは、ニコっとわらう。
「あの人が好きな人が僕のクラスにいるんですよ。ですから手紙を渡すようたのまれてその返事の手紙を渡しただけです」
あたしは、ぷいっとそっぽをむく。
「信じてください。ぼくが好きなのは、リナさんだけですから」
彼は、あたしの顔をのぞきこむ。深い紫の瞳。すいこまれそう…。
あたしは、顔を赤くする。
「信じられないわ」
あたしは、なんとか目をそらす。
「では、どうしたら信じていただけるんですか?」
「自分で考えなさいよ」
ニッと彼の口の端がつりあがる。
「では…」
「わっ…ん!」
いきなり抱き寄せられ唇をふさがれてしまう。
深いキス…
息が出来ない…
頭がボーッとする。
「ハァ〜…」
ようやくはなしてもらい、あたしは、息をすう。
「これで信じていただけましたか?」
いつもの笑顔…でもいつもよりあたたかい感じがする…
「…うん…」
あたしは、コクンとうなづき、顔を真っ赤にして下をむく。
「では、ぼくは、まだ生徒会の仕事が残ってるんで」
ゼロスは、あたしの頬に手を置き反対の頬にキスをする。
「明日、お向かいに上がります」
彼は、そう言って歩いて行った。
後には、ようやく事態をはあくしたあたしが頭から湯気が出るほど顔を真っ赤にして立っていた。

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6259素敵です!!鈴綾 零 E-mail 2/9-14:19
記事番号6244へのコメント

うっきょーん。ラブラブだわっ!!
もう、さいこーです。にへにへしてます。
それでは、コメントです。


>「言ってたぞ、『リナさんと行く事になりましたから誘っても無駄ですよ』って。その時の女子の様子ったらすごいもんだったぞ。叫んだり、泣いたり、中には、気絶したやつもいる」

ゼロス君ってば、すっごい人気、、、わかる気がするけど、、、
ある意味すっごく一途ですよね、ゼロス君。


>アメリアは、この前、ゼロスに頼んでゼルに誘いの手紙をわたしてもらい、今日は、ゼロスにゼルを呼び出してもらい告白に行ったのだ。

そんなまわりくどいことしなくても、多分オッケーなのにね。
まぁ、恋する乙女は、臆病かつ大胆なものよね、、、


>誰かがあたしのクラスに入っていった。闇色の髪。ゼロスだ。
>あたしは、ドア越しから中を見る。ゼロスといっしょにいるのは、あたしのクラスの女子。ゼロスは、女子に手紙を渡す。すると女子は、それを大喜びで受け取りゼロスに抱きつく。
>「なっ!」
>しまった!
>あたしのあげた声に2人は、こちらを見る。自然に声が出てしまった。

くすくす、、、ショック受けてる、受けてる、、、


>「ぼくがあの人といたのを見てやきもちをやいたんですね」
>「ち、ちが――!!」
>あたしは、思いっきり否定しようと思った…が…。本当の事だった。不覚にもやきもちを焼いてしまった…このゼロス相手に…。

くぅぅっっ
いいのよ、リナちゃん。
だって、あなたはなんだかんだ言っても、ゼロス君のこと好きなんだから。


>「信じてください。ぼくが好きなのは、リナさんだけですから」

あぁ、、、とけてしまうわ、、、
とろとろとろとろ、、、、、、(液化)


>「では、どうしたら信じていただけるんですか?」
>「自分で考えなさいよ」

ばっかねぇ、、、ゼロス君が考えたら、もう、、、

>ニッと彼の口の端がつりあがる。
>「では…」
>「わっ…ん!」
>いきなり抱き寄せられ唇をふさがれてしまう。

ほら、ね。
あぁ、でもいいですねぇ、、、いきなり抱きしめられてキス、、、
乙女なら1度はあこがれるシチュエーション、、、よね、、、?


>深いキス…
>息が出来ない…
>頭がボーッとする。

ゼロス君たら、、、テクニシャンね、、、(爆)


>あたしは、コクンとうなづき、顔を真っ赤にして下をむく。

かぁわいい!!
リナちゃんが、かわいいよぅ!!


>「では、ぼくは、まだ生徒会の仕事が残ってるんで」
>ゼロスは、あたしの頬に手を置き反対の頬にキスをする。

どこまでもキザね、、、似合うけど、、、


甘甘でいいですねぇ、、、
ほんと、世間はバレンタイン、、、
どっかで書いた試食用チョコレート食べにいかなきゃ。

パーティーだから、もっともっとキザで素敵なゼロス君でてきますよね?
期待してます!!
フォーマルなリナちゃん、、、ゼロス君に食べられないよう気をつけてね。

それでは。
鈴綾 零でした。




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6270ありがとうございまぁす。理奈 E-mail 2/11-10:55
記事番号6259へのコメント

こんにちはぁ、感想ありがとうございまぁす!

>うっきょーん。ラブラブだわっ!!
>もう、さいこーです。にへにへしてます。

そうですか??今回は、みんなの顔がもとにもどらないほどニヤニヤしてほしくて
あまあまに挑戦してみましたぁ。

>ゼロス君ってば、すっごい人気、、、わかる気がするけど、、、
>ある意味すっごく一途ですよね、ゼロス君。

ほんと人気者・・・
あそんでるように見えてほんとは、すごく一途な人。あたしのタイプだわぁ。
こんな人回りにいないかな・・・

>あぁ、、、とけてしまうわ、、、
>とろとろとろとろ、、、、、、(液化)

とろけてしまってくださぁーい。私も書いていて顔がニヤニヤ。いわれてみたい
わぁ、こんなセリフ。

>ほら、ね。
>あぁ、でもいいですねぇ、、、いきなり抱きしめられてキス、、、
>乙女なら1度はあこがれるシチュエーション、、、よね、、、?

私もされてみたいわぁ〜。

>ゼロス君たら、、、テクニシャンね、、、(爆)

あはは!どこで習った、ゼロス君!!??

>パーティーだから、もっともっとキザで素敵なゼロス君でてきますよね?
>期待してます!!
>フォーマルなリナちゃん、、、ゼロス君に食べられないよう気をつけてね。

かっこいい(はずの)ゼロス君、続きにいまぁ〜す。でも自信ないなぁ。
これでも精一杯かっこよくしたつもりなんですが。

であ、感想ありがとうございまぁ〜す!!続きもぜひ、読んでくださいね。

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6269Sweet Hearts 4理奈 E-mail 2/11-10:44
記事番号6244へのコメント

「かわいいわぁ〜!さすが私の妹!」
「ねぇ〜ちゃ〜ん、やっぱいやだよぉ〜」
「なぁ〜にいってんの」
あたしは、鏡の前に立たされていた。ドレスを買うお金がないので、ねえちゃんに貸してもらおうと思って話したら、着せ替え人形にされていた。それでいろんなドレスの中から一時間もかけて選んでくれたのがこの赤のドレス。肩は、紐になっていて大胆な胸元。それに太股まであるスリット。シンプルなデザインのドレスなんだけどこの赤が目立つ。
こんなの着た事ないからなぁ〜。
あたしは、鏡をのぞきこむ。
でも…けっこういいかな?
ピンポーン
ベルの音でビクっと心臓がはねる。
「王子様の登場かな」
ねえちゃんは、からかった口調で言う。時計は、7時45分を指していた。
あたしは、バッグとジャケットを持って玄関へ走ってねえちゃんのヒールをはいてドアを開ける。外は、真っ暗ですごく寒かった。
ゲートの前でゼロスがポケットに手をつっこんで立っていた。ゼロスの姿を見てドキっとしてしまった。
白のドレスシャツを腕まくりにしている。その上には、黒のベストに黒のズボン。それにいつもは、そのままにしていた髪を後ろで束ねてる。
この人ってほんと、闇が似合う男ね。
不覚にもかっこいいと思ってしまった。
「ほぉ〜」
ゼロスは、あたしを見るなり微笑む。
「な、なによ」
あたしは、顔をしかめる。
「いえ。そのドレス、似合ってますよ。リナさんの瞳と同じ紅い色」
「あ、ありがと…」
あたしは、顔を赤くしてうつむく。
「私が着せたのよ」
いつのまにねえちゃんがあたしの後ろに立っていた。
「リナの姉よ。よろしく」
「ゼロスです。よろしくおねがいします」
「じゃね、リナ。あまり遅くならようにね」
ねえちゃんは、意味ありげな笑みを残して家の中へともどる。
「では、行きましょうか」
ゼロスは、あたしの手を取り、止めてあった車のドアを開ける。
「あんた、運転できたんだ」
「はい」
ゼロスは、エンジンをつける。
「こうやってリナさんとドライブできるなんて、うれしいです」
考えてみれば車に乗るのって初めて。タクシーも使わないから。なんか不思議な感じ。
いつもは、30分かかるのを10分で学校についてしまった。そこには、もうたくさんの人が集まってみんな体育館へ向かっていた。
うわぁ〜…
あたしは、回りを見回していた。
すっごいドレスアップ…あたしは、これでもまだ地味な方みたい。
「あっ、リナさん!」
校門の前でアメリアとゼルが立っていた。かわいい白のふわっとしたドレスのアメリアと白のドレスシャツに深い青のネクタイと黒のズボンが様になっているゼル。
「あら、かわいいカップルさん」
「り、リナさん!?」
アメリアは、真っ赤になりゼルは、あっちの方を見るけど鼻の頭が赤い。
「リナさんも今日は、とても奇麗ですよ。ゼロスさんとすっごいお似合いです」
「あ、ありがと・・」
へへ…なんかはずかしいなぁー。
「さ、みなさん、行きましょう」
ゼロスは、あたしの腰に腕をまわす。
あたしの顔が一気に赤くなり、こうぎしようと一瞬思ったが。まぁー、今日は、いいでしょう。
あたし達は、体育館の中へ入った。中は、真っ暗でDJのディスコライトが回っていて耳が痛くなるほどの音楽が流れていた。まだ始まったばかりだろうかあまり人がいないが、みんなもう、DJの音楽に合わせて踊っていた。
「へぇ〜…」
あたしは、ぽかんと口を開ける。
「どうしたんですか、リナさん?」
ゼロスは、あたしをひっぱって体育館の奥の方へと向かう。
「こーゆーのって初めてだからちょっと驚いて」
アメリア達も後を追う。
奥の方は、DJから遠いのであまり人が集まっていない。
「ね、ねぇ、どうやって踊るの?」
ゼロスは、いっしゅん困った顔をしたが笑う。
「ただ、音楽のリズムにあわせて身体を動かせばいいんですよ」
彼は、そう言って踊り始める。アメリアも、あのゼルまでも。
へ、へぇ〜…みんな結構なれてるんだね…
こまったなぁ〜…
あたしは、なにをやったら良いのか、わからなかったが他の人を見てあたしも同じように身体を動かす。
こ、これでいいのかな?
でも10分もしたらなれてきて、だんだん楽しくなってきた。
「リナさん、上手ですね!」
「アメリアだって!」
音楽が大きいから話す時、ほとんど叫びあってる。
あたしたちは、小さな輪を作って踊っていた。
「おまえら、俺達もまぜろよ」
「ガウリィ!」
ふりむくとガウリィとシルフィールが立っていた。
ガウリィも白のドレスシャツの上にベージュのベストにベージュのズボン。長い金髪もゼロスと同じように後ろでたばねてる。その方が動きやすいのだろう。
「うわぁ〜、シルフィールさんきれいですぅー」
「ありがとう、アメリアさん」
シルフィールは、長い黒髪にあってる黒のスレンダーなドレスを着ていた。袖も肩の紐もなく、肩がむき出しになっていt、ドレスの両サイドにスリットが入ってる。すっごい大人っぽいドレス。
ガウリィとシルフィールも輪に入って踊り始める。するといきなりスローソングに変わった、と同時に回りのカップル達は、お互いの肩や腰に腕をまわし、ほとんど抱き合ってる状態で身体を動かす。
「え…」
ゼロスもあたしを抱き寄せる。
「スローダンスも初めてみたいですね」
「う、うん…」
ひ、ひえぇぇ〜…こんなのはじめてだよぉ〜・・
あたしは、回りを見る。アメリアもゼルに抱き寄せられ彼の背に腕を回している。
あたしもおそるおそるゼロスの背に手を回す。
なんかはずかしぃなぁ〜…
ゼロスは、ゆっくりと身体を動かし、あたしも彼と合わせるように身体を動かす。あたしは、しだいに楽になって彼の胸に顔をうずめる。
トクン…トクン…
ゼロスの鼓動が聞こえる。
ふふ、なんかいいな、こーゆーの。

その後、また早い音楽になったりスローソングになったりしたけど音楽が途切れる事は、なかった。

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6271Sweet Hearts 〜Fin〜理奈 E-mail 2/11-12:00
記事番号6269へのコメント

Sweet Hearts

「ちょ、ちょっとたんま…」
あたしは、輪からぬけだし壁による。
「どうしました、リナさん」
ゼロスは、心配な顔をしてたずねる。
「ちょっと足が痛くて」
踊りっぱなしだったので足が痛くなってきた。
これってヒールなのよねぇ。ヒール、はくのってこれが初めてで歩いた事もましては、踊った事もなく、靴づれをおこしていた。
「だいじょうぶですか?」
「うん、心配しないで」
「では、最後の歌まで待ってますか?そろそろ時間なので」
あたしは、体育館の時計を見る。光でほんのり映し出されてる時間は、11時54分を指していた。
『みなさん、楽しんでいますか』
DJが話し始める。
『ですが次で最後です。最後の歌は、もちろんスローソング。ダンスフロアのスイートハーツたちに捧げます』
「さ、リナさん」
ゼロスは、またあたしを抱き寄せる。
彼は、あたしの足に負担が、かからないように支えてくれる。あたしは、今度は、精一杯背伸びしてゼロスの首に腕を回す。ゼロスもあたしが楽なように少しかがんであたしの腰に腕を回す。
「リナさん、今日は、楽しかったですか?」
耳のすぐ横で言う。少しくすぐったい。
「うん…楽しかった…」
「それは、よかったです」

『気づかなかった、ずっと
でもきっと心のどこかでは、想っていた
いつのまにか
いつからか
私は、あなたを目で追っていた』

ほんとに・・ほんとにそうだね。
いつからだったんだろう、ゼロスの事が気になるようになったのは。
耳のすぐ横で彼の吐息が聞こえる。身体が熱いのは、きっと暑いせーじゃないよね。ずっと、このまま、こーしていたいと言う心地よさが身体を包む。
『みなさん…よいバレンタインを…』
DJが言ったと同時に体育館の明かりがつく。カップル達は、なごりおしそうに、お互いを離す。
あたしもゼロスから身体を離す。
「たのしかったですよ」
ゼロスは、そう言ってあたしの頬にキスをする。

「はぁ〜〜、たのしかったぁ〜」
あたしは、ゼロスの車に乗りこんだ。
「それは、よかったですね」
「こんな楽しい夜はじめてぇ!」
ゼロスは、あたしの家へと車を走らす。
「うぅ〜ん、なんかこのまま家に帰る気分じゃないなぁ〜。ねぇ、どっか行こうよ」
「いいんですか?」
「うん」
そして彼は、車を走らす。そこは、丘の上だった。車から街を見下ろせる。
「うわぁ〜!!きっれぇ!」
「気に入っていただけました?」
「うん!」
「でも…リナさんの方がもっと奇麗ですよ…」
「え…わ!」
いきなりゼロスは、あたしのシートを倒し、おおいかぶさってくる。
「う…ん…」
そして唇がふさがる。
腰が砕けるような…深く…甘いキス…
そして唇を離し、そのまま首筋に唇をすべらす。
「ぜ、ゼロス…」
体中の力がぬける…動けない…
そのまま彼は、鎖骨まで唇をすべらせ、そこにキスする。
あたしは、されるままで瞳を閉じる…が、不意にゼロスは、唇を離す。
「ゼロス…」
あたしは、目を開ける。
ゼロスは、いじわるく微笑む。
「やっぱり今日は、やめておきましょう。あなたのお姉さんにもいわれましたし」
“あんまし遅くなるんじゃないわよ”
あたしは、ねえちゃんの言ったセリフを思い出し、顔を赤くする。
ゼロスは、エンジンをつけ、車を走らす。
「続きは、また今度ですね」
ゼロスは、ニッと微笑む。
「な、なんの!!」
あたしは、さけんでしまった。

ねぇ…ゼロス…
はい?
今、世界中であたし達と同じ事している人たちっているのかなぁ…
いますよ、きっと…お互いのぬくもりを感じながら時を過ごしている人たちが…
…そうだね…

あたしは、伝えたい。世界中のスイート・ハーツ達に。あたしは、今すっごく幸せなんだ、って。あなたたちと同じぬくもりを感じてるって…

Happy St. Valentine to all Sweet Hearts around the world.

FIN

~~~~~~~~~~~~~~~~~
さてさて。終わりました。今回は、めちゃくちゃ甘めに挑戦してみたんですが、どうでしたでしょうか??自分では、かなり良い出来に仕上ったと思いますけど。
さて、ダンスパーティー、なんの資料もなかったから自分の経験から書きました。ダンスもただ身体を動かしてただけだから書きやすかったです。えっと、ダンスフロアは、クラブ・ハウスか、ディスコと同じようですから。
で、ゼロス、ガウリィ、ゼルの服装もダンスに着ていった友達のを思いだして書きました。どうでしたか?ゼル以外、ゼロスとガウリィは、同じ服装です。ただベストと、ズボンが違う色だけ。リナのドレスは、私のと同じだけど私のは、黒です。赤にしたのは、したかっただけです。
このストーリーを書こうと思ったのは、もちろんバレンタインが近づいてきているからです。で、なぜチョコを渡す、じゃなくダンスパーティーなのかは、こっちには、チョコを渡すと言う習慣がなくパーティーの事を書いたらおもしろいかなぁ〜と思ったからです。でも私、Sweet Heartsに行った事ないんです…だから他のダンスをSweet Heartsに見立てて書きました。
自分としては、ゼロスとリナのイチャイチャが書けたので満足です。であ、読んでくれてありがとうございました。

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6272うふふふふ・・・(怪)ひなた E-mail 2/11-14:06
記事番号6271へのコメント

こんにちわっひなたです♪

読ませて頂きましたーっっらぶらぶ・・・ですね(笑)
なんか最近らぶらぶに飢えててやばかったんですけど・・・理奈さんの小説よんだらすっきりしました(笑)有難うございます♪

なんか・・・この前もおもったんですけどーーっ
妙に、ゼロスが大人っぽくみえるんですよね、理奈さんの小説って。
かなりうらやましいですっ。私、これから修行してこようと思います(どこへ)

でわでわーーっっこのへんで♪失礼しました☆

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6316遅れてすみません。理奈 E-mail 2/15-06:19
記事番号6272へのコメント

こんにちは、理奈です!お返事遅れてごめんなさい!


>読ませて頂きましたーっっらぶらぶ・・・ですね(笑)
>なんか最近らぶらぶに飢えててやばかったんですけど・・・理奈さんの小説よんだらすっきりしました(笑)有難うございます♪

私のこんなやつですっきりしてもらえてうれしぃですわぁ〜〜

>なんか・・・この前もおもったんですけどーーっ
>妙に、ゼロスが大人っぽくみえるんですよね、理奈さんの小説って。
>かなりうらやましいですっ。私、これから修行してこようと思います(どこへ)

そうですか??そんなこと言ってもらって感激です!!ひなたさんの
ゼロスもかっこいいですよぉ!!

感想ありがとうございます!!今みたらあぁ〜ら、続き、投稿されてますね。
今ちょっと時間がないけどあとでじぃーーっくり読みますぅ!でぁ〜。

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6275Re:Sweet Hearts 〜Fin〜Merry E-mail URL2/11-21:28
記事番号6271へのコメント

どうも、Merryです。
いいですね。ダンスパーティか。
日本じゃあまりやらないですよね。やっぱり。

ゼロスとリナのラヴラヴぶりが他の作品と違って結構あったので、
楽しかったです。
それでは、なんか変な感想ですが。

それと、悠久の風の感想ありがとうございました。
レスをつけるまもなく沈んでしまったので。
この場を借りてお礼を申し上げます。

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6317感想、ありがとうございます。理奈 E-mail 2/15-06:24
記事番号6275へのコメント

こんにちは、理奈です。感想ありがとうございます。返事が遅れてごめんなさい。

>いいですね。ダンスパーティか。
>日本じゃあまりやらないですよね。やっぱり。

ええ、友達にも聞きましたけど、日本では、あまりやらないのですね。
こっちは、うぅ〜ん、なんて言うんでしょう。行事みたいなものかな?

>ゼロスとリナのラヴラヴぶりが他の作品と違って結構あったので、
>楽しかったです。

そうですか??そう言ってもらえてすっごくうれしぃです!なんせ今回は、
「すごく甘いラブラブたくさん」をめざしてましたから。

>それでは、なんか変な感想ですが。

いぃ〜えぇ〜、すっごくうれしいです。感想ありがとうございます!
であぁ〜。